JP2000248002A - 自己架橋ヒアルロン酸とその製造方法及びその用途 - Google Patents

自己架橋ヒアルロン酸とその製造方法及びその用途

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JP2000248002A
JP2000248002A JP11042424A JP4242499A JP2000248002A JP 2000248002 A JP2000248002 A JP 2000248002A JP 11042424 A JP11042424 A JP 11042424A JP 4242499 A JP4242499 A JP 4242499A JP 2000248002 A JP2000248002 A JP 2000248002A
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hyaluronic acid
aqueous solution
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acid
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JP11042424A
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Kazuhiko Arai
一彦前田 和章 新井
Kazuaki Maeda
喜明 宮田
Yoshiaki Miyata
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒアルロン酸自体が本来持っている優れた生
体適合性の特徴を最大限生かすために、なんら化学的架
橋剤や化学的修飾剤を使用することなく、またカチオン
性の高分子と複合体化することなく、安全性及び生体適
合性に優れた自己架橋ヒアルロン酸を提供すること。 【解決手段】 分岐度が0.5以上の分子量フラクショ
ンを部分的に含むことを特徴とする自己架橋ヒアルロン
酸を構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な自己架橋ヒ
アルロン酸及びその製造方法に関し、更にそれらの医用
材料に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒアルロン酸は、β−D−N−アセチル
グルコサミンとβ−D−グルクロン酸が交互に結合した
直鎖状の高分子多糖である。ヒアルロン酸は哺乳動物の
結合組織に分布するほか、ニワトリのとさか、連鎖球菌
の夾膜などにも存在が知られている。ニワトリのとさ
か、臍帯等が抽出材料として用いられているほか、連鎖
球菌の培養物からも精製物が調製されている。
【0003】ヒアルロン酸は、分子量について多分散性
であるが、種及び臓器特異性をもたず、生体に移植また
は注入した場合であっても優れた生体適合性を示すこと
が知られている。さらに、新しい物性を有するヒアルロ
ン酸誘導体を得るために、多種多様な化学修飾、化学架
橋が提案されている。ヒアルロン酸の化学修飾、化学架
橋による水難溶化技術が多く報告されており、3次元架
橋によるヒアルロン酸ゲルの形成も知られている。
【0004】これらの代表的なものとしては、ジビニル
スルホン、ビスエポキシド類、ホルムアルデヒド等の二
官能性試薬を架橋剤に使用して、得られた高膨潤性の架
橋ヒアルロン酸ゲルを挙げることができる(米国特許第
4,582,865号明細書、特公平6−37575号
公報、特開平7−97401号公報、特開昭60−13
0601号公報参照)。
【0005】また、ヒアルロン酸のテトラブチルアンモ
ニウム塩がジメチルスルフォキシド等の有機溶媒に溶解
する特徴を利用したヒアルロン酸の化学的修飾方法が開
示されている(特開平3−105003号)。また、ヒ
アルロン酸のテトラブチルアンモニウム塩をジメチルス
ルフォキシド中で、トリエチルアミンとヨウ化2−クロ
ロ−1−メチルピリジニウムを加え反応させ、ヒアルロ
ン酸のカルボキシル基と水酸基間でエステル結合を形成
させる方法も開示されている(欧州特許0341745
A1)。
【0006】また、共有結合を形成する化学的試薬を使
用しない方法として、ヒアルロン酸とアミノ基あるいは
イミノ基を有する高分子化合物とを、ヒアルロン酸のカ
ルボキシル基と高分子化合物のアミノ基あるいはイミノ
基をイオン複合体として結合させてヒアルロン酸高分子
複合体を調製する方法が開示されている(特開平6−7
3103号公報参照)。
【0007】また、ヒアルロン酸水溶液を、pH2.0
〜3.8、20〜80重量%水溶性有機溶剤存在下にお
くことを特徴とするヒアルロン酸ゲルの製造方法も開示
されている(特開平5−58881公報参照)。
【0008】また、一般的には、高分子水溶液から、凍
結、解凍させる操作を繰り返すことにより高分子ゲルを
製造する方法も提案されている。これらの代表的なもの
としては、ポリビニルアルコール、グルコマンナンを挙
げることができる(特開昭57−190072号公報、
特開平5−161459号公報参照)。
【0009】しかし、ヒアルロン酸及びヒアルロン酸を
含む生体試料を精製又は保存する際に、凍結、解凍させ
る操作や凍結乾燥は、一般的手法として多用されている
が、通常は中性で管理されているため、このような方法
で自己架橋ヒアルロン酸が形成されるという報告は未だ
ない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ヒアルロン酸自体が本
来持っている優れた生体適合性の特徴を最大限生かすた
めに、なんら化学的架橋剤や化学的修飾剤を使用するこ
となく、またカチオン性の高分子と複合体化することな
く、生体適合性医用材料として使用可能な、自己架橋ヒ
アルロン酸は未だ開発されていない。
【0011】本発明者らは、上記目的を達成するため
に、ヒアルロン酸自体の物理化学的性質を鋭意検討して
きた。その結果、(1)ヒアルロン酸の水溶液を特定の
pHに調整し、該水溶液を凍結し、次いで解凍すること
を少なくとも1回行うことによって、(2)ヒアルロン
酸濃度5重量%以上でヒアルロン酸のカルボキシル基と
等モル以上の酸成分を含むヒアルロン酸酸性水溶液から
形成することによって、自己架橋ヒアルロン酸が得られ
ることを見出した。
【0012】また、従来法による改質ヒアルロン酸は、
幾多の努力にもかかわらず化学的反応性物質を用いるた
め、新たな改質による毒性・生体不適合性等の危険性を
本質的に抱え込まざるをえないという課題があった。
【0013】例えば、化学的修飾・架橋、及び金属塩な
どを用いるイオン的方法による、ヒアルロン酸誘導体
は、たとえ生体内の貯留性などを改善できても、改質さ
れたヒアルロン酸は架橋物質や金属などを共有結合やイ
オン結合でヒアルロン酸の分子中に内包するため、もは
や天然ヒアルロン酸と構造が異なり、その生理作用や生
体適合性、毒性を含む安全性が本質的にヒアルロン酸と
同等であるとは言い難く、さらにこれら架橋剤等の残留
毒性や、生体内に於ける分解産物に含まれる架橋剤の安
全性の問題を完全に回避することは難しかった。
【0014】本発明者らは、本発明で得られた自己架橋
ヒアルロン酸が医用材料として理想的な生体適合性を有
することを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0015】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、(1)
分岐度が0.5以上の分子量フラクションを部分的に含
むことを特徴とする自己架橋ヒアルロン酸、(2)ヒア
ルロン酸のpH3.5以下の水溶液を凍結し、次いで解
凍して形成されることを特徴とする(1)記載の自己架
橋ヒアルロン酸、(3)ヒアルロン酸の水溶液を、pH
3.5以下に調整し、該水溶液を凍結し、次いで解凍す
ることを少なくとも1回行うことを特徴とする(2)記
載の自己架橋ヒアルロン酸の製造方法、(4)ヒアルロ
ン酸濃度5重量%以上でヒアルロン酸のカルボキシル基
と等モル以上の酸成分を含むヒアルロン酸酸性水溶液か
ら形成することを特徴とする(1)記載の自己架橋ヒア
ルロン酸の製造方法、(5)分岐度が0.5以上の分子
量フラクションを部分的に含む自己架橋ヒアルロン酸を
含有することを特徴とする医用材料である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられるヒアルロン酸は、動物組織から抽出
したものでも、また発酵法で製造したものでもその起源
を問うことなく使用できる。発酵法で使用する菌株は自
然界から分離されるストレプトコッカス属等のヒアルロ
ン酸生産能を有する微生物、又は特開昭63−1233
92号公報に記載したストレプトコッカス・エクイFM
−100(微工研菌寄第9027号) 、特開平2−2346
89号公報に記載したストレプトコッカス・エクイFM
−300(微工研菌寄第2319号) のような高収率で安定
にヒアルロン酸を生産する変異株が望ましい。上記の変
異株を用いて培養、精製されたものが用いられる。
【0017】本発明でいう自己架橋ヒアルロン酸は、ヒ
アルロン酸が架橋構造を保持し、分岐点を有するヒアル
ロン酸として、高分子溶液論的に直鎖状のヒアルロン酸
と区別することができる。ヒアルロン酸自体は直鎖状の
高分子であり、分岐構造を有さないことが知られている
(多糖生化学1 化学編 共立出版 昭和44年)。
【0018】自己架橋ヒアルロン酸の分子量と分岐度を
測定する方法には、ゲルパーミエションクロマトグラム
(GPC)に検出器として示差屈折率計と多角度レーザ
ー光散乱検出器(MALLS)を使うGPC−MALL
S法、GPCに検出器として示差屈折率計と低角度レー
ザー光散乱検出器を使うGPC−LALLS法、あるい
は、GPCに検出器として示差屈折率計と粘度計を使う
GPC−粘度法がある。
【0019】本発明ではGPC−MALLS法を用い、
GPCで分離された分子量フラクションの分子量と分岐
度をオンラインで連続的に測定した。GPC−MALL
S法では、GPCで分離された各フラクションの分子量
と慣性半径を連続的に測定することができる。GPC−
MALLS法には、自己架橋ヒアルロン酸の各フラクシ
ョンの分子量と慣性半径の関係を、対照となる直鎖状ヒ
アルロン酸の各フラクションの分子量と慣性半径の関係
と比較して分岐度を計算する慣性半径法と、同一溶出体
積のフラクションのヒアルロン酸の分子量と対照となる
直鎖状ヒアルロン酸の分子量を比較して分岐度を計算す
る溶出体積法がある。
【0020】本発明では、溶出体積法を使って分岐度の
測定を行った。分岐度は自己架橋ヒアルロン酸の高分子
鎖1コ当たりに存在する分岐点の数であり、自己架橋ヒ
アルロン酸の分子量に対してプロットされる。各フラク
ションの分子量と慣性半径は、有限濃度におけるジムプ
ロット(1)式を用いて、分子量は散乱角度0°への外
挿値、慣性半径は角度依存の初期勾配から、それぞれ以
下の式に従って計算した。
【0021】
【数1】
【0022】ここで、Mは分子量、<S2 >は平均2乗
慣性半径、Kは光学定数、R(θ)は散乱角度θにおけ
る過剰還元散乱強度、cは高分子濃度、P(θ)は粒子
散乱関数、λは溶液中でのレーザー光の波長、A2 は第
2ビリアル係数でありヒアルロン酸では0.002ml
・mol/g2 である。cは示差屈折率計の出力から、
ヒアルロン酸溶液の屈折率の濃度勾配(dn/dc:
0.153ml/g)を使って計算した。
【0023】GPC−MALLS法では、過剰還元散乱
強度から分子量と平均2乗慣性半径を計算しており、測
定精度は過剰還元散乱強度の大きさに依存する。(1)
式から、過剰還元散乱強度は濃度と分子量両者の関数に
なる。試料の分子量に依存して、試料濃度と注入量を決
定する必要がある。分子量フラクションに分別するGP
Cカラムの選択とともに、GPCカラムへの濃度負荷が
現れない範囲内で、最大の試料濃度と注入量を選択す
る。
【0024】溶出体積法による各フラクションの分岐度
は、以下の(2)式に従って計算した。同一溶出体積の
フラクションで、分岐高分子の分子量をMb 、直鎖高分
子の分子量をMl とすると、収縮因子gが求まる。
【0025】
【数2】
【0026】ここで、aはMark-Houwink定数でヒアルロ
ン酸では0.78である。eは素抜け因子で1.0とし
た。4官能性の長鎖無秩序分岐を仮定して、1本の高分
子鎖上の分岐点の数B(分岐度)は以下の(3)式から
計算される。
【0027】
【数3】
【0028】溶出体積法による分岐度の計算方法はGP
C−LALLS法による分岐度測定と同じであり、その
詳細は、サイズ排除クロマトグラフィー(共立出版 平
成3年)に記載されている。
【0029】自己架橋ヒアルロン酸は、GPC溶媒で希
釈して濃度を調製し、0.2μmのメンブランフィルタ
ーでろ過した後測定に供した。本発明でいう自己架橋ヒ
アルロン酸中に、安定に存在する架橋構造がある場合、
分岐構造が高分子溶液論的に確認される。
【0030】本発明でいう自己架橋とは、ヒアルロン酸
以外に化学的架橋剤や化学的修飾剤等は使用しないこと
また、カチオン性の高分子と複合体化しないことを意味
するものである。また、自己架橋が進み、3次元架橋が
形成されるとゲルとなることから、当該ゲルも本発明で
いう自己架橋ヒアルロン酸に含まれることは言うまでも
ない。
【0031】ヒアルロン酸の化学的架橋剤は、ヒアルロ
ン酸のカルボキシル基、水酸基、アセトアミド基と反応
して共有結合を形成する多価化合物であり、ポリグリシ
ジルエーテル等の多価エポキシ化合物、ジビニルスルホ
ン、ホルムアルデヒド、オキシ塩化リン、カルボジイミ
ド化合物とアミノ酸エステルの併用、カルボジイミド化
合物とジヒドラジド化合物の併用を例として挙げること
ができる。
【0032】ヒアルロン酸の化学的修飾剤は、ヒアルロ
ン酸のカルボキシル基、水酸基、アセトアミド基と反応
して共有結合を形成する化合物であり、無水酢酸と濃硫
酸の併用、無水トリフルオロ酢酸と有機酸の併用、ヨウ
化アルキル化合物を例として挙げることができる。
【0033】ヒアルロン酸と複合体化するカチオン性の
高分子は、ヒアルロン酸のカルボキシル基と高分子化合
物のアミノ基あるいはイミノ基の間でイオン複合体を形
成する高分子であり、キトサン、ポリリジン、ポリビニ
ルピリジン、ポリエチレンイミン、ポリジメチルアミノ
エチルメタクリレートを例として挙げることができる。
【0034】本発明に用いられるヒアルロン酸は、動物
組織抽出又は発酵法で得られた高分子精製品でも、更に
加水分解処理等をして得た低分子量のものでも同様に好
ましく使用できる。なお、本発明にいうヒアルロン酸
は、そのアルカリ金属塩、例えば、ナトリウム、カリウ
ム、リチウムの塩をも包含する概念で使用される。
【0035】本発明に用いられるヒアルロン酸の水溶液
は、ヒアルロン酸の粉末と水を混合し、撹拌して得られ
る。
【0036】まず、ヒアルロン酸の調整された酸性溶液
の凍結解凍により得られる自己架橋ヒアルロン酸につい
て述べる。ヒアルロン酸の水溶液のpHを調整するため
に使用する酸は、pH3.5以下に調整できる酸であれ
ば、いずれの酸も使用することができる。酸の使用量を
低減するために、好ましくは強酸、例えば、塩酸、硝
酸、硫酸等を使用することが望ましい。
【0037】ヒアルロン酸の水溶液のpHは、ヒアルロ
ン酸のカルボキシル基が充分な割合でプロトン化するp
Hに調整する。酸型のヒアルロン酸の解離の平衡定数
は、ヒアルロン酸濃度の無限希釈のときlogK0
4.25である(Acta Chimica Hungarica - Models in
Chemistry 129(5) 671-683 1992)。調整されるpHは
ヒアルロン酸塩の対イオンの種類、ヒアルロン酸の分子
量、水溶液濃度、凍結及び解凍の条件、並びに生成する
架橋ヒアルロン酸等の諸特性により適宜決められるが、
本発明では、pH3.5以下に調整することが必要であ
る。好ましくは、pH2.5以下である。
【0038】凍結、解凍はヒアルロン酸の調整された酸
性水溶液を、任意の容器に入れた後、所定の温度で凍結
させ、凍結が終わった後、所定の温度で解凍させる操作
を少なくとも1回行う。凍結、解凍の温度と時間は、容
器の大きさ、水溶液量によりヒアルロン酸の酸性水溶液
が凍結、解凍する温度と時間の範囲内で適宜決められる
が、一般には、氷点以下の凍結温度、氷点以上の解凍温
度が好ましい。
【0039】凍結、解凍時間を短くできることから、更
に好ましくは−5℃以下の凍結温度、5℃以上の解凍温
度が選ばれる。また、時間は、その温度で凍結、解凍が
終了する時間以上であれば特に制限されない。
【0040】ヒアルロン酸の調整された酸性水溶液を凍
結し、次いで解凍する操作の繰り返し回数は、使用する
ヒアルロン酸の分子量、水溶液濃度、水溶液のpH、凍
結及び解凍の温度と時間、並びに生成する架橋ヒアルロ
ン酸等の諸特性により適宜決められる。通常は1回以上
繰り返すことが好ましい。また、凍結、解凍の操作を繰
り返すごとに、その凍結、解凍の温度及び時間を変えて
も構わない。
【0041】本発明に用いられるヒアルロン酸濃度5重
量%以上のヒアルロン酸酸性水溶液とは、ヒアルロン酸
のカルボキシル基が充分な割合でプロトン化されるよう
に調製された水溶液を意味している。酸性に調製するた
めの用いる酸成分の量は、ヒアルロン酸塩の対イオンの
種類、ヒアルロン酸の分子量、ヒアルロン酸濃度、並び
に生成するゲルの強さ等の諸特性により適宜決められる
が、一般にはヒアルロン酸のカルボキシル基と等モル以
上の酸成分の量が好ましい。酸成分は、ヒアルロン酸よ
り強い酸であれば、いずれの酸も使用することができ
る。酸の使用量を低減するために、好ましくは強酸、例
えば、塩酸、硝酸、硫酸等を使用することが望ましい。
【0042】次に、ヒアルロン酸濃度5重量%以上のヒ
アルロン酸酸性水溶液より得る自己架橋ヒアルロン酸に
ついて述べる。本発明に用いられるヒアルロン酸濃度5
重量%以上のヒアルロン酸酸性水溶液は、生成するヒア
ルロン酸ゲルの中和処理の前に、ゲル化を進行させるた
めの熟成が必要である。この熟成させる温度や時間は、
ヒアルロン酸酸性水溶液のヒアルロン酸塩の対イオンの
種類、ヒアルロン酸の分子量、ヒアルロン酸濃度、並び
に生成するゲルの強さ等の諸特性により適宜決められる
が、温度については、ヒアルロン酸酸性水溶液が凍結し
ないために、そして、ヒアルロン酸の酸による分解を抑
えるために、−10℃以上30℃以下で行うことが好ま
しい。
【0043】本発明に用いられるヒアルロン酸濃度5重
量%以上のヒアルロン酸酸性水溶液の調製方法は問わな
いが、固体ヒアルロン酸と酸性水溶液を混合する方法、
低濃度で調製したヒアルロン酸酸性水溶液を所定の濃度
に濃縮する方法や、高濃度のヒアルロン酸水溶液に酸成
分を加える方法などが挙げられる。
【0044】固体ヒアルロン酸と酸性水溶液を混合する
方法の場合、混合する固体ヒアルロン酸の形態は問わな
いが、粉末、ヒアルロン酸粉末を加圧成型して得られる
ブロック状の成型物、ヒアルロン酸を蒸留水に溶解して
水溶液にした後、通風乾燥して得られるキャストフィル
ムや凍結乾燥後に得られるスポンジ状ヒアルロン酸など
の形態が考えられる。混合方法としては、固体ヒアルロ
ン酸に酸性水溶液を所定の濃度になるように含浸させる
方法や、固体ヒアルロン酸に酸性水溶液を添加し混練す
る方法などがある。
【0045】低濃度で調製したヒアルロン酸酸性水溶液
を所定の濃度に濃縮する方法の場合、まず、固体ヒアル
ロン酸を蒸留水に溶解した後に酸成分を加える事や固体
ヒアルロン酸を直接酸性水溶液に溶解する事などによっ
て、低濃度のヒアルロン酸酸性水溶液を調製する。ここ
で、溶解する固体ヒアルロン酸の形態は問わない。ま
た、ここでいう低濃度とは、目的のヒアルロン酸ゲルの
ヒアルロン酸濃度より低いことをいうが、扱い易いと言
う点で好ましくはヒアルロン酸濃度が5重量%以下が望
ましい。濃縮方法としては、超遠心分離、通風乾燥、減
圧乾燥、凍結乾燥などが挙げられる。
【0046】高濃度のヒアルロン酸水溶液に酸成分を加
える方法の場合、まず、固体ヒアルロン酸と蒸留水を混
合することや、低濃度のヒアルロン酸水溶液を濃縮する
ことなどにより、高濃度のヒアルロン酸水溶液を調製す
る。この時に用いる固体ヒアルロン酸の形態は問わな
い。得られた高濃度のヒアルロン酸水溶液に酸成分を添
加する方法としては、気体状態の酸、例えば塩化水素の
雰囲気下に曝す方法や、ヒアルロン酸に対して貧溶媒の
酸溶液、例えばエタノール−塩酸溶液中に浸す方法など
が挙げられる。
【0047】ヒアルロン酸の調整された酸性溶液の凍結
解凍により得られた自己架橋ヒアルロン酸、及びヒアル
ロン酸濃度5重量%以上のヒアルロン酸酸性水溶液より
得られた自己架橋ヒアルロン酸は、ヒアルロン酸の酸加
水分解を避けるために、酸性に調整するために用いた酸
等の成分を除く必要がある。酸等の成分を除くために
は、通常は水性溶媒による洗浄もしくは透析を行う。自
己架橋ヒアルロン酸の機能を損なわないものであれば特
に制限はないが、例えば、水、生理食塩水、リン酸緩衝
液等が用いられるが、好ましくは、生理食塩水、リン酸
緩衝液等が用いられる。
【0048】この洗浄された自己架橋ヒアルロン酸は、
その使用目的に応じて、溶液状、溶媒中に浸漬した状
態、溶媒を含ませた湿潤状態、風乾、減圧乾燥あるいは
凍結乾燥等の処理を経た乾燥状態で医用材料として供さ
れる。
【0049】医用材料として用いるためには、生体適合
性が高いことが必須であり、一般的に細胞毒性がないこ
とを証明する必要がある。本発明の自己架橋ヒアルロン
酸は、これらの条件を十分に満たすものであり、生体分
解性医用材料としてまたヒアルロン酸が用いられる分野
であれば特に制限なく使用することができる。例えば、
癒着防止材、関節注入剤、軟質組織注入剤、代用硝子
体、化粧料、診断・治療に用いる医療器具・医療用具等
の生物医学的製品又は医薬組成物への使用が挙げられ
る。
【0050】自己架橋ヒアルロン酸及びその成形加工品
は、単一形態での使用は当然ながら、異なる自己架橋ヒ
アルロン酸の形態との混合又は併用、更にヒアルロン酸
溶液との混合又は併用による組合せ処方により効果の増
強が期待できる。
【0051】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳しく説明
する。なお、本発明はこれにより限定されるものではな
い。
【0052】実施例1 分子量が3.5×105 ダルトンのヒアルロン酸ナトリ
ウムを蒸留水に溶解し、1.5重量%のヒアルロン酸の
水溶液を調整した。調整されたヒアルロン酸の水溶液の
pHは、6.0であった。この水溶液のpHを、1N塩
酸でpH1.5に調整した。ヒアルロン酸の酸性水溶液
15mlを30mlの容器に入れ、−20℃に設定した
冷凍庫に入れた。24時間、48時間、72時間凍結し
た後、25℃で解凍した。その結果、架橋ヒアルロン酸
が得られた。
【0053】実施例2 実施例1に於いて、分子量が2.2×105 ダルトンの
ヒアルロン酸ナトリウムを溶解してヒアルロン酸の水溶
液を調整した。実施例1と同様に調整し、−20℃に設
定した冷凍庫に入れた。24時間、48時間、72時間
凍結した後、25℃で解凍した。その結果、架橋ヒアル
ロン酸が得られた。
【0054】実施例3 実施例1に於いて、分子量が6.0×104 ダルトンの
ヒアルロン酸ナトリウムを溶解してヒアルロン酸の水溶
液を調整した。実施例1と同様に調整し、−20℃に設
定した冷凍庫に入れた。40日間凍結した後、25℃で
解凍した。その結果、架橋ヒアルロン酸が得られた。
【0055】実施例4 実施例1に於いて、分子量が4.0×104 ダルトンの
ヒアルロン酸ナトリウムを溶解してヒアルロン酸の水溶
液を調整した。実施例1と同様に調整し、−20℃に設
定した冷凍庫に入れた。40日間、62日間、81日間
凍結した後、25℃で解凍した。その結果、架橋ヒアル
ロン酸が得られた。
【0056】実施例5 実施例1に於いて、分子量が2.0×104 ダルトンの
ヒアルロン酸ナトリウムを溶解してヒアルロン酸の水溶
液を調整した。実施例1と同様に調整し、−20℃に設
定した冷凍庫に入れた。81日間凍結した後、25℃で
解凍した。その結果、架橋ヒアルロン酸が得られた。
【0057】実施例6 実施例4に於いて、62日間凍結した後、25℃で解凍
し、pH1.5のヒアルロン酸水溶液を、0.2NのN
aOH水溶液でpH7.0に中和した。中和したヒアル
ロン酸水溶液を凍結乾燥し、架橋ヒアルロン酸を回収し
た。
【0058】実施例7 分子量が2.0×104 ダルトンのヒアルロン酸ナトリ
ウムを重水に溶解し、1.5重量%のヒアルロン酸の水
溶液を調整した。調整されたヒアルロン酸の水溶液のp
Dは、6.0であった。この水溶液のpDを、1N重塩
酸の重水溶液でpD1.1に調整した。ヒアルロン酸の
酸性水溶液15mlを30mlの容器に入れ、−20℃
に設定した冷凍庫に入れた。81日間凍結した後、25
℃で解凍した。その結果、架橋ヒアルロン酸が得られ
た。
【0059】実施例8 分子量が2.2×105 ダルトンのヒアルロン酸ナトリ
ウムを1N塩酸水溶液に溶解し、20重量%のヒアルロ
ン酸の水溶液を調製した。ヒアルロン酸の酸性水溶液1
5mlを30mlの容器に入れ、5℃に設定した冷凍庫
に入れた。33日間冷蔵し、架橋ヒアルロン酸が得られ
た。
【0060】比較例1 実施例1に於いて、ヒアルロン酸の水溶液のpHを調整
せずに、凍結し、24時間、48時間、72時間凍結し
た後、25℃で解凍した。
【0061】比較例2 実施例8に於いて、ヒアルロン酸の水溶液のpHを調整
せずに、33日間冷蔵した。
【0062】実施例9 架橋ヒアルロン酸の分子量 実施例1〜8で得られた架橋ヒアルロン酸と比較例1、
2で回収されたヒアルロン酸の分子量は、GPC−MA
LLSを使って測定した。GPC溶媒でポリマー濃度を
0.2重量%、0.1重量%、0.05重量%に調製
し、0.2μmのメンブランフィルターでろ過した後、
0.1ml注入してGPC−MALLSの測定を行っ
た。GPCカラムとして昭和電工社製SB806HQを
1本、またはWaters社製Ultrahydrog
el500を1本使用し、示差屈折率検出器として日本
分光社製830−RI、MALLSはWyatt社製D
AWNDSP−Fを使用して、溶媒硝酸ナトリウムの
0.2M水溶液、測定温度40℃、流速0.3ml/
分、データ取得間隔1回/2秒で測定した。散乱強度の
測定は散乱角度28.7°〜90°の8検出器を使っ
た。データ処理ソフトウェアはWyatt社製ASTR
A Version4.10を使用した。測定結果を表
1に示す。
【0063】
【表1】
【0064】実施例10 架橋ヒアルロン酸の分子量分布 実施例4で得られた架橋ヒアルロン酸と分子量が4.0
×104 ダルトンのヒアルロン酸の分子量分布は、GP
Cを使って測定した。GPC溶媒でポリマー濃度を0.
2重量%に調製し、0.2μmのメンブランフィルター
でろ過した後、0.1ml注入してGPCの測定を行っ
た。GPCカラムとしてWaters社製Ultrah
ydrogel500を1本、示差屈折率検出器として
日本分光社製830−RIを使用し、溶媒硝酸ナトリウ
ムの0.2M水溶液、測定温度40℃、流速0.3ml
/分、データ取得間隔1回/2秒で測定した。測定結果
を図1に示す。
【0065】実施例11 架橋ヒアルロン酸の分岐度測定 実施例4、反応時間81日間で得られた架橋ヒアルロン
酸と分子量が4.0×104 ダルトンのヒアルロン酸
は、GPC溶媒でポリマー濃度を0.2重量%に調製
し、0.2μmのメンブランフィルターでろ過した後、
0.1ml注入してGPC−MALLSの測定を行っ
た。GPCカラムとしてWaters社製Ultrah
ydrogel500を1本、示差屈折率検出器として
日本分光社製830−RIを使用し、溶媒硝酸ナトリウ
ムの0.2M水溶液、測定温度40℃、流速0.3ml
/分、データ取得間隔1回/2秒で測定した。測定結果
を図2に示す。
【0066】表1の結果から、例えば、実施例1では反
応時間が長くなるに従って、重量平均分子量が3.5×
105 から、4.3×105 、4.7×105 、6.1
×105 と増大している。実施例2、実施例3、実施例
4、実施例5と原料となるヒアルロン酸の分子量が小さ
くなっても、反応時間が長くなるに従って分子量が増大
している。
【0067】表1の結果から、実施例6では、回収した
架橋ヒアルロン酸を中和、凍結乾燥しているが、実施例
4と同様に分子量が増大している。実施例7では、反応
溶媒に重水を使用している。軽水を使用している実施例
5と比較して、分子量の増大が大きくなっている。実施
例8では、反応時間が5℃だが、反応温度が−20℃の
実施例1〜実施例7と同様に分子量が増大している。
【0068】図1の結果から、分子量の増大が分子量分
布の変化、つまり高分子量成分の生成に起因しているこ
とが分かる。実施例4で反応時間81日間で得られた架
橋ヒアルロン酸の直鎖状ヒアルロン酸(分子量4.0×
104 ダルトン)に対する分岐度の計算結果を図2に示
す。
【0069】分岐度は同一溶出体積のフラクションの両
者の分子量から、数式2と数式3を使って計算した。図
2から、架橋ヒアルロン酸の分岐度は分子量約3万以上
の領域で、分岐度0.5以上から急速に増大していくこ
とがわかる。すなわち、本発明で得られた架橋ヒアルロ
ン酸は、安定な架橋構造が存在していることにより、分
岐ヒアルロン酸となり、分子量が増大していることがわ
かる。
【0070】実施例12 架橋ヒアルロン酸の細胞毒性試験 正常ヒト皮膚由来線維芽細胞培養において、本発明で得
られた架橋ヒアルロン酸を共存させ、細胞増殖挙動の観
察によりその細胞毒性を評価した。実施例1〜5記載の
架橋ヒアルロン酸をリン酸緩衝生理的食塩水に透析し、
細胞を播種した細胞培養用プレート(ファルコン社製)
中に20mgづつ添加した。以下の培養条件で培養し、
細胞増殖能を評価した。また、架橋ヒアルロン酸非存在
下での培養をコントロールとした。
【0071】 培養条件 プレート:細胞培養用12ウェルプレート 培地:DMEM培地+10%ウシ胎児血清,2ml/ウェル 温度:37℃(5%CO2 下) 播種細胞数:1×104 個/ウェル
【0072】培養開始後2日、5日、8日後に、細胞密
度を倒立顕微鏡を用いて観察したところ、実施例1〜8
いずれの架橋ヒアルロン酸が共存していてもコントロー
ルと同様に良好な増殖を示した。よって、本発明で得ら
れた架橋ヒアルロン酸には細胞毒性作用がなく、医用材
料として使用可能であることが示唆された。
【0073】
【発明の効果】以上、本発明によれば、なんら化学的架
橋剤や化学的修飾剤を使用することなく、自己架橋ヒア
ルロン酸が得られる。化学的架橋剤や化学的修飾剤を使
用することに起因する生体適合性への悪影響が避けら
れ、生体適合性材料分野に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例4で反応時間62日間、及び81日間で
得られた架橋ヒアルロンと直鎖状ヒアルロン酸(分子量
4.0×104 ダルトン)のGPCクロマトグラムであ
る。
【図2】実施例4で反応時間81日間で得られた架橋ヒ
アルロン酸の直鎖状ヒアルロン酸(分子量4.0×10
4 ダルトン)に対して計算した分岐度と分子量の関係を
示すグラフである。
【符号の説明】
1 直鎖状ヒアルロン酸(分子量4.0×104 ダルト
ン)のGPCクロマトグラム 2 実施例4で反応時間62日間で得られた架橋ヒアル
ロンのGPCクロマトグラム 3 実施例4で反応時間81日間で得られた架橋ヒアル
ロンのGPCクロマトグラム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分岐度が0.5以上の分子量フラクショ
    ンを部分的に含むことを特徴とする自己架橋ヒアルロン
    酸。
  2. 【請求項2】 ヒアルロン酸のpH3.5以下の水溶液
    を凍結し、次いで解凍して形成されることを特徴とする
    請求項1記載の自己架橋ヒアルロン酸。
  3. 【請求項3】 ヒアルロン酸の水溶液を、pH3.5以
    下に調整し、該水溶液を凍結し、次いで解凍することを
    少なくとも1回行うことを特徴とする請求項2記載の自
    己架橋ヒアルロン酸の製造方法。
  4. 【請求項4】 ヒアルロン酸濃度5重量%以上でヒアル
    ロン酸のカルボキシル基と等モル以上の酸成分を含むヒ
    アルロン酸酸性水溶液から形成することを特徴とする請
    求項1記載の自己架橋ヒアルロン酸の製造方法。
  5. 【請求項5】 分岐度が0.5以上の分子量フラクショ
    ンを部分的に含む自己架橋ヒアルロン酸を含有すること
    を特徴とする医用材料。
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