JP2000248909A - ガス化複合発電プラント - Google Patents

ガス化複合発電プラント

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JP2000248909A
JP2000248909A JP5182199A JP5182199A JP2000248909A JP 2000248909 A JP2000248909 A JP 2000248909A JP 5182199 A JP5182199 A JP 5182199A JP 5182199 A JP5182199 A JP 5182199A JP 2000248909 A JP2000248909 A JP 2000248909A
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plant
pressure
supply pipe
gasification
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JP5182199A
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Yasuhisa Tanaka
泰久 田中
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Toshiba Corp
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    • Y02E20/18Integrated gasification combined cycle [IGCC], e.g. combined with carbon capture and storage [CCS]

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Abstract

(57)【要約】 【課題】部分負荷運転時でも高い圧力、温度の蒸気をガ
ス化プラントに供給できるように図ったガス化複合発電
プラントを提供する。 【解決手段】本発明に係るガス化複合発電プラントは、
高圧蒸気供給管43からバイパスし、抽気蒸気供給管5
3の減温器57の入口側に接続する蒸気バイパス供給管
62を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス化複合発電プ
ラントに係り、特に、蒸気タービンから抽気した抽気蒸
気をガス化プラントに供給する際、部分負荷運転時、そ
の抽気蒸気の圧力、温度が低下しても、他の系統からの
高圧、高温の蒸気をガス化プラントに供給させるガス化
複合発電プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の火力発電プラントは、LNG(天
然ガス)燃料の見直しの一環として石炭や残渣油をガス
化し、ガス化プラントから生成したガス燃料をガスター
ビンプラントと蒸気タービンプラントとを組み合わせた
複合発電プラントに供給するものが開発されており、、
その構成として図6に示すものがある。
【0003】ガス化プラントは、ガス化炉2とガス精製
部3とを備え、ガス化炉2で石炭や残渣油等を粗ガス燃
料にし、その粗ガス燃料をガス精製部3でガス燃料にし
て複合発電プラント4に供給している。
【0004】複合発電プラント4は、ガスタービンプラ
ント5に蒸気タービンプラント6および排熱回収ボイラ
7を組み合わせて構成されている。
【0005】ガスタービンプラント1は、空気圧縮機
8、ガスタービン燃焼器9、ガスタービン10を備え、
空気圧縮機8で吸込んだ空気(大気)を圧縮して高圧化
し、高圧空気をガス化プラント1からのガス燃料ととも
にガスタービン燃焼器9に供給し、ここで燃焼ガスを生
成し、生成した燃料ガスをガスタービン駆動ガスとして
ガスタービン10で膨張仕事をさせ、膨張仕事を終えた
ガスタービン駆動ガスの排ガスEGを蒸気発生の加熱源
として排熱回収ボイラ7に供給している。
【0006】排熱回収ボイラ7は、過熱器11、節炭器
12や蒸気ドラムを備えた蒸発器等数多くの管路状の熱
交換器を収容し、ガスタービン10から供給された排ガ
スEGを熱源として蒸気を発生させている。
【0007】また、排熱回収ボイラ7は、過熱器11と
節炭器12との間からバイパスさせた高圧、高温蒸気を
ガス化プラント1に供給する高圧蒸気供給管13を備え
ている。この高圧蒸気供給管13は、減温器14、圧力
調節弁15、流量調節弁16、高圧蒸気止め弁17、圧
力計18、温度計19を高圧、高温蒸気の流れにそって
順次設け、過熱器11と節炭器12との間からバイパス
させた高圧、高温蒸気を減温器14で調節弁20から供
給された冷却水CWに混合させ、ガス化プラント1に必
要な温度に調整した後、圧力調節弁15で圧力調整し、
さらに流量調節弁16で流量調整した後、ガス化プラン
ト1に供給している。なお、圧力計18は、高圧蒸気供
給管13を流れる高圧高温蒸気の圧力が予め定められた
圧力に対して増減していると、その偏差に基づいて圧力
調節弁15の弁体を開閉させるようになっている。ま
た、温度計19は、高圧蒸気供給管13を流れる高圧高
温上記の温度が予め定められた温度に対して増減してい
ると、その偏差に基づいて調節弁20の弁体を開閉させ
るようになっている。
【0008】一方、蒸気タービンプラント6は、ガスタ
ービンプラント5に軸直結した蒸気タービン21と発電
機22とを備えるとともに、蒸気タービン21の中間段
落から抽気した抽気蒸気をガス化プラント1に供給する
抽気蒸気供給管23を備えている。
【0009】この抽気蒸気供給管23は、圧力調節弁2
4、蒸気止め弁25、減温器26、流量調節弁27、圧
力計28、温度計29を抽気蒸気の流れに沿って順次設
け、蒸気タービン21の中間段落から抽気した抽気蒸気
を圧力調節弁24、蒸気止め弁25を介して減温器26
に供給し、ここで調節弁30から供給された冷却水CW
と混合させ、ガス化プラント1に必要な温度に調整した
後、流量調節弁27を介してガス化プラント1に供給し
ている。なお、圧力計28は、抽気蒸気供給管23を流
れる抽気蒸気の圧力が予め定められた圧力に対して増減
していると、その偏差に基づいて圧力調節弁24の弁体
を開閉させるようになっている。また、温度計29は、
抽気蒸気供給管23を流れる抽気蒸気の温度が予め定め
られた温度に対して増減していると、その偏差に基づい
て調節弁30の弁体を開閉させるようになっている。
【0010】このように、従来のガス化複合発電プラン
トでは、排熱回収ボイラ7から抽気した抽気蒸気や蒸気
タービン21の中間段落から抽気した抽気蒸気をガス化
プラント1の石炭または残渣油のガス燃料化に有効活用
を図っていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】石炭または残渣油のガ
ス燃料化にあたり、排熱回収ボイラ7からの抽気蒸気や
蒸気タービン21からの抽気蒸気をガス化プラント1に
供給することは、エネルギの有効活用の一環にはなって
いるものの、それでもいくつかの問題点があり、その問
題点の一つとして部分負荷運転がある。
【0012】従来、ガス化プラント1は石炭または残渣
油をガス燃料化する場合、ガス燃料の精製に必要な蒸気
圧力を20ata 以上に維持させておく必要があるが、複
合発電プラント4が部分負荷運転に入ると、図7に示す
ように、蒸気タービン21からガス化プラント1に供給
される抽気蒸気の圧力が負荷約55%から必要圧力20
ata を下回ることがあり、ガス燃料の精製上、支障をき
たすことがあった。
【0013】また、複合発電プラント4が部分負荷運転
に入ると、蒸気タービン21からガス化プラント1に供
給される抽気蒸気の温度は、図8に示されるように、負
荷約15%のとき250℃以上を確保できなくなり、ガ
ス燃料の精製上、支障をきたすことがあった。
【0014】本発明は、このような事情に基づいて成さ
れたもので、部分負荷運転時でも高い圧力、温度に維持
させた蒸気をガス化プラントに供給できるように図った
ガス化複合発電プラントを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガス化複合
発電プラントは、上記目的を達成するために、請求項1
に記載したように、ガス化プラントにガスタービンプラ
ント、蒸気タービンプラントおよび排熱回収ボイラを組
み合わせ、上記排熱回収ボイラからの蒸気を上記ガス化
プラントに供給する高圧蒸気供給管と、上記蒸気タービ
ンプラントの蒸気タービンからの抽気蒸気を上記ガス化
プラントに供給する抽気蒸気供給管とを備えたガス化複
合発電プラントにおいて、上記高圧蒸気供給管からバイ
パス、上記抽気蒸気供給管の減温器の入口側に接続する
蒸気バイパス供給管を備えたものである。
【0016】本発明に係るガス化複合発電プラントは、
上記目的を達成するために、請求項2に記載したよう
に、ガス化プラントにガスタービンプラント、蒸気ター
ビンプラントおよび排熱回収ボイラを組み合わせ、上記
排熱回収ボイラからの蒸気を上記ガス化プラントに供給
する高圧蒸気供給管と、上記蒸気タービンプラントの蒸
気タービンからの抽気蒸気を上記ガス化プラントに供給
する抽気蒸気供給管とを備えたガス化複合発電プラント
において、上記高圧蒸気供給管からバイパス、上記抽気
蒸気供給管の減温器の入口側に接続する蒸気バイパス供
給管と、上記蒸気タービンの抽気蒸気の圧力が上記ガス
化プラントの必要とする蒸気圧力よりも上回ったとき上
記抽気蒸気供給管に設け蒸気止め弁を開弁させる一方、
上記蒸気タービンの抽気蒸気の圧力が上記ガス化プラン
トの必要とする蒸気圧力よりも下回ったとき、上記蒸気
バイパス供給管に設けた蒸気止め弁を開弁させる圧力判
定器とを備えたものである。
【0017】本発明に係るガス化複合発電プラントは、
上記目的を達成するために、請求項3に記載したよう
に、圧力判定器は、抽気蒸気供給管を流れる抽気蒸気の
圧力を検出する抽気蒸気圧力検出器の検出信号に基づい
て演算し、上記抽気蒸気供給管の蒸気止め弁および蒸気
バイパス供給管の蒸気止め弁のいずれか一方を開弁させ
るものである。
【0018】本発明に係るガス化複合発電プラントは、
上記目的を達成するために、請求項4に記載したよう
に、ガス化プラントにガスタービンプラント、蒸気ター
ビンプラントおよび排熱回収ボイラを組み合わせ、上記
排熱回収ボイラからの蒸気を上記ガス化プラントに供給
する高圧蒸気供給管と、上記蒸気タービンプラントの蒸
気タービンからの抽気蒸気を上記ガス化プラントに供給
する抽気蒸気供給管とを備えたガス化複合発電プラント
において、上記高圧蒸気供給管からバイパス、上記抽気
蒸気供給管の減温器の入口側に接続する蒸気バイパス供
給管と、上記蒸気タービンの抽気蒸気の温度が上記ガス
化プラントの必要とする蒸気温度よりも上回ったとき上
記抽気蒸気供給管に設け蒸気止め弁を開弁させる一方、
上記蒸気タービンの抽気蒸気の温度が上記ガス化プラン
トの必要とする蒸気温度よりも下回ったとき、上記蒸気
バイパス供給管に設けた蒸気止め弁を開弁させる温度判
定器とを備えたものである。
【0019】本発明に係るガス化複合発電プラントは、
上記目的を達成するために、請求項5に記載したよう
に、温度判定器は、抽気蒸気供給管を流れる抽気蒸気の
温度を検出する抽気蒸気温度検出器の検出信号に基づい
て演算し、上記抽気蒸気供給管の蒸気止め弁および蒸気
バイパス供給管の蒸気止め弁のいずれか一方を開弁させ
るものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガス化複合発
電プラントの実施形態を図面および図中に付した符号を
引用して説明する。
【0021】図1は、本発明に係るガス化複合発電プラ
ントの第1実施形態を示す概略系統図である。
【0022】本実施形態に係るガス化複合発電プラント
は、ガス化プラント31に複合発電プラント32を組み
合わせて構成される。
【0023】ガス化プラント31は、ガス化炉33とガ
ス精製部34とを備え、ガス化炉33で石炭や残渣油等
を粗ガス燃料にし、その粗ガス燃料をガス精製部34で
ガス燃料にして複合発電プラント32のガスタービン燃
焼器35に供給している。
【0024】複合発電プラント32は、ガスタービンプ
ラント36に蒸気タービンプラント37を軸直結させる
とともに、排熱回収ボイラ38を別置きに配置させてい
る。
【0025】ガスタービンプラント36は、空気圧縮機
38、ガスタービン燃焼器35、ガスタービン40を備
え、空気圧縮機38で吸込んだ空気(大気)を圧縮して
高圧化し、高圧空気をガス化プラント31からのガス燃
料とともにガスタービン燃焼器35に供給し、ここで燃
料ガスを生成し、生成したガス燃料とともにガスタービ
ン駆動ガスとしてガスタービン40で膨張仕事をさせ、
膨張仕事を終えたガスタービン駆動ガスの排ガスEGを
蒸気発生の加熱源として排熱回収ボイラ38に供給して
いる。
【0026】排熱回収ボイラ38は過熱器41、節炭器
43等多くの熱交換器を収容し、ガスタービン40から
供給された排ガスEGを熱源として蒸気を発生させてい
る。
【0027】また、排熱回収ボイラ38は、過熱器41
と節炭器42との間からバイパスさせた高圧高温の抽気
蒸気をガス化プラント31に供給する高圧蒸気供給管4
3を備えている。この高圧蒸気供給管43は、減温器4
4、圧力調節弁45、流量調節弁46、高圧蒸気止め弁
47、圧力計48、温度計49を高圧高温蒸気の流れに
沿って順次設け、過熱器41と節炭器42との間からバ
イパスさせた高圧、高温の抽気蒸気を減温器44で調節
弁50から供給された冷却水CWに混合させ、ガス化プ
ラント31に必要な温度に調整した後、圧力計48の圧
力信号に基づいて圧力調節弁45で圧力調整し、さらに
流量調節弁46で流量調整した後、ガス化プラント31
に供給している。なお、圧力計48は、高圧蒸気供給管
43を流れる高圧高温蒸気の圧力が予め定められた圧力
に対して増減していると、その偏差に基づいて圧力調節
弁45の弁体を開閉させるようになっている。また、温
度計49は、高圧蒸気供給管43を流れる高圧高温蒸気
の温度が予め定められた温度に対して増減していると、
その偏差に基づいて調節弁50の弁体を開閉させるよう
になっている。
【0028】また、蒸気タービンプラント37は、ガス
タービンプラント36に軸直結した蒸気タービン51と
発電機52とを備えるとともに、蒸気タービン51の中
間段落から抽気した抽気蒸気をガス化プラント31に供
給する抽気蒸気供給管53を備えている。
【0029】この抽気蒸気供給管53は、圧力調節弁5
4、蒸気止め弁55、逆止弁56、減温器57、流量調
節弁58、圧力計59、温度計60を抽気長期の流れに
沿って順次設け、蒸気タービン51の中間段落から抽気
した抽気蒸気を圧力調節弁54、蒸気止め弁55、逆止
弁56を介して減温器57に供給し、ここで調節弁61
から供給された冷却水CWと混合させ、ガス化プラント
31に必要な温度に調整した後、流量調節弁58を介し
てガス化プラント31に供給している。なお、圧力計5
9は、抽気蒸気供給管53を流れる抽気蒸気の圧力が予
め定められた圧力に対して増減していると、ぞの偏差に
基づいて圧力調節弁54の弁体を開閉させるようになっ
ている。また温度計60は、抽気蒸気供給管53を流れ
る抽気蒸気の温度が予め定められた温度に対して増減し
ていると、その偏差に基づいて調節弁61を開閉させる
ようになっている。
【0030】一方、高圧蒸気供給管43は、圧力調節弁
45の入口側からバイパスし、抽気蒸気供給管53の減
温器57の入口側に接続する蒸気バイパス供給管62を
備えている。この蒸気バイパス供給管62は、高圧高温
蒸気の流れに沿って順に、圧力調節弁63、流量調節弁
64、蒸気止め弁65、逆止弁66を介装させている。
なお、圧力調節弁63は、蒸気バイパス供給管62を流
れる高圧高温蒸気の圧力が予め定められた圧力に対し、
増減していると、圧力計59の信号により弁体が開閉さ
れる。
【0031】次に作用を説明する。
【0032】定格運転時、蒸気タービン51の中間段落
から抽気される抽気蒸気の圧力、温度が高くなっている
ので、複合発電プラント32は、抽気蒸気供給管53の
蒸気止め弁55を開弁させ、蒸気タービン51の中間段
落からの抽気蒸気を圧力計59の信号に基づいて圧力調
節弁54で圧力調整し、減温器57でガス化プラント3
1に必要な温度に調整し、さらに流量調節弁58で流量
調整した後、ガス化プラント31のガス燃料の精製に供
給する。
【0033】一方、複合発電プラント32が部分負荷運
転に入ると、蒸気タービン51の中間段落における抽気
蒸気の圧力、温度は低くなる。このとき、複合発電プラ
ント32は、抽気蒸気供給管53の蒸気止め弁55を閉
弁させ、代って蒸気バイパス供給管62の蒸気止め弁6
5を開弁させ、高圧蒸気供給管43からの高圧高温蒸気
を圧力計59の信号に基づいて圧力調節弁63で圧力調
整し、流量調節弁64で流量調整し、さらに減温器57
で減温し、再び流量調節弁58で流量制御した後、ガス
化プラント31に供給する。
【0034】このように、本実施形態は部分負荷運転の
際、蒸気タービン51の中間段落から抽気した抽気蒸気
のガス化プラント31への供給に代え、高圧蒸気供給管
43をバイパスさせた蒸気バイパスの供給管62からの
高圧高温蒸気をガス化プラント31に供給するので、図
4に示すように、ガス化プラント31が必要とする蒸気
の圧力を確実に確保することができ、また、図5に示す
ように、ガス化プラント31が必要とする蒸気の温度を
確実に確保することができる。
【0035】したがって、本実施形態によれば、排熱回
収ボイラ38の加熱器41の入口側から抽気した高圧高
温蒸気をガス化プラント31に供給する高圧蒸気供給管
43の途中からバイパスした、圧力調節弁63、流量調
節弁58、64、蒸気止め弁65、減温器57等を介装
させた蒸気バイパス供給管62をガス化プラント31に
接続し、排熱回収ボイラ38からの抽気した高圧高温蒸
気を適圧、適温に調整してガス化プラント31に供給し
たので、部分負荷運転時であってもガス化プラント31
のガス燃料の精製に必要な圧力、温度の蒸気を確実に供
給することができ、ガス化プラントの安定したガス燃料
の精製に寄与することができる。
【0036】図2は、本発明に係るガス化複合発電プラ
ントの第2実施形態を示す概略系統図である。なお、第
1実施形態の構成部分と同一部分には同一符号を付し、
重複説明を省略する。
【0037】本実施形態に係るガス化複合発電プラント
は、蒸気タービン51の中間段落から抽気した抽気蒸気
をガス化プラント31に供給する抽気蒸気供給管53の
入口側に設けた抽気蒸気圧力検出器67と、抽気蒸気圧
力検出器67から検出した圧力信号とガス化プラント3
1から指令され、ガス燃料の精製に必要な蒸気の圧力信
号とを突き合わせて演算し、実抽気蒸気圧力信号の方が
指令圧力信号を上回るとき、抽気蒸気供給管53の蒸気
止め弁55を開弁させる一方、指令圧力信号の方が実抽
気蒸気圧力信号を上回るとき、蒸気バイパス供給管62
の蒸気止め弁65を開弁させる圧力判定器68とを備え
たものである。
【0038】このように、本実施形態は、蒸気タービン
51の中間段落から抽気した実抽気蒸気の圧力の方がガ
ス化プラント31が必要とする圧力を上回っていると
き、蒸気タービン51の抽気蒸気をガス化プラント31
に供給する抽気蒸気供給管53の蒸気止め弁55を開弁
させる一方、蒸気タービン51の実抽気蒸気の圧力の方
がガス化プラント31が必要とする圧力を下回っている
とき、高圧蒸気供給管43からの高圧高温の蒸気をガス
化プラント31に供給する蒸気バイパス供給管62の蒸
気止め弁65を開弁させる圧力判定器68を備えたの
で、ガス化プラント31のガス燃料の精製に必要な圧力
の蒸気を確実に供給することができ、ガス化プラントの
安定したガス燃料の精製に寄与することができる。
【0039】図3は、本発明に係るガス化複合発電プラ
ントの第3実施形態を示す概略系統図である。なお、第
1実施形態の構成部分と同一部分には同一符号を付し、
重複説明を省略する。
【0040】本実施形態に係るガス化複合発電プラント
は、蒸気タービン51の中間段落から抽気した抽気蒸気
をガス化プラント31に供給する抽気蒸気供給管53の
入口側に設けた抽気蒸気温度検出器69と、抽気蒸気温
度検出器69から検出した温度信号とガス化プラント3
1から指令され、ガス燃料の精製に必要な蒸気の温度信
号とを突き合わせて演算し、実抽気蒸気温度信号の方が
指令温度信号を上回るとき、抽気蒸気供給管53の蒸気
止め弁55を開弁させる一方、指令温度信号の方が実抽
気蒸気温度信号を上回るとき、蒸気バイパス供給管62
の蒸気止め弁65を開弁させる温度判定器70とを備え
たものである。
【0041】このように、本実施形態は、蒸気タービン
51の中間段落から抽気した実抽気蒸気の温度のほうが
ガス化プラント31が必要とする温度を上回っていると
き、蒸気タービン51の抽気蒸気をガス化プラント31
に供給する抽気蒸気供給管53の蒸気止め弁55を開弁
させる一方、蒸気タービン51の実抽気蒸気の温度のほ
うがガス化プラント31が必要とする温度を下回ってい
るとき、高圧蒸気供給管43からの高圧高温の蒸気をガ
ス化プラント31に供給する蒸気バイパス供給管62の
蒸気止め弁65を開弁させる温度判定器70を備えたの
で、ガス化プラント31のガス燃料の精製に必要な温度
の蒸気を確実に供給することができ、ガス化プラントの
安定したガス燃料の精製に寄与することができる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係るガス
化複合発電プラントは、蒸気タービンの中間段落から抽
気した抽気蒸気をガス化プラントに供給する際、抽気蒸
気の圧力がガス化プラントのガス燃料の精製に必要な圧
力よりも下回ったとき、高圧蒸気供給管からバイパスさ
せ、排熱回収ボイラからの高圧高温の蒸気を適圧、適温
に調整したガス化プラントに供給する蒸気バイパス供給
系を備えたので、部分負荷運転等、蒸気タービンからの
抽気蒸気の圧力がさがっても高圧の蒸気を確実にガス化
プラントに供給することができ、ガス化プラントに良質
のガス燃料を精製させることができる。
【0043】また、本発明に係るガス化複合発電プラン
トは、蒸気タービンの中間段落から抽気した抽気蒸気を
ガス化プラントに供給する際、抽気蒸気の圧力および温
度のうち、いずれか一方がガス化プラントのガス燃料の
精製に必要な圧力および温度のうち、いずれか一方より
も下回ったとき、高圧蒸気供給管からバイパスさせた蒸
気バイパス供給管の蒸気止め弁を開弁させ、高圧蒸気供
給管からの蒸気を適圧、適温にしてガス化プラントに供
給する圧力制御系および温度制御系のうち、いずれか一
方を備えたので、ガス化プラントに安定した蒸気を供給
して良質のガス燃料を精製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス化複合発電プラントの第1実
施形態を示す概略系統図。
【図2】本発明に係るガス化複合発電プラントの第2実
施形態を示す概略系統図。
【図3】本発明に係るガス化複合発電プラントの第3実
施形態を示す概略系統図。
【図4】本発明に係るガス化複合発電プラントにおい
て、ガス化プラントに供給される蒸気圧力とガス化プラ
ントが必要とする蒸気圧力とを示した蒸気圧力分布線
図。
【図5】本発明に係るガス化複合発電プラントにおい
て、ガス化プラントに供給される蒸気温度とガス化プラ
ントが必要とする蒸気温度とを示した蒸気温度分布線
図。
【図6】従来のガス化複合発電プラントを示す概略系統
図。
【図7】従来のガス化複合発電プラントにおいて、排熱
回収ボイラおよび蒸気タービンのそれぞれからからガス
化プラントに供給される蒸気圧力と、ガス化プラントが
必要とする蒸気圧力とを示した蒸気圧力分布線図。
【図8】従来のガス化複合発電プラントにおいて、排熱
回収ボイラおよび蒸気タービンのそれぞれからガス化プ
ラントに供給される蒸気温度と、ガス化プラントが必要
とする蒸気温度とを示した蒸気温度分布線図。
【符号の説明】
1 ガス化プラント 2 ガス化炉 3 ガス精製部 4 複合発電プラント 5 ガスタービンプラント 6 蒸気タービンプラント 7 排熱回収ボイラ 8 空気圧縮機 9 ガスタービン燃焼器 10 ガスタービン 11 過熱器 12 節炭器 13 高圧蒸気供給管 14 減温器 15 圧力調節弁 16 流量調節弁 17 高圧蒸気止め弁 18 圧力計 19 温度計 20 調節弁 21 蒸気タービン 22 発電機 23 抽気蒸気供給管 24 圧力調節弁 25 蒸気止め弁 26 減温器 27 流量調節弁 28 圧力計 29 温度計 30 調節弁 31 ガス化プラント 32 複合発電プラント 33 ガス化炉 34 ガス精製部 35 ガスタービン燃焼器 36 ガスタービンプラント 37 蒸気タービンプラント 38 排熱回収ボイラ 39 空気圧縮機 40 ガスタービン 41 過熱器 42 節炭器 43 高圧蒸気供給管 44 減温器 45 圧力調節弁 46 流量調節弁 47 高圧蒸気止め弁 48 圧力計 49 温度計 50 調節弁 51 蒸気タービン 52 発電機 53 抽気蒸気供給管 54 圧力調節弁 55 蒸気止め弁 56 逆止弁 57 減温器 58 流量調節弁 59 圧力計 60 温度計 61 調節弁 62 蒸気バイパス供給管 63 圧力調節弁 64 流量調節弁 65 蒸気止め弁 66 逆止弁 67 抽気蒸気圧力検出器 68 圧力判定器 69 抽気蒸気温度検出器 70 温度判定器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス化プラントにガスタービンプラン
    ト、蒸気タービンプラントおよび排熱回収ボイラを組み
    合わせ、上記排熱回収ボイラからの蒸気を上記ガス化プ
    ラントに供給する高圧蒸気供給管と、上記蒸気タービン
    プラントの蒸気タービンからの抽気蒸気を上記ガス化プ
    ラントに供給する抽気蒸気供給管とを備えたガス化複合
    発電プラントにおいて、上記高圧蒸気供給管からバイパ
    スし、上記抽気蒸気供給管の減温器の入口側に接続する
    蒸気バイパス供給管を備えたことを特徴とするガス化複
    合発電プラント。
  2. 【請求項2】 ガス化プラントにガスタービンプラン
    ト、蒸気タービンプラントおよび排熱回収ボイラを組み
    合わせ、上記排熱回収ボイラからの蒸気を上記ガス化プ
    ラントに供給する高圧蒸気供給管と、上記蒸気タービン
    プラントの蒸気タービンからの抽気蒸気を上記ガス化プ
    ラントに供給する抽気蒸気供給管とを備えたガス化複合
    発電プラントにおいて、上記高圧蒸気供給管からバイパ
    スし、上記抽気蒸気供給管の減温器の入口側に接続する
    蒸気バイパス供給管と、上記蒸気タービンの抽気蒸気の
    圧力が上記ガス化プラントの必要とする蒸気圧力よりも
    上回ったとき上記抽気蒸気供給管に設け蒸気止め弁を開
    弁させる一方、上記蒸気タービンの抽気蒸気の圧力が上
    記ガス化プラントの必要とする蒸気圧力よりも下回った
    とき、上記蒸気バイパス供給管に設けた蒸気止め弁を開
    弁させる圧力判定器とを備えたことを特徴とするガス化
    複合発電プラント。
  3. 【請求項3】 圧力判定器は、抽気蒸気供給管を流れる
    抽気蒸気の圧力を検出する抽気蒸気圧力検出器の検出信
    号に基づいて演算し、上記抽気蒸気供給管の蒸気止め弁
    および蒸気バイパス供給管の蒸気止め弁のいずれか一方
    を開弁させることを特徴とする請求項2に記載のガス化
    複合発電プラント。
  4. 【請求項4】 ガス化プラントにガスタービンプラン
    ト、蒸気タービンプラントおよび排熱回収ボイラを組み
    合わせ、上記排熱回収ボイラからの蒸気を上記ガス化プ
    ラントに供給する高圧蒸気供給管と、上記蒸気タービン
    プラントの蒸気タービンからの抽気蒸気を上記ガス化プ
    ラントに供給する抽気蒸気供給管とを備えたガス化複合
    発電プラントにおいて、上記高圧蒸気供給管からバイパ
    スし、上記抽気蒸気供給管の減温器の入口側に接続する
    蒸気バイパス供給管と、上記蒸気タービンの抽気蒸気の
    温度が上記ガス化プラントの必要とする蒸気温度よりも
    上回ったとき上記抽気蒸気供給管に設け蒸気止め弁を開
    弁させる一方、上記蒸気タービンの抽気蒸気の温度が上
    記ガス化プラントの必要とする蒸気温度よりも下回った
    とき、上記蒸気バイパス供給管に設けた蒸気止め弁を開
    弁させる温度判定器とを備えたことを特徴とするガス化
    複合発電プラント。
  5. 【請求項5】 温度判定器は、抽気蒸気供給管を流れる
    抽気蒸気の温度を検出する抽気蒸気温度検出器の検出信
    号に基づいて演算し、上記抽気蒸気供給管の蒸気止め弁
    および蒸気バイパス供給管の蒸気止め弁のいずれか一方
    を開弁させることを特徴とする請求項4に記載のガス化
    複合発電プラント。
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