JP2000248361A - Cu−CVDプロセス用原料 - Google Patents

Cu−CVDプロセス用原料

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JP2000248361A
JP2000248361A JP11052169A JP5216999A JP2000248361A JP 2000248361 A JP2000248361 A JP 2000248361A JP 11052169 A JP11052169 A JP 11052169A JP 5216999 A JP5216999 A JP 5216999A JP 2000248361 A JP2000248361 A JP 2000248361A
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raw material
film
cvd process
hfac
additive
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JP11052169A
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Atsushi Sekiguchi
敦 関口
Akiko Kobayashi
明子 小林
Binken Cho
敏娟 張
Akihiro Egami
明宏 江上
Atsushi Sai
篤 斎
Katsumi Ogi
勝実 小木
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Canon Anelva Corp
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Anelva Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】Cu−CVDプロセスによるCu膜作製でCu
(hfac)(atms)を用いる場合にCu膜成長の
初期段階で結晶成長の核発生密度を高める。 【解決手段】Cu−CVDプロセスによって基板表面に
Cu膜を形成する方法に使用される原料として、Cu
(hfac)(atms)に2−butyne、tmv
s、3−Hex、1,5−CODのうちいずれかを添加
して作られる液体原料が使用される。この添加剤はCu
膜形成の初期段階での結晶成長の核発生密度を高める。
添加剤の添加割合は0.1〜20mol%の範囲内に含
まれることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CVD法を利用し
て基板上に良好な膜質の配線用Cu膜を形成するのに適
したCu−CVDプロセス用原料に関する。
【0002】
【従来の技術】大規模集積回路(LSI)や液晶ディス
プレイ(LCD)等の製作では基板の表面に薄膜を作製
する工程が存在する。この薄膜作製では、反応性ガスの
化学反応を利用して成膜を行うCVD法を用いることが
広く行われている。CVD法によれば、反応室内に加熱
状態で配置された基板の表面に対して原料ガス供給系か
ら原料ガスを導入し化学反応を利用して当該表面に薄膜
を作製する。
【0003】CVD法を利用した金属材料の成膜では、
近年、原料として常温常圧で液体である有機金属化合物
あるいは有機金属錯体を使用する方法が採用される。配
線用金属材料の分野では高マイグレーション耐性で低比
抵抗を有する銅(Cu)が次世代の配線材料として有力
視されている。Cu成膜のCVDプロセスでは、原料と
して、従来、主にβ−ジケトンの有機金属錯体であるト
リメチルビニルシリルヘキサフルオロアセチルアセトナ
ト酸塩銅(以下では「Cu(hfac)(tmvs)」
と記す)のごとき常温常圧で液体である原料が使用され
ていた。
【0004】上記のCu(hfac)(tmvs)は液
体原料であり、液体状態で流量制御され、気化状態で反
応室に導入される。純粋なCu(hfac)(tmv
s)は標準的な原料であり(エアプロダクツ・アンド・
ケミカルズ社の「CupraSelect」(登録商標)と呼ばれ
る商品)、成膜されたCu膜は膜質は良好であるが、他
面、原料としては、常温で徐々に変性し、熱安定性が極
めて悪く、さらに蒸気圧が低いため気化が難しいという
問題を有していた。一方、Cu−CVDプロセスによる
Cu膜の成膜では、原料の分圧を高くすると、良好な埋
込み特性を得られることが知られている。高い原料分圧
を得るためには蒸気圧の高い原料を用いることが有利で
ある。そこで、Cu(hfac)(tmvs)よりも熱
安定性に優れ、高い蒸気圧を有するアリルトリメチルシ
リルヘキサフルオロアセチルアセトナト酸塩銅(以下で
は「Cu(hfac)(atms)」と記す)という原
料が提案されている。Cu(hfac)(atms)も
β−ジケトンの有機金属錯体であり、Cu(hfac)
(tmvs)の配位子のtmvs部分に「−CH2 −」
が増した構造を有している。蒸気圧は気化温度70℃の
付近でCu(hfac)(tmvs)の約5倍となって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】Cu(hfac)(a
tms)を原料として用いてCu−CVDプロセスで基
板にCu膜を形成すると、Cu(hfac)(tmv
s)に比較して、成膜速度が約3倍程度速く、不純物の
濃度が低く、埋込み特性が優れているという効果が発揮
される。しかしながら、他方で、Cu(hfac)(a
tms)を原料として用いる場合には、Cu膜の成長の
初期段階で結晶成長の核の発生密度が小さいという不具
合があった。このため、下地としてのCu膜の上に成膜
するときには鏡面膜を作製できるのに対して、下地がT
iN、Ta、TaNであるときにはうまく成膜できず、
粗い表面になるという問題を有していた。このようにC
u(hfac)(atms)を原料として用いる場合に
はCu膜成長の初期段階で結晶成長の核の発生密度が小
さいということを無視できず、Cu膜の成膜の上で障害
になるという問題を有していた。
【0006】本発明の目的は、上記の問題を解決するこ
とにあり、Cu−CVDプロセスによるCu膜の作製で
Cu(hfac)(atms)を原料として用いる場合
に、Cu膜成長の初期段階で結晶成長の核の発生密度を
高めることのできるCu−CVDプロセス用原料を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明に係る
Cu−CVDプロセス用原料は、上記目的を達成するた
めに、次のように構成される。
【0008】本発明によるCu−CVDプロセス用原料
は、Cu−CVDプロセスによって基板の表面にCu膜
を形成する方法に使用される原料であり、主要素として
熱安定性に優れかつ高い蒸気圧を有するβ−ジケトンの
有機金属錯体であるCu(hfac)(atms)(ア
リルトリメチルシリルヘキサフルオロアセチルアセトナ
ト酸塩銅)を使用し、これに対して、添加剤として、2
−butyne(ブチン)、tmvs(トリメチルビニ
ルシラン)、3−Hex(ヘキシン)、1,5−COD
(シクロオクタジエン)のうちいずれかを単独であるい
は組み合わせて添加して作られる液体原料である。この
液体原料は、液体状態で気化器に供給され、気化器で気
化されて気相状態で反応室内に導入され、この反応室内
において、加熱状態で配置された基板の表面にCVD法
によりCu膜が形成される。
【0009】上記の添加剤は、Cu膜が形成される初期
の段階での結晶成長の核発生密度を改善し、当該核発生
密度を高める作用を生じる。
【0010】上記のCu−CVDプロセス用原料で、上
記添加剤の添加割合は0.1〜20mol%の範囲内に
含まれることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を添付図面に基づいて説明する。
【0012】図1に、本発明に係るCu−CVDプロセ
スが実施されるCu−CVD装置を示す。このCu−C
VD装置は、反応室11に搬入されかつ基板ホルダ12
に搭載された例えば一枚の基板13の表面に、CVD法
によってCu(金属銅)の薄膜を堆積させる装置であ
る。基板13は一枚ごと反応室11に搬入される。CV
D装置の反応室11には、図示しないロードロック室が
ゲートバルブ14を介して接続されている。基板搬送ア
ームにより、開かれたゲートバルブ14を介して、未処
理の基板がロードロック室側から反応室11内に搬入さ
れ、また成膜処理が完了した基板13が反応室11から
ロードロック室側へ搬出される。
【0013】反応室11において基板ホルダ12は基板
13をほぼ水平に維持している。基板13の上側位置に
は、基板13に向かって原料ガスを供給するための調整
管15が設けられる。調整管15は、その上端が反応室
11の天井部11aに固定されており、上側部分は径の
小さい管状であって、基板13に近づくにつれて径が次
第に拡大され、連続的な湾曲部が形成される形態を有し
ている。調整管15の下端開口部は、好ましくは基板1
3の直径よりも大きな直径を有し、基板13の外周縁に
接近している。調整管15は、全体として、楽器のホル
ンに似た形状を有している。かかる形状を有する調整管
15は、気体状態で供給される原料の流れを基板表面の
近傍領域で望ましい状態に調整するための原料ガス調整
機能を有する。
【0014】また基板ホルダ12の内部には加熱機構1
6が内蔵されている。加熱機構16には温度制御機構
(図示せず)が付設され、これにより基板13の温度を
望ましい最適な温度に調整する。基板13の表面にCu
膜を成膜するために必要な成膜温度は、本実施形態の場
合、200℃以下の比較的に低い温度である。
【0015】また反応室11の側壁部には、排気を行う
ための排気ポート17が形成され、この排気ポート17
には排気管18が接続され、排気管18の先部にはさら
に排気機構19が接続される。排気機構19によって反
応室11の内部は所要の減圧状態に保持される。内部の
好ましい成膜圧力としては例えば20Torrである。
【0016】次に、反応室11の内部に供給される原料
ガス、および原料供給機構について説明する。
【0017】原料容器20の内部には液体原料21が収
容されている。液体原料21としては、熱安定性に優れ
かつ高い蒸気圧を有するβ−ジケトンの有機金属錯体で
あるCu(hfac)(atms)(アリルトリメチル
シリルヘキサフルオロアセチルアセトナト酸塩銅)を主
要素として使用し、これに対して、添加剤として、2−
butyne(ブチン)、tmvs(トリメチルビニル
シラン)、3−Hex(ヘキシン)、1,5−COD
(シクロオクタジエン)のうちいずれかを添加して作ら
れる液体原料である。添加の仕方としては、これら4種
の添加剤を単独で、または任意の組み合わせで添加する
ことが可能である。これらの添加剤は、基板13の表面
においてCu膜が形成されるとき、初期の段階での結晶
成長の核発生密度を改善し、当該核発生密度を高くする
という作用を生じさせる。基板13の表面に形成された
下地層が例えばTiN、Ta、TaNである場合にも核
発生密度は高められる。
【0018】図2は、添加剤の添加量(添加割合)と成
膜速度の関係を示すグラフである。このグラフで明らか
なように、添加量が0.1mol%より小さくなると、
添加の効果がまったく見出されないことが確認されてい
る。また添加量が、20mol%より大きくなると、成
膜速度の減少が起こり、Cu(hfac)(atms)
が持つ高速成膜の有効な特徴に影響が出始める。従っ
て、上記の添加剤の添加割合は0.1〜20mol%の
範囲内に含まれることが好ましい。
【0019】添加剤の好ましい添加例としては、2−b
utyneを14.2mol%添加すること(第1
例)、あるいは2−butyneを1.4mol%添加
しかつ3−Hexを8.7mol%添加すること(第2
例)である。
【0020】かかる液体原料21を収容する原料容器2
0には配管22によってHe(ヘリウム)ガスが供給さ
れる。液体原料21にはHeガスによる圧力が加えられ
ている。液体原料21はこの圧力により液体配管23へ
押し出される。
【0021】液体配管23は原料容器20と気化器24
を接続しており、その途中には液体流量制御器25が設
けられている。原料容器20から気化器24に供給され
る液体原料21は、液体流量制御器25によってその供
給量が制御される。気化器24に供給された液体原料
は、気化器24で気化され、H2 (水素)ガスやAr
(アルゴン)ガス等のキャリアガスと共に、原料ガスと
して配管26を通して前述の調整管15内へ供給され
る。このようにして、上記液体原料21は、気体状態で
調整管15を介して反応室11内に導入される。
【0022】次に、上記装置で本発明によるCu−CV
Dプロセス用原料によって形成されるCu膜について説
明する。原料21としては、具体的に、前述の第1例ま
たは第2例を使用してCu−CVDプロセスによって反
応室11内で基板13の表面にCu膜を堆積する。成膜
条件は、標準条件(成膜圧力:20Torr、キャリアガス
(H2 )の流量:300sccm、成膜温度:195℃、液
体原料の流量(流量計表示値):0.4g/min )で行っ
た。
【0023】その結果、原料の主要素としてCu(hf
ac)(atms)を使用することから、従来と同様、
比抵抗としては成膜温度によらずバルク並の低い比抵抗
1.8μΩ・cmを得ることができた。成膜速度も40
0nm/min以上の高い成膜速度を実現でき、不純物
濃度も低く、さらに良好な埋込み特性を実現することが
できた。さらに、特に、Cu(hfac)(atms)
に対して前述の添加剤を所定の添加割合で添加したこと
から、Cu(hfac)(atms)に起因するCu膜
成長の初期段階における核発生密度が低くなる欠点はな
くなり、下地がTiN、Ta、TaNであるとしても安
定して良好な鏡面膜を得ることができた。参考として、
添加剤を使用したCu膜成長の初期段階の核形成状態の
SEM写真を図3に示し、添加剤を使用しないCu膜成
長の初期段階の核形成状態のSEM写真を図4に示す。
添加剤は2butyne、14.2mol%(第1例)
で、成膜条件は前述の標準条件に含まれるものである。
またスパッタにより形成されたTiN膜の上に成長させ
たCu膜に関するものである。添加剤が使用されないC
u膜の成長では、初期段階で、局所的に異常に大きく成
長した島状の核と、明らかに形状の異なる顆粒状の二次
的な核とが混在した状態でTiN膜の表面を覆ってしま
っているため、均一で緻密なCu膜の形成までに至らな
い。これに対して、添加剤が使用されるCu膜の成長で
は、初期段階で、TiN膜の表面全般に均一で密度の高
い核を形成させるために、連続的な堆積を繰り返し、良
好なCu膜に成長している状態が確認される。
【0024】
【発明の効果】以上の説明で明らかなよう本発明によれ
ば、基板の表面にCu−CVDプロセスでCu膜を形成
する場合に原料としてCu(hfac)(atms)の
液体原料を用いるとき、核発生添加剤を加えるようにし
たため、Cu膜の初期成長段階で核発生密度を高めるこ
とができ、成膜速度を低減させることなく、良好な鏡面
膜を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るCu−CVDプロセス原料を使
用する装置の一例を示す構成図である。
【図2】 本発明に係るCu−CVDプロセス用原料を
使用して形成されたCu膜の成膜速度と添加剤の添加量
の関係を示すグラフである。
【図3】 添加剤を使用して成長させた初期段階のCu
薄膜を表す写真である。
【図4】 添加剤を使用しないで成長させた初期段階の
Cu薄膜を表す写真である。
【符号の説明】
11 反応室 12 基板ホルダ 13 基板 15 調整管 16 加熱機構 20 原料容器 21 液体原料 23 液体配管 26 配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 明子 東京都府中市四谷5丁目8番1号 アネル バ株式会社内 (72)発明者 張 敏娟 東京都府中市四谷5丁目8番1号 アネル バ株式会社内 (72)発明者 江上 明宏 東京都府中市四谷5丁目8番1号 アネル バ株式会社内 (72)発明者 斎 篤 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番 三菱マ テリアル株式会社総合研究所内 (72)発明者 小木 勝実 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番 三菱マ テリアル株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 4K030 AA11 AA16 AA17 AA24 BA01 EA01 EA05 JA06 LA15 LA18 4M104 BB17 BB30 BB32 DD44 DD45 FF17 FF18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Cu(hfac)(atms)に対し
    て、添加剤として、2−butyne、tmvs、3−
    Hex、1,5−CODのうちのいずれかを添加して作
    られる液体原料であって、気化されて反応室内に導入さ
    れ、この反応室内で加熱状態で配置された基板の表面に
    CVD法によりCu膜を形成するのに使用されるCu−
    CVDプロセス用原料。
  2. 【請求項2】 前記添加剤の添加割合は0.1〜20m
    ol%の範囲内に含まれることを特徴とする請求項1記
    載のCu−CVDプロセス用原料。
JP11052169A 1999-03-01 1999-03-01 Cu−CVDプロセス用原料 Pending JP2000248361A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004214622A (ja) * 2002-11-14 2004-07-29 Applied Materials Inc ハイブリッド化学処理装置及び方法
WO2006101130A1 (ja) * 2005-03-23 2006-09-28 Tokyo Electron Limited 成膜装置及び成膜方法

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