JP2000249683A - ガス検知装置 - Google Patents

ガス検知装置

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JP2000249683A
JP2000249683A JP11055765A JP5576599A JP2000249683A JP 2000249683 A JP2000249683 A JP 2000249683A JP 11055765 A JP11055765 A JP 11055765A JP 5576599 A JP5576599 A JP 5576599A JP 2000249683 A JP2000249683 A JP 2000249683A
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gas
electric heater
gas sensor
carbon dioxide
power supply
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JP11055765A
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Keigo Tomono
圭吾 伴野
Masahiro Shibata
昌宏 柴田
Noboru Ishida
昇 石田
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Niterra Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検知精度が高く安定な検知が可能なガス検知装
置を提供する。 【解決手段】DC−DCコンバータ2を設け、炭酸ガス
センサ71における基準電極の接続端子と、バッファ
回路83を構成するオペアンプ96のマイナス側電源端
子とを、直流電源85のマイナス側端子からそれぞれ電
気的に絶縁する。また、絶縁回路4を設け、バッファ回
路83の出力側を直流電源85のマイナス側端子から電
気的に絶縁する。これにより、炭酸ガスセンサ71の各
接続端子間のインピーダンスが高く、電気ヒータ7
2の一端が数百Ω以下の抵抗R4を介して直流電源85
のマイナス端子に接続されている場合でも、炭酸ガスセ
ンサ71の基体73や台座の内部もしくは表面にて、電
気ヒータ72とセンサ本体74との間にリーク電流が生
じるのを防止できる。そのため、当該リーク電流によっ
て起こる検知精度の低下や不安定化を回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス検知装置に係
り、詳しくは、固体電解質および金属塩を備えて電気ヒ
ータが取り付けられた構造のガスセンサを用いたガス検
知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ナトリウムイオン伝導性を有
する固体電解質素子を用いた濃淡電池型ガス検知装置が
知られており、当該ガス検知装置は、汎用用途、環境制
御、医療技術、施設園芸、発酵工業などの広い技術分野
において、ガスの検知および濃度測定、その検知結果や
濃度測定結果に基づく各種制御に利用されている。
【0003】そのようなガス検知装置の一例として、特
開平10−73560号公報に開示される炭酸ガス(C
O2)センサが知られている。同公報に記載の炭酸ガス
センサは、発熱体を内蔵する基体に、基準電極と、固体
電解質から成るイオン伝導体層と、検知電極と、金属炭
酸塩層とがこの順に形成されてなり、発熱体,基準電
極,検知電極から基体の表面または側面に導出される各
配線端部と導電性の接続部材を介して間接的に台座に取
り付けられて構成されている。尚、発熱体としては、イ
オン伝導体層を200〜800℃程度の温度範囲に加熱
すると共に均一に保持することが可能な面状の電気ヒー
タが使用されている。
【0004】図4は、同公報に記載の炭酸ガスセンサ7
1を用いた従来の炭酸ガス検知装置81の構成を示すブ
ロック回路図である。炭酸ガスセンサ71は、基体73
にセンサ本体74が取付形成されている。基体73に
は、発熱体として面状の電気ヒータ72が内蔵されてい
る。センサ本体74は、基準電極,イオン伝導体層,検
知電極,金属炭酸塩層(いずれも図示略)がこの順に積
層形成されている。そして、センサ本体74からは、基
準電極の接続端子と、検知電極の接続端子とが導出
されている。
【0005】炭酸ガス検知装置81は、ヒータ温度制御
回路82、バッファ回路83、マイクロコンピュータ8
4、直流電源85から構成されている。ヒータ温度制御
回路82は、抵抗R1〜R8、CMOS回路91,9
2、オペアンプ93から構成されている。
【0006】炭酸ガスセンサ71の電気ヒータ72およ
び各抵抗R1〜R3はホイートストンブリッジ94を構
成し、各抵抗R1,R2の接続点は直流電源85のプラ
ス側端子に接続されて直流電圧が印加され、電気ヒータ
72と抵抗R3との接続点は抵抗R4を介して直流電源
85のマイナス側端子に接続されて接地されている。
【0007】オペアンプ93は直流電源85から電源供
給がなされて単電源動作を行い、オペアンプ93および
各抵抗R5〜R8から差動増幅回路95が構成されてい
る。そして、差動増幅回路95は、各抵抗R1,R3の
接続点の電圧と、抵抗R2と電気ヒータ72の接続点A
の電圧とを差動増幅する。
【0008】各CMOS回路91,92はそれぞれPM
OSトランジスタおよびNMOSトランジスタから構成
され、各CMOS回路91,92はそれぞれ直流電源8
5のプラス側端子およびマイナス側端子に接続されてい
る。つまり、各CMOS回路91,92の各PMOSト
ランジスタのソースは直流電源85のプラス側端子に接
続され、各CMOS回路91,92の各NMOSトラン
ジスタのソースは直流電源85のマイナス側端子に接続
されて接地されている。CMOS回路91の出力(各ト
ランジスタのドレイン)は抵抗R2と電気ヒータ72の
接続点Aに接続され、CMOS回路92の出力(各トラ
ンジスタのドレイン)は電気ヒータ72と抵抗R4の接
続点に接続されている。
【0009】バッファ回路83は、オペアンプ96から
成るボルテ−ジホロアにより構成されている。オペアン
プ96は直流電源85から電源供給がなされて単電源動
作を行う。そして、オペアンプ96の非反転入力端子に
は、炭酸ガスセンサ71における検知電極の接続端子
が接続されている。尚、炭酸ガスセンサ71における基
準電極の接続端子は、直流電源85のマイナス側端子
に接続されて接地されている。
【0010】マイクロコンピュータ84は、CPU,R
OM,RAM,I/O回路を備えて構成され、直流電源
85から電源供給がなされている。マイクロコンピュー
タ84には、各CMOS回路91,92の各トランジス
タのゲートが接続されると共に、差動増幅回路93およ
びバッファ回路83の出力が入力されている。そして、
マイクロコンピュータ84は、ヒータ温度制御回路82
を制御すると共に、バッファ回路83の出力から炭酸ガ
ス濃度の検出信号Voを生成する。
【0011】次に、上記のように構成された炭酸ガス検
知装置81の動作について説明する。図5は、抵抗R2
と電気ヒータ72の接続点Aの電圧の時間変位を示す特
性図である。
【0012】マイクロコンピュータ84は、各CMOS
回路91,92の各トランジスタのオンオフを切り替え
ることにより擬似的な交流を生成し、その擬似的な交流
を電気ヒータ72に流させる。すなわち、CMOS回路
91のPMOSトランジスタとCMOS回路92のNM
OSトランジスタとをオンさせると共に、CMOS回路
91のNMOSトランジスタとCMOS回路92のPM
OSトランジスタとをオフさせると、電気ヒータ72に
は接続点Aから抵抗R4に向かって電流が流れる。する
と、接続点AはCMOS回路91のPMOSトランジス
タを介してプルアップされるため、図5の期間T1に示
すように、接続点Aの電圧は直流電源85のプラス側端
子の電圧Vcc(例えば、12V)と等しくなる。
【0013】反対に、CMOS回路91のPMOSトラ
ンジスタとCMOS回路92のNMOSトランジスタと
をオフさせると共に、CMOS回路91のNMOSトラ
ンジスタとCMOS回路92のPMOSトランジスタと
をオンさせると、電気ヒータ72には抵抗R4から接続
点Aに向かって電流が流れる。すると、接続点AはCM
OS回路91のNMOSトランジスタを介してプルダウ
ンされるため、図5の期間T2に示すように、接続点A
の電圧は直流電源85のマイナス側端子の電圧(接地電
圧=0V)と等しくなる。
【0014】ここで、図5に示す各期間T1,T2を等
しくして各期間T1,T2を交互に繰り返すと、一周期
が期間T1+T2(=2T1=2T2)の擬似的な交流
が生成される。そして、図5に示すように、マイクロコ
ンピュータ84は、擬似的な交流を電気ヒータ72に流
す期間T3と、各CMOS回路91,92の全トランジ
スタをオフさせることにより擬似的な交流を電気ヒータ
72に流さない期間T4とを交互に繰り返す。この期間
T4における接続点Aの電圧Vr(例えば、2.5V)
は、直流電源85のプラス側端子の電圧Vccと、抵抗R
4とホイートストンブリッジ94を構成する各抵抗R1
〜R3および電気ヒータ72の各抵抗値により規定され
る。
【0015】期間T4において、差動増幅回路95は各
抵抗R1,R3の接続点の電圧と接続点Aの電圧との差
分を増幅する。マイクロコンピュータ84は、差動増幅
回路95の出力(各抵抗R1,R3の接続点の電圧と接
続点Aの電圧との差分)に基づき、ホイートストンブリ
ッジ94による抵抗値測定法を利用して、電気ヒータ7
2の抵抗値を検出する。ここで、電気ヒータ72の温度
はその抵抗値によって一義的に決定されるため、電気ヒ
ータ72が設定温度(例えば、450℃)になるときの
所定抵抗値を求めることができる。
【0016】そして、マイクロコンピュータ84は、電
気ヒータ72が所定抵抗値になるように各期間T3,T
4の時間を適宜設定することにより、電気ヒータ72が
設定温度になるように制御する。例えば、電気ヒータ7
2の設定温度=450℃、直流電源85の電圧Vcc=1
2V、期間T4における接続点Aの電圧Vr=2.5
V、期間T3+T4=535msecの場合、期間T3
+T4に対する期間T3の割合(デューティ比=100
×T3/(T3+T4))は61.3%になる。
【0017】このようにして電気ヒータ72を一定温度
に制御することにより、炭酸ガスセンサ71における検
知電極の接続端子からは、前記公報(特開平10−7
3560号)に記載の作用により、炭酸ガスセン71が
設置された雰囲気中の炭酸ガス濃度に対応した出力が得
られる。その検知電極の接続端子の出力は、バッファ
回路83を介してマイクロコンピュータ84に入力され
る。
【0018】尚、バッファ回路83を設けているのは、
炭酸ガスセンサ71の各接続端子間のインピーダン
スが高いため、そのインピーダンスを下げることによ
り、検知電極の接続端子の出力をマイクロコンピュー
タ84へ確実に伝送するためである。
【0019】ここで、炭酸ガスセンサ71における検知
電極の接続端子の出力は、炭酸ガス濃度に対して対数
出力される。しかし、炭酸ガス濃度を測定するには、炭
酸ガス濃度に対して線形出力が得られることが望まし
い。そのため、マイクロコンピュータ84により、炭酸
ガス濃度に対して対数出力される検知電極の接続端子
の出力を、炭酸ガス濃度に対して線形出力に変換すると
共に、適宜補正を行うことにより、炭酸ガス濃度に対応
した検出信号Voを生成する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の炭酸ガス検知装
置81においては、炭酸ガスセンサ71の各接続端子
間のインピーダンスが高いことに加え、基準電極の接
続端子が直流電源85のマイナス端子に接続されて接
地されると共に、電気ヒータ72の一端が抵抗R4を介
して直流電源85のマイナス端子に接続されて接地され
ている。
【0021】尚、抵抗R4を設けているのは、接続点A
の電圧を高めることにより、電気ヒータ72の抵抗値が
低い場合でも、差動増幅回路95による接続点Aの電圧
検出を容易に行うためである。従って、抵抗R4の抵抗
値は数百Ω以下に設定されている。
【0022】そのため、炭酸ガスセンサ71において
は、基体73や台座(図示略)の内部もしくは表面に
て、電気ヒータ72とセンサ本体74との間にリーク電
流が生じる場合がある。当該リーク電流が生じると、炭
酸ガス濃度の検出精度が低下するという問題がある。ま
た、湿度が高くなるほど当該リーク電流は大きくなるた
め、その湿度の変化に対するリーク電流の変動に伴って
検知電極の接続端子の出力も変動し、マイクロコンピ
ュータ84の検出信号Voが不正確かつ不安定になると
いう問題もある。
【0023】ところで、上記の炭酸ガスセンサ71にお
ける金属炭酸塩層を、検出対象のガスと解離平衡をなす
金属塩層に置き換えることにより、当該金属塩に対応し
た特定ガスの濃度を検出するガスセンサを実現すること
ができる。例えば、金属炭酸塩層を金属硝酸塩層に置き
換えることにより、NOXガス濃度を検出するNOXガス
センサを実現することができる。また、金属炭酸塩層を
金属硫酸塩層に置き換えることにより、SOXガス濃度
を検出するSOXガスセンサを実現することができる。
【0024】このように、炭酸ガスセンサ71の金属炭
酸塩層を適宜な金属塩層に置き換えて構成されたガスセ
ンサを用いる各種ガス検知装置においても、上記した炭
酸ガスセンサ71を用いた炭酸ガス検知装置81と同様
の問題があった。本発明は上記問題点を解決するために
なされたものであって、その目的は、検知精度が高く安
定な検知が可能なガス検知装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、基準電極と、固
体電解質から成るイオン伝導体層と、検知電極と、金属
塩層とがこの順に形成されてなるガスセンサ本体に対し
て、電気ヒータが取り付けられたガスセンサと、前記ガ
スセンサ本体の接地側と前記電気ヒータの接地側とを電
気的に絶縁することにより、前記電気ヒータと前記ガス
センサ本体との間にリーク電流が生じるのを防止する絶
縁手段とを備えたガス検知装置をその要旨とする。
【0026】従って、請求項1に記載の発明によれば、
ガスセンサ本体のインピーダンスが高くても、ガスセン
サの内部もしくは表面にて電気ヒータとガスセンサ本体
との間にリーク電流が生じるのを防止できることから、
リーク電流によりガス濃度の検出精度が低下することが
なく、湿度の変化に対するリーク電流の変動に伴って検
出精度が変動することもないため、検知精度が高く安定
な検知が可能になる。
【0027】ところで、請求項2に記載の発明のよう
に、請求項1に記載のガス検知装置において、前記電気
ヒータの通電を制御することにより当該電気ヒータの温
度を制御するヒータ温度制御手段と、前記ガスセンサの
基準電極と検知電極との間に生じる起電力に基づいてガ
ス濃度を検出するガス濃度検出手段と、前記ヒータ温度
制御手段および前記ガス濃度検出手段に電源を供給する
電源供給手段とを備える。そして、前記絶縁手段は、前
記ガス濃度検出手段と前記電源供給手段の接地側とを電
気的に絶縁することにより、前記ガスセンサ本体の接地
側と前記電気ヒータの接地側とを電気的に絶縁し、前記
ヒータ温度制御手段と前記電源供給手段と前記ガス濃度
検出手段とを介して前記電気ヒータと前記ガスセンサ本
体との間にリーク電流が生じるのを防止するようにして
もよい。
【0028】次に、請求項3に記載の発明は、基準電極
と、固体電解質から成るイオン伝導体層と、検知電極
と、金属塩層とがこの順に形成されてなるガスセンサ本
体に対して、電気ヒータが取り付けられたガスセンサ
と、前記ガスセンサ本体の接地側電位と前記電気ヒータ
の接地側電位との電位差をなくすことにより、前記電気
ヒータと前記ガスセンサ本体との間にリーク電流が生じ
るのを防止する電位設定手段とを備えたガス検知装置を
その要旨とする。
【0029】従って、請求項3に記載の発明において
も、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることがで
きる。ところで、請求項4に記載の発明のように、請求
項3に記載のガス検知装置において、前記電気ヒータの
通電を制御することにより当該電気ヒータの温度を制御
するヒータ温度制御手段と、前記ガスセンサの基準電極
と検知電極との間に生じる起電力に基づいてガス濃度を
検出するガス濃度検出手段とを備える。そして、前記電
位設定手段は、前記ヒータ温度制御手段により前記電気
ヒータの両端子間に印加される実効電圧と等しいオフセ
ット電圧を生成し、当該オフセット電圧を前記基準電極
に印加することにより、前記ガスセンサ本体の接地側電
位と前記電気ヒータの接地側電位との電位差をなくし
て、前記電気ヒータと前記ガスセンサ本体との間にリー
ク電流が生じるのを防止するようにしてもよい。
【0030】また、請求項5に記載の発明のように、請
求項4に記載のガス検知装置において、前記ガス濃度検
出手段は、前記起電力から前記オフセット電圧を差し引
いて前記ガスセンサ本来の起電力に戻すようにしてもよ
い。ところで、請求項6に記載の発明のように、請求項
1〜5のいずれか1項に記載のガス検知装置において、
前記ガスセンサの金属塩層は、検出対象のガスと解離平
衡をなす金属炭酸塩、金属硝酸塩または金属硫酸塩から
構成してもよい。
【0031】従って、請求項6に記載の発明によれば、
金属炭酸塩層を備えた炭酸ガスセンサを用いて炭酸ガス
(CO2)濃度を検出する炭酸ガス検知装置、金属硝酸
塩層を備えたNOXガスセンサを用いてNOXガス濃度を
検出するNOXガス検知装置、金属硫酸塩層を備えたS
OXガスセンサを用いてSOXガス濃度を検出するSO X
ガス検知装置を提供することができる。
【0032】尚、以下に述べる発明の実施の形態におい
て、特許請求の範囲または課題を解決するための手段に
記載の「ヒータ温度制御手段」はヒータ温度制御回路8
2に相当し、同じく「ガス濃度検出手段」はバッファ回
路83と差動増幅回路14およびマイクロコンピュータ
84から構成され、同じく「電源供給手段」は直流電源
85に相当し、同じく「絶縁手段」はDC−DCコンバ
ータ2および絶縁回路4から構成され、同じく「電位設
定手段」は抵抗分圧回路12およびバッファ回路13か
ら構成される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した各実施
形態を図面と共に説明する。尚、各実施形態において、
図4および図5に示した従来の形態と同じ構成部材につ
いては符号を等しくしてその詳細な説明を省略する。
【0034】(第1実施形態)図1は、炭酸ガスセンサ
71を用いる第1実施形態の炭酸ガス検知装置1の構成
を示すブロック回路図である。炭酸ガス検知装置1は、
従来の炭酸ガス検知装置81の構成部材(ヒータ温度制
御回路82、バッファ回路83、マイクロコンピュータ
84、直流電源85)に加えて、DC−DCコンバータ
2、定電圧回路3、絶縁回路4から構成されている。
【0035】一般的な回路構成のDC−DCコンバータ
2は、一次側巻線と2次側巻線とが絶縁された絶縁型電
源トランス、スイッチング素子、平滑回路(いずれも図
示略)から構成されている。そして、絶縁型電源トラン
スの一次側巻線の一端が直流電源85のプラス側端子に
接続されると共に、一次側巻線の他端と直流電源85の
マイナス側端子との間にスイッチング素子が接続され、
当該スイッチング素子のスイッチング動作によって直流
電源85から供給される直流が交流に変換され、その交
流が平滑回路にて平滑されて直流が生成され、その直流
がDC−DCコンバータのプラス側出力端子2aおよび
マイナス側出力端子2bから出力されるようになってい
る。
【0036】このように、DC−DCコンバータ2は絶
縁型電源トランスを用いているため、そのマイナス側出
力端子2bと、直流電源85のマイナス側端子とは電気
的に絶縁されている。尚、マイナス側出力端子2bと直
流電源85のマイナス側端子とが電気的に絶縁されるな
らば、DC−DCコンバータ2は、上記の回路構成に限
らず、どのような回路構成にしてもよい。
【0037】定電圧回路3は、電圧制御用トランジスタ
を用いたシャント型またはシリーズ型の一般的な回路構
成であり、DC−DCコンバータ2の各出力端子2a,
2bから出力された直流電圧を安定化し、その直流をプ
ラス側出力端子3aおよびマイナス側出力端子3bから
出力するようになっている。従って、定電圧回路3のマ
イナス側出力端子3bと、直流電源85のマイナス側端
子とは電気的に絶縁されている。
【0038】バッファ回路83を構成するオペアンプ9
6は、直流電源85からではなく、定電圧回路3から電
源供給がなされて単電源動作を行う。つまり、オペアン
プ96のプラス側電源端子は定電圧回路3のプラス側出
力端子3aに接続され、オペアンプ96のマイナス側電
源端子は定電圧回路3のマイナス側出力端子3bに接続
されている。従って、バッファ回路83と直流電源85
のマイナス側端子とは電気的に絶縁されている。
【0039】炭酸ガスセンサ71における基準電極の接
続端子は、直流電源85のマイナス側端子ではなく、
定電圧回路3のマイナス側出力端子3bに接続されてい
る。従って、基準電極の接続端子と直流電源85のマ
イナス側端子とは電気的に絶縁されている。
【0040】バッファ回路83の出力は、絶縁回路4を
介してマイクロコンピュータ84に入力される。絶縁回
路4は、バッファ回路83の出力側と直流電源85のマ
イナス側端子とがマイクロコンピュータ84の内部回路
を介して電気的に接続されるのを防止するために設けら
れている。
【0041】例えば、一次側巻線と二次側巻線とが絶縁
された信号伝送用トランスを用いて絶縁回路4を構成す
るには、信号伝送用トランスの一次側巻線をバッファ回
路83の出力(オペアンプ96の出力端子)および定電
圧回路3のマイナス側出力端子3bに接続すると共に、
信号伝送用トランスの二次側巻線をマイクロコンピュー
タ84の入力および直流電源85のマイナス側端子に接
続すればよい。
【0042】また、フォトダイオードおよびフォトトラ
ンジスタから成るフォトカップラを用いて絶縁回路4を
構成するには、フォトダイオードをバッファ回路83の
出力(オペアンプ96の出力端子)および定電圧回路3
のマイナス側出力端子3bに接続すると共に、フォトト
ランジスタをマイクロコンピュータ84の入力および直
流電源85のマイナス側端子に接続すればよい。
【0043】尚、バッファ回路83の出力側と直流電源
85のマイナス側端子とがマイクロコンピュータ84の
内部回路を介して電気的に接続されるのを防止できるな
らば、絶縁回路4は、上記構成に限らず、どのような構
成にしてもよい。このように、本第1実施形態の炭酸ガ
ス検知装置1においては、DC−DCコンバータ2を設
けることにより、炭酸ガスセンサ71における基準電極
の接続端子と、バッファ回路83を構成するオペアン
プ96のマイナス側電源端子とを、直流電源85のマイ
ナス側端子からそれぞれ電気的に絶縁している。そし
て、絶縁回路4を設けることにより、バッファ回路83
の出力側を直流電源85のマイナス側端子から電気的に
絶縁している。そのため、基準電極の接続端子(セン
サ本体71の接地側)と、電気ヒータ72と抵抗R4の
接続点(電気ヒータ72の接地側)とが電気的に絶縁さ
れる。
【0044】従って、炭酸ガス検知装置1によれば、炭
酸ガスセンサ71の各接続端子間のインピーダンス
が高く、電気ヒータ72の一端が数百Ω以下の抵抗R4
を介して直流電源85のマイナス端子に接続されて接地
されているにも拘わらず、炭酸ガスセンサ71の基体7
3や台座(図示略)の内部もしくは表面にて、電気ヒー
タ72とセンサ本体74との間にリーク電流が生じるの
を防止することができる。そのため、リーク電流により
炭酸ガス濃度の検出精度が低下することがなく、湿度の
変化に対するリーク電流の変動に伴って検知電極の接続
端子の出力が変動することもないため、マイクロコン
ピュータ84の検出信号Voを正確かつ安定にすること
ができる。
【0045】(第2実施形態)図2は、炭酸ガスセンサ
71を用いる第2実施形態の炭酸ガス検知装置11の構
成を示すブロック回路図である。炭酸ガス検知装置11
は、従来の炭酸ガス検知装置81の構成部材(ヒータ温
度制御回路82、バッファ回路83、マイクロコンピュ
ータ84、直流電源85)に加えて、抵抗分圧回路1
2、バッファ回路13、差動増幅回路14から構成され
ている。
【0046】抵抗分圧回路12は、直流電源85のプラ
ス側端子およびマイナス側端子の間に直列接続された各
抵抗R11,R12から構成され、各抵抗R11,R1
2の接続点Bから後述するオフセット電圧Voffを生成
する。バッファ回路13は、オペアンプ15から成るボ
ルテ−ジホロアにより構成されている。オペアンプ15
は直流電源85から電源供給がなされて単電源動作を行
う。オペアンプ15の非反転入力端子には、バッファ回
路13の接続点Bが接続されてオフセット電圧Voffが
印加されている。そして、オペアンプ15の出力端子に
は、炭酸ガスセンサ71における基準電極の接続端子
が接続されている。
【0047】従って、炭酸ガスセンサ71における基準
電極の接続端子には、バッファ回路13を介して、抵
抗分圧回路12の生成したオフセット電圧Voffが印加
されている。尚、バッファ回路13を設けているのは、
炭酸ガスセンサ71の各接続端子間のインピーダン
スや抵抗分圧回路12の各抵抗R11,R12の抵抗値
の影響を受けることなく、基準電極の接続端子に正確
かつ安定なオフセット電圧Voffを印加するためであ
る。
【0048】差動増幅回路14は、オペアンプ16およ
び各抵抗R13〜R16から構成されている。オペアン
プ16は直流電源85から電源供給がなされて単電源動
作を行う。そして、差動増幅回路14は各バッファ回路
13,83の出力を差動増幅する。つまり、差動増幅回
路14の出力は、炭酸ガスセンサ71における検知電極
の接続端子の出力(バッファ回路83の出力)から、
オフセット電圧Voff(バッファ回路13の出力)を差
し引いた値になる。
【0049】マイクロコンピュータ84は、差動増幅回
路14の出力から炭酸ガス濃度の検出信号Voを生成す
る。このように、本第2実施形態の炭酸ガス検知装置1
1においては、抵抗分圧回路12およびバッファ回路1
3を設けることにより、炭酸ガスセンサ71における基
準電極の接続端子にオフセット電圧Voffを印加して
いる。そして、差動増幅回路14を設けることにより、
炭酸ガスセンサ71における検知電極の接続端子の出
力からオフセット電圧Voffを差し引き、炭酸ガスセン
サ71本来の出力(起電力)に戻している。
【0050】従って、炭酸ガス検知装置11において、
電気ヒータ72の両端子間に印加される実効電圧と等し
くなるようにオフセット電圧Voffを設定すれば、電気
ヒータ72と抵抗R4の接続点(電気ヒータ72の接地
側)の電位と、基準電極の接続端子(センサ本体71
の接地側)の電位との電位差をなくすことができる。そ
のため、炭酸ガスセンサ71の各接続端子間のイン
ピーダンスが高く、電気ヒータ72の一端が数百Ω以下
の抵抗R4を介して直流電源85のマイナス端子に接続
されて接地されているにも拘わらず、炭酸ガスセンサ7
1の基体73や台座(図示略)の内部もしくは表面に
て、電気ヒータ72とセンサ本体74との間にリーク電
流が生じるのを防止することができる。
【0051】その結果、本第2実施形態の炭酸ガス検知
装置11によれば、第1実施形態の炭酸ガス検知装置1
と同様に、リーク電流により炭酸ガス濃度の検出精度が
低下することがなく、湿度の変化に対するリーク電流の
変動に伴って検知電極の接続端子の出力が変動するこ
ともないため、マイクロコンピュータ84の検出信号V
oを正確かつ安定にすることができる。
【0052】また、本第2実施形態の炭酸ガス検知装置
11においては、第1実施形態の炭酸ガス検知装置1の
ように部品コストの高いDC−DCコンバータ2や絶縁
回路4を用いずに、比較的部品コストの低い抵抗分圧回
路12,バッファ回路13,差動増幅回路14を用いる
ため、第1実施形態の炭酸ガス検知装置1に比べて低コ
スト化を図ることができる。
【0053】ところで、オフセット電圧Voffは以下の
ようにして設定することができる。図3は、図2に示す
炭酸ガス検知装置11の要部回路図である。図5に示す
期間T1において、図3に示すように、電気ヒータ72
から検知電極の接続端子側へリークする電流を「i
1」とする。また、図5に示す期間T2において、図3
に示すように、検知電極の接続端子から電気ヒータ7
2側へリークする電流を「i2」とする。また、図5に
示す期間T4において、図3に示すように、電気ヒータ
72から検知電極の接続端子側へリークする電流を
「i3」とする。そして、炭酸ガスセンサ71の起電力
(各接続端子間の電圧)を「Vemf」とする。ま
た、炭酸ガスセンサの基体73および台座の絶縁抵抗を
「R」とする。
【0054】そして、直流電源85の電圧Vcc、オフセ
ット電圧Voff、炭酸ガスセンサ71の起電力Vemf、絶
縁抵抗R、前記した期間T4における接続点Aの電圧V
rを以下の各式(1)〜(3)に代入することにより、
各電流i1〜i3が求められる。 i1=(Vcc−Voff−Vemf)/R ………(式1) i2=(−Voff−Vemf)/R ………(式2) i3=(Vr−Voff−Vemf)/R ………(式3) ここで、図5に示す期間T3+T4(すなわち、電気ヒ
ータ72に流される擬似的な交流の一周期)において、
電気ヒータ72とセンサ本体74との間を移動する電荷
量(リークする電荷量)を「Q」とする。そして、各期
間T3,T4および各電流i1〜i3を以下の式(4)
に代入することにより、電荷量Qが求められる。 Q=i1・T3/2+i2・T3/2+i3・T4 ………(式4) 尚、式(4)にて、右辺の第1項および第2項で電流i
1.i2にT3を乗じるだけでなく1/2を乗じている
のは、電気ヒータ72に流されるのが疑似的な交流であ
ることから、当該擬似的な交流を流す期間T3の半分の
時間だけ電流i1.i2が流れるためである。
【0055】そして、電荷量Qおよび各期間T3,T4
を以下の式(5)に代入することにより、平均リーク電
流Iが求められる。 I=Q/(T3+T4) ………(式5) そのため、式(5)により、オフセット電圧Voffの変
化に対する平均リーク電流Iの変化をシミュレーション
する。そして、平均リーク電流Iが零になるときのオフ
セット電圧Voffを求めればよい。そのオフセット電圧
Voffが電気ヒータ72の両端子間に印加される実効電
圧と等しくなる。
【0056】例えば、電気ヒータ72の設定温度=45
0℃、直流電源85の電圧Vcc=12V、期間T4にお
ける接続点Aの電圧Vr=2.5V、期間T3+T4=
535msec、期間T3+T4に対する期間T3の割
合(デューティ比=100×T3/(T3+T4))=
61.3%、炭酸ガスセンサ71の起電力Vemf=30
0mVの場合、式(5)によりオフセット電圧Voffの
変化に対する平均リーク電流Iの変化をシミュレーショ
ンすると、平均リーク電流Iが零になるときのオフセッ
ト電圧Voffは4.3Vになる。
【0057】そこで、オフセット電圧Voffが4.3V
になるように抵抗分圧回路12の各抵抗R11,R12
の抵抗値を設定し、当該オフセット電圧Voffを炭酸ガ
スセンサ71における基準電極の接続端子に印加した
ところ、湿度が高くなっても炭酸ガスセンサ71のリー
ク電流はほとんど流れないまま変化せず、マイクロコン
ピュータ84の検出信号Voは湿度の変化に関係なく一
定値をとることがわかった。
【0058】尚、本発明は上記各実施形態に限定される
ものではなく、以下のように変更してもよく、その場合
でも、上記各実施形態と同様の作用および効果を得るこ
とができる。 (1)ヒータ温度制御回路82は、電気ヒータ72を設
定温度に制御できるならば、上記の回路構成に限らず、
どのような回路構成にしてもよい。
【0059】(2)前記したように、マイクロコンピュ
ータ84では、炭酸ガス濃度に対して対数出力される検
知電極の接続端子の出力を、炭酸ガス濃度に対して線
形出力に変換して検出信号Voを生成している。しか
し、マイクロコンピュータ84にて対数出力を線形出力
に変換せず、検知電極の接続端子の出力をバッファ回
路83を介してそのままガス検知装置1,11の検出信
号として外部へ出力してもよい。その場合、第1実施形
態においては絶縁回路4を省くことができる。
【0060】(3)第2実施形態において、正確かつ安
定なオフセット電圧Voffを炭酸ガスセンサ71におけ
る基準電極の接続端子に印加できるならば、バッファ
回路13は省いてもよい。 (4)炭酸ガスセンサ71を用いる炭酸ガス検知装置
1,11に限らず、炭酸ガスセンサ71の金属炭酸塩層
を、検出対象のガスと解離平衡をなす金属塩層に置き換
えて構成された各種ガスセンサを用いる各種ガス検知装
置に適用してもよい。例えば、金属炭酸塩層を金属硝酸
塩層に置き換えることにより、NOXガス濃度を検出す
るNOXガスセンサを実現することができる。また、金
属炭酸塩層を金属硫酸塩層に置き換えることにより、S
OXガス濃度を検出するSOXガスセンサを実現すること
ができる。このようなNOXガスセンサまたはSOXガス
センサを用いるNOXガス検知装置またはSOXガス検知
装置においても、上記の炭酸ガス検知装置1,11と同
様の作用により、ガス濃度の正確かつ安定な検知を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施形態の構成を示す
ブロック回路図。
【図2】本発明を具体化した第2実施形態の構成を示す
ブロック回路図。
【図3】第2実施形態の作用を説明するための要部回路
図。
【図4】従来の形態の構成を示すブロック回路図。
【図5】従来の形態および第1,第2実施形態の動作を
説明するための特性図。
【符号の説明】
1,11…炭酸ガス検知装置 2…DC−DCコンバ
ータ 4…絶縁回路 12…抵抗分圧回路 13,83…
バッファ回路 14…差動増幅回路 82…ヒータ温度制御回路 84…マイクロコンピュータ 85…直流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 昇 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日 本特殊陶業株式会社内 Fターム(参考) 2G004 BB04 BJ03 BL08 BL20 BM07 ZA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電極と、固体電解質から成るイオン
    伝導体層と、検知電極と、金属塩層とがこの順に形成さ
    れてなるガスセンサ本体に対して、電気ヒータが取り付
    けられたガスセンサと、 前記ガスセンサ本体の接地側と前記電気ヒータの接地側
    とを電気的に絶縁することにより、前記電気ヒータと前
    記ガスセンサ本体との間にリーク電流が生じるのを防止
    する絶縁手段とを備えたことを特徴とするガス検知装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のガス検知装置におい
    て、 前記電気ヒータの通電を制御することにより当該電気ヒ
    ータの温度を制御するヒータ温度制御手段と、 前記ガスセンサの基準電極と検知電極との間に生じる起
    電力に基づいてガス濃度を検出するガス濃度検出手段
    と、 前記ヒータ温度制御手段および前記ガス濃度検出手段に
    電源を供給する電源供給手段とを備え、 前記絶縁手段は、前記ガス濃度検出手段と前記電源供給
    手段の接地側とを電気的に絶縁することにより、前記ガ
    スセンサ本体の接地側と前記電気ヒータの接地側とを電
    気的に絶縁し、前記ヒータ温度制御手段と前記電源供給
    手段と前記ガス濃度検出手段とを介して前記電気ヒータ
    と前記ガスセンサ本体との間にリーク電流が生じるのを
    防止することを特徴とするガス検知装置。
  3. 【請求項3】 基準電極と、固体電解質から成るイオン
    伝導体層と、検知電極と、金属塩層とがこの順に形成さ
    れてなるガスセンサ本体に対して、電気ヒータが取り付
    けられたガスセンサと、 前記ガスセンサ本体の接地側電位と前記電気ヒータの接
    地側電位との電位差をなくすことにより、前記電気ヒー
    タと前記ガスセンサ本体との間にリーク電流が生じるの
    を防止する電位設定手段とを備えたことを特徴とするガ
    ス検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のガス検知装置におい
    て、 前記電気ヒータの通電を制御することにより当該電気ヒ
    ータの温度を制御するヒータ温度制御手段と、 前記ガスセンサの基準電極と検知電極との間に生じる起
    電力に基づいてガス濃度を検出するガス濃度検出手段と
    を備え、 前記電位設定手段は、前記ヒータ温度制御手段により前
    記電気ヒータの両端子間に印加される実効電圧と等しい
    オフセット電圧を生成し、当該オフセット電圧を前記基
    準電極に印加することにより、前記ガスセンサ本体の接
    地側電位と前記電気ヒータの接地側電位との電位差をな
    くして、前記電気ヒータと前記ガスセンサ本体との間に
    リーク電流が生じるのを防止することを特徴とするガス
    検知装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のガス検知装置におい
    て、 前記ガス濃度検出手段は、前記起電力から前記オフセッ
    ト電圧を差し引いて前記ガスセンサ本来の起電力に戻す
    ことを特徴とするガス検知装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のガ
    ス検知装置において、前記ガスセンサの金属塩層は、検
    出対象のガスと解離平衡をなす金属炭酸塩、金属硝酸塩
    または金属硫酸塩からなることを特徴とするガス検知装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008537129A (ja) * 2005-04-21 2008-09-11 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 電流測定式の固体電解質センサおよびその作動方法
JP2009244255A (ja) * 2008-03-13 2009-10-22 Ngk Spark Plug Co Ltd センサ制御装置及びセンサ制御システム
JP2010128551A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Nec Microwave Inc 電流測定回路
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