JP2000246452A - モータケースの溶接部形状および溶接方法 - Google Patents
モータケースの溶接部形状および溶接方法Info
- Publication number
- JP2000246452A JP2000246452A JP11045713A JP4571399A JP2000246452A JP 2000246452 A JP2000246452 A JP 2000246452A JP 11045713 A JP11045713 A JP 11045713A JP 4571399 A JP4571399 A JP 4571399A JP 2000246452 A JP2000246452 A JP 2000246452A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor case
- shape
- welding
- welded portion
- weld
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
- Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータケースを薄肉軽量化でき、さらに、内
部仕上げ加工代が小さく、加工コストを低くできるモー
タケースの溶接部形状および溶接方法を提供すること。 【解決手段】 円筒形状からなるモータケース胴部を、
長手方向に複数に分割したアルミニウム合金押出し形状
素材10同士を溶接して組み立てるモータケースの溶接
部形状において、アルミニウム素材10の溶接部20は
円筒形状の長手方向に嵌合形状を成しており、溶接部2
0の肉厚T0 と非溶接部の実質肉厚T1 との比T0 /T
1 が1.5〜2.0である構成とする。
部仕上げ加工代が小さく、加工コストを低くできるモー
タケースの溶接部形状および溶接方法を提供すること。 【解決手段】 円筒形状からなるモータケース胴部を、
長手方向に複数に分割したアルミニウム合金押出し形状
素材10同士を溶接して組み立てるモータケースの溶接
部形状において、アルミニウム素材10の溶接部20は
円筒形状の長手方向に嵌合形状を成しており、溶接部2
0の肉厚T0 と非溶接部の実質肉厚T1 との比T0 /T
1 が1.5〜2.0である構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車に使用
される自動車用モータケースの溶接部形状および溶接方
法に関する。さらに詳しくは、電気自動車用モータケー
スの軽量化および加工コストの低減を図ったケースの溶
接部形状および溶接方法に関する。
される自動車用モータケースの溶接部形状および溶接方
法に関する。さらに詳しくは、電気自動車用モータケー
スの軽量化および加工コストの低減を図ったケースの溶
接部形状および溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気自動車用のモータケース素材
としては、軽量化および放熱性の観点から、アルミニウ
ム合金が用いられている。これは、他の金属材料に比べ
てモータケース素材としてアルミニウム合金が最も適し
ているためである。そして、従来の電気自動車用のモー
タケースは、一般的に組立を行わない一体成形からなる
アルミニウム鋳物が用いられている。
としては、軽量化および放熱性の観点から、アルミニウ
ム合金が用いられている。これは、他の金属材料に比べ
てモータケース素材としてアルミニウム合金が最も適し
ているためである。そして、従来の電気自動車用のモー
タケースは、一般的に組立を行わない一体成形からなる
アルミニウム鋳物が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルミ
ニウム鋳物は一般に強度が低いため薄肉化を図ることが
難しく、そのためにモータケースに適用する場合には、
全体として肉厚にならざるをえず、軽量化ニーズに対応
ができないという問題点があった。また、アルミニウム
鋳物は完成製品の寸法精度が不十分なため、特にモータ
を収納する内径部は鋳物のままでは用いることができ
ず、内径部の仕上げ加工に多大な時間と工数が必要であ
り、製造コストを引き上げる大きな要因となっていた。
そこで、強度の低下がなく、モータケースを薄肉軽量化
でき、さらに、内径部の仕上げ加工代も少なく加工コス
トを低く抑えたモータケースとすることが課題となって
いた。
ニウム鋳物は一般に強度が低いため薄肉化を図ることが
難しく、そのためにモータケースに適用する場合には、
全体として肉厚にならざるをえず、軽量化ニーズに対応
ができないという問題点があった。また、アルミニウム
鋳物は完成製品の寸法精度が不十分なため、特にモータ
を収納する内径部は鋳物のままでは用いることができ
ず、内径部の仕上げ加工に多大な時間と工数が必要であ
り、製造コストを引き上げる大きな要因となっていた。
そこで、強度の低下がなく、モータケースを薄肉軽量化
でき、さらに、内径部の仕上げ加工代も少なく加工コス
トを低く抑えたモータケースとすることが課題となって
いた。
【0004】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、モータケースを薄肉軽量化でき、さら
に、内部仕上げ加工代が小さく、加工コストを低くでき
るモータケースの溶接部形状および溶接方法を提供する
ことを目的とする。
なされたもので、モータケースを薄肉軽量化でき、さら
に、内部仕上げ加工代が小さく、加工コストを低くでき
るモータケースの溶接部形状および溶接方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した従来の
問題点に鑑みてなされたもので、その構成を、円筒形状
からなるモータケース胴部を、長手方向に複数に分割し
たアルミニウム合金押出し形状素材同士を溶接して組み
立てるモータケースの溶接部形状において、アルミニウ
ム素材の溶接部は円筒形状の長手方向に嵌合形状を成し
ており、溶接部の肉厚T0 と非溶接部の実質肉厚T1 と
の比T0 /T1 が1.5〜2.0であるモータケースの
溶接部形状とし、さらに、モータケース胴部の非溶接部
に中空の水冷ジャケット部を形成し、水冷用の通路を除
いた内側および外側の肉厚をそれぞれt1 ,t2 とした
場合、非溶接部の実質肉厚T1 はT1 =t1 +t2 であ
るモータケースの溶接部形状とし、さらに、溶接部の溶
融ビード幅W0 と嵌合部の凹凸寸法W1 の比W0 /W1
が2よりも大であり、W0 はW1 を含んで形成されてい
るモータケースの溶接部形状とし、さらに、モータケー
ス胴部を形成する素材は、長手方向に等間隔に2分割ま
たは4分割であって、溶接の順序および方向が対向線を
逆方向に交互に溶接するモータケースの溶接方法とし、
嵌合部の凹凸寸法W1 を含んで溶接部の溶融ビード幅W
0 を形成し、かつ、W0 とW1 の比W0 /W1 が2より
も大となるようにモータケース胴部の長手方向に溶接を
行うモータケースの溶接方法とすることにより、課題を
解決したものである。
問題点に鑑みてなされたもので、その構成を、円筒形状
からなるモータケース胴部を、長手方向に複数に分割し
たアルミニウム合金押出し形状素材同士を溶接して組み
立てるモータケースの溶接部形状において、アルミニウ
ム素材の溶接部は円筒形状の長手方向に嵌合形状を成し
ており、溶接部の肉厚T0 と非溶接部の実質肉厚T1 と
の比T0 /T1 が1.5〜2.0であるモータケースの
溶接部形状とし、さらに、モータケース胴部の非溶接部
に中空の水冷ジャケット部を形成し、水冷用の通路を除
いた内側および外側の肉厚をそれぞれt1 ,t2 とした
場合、非溶接部の実質肉厚T1 はT1 =t1 +t2 であ
るモータケースの溶接部形状とし、さらに、溶接部の溶
融ビード幅W0 と嵌合部の凹凸寸法W1 の比W0 /W1
が2よりも大であり、W0 はW1 を含んで形成されてい
るモータケースの溶接部形状とし、さらに、モータケー
ス胴部を形成する素材は、長手方向に等間隔に2分割ま
たは4分割であって、溶接の順序および方向が対向線を
逆方向に交互に溶接するモータケースの溶接方法とし、
嵌合部の凹凸寸法W1 を含んで溶接部の溶融ビード幅W
0 を形成し、かつ、W0 とW1 の比W0 /W1 が2より
も大となるようにモータケース胴部の長手方向に溶接を
行うモータケースの溶接方法とすることにより、課題を
解決したものである。
【0006】以下、本発明の作用効果を説明する。本発
明において、アルミニウム素材の溶接部は円筒形状の長
手方向に嵌合形状を成しており、溶接部の肉厚T0 と非
溶接部の実質肉厚T1 との比T0 /T1 が1.5〜2.
0であるモータケースの溶接部形状とする理由は、以下
のとおりである。
明において、アルミニウム素材の溶接部は円筒形状の長
手方向に嵌合形状を成しており、溶接部の肉厚T0 と非
溶接部の実質肉厚T1 との比T0 /T1 が1.5〜2.
0であるモータケースの溶接部形状とする理由は、以下
のとおりである。
【0007】嵌合構造とすることにより素材相互の拘束
作用を持たせ、溶接中の熱変形を抑えることができる。
また、T0 がT1 より大きく設定してあるため、溶接部
の強度低下、溶接欠陥が発生した場合の溶接部の強度低
下を補償でき、ケース全体としての強度を保ち溶接熱変
形を抑えることができる。T0 /T1 が1.5よりも小
さいと溶接部の強度低下をカバーするには不十分で、
2.0を超えると溶け込み深さを得るためには溶接入熱
を大きくする必要があり、かえって溶接熱変形が大きく
なってしまう。したがって、T0 /T1 は1.5から
2.0が望ましい。
作用を持たせ、溶接中の熱変形を抑えることができる。
また、T0 がT1 より大きく設定してあるため、溶接部
の強度低下、溶接欠陥が発生した場合の溶接部の強度低
下を補償でき、ケース全体としての強度を保ち溶接熱変
形を抑えることができる。T0 /T1 が1.5よりも小
さいと溶接部の強度低下をカバーするには不十分で、
2.0を超えると溶け込み深さを得るためには溶接入熱
を大きくする必要があり、かえって溶接熱変形が大きく
なってしまう。したがって、T0 /T1 は1.5から
2.0が望ましい。
【0008】本発明に用いる溶接方法は、通常のアーク
溶接でも構わないが、より溶接変形を抑えるためには抵
抗溶接やレーザ溶接あるいは電子ビーム溶接を採用する
ことが、より効果的である。
溶接でも構わないが、より溶接変形を抑えるためには抵
抗溶接やレーザ溶接あるいは電子ビーム溶接を採用する
ことが、より効果的である。
【0009】さらに、嵌合部の凹凸突起部の寸法W1 と
溶接ビード幅W0 の比W0 /W1 が2より大きくなるよ
うに溶接条件を選ぶことにより、突起部の隙間に起因す
る溶接欠陥を溶接部から排除し内部欠陥残存確率を低減
でき、より溶接部強度低下を抑えることができる。W0
/W1 が2より小さいと溶接欠陥が残存し、強度が著し
く低下するおそれがあるため、2以上が必要である。
溶接ビード幅W0 の比W0 /W1 が2より大きくなるよ
うに溶接条件を選ぶことにより、突起部の隙間に起因す
る溶接欠陥を溶接部から排除し内部欠陥残存確率を低減
でき、より溶接部強度低下を抑えることができる。W0
/W1 が2より小さいと溶接欠陥が残存し、強度が著し
く低下するおそれがあるため、2以上が必要である。
【0010】さらに、モータケース胴部を形成する素材
は、長手方向に2分割または4分割であって、溶接の順
序および方向が対向線を逆方向に交互に溶接するモータ
ケースの溶接方法とする理由は、対象部位を逆方向に交
互に溶接することにより、ある箇所の溶接で生じた熱変
形を次の溶接で打ち消すことができ、最終的にねじれお
よび曲がり変形はほぼゼロになり、素材の高精度を損な
わずに組立を行うことができるからである。
は、長手方向に2分割または4分割であって、溶接の順
序および方向が対向線を逆方向に交互に溶接するモータ
ケースの溶接方法とする理由は、対象部位を逆方向に交
互に溶接することにより、ある箇所の溶接で生じた熱変
形を次の溶接で打ち消すことができ、最終的にねじれお
よび曲がり変形はほぼゼロになり、素材の高精度を損な
わずに組立を行うことができるからである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるモータケース
の溶接部形状および溶接方法の実施の形態を添付図面を
参照して詳細に説明する。
の溶接部形状および溶接方法の実施の形態を添付図面を
参照して詳細に説明する。
【0012】(第1の実施の形態)図1は、本発明によ
るモータケースの溶接部形状および溶接方法の第1の実
施の形態を示す図で、モータケース胴部の断面を模式的
に表わした図である。まず、構成を説明する。円筒状ケ
ースの外側に長手方向に一体成形された冷却フィン30
を有するアルミニウム押出し形状素材10を等間隔に4
分割し、これらを合わせて組み立て、モータケース胴部
の長手方向に溶接部20を形成した構造となっている。
るモータケースの溶接部形状および溶接方法の第1の実
施の形態を示す図で、モータケース胴部の断面を模式的
に表わした図である。まず、構成を説明する。円筒状ケ
ースの外側に長手方向に一体成形された冷却フィン30
を有するアルミニウム押出し形状素材10を等間隔に4
分割し、これらを合わせて組み立て、モータケース胴部
の長手方向に溶接部20を形成した構造となっている。
【0013】図2(a)は、図1における溶接部20の
詳細形状を示したもので、溶接前の状態としては、素材
は互いに合わされた状態である。図2(a)において、
溶接部板厚T0 は7mm、非溶接部板厚T1 は4mmで
あり、突起(高さ)W1 が2mmの嵌合部21の突起
を、溶接部板厚の断面中央部にケースの長手方向に形成
した。さらに、この嵌合部21の突起に対向するケース
部分に、嵌合させるための凹部を形成し、隙間なく嵌合
した状態となっている。
詳細形状を示したもので、溶接前の状態としては、素材
は互いに合わされた状態である。図2(a)において、
溶接部板厚T0 は7mm、非溶接部板厚T1 は4mmで
あり、突起(高さ)W1 が2mmの嵌合部21の突起
を、溶接部板厚の断面中央部にケースの長手方向に形成
した。さらに、この嵌合部21の突起に対向するケース
部分に、嵌合させるための凹部を形成し、隙間なく嵌合
した状態となっている。
【0014】図2(b)は、図2(a)の嵌合状態でケ
ースの外側より長手方向に溶接を行い、溶接部溶融ビー
ド22を形成した状態の断面図である。この溶接部溶融
ビード幅W0 は5mmであり、嵌合部21の突起(高
さ)W1 を含んで形成している。
ースの外側より長手方向に溶接を行い、溶接部溶融ビー
ド22を形成した状態の断面図である。この溶接部溶融
ビード幅W0 は5mmであり、嵌合部21の突起(高
さ)W1 を含んで形成している。
【0015】さらに、図3は、第1の実施の形態のモー
タケースの溶接方法を示した図であり、4分割した素材
を溶接する場合の溶接順序・方向を示す。〜の4箇
所の溶接を以下の順序・方向で行う。まず、の溶接を
矢印のように奥から手前に向かって行い、次に、の溶
接を手前から奥に向かって行う。次に、の溶接を奥か
ら手前に向かって行う。最後に、の溶接を手前から奥
に向かって行い、溶接が完了する。
タケースの溶接方法を示した図であり、4分割した素材
を溶接する場合の溶接順序・方向を示す。〜の4箇
所の溶接を以下の順序・方向で行う。まず、の溶接を
矢印のように奥から手前に向かって行い、次に、の溶
接を手前から奥に向かって行う。次に、の溶接を奥か
ら手前に向かって行う。最後に、の溶接を手前から奥
に向かって行い、溶接が完了する。
【0016】(第2の実施の形態)図4は、本発明の第
2の実施の形態を示す図である。すなわち、第1の実施
の形態において、モータケース胴部の非溶接部に中空の
水冷ジャケット部11を形成し、水冷用の通路を除いた
内側および外側の肉厚t1 ,t2 を、それぞれ、t1 =
2mm、t2 =2mmとしたものである。第2の実施の
形態において、非溶接部の実質肉厚T1 は4mm(T1
=t1 +t2 )である。
2の実施の形態を示す図である。すなわち、第1の実施
の形態において、モータケース胴部の非溶接部に中空の
水冷ジャケット部11を形成し、水冷用の通路を除いた
内側および外側の肉厚t1 ,t2 を、それぞれ、t1 =
2mm、t2 =2mmとしたものである。第2の実施の
形態において、非溶接部の実質肉厚T1 は4mm(T1
=t1 +t2 )である。
【0017】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、その構成を、円筒形状からなるモータケース胴
部を、長手方向に複数に分割したアルミニウム合金押出
し形状素材同士を溶接して組み立てるモータケースの溶
接部形状において、アルミニウム素材の溶接部は円筒形
状の長手方向に嵌合形状を成しており、溶接部の肉厚T
0 と非溶接部の実質肉厚T1 との比T0 /T1 が1.5
〜2.0であるモータケースの溶接部形状とし、さら
に、モータケース胴部の非溶接部に中空の水冷ジャケッ
ト部を形成し、水冷用の通路を除いた内側および外側の
肉厚をそれぞれt1,t2 とした場合、非溶接部の実質
肉厚T1 はT1 =t1 +t2 であるモータケースの溶接
部形状とし、さらに、溶接部の溶融ビード幅W0 と嵌合
部の凹凸寸法W1 の比W0 /W1 が2よりも大であり、
W0 はW1 を含んで形成されているモータケースの溶接
部形状とし、さらに、モータケース胴部を形成する素材
は、長手方向に等間隔に2分割または4分割であって、
溶接の順序および方向が対向線を逆方向に交互に溶接す
るモータケースの溶接方法とし、嵌合部の凹凸寸法W1
を含んで溶接部の溶融ビード幅W0 を形成し、かつ、W
0 とW1 の比W0 /W1が2よりも大となるようにモー
タケース胴部の長手方向に溶接を行うモータケースの溶
接方法としたため、モータケースを薄肉軽量化でき、さ
らに、内部仕上げ加工代が小さく、加工コストを低くで
きる、という優れた効果が得られる。
よれば、その構成を、円筒形状からなるモータケース胴
部を、長手方向に複数に分割したアルミニウム合金押出
し形状素材同士を溶接して組み立てるモータケースの溶
接部形状において、アルミニウム素材の溶接部は円筒形
状の長手方向に嵌合形状を成しており、溶接部の肉厚T
0 と非溶接部の実質肉厚T1 との比T0 /T1 が1.5
〜2.0であるモータケースの溶接部形状とし、さら
に、モータケース胴部の非溶接部に中空の水冷ジャケッ
ト部を形成し、水冷用の通路を除いた内側および外側の
肉厚をそれぞれt1,t2 とした場合、非溶接部の実質
肉厚T1 はT1 =t1 +t2 であるモータケースの溶接
部形状とし、さらに、溶接部の溶融ビード幅W0 と嵌合
部の凹凸寸法W1 の比W0 /W1 が2よりも大であり、
W0 はW1 を含んで形成されているモータケースの溶接
部形状とし、さらに、モータケース胴部を形成する素材
は、長手方向に等間隔に2分割または4分割であって、
溶接の順序および方向が対向線を逆方向に交互に溶接す
るモータケースの溶接方法とし、嵌合部の凹凸寸法W1
を含んで溶接部の溶融ビード幅W0 を形成し、かつ、W
0 とW1 の比W0 /W1が2よりも大となるようにモー
タケース胴部の長手方向に溶接を行うモータケースの溶
接方法としたため、モータケースを薄肉軽量化でき、さ
らに、内部仕上げ加工代が小さく、加工コストを低くで
きる、という優れた効果が得られる。
【図1】本発明によるモータケースの溶接部形状および
溶接方法の第1の実施の形態を示す図で、モータケース
胴部の断面模式図である。
溶接方法の第1の実施の形態を示す図で、モータケース
胴部の断面模式図である。
【図2】(a)は、第1の実施の形態における溶接部
(嵌合部)の詳細断面図であり、(b)は、溶接部の溶
融ビードを形成した状態の詳細断面図である。
(嵌合部)の詳細断面図であり、(b)は、溶接部の溶
融ビードを形成した状態の詳細断面図である。
【図3】本発明によるモータケースの溶接方法を説明す
る図である。
る図である。
【図4】第2の実施の形態の溶接部(嵌合部)の詳細断
面図である。
面図である。
10 アルミニウム押出し形状素材 11 水冷ジャケット部 20 溶接部 21 嵌合部 22 溶融ビード T0 溶接部板厚 T1 非溶接部板厚 W0 溶接部溶融ビード幅 W1 嵌合部突起高さ t1 水冷部内側肉厚 t2 水冷部外側肉厚
Claims (5)
- 【請求項1】 円筒形状からなるモータケース胴部を、
長手方向に複数に分割したアルミニウム合金押出し形状
素材同士を溶接して組み立てるモータケースの溶接部形
状において、 前記アルミニウム素材の溶接部は円筒形状の長手方向に
嵌合形状を成しており、前記溶接部の肉厚T0 と非溶接
部の実質肉厚T1 との比T0 /T1 が1.5〜2.0で
あることを特徴とするモータケースの溶接部形状。 - 【請求項2】 請求項1に記載のモータケースの溶接部
形状において、 前記モータケース胴部の非溶接部に中空の水冷ジャケッ
ト部を形成し、水冷用の通路を除いた内側および外側の
肉厚をそれぞれt1 ,t2 とした場合、前記非溶接部の
実質肉厚T1 はT1 =t1 +t2 であることを特徴とす
るモータケースの溶接部形状。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のモータケース
の溶接部形状において、 前記溶接部の溶融ビードは嵌合部の突起を含んで形成さ
れており、該溶接部のビード幅W0 と嵌合部の突起(高
さ)W1 の比W0 /W1 が2よりも大であることを特徴
とするモータケースの溶接部形状。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のモー
タケースの溶接部形状において、 前記モータケース胴部を形成する素材は、長手方向に等
間隔に2分割または4分割されており、溶接の順序およ
び方向は対向する溶接部分を交互に逆方向に溶接するこ
とを特徴とするモータケースの溶接方法。 - 【請求項5】 請求項3または4に記載のモータケース
の溶接部形状および溶接方法において、 前記嵌合部の突起(高さ)W1 を含んで前記溶接部の溶
融ビード幅W0 を形成し、かつ、W0 とW1 の比W0 /
W1 が2よりも大となるように、前記モータケース胴部
の長手方向に溶接を行うことを特徴とするモータケース
の溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11045713A JP2000246452A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | モータケースの溶接部形状および溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11045713A JP2000246452A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | モータケースの溶接部形状および溶接方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000246452A true JP2000246452A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12727002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11045713A Pending JP2000246452A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | モータケースの溶接部形状および溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000246452A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100413184C (zh) * | 2005-07-11 | 2008-08-20 | 蒋俊 | 电动自行车电机外壳及其制造方法 |
| CN116000432A (zh) * | 2022-12-31 | 2023-04-25 | 徐州华展门窗工程股份有限公司 | 多用机座碰焊模具 |
| US12057302B2 (en) | 2018-11-21 | 2024-08-06 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Backing plate, sputtering target, and production methods therefor |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP11045713A patent/JP2000246452A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100413184C (zh) * | 2005-07-11 | 2008-08-20 | 蒋俊 | 电动自行车电机外壳及其制造方法 |
| US12057302B2 (en) | 2018-11-21 | 2024-08-06 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Backing plate, sputtering target, and production methods therefor |
| CN116000432A (zh) * | 2022-12-31 | 2023-04-25 | 徐州华展门窗工程股份有限公司 | 多用机座碰焊模具 |
| CN116000432B (zh) * | 2022-12-31 | 2023-10-27 | 徐州华展门窗工程股份有限公司 | 多用机座碰焊模具 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3262533B2 (ja) | アルミニウム合金の接合材 | |
| JP2002068013A (ja) | 骨格部材の接合方法 | |
| US5767476A (en) | Manufacturing method for automotive frame | |
| US20190077466A1 (en) | Aluminum structural member | |
| JPH1147959A (ja) | 外板の製造方法 | |
| US6908145B2 (en) | Vehicle passenger compartment components and manufacturing process for making the same | |
| JP7424869B2 (ja) | フレームユニットおよびフレーム組立体 | |
| JP2000246452A (ja) | モータケースの溶接部形状および溶接方法 | |
| JPH1158036A (ja) | 摩擦溶接方法および溶接継手構造 | |
| JP3174009B2 (ja) | モーターケースの製造方法 | |
| JP2021131996A (ja) | フレーム組立体および車載用バッテリートレイ | |
| JP2001321968A (ja) | 金属部材の接合材及び金属部材の接合方法 | |
| JP5057161B2 (ja) | 溶接継手の製造方法 | |
| JP4530186B2 (ja) | 燃料タンクの製法 | |
| JP3945852B2 (ja) | 自動車構造部材用継手構造 | |
| JP3926643B2 (ja) | アルミニウムパイプ製フレームの製造方法 | |
| JP2001171549A (ja) | サスペンション用サブフレーム | |
| JP4509648B2 (ja) | 摩擦撹拌接合方法 | |
| JP2003236687A (ja) | 溶接構造部材 | |
| JP2001293562A (ja) | 板材の接合方法 | |
| JPH11347754A (ja) | 機械要素用部材及びその製造方法 | |
| JP4234696B2 (ja) | 鉄道車両用先頭部構造 | |
| JP2003175858A (ja) | アルミニウム合金製車体フレーム | |
| CN209454848U (zh) | 集成门框、侧围分总成和车辆 | |
| JPH09193832A (ja) | 車体の溶接構造 |