JP2000245986A - 多頭式ミシンのミシンフレーム及びその組立加工方法 - Google Patents

多頭式ミシンのミシンフレーム及びその組立加工方法

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JP2000245986A
JP2000245986A JP11055309A JP5530999A JP2000245986A JP 2000245986 A JP2000245986 A JP 2000245986A JP 11055309 A JP11055309 A JP 11055309A JP 5530999 A JP5530999 A JP 5530999A JP 2000245986 A JP2000245986 A JP 2000245986A
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frame
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Kinya Aikei
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Barudan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工及び組み立てコストを低減することがで
きるようにする。 【解決手段】 本発明の多頭式ミシンのミシンフレーム
1は、左右に間隔をおいて床面13に立つ一対の下支柱
3と、該下支柱3の上端に架け渡した状態で固定した、
釜を内蔵するベッド9を取り付けるための下フレーム4
と、下フレーム4の上面に固定されて立つ一対の上支柱
5と、該上支柱5の上端に架け渡した状態で固定した、
針7を駆動するミシンヘッド8を取り付けるための上フ
レーム6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多頭式ミシンのミ
シンフレーム及びその組立加工方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、従来のミシンフレー
ム50は、長さ方向に間隔をもって床面に配置された一
対の基台51と、該両基台51の上面にそれぞれ立設さ
れた一対の支柱52を備えている。この両支柱52に対
し、高い剛性の上フレーム54と、該上フレーム54の
下方に高い剛性の下フレーム53とが架け渡された状態
で固定されている。
【0003】このミシンフレーム50の上フレーム54
の前面54aには、針を駆動するミシンヘッド(図示
略)が取り付けられ、下フレーム53の前面53a及び
上面53bには、釜を内蔵するベッド、テーブル及び枠
駆動機構等(図示略)が取り付けられる。このため、ミ
シンフレーム50が組み立てられた状態で、上フレーム
54及び下フレーム53の前面54a、53aが互いに
平行かつ床面に垂直になり、下フレーム53の上面が床
面に平行になっている必要がある。
【0004】これらの面の加工は、ミシンフレーム50
が組み立てられた後では周囲の部材が邪魔になって困難
であるため、次のようにフレームを組み立てる途中の段
階で行われる。まず、一対の基台51にそれぞれ支柱5
2を立てて溶接固定し、両支柱52に下フレーム53を
架け渡して溶接固定し、この状態で、下フレーム53の
上面53bと、支柱52の上面52aとが床面に対して
水平になるようにフライス盤等の加工機器で平面加工す
る。これとともに、上フレーム54の両端側の下面54
bに対して上フレーム54の前面54aが垂直になるよ
うに、それぞれの面を平面加工する。最後に、上フレー
ム54の前面54aと、下フレーム53の前面53aと
が平行になるようにして、上フレーム54の両端側の下
面54bをそれぞれの支柱52の上端面52aに当接さ
せ、上フレーム54と支柱52とを溶接固定するとミシ
ンフレーム50が完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、下フレーム
53の上面53bを平面加工するときは、下フレーム5
3の上面53bより上方に突出した支柱52の上部が邪
魔になり、加工機械に取り付け難く、また、下フレーム
53の上面53bの左右端部が加工し難いという問題が
ある。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決し、加工
及び組み立てコストを低減することができる多頭式ミシ
ンのミシンフレーム及びその組立加工方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の多頭式ミシンのミシンフレームは、左右に
間隔をおいて床面に立つ一対の下支柱と、該下支柱の上
端に架け渡した状態で固定した、釜を内蔵するベッドを
取り付けるための下フレームと、前記下フレームの上面
に固定されて立つ一対の上支柱と、該上支柱の上端に架
け渡した状態で固定した、針を駆動するミシンヘッドを
取り付けるための上フレームとを備えている。
【0008】また、本発明の多頭式ミシンのミシンフレ
ームの組立加工方法は、左右に間隔をおいて床面に立つ
一対の下支柱と、該下支柱の上端に架け渡した状態で固
定した、釜を内蔵するベッドを取り付けるための下フレ
ームと、前記下フレームの上面に固定されて立つ一対の
上支柱と、該上支柱の上端に架け渡した状態で固定し
た、針を駆動するミシンヘッドを取り付けるための上フ
レームとを備えた多頭式ミシンのミシンフレームの組立
加工方法であって、前記一対の下支柱に下フレームを固
定してなる下フレーム体と、前記一対の上支柱に上フレ
ームを固定してなる上フレーム体とをそれぞれ組み立
て、前記下フレーム体の前記下フレームの上面と、前記
上フレーム体の上支柱の下面とをそれぞれ平面加工し、
前記下フレーム体の上に前記上フレーム体を載置した状
態で固定することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明を実施し
た第一実施形態の多頭式ミシンのミシンフレーム1を示
し、図3及び図4は、ミシンフレーム1の組立加工方法
を示している。このミシンフレーム1は、左右に間隔を
おいて床面13に立つ一対の下支柱3と、下支柱3の上
端に架け渡した状態で固定した下フレーム4と、下フレ
ーム4の上面に固定されて立つ一対の上支柱5と、上支
柱5の上端に架け渡した状態で固定した上フレーム6と
を備えている。下支柱3、下フレーム4、上支柱5及び
上フレーム6には、断面角形の鋼管を使用している。
【0010】下支柱3は、左右に間隔をおいて床面13
に配設された一対の基台2の上面にそれぞれ溶接固定さ
れることにより立設されている。基台2は、その底面の
前後端側にそれぞれ床面13に当接する床当部12を備
え、該床当部12は、基台2の上面の高さを調節するた
めの高さ調節部(図示略)を備えている。
【0011】このミシンフレーム1には、針7を駆動す
る複数(例えば4台)のミシンヘッド8が上フレーム6
の前面6aにその長さ方向に列設される。また、下フレ
ーム4の前側に、ベッドフレーム10が取り付けられ
る。該ベッドフレーム10に釜(図示略)を内蔵する、
ミシンヘッド8と同数のベッド9が、下フレーム4の長
さ方向に列設される。上フレーム6と下フレーム4との
間にはテーブル16が配置され、該テーブル16の上面
には加工布を取り付けるための縫製枠17が載置され
る。
【0012】このミシンフレーム1では、上フレーム6
の前面6a及び下フレーム4の前面4aが互いに平行か
つ床面13に垂直になり、下フレーム4の上面4bが床
面13に平行になるように平面加工されている。これ
は、ミシンヘッド8とベッド9とをミシンフレーム1に
取り付けるときは、ミシンヘッド8の針7が落下する位
置と、ベッド9の針穴(図示略)の位置とを高精度に合
わせなければならないため、ミシンヘッド8が取り付け
られる上フレーム6の前面6aと、ベッドフレーム10
を介してベッド9が取り付けられる下フレーム4の前面
4aとが高精度に互いに平行かつ床面13に対して垂直
になっていることが好ましいからである。また、下フレ
ーム4の上面にはテーブル16がその上面と床面13と
が平行になるようにテーブル受け15を介して取り付け
られたり、該テーブル16上を前後左右に縫製枠17を
駆動する枠駆動機構(図示略)等が取り付けられるた
め、下フレーム4の上面4bが床面13に対して高精度
に垂直になっていることが好ましいからである。
【0013】さて、このミシンフレーム1の組立加工方
法を説明する。 まず、一対の基台2の各上面に下支柱3を溶接固定
するとともに、両下支柱3を左右に間隔をおいて立て、
両下支柱3の上端に下フレーム4を架け渡した状態で溶
接固定することにより、下フレーム体1aを組み立て
る。これとともに、一対の上支柱5を左右に間隔をおい
て立て、両上支柱5の上端に上フレーム6を架け渡した
状態で溶接固定することにより、上フレーム体1bを組
み立てる。
【0014】 次いで、加工機械としてのフライス盤
20で下フレーム体1aの前面4a及び上面4bを加工
するため、図3に示すようにレール21に沿ってフライ
ス盤20のフライス20aの下にワークを送るワーク送
り装置22にワークとしての下フレーム体1aをセット
する。そして、フライス盤20で下フレーム体1aの下
フレーム4の前面4aが床面13に垂直になるように平
面加工するとともに、下フレーム4の上面4bが床面1
3に平行になるように平面加工する。これと同様に、上
フレーム体1bの上支柱5の下面5aに対し、上フレー
ム6の前面6aが垂直になるように、下面5a及び前面
5aをそれぞれ平面加工する。
【0015】 最後に、下フレーム体1aの上に上フ
レーム体1bを載置する。このとき、上フレーム6の前
面6aが下フレーム4の前面4aと平行になるように、
下フレーム体1aの下フレーム4の上面4bに上フレー
ム体1bの上支柱5の下面5aを当接させる。この状態
で下フレーム体1aの下フレーム4に上フレーム体1b
の上支柱5を溶接固定するとミシンフレーム1が完成す
る。
【0016】このように構成された多頭式ミシンのミシ
ンフレーム1によれば、下フレーム4の上面4bを平面
加工するときに、該上面4bから何も突出していないた
め、加工機械に取り付け易く、また、該上面4b全体を
容易に加工することができる。従って、ミシンフレーム
1の加工及び組み立てコストを低減することができる。
【0017】次に、第二実施形態に係る多頭式ミシンの
ミシンフレーム30及びその組立加工方法について説明
すると、図5に示すように該ミシンフレーム30は、多
数対(図3では20対)のミシンヘッド8及びベッド9
を取り付け可能にするために、下フレーム4及び上フレ
ーム6を長くした点と、下フレーム4の長さ方向の途中
部を床面13に対して支持する途中支柱31を設けた点
と、下フレーム4の長さ方向の別の途中部と途中支柱3
1とを連結する補強部材としての斜状フレーム32を設
けた点とにおいてのみ第一実施形態と相違している。
【0018】途中支柱31は、床面13に配された基台
2の上面に溶接固定されることにより立設されており、
その上端は下フレーム4の途中部に溶接固定されてい
る。
【0019】ミシンフレーム30の組み立て方法も、第
一実施形態と同様に、一対の下支柱3に下フレーム4を
固定してなる下フレーム体30aと、一対の上支柱5に
上フレーム6を固定してなる上フレーム体30bとをそ
れぞれ組み立て、下フレーム体30aの下フレーム4の
上面と、上フレーム体30bの上支柱5の下面とをそれ
ぞれ平面加工し、下フレーム体30aの上に上フレーム
体30bを固定する工程を含んでいる。
【0020】本実施形態によれば、第一実施形態と同様
の効果に加え、下フレーム4の長さ方向の各途中部にお
ける振動を防止するとともに、該各途中部の左右に下フ
レーム4の振動を分散させ、下フレーム4各部の振動を
抑制することができる。このため、振動源としてのミシ
ンヘッド8及びベッド9の数が多い場合でも、ミシンフ
レーム30の振動を抑制することができる。
【0021】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されず、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しな
い範囲で適宜変更して具体化することもできる。
【0022】(1)下支柱3の上端部又は上支柱5の高
部に凹部を形成し、該凹部にそれぞれ下フレーム4又は
上フレーム6を嵌合させた状態で固定すること。
【0023】(2)下支柱3の上端部又は上支柱5の高
部に穴を設け、該穴にそれぞれ下フレーム4又は上フレ
ーム6を嵌合させて挿入した状態で固定すること。
【0024】(3)第二実施形態において、途中支柱3
1を着脱可能に構成すること。 (4)第二実施形態において、途中支柱31を2本以上
設けること。
【0025】(5)第二実施形態において、斜状フレー
ム32に代えて、下フレーム4の長さ方向の別の途中部
と下支柱3とを連結する補強部材としての斜状フレーム
を設けること。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
係る多頭式ミシンのミシンフレーム及び請求項2の発明
に係る多頭式ミシンのミシンフレームの組立加工方法に
よれば、加工及び組み立てコストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第一実施形態の多頭式ミシ
ンのミシンフレームの正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】同ミシンフレームの組立加工方法を示す図であ
る。
【図4】同ミシンフレームの組立加工方法を示す分解斜
視図である。
【図5】本発明を具体化した第二実施形態の多頭式ミシ
ンのミシンフレームの正面図である。
【図6】従来のミシンフレームの組立加工方法を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 ミシンフレーム 1a 下フレーム体 1b 上フレーム体 3 下支柱 4 下フレーム 4b 上面 5 上支柱 6 上フレーム 7 針 8 ミシンヘッド 9 ベッド 13 床面 30 ミシンフレーム 30a 下フレーム体 30b 上フレーム体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に間隔をおいて床面に立つ一対の下
    支柱と、該下支柱の上端に架け渡した状態で固定した、
    釜を内蔵するベッドを取り付けるための下フレームと、
    前記下フレームの上面に固定されて立つ一対の上支柱
    と、該上支柱の上端に架け渡した状態で固定した、針を
    駆動するミシンヘッドを取り付けるための上フレームと
    を備えている多頭式ミシンのミシンフレーム。
  2. 【請求項2】 左右に間隔をおいて床面に立つ一対の下
    支柱と、該下支柱の上端に架け渡した状態で固定した、
    釜を内蔵するベッドを取り付けるための下フレームと、
    前記下フレームの上面に固定されて立つ一対の上支柱
    と、該上支柱の上端に架け渡した状態で固定した、針を
    駆動するミシンヘッドを取り付けるための上フレームと
    を備えた多頭式ミシンのミシンフレームの組立加工方法
    であって、 前記一対の下支柱に下フレームを固定してなる下フレー
    ム体と、前記一対の上支柱に上フレームを固定してなる
    上フレーム体とをそれぞれ組み立て、前記下フレーム体
    の前記下フレームの上面と、前記上フレーム体の上支柱
    の下面とをそれぞれ平面加工し、前記下フレーム体の上
    に前記上フレーム体を載置した状態で固定することを特
    徴とする多頭式ミシンのミシンフレームの組立加工方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005012621A1 (ja) * 2003-08-05 2005-02-10 Tokai Kogyo Mishin Kabushiki Kaisha ミシンフレーム及びその組み立て方法
KR101022979B1 (ko) * 2004-08-04 2011-03-18 레써 아크티엔게젤샤프트 자수기용 프레임 및 프레임 토대를 포함하는 상기 프레임의 적용 방법

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