JP2000249255A - 排土装置 - Google Patents

排土装置

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JP2000249255A
JP2000249255A JP11051723A JP5172399A JP2000249255A JP 2000249255 A JP2000249255 A JP 2000249255A JP 11051723 A JP11051723 A JP 11051723A JP 5172399 A JP5172399 A JP 5172399A JP 2000249255 A JP2000249255 A JP 2000249255A
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JP
Japan
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pipe
substrate
earth
sheath tube
scraping plate
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JP11051723A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kurashina
稔 蔵品
Yuichi Banrai
雄一 萬來
Morikazu Enomoto
守和 榎本
Tsutomu Katsuta
力 勝田
Shojiro Omori
祥二郎 大森
Shinji Miwa
信二 三和
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Tokyo Gas Co Ltd
Kanpai Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Kanpai Co Ltd
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Publication date
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 大出力の推進機を準備しなくても工程数を少
なくして非開削の状態で大口径の配管を敷設することが
できるとともに、排土による地面の隆起などを生じない
ようにすることができる非開削での配管敷設工法を提供
する。 【解決手段】 ボーリング孔を拡径しながら同時に挿入
される鞘管11内で往復動可能に設けられ、該鞘管11
の略中心位置にて往復動可能に設けられている基板21
と、基板21の往動方向前側端部において鞘管11の断
面中心よりも下方に揺動端を有し、鞘管11の内面形状
に倣った形状を有する揺動可能な掻き取り板22とを備
え、基板21は、鞘管11内で往動することにより鞘管
11内に堆積している土砂の表面を移動し、復動する際
に掻き取り板21によって上記土砂を掻き取った状態で
その土砂を外部に搬送することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス等の流通管路
となる配管を非開削により地中に敷設するための配管敷
設工法を実施する際に用いられる排土装置に関し、さら
に詳しくは、土中に形成されたボーリング孔を拡径する
際に生じる土砂を外部に排出する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】非開削による配管の地中敷設工法とし
て、上述のような路上設置型の推進機を使用し、この推
進機から繰出される回転ロッドを、推進機の押込み力に
より発進立坑から到達立坑に至る経路に押し込んでボー
リング孔を掘進し、その後に、推進機の引込み力により
ロッドに接続された引込み対象の配管を到達立坑の側か
ら発進立坑に至る経路のボーリング孔に引込む工法が提
唱されている。
【0003】上記の配管敷設工法を、図5乃至図9にお
いて説明すると次の通りである。図5において、管の敷
設経路には発進立坑1と、到達立坑2とが設けられ、発
進立坑1側の地上に路上設置型の推進機3が配置され
る。この推進機3には、回転するロッド4を所要の押込
み力で繰出し、また所要の引込み力で引き戻すように作
用するガイドドリルユニット3aが備えられている。
【0004】図5に示す第1工程では、推進機3から繰
り出されるロッド4の先端にドリルヘッド5を取付けた
状態で、このロッド4の先端を、地上に設けた貫入孔6
より地中に進入させ、推進機3による押込み力により発
進立坑1を横断して到達立坑2に至る目標ラインの地中
にロッド4を回転推進させることで、地中に配管引込み
用のボーリング孔(パイロット孔)を掘進させる。この
際に、ドリルヘッド5の先端からベントナイト泥水をジ
ェット噴射し、その水流により土壌を切り崩しながら掘
進させるようにしている。
【0005】上記第1工程でのロッド推進時には、ドリ
ルヘッド5に組み込んだ発信器(図示せず)からの信号
7を、地上の検知器8で検知してボーリングの先端位置
を把握し、地上からの遠隔操作によってロッド4の先端
が、他の埋設物等の障害を避けるように逐次方向修正さ
れている。
【0006】次いで図6に示す第2工程では、到達立坑
2の側で上記ドリルヘッド5を取外し、これに代えてロ
ッド4の先端に、埋設管径よりも小さい外径を有する拡
径リーマ9を取り付け、この拡径リーマ9を推進機3に
よる引き込み力で引き戻して引き込み対象の配管を引き
込むためのボーリング孔を形成する。このようなボーリ
ング孔の形成は、土中を進行する拡径リーマ9に作用す
る土圧を考慮して複数回に分けられて実行され、順次拡
径リーマの外径を大きくして最終的に所定内径を有する
ボーリング孔を形成するようになっている。
【0007】ボーリング孔の形成が終了すると、図7に
示す第3工程が実施される。第3工程では、引き込み対
象となる配管10を内部に挿通するための鞘管11の引
き込みが行われる。鞘管11の引き込みに際して発進立
坑1から到達立坑2に向けてロッド4を挿通し、その先
端に到達立抗2に準備された鞘管11を連結する。推進
機3による引き込み力によりロッド4を引き戻すことで
鞘管11をパイロット孔内に挿通して引き込む。鞘管1
1は、所定長さを一群として引き込まれ、その一群の長
さのものが順次到達立抗2から引き込まれて発進立坑1
までのボーリング孔の全長を埋め尽くすようになってい
る。
【0008】鞘管11が到達立抗2から発進立抗1に至
るボーリング孔の全長に引き込まれると、次いで、図8
に示すように引き込み対象となる配管10を鞘管11内
に引き込むための準備を行う第4工程が実施される。つ
まり、この工程では、発進立坑1側から到達立抗2に向
けて鞘管11内にロッド4が挿通され、その先端が到達
立抗2側で配管10に連結される。
【0009】ロッド4が配管10に連結されると、図9
に示すように、推進機3の引き込み力によってロッド4
が発進立抗1に向けて引き戻され、配管10が鞘管11
内に引き込まれる第5工程が実施される。配管10は、
所定長さを一群として順次引き込まれていく一群の末端
に対し、到達立坑2内に吊り下ろされる新たな一群の配
管10が溶接されて鞘管11内に引き込まれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したような路上設
置型の推進機を使用した従来の配管地中敷設工法では、
比較的小口径の配管を引き込み対象とした場合は推進機
の出力を大出力としなくても良好に行われる反面、大口
径の配管を引き込む場合には推進機の出力が不足しがち
となる。従って、大口径の配管を引き込む場合には、大
出力の推進機を用意する必要があるので、設備が大がか
りとなる。そこで、従来では、大口径の配管を敷設する
際には、推進機によってではなく、開削して埋設する作
業が行われている。このため、開削作業に係る時間や設
備が甚大なものとなり、作業コストの上昇は否めない。
敢えて、開削しないで大出力の推進機を準備し、上述し
た手順を用いて配管を敷設した場合には、拡孔リーマに
よる拡孔時に生じる排土の処理が問題となる。つまり、
ボーリング孔の内径よりも相当に大きい内径まで拡大す
ると、排土の量も多大であり、このような量の排土が地
中に残っていると地面が隆起してしまうことがあり、こ
れを防止するためには隆起した地面の地均しなどの作業
が必要となり、これによっても敷設作業が煩雑となる虞
がある。
【0011】本発明の目的は、上記従来の配管の敷設工
法における問題、特に大口径の配管を敷設する場合の問
題に鑑み、大出力の推進機を準備しなくても工程数を少
なくして非開削の状態で大口径の配管を敷設することが
できるとともに、排土による地面の隆起を確実に防止で
きる排土装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、配管の敷設経路に発進立
坑、到達立坑を設け、地上設置型の推進機から繰出され
る回転ロッドを用いてボーリング孔を掘進し、ボーリン
グ孔掘進後、上記回転ロッドを上記到達立抗から発進立
抗に向け引き戻すことで引き込み対象の配管を上記ボー
リング孔内に引き込むように施工する非開削による配管
の敷設工法に用いられる排土装置であって、上記ボーリ
ング孔を拡径しながら同時に挿入される管材内で往復動
可能に設けられ、該管材の略中心位置にて往復動可能に
設けられている基板と、上記基板の往動方向前側端部に
おいて上記鞘管の断面中心よりも下方に揺動端を有し、
上記管材の内面形状に倣った形状を有する揺動可能な掻
き取り板とを備え、上記基板は、上記管材内で往動する
ことにより上記管材内に堆積している土砂の表面を移動
し、復動する際に上記掻き取り板によって上記土砂を掻
き取った状態でその土砂を外部に搬送することを特徴と
している。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の排
土装置において、上記管材として、管材若しくは該鞘管
を内部に挿入された敷設対象となる配管が相当している
ことを特徴としている。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の排
土装置において、上記掻き取り板は、上記基板の往動時
にのみ上記基板側に倒れ込み、復動時には上記基板から
上記管材の下周面に向け起立した状態を維持される構成
とされていることを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1または3
記載の排土装置において、上記基板は、上記管材の直径
方向両端に、該管材の内周面に当接しながら転動する手
段を装備されていることを特徴としている。
【0016】
【作用】請求項1および3記載の発明では、鞘管の中心
位置にて往復動する基板に設けられている掻き取り板が
復動時に基板から起立した状態を維持され、往動時には
土砂により押し動かされて基板側に倒れ込むことができ
るので、基板の往動時には堆積している土砂の表面を移
動し、復動時には掻き取り板によって土砂を掻き取りな
がら移動することができる。これにより、往動時に土砂
からの移動抵抗を受けることなく掻き取り位置に移動す
ることができ、復動時には掻き取り板により鞘管内で比
重の違いにより下部内周面に堆積している土砂のほとん
どを効率よく外部に排出することができる。
【0017】請求項2記載の発明では、拡径作業に連続
して鞘管若しくはこれを内部に挿入した敷設対象となる
配管が用いられることで配管の引き込み手順を簡略化し
でき、しかも、鞘管を土砂の排出部として用いることで
配管内面の汚損や損傷を防止することもできる。
【0018】請求項4記載の発明では、基板に設けられ
ている転動体が鞘管内面に当接しながら移動することが
できるので、移動の際の浮き上がりなどの不安定な挙動
を発生することなく、しかも、抵抗を少なくして迅速な
土砂の排出を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図示実施例により、本発明
の実施の形態を説明する。なお、本発明による排土装置
を用いる配管の敷設工法は、図2乃至図4において、図
5乃至図9に示したものと同じ構成部材に関しては同符
号により示してある。
【0020】図1は、本発明実施例による排土装置の要
部構造を説明するための斜視図である。図1において排
土装置20は、基板21、掻き取り板22および転動体
23とを主要部として備えている。基板21は、鞘管1
1の断面中心に位置して矢印で示す往動方向及びこれと
反対方向である復動方向に移動することができるように
なっている。このため、基板における復動方向前端部に
は往復同様の駆動部材であるロッド部材24が連kねつ
されており、このロッド部材24は、鞘管11の継ぎ足
しに応じて継ぎ足され、鞘管11の進行方向最前端に位
置する鞘管11内に達することができるようになってい
る。
【0021】基板21は、鞘管11の内径よりも多少狭
い幅を持ち、往動方向前端側の下面には後述する掻き取
り板22が設けられている。掻き取り板22は、基板2
1の下面に基端が枢支されて鞘管11の下面側に揺動端
を位置させた揺動可能な部材であり、鞘管11の断面中
心から下周面の形状に倣った形状である略半円形状を有
している。
【0022】掻き取り板22は、基板21の往動時に基
板21側に倒れ、復動時には鞘管11の下周面に向け起
立する態位を設定されている。このため、基板21に
は、往動方向前側端部において掻き取り板22の面と対
向して掻き取り板22の基端側にストッパ部材25が固
定されている。
【0023】基板21には、鞘管11の直径方向両端に
相当する幅方向両端に、往動方向に沿って複数箇所に転
動体23が設けられている。転動体23は、一対の車輪
で構成されており、基板21に一体化されている支持ブ
ラケット23Aに軸支されている。転動体23は、鞘管
11の内周面に当接可能な位置まで張り出した状態で支
持されており、基板21が移動する際に鞘管11の内周
面に当接しながら自転することができる。転動体23は
鞘管11の内周面に当接することで鞘管11内での基板
の位置決め、つまり、鞘管11の断面中心に基板を位置
させる機能を備えている。
【0024】本実施例は以上のような構成であるから、
配管の敷設工法に合わせて本実施例の排土装置を適用す
る場合を説明すると次の通りである。図2において、地
中配管の敷設経路には第1発進立坑1と、到達立坑2と
が設けられ、第1発進立坑1側の地上に路上設置型の推
進機3が配置される。この推進機3には、従来と同じよ
うに、回転推進ロッド4を所要の押込み力で繰出し、ま
た所要の引込み力で引き戻すように作用するガイドドリ
ルユニット3aを備えている。また、ガイドドリルユニ
ット3aの近傍には、動力源となるパワーユニットトラ
ック3bが配置されている。
【0025】図2に示す第1工程では、まず推進機3か
ら繰り出されるロッド4の先端にドリルヘッド5を取付
ける。そして、推進機3を稼働することで、ドリルヘッ
ド5を取り付けたロッド4の先端を、地上に設けた貫入
孔6より地中に進入させる。次に、引き続き推進機3を
稼働することで、ロッド4が推進機3の押込み力により
第1発進立坑1を横断して到達立抗2に至る目標ライン
の地中に回転推進される。このように、配管引込み用の
ボーリング孔(長さ:100m)が形成される。なお、
この際に、ドリルヘッド5の先端からベントナイト泥水
がジェット噴射されて、その水流により土壌を切り崩し
ながら掘進させるようにすることも可能である。
【0026】上記ロッド4の推進時には、図5に示した
従来の場合と同様に、ドリルヘッド5に組み込んだ発信
器(図示せず)からの信号7を、地上の検知器8で検知
してボーリング孔の先端位置を把握しているので、地上
からの遠隔操作によってロッド4の先端が、他の埋設物
等の障害を避けるように逐次方向修正されている。
【0027】次いで図3に示す第2工程では、到達立坑
2の側で上記ドリルヘッド5を取外し、これに代えてロ
ッド4の先端に、埋設管径に近似させた大口径用拡孔リ
ーマ9’を取り付けるとともに、この拡径リーマ9’に
連続して埋設配管(図9において符号10で示した配管
に相当)を挿入可能な口径を有する鞘管(便宜上、図8
に示した符号11を用いる)を連結し、ロッド4を推進
機3による引き込み力で引き戻す。
【0028】拡径リーマ9’に連結される鞘管11に
は、拡径リーマ9’から噴射されるベントナイト泥水に
よって突き崩されることで軟化した土砂を回収して排出
するための排土装置20が備えられている。図4は、到
達立坑2から鞘管11を挿入する状態を説明するための
模式図であり、同図において、鞘管11には、掘進方向
後方端の開口に、少なくともロッド部材24を挿通する
位置が開閉できるシャッタ部材12が着脱可能に設けら
れている。シャッター部材12は鞘管11の端部開口部
に装着され(図4では、便宜上、端部以外の位置に設け
られている状態が示されているが、実際には、端部に装
着されている)、後述するロッド部材24の挿通部が開
閉するようになっており、閉じた場合には、ロッド部材
24の周方向の隙間を封止することができるようになっ
ている。
【0029】シャッタ部材12に挿通されるロッド部材
24は、前述したように継ぎ足し可能な部材であり、そ
の端部のうちで、鞘管11の掘進方向前方側に位置する
端部には、本実施例の排土装置20をなす基板21が連
結されている。基板21は復動方向前側端にロッド部材
24が連結されて往復動できるようになっており、鞘管
11内に挿入されると、鞘管11の断面中心に位置され
る。
【0030】ロッド部材24の駆動により基板21が往
動方向に移動すると、基板21は鞘管11の断面中心位
置で敷設方向に沿って移動する。基板21の移動位置
は、鞘管11の断面中心であるので、鞘管11内に流れ
込む泥水中で水よりも比重が大きく鞘管11の下周面に
堆積している土砂の上方に位置することができ、土砂の
表面上で移動することができる。しかも、転動体23が
鞘管11の断面形状中心位置にあるので、鞘管11内の
垂直方向に基板21が移動するのを規制することがで
き、これにより、不用意な浮き上がりなどを防止しなが
ら基板21の移動を促すことができる。鞘管11内の土
砂は鞘管11の前側端部寄りの方が多く堆積しているの
で、基板21が鞘管11の前側端部に近づき土砂に対向
すると、堆積している土砂と相対方向に移動しているこ
とにより掻き取り板22に土砂が当たることになり、こ
のときの土圧によって掻き取り板22が基板21側に倒
れる(図4中、二点鎖線で示す状態)。
【0031】鞘管11の前側端開口近傍に基板21が達
すると、ロッド部材24がそれまでと逆方向に牽引され
ることで基板21が復動する。基板21が復動すると、
基板21の移動時に発生する慣性力によって掻き取り板
22がそれまでとは違って鞘管11の下周面に向け揺動
し、ストッパ部材24に突き当たることで起立状態とな
る(図4中、実線で示す状態)。このため、掻き取り板
22が基板の復動方向に移動するのに合わせて基板21
の下方に位置する土砂が掻き取られる。掻き取り板22
によって掻き取られた土砂は掻き取り板22がストッパ
部材23によって起立状態を維持されるので掻き取られ
たまま搬送される。基板21が往動方向に移動する際に
は、鞘管11内での土砂の堆積状態によっては鞘管11
の断面中心よりも上方に土砂の表面が位置している場合
もある。この場合には、基板21が土砂中に進入するの
で、掻き取り板22によって基板21の下方に位置する
土砂だけでなく、上面に載った土砂の同時に排出するこ
とができる。
【0032】基板21の移動時には、それに有する転動
体23が鞘管11の内周面に当接しながら自転するの
で、基板21の位置ずれが抑制され、掻き取り板22の
揺動端を鞘管11の下周面に近接されることができるの
で、掻き取り板22が鞘管11の下周面で占有する空間
に位置する土砂のほとんどを掻き取ることが可能とな
る。
【0033】第2工程では、鞘管11内に流れ込む土砂
が基板21に有する掻き取り板22によって掻き取ら
れ、ロッド部材24の復動に連動して、基板21が鞘管
11の到達縦坑側端部鞘管11の端部に移動するとシャ
ッタ部材12を開放することでバケット本体21に堆積
している土砂を到達立坑2内に排出することができる。
到達立坑2内での土砂の回収は、図示しない吸引手段が
用いられ、この吸引手段により到達立坑2外に回収され
る。
【0034】第2工程終了後には、図示しないが、鞘管
11の外周面と土壌との間に裏込め材が充填されて鞘管
11の固定保持が行われ、この後、図7および図8にお
いて説明した場合と同様な処理により鞘管11内に配管
10が引き込まれる。
【0035】本実施例によれば、鞘管11の断面中心に
位置する基板21は、それに有する転動体23によって
常時その中心を移動することができる。これにより、掻
き取り板22の揺動端と鞘管11の内周面との間の対向
間隔が常に一定化されるので、掻き取り量の減少を最小
限とすることができる。
【0036】上記実施例では、拡径リーマ9’に連続し
て鞘管11を引き込むことを対象として説明したが、引
き込まれる管材としてはこれに限らない。例えば、内部
に鞘管を挿入可能な敷設対象となる配管10を直接引き
込むことも可能であり、この場合には、内部に挿入され
ている鞘管が配管の内面を覆うことで土砂などによる汚
損や損傷を防ぐことができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1および3記載の発明によれば、
鞘管の中心位置にて往復動する基板に設けられている掻
き取り板が復動時に基板から起立した状態を維持され、
往動時には土砂により押し動かされて基板側に倒れ込む
ことができるので、基板の往動時には堆積している土砂
の表面を移動し、復動時には掻き取り板によって土砂を
掻き取りながら移動することができる。これにより、往
動時に土砂からの移動抵抗を受けることなく掻き取り位
置に移動することができ、復動時には掻き取り板により
鞘管内で比重の違いにより下部内周面に堆積している土
砂のほとんどを効率よく外部に排出することができる。
この結果、大口径の配管敷設作業を大型の推進機を用い
ることなく、しかも、発生した土砂を円滑に排出できる
ことによって、地面の隆起などを発生されることなく行
うことが可能となる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、拡径作業に
連続して鞘管若しくはこれを内部に挿入した敷設対象と
なる配管が用いられることで配管の引き込み手順を簡略
化しでき、しかも、鞘管を土砂の排出部として用いるこ
とで配管内面の汚損や損傷を防止することもできる。
【0039】請求項4記載の発明によれば、基板に設け
られている転動体が鞘管内面に当接しながら移動するこ
とができるので、移動の際の抵抗を少なくして迅速な土
砂の排出を行うことができる。この結果、拡径した際に
発生する土砂を円滑に排出できるようにして地面の隆起
を招くことなく大口径の配管敷設作業を行うことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例による排土装置の構成を説明する
ための斜視図である。
【図2】本発明実施例による排土装置を用いる配管敷設
工法の第1工程を説明するための模式図である。
【図3】上記配管敷設工法の第2工程を説明するための
模式図である。
【図4】本発明実施例による排土装置の作用を説明する
ための模式図である。
【図5】従来の配管敷設工法の第1工程を説明するため
の模式図である。
【図6】従来の配管敷設工法の第2工程を説明するため
の模式図である。
【図7】従来の配管敷設工法の第3工程を説明するため
の模式図である。
【図8】従来の配管敷設工法の第4工程を説明するため
の模式図である。
【図9】従来の配管敷設工法の第5工程を説明するため
の模式図である。
【符号の説明】
1 第1発進立坑 2 到達立坑 3 推進機 3a ガイドドリルユニット 4 前半経路の推進ロッド 5 ドリルヘッド 6 貫入孔 7 信号 8 検知器 9’ 拡孔リーマ 10 配管 11 鞘管 12 ゲート壁部材 20 排土装置 21 基板 22 掻き取り板 23 転動体 24 ロッド部材 25 ストッパ部材
フロントページの続き (72)発明者 萬來 雄一 神奈川県横浜市磯子区汐見台3−3−2− 3306−646 (72)発明者 榎本 守和 東京都日野市多摩平6−10−1 日野アパ ート126号 (72)発明者 勝田 力 神奈川県平塚市松風町27−22 ライオンズ ヴィアーレ湘南松風208 (72)発明者 大森 祥二郎 神奈川県藤沢市西俣野139 六会マンショ ン402 (72)発明者 三和 信二 東京都大田区千鳥3−6−9 株式会社関 配太田寮207 Fターム(参考) 2D054 AC18 BA15 DA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管の敷設経路に発進立坑、到達立坑を
    設け、地上設置型の推進機から繰出される回転ロッドを
    用いてボーリング孔を掘進し、ボーリング孔掘進後、上
    記回転ロッドを上記到達立抗から発進立抗に向け引き戻
    すことで引き込み対象の配管を上記ボーリング孔内に引
    き込むように施工する非開削による配管の敷設工法に用
    いられる排土装置であって、 上記ボーリング孔を拡径しながら同時に挿入される管材
    内で往復動可能に設けられ、該管材の略中心位置にて往
    復動可能に設けられている基板と、 上記基板の往動方向前側端部において上記鞘管の断面中
    心よりも下方に揺動端を有し、上記管材の内面形状に倣
    った形状を有する揺動可能な掻き取り板とを備え、 上記基板は、上記管材内で往動することにより上記管材
    内に堆積している土砂の表面を移動し、復動する際に上
    記掻き取り板によって上記土砂を掻き取った状態でその
    土砂を外部に搬送することを特徴とする排土装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の排土装置において、 上記管材として、管材若しくは該鞘管を内部に挿入され
    た敷設対象となる配管が相当していることを特徴とする
    非開削による配管の敷設工法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の排土装置において、 上記掻き取り板は、上記基板の往動時にのみ上記基板側
    に倒れ込み、復動時には上記基板から上記管材の下周面
    に向け起立した状態を維持される構成とされていること
    を特徴とする排土装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または3記載の排土装置におい
    て、 上記基板は、上記管材の直径方向両端に、該管材の内周
    面に当接しながら転動する手段を装備されていることを
    特徴とする排土装置。
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