JP2000244746A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000244746A
JP2000244746A JP11045125A JP4512599A JP2000244746A JP 2000244746 A JP2000244746 A JP 2000244746A JP 11045125 A JP11045125 A JP 11045125A JP 4512599 A JP4512599 A JP 4512599A JP 2000244746 A JP2000244746 A JP 2000244746A
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JP11045125A
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Junji Nishigaki
順二 西垣
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮符号化した画像データの全てをメモリに
格納できる否かをメモリへの格納以前に判定可能にして
速やかに対応できるようにする。 【解決手段】 所定数の画素から成る各ブロックの属性
情報を決定する決定手段212と、各ブロックを属性情
報の種別によって決まるビット数に符号化する圧縮符号
化手段215と、属性情報を種別毎に計数する計数手段
216と、計数結果に基づいて総符号量がメモリに格納
可能か否か判定する判定手段290と、解像度切換手段
218と、総符号量がメモリに格納可能な場合は圧縮符
号をメモリに記憶し、格納不可能な場合は低解像度に切
り換えた画像データをメモリに記憶する選択記憶手段2
30と、を有する画像処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを圧縮
してメモリに記憶し、メモリに記憶した画像データを読
み出してプリント用等の出力用データを生成する画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラープリンタ,カラー複写機、カラー
ファクシミリ等のカラー画像形成装置では、Y(イエロ
ー),M(マゼンタ),C(シアン),Bk(ブラッ
ク)の各プリント色の画像を重ねることによってフルカ
ラーの画像を形成しているため、各プリント色の画像が
ズレないように、各プリント色の画像データを最適なタ
イミングでプリントヘッドに出力する必要がある。この
ため、各プリント色の画像データを一旦フレームメモリ
に格納しておき、適宜のタイミングで読み出して出力す
るように制御している。
【0003】また、カラープリンタ,カラー複写機、カ
ラーファクシミリ等のカラー画像形成装置に於いて画像
形成時間を短縮するためには、Y,M,C,Bkの各プ
リント色用の画像データの処理を同時並行的に実行する
必要がある。このため、各プリント色用の画像データを
一旦フレームメモリに格納しておき、適宜のタイミング
で同時並行的に読み出して出力するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カラー画像形成装置の
ように多量の画像データをメモリに一時的に記憶する装
置では、画像データを圧縮することで、メモリが比較的
小容量であっても必要な画像データを全て記憶してい
る。しかしながら、画像の種類と圧縮方式との関係等の
ために圧縮度を高くできない場合もあり、その結果、圧
縮後の符号総量がメモリの記憶容量を越えてしまう場合
もある。そのような場合、従来の方式では、図16や図
17に示すような不具合が発生していた。
【0005】図16は、格納途中でメモリが満杯になる
と、メモリオーバーの警告を出して処理をストップした
り、用紙への画像形成をストップする処理方式を示す。
図16の処理方式では、所望の画像を用紙上に形成でき
ないという不具合がある。図17は、格納途中でメモリ
が満杯になると、データ量の少ない低解像度に切り換え
て、画像の最初から処理し直す処理方式を示す。図17
の処理方式では、処理時間が無駄に長くなるという不具
合がある。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みたものであり、
圧縮符号化した画像データの全てをメモリに格納できる
否かをメモリへの格納以前に判定できるようにして、格
納不可能な場合には、データ量を更に削減する等、格納
可能にする処理方式に速やかに切り換え得るようにする
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の構成例を
示す。請求項1の画像処理装置は、画像データをメモリ
に記憶し、メモリに記憶した画像データを読み出してプ
リント用データを生成する画像処理装置であって、画像
データから切り出した所定数の画素から成るブロックの
画像特性を示す属性情報を各ブロック毎に決定する属性
決定手段212と、各ブロックの画像データを属性情報
の種別によって決まるビット数の符号に変換する圧縮符
号化手段215と、属性情報をその種別毎に計数する属
性計数手段216と、属性情報の種別毎の計数結果に基
づいて総符号量がメモリに格納可能な量か否かを判定す
る符号量判定手段290と、画像データの解像度を切り
換える解像度切換手段218と、総符号量がメモリに格
納可能な量の場合は前記圧縮符号化手段215により変
換した符号をメモリに記憶し、総符号量がメモリに格納
不可能な量の場合は前記解像度切換手段218により低
解像度に切り換えた画像データ又はその圧縮符号をメモ
リに記憶する選択記憶手段230と、を有することを特
徴とする。写真画像(連続階調画像)を上記圧縮符号化
手段215により圧縮した場合の圧縮度は、あまり高く
ない。しかし、写真画像は、低解像度に切り換えること
により、データ量を大きく削減することができる。ま
た、低解像度に切り換えた場合でも、その画質の劣化程
度は、一般に、無視できる程度である。請求項2の画像
処理装置は、画像データをメモリに記憶し、メモリに記
憶した画像データを読み出して出力用のデータを生成す
る画像処理装置であって、画像データから切り出した所
定数の画素から成るブロックの画像特性を示す属性情報
を各ブロック毎に決定する属性決定手段212と、各ブ
ロックの画像データを属性情報の種別によって決まるビ
ット数の符号に変換する第1の圧縮符号化手段215
と、第1の圧縮符号化手段とは異なる圧縮方式により画
像データを符号化する第2の圧縮符号化手段218と、
属性情報をその種別毎に計数する属性計数手段216
と、属性情報の種別毎の計数結果に基づいて総符号量が
メモリに格納可能な量か否かを判定する符号量判定手段
290と、総符号量がメモリに格納可能な量の場合は前
記第1の圧縮符号化手段215により変換した符号をメ
モリに記憶し、総符号量がメモリに格納不可能な量の場
合は前記第1の圧縮符号化手段215により符号化した
後に更に前記第2の圧縮符号化手段218により符号化
した符号をメモリに記憶する選択記憶手段と、を有する
ことを特徴とする。メモリから読み出して生成される出
力用のデータは、プリント用のデータでもよいが、スマ
ートメディア等の記録媒体に記録するためのデータでも
よい。請求項2の構成の選択記憶手段は、図1には示さ
れていない。図1には、総符号量がメモリに格納可能な
量の場合は第1の圧縮符号化手段215により変換した
符号をメモリに記憶し、総符号量がメモリに格納不可能
な量の場合は第2の圧縮符号化手段218により符号化
した符号をメモリに記憶する選択記憶手段218が示さ
れているが、この構成は、第1の圧縮符号化手段215
による圧縮度は高くないが、第2の圧縮符号化手段21
8による圧縮度は高い画像に対して有効である。請求項
3の画像処理装置は、画像データをメモリに記憶し、メ
モリに記憶した画像データを読み出して出力用のデータ
を生成する画像処理装置であって、画像データから切り
出した所定数の画素から成るブロックの画像特性を示す
属性情報を各ブロック毎に決定する属性決定手段212
と、各ブロックの画像データを属性情報の種別によって
決まるビット数の符号に変換する圧縮符号化手段215
と、属性情報をその種別毎に計数する属性計数手段21
6と、属性情報の種別毎の計数結果に基づいて総符号量
がメモリに格納可能な量か否かを判定する符号量判定手
段290と、判定結果に応じて画像データの処理方式を
切り換える切換手段と、を有することを特徴とする。メ
モリから読み出して生成される出力用のデータは、プリ
ント用のデータでもよいが、スマートメディア等の記録
媒体に記録するためのデータでもよい。請求項3の構成
の切換手段は、図1には示されていない。この切換手段
は、例えば、符号化方式を切り換えて圧縮度を高めるこ
とでメモリ不足に対処する手段でもよく、画像走査を
Y,M,C,Bkの各色毎に実行するように切り換えて
メモリ不足に対処する手段でもよい。請求項4の画像処
理装置は、請求項1〜請求項3の何れかに於いて、属性
決定手段は属性計数手段での計数用の属性情報を決定す
る場合には低解像度の画像データに基づいて各ブロック
の属性情報を決定することを特徴とする。請求項5の画
像処理装置は、請求項1〜請求項4の何れかに於いて、
属性決定手段は、属性計数手段での計数用の属性情報を
決定する場合にはプレスキャンの画像データに基づいて
各ブロックの属性情報を決定することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】〔1〕プリントイメージ制御部
(PIC部):図1は実施の形態の画像形成装置のシス
テム構成を示す模式図、図3は図2に示す画像形成装置
のプリントイメージ制御部(PIC部;画像データから
プリント用のデータを生成する処理部)を示すブロック
図である。
【0009】[1-1] システムの概要:図示のシステム
は、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),
Bk(ブラック)の4色の画像を転写ベルト上に出力し
てペーパー上に同時に転写する電子写真方式の画像形成
装置であり、Y,M,C,Bkの各色の作像ユニット
(感光体ドラム(PC),現像器,LEDアレイ等から
成るユニット)が転写ベルトに沿って等間隔(図示の例
ではLmm)で設けられている。
【0010】図3に示すように、PIC部での処理は、
Y,M,C,Bkの各色の画像データの並列処理が基本
となる。つまり、スキャナ画像処理部12から画像デー
タが送られて来る場合は、1回のスキャン動作に基づい
て生成されたY,M,C,Bkの各色の画像データが、
画像インターフェース20を介して同時にPIC側へ入
力される。一方、プリンタコントローラ14から画像デ
ータが送られて来る場合は、RIP(Raster I
mage Processor)展開後のY,M,C,
Bkの各色の画像データが、画像インターフェース20
を介して同時にPIC側へ入力される。
【0011】Y,M,C,Bkの各色は、各色に対応す
る作像ユニットが、Y,M,C,Bkの順で転写ベルト
の進行方向に等間隔に配置されているため、その間隔に
相当する時間だけ各色のトナーの現像タイミング遅延さ
せて、Y,M,C,Bkの各色のトナーを転写ベルト上
にて色ずれなく重ねる必要がある。このため、図示のシ
ステムでは、Y,M,C,Bkの各作像タイミングを、
上記間隔に相当する時間だけ順に遅延制御している。
【0012】また、図示のシステムでは、4個のLED
ヘッドの走査によりY,M,C,Bk用の各感光体ドラ
ムの帯電表面にそれぞれ静電潜像を形成するため、主走
査方向での印字開姶位置のズレや感光体ドラムとLED
ヘッドの平行度のズレによってスキユー歪みが生ずる
と、色ずれが発生する。このため、Y,M,C,Bkの
各画像データに対して位置補正や画像補正を行なうこと
で上記の現象を防止して色ずれの発生を防止している。
【0013】[1-2] PIC部での処理の概要 次に、図3に示すプリントイメージ制御部(PIC部)
での処理の概要を、データの流れに沿って説明する。な
お、図3では、図3の処理の流れを管理したり各種の設
定値を設定するCPUは、図示を省略している。
【0014】スキャナ画像処理部12又はプリンタコン
トローラ14から転送されて来るY,M,C,Bkの各
色の画像データは、符号化部21に入力される。符号化
部21では、4×4画素の各ブロックに対してGBTC
方式による固定長圧縮処理が行われる。また、A3サイ
ズ原稿の場合には、固定長圧縮処理後に更に属性別の可
変長コード化圧縮処理が行われる。また、可変長コード
化圧縮処理を行う場合には、可変長コード化圧縮後の総
符号量がフレームメモリ22に記憶可能な量であるか否
かが、属性情報をその種別毎に計数した結果に基づいて
判定され、記憶可能な量を越える場合には、GBTC圧
縮及び可変長コード化圧縮に代えて、解像度を低解像度
に切り換える解像度変換処理が行われる。
【0015】固定長圧縮処理では、4×4画素の各ブロ
ックの画像データが、それぞれ48ビットのデータに圧
縮される。可変長コード化圧縮処理では、固定長圧縮処
理後の48ビットのデータが、属性に応じて、2ビット
/10ビット/50ビットの何れかに変換される。この
可変長コード化圧縮処理は、原稿画像サイズが回転等の
編集処理を必要としないサイズ(出力紙の最大サイズと
同じA3サイズ)の場合に行われる。解像度変換処理で
は、2×2画素のデータ値(各8ビット)の平均値(8
ビット)が、当該2×2各画素のデータ値とされる。固
定長圧縮処理と可変長コード化圧縮処理と解像度変換処
理については、後に詳述する。固定長圧縮処理により4
×4画素当り48ビットに変換された各色のデータ、固
定長圧縮処理により4×4画素当り48ビットに変換さ
れた後に更に可変長コード化圧縮処理された各色のデー
タ、及び解像度変換処理により4×4画素当り32ビッ
トに変換された各色のデータは、それぞれ16ビットの
データバスに出力される。
【0016】符号化部21から出力されるY,M,C,
Bkの各色のデータは、副走査遅延制御部23のフレー
ムメモリ22に格納される。ここで、原稿画像サイズが
回転等の編集処理を施され得るサイズ(例えば、A4以
下)の場合には、固定長圧縮のみを施されて4×4画素
当り48ビットとされたデータが格納される。また、原
稿画像サイズが回転等の編集処理の不要なサイズ(例え
ば、A3)の場合には、固定長圧縮処理により48ビッ
トに変換された後に更に可変長コード化圧縮処理された
データが格納される。また、原稿画像サイズが回転等の
編集処理の不要なサイズ(例えば、A3)の場合であっ
て、可変長コード化圧縮処理後の符号総量がフレームメ
モリ22に記憶可能な量を越えると判定された場合に
は、解像度を低解像度に切り換えられたデータが格納さ
れる。なお、フレームメモリ22へ格納する際に上記の
中から格納すべきデータを選択する制御に代えて、画像
インターフェイス20から入力される画像データに対し
て上記の選択を行うように制御してもよい。
【0017】副走査遅延制御部23では、フレームメモ
リ22からY,M,C,Bkの各色のデータを読み出す
タイミングが、各色の現像ユニットの間隔(図示のシス
テムではLmm)を考慮してY,M,C,Bkの各色毎
に独立に制御される。これにより、各色の画像の位置が
補正される。例えば、最下流のBk作像ユニットによる
描画位置をペーパー基準としてBk画像の位置が補正さ
れる。Y,M,Cの各色のデータは、画像位置補正後の
Bkデータを基準として、各々の画像の位置を補正され
る。
【0018】副走査遅延制御部23では、また、プリン
ト動作の過程に応じて、フレームメモリ22からデータ
を読み出すタイミングが制御される。つまり、用紙の両
面にプリントする両面プリントモード/2頁の画像を同
一用紙の前半と後半にプリントする2イン1モード/画
像を用紙に順にプリントする面順次モード/複数部数を
プリントするために複数頁の画像を繰り返して出力する
メモリリテンションモード等のプリントモードの動作の
過程に応じて、フレームメモリ22からデータを読み出
すタイミングが制御される。
【0019】副走査遅延制御部23では、また、画像の
編集モードに応じて、フレームメモリ22からデータを
読み出す際の読み出しアドレスが制御される。例えば、
画像を回転するモードが設定されている場合には、読み
出しアドレスを後述の如く制御することにより、画像の
回転が行われる。
【0020】フレームメモリ22は、標準でA3サイズ
描画用のY,M,C,Bkの各色のデータを記憶できる
容量を有する。つまり、標準ではA3サイズの画像描画
用のデータを1面分記憶する容量を有し、4面分の容量
まで拡張可能である。4面分まで拡張した場合には、両
面プリント時に用紙の第1面にプリントした後、反転ユ
ニットで反転して第2面にプリントするまでの間に、他
の原稿の画像データを最大で3面分記憶できるため、プ
リント生産性を向上させることができる。
【0021】フレームメモリ22から読み出されるY,
M,C,Bkの各データが、可変長コード化圧縮された
データの場合には、固定長データ変換部(可変長コード
化伸長部)25にて、可変長コード化伸長される。可変
長コード化伸長処理は、可変長コード化圧縮処理の逆変
換処理である。これにより、Y,M,C,Bkの各色の
データは、可変長コード化圧縮処理される前のデータ
(=固定長圧縮データ;4×4画素当り48ビットのデ
ータ)に逆変換される。また、フレームメモリ22から
読み出されるY,M,C,Bkの各データが、固定長圧
縮のみ施されたデータの場合には、16ビットのデータ
バスから48ビットへの変換が行われる。また、フレー
ムメモリ22から読み出されるY,M,C,Bkの各デ
ータが、低解像度に変換されたデータの場合には、16
ビットのデータバスから32ビットへの変換が行われ
る。これらの変換処理は、図9内左半分に示される。上
記の何れかの変換処理を施されたデータは、複数ライン
の記憶容量を有する内部メモリに格納される。可変長コ
ード化伸長処理、16to48ビット変換処理、16t
o32ビット変換処理については、後に詳述する。
【0022】4×4画素当り48ビットに可変長コード
化伸長されたY,M,C,Bkの各色のデータ、又はフ
レームメモリ22から読み出されて4×4画素当り48
ビットに変換されたデータ、又はフレームメモリ22か
ら読み出されて4×4画素当り32ビットに変換された
データに対して、補正部27にて、主走査方向の位置調
整と、副走査方向のスキュー補正が行われ、さらに、固
定長伸長処理(GBTC復号)又は水増し処理が行われ
る。固定長伸長処理と水増し処理については、後に詳述
する。
【0023】主走査方向の位置調整は、用紙サイズによ
り異なる主走査方向の基準位置(中央位置)を転写ベル
トの中央位置に合わせるように、内部メモリから読み出
すタイミングを制御することで行われる。副走査方向の
スキュー補正は、スキューの程度によって定まる所定数
の画素を単位として、ラインをずらすように、内部メモ
リから読み出すタイミングを制御することで行われる。
ここで、スキューの程度は、Y,M,C,Bkの各色の
テストパターンを転写ベルト上にて重ね、Bk成分に対
するズレ量を測定することで検出される。ズレ量の測定
は、Bk作像ユニットの下流側に設けた不図示のセンサ
を用いて行われる。固定長伸長処理は固定長圧縮処理の
逆変換処理である。また、水増し処理は低解像度の画像
データを通常の解像度に変換する処理である。この何れ
かにより、圧縮されていたY,M,C,Bkの各データ
が伸長されて、又は低解像度の画像データから通常の解
像度の画像データが再生されて、階調再現部29へ送ら
れる。
【0024】階調再現部29では、Y,M,C,Bkの
各色の2400dpi化の解像度変換処理の後、電子写
真プロセスにおけるγ特性による階調歪みを補正するγ
補正が行われ、補正後の各色の画像データがプリントヘ
ッド制御部30の対応するLEDドライバへそれぞれ転
送される。また、γ補正に先立ち、再度、画像のエッジ
検出が行われ、文字エッジ部では解像度が優先されて1
ドット周期の強度変調が行われる。また、連続階調部で
は階調再現が優先されて2ドット周期の強度変調が行わ
れる。この時、2ドット周期の強度変調では、画像の粒
状性が向上するように、色毎に異なるスクリーン角が設
定される。
【0025】〔2〕符号化処理(圧縮)の詳細:次に、
GBTC方式の固定長圧縮処理と、GBTC方式の固定
長圧縮後に必要に応じて実行される可変長コード化圧縮
処理と、解像度を低解像度に切り換える解像度変換処理
の詳細を、図4〜図8を参照して説明する。図4は符号
化部21を主に示すブロック図、図5は図4の固定長圧
縮部211を示すブロック図、図6は図4の解像度変換
部218を示すブロック図、図7は図4の属性判別部2
12と可変長コード化圧縮部215とを主に示すブロッ
ク図、図8は固定長圧縮と可変長コード化圧縮のデータ
構成を示す説明図である。
【0026】[2-1] ブロック生成:図4に示すブロック
生成部210では、1画素当り8ビットのY,M,C,
Bkの各色の画像のラスターデータから、4×4画素を
1ブロックとしてブロック切り出しが行われる。切り出
された各ブロックは8×4×4=128ビットから成
り、固定長圧縮部211及び解像度変換部218へ送ら
れる。
【0027】[2-2] 固定長圧縮処理:図5に示す固定長
圧縮部211では、上記128ビットのデータがGBT
C方式により圧縮されて、48ビットの圧縮データに変
換される。まず、4×4画素に対応する画像データか
ら、最大値(Lmax)と、最小値(Lmin)とが算
出される。
【0028】次に、算出した最大値と最小値に基づいて
内分点P2とP1が算出される。内分点P2は、最大値
と最小値の間の階調を『3:1』に内分する内分点であ
り、下記数式(1)により算出される、最大値Lmax
寄りの内分点である。内分点P1は、最大値と最小値の
間の階調を『1:3』に内分する内分点であり、下記数
式(2)により算出される、最小値Lmin寄りの内分
点である。
【数1】 P2=(Lmax×3+Lmin)/4・・・・(1) P1=(Lmax+Lmin×3)/4・・・・(2)
【0029】次に、算出した内分点P2に基づいて上限
値Q4が下記数式(3)により算出され、内分点P1に
基づいて下限値Q1が下記数式(4)により算出され
る。
【数2】 Q4=(P2以上の画像データの平均値)・・・・(3) Q1=(P1以下の画像データの平均値)・・・・(4)
【0030】次に、算出した上限値Q4と下限値Q1に
基づいてブロックの平均値指標LAが下記数式(5)に
より算出され、同様に上限値Q4と下限値Q1に基づい
てブロックの階調幅指標LDが下記数式(6)により算
出される。
【数3】LA=(Q4+Q1)/2・・・・(5) LD=(Q4−Q1)・・・・・・(6)
【0031】次に、平均値指標LA及び階調幅指標LD
と、各画素のデータ値との大小関係に基づいて、各画素
のデータ値が、下記数式(7)〜(10)の規則に従っ
て量子化され、これにより、各画素に対して各々2ビッ
トの符号が割り当てられる。
【数4】 データ値>LA+LD/4 → 11 ・・・(7) LA+LD/4≧データ値>LA → 10 ・・・(8) LA≧データ値>LA−LD/4 → 01 ・・・(9) LA−LD/4≧データ値 → 00 ・・・(10)
【0032】以上の処理により、4×4×8ビット=1
28ビットの画像データは、8ビットのLAと、8ビッ
トのLDと、1画素当り2ビットで4×4画素で32ビ
ットの量子化符号とから成る、合計48ビットの固定長
データに圧縮される。
【0033】[2-3] 可変長コード化圧縮及び属性計数:
固定長圧縮されたデータは、原稿サイズがA3の場合に
は更に可変長コード化圧縮される。図7に示すように、
可変長コード化圧縮部215では、属性判別部212で
の判別結果に応じた圧縮処理が行われる。また、プレス
キャン時に入力される画像データに対しては、属性計数
部216により、属性情報が種別毎に計数される。ま
た、その結果に基づいて、本スキャン時の画像データの
圧縮符号(固定長圧縮後に更に可変長コード化圧縮され
た符号)の総量がフレームメモリ22に格納可能か否か
CPU29(図4)により判定され、格納不可能と判定
された場合にはメモリオーバーフラグが1にセットされ
る。これにより、後述のように、本スキャン時には解像
度変換処理後のデータが選択されてフレームメモリ22
に格納される。
【0034】[2-3-1] 属性判別:図7に示すように、属
性判別部212では、4×4画素の各ブロックの属性が
平均値指標LAと階調幅指標LDに基づいて属性判別部
212内に示す規則に従って判別され、2ビットの属性
コードが各ブロック毎に生成される。即ち、 (a)LDが所定の階調幅参照値LDref 以下で、且
つ、LAが所定の平均値第1参照値LAref1以下の場合
は、ブロック内の階調差が少なく、濃度レベルが低い
(=0付近)場合であり、属性情報ATRは『00』と
される。 (b)LDが所定の階調幅参照値LDref 以下で、且
つ、LAが所定の平均値第2参照値LAref2以上の場合
は、ブロック内の階調差が少なく、濃度レベルが高い
(=255付近)場合であり、属性情報ATRは『0
1』とされる。 (c)LDが所定の階調幅参照値LDref 以下で、且
つ、LAが所定の平均値第1参照値LAref1より大きく
且つ所定の平均値第2参照値LAref2より小さい場合
は、ブロック内の階調差が少なく、濃度レベルが中間付
近の場合であり、属性情報ATRは『10』とされる。 (d)上記以外の場合、即ち、LDが所定の階調幅参照
値LDref より大きい場合は、ブロック内の階調差が大
きい場合であり、属性情報ATRは『11』とされる。
【0035】上記の判定に供される3つの参照値LDre
f ,LAref1,LAref2は、CPU29から内部レジス
タに設定される値であり、下記の意味を有する。これら
3つの参照値を適宜の値に設定することで、可変長コー
ド化圧縮の圧縮率を画質とのバランスを考慮して調整す
ることが可能となる。 (a)階調幅参照値LDref :階調差の大小判定に使用
される。LDref を大きな値に設定すると『ATR=1
1』が減少して、階調差を持たないブロックの数が増加
し、階調差を持つブロックの数が減少する。LDref を
小さな値に設定すると『ATR=11』が増加して、階
調差を持たないブロックの数が減少し、階調差を持つブ
ロックの数が増加する。 (b)平均値第1参照値LAref1:濃度レベルの低いブ
ロックの判定に使用される。LAref1を大きな値に設定
すると『ATR=00』が増加する。例えば、LAref1
=5とすると、ブロック内の全画素の濃度レベルが5以
下の場合に、『ATR=00』とされる。 (c)平均値第2参照値LAref2:濃度レベルの高いブ
ロックの判定に使用される。LAref2を小さな値に設定
すると『ATR=01』が増加する。例えば、LAref2
=250とすると、ブロック内の全画素の濃度レベルが
250以上の場合に、『ATR=01』とされる。
【0036】[2-3-2] 可変長コード化:可変長コード化
圧縮部215では、属性判別部212から入力される属
性情報ATRの値に応じて、4×4画素の各ブロックの
データが、図5内右下欄に示す規則に従ってそれぞれ変
換される。即ち、 (a)『ATR=00』のブロックは、2ビットの属性
情報『00』のみに変換される。 (b)『ATR=01』のブロックは、2ビットの属性
情報『01』のみに変換される。 (c)『ATR=10』のブロックは、2ビットの属性
情報『10』と、該属性情報『10』に続く8ビットの
平均値指標LAから成る10ビットのデータに変換され
る。 (d)『ATR=11』のブロックは、2ビットの属性
情報『11』と、該属性情報『11』に続く48ビット
の固定長圧縮データから成る50ビットのデータに変換
される。
【0037】属性情報ATRの値に応じて、48ビット
の固定長圧縮データから、2ビットの属性情報/2ビッ
トの属性情報/2ビットの属性情報と8ビットの平均値
指標LAから成る10ビットデータ/2ビットの属性情
報と48ビットの固定長圧縮データから成る50ビット
データ、の何れかに変換された可変長圧縮データは、図
5内右上欄に示すように内部レジスタに記憶された後、
16ビットのデータバスに適合するようにシリアル変換
されて出力される。
【0038】[2-3-3] 可変長コード化されない場合:可
変長コード化圧縮後は、圧縮データが可変長になってお
り、圧縮度を高めることが可能である。しかしながら、
メモリ格納時における任意の画像位置(圧縮画像内での
ランダムなアドレス制御)を指定し、読みだすことがで
きず、フレームメモリ22から読み出す際のアドレス制
御により、画像回転等の編集処理をおこなうことができ
ない。よって、画像編集処理が要求される場合は、可変
長コード化を行なわず、圧縮データでのランダムなアド
レス制御が可能である固定長圧縮を選択する必要があ
る。例えば、回転処理を必要としない(例えばA3サイ
ズ出力)場合には、可変長コード化を行ない、圧縮度を
高め、回転処理を必要とする(例えばA4サイズ出力)
場合には、可変長コード化を行なわず、固定長圧縮を行
ない、圧縮データでのランダムなアドレス制御が可能に
する。また、出力サイズにより選択するのではなく、編
集処理が必要か否かにより、任意のサイズにおいても、
可変長コード化を行なわないように設定可能にしてもよ
い。なお、固定長圧縮処理のみの圧縮率は、可変長コー
ド化圧縮処理よりも小さくなるが、A4サイズの画像デ
ータ量はA3サイズの画像データ量よりも小さいため、
フレームメモリに十分に格納され得るデータ量である。
固定長圧縮処理による圧縮符号のデータ構成と、可変長
コード化圧縮処理による圧縮符号のデータ構成を、図8
に示す。
【0039】[2-3-4] 属性計数(プレスキャン時):画
像インターフェイス20から入力される画像データがプ
レスキャン時の画像データ(プレスキャンは一般に本ス
キャンよりも低解像度で実行される)の場合には、属性
計数部216により上記各属性情報の数がその種別毎に
計数される。これは、可変長圧縮後の符号量が属性情報
の種別に応じて一義的に決まる(ATR=00→2ビッ
ト,ATR=01→2ビット,ATR=10→10ビッ
ト,ATR=11→50ビット)という上記の事実を利
用して、可変長コード化圧縮後の符号総量を求めるため
である。計数結果はCPU29へ送られ、これに基づい
て、CPU29は、プレスキャンと本スキャンの解像度
の差を考慮して、本スキャン時の画像データの圧縮符号
(固定長圧縮後に更に可変長コード化圧縮した符号)の
符号総量を求める。また、求めた符号総量がフレームメ
モリ22に記憶可能な量か否か判定し、記憶不可能な量
の場合には、メモリオーバーフラグを1にセットする。
【0040】[2-4] 解像度変換処理:図6は解像度変換
部218の処理を示す。図示のように、4×4画素のブ
ロックが2×2画素づつの4個の小領域に分割され、各
小領域について、それぞれデータ値(1小領域当り8ビ
ットデータが4個)の平均値が算出される。また、算出
された平均値(8ビットデータ)が当該小領域のデータ
値とされ、16ビットのデータバスへ出力される。この
解像度変換の結果、4×4画素(1ブロック)当りのデ
ータ量は、128ビットから32ビットに削減される。
【0041】〔3〕メモリ制御:固定長圧縮のみを行っ
たデータと、固定長圧縮後に更に可変長コード化圧縮を
行ったデータと、解像度変換を行ったデータの中で、何
れをフレームメモリ22に書き込むかを選択する書き込
み制御と、フレームメモリ22から読み出す際にアドレ
スを制御することで画像を回転させる制御を説明する。
【0042】[3-1] メモリ書き込み制御(切換制御):
4×4画素当り48ビットの固定長圧縮データを更に可
変長コード化圧縮してフレームメモリ22に書き込む
か、又は可変長コード化圧縮することなくフレームメモ
リ22に書き込むか、又は解像度変換処理後のデータを
フレームメモリ22に書き込むかの選択は、図4に示す
ように、CPU29により内部レジスタに設定される固
定長/可変長切換信号CODESELと、CPU29に
より制御されるメモリオーバーフラグに従って行われ
る。即ち、 (a)メモリオーバーフラグが1にセットされている場
合は、解像度変換処理後のデータをフレームメモリ22
に書き込む。 (b)メモリオーバーフラグが1にセットされていない
場合であって、『CODESEL=0』の場合は、固定
長圧縮データを更に可変長コード化圧縮してフレームメ
モリ22に書き込む。 (c)メモリオーバーフラグが1にセットされていない
場合であって、『CODESEL=1』の場合は、可変
長コード化圧縮することなく、固定長圧縮後のデータを
フレームメモリ22に書き込む。ように制御が行われ
る。
【0043】上記のCODESELは、原稿サイズに応
じて決められる。即ち、原稿サイズがA3サイズの場合
は、『CODESEL=0』に設定される。また、A4
サイズ以下の場合は、『CODESEL=1』に設定さ
れる。
【0044】上記の切換制御により、原稿がA4サイズ
以下の場合には、4×4画素当り48ビットの固定長圧
縮データがフレームメモリ22に記憶される。このた
め、フレームメモリ22からの読み出し時に行アドレス
と列アドレスを入れ換えるアドレス制御を行うことで、
画像を90度回転させることができる。つまり、圧縮し
た状態で編集処理が可能である。また、原稿がA3サイ
ズの場合には、フレームメモリ22への記憶が可能な符
号量であることを条件として、4×4画素当り48ビッ
トの固定長圧縮データが更に可変長コード化圧縮されて
フレームメモリ22に記憶される。このため、データ量
を更に削減することができ、比較的小容量で安価なメモ
リをフレームメモリ22として用いることができ、コス
トを低減できる。例えば、実施の形態のシステムでは、
1色当り64MBのDRAMを2個用いてフレームメモ
リ22を構成することにより、A4サイズ・600dp
iの画像データ量が記憶可能となる。また、原稿がA3
サイズの場合であって、可変長コード化圧縮後の符号総
量がフレームメモリ22に記憶可能な量を越えると判定
された場合には、低解像度に変換されてデータ量を削減
されたデータがフレームメモリ22に記憶される。この
ため、フレームメモリ22への格納途中で記憶できなく
なり、その結果、画像形成が不可能になったり、画像走
査をし直す等の不具合が防止される。また、符号総量が
フレームメモリ22の記憶容量を越えると判定される画
像は写真画像(連続階調画像)であるため、低解像度に
変換した場合でも画質の劣化は無視できる程度である。
【0045】[3-2] メモリ読み出し制御(画像の回
転):図12は、フレームメモリ22内の各アドレスに
格納されるデータを示す説明図である。図示のように、
フレームメモリ22内の各アドレスは、行アドレス(ロ
ーアドレス)と、列アドレス(コラムアドレス)により
特定される。また、1ブロックの48ビットの固定長圧
縮データは、前述のように、8ビットの平均値指標LA
と、8ビットの階調幅指標LDと、各々2ビットで合計
32ビットの符号情報P0〜Pfとから成る。
【0046】図13は、フレームメモリ22から読み出
す際に、ローアドレス(行アドレス)とコラムアドレス
(列アドレス)を入れ換え、コラムアドレスの逆順に読
み出すことで、画像を回転させる原理を示す。図13上
段に示すように、画像を回転しないノーマル時には、行
の左端からローアドレスの正順に、且つ先頭行から行の
正順に、読み出しが行われる。一方、画像を90度回転
させる90度回転時には、図13下段に示すように、列
の下端からコラムアドレスの逆順に、且つ先頭列から列
の正順に、読み出しが行われる。さらに、その際に、各
48ビットの符号データの内、合計32ビットの符号情
報P0〜Pfについても行と列の入れ換えが行われる。
つまり、Pc,P8,P4,P0,Pd,P9,P5,
P1,Pe,Pa,P6,P2,Pf,Pb,P7,P
3の順で、各アドレス内の下位32ビットのデータが読
み出される。
【0047】〔4〕復号:図9は、フレームメモリ22
から読み出されるデータを、その符号化方式(固定長圧
縮,固定長圧縮&可変長コード化圧縮,解像度変換)に
応じて復号する処理過程を示すブロック図、図10は、
固定長圧縮又は固定長圧縮&可変長コード化圧縮されて
いる符号を4×4画素当り48ビットの符号データに復
号する原理を示す説明図、図11上段は4×4画素当り
48ビットの符号データをGBTC復号(固定長圧縮か
らの伸長)する処理を示すブロック図、図11下段は4
×4画素当り32ビットの低解像度データを128ビッ
トに水増しする処理を示すブロック図である。
【0048】フレームメモリ22からは、Y,M,C,
Bkの各色のデータが、各色の作像ユニットの間隔(本
例ではLmm)で決定されるタイミングで順に読み出さ
れて、まず、入力バッファに書き込まれる。
【0049】[4-1] 可変長コード化伸長(固定長データ
変換):CPU29から与えられる固定長/可変長切換
信号(CODESEL)が0であり、低解像度データ選
択信号が0の場合は、固定長圧縮後に更に可変長コード
化圧縮されたデータがフレームメモリ22に格納されて
いる場合であり、本例ではA3サイズ原稿の場合であ
る。この場合は、図10内の上欄に示すCODESEL
=0の場合の処理が、復号処理として選択される。つま
り、図9の可変長コード変換部255の出力が、選択部
により選択される。
【0050】詳細には、入力バッファから読み出した2
ビットの属性情報ATRの値に対応するアルゴリズムに
従って48ビットのデータ(新固定長圧縮データ)を生
成して出力バッファに書き込む下記の処理が実行され
る。 (a)属性情報ATRが『00』の場合は、平均値指標
LA=00h、階調幅指標LD=0h、符号情報=00
00hの48ビットデータが生成される。 (b)属性情報ATRが『01』の場合は、平均値指標
LA=ffh、階調幅指標LD=0h、符号情報=00
00hの48ビットデータが生成される。 (c)属性情報ATRが『10』の場合は、該2ビット
の属性情報に続く8ビットデータF1hが平均値指標L
Aとされ、この『LA=F1h』と、階調幅指標LD=
0h、符号情報=0000hの48ビットデータが生成
される。 (d)属性情報ATRが『11』の場合は、該2ビット
の属性情報に続く48ビットのデータがそのまま新固定
長圧縮データとして生成される。
【0051】次に、上記のように4×4画素当り48ビ
ットの符号データ(GBTC圧縮データ)に復号された
データは、図11の上段に示すように、平均値指標L
A、階調幅指標LD、及び1画素当り2ビット(4×4
画素当り32ビット)の量子化符号に基づいて逆変換さ
れる。即ち、各画素毎に、該画素の2ビットの量子化符
号の値に応じて下記(11)〜(14)の何れかが選択
され、選択された数式に当該画素のLAとLDを代入し
た値が、当該画素のデータ値として選択されて出力され
る。
【数5】 (a)LA+LD/2 ・・・・(11) (b)LA+LD/6 ・・・・(12) (c)LA−LD/6 ・・・・(13) (d)LA−LD/2 ・・・・(14) なお、上記の処理は、前述の固定長圧縮処理([2-2] の
項目)の逆変換である。
【0052】[4-2] 固定長復号(GBTC逆変換):C
PU29から与えられる固定長/可変長切換信号(CO
DESEL)が1の場合は、固定長圧縮のみにより圧縮
された符号がフレームメモリ22に格納されている場合
であり、本例ではA4サイズ以下の原稿の場合である。
この場合は、まず、図10内の下欄に示すCODESE
L=1の場合の処理が選択される。換言すれば、16ビ
ットのデータバスから入力するストリームから、48ビ
ットの符号データ(4×4画素の1ブロック分のデー
タ)を切り出す『16to48変換部』の出力が、選択
部によって選択される。
【0053】次に、上記の処理により得られた4×4画
素当り48ビットの符号データ(GBTC圧縮データ)
が、上述の可変長コード化伸長後の48ビットデータの
場合と同様に、固定長復号される。つまり、平均値指標
LA、階調幅指標LD、及び1画素当り2ビット(4×
4画素当り32ビット)の量子化符号に基づいて、図1
1の上段に示す処理に従って、画像データが再生され
る。換言すれば、各画素毎に、該画素の2ビットの量子
化符号の値に応じて前記(11)〜(14)の何れかを
選択し、選択した数式に当該画素のLAとLDを代入し
た値を、当該画素のデータ値として選択して出力する処
理が実行される。
【0054】[4-3] 水増し(解像度逆変換):CPU2
9から与えられる低解像度データ選択信号が1の場合、
つまり、メモリオーバーフラグが1にセットされている
場合には、低解像度に変換された画像データがフレーム
メモリ22に格納されている場合であり、例えば、A3
サイズの写真原稿の場合である。この場合は、まず、1
6ビットのデータバスから入力するストリームから32
ビットの低解像度画像データ(4×4画素の1ブロック
分の低解像度画像データ)を切り出す『16to32変
換部』の出力が、選択部によって選択される。
【0055】次に、上記の処理により得られた4×4画
素当り32ビットの低解像度画像データを128ビット
の画像データに水増しする処理が、水増し部273によ
り、図11の下段に示すように実行される。即ち、低解
像度データは、4×4画素を2×2画素づつの4個の小
領域に区分して各小領域毎に平均値を求めて各小領域の
画像データとしたものであるが、この平均値を、当該2
×2画素小領域を構成する各画素の画像データとして採
用するように処理される。図11の例では、左上隅の2
×2画素の平均値は『A0(8ビット)』であるが、こ
の『A0(8ビット)』が、当該2×2画素を構成する
4個の画素のデータ値とされる。
【0056】こうして得られたデータ値、又は、前述の
ようにGBTC復号されて得られたデータ値の何れか
が、選択部により選択されて出力される。この選択は、
低解像度データ選択信号の値に応じて行われる。
【0057】〔5〕処理手順:図14と図15は、以上
に述べた各処理の手順を、まとめて示すフローチャート
である。例えば、原稿サイズがA4以下であれば(S0
1:NO)、GBTC圧縮のみで圧縮した符号がフレー
ムメモリ22に書き込まれる(S43)。原稿サイズが
A4より大きい場合には、低解像度で属性計数が種別毎
に計数され(S03〜S09)、計数結果に基づいて通
常の解像度での総符号量がフレームメモリ22の記憶容
量で記憶可能か否か判定され、記憶不可能な場合にはメ
モリオーバーフラグが1にセットされる(S11)。
【0058】また、メモリオーバーフラグが1にセット
されると(S21:YES)、低解像度で読み込まれた
画像データがフレームメモリ22に記憶される(S3
5)。一方、メモリオーバーフラグが0の場合は(S2
1:NO)、固定長圧縮(GBTC圧縮)後に更に可変
長コード化圧縮されたデータがフレームメモリ22に記
憶される(S25)。
【0059】
【発明の効果】本発明では、圧縮符号化した画像データ
の全てをメモリに格納できる否かをメモリへの格納以前
に判定できるため、格納不可能と判定された場合には、
データ量を更に削減する圧縮方式等に切り換える等する
ことができ、必要な画像データの全てをメモリに格納し
て処理を進めることができる。また、メモリオーバーに
より画像印字が途中でとまり、画像全体を印字すること
ができないということが無いため、ユーザに不快感を与
えることがない。さらに、メモリオーバーになるような
可変長コード化による圧縮効果の少ない画像は、大きな
階調差を持つブロックが多い写真画像のような場合であ
り、本発明においては、その場合にのみ解像度を低下さ
せる。そのため、大きな階調差を持つブロックが少ない
文字画像は、解像度を落とさない。よって、文字画像は
解像度を、写真画像は階調性を保持することができ、画
像品質を維持することができる。一方、可変長コード化
時における属性判別結果を計数することにより、メモリ
オーバーするか否かを容易に知ることができ、メモリオ
ーバーを判定する回路の簡素化が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成例を示すブロック図。
【図2】実施の形態の画像処理装置が搭載される画像形
成装置のシステム構成図。
【図3】実施の形態の画像処理装置を示すブロック図。
【図4】図3の符号化部21を主に示すブロック図。
【図5】図4の固定長圧縮部211を示すブロック図。
【図6】図4の解像度変換部218を示すブロック図。
【図7】図4の属性判別部212と可変長コード化圧縮
部215を主に説明するブロック図。
【図8】固定長圧縮と可変長コード化圧縮の説明図。
【図9】図3の固定長データ変換部25と600dpi
スキュー補正部27を説明するブロック図。
【図10】図9の可変長コード化伸長部255での処理
の原理を示す説明図。
【図11】図9の固定長圧縮からの伸長部271と水増
し部273を示すブロック図。
【図12】フレームメモリ22内の各アドレスに格納さ
れるデータ構成を示す説明図。
【図13】0度回転(ノーマル)時と90度回転時のフ
レームメモリ22からの読み出し順序を示す説明図。
【図14】実施の形態の装置の制御手順を示すフローチ
ャートの一部。
【図15】実施の形態の装置の制御手順を示すフローチ
ャートの残部。
【図16】従来の画像処理装置でのメモリオーバの場合
を示す第1の例。
【図17】従来の画像処理装置でのメモリオーバの場合
を示す第2の例。
【符号の説明】
211 固定長圧縮部 212 属性判別部 215 可変長コード化圧縮部 216 属性計数部 218 解像度変換部 25 固定長データ変換部(可変長コード化伸長部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データをメモリに記憶し、メモリに
    記憶した画像データを読み出してプリント用データを生
    成する画像処理装置であって、 画像データから切り出した所定数の画素から成るブロッ
    クの画像特性を示す属性情報を各ブロック毎に決定する
    属性決定手段と、 各ブロックの画像データを属性情報の種別によって決ま
    るビット数の符号に変換する圧縮符号化手段と、 属性情報をその種別毎に計数する属性計数手段と、 属性情報の種別毎の計数結果に基づいて総符号量がメモ
    リに格納可能な量か否かを判定する符号量判定手段と、 画像データの解像度を切り換える解像度切換手段と、 総符号量がメモリに格納可能な量の場合は前記圧縮符号
    化手段により変換した符号をメモリに記憶し、総符号量
    がメモリに格納不可能な量の場合は前記解像度切換手段
    により低解像度に切り換えた画像データ又はその圧縮符
    号をメモリに記憶する選択記憶手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像データをメモリに記憶し、メモリに
    記憶した画像データを読み出して出力用のデータを生成
    する画像処理装置であって、 画像データから切り出した所定数の画素から成るブロッ
    クの画像特性を示す属性情報を各ブロック毎に決定する
    属性決定手段と、 各ブロックの画像データを属性情報の種別によって決ま
    るビット数の符号に変換する第1の圧縮符号化手段と、 第1の圧縮符号化手段とは異なる圧縮方式により画像デ
    ータを符号化する第2の圧縮符号化手段と、 属性情報をその種別毎に計数する属性計数手段と、 属性情報の種別毎の計数結果に基づいて総符号量がメモ
    リに格納可能な量か否かを判定する符号量判定手段と、 総符号量がメモリに格納可能な量の場合は前記第1の圧
    縮符号化手段により変換した符号をメモリに記憶し、総
    符号量がメモリに格納不可能な量の場合は前記第1の圧
    縮符号化手段により符号化した後に更に前記第2の圧縮
    符号化手段により符号化した符号をメモリに記憶する選
    択記憶手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 画像データをメモリに記憶し、メモリに
    記憶した画像データを読み出して出力用のデータを生成
    する画像処理装置であって、 画像データから切り出した所定数の画素から成るブロッ
    クの画像特性を示す属性情報を各ブロック毎に決定する
    属性決定手段と、 各ブロックの画像データを属性情報の種別によって決ま
    るビット数の符号に変換する圧縮符号化手段と、 属性情報をその種別毎に計数する属性計数手段と、 属性情報の種別毎の計数結果に基づいて総符号量がメモ
    リに格納可能な量か否かを判定する符号量判定手段と、 判定結果に応じて画像データの処理方式を切り換える切
    換手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3の何れかに於いて、 属性決定手段は、属性計数手段での計数用の属性情報を
    決定する場合には低解像度の画像データに基づいて各ブ
    ロックの属性情報を決定する、 ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れかに於いて、 属性決定手段は、属性計数手段での計数用の属性情報を
    決定する場合にはプレスキャンの画像データに基づいて
    各ブロックの属性情報を決定する、 ことを特徴とする画像処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007300165A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、および画像処理方法
JP2017200041A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置および画像形成方法
JP2019121882A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 株式会社リコー Asicおよび画像形成装置

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