JP2000247369A - 段ボール緩衝材 - Google Patents
段ボール緩衝材Info
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Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発泡スチロールを使わず、ブランクを折るだ
けで緩衝効果を持たせ、構造が簡単で材料節減をなし得
る段ボール緩衝材を提供する。 【解決手段】 1枚のブランク10に折り目を形成し、
折り目の部分を適宜に谷折りおよび山折りすることで、
被包装物46を包装箱48の内部に持上げ状態で保持し
得る段ボール緩衝材44であって、ブランクを長尺の矩
形状片をなし、谷折りすることで長手方向に延在するコ
字状の被包装物保持部50を形成し得る本体部52と、
本体部の長手方向の両端部に接続し、山折りすることで
コ字状の被包装物保持部の背面側に向かって屈曲する胴
巻き片24,24とから構成し、本体部をコ字状に折り
曲げた際に、その被包装物保持部の両端部に緩衝用の段
部56,56が形成され、このコ字状に折り曲げた本体
部を、山折りした胴巻き片により背面側から巻込んだ状
態で固定するよう構成した。
けで緩衝効果を持たせ、構造が簡単で材料節減をなし得
る段ボール緩衝材を提供する。 【解決手段】 1枚のブランク10に折り目を形成し、
折り目の部分を適宜に谷折りおよび山折りすることで、
被包装物46を包装箱48の内部に持上げ状態で保持し
得る段ボール緩衝材44であって、ブランクを長尺の矩
形状片をなし、谷折りすることで長手方向に延在するコ
字状の被包装物保持部50を形成し得る本体部52と、
本体部の長手方向の両端部に接続し、山折りすることで
コ字状の被包装物保持部の背面側に向かって屈曲する胴
巻き片24,24とから構成し、本体部をコ字状に折り
曲げた際に、その被包装物保持部の両端部に緩衝用の段
部56,56が形成され、このコ字状に折り曲げた本体
部を、山折りした胴巻き片により背面側から巻込んだ状
態で固定するよう構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は段ボール緩衝材に
関し、更に詳細には、段ボールシートから打抜いた1枚
のブランクを適宜に谷折りおよび山折りするだけで、被
包装物を包装箱の内部に充分な緩衝効果を持たせた状態
で保持することができ、しかも構造が簡単でかつ材料節
減をなし得る段ボール緩衝材に関するものである。
関し、更に詳細には、段ボールシートから打抜いた1枚
のブランクを適宜に谷折りおよび山折りするだけで、被
包装物を包装箱の内部に充分な緩衝効果を持たせた状態
で保持することができ、しかも構造が簡単でかつ材料節
減をなし得る段ボール緩衝材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばファクシミリやパソコン等の精密
機器(以下「被包装物」という)は、一般に段ボール製の包
装箱に梱包した状態で工場から出荷される。この場合に
包装箱には、運送時や搬出入時に外部から加わる衝撃
(例えば不慮の落下)で被包装物が損傷するのを防止する
ために、該被包装物を包装箱の内部に持上げ状態で保持
する緩衝材が内装される。従来知られている緩衝材は、
包装箱の内部に収納し得る寸法に設定した発泡スチロー
ル製のブロック体で構成され、該ブロック体に形成した
陥凹部に被包装物の角部を挿入支持させることで外部か
らの衝撃を吸収緩和するようになっている。また段ボー
ルのシート材裏面に発泡スチロール製のブロック体を貼
り付け、該シート材に被包装物を載置すると共に、包装
箱の内壁と被包装物との間に別の発泡スチロール製ブロ
ック体の詰め物を圧入することで衝撃吸収を図るように
した提案もなされている。
機器(以下「被包装物」という)は、一般に段ボール製の包
装箱に梱包した状態で工場から出荷される。この場合に
包装箱には、運送時や搬出入時に外部から加わる衝撃
(例えば不慮の落下)で被包装物が損傷するのを防止する
ために、該被包装物を包装箱の内部に持上げ状態で保持
する緩衝材が内装される。従来知られている緩衝材は、
包装箱の内部に収納し得る寸法に設定した発泡スチロー
ル製のブロック体で構成され、該ブロック体に形成した
陥凹部に被包装物の角部を挿入支持させることで外部か
らの衝撃を吸収緩和するようになっている。また段ボー
ルのシート材裏面に発泡スチロール製のブロック体を貼
り付け、該シート材に被包装物を載置すると共に、包装
箱の内壁と被包装物との間に別の発泡スチロール製ブロ
ック体の詰め物を圧入することで衝撃吸収を図るように
した提案もなされている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかしながら発泡スチロール
を材質とする緩衝材は、地球環境的に多くの問題点を内
在している。すなわち石油を原料とする発泡スチロール
は資源面で限りがあり、リサイクルにも適していないこ
とから1回の使用で廃棄される材料としてはコストが掛
かり過ぎる難点がある。また嵩張っていて使用後の減容
が簡単でなく、廃棄物の収集・処理時に敬遠され易い。
しかも焼却すると高温を発するために焼却炉を損傷して
耐久性を低下させ、またダイオキシンを含んだ有害な煙
を出して公害問題となることが指摘されている。更に段
ボールのシート材とブロック体との組合わせも、該ブロ
ック体の材質に発泡スチロールを使用している限り、前
述した発泡スチロールに固有の問題点がそのまま当ては
まってしまう。そこで最近では発泡スチロールを全く使
わず、省資源・無公害の点で優位性を持つ段ボールだけ
を材質とする緩衝材が一部で提案されている。しかしこ
の段ボール緩衝材は、段ボールシートから打抜いたブラ
ンクを複数枚組合わせるので構造が複雑になり、そのた
めセットアップが容易でなく手間が掛かる欠点がある。
また複数枚のブランクを使うので材料を多く要し、全体
として製造コストも嵩んでしまう難点も指摘される。な
お、一枚のブランクを折ることによって、被包装物を包
装箱の内部に緩衝状態で保持し得るようにした段ボール
緩衝材としては、本件出願人が所有している特許第27
04243号が存在する。この特許は発明「折畳式段ボ
ール製パッキン」に関するものであって、該特許の目的
および効果は本願の後述する目的および効果と略共通し
ている。但し、前記特許に係る発明の構成では充分な緩
衝効果が得られないために、本願発明では構成を大きく
変更させることによって、充分な緩衝効果の確保に成功
した。すなわち本願発明は、前記特許に係る発明および
目的・効果の点で略共通するものの、構成において大き
く相違しているので別発明として今回の出願に至ったも
のである。
を材質とする緩衝材は、地球環境的に多くの問題点を内
在している。すなわち石油を原料とする発泡スチロール
は資源面で限りがあり、リサイクルにも適していないこ
とから1回の使用で廃棄される材料としてはコストが掛
かり過ぎる難点がある。また嵩張っていて使用後の減容
が簡単でなく、廃棄物の収集・処理時に敬遠され易い。
しかも焼却すると高温を発するために焼却炉を損傷して
耐久性を低下させ、またダイオキシンを含んだ有害な煙
を出して公害問題となることが指摘されている。更に段
ボールのシート材とブロック体との組合わせも、該ブロ
ック体の材質に発泡スチロールを使用している限り、前
述した発泡スチロールに固有の問題点がそのまま当ては
まってしまう。そこで最近では発泡スチロールを全く使
わず、省資源・無公害の点で優位性を持つ段ボールだけ
を材質とする緩衝材が一部で提案されている。しかしこ
の段ボール緩衝材は、段ボールシートから打抜いたブラ
ンクを複数枚組合わせるので構造が複雑になり、そのた
めセットアップが容易でなく手間が掛かる欠点がある。
また複数枚のブランクを使うので材料を多く要し、全体
として製造コストも嵩んでしまう難点も指摘される。な
お、一枚のブランクを折ることによって、被包装物を包
装箱の内部に緩衝状態で保持し得るようにした段ボール
緩衝材としては、本件出願人が所有している特許第27
04243号が存在する。この特許は発明「折畳式段ボ
ール製パッキン」に関するものであって、該特許の目的
および効果は本願の後述する目的および効果と略共通し
ている。但し、前記特許に係る発明の構成では充分な緩
衝効果が得られないために、本願発明では構成を大きく
変更させることによって、充分な緩衝効果の確保に成功
した。すなわち本願発明は、前記特許に係る発明および
目的・効果の点で略共通するものの、構成において大き
く相違しているので別発明として今回の出願に至ったも
のである。
【0004】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るために提案されたものであって、発泡スチロールを全
く使うことがなく、段ボールシートから打抜いた1枚の
ブランクを適宜に谷折りおよび山折りするだけで、被包
装物を包装箱の内部に充分な緩衝効果を持たせた状態で
保持することができ、しかも構造が簡単で材料の節減も
なし得る段ボール緩衝材を提供することを目的とする。
るために提案されたものであって、発泡スチロールを全
く使うことがなく、段ボールシートから打抜いた1枚の
ブランクを適宜に谷折りおよび山折りするだけで、被包
装物を包装箱の内部に充分な緩衝効果を持たせた状態で
保持することができ、しかも構造が簡単で材料の節減も
なし得る段ボール緩衝材を提供することを目的とする。
【0005】
【発明を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明は、段ボールシートから打
抜いた1枚のブランクに所要数の折り目を形成し、これ
ら折り目の部分を適宜に谷折りおよび山折りすること
で、被包装物を包装箱の内部に持上げ状態で保持し得る
ようにした段ボール緩衝材であって、前記1枚のブラン
クを、長尺の矩形状片をなし、谷折りすることで長手方
向に延在するコ字状の被包装物保持部を形成し得る本体
部と、該本体部の長手方向の両端部に接続し、山折りす
ることで前記コ字状の被包装物保持部の背面側に向かっ
て屈曲する胴巻き片とから構成し、前記本体部をコ字状
に折り曲げた際に、その被包装物保持部の両端部に緩衝
用の段部が形成され、このコ字状に折り曲げた前記本体
部を、山折りした前記胴巻き片により背面側から巻込ん
だ状態で固定するよう構成したことを特徴とする。
の目的を達成するため本発明は、段ボールシートから打
抜いた1枚のブランクに所要数の折り目を形成し、これ
ら折り目の部分を適宜に谷折りおよび山折りすること
で、被包装物を包装箱の内部に持上げ状態で保持し得る
ようにした段ボール緩衝材であって、前記1枚のブラン
クを、長尺の矩形状片をなし、谷折りすることで長手方
向に延在するコ字状の被包装物保持部を形成し得る本体
部と、該本体部の長手方向の両端部に接続し、山折りす
ることで前記コ字状の被包装物保持部の背面側に向かっ
て屈曲する胴巻き片とから構成し、前記本体部をコ字状
に折り曲げた際に、その被包装物保持部の両端部に緩衝
用の段部が形成され、このコ字状に折り曲げた前記本体
部を、山折りした前記胴巻き片により背面側から巻込ん
だ状態で固定するよう構成したことを特徴とする。
【0006】前記課題を克服し、所期の目的を達成する
ため本願の別の発明は、段ボールシートから打抜いた1
枚のブランクに内側折り目および外側折り目を形成し、
これら折り目の部分を谷折りおよび山折りすることで、
被包装物を包装箱の内部に持上げ状態で保持し得るよう
にした段ボール緩衝材であって、前記1枚のブランク
は、矩形状底板と、前記矩形状底板の長手方向に延在す
る両端縁に第1内側折り目を介して夫々接続する内側折
返し片と、前記矩形状底板の短手方向に延在する両端縁
に第2内側折り目を介して夫々接続する段部形成片と、
前記段部形成片に前記第2内側折り目と平行かつ反対側
に形成した第3内側折り目を介して接続する胴巻き片
と、前記段部形成片に前記第2内側折り目および第3内
側折り目の間で平行に形成した第1外側折り目と、前記
胴巻き片に第3内側折り目と平行に外側へ所要間隔で順
次形成した複数の外側折り目と、前記内側折返し片と胴
巻き片に夫々形成され、前記段部形成片を第1外側折り
目の部分で山折りして緩衝用段部を形成した際に、相互
に差込まれて両片を嵌合保持するスロットと、前記内側
折返し片に形成され、前記胴巻き片を複数の外側折り目
の部分で山折りして、第1内側折り目の部分で谷折りさ
れた前記内側折返し片を包み込んだ際に、該胴巻き片の
長手方向開放端の差込みを許容するスロットとから構成
したことを特徴とする。この場合に、前記複数の外側折
り目は、前記胴巻き片に第3内側折り目と平行に外側へ
所要間隔で順次形成した第2〜第5外側折り目とするの
が好適である。
ため本願の別の発明は、段ボールシートから打抜いた1
枚のブランクに内側折り目および外側折り目を形成し、
これら折り目の部分を谷折りおよび山折りすることで、
被包装物を包装箱の内部に持上げ状態で保持し得るよう
にした段ボール緩衝材であって、前記1枚のブランク
は、矩形状底板と、前記矩形状底板の長手方向に延在す
る両端縁に第1内側折り目を介して夫々接続する内側折
返し片と、前記矩形状底板の短手方向に延在する両端縁
に第2内側折り目を介して夫々接続する段部形成片と、
前記段部形成片に前記第2内側折り目と平行かつ反対側
に形成した第3内側折り目を介して接続する胴巻き片
と、前記段部形成片に前記第2内側折り目および第3内
側折り目の間で平行に形成した第1外側折り目と、前記
胴巻き片に第3内側折り目と平行に外側へ所要間隔で順
次形成した複数の外側折り目と、前記内側折返し片と胴
巻き片に夫々形成され、前記段部形成片を第1外側折り
目の部分で山折りして緩衝用段部を形成した際に、相互
に差込まれて両片を嵌合保持するスロットと、前記内側
折返し片に形成され、前記胴巻き片を複数の外側折り目
の部分で山折りして、第1内側折り目の部分で谷折りさ
れた前記内側折返し片を包み込んだ際に、該胴巻き片の
長手方向開放端の差込みを許容するスロットとから構成
したことを特徴とする。この場合に、前記複数の外側折
り目は、前記胴巻き片に第3内側折り目と平行に外側へ
所要間隔で順次形成した第2〜第5外側折り目とするの
が好適である。
【0007】前記課題を克服し、所期の目的を達成する
ため本願の更に別の発明は、段ボールシートから打抜い
た1枚のブランクに内側折り目および外側折り目を形成
し、これら折り目の部分を谷折りおよび山折りすること
で、被包装物を包装箱の内部に持上げ状態で保持し得る
ようにした段ボール緩衝材であって、前記1枚のブラン
クは、矩形状底板と、前記矩形状底板の長手方向に延在
する両端縁に第1内側折り目を介して夫々接続する内側
折返し片と、前記矩形状底板の短手方向に延在する両端
縁に第2内側折り目を介して夫々接続する段部形成片
と、前記段部形成片に前記第2内側折り目と平行かつ反
対側に形成した第3内側折り目を介して接続する胴巻き
片と、前記段部形成片に前記第2内側折り目および第3
内側折り目の間で平行に形成した第1外側折り目と、前
記胴巻き片に第3内側折り目と平行に外側へ所要間隔で
順次形成した第2〜第5外側折り目と、前記内側折返し
片と胴巻き片に夫々形成され、前記段部形成片を第1外
側折り目の部分で山折りして緩衝用段部を形成した際
に、相互に差込まれて両片を嵌合保持するスロットと、
前記内側折返し片に前記第2内側折り目と整列的に形成
され、前記胴巻き片を第2〜第5外側折り目の部分で山
折りして、第1内側折り目の部分で谷折りされた前記内
側折返し片を包み込んだ際に、該胴巻き片の長手方向開
放端の差込みを許容するスロットとから構成したことを
特徴とする。この際に前記内側折返し片の長手方向の寸
法は、前記矩形状底板の長手方向の寸法と、該底板の短
手方向の両端縁に夫々接続する前記段部形成片の長手方
向の寸法との和に略等しくなるよう設定されている。
ため本願の更に別の発明は、段ボールシートから打抜い
た1枚のブランクに内側折り目および外側折り目を形成
し、これら折り目の部分を谷折りおよび山折りすること
で、被包装物を包装箱の内部に持上げ状態で保持し得る
ようにした段ボール緩衝材であって、前記1枚のブラン
クは、矩形状底板と、前記矩形状底板の長手方向に延在
する両端縁に第1内側折り目を介して夫々接続する内側
折返し片と、前記矩形状底板の短手方向に延在する両端
縁に第2内側折り目を介して夫々接続する段部形成片
と、前記段部形成片に前記第2内側折り目と平行かつ反
対側に形成した第3内側折り目を介して接続する胴巻き
片と、前記段部形成片に前記第2内側折り目および第3
内側折り目の間で平行に形成した第1外側折り目と、前
記胴巻き片に第3内側折り目と平行に外側へ所要間隔で
順次形成した第2〜第5外側折り目と、前記内側折返し
片と胴巻き片に夫々形成され、前記段部形成片を第1外
側折り目の部分で山折りして緩衝用段部を形成した際
に、相互に差込まれて両片を嵌合保持するスロットと、
前記内側折返し片に前記第2内側折り目と整列的に形成
され、前記胴巻き片を第2〜第5外側折り目の部分で山
折りして、第1内側折り目の部分で谷折りされた前記内
側折返し片を包み込んだ際に、該胴巻き片の長手方向開
放端の差込みを許容するスロットとから構成したことを
特徴とする。この際に前記内側折返し片の長手方向の寸
法は、前記矩形状底板の長手方向の寸法と、該底板の短
手方向の両端縁に夫々接続する前記段部形成片の長手方
向の寸法との和に略等しくなるよう設定されている。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る段ボール緩衝材
について、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しなが
ら以下説明する。その好適な実施例に係る段ボール緩衝
材は、段ボールシートから打抜いた1枚のブランクに内
側折り目および外側折り目を形成し、これら折り目の部
分を谷折りおよび山折りすることで、被包装物を包装箱
の内部に持上げ状態で保持し得るようにしたものであ
る。そこで段ボール緩衝材の具体的な使用例を概観する
と、図11は、前述した段ボール緩衝材44によって卓
上ファクシミリの如き被包装物46を両側から持上げ保
持した状態を示す斜視図であり、また図12は、図11
に示した形態の段ボール緩衝材44および被包装物46
を段ボール箱48にそっくり梱包した状態を示す斜視図
である。
について、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しなが
ら以下説明する。その好適な実施例に係る段ボール緩衝
材は、段ボールシートから打抜いた1枚のブランクに内
側折り目および外側折り目を形成し、これら折り目の部
分を谷折りおよび山折りすることで、被包装物を包装箱
の内部に持上げ状態で保持し得るようにしたものであ
る。そこで段ボール緩衝材の具体的な使用例を概観する
と、図11は、前述した段ボール緩衝材44によって卓
上ファクシミリの如き被包装物46を両側から持上げ保
持した状態を示す斜視図であり、また図12は、図11
に示した形態の段ボール緩衝材44および被包装物46
を段ボール箱48にそっくり梱包した状態を示す斜視図
である。
【0009】図1は、好適な実施例に係る段ボール緩衝
材44をセットアップする前の展開状態で示す平面図で
あって、この緩衝材44は段ボールシートからロータリ
ダイカッタや平打抜機により打抜いた1枚のブランク1
0だけで構成されている。このブランク10は、基本的
に長尺の矩形状片をなし、谷折りすることで長手方向に
延在するコ字状の被包装物保持部50を形成し得る本体
部52と、この本体部52の長手方向の両端部に接続
し、山折りすることで前記コ字状の被包装物保持部50
の背面側に向かって屈曲する胴巻き片24,24とから
構成されている。すなわち前記ブランク10は、図1
において左右方向に長尺の矩形状底板12と、この矩
形状底板12の長手方向に延在する両端縁に施した縦罫
からなる第1内側折り目14,14を介して夫々接続す
る内側折返し片16,16と、前記矩形状底板12の
短手方向に延在する両端縁に施した横罫からなる第2内
側折り目18,18を介して夫々接続する段部形成片2
0,20と、前記段部形成片20に前記第2内側折り
目18と平行かつ反対側に施した横罫からなる第3内側
折り目22を介して接続する胴巻き片24とから構成さ
れている。これら第1〜第3内側折り目は、何れも図1
で手前側へ所謂「谷折り」されるものである。従って図1
では、理解の便宜のために、谷折りとなる第1〜第3内
側折り目を国際表示規格(IFBCC)に従って太い破線(ーー
ー)で示す。
材44をセットアップする前の展開状態で示す平面図で
あって、この緩衝材44は段ボールシートからロータリ
ダイカッタや平打抜機により打抜いた1枚のブランク1
0だけで構成されている。このブランク10は、基本的
に長尺の矩形状片をなし、谷折りすることで長手方向に
延在するコ字状の被包装物保持部50を形成し得る本体
部52と、この本体部52の長手方向の両端部に接続
し、山折りすることで前記コ字状の被包装物保持部50
の背面側に向かって屈曲する胴巻き片24,24とから
構成されている。すなわち前記ブランク10は、図1
において左右方向に長尺の矩形状底板12と、この矩
形状底板12の長手方向に延在する両端縁に施した縦罫
からなる第1内側折り目14,14を介して夫々接続す
る内側折返し片16,16と、前記矩形状底板12の
短手方向に延在する両端縁に施した横罫からなる第2内
側折り目18,18を介して夫々接続する段部形成片2
0,20と、前記段部形成片20に前記第2内側折り
目18と平行かつ反対側に施した横罫からなる第3内側
折り目22を介して接続する胴巻き片24とから構成さ
れている。これら第1〜第3内側折り目は、何れも図1
で手前側へ所謂「谷折り」されるものである。従って図1
では、理解の便宜のために、谷折りとなる第1〜第3内
側折り目を国際表示規格(IFBCC)に従って太い破線(ーー
ー)で示す。
【0010】先に述べた段部形成片20の裏面には、前
記第2内側折り目18および第3内側折り目22の間に
おいて、横罫からなる第1外側折り目34が平行に施さ
れている。また前記胴巻き片24の裏面には、前記第3
内側折り目22と平行に外側へ所要間隔で、横罫からな
る第2外側折り目26、第3外側折り目28、第4外側
折り目30および第5外側折り目32が順次形成されて
いる。これら第1外側折り目〜第5外側折り目は、前記
ブランク10をセットアップするに際し、図1において
後ろ側へ所謂「山折り」されるものである。従って図1で
は、理解の便宜のために、山折りとなる第1〜第5外側
折り目を太い一点鎖線(ー・ー・ー)で示す。そして第1
外側折り目34は、図3および図4に関して後述する如
く、組立て時に逆L型の段部を形成して、これにより被
包装物46に対する緩衝機能を発揮させるものである。
また胴巻き片24における第2外側折り目26〜第5外
側折り目32は、図6〜図9に関して後述するように、
これらの部分で山折りされることで、該胴巻き片24が
前記内側折返し片16,16を胴巻き状に包み込むよう
になっている。
記第2内側折り目18および第3内側折り目22の間に
おいて、横罫からなる第1外側折り目34が平行に施さ
れている。また前記胴巻き片24の裏面には、前記第3
内側折り目22と平行に外側へ所要間隔で、横罫からな
る第2外側折り目26、第3外側折り目28、第4外側
折り目30および第5外側折り目32が順次形成されて
いる。これら第1外側折り目〜第5外側折り目は、前記
ブランク10をセットアップするに際し、図1において
後ろ側へ所謂「山折り」されるものである。従って図1で
は、理解の便宜のために、山折りとなる第1〜第5外側
折り目を太い一点鎖線(ー・ー・ー)で示す。そして第1
外側折り目34は、図3および図4に関して後述する如
く、組立て時に逆L型の段部を形成して、これにより被
包装物46に対する緩衝機能を発揮させるものである。
また胴巻き片24における第2外側折り目26〜第5外
側折り目32は、図6〜図9に関して後述するように、
これらの部分で山折りされることで、該胴巻き片24が
前記内側折返し片16,16を胴巻き状に包み込むよう
になっている。
【0011】前記ブランク10には、その内側折返し片
16および胴巻き片24に夫々スロット38,40が穿
設されて、該ブランク10をセットアップした際に両ス
ロットの相互差込みにより両片16,24を嵌合保持し
得るようになっている。すなわち前記内側折返し片1
6,16における長手方向の開放端縁部で、かつ隅角部
から若干距離だけ入った個所にスロット38,38が穿
設されている。また前記胴巻き片24には、前記段部形
成片20と内側折返し片16,16との間に画成される
スリット54,54と整列して内側へ若干距離だけ入っ
た個所に、スロット40,40が穿設されている。これ
らスロット38,40の穿設深さは、両スロットを相互
に差込んだ際に、図9に示すように内側折返し片16の
長手方向開放端縁部と、該内側折返し片16を包み込ん
だ胴巻き片24との面位置が略合致するような寸法に設
定してある。
16および胴巻き片24に夫々スロット38,40が穿
設されて、該ブランク10をセットアップした際に両ス
ロットの相互差込みにより両片16,24を嵌合保持し
得るようになっている。すなわち前記内側折返し片1
6,16における長手方向の開放端縁部で、かつ隅角部
から若干距離だけ入った個所にスロット38,38が穿
設されている。また前記胴巻き片24には、前記段部形
成片20と内側折返し片16,16との間に画成される
スリット54,54と整列して内側へ若干距離だけ入っ
た個所に、スロット40,40が穿設されている。これ
らスロット38,40の穿設深さは、両スロットを相互
に差込んだ際に、図9に示すように内側折返し片16の
長手方向開放端縁部と、該内側折返し片16を包み込ん
だ胴巻き片24との面位置が略合致するような寸法に設
定してある。
【0012】更に前記内側折返し片16には、図9に示
す如く、前記胴巻き片24を第2外側折り目26〜第5
外側折り目32の部分で山折りして該内側折返し片16
を包み込んだ際に、胴巻き片24の長手方向開放端の差
込みを許容するスロット42が穿設されている。すなわ
ち該スロット42は、図1における展開状態のブランク
10に示す如く、前記内側折返し片16の部分において
第2内側折り目18と整列的に穿設されている。このス
ロット42の穿設深さは、前記胴巻き片24の第5外側
折り目32から開放端に到るフラップ部分の長さと略合
致する寸法に設定される。
す如く、前記胴巻き片24を第2外側折り目26〜第5
外側折り目32の部分で山折りして該内側折返し片16
を包み込んだ際に、胴巻き片24の長手方向開放端の差
込みを許容するスロット42が穿設されている。すなわ
ち該スロット42は、図1における展開状態のブランク
10に示す如く、前記内側折返し片16の部分において
第2内側折り目18と整列的に穿設されている。このス
ロット42の穿設深さは、前記胴巻き片24の第5外側
折り目32から開放端に到るフラップ部分の長さと略合
致する寸法に設定される。
【0013】なお図1に示すように、前記内側折返し片
16の長手方向の寸法Lは、前記矩形状底板12におけ
る長手方向の寸法l1と、該底板12の短手方向の両端
縁に接続する2つの段部形成片20,20における長手
方向の寸法l2,l3との和に略等しくなるよう設定され
ている。このように設定することで、2つの段部形成片
20,20は内側折返し片16の長手方向の全長部分よ
り中に納まってしまうので、ブランク10を形成するの
に要する段ボール材料の節約が図られるものである。
16の長手方向の寸法Lは、前記矩形状底板12におけ
る長手方向の寸法l1と、該底板12の短手方向の両端
縁に接続する2つの段部形成片20,20における長手
方向の寸法l2,l3との和に略等しくなるよう設定され
ている。このように設定することで、2つの段部形成片
20,20は内側折返し片16の長手方向の全長部分よ
り中に納まってしまうので、ブランク10を形成するの
に要する段ボール材料の節約が図られるものである。
【0014】次に、このような実施例に係る段ボール緩
衝材をブランク10からセットアップする際の手順につ
いて以下に説明する。先ず図2に示すように、ブランク
10の矩形状底板12に関して、その長手方向に延在す
る両端縁に形成した第1内側折り目14,14の部位で
2枚の内側折返し片16,16を手前側へ谷折りする。
これにより図3に示す如く、2枚の対向し合う内側折返
し片16,16と矩形状底板12との間には、コ字状の
被包装物保持部50(所謂チャネル部)が形成されて、前
記段部形成片20,20はこのチャネル部50の間に挟
まれて位置している。
衝材をブランク10からセットアップする際の手順につ
いて以下に説明する。先ず図2に示すように、ブランク
10の矩形状底板12に関して、その長手方向に延在す
る両端縁に形成した第1内側折り目14,14の部位で
2枚の内側折返し片16,16を手前側へ谷折りする。
これにより図3に示す如く、2枚の対向し合う内側折返
し片16,16と矩形状底板12との間には、コ字状の
被包装物保持部50(所謂チャネル部)が形成されて、前
記段部形成片20,20はこのチャネル部50の間に挟
まれて位置している。
【0015】先に述べたチャネル部50を構成する2枚
の内側折返し片16,16を、図3に示すように一方の
手で保持し、他方の手で前記段部形成片20における第
1外側折り目34を山折りして段部56を形成しつつ、
該段部形成片20および胴巻き片24を斜め上方へ立ち
上げて行く。このとき内側折返し片16の短手側の端縁
部は、前記胴巻き片24に穿設したスロット40に対応
的に挿入されて、前記胴巻き片24の斜め上方への立ち
上げを許容する。この胴巻き片24の立ち上げが進行す
ると、図4に示すように前記スロット40は内側折返し
片16に穿設した別の前記スロット38と整列する。従
って図5に示す如く、両スロット40,38を嵌合させ
ることで、2つの胴巻き片24,24は内側折返し片1
6,16と矩形状底板12とからなる前記チャネル部5
0に対して直立するに至る。
の内側折返し片16,16を、図3に示すように一方の
手で保持し、他方の手で前記段部形成片20における第
1外側折り目34を山折りして段部56を形成しつつ、
該段部形成片20および胴巻き片24を斜め上方へ立ち
上げて行く。このとき内側折返し片16の短手側の端縁
部は、前記胴巻き片24に穿設したスロット40に対応
的に挿入されて、前記胴巻き片24の斜め上方への立ち
上げを許容する。この胴巻き片24の立ち上げが進行す
ると、図4に示すように前記スロット40は内側折返し
片16に穿設した別の前記スロット38と整列する。従
って図5に示す如く、両スロット40,38を嵌合させ
ることで、2つの胴巻き片24,24は内側折返し片1
6,16と矩形状底板12とからなる前記チャネル部5
0に対して直立するに至る。
【0016】次いで図6に示すように、胴巻き片24に
予め形成してある前記第2外側折り目26〜第5外側折
り目32を順次山折りすることで折癖を付与する。この
ように外側折り目の部分に折癖を付けた後は、図7に示
すようにセットアップ途中のブランク10を裏返し倒立
状態でテーブル上に載置する。そして第2外側折り目2
6〜第5外側折り目32を連続的に山折りした形態の胴
巻き片24を、図8に示すように第1内側折り目14の
部分で谷折りされた前記内側折返し片16を胴巻き状に
包み込む。その後に胴巻き片24における長手方向開放
端を、図9に示すように、前記内側折返し片16に穿設
したスロット42に摺擦的に差込むことで、該胴巻き片
24と段部形成片20との確実な嵌合固定が達成され
る。
予め形成してある前記第2外側折り目26〜第5外側折
り目32を順次山折りすることで折癖を付与する。この
ように外側折り目の部分に折癖を付けた後は、図7に示
すようにセットアップ途中のブランク10を裏返し倒立
状態でテーブル上に載置する。そして第2外側折り目2
6〜第5外側折り目32を連続的に山折りした形態の胴
巻き片24を、図8に示すように第1内側折り目14の
部分で谷折りされた前記内側折返し片16を胴巻き状に
包み込む。その後に胴巻き片24における長手方向開放
端を、図9に示すように、前記内側折返し片16に穿設
したスロット42に摺擦的に差込むことで、該胴巻き片
24と段部形成片20との確実な嵌合固定が達成され
る。
【0017】前記一連のセットアップ作業が終了した段
ボール緩衝材44を、図10に斜視状態で示す。この図
10によれば、1枚のブランク10から組立てた段ボー
ル緩衝材44には、コ字状の被包装物保持部(チャネル
部)50の長手方向の両端内部に段部形成片20を山折
りしてなる段部56が形成され、また該チャネル部50
を構成する2枚の対向し合う内側折返し片16,16の
外側に前記胴巻き片24,24の端縁部が突出している
ことが判明する。従って図11に示すように、被包装物
46(例えば卓上ファクシミリ)の両側を実施例に係る段
ボール緩衝材44,44のチャネル部50,50に挿入す
れば、該被包装物46はその両側から持上げた状態で保
持されることになる。しかも前記チャネル部50には、
前述した如く胴巻き片24を山折りした段部56が形成
されているので、図11において仮に横方向から大きな
衝撃が加わったとしても、そのときは前記段部56が圧
潰することで該衝撃の吸収緩和が図られ、被包装物46
へ伝達される衝撃を最小に食い止めることができる。
ボール緩衝材44を、図10に斜視状態で示す。この図
10によれば、1枚のブランク10から組立てた段ボー
ル緩衝材44には、コ字状の被包装物保持部(チャネル
部)50の長手方向の両端内部に段部形成片20を山折
りしてなる段部56が形成され、また該チャネル部50
を構成する2枚の対向し合う内側折返し片16,16の
外側に前記胴巻き片24,24の端縁部が突出している
ことが判明する。従って図11に示すように、被包装物
46(例えば卓上ファクシミリ)の両側を実施例に係る段
ボール緩衝材44,44のチャネル部50,50に挿入す
れば、該被包装物46はその両側から持上げた状態で保
持されることになる。しかも前記チャネル部50には、
前述した如く胴巻き片24を山折りした段部56が形成
されているので、図11において仮に横方向から大きな
衝撃が加わったとしても、そのときは前記段部56が圧
潰することで該衝撃の吸収緩和が図られ、被包装物46
へ伝達される衝撃を最小に食い止めることができる。
【0018】また図10に関して述べた如く、段ボール
緩衝材44におけるチャネル部50の外側に胴巻き片2
4,24の端縁部が突出しているので、図11に示すよ
うに該段ボール緩衝材44を横置きにすると、この突出
した端縁部の上縁および下縁が夫々天側および地側とな
る。従って図11に示した被包装物46の梱包姿勢のま
ま、図12に示す包装箱48に収納すると、前記突出端
縁部の上縁および下縁が該包装箱48の上蓋および底面
に直接接触する。このため、仮に上下方向から大きな衝
撃が加わったとしても、被包装物46は段ボール緩衝材
44,44により持上げ保持されているので衝撃が直接
加わることがなく、被包装物46に対する衝撃の伝達は
最小に食い止められる。
緩衝材44におけるチャネル部50の外側に胴巻き片2
4,24の端縁部が突出しているので、図11に示すよ
うに該段ボール緩衝材44を横置きにすると、この突出
した端縁部の上縁および下縁が夫々天側および地側とな
る。従って図11に示した被包装物46の梱包姿勢のま
ま、図12に示す包装箱48に収納すると、前記突出端
縁部の上縁および下縁が該包装箱48の上蓋および底面
に直接接触する。このため、仮に上下方向から大きな衝
撃が加わったとしても、被包装物46は段ボール緩衝材
44,44により持上げ保持されているので衝撃が直接
加わることがなく、被包装物46に対する衝撃の伝達は
最小に食い止められる。
【0019】更に先にも述べた如く、内側折返し片16
における長手方向の寸法Lは、前記矩形状底板12にお
ける長手方向の寸法l1に、該底板12の短手方向の両
端縁に接続する2つの段部形成片20,20の長手方向
の寸法l2,l3を加えたものに略等しくなるよう設定さ
れている。すなわち2つの段部形成片20,20は、内
側折返し片16の長手方向の全長Lより中に納まってし
まう。従って段ボールシートから打抜かれるべき前記ブ
ランク10の材料節約が図られる。
における長手方向の寸法Lは、前記矩形状底板12にお
ける長手方向の寸法l1に、該底板12の短手方向の両
端縁に接続する2つの段部形成片20,20の長手方向
の寸法l2,l3を加えたものに略等しくなるよう設定さ
れている。すなわち2つの段部形成片20,20は、内
側折返し片16の長手方向の全長Lより中に納まってし
まう。従って段ボールシートから打抜かれるべき前記ブ
ランク10の材料節約が図られる。
【0020】
【変形例について】図13は、図1の実施例に係る段ボ
ール緩衝材の変形例を示すもので、前記胴巻き片24の
第5外側折り目32より外側から開放端の僅か手前側に
掛けて略矩形状の開口部36が開設されると共に、前記
開放端と第5外側折り目32との略中間付近に該折り目
32と平行な第4内側折り目58が形成されている。こ
のとき第5外側折り目32と前記開口部36との離間寸
法l4は、胴巻き片24の開放端の差込みを許容する前
記スロット42の深さ寸法l5と略等しくなるよう設定
されている。また前記開口部36の横幅寸法l6は、図
13に示す如く2本の平行に対向する第1内側折り目1
4,14の間隔寸法l7と略等しくなるよう設定してあ
る。
ール緩衝材の変形例を示すもので、前記胴巻き片24の
第5外側折り目32より外側から開放端の僅か手前側に
掛けて略矩形状の開口部36が開設されると共に、前記
開放端と第5外側折り目32との略中間付近に該折り目
32と平行な第4内側折り目58が形成されている。こ
のとき第5外側折り目32と前記開口部36との離間寸
法l4は、胴巻き片24の開放端の差込みを許容する前
記スロット42の深さ寸法l5と略等しくなるよう設定
されている。また前記開口部36の横幅寸法l6は、図
13に示す如く2本の平行に対向する第1内側折り目1
4,14の間隔寸法l7と略等しくなるよう設定してあ
る。
【0021】このように胴巻き片24には開口部36お
よび第4内側折り目58が形成されているので、前述し
た図7の折込み手順には、図14に示す如く、第4内側
折り目58の部分で谷折りする工程が付加される。そし
て胴巻き片24を第4内側折り目58の部分で谷折りし
た後は、図8に対応する図15に示す如く、該胴巻き片
24の開放端を前記スロット42へ差込むことになる。
このとき胴巻き片24の開放端は、第4内側折り目58
を谷折り線として2つ折りされているので、図9に対応
する図16に示す如く、該2つ折り部分を前記内側折返
し片16のスロット42に差込むことで胴巻き片24と
段部形成片20との更に確実な嵌合が図られる。なお、
第5外側折り目32と開口部36との離間寸法l4は前
記スロット42の深さ寸法l5と略等しいので、2つ折
り部分は寸法l4だけスロット42に差込まれた後は、
更なる進入は該スロット42の底部により阻止される。
また開口部36の横幅寸法l6は第1内側折り目14,1
4の間隔寸法l7と略等しいので、差込み後は2枚の内
側折返し片16,16の拡開は該開口部36の縁部によ
り確実に阻止される。しかもスロット42へ差込まれる
胴巻き片24の開放端は2つ折りされているから、該ス
ロット42に臨む前記緩衝用段部56を該2つ折り部分
でバックアップする際の強度が更に向上する利点があ
る。また本変形例では、折り目58を谷折りされる内側
折り目として形成したが、該折り目58は山折りされる
外側折り目として形成するようにしてもよい。
よび第4内側折り目58が形成されているので、前述し
た図7の折込み手順には、図14に示す如く、第4内側
折り目58の部分で谷折りする工程が付加される。そし
て胴巻き片24を第4内側折り目58の部分で谷折りし
た後は、図8に対応する図15に示す如く、該胴巻き片
24の開放端を前記スロット42へ差込むことになる。
このとき胴巻き片24の開放端は、第4内側折り目58
を谷折り線として2つ折りされているので、図9に対応
する図16に示す如く、該2つ折り部分を前記内側折返
し片16のスロット42に差込むことで胴巻き片24と
段部形成片20との更に確実な嵌合が図られる。なお、
第5外側折り目32と開口部36との離間寸法l4は前
記スロット42の深さ寸法l5と略等しいので、2つ折
り部分は寸法l4だけスロット42に差込まれた後は、
更なる進入は該スロット42の底部により阻止される。
また開口部36の横幅寸法l6は第1内側折り目14,1
4の間隔寸法l7と略等しいので、差込み後は2枚の内
側折返し片16,16の拡開は該開口部36の縁部によ
り確実に阻止される。しかもスロット42へ差込まれる
胴巻き片24の開放端は2つ折りされているから、該ス
ロット42に臨む前記緩衝用段部56を該2つ折り部分
でバックアップする際の強度が更に向上する利点があ
る。また本変形例では、折り目58を谷折りされる内側
折り目として形成したが、該折り目58は山折りされる
外側折り目として形成するようにしてもよい。
【0022】
【別の変形例について】図17は、図1の実施例に係る
段ボール緩衝材の更に別の変形例を示すものである。す
なわち前記胴巻き片24における第4外側折り目30が
位置する部位には、この第4外側折り目30に対し直交
する2本のスロット60,60が所要間隔で平行に開設
されている。両スロット60,60の間隔l8は、先に図
13に関して説明した第1内側折り目14,14の間隔
寸法l7と略等しくなるよう設定してある。そして各ス
ロット60の開設始端部を第3外側折り目28に近接す
る側と仮定した場合、両スロット60,60の開設始端
部を結ぶ直線経路に外側折り目66が形成されると共
に、該スロット60,60の開設終端部を結ぶ直線経路
にも外側折り目68が形成されている。前述したスロッ
ト60の開設始端部は、第3外側折り目28から胴巻き
片24の開放端側へ距離l9だけ離間した部位に位置す
るが、この距離寸法l9は第3内側折り目22と第2外
側折り目26との間隔寸法l10より若干小さい値が選択
される。なお各スロット60には、図19に関して後述
する如く内側折返し片16が差込まれるので、該スロッ
ト60の開口幅は段ボール緩衝材を構成する段ボールシ
ートの厚み程度に設定される。
段ボール緩衝材の更に別の変形例を示すものである。す
なわち前記胴巻き片24における第4外側折り目30が
位置する部位には、この第4外側折り目30に対し直交
する2本のスロット60,60が所要間隔で平行に開設
されている。両スロット60,60の間隔l8は、先に図
13に関して説明した第1内側折り目14,14の間隔
寸法l7と略等しくなるよう設定してある。そして各ス
ロット60の開設始端部を第3外側折り目28に近接す
る側と仮定した場合、両スロット60,60の開設始端
部を結ぶ直線経路に外側折り目66が形成されると共
に、該スロット60,60の開設終端部を結ぶ直線経路
にも外側折り目68が形成されている。前述したスロッ
ト60の開設始端部は、第3外側折り目28から胴巻き
片24の開放端側へ距離l9だけ離間した部位に位置す
るが、この距離寸法l9は第3内側折り目22と第2外
側折り目26との間隔寸法l10より若干小さい値が選択
される。なお各スロット60には、図19に関して後述
する如く内側折返し片16が差込まれるので、該スロッ
ト60の開口幅は段ボール緩衝材を構成する段ボールシ
ートの厚み程度に設定される。
【0023】前記胴巻き片24における2本のスロット
60,60で挟まれる部位で、かつ第4外側折り目30
よりも内側(第3外側折り目28の形成側)には、該第4
外側折り目30と平行に第5内側折り目62が形成され
ている。この第5内側折り目62は、前記スロット60
の開設始端部から距離l11だけ離間した位置に形成さ
れ、該距離l11は第2外側折り目26と第3外側折り目
28との間隔寸法l12に略等しくなっている。
60,60で挟まれる部位で、かつ第4外側折り目30
よりも内側(第3外側折り目28の形成側)には、該第4
外側折り目30と平行に第5内側折り目62が形成され
ている。この第5内側折り目62は、前記スロット60
の開設始端部から距離l11だけ離間した位置に形成さ
れ、該距離l11は第2外側折り目26と第3外側折り目
28との間隔寸法l12に略等しくなっている。
【0024】この変形例に係る段ボール緩衝材をセット
アップするには、図18(図6に対応する工程)に示すよ
うに、胴巻き片24を第2外側折り目26〜第5外側折
り目32の部分で山折りすると共に、前記スロット6
0,60で挟まれる部位に形成した第5内側折り目62
を谷折りする。このとき両スロット60,60の始端部
および終端部を結ぶ直線経路には外側折り目66,68
が夫々形成されているから、これら外側折り目66,6
8は自然に山折りされることになる。その結果として、
前記2本のスロット60,60で挟まれる部位には、内
側へ折込まれた段部64が形成されるに至る。この段部
64の横幅は前述した両スロット60,60の間隔l8で
あって、図18に示す2枚の第1内側折り目14,14
の間隔寸法l7と略等しい。従って図19(図9に対応す
る工程)に示すように、段部64を2枚の第1内側折り
目14,14の間に当接的に押込むことができる。これ
により前記段部64は、図20の縦断面図から判明する
如く、該段部64に先立って形成されている前記緩衝用
段部56に外方から当接するようになっている。このた
め図20でA方向へ何等かの機械的応力が加わっても、
前記段部64が緩衝用段部56をバックアップしている
ので、包装箱48に収納した被包装物46への応力伝播
が抑制され、該被包装物46の有効な保護が図られる。
アップするには、図18(図6に対応する工程)に示すよ
うに、胴巻き片24を第2外側折り目26〜第5外側折
り目32の部分で山折りすると共に、前記スロット6
0,60で挟まれる部位に形成した第5内側折り目62
を谷折りする。このとき両スロット60,60の始端部
および終端部を結ぶ直線経路には外側折り目66,68
が夫々形成されているから、これら外側折り目66,6
8は自然に山折りされることになる。その結果として、
前記2本のスロット60,60で挟まれる部位には、内
側へ折込まれた段部64が形成されるに至る。この段部
64の横幅は前述した両スロット60,60の間隔l8で
あって、図18に示す2枚の第1内側折り目14,14
の間隔寸法l7と略等しい。従って図19(図9に対応す
る工程)に示すように、段部64を2枚の第1内側折り
目14,14の間に当接的に押込むことができる。これ
により前記段部64は、図20の縦断面図から判明する
如く、該段部64に先立って形成されている前記緩衝用
段部56に外方から当接するようになっている。このた
め図20でA方向へ何等かの機械的応力が加わっても、
前記段部64が緩衝用段部56をバックアップしている
ので、包装箱48に収納した被包装物46への応力伝播
が抑制され、該被包装物46の有効な保護が図られる。
【0025】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る段ボ
ール緩衝材によれば、以下の有益な効果が奏されるもの
である。 (1) 段ボールシートから打抜いた1枚のブランクを適宜
に谷折りおよび山折りするだけで、段ボール緩衝材を組
立てることができる。 (2) 1枚のブランクだけから出来ていて、複数のシート
を組合わせるものではないので、セットアップが極めて
簡単であり組立てに要する手間と時間を僅かなものとな
し得る。 (3) 組立てた段ボール緩衝材は、被包装物を充分な緩衝
効果を持たせた状態で包装箱の内部に保持することがで
きる。 (4) 2枚の胴巻き片が内側折返し片の全長内に納まって
いるので、材料の節減が図られる。 (5) 段ボールだけを材料としていて、発泡スチロールを
全く使っていないので、焼却したり埋めたりして廃棄す
る場合も環境上の問題を生じ難い。
ール緩衝材によれば、以下の有益な効果が奏されるもの
である。 (1) 段ボールシートから打抜いた1枚のブランクを適宜
に谷折りおよび山折りするだけで、段ボール緩衝材を組
立てることができる。 (2) 1枚のブランクだけから出来ていて、複数のシート
を組合わせるものではないので、セットアップが極めて
簡単であり組立てに要する手間と時間を僅かなものとな
し得る。 (3) 組立てた段ボール緩衝材は、被包装物を充分な緩衝
効果を持たせた状態で包装箱の内部に保持することがで
きる。 (4) 2枚の胴巻き片が内側折返し片の全長内に納まって
いるので、材料の節減が図られる。 (5) 段ボールだけを材料としていて、発泡スチロールを
全く使っていないので、焼却したり埋めたりして廃棄す
る場合も環境上の問題を生じ難い。
【図1】本発明の好適な実施例に係る段ボール緩衝材を
展開状態のブランクとして示す平面図である。
展開状態のブランクとして示す平面図である。
【図2】段ボール緩衝材をブランクからセットアップす
る際の手順を示す説明図であって、ブランクの矩形状底
板に関して2枚の内側折返し片を手前側へ谷折りした状
態を示している。
る際の手順を示す説明図であって、ブランクの矩形状底
板に関して2枚の内側折返し片を手前側へ谷折りした状
態を示している。
【図3】同上の説明図であって、コ字状の被包装物保持
部を一方の手で保持し、他方の手で段部形成片を山折り
して段部を形成しつつ、該段部形成片および胴巻き片を
斜め上方へ立ち上げて行く状態を示している。
部を一方の手で保持し、他方の手で段部形成片を山折り
して段部を形成しつつ、該段部形成片および胴巻き片を
斜め上方へ立ち上げて行く状態を示している。
【図4】同上の説明図であって、胴巻き片に穿設したス
ロットを内側折返し片に穿設した別のスロットに差込み
嵌合させた状態を示している。
ロットを内側折返し片に穿設した別のスロットに差込み
嵌合させた状態を示している。
【図5】同上の説明図であって、2つの胴巻き片をチャ
ネル部に対して直立させた状態を示している。
ネル部に対して直立させた状態を示している。
【図6】同上の説明図であって、胴巻き片に形成した第
2〜第5外側折り目を順次山折りすることで折癖を付与
した状態を示している。
2〜第5外側折り目を順次山折りすることで折癖を付与
した状態を示している。
【図7】同上の説明図であって、セットアップ途中のブ
ランクを裏返した状態を示している。
ランクを裏返した状態を示している。
【図8】同上の説明図であって、連続的に山折りされた
胴巻き片により、内側折返し片を胴巻き状に包み込む状
態を示している。
胴巻き片により、内側折返し片を胴巻き状に包み込む状
態を示している。
【図9】同上の説明図であって、胴巻き片の長手方向開
放端を内側折返し片に穿設したスロットに差込むこと
で、該胴巻き片と段部形成片とを嵌合固定した状態を示
している。
放端を内側折返し片に穿設したスロットに差込むこと
で、該胴巻き片と段部形成片とを嵌合固定した状態を示
している。
【図10】セットアップの終了した段ボール緩衝材の斜
視図である。
視図である。
【図11】好適な実施例に係る段ボール緩衝材により被
包装物を両側から持上げ保持した状態を示す斜視図であ
る。
包装物を両側から持上げ保持した状態を示す斜視図であ
る。
【図12】図11に示した形態の段ボール緩衝材および
被包装物を段ボール箱に梱包した状態を示す斜視図であ
る。
被包装物を段ボール箱に梱包した状態を示す斜視図であ
る。
【図13】図1の実施例に係る段ボール緩衝材の変形例
を示す一部拡大平面図である。
を示す一部拡大平面図である。
【図14】図13の変形例に係る段ボール緩衝材におい
て、第4内側折り目の部分で谷折りしている状態を示す
説明図である。
て、第4内側折り目の部分で谷折りしている状態を示す
説明図である。
【図15】図13の変形例に係る段ボール緩衝材におい
て、胴巻き片により内側折返し片を胴巻き状に包み込む
状態を示す説明図である。
て、胴巻き片により内側折返し片を胴巻き状に包み込む
状態を示す説明図である。
【図16】図13の変形例に係る段ボール緩衝材におい
て、胴巻き片の2つ折り部分を内側折返し片のスロット
に差込むことで、該胴巻き片と段部形成片とを嵌合固定
した状態を示す説明図である。
て、胴巻き片の2つ折り部分を内側折返し片のスロット
に差込むことで、該胴巻き片と段部形成片とを嵌合固定
した状態を示す説明図である。
【図17】図1の実施例に係る段ボール緩衝材の更に別
の変形例を示す一部拡大平面図である。
の変形例を示す一部拡大平面図である。
【図18】図17の変形例に係る段ボール緩衝材におい
て、胴巻き片に形成した第2〜第5外側折り目を順次山
折りすることで折癖を付与した状態を示す説明図であ
る。
て、胴巻き片に形成した第2〜第5外側折り目を順次山
折りすることで折癖を付与した状態を示す説明図であ
る。
【図19】図17の変形例に係る段ボール緩衝材におい
て、段部64を2つの対向し合う内側折返し片の間に押
込んだ状態を示す説明図である。
て、段部64を2つの対向し合う内側折返し片の間に押
込んだ状態を示す説明図である。
【図20】図17の変形例に係る段ボール緩衝材におい
て、段部64を2つの対向し合う内側折返し片の間に押
込んだ際の縦断面図である。
て、段部64を2つの対向し合う内側折返し片の間に押
込んだ際の縦断面図である。
10 ブランク 12 矩形状底板 14 第1内側折り目 16 内側折返し片 18 第2内側折り目 20 段部形成片 22 第3内側折り目 24 胴巻き片 26 第2外側折り目 28 第3外側折り目 30 第4外側折り目 32 第5外側折り目 34 第1外側折り目 36 開口部 38 スロット 40 スロット 42 スロット 44 段ボール緩衝材 46 被包装物 48 包装箱 50 コ字状の被包装物保持部(チャネル部) 52 本体部 54 スリット 56 緩衝用段部 58 第4内側折り目 60 スロット 62 第5内側折り目 64 段部 66 外側折り目 68 外側折り目
Claims (9)
- 【請求項1】 段ボールシートから打抜いた1枚のブラ
ンク(10)に所要数の折り目を形成し、これら折り目の部
分を適宜に谷折りおよび山折りすることで、被包装物(4
6)を包装箱(48)の内部に持上げ状態で保持し得るように
した段ボール緩衝材(44)であって、前記1枚のブランク
(10)を、長尺の矩形状片をなし、谷折りすることで長手
方向に延在するコ字状の被包装物保持部(50)を形成し得
る本体部(52)と、該本体部(52)の長手方向の両端部に接
続し、山折りすることで前記コ字状の被包装物保持部(5
0)の背面側に向かって屈曲する胴巻き片(24,24)とから
構成し、 前記本体部(52)をコ字状に折り曲げた際に、
その被包装物保持部(50)の両端部に緩衝用の段部(56,5
6)が形成され、このコ字状に折り曲げた前記本体部(52)
を、山折りした前記胴巻き片(24)により背面側から巻込
んだ状態で固定するよう構成したことを特徴とする段ボ
ール緩衝材。 - 【請求項2】 段ボールシートから打抜いた1枚のブラ
ンク(10)に内側折り目および外側折り目を形成し、これ
ら折り目の部分を谷折りおよび山折りすることで、被包
装物(46)を包装箱(48)の内部に持上げ状態で保持し得る
ようにした段ボール緩衝材(44)であって、前記1枚のブ
ランク(10)は、矩形状底板(12)と、前記矩形状底板(12)
の長手方向に延在する両端縁に第1内側折り目(14,14)
を介して夫々接続する内側折返し片(16,16)と、前記矩
形状底板(12)の短手方向に延在する両端縁に第2内側折
り目(18,18)を介して夫々接続する段部形成片(20,20)
と、前記段部形成片(20)に前記第2内側折り目(18)と平
行かつ反対側に形成した第3内側折り目(22)を介して接
続する胴巻き片(24)と、前記段部形成片(20)に前記第2
内側折り目(18)および第3内側折り目(22)の間で平行に
形成した第1外側折り目(34)と、前記胴巻き片(24)に第
3内側折り目(22)と平行に外側へ所要間隔で順次形成し
た複数の外側折り目(26,28,30,32)と、前記内側折返し
片(16)と胴巻き片(24)に夫々形成され、前記段部形成片
(20)を第1外側折り目(34)の部分で山折りして緩衝用段
部(56)を形成した際に、相互に差込まれて両片(16,24)
を嵌合保持するスロット(38,40)と、前記内側折返し片
(16)に形成され、前記胴巻き片(24)を複数の外側折り目
(26,28,30,32)の部分で山折りして、第1内側折り目(1
4)の部分で谷折りされた前記内側折返し片(16)を包み込
んだ際に、該胴巻き片(24)の長手方向開放端の差込みを
許容するスロット(42)とから構成したことを特徴とする
段ボール緩衝材。 - 【請求項3】 前記複数の外側折り目は、前記胴巻き片
(24)に第3内側折り目(22)と平行に外側へ所要間隔で順
次形成した第2〜第5外側折り目(26,28,30,32)である
請求項2記載の段ボール緩衝材。 - 【請求項4】 段ボールシートから打抜いた1枚のブラ
ンク(10)に内側折り目および外側折り目を形成し、これ
ら折り目の部分を谷折りおよび山折りすることで、被包
装物(46)を包装箱(48)の内部に持上げ状態で保持し得る
ようにした段ボール緩衝材(44)であって、前記1枚のブ
ランク(10)は、矩形状底板(12)と、前記矩形状底板(12)
の長手方向に延在する両端縁に第1内側折り目(14,14)
を介して夫々接続する内側折返し片(16,16)と、前記矩
形状底板(12)の短手方向に延在する両端縁に第2内側折
り目(18,18)を介して夫々接続する段部形成片(20,20)
と、前記段部形成片(20)に前記第2内側折り目(18)と平
行かつ反対側に形成した第3内側折り目(22)を介して接
続する胴巻き片(24)と、前記段部形成片(20)に前記第2
内側折り目(18)および第3内側折り目(22)の間で平行に
形成した第1外側折り目(34)と、前記胴巻き片(24)に第
3内側折り目(22)と平行に外側へ所要間隔で順次形成し
た第2〜第5外側折り目(26,28,30,32)と、前記内側折
返し片(16)と胴巻き片(24)に夫々形成され、前記段部形
成片(20)を第1外側折り目(34)の部分で山折りして緩衝
用段部(56)を形成した際に、相互に差込まれて両片(16,
24)を嵌合保持するスロット(38,40)と、前記内側折返し
片(16)に前記第2内側折り目(18)と整列的に形成され、
前記胴巻き片(24)を第2〜第5外側折り目(26,28,30,3
2)の部分で山折りして、第1内側折り目(14)の部分で谷
折りされた前記内側折返し片(16)を包み込んだ際に、該
胴巻き片(24)の長手方向開放端の差込みを許容するスロ
ット(42)とから構成したことを特徴とする段ボール緩衝
材。 - 【請求項5】 前記内側折返し片(16)の長手方向の寸法
は、前記矩形状底板(12)の長手方向の寸法と、該底板(1
2)の短手方向の両端縁に夫々接続する前記段部形成片(2
0,20)の長手方向の寸法との和に略等しくなるよう設定
されている請求項2または4に記載の段ボール緩衝材。 - 【請求項6】 前記胴巻き片(24)の第5外側折り目(32)
より外側から開放端の僅か手前側に掛けて略矩形状の開
口部(36)を開設し、前記開放端と第5外側折り目(32)と
の略中間付近に該折り目(32)と平行な別の折り目(58)を
形成してなる請求項4記載の段ボール緩衝材。 - 【請求項7】 前記別の折り目(58)は、谷折りされる内
側折り目または山折りされる外側折り目の何れかである
請求項6記載の段ボール緩衝材。 - 【請求項8】 前記胴巻き片(24)の第4外側折り目(30)
が位置する部位に、この第4外側折り目30に対して直
交する2本のスロット(60,60)を所要間隔で平行に開設
すると共に、これら両スロット(60,60)の始端部同士お
よび終端部同士を結ぶ外側折り目(66,68)を形成し、更
に両スロット(60,60)で挟まれる部位であって、かつ第
4外側折り目(30)より内側にこれと平行に第5内側折り
目(62)を形成してなる請求項4記載の段ボール緩衝材。 - 【請求項9】 前記胴巻き片(24)を外側折り目(26〜32)
により山折りするに際して、前記第5内側折り目(62)も
谷折りすると共に前記2本の外側折り目(66,68)は山折
りすることで、2本のスロット(60,60)で挟まれる部位
に内側へ折込まれた段部(64)を形成し、この段部(64)を
2枚の前記第1内側折り目(14,14)の間に当接的に押込
むことで、前記緩衝用段部(56)を当接的にバックアップ
するようにした請求項8記載の段ボール緩衝材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11051783A JP2000247369A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 段ボール緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11051783A JP2000247369A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 段ボール緩衝材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000247369A true JP2000247369A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12896556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11051783A Pending JP2000247369A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 段ボール緩衝材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000247369A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8662303B2 (en) | 2010-10-08 | 2014-03-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Packaging box |
| TWI712550B (zh) * | 2020-03-02 | 2020-12-11 | 國禧包裝企業股份有限公司 | 紙質緩衝包裝材結構及製造方法 |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP11051783A patent/JP2000247369A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8662303B2 (en) | 2010-10-08 | 2014-03-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Packaging box |
| TWI712550B (zh) * | 2020-03-02 | 2020-12-11 | 國禧包裝企業股份有限公司 | 紙質緩衝包裝材結構及製造方法 |
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