JP2000247296A - トルク制限方法および回転翼機の高度保持装置 - Google Patents
トルク制限方法および回転翼機の高度保持装置Info
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- JP2000247296A JP2000247296A JP11051518A JP5151899A JP2000247296A JP 2000247296 A JP2000247296 A JP 2000247296A JP 11051518 A JP11051518 A JP 11051518A JP 5151899 A JP5151899 A JP 5151899A JP 2000247296 A JP2000247296 A JP 2000247296A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トルクオーバを防止し、エンジンに大きなト
ルクを発生させて性能を充分に引き出すことができるト
ルク制限方法および高度保持装置を提供する。 【解決手段】 高度保持指令部16は、電波高度計11
または気圧高度計12によって計測されたヘリコプタの
飛行高度を所定の目標高度に近づけるための高度保持指
令値を出力する。トルクリミッタ20は、ヘリコプタの
トルクを検出するトルクセンサ24の検出値が所定の制
限範囲に含まれるように高度保持指令値を制限すること
によって、エンジントルクを制限し、検出値の時間変化
率に応じてトルクの制限値を変化させる。制御部21
は、制限された高度保持指令値に従って、主ロータブレ
ードのコレクティブピッチを調整するアクチュエータ2
5、およびエンジン出力を調整するスロットルバルブ2
2を制御する。
ルクを発生させて性能を充分に引き出すことができるト
ルク制限方法および高度保持装置を提供する。 【解決手段】 高度保持指令部16は、電波高度計11
または気圧高度計12によって計測されたヘリコプタの
飛行高度を所定の目標高度に近づけるための高度保持指
令値を出力する。トルクリミッタ20は、ヘリコプタの
トルクを検出するトルクセンサ24の検出値が所定の制
限範囲に含まれるように高度保持指令値を制限すること
によって、エンジントルクを制限し、検出値の時間変化
率に応じてトルクの制限値を変化させる。制御部21
は、制限された高度保持指令値に従って、主ロータブレ
ードのコレクティブピッチを調整するアクチュエータ2
5、およびエンジン出力を調整するスロットルバルブ2
2を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのトルク
オーバを防止するためのトルク制限方法、およびトルク
制限機能を有する回転翼機の高度保持装置に関する。
オーバを防止するためのトルク制限方法、およびトルク
制限機能を有する回転翼機の高度保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】航空機、特にヘリコプタには、高度保持
機能を備えたものがあり、自動的に目標高度を保持して
パイロットの操縦を支援することができる。目標高度
は、パイロットがレバー入力によって指定したり、飛行
制御計算機の演算結果によって自動的に設定されたりす
る。目標高度が設定されると、目標高度を保持するよう
な高度保持指令値が生成され、高度保持指令値に基づい
て、主ロータブレードのコレクティブピッチが調整され
る。
機能を備えたものがあり、自動的に目標高度を保持して
パイロットの操縦を支援することができる。目標高度
は、パイロットがレバー入力によって指定したり、飛行
制御計算機の演算結果によって自動的に設定されたりす
る。目標高度が設定されると、目標高度を保持するよう
な高度保持指令値が生成され、高度保持指令値に基づい
て、主ロータブレードのコレクティブピッチが調整され
る。
【0003】このとき、高度保持指令値の大きさ(オー
ソリティ)や変化率(レート)に一定の制限範囲を設
け、高度保持指令値が制限範囲に含まれるように、間接
的にトルクオーバを防いでいる。
ソリティ)や変化率(レート)に一定の制限範囲を設
け、高度保持指令値が制限範囲に含まれるように、間接
的にトルクオーバを防いでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の高度保持機能で
は、高度保持指令値の大きさや変化率と、トランスミッ
ションに発生するトルクとは、必ずしも1対1に対応し
ない。これは、飛行状態などによって、主ロータブレー
ドのコレクティブピッチやスロットルバルブの流量と、
トルクとが異なるためである。したがって、トルクオー
バを防ぐためには、トルクの限界に対して、かなりの余
裕をもってトルクの制限範囲を設定しなければならな
い。その結果、高度保持機能による自動飛行のときに、
手動飛行のときほどのトルク範囲を使用することができ
ず、トルクの限界の30〜70%程度しか使用できな
い。また、コレクティブピッチを調整するアクチュエー
タのストロークも、トルク範囲と同様に狭くなってしま
う。このことは、ヘリコプタの飛行性能を無駄にし、高
度保持機能を適用できる飛行領域を狭める結果に繋がっ
てしまう。
は、高度保持指令値の大きさや変化率と、トランスミッ
ションに発生するトルクとは、必ずしも1対1に対応し
ない。これは、飛行状態などによって、主ロータブレー
ドのコレクティブピッチやスロットルバルブの流量と、
トルクとが異なるためである。したがって、トルクオー
バを防ぐためには、トルクの限界に対して、かなりの余
裕をもってトルクの制限範囲を設定しなければならな
い。その結果、高度保持機能による自動飛行のときに、
手動飛行のときほどのトルク範囲を使用することができ
ず、トルクの限界の30〜70%程度しか使用できな
い。また、コレクティブピッチを調整するアクチュエー
タのストロークも、トルク範囲と同様に狭くなってしま
う。このことは、ヘリコプタの飛行性能を無駄にし、高
度保持機能を適用できる飛行領域を狭める結果に繋がっ
てしまう。
【0005】本発明の目的は、トルクオーバを防止しつ
つ、エンジンに大きなトルクを発生させて性能を充分に
引き出すことができるトルク制限方法および回転翼機の
高度保持装置を提供することである。
つ、エンジンに大きなトルクを発生させて性能を充分に
引き出すことができるトルク制限方法および回転翼機の
高度保持装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転翼機の主
ロータをエンジンで回転駆動し、回転翼機の飛行高度を
高度計で計測し、目標高度を設定し、高度計の計測値と
目標高度とを比較して高度保持指令値を生成し、高度保
持指令値に従って回転翼機を昇降させるための推進力お
よびエンジン出力を制御することによって、回転翼機の
高度を保持する回転翼機の高度保持方法において、エン
ジンから主ロータに動力を伝達するトランスミッション
のトルクをトルクセンサで検出し、トルクセンサの検出
値が所定の制限範囲に含まれるようにトルクリミッタで
高度保持指令値を制限し、検出値の時間変化率に応じて
トルクリミッタの制限値を所定の上限値と下限値との間
で変化させることを特徴とするトルク制限方法である。
ロータをエンジンで回転駆動し、回転翼機の飛行高度を
高度計で計測し、目標高度を設定し、高度計の計測値と
目標高度とを比較して高度保持指令値を生成し、高度保
持指令値に従って回転翼機を昇降させるための推進力お
よびエンジン出力を制御することによって、回転翼機の
高度を保持する回転翼機の高度保持方法において、エン
ジンから主ロータに動力を伝達するトランスミッション
のトルクをトルクセンサで検出し、トルクセンサの検出
値が所定の制限範囲に含まれるようにトルクリミッタで
高度保持指令値を制限し、検出値の時間変化率に応じて
トルクリミッタの制限値を所定の上限値と下限値との間
で変化させることを特徴とするトルク制限方法である。
【0007】本発明に従えば、トルクリミッタの制限範
囲は、制限値以下の範囲であり、たとえば、時間変化率
が大きいときに制限値が小さく設定され、時間変化率が
小さいときに制限値が大きく設定される。時間変化率が
大きい場合は、制限値を越えやすいので、制限値そのも
のを小さく設定することによって、トルクオーバを容易
に回避することができる。時間変化率が小さい場合は、
制限値を越えにくいので、制限値を大きく設定し、エン
ジンの限界近くまでトルクを引き出すことができる。こ
のように、トルクセンサの検出値の時間変化率に応じ
て、トルクリミッタの制限値を所定の上限値と下限値と
の間で変化させることによって、有害なトルクオーバを
防止でき、かつエンジン性能の限界近くまでトルクを引
き出すことができる。
囲は、制限値以下の範囲であり、たとえば、時間変化率
が大きいときに制限値が小さく設定され、時間変化率が
小さいときに制限値が大きく設定される。時間変化率が
大きい場合は、制限値を越えやすいので、制限値そのも
のを小さく設定することによって、トルクオーバを容易
に回避することができる。時間変化率が小さい場合は、
制限値を越えにくいので、制限値を大きく設定し、エン
ジンの限界近くまでトルクを引き出すことができる。こ
のように、トルクセンサの検出値の時間変化率に応じ
て、トルクリミッタの制限値を所定の上限値と下限値と
の間で変化させることによって、有害なトルクオーバを
防止でき、かつエンジン性能の限界近くまでトルクを引
き出すことができる。
【0008】なお本発明のトルク制限方法は、エンジン
が主ロータを回転駆動することによって飛行する回転翼
機の高度保持のために使用される。回転翼機の高度を保
持するためには、飛行高度を高度計で計測し、目標高度
を設定し、高度計の計測値と目標高度とを比較して高度
保持指令値を生成する。またトランスミッションのトル
クをトルクセンサで検出し、トルクセンサの検出値が所
定の制限範囲に含まれるように、トルクリミッタで高度
保持指令値を制限する。制限された高度保持指令値に従
って、エンジン出力および回転翼機を昇降させるための
推進力を制御する。これによって、回転翼機の飛行高度
を目標高度に保持することができる。
が主ロータを回転駆動することによって飛行する回転翼
機の高度保持のために使用される。回転翼機の高度を保
持するためには、飛行高度を高度計で計測し、目標高度
を設定し、高度計の計測値と目標高度とを比較して高度
保持指令値を生成する。またトランスミッションのトル
クをトルクセンサで検出し、トルクセンサの検出値が所
定の制限範囲に含まれるように、トルクリミッタで高度
保持指令値を制限する。制限された高度保持指令値に従
って、エンジン出力および回転翼機を昇降させるための
推進力を制御する。これによって、回転翼機の飛行高度
を目標高度に保持することができる。
【0009】また本発明は、回転翼機の主ロータを回転
駆動するエンジンと、エンジンの出力を調整するエンジ
ン調整手段と、回転翼機を昇降させるための推進力を調
整する推進力調整手段と、エンジンから主ロータに動力
を伝達するトランスミッションのトルクを検出するトル
クセンサと、回転翼機の飛行高度を計測する高度計と、
目標高度を設定する目標高度設定手段と、高度計の計測
値と目標高度とを比較して高度保持指令値を生成する高
度保持指令手段と、高度保持指令値に従ってエンジン調
整手段および推進力調整手段を制御する制御手段と、ト
ルクセンサの検出値が所定の制限範囲に含まれるように
高度保持指令値を制限し、検出値の時間変化率に応じて
トルクの制限値を所定の上限値と下限値との間で変化さ
せるトルク制限手段とを備えることを特徴とする回転翼
機の高度保持装置である。
駆動するエンジンと、エンジンの出力を調整するエンジ
ン調整手段と、回転翼機を昇降させるための推進力を調
整する推進力調整手段と、エンジンから主ロータに動力
を伝達するトランスミッションのトルクを検出するトル
クセンサと、回転翼機の飛行高度を計測する高度計と、
目標高度を設定する目標高度設定手段と、高度計の計測
値と目標高度とを比較して高度保持指令値を生成する高
度保持指令手段と、高度保持指令値に従ってエンジン調
整手段および推進力調整手段を制御する制御手段と、ト
ルクセンサの検出値が所定の制限範囲に含まれるように
高度保持指令値を制限し、検出値の時間変化率に応じて
トルクの制限値を所定の上限値と下限値との間で変化さ
せるトルク制限手段とを備えることを特徴とする回転翼
機の高度保持装置である。
【0010】本発明に従えば、回転翼機の高度保持装置
において、上記と同様に、トルクセンサの検出値の時間
変化率に応じてトルクの制限値を変化させることによっ
て、有害なトルクオーバを防止でき、かつエンジン性能
の限界近くまでトルクを引き出すことができる。また回
転翼機の高度保持装置は、高度保持指令値を受けた制御
手段が、エンジン調整手段および推進力調整手段を制御
することによって、目標高度での高度保持を実現する。
このような高度保持装置では、特にトルクオーバの防止
によって、安全な飛行継続が可能となり、トルクの増大
によって高度保持の実行可能な条件が拡大され、回転翼
機の操作性を向上することができる。
において、上記と同様に、トルクセンサの検出値の時間
変化率に応じてトルクの制限値を変化させることによっ
て、有害なトルクオーバを防止でき、かつエンジン性能
の限界近くまでトルクを引き出すことができる。また回
転翼機の高度保持装置は、高度保持指令値を受けた制御
手段が、エンジン調整手段および推進力調整手段を制御
することによって、目標高度での高度保持を実現する。
このような高度保持装置では、特にトルクオーバの防止
によって、安全な飛行継続が可能となり、トルクの増大
によって高度保持の実行可能な条件が拡大され、回転翼
機の操作性を向上することができる。
【0011】また本発明は、前記トルクセンサの検出値
が制限値よりも大きくなったとき、トルク制限手段は、
高度保持指令値を固定して出力することを特徴とする。
が制限値よりも大きくなったとき、トルク制限手段は、
高度保持指令値を固定して出力することを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、トルクセンサの検出値が
制限値よりも大きくなったときに、高度保持指令値を固
定するので、それ以降、制御手段による制御信号も固定
され、エンジン出力および推進力調整手段による推進力
も固定される。したがって、検出値が制限値を越えた後
のトルクの増大を防止することができ、トルクを制限す
ることができる。
制限値よりも大きくなったときに、高度保持指令値を固
定するので、それ以降、制御手段による制御信号も固定
され、エンジン出力および推進力調整手段による推進力
も固定される。したがって、検出値が制限値を越えた後
のトルクの増大を防止することができ、トルクを制限す
ることができる。
【0013】また本発明は、前記高度保持指令値を固定
してから、所定時間が経過するまでの間、検出値が制限
値よりも大きかった場合、トルク制限手段は、高度保持
指令値を一定レートで降下させることを特徴とする。
してから、所定時間が経過するまでの間、検出値が制限
値よりも大きかった場合、トルク制限手段は、高度保持
指令値を一定レートで降下させることを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、上記のように検出値が制
限値を越えたときに高度保持指令値を固定する。固定し
てから所定時間が経過するまでの間、検出値が制限値よ
りも大きかった場合、高度保持指令値を一定レートで降
下させるので、エンジン出力および推進力調整手段によ
る推進力も低下し、これに伴ってトルクも低下する。こ
のように、確実にトルクを制限することができる。
限値を越えたときに高度保持指令値を固定する。固定し
てから所定時間が経過するまでの間、検出値が制限値よ
りも大きかった場合、高度保持指令値を一定レートで降
下させるので、エンジン出力および推進力調整手段によ
る推進力も低下し、これに伴ってトルクも低下する。こ
のように、確実にトルクを制限することができる。
【0015】また本発明は、前記高度保持指令手段は、
所定時間間隔毎に高度保持指令値を生成してトルク制限
手段に出力し、検出値が制限値以下となると、トルク制
限手段は、高度保持指令値が前回の高度保持指令値より
も大きい場合、前回の高度保持指令値を制御手段に出力
し、高度保持指令値が前回の高度保持指令値以下である
場合、今回の高度保持指令値を制御手段に出力する制限
モードで高度保持指令値を制限することを特徴とする。
所定時間間隔毎に高度保持指令値を生成してトルク制限
手段に出力し、検出値が制限値以下となると、トルク制
限手段は、高度保持指令値が前回の高度保持指令値より
も大きい場合、前回の高度保持指令値を制御手段に出力
し、高度保持指令値が前回の高度保持指令値以下である
場合、今回の高度保持指令値を制御手段に出力する制限
モードで高度保持指令値を制限することを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、高度保持指令手段は、あ
る時刻に、高度計の計測値および目標高度から高度保持
指令値を生成してトルク制限手段に出力し、それから所
定時間間隔が経過した時刻に、再び高度保持指令値を生
成してトルク制限手段に出力する。このような作業を所
定時間間隔が経過する度に繰返し実行する。
る時刻に、高度計の計測値および目標高度から高度保持
指令値を生成してトルク制限手段に出力し、それから所
定時間間隔が経過した時刻に、再び高度保持指令値を生
成してトルク制限手段に出力する。このような作業を所
定時間間隔が経過する度に繰返し実行する。
【0017】検出値が制限値を越えた後、再び制限値以
下となると、トルク制限手段は所定の制限モードで動作
する。その制限モードでは、生成された高度保持指令値
が前回生成された高度保持指令値よりも大きい場合、前
回生成された高度保持指令値を制御手段に出力する。生
成された高度保持指令値が前回生成された高度保持指令
値以下である場合、今回の高度保持指令値を制御手段に
出力する。
下となると、トルク制限手段は所定の制限モードで動作
する。その制限モードでは、生成された高度保持指令値
が前回生成された高度保持指令値よりも大きい場合、前
回生成された高度保持指令値を制御手段に出力する。生
成された高度保持指令値が前回生成された高度保持指令
値以下である場合、今回の高度保持指令値を制御手段に
出力する。
【0018】このように、上記制御モードでトルク制限
手段を動作させることによって、制御手段に渡す高度保
持指令値を常に前回の高度保持指令値以下にすることが
でき、さらに確実にトルクを制限することができる。
手段を動作させることによって、制御手段に渡す高度保
持指令値を常に前回の高度保持指令値以下にすることが
でき、さらに確実にトルクを制限することができる。
【0019】また本発明は、前記トルクセンサの検出値
が所定のリセット値よりも小さくなったとき、トルク制
限手段は、前記制限モードを解除することを特徴とす
る。
が所定のリセット値よりも小さくなったとき、トルク制
限手段は、前記制限モードを解除することを特徴とす
る。
【0020】本発明に従えば、上記の制限モードを解除
するためのリセット値を設定することによって、充分に
トルクが下がった後は、制限モードを解除して不要な演
算処理を省略することができる。
するためのリセット値を設定することによって、充分に
トルクが下がった後は、制限モードを解除して不要な演
算処理を省略することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態であ
る高度保持装置10の電気的構成を示すブロック図であ
る。高度保持装置10は、電波高度計11、気圧高度計
12、高度保持エンゲージ部14、高度保持指令部1
6、エンジン23、トルクセンサ24、主ロータブレー
ド26および飛行制御計算機30などを備え、ヘリコプ
タの高度を保持する。
る高度保持装置10の電気的構成を示すブロック図であ
る。高度保持装置10は、電波高度計11、気圧高度計
12、高度保持エンゲージ部14、高度保持指令部1
6、エンジン23、トルクセンサ24、主ロータブレー
ド26および飛行制御計算機30などを備え、ヘリコプ
タの高度を保持する。
【0022】パイロットは、コントロールパネル13を
操作することによって、高度保持エンゲージ部14に高
度保持機能の発動と解除とを指示することができる。高
度保持エンゲージ部14は、電波高度計11または気圧
高度計12からの計測値やパイロットのレバー入力など
に基づいて、目標対地高度または目標気圧高度を生成す
る。電波高度計11は、IRS(Inertial Reference S
ystem)またはGPS(Global Positioning System)な
どで代用可能であり、気圧高度計12は、ADC(Air
Data Computer)などで代用可能である。
操作することによって、高度保持エンゲージ部14に高
度保持機能の発動と解除とを指示することができる。高
度保持エンゲージ部14は、電波高度計11または気圧
高度計12からの計測値やパイロットのレバー入力など
に基づいて、目標対地高度または目標気圧高度を生成す
る。電波高度計11は、IRS(Inertial Reference S
ystem)またはGPS(Global Positioning System)な
どで代用可能であり、気圧高度計12は、ADC(Air
Data Computer)などで代用可能である。
【0023】高度保持エンゲージ部14からの目標対地
高度と、電波高度計11によって計測された対地高度と
から、その高度偏差が算出される。同様に、高度保持エ
ンゲージ部14からの目標気圧高度と、気圧高度計12
によって計測された気圧高度とから、その高度偏差が算
出される。対地高度偏差および気圧高度偏差のうちのい
ずれかが、スイッチ15によって選択的に高度保持指令
部16に出力される。スイッチ15は、コントロールパ
ネル13から入力されたパイロットの指示に従って、高
度保持エンゲージ部14によって切替えられるか、また
は計測された高度に基づいて高度保持エンゲージ部14
によって自動的に切替えられる。
高度と、電波高度計11によって計測された対地高度と
から、その高度偏差が算出される。同様に、高度保持エ
ンゲージ部14からの目標気圧高度と、気圧高度計12
によって計測された気圧高度とから、その高度偏差が算
出される。対地高度偏差および気圧高度偏差のうちのい
ずれかが、スイッチ15によって選択的に高度保持指令
部16に出力される。スイッチ15は、コントロールパ
ネル13から入力されたパイロットの指示に従って、高
度保持エンゲージ部14によって切替えられるか、また
は計測された高度に基づいて高度保持エンゲージ部14
によって自動的に切替えられる。
【0024】高度保持指令部16は、10msまたは1
7msなどの所定のサンプリングタイム毎に、電波高度
計11からの昇降率(垂直速度)にゲインKDをかけた
もの、高度保持エンゲージ部14からの高度偏差にゲイ
ンKPをかけたもの、および高度偏差の積分値にゲイン
KIをかけたものをたし合わせて高度保持指令値を生成
し、これを出力する。
7msなどの所定のサンプリングタイム毎に、電波高度
計11からの昇降率(垂直速度)にゲインKDをかけた
もの、高度保持エンゲージ部14からの高度偏差にゲイ
ンKPをかけたもの、および高度偏差の積分値にゲイン
KIをかけたものをたし合わせて高度保持指令値を生成
し、これを出力する。
【0025】エンジン23は、ヘリコプタの主ロータな
どを回転駆動する。トルクセンサ24は、エンジン23
の出力軸に設けられる。スロットルバルブ22は、エン
ジン23に供給される燃料の流量を調整するためのバル
ブである。主ロータブレード26は、主ロータにピッチ
角可変に取付けられ、回転してヘリコプタを飛行させ
る。アクチュエータ25は、主ロータブレード26のピ
ッチ角に応じたストロークによって、コレクティブピッ
チを調整する。
どを回転駆動する。トルクセンサ24は、エンジン23
の出力軸に設けられる。スロットルバルブ22は、エン
ジン23に供給される燃料の流量を調整するためのバル
ブである。主ロータブレード26は、主ロータにピッチ
角可変に取付けられ、回転してヘリコプタを飛行させ
る。アクチュエータ25は、主ロータブレード26のピ
ッチ角に応じたストロークによって、コレクティブピッ
チを調整する。
【0026】飛行制御計算機30は、レートリミッタ1
7、オーソリティリミッタ18、トルクリミッタ20お
よび制御部21を備える。レートリミッタ17は、変化
率が一定の制限範囲に含まれる場合に限って高度保持指
令値をそのまま出力する。オーソリティリミッタ18
は、レートリミッタ17を通過した高度保持指令値を、
その大きさが一定の制限範囲に含まれる場合に限って出
力する。レートリミッタ17およびオーソリティリミッ
タ18によって、過剰に急激な高度変化を防止すること
ができる。
7、オーソリティリミッタ18、トルクリミッタ20お
よび制御部21を備える。レートリミッタ17は、変化
率が一定の制限範囲に含まれる場合に限って高度保持指
令値をそのまま出力する。オーソリティリミッタ18
は、レートリミッタ17を通過した高度保持指令値を、
その大きさが一定の制限範囲に含まれる場合に限って出
力する。レートリミッタ17およびオーソリティリミッ
タ18によって、過剰に急激な高度変化を防止すること
ができる。
【0027】トルクリミッタ20には、予め機体に固有
のトルク限界値TLが入力されており、エンジン23か
ら出力されたトランスミッションのトルクを検出するト
ルクセンサ24からの検出値が随時入力され、オーソリ
ティリミッタ18からの高度保持指令値が上記のサンプ
リングタイム毎に入力される。トルクリミッタ20は、
トルクセンサ24の検出値が、あるトルク制限範囲Ta
に含まれるように、高度保持指令値を制限して出力す
る。
のトルク限界値TLが入力されており、エンジン23か
ら出力されたトランスミッションのトルクを検出するト
ルクセンサ24からの検出値が随時入力され、オーソリ
ティリミッタ18からの高度保持指令値が上記のサンプ
リングタイム毎に入力される。トルクリミッタ20は、
トルクセンサ24の検出値が、あるトルク制限範囲Ta
に含まれるように、高度保持指令値を制限して出力す
る。
【0028】トルクリミッタ20は、特にトルクセンサ
24の検出値の時間変化率に応じて、以下のようにトル
ク制限範囲Taの上限である制限値Tuを変化させる。
すなわち、時間変化率が比較的大きい場合に制限値Tu
を小さくし、時間変化率が比較的小さい場合に制限値T
uを大きくする。これによって、変化率が大きい場合に
はトルクオーバを防止でき、変化率が小さい場合には大
きなトルクを発生でき、ヘリコプタの飛行性能を有効に
引き出すことができる。
24の検出値の時間変化率に応じて、以下のようにトル
ク制限範囲Taの上限である制限値Tuを変化させる。
すなわち、時間変化率が比較的大きい場合に制限値Tu
を小さくし、時間変化率が比較的小さい場合に制限値T
uを大きくする。これによって、変化率が大きい場合に
はトルクオーバを防止でき、変化率が小さい場合には大
きなトルクを発生でき、ヘリコプタの飛行性能を有効に
引き出すことができる。
【0029】制御部21は、トルクリミッタ20からの
高度保持指令値に従って、スロットルバルブ22および
アクチュエータ25を制御する。なお制御部21のう
ち、スロットルバルブ22の制御をFADEC(Full A
uthority Digital EngineControl)に行わせることが可
能である。以下、FADECを使用する場合について説
明を続ける。
高度保持指令値に従って、スロットルバルブ22および
アクチュエータ25を制御する。なお制御部21のう
ち、スロットルバルブ22の制御をFADEC(Full A
uthority Digital EngineControl)に行わせることが可
能である。以下、FADECを使用する場合について説
明を続ける。
【0030】図2および図3は、図1のトルクリミッタ
20によるトルク制限処理流れを示すフローチャートで
ある。処理を開始すると、まず図2のステップs1にお
いて、トルクセンサ24の検出トルク値の変化速度(時
間変化率)を算出する。変化速度は、高度保持指令部1
6によって高度保持指令値が生成された現在の検出トル
ク値から、前回の高度保持指令部16の演算によって高
度保持指令値が生成されたときの検出トルク値を減算し
たものを、計算刻み、すなわちサンプリングタイムで除
算することによって求められる。
20によるトルク制限処理流れを示すフローチャートで
ある。処理を開始すると、まず図2のステップs1にお
いて、トルクセンサ24の検出トルク値の変化速度(時
間変化率)を算出する。変化速度は、高度保持指令部1
6によって高度保持指令値が生成された現在の検出トル
ク値から、前回の高度保持指令部16の演算によって高
度保持指令値が生成されたときの検出トルク値を減算し
たものを、計算刻み、すなわちサンプリングタイムで除
算することによって求められる。
【0031】次にステップs2において、トルクリミッ
タ作動フラグが1未満かつトルク変化速度がゼロよりも
大きいか否かを判定する。トルクリミッタ作動フラグ
は、トルクリミッタ20が作動するとき「1」であり、
トルクリミッタ20が作動しないとき「0」である。ト
ルクリミッタ20が作動せずに、かつ変化速度がゼロよ
り大きい場合、次のステップs3に進む。トルクリミッ
タ20が作動しているか、または変化速度がゼロ以下の
場合、ステップs4に進んで、制限値Tuを所定の上限
値T1に設定し、図3のステップs7に進む。上限値T
1は、制限値Tuが変化できる範囲の上限であり、トル
クの限界値TLの98%程度に設定する。
タ作動フラグが1未満かつトルク変化速度がゼロよりも
大きいか否かを判定する。トルクリミッタ作動フラグ
は、トルクリミッタ20が作動するとき「1」であり、
トルクリミッタ20が作動しないとき「0」である。ト
ルクリミッタ20が作動せずに、かつ変化速度がゼロよ
り大きい場合、次のステップs3に進む。トルクリミッ
タ20が作動しているか、または変化速度がゼロ以下の
場合、ステップs4に進んで、制限値Tuを所定の上限
値T1に設定し、図3のステップs7に進む。上限値T
1は、制限値Tuが変化できる範囲の上限であり、トル
クの限界値TLの98%程度に設定する。
【0032】ステップs3では、制限値Tuを算出して
設定する。制限値Tuは、トルク変化速度に所定の先読
み時間を乗算したものを、上限値T1から減算すること
によって求められる。次にステップs5において、算出
した制限値Tuが所定の下限値T2よりも小さいか否か
を判定する。下限値T2は、制限値Tuが変化できる範
囲の下限であり、トルクの限界値の70%程度に設定す
る。制限値Tuが下限値T2よりも小さい場合、制限値
Tuを下限値T2に設定し直して、次のステップs7に
進む。制限値Tuが下限値T2以上である場合、ステッ
プs6を飛ばしてステップs7に進む。
設定する。制限値Tuは、トルク変化速度に所定の先読
み時間を乗算したものを、上限値T1から減算すること
によって求められる。次にステップs5において、算出
した制限値Tuが所定の下限値T2よりも小さいか否か
を判定する。下限値T2は、制限値Tuが変化できる範
囲の下限であり、トルクの限界値の70%程度に設定す
る。制限値Tuが下限値T2よりも小さい場合、制限値
Tuを下限値T2に設定し直して、次のステップs7に
進む。制限値Tuが下限値T2以上である場合、ステッ
プs6を飛ばしてステップs7に進む。
【0033】図3のステップs7では、現在の検出トル
ク値が制限値Tu以上であるか否かを判定する。検出ト
ルク値が制限値Tu以上である場合、次のステップs8
に進む。検出トルク値が制限値Tu未満である場合、ス
テップs9に進んで、トルクリミッタ作動フラグが1以
上であるか否か、すなわちトルクリミッタ20が作動し
ているか否かを判定する。作動している場合、ステップ
s10において、作動状況フラグを「3」に設定してF
ADECに送信し、ステップs17に進む。トルクリミ
ッタ20が作動していない場合、作動状況フラグを
「0」に設定してFADECに送信する。
ク値が制限値Tu以上であるか否かを判定する。検出ト
ルク値が制限値Tu以上である場合、次のステップs8
に進む。検出トルク値が制限値Tu未満である場合、ス
テップs9に進んで、トルクリミッタ作動フラグが1以
上であるか否か、すなわちトルクリミッタ20が作動し
ているか否かを判定する。作動している場合、ステップ
s10において、作動状況フラグを「3」に設定してF
ADECに送信し、ステップs17に進む。トルクリミ
ッタ20が作動していない場合、作動状況フラグを
「0」に設定してFADECに送信する。
【0034】ステップs8では、トルクリミッタ作動フ
ラグを「1」に設定する。次にステップs12におい
て、n回前の高度保持指令部16の演算時の検出トルク
値が制限値Tu以上であるか否かを判定する。n回前の
検出トルク値が制限値Tu以上である場合、次のステッ
プs13に進み、制限値Tu未満である場合、ステップ
s15に進む。
ラグを「1」に設定する。次にステップs12におい
て、n回前の高度保持指令部16の演算時の検出トルク
値が制限値Tu以上であるか否かを判定する。n回前の
検出トルク値が制限値Tu以上である場合、次のステッ
プs13に進み、制限値Tu未満である場合、ステップ
s15に進む。
【0035】ステップs13では、出力するための高度
保持指令値を算出する。これは、一定の下降レートにサ
ンプリングタイムを乗算したものを、前回の高度保持指
令値から減算することによって求められる。次にステッ
プs14において、作動状況フラグを「2」に設定して
FADECに送信し、ステップs17に進む。
保持指令値を算出する。これは、一定の下降レートにサ
ンプリングタイムを乗算したものを、前回の高度保持指
令値から減算することによって求められる。次にステッ
プs14において、作動状況フラグを「2」に設定して
FADECに送信し、ステップs17に進む。
【0036】ステップs15では、今回生成された高度
保持指令値を前回の高度保持指令値として出力する。次
にステップs16において、作動状況フラグを「1」に
設定してFADECに送信し、ステップs17に進む。
保持指令値を前回の高度保持指令値として出力する。次
にステップs16において、作動状況フラグを「1」に
設定してFADECに送信し、ステップs17に進む。
【0037】FADECは、作動状況フラグ「0」を受
けた場合、通常のエンジン出力制御を行う。作動状況フ
ラグ「1」を受けた場合、エンジン出力を固定する制御
を行う。作動状況フラグ「2」を受けた場合、アクチュ
エータ25への出力低下に伴いロータ回転数が増大しな
いようにエンジン出力を制御する。作動状況フラグ
「3」を受けた場合、先に固定されたエンジン出力以上
のエンジン出力を出さないようにするか、または通常の
エンジン出力制御を行う。
けた場合、通常のエンジン出力制御を行う。作動状況フ
ラグ「1」を受けた場合、エンジン出力を固定する制御
を行う。作動状況フラグ「2」を受けた場合、アクチュ
エータ25への出力低下に伴いロータ回転数が増大しな
いようにエンジン出力を制御する。作動状況フラグ
「3」を受けた場合、先に固定されたエンジン出力以上
のエンジン出力を出さないようにするか、または通常の
エンジン出力制御を行う。
【0038】ステップs17では、トルクリミッタ作動
フラグがゼロより大きく、かつ今回の高度保持指令値が
前回の高度保持指令値よりも大きいか否かを判定する。
トルクリミッタ作動フラグがゼロより大きく、かつ今回
の高度保持指令値が前回の高度保持指令値よりも大きい
場合、次のステップs18において、今回の高度保持指
令値を前回の高度保持指令値として出力し、次のステッ
プs19に進む。トルクリミッタ作動フラグがゼロであ
り、または今回の高度保持指令値が前回の高度保持指令
値以下である場合、次のステップs18を飛ばして、そ
のままステップs19に進む。
フラグがゼロより大きく、かつ今回の高度保持指令値が
前回の高度保持指令値よりも大きいか否かを判定する。
トルクリミッタ作動フラグがゼロより大きく、かつ今回
の高度保持指令値が前回の高度保持指令値よりも大きい
場合、次のステップs18において、今回の高度保持指
令値を前回の高度保持指令値として出力し、次のステッ
プs19に進む。トルクリミッタ作動フラグがゼロであ
り、または今回の高度保持指令値が前回の高度保持指令
値以下である場合、次のステップs18を飛ばして、そ
のままステップs19に進む。
【0039】ステップs19では、計測された現在高度
が所定のフラグリセット値変更速度よりも小さいか否か
を判定する。現在高度が所定のフラグリセット値変更速
度よりも小さい場合、ステップs20において、フラグ
リセット値を高速フラグリセット値として設定し、ステ
ップs22に進む。現在高度が所定のフラグリセット値
変更速度以上である場合、ステップs21において、フ
ラグリセット値を低速フラグリセット値として設定し、
ステップs22に進む。
が所定のフラグリセット値変更速度よりも小さいか否か
を判定する。現在高度が所定のフラグリセット値変更速
度よりも小さい場合、ステップs20において、フラグ
リセット値を高速フラグリセット値として設定し、ステ
ップs22に進む。現在高度が所定のフラグリセット値
変更速度以上である場合、ステップs21において、フ
ラグリセット値を低速フラグリセット値として設定し、
ステップs22に進む。
【0040】ステップs22では、現在の検出トルク値
がフラグリセット値よりも小さいか否かを判定する。検
出トルク値がフラグリセット値よりも小さい場合、次の
ステップs23において、トルクリミッタ作動フラグを
「0」とし、次のステップ24において、作動状況フラ
グを「0」としてFADECに送信して、ステップs1
に戻る。検出トルク値がフラグリセット値以上である場
合、ステップs23,s24を飛ばして、ステップs1
に戻る。
がフラグリセット値よりも小さいか否かを判定する。検
出トルク値がフラグリセット値よりも小さい場合、次の
ステップs23において、トルクリミッタ作動フラグを
「0」とし、次のステップ24において、作動状況フラ
グを「0」としてFADECに送信して、ステップs1
に戻る。検出トルク値がフラグリセット値以上である場
合、ステップs23,s24を飛ばして、ステップs1
に戻る。
【0041】トルクリミッタ20は、高度保持を行うと
きに、ステップs1〜ステップs24の処理を繰返して
実行することで、エンジン23のトルクを制限してい
る。
きに、ステップs1〜ステップs24の処理を繰返して
実行することで、エンジン23のトルクを制限してい
る。
【0042】図4(a)は、トルクセンサ24の検出値
を例示するグラフであり、図4(b)は、トルクリミッ
タ20から出力される高度保持指令値を例示するグラフ
である。図4(a)および図4(b)の横軸は、ともに
時間軸であり、図4(a)の縦軸は検出されたトルク値
であり、図4(b)の縦軸は高度保持指令値である。横
軸の1目盛、すなわち時刻t0,t1,t2…の間隔
は、高度保持指令部16のサンプリングタイムを示し、
10msまたは17msである。
を例示するグラフであり、図4(b)は、トルクリミッ
タ20から出力される高度保持指令値を例示するグラフ
である。図4(a)および図4(b)の横軸は、ともに
時間軸であり、図4(a)の縦軸は検出されたトルク値
であり、図4(b)の縦軸は高度保持指令値である。横
軸の1目盛、すなわち時刻t0,t1,t2…の間隔
は、高度保持指令部16のサンプリングタイムを示し、
10msまたは17msである。
【0043】時刻t0〜時刻t5の間では、高度保持指
令値が一定のレートで上昇しており、トルク値もこれに
伴って上昇している。トルク値の時間変化率に応じた制
限値Tu、すなわちトルク制限範囲Taの上限値が設定
される。トルク制限範囲Taは、図4において斜線部で
示される。
令値が一定のレートで上昇しており、トルク値もこれに
伴って上昇している。トルク値の時間変化率に応じた制
限値Tu、すなわちトルク制限範囲Taの上限値が設定
される。トルク制限範囲Taは、図4において斜線部で
示される。
【0044】時刻t5のときに、検出トルク値が制限値
Tuを越え、高度保持指令値が固定される。これに伴っ
て、検出センサ値は上昇率を少し落としながらも、上昇
を続ける。時刻t7に至っても検出センサ値の上昇は止
まらず、高度保持指令値は、一定のレートで下降する。
これによって、検出センサ値も下降に転じ、時刻t11
には、検出トルク値が制限値Tuを下回る。
Tuを越え、高度保持指令値が固定される。これに伴っ
て、検出センサ値は上昇率を少し落としながらも、上昇
を続ける。時刻t7に至っても検出センサ値の上昇は止
まらず、高度保持指令値は、一定のレートで下降する。
これによって、検出センサ値も下降に転じ、時刻t11
には、検出トルク値が制限値Tuを下回る。
【0045】時刻t11以降では、トルクリミッタ20
が、前回生成された高度保持指令値以下になるように、
高度保持指令値を出力する制限モードで動作するので、
高度保持指令値は上昇することはない。検出トルク値が
下降を続けて、時刻t22において、リセット値を下回
ったときに、トルクリミッタ20の制限モードは解除さ
れ、再び高度保持指令値の上昇が許される。
が、前回生成された高度保持指令値以下になるように、
高度保持指令値を出力する制限モードで動作するので、
高度保持指令値は上昇することはない。検出トルク値が
下降を続けて、時刻t22において、リセット値を下回
ったときに、トルクリミッタ20の制限モードは解除さ
れ、再び高度保持指令値の上昇が許される。
【0046】上述の本実施形態によって、エンジン23
のトルクオーバを防止しつつ、トルク限界値TLの98
%までエンジントルクを引き出すことができる。
のトルクオーバを防止しつつ、トルク限界値TLの98
%までエンジントルクを引き出すことができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トルクセ
ンサの検出値の時間変化率に応じて、トルクの制限値を
変化させることによって、有害なトルクオーバを防止で
き、かつエンジン性能の限界近くまでトルクを引き出す
ことができる。
ンサの検出値の時間変化率に応じて、トルクの制限値を
変化させることによって、有害なトルクオーバを防止で
き、かつエンジン性能の限界近くまでトルクを引き出す
ことができる。
【0048】特に、回転翼機の高度保持装置では、トル
クオーバの防止によって、安全な飛行継続が可能とな
り、トルクの増大によって高度保持の実行可能な条件が
拡大され、回転翼機の操作性を向上することができる。
クオーバの防止によって、安全な飛行継続が可能とな
り、トルクの増大によって高度保持の実行可能な条件が
拡大され、回転翼機の操作性を向上することができる。
【0049】また本発明によれば、トルクセンサの検出
値が制限値よりも大きくなったときに、高度保持指令値
を固定することによって、トルクを制限することができ
る。
値が制限値よりも大きくなったときに、高度保持指令値
を固定することによって、トルクを制限することができ
る。
【0050】また本発明によれば、高度保持指令値を固
定してから所定時間が経過するまでの間、検出値が制限
値よりも大きかった場合、高度保持指令値を一定レート
で降下させることによって、確実にトルクを制限するこ
とができる。
定してから所定時間が経過するまでの間、検出値が制限
値よりも大きかった場合、高度保持指令値を一定レート
で降下させることによって、確実にトルクを制限するこ
とができる。
【0051】また本発明によれば、所定の制御モードで
トルク制限手段を動作させることによって、制御手段に
渡す高度保持指令値を常に前回の高度保持指令値以下に
することができ、さらに確実にトルクを制限することが
できる。
トルク制限手段を動作させることによって、制御手段に
渡す高度保持指令値を常に前回の高度保持指令値以下に
することができ、さらに確実にトルクを制限することが
できる。
【0052】また本発明によれば、上記の制限モードを
解除するためのリセット値を設定することによって、充
分にトルクが下がった後は、制限モードを解除して不要
な演算処理を省略することができる。
解除するためのリセット値を設定することによって、充
分にトルクが下がった後は、制限モードを解除して不要
な演算処理を省略することができる。
【図1】本発明の一実施形態である高度保持装置10の
電気的構成を示すブロック図である。
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1のトルクリミッタ20によるトルク制限の
処理流れを示すフローチャートである。
処理流れを示すフローチャートである。
【図3】図1のトルクリミッタ20によるトルク制限の
処理流れを示すフローチャートである。
処理流れを示すフローチャートである。
【図4】図4(a)は、トルクセンサ24の検出値を例
示するグラフであり、図4(b)は、トルクリミッタ2
0から出力される高度保持指令値を例示するグラフであ
る。
示するグラフであり、図4(b)は、トルクリミッタ2
0から出力される高度保持指令値を例示するグラフであ
る。
10 高度制御装置 11 電波高度計 12 気圧高度計 14 高度保持エンゲージ部 16 高度保持指令部 20 トルクリミッタ 21 制御部 22 スロットルバルブ 23 エンジン 24 トルクセンサ 25 アクチュエータ 26 主ロータブレード 30 飛行制御計算機 T1 上限値 T2 下限値 TL 限界値 TR リセット値 Tu 制限値
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月20日(1999.12.
20)
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転翼機の主
ロータをエンジンで回転駆動し、回転翼機の飛行高度を
高度計で計測し、目標高度を設定し、高度計の計測値と
目標高度とを比較して高度保持指令値を生成し、高度保
持指令値に従って回転翼機を昇降させるための推進力お
よびエンジン出力を制御することによって、回転翼機の
高度を保持する回転翼機の高度保持方法において、エン
ジンから主ロータに動力を伝達するトランスミッション
のトルクをトルクセンサで検出し、トルクセンサの検出
値が所定の制限範囲に含まれるようにトルクリミッタで
高度保持指令値を制限し、検出値の時間変化率に応じて
トルクリミッタの制限値を所定の上限値と下限値との間
で変化させ、前記トルクセンサの検出値が制限値よりも
大きくなったとき、高度保持指令値を固定して出力する
ことを特徴とするトルク制限方法である。
ロータをエンジンで回転駆動し、回転翼機の飛行高度を
高度計で計測し、目標高度を設定し、高度計の計測値と
目標高度とを比較して高度保持指令値を生成し、高度保
持指令値に従って回転翼機を昇降させるための推進力お
よびエンジン出力を制御することによって、回転翼機の
高度を保持する回転翼機の高度保持方法において、エン
ジンから主ロータに動力を伝達するトランスミッション
のトルクをトルクセンサで検出し、トルクセンサの検出
値が所定の制限範囲に含まれるようにトルクリミッタで
高度保持指令値を制限し、検出値の時間変化率に応じて
トルクリミッタの制限値を所定の上限値と下限値との間
で変化させ、前記トルクセンサの検出値が制限値よりも
大きくなったとき、高度保持指令値を固定して出力する
ことを特徴とするトルク制限方法である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明に従えば、トルクリミッタの制限範
囲は、制限値以下の範囲であり、たとえば、時間変化率
が大きいときに制限値が小さく設定され、時間変化率が
小さいときに制限値が大きく設定される。時間変化率が
大きい場合は、制限値を越えやすいので、制限値そのも
のを小さく設定することによって、トルクオーバを容易
に回避することができる。時間変化率が小さい場合は、
制限値を越えにくいので、制限値を大きく設定し、エン
ジンの限界近くまでトルクを引き出すことができる。こ
のように、トルクセンサの検出値の時間変化率に応じ
て、トルクリミッタの制限値を所定の上限値と下限値と
の間で変化させることによって、有害なトルクオーバを
防止でき、かつエンジン性能の限界近くまでトルクを引
き出すことができる。さらに、トルクセンサの検出値が
制限値よりも大きくなったときに、高度保持指令値を固
定するので、それ以降、制御手段による制御信号も固定
され、エンジン出力および推進力調整手段による推進力
も固定される。したがって、検出値が制限値を越えた後
のトルクの増大を防止することができ、トルクを制限す
ることができる。
囲は、制限値以下の範囲であり、たとえば、時間変化率
が大きいときに制限値が小さく設定され、時間変化率が
小さいときに制限値が大きく設定される。時間変化率が
大きい場合は、制限値を越えやすいので、制限値そのも
のを小さく設定することによって、トルクオーバを容易
に回避することができる。時間変化率が小さい場合は、
制限値を越えにくいので、制限値を大きく設定し、エン
ジンの限界近くまでトルクを引き出すことができる。こ
のように、トルクセンサの検出値の時間変化率に応じ
て、トルクリミッタの制限値を所定の上限値と下限値と
の間で変化させることによって、有害なトルクオーバを
防止でき、かつエンジン性能の限界近くまでトルクを引
き出すことができる。さらに、トルクセンサの検出値が
制限値よりも大きくなったときに、高度保持指令値を固
定するので、それ以降、制御手段による制御信号も固定
され、エンジン出力および推進力調整手段による推進力
も固定される。したがって、検出値が制限値を越えた後
のトルクの増大を防止することができ、トルクを制限す
ることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また本発明は、回転翼機の主ロータを回転
駆動するエンジンと、エンジンの出力を調整するエンジ
ン調整手段と、回転翼機を昇降させるための推進力を調
整する推進力調整手段と、エンジンから主ロータに動力
を伝達するトランスミッションのトルクを検出するトル
クセンサと、回転翼機の飛行高度を計測する高度計と、
目標高度を設定する目標高度設定手段と、高度計の計測
値と目標高度とを比較して高度保持指令値を生成する高
度保持指令手段と、高度保持指令値に従ってエンジン調
整手段および推進力調整手段を制御する制御手段と、ト
ルクセンサの検出値が所定の制限範囲に含まれるように
高度保持指令値を制限し、検出値の時間変化率に応じて
トルクの制限値を所定の上限値と下限値との間で変化さ
せるトルク制限手段とを備え、前記トルクセンサの検出
値が制限値よりも大きくなったとき、トルク制限手段
は、高度保持指令値を固定して出力することを特徴とす
る回転翼機の高度保持装置である。
駆動するエンジンと、エンジンの出力を調整するエンジ
ン調整手段と、回転翼機を昇降させるための推進力を調
整する推進力調整手段と、エンジンから主ロータに動力
を伝達するトランスミッションのトルクを検出するトル
クセンサと、回転翼機の飛行高度を計測する高度計と、
目標高度を設定する目標高度設定手段と、高度計の計測
値と目標高度とを比較して高度保持指令値を生成する高
度保持指令手段と、高度保持指令値に従ってエンジン調
整手段および推進力調整手段を制御する制御手段と、ト
ルクセンサの検出値が所定の制限範囲に含まれるように
高度保持指令値を制限し、検出値の時間変化率に応じて
トルクの制限値を所定の上限値と下限値との間で変化さ
せるトルク制限手段とを備え、前記トルクセンサの検出
値が制限値よりも大きくなったとき、トルク制限手段
は、高度保持指令値を固定して出力することを特徴とす
る回転翼機の高度保持装置である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明に従えば、回転翼機の高度保持装置
において、上記と同様に、トルクセンサの検出値の時間
変化率に応じてトルクの制限値を変化させることによっ
て、有害なトルクオーバを防止でき、かつエンジン性能
の限界近くまでトルクを引き出すことができる。また回
転翼機の高度保持装置は、高度保持指令値を受けた制御
手段が、エンジン調整手段および推進力調整手段を制御
することによって、目標高度での高度保持を実現する。
このような高度保持装置では、特にトルクオーバの防止
によって、安全な飛行継続が可能となり、トルクの増大
によって高度保持の実行可能な条件が拡大され、回転翼
機の操作性を向上することができる。さらに、トルクセ
ンサの検出値が制限値よりも大きくなったときに、高度
保持指令値を固定するので、それ以降、制御手段による
制御信号も固定され、エンジン出力および推進力調整手
段による推進力も固定される。したがって、検出値が制
限値を越えた後のトルクの増大を防止することができ、
トルクを制限することができる。
において、上記と同様に、トルクセンサの検出値の時間
変化率に応じてトルクの制限値を変化させることによっ
て、有害なトルクオーバを防止でき、かつエンジン性能
の限界近くまでトルクを引き出すことができる。また回
転翼機の高度保持装置は、高度保持指令値を受けた制御
手段が、エンジン調整手段および推進力調整手段を制御
することによって、目標高度での高度保持を実現する。
このような高度保持装置では、特にトルクオーバの防止
によって、安全な飛行継続が可能となり、トルクの増大
によって高度保持の実行可能な条件が拡大され、回転翼
機の操作性を向上することができる。さらに、トルクセ
ンサの検出値が制限値よりも大きくなったときに、高度
保持指令値を固定するので、それ以降、制御手段による
制御信号も固定され、エンジン出力および推進力調整手
段による推進力も固定される。したがって、検出値が制
限値を越えた後のトルクの増大を防止することができ、
トルクを制限することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トルクセ
ンサの検出値の時間変化率に応じて、トルクの制限値を
変化させることによって、有害なトルクオーバを防止で
き、かつエンジン性能の限界近くまでトルクを引き出す
ことができる。また、トルクセンサの検出値が制限値よ
りも大きくなったときに、高度保持指令値を固定するこ
とによって、トルクを制限することができる。
ンサの検出値の時間変化率に応じて、トルクの制限値を
変化させることによって、有害なトルクオーバを防止で
き、かつエンジン性能の限界近くまでトルクを引き出す
ことができる。また、トルクセンサの検出値が制限値よ
りも大きくなったときに、高度保持指令値を固定するこ
とによって、トルクを制限することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】削除
Claims (6)
- 【請求項1】 回転翼機の主ロータをエンジンで回転駆
動し、回転翼機の飛行高度を高度計で計測し、目標高度
を設定し、高度計の計測値と目標高度とを比較して高度
保持指令値を生成し、高度保持指令値に従って回転翼機
を昇降させるための推進力およびエンジン出力を制御す
ることによって、回転翼機の高度を保持する回転翼機の
高度保持方法において、 エンジンから主ロータに動力を伝達するトランスミッシ
ョンのトルクをトルクセンサで検出し、トルクセンサの
検出値が所定の制限範囲に含まれるようにトルクリミッ
タで高度保持指令値を制限し、検出値の時間変化率に応
じてトルクリミッタの制限値を所定の上限値と下限値と
の間で変化させることを特徴とするトルク制限方法。 - 【請求項2】 回転翼機の主ロータを回転駆動するエン
ジンと、 エンジンの出力を調整するエンジン調整手段と、 回転翼機を昇降させるための推進力を調整する推進力調
整手段と、 エンジンから主ロータに動力を伝達するトランスミッシ
ョンのトルクを検出するトルクセンサと、 回転翼機の飛行高度を計測する高度計と、 目標高度を設定する目標高度設定手段と、 高度計の計測値と目標高度とを比較して高度保持指令値
を生成する高度保持指令手段と、 高度保持指令値に従ってエンジン調整手段および推進力
調整手段を制御する制御手段と、 トルクセンサの検出値が所定の制限範囲に含まれるよう
に高度保持指令値を制限し、検出値の時間変化率に応じ
てトルクの制限値を所定の上限値と下限値との間で変化
させるトルク制限手段とを備えることを特徴とする回転
翼機の高度保持装置。 - 【請求項3】 前記トルクセンサの検出値が制限値より
も大きくなったとき、トルク制限手段は、高度保持指令
値を固定して出力することを特徴とする請求項2記載の
回転翼機の高度保持装置。 - 【請求項4】 前記高度保持指令値を固定してから、所
定時間が経過するまでの間、検出値が制限値よりも大き
かった場合、トルク制限手段は、高度保持指令値を一定
レートで降下させることを特徴とする請求項3記載の回
転翼機の高度保持装置。 - 【請求項5】 前記高度保持指令手段は、所定時間間隔
毎に高度保持指令値を生成してトルク制限手段に出力
し、 検出値が制限値以下となると、トルク制限手段は、高度
保持指令値が前回の高度保持指令値よりも大きい場合、
前回の高度保持指令値を制御手段に出力し、高度保持指
令値が前回の高度保持指令値以下である場合、今回の高
度保持指令値を制御手段に出力する制限モードで高度保
持指令値を制限することを特徴とする請求項4記載の回
転翼機の高度保持装置。 - 【請求項6】 前記トルクセンサの検出値が所定のリセ
ット値よりも小さくなったとき、トルク制限手段は、前
記制限モードを解除することを特徴とする請求項5記載
の回転翼機の高度保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05151899A JP3165681B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | トルク制限方法および回転翼機の高度保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05151899A JP3165681B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | トルク制限方法および回転翼機の高度保持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000247296A true JP2000247296A (ja) | 2000-09-12 |
| JP3165681B2 JP3165681B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=12889241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05151899A Expired - Fee Related JP3165681B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | トルク制限方法および回転翼機の高度保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3165681B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010035471A (ko) * | 2001-02-17 | 2001-05-07 | 최용택 | 고정핏치 반전로터식 소형헬리콥터의 고도 자동유지로보트 장치 |
| EP2957788A1 (en) | 2014-06-20 | 2015-12-23 | AGUSTAWESTLAND S.p.A. | Aircraft capable of hovering with torque limiter |
| EP3578458A1 (en) * | 2018-06-08 | 2019-12-11 | Bell Helicopter Textron Inc. | System and method for rotorcraft height control |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP05151899A patent/JP3165681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010035471A (ko) * | 2001-02-17 | 2001-05-07 | 최용택 | 고정핏치 반전로터식 소형헬리콥터의 고도 자동유지로보트 장치 |
| EP2957788A1 (en) | 2014-06-20 | 2015-12-23 | AGUSTAWESTLAND S.p.A. | Aircraft capable of hovering with torque limiter |
| EP3578458A1 (en) * | 2018-06-08 | 2019-12-11 | Bell Helicopter Textron Inc. | System and method for rotorcraft height control |
| CN110580050A (zh) * | 2018-06-08 | 2019-12-17 | 贝尔直升机德事隆公司 | 用于旋翼飞行器高度控制的系统和方法 |
| US11048273B2 (en) | 2018-06-08 | 2021-06-29 | Textron Innovations Inc. | System and method for rotorcraft height control |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3165681B2 (ja) | 2001-05-14 |
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