JP2000249235A - ロータリーバルブ - Google Patents

ロータリーバルブ

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JP2000249235A
JP2000249235A JP11052721A JP5272199A JP2000249235A JP 2000249235 A JP2000249235 A JP 2000249235A JP 11052721 A JP11052721 A JP 11052721A JP 5272199 A JP5272199 A JP 5272199A JP 2000249235 A JP2000249235 A JP 2000249235A
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清弘 日沖
Mitsuyoshi Kaseda
光義 加世田
Masatoshi Takenaka
正俊 竹中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな操作力によって滑らかな開閉を行うこ
とができるとともに、液漏れや外部からの空気の混入な
ど防ぐことを可能にする。 【解決手段】 ケーシング本体2内には外部から回転可
能な回転軸3が垂直に配設される、前記ケーシング本体
内の上下部には液体流入室15、21が設けられ、前記
回転軸には周面の縦方向に前記液体流入室に連通する少
なくとも二つの液体流路36が形成され、前記ケーシン
グ本体の側面には前記液体流路に連通する液体流入用配
管の取付口19と液体排出用配管の取付口19とが形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロータリーバルブ、
詳しくは小さな操作力によって滑らかな開閉を行うこと
ができるロータリーバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロータリー方式のバルブとしては
種々のものが提案されており、例えばビルの給排水設備
や、工作機械、乗り物等における流体制御系統の配管に
取り付けられ実用に供されている。そして、このような
ロータリー方式のバルブとしては、ボールバルブ、スラ
イドバルブ、円筒バルブ等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上述のよう
なロータリー方式のバルブにあっては、バルブ開閉時に
大きな操作力が必要であるのに加え、シール不完全によ
る外部への液漏れや、外部から空気が混入する等の問題
点があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決し、特に小さな
操作力によって滑らかな開閉を行うことができるととも
に、液漏れや外部からの空気の混入など防ぐことができ
るロータリーバルブを提案することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明は、ケーシング本体内に
は外部から回転可能な回転軸が垂直に配設されるととも
に、前記ケーシング本体内の上下部には液体流入室が設
けられ、前記回転軸には縦方向に前記液体流入室に連通
する少なくとも二つの液体流路が形成される一方、前記
ケーシング本体の側面には前記液体流路に連通する液体
流入用配管の取付口と液体排出用配管の取付口とが形成
されていることを特徴とする。
【0006】また、請求項2の発明は、ケーシング本体
内には外部から回転可能に回転軸が垂直に配設されると
ともに、前記ケーシング本体内の上下部には液体流入室
が設けられ、前記回転軸には周面の横方向に貫通する液
体流路が形成される一方、前記ケーシング本体の側面に
は前記液体流路に対応する液体流入用配管の取付口と液
体排出用配管の取付口とが形成されていることを特徴と
する。
【0007】前記回転軸の縦方向に液体流入室に連通す
る液体流路が形成されたものであってもよい。
【0008】前記回転軸を回転させる手段として回転軸
にハンドル、モーター、サーボモーター、パルスモータ
ー、ロータリーソレノイド等の回転駆動源を取着したも
のであってもよい。
【0009】前記回転軸にロータリーエンコーダーを取
着したものであってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について説明する。
【0011】図1及び図3において、符号1は本発明に
係るロータリーバルブを示し、このロータリーバルブ1
はケーシング本体2と、このケーシング本体2内に収納
された回転軸3と、この回転軸3の上部に取り付けられ
ているハンドル4とによって主に構成されている。
【0012】ケーシング本体2は強化ガラス製の筒部材
6と、この筒部材6の下部に嵌合された金属製の軸ケー
ス部材7と、前記筒部材6の上部に嵌合された金属製の
上蓋部材8と、前記軸ケース部材7の下部に嵌合された
金属製の下蓋部材9とによって形成されるとともに、前
記上蓋部材8と下蓋部材9とは図1に示すようにその四
隅において固定部材10を介して連結固定されている。
また、前記各部材の嵌合された部分には液体の漏れを防
ぐためのOリング11が設けられている。
【0013】なお、前記筒部材6、軸ケース部材7、上
蓋部材8及び下蓋部材9の材質はこれに限るものではな
く、外の材質を用いたものであってもよい。
【0014】次に、上蓋部材8には垂直方向に液体を供
給するための給液孔14が貫通状態に穿設されるととも
に、この給液孔14は前記上蓋部材8と軸ケース部材7
との間の筒部材6内に形成された液体流入室15に連通
されている。また、前記給液孔14には栓16が取り外
し可能に螺着されている。
【0015】軸ケース部材7には中央の垂直方向に後述
する回転軸3が挿入される挿入孔18が貫通状態に穿設
されるとともに、側面には前記挿入孔18に貫通する取
付口19が十字状に穿設されている。ところで、十字状
に穿設された前記取付口19は使用の形態によって、例
えば一つに液体流入用配管(図示せず)を取り付け、外
の三つに液体排出用配管(図示せず)を取り付けたり、
或いは二つに液体流入用配管(図示せず)を取り付け、
外の二つに液体排出用配管(図示せず)を取り付けたり
する等のいろいろな場合がある。
【0016】なお、軸ケース部材7に設けられた取付口
19は必ずしも十字状に限るものではなく、例えば図5
(a)、(b)、(c)に示すように二つ、三つ、五つ
の取付口19を設けるようにしてもよい。
【0017】次に、軸ケース部材7と下蓋部材9との間
には液体流入室21が設けられている。すなわち、前記
軸ケース部材7の下部には凹部7aが設けられるととも
に、前記凹部7aの部分が前記液体流入室21として形
成されている。また、前記軸ケース部材7に穿設された
取付口19と前記液体流入室21とは軸ケース部材7に
垂直に穿設された異径の貫通孔22によって連係されて
いる。
【0018】貫通孔22の内部には逆止弁23が設けら
れるとともに、この逆止弁23はコイルバネ24とこの
コイルバネ24の下に配した剛球25とによって形成さ
れている。そして、前記貫通孔22の下部は中空螺子2
6が螺合され、且つ前記剛球25に密着されている。な
お、前記剛球25はコイルバネ24によって常に閉塞方
向に付勢されている。
【0019】次に、回転軸3は金属製で軸部3aと弁部
3bとによって形成されるとともに、前記軸部3aは上
蓋部材8の中央に設けた貫通孔29にその先部が外部に
突出状態に挿入されて軸受け30を介して軸支され、前
記弁部3bは軸ケース部材7の中央の垂直方向に貫通状
態に設けられた挿入孔18に挿入されている。また、前
記弁部3bの底部中央に突出された突出軸31は下蓋部
材9の中央に設けた凹部32に軸受け33を介して軸支
されている。これによって、ケーシング本体2内に回転
軸3を収納することができる。
【0020】なお、回転軸3の周面とこの回転軸3が挿
入される挿入孔18の周面との間には5〜10ミクロン
のクリアランスがあるのが好ましい。符号34は軸部3
aの周囲に設けたオイルシールを示す。
【0021】回転軸3には弁部3bの周面の縦方向に上
部の液体流入室15と下部の液体流入室21に連通する
四つの液体流路36が形成され、この四つの液体流路3
6は軸ケース部材7に設けられた取付口19に対応して
いる。なお、回転軸3に設けられた液体流路36は必ず
しも四つに限るものではなく、例えば図5(a)、
(b)、(c)に示すように一つ、三つ、五つの液体流
路36を設けるようにしてもよい。
【0022】次に、回転軸3は図1に示すように軸部3
aの上部にハンドル4が取り付けられるとともに、前記
ハンドル4には上蓋部材8の上部に突出されている前記
軸部3aに巻装されているバネ部材38の一端が当接さ
れ、このバネ部材の他端は前記上蓋部材8の後部よりに
固定されたブラケット部材39に当接されているので、
常に一方に付勢されている。符号40はハンドル4の動
作時におけるストッパー部材を示す。
【0023】なお、回転軸3の軸部3aにはハンドル4
に代えて、図6(a)、(b)、(c)に示すようにモ
ーター41、サーボモーター42、パルスモーター4
3、ロータリーソレノイド等の回転駆動源を取り付ける
ようにしてもよい。また、前記サーボモーター42、或
いはパルスモーター43とともにロータリーエンコーダ
ー44を取り付けてもよい。
【0024】ロータリーバルブ1は上述のように構成さ
れているので、その使用にあたっては、例えば軸ケース
部材7に設けられた二つの取付口19に液体流入用配管
(図示せず)を取り付け、外の二つの取付口19に液体
排出用配管(図示せず)を取り付けた状態で、回転軸3
の軸部3aの上部に取り付けられたハンドル4を回動
し、前記回転軸3の弁部3bの周面の縦方向に設けられ
た四つの液体流路36を所定の前記各取付口19対応さ
せる。
【0025】次に、この状態で二つの液体流入用配管
(図示せず)に導かれている液体(図示せず)は二つの
取付口19から弁部3bの二つの液体流路36を通り上
部の液体流入室15に流入して溜るとともに、一部は下
部の液体流入室21に流入して溜る。
【0026】一方、上部の液体流入室15に溜った液体
のうち必要量は弁部3bの外の二つの液体流路36を通
り外の二つの取付口19に取り付けられている液体排出
用配管(図示せず)を通って所定の場所に送られる。
【0027】上述のようにロータリーバルブ1によれ
ば、回転軸3の弁部3bは液体にしたされているので、
外部からの空気の吸い込みを防止することができるとと
もに、前記弁部3bの液体の漏れ防止用のOリング等の
シール材を必要としない。
【0028】また、液体流入用配管(図示せず)に混入
された空気は液体流入室15を通過して液体排出用配管
(図示せず)に導かれるので、混入した空気は前記液体
流入室15内で自然に上方に導かれ、液体排出用配管に
導く液体への空気の混入を防ぐことができる。
【0029】さらに、回転軸3の弁部3bの周面とこの
弁部3bのが挿入される軸ケース部材7に設けられた挿
入孔18の周面との間には微細なクリアランスがあり、
非接触になっているので、前記弁部3bを小さな操作力
によって滑らかな開閉を行うことができる。
【0030】さらにまた、軸ケース部材7に穿設された
取付口19と下部の液体流入室21とは異径の貫通孔2
2によって連係され、且つこの貫通孔22の内部には逆
止弁23が設けられているので、液体排出用配管側の取
付口19内が負圧になったときに前記逆止弁23が開い
て前記下部の液体流入室21内の液体が導かれこれを防
ぐことができる。
【0031】なお、ロータリーバルブ1は上部の液体流
入室15に外部に設けた貯留槽(図示せず)を接続して
前記液体流入室15が一杯になったときに前記貯留槽に
液体を導くように形成してもよい。
【0032】また、図4a、bに示すように軸ケース部
材7と回転軸3の弁部3bとの間に間座37を介在させ
て、この間座37に取付口19に対応する断面T字状の
貫通孔38を設けるようにしてもよい。これによって、
回転軸3の回転に対し液体の微量な流量を調整すること
ができる。
【0033】次に、図7はロータリーバルブ1の他の例
を示すもので、このロータリーバルブ1は回転軸3の弁
部3bの周面横方向に直交する十字状の液体流路47が
形成されたもので、十字状に形成された前記液体流路4
7は軸ケース部材7に設けられた四つの取付口19に対
応している。なお、回転軸3に設けられた液体流路47
は必ずしも四つに限るものではなく、例えば図8
(a)、(b)、(c)に示すように一つ、三つ、五つ
の液体流路47を設けるようにしてもよい。そしてこの
場合、軸ケース部材7には前記液体流路47に対応する
取付口19を設けるのが好ましい。また、同図(d)に
示すように回転軸3の弁部3bの周面の周方向と縦方向
とに設けるようにしてもよい。
【0034】この例においても前記と同様の効果を得る
ことができる。また、図1乃至図6と同符号は同部位を
示すものとし、その説明は省略する。
【0035】
【発明の効果】前記構成のように、請求項1の発明によ
れば、回転軸は上下部の液体流入室に流入されている液
体にしたされている状態であるから、この部においての
外部からの空気の吸い込みを防止することができる。ま
た、従来より可動部に液漏れシール材を装着しても完全
に漏れを防ぐことが難しかったが、本発明では液体の漏
れ防止用のOリング等のシール材の心配をするようなこ
とがないので構造を簡略化することができるのに加え、
弁部における摩擦がないので小さな操作力によって滑ら
かな開閉を行うことができる。さらに、途中において液
体中に混入された空気は上部の液体流入室内で自然に上
方に導かれ抜くことができる。
【0036】また、請求項2及び3の発明によれば、前
記請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0037】さらに、請求項4の発明によれば、回転軸
を回転させる手段として回転軸にハンドル、モーター、
サーボモーター、パルスモーター、ロータリーソレノイ
ド等の回転駆動源のうちの何れかを取着することによっ
て前記回転軸の動作を確実に行うことができる。
【0038】さらにまた、請求項5の発明によれば、回
転軸にロータリーエンコーダーを取着したことによっ
て、その制御を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロータリーバルブの斜視図
【図2】前記ロータリーバルブの平面図
【図3】前記ロータリーバルブの縦断面図
【図4】aは図3に示すロータリーバルブにおける軸ケ
ース部材の他の例を示す要部縦断面図、bは同図aの要
部正面図
【図5】a乃至cは回転軸に設けられた液体流路と軸ケ
ース部材に設けられた取付口との他の例を示す説明図
【図6】a乃至cは回転軸の軸部に取りつけられたハン
ドルに代えた他の例を示す説明図
【図7】前記ロータリーバルブの他の例を示す縦断面図
【図8】a乃至dは図7に示すロータリーバルブにおけ
る回転軸に設けられた液体流路と軸ケース部材に設けら
れた取付口との他の例を示す説明図
【符号の説明】
1 ロータリーバルブ 2 ケーシング本体 3 回転軸 15、21 液体流入室 19 取付口 36 液体流路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月13日(2000.3.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ロータリーバルブ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロータリーバルブ、
詳しくは小さな操作力によって滑らかな開閉を行うこと
ができるロータリーバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロータリー方式のバルブとしては
種々のものが提案されており、例えばビルの給排水設備
や、工作機械、乗り物等における流体制御系統の配管に
取り付けられ実用に供されている。そして、このような
ロータリー方式のバルブとしては、ボールバルブ、スラ
イドバルブ、円筒バルブ等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上述のよう
なロータリー方式のバルブにあっては、バルブ開閉時に
大きな操作力が必要であるのに加え、シール不完全によ
る外部への液漏れや、外部から空気が混入する等の問題
点があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決し、特に小さな
操作力によって滑らかな開閉を行うことができるととも
に、液漏れや外部からの空気の混入など防ぐことができ
るロータリーバルブを提案することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明は、ケーシング本体内に
は外部から回転可能な回転軸が垂直に配設されるととも
に、前記ケーシング本体内の上下部には液体流入室が設
けられ、前記回転軸の外周面には縦方向の全長に亘って
前記液体流入室に連通する少なくとも二つの液体流路が
形成される一方、前記ケーシング本体の側面には前記液
体流路に連通する液体流入用配管の取付口と液体排出用
配管の取付口とが形成され、また、前記ケーシング本体
の上部には外部と上部の前記液体流入室とを連通する給
液孔が形成され、且つこの給液孔には栓が取り外し可能
に設けられていることを特徴とする。
【0006】また、請求項2の発明は、ケーシング本体
内には外部から回転可能に回転軸が垂直に配設されると
ともに、前記ケーシング本体内の上下部には液体流入室
が設けられ、前記回転軸の外周面の縦方向には全長に亘
って前記液体流入室に連通する液体流路が形成され、ま
た、前記外周面の横方向には貫通する液体流路が形成さ
れる一方、前記ケーシング本体の側面には前記液体流路
に対応する液体流入用配管の取付口と液体排出用配管の
取付口とが形成され、また、前記ケーシング本体の上部
には外部と上部の前記液体流入室とを連通する給液孔が
形成され、且つこの給液孔には栓が取り外し可能に設け
られていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について説明する。
【0008】 図1及び図3において、符号1は本発明に
係るロータリーバルブを示し、このロータリーバルブ1
はケーシング本体2と、このケーシング本体2内に収納
された回転軸3と、この回転軸3の上部に取り付けられ
ているハンドル4とによって主に構成されている。
【0009】 ケーシング本体2は強化ガラス製の筒部材
6と、この筒部材6の下部に嵌合された金属製の軸ケー
ス部材7と、前記筒部材6の上部に嵌合された金属製の
上蓋部材8と、前記軸ケース部材7の下部に嵌合された
金属製の下蓋部材9とによって形成されるとともに、前
記上蓋部材8と下蓋部材9とは図1に示すようにその四
隅において固定部材10を介して連結固定されている。
また、前記各部材の嵌合された部分には液体の漏れを防
ぐためのOリング11が設けられている。
【0010】 なお、前記筒部材6、軸ケース部材7、上
蓋部材8及び下蓋部材9の材質はこれに限るものではな
く、外の材質を用いたものであってもよい。
【0011】 次に、上蓋部材8には垂直方向に液体を供
給するための給液孔14が貫通状態に穿設されるととも
に、この給液孔14は前記上蓋部材8と軸ケース部材7
との間の筒部材6内に形成された液体流入室15に連通
されている。また、前記給液孔14には栓16が取り外
し可能に螺着されている。
【0012】 軸ケース部材7には中央の垂直方向に後述
する回転軸3が挿入される挿入孔18が貫通状態に穿設
されるとともに、側面には前記挿入孔18に貫通する取
付口19が十字状に穿設されている。ところで、十字状
に穿設された前記取付口19は使用の形態によって、例
えば一つに液体流入用配管(図示せず)を取り付け、外
の三つに液体排出用配管(図示せず)を取り付けたり、
或いは二つに液体流入用配管(図示せず)を取り付け、
外の二つに液体排出用配管(図示せず)を取り付けたり
する等のいろいろな場合がある。
【0013】 なお、軸ケース部材7に設けられた取付口
19は必ずしも十字状に限るものではなく、例えば図5
(a)、(b)、(c)に示すように二つ、三つ、五つ
の取付口19を設けるようにしてもよい。
【0014】 次に、軸ケース部材7と下蓋部材9との間
には液体流入室21が設けられている。すなわち、前記
軸ケース部材7の下部には凹部7aが設けられるととも
に、前記凹部7aの部分が前記液体流入室21として形
成されている。また、前記軸ケース部材7に穿設された
取付口19と前記液体流入室21とは軸ケース部材7に
垂直に穿設された異径の貫通孔22によって連係されて
いる。
【0015】 貫通孔22の内部には逆止弁23が設けら
れるとともに、この逆止弁23はコイルバネ24とこの
コイルバネ24の下に配した剛球25とによって形成さ
れている。そして、前記貫通孔22の下部は中空螺子2
6が螺合され、且つ前記剛球25に密着されている。な
お、前記剛球25はコイルバネ24によって常に閉塞方
向に付勢されている。
【0016】 次に、回転軸3は金属製で軸部3aと弁部
3bとによって形成されるとともに、前記軸部3aは上
蓋部材8の中央に設けた貫通孔29にその先部が外部に
突出状態に挿入されて軸受け30を介して軸支され、前
記弁部3bは軸ケース部材7の中央の垂直方向に貫通状
態に設けられた挿入孔18に挿入されている。また、前
記弁部3bの底部中央に突出された突出軸31は下蓋部
材9の中央に設けた凹部32に軸受け33を介して軸支
されている。これによって、ケーシング本体2内に回転
軸3を収納することができる。
【0017】 なお、回転軸3の周面とこの回転軸3が挿
入される挿入孔18の周面との間には5〜10ミクロン
のクリアランスがあるのが好ましい。符号34は軸部3
aの周囲に設けたオイルシールを示す。
【0018】 回転軸3には弁部3bの外周面の縦方向
長に亘って上部の液体流入室15と下部の液体流入室2
1に連通する四つの液体流路36が等間隔に形成され、
この四つの液体流路36は軸ケース部材7に設けられた
取付口19に対応している。なお、回転軸3に設けられ
た液体流路36は必ずしも四つに限るものではなく、例
えば図5(a)、(b)、(c)に示すように一つ、三
つ、五つの液体流路36を設けるようにしてもよい。
【0019】 次に、回転軸3は図1に示すように軸部3
aの上部にハンドル4が取り付けられるとともに、前記
ハンドル4には上蓋部材8の上部に突出されている前記
軸部3aに巻装されているバネ部材38の一端が当接さ
れ、このバネ部材38の他端は前記上蓋部材8の後部よ
りに固定されたブラケット部材39に当接されているの
で、常に一方に付勢されている。符号40はハンドル4
の動作時におけるストッパー部材を示す。
【0020】 なお、回転軸3の軸部3aにはハンドル4
に代えて、図6(a)、(b)、(c)に示すようにモ
ーター41、サーボモーター42、パルスモーター4
3、ロータリーソレノイド等の回転駆動源を取り付ける
ようにしてもよい。また、前記サーボモーター42、或
いはパルスモーター43とともにロータリーエンコーダ
ー44を取り付けてもよい。
【0021】 ロータリーバルブ1は上述のように構成さ
れているので、その使用にあたっては、例えば軸ケース
部材7に設けられた二つの取付口19に液体流入用配管
(図示せず)を取り付け、外の二つの取付口19に液体
排出用配管(図示せず)を取り付けた状態で、回転軸3
の軸部3aの上部に取り付けられたハンドル4を回動
し、前記回転軸3の弁部3bの周面の縦方向に設けられ
た四つの液体流路36を所定の前記各取付口19対応さ
せる。
【0022】 次に、この状態で二つの液体流入用配管
(図示せず)に導かれている液体(図示せず)は二つの
取付口19から弁部3bの二つの液体流路36を通り上
部の液体流入室15に流入して溜るとともに、一部は下
部の液体流入室21に流入して溜る。
【0023】 一方、上部の液体流入室15に溜った液体
のうち必要量は弁部3bの外の二つの液体流路36を通
り外の二つの取付口19に取り付けられている液体排出
用配管(図示せず)を通って所定の場所に送られる。
【0024】 上述のようにロータリーバルブ1によれ
ば、回転軸3の弁部3bは液体にしたされているので、
外部からの空気の吸い込みを防止することができるとと
もに、前記弁部3bの液体の漏れ防止用のOリング等の
シール材を必要としない。
【0025】 また、液体流入用配管(図示せず)に混入
された空気は液体流入室15を通過して液体排出用配管
(図示せず)に導かれるので、混入した空気は前記液体
流入室15内で自然に上方に導かれ、液体排出用配管に
導く液体への空気の混入を防ぐことができる。
【0026】 さらに、回転軸3の弁部3bの周面とこの
弁部3bのが挿入される軸ケース部材7に設けられた挿
入孔18の周面との間には微細なクリアランスがあり、
非接触になっているので、前記弁部3bを小さな操作力
によって滑らかな開閉を行うことができる。
【0027】 さらにまた、軸ケース部材7に穿設された
取付口19と下部の液体流入室21とは異径の貫通孔2
2によって連係され、且つこの貫通孔22の内部には逆
止弁23が設けられているので、液体排出用配管側の取
付口19内が負圧になったときに前記逆止弁23が開い
て前記下部の液体流入室21内の液体が導かれこれを防
ぐことができる。
【0028】 なお、ロータリーバルブ1は上部の液体流
入室15に外部に設けた貯留槽(図示せず)を接続して
前記液体流入室15が一杯になったときに前記貯留槽に
液体を導くように形成してもよい。
【0029】 また、図4a、bに示すように軸ケース部
材7と回転軸3の弁部3bとの間に間座37を介在させ
て、この間座37に取付口19に対応する断面T字状の
貫通孔38を設けるようにしてもよい。これによって、
回転軸3の回転に対し液体の微量な流量を調整すること
ができる。
【0030】 次に、図7はロータリーバルブ1の他の例
を示すもので、このロータリーバルブ1は回転軸3の弁
部3bの周面横方向に直交する十字状の液体流路47が
形成されたもので、十字状に形成された前記液体流路4
7は軸ケース部材7に設けられた四つの取付口19に対
応している。また、前記回転軸3の弁部3bの外周面の
縦方向には全長に亘って上下に設けた液体流入室15、
21に連通する液体流路47が形成されている。
【0031】 なお、回転軸の周面横方向に設けられた液
体流路47は必ずしも四つに限るものではなく、例えば
図8(a)、(b)、(c)に示すように一つ、三つ、
五つの液体流路47を設けるようにしてもよい。そして
この場合、軸ケース部材7には前記液体流路47に対応
する取付口19を設けるのが好ましい。また、同図
(d)に示すように回転軸3の弁部3bの周面の周方向
と縦方向とに設けるようにしてもよい。
【0032】 この例においても前記と同様の効果を得る
ことができる。また、図1乃至図6と同符号は同部位を
示すものとし、その説明は省略する。
【0033】
【発明の効果】前記構成のように、請求項1の発明によ
れば、回転軸は上下部の液体流入室に流入されている液
体にしたされている状態であるから、この部においての
外部からの空気の吸い込みを防止することができる。ま
た、従来より可動部に液漏れシール材を装着しても完全
に漏れを防ぐことが難しかったが、本発明では液体の漏
れ防止用のOリング等のシール材の心配をするようなこ
とがないので構造を簡略化することができるのに加え、
弁部における摩擦がないので小さな操作力によって滑ら
かな開閉を行うことができる。さらに、途中において液
体中に混入された空気は上部の液体流入室内で自然に上
方に導かれ抜くことができる。さらにまた、ケ−シング
の上部に給液孔を設けたことによって前記液体流入室内
への液体の供給を簡単に行うことができる。
【0034】 また、請求項2の発明によれば、前記請求
項1と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロータリーバルブの斜視図
【図2】前記ロータリーバルブの平面図
【図3】前記ロータリーバルブの縦断面図
【図4】aは図3に示すロータリーバルブにおける軸ケ
ース部材の他の例を示す要部縦断面図、bは同図aの要
部正面図
【図5】a乃至cは回転軸に設けられた液体流路と軸ケ
ース部材に設けられた取付口との他の例を示す説明図
【図6】a乃至cは回転軸の軸部に取りつけられたハン
ドルに代えた他の例を示す説明図
【図7】前記ロータリーバルブの他の例を示す縦断面図
【図8】a乃至dは図7に示すロータリーバルブにおけ
る回転軸に設けられた液体流路と軸ケース部材に設けら
れた取付口との他の例を示す説明図
【符号の説明】 1 ロータリーバルブ 2 ケーシング本体 3 回転軸 15、21 液体流入室 19 取付口 36 液体流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599027862 押部 雄一郎 神奈川県横浜市金沢区能見台2ー19ー9 (72)発明者 日沖 清弘 東京都大田区西蒲田7ー25ー2ー805 (72)発明者 加世田 光義 東京都大田区西糀谷1ー16ー4 (72)発明者 竹中 正俊 東京都大田区仲六郷1ー6ー23 Fターム(参考) 3H053 AA02 AA35 BA04 BA25 BB25 BD10 3H054 AA02 BB02 BB22 CA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング本体内には外部から回転可能
    な回転軸が垂直に配設されるとともに、前記ケーシング
    本体内の上下部には液体流入室が設けられ、前記回転軸
    には縦方向に前記液体流入室に連通する少なくとも二つ
    の液体流路が形成される一方、前記ケーシング本体の側
    面には前記液体流路に連通する液体流入用配管の取付口
    と液体排出用配管の取付口とが形成されていることを特
    徴とするロータリーバルブ。
  2. 【請求項2】 ケーシング本体内には外部から回転可能
    に回転軸が垂直に配設されるとともに、前記ケーシング
    本体内の上下部には液体流入室が設けられ、前記回転軸
    には周面の横方向に貫通する液体流路が形成される一
    方、前記ケーシング本体の側面には前記液体流路に対応
    する液体流入用配管の取付口と液体排出用配管の取付口
    とが形成されていることを特徴とするロータリーバル
    ブ。
  3. 【請求項3】 前記回転軸の縦方向に液体流入室に連通
    する液体流路を形成したことを特徴とする請求項2記載
    のロータリーバルブ。
  4. 【請求項4】 前記回転軸を回転させる手段として回転
    軸にハンドル、モーター、サーボモーター、パルスモー
    ター、ロータリーソレノイド等の回転駆動源を取着した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のロータリーバル
    ブ。
  5. 【請求項5】前記回転軸にロータリーエンコーダーを取
    着したことを特徴とする請求項4記載のロータリーバル
    ブ。
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