JP2000247920A - ビフェノール類の製造方法 - Google Patents
ビフェノール類の製造方法Info
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- JP2000247920A JP2000247920A JP4802799A JP4802799A JP2000247920A JP 2000247920 A JP2000247920 A JP 2000247920A JP 4802799 A JP4802799 A JP 4802799A JP 4802799 A JP4802799 A JP 4802799A JP 2000247920 A JP2000247920 A JP 2000247920A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C37/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
- C07C37/11—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by reactions increasing the number of carbon atoms
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 目的物の単離を容易にし、かつ、単離時の量
的損失を招くことなく収率を高める。 【解決手段】 βナフトールを、オクチル酸銅及びキシ
レンで相溶化させて酸化カップリング反応を行う。
的損失を招くことなく収率を高める。 【解決手段】 βナフトールを、オクチル酸銅及びキシ
レンで相溶化させて酸化カップリング反応を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジニリアリン
グプラスチック原料、液晶ポリマー原料、写真感光剤原
料、エポキシ樹脂原料、包接化合物、不斉合成触媒、光
学分割剤等として有用なポリフェノール類の製造方法に
関する。
グプラスチック原料、液晶ポリマー原料、写真感光剤原
料、エポキシ樹脂原料、包接化合物、不斉合成触媒、光
学分割剤等として有用なポリフェノール類の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】フェノール類を酸素含有ガスによって酸
化的にカップリングし、ポリフェノール類を製造する方
法は、極性溶媒の存在下、銅ジフェニルエチルアミン錯
体または銅アミンナフトール錯体を触媒とする方法、ホ
ウ素化合物及び界面活性剤の存在下銅化合物を触媒とす
る方法、金属とアミド結合をする溶媒の存在下金属触媒
を使用する方法等が知られている。
化的にカップリングし、ポリフェノール類を製造する方
法は、極性溶媒の存在下、銅ジフェニルエチルアミン錯
体または銅アミンナフトール錯体を触媒とする方法、ホ
ウ素化合物及び界面活性剤の存在下銅化合物を触媒とす
る方法、金属とアミド結合をする溶媒の存在下金属触媒
を使用する方法等が知られている。
【0003】しかし、これらの方法では、中和工程が必
要であったり、反応物スラリーからの目的物単離が困難
で、興行的に製造工程が複雑で、作業が煩雑で生産性に
劣るものであった。
要であったり、反応物スラリーからの目的物単離が困難
で、興行的に製造工程が複雑で、作業が煩雑で生産性に
劣るものであった。
【0004】そこで、反応後の処理が比較的容易な方法
として、例えば、特開平8−20552号公報には、極
性溶媒の存在下担体に銅塩を担持させた固体触媒を使用
して、触媒分離を容易に行う方法が開示されている。
として、例えば、特開平8−20552号公報には、極
性溶媒の存在下担体に銅塩を担持させた固体触媒を使用
して、触媒分離を容易に行う方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平8−2
0552号公報記載のカップリング方法では、反応終了
後の処理工程において、高温状態を維持し乍ら触媒を濾
別する必要があり、作業上極めて煩雑で、またエネルギ
ーコスト的にも不利である他、濾過工程において銅塩担
持固体触媒表面に目的物が晶析、付着するため、収量の
著しい損失を招き、やはり生産性に劣るものであった。
また、この方法では銅塩担持固体触媒に溶媒が配位し、
活性を持つ触媒部位が減少するため、大過剰の触媒が必
要となり、結果的に著しく生産性が低くなるものであっ
た。
0552号公報記載のカップリング方法では、反応終了
後の処理工程において、高温状態を維持し乍ら触媒を濾
別する必要があり、作業上極めて煩雑で、またエネルギ
ーコスト的にも不利である他、濾過工程において銅塩担
持固体触媒表面に目的物が晶析、付着するため、収量の
著しい損失を招き、やはり生産性に劣るものであった。
また、この方法では銅塩担持固体触媒に溶媒が配位し、
活性を持つ触媒部位が減少するため、大過剰の触媒が必
要となり、結果的に著しく生産性が低くなるものであっ
た。
【0006】従って、本発明が解決しようとする課題
は、反応後の目的物の単離がきわめて容易で、かつ、単
離時の量的損失を招くことなく収率が高く、そのため工
業的生産性に著しく優れるビフェノール類の製造方法を
提供することにある。
は、反応後の目的物の単離がきわめて容易で、かつ、単
離時の量的損失を招くことなく収率が高く、そのため工
業的生産性に著しく優れるビフェノール類の製造方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意検討を
行った結果、フェノール類を脂肪酸金属塩及び誘電率1
〜15の有機溶媒の存在下に、酸化カップリング反応を
行うことにより上記課題を解決できることを見いだし、
本発明を完成するに至った。
行った結果、フェノール類を脂肪酸金属塩及び誘電率1
〜15の有機溶媒の存在下に、酸化カップリング反応を
行うことにより上記課題を解決できることを見いだし、
本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は、フェノール類を脂肪酸金
属塩及び誘電率1〜15の有機溶媒の存在下に、酸化カ
ップリング反応を行うことを特徴とするビフェノール類
の製造方法に関する。
属塩及び誘電率1〜15の有機溶媒の存在下に、酸化カ
ップリング反応を行うことを特徴とするビフェノール類
の製造方法に関する。
【0009】本発明において原料として用いるフェノー
ル類としては、特に限定されるものではないが、目的物
たるビフェノール類のエンジニリアリングプラスチック
原料、エポキシ樹脂原料等の用途、及び目的物の選択率
に優れる点から、フェノール、ナフトール、アルキル置
換基を有するフェノール及びナフトール類が好ましい。
具体的にはジターシャリーブチルフェノール、セカンダ
リーブチルフェノール、ターシャリーブチルフェノー
ル、ジメチルフェノール、メチルフェノール、ナフトー
ル、ジヒドロキシナフタレン、などが挙げられる。これ
らの原料は1種のみを使用しても、2種以上を混合して
使用しても良い。これらのなかでも特に、エンジニリア
リングプラスチック原料、エポキシ樹脂原料として有用
である点からナフトールが好ましい。
ル類としては、特に限定されるものではないが、目的物
たるビフェノール類のエンジニリアリングプラスチック
原料、エポキシ樹脂原料等の用途、及び目的物の選択率
に優れる点から、フェノール、ナフトール、アルキル置
換基を有するフェノール及びナフトール類が好ましい。
具体的にはジターシャリーブチルフェノール、セカンダ
リーブチルフェノール、ターシャリーブチルフェノー
ル、ジメチルフェノール、メチルフェノール、ナフトー
ル、ジヒドロキシナフタレン、などが挙げられる。これ
らの原料は1種のみを使用しても、2種以上を混合して
使用しても良い。これらのなかでも特に、エンジニリア
リングプラスチック原料、エポキシ樹脂原料として有用
である点からナフトールが好ましい。
【0010】本発明で触媒として用いる脂肪酸金属塩
は、誘電率1〜15の有機溶媒への溶解性に優れる点か
ら、炭素数2〜30の脂肪族カルボン酸塩が好ましく、
具体的には遷移金属を含有するナフテン酸石鹸、オクチ
ル酸石鹸、ステアリン酸石鹸、オレイン酸石鹸等が挙げ
られる。このなかでもナフテン酸銅、ナフテン酸鉄、オ
クチル酸鉄、オレイン酸銅等が好ましく、特にナフテン
酸銅、オクチル酸銅が好ましい。
は、誘電率1〜15の有機溶媒への溶解性に優れる点か
ら、炭素数2〜30の脂肪族カルボン酸塩が好ましく、
具体的には遷移金属を含有するナフテン酸石鹸、オクチ
ル酸石鹸、ステアリン酸石鹸、オレイン酸石鹸等が挙げ
られる。このなかでもナフテン酸銅、ナフテン酸鉄、オ
クチル酸鉄、オレイン酸銅等が好ましく、特にナフテン
酸銅、オクチル酸銅が好ましい。
【0011】脂肪酸金属塩の使用量は特に限定はない
が、本発明においては脂肪酸金属塩を完全に有機溶媒に
溶解して使用できるため、少量でも優れた触媒活性を示
す。よって、触媒活性、生産コスト及び生産性等の点か
らフェノール類に対する遷移金属原子換算で0.005
〜80モル%が好ましく、なかでも0.01〜10モル
%であることが特に好ましい。
が、本発明においては脂肪酸金属塩を完全に有機溶媒に
溶解して使用できるため、少量でも優れた触媒活性を示
す。よって、触媒活性、生産コスト及び生産性等の点か
らフェノール類に対する遷移金属原子換算で0.005
〜80モル%が好ましく、なかでも0.01〜10モル
%であることが特に好ましい。
【0012】本発明で使用する誘電率1〜15の有機溶
媒は、特に制限されるものではなく芳香族炭化水素、脂
肪族炭化水素、ハロゲン化炭化水素、ケトン、エーテ
ル、アルコール等の何れでもよい。ここで誘電率は1〜
15の範囲であることが必須であり、この様な有機溶媒
を用いることにより、フェノール類及び脂肪酸金属塩を
良好に溶解させると共に、反応生成物たるビフェノール
類を容易に晶析させることができる。この様な誘電率1
〜15の有機溶媒として、具体的にはトルエン、キシレ
ン、メシチレン、ベンゼン、クロロベンゼン、クロロフ
ェノール、デカリン、シクロヘキサン、MEK、MIB
K、アセトン、クロロホルム、ヘプタノール等が挙げら
れ、特に前記の作用効果が顕著なものとなる点から、な
かでもキシレン、メシチレン、デカリンが好ましい。
媒は、特に制限されるものではなく芳香族炭化水素、脂
肪族炭化水素、ハロゲン化炭化水素、ケトン、エーテ
ル、アルコール等の何れでもよい。ここで誘電率は1〜
15の範囲であることが必須であり、この様な有機溶媒
を用いることにより、フェノール類及び脂肪酸金属塩を
良好に溶解させると共に、反応生成物たるビフェノール
類を容易に晶析させることができる。この様な誘電率1
〜15の有機溶媒として、具体的にはトルエン、キシレ
ン、メシチレン、ベンゼン、クロロベンゼン、クロロフ
ェノール、デカリン、シクロヘキサン、MEK、MIB
K、アセトン、クロロホルム、ヘプタノール等が挙げら
れ、特に前記の作用効果が顕著なものとなる点から、な
かでもキシレン、メシチレン、デカリンが好ましい。
【0013】誘電率1〜15の有機溶媒の使用量は特に
限定はないが、フェノール類に対し重量比で1〜5部で
あることが好ましい。反応溶媒は単独で用いても、2種
類以上を混合して使用しても良い。
限定はないが、フェノール類に対し重量比で1〜5部で
あることが好ましい。反応溶媒は単独で用いても、2種
類以上を混合して使用しても良い。
【0014】本発明の製造方法は、フェノール類を、脂
肪酸金属塩及び誘電率1〜15の有機溶媒の存在下に酸
化カップリング反応するものであり、その方法が特に制
限されるものではないが、本発明の効果を顕著ならしめ
るには、フェノール類、脂肪酸金属塩、及び誘電率1〜
15の有機溶媒を相溶化させた溶液とし、空気等の酸素
含有気体とを接触させることよって反応させることが好
ましい。更に具体的には、反応容器にフェノール類及び
誘電率1〜15の有機溶媒を仕込み、所定温度まで昇温
して溶液とし、次いで脂肪酸金属塩を系内に導入、溶解
させた後、系内に酸素含有気体を導入して反応を行う方
法が好ましい。
肪酸金属塩及び誘電率1〜15の有機溶媒の存在下に酸
化カップリング反応するものであり、その方法が特に制
限されるものではないが、本発明の効果を顕著ならしめ
るには、フェノール類、脂肪酸金属塩、及び誘電率1〜
15の有機溶媒を相溶化させた溶液とし、空気等の酸素
含有気体とを接触させることよって反応させることが好
ましい。更に具体的には、反応容器にフェノール類及び
誘電率1〜15の有機溶媒を仕込み、所定温度まで昇温
して溶液とし、次いで脂肪酸金属塩を系内に導入、溶解
させた後、系内に酸素含有気体を導入して反応を行う方
法が好ましい。
【0015】ここで、反応温度は特に制限されるもので
はないがフェノール類、脂肪酸金属塩及び誘電率1〜1
5の有機溶媒の相溶性が良好となる点から100〜30
0℃の範囲であることが好ましく、特に120〜200
℃の範囲であることが特に好ましい。
はないがフェノール類、脂肪酸金属塩及び誘電率1〜1
5の有機溶媒の相溶性が良好となる点から100〜30
0℃の範囲であることが好ましく、特に120〜200
℃の範囲であることが特に好ましい。
【0016】酸素含有気体としては、特に限定されるも
のではないが、酸素ガス、空気、又はこれらと不活性ガ
スとの混合ガスが挙げられる。また、酸素含有気体の導
入方法は、特に制限されることなく、単に開放系で反応
させてもよいが、酸素含有気体を充填または開放系に
て、機械的攪拌混合によって反応液表面の表面積を拡大
させるか、或いは反応液に酸素含有気体をバブリング導
入してもよい。これらのなかでも特にバブリング導入す
る方法が、酸素含有気体と反応液との接触が良好となる
点から好ましい。
のではないが、酸素ガス、空気、又はこれらと不活性ガ
スとの混合ガスが挙げられる。また、酸素含有気体の導
入方法は、特に制限されることなく、単に開放系で反応
させてもよいが、酸素含有気体を充填または開放系に
て、機械的攪拌混合によって反応液表面の表面積を拡大
させるか、或いは反応液に酸素含有気体をバブリング導
入してもよい。これらのなかでも特にバブリング導入す
る方法が、酸素含有気体と反応液との接触が良好となる
点から好ましい。
【0017】また、この反応中に生成してくる水は、反
応系外に除去しながら反応を行うことが好ましい。
応系外に除去しながら反応を行うことが好ましい。
【0018】反応終了後は、そのまま冷却するか、或い
は別の容器に移して冷却することにより目的物たるビフ
ェノール類を晶析させることができる。具体的には、反
応液温度が100℃未満の温度領域で晶析が生じるた
め、反応温度から100℃未満迄は急冷し、その後は徐
冷することが好ましい。徐冷する際の条件は特に制限さ
れないが、室温まで1〜2℃/分の速度で冷却すること
が晶析させた結晶の純度に優れる点からこのましい。
は別の容器に移して冷却することにより目的物たるビフ
ェノール類を晶析させることができる。具体的には、反
応液温度が100℃未満の温度領域で晶析が生じるた
め、反応温度から100℃未満迄は急冷し、その後は徐
冷することが好ましい。徐冷する際の条件は特に制限さ
れないが、室温まで1〜2℃/分の速度で冷却すること
が晶析させた結晶の純度に優れる点からこのましい。
【0019】この様にして晶析させたビフェノール類
は、次いで、濾過により単離することができる。この様
に本発明の製造方法によれば、殆ど目的物の量的損失を
招くことなく反応生成物をほぼ全量単離することができ
る。
は、次いで、濾過により単離することができる。この様
に本発明の製造方法によれば、殆ど目的物の量的損失を
招くことなく反応生成物をほぼ全量単離することができ
る。
【0020】以下に実施例を挙げて本発明を説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0021】
【実施例】実施例1 攪拌器、温度計、冷却管、空気導入管を備えたフラスコ
にβナフトール7.2g(50mmol)、キシレン3
5gを仕込み135℃に昇温して溶解させた。これに1
0%オクチル酸銅0.25g(銅として0.4mmo
l)を入れ、空気を100ml/min吹き込み7時間
攪拌しながら反応させた。このときの原料転化率は97
%であった。この反応液を室温まで冷却し、析出してき
た生成物を分離した。生成物はキシレンで洗浄して付着
しているオクチル酸銅を洗い流し、50℃の真空乾燥機
で7時間乾燥して灰白色のビナフトールを6.6gを得
た。ビナフトールへの選択率は95%であった。また、
原料βナフトールに基づく理論収量に対する収率は9
1.6%であった。
にβナフトール7.2g(50mmol)、キシレン3
5gを仕込み135℃に昇温して溶解させた。これに1
0%オクチル酸銅0.25g(銅として0.4mmo
l)を入れ、空気を100ml/min吹き込み7時間
攪拌しながら反応させた。このときの原料転化率は97
%であった。この反応液を室温まで冷却し、析出してき
た生成物を分離した。生成物はキシレンで洗浄して付着
しているオクチル酸銅を洗い流し、50℃の真空乾燥機
で7時間乾燥して灰白色のビナフトールを6.6gを得
た。ビナフトールへの選択率は95%であった。また、
原料βナフトールに基づく理論収量に対する収率は9
1.6%であった。
【0022】実施例2 攪拌器、温度計、冷却管、空気導入管を備えたフラスコ
にβナフトール7.2g(50mmol)、キシレン3
5gを仕込み135℃に昇温して溶解させた。これに5
%ナフテン酸銅0.5g(銅として0.4mmol)を
入れ、空気を100ml/min吹き込み7時間攪拌し
ながら反応させた。このときの原料転化率は94%であ
った。この反応液を室温まで冷却し、析出してきた生成
物を分離した。生成物はキシレンで洗浄して付着してい
るナフテン酸銅を洗い流し、50℃の真空乾燥機で7時
間乾燥して灰白色のビナフトールを6.1gを得た。ビ
ナフトールへの選択率は90%であった。また、原料β
ナフトールに基づく理論収量に対する収率は84.7%
であった。
にβナフトール7.2g(50mmol)、キシレン3
5gを仕込み135℃に昇温して溶解させた。これに5
%ナフテン酸銅0.5g(銅として0.4mmol)を
入れ、空気を100ml/min吹き込み7時間攪拌し
ながら反応させた。このときの原料転化率は94%であ
った。この反応液を室温まで冷却し、析出してきた生成
物を分離した。生成物はキシレンで洗浄して付着してい
るナフテン酸銅を洗い流し、50℃の真空乾燥機で7時
間乾燥して灰白色のビナフトールを6.1gを得た。ビ
ナフトールへの選択率は90%であった。また、原料β
ナフトールに基づく理論収量に対する収率は84.7%
であった。
【0023】実施例3 攪拌器、温度計、冷却管、空気導入管を備えたフラスコ
に2.6−ジターシャリーブチルフェノル10g(50
mmol)、キシレン35g、ピリジン0.1gを仕込
み135℃に昇温して溶解させた。これに5%ナフテン
酸銅0.5g(銅として0.4mmol)を入れ、空気
を100ml/min吹き込み7時間攪拌しながら反応
させた。このときの原料転化率は98%であった。この
反応液を室温まで冷却し、析出してくる生成物を濾過分
離した。生成物はキシレンで洗浄して付着しているナフ
テン酸銅を洗い流し、50℃の真空乾燥機で7時間乾燥
して淡黄白色の3,3’,5,5’−テトラブチル4,
4’−ジヒドロキシフェニルを9.5gを得た。選択率
は97%であった。また、原料2.6−ジターシャリー
ブチルフェノルに基づく理論収量に対する収率は95%
であった。
に2.6−ジターシャリーブチルフェノル10g(50
mmol)、キシレン35g、ピリジン0.1gを仕込
み135℃に昇温して溶解させた。これに5%ナフテン
酸銅0.5g(銅として0.4mmol)を入れ、空気
を100ml/min吹き込み7時間攪拌しながら反応
させた。このときの原料転化率は98%であった。この
反応液を室温まで冷却し、析出してくる生成物を濾過分
離した。生成物はキシレンで洗浄して付着しているナフ
テン酸銅を洗い流し、50℃の真空乾燥機で7時間乾燥
して淡黄白色の3,3’,5,5’−テトラブチル4,
4’−ジヒドロキシフェニルを9.5gを得た。選択率
は97%であった。また、原料2.6−ジターシャリー
ブチルフェノルに基づく理論収量に対する収率は95%
であった。
【0024】実施例4 攪拌器、温度計、冷却管、空気導入管を備えたフラスコ
にβナフトール7.2g(50mmol)、キシレン1
7.5g、デカリン17.5gを仕込み135℃に昇温
して溶解させた。これに5%ナフテン酸銅0.5g(銅
として0.4mmol)を入れ、空気を100ml/m
in吹き込み5時間攪拌しながら反応させた。このとき
の原料転化率は98%であった。この反応液を室温まで
冷却し、析出してきた生成物を分離した。生成物はキシ
レンで洗浄して付着しているナフテン酸銅を洗い流し、
50℃の真空乾燥機で7時間乾燥して灰白色のビナフト
ールを6.7gを得た。ビナフトールへの選択率は95
%であった。原料βナフトールに基づく理論収量に対す
る収率は93.1%であった。
にβナフトール7.2g(50mmol)、キシレン1
7.5g、デカリン17.5gを仕込み135℃に昇温
して溶解させた。これに5%ナフテン酸銅0.5g(銅
として0.4mmol)を入れ、空気を100ml/m
in吹き込み5時間攪拌しながら反応させた。このとき
の原料転化率は98%であった。この反応液を室温まで
冷却し、析出してきた生成物を分離した。生成物はキシ
レンで洗浄して付着しているナフテン酸銅を洗い流し、
50℃の真空乾燥機で7時間乾燥して灰白色のビナフト
ールを6.7gを得た。ビナフトールへの選択率は95
%であった。原料βナフトールに基づく理論収量に対す
る収率は93.1%であった。
【0025】比較例1 攪拌器、温度計、冷却管、空気導入管を備えたフラスコ
にβナフトール7.2g(50mmol)、トルエン3
5gを仕込み100℃に昇温して溶解させた。これに5
%ナフテン酸銅0.5g(銅として0.4mmol)を
入れ、空気を100ml/min吹き込み5時間攪拌し
ながら反応させた。このときの原料転化率は72%であ
った。反応液は均一であるため50℃に冷却して生成物
を晶析し濾過分離した。分離した生成物は茶褐色である
ためトルエンで再結晶し、50℃の真空乾燥機で7時間
乾燥して灰白色のビナフトールを4.1gを得た。原料
βナフトールに基づく理論収量に対する収率は56.9
%であった。
にβナフトール7.2g(50mmol)、トルエン3
5gを仕込み100℃に昇温して溶解させた。これに5
%ナフテン酸銅0.5g(銅として0.4mmol)を
入れ、空気を100ml/min吹き込み5時間攪拌し
ながら反応させた。このときの原料転化率は72%であ
った。反応液は均一であるため50℃に冷却して生成物
を晶析し濾過分離した。分離した生成物は茶褐色である
ためトルエンで再結晶し、50℃の真空乾燥機で7時間
乾燥して灰白色のビナフトールを4.1gを得た。原料
βナフトールに基づく理論収量に対する収率は56.9
%であった。
【0026】比較例2 攪拌器、温度計、冷却管、空気導入管を備えたフラスコ
にβナフトール7.2g(50mmol)、クロロベン
ゼン35gを仕込み135℃に昇温して溶解させた。こ
れに実施例2で使用したものと同様の5wt%アルミナ
担持硫酸銅触媒3.2g(銅として0.64mmol)
を入れ、空気を100ml/min吹き込み7時間攪拌
しながら反応させた。このときの原料転化率は52%で
あった。この反応液を濾過し、析出している生成物を分
離した。生成物はイソドデカンで洗浄して付着している
ナフテン酸銅を洗い流し、50℃の真空乾燥機で7時間
乾燥して灰白色のビナフトールを3.4gを得た。原料
βナフトールに基づく理論収量に対する収率は47.2
%であった。
にβナフトール7.2g(50mmol)、クロロベン
ゼン35gを仕込み135℃に昇温して溶解させた。こ
れに実施例2で使用したものと同様の5wt%アルミナ
担持硫酸銅触媒3.2g(銅として0.64mmol)
を入れ、空気を100ml/min吹き込み7時間攪拌
しながら反応させた。このときの原料転化率は52%で
あった。この反応液を濾過し、析出している生成物を分
離した。生成物はイソドデカンで洗浄して付着している
ナフテン酸銅を洗い流し、50℃の真空乾燥機で7時間
乾燥して灰白色のビナフトールを3.4gを得た。原料
βナフトールに基づく理論収量に対する収率は47.2
%であった。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、反応後の目的物の単離
作業が簡便で、単離時におけるロスを抑えて収率が高
く、工業的生産性に優れたビスフェノール類の製造方法
を提供できる。
作業が簡便で、単離時におけるロスを抑えて収率が高
く、工業的生産性に優れたビスフェノール類の製造方法
を提供できる。
Claims (10)
- 【請求項1】 フェノール類を脂肪酸金属塩及び誘電率
1〜15の有機溶媒の存在下に酸化カップリング反応さ
せることを特徴とするビフェノール類の製造方法。 - 【請求項2】 フェノール類、脂肪酸金属塩、及び誘電
率1〜15の有機溶媒が相溶化させた後、酸化カップリ
ング反応を行う請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 脂肪酸金属塩が、炭素原子数2〜30の
脂肪族カルボン酸金属塩である請求項1又は2記載の製
造方法。 - 【請求項4】 フェノール類が、フェノール又はナフト
ールである請求項1、2又は3記載の製造方法。 - 【請求項5】 フェノール類が、アルキル置換フェノー
ル又はアルキル置換ナフトールである請求項1、2又は
3記載の製造方法。 - 【請求項6】 誘電率1〜15の有機溶媒を、フェノー
ル類に対する重量比で1〜5倍となる割合で用いる請求
項1〜5の何れか1つに記載の製造方法。 - 【請求項7】 酸化カップリング反応を、100〜30
0℃の温度条件下に反応させる請求項1〜6の何れか1
つに記載の製造方法。 - 【請求項8】 誘電率1〜15の有機溶媒が、芳香族系
の有機溶媒である請求項1〜7の何れか1つに記載の製
造方法。 - 【請求項9】 バッチ式反応器に、フェノール類、誘電
率1〜15の有機溶媒及び脂肪酸金属塩を導入、100
〜300℃に昇温、溶解させた後、酸素含有気体をバブ
リングさせ乍ら反応させる請求項1〜8の何れか1つに
記載の製造方法。 - 【請求項10】 反応終了後、冷却し、ビフェノール類
を析出させ、ついで濾過して目的物を単離する請求項1
〜9の何れか1つに記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4802799A JP2000247920A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | ビフェノール類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4802799A JP2000247920A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | ビフェノール類の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000247920A true JP2000247920A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12791838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4802799A Pending JP2000247920A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | ビフェノール類の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000247920A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20180141895A1 (en) * | 2015-01-13 | 2018-05-24 | Xi'an Libang Pharmaceutical Co., Ltd | Diphenyl derivative and uses thereof |
| WO2021182238A1 (ja) * | 2020-03-12 | 2021-09-16 | 第一工業製薬株式会社 | 1,1'-ビ-2-ナフトール組成物 |
-
1999
- 1999-02-25 JP JP4802799A patent/JP2000247920A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20180141895A1 (en) * | 2015-01-13 | 2018-05-24 | Xi'an Libang Pharmaceutical Co., Ltd | Diphenyl derivative and uses thereof |
| US10329243B2 (en) * | 2015-01-13 | 2019-06-25 | Xi'an Libang Pharmaceutical Co., Ltd | Biphenyl derivative and uses thereof |
| WO2021182238A1 (ja) * | 2020-03-12 | 2021-09-16 | 第一工業製薬株式会社 | 1,1'-ビ-2-ナフトール組成物 |
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