JP2000254892A - 断裁装置 - Google Patents

断裁装置

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JP2000254892A
JP2000254892A JP11064270A JP6427099A JP2000254892A JP 2000254892 A JP2000254892 A JP 2000254892A JP 11064270 A JP11064270 A JP 11064270A JP 6427099 A JP6427099 A JP 6427099A JP 2000254892 A JP2000254892 A JP 2000254892A
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藤田  和久
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で手間がかからず容易に断裁処理
効率を高めることのできる断裁装置を提供すること。 【解決手段】 油圧シリンダ8の駆動により用紙押さえ
板3を駆動して断裁する用紙を押さえ、押さえた用紙を
油圧シリンダ9の駆動により断裁刃を駆動して断裁する
断裁装置において、前記油圧シリンダ8の駆動開始から
予め断裁する用紙の厚みの薄いものを対象にして設定し
た時間後に出力するタイマー12と用紙押さえ板3の移
動中にパルスを発生するパルス発生機10のパルスの途
絶えから用紙押さえ板3の停止を検出して出力する用紙
の厚み検出回路13とを設け、前記タイマーの出力と前
記検出回路の出力のいずれか早い方の出力により前記油
圧シリンダ9の駆動を開始し、断裁する用紙の厚みに関
係なく断裁処理に要する時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断裁装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】用紙を所定の寸法に切り揃えたり、製本
した用紙束の端部を切り揃えるなどのために使用する断
裁装置は、図3に示すように用紙1を位置決め載置する
載置台2と、断裁時に用紙1がずれないように該用紙1
を載置台2へ押圧締め付ける用紙押え板3と、用紙押え
板3で押圧した用紙を切断する断裁刃4とにより主とし
て構成されている。
【0003】用紙押え板3はチェーン6を介して引張り
ばね5に連結され、また、単動油圧シリンダ8のピスト
ンロッド8aに連結されている。用紙押え板3は通常引
張りばね5のばね力により載置台2の上方位置に保持さ
れ、断裁時油圧シリンダ8のピストンロッド8aが駆動
されて引張りばね5のばね力に抗して下降し、載置台2
上の用紙1を押圧して締め付ける。断裁後は引張りばね
5のばね力により載置台2の上方位置に復帰する。な
お、7はチェーン6をガイドするスプロケットである。
【0004】断裁刃4は複動油圧シリンダ9のピストン
ロッド9aに連結されていて、通常油圧シリンダ9によ
り載置台2の上方位置に保持され、断裁時油圧シリンダ
9のピストンロッド9aが下降駆動されて載置台2上の
用紙1を断裁する。断裁後は油圧シリンダ9のピストン
ロッド9aが上昇駆動されて載置台2の上方位置に復帰
保持される。
【0005】このように構成された断裁装置は、用紙押
え板3を駆動する油圧シリンダ8および断裁刃4を駆動
する油圧シリンダ9のそれぞれを駆動するための信号を
発生する制御装置が具えられ、この制御装置には油圧シ
リンダ8の駆動と油圧シリンダ9の駆動との間の時間を
設定するタイマーが具えられている。すなわち、タイマ
ーに設定した時間断裁刃4の駆動開始は用紙押え板3の
駆動開始よりも遅くし、用紙押え板3により用紙1を確
実に押さえた状態で断裁する。図4〜6はこの動作を示
したもので、図4は用紙押え板3および断裁刃4ともに
載置台2の上方の待期位置にある状態を、図5は用紙押
え板3が駆動されて用紙1を押さえた直後の状態を、図
6は用紙押え板3が用紙1を押さえた状態で断裁刃4が
駆動されて断裁している状態をそれぞれ示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのタイマー
に設定する時間は、断裁刃4による断裁が用紙押え板3
による用紙1の押さえより先行する(用紙を押さえる前
に断裁する)ことを避けるために、通常、断裁する用紙
の厚みが最も薄い場合(この場合、用紙押え板3が用紙
に到達する時間がもっとも長い)を考慮した時間、つま
り用紙押え板3が駆動開始されてからその用紙に到達す
るほぼ直前(断裁刃4が用紙押え板3より確実に先行し
ない位置)までの時間としている。
【0007】しかしこのような設定では、断裁する用紙
の厚みが厚いと、用紙押え板3が駆動されてからその用
紙に到達するまでの時間は短くなるが、断裁刃4の駆動
開始は用紙押え板3の駆動開始から一定時間後であって
遅れることとなり断裁処理効率が劣るという問題があ
る。断裁刃4の駆動開始の遅れを解消するには断裁する
用紙の厚みに応じてタイマーに設定する時間を変更すれ
ば足りるが、その変更のための手間がかかり、特に断裁
する用紙の厚みが頻繁に変わる場合には反って断裁処理
効率を一層悪くするという問題がある。
【0008】本発明は、上記の問題に鑑みなされたもの
で、簡単な構成で手間がかからず容易に断裁処理効率を
高めることのできる断裁装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、用紙押さえ板を駆動する第1の駆動手段と、断裁刃
を駆動する第2の駆動手段と、前記第1の駆動手段の駆
動後に前記第2の駆動手段を駆動する制御装置とを備
え、載置台上に位置決めした用紙を前記用紙押さえ板で
押さえて前記断裁刃で断裁してなる断裁装置において、
前記制御装置は、前記第1の駆動手段の駆動開始から予
め設定した一定時間後に出力するタイマーと断裁する用
紙の厚みを検出して出力する検出手段とを備え、前記タ
イマーの出力と前記検出手段の出力のいずれか早い方の
出力により前記第2の駆動手段を駆動開始してなること
を特徴とする。
【0010】請求項2に係る本発明は、請求項1に係る
本発明における断裁する用紙の厚みを検出する検出手段
が前記第1の駆動手段の駆動後の停止により検出してな
ることを特徴とする。
【0011】本発明では、断裁する用紙の厚みに関係な
く断裁刃が用紙押え板より先行しない位置までの用紙押
え板の移動時間を設定するタイマーと、断裁する用紙の
厚みを検出して出力する検出手段とを設け、用紙押さえ
板の移動開始からのタイマーの出力と検出手段の出力の
いずれか早い方、例えば用紙の厚みが薄い場合にはタイ
マーの出力により、また厚みが厚い場合には検出手段の
出力により断裁刃の駆動を開始するので、断裁する用紙
の厚みに関係なく用紙を確実に押さえた状態で最短時間
での断裁が可能となる。
【0012】また、断裁する用紙の厚みを用紙押さえ板
の移動後の停止を検出することにより行なうと、断裁す
る用紙の厚み計あるいは位置検出センサが省略され、簡
素な構成とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に
係る断裁装置の制御装置の回路図、図2は図1の制御装
置のタイミング図、図3は本発明の実施の形態に係る断
裁装置の概略構成図である。なお、図1ないし図3にお
いて同一部分には同一の符号を付している。
【0014】また、図3に示す断裁装置の概略構成は前
述したので、ここではその説明は省略するが、図3中符
号10は、スプロケット7の回転によりパルスを発生す
るパルス発生機である。すなわち油圧シリンダ8のピス
トンロッド8aが駆動され、用紙押さえ板3が下降する
と、チェーン6が移動し、このチェーン6に噛み合って
いるスプロケット7が回転し、その回転がパルス発生機
10に伝達されて所定間隔の多数のパルスを発生する。
【0015】図1において、11は断裁開始スイッチ、
12はタイマー、13は断裁する用紙の厚み検出回路、
14はOR回路、15は用紙押え板3を駆動する油圧シ
リンダ8(第1の駆動手段)の油圧を切り換え制御する
電磁バルブ、16は断裁刃4を駆動する油圧シリンダ9
(第2の駆動手段)の油圧を切り換え制御する電磁バル
ブである。
【0016】タイマー12は、予め求めた断裁刃4が用
紙押え板3より先行しない用紙押え板3の下降位置(以
下、所定位置という。)に達するまでの時間が設定さ
れ、断裁開始スイッチ11の投入により作動して設定し
た時間が経過後に信号を出力する。断裁する用紙の厚み
検出回路13はパルス発生機10の出力パルスを入力
し、出力パルスが途絶えた時用紙押え板3が断裁する用
紙に到達したと判断して信号を出力する。OR回路14
はタイマー12の出力と用紙の厚み検出回路13の出力
とを入力し、その出力のいずれか一方又は同時に両方を
入力したとき電磁バルブ16へ出力する。
【0017】以上の構成を有する制御装置は、載置台2
上に断裁する用紙1の位置決めが完了し、断裁開始スイ
ッチ11が投入されると、電磁バルブ15が切り換えら
れ油圧シリンダ8に油圧が供給される。この供給により
ピストンロッド8aが押し出されその先端に連結された
用紙押さえ板3が用紙1に向けて下降し、やがて用紙1
に到達して用紙1を載置台2に押し付け、その状態が維
持される。
【0018】用紙押さえ板3が移動するとその移動中パ
ルス発生機10から、図2(b)に示すようにパルスP
0が発生し、そのパルスは厚み検出回路13に入力され
る。用紙押さえ板3が用紙1に到達すると用紙押さえ板
3はほぼ停止状態となりパルス発生機10からのパルス
P0は途絶える。このとき厚み検出回路13は、図2
(c)に示すように信号P2を出力する。一方、断裁開
始スイッチ11が投入されるとタイマー12が作動し
て、図2(a)に示すように設定した時間T1経過、す
なわち用紙押さえ板3が所定位置に達するとタイマー1
2から、信号P1が出力される。
【0019】いま、断裁する用紙1の厚みが厚く、用紙
1の最上面が所定位置よりも上方(待期中の用紙押さえ
板3に接近した位置)に位置するとすると、断裁開始ス
イッチ11の投入開始から、図2(b)に示すように時
間T2後にパルス発生機10からのパルスP0が途絶
え、T2後に厚み検出回路13から出力P2される。こ
の場合、用紙押さえ板3が用紙1に到達するまでの距離
は所定位置までの距離よりも短く、したがって時間T2
はタイマー12の設定時間T1よりも短く、厚み検出回
路13からの出力P2はタイマー12からの出力P1よ
りも早く出力され、電磁バルブ16は、厚み検出回路1
3からの出力P2により切り換えられる。この切り換え
により油圧シリンダ9のピストンで仕切られる一方のシ
リンダ室に油圧が供給され、他方のシリンダ室の油は排
出される。この油圧の供給によりピストンロッド9aが
押し出され、その先端に連結された断裁刃4が用紙1に
向けて下降し、用紙1を断裁する。
【0020】また、断裁する用紙1の厚みが薄く、用紙
1の最上面が所定位置よりも下方(待期中の用紙押さえ
板3から離れた位置)に位置するとすると、図2(b)
に示すパルス発生機10からのパルスP0の発生してい
る時間T2が伸び、タイマー12からの出力が厚み検出
回路13からの出力よりも早く出力され、この場合、タ
イマー12からの出力により電磁バルブ16が切り換え
られてピストンロッド9aが押し出され、その先端に連
結された断裁刃4が用紙1に向けて下降し、用紙1を断
裁する。すなわち、断裁開始スイッチ11の投入後、タ
イマー12の出力と厚み検出回路の出力のいずれか早い
方の出力により断裁刃4の駆動が開始され、遅い方の出
力は無効となる。
【0021】用紙1を断裁すると、電磁バルブ15およ
び16は切り換えられ油圧シリンダ8の油は排出され
る。この排出により用紙押え板3は引張りばね5のばね
力により載置台2の上方位置に復帰し、次に断裁開始ス
イッチ11が投入されるまで待機する。また、油圧シリ
ンダ9はピストンで仕切られる一方のシリンダ室の油が
排出され、他方のシリンダ室に油圧が供給され、この油
圧の供給によりピストンロッド9aが引き込められ、そ
の先端に連結された断裁刃4が上昇して載置台2の上方
位置に復帰し、次にタイマー12の出力または厚み検出
回路の出力があるまで待機する。なお、用紙1の断裁後
は厚み検出回路13およびタイマー12はリセットされ
る。
【0022】以上の実施の形態では用紙押え板3および
断裁刃4の駆動を油圧シリンダで行なっているが、用紙
押え板3および断裁刃4の駆動手段は油圧シリンダに限
られるものではない。また、厚み検出は断裁する用紙の
厚みを用紙押さえ板の移動後の停止を検出することによ
り行っているが、断裁する用紙の枚数や厚みの計測結果
の情報から用紙押え板が用紙に到達する時間を求めて行
なうようにしてもよく、あるいはホトセンサ等の位置検
出センサを用いて行なうようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
断裁する用紙の厚みに関係なく用紙を確実に押さえた状
態で最短時間での断裁が可能となり、断裁処理効率を高
めることができる。また、断裁する用紙の厚みを用紙押
さえ板の移動後の停止を検出することにより行なうと、
簡素な構成で簡単に断裁する用紙の厚みを検出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る断裁装置の制御装置
の回路図である。
【図2】図1の制御装置のタイミング図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る断裁装置の概略構成
図である。
【図4】断裁装置の動作説明図である。
【図5】断裁装置の動作説明図である。
【図6】断裁装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1 用紙 2 用紙載置台 3 用紙押え板 4 断裁刃 5 引張りばね 6 チェーン 7 スプロケット 8 油圧シリンダ(第1の駆動手段) 9 油圧シリンダ(第2の駆動手段) 10 パルス発生機 11 断裁開始スイッチ 12 タイマー 13 用紙の厚み検出回路 14 OR回路 15、16 電磁バルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙押さえ板を駆動する第1の駆動手段
    と、断裁刃を駆動する第2の駆動手段と、前記第1の駆
    動手段の駆動後に前記第2の駆動手段を駆動する制御装
    置とを備え、載置台上に位置決めした用紙を前記用紙押
    さえ板で押さえて前記断裁刃で断裁してなる断裁装置に
    おいて、前記制御装置は、前記第1の駆動手段の駆動開
    始から予め設定した一定時間後に出力するタイマーと断
    裁する用紙の厚みを検出して出力する検出手段とを備
    え、前記タイマーの出力と前記検出手段の出力のいずれ
    か早い方の出力により前記第2の駆動手段を駆動開始し
    てなることを特徴とする断裁装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段が前記第1の駆動手段の駆
    動後の停止により検出してなることを特徴とする請求項
    1記載の断裁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006043807A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Itotec Kk 断裁機
JP2009000797A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Horizon International Inc 断裁装置
US8132488B2 (en) 2004-10-21 2012-03-13 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Sheet cutting device and sheet post-processing device
CN103433948A (zh) * 2013-08-15 2013-12-11 苏州华日金菱机械有限公司 一种能自动定位的超声波切割机

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