JP2000247256A - サイドメンバへの加速度センサ取付構造 - Google Patents

サイドメンバへの加速度センサ取付構造

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JP2000247256A
JP2000247256A JP11049910A JP4991099A JP2000247256A JP 2000247256 A JP2000247256 A JP 2000247256A JP 11049910 A JP11049910 A JP 11049910A JP 4991099 A JP4991099 A JP 4991099A JP 2000247256 A JP2000247256 A JP 2000247256A
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sensor
front side
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Masayuki Yoshikawa
雅之 吉川
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサ取付部が変形する場合にも、車両前後
方向の加速度を安定して検知する。 【解決手段】 フロントサイドメンバ10を構成するフ
ロントサイドメンバインナパネル14の上壁部14A上
には、加速度センサ40が固定されたブラケット42が
配設されている。ブラケット42は短冊状の板材によっ
て構成されており、前後方向両端近傍に形成された固定
部42B、42Cが、フロントサイドメンバインナパネ
ル14の上壁部14Aにおける軸圧縮変形時に隣接する
節部P2、P3となる部位にそれぞれ固定されている。
また、加速度センサ40はブラケット42の前後方向中
間部に固定されており、この部位はフロントサイドメン
バインナパネル14の上壁部14Aにおける軸圧縮変形
の谷部S1となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサイドメンバへの加
速度センサ取付構造に係り、特に、自動車等の車両にお
けるサイドメンバへの加速度センサ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両におけるフロント
サイドメンバの造の一例としては、特開平10−244
955号公報に示されているものがある。
【0003】図11に示される如く、このフロントサイ
ドメンバ100では、境界線102において、前部10
0Aの板厚が後部100Bの板厚より薄くなっている。
このため、フロントサイドメンバ100の板厚を一定と
した場合に比べ、境界線102の前方側に形成されたク
ラッシュビード104と、境界線102の後方側に形成
されたクラッシュビード106との間の第1の座屈部1
08が座屈する際の座屈荷重が下がるようになってい
る。この結果、フロントサイドメンバ100が第1の座
屈部108で座屈する時の衝撃で生じる第2の座屈部1
10での初期不整(断面変形)は最小限に抑えられ、フ
ロントサイドメンバ100の板厚を一定にした場合に比
べて小さくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な構成とされたフロントサイドメンバ100に、車両が
前突した際にエアバッグ装置等の乗員保護装置を起動す
るか否かを判定するための情報入力手段としての加速度
センサからなるサテライトセンサを配設する場合には、
次の点を考慮する必要がある。即ち、通常、サテライト
センサは、車両のフロアに配設されたメインの加速度セ
ンサの補助用センサであって、フロントサイドメンバ1
00の変形領域に配設され、車両の衝突によってフロン
トサイドメンバ100が変形した際に、車両前後方向の
加速度を検出するようになっている。従って、フロント
サイドメンバのセンサ取付面が変形した場合には、この
センサ取付面の変形によって、センサの向きが変化し、
センサの加速度検知方向が、フロントサイドメンバ10
0の前後方向の軸線に対して傾斜してしてしまう恐れが
あり、この場合には、車両前後方向の加速度を安定して
検知できなくなる。この様な車両変形のバラツキを含め
て衝突を検知するには、多数の試験と複雑なアルゴリズ
ムが必要であり、開発コストの増大につながっている。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、センサ取付部
が変形する場合にも、車両前後方向の加速度を安定して
検知できるサイドメンバへの加速度センサ取付構造を得
ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、車両の前後方向に延びる矩形閉断面構造とされたサ
イドメンバへの加速度センサ取付構造であって、サイド
メンバに前後方向に所定の間隔を開けて形成され、サイ
ドメンバの軸圧縮変形を安定させるための複数のクラッ
シュビードと、サイドメンバの外周壁部における、前記
軸圧縮変形の谷部と山部とのうちの少なくとも一方とな
る部位に配設された加速度センサと、を有することを特
徴とする。
【0007】従って、車両衝突時に、サイドメンバが複
数のクラッシュビードを起点として軸圧縮変形した場合
に、加速度センサは、予めサイドメンバの外周壁部にお
ける軸圧縮変形の谷部と山部とのうちの少なくとも一方
となる部位に配設されているため、サイドメンバのセン
サ取付部が変形した場合においても、加速度センサの配
設位置が、サイドメンバの前後方向に対して傾くことが
ない。この結果、加速度センサの加速度検知方向は、サ
イドメンバの前後方向に延びる軸線に沿った方向に保た
れるので、加速度センサによって、車両前後方向の加速
度を安定して検知できる。
【0008】請求項2記載の本発明は、車両の前後方向
に延びる矩形閉断面構造とされたサイドメンバへの加速
度センサ取付構造であって、サイドメンバに前後方向に
所定の間隔を開けて形成され、サイドメンバの軸圧縮変
形を安定させるための複数のクラッシュビードと、サイ
ドメンバの外周壁部における、前記軸圧縮変形の谷部と
なる部位に配設された加速度センサと、を有することを
特徴とする。
【0009】従って、車両衝突時に、サイドメンバが複
数のクラッシュビードを起点として軸圧縮変形した場合
に、加速度センサは、予めサイドメンバの外周壁部にお
ける軸圧縮変形の谷部となる部位に配設されているた
め、サイドメンバのセンサ取付部が変形した場合におい
ても、加速度センサの配設位置が、サイドメンバの前後
方向に対して傾くことがない。この結果、加速度センサ
の加速度検知方向は、サイドメンバの前後方向に延びる
軸線に沿った方向に保たれるので、加速度センサによっ
て、車両前後方向の加速度を安定して検知できる。ま
た、変形時、谷部に配設された加速度センサが荷重作用
方向前方側に突出する山部に当接するため、加速度セン
サによって加速度を効果的に検知できる。
【0010】請求項3記載の本発明は、請求項2に記載
のサイドメンバへの加速度センサ取付構造であって、前
記加速度センサが前後方向中間部に形成されたセンサ取
付部に固定されたセンサ支持手段を備え、該センサ支持
手段の前後方向両端に形成された固定部を、サイドメン
バの外周壁部における軸圧縮変形の隣接する節部となる
部位にそれぞれ固定したことを特徴とする。
【0011】従って、請求項2に記載の内容に加えて、
サイドメンバが変形した場合には、センサ支持手段は軸
圧縮変形の隣接する節部間に架設された状態となる。こ
の結果、センサ支持手段の前後方向中間部に形成された
センサ取付部に固定された加速度センサを、サイドメン
バにおける軸圧縮変形の谷部となる部位に確実に固定で
きる。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
サイドメンバへの加速度センサ取付構造であって、前記
センサ支持手段の固定部とセンサ取付部との間に容易に
屈曲する脆弱部を形成したことを特徴とする。
【0013】従って、請求項3記載の内容に加えて、サ
イドメンバが変形した場合には、センサ支持手段の固定
部とセンサ取付部との間に形成した脆弱部が容易に屈曲
することで、前後の固定部がサイドメンバの壁部ととも
に傾斜しても、前後の脆弱部が屈曲することで、センサ
取付部に固定された加速度センサの加速度検知方向を、
サイドメンバの前後方向に延びる軸線に沿った方向に保
持することができる。この結果、サイドメンバのセンサ
取付部が変形する場合にも、車両前後方向の加速度を更
に安定して検知できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のサイドメンバへの加速度
センサ取付構造の第1実施形態を図1〜図6に従って説
明する。
【0015】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0016】図2に示される如く、本実施形態のサイド
メンバとしてのフロントサイドメンバ10は、車両前部
の車幅方向両端下部近傍に車両前後方向に沿って左右一
対(車両左側のフロントサイドメンバは図示省略)配設
されている。
【0017】図3に示される如く、フロントサイドメン
バ10は、フロントサイドメンバ10の車幅方向外側部
を構成するフロントサイドメンバアウタパネル12と、
フロントサイドメンバ10の車幅方向内側部を構成する
フロントサイドメンバインナパネル14とで構成されて
いる。
【0018】フロントサイドメンバインナパネル14の
車両前後方向から見た断面形状は、開口部を車幅方向外
側へ向けたコ字状とされており、上壁部14Aの車幅方
向外側端部はフランジ14Bとされている。また、フロ
ントサイドメンバインナパネル14の下壁部14Cの車
幅方向外側端部には、下方へ向けてフランジ14Dが形
成されている。
【0019】図4に示される如く、フロントサイドメン
バアウタパネル12の上端部には、車幅方向外側へ向け
てフランジ12Aが形成されており、このフランジ12
Aはフロントサイドメンバインナパネル14のフランジ
14Bの下面に接合されている。また、フロントサイド
メンバアウタパネル12の下端縁部12Bは、フロント
サイドメンバインナパネル14のフランジ14Dの車幅
方向外側面に接合されている。
【0020】従って、フロントサイドメンバ10は、フ
ロントサイドメンバアウタパネル12とフロントサイド
メンバインナパネル14と車両前後方向へ延びる断面矩
形状の閉断面構造となっている。
【0021】図3に示される如く、フロントサイドメン
バアウタパネル12の前端部には、トランスポートフッ
ク(図示省略)を取付けるためのフロントサイドメンバ
エクステンション16が接合されており、このフロント
サイドメンバエクステンション16と、フロントサイド
メンバインナパネル14の前端部14Eとの間には、フ
ロントバンパマウントブラケット18が配設されてい
る。
【0022】図2に示される如く、フロントバンパマウ
ントブラケット18は、フロントサイドメンバ10の前
端部に、上下2本のボルト20とナット(図示省略)に
よって固定されており、フロントバンパマウントブラケ
ット18の前面18Aには、バンパリインフォースメン
トを固定するためのボルト21が突出している。
【0023】フロントサイドメンバインナパネル14の
上下の稜線14F、14Gには、車両前後方向に所定の
間隔をあけて、前方側からクラッシュビードとしてのコ
ーナビード24、26、28が形成されている。また、
フロントサイドメンバインナパネル14の縦壁部14H
における、コーナビード24とコーナビード26との中
央部には、上下方向に延び車幅内方へ膨出したクラッシ
ュビードとしてのサイドビード27が形成されており、
フロントサイドメンバインナパネル14の縦壁部14H
における、コーナビード26とコーナビード28との中
央部には、上下方向に延び車幅内方へ膨出したクラッシ
ュビードとしてのサイドビード29が形成されている。
【0024】図1に示される如く、フロントサイドメン
バ10の最初の座屈のきっかけとなるコーナビード24
は、フロントサイドメンバエクステンション16の直後
に形成されており、フロントサイドメンバ10は、前突
時にコーナビード24とコーナビード26との間が第1
の座屈部30となり、コーナビード26とコーナビード
28との間が第2の座屈部32となる。
【0025】図6に示される如く、第1の座屈部30の
サイドビード27が形成された部位の断面変形モード
は、断面がもとの位置(図6の二点鎖線の位置)から車
幅方向に膨らみ、上下方向に凹む変形モードとなる。な
お、第2の座屈部32のサイドビード29が形成された
部位の断面変形モードも、第1の座屈部30のサイドビ
ード27が形成された部位の断面変形モードと同様に、
断面がもとの位置から車幅方向に膨らみ、上下方向に凹
む変形モードとなる。
【0026】図1に示される如く、前突時のフロントサ
イドメンバ10の断面変形モードは、各断面変形モード
が車両前後方向に沿って規則正しく出現する所謂、軸圧
縮変形となる。
【0027】この軸圧縮変形の波長λは、一般的には、
フロントサイドメンバ10の断面の幅L1と高さL2に
よりλ=(L1+L2)/2で現せる。
【0028】ここで、コーナビード26の位置では、コ
ーナビード24の断面変形モードと同じ断面変形モード
とるため、コーナビード24からコーナビード26まで
の長さが波長λとなる。この場合、フロントサイドメン
バ10の断面の幅L1と高さL2は、コーナビード24
とコーナビード26との中間位置の断面の幅L1と高さ
L2から求めるが、コーナビード24の位置の断面の幅
L1と高さL2と、コーナビード26の位置の断面の幅
L1と高さL2とが異なるため、実験経験的に、コーナ
ビード24の位置の断面の幅L1と高さL2を使用し、
これに定数a(a=1.0〜1.2、例えばa=1.
1))を乗じてλ=a(L1+L2)/2を決める。
【0029】なお、第1の座屈による変形領域は、コー
ナビード24で生じる断面変形と、コーナビード24と
コーナビード26との中間で生じる断面変形がセットで
生じる。このため、第1の座屈による変形領域F1は、
実質的にクラッシュビード24から車両前方へλ/4の
位置から、クラッシュビード24から車両後方へ3λ/
4の領域となり、この領域の前端、後端及び中央部は断
面変形が発生しない、所謂、軸圧縮変形の節部P1、P
2、P3となり、フロントサイドメンバインナパネル1
4の上壁部14Aにおいては、サイドビード27の上方
となる部位が軸圧縮変形の谷部S1に、コーナビード2
4、26を形成した部位が軸圧縮変形の山部T1、T2
となる。また、コーナビード24から車両後方へ3λ/
4より後方の変形領域F2においても同様な軸圧縮変形
となっている。
【0030】フロントサイドメンバインナパネル14の
上壁部14A上には、車両が前突した際にエアバッグ装
置等の乗員保護装置を起動するか否かを判定するための
情報入力手段としての加速度センサ40が配設されてお
り、この加速度センサ40は、図示を省略した車両のフ
ロアに配設されたメインの加速度センサとともに、エア
バッグ装置の制御回路に接続されている。なお、制御回
路は、加速度センサ40がオンした場合に、メインの加
速度センサの検出閾値を下げるようになっている。
【0031】加速度センサ40は、車両前後方向に延び
るセンサ支持手段としてのブラケット42に固定されて
いる。ブラケット42は短冊状の板材によって構成され
ており、前後方向中央部に形成されたセンサ取付部42
Aに加速度センサ40が固定されている。ブラケット4
2の前後方向両端近傍に形成された固定部42B、42
Cは、フロントサイドメンバインナパネル14の上壁部
14Aにおける軸圧縮変形時に隣接する節部P2、P3
となる部位にそれぞれボルト44等の固定手段によって
固定されている。
【0032】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0033】車両が前突した場合、フロントサイドメン
バ10は、コーナビード24、26、28をきっかけと
してコーナビード24とコーナビード26との間の第1
の座屈部30及びコーナビード26とコーナビード28
との間の第2の座屈部32が座屈する。この時、本実施
形態のフロントサイドメンバ10では、加速度センサ4
0が、予めフロントサイドメンバインナパネル14の上
壁部14Aにおける軸圧縮変形の谷部S1となる部位に
配設されているため、図5に示される如く、フロントサ
イドメンバ10が変形した場合には、ブラケット42の
固定部42B、42Cとセンサ取付部42Aとの間が屈
曲し、加速度センサ40の配設位置が、フロントサイド
メンバ10の前後方向に対して傾くことがない。この結
果、加速度センサ40の加速度検知方向が、フロントサ
イドメンバ10の前後方向に延びる軸線に沿った方向に
保たれるため、フロントサイドメンバ10のセンサ取付
部が変形する場合にも、加速度センサ40によって、車
両前後方向の加速度を安定して検知できる。
【0034】また、本実施形態では、前後方向中間部に
形成されたセンサ取付部42Aに加速度センサ40を固
定したブラケット42の固定部42B、42Cを、フロ
ントサイドメンバインナパネル14の上壁部14Aにお
ける軸圧縮変形の隣接する節部P2、P3となる部位に
それぞれボルト44に固定したため、フロントサイドメ
ンバインナパネル14の上壁部14Aが変形した場合に
は、ブラケット42は軸圧縮変形の隣接する節部P2、
P3間に架設された状態となる。この結果、ブラケット
42の前後方向中間部に形成されたセンサ取付部42A
に固定された加速度センサ40を、フロントサイドメン
バ10の軸圧縮変形の谷部S1となる部位に確実に固定
できる。
【0035】また、本実施形態では、加速度センサ40
がフロントサイドメンバ10の軸圧縮変形の谷部S1と
なる部位にあり、変形時、前方側に突出する山部が加速
度センサ40に当接するため、前方からの荷重が加速度
センサ40に効果的に作用する。この結果、加速度セン
サ40によって加速度を効果的に検知できる。
【0036】次に、本発明のサイドメンバへの加速度セ
ンサ取付構造の第2実施形態を図7〜図9に従って説明
する。
【0037】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0038】図7及び図8に示される如く、本実施形態
では、ブラケット42の固定部42B、42Cとセンサ
取付部42Aとの間に、容易に屈曲する脆弱部50がそ
れぞれ形成されており、これらの脆弱部50は、ブラケ
ット42の幅方向に延びる断面U字状の湾曲部とされて
いる。
【0039】従って、本実施形態では、図9に示される
如く、フロントサイドメンバ10が変形した場合には、
ブラケット42の固定部42B、42Cとセンサ取付部
42Aとの間に形成した脆弱部50が容易に屈曲するこ
とで、前後の固定部42B、42Cがフロントサイドメ
ンバインナパネル14の上壁部14Aとともに傾斜して
も、センサ取付部42Aに固定された加速度センサ40
の加速度検知方向を、フロントサイドメンバ10の前後
方向に延びる軸線に沿った方向に保持することができ
る。この結果、フロントサイドメンバ10のセンサ取付
部が変形する場合にも、車両前後方向の加速度を安定し
て検知できる。
【0040】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、図10に示される如く、加速度センサ4
0が固定されたブラケット42を、その長手方向を車幅
方向に向けた状態で、加速度センサ40がフロントサイ
ドメンバ10の軸圧縮変形の谷部S1となる部位になる
ように固定しても良い。
【0041】また、本実施形態では、加速度センサ40
をフロントサイドメンバインナパネル14の上壁部14
A上に配設したが、これに代えて、加速度センサ40
を、フロントサイドメンバ10の下面、車幅方向外側
面、または車幅方向内側面に配設してもよい。また、本
実施形態では、加速度センサ40をコーナビード24と
コーナビード26との間のフロントサイドメンバ10の
軸圧縮変形の谷部S1となる部位に配設したが、加速度
センサ40は他の谷部S2となる部位、または、山部T
1、T2となる部位に配設しても良い。また、本実施形
態では、脆弱部50を断面U字状の湾曲部としたが、脆
弱部50は湾曲部に限定されず、薄肉部等の他の構成と
しても良い。
【0042】また、本実施形態では、加速度センサ40
をフロントサイドメンバ10の谷部となる部位に配設し
たが、本発明のサイドメンバへの加速度センサ取付構造
は、フロントサイドメンバ10以外のリヤサイドメンバ
等の他のサイドメンバに加速度センサを配設する場合に
も適用可能である。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、車両の前後方
向に延びる矩形閉断面構造とされたサイドメンバへの加
速度センサ取付構造であって、サイドメンバに前後方向
に所定の間隔を開けて形成され、サイドメンバの軸圧縮
変形を安定させるための複数のクラッシュビードと、サ
イドメンバの外周壁部における、軸圧縮変形の谷部と山
部とのうちの少なくとも一方となる部位に配設された加
速度センサと、を有するため、センサ取付部が変形する
場合にも、車両前後方向の加速度を安定して検知できる
という優れた効果を有する。
【0044】請求項2記載の本発明は、車両の前後方向
に延びる矩形閉断面構造とされたサイドメンバへの加速
度センサ取付構造であって、サイドメンバに前後方向に
所定の間隔を開けて形成され、サイドメンバの軸圧縮変
形を安定させるための複数のクラッシュビードと、サイ
ドメンバの外周壁部における、軸圧縮変形の谷部となる
部位に配設された加速度センサと、を有するため、セン
サ取付部が変形する場合にも、車両前後方向の加速度を
安定して検知できる共に、効果的に検知できるという優
れた効果を有する。
【0045】請求項3記載の本発明は、請求項2に記載
のサイドメンバへの加速度センサ取付構造であって、加
速度センサが前後方向中間部に形成されたセンサ取付部
に固定されたセンサ支持手段を備え、センサ支持手段の
前後方向両端に形成された固定部を、サイドメンバの外
周壁部における軸圧縮変形の隣接する節部となる部位に
それぞれ固定したため、請求項2に記載の効果に加え
て、加速度センサをサイドメンバの軸圧縮変形の谷部と
なる部位に確実に固定できるという優れた効果を有す
る。
【0046】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
サイドメンバへの加速度センサ取付構造であって、セン
サ支持手段の固定部とセンサ取付部との間に容易に屈曲
する脆弱部を形成したため、サイドメンバのセンサ取付
部が変形する場合にも、車両前後方向の加速度を更に安
定して検知できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るサイドメンバへの
加速度センサ取付構造を示す側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るサイドメンバへの
加速度センサ取付構造を示す車両前方斜め内側から見た
斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るサイドメンバへの
加速度センサ取付構造を示す車両前方斜め内側から見た
分解斜視図である。
【図4】図1の4−4線に沿った拡大断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るサイドメンバへの
加速度センサ取付構造の変形状態で示す側面図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係るサイドメンバへの
加速度センサ取付構造の変形状態を示す図4に対応する
断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るサイドメンバへの
加速度センサ取付構造を示す車両前方斜め内側から見た
斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係るサイドメンバへの
加速度センサ取付構造を示す側面図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係るサイドメンバへの
加速度センサ取付構造の変形状態で示す側面図である。
【図10】本発明の他の実施形態に係るサイドメンバへ
の加速度センサ取付構造を示す車両前方斜め内側から見
た斜視図である。
【図11】従来のサイドメンバを示す側面図である。
【符号の説明】
10 フロントサイドメンバ(サイドメンバ) 12 フロントサイドメンバアウタパネル 14 フロントサイドメンバインナパネル 24 コーナビード(クラッシュビード) 26 コーナビード(クラッシュビード) 27 サイドビード(クラッシュビード) 28 コーナビード(クラッシュビード) 29 サイドビード(クラッシュビード) 40 加速度センサ 42 ブラケット(センサ支持手段) 42A ブラケットのセンサ取付部 42B ブラケットの固定部 42C ブラケットの固定部 50 ブラケットの脆弱部 P1 軸圧縮変形時の節部 P2 軸圧縮変形時の節部 P3 軸圧縮変形時の節部 S1 軸圧縮変形の谷部 S2 軸圧縮変形の谷部 T1 軸圧縮変形の山部 T2 軸圧縮変形の山部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の前後方向に延びる矩形閉断面構造
    とされたサイドメンバへの加速度センサ取付構造であっ
    て、 サイドメンバに前後方向に所定の間隔を開けて形成さ
    れ、サイドメンバの軸圧縮変形を安定させるための複数
    のクラッシュビードと、 サイドメンバの外周壁部における、前記軸圧縮変形の谷
    部と山部とのうちの少なくとも一方となる部位に配設さ
    れた加速度センサと、 を有することを特徴とするサイドメンバへの加速度セン
    サ取付構造。
  2. 【請求項2】 車両の前後方向に延びる矩形閉断面構造
    とされたサイドメンバへの加速度センサ取付構造であっ
    て、 サイドメンバに前後方向に所定の間隔を開けて形成さ
    れ、サイドメンバの軸圧縮変形を安定させるための複数
    のクラッシュビードと、 サイドメンバの外周壁部における、前記軸圧縮変形の谷
    部となる部位に配設された加速度センサと、 を有することを特徴とするサイドメンバへの加速度セン
    サ取付構造。
  3. 【請求項3】 前記加速度センサが前後方向中間部に形
    成されたセンサ取付部に固定されたセンサ支持手段を備
    え、該センサ支持手段の前後方向両端に形成された固定
    部を、サイドメンバの外周壁部における軸圧縮変形の隣
    接する節部となる部位にそれぞれ固定したことを特徴と
    する請求項2に記載のサイドメンバへの加速度センサ取
    付構造。
  4. 【請求項4】 前記センサ支持手段の固定部とセンサ取
    付部との間に容易に屈曲する脆弱部を形成したことを特
    徴とする請求項3記載のサイドメンバへの加速度センサ
    取付構造。
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