JP2000247719A - 硬化体製造方法及び硬化体組成物 - Google Patents

硬化体製造方法及び硬化体組成物

Info

Publication number
JP2000247719A
JP2000247719A JP5174599A JP5174599A JP2000247719A JP 2000247719 A JP2000247719 A JP 2000247719A JP 5174599 A JP5174599 A JP 5174599A JP 5174599 A JP5174599 A JP 5174599A JP 2000247719 A JP2000247719 A JP 2000247719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aggregate
cement
ash
cured product
kneaded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5174599A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Shintani
新谷  登
Sunao Saito
直 斉藤
Tatsuo Kita
達夫 喜多
Kazuto Fukutome
和人 福留
Hajime Sasaki
肇 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Hazama Ando Corp
Original Assignee
Hazama Gumi Ltd
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hazama Gumi Ltd, Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Hazama Gumi Ltd
Priority to JP5174599A priority Critical patent/JP2000247719A/ja
Publication of JP2000247719A publication Critical patent/JP2000247719A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/04Portland cements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2201/00Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values
    • C04B2201/20Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values for the density
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】硬化体の密度の制御を可能とし、その適用性の
拡大が可能である。 【解決手段】セメント、焼却灰、硬化促進剤及び骨材と
を含む水硬性材料を混練し、海水及び/又は水を最適含
水比+(0〜5)%の範囲内にて添加して混練し、型枠
に打設し、この枠型を振動させて打設された水硬性材料
を締め固める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、焼却灰を多量に
用いた高密度な硬化体製造方法及び硬化体組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の電力需要の増加に伴い発電所の建
設が促進されているが、石油燃料の大量消費の抑制の観
点から、石炭火力発電所が見直されている。このような
状況から、今後石炭火力発電所の建設が増加し、それに
伴って石炭灰の発生量が大幅に増加することが予想され
ている。
【0003】このような焼却灰としての石炭灰は、セメ
ント原料、コンクリー卜用混和材、その他で有効利用さ
れているが、依然として埋立て処分の比率が高いのが現
状であり、環境保全の観点からも石炭灰の有効利用の拡
大が重要な課題となっている。
【0004】このため、この出願人は、石炭灰の有効利
用の一方法として、石炭灰の原粉を多量に用いた硬化体
の製造方法を開発し、特公昭62−16714号公報及
び特開平9−12348号公報等を提案した。この石炭
灰を用いた硬化体は、これまで主として海洋構造物、例
えば人工魚礁や漁場開発を目的とした人工海底山脈のブ
ロックの製造に用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、石炭灰を多
量に用いた硬化体の密度は、石炭灰の密度及び最適水粉
体比によって決定され、おおよそ比重は1.7〜1.9
の範囲にある。この値は、コンクリ―卜や天然骨材に比
べて小さく、軟弱地盤等へ適用する場合、沈下・埋設等
に対して優位となる。しかしながら、消波ブロック等、
波浪等の外力の影響を受ける箇所へ適用する場合、安定
性を確保する上で高い密度、例えば比重が2.2〜2.
8程度が必要とされるため、現状ではその適用は困難で
ある。
【0006】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、硬化体の密度、例えば比重が2.2〜2.8程度
の制御を可能とし、その適用性の拡大が可能である硬化
体製造方法及び硬化体組成物を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0008】請求項1に記載の発明は、『セメント、焼
却灰、硬化促進剤及び骨材とを含む水硬性材料を混練
し、海水及び/又は水を最適含水比+(0〜5)%の範
囲内にて添加して混練し、型枠に打設し、この型枠を振
動させて打設された水硬性材料を締め固めることを特徴
とする硬化体製造方法。』である。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、セメ
ント、焼却灰及び硬化促進剤に、骨材を混入すること
で、硬化体の密度の制御が、例えば例えば比重が2.2
〜2.8程度にすることが可能で、高密度の硬化体組成
物を製造することができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、『前記セメント
は、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメ
ント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトラン
ドセメント等の各種ポルトランドセメントであることを
特徴とする請求項1に記載の硬化体製造方法。』であ
る。
【0011】この請求項2に記載の発明によれば、セメ
ントとして、普通ポルトランドセメント、早強ポルトラ
ンドセメント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポ
ルトランドセメント等の各種ポルトランドセメントを利
用することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、『前記焼却灰
が、石炭灰、ゴミ、汚泥、スラッジ等の焼却灰、あるい
火山灰であることを特徴とする請求項1に記載の硬化体
製造方法。』である。
【0013】この請求項3に記載の発明によれば、焼却
灰として、石炭灰、ゴミ、汚泥、スラッジ等の焼却灰、
あるい火山灰を利用することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、『前記硬化促進
剤が、無機塩類、または無機塩類の混練物であることを
特徴とする請求項1に記載の硬化体製造方法。』であ
る。
【0015】この請求項4に記載の発明によれば、硬化
促進剤として、無機塩類、または無機塩類の混練物を利
用することができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、前記骨材が、各
種金属スラグ、天然骨材、再生骨材があり、これらの骨
材を単独あるいは、組み合わせて用い、混入率は、実績
率に相当する量に対して50〜100%であることを特
徴とする請求項1に記載の硬化体製造方法。』である。
【0017】この請求項5に記載の発明によれば、骨材
が、各種金属スラグ、天然骨材、再生骨材があり、これ
らの骨材を単独あるいは、組み合わせて用いることがで
き、混入率は、実績率に相当する量に対して50〜10
0%が品質が均一で十分な締固めができる。
【0018】請求項6に記載の発明は、『前記締め固め
は、振動手段を用い、 振動加速度3g以上であること
を特徴とする請求項1に記載の硬化体製造方法。』であ
る。
【0019】この請求項6に記載の発明によれば、締め
固めは、振動手段を用い、振動加速度3g以上とするこ
とで、十分に締め固めることができる。
【0020】請求項7に記載の発明は、『セメント、焼
却灰、硬化促進剤及び骨材とを含む水硬性材料を混練
し、海水及び/又は水を最適含水比+(0〜5)%の範
囲内にて添加して混練し、振動させて締め固めてなるこ
とを特徴とする硬化体組成物。』である。
【0021】この請求項7に記載の発明によれば、セメ
ント、焼却灰及び硬化促進剤に、骨材を混入し、海水及
び/又は水を添加して混練して締め固めてなり、例えば
比重が2.2〜2.8程度の高密度の硬化体組成物であ
るため、消波ブロック等、波浪等の外力の影響を受ける
箇所への適用する場合でも、安定性を確保することがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の硬化体製造方法
及び硬化体組成物の実施の形態を詳細に説明する。
【0023】この発明では、図1に示すように、セメン
ト、焼却灰、硬化促進剤及び骨材とを含む水硬性材料を
混練し、海水及び/又は水を最適含水比+(0〜5)%
の範囲内にて添加して混練し、型枠1に打設し、この型
枠1を振動機2により振動させて打設された水硬性材料
3を締め固める。
【0024】この発明において使用できるセメントとし
ては、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセ
メント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトラ
ンドセメント等の各種ポルトランドセメント;アルミナ
セメント、石灰アルミナセメント等のアルミナセメン
ト;高炉スラグ混合セメント、ポゾラン混合セメント、
フライアツシユセメント等の各種混合セメントを挙げる
ことができる。
【0025】これらのうち、ポルトランドセメント、特
に普通ポルトランドセメントが一般的であり好ましく使
用できる。
【0026】また、焼却灰としては、石炭灰、ゴミ、汚
泥、スラッジ等の焼却灰、あるい火山灰等を挙げること
ができ、特に石炭灰が好ましく、石炭灰中でも微粉炭燃
焼により発生したものを電気集塵機で集めた、いわゆる
EP灰、あるいはこれを粗粒化した既成灰などを挙げる
ことができる。これらのうち、EP灰が、最適含水比が
一定していること、取扱い易いなどの理由で好ましい。
【0027】この発明では、前記セメントを焼却灰10
0重量部に対し、3〜150重量部、好ましくは10〜
50重量部添加する。セメントの添加量が3重量部未満
では強度が発現せず、また150重量部を越えて添加し
ても強度発現がさほど上昇しないばかりか、ひび割れ等
の問題を生ずる。
【0028】この発明において使用できる硬化促進剤と
しては、無機塩類を挙げることができる。無機塩類とし
ては、塩化ナトリウム、臭化ナトリウム、塩化カリウ
ム、フッ化カリウムなどのアルカリ金属ハロゲン化物
類;塩化カルシウム、塩化マグネシウム、臭化マグネシ
ウム等のアルカリ土類金属ハロゲン化物類;並びにこれ
らの混練物を挙げることができる。これらの無機塩類は
粉末若しくは水溶液にて混和剤とすることができ、後者
の場合特に濃度は臨界的ではないが通常1〜20重量%
程度の水溶液として用いる。海水を添加混練すれば、無
機塩を含有させることができる。無機塩類の添加量は石
炭灰とセメントとの混練物100重量部に対し、0.1
〜5重量部(乾操基準)、好ましくは1〜2.5重量部
(乾操基準)とする。添加量が0.1重量部未満では強
度が発現せず、また一方5重量部を越えると添加量を増
しても強度増加が見られなくなる。石炭灰とセメントと
の混練物に対し、前記の範囲で無機塩類を添加すると強
度、特に圧縮強度が著しく増大し、短期材令後の強度ば
かりでなく、長期材令後の強度が著しく増大する。
【0029】この発明において使用できる骨材として
は、各種金属スラグ(高炉スラグ、電炉スラグ、銅スラ
グ等)、天然骨材(川砂、砕石)、再生骨材(コクリー
トガラ)があり、微粒分が少ないものが好ましい。これ
らの骨材を単独あるいは、組み合わせて用いることがで
き、混入率は、実績率に相当する量に対して50〜10
0%が適当である。
【0030】この骨材は、目標とする硬化体の密度によ
って混入量を決定することになるが、量が少ないと骨材
の沈降により品質が不均一となり、また、量が多いと十
分な締固めが困難となり、よって60〜90%程度がよ
り望ましい。
【0031】次に、水硬性材料を混練し、海水及び/又
は水を(最適合水比+0)〜(最適含水比+5)%の範
囲内にて添加して混練する。最適含水比とは含水比を変
化させながら各含水比の供試体を突固め、乾燥密度を測
定して最大の乾燥密度が得られる含水比を云う。(最適
含水比+5)%を越える含水比を用いると、プリーディ
ングが大きくなり、乾燥時にひび割れを生じたり又は硬
化体中に水分が残リヘアクラックが生ずる恐れがある。
一方、(最適含水比+0)%未満の含水比では締固めが
非常に困難であり、作業性が悪くなるので打設が困雛と
なり、充分な強度が発現しないおそれがある。混練に当
っては一般の生コンクリートを混練する強制練りミキサ
ー、二軸強制練りミキサー、低含水比用強制連続練りミ
キサー等の機器を用いると充分混練されるので好まし
い。
【0032】水硬性材料を充分に混練した後、型枠内に
打設し、この型枠を振動させて混練物を締め固める。こ
の混練物を締め固める程度は、所定時間によっても、あ
るいは目視によってもよい。目視による場合は、湿気の
ある粉体から流体に性状が変化する状況を観察する。さ
らに、型枠内に所定長離隔した±電極を型枠内に設配
し、各電極に通電して得られる電極間の電気抵抗値を測
定しながら、この電気抵抗値の絶対値は問題とせず、そ
れぞれの混練物自体の経時的な相対変化の傾向におい
て、電気祇抗値が低下するまで型枠を振動させて混練物
を締め固めるようにしてもよい。
【0033】ここで、振動は例えば油圧テーブルバイブ
レータ、振動パイルハンマ等の振動手段を用いることが
できる。振動加速度3g以上とすることが十分に締め固
める上で望ましいが、振動条件に応じて適切な水粉体比
を選定することで締め固め可能である。
【0034】締め固め後に脱型して、強度を増強する場
合には硬化体組成物のブロックを60℃程度にて蒸気養
生しても良い。
【0035】この発明では、セメント、焼却灰及び硬化
促進剤に、骨材を混入することで、硬化体の密度の制御
が可能で、高密度の硬化体組成物を製造することができ
る。また、セメント、焼却灰及び硬化促進剤に、骨材を
混入し、海水及び/又は水を添加して混練して締め固め
てなり、高密度の硬化体組成物であるため、消波ブロッ
ク等、波浪等の外力の影響を受ける箇所への適用する場
合でも、安定性を確保することができる。 [実施例]以下、この発明の実施例を説明する。
【0036】普通ポルトランドセメント、石炭灰、並び
に、砕石、銅スラグ、フェロニッケルスラグ等の骨材
と、硬化促進剤を用いて、締め固めの試験、密度、圧縮
強度の測定を行った。 試験概要 <使用材料>表1に使用材料の一覧を示す。骨材には、
コンクリー卜に使用される一般的な天然骨材(以下、粗
骨材と呼称)及び2種類のスラグを使用した。
【0037】
【表1】
【0038】<練り混ぜ方法> (1)締め固め試験 容量51のモルタルミキサ強制練りミキサを用い、低速
で30秒、高速で150秒、計180秒間練混ぜる。
【0039】(2)硬化後の物性試験 容量201のパン型強制練りミキサを用い、計180秒
間練混ぜる。ここで、硬化促進剤は、あらかじめ練り混
ぜ水に溶解する。 <試験項目及び試験方法> (1)骨材の品質試験 選定した2種類のスラグ骨材の品質を確認するために表
2に示す試験を実施した。
【0040】
【表2】
【0041】(2)締固め試験 JIS A l210−1979(突固めによる土の締
固め試験方法)で使用される型枠(内径100mm、容
積1,000ml)を大型VC試験装置の振動台に固定
し、振動による締め固めを行い、表面を平滑にならした
後、質量を測定する。
【0042】試料は、一層で型枠に投入する。また、目
視により湿気のある粉体から流体に性状が変化する状況
を観察し、振動開始から流体化するまでの時間を測定す
る。
【0043】(3)硬化後の物性試験 型枠(φl0×20cm)を大型VC試験の振動台に固
定し、所定の振動条件で締固めを行う。養生条件は、標
準水中養生とする。試験項目及び試験方法を表3に示
す。
【0044】
【表3】
【0045】骨材の物理試験結果 表4に使用する骨材及びスラグの物理試験結果を、図2
及び図3に粒度分布を示す。
【0046】
【表4】
【0047】骨材の混入が最適含水比に及ぼす影響の試
験 <実験要因及び水準>表5に実験要因及び水準を示す。
ここで、実績率に相当する骨材量を100%とし、それ
に対する割合で骨材混入率を設定することとする。振動
条件は、振動数66.7Hz、振幅1mm(両振幅)、
振動時間5分の条件で、骨材の混入量、水粉体比を変化
させて、締固めの試験を行った。
【0048】
【表5】
【0049】<試験方法>水粉体比を変化させて前記の
方法で締め固めを行い、水粉体比と乾燥密度の関係を求
め、乾燥密度が最大となる水粉体比を測定した。 <試験の組み合わせ>表6に試験の組み合わせを示す。
ここで、粒度、粒径を考慮して粗骨材及び銅スラブを選
定し、それらを組み合わせたケースで試験を実施した。
なお、この場合の骨材混入量は、単独使用の試験結果か
ら選定する。
【0050】
【表6】
【0051】<試験結果>図4乃至図7に粗骨材、スラ
グを混入した時の締固め曲線(水粉体比と乾燥密度の関
係)を示す。ここで、骨材無混入と比較するために、骨
材及びスラグを除いたペースト部分の乾燥密度を示方配
合から算定した。これらの締固め曲線から最適含水比及
び最大乾燥密度を求めた。
【0052】図8に骨材、スラグ混入量と最適含水比の
関係を、図9に骨材、スラグ混入量と最大乾燥密度の関
係を、図10にスラグ混入量と硬化体密度の関係を示
す。
【0053】骨材、スラグの混入量の増大とともに最適
含水比が増大し、それとともに最大乾燥密度も低減す
る。混入量の増大に伴う最適含水比の増大及び最大乾燥
密度の低減割合は、混入する骨材・スラグの種類によっ
て差が見られる。その割合は、最も粒径の細かいフェロ
ニッケルスラグが最も大きく、銅スラグ、砕石の順に小
さくなる。銅スラグ及び砕石は、混入量80%では大き
な変化は見られず、混入量100%で変化が大きくなる
傾向が見られる。粒径の異なる砕石及びスラグを混合し
た場合、最適含水比及び最大乾燥密度が変化する混入量
はやや増加し、これは粒径の異なるものを混合すること
で、実績率が増大することによる。
【0054】このように、粒径の細かいフェロニッケル
スラグは、最適含水比の増大、最大乾燥密度の低減割合
が大きく、混入する骨材として不適である。また、銅ス
ラグ、砕石を単独で使用する場合、混入量80%程度以
下であれば、最適含水比、最大乾燥密度の大きな変化は
見られず、良好な締固めが可能である。さらに、粒径の
異なる骨材、スラグを混合することで、混入可能な骨材
量を大きくすることができる。また、比重の高いスラグ
を混入することで、有炭灰硬化体の比重を2.6程度に
まで増加することができる。 骨材混入量および振動条件が圧縮強度に及ぼす影響 <実験要因及び水準>表7に実験要因及び水準を示す。
【0055】
【表7】
【0056】<試験の組合せ>試験の組合せを表8に示
す。
【0057】
【表8】
【0058】<試験結果>試験配合を表9に、試験結果
の一覧を表10に示す。図11及び図12にスラグ、骨
材混入量と圧縮強度の関係を示す。図13及び図14に
セメント添加率と圧縮強度の関係を示す。図15にスラ
グ、骨材混入量と単位容積質量の関係を示す。
【0059】図11及び図12に示すように、スラグ、
骨材混入量の増大とともに圧縮強度は直線的に低減す
る。その低減割合は、砕石、砕石+銅スラグ、銅スラグ
の順に大きくなる。骨材の混入に伴う圧縮強度の低減
は、骨材混入による破壊性状の変化による。すなわち、
骨材を混入した硬化体では、圧縮力が作用すると骨材周
囲に引張応力が生じ、付着ひびわれが進展する。そのた
め、骨材を混入することで、応力ひずみ関係が変化する
とともに、破壊時の最大応力(圧縮強度)が低減する。
一般のコンクリー卜では、骨材の最大寸法が大きいほど
低減割合が大きくなるとされているが、試験結果では、
粒径の細かい銅スラグの方が低減割合は、大きくなって
いる。これは、銅スラグの表面がガラス質で粗骨材に比
べて付着強度が低いためである。図15に示すようにス
ラグ、骨材を混入することにより、単位容積質量を増大
でき、また、スラグ、骨材の種類、混入量を適切に選定
すれば、任意の単位容積質量を持つ硬化体を製造するこ
とができる。さらに、スラグ、骨材の種類、混入量に応
じて適切にセメント添加量を調整することにより、強度
の制御が可能である。
【0060】
【表9】 硬化体の配合
【0061】
【0062】
【表10】 試験結果一覧(振動数;66.7Hz
振動時間;5分)
【0063】
【0064】
【発明の効果】前記したように、請求項1に記載の発明
では、セメント、焼却灰及び硬化促進剤に、骨材を混入
することで、硬化体の密度の制御が、例えば例えば比重
が2.2〜2.8程度にすることが可能で、高密度の硬
化体組成物を製造することができる。
【0065】請求項2に記載の発明では、セメントとし
て、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメ
ント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトラン
ドセメント等の各種ポルトランドセメントを利用するこ
とができる。
【0066】請求項3に記載の発明では、焼却灰とし
て、石炭灰、ゴミ、汚泥、スラッジ等の焼却灰、あるい
火山灰を利用することができる。
【0067】請求項4に記載の発明では、硬化促進剤と
して、無機塩類、または無機塩類の混練物を利用するこ
とができる。
【0068】請求項5に記載の発明では、骨材が、各種
金属スラグ、天然骨材、再生骨材があり、これらの骨材
を単独あるいは、組み合わせて用いることができ、混入
率は、実績率に相当する量に対して50〜100%が品
質が均一で十分な締固めができる。
【0069】請求項6に記載の発明では、締め固めは、
振動手段を用い、振動加速度3g以上とすることで、十
分に締め固めることができる。
【0070】請求項7に記載の発明では、セメント、焼
却灰及び硬化促進剤に、骨材を混入し、海水及び/又は
水を添加して混練して締め固めてなり、例えば比重が
2.2〜2.8程度の高密度の硬化体組成物であるた
め、消波ブロック等、波浪等の外力の影響を受ける箇所
への適用する場合でも、安定性を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】硬化体製造方法を示す図である。
【図2】砕石の粒度分布を示す図である。
【図3】銅スラブの粒度分布を示す図である。
【図4】銅スラブ混入の締固め曲線を示す図である。
【図5】砕石混入の締固め曲線を示す図である。
【図6】フェロニッケルスラブ混入の締固め曲線を示す
図である。
【図7】銅スラブと砕石スラブ混入の締固め曲線を示す
図である。
【図8】骨材、スラグ混入量と最適含水比の関係を示す
図である。
【図9】スラグ混入量と硬化体密度の関係を示す図であ
る。
【図10】スラグ混入量と硬化体密度の関係を示す図で
ある。
【図11】スラグ、骨材混入量と圧縮強度の関係を示す
図である。
【図12】スラグ、骨材混入量と圧縮強度の関係を示す
図である。
【図13】セメント添加率と圧縮強度の関係を示す図で
ある。
【図14】セメント添加率と圧縮強度の関係を示す図で
ある。
【図15】スラグ、骨材混入量と単位容積質量の関係を
示す図である。
【符号の説明】
1 型枠 2 振動機 3 水硬性材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 直 広島県広島市中区小町4−33 中国電力株 式会社内 (72)発明者 喜多 達夫 東京都港区北青山2−5−8 株式会社間 組内 (72)発明者 福留 和人 東京都港区北青山2−5−8 株式会社間 組内 (72)発明者 佐々木 肇 東京都港区北青山2−5−8 株式会社間 組内 Fターム(参考) 4G012 PA04 PA07 PA26 PA27 PA29 PB04 PB08 PC04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セメント、焼却灰、硬化促進剤及び骨材と
    を含む水硬性材料を混練し、海水及び/又は水を最適含
    水比+(0〜5)%の範囲内にて添加して混練し、型枠
    に打設し、この型枠を振動させて打設された水硬性材料
    を締め固めることを特徴とする硬化体製造方法。
  2. 【請求項2】前記セメントは、普通ポルトランドセメン
    ト、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセ
    メント、中庸熱ポルトランドセメント等の各種ポルトラ
    ンドセメントであることを特徴とする請求項1に記載の
    硬化体製造方法。
  3. 【請求項3】前記焼却灰が、石炭灰、ゴミ、汚泥、スラ
    ッジ等の焼却灰、あるい火山灰であることを特徴とする
    請求項1に記載の硬化体製造方法。
  4. 【請求項4】前記硬化促進剤が、無機塩類、または無機
    塩類の混練物であることを特徴とする請求項1に記載の
    硬化体製造方法。
  5. 【請求項5】前記骨材が、各種金属スラグ、天然骨材、
    再生骨材があり、これらの骨材を単独あるいは、組み合
    わせて用い、混入率は、実績率に相当する量に対して5
    0〜100%であることを特徴とする請求項1に記載の
    硬化体製造方法。
  6. 【請求項6】前記締め固めは、振動手段を用い、 振動
    加速度3g以上であることを特徴とする請求項1に記載
    の硬化体製造方法。
  7. 【請求項7】セメント、焼却灰、硬化促進剤及び骨材と
    を含む水硬性材料を混練し、海水及び/又は水を最適含
    水比+(0〜5)%の範囲内にて添加して混練し、振動
    させて締め固めてなることを特徴とする硬化体組成物。
JP5174599A 1999-02-26 1999-02-26 硬化体製造方法及び硬化体組成物 Pending JP2000247719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5174599A JP2000247719A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 硬化体製造方法及び硬化体組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5174599A JP2000247719A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 硬化体製造方法及び硬化体組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000247719A true JP2000247719A (ja) 2000-09-12

Family

ID=12895475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5174599A Pending JP2000247719A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 硬化体製造方法及び硬化体組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000247719A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100383855B1 (ko) * 2000-10-26 2003-05-14 진금수 하수 슬러지를 이용한 건축자재 제조방법
JP2005139841A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Yoshikazu Fuji 廃瓦を骨材に利用した構造体用組成物及びそれを用いた構造体の製法
JP2006225221A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Denki Kagaku Kogyo Kk モルタル組成物
WO2009136518A1 (ja) * 2008-05-07 2009-11-12 国立大学法人宇都宮大学 水硬性組成物および該水硬性組成物を用いたコンクリート
JP2013177276A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Ohbayashi Corp 水中不分離性コンクリート
JP2015083529A (ja) * 2013-09-18 2015-04-30 宇部興産株式会社 誘導用縁取ブロックおよびその製造方法
JP2018144470A (ja) * 2017-02-27 2018-09-20 Next Innovation合同会社 気泡の微細化方法
CN109437698A (zh) * 2018-12-18 2019-03-08 西安建筑科技大学 一种使用察尔汗盐湖溶液和矿渣、粉煤灰制备胶凝材料的方法
JP2021116211A (ja) * 2020-01-28 2021-08-10 住友大阪セメント株式会社 海洋製品用モルタル又はコンクリート、及び、海洋製品用モルタル又はコンクリートの製造方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100383855B1 (ko) * 2000-10-26 2003-05-14 진금수 하수 슬러지를 이용한 건축자재 제조방법
JP2005139841A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Yoshikazu Fuji 廃瓦を骨材に利用した構造体用組成物及びそれを用いた構造体の製法
JP2006225221A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Denki Kagaku Kogyo Kk モルタル組成物
WO2009136518A1 (ja) * 2008-05-07 2009-11-12 国立大学法人宇都宮大学 水硬性組成物および該水硬性組成物を用いたコンクリート
JP2009269786A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Utsunomiya Univ 水硬性組成物および該水硬性組成物を用いたコンクリート
JP2013177276A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Ohbayashi Corp 水中不分離性コンクリート
JP2015083529A (ja) * 2013-09-18 2015-04-30 宇部興産株式会社 誘導用縁取ブロックおよびその製造方法
JP2018144470A (ja) * 2017-02-27 2018-09-20 Next Innovation合同会社 気泡の微細化方法
JP2018145089A (ja) * 2017-02-27 2018-09-20 Next Innovation合同会社 生コンクリートの気泡の微細化方法
CN109437698A (zh) * 2018-12-18 2019-03-08 西安建筑科技大学 一种使用察尔汗盐湖溶液和矿渣、粉煤灰制备胶凝材料的方法
CN109437698B (zh) * 2018-12-18 2021-03-16 西安建筑科技大学 一种使用察尔汗盐湖溶液和矿渣、粉煤灰制备胶凝材料的方法
JP2021116211A (ja) * 2020-01-28 2021-08-10 住友大阪セメント株式会社 海洋製品用モルタル又はコンクリート、及び、海洋製品用モルタル又はコンクリートの製造方法
JP7402700B2 (ja) 2020-01-28 2023-12-21 住友大阪セメント株式会社 海洋製品用モルタル又はコンクリート、及び、海洋製品用モルタル又はコンクリートの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107244854B (zh) 一种级配砂高强活性粉末混凝土及其制备方法
CN103936369B (zh) C30级单粒级再生自密实混凝土及其制备方法
CN103936368B (zh) C40级单粒级再生自密实混凝土及其制备方法
JP4520106B2 (ja) コンクリート
JP2000247719A (ja) 硬化体製造方法及び硬化体組成物
JP5975603B2 (ja) 高強度ポーラスコンクリート組成物および高強度ポーラスコンクリート硬化体
JP4112049B2 (ja) 低収縮コンクリート組成物
JP3683826B2 (ja) セメント硬化体の製造方法
JPH10167793A (ja) 現場施工用透水コンクリート材料及び透水コンクリートの現場施工方法
Verma et al. The influence of lime as partial replacement of cement on strength characteristics of mortar and concrete mixes
JP3201934B2 (ja) 微粉体の硬化体製造方法
JP2004026552A (ja) コンクリート製電柱の補強方法
JPH11268969A (ja) ポーラスコンクリート
JP2003012361A (ja) 即脱ポーラスコンクリート成形体
JPH11319894A (ja) 汚泥の固化材、それを用いた成形体、及びその固化方法
JP2007246293A (ja) 低収縮型軽量コンクリート
JP2001226162A (ja) ポストテンションプレストレストコンクリート版の接合目地材
JP2001323436A (ja) 消波ブロック
CN113402230A (zh) 一种用于扩体桩的碎砖废玻璃骨料混凝土及其制备方法
JP2002356358A (ja) 透水性コンクリート
JP2019085860A (ja) 保水性舗装の施工方法
JP2000335950A (ja) リサイクル用土木建築構造物のコンクリート
RU2248953C1 (ru) Способ изготовления крупнопористого бетона на плотных заполнителях
JP2001253784A (ja) ポーラスコンクリート
Sowmith et al. Influence of fly ash on the performance of recycled aggregate concrete

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081015

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090127

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090930