JP2000251695A - プラズマディスプレイパネルの製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの製造方法

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JP2000251695A
JP2000251695A JP11046238A JP4623899A JP2000251695A JP 2000251695 A JP2000251695 A JP 2000251695A JP 11046238 A JP11046238 A JP 11046238A JP 4623899 A JP4623899 A JP 4623899A JP 2000251695 A JP2000251695 A JP 2000251695A
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ink
phosphor ink
display panel
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Yoshirou Abe
由朗 安部
Masaki Aoki
正樹 青木
Hiroyuki Kawamura
浩幸 河村
Shigeo Suzuki
茂夫 鈴木
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝度むらおよび不灯領域の発生が抑制され表
示品質の優れたプラズマディスプレイパネルを提供す
る。 【解決手段】 サーバー15に特定色の蛍光体インク8
を入れ、加圧器16によりサーバー15およびノズル6
に圧力を印加すると、ノズル6の噴射口7から蛍光体イ
ンク8が連続流となって噴射され、放電セル5内に蛍光
体インク8が塗布される。この時、噴射口7の中心が、
基板1上に設けられた隔壁4間の中心に位置するように
設定されている。基板1の裏面にはほぼ全面にわたって
導電性媒体である導電性メッシュ17が設けられてお
り、この導電性メッシュ17は接地されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示デバイス等に
用いるプラズマディスプレイパネルの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プラズマディスプレイパネル(以
下、PDPという)の蛍光体層を形成する方法として、
インクジェット法が知られている。従来のインクジェッ
ト法では図5に示すように、基板1上に誘電体層2で覆
われた電極3が設けられ、誘電体層2上に形成された帯
状の隔壁4によって囲まれた空間(以下、放電セルとい
う)5内に、ノズル6の複数の噴射口7から流動性のよ
い蛍光体インク8を噴射させる。ノズル6を基板1の端
部から隔壁4と平行な方向に移動させることにより、蛍
光体インク8は、領域Aにおいて誘電体層2上に塗布さ
れるだけでなく、表面張力により蛍光体インク8を隔壁
4の側面に塗布することができる。
【0003】続いて、基板1を矢印aの向きに所定距離
だけ移動させた後、ノズル6を隔壁4と平行な方向に移
動させるという操作を繰り返すことにより、領域Bにお
いて順次蛍光体インク8を放電セル5内に塗布してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法を
用いて流動性のよい低粘度の蛍光体インク8を放電セル
5内に噴射して蛍光体層を形成した場合、図6(a)に
示すように片側に片寄った断面形状の蛍光体層9と、図
6(b)に示すようにほぼ対称な断面形状の蛍光体層9
とが混在して形成されていた。ここで、片寄った断面形
状の蛍光体層9は、ノズル6の端部であって、領域Aと
領域Bとの境界部に設けられた噴射口7a(図5参照)
によって形成されていた。また、図6(a)中の矢印a
の向きは図5中の矢印aの向きと同じである。このた
め、完成したPDPを点灯させると、画面に輝度むらが
発生するという課題があった。
【0005】また、図7はダブルスキャン型PDPの要
部断面図であり、図6の垂直方向の一部断面を表してい
る。基板1上に電極3、誘電体層2および蛍光体層9が
順次形成されており、電極3は基板1の中央で不連続に
なっている。このようなダブルスキャン型PDPの蛍光
体層9を従来のインクジェット法で形成した場合には、
図7に示すように、電極3が不連続になっている部分お
よびその周辺領域で蛍光体層9の盛り上がり部10が発
生することがあった。このような蛍光体層9の盛り上が
り部10を有するPDPを点灯させるとこの盛り上がり
部10が存在する領域が不灯領域となるという課題があ
った。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、放電セル内で蛍光体層をほぼ対称な断
面形状とすることにより、輝度むらが抑制され表示品質
の優れたPDPの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】また、ダブルスキャン型PDPにおいて、
基板中央の電極が不連続になっている部分およびその周
辺領域で蛍光体層の盛り上がりをなくすことにより、不
灯領域の発生が抑制され表示品質の優れたPDPの製造
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、蛍光体イ
ンク8を放電セル5内に塗布する前の基板1、誘電体層
2および隔壁4は正に帯電していることを静電気チェッ
カーにより確認した。また、液体がノズルから噴射され
る時に、液体は負に帯電し、ノズルは正に帯電すること
から、蛍光体インク8は負に帯電しているものと考えら
れる。蛍光体インク8が放電セル5内に噴射された時、
蛍光体インク8と隔壁4との摩擦により蛍光体インク8
および隔壁4の帯電量がさらに増加する。これにより、
蛍光体インク8が塗布されている最中の領域A(図5参
照)と蛍光体インク8が塗布されていない領域B(図5
参照)との境界において、静電気による電位差が大きく
なる。蛍光体インクは低粘度であるため、領域Aと領域
Bとの境界に位置する噴射口7aによって噴射される蛍
光体インク8が静電気による電位差によって引き寄せら
れ、図6(a)に示すような片寄った断面形状の蛍光体
層9が形成されるものと考えられる。
【0009】また、ダブルスキャン型PDPにおいて蛍
光体インク8を塗布する場合、図7に示すように、電極
3が不連続になっている領域における基板1、誘電体層
2および隔壁4の帯電量と、その周辺領域における基板
1、誘電体層2および隔壁4の帯電量とに差が生じ、こ
の差によって電極3が不連続になっている領域に蛍光体
インク8が集まることによるものと考えられる。
【0010】以上のことから、蛍光体インク8を放電セ
ル5内に塗布する時に基板1、誘電体層2および隔壁4
の帯電を抑制することにより、片寄った断面形状を有す
る蛍光体層9の発生、および電極3が不連続になってい
る部分における蛍光体層9の盛り上がり部10の発生を
抑制することができるという知見を得て、本発明を完成
するに至ったものである。
【0011】本発明のプラズマディスプレイパネルの製
造方法は、複数の隔壁が形成された基板上に蛍光体層を
形成するに際し、前記基板および前記隔壁の帯電を抑制
しながら、蛍光体インクをノズルから噴射して前記隔壁
間に前記蛍光体インクを塗布するものである。この方法
により、蛍光体インクを放電セル内に塗布中の領域と塗
布していない領域との境界において、静電気による電位
差を小さくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を用いて説明する。
【0013】図2は、本発明の一実施の形態によって製
造されるダブルスキャン型のAC型PDPの要部断面図
であり、図2(b)は図2(a)のC−C線断面図であ
る。
【0014】図2に示すように、ガラス製の基板11上
には帯状の表示電極12が形成されており、表示電極1
2を覆って誘電体層13および保護膜14が順次形成さ
れている。また、ガラス製の基板1上には誘電体層2に
覆われたアドレス用の電極3が帯状に形成されており、
図2(b)に示すように、電極3はその延在方向の中心
付近において不連続となっている。誘電体層2上には電
極3と平行に延在した帯状の隔壁4が設けられ、隣接し
た隔壁4の間の放電セル5内には蛍光体層9が形成され
ている。これらの基板11と基板1とは、表示電極12
と電極3とが直交するように、対向配置されている。電
極3は銀等の金属からなり、誘電体層2および隔壁4は
ガラスからなる。
【0015】蛍光体層9は、電極3、誘電体層2および
隔壁4が形成された基板1上の各放電セル5内に、蛍光
体インク8をインクジェット法によって塗布し、乾燥お
よび焼成することにより形成される。蛍光体インク8
は、赤色、緑色および青色の蛍光体粉末と、エチルセル
ロース等の樹脂と、タルピネオール等の溶剤とを混合し
て調製する。調製された蛍光体インクは、せん断速度が
100s-1のときの粘度が20〜200cps程度の低
粘度のものである。各色の蛍光体としては、次に示すも
のが用いられる。
【0016】赤色の蛍光体:(YxGd1-x)BO3;E
3+またはYBO3;Eu3+ 緑色の蛍光体:BaAl1219;MnまたはZnSiO
4;Mn 青色の蛍光体:BaMgAl1017;Eu2+ 次に、本発明の一実施の形態による蛍光体層の形成方法
について図1を用いて説明する。
【0017】図1は、放電セル内に蛍光体噴射装置から
蛍光体インクが噴射され塗布されている状態を示してい
る。図1に示すように、蛍光体噴射装置は、蛍光体イン
ク8を噴射するノズル6、蛍光体インク8をノズル6に
供給するためのサーバー15およびノズル6に圧力を加
えるための加圧器16を備えている。
【0018】まず、サーバー15に特定色の蛍光体イン
ク8を入れ、加圧器16によりサーバー15およびノズ
ル6に圧力を印加すると、ノズル6の噴射口7から蛍光
体インク8が連続流となって噴射され、放電セル5内に
蛍光体インク8が塗布される。この時、噴射口7の中心
が、基板1上に設けられた隔壁4間の中心に位置するよ
うに設定されている。蛍光体インク8を帯状に塗布した
後、基板1を矢印bの方向に所定距離だけ移動させ、続
いて蛍光体インク8を帯状に塗布するという動作を繰り
返すことにより、基板1の全面にわたって蛍光体インク
8を塗布する。図1において、領域Dは蛍光体インク8
を塗布している領域であり、領域Eは領域Dでの蛍光体
インク8の塗布が終了した後、蛍光体インク8が塗布さ
れる領域である。
【0019】3色の蛍光体インクを放電セル5内に充填
する場合、まず赤色の蛍光体インクを背面ガラス基板に
設けられたすべての赤色用放電セル内に充填し、その
後、緑色用放電セル内に緑色の蛍光体インクを、さらに
続いて青色用放電セル内に青色の蛍光体インクをそれぞ
れ充填する。3色の蛍光体インクを充填する順番はこれ
に限らず、どのような順番でもよい。
【0020】基板1の裏面にはほぼ全面にわたって導電
性媒体である導電性メッシュ17が設けられており、こ
の導電性メッシュ17は接地されている。導電性メッシ
ュ17はステンレス等の金属からなる。この構成によ
り、放電セル5内に蛍光体インク8を噴射した場合、蛍
光体インク8と隔壁4との摩擦等によって発生した静電
気が隔壁4に蓄積されることを抑制することができる。
したがって、領域Dと領域Eとの境界における電位差を
小さく抑えることができるので、従来のように電位差に
よって蛍光体インク8が変形するということが抑制さ
れ、すべての放電セル5において図6(b)に示すよう
なほぼ対称形状をもつ蛍光体層9を形成することができ
る。
【0021】また、電極3の不連続領域とその周辺領域
との電位差は、従来の場合よりも小さくすることができ
るので、電極3の不連続領域における蛍光体層の盛り上
がり部10の発生を抑制することができる。
【0022】次に、本実施の形態によって蛍光体層を形
成した一例について説明する。
【0023】蛍光体として、(YxGd1-x)BO3;E
3+(赤色)、ZnSiO4;Mn(緑色)、およびB
aMgAl1017;Eu2+(青色)を用いた。これらの
蛍光体を50〜60重量%、エチルセルロースを0.1
〜1重量%とタルピネオールとを混合して蛍光体インク
を調整した。ここで、蛍光体インクの粘度は、せん断速
度が100s-1において50〜100cpsであった。
これら3色の蛍光体インクを、縦570mm、横964
mm、厚さ2.8mmの基板1上に360μmのピッチ
で形成された隔壁4間の放電セル5内に噴射して塗布し
た後、120℃で30分乾燥し、続いて520℃まで昇
温して20分保持し、室温まで放冷することにより、蛍
光体層9が得られた。ここで、隔壁4の幅は80μm、
高さは120μmであり、誘電体層2の厚さは10μm
である。このとき、基板1の全体にわたって図6(b)
に示した対称な断面形状を有する蛍光体層を得ることが
できた。
【0024】第1の実施形態では、導電性メッシュ17
が接地されている場合について説明したが、導電性メッ
シュ17が多数の細かい針状部を有している場合、針状
部から空中に放電することができるので、導電性メッシ
ュ17を接地していない場合でも隔壁4に静電気が蓄積
されることを抑制することができる。このため、図6
(b)に示すようなほぼ対称形状をもつ蛍光体層9を形
成することができるとともに、電極3の不連続領域にお
ける蛍光体層の盛り上がり部10の発生を抑制すること
ができる。
【0025】次に、本発明の第2の実施形態について図
3を用いて説明する。
【0026】図3に示すように、電極3と導通した導電
性テープ18を基板1の周囲に設け、導電性テープ18
を接地している。導電性テープ18はステンレス等の金
属製である。この状態で蛍光体インクを隔壁4間の放電
セル内に塗布する。
【0027】導電性テープ18が接地されているため、
放電セル内に蛍光体インクを噴射した場合、蛍光体イン
クと隔壁4との摩擦等によって発生した静電気が隔壁4
に蓄積されることを抑制することができる。したがっ
て、第1の実施形態の場合と同様にすべての放電セルで
ほぼ対称な形状を有する蛍光体層を形成することができ
る。また、電極3の不連続領域における蛍光体層の盛り
上がり部10の発生を抑制することができる。
【0028】次に、本発明の第3の実施形態について図
4を用いて説明する。
【0029】図3に示した第2の実施形態と異なる点は
導電性テープに10〜100ボルトの交流電圧を印加し
ている点である。基板1が厚くなった場合、基板1、誘
電体層2および隔壁4は正に帯電する領域と負に帯電す
る領域とが発生する。このような場合には、導電性テー
プに交流電圧を印加することにより、正に帯電した領域
および負に帯電した領域の静電気を同時に除去すること
ができる。
【0030】なお、第1の実施形態および第2の実施形
態でそれぞれ説明した方法を組み合わせて同時に実施し
てもよい。また、第1の実施形態および第3の実施形態
でそれぞれ説明した方法を組み合わせて同時に実施して
もよい。さらに、上記実施の形態では電極3が誘電体層
2によって覆われている場合について説明したが、誘電
体層2が設けられていない場合でも同様の効果を得るこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の隔
壁が形成された基板上に蛍光体層を形成するに際し、基
板および隔壁の帯電を抑制しながら、蛍光体インクを複
数のノズルから噴射して隔壁間に蛍光体インクを塗布す
ることにより、輝度むらおよび不灯領域の発生が抑制さ
れ表示品質の優れたPDPを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の製造方法により蛍光
体インクを塗布している状態を示す要部断面図
【図2】本発明の製造方法によって得られるPDPの一
部断面図
【図3】本発明の第2の実施形態のPDPの製造方法を
説明する一部斜視図
【図4】本発明の第3の実施形態のPDPの製造方法を
説明する一部斜視図
【図5】従来の方法により蛍光体インクを塗布している
状態を示す要部断面図
【図6】蛍光体層が形成された基板の一部断面図
【図7】ダブルスキャン型PDPの中央部における蛍光
体層が形成された基板の要部断面図
【符号の説明】
1 基板 2 誘電体層 3 電極 4 隔壁 5 放電セル 6 ノズル 7 噴射口 8 蛍光体インク 9 蛍光体層 17 導電性メッシュ 18 導電性テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 浩幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 茂夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AA09 AA85 DC21 EB01 5C027 AA09 5C040 FA01 GB03 GB14 GG09 JA05 MA24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の隔壁が形成された基板上に蛍光体
    層を形成するに際し、前記基板および前記隔壁の帯電を
    抑制しながら、蛍光体インクをノズルから噴射して前記
    隔壁間に前記蛍光体インクを塗布することを特徴とする
    プラズマディスプレイパネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記基板の背面に導電性媒体を設けるこ
    とを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパ
    ネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記導電性媒体を接地することを特徴と
    する請求項2記載のプラズマディスプレイパネルの製造
    方法。
  4. 【請求項4】 前記基板上に複数の電極が設けられてお
    り、前記複数の電極を接地することを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載のプラズマディスプレイパ
    ネルの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記基板上に複数の電極が設けられてお
    り、前記複数の電極に交流電圧を印加することを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載のプラズマディ
    スプレイパネルの製造方法。
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