JP2000255599A - 詰め替え用パウチ - Google Patents
詰め替え用パウチInfo
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- JP2000255599A JP2000255599A JP11058661A JP5866199A JP2000255599A JP 2000255599 A JP2000255599 A JP 2000255599A JP 11058661 A JP11058661 A JP 11058661A JP 5866199 A JP5866199 A JP 5866199A JP 2000255599 A JP2000255599 A JP 2000255599A
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Abstract
注出口部の開口性とその保形性がよく、生産性及び使用
適性に優れた詰め替え用パウチを提供する。 【解決手段】 例えばスタンディングパウチ形式のパウ
チの上部のコーナー部に、先端部7 と両側の側部8,8 ′
及び肩部9,9 ′からなり、少なくとも側部と肩部の接続
部の内側ラインが曲線B,B′で形成される注出口部シ
ール部6 をヒートシールして注出口部5 を設け、その両
側に切り欠き部10,10 ′を設けると共に、注出口部5 を
開封する切り取り線12を、頂角が直角な三角形をその頂
点が注出口部5 の内側に入るように差し込み、両側の斜
辺を注出口部シール部6 の内側ラインに内接させながら
両側に摺動させた時、頂点が描く軌跡に接するか、それ
よりも下側の位置に設けて詰め替え用パウチ300 を構成
する。
Description
有する内容物を密封包装し、使用時に内容物を他の容器
に移し替えて使用する詰め替え用パウチに関し、更に詳
しくは、内容物をボトルなど他の容器に最後まで容易に
移し替えられるよう、パウチ上部のコーナー部に狭い幅
の注出口部を設けると共に、該注出口部のヒートシール
が安定して破袋の危険性が少なく、且つ、注出の途中で
注出口部が閉塞しないよう注出口部の形状を改善した詰
め替え用パウチに関する。
を密封包装する詰め替え用パウチとしては、自立性があ
り立体容器としての特徴も一部備えているスタンディン
グパウチが主に採用され、且つ、開封時に内容物を外に
こぼすことなく他の容器に安全に移し替えられるよう、
開口部をパウチ上部全体ではなく、コーナー部など一部
分を切り取って形成するとか、或いは、パウチ上部の一
部に狭い幅の注出口部を設ける方法、更には、プラスチ
ック成形物などによる別体の注出口をパウチ上部の一部
に熱接着して取り付ける方法などが採られていた。
の開口部をパウチ上部の全体ではなく、コーナー部など
一部分を切り取って形成する方法は、簡便ではあるが、
内容物の注出方向が安定しにくく、特に、移し替える容
器がボトルなど口径の小さな容器の場合は、注出の途中
でパウチの開口部が容器の口部からずれ易く、内容物を
外にこぼすことがあり、移し替えの容易性、安全性の点
で問題があった。
注出口をパウチ上部の一部に取り付ける方法は、製造工
程が増え、注出口自体にも費用がかかり、また、注出口
を取り付けた空パウチは、厚さが増すため、保管や運搬
の費用も割高となり、内容物の充填に際にも、例えば充
填機のフィーダー部への空パウチの積み込み数が大幅に
減少するため、オペレーターが頻繁に空パウチの供給を
行う必要を生じるなど、全体としてコストアップと工程
及び作業の煩雑さが増す問題があった。
注出口部を設ける方法でも、内容物を他の容器に移し替
える際の操作性、安全性は、ある程度は改善できるが、
内容物の注出に際して、注出口部の口が開きにくく、ま
た、内容物の粘度が少しでも高いと注出に時間がかかる
問題があり、例えば、速く注出しようとして、パウチの
中心部や下部を圧迫すると、内圧によりパウチ上部が膨
らむ結果、注出口部の両側の付け根の部分から注出口部
の先端方向に折れしわが発生し、注出口部の先端部側が
閉塞され、注出が困難になるという問題があった。
めになされたものであり、その目的とするところは、成
形物などによる別体の注出口を必要とせず、通常のパウ
チと同様な工程で生産性よく製造でき、注出口部などの
ヒートシールの安定性や、充填機適性もよく、しかも使
用時には、パウチ上部のコーナー部に設けられた注出口
部の先端部を所定の位置で切り取ることにより、容易に
注出口部の口が開き、その保形性もよく、且つ、比較的
粘度の高い内容物であっても、注出の途中で注出口部が
閉塞するようなことがなく、口径の小さなボトルなどに
対しても、最後まで安全且つ容易に移し替えることがで
きるという安価で使用適性に優れた詰め替え用パウチを
生産性よく提供することにある。
発明により解決することができる。即ち、請求項1に記
載した発明は、周囲の端縁部が袋状にヒートシールさ
れ、流動性を有する内容物が密封包装されるパウチであ
って、該パウチの上部のコーナー部に、先端部と両側の
側部および肩部の外縁部がヒートシールされ、その両側
に切り欠き部が設けられてなる突出する形状の注出口部
を備え、且つ、該注出口部の外縁部を封止するヒートシ
ール部の内側ラインのうち、少なくとも両側の側部と肩
部との接続部、即ち、注出口部の付け根の部分が、曲線
で形成されると共に、該注出口部を開封するための切り
取り線が、頂角が直角な三角形をその頂点が該注出口部
の内側に入るように差し込み、両側の斜辺を該注出口部
シール部の内側ラインに内接させながら両側に摺動させ
た時、頂点が描く軌跡に接する位置、またはそれよりも
下側の位置に設けられていることを特徴とする詰め替え
用パウチからなる。
上部のコーナー部に設ける注出口部を長く形成した場合
でも、その外縁部を封止するヒートシール部の内側ライ
ンのうち、少なくとも両側の側部と肩部との接続部、即
ち、注出口部の付け根の部分が曲線で形成されているた
め、例えば折れ線状に接続した場合はシール部に鋭角部
分を生じるが、鋭角に尖った部分がなく、内容物の充填
後、この部分に内圧がかかってもフィルム切れやシール
剥がれを生じにくくすることができ、シールが安定化さ
れ破袋の危険性を少なくすることができる。
線が、頂角が直角な三角形をその頂点が該注出口部の内
側に入るように差し込み、両側の斜辺を該注出口部ヒー
トシール部の内側ラインに内接させながら両側に摺動さ
せた時、頂点が描く軌跡に接する位置、またはそれより
も下側の位置に設けられているので、注出口部を該切り
取り線で開封し、内容物を注出する際、内容物の内圧に
より、注出口部の両側の付け根から注出口部の先端方向
に向かって形成されるパウチの折れしわの交点が、少な
くとも切り取り線に接する位置、またはそれよりも先端
側の位置に形成されるため、注出口部が自動的に開口
し、その保形性もよく、注出の途中で注出口部が閉塞す
ることがなくなる。そして、注出口部の側部に設けた切
り欠き部をボトルなど容器の口部にあてがって注出する
ことができるので、固定性がよく内容物を外にこぼすこ
となく安全且つ容易に最後まで移し替えることができ
る。
に易開封性手段が設けられていることを特徴とする請求
項1記載の詰め替え用パウチからなる。
用されるノッチのほか、レーザー光照射などによるハー
フカット線、或いは、パウチの積層フィルム中に一軸延
伸フィルムを積層する方法(この場合、一軸延伸フィル
ムは、その延伸方向が注出口部の開封方向と一致するよ
うに用いる)などがあり、これらは単独で用いてもよ
く、また、例えば、ノッチとハーフカット線、またはノ
ッチと一軸延伸フィルムの積層などのように適宜組み合
わせて用いることもできる。
ーフカット線に限らず、ミシン目状など断続的なハーフ
カット線で設けることもできる。また、このようなハー
フカット線は、1本でもよいが、引き裂き方向がずれた
場合を想定して、中心のハーフカット線の両側に各1
本、または各2本など複数本のハーフカット線を平行に
設けることもできる。尚、前記ノッチは、通常、一字形
やV字形のノッチが利用されているが、形状は特に限定
されず、切り取り方向に尖った部分を有する形状であれ
ば何でも使用することができる。
取り線の位置に設けることにより、前記請求項1に記載
した発明の作用効果に加えて、注出口部を開封する際、
鋏などの道具を必要とせず、手だけで所定の位置で容易
に注出口部の先端部を切り取って開封することができ
る。
スタンディングパウチ形式のパウチであることを特徴と
する請求項1または2に記載の詰め替え用パウチであ
る。
求項1または2に記載した発明の作用効果に加えて、パ
ウチに自立性が備わり、特に、内容物が充填された後の
パウチの取り扱いが容易になるほか、外観も優れたもの
となり、また、内容物の移し替え時の操作も容易に行え
るようになる。
少なくとも注出口部に膨らみ部が設けられていることを
特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の詰め替え
用パウチからなる。このような膨らみ部は、熱エンボス
法などにより容易に成形して設けることができる。
求項1乃至3のいずれかに記載した発明の作用効果に加
えて、パウチに充填された内容物を他の容器に移し替え
る際、注出口部の先端部を切り取り線の位置で切り取っ
て開封するだけで、注出口部に設けられた膨らみ部によ
り、自動的に注出口部が保形性よく開口する。
ィルムのみに設けてもよいが、両面のフィルムに設ける
ことにより、その作用効果を一層高めることができる。
また、膨らみ部を設ける位置についても、注出口部に限
定することなく、必要に応じて、例えば、パウチ本体の
中心部から注出口部にかけて、或いは、パウチ本体全体
に任意のパターンで設けることができ、それにより、内
容物の注出口部への流動を容易にし、或いは、パウチ全
体の形態安定性を向上させることができる。
の製造に用いるフィルム、およびパウチの製造方法など
発明の実施の形態について説明する。本発明の詰め替え
用パウチの製造に用いるフィルムは、主にプラスチック
を主体とする積層フィルムが用いられるが、特に限定は
されず、例えば、各種液体用パウチに用いられている公
知の積層フィルムは、いずれも使用することができる。
これらの中から、包装する内容物の種類や充填後の加熱
処理の有無など使用条件に応じて適するものを自由に選
択して使用することができる。好ましく使用できる積層
フィルムの構成の代表的な例として、以下のような構成
が挙げられる。
フィルム(シーラント層) (2) ONフィルム/接着剤/一軸延伸HDPEフィルム
/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層) (3) ONフィルム/接着剤/一軸延伸PPフィルム/接
着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層) (4) ONフィルム/接着剤/一軸延伸PPフィルム/接
着剤/アルミニウム箔/接着剤/L・LDPEフィルム
(シーラント層) (5) ONフィルム(シリカまたはアルミナ蒸着層)/接
着剤/一軸延伸HDPEフィルム/接着剤/L・LDP
Eフィルム(シーラント層) (6) ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコー
ト層(HDPE層/L・LDPE層)(シーラント層は
L・LDPE層) (7) ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコー
ト層(HDPE層/LDPE層)/接着剤/L・LDP
Eフィルム(シーラント層) (8) PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤
/ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シー
ラント層) (9) PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤
/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント
層) (10)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/
アルミニウム箔/接着剤/L・LDPEフィルム(シー
ラント層) (11)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/
アルミニウム箔/接着剤/CPPフィルム(シーラント
層) (12)PETフィルム/接着剤/EVOHフィルム/接着
剤/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラン
ト層) などが挙げられるが、これらに限定されるものではなく
様々な組み合わせの積層フィルムを使用することができ
る。
イロンフィルム、L・LDPEは直鎖状低密度ポリエチ
レン、HDPEは高密度ポリエチレン、LDPEは低密
度ポリエチレン、PPフィルムはポリプロピレンフィル
ム、PETフィルムは2軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム、EVOHフィルムはエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物フィルム、CPPフィルムは無延伸
ポリプロピレンフィルムを指すものである。また、アン
カーコートは、押し出しコーティングで樹脂を積層する
際、接着性を向上させるために基材フィルム側に予めコ
ーティングするものでプライマーコートの一種である。
フィルム、PETフィルムは、基材フィルムとしてパウ
チに機械的強度や印刷適性を付与し、一軸延伸HDPE
フィルム、一軸延伸PPフィルムは、その延伸方向をパ
ウチの注出口部を開封する際の引き裂き方向と一致する
ように用いることにより、引き裂きの方向性を一層安定
化させることができる。そして、アルミニウム箔、シリ
カまたはアルミナ蒸着層、EVOHフィルムなどは、ガ
スバリヤー性を付与するために積層するものである。ま
た、シーラント層としては、L・LDPEフィルムとC
PPフィルムの2種類の例を挙げたが、L・LDPEフ
ィルムは、ヒートシールの安定性や耐内容物性、例えば
界面活性剤に対する耐ストレスクラッキング性などに優
れ、CPPフィルムは、耐熱性、低臭性に優れており、
これらの性能を必要とする内容物の包装用に適してい
る。
内容物に応じて、エチレン・αオレフィン共重合体、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共
重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイ
オノマー、ポリエステル系樹脂なども適宜選択して使用
することができる。
メタロセン系触媒などシングルサイト触媒を用いて重合
したものは、分子量分布の幅が狭く、共重合比も安定し
ているため、低温ヒートシール性や、熱間シール性に優
れており、スタンディングパウチのようなヒートシール
部にフィルムの重なりの差による段差のあるパウチのシ
ーラント層には、シール抜けによるピンホールの発生を
防止できる点で適している。更に、前記共重合体にオレ
フィン系エラストマーをブレンドしたものを用いること
により、シーラント層の熱流動性が改善され、前記段差
によるピンホールの発生も一層効果的に防止することが
できる。
製造する本発明の詰め替え用パウチの製造方法について
説明する。本発明の詰め替え用パウチは、その本体部分
の形状は特に限定されず、例えば、三方シール形式、四
方シール形式のパウチのほか、スタンディングパウチな
どを好適に使用することができ、採用するパウチ形式に
応じて、それぞれに対応する製袋機を利用して、これに
注出口部やその側部の切り欠き部、ノッチ、ハーフカッ
ト線などの易開封性手段、そして、パウチ壁面フィルム
に設ける膨らみ部など追加構成部分を加工するための加
工装置、即ち、トリミング装置、打ち抜き装置、ヒート
シール装置、レーザー光照射装置のほか、例えばエンボ
ス装置などをインラインに組み込むか、或いは、オフラ
インとして別に用意することにより、容易にパウチを製
造することができる。
み部の膨らみ高さは、特に限定するものではないが、注
出口部においては、最高部で1〜7mm程度が好まし
く、2〜5mm程度が更に好ましい。最高部の高さが1
mm未満の場合は、自然開口性に対する効果がやや薄く
なり、また、7mmを超える高さは、その必要性がな
く、加工自体が難しくなると同時に、注出口部が嵩張る
ようになり、空袋の取り扱い性、充填シール機における
スタッキング適性などが低下するため好ましくない。
部を設ける場合、その膨らみ高さは、0.5〜2mm程
度で充分である。このような膨らみ部は、パウチの壁面
フィルムに熱エンボス法、真空成形法、圧空・真空成形
法などにより設けることができ、特に熱エンボス法は生
産性がよく、且つ、細かいパターンの再現性にも優れて
おり、安定した形状の膨らみ部を生産性よく設けること
ができる。
説明する。但し、本発明はこれらの図面に限定されるも
のではない。また、図面に付した符号は、異なる図面に
おいても同じ名称の部分には同じ符号を用いた。
の実施例の構成を説明する正面図である。図1におい
て、詰め替え用パウチ100は、その本体部分が四方シ
ール形式のパウチに製袋されている。即ち、底部2と胴
部が、前後2面の壁面フィルム1の下側端縁部と両側端
縁部とをそれぞれ底部シール部3と胴部シール部4とで
ヒートシールして形成されている。そして、パウチ10
0の上部のコーナー部には、先端部7、両側の側部8、
8′および肩部9、9′からなる注出口部シール部6で
ヒートシールして形成される斜め上方に突出する形状の
注出口部5が設けられ、且つ、注出口部5の両側には切
り欠き部10、10′が設けられている。また、上側の
切り欠き部10′の形成時には、易開封性手段としてV
字形のノッチ11が形成されるようにトリミングされて
いる。
ール部6の内側ラインの形状は、注出口部5の先端部7
から両側の側部8、8′の途中までは、注出口部5の中
心線Aに対して左右に一定の角度で裾広がりに広がる対
称形の形状であるが、そこから先では、例えば、側部8
と側部8′は長さが異なり、また、両側の肩部9、9′
につながる部分が円弧曲線で形成され、且つ、肩部9、
9′の長さも異なり、全体としては、前記中心線Aに対
して非対称な形状である。尚、この実施例では、注出口
部5の両側の側部8、8′は、直線で形成されている
が、直線に限らず、例えば、径の異なる上向きの円弧な
ど曲線で形成することもできる。
取り線12の位置を、図に示したように、頂角が直角な
三角形をその頂点が該注出口部5の内側に入るように差
し込み、両側の斜辺を該注出口部シール部6の内側ライ
ンに内接させながら両側に摺動させた時、頂点が描く軌
跡Cに接する位置に設けて構成したものである。切り取
り線12は、印刷による表示のみでもよく、また、レー
ザー光照射などによるハーフカット線を設けて引き裂き
やすくすることもできる。また、パウチ上部の注出口部
5に隣接する、上部シール部13は、内容物の充填前
は、未シールの開口部とし、この部分から内容物を充填
し、その後、脱気シールなどによりヒートシールして密
封するものである。
どの内容物を充填し、上部シール部13を脱気シールし
て密封した詰め替え用パウチ100は、パウチの本体部
分が四方シール形式であるため、自立性はないが、製袋
が容易で生産性に優れており、安価に製造できる利点が
ある。そして、注出口部シール部6の内側ラインのう
ち、特に鋭角部分を生じやすい両側の側部8、8′と肩
部9、9′との接続部が、曲線B、B′で形成されてい
るので、鋭角に尖った部分がなく、内容物の充填後、こ
の部分に内圧がかかっても、フィルム切れやシール剥が
れが生じにくくなっている。従って、側部8、8′のシ
ール幅を、例えば胴部シール部4の幅よりも多少狭くし
ても、シールが安定化されているので、破袋の危険性を
少なくすることができる。
し替える際には、注出口部5の先端部をノッチ11を始
点として切り取り線12に沿って引き裂くことにより、
容易に注出口部5を開封することができる。この時、切
り取り線12が、前記の位置に設けられているので、注
出口部5は、内容物の内圧により、自然に保形性よく開
口する。そして、開封されたパウチ100は、その注出
口部5の両側に切り欠き部10、10′が設けられてお
り、この部分をボトルの口部にあてがいながら注出する
ことができるので、固定性がよく、且つ注出の途中で注
出口部5が閉塞することもなく、最後まで安全且つ容易
に内容物を移し替えることができる。
の実施例の構成を説明する正面図である。図2に示した
詰め替え用パウチ200は、前記図1に示した詰め替え
用パウチ100の構成において、壁面フィルム1の注出
口部5からパウチ200の中心部に向けて、図示した形
状の膨らみ部Dを追加して設けた構成である。
1に示した詰め替え用パウチ100で説明した作用効果
に加えて、膨らみ部Dにより、注出口部5の開口性とそ
の保形性が一層向上されると同時に、注出口部5からパ
ウチ200の中心部に向けて、パウチ200が外側に自
然に膨らむため、内容物が粘度の高いものであっても、
注出口部5への流動がスムーズに行われ、一層容易に内
容物を移し替えられるようになる。このような膨らみ部
Dは、パウチ200の一方の壁面フィルムのみに設けて
もよいが、両面の壁面フィルムに設けることもでき、そ
れにより、更にその効果を向上させることができる。
の実施例の構成を説明する正面図である。図3に示した
詰め替え用パウチ300は、前記図1に示した詰め替え
用パウチ100の構成において、注出口部などパウチ上
部の構成は変更せず、パウチ本体の形状のみを、四方シ
ール形式のパウチから、スタンディングパウチ形式のパ
ウチに変更して構成したものである。
え用パウチ300は、前記図1に示した詰め替え用パウ
チ100で説明した作用効果に加えて、スタンディング
パウチとしての特性を備えたものとなり、液状などの内
容物を充填し、上部シール部13を脱気シールして密封
したパウチ300は、自立性を備え、取り扱い易く、外
観にも優れたものとなる。
の実施例の構成を説明する正面図である。図4に示した
詰め替え用パウチ400は、前記図3に示した詰め替え
用パウチ300の構成に、更に、その壁面フィルム1
に、図4に示した形状の膨らみ部Dを追加して設けた構
成である。この膨らみ部Dは、注出口部5からパウチの
中心部にかけて設けられた膨らみ部Dと、両側のやや側
部寄りの位置に、パウチの中段から下部にかけて垂直方
向に設けられた一対の棒状の膨らみ部Dとで構成されて
いる。この膨らみ部Dの高さは、注出口部の幅の広い部
分では2〜5mm程度が適当であり、その下の細い部分
では0.5〜2mm程度が適当である。
え用パウチ400は、前記図3に示した詰め替え用パウ
チ300で説明した作用効果に加えて、膨らみ部Dの追
加により、下記の作用効果を有するものとなる。即ち、
注出口部5に設けた膨らみ部Dは、注出口部5の開封時
に、自動的に注出口部5を開口させると共に、その保形
性を優れたものとし、注出の途中で注出口部5が閉塞す
ることを一層確実に防止する効果を奏し、注出口部5の
下からパウチ中心部にかけての細い膨らみ部Dは、内容
物の内圧で外折れしてパウチ400を外側に広げ、内容
物の注出口部5への流動を容易にする効果を奏する。
て、両側の側部寄りの位置に設けた一対の細く垂直な膨
らみ部Dは、内容物充填後のパウチにおいて、内容物の
内圧で外折れすると共に、リブ効果を有し、パウチ40
0を自立させた時、その中段から下部を角柱状の形態に
安定化させる効果を奏するものである。
の実施例の構成を説明する正面図である。図5に示した
詰め替え用パウチ500は、前記図3に示した詰め替え
用パウチ300の構成において、注出口部5の形状のみ
を図5に示したように変更して構成したものである。
上部のコーナー部に、先端部7と、両側の側部8、8′
および肩部9、9′からなる注出口部シール部6をヒー
トシールし、その両側に切り欠き部10、10′を設け
て、斜め上方に突出する形状に形成するが、注出口部シ
ール部6の内側ラインの両側の側部8、8′を直線では
なく、図示したように、径の異なる上向きの円弧に変え
て形成すると共に、両側の肩部につながる接続部もそれ
ぞれ円弧曲線B、B′で形成し、また、注出口部5を開
封する際の切り取り線12の位置を、頂角が直角な三角
形を、その頂点が注出口部5の内側に入るように差し込
み、両側の斜辺を注出口部シール部6の内側ラインに内
接させながら両側に摺動させた時、頂点が描く軌跡Cに
接する位置に設けて構成したものである。尚、この場合
も、切り取り線12の端部には、易開封性手段としてV
字形のノッチ11を設けている。
00は、スタンディングパウチ形式であり、液状などの
内容物を充填し、上部シール部13を脱気シールして密
封したパウチ500は、自立性を備え、取り扱いやすく
外観にも優れている。また、注出口部シール部6の内側
ラインの両側の側部8、8′と肩部9、9′との接続部
が曲線B、B′で形成されているので、鋭角に尖った部
分がなく、この部分に内圧がかかっても、フィルム切れ
やシール剥がれが生じにくく、シールが安定化されてお
り、破袋の危険性も少なくすることができる。
し替える際には、注出口部5の先端部をノッチ11を始
点として切り取り線12に沿って引き裂くことにより、
容易に注出口部5を開封することができる。この時、切
り取り線12が、前記の位置に設けられているので、注
出口部5は、内容物の内圧により、自然に保形性よく開
口する。そして、開封されたパウチ500は、その注出
口部5の両側に切り欠き部10、10′が設けられてお
り、この部分をボトルの口部にあてがいながら注出する
ことができるので、固定性がよく、且つ注出の途中で注
出口部5が閉塞することもなく、最後まで安全且つ容易
に内容物を移し替えることができる。
の内側ラインを径の異なる上向きの円弧で形成した形状
は、本来、液状物の注出口として適した形状であり、切
り取り線12の角度を、垂直に近づけた場合は、上側の
側部8′を長くすることができるので、注出の方向を下
向きに制御しやすくなり、水平に近づけた場合は、下側
の側部8を長くすることができるので、樋状の案内部を
長くすることができる。従って、切り取り線12は、前
記軌跡Cに接する位置、またはそれよりも下側の位置で
あれば、その角度は、内容物の流動性などの性状に応じ
て適するように自由に設定することができる。また、こ
のような構成のパウチ500にも、前記図4に示した詰
め替え用パウチ400に設けた膨らみ部Dと同様な膨ら
み部を設けることができ、それにより前記と同様な作用
効果を得ることができる。
よれば、成形物などによる別体の注出口を必要とせず、
通常のパウチと略同様な工程で生産性よく製造でき、注
出口部などのヒートシールの安定性や、充填機適性もよ
く、しかも使用時には、パウチ上部のコーナー部に設け
られた注出口部の先端部を所定の位置で切り取ることに
より、容易に注出口部の口が開き、その保形性もよく、
且つ、注出の途中で注出口部が閉塞するようなことがな
く、口径の小さなボトルなどに対しても、最後まで安全
且つ容易に移し替えることができるという安価で使用適
性に優れた詰め替え用パウチを生産性よく提供できる効
果を奏する。
成を説明する正面図である。
成を説明する正面図である。
成を説明する正面図である。
成を説明する正面図である。
成を説明する正面図である。
の内側ラインに内接させて得られる頂点の軌跡 D 膨らみ部 100、200、300、400、500 詰め替え用
パウチ
Claims (4)
- 【請求項1】周囲の端縁部が袋状にヒートシールされ、
流動性を有する内容物が密封包装されるパウチであっ
て、該パウチの上部のコーナー部に、先端部と両側の側
部および肩部の外縁部がヒートシールされ、その両側に
切り欠き部が設けられてなる突出する形状の注出口部を
備え、且つ、該注出口部の外縁部を封止するヒートシー
ル部の内側ラインのうち、少なくとも両側の側部と肩部
との接続部、即ち、注出口部の付け根の部分が、曲線で
形成されると共に、該注出口部を開封するための切り取
り線が、頂角が直角な三角形をその頂点が該注出口部の
内側に入るように差し込み、両側の斜辺を該注出口部シ
ール部の内側ラインに内接させながら両側に摺動させた
時、頂点が描く軌跡に接する位置、またはそれよりも下
側の位置に設けられていることを特徴とする詰め替え用
パウチ。 - 【請求項2】前記注出口部に易開封性手段が設けられて
いることを特徴とする請求項1記載の詰め替え用パウ
チ。 - 【請求項3】前記パウチがスタンディングパウチ形式の
パウチであることを特徴とする請求項1または2に記載
の詰め替え用パウチ。 - 【請求項4】前記パウチの少なくとも注出口部に膨らみ
部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の
いずれかに記載の詰め替え用パウチ。
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|---|---|---|---|
| JP05866199A JP4268255B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 詰め替え用パウチ |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP05866199A JP4268255B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 詰め替え用パウチ |
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|---|---|
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| JP4268255B2 JP4268255B2 (ja) | 2009-05-27 |
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ID=13090785
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP05866199A Expired - Fee Related JP4268255B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 詰め替え用パウチ |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4268255B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2002347791A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-04 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 詰め替えパウチ及び該パウチを用いた包装体 |
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-
1999
- 1999-03-05 JP JP05866199A patent/JP4268255B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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