JP2000244576A - 隙間充填を有する光ファイバ遅延線バッファ - Google Patents

隙間充填を有する光ファイバ遅延線バッファ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光通信システムにおいて交換の間に、光信号
間の隙間を充填するシステムおよび方法を提供するこ
と。 【解決手段】 光スイッチは、メモリに常駐しプロセッ
サによって実行可能な隙間充填/スケジューリングソフ
トウェアプログラムを含む。新しい光データパケットが
光スイッチに到着した時に、プログラムは、利用できる
遅延を計算し、該遅延の1つが隙間の1つの時間位置内
に入り、特定の遅延から測った新しい光信号の持続時間
がその隙間の持続時間内に当てはまる場合に、その新し
い光信号をその特定の隙間内にスケジューリングする。
新しい光データパケットが既存のどの隙間にも当てはま
らない場合には、該プログラムは、従来のスケジューリ
ングのルーティングを使用して新しい光データパケット
を出力ファイバにスケジューリングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広義には電気通信
のシステムおよび方法に関し、より詳細には光通信のシ
ステムおよび方法に関し、さらに詳細には、固定長およ
び可変長、同期および非同期の光データパケット用の、
光伝送のギャップを最小にする隙間(void)充填手
順を組み込む光ファイバ遅延線バッファに関する。
【0002】
【従来の技術】電気通信プロバイダは、次第に光ファイ
バをベースにしたネットワークに移ってきた。光ファイ
バ遠隔通信ネットワークでは、入力光信号を方向付け、
適当な出力チャネルを選択するために、光ネットワーク
のノードに光スイッチまたは光ルータを含む光信号処理
手段が必要である。2つ以上のパケットが同時に出力に
到着するので、これらの光スイッチまたはルータはデー
タパケットを衝突させないように設計されている。光ス
イッチには、光スイッチを通過する光データパケットの
処理を支援するバッファが含まれている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】処理中の光データパケ
ットの衝突を防止するようになっている従来型の光交換
システムはある。しかし、これらの光交換システムは、
同期(すなわち、タイムスロット形式の)および非同期
の両方、および固定または可変長の光データパケットを
含む全ての潜在的な光データパケットの構成をアドレス
指定することができなかった。現在のインターネットプ
ロトコル(IP)トラヒックは、非同期可変長トラヒッ
クであるから、これには大きな制限がある。ある従来技
術のシステムは、同期固定長データパケットで衝突のな
い交換を行う光スイッチアーキテクチャ専用の交換動作
を開示している。しかし、このシステムは、可変長非同
期光データパケットに対応しない特定のアーキテクチャ
の光スイッチに限定されている。さらに、この従来技術
システムは、光データパケットのトランスポートと関連
した隙間またはギャップを充填しない。他の従来技術の
システムも光データパケットの交換方法を開示している
が、その方法は、固定長の光データパケットに限定さ
れ、波長分割多重化(WDM)に対応しない。WDM伝
送を使用しないと、システム性能全体が著しく劣化す
る。さらに、この従来技術のシステムも光トランスポー
トシステムで発生する隙間を充填する方法を開示してい
ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ファイバデ
ータパケット伝送システム用に以前に開発された光バッ
ファリングシステムおよび方法に関連付けられた欠点と
問題を実質的になくす、または少なくする、光伝送のバ
ッファリングを行う改善されたシステムおよび方法を提
供する。
【0005】より詳細には、本発明は、光通信システム
におけるスイッチング中に光信号間の隙間を充填するシ
ステムおよび方法を提供する。本光スイッチは、それぞ
れの出力ファイバが多数の波長を含む一連の出力ファイ
バを有する光バッファを含み、さらに、入ってくる光信
号に固有の遅延を引き起こす一連の遅延線を含む。ま
た、本光スイッチは、メモリに常駐しプロセッサによっ
て実行可能な隙間充填/スケジューリングソフトウェア
プログラムを含む。また、そのメモリは、以前に予定さ
れた光データパケット間のそれぞれの隙間の、波長、時
間位置、持続時間を含む。新しい光データパケットが、
光スイッチに到着した時に、隙間充填/スケジューリン
グソフトウェアプログラムが、新しい光信号の到着時間
から測られるそれぞれの遅延線の利用できる遅延を計算
し、(1)利用できる遅延の1つが、1つの隙間の時間
位置内に入る場合で、かつ(2)その特定の利用できる
遅延から測った新しい光信号の持続時間が、その隙間の
持続時間内に当てはまる場合に、特定の隙間内に新しい
光信号をスケジューリングする。
【0006】新しい光データパケットが、既存の隙間の
どれにも当てはまらない場合には(既存の隙間と合致す
る遅延がないためか、または、合致した隙間のスペース
が新しいデータパケットを収容するだけ十分に大きくな
いためか、いずれかで)、隙間充填/スケジューリング
ソフトウェアプログラムは従来のスケジューリングルー
チンを使用して新しい光データパケットを出力ファイバ
にスケジューリングする。従来のスケジューリングの間
に新しい隙間が生成された場合には、プログラムがこの
隙間をメモリに格納し、新しいデータパケットが到着し
た時に以前に充填されなかった隙間と一緒にこの新しい
隙間を充填しようと試みる。
【0007】本発明は、同期トラヒックと共に使用され
る一様でないバッファの光データパケット、およびバッ
ファが一様であるか一様でないかに無関係な非同期トラ
ヒックの光データパケットの光スイッチングの間に本質
的に生じる光データパケットの間の時間ギャップを充填
することで、重要な技術的利点を提供する。
【0008】本発明は、非同期または同期で、可変長ま
たは固定長である光データパケットの隙間充填を行うこ
とができる改良された光バッファを提供することで、他
の技術的な利点を提供する。
【0009】本発明は、等価な一様なバッファよりも実
質的に大きく見える一様でないバッファの隙間充填を行
うことができる改良された光バッファを提供すること
で、さらに他の技術的な利点を提供する。これによっ
て、同じハードウェアでシステム性能を向上させ、一方
で、生じる光信号間のギャップを同時に充填する。
【0010】本発明は、光スイッチのアーキテクチャに
無関係で、様々な光スイッチの固定/可変長光データパ
ケット、同期/非同期光データトラヒックモードに対し
てバッファリングを行うことができる、光バッファを提
供することで、他の技術的な利点を提供する。
【0011】本発明は、標準および波長分割の両方の多
重化光伝送システムに対して等しく満足に動作する隙間
充填バッファおよびバッファリングの方法を提供するこ
とで、まだその上に他の技術的な利点を提供する。
【0012】本発明は、バッファの深さまたはサイズを
増やすことなしに、非同期可変長のトラヒックの下でフ
ァイバ遅延線光バッファの性能を向上することで、さら
に他の技術的な利点を提供する。
【0013】本発明およびその利点をより完全に理解す
るために、同じ参照数字が同じ機能を示す添付の図面と
共に行われる下記の説明が参照される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態を図で
示すが、同じ数字は様々な図面の同じ部分および対応す
る部分を参照するために使用される。図は、固定長同期
トラヒックモードの例を代表的に図示するが(簡単にす
るために)、本発明は、固定長/可変長同期/非同期光
データパケットの任意の組合わせに等しく適用すること
ができることを理解されたい。
【0015】光データパケットのスイッチングまたはル
ーティングは、本発明によれば、光スイッチの出力を通
過する、以前の光パケットの処理で生成されたギャップ
または隙間に光パケットを挿入する隙間充填/スケジュ
ーリングの手順を使用して達成される。本発明は、隙間
充填方法を使用して光ファイバスイッチの性能を向上さ
せる改良された光バッファを提供する。本発明の光バッ
ファは、同期(すなわち、タイムスロット形式の)か非
同期かいずれかの可変または固定光データパケットで隙
間充填を行うことができる。
【0016】光スイッチは、システム固有の問題を発生
させる光バッファを合体している。メモリ容量(すなわ
ち、バッファの深さ)と保持時間が独立した別個のパラ
メータである電子的なメモリとは異なって、これら2つ
の機能が密接に関係しているという意味で、従来型の光
バッファは縮退している。したがって、x個のパケット
の保持時間を有する光バッファは、x個の(別個の)パ
ケットの容量も同様に有している。したがって、より大
きな保持時間を有するバッファを構築するには、バッフ
ァの深さを増す必要がある。従来型光バッファの1つの
基本的な機能は、出力でトラヒックが確実に一様になる
ようにするために、遅延がバッファの深さの範囲全体に
一様に1ユニット刻みでタイル張りになることである。
この一様なタイル張りによって、先入れ先出し(FIF
O)モードの動作が維持される。遅延の組を(1,2,
3,...,B−1,B)で表すことができる。ここ
で、Bは全体的なバッファの深さである。
【0017】図1Aと図1Bは、縮退したバッファと縮
退しないバッファの違いを図で説明する。図1Aは、同
報通信選択スイッチに含まれた縮退した(すなわち、一
様な)光バッファ14を図示する。図1Aにおいて、バ
ッファ14は、1とBの間に1の刻みで一様に分布した
合計でBの遅延線22を含む。同様に、それぞれの遅延
線22の長さまたは深さを図1Aに示す。示されている
ように、遅延線22の数は、図1Aのバッファ14の深
さに等しい。バッファの深さに制限がある場合には、所
定の深さBに対してより優れた性能を有するより効率の
よいバッファをつくるように努力するだけである。
【0018】図1Bは、一様でない分布の遅延線24を
利用して同じトータルのバッファの深さについてバッフ
ァの保持時間を増すために使用できる縮退しない(すな
わち、一様でない)光バッファ18を図示する。バッフ
ァ20内のそれぞれの遅延線24をX1からXBで示
す。ここで、Bは再度トータルのバッファの深さ(すな
わち、バッファにおける別個な遅延線の数)である。そ
れぞれの遅延Xiは、その値が別個の値であることを条
件として任意の値を取ることができる(すなわち、遅延
線24は、1の単位の刻みで分布していない)。図1B
もまた、それぞれの遅延線24の長さを示す。その結果
できる光バッファ20のバッファの深さもBであるが、
遅延線24は1とBの間に一様に分布していない。遅延
線24を完全に任意に分布させることができる。最大遅
延{Xi}がBより大きいか、またはBより小さい場合
には、保持時間がバッファ容量と異なるようになり、縮
退が破れる。したがって、より大きなバッファをつくる
ために、max{Xi}>Bの場合には、光バッファ
は、バッファの深さよりも大きな保持時間を有する。理
解しやすくするために、図1Aと図1Bに固定長のデー
タパケットのバッファを図示する。説明は、可変長パケ
ットにも同じように適用できることを理解されたい。
【0019】一様でない遅延線を使用することで、偶然
に、光バッファの出力で光データパケットの分布に隙間
が生じる結果になる。これによって、余分な利用が生
じ、システム性能を著しく劣化させることになる。非同
期可変長インターネットプロトコル(IP)トランスポ
ート(本来のIPトランスポート)の場合には、状況は
もっと複雑であり、その場合には、たとえバッファが完
全に一様な分布を有していても、これらの隙間は自然に
存在する。
【0020】一様でないバッファまたは非同期トラヒッ
クを使用して生じる問題を、従来の電子的通信システム
80(図2A)と従来の光通信システム90(図2B)
の比較として、図2Aと図2Bにさらに図示する。
【0021】図2Aは、電気的なスイッチ12の入力に
異なる時間(tとt)に到着した2つの電気的なデ
ータパケットEとEを示す。両方の電気的なデータ
パケットEとEは、電気的スイッチ12から出力1
3で送出される。しかし、t とtの間の時間差は、
バッファリング(または、時間遅延)がなければ信号E
とEは衝突しデータが失われるようなものである。
したがって、電気的なスイッチ13の中の電子的なバッ
ファ(または、メモリ)は、EとEの両方が出力1
3を通して送られる時に衝突しないように、電気的な信
号Eを遅らせる(すなわち、出力信号が異なる時間位
置を占める)。電子的なバッファは、非常に高精度なの
で、本質的に任意の必要な期間まで電気的なデータパケ
ットEを遅らせることができる。したがって、図2A
に示されているように、電気的なデータパケットE
十分長く遅らせて、Eが正確にEの後に出力される
ようにすることができる。このようにして、出力13か
ら、電気信号E1が時間t +δに出力し、電気信号E
2がt+δに出力する。ここで、δは電気的スイッチ
12による処理遅延である。
【0022】しかし、光スイッチには電気的スイッチと
同じような高い精度がない。図2Bは、電気的なパケッ
トE1とE2が電気的スイッチ12に着いたのと同じ相
対的位置で、光スイッチ14に到着した2つの光データ
パケットO1とO2について、図2Aと同じ状況を示
す。しかし、光バッファ20の細分性の精度が劣るため
に(特に、非同期および一様でない同期のトラヒックに
対して)、光バッファ20は、光スイッチ14の出力1
6で光処理遅延まで高精度に第2の光信号O2を遅らせ
ることができない。O1とO2の間で衝突がないように
するために、光バッファ20は、光処理遅延δよりも大
きなある期間まで信号O2を遅らせなければならない。
図2Bに示されているように、出力16から、光信号O
1が時間t +δに出て行き、光信号O2が時間t
δ+Δに出力する。ここで、δは光スイッチ12による
処理遅延であり、Δは光バッファの遅延線で引き起こさ
れた隙間30である。その結果として、図2Aを図2B
と比較して、2つの光信号O1とO2が占める時間スペ
ース17は、2つの電気信号E1とE2が占める時間ス
ペース15よりも大きい。Δで表される時間差は、光処
理20に固有なギャップまたは隙間30である。また、
このギャップまたは隙間30をここでは余分な利用(e
xcess utilization)と呼ぶ。という
のは、光パケットO1とO2の「見掛けの」利用は、時
間スペース17であるが、一方で「実際の」利用は時間
スペース17から隙間30を引いたものであるからであ
る。一様でないバッファが、同期光トラヒックと共に使
用される時にはいつでもこの余分な利用の問題が起き、
また、非同期光トラヒックでは常に(一様なバッファで
も)この余分な利用の問題が起きる。
【0023】本発明は、隙間充填/スケジューリングソ
フトウェア100を使用して、光信号O1と光信号O2
の間の隙間30に(および、同様に、光スイッチ動作中
に他の光信号の間の他の隙間に)1つまたは複数の光パ
ケットを入れる。図2Cは、第3の光データパケットO
3を光データパケットO1と光データパケットO2の間
の隙間30に差し入れるために、本発明の隙間充填/ス
ケジューリングソフトウェア100を図2Bの状況に適
用した結果を示す。図2Bでそうであったように、光信
号O1とO2がそれぞれ時間tとtに光スイッチ1
4に到着する。さらに、第3の光信号O3が時間t
光スイッチ14に到着する。隙間充填/スケジューリン
グソフトウェア100を3つの光信号に適用することに
よって、第3の光信号O3が隙間30に挿入されて隙間
30の一部を「充填する」。光信号O3の位置は、信号
O1のきっかり後かもしれないし、あるいはそうではな
いかも知れないが、データを失うことがないようにする
ために、O1とO2の間のギャップに当てはまらなけれ
ばならないことに留意する必要がある。図2Cに示され
ているように、出力16から、光信号O3は時間t
δに出力する。ここで、δは光スイッチ12による処理
遅延である。その結果、図2Cを図2Bと比較して、隙
間充填/スケジューリングのソフトウェアプログラム1
00を使用して、時間スペース17が、ただ2つの光信
号O1とO2ではなくて、今や3つの光信号(O1,O
2およびO3)で占められる。このように、余分な利用
が減少し、「見掛けの」利用は「実際の」利用により近
くなる。
【0024】さらに例をあげて説明するために、図3A
〜図3Cに示されているような同期固定長パケットトラ
ヒックのシナリオで空バッファの例を考えよう。図3A
〜図3Cのそれぞれで、時間T0の前でバッファは空で
あり、時間T0に6つの光パケットP1、P2、P3、
P4、P5、およびP6が同じ出力に向けて光スイッチ
に到着し、一方で、時間T1に2つの追加のパケットP
7とP8が同じ出力向けでその光スイッチに到着する。
図3A〜図3Cは、3つの異なったバッファ構成の光バ
ッファの出力フィールド11を示す。図3Aは、バッフ
ァの深さB=4(すなわち、番号1、2、3および4の
ユニットの4つの一様な遅延線を有する)である従来の
縮退した(すなわち、一様な)バッファの出力フィール
ド11を示す。最初の6つのパケットがバッファに到着
した時に、T0より前の配置で、またはゼロ遅延で示さ
れているように、第1のパケットP1は遅れていない。
図3Aに示されているように、第2のパケットP2は1
ユニット(T1の後に置かれた)だけ遅れており、P3
は2ユニットだけ遅れており、P4は3ユニットだけ遅
れており、P5は4ユニットだけ遅れている。しかし、
これで一様なバッファの4つの遅延線は使い尽くされる
ので、第6番目パケットP6は捨てられる。追加の2つ
のパケットP7とP8が時間T1に到着した時に、2つ
のパケットの最初のパケットP7を4ユニット遅らせる
ことでT5で示される位置に格納することができるが、
再びこれでバッファが一杯になり、P8のパケットが捨
てられなけばならない。我々の例のこの一様な4遅延線
バッファでは、バッファのオーバフローのためにパケッ
トP6とP8が捨てられる結果になる。
【0025】図3Bは、6つの初期のパケット全てを収
容できるように、バッファの深さB=6(すなわち、6
つの一様な遅延線1、2、3、4、5、および6のユニ
ット)である他の従来の縮退した(すなわち、一様な)
バッファの出力フィールドを示す。図3Bにおいて、最
初の6つのパケットがバッファに到着した時に、6の保
持時間であるために、それぞれのパケットは収容され
る。追加の2つのパケットP7とP8が時間T1に到着
した時に、これらのパケットは次の2つの位置に格納さ
れ捨てられるパケットはない。我々の例のこの一様な6
遅延線バッファでは、捨てられるパッケージはないとい
う結果になる。図3Bのバッファは8つのパケットの全
てを収容することができデータの喪失はない。しかし、
図3Bの6つの遅延線バッファは図3Aの4遅延線バッ
ファより構築するのにより費用がかかる。
【0026】図3Cはそれぞれ1ユニット、2ユニッ
ト、3ユニットおよび6ユニット(すなわち、6の保持
時間)の4つの遅延線を有する深さ4の縮退しない(す
なわち、一様でない)バッファの出力フィールド11を
図示する。我々のシナリオでは、パケットP1、P2、
P3、P4およびP5は、それぞれ、遅れなしで、1ユ
ニットだけ遅れて、2ユニットだけ遅れて、3ユニット
だけ遅れて、および6ユニットだけ遅れて(D6の後に
差し込んで示される)送られる。パケット6は、再びバ
ッファのオーバフローのために捨てられる。図3Cから
理解できるように、出力フィールド11に2つの隙間が
ある。すなわち、1つはD4とD5の間であり、もう1
つはD5とD6の間である。
【0027】本発明の隙間充填を組み込む高機能スケジ
ューリングを使用して、T4とT5の間の第1の隙間を
パケットP7で充填することができ、次にパケットP8
を6ユニットだけ遅らせてT7の後に配置する(P5を
P1の6ユニット後に配置した方法と同様に)。図3C
に示される解決法ではパケット間の時間関係が複雑にな
り、結果としてパケットP7はパケットP5の前に出力
に現れる。したがって、図3Cのバッファは、FIFO
でない保存バッファを表す。本発明の隙間充填/スケジ
ューリングソフトウェア100を我々のシナリオの深さ
4の一様でないバッファで使用すると、隙間充填をしな
い一様なバッファでは2つのパケット(パケットP6と
P8)であった(図3Aに示されているように)のに比
べて、1つのパケット(パケット6)が捨てられる結果
になった。
【0028】図3Cを図3Aおよび図3Bと比較するこ
とにより示されるように、図3Cの隙間充填を使用する
縮退しないバッファは、同じバッファの深さを有する縮
退したバッファ(図3A)よりも優れた性能を示し、同
じ保持時間を有する縮退したバッファ(図3B)よりも
劣った性能を示すと考えられる。特定の遅延線でパケッ
トごとに別個の波長であることを規定する波長の動作モ
ードで、好ましくは全速力でバッファを動作させるべき
であることに留意すべきである。これは言い換えると、
実質的にバッファの容量を増すことになり、出力での波
長インタリーブを可能にし、したがってデータ損失を実
質的に減少する。
【0029】パケット間の隙間を充填する機能(例え
ば、図3CでパケットP4とパケットP5の間にパケッ
トP7を配置すること)は、本発明の隙間充填/スケジ
ューリングソフトウェア100で行われる。図4は、モ
ジュール形式の例示的な光スイッチ14を示す。光デー
タパケットは、入力ファイバ25上で光スイッチ14に
伝わり、入力28でスイッチ14に到着する。データパ
ケット40は、隙間充填/スケジューリングソフトウェ
ア100で行われる隙間の優先順位付けおよびスケジュ
ーリングを補償するために処理遅延22を受ける。光デ
ータパケットは、隙間充填/スケジューリングソフトウ
ェア100、メモリ38およびプロセッサ36を含むト
ランスポート24を介して光バッファ20にトランスポ
ートされる。プロセッサ36は、隙間充填/スケジュー
リングソフトウェア100を実行し、一方でメモリ38
は、様々なデータパケットおよび隙間の情報を格納す
る。光データパケットは、光バッファ20からトランス
ポート26を介して出力ファイバ35の出力32に転送
される。本発明では、本発明の隙間充填/スケジューリ
ングソフトウェア100を使用して光スイッチ14によ
り性能を向上させる。
【0030】本発明の隙間充填は、あらゆる入力/出力
ファイバの多くのデータ波長にわたって、および同期ま
たは非同期で到着した可変長または一様な長さのデータ
パケットに対して作動する。本発明の目的のために、光
スイッチにパケットの到着する時間およびパケットの宛
先は、データパケットのヘッダから抽出される。それぞ
れのデータパケットを固定遅延線に入れて、ヘッダ情報
を抽出し処理するのに必要な時間の量を補償する(すな
わち、それぞれのデータパケットに「到着時間」を割り
当てる)。下記により詳細に説明されているように、ま
た、それぞれの光データパケットは、隙間充填/スケジ
ューリングが終わるまで遅延線に留まる。データパケッ
トを光バッファに送る前に、隙間充填/スケジューリン
グを行う。全ての出力ファイバ35の波長ごとに、隙間
充填/スケジューリングソフトウェア100によって、
フィールド(仮想波長フィールドと呼ばれる)が生成さ
れ、そのフィールドはその出力ファイバ35に向けられ
たデータパケットで逐次充填される。ある入力波長で到
着したデータパケットが同じ出力波長に配置される必要
はない。このことは、光バッファ20の全容量をよりよ
く利用するために波長をインタリーブすることを可能に
する波長変換段階があることを意味している。
【0031】光データパケットが光バッファ20により
処理されるときに、それぞれの仮想波長フィールドの各
隙間30は、その時間位置と長さの表示とともにメモリ
38に格納される。新しい光データパケットが到着した
時に、そのデータパケットが割り当てられている特定の
出力に割り当てられた波長フィールドのどれかの既存の
隙間30を充填するような形で、隙間充填/スケジュー
リングソフトウェア100のプログラムがパケットをス
ケジューリングしようと試みる。これは、波長の偏差は
許容するがスペースの偏差は許容しない。したがって、
特定の宛先ファイバに関連付けられた全ての波長フィー
ルドの全ての隙間を検査し、そのパケットを隙間に入れ
るような遅延があることを見出した場合で、かつ隙間の
持続時間がパケットの持続時間より長い場合には、その
隙間に対応する時間にそのパケットをトランスポートす
るようにスケジューリングする。次に、新しくスケジュ
ーリングされたパケットの持続時間だけ隙間の長さを短
くすることで隙間の充填を反映して、メモリ38を更新
する。
【0032】これらの遅延と長さの条件を満たす隙間が
ない場合には、光データパケットの通常のスケジューリ
ングを行う。1つの実施形態では、隙間を充填しないデ
ータパケットは、持続時間(データパケット到着の時間
から測った)が最小である仮想フィールドの波長で所望
の出力ファイバにトランスポートされるようにスケジュ
ーリングされる。データパケット到着時間から仮想波長
フィールドの終わりまでの隔たりがバッファの最大保持
時間よりも小さい場合には、その隔たりよりも大きいか
または等しい最も近い遅延になるようにそのデータパケ
ットを遅らせるようにデータパケットをスケジューリン
グする。その隔たりに等しい遅延である場合には、出力
波長フィールドに新しい隙間は生成されない。遅延がそ
の隔たりより大きい場合には、新しい隙間が生成され
る。新しい隙間の長さ、その開始時間およびその終了時
間がメモリ38に格納される。次のデータパケットが到
着した時に、メモリの既存の隙間と共にこの新しい隙間
を検査して、そのデータパケットがこれらの隙間のどれ
かを充填することができるかどうか決定する。パケット
の到着時間から最小の持続時間を有する仮想波長フィー
ルドの終わりまでの隔たりが、バッファ20の保持時間
より大きい場合には、それは利用できる遅延線がないこ
とを意味し、その結果、バッファがオーバフローするこ
とになり、パケットは捨てられる。
【0033】図5は、それぞれの光信号が光スイッチの
出力に現れる時間と波長を計算する本発明の隙間充填/
スケジューリングソフトウェア100の動作を説明する
図である。図5に示されているように、光データパケッ
ト40は、非同期で可変長であるが、隙間充填/スケジ
ューリングソフトウェア100は、光データパケット処
理の任意の動作モードに対して隙間を充填する。光スイ
ッチ14の入力ファイバと出力ファイバの各々には、W
DM動作の多数の波長がある。図5は、ファイバ用光バ
ッファ当たり4波長の例を示す。示された出力ファイバ
では、隙間充填/スケジューリングソフトウェアは、仮
想待ち行列としても知られている仮想出力波長フィール
ド42(λ、λ、λおよびλで示される)をつ
くり、それらをメモリ38に格納する。これらの仮想待
ち行列42は、それぞれの出力光データパケットが光バ
ッファから出力するためにスケジューリングされる方法
に従って、出力光データパケットの互いに対する関係を
追跡する。隙間充填/スケジューリングソフトウェア1
00が、データパケット40で仮想出力波長フィールド
42の充填を始め、タイムスタンプを使用してある時間
と波長で光バッファ20を発信するようにそれぞれのデ
ータパケットをスケジューリングする。図5の例では、
例示的なファイバの4つの波長の仮想波長フィールドの
占有は、データパケット40で示されているようになっ
ている。
【0034】また、図5は、現在時間46、出力ファイ
バ(X1、X2およびX3で示される)の遅延線Xiに
対応する保持時間、および最大遅延線(X3)に対応す
る保持時間を示す。現在時間46は、新しい(スケジュ
ーリングされていない)光データパケット40の到着時
間を表し、保持時間は、現在時間46に対して示されて
いる。図5に示されているように、バッファの深さまた
はバッファ容量は3である。出力フィールドの隙間(V
1、V2、V3、およびV4)をViで示す。図5に示
されているように、仮想波長λには3つのデータパケ
ット40と2つの隙間30(V1とV2で示される)が
ある。
【0035】また、図5は、新しいデータパケット50
が着いた時に、どの隙間位置がアドレス指定可能である
かを図で示している。それぞれの遅延Xiは、現在時間
46から測られる。現在時間46と特定の遅延線の遅延
の和が、隙間の時間位置を横切る時に、その隙間は、入
って来るデータパケットで充填されるように利用でき
る。例えば、図5において、遅延X1は隙間V1を横切
り、遅延X2は隙間V4を横切るが、一方で遅延X3は
隙間を横切らないし、現在時間46から計算されたどの
遅延も隙間V2とV3を横切らない。したがって、図5
の遅延X1、X2およびX3に関して、新しいデータパ
ケット50が現在時間46に到着した時に、隙間V1と
V4だけがアドレス指定可能である。
【0036】隙間充填/スケジューリングソフトウェア
のプログラム100の含む隙間充填プログラム110
は、最初に新しい光データパケット50が既存の隙間3
0の1つを充填するように新しい光データパケット50
をスケジューリングしようと試みる。メモリは、バッフ
ァ20の出力の隙間ごとに、隙間の開始時間、隙間の終
了時間および波長を含む。1つの実施形態では、隙間充
填プログラム110が、新しく到着したデータパケット
50を最初に隙間V1に、次に隙間V3に、次に隙間V
4に、そして最後に隙間V2(すなわち、時間で一番古
いものから一番新しいものに下る順番で)に当てはめよ
うと試みるように動作する。言い換えれば、隙間充填プ
ログラム110は、現在時間に最も近い時間位置の隙間
に入れるように新しい光データパケット50をスケジュ
ーリングしようと試みる。隙間の優先順位付けのこの選
択が唯一の可能性ではないことに留意する必要がある。
他の実施形態では、隙間充填/スケジューリングプログ
ラム100は、第1の単一波長内の隙間を調べ、次に第
2の波長の全ての隙間を調べ、利用できる波長全部を通
して隙間を調べることができる。さらに別の実施形態で
は、隙間充填/スケジューリングプログラム100は、
遅延線を最も短いものから最も長いものまで調べて特定
の遅延が隙間内に入るかどうか決定することができる。
新しいデータパケットを隙間内にきちんと当てはめるこ
とは、遅延された新しいパケットの始まりがその隙間の
占める時間位置内に当てはまるように十分長く新しいパ
ケットを現在時間46から遅らせる遅延Xiが存在しな
ければならないことを意味する。そのような遅延が見出
せたら、次に、利用できる遅延Xiから測られる隙間の
長さの中に、パケットの長さが当てはまらなければなら
ない。
【0037】動作において、図5の現在時間に等しい時
間に新しいデータパケットが到着した時に、隙間充填プ
ログラム110が、仮想待ち行列から隙間30の時間位
置および持続時間を呼出す。これらの隙間位置を遅延線
と比較して、新しいデータパケットが到着した時に、ど
の隙間がアドレス指定可能であるかを決定する。隙間充
填プログラム110は、最初に新しい光データパケット
40を隙間V1に当てはめようと試みる(現在時間46
に最も近いので)。示されているように、現在時間46
からの1番目の遅延X1は隙間V1内に入る。パケット
の始まりが隙間V1内に入るように十分にパケットを遅
らせる利用できる遅延(X1)があるので、この隙間V
1は、新しいデータパケット50をスケジューリングで
きる可能なタイムスロットということになる。新しいデ
ータパケット50の長さまたは持続時間が「現在時間+
遅延X」と隙間V1の終わりの間の時間間隔に当てはま
れば、隙間充填プログラム110は新しいデータパケッ
ト50を隙間V1に配置するだけである。言い換える
と、新しいデータパケット50は、遅延X1から遅延線
の後の隙間V1に残っているスペースに当てはまらなけ
ればならない。したがって、たとえ1つの利用できる遅
延で新しいパケットを特定の隙間内に当てはめるように
十分に長く遅らせることができても、そのデータパケッ
トを特定の隙間に差し入れることができるかどうかは新
しいデータパケットのサイズに影響される。
【0038】新しいデータパケット50が、隙間V1の
利用できるスペースに当てはまると想定して、隙間充填
/スケジューリングソフトウェア100が、X1の遅延
線を使用して新しいデータパケット50を遅らせ、それ
を波長λに差し入れることで、隙間V1内に新しいデ
ータパケット50をスケジューリングする。隙間充填プ
ログラム110が、新しいデータパケット50が光バッ
ファを発信する時間および新しいデータパケット50が
発信する波長を決定する。我々の例では、波長はλ
あり、発信する時間は現在時間に遅延X1を加えた時間
である。理解できるように、新しいデータパケット50
による隙間V1の充填により、少なくとも1つ、多分に
2つの新しいギャップ48と52が生成される。これら
の新しいギャップ48と52を取り扱うためにいくつか
のオプションがある。すなわち、(1)隙間充填/スケ
ジューリングソフトウェアを使用して充填することがで
きる「新しい隙間」として両方を追跡するオプション、
(2)2つの中の1つを「新しい隙間」として取り扱う
オプション、または、(3)どれも新しい隙間と考えな
いで両方を無視するオプションである。1つの実施形態
では、隙間充填/スケジューリングソフトウェア100
は、新しいデータパケット50の前に生じるギャップ4
8を新しい隙間V1と考え、新しいデータパケット50
の後に生じるギャップ52を無視する。ギャップ52
は、本質的には、どの光データパケットも使用しない損
失スペースになる。検査すべき隙間の数が増加するにつ
れて複雑さが増すので、このようにする。隙間充填プロ
グラム110は、仮想波長λの隙間位置が、元の隙間
V2と新しい隙間V1’(ギャップ52の位置の)を含
むように、直ちにメモリ38を更新することができる。
次に新しいパケットが到着した時に、隙間V1”はV
2、V3、およびV4と共に考えられる。
【0039】そうではなくて、新しいデータパケット5
0が、隙間V1の利用できるスペース内に当てはまらな
いとすれば、その時に隙間充填プログラム110は、パ
ケットを隙間V3に当てはめようと試みる。しかし、新
しいパケットを隙間V3に差し入れるような遅延が存在
しないので、プログラムは隙間V4に移る。プログラム
110は、同様の分析を行って、遅延X2で新しいデー
タパケット50を隙間V4に差し入れるように十分に遅
らせることができるかどうかを決定する。次に、プログ
ラム110は、その隙間が隙間V4の利用できるスペー
ス(現在時間+遅延X2と隙間V4の終わりの間)に当
てはまるかどうかを決定する。新しいデータパケット5
0が当てはまる場合には、次にそれを隙間V4にスケジ
ューリングする。新しいデータパケット50が隙間V4
に当てはまらない場合には、隙間充填/スケジューリン
グソフトウェアの隙間充填部分は完了し、通常のスケジ
ューリングが始まる。
【0040】隙間充填/スケジューリングソフトウェア
プログラム100は、新しい光データパケット40を既
存の隙間30のどれかにスケジューリングすることがで
きなかった時に、通常のスケジューリング規則に基づい
て新しい光データパケット40をスケジューリングする
ように従来のスケジューリングプログラム120も含む
ことができる。1つの実施形態では、従来のスケジュー
リングプログラム120は、最小の時間占有(持続時
間)を有する仮想波長フィールド42を見出し、この仮
想波長フィールド42に対して次の利用できる遅延で新
しいデータパケット50をスケジューリングしようと試
みる。図5の例では、仮想波長フィールドλが最小の
データパケットの占有率を有する(すなわち、他の仮想
波長フィールド42は全て出力データパケットでより多
く占有されている)。図5に示されているように、波長
フィールドλ内の既存のデータパケット40は、X1
の遅延を越え、さらにX2の遅延を越える長い時間を占
有している。したがって、新しいデータパケット50を
X1またはX2だけ遅らせたとしても、波長λの既存
のデータパケット40との衝突が起き、データは失われ
るだろう。このような結果を避けるために、従来のスケ
ジューリングプログラム120は、新しいパケット50
を波長λでX3まで遅らせるようにスケジューリング
する。図5に示されているように、現在時間からX3時
間遅れて波長λに新しいデータパケット50を配置す
ることで、波長フィールドλの現在のデータパケット
占有の終わりと現在時間+X3の時間の新しいデータパ
ケット50の始まりの間に「新しい隙間」60が生成さ
れる。従来のスケジューリングプログラム120は、開
始時間(λでのデータパケットの現在の長さ)、終了
時間(現在時間+X3)および新しい隙間60の波長
(λ)をメモリ38に格納する。隙間充填/スケジュ
ーリングソフトウェアプログラム100は、仮想波長λ
の隙間位置が新しい隙間60を含むように今やメモリ
38を更新することができる。次の新しいパケットが到
着した時に、新しい隙間60を充填に利用することがで
きる。図5に図示した隙間充填プロセス全体は、光スイ
ッチの出力ポートごとに光データパケットを光バッファ
に入れる前に行われる。
【0041】1つの実施形態では、複雑さの問題をなく
すために、隙間充填/スケジューリングソフトウェアプ
ログラム100が、新しい隙間が生成される度に、既存
の隙間の分析を行うことができる。新しい隙間が生成さ
れ、数が所定の設定数を上回ると、隙間充填/スケジュ
ーリングソフトウェア100が、隙間書換えプロセスを
行うことができ、その場合に、例えば、最も古い隙間が
捨てられ、新しい隙間が捨てられた隙間のメモリ位置を
占める。もしくは、新しい隙間が生成され、古い隙間が
消えた場合には(すなわち、時間において、現在時間が
過ぎた)、その時には、新しい隙間が消えた隙間のメモ
リ位置を取得する。動作において、隙間充填/スケジュ
ーリングソフトウェア100は、所定の数まで全ての隙
間を維持し、その数に達すると直ちに、新しい隙間が最
も古い隙間のメモリ位置を取得し、最も古い隙間は失わ
れる。図5の例では、4つのメモリ位置があり、この4
つのメモリ位置を隙間V1、V2、V3およびV4が占
めているものとする。今、新しいデータパケット50が
到着し、隙間V1または隙間V4に当てはまらないの
で、波長λで現在時間にX3を加えた時間に位置決め
しなければならず、のように新しい隙間60が生成され
ると仮定する。隙間メモリ位置の予め設定された数は4
つであるから、新しい隙間60が生成された時に、隙間
充填/スケジューリングソフトウェア100は、最初
に、隙間V1が占有する時間位置を現在時間が過ぎて、
隙間V1が消えてしまったかどうかを決定する。そうで
ある場合には、プログラム100は、新しい隙間60を
消えた隙間V1のメモリ位置に書込む。そうでない場合
には、プログラム100は、隙間V1が占有したメモリ
位置を新しい隙間60の情報で書き換える。したがっ
て、古い隙間V1はメモリから捨てられる。その結果と
して、隙間V1が占有したスペースは、もはや新しいデ
ータパケットを配置することができるスペースではなく
なる。隙間位置情報を格納するために利用できる無制限
のメモリ位置があれば、その時には、隙間充填ソフトウ
ェア100は、隙間書換えサブプログラムを含む必要は
ない。これに反して、メモリが制限されていれば、隙間
充填ソフトウェアプログラム100内に何らかの隙間書
換え方法を含まなければならない。ここで説明した隙間
書換え方法は、多くの隙間書換え方法の中の1つの例に
過ぎない。
【0042】本発明の隙間充填/スケジューリングソフ
トウェアプログラム100の1つの固有の特徴は、新し
い光データパケットが到着した時に、プログラムが、最
初に、以前に処理されたパケットの間に生成された隙間
を充填しようと試み、成功しない場合に、従来のスケジ
ューリングが採用されることである。本発明は、固定長
パケットトラヒック(ATM、光パケット)と可変長パ
ケットトラヒック(IP、バースト)の両方のための縮
退したまたは縮退しないバッファと共に使用することが
できる。
【0043】次の疑似コードは、隙間充填/スケジュー
リングソフトウェア100の1つの実施形態の手法を記
述する。
【0044】
【数1】 示されているように、隙間充填/スケジューリング方法
は、オプションとして隙間充填/スケジューリングソフ
トウェア100の一部であるいくつかの初期準備ステッ
プを含む。初期準備ステップは、光スイッチのそれぞれ
の出力ファイバの波長ごとに仮想波長フィールドを生成
すること、それぞれの新しい光データパケットが到着し
た時にそれを現在時間に割り当てること、およびその宛
先出力ファイバを決定することを含む。この点で、隙間
充填部が始まる。隙間充填プログラム110が、新しい
データパケットの宛先ファイバのそれぞれの隙間を、そ
の宛先ファイバの全波長と光バッファの遅延線のそれぞ
れの遅延にわたって調べる。新しく到着したデータパケ
ットごとに、それぞれの「現在時間」から遅延を測る。
示されているように、最小の遅延から最大の遅延に順番
に遅延を検査する。隙間充填プログラム110が、宛先
ファイバの隙間の時間位置内に入る遅延を見出す(すな
わち、測った遅延が隙間の開始より大きく隙間の終了よ
り小さい)時に、プログラム110は、新しいデータパ
ケットがその隙間に当てはまるかどうかを調べる。これ
は、新しいデータパケットの長さを遅延と隙間の終了の
間のスペースとを比較することで決定される。新しいパ
ケットが当てはまれば、新しいパケットをその隙間にス
ケジューリングする。当てはまらなければ、その時に
は、全ての遅延がなくなるまで、次の遅延を調べる。新
しいデータパケットが隙間内に当てはまれば、プログラ
ム110は、現在時間に遅延を加えた時間に等しい発信
時間と隙間の波長である発信波長に新しいデータパケッ
トを割り当てる。隙間充填プログラム110は、また、
新しい隙間の開始を、現在時間と遅延と新しいデータパ
ケットの長さとの和としてメモリに入れるように隙間書
換えサブルーチンを始動することができる。
【0045】新しいデータパケットが、既存の隙間のど
れにも当てはまらない場合には、新しいデータパケット
をスケジューリングするために従来のスケジューリング
ルーチンを実行する。示されている実施形態では、従来
のスケジューリングプログラム120は、宛先ファイバ
の仮想波長フィールドのどれが最小使用スペースを有す
るかを決定し、新しいデータパケットをその波長フィー
ルドにスケジューリングする。その仮想波長フィールド
に対して、現在スケジューリングされたデータの長さと
波長が決定される。通常スケジューリングプログラム1
20は、次に、使用された長さを遅延(再び、現在時間
から測れる)と比較して、波長フィールドに既にスケジ
ューリングされたデータパケットと衝突しないように十
分に新しいデータパケットを遅らせる遅延があるかどう
かを決定する。ない場合には、新しいデータパケットは
捨てられる。ある場合には、衝突を避ける最小の遅延ま
で新しいデータパケットを遅らせる。次に、従来のスケ
ジューリングプログラムが、新しいデータパケットをス
ケジューリングして、現在時間に使用された遅延を加え
た時間に等しい発信時間と最小の長さの波長である発信
波長とを得る。疑似コードに示された実施形態では、従
来のスケジューリングプログラム120は、新しく生成
された隙間(その波長における最後のパケットの終了と
新しいデータパケットの開始の間に)をメモリに格納す
る隙間書換えサブルーチンを含む。これは、既存のデー
タパケットの長さに等しい新しい隙間の開始、現在時間
と遅延の和に等しい新しい隙間の終了、および新しい隙
間の波長をメモリに記録することで行われる。
【0046】図6Aと図6Bは、ネットワーク利用率が
0.8である一様でタイムスロット形式のATMトラヒ
ックの下で、シミュレーション16×16同報通信選択
スイッチについて行われたシミュレーションのグラフで
ある。図6Aの破線の曲線は、ファイバ当たりの波長の
数をパラメータとした縮退した場合についてのバッファ
深さに対する光データパケット損失の確率を表す。実線
の曲線は、遅延(1、2、3、...、B−1、2(B
−1))を有する縮退しないバッファを示す。図6Aに
示されているように、シミュレーションは、縮退したバ
ッファに比べると、縮退しないバッファのパケット損失
の確率はかなり大きく減少することを示している。ファ
イバ当たり4波長のシナリオでは、6に等しい深さを有
する縮退しないバッファは、7に等しい深さの縮退した
バッファと同じ性能を有している。もっと大きな保持時
間を有するバッファのシミュレーションが行われ、その
結果が図6Aに点線で示されている。また、図6Aは、
縮退しないバッファの性能は、2つの制限の間に収まっ
ていることを示している。すなわち、3に等しい深さを
有する縮退しないバッファの性能は、3に等しい深さを
有する縮退したバッファと4に等しい深さを有する縮退
したバッファの間に収まる等である。
【0047】図6Bは隙間充填のない場合に生じた余分
な利用を示す。図6Bの実線は、隙間を充填することの
成功の目安となる隙間充填の場合の余分な利用を示す。
遅延線の選択は、(1、2、3、...、B−1、2
(B−1)+1)であり、最後の遅延線を前のシミュレ
ーションに対して1の増分で増やし、その結果、保持時
間をより大きくした。隙間充填係数(図4Bで点線によ
る余分な利用で表される)は劣っているが、バッファの
動作は僅かに優れている。このことは、その点を過ぎる
と隙間充填係数が劣化を始め性能に悪影響を与えるある
点まで、保持時間を長くすることでより優れた性能を達
成できることを示している。
【0048】
【表1】 表1は、一様なトラヒック条件およびバーストのトラヒ
ック条件(2、4、および20のバースト程度)に関し
て、同じ深さ制限と遅延{1、2、3、4}を有する縮
退したバッファ、遅延{1、2、3、6}を有する縮退
しないバッファ、および同じ保持時間制限と遅延{1、
2、3、4、5、6}を有する縮退したバッファの間の
パケット損失の確率を比較して示す。トラヒックロード
は0.8であり、ファイバ当たり4波長が想定されてい
る。これらのバーストトラヒック条件の下で、縮退した
バッファに優る縮退しないバッファの利点をよりいっそ
うはっきりと理解することができる。表1に示されてい
るように、トラヒックのバースト程度が一様から2のバ
ースト程度に、4のバースト程度に、そして最後には2
0のバースト程度にと増すにつれて、縮退しないバッフ
ァの性能は、同じバッファ深さを有する縮退したバッフ
ァの性能よりもますますよくなってくる。実際に、縮退
しないバッファの性能は、同じ保持時間を有するがバッ
ファの深さがずっと大きな縮退したバッファの性能に漸
近的に近づく(例えば、バッファの深さ4の縮退しない
バッファは、バッファの深さ6の縮退したバッファと殆
ど同じ性能である)。
【0049】図7は、本発明の隙間充填/スケジューリ
ングソフトウェア100の利点を顕著に示している。図
7において、本発明の隙間充填/スケジューリングソフ
トウェア100を組み込むバースト程度が4でトラヒッ
クロードが0.8の非同期可変長バーストトラヒックの
もとで動作する4×4の光スイッチのシミュレーション
を示す(本発明による隙間充填を使用しない同期および
非同期のトラヒックと比較する)。非同期と示された一
番上の線は、隙間充填をしない非同期動作の場合のバッ
ファの深さに対するパケット損失の結果であり、一方
で、同期と示された一番下の線は、隙間充填をしない同
期動作の場合のパケット損失の結果である。「非同期、
隙間充填」と示された中間の線は、本発明の隙間充填/
スケジューリングソフトウェアを利用する非同期動作を
示す。2つの非同期のグラフを比較する時に、隙間充填
により性能が著しく向上し、実際に性能が同期の性能の
方に近づいていることが明らかである。さらに、性能の
向上はバッファの深さが大きいほどより実質的なものに
なる。例えば、4のバッファの深さで、非同期パケット
損失は約0.75であるが、非同期隙間充填動作のパケ
ット損失は約0.5であり、隙間充填動作の結果として
約0.25(または、50%)パケット損失が少なくな
るという向上となる。それと比べると、16のバッファ
の深さでは、非同期パケット損失は約0.5であり、一
方で、非同期隙間充填動作のパケット損失は約0.00
5であり、隙間充填動作の結果として約0.495(ま
たは、99%)パケット損失が少なくなるという向上と
なる。
【0050】本発明は詳細に説明されたが、添付の特許
請求の範囲に記載されている本発明の精神と範囲から逸
脱することなしに、この点に関して様々な変化、置換、
および変更を行うことができることは理解されるべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1A】縮退した光バッファを示す図である。
【図1B】縮退しない光バッファを示す図である。
【図2A】従来の電気通信システムの一部を示す図であ
る。
【図2B】図2Aと比較するために、従来の光通信シス
テムの一部を示す図である。
【図2C】本発明の実施形態を組み込む従来の光通信シ
ステムの一部を示す図である。
【図3A】従来の縮退した光バッファの代表的な出力フ
ィールドを示す図である。
【図3B】従来の縮退した光バッファの代表的な出力フ
ィールドを示す図である。
【図3C】本発明の隙間充填/スケジューリングソフト
ウェアの実施形態の使用によって生じる縮退しない光バ
ッファの代表的な出力フィールドを示す図である。
【図4】本発明の実施形態を組み込む例示的な光スイッ
チを示す図である。
【図5】本発明の隙間充填/スケジューリングソフトウ
ェアの1つの実施形態の動作を示す図である。
【図6A】縮退しない光バッファに対する縮退した光バ
ッファの性能の利点を図示するために、ネットワークロ
ードが0.8の一様な同期ATMトラヒックの下での1
6×16光同報通信交換のシミュレーションのグラフを
示す図である。
【図6B】縮退しない光バッファに対する縮退した光バ
ッファの性能の利点を図示するために、ネットワークロ
ードが0.8の一様な同期ATMトラヒックの下での1
6×16光同報通信交換のシミュレーションのグラフを
示す図である。
【図7】本発明の隙間充填動作の利点を図示するため
に、同期、非同期、および隙間充填のある非同期の条件
の下で動作する光バッファに関して、バッファの深さに
対するシミュレーションされたパケット損失のグラフを
示す図である。
【符号の説明】
11 光バッファの出力フィールド 12 電気的スイッチ 13 電気的スイッチの出力 14 光バッファ、光スイッチ 15、17 時間間隔 16 光スイッチの出力 18 光ファイバ 20 光バッファ 22、24 遅延線 25 入力ファイバ 26 トランスポート 28 入力 30 隙間 32 出力 35 出力ファイバ 36 プロセッサ 38 メモリ 40、50 データパケット 42 仮想波長フィールド 48、52 ギャップ 100 隙間充填/スケジューリングソフトウェア E1、E2 電気的データパケット 01、02、03 光データパケット X1、X2、X3 遅延

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光スイッチの出力ファイバの光信号間の
    隙間を充填するシステムであって、 複数の波長を含む出力ファイバと、光信号に固有の遅延
    を引き起こす複数の遅延線とを含む光バッファと、 それぞれの出力ファイバの発信光信号間の隙間ごとの波
    長、時間位置、および持続時間を含むメモリと、 到着時間と持続時間を有する新しい光信号が到着した時
    に、 新しい光信号の到着時間から測られる遅延線ごとの利用
    できる遅延を計算し、 特定の利用できる遅延が特定の隙間の時間位置内に入
    り、かつ特定の利用できる遅延から測った新しい光信号
    の持続時間が特定の隙間の持続時間内に当てはまる場合
    に、特定の隙間内に新しい光信号をスケジューリングす
    る、プロセッサによって実行可能な隙間充填/スケジュ
    ーリングソフトウェアプログラムとを含むシステム。
  2. 【請求項2】 隙間充填/スケジューリングソフトウェ
    アプログラムが、 出力ファイバの複数の波長の数に等しい複数の仮想波長
    をつくるためにさらに実行可能である請求項1に記載の
    システム。
  3. 【請求項3】 隙間充填/スケジューリングソフトウェ
    アプログラムが、 メモリの各隙間を検査し、 最小の遅延から最大の遅延に順を追って各遅延を調べ、 特定の隙間の時間位置内に入る最小の遅延を使用して新
    しい光信号を遅延することで、新しい光信号をスケジュ
    ーリングするために、さらに実行可能である請求項1に
    記載のシステム。
  4. 【請求項4】 隙間充填/スケジューリングソフトウェ
    アプログラムが、 現在時間から最も近い隙間から最も遠い隙間に順を追っ
    て、メモリの各隙間を検査し、 現在時間に最も近い時間位置の隙間に、新しい光信号を
    スケジューリングしようと試みるために、さらに実行可
    能である請求項1に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 隙間充填/スケジューリングソフトウェ
    アプログラムが、 新しい光信号ごとに到着時間を計算するために、さらに
    実行可能である請求項1に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 隙間充填/スケジューリングソフトウェ
    アプログラムが、 新しい光信号の到着時間と特定の遅延との和に等しい発
    信時間を新しい光信号に割り当て、 特定の隙間の波長に等しい発信波長を新しい光信号に割
    り当てるために、さらに実行可能である請求項1に記載
    のシステム。
  7. 【請求項7】 隙間充填/スケジューリングソフトウェ
    アプログラムが、メモリに新しい隙間を格納するため
    に、さらに実行可能であり、 新しい隙間が、特定の隙間の波長に等しい波長、新しい
    光信号の到着時間と特定の遅延との和に等しい開始時
    間、および特定の隙間の終了時間に等しい終了時間を有
    する、請求項6に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 隙間充填/スケジューリングソフトウェ
    アプログラムが、新しい光信号を既存のどの隙間にもス
    ケジューリングすることができない場合に、 従来のスケジューリングルーチンを使用して新しい光信
    号をスケジューリングするために、さらに実行可能であ
    る請求項1に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 隙間充填/スケジューリングソフトウェ
    アプログラムが、 新しい光信号を隙間内にスケジューリングしようと試み
    るために、実行可能な隙間充填プログラムと、 隙間充填プログラムが、新しい光信号を隙間内にスケジ
    ューリングすることに失敗した場合に、新しい光信号を
    スケジューリングするために、実行可能な従来のスケジ
    ューリングプログラムとをさらに含む請求項2に記載の
    システム。
  10. 【請求項10】 従来のスケジューリングプログラム
    が、 最小の占有率を有する仮想波長を決定し、 新しい光信号を、隙間で占有されていない最小の遅延
    で、最小占有仮想波長にスケジューリングするために、
    実行可能である請求項9に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 従来のスケジューリングプログラム
    が、新しい光信号のスケジューリングで生成された新し
    い隙間をメモリに格納するために、さらに実行可能であ
    り、 新しい隙間が、最小の占有率の終了時間に等しい開始時
    間、到着時間と最小の占有されていない遅延と新しい光
    信号の長さとの和に等しい終了時間、および最小占有波
    長に等しい波長を有する、請求項10に記載のシステ
    ム。
  12. 【請求項12】 書換えステップを行うステップが、隙
    間充填/スケジューリングソフトウェアプログラムによ
    って、 メモリの所定の数の隙間メモリ位置を維持するステップ
    と、 所定の数の隙間メモリ位置の各々に、新しい隙間を入れ
    るステップと、 所定の数の隙間メモリ位置の全てが満たされたら、新し
    い隙間が生成する時に、最も古い隙間メモリ位置をその
    新しい隙間のデータの組で書換えるステップとで達成さ
    れる請求項11に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 コンピュータ読取り可能媒体に格納さ
    れた隙間充填/スケジューリングソフトウェアプログラ
    ムを含むシステムであって、 隙間充填/スケジューリングソフトウェアプログラム
    が、 到着時間と持続時間を有する新しい光データパケットが
    複数の遅延線を有する光スイッチに到着した時に、 現在時間を新しい光データパケットに割り当て、 新しい光データパケットの宛先出力ファイバを決定し、 出力ファイバの隙間内に入る現在時間から測った遅延位
    置と、該遅延位置から始まるように位置決めされた新し
    い光データパケットを収容する終了位置との両方を有す
    る、前記隙間に、新しい光データパケットをスケジュー
    リングするために、プロセッサによって実行可能である
    システム。
  14. 【請求項14】 隙間充填/スケジューリングソフトウ
    ェアプログラムが、出力ファイバの波長の数に等しい複
    数の仮想波長をつくるために、さらに実行可能である請
    求項13に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 隙間充填/スケジューリングソフトウ
    ェアプログラムが、メモリの各隙間を検査し、 最小の遅延から最大の遅延に順を追って各遅延線を調
    べ、 特定の隙間内に入る最小の遅延を使用して、新しい光デ
    ータパケットをスケジューリングするために、さらに実
    行可能である請求項13に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 隙間充填/スケジューリングソフトウ
    ェアプログラムが、現在時間から時間位置を上昇してメ
    モリの各隙間を検査し、 現在時間に最も近い時間位置の隙間に新しい光データパ
    ケットをスケジューリングするために、さらに実行可能
    である請求項13に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 隙間充填/スケジューリングソフトウ
    ェアプログラムが、新しい光データパケットの到着時間
    を計算し、隙間内に入る遅延線を使用して新しい光デー
    タパケットを遅らせることで、新しい光データパケット
    をスケジューリングするために、さらに実行可能である
    請求項13に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 隙間充填/スケジューリングソフトウ
    ェアプログラムが、メモリ内に新しい隙間を格納するた
    めに、実行可能であって、 新しい隙間が、特定の隙間の波長に等しい波長、新しい
    光データパケットの到着時間と特定の遅延との和に等し
    い開始時間、および特定の隙間の終了時間に等しい終了
    時間を有する、請求項15に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 隙間充填/スケジューリングソフトウ
    ェアプログラムが、新しい光データパケットを隙間にス
    ケジューリングできない場合に、 従来のスケジューリングルーチンを使用して、新しい光
    データパケットをスケジューリングするために、さらに
    実行可能である請求項13に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 隙間充填/スケジューリングソフトウ
    ェアプログラムが、 新しい光データパケットを隙間内にスケジューリングし
    ようと試みるために実行可能な隙間充填プログラムと、 隙間充填プログラムが新しい光信号を隙間内にスケジュ
    ーリングすることに失敗した場合に、新しい光信号をス
    ケジューリングするために、実行可能な従来のスケジュ
    ーリングプログラムとをさらに含む請求項14に記載の
    システム。
  21. 【請求項21】 従来のスケジューリングプログラム
    が、 最小占有率の仮想波長を決定し、 既存の隙間で占有されていない最小の遅延で、最小占有
    仮想波長に新しい光データパケットをスケジューリング
    するために、実行可能である請求項20に記載のシステ
    ム。
  22. 【請求項22】 従来のスケジューリングプログラム
    が、新しい光データパケットのスケジューリングで生成
    された新しい隙間をメモリに格納するために、さらに実
    行可能である請求項21に記載のシステム。
  23. 【請求項23】 新しい隙間が、現在の占有に等しい開
    始時間、到着時間と最小の占有されない遅延と新しい光
    データパケットの長さとの和に等しい終了時間、および
    最小占有波長に等しい波長を有する、請求項22に記載
    のシステム。
  24. 【請求項24】 隙間充填/スケジューリングソフトウ
    ェアプログラムが、メモリに新しい隙間を格納するため
    にメモリの所定の数の隙間メモリ位置を維持するステッ
    プと、 所定の数の隙間メモリ位置の各々に、新しい隙間を入れ
    るステップと、 所定の数の隙間メモリ位置の全てが満たされたら、新し
    い隙間が生成した時に、最も古い隙間メモリ位置をその
    新しい隙間のデータの組で書換えるステップとで、動作
    可能である請求項23に記載のシステム。
  25. 【請求項25】 既存の発信光データパケットの間に生
    成された隙間を充填するために、多数の遅延線を備える
    光バッファを有する光スイッチからの光データパケット
    を出力ファイバにスケジューリングする方法であって、 出力ファイバの各々の波長ごとに仮想波長フィールドを
    生成するステップと、 現在時間を新しい光データパケットに割り当てるステッ
    プと、 新しい光データパケットの宛先出力ファイバを決定する
    ステップと、 (a)現在時間から測られる光バッファ内の遅延線の遅
    延位置を決定するステップ、 (b)宛先ファイバの仮想波長フィールドの各々にわた
    って、宛先ファイバの既存の隙間の各々の位置を、決定
    された遅延位置と比較するステップ、 (c)遅延位置が、既存の隙間位置内に入る場合で、か
    つ遅延位置と新しい光データパケットの長さとの和が、
    隙間の終了位置内に入る場合に、新しい光パケットを選
    択された隙間にスケジューリングするステップ、およ
    び、 (d)光バッファ内の遅延線ごとにステップ(a)〜
    (c)を繰返すステップ、を含む隙間充填動作を行うス
    テップと、を含む光データパケットをスケジューリング
    する方法。
  26. 【請求項26】 隙間充填動作を行うステップが、出力
    ファイバの複数の波長の数に等しい複数の仮想波長をつ
    くることをさらに含む請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 隙間充填動作を行うステップが、 現在時間に最も近い隙間から現在時間から最も遠い隙間
    に順を追ってメモリの各隙間を検査するステップと、 最小の遅延から最大の遅延に順を追って各遅延線を調べ
    るステップと、 隙間の時間位置内に入る最小の遅延か、現在時間に最も
    近い時間位置の隙間内に入る最小の遅延かいずれかを使
    用して新しい光データパケットをスケジューリングする
    ステップとをさらに含む請求項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 隙間充填動作を行うステップが、新し
    いデータパケットが特定の隙間内にスケジューリングさ
    れる場合に、 新しい光データパケットの到着時間と特定の遅延との和
    に等しい発信時間を新しい光データパケットに割り当て
    るステップと、 特定の隙間の波長に等しい発信波長を新しい光データパ
    ケットに割り当てるステップとをさらに含む請求項25
    に記載の方法。
  29. 【請求項29】 隙間充填動作を行うステップが、メモ
    リ内に新しい隙間を格納することをさらに含み、 新しい隙間が、特定の隙間の波長に等しい波長、新しい
    光データパケットの到着時間と特定の遅延との和に等し
    い開始時間、および特定の隙間の終了時間に等しい終了
    時間を有する、請求項25に記載の方法。
  30. 【請求項30】 新しい光データパケットを既存のどの
    隙間にもスケジューリングすることができない場合に、 従来のスケジューリングルーチンを使用して、新しい光
    データパケットをスケジューリングすることをさらに含
    む請求項25に記載の方法。
  31. 【請求項31】 従来のスケジューリングルーチンを使
    用するスケジューリングのステップが、 最小占有率の仮想波長を決定することと、 既存の隙間で占有されていない最小の遅延で、最小占有
    仮想波長に新しい光データパケットをスケジューリング
    することとを含む請求項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 既存の発信光データパケットの間に生
    成された隙間を充填するために、多数の遅延線を備える
    光バッファを有する光スイッチからの光データパケット
    を出力ファイバにスケジューリングする方法であって、 出力ファイバの各々の波長ごとに仮想波長フィールドを
    生成するステップと、 現在時間を新しい光データパケットに割り当てるステッ
    プと、 新しい光データパケットの宛先出力ファイバを決定する
    ステップと、 隙間内に入る遅延位置と、該遅延位置から始まるように
    位置決めされた新しい光データパケットを収容する終了
    位置との両方を有する、前記隙間に新しい光データパケ
    ットをスケジューリングするステップとを含み、 遅延位置が、現在時間から測られる特定の遅延線に関連
    付けられた位置である、光データパケットをスケジュー
    リングする方法。
  33. 【請求項33】 スケジューリングが、出力ファイバの
    複数の波長の数に等しい複数の仮想波長をつくることを
    さらに含む請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 スケジューリングが、 新しい光データパケットの到着時間を計算するステップ
    と、 メモリの各隙間を検査するステップと、 最小の遅延から最大の遅延に順を追って各遅延線を調べ
    るステップと、 隙間の時間位置内に入る最小の遅延を使用して、新しい
    光データパケットをスケジューリングしようと試みるス
    テップとをさらに含む請求項32に記載の方法。
  35. 【請求項35】 スケジューリングが、新しいデータパ
    ケットを特定の隙間内にスケジューリングする場合に、 新しい光データパケットの到着時間と特定の遅延との和
    に等しい発信時間を新しい光データパケットに割り当て
    るステップと、 特定の隙間の波長に等しい残すべき波長を新しい光デー
    タパケットに割り当てるステップとをさらに含む請求項
    32に記載の方法。
  36. 【請求項36】 スケジューリングが、メモリ内に新し
    い隙間を格納することをさらに含み、 新しい隙間が、特定の隙間の波長に等しい波長、新しい
    光データパケットの到着時間と特定の遅延との和に等し
    い開始時間、および特定の隙間の終了時間に等しい終了
    時間を有する、請求項32に記載の方法。
  37. 【請求項37】 新しい光データパケットを既存のどの
    隙間にもスケジューリングすることができない場合に、 従来のスケジューリングルーチンを使用して、新しい光
    データパケットをスケジューリングすることをさらに含
    む請求項36に記載の方法。
  38. 【請求項38】 スケジューリングが、 最小占有率の仮想波長を決定することと、 既存の隙間で占有されていない最小の遅延で、最小占有
    仮想波長に新しい光データパケットをスケジューリング
    することとをさらに含む請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 スケジューリングが、新しい光データ
    パケットのスケジューリングで生成された新しい隙間を
    メモリに格納することをさらに含み、 新しい隙間が、現在の占有に等しい開始時間、到着時間
    と最小の占有されない遅延と新しい光データパケットの
    長さとの和に等しい終了時間、および最小占有波長に等
    しい波長を有する、請求項38に記載の方法。
  40. 【請求項40】 新しい隙間をメモリ内に格納するため
    に、隙間書換えステップを行うことをさらに含む請求項
    39に記載の方法。
  41. 【請求項41】 書換えステップを行うステップが、 メモリの所定の数の隙間メモリ位置を維持するステップ
    と、 所定の数の隙間メモリ位置の各々に、新しい隙間を入れ
    るステップと、 所定の数の隙間メモリ位置の全てが満たされたら、新し
    い隙間が生成した時に、最も古い隙間メモリ位置をその
    新しい隙間のデータの組で書換えるステップとをさらに
    含む請求項40に記載の方法。
  42. 【請求項42】 既存の発信光データパケットの間に生
    成された隙間を充填するために、多数の遅延線を備える
    光バッファを有する光スイッチからの光データパケット
    を出力ファイバにスケジューリングする方法であって、 前記方法が、コンピュータ読取り可能媒体に格納された
    隙間充填コンピュータプログラムで行われ、 隙間充填コンピュータプログラムが、 出力ファイバの各々の波長ごとに、仮想波長フィールド
    を生成し、 現在時間を新しい光データパケットに割り当て、 新しい光データパケットの宛先出力ファイバを決定し、 隙間内に入る遅延位置と、該遅延位置から始まるように
    位置決めされた新しい光データパケットを収容する終了
    位置との両方を有する、前記隙間に出力すべき新しい光
    データパケットをスケジューリングするために、実行可
    能であり、 遅延位置が、現在時間から測られる特定の遅延線を使用
    して決定された時間位置である光データパケットをスケ
    ジューリングする方法。
  43. 【請求項43】 隙間充填コンピュータプログラムが、 特定の宛先ファイバに関連付けられたそれぞれの仮想波
    長フィールドの各隙間を検査し、 新しい光データパケットの到着時間を計算し、 メモリの各隙間を検査し、 最小の遅延から最大の遅延に順を追って各遅延線を調
    べ、 隙間の時間位置内に入る最小の遅延を使用して、新しい
    光データパケットをスケジューリングしようと試みるた
    めに、さらに実行可能である請求項42に記載の方法。
  44. 【請求項44】 隙間充填コンピュータプログラムが、 新しい光データパケットの到着時間と特定の遅延との和
    に等しい発信時間を新しい光データパケットに割り当
    て、 特定の隙間の波長に等しい発信波長を新しい光データパ
    ケットに割り当てるために、さらに実行可能である請求
    項42に記載の方法。
  45. 【請求項45】 新しい光データパケットを既存のどの
    隙間にもスケジューリングすることができない場合に、 隙間充填/スケジューリングプログラム内の従来のスケ
    ジューリングルーチンを使用して、新しい光データパケ
    ットをスケジューリングすることをさらに含む請求項4
    2に記載の方法。
  46. 【請求項46】 隙間充填/スケジューリングプログラ
    ムが、新しい光データパケットのスケジューリングで生
    成された新しい隙間をメモリに格納するためにさらに実
    行可能である請求項45に記載の方法。
  47. 【請求項47】 隙間充填/スケジューリングプログラ
    ムが、新しい隙間をメモリ内に格納するために隙間書換
    えステップを行うために、さらに動作可能である請求項
    46に記載の方法。
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