JP2000255526A - 傘収納袋の装着装置 - Google Patents

傘収納袋の装着装置

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JP2000255526A
JP2000255526A JP11067025A JP6702599A JP2000255526A JP 2000255526 A JP2000255526 A JP 2000255526A JP 11067025 A JP11067025 A JP 11067025A JP 6702599 A JP6702599 A JP 6702599A JP 2000255526 A JP2000255526 A JP 2000255526A
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umbrella
storage bag
opening
piece
umbrella storage
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Kyoichi Mori
恭一 森
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MORI ENGINEERING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傘によって収納袋の挿入口を開くことなく、
簡単に傘を傘収納袋に収納できるようにする。 【解決手段】 傘を差込むと傘収納袋に収納できるよう
にされた傘収納袋の装着装置において、装置本体2の傘
挿入部には自動復帰する扉片30が傘取出し側に向く開
口部5の上部に取付けられ、傘を収納する袋の口7aを
開く袋開放操作機構10は、常時傘収納袋7の口7aの
一部に操作片16先端が係合してその袋の口7aを開放
状態に保つようにされ、傘への収納袋装着後、傘を取出
すとき前記扉片30が開かれて回動するのに連動するカ
ム機構20を介して前記袋開放操作機構10が回動する
と、前記操作片16を次ぎの傘収納袋7の口7a端に係
合させて、扉片30とともに袋開放操作機構10の復帰
行程でその傘収納袋7の口7aを開口させるように構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として店舗など
の入り口に設置して、雨天時に濡れた傘を袋内に収容し
て水滴でフロアを濡らさないようにするのに用いられる
傘収納袋の装着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多くの人が出入りする店舗などの
入口には、雨天時に客が濡れた傘を持ち歩くことによっ
て衣服や床、あるいは商品などが濡れるのを防ぐため
に、プラスチックフィルムで形成された傘収納袋に傘を
収納するように配置されている。このような収納袋への
傘の収納を容易に行えるように、その収納袋の口を自動
的に開いて傘を差込むと簡単に収納袋に収納できるよう
にされた装置が種々提案され、実用に供されている。
【0003】このような傘の収納袋に対する収納装置
(傘収納袋の装着装置)についての提案には、代表的な
ものとして、例えば特許第2562806号によって開
示されているように、傘の収納袋を所要量収容する装置
本体の上部に、その収納袋の口を開放する開放操作部材
を装置本体内に回動可能に設けられ、その開放操作部材
に傘の先端を当接させて回動させることによって、収納
袋の口を開放するとともに、その開放操作部材に当接さ
せた傘の先端を当該開放操作部材の表面を滑らせながら
開口部から収納袋内に押し込んで収納するように構成さ
れたものが知られている。
【0004】このほかに、例えば特開平7−29124
1号公報に開示されているように足踏みペダルのような
開放手段によって収容されている傘収納袋の口を開いて
から、その口部に傘を挿入して収納袋内に収納するもの
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の傘収
納袋の装着装置は、予め収容されているプラスチックフ
イルム製の収納袋に傘を収納するとき、前記特許第25
62806号公報に記載されているように、傘の先端部
によって袋の口を開放する開放操作部材を押し下げる操
作をすることにより収納袋の口を開くか、あるいは特開
平7−291241号公報に記載されているように、傘
を収納袋内に挿入するに先立って、ペダルを踏むなどの
操作を行って収納袋の口を開き、その後に収納袋内に傘
を差込んで収納するという操作を必要としている。
【0006】したがって、前記前者(特許第25628
06号)の装置では、濡れた傘の先端部を閉じている開
放操作部材にあてがって押し下げないと収納袋内に挿入
できないので不便である。また、前記後者(特開平7−
291241号公報)の装置では、傘を収納袋に収める
には、ペダルを踏んで装置内にある収納袋の口を開く操
作を必要とし、これまた不便なものである。特に、ペダ
ルなどを装置に付帯させると、当然のことながら設置ス
ペースを多く必要とするほか、そのペダル踏み操作を容
易にするために、操作要領を明示して需要者に使用時の
注意を喚起しなければならないという問題点がある。
【0007】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、傘によって収納袋の口を開くこと
なく簡単に収納できるようにされた傘収納袋の装着装置
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前述さ
れた目的を達成するために、本発明による傘収納袋の装
着装置は、装置本体内に多数の傘収納袋を装填され、そ
の傘収納袋の口部を開放する開放操作機構が前記傘収納
袋装填部に対向して装置本体内で回動可能に設けられて
なる傘収納袋の装着装置において、装置本体の傘挿入口
側部には自動復帰する扉片が傘取出し側に向けて取付け
られ、前記開放操作機構は常時前記傘収納袋の口の一部
に操作片先端が係合してその口を開放状態に保つように
され、傘への収納袋装着後、傘を取出すとき前記扉片が
開かれ回動するのに連動して前記開放操作機構が回動す
ると、前記操作片を次ぎの傘収納袋の口端に係合させ
て、扉片とともに開放操作機構の復帰行程でその傘収納
袋の口部を開口させるように構成されていることを特徴
とするものである。
【0009】このように構成される本発明の傘収納袋の
装着装置は、濡れた傘を傘収納袋に収納するために装置
本体の傘挿入口部に差込むと、傘収納袋は既に開口状態
で待機しているので、そのまま傘を収納袋内に収納でき
る。したがって、傘収納袋に収納された傘をそのまま装
置本体内から取出すと、傘取出し側に設けてある扉片を
回動させることになり、この時点でその扉片の回動に連
動して傘収納袋の口を開放する開放操作機構が対向位置
に装填されている傘収納袋側に回動して、操作片がその
傘収納袋の口端に係合し、前記扉片が復帰するに伴ない
開放操作機構も連動して復帰するので、逆方向に回動す
るその開放操作機構の操作片によって傘収納袋の口が開
かれて次ぎの使用まで開口状態に保たれることになる。
【0010】本発明によれば、傘に傘収納袋を装着する
のに、装置本体の傘挿入口部へ傘を差し込めばそのまま
袋内に挿入され、装着装置から取出す際に自動的に次ぎ
の傘収納袋の口部が開口されるので、濡れて水滴が多く
付着していても周囲に水滴を飛散させることなく速やか
に袋に収納して装着することができ、袋の開口のために
特別な操作を加えることなく袋に収納できるので、取扱
操作が非常に簡便になるという効果を奏する。
【0011】また、前記扉片は装置本体の正面側に設け
られ、傘挿入部に差込んで傘収納袋を装着された傘を手
前に引くと開くように構成されるのがよい。こうする
と、傘を装置本体の傘挿入口部に上側から傘を差し込ん
で袋内に挿入して傘収納袋に装着後、その傘を手前に引
くという二動作で次に使用する傘収納袋を開口させるこ
とができるという効果を奏する。
【0012】また、前記傘収納袋の口を開放する開放操
作機構は、装置本体内に装填される傘収納袋に対向する
位置で跳ね上げ回動自在に基部を支持される回動部材
と、この回動部材の先端で屈曲可能に取付いて復元力を
付勢される袋開口用の操作片と、前記回動部材の背面側
で前記扉片の開閉動作に連動して上下に回動させるとと
もに、常時はその回動部材を下向き状態に保持させるカ
ム機構を備えることを特徴とするものである。このよう
に構成されることにより、傘収納袋を装着された傘を取
出す際に、扉片を回動させることによりカム機構を作動
させて開放操作機構の回動部材を連動させ、次ぎの傘収
納袋の口部を自動的に開口させることが容易にできると
いう効果を奏するのである。
【0013】また、前記傘収納袋の口を開放する開放操
作機構における回動部材先端付設の袋開口用の操作片
は、回動部材が最上部まで回動した状態で先端が下向き
に変位して開口しようとする傘収納袋の口端より上に位
置するようにされ、回動部材の復帰行程で前記操作片の
先端が傘収納袋装填位置にある傘収納袋の口部に挿入さ
れるように傘収納袋装填位置前上部の当て板により制御
される構成であるのがよい。こうすることにより、傘収
納袋の口部に対して操作片の先端部を上から差し込んで
係合させることができ、狭いスペースで大きな動きを合
理的に行わせて袋の口部を確実に開口できるという効果
を奏するのである。
【0014】また、前記傘収納袋の口を開放する開放操
作機構におけるカム機構は、回動部材背面にへ字状に屈
曲形成されたカム部片と、そのカム部片と接触して操作
する扉片付設の鉤型操作片とで構成され、その鉤型操作
片には装置支持フレームとの間で引きバネが接続されて
いる構成であるのがよい。こうすれば、扉片の開閉によ
る水平方向の動作を、開放操作機構の上下方向の回動に
作動方向を変換させて確実に連動させることができる作
用効果を奏するのである。しかも、その構成を簡素化し
て作動性を確実にするので、故障の発生もないという効
果が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明による傘収納袋の装
着装置の具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ
説明する。
【0016】図1に本発明の一実施例に係る傘収納袋の
装着装置の全体斜視図が、図2に要部の縦断面図が、図
3に図2のX−X視図が、図4に図2のY−Y視図が、
それぞれ示されている。
【0017】これらの図で示されるように、本実施例の
傘収納袋の装着装置1は、縦長の箱型に形成された装置
本体2の上面に傘を挿入する平面視ほぼU字形に形成さ
れた傘挿入口3が設けられ、この傘挿入口3の縁部には
縁枠4が取付けられている。また、装置本体2の前面に
はその傘挿入口3と連通する傘取出し用の開口部5が上
部から下部までにわたって設けられている。
【0018】このような装置本体2の内部には、前記傘
挿入口3の下側に傘収納袋の装着装置10が設けられ、
またその横側に傘収納袋の装填部6が設けられている。
なお、傘収納袋7は、周知のようにプラスチックフィル
ム製の縦長にされて吊下げ部から適宜寸法下がった位置
に口部を備える構造のものが、前記装填部6において支
持棒6aに吊り掛けられて多数、装填支持されている。
【0019】前記装置本体2内の上部には、傘収納袋の
口を開放する開放操作機構10(以下、袋開放操作機構
10という)と、前記傘挿入口3と連通する傘取出し用
の開口部5に設けられる扉片30が設けられる。
【0020】傘収納袋の口を開放する袋開放操作機構1
0は、前記傘挿入口3を備える頂部プレート8の下面
に、その傘挿入口3直下より前記傘収納袋の装填部6に
対向してやや後退した位置で、その傘挿入口3の口径よ
り広い間隔で垂設される一対の主フレーム11,11′
と、それら主フレーム11,11′の上部を繋いで一体
に取付けられるステー12の下側に上端を蝶番14で取
付けられて上下所要角度範囲で揺動自在に設けられる回
動部材13と、この回動部材13の先端部にて屈曲可能
に枢着される袋開口用の操作片16および前記扉片30
の開閉に連動して前記回動部材13を揺動させるカム機
構20とで構成されている。
【0021】前記回動部材13は、図4にて表されるよ
うに、一側辺を先端に向かって狭まるように表面側へ折
り曲げられた側片部13aを備え、前述のように基端部
13bの裏面で蝶番14を介してステー12に取付けら
れて揺動自在にされ、後述するカム機構20によって通
常時には図2に示されるように下端をやや前方に突き出
して表面が傾斜状態になるように支持される。また、こ
の回動部材13は、その長さ寸法が支持位置から対向す
る袋の装填部6側までの長さ寸法より短くされており、
その先端13cを適宜寸法裏面側へ屈曲させて先端部に
付設される操作片16の外側(表面側)への回動を阻止
するようにされている。また、この回動部材13の基端
部13bが取付けられる蝶番14には、捻じりバネ15
を軸ピン14aに被嵌して付され、その軸ピン14aを
基準にして回動部材13を常時上向きに回動できるよう
に付勢されている。
【0022】また、前記回動部材13の一側辺に付され
た側片部13aを傾斜させて設けてあるのは、傘挿入口
3に傘を挿入される際の傘の石突(傘の先端部)を下向
きに案内するためのものである。
【0023】さらに、前記回動部材13の先端部裏面に
付設される操作片16は、先端側を幅狭くして台形に形
成された薄い板にてなり、その基端を小型の蝶番17を
介して取付けられており、かつその蝶番17に付属する
捻じりバネ17aによって表面側に回動するように付勢
されている。なお、この操作片16の基端には回動部材
13が上向きに回動したときに前記捻じりバネ17aに
よる付勢力に抗して背面側に回動させられる際の回動制
限用のストッパー16aが一体に設けられている。
【0024】前記扉片30は、装置本体2の前面側にて
傘挿入口3と連通するように形成された傘取出し用の開
口部5上部に設けられ、基部32を一方の主フレーム1
1に蝶番35にて開閉自在に装着されている。なお、蝶
番35の一方の可動片が取付く基部32は、扉片30の
主体部31に対して外向き直角に屈曲形成されて蝶番の
取付を容易にするとともに、補強リブの役目を兼ねるよ
うにされている。また、この扉片30の上端部は頂部プ
レ−ト8の上面より突き出るようにされ、その上端部縁
33を外側(背面側)へ向けて適宜屈曲させ、使用時に
おける傘挿入口3への傘の挿入を容易なように形成され
る。なお、扉片30の主体部31における上部両側には
切り欠き部を形成して、前記上端部縁33の突出しに伴
なう頂部プレート8との係合を回避できるようにされて
いる。
【0025】このような扉片30の蝶番35による枢支
部においては、枢支軸ピン35aに被嵌させて捻じりバ
ネ36が配され、この捻じりバネ36による付勢力で基
端部を主フレーム11の側面に当接させて開口部5を閉
じたときに傘挿入口3の切開き側を塞いで挿入口の形状
が保たれるようにされている。
【0026】かかる扉片30の開閉動作に前述の袋開放
操作機構10を連動させるカム機構20は、前記回動部
材13の背面に基端を固着されて背後に突出して設けら
れたその突出し部を「へ字」状に屈曲形成のカム部片2
1と、扉片30の主体部31表面で基端側に取付部25
aを小ネジ26にて固着されて前方に突出す先端を鉤型
に形成された鉤型操作片25とで構成される。
【0027】前記カム部片21は、適宜細幅の板部材を
屈曲して形成されており、そのへ字状に屈曲された部分
の屈曲凹部21aより先端側の傾斜部分21bに前記鉤
型操作片25の鉤部25b先端が接触して、扉片30の
回動に伴ない回動部材13を引き下げ位置から上昇位置
へ回動操作されるように関係付られている。なお、前記
カム部片21の屈曲凹部21aに鉤型操作片25の鉤部
25bが移動変位すると、カム部片21と鉤型操作片2
5との係合を断たれて回動部材13が最大回動位置に到
るようになっている。なお、前記鉤型操作片25の前方
に突出す部分の中間位置と主フレーム11の端部に植設
の支持棒38との間に引張バネ37を張架して扉片30
を引き戻すように、言い換えれば鉤型操作片25を定位
置に戻すようにされている。
【0028】このように構成される袋開放操作機構10
に対向する位置の袋装填部6の前上部には、図4に二点
鎖線で表されるように逆台形をした袋上部受け板9が設
けられ、前記袋開放操作機構10の作動によって傘収納
袋7を開口させるときにその傘収納袋7の上部を定常に
保持できるようにされている。なお、図中符号27はガ
イド板で前記回動部材13の枢支部上側を覆って挿入さ
れる傘がその回動部材13の基部に接しないようにされ
ている。28は扉片30に対向する側に設けられた側板
である。
【0029】このように構成される本実施例の傘収納袋
の装着装置1は、従来のものと同様に店舗などの入り口
付近に設置して使用されるのであり、装置本体2内部の
傘収納袋の装填部6に吊下げ部を備える周知構造の傘収
納袋7を支持棒6aによって吊下げで収容しておく。
【0030】以下、本実施例装置の作動態様を、図5〜
図8により説明する。まず、使用前の状態では、図5に
示されるように、扉片30が捻じりバネ36および引張
バネ37により開口部5の上部を閉じた状態に保たれて
(図3参照)、袋開放操作機構10の回動部材13が下
向きになり、その先端に付設の操作片16によって傘収
納袋7の口7aが開口状態にされている。
【0031】使用に際して、使用者が例えば雨で濡れた
傘40を挿入口3からそのまま差込む(挿入する)と、
既に傘収納袋7の口7aは開口されているので、傘40
をその袋内部に挿入できる。そこで、傘40の先端が傘
収納袋7の底に達するまで挿入して押し下げると、袋の
吊下げ部分が切離されるので、そのまま手前の開口部5
から外に引き出せば、傘40には傘収納袋7が装着され
て取出すことができるのである。このようにして傘収納
袋の装着装置1から傘収納袋7を装着された傘を取出す
際、その傘40の上部(柄に近い部分)によって開口部
5を閉じている扉片30が強制的に外側へ押し開かれ
る。
【0032】この扉片30が開かれるに伴ない、その主
体部31に付設されている鉤型操作片25が扉片30取
付けの蝶番35における枢支軸ピン35aを基準にし
て、図6(a)(b)に示されるように回動されると、
カム機構20が作動して、その鉤型操作片25の鉤部2
5b先端と接触するカム部片21の傾斜部分21bに作
用する押圧力が弱められる。その結果、カム部片21は
取付けられている回動部材13の枢支部(蝶番軸ピン)
に被嵌のねじりバネ15付勢力で、鉤型操作片25の水
平回動による後退動作(カム部片21の傾斜部分21b
に対して)に追従し、回動部材13が上向きに回動す
る。この時点では、回動部材13の先端部に付設の操作
片16端からは、傘収納袋7が既に除かれてフリーの状
態である。
【0033】やがて、扉片30が傘40の取出しにより
回動最大限位置までの半ば位置に変位すると、図7
(a)(b)にて示されるように、鉤型操作片25の鉤
部25bとカム部片21の傾斜部分21bとの接触が屈
曲凹部21から離れた位置に変位し、そのカム部片21
に対しての鉤型操作片25による係合力が解除するの
で、規制されていた回動部材13は大きく上向き回動し
て水平状態になる。すると、その回動部材13は全長が
袋開放操作機構10に対向する位置の袋上部受け板9と
接触しない長さ寸法にされているので、その基端部13
bが上部に位置するガイド板27の下端27′に当接す
るまで回動できるが、先端部付設の操作片16は、その
回動部材13の先端より突出しているので上向き回動の
途中で前記袋上部受け板9と接触して枢支部(取付蝶番
17の軸部)周りに回動部材13と逆方向に回動され、
ちょうど回動部材が先端部で屈曲した状態となる。
【0034】扉片30が最大限まで押し開かれると、鉤
型操作片25とカム部片21とは接触を断ち、回動部材
13がフリーになってガイド板27下端27′による回
動上限規制位置まで回動される。この時点では、操作片
16の先端16bを袋装填部6において吊下げ装填され
ている傘収納袋7の口形成部の上側に位置する状態にさ
れる。
【0035】やがて、傘40を開口部5から取出し終わ
ると、扉片30はそれまで加えられていた回動力が除か
れるので、逆にそれまで蓄勢されている捻じりバネ36
と引張バネ37の力で瞬時に引き戻されて開口部5上部
が閉じられる。こうして扉片30が閉回動すると、この
扉片30にカム機構20を介して連動するようにされた
回動部材13は、その扉片30に取付く鉤型操作片25
がともに逆回動することにより再びカム部片21の傾斜
部分21bと係合して、そのカム部片21を介して回動
部材13を捻じりバネ15による上向き回動付勢力に抗
して下向きに回動させられる。
【0036】このように回動部材13が逆回動されるこ
とにより、その先端部位に取付けられた操作片16は、
前述のように前記袋上部受け板9に沿って下降され、そ
のとき操作片16の先端16bが袋装填部6の最前に位
置する傘収納袋7の口7a部に挿入される(図7参
照)。この際、操作片16の先端16bは、取付け基部
の蝶番17における軸部に被嵌する捻じりバネ17aの
付勢力で常に外向きに突出そうとする働きにより、傘収
納袋7の前面に沿って下降しすることになって、その傘
収納袋7の口7a部上方から内側に滑り込むようにして
挿入される。
【0037】したがって、回動部材13が下方に復帰す
る際には、必ず操作片16の先端16bが袋装填部6に
ある次に使用される傘収納袋7の口7a部に係合し(図
8に二点鎖線aで示す)、その回動部材13の下向き回
動が進行するにつれて、図8に示されるように、扉片3
0が閉じる直前に、操作片16が前記袋上部受け板9と
の接触を断って下部定位置まで戻る間に係合した袋の口
7a部を引き掛けて開き、そのままで前記図5で示され
るように、傘収納袋7を開口状態に保って次の傘受け入
れまで待機する。
【0038】このように本実施例では、傘収納袋の装着
装置1の傘挿入口3に使用者が傘を挿入して後、手前の
開口部5側に引き出すようにすれば、使用者は傘を差込
む操作だけで傘収納袋に装着でき、その傘を装置外にそ
のまま引き出せば、この動作によって扉片30を開くの
に連動して袋開放操作機構10が自動的に次の傘収納袋
の口部を開いて待機させるので、全く使用者が特別な操
作を加える必要なく袋の口を開くことができる。しか
も、その袋の開口操作は、次の使用に対するものである
から、傘収納袋の装着を常に容易にして待機させること
ができ、すこぶる便利な装置となし得たのである。な
お、この装置は、複雑な機構を備えていないので故障も
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係る傘収納袋の装
着装置の全体斜視図である。
【図2】図2は、要部の縦断面図である。
【図3】図3は、図2のX−X視図である。
【図4】図4は、図2のY−Y視図である。
【図5】図5は、袋開放操作機構の作動説明図である。
【図6】図6は、袋開放操作機構の作動説明図であっ
て、(a)は縦断面を表し、(b)は一部を切欠いて平
面での状態を表している。
【図7】図7は、袋開放操作機構の作動説明図であっ
て、(a)は縦断面を表し、(b)は一部を切欠いて平
面での状態を表している。
【図8】図8は、袋開放操作機構の作動説明図であっ
て、縦断面での状態を表している。
【符号の説明】
1 傘収納袋の装着装置 2 装置本体 3 傘挿入口 5 傘取出し用の開口部 6 傘収納袋の装填部 7 傘収納袋 7a 袋の口 8 頂部プレート 9 袋上部受け板 10 袋開放操作機構 11,11′ 主フレーム 12 ステー 13 回動部材 13b 回動部材の基端部 13c 回動部材の先端部 14,17,17a 蝶番 15,17a,36 捻じりバネ 16 操作片 16b 操作片の先端 20 カム機構 21 カム部片 21a 屈曲凹部 21b カム部片の傾斜部分 25 鉤型操作片 25b 鉤部 27 ガイド板 30 扉片 31 扉片の主体部 32 扉片の基部 37 引張バネ 40 傘

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に多数の傘収納袋を装填さ
    れ、その傘収納袋の口を開放する開放操作機構が前記傘
    収納袋装填部に対向して装置本体内で回動可能に設けら
    れてなる傘収納袋の装着装置において、 装置本体の傘挿入口側部には自動復帰する扉片が傘取出
    し側に向けて取付けられ、前記開放操作機構は常時前記
    傘収納袋の口の一部に操作片先端が係合してその口を開
    放状態に保つようにされ、傘への収納袋装着後、傘を取
    出すとき前記扉片が開かれ回動するのに連動して前記開
    放操作機構が回動すると、前記操作片を次ぎの傘収納袋
    の口端に係合させて、扉片とともに開放操作機構の復帰
    行程でその傘収納袋の口部を開口させるように構成され
    ていることを特徴とする傘収納袋の装着装置。
  2. 【請求項2】 前記扉片は装置本体の正面側に設けら
    れ、傘挿入口部に差込んで傘収納袋を装着された傘を手
    前に引くと開くように構成されている請求項1に記載の
    傘収納袋の装着装置。
  3. 【請求項3】 前記傘収納袋の口を開放する開放操作機
    構は、装置本体内に装填される傘収納袋に対向する位置
    で跳ね上げ回動自在に基部を支持される回動部材と、こ
    の回動部材の先端で屈曲可能に取付いて復元力を付勢さ
    れる袋開口用の操作片と、前記回動部材の背面側で前記
    扉片の開閉動作に連動して上下に回動させるとともに、
    常時はその回動部材を下向き状態に保持させるカム機構
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の傘収納袋の
    装着装置。
  4. 【請求項4】 前記傘収納袋の口を開放する開放操作機
    構における回動部材先端付設の袋開口用の操作片は、回
    動部材が最上部まで回動した状態で先端が下向きに変位
    して開口しようとする傘収納袋の口端より上に位置する
    ようにされ、回動部材の復帰行程で前記操作片の先端が
    傘収納袋装填位置にある傘収納袋の口部に挿入されるよ
    うに傘収納袋装填位置前上部の当て板により制御される
    構成である請求項1または3に記載の傘収納袋の装着装
    置。
  5. 【請求項5】 前記傘収納袋の口を開放する開放操作機
    構におけるカム機構は、回動部材背面にへ字状に屈曲形
    成されたカム部片と、そのカム部片と接触して操作する
    扉片付設の鉤型操作片とで構成され、その鉤型操作片に
    は装置支持フレームとの間で引張バネが接続されている
    請求項3に記載の傘収納袋の装着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012020753A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Niikura Keiryoki Kk 物品用収納袋装着装置
JP2022136890A (ja) * 2021-03-08 2022-09-21 株式会社フジキカイ 袋詰め機

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