JP2000255696A - 発泡飲料供給装置用泡遮断器 - Google Patents
発泡飲料供給装置用泡遮断器Info
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- JP2000255696A JP2000255696A JP11066882A JP6688299A JP2000255696A JP 2000255696 A JP2000255696 A JP 2000255696A JP 11066882 A JP11066882 A JP 11066882A JP 6688299 A JP6688299 A JP 6688299A JP 2000255696 A JP2000255696 A JP 2000255696A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 樽生ビール等の発泡飲料を貯留する樽内から
泡が多く供給されたときには、泡遮断器で直ちにその供
給を停止する。 【解決手段】 泡遮断器2に入った発泡飲料は、気液分
離板58で液体分のみ気液分離板の下面と内筒56間に
形成される噴出開口部71から、下方に傾斜しているテ
ーパ部68に案内されて下方に噴出する。このときフロ
ート弁63が内部のビール等の液体分により上昇してい
ると、フロート弁はこの噴出流体に影響されることはな
い。また、泡は気液分離板で分離されて頂板66の穴か
ら上方に排出されるが、この直上にはフランジの切欠が
対向し、フロートが泡に影響されることはない。泡の量
が多くなってフロート弁63が降下すると、噴出開口部
71からの噴流がフロート弁の段部78に当たり、フロ
ート弁を急速に降下させる。
泡が多く供給されたときには、泡遮断器で直ちにその供
給を停止する。 【解決手段】 泡遮断器2に入った発泡飲料は、気液分
離板58で液体分のみ気液分離板の下面と内筒56間に
形成される噴出開口部71から、下方に傾斜しているテ
ーパ部68に案内されて下方に噴出する。このときフロ
ート弁63が内部のビール等の液体分により上昇してい
ると、フロート弁はこの噴出流体に影響されることはな
い。また、泡は気液分離板で分離されて頂板66の穴か
ら上方に排出されるが、この直上にはフランジの切欠が
対向し、フロートが泡に影響されることはない。泡の量
が多くなってフロート弁63が降下すると、噴出開口部
71からの噴流がフロート弁の段部78に当たり、フロ
ート弁を急速に降下させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ビール等の発泡
飲料を貯留する容器から供給される発泡飲料の泡を遮断
するための発泡飲料供給装置用泡遮断器に関する。
飲料を貯留する容器から供給される発泡飲料の泡を遮断
するための発泡飲料供給装置用泡遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】樽内に貯留される生ビールを販売する際
には、炭酸ガスを樽内に充填して生ビールを押し出し、
これを冷却器を通して低温化し、ジョッキ等に分配して
いる。即ち、図15に示すように、発泡飲料容器として
の生ビール樽140の取出口141にはディスペンサヘ
ッド142を取り付け、これにガス供給源としての炭酸
ガスボンベ144のガス管145を接続するとともに、
抽出管146を接続し、炭酸ガスボンベ144の高圧炭
酸ガスを減圧弁147を介して生ビール樽140内に供
給し、その圧力によって生ビール樽140内の生ビール
を抽出管146に押し出し、抽出管146内の生ビール
を冷却器148を通して冷却し、ジョッキ150に抽出
している。
には、炭酸ガスを樽内に充填して生ビールを押し出し、
これを冷却器を通して低温化し、ジョッキ等に分配して
いる。即ち、図15に示すように、発泡飲料容器として
の生ビール樽140の取出口141にはディスペンサヘ
ッド142を取り付け、これにガス供給源としての炭酸
ガスボンベ144のガス管145を接続するとともに、
抽出管146を接続し、炭酸ガスボンベ144の高圧炭
酸ガスを減圧弁147を介して生ビール樽140内に供
給し、その圧力によって生ビール樽140内の生ビール
を抽出管146に押し出し、抽出管146内の生ビール
を冷却器148を通して冷却し、ジョッキ150に抽出
している。
【0003】上記装置のように、生ビール樽140内に
炭酸ガスを供給するものにおいては、樽内に生ビールが
なくなってくると、前記炭酸ガスが樽の底部まで垂下し
ている供給管143の下端の開口から抽出管146に出
てくるため、カランCを開けているときには高圧のガス
が噴出し、泡を周囲に噴出することとなる。したがっ
て、使用者は、泡が多量に出始めたときには早めにその
樽のビールの抽出を止め、別な樽を使用するようにして
いる。そのため、泡の噴出による被害の発生、あるいは
樽内のビールを最後まで抽出できないという問題があっ
た。
炭酸ガスを供給するものにおいては、樽内に生ビールが
なくなってくると、前記炭酸ガスが樽の底部まで垂下し
ている供給管143の下端の開口から抽出管146に出
てくるため、カランCを開けているときには高圧のガス
が噴出し、泡を周囲に噴出することとなる。したがっ
て、使用者は、泡が多量に出始めたときには早めにその
樽のビールの抽出を止め、別な樽を使用するようにして
いる。そのため、泡の噴出による被害の発生、あるいは
樽内のビールを最後まで抽出できないという問題があっ
た。
【0004】上記問題点を解決するため、図15に示す
ように抽出管146に泡遮断器149を設けることも行
われている。即ち、この泡遮断器149においては、例
えば図16(a)に示すように、ケース182内のフロ
ート室183内にフロート弁184を設け、このフロー
ト弁184をケース182の上端部に被せた操作キャッ
プ186から垂下したガイドロッド187を中心軸とし
て上下動自在に設け、ケース182内に導入されるビー
ルに浮上し、ビールの液位に応じてフロート弁184の
下端の弁部185により弁座189を開閉すようにして
いる。樽から抽出されたビールは、本体197に埋め込
まれたノズル形成体200の導入孔201から環状通路
202を通り、この環状通路202から複数個立設した
ノズル203の先端の噴出口204からフロート室18
3内に噴出するようになっている。この噴出口204か
ら液体状のビールが噴出するときには、その噴出液がフ
ロート弁184に設けた鍔部205の下面に衝突し、そ
の力によってフロート弁が発泡飲料の流れにより引き込
まれることを防止し、また、操作キャップ186を持ち
上げる動作で、弁座189から弁部185を離間させ、
ビールを出口206から前記冷却器148へ供給するよ
うにしている。なお、この装置においては、ノズル20
3の噴出口204からのビールが確実にフロート弁18
4の鍔部205に導かれるように、噴出口の先端に水平
に延びるガイド207を設けている。
ように抽出管146に泡遮断器149を設けることも行
われている。即ち、この泡遮断器149においては、例
えば図16(a)に示すように、ケース182内のフロ
ート室183内にフロート弁184を設け、このフロー
ト弁184をケース182の上端部に被せた操作キャッ
プ186から垂下したガイドロッド187を中心軸とし
て上下動自在に設け、ケース182内に導入されるビー
ルに浮上し、ビールの液位に応じてフロート弁184の
下端の弁部185により弁座189を開閉すようにして
いる。樽から抽出されたビールは、本体197に埋め込
まれたノズル形成体200の導入孔201から環状通路
202を通り、この環状通路202から複数個立設した
ノズル203の先端の噴出口204からフロート室18
3内に噴出するようになっている。この噴出口204か
ら液体状のビールが噴出するときには、その噴出液がフ
ロート弁184に設けた鍔部205の下面に衝突し、そ
の力によってフロート弁が発泡飲料の流れにより引き込
まれることを防止し、また、操作キャップ186を持ち
上げる動作で、弁座189から弁部185を離間させ、
ビールを出口206から前記冷却器148へ供給するよ
うにしている。なお、この装置においては、ノズル20
3の噴出口204からのビールが確実にフロート弁18
4の鍔部205に導かれるように、噴出口の先端に水平
に延びるガイド207を設けている。
【0005】また、操作キャップ186の内面には、図
17に示すようにクランク型の溝188が設けられ、こ
の溝188にケース182の上端側部に設けた突起19
0が係合している。また、フロート弁184内の空所1
91に延びるガイドロッド187の下端には突起192
が設けられ、後述するようにガイドロッド187と共に
操作キャップ186を上昇させたとき、突起192がフ
ロート弁184の上壁193に当接してフロート弁を上
昇させる作用をなす。
17に示すようにクランク型の溝188が設けられ、こ
の溝188にケース182の上端側部に設けた突起19
0が係合している。また、フロート弁184内の空所1
91に延びるガイドロッド187の下端には突起192
が設けられ、後述するようにガイドロッド187と共に
操作キャップ186を上昇させたとき、突起192がフ
ロート弁184の上壁193に当接してフロート弁を上
昇させる作用をなす。
【0006】上記のようなフロート弁を用いた泡遮断器
149においては、ノズル203からフロート室183
内に入る生ビールが、充分に液体状で供給されていると
きには、フロート室183内に生ビールが満たされ、フ
ロート弁184はガイドロッド187にガイドされて最
も上の位置まで上昇しており、それにより弁部185は
弁座189から充分に離れ、液体状のビールは出口20
6から冷却器へ供給される。樽内に生ビールがほとんど
なくなってくることにより樽からのビールには多量の泡
が含まれるようになり、さらには樽内に圧力をかけてい
る炭酸ガスも出てくると、フロート室183内に液体分
の生ビールが減少し、図16(b)に示すように液位L
が次第に低下する。それにより、フロート弁184が降
下し、最終的には図16(c)に示すように、液位Lが
更に低下すると弁部185が弁座189に着座して閉弁
する。それによってカランから高圧の泡が噴出して、そ
の泡を周囲にまき散らす被害を防いでいる。且つ、この
操作キャップ186には、ガイドロッド187を分離可
能にしたロック板199が側方に突出して設けられてい
る。
149においては、ノズル203からフロート室183
内に入る生ビールが、充分に液体状で供給されていると
きには、フロート室183内に生ビールが満たされ、フ
ロート弁184はガイドロッド187にガイドされて最
も上の位置まで上昇しており、それにより弁部185は
弁座189から充分に離れ、液体状のビールは出口20
6から冷却器へ供給される。樽内に生ビールがほとんど
なくなってくることにより樽からのビールには多量の泡
が含まれるようになり、さらには樽内に圧力をかけてい
る炭酸ガスも出てくると、フロート室183内に液体分
の生ビールが減少し、図16(b)に示すように液位L
が次第に低下する。それにより、フロート弁184が降
下し、最終的には図16(c)に示すように、液位Lが
更に低下すると弁部185が弁座189に着座して閉弁
する。それによってカランから高圧の泡が噴出して、そ
の泡を周囲にまき散らす被害を防いでいる。且つ、この
操作キャップ186には、ガイドロッド187を分離可
能にしたロック板199が側方に突出して設けられてい
る。
【0007】この泡遮断器149を定期的に洗浄すると
きには、内部が空の状態でフロート弁184を上昇させ
て保持しなければならないので、操作キャップ186を
ねじってその内面に形成したクランク型の溝188を突
起190にガイドさせながら移動し、溝188の上側係
止部197から、下側係止部198に突起190が位置
するように上昇させ、その後回転させる。それにより、
図17(a)から同図(b)に示すように、操作キャッ
プ186に固定されたガイドロッド187が上昇し、下
端部の突起192が、降下しているフロート弁184の
上壁193に係合してフロート弁184を上昇させ、こ
の状態を保持して洗浄作業を可能としている。また、ケ
ース182の上端部には空気抜き210が設けられ、ノ
ブ211を内部に設けたスプリングに抗して押すことに
より弁部が弁座面から離れ、内部のガスがノブ211の
軸外周を通って開口212から外部に排出するようにな
っている。
きには、内部が空の状態でフロート弁184を上昇させ
て保持しなければならないので、操作キャップ186を
ねじってその内面に形成したクランク型の溝188を突
起190にガイドさせながら移動し、溝188の上側係
止部197から、下側係止部198に突起190が位置
するように上昇させ、その後回転させる。それにより、
図17(a)から同図(b)に示すように、操作キャッ
プ186に固定されたガイドロッド187が上昇し、下
端部の突起192が、降下しているフロート弁184の
上壁193に係合してフロート弁184を上昇させ、こ
の状態を保持して洗浄作業を可能としている。また、ケ
ース182の上端部には空気抜き210が設けられ、ノ
ブ211を内部に設けたスプリングに抗して押すことに
より弁部が弁座面から離れ、内部のガスがノブ211の
軸外周を通って開口212から外部に排出するようにな
っている。
【0008】また、従来、図15に示すような発砲飲料
供給装置においては、ガスボンベ144から樽140内
に炭酸ガスのガス圧を供給するのに際して、前記泡遮断
器149とは別体に圧力調整弁152を設けたものもあ
る。即ち、この圧力調整弁152においては、生ビール
樽140に感温筒179を固定し、この感温筒179内
の封入流体の圧力が温度により変化することによりダイ
ヤフラムバルブ等の流量調整弁152を作動し、生ビー
ル樽140の温度が高くなるほど供給する炭酸ガスの圧
力が高くなるように作動させている。
供給装置においては、ガスボンベ144から樽140内
に炭酸ガスのガス圧を供給するのに際して、前記泡遮断
器149とは別体に圧力調整弁152を設けたものもあ
る。即ち、この圧力調整弁152においては、生ビール
樽140に感温筒179を固定し、この感温筒179内
の封入流体の圧力が温度により変化することによりダイ
ヤフラムバルブ等の流量調整弁152を作動し、生ビー
ル樽140の温度が高くなるほど供給する炭酸ガスの圧
力が高くなるように作動させている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、フロート室の入口をノズルで形成し、このノズルか
ら出てくるビールの圧力でフロート弁が発泡飲料の流れ
により引き込まれることを防止し、浮上させるようにし
ているため、ケース内に流入するビールに泡が増加して
ケース内の液位が低下してきたときでも、図16(b)
に示すようにフロートはビールの流れによって降下が妨
げられ、最終的にフロート弁が弁座を閉鎖するのは図1
6(c)に示すようにその液位Lがかなり低下したとき
であり、内部の泡の増加状況や弁の応答性等によっては
弁の閉鎖前に泡の一部、あるいは高圧の炭酸ガスの一部
が噴出するおそれがあった。
は、フロート室の入口をノズルで形成し、このノズルか
ら出てくるビールの圧力でフロート弁が発泡飲料の流れ
により引き込まれることを防止し、浮上させるようにし
ているため、ケース内に流入するビールに泡が増加して
ケース内の液位が低下してきたときでも、図16(b)
に示すようにフロートはビールの流れによって降下が妨
げられ、最終的にフロート弁が弁座を閉鎖するのは図1
6(c)に示すようにその液位Lがかなり低下したとき
であり、内部の泡の増加状況や弁の応答性等によっては
弁の閉鎖前に泡の一部、あるいは高圧の炭酸ガスの一部
が噴出するおそれがあった。
【0010】また、泡遮断器について、上記図16及び
図17に示した従来技術についてみると、この泡遮断器
の取付時、洗浄時、及び樽交換時等においてフロート弁
の解除操作を行うとき、操作キャップを引き上げて回転
させなければならず、しかも樽の交換時にはそれに関連
する操作を含め多くの工程を必要とし、取扱いを誤り正
常な使い方ができない欠点がある。
図17に示した従来技術についてみると、この泡遮断器
の取付時、洗浄時、及び樽交換時等においてフロート弁
の解除操作を行うとき、操作キャップを引き上げて回転
させなければならず、しかも樽の交換時にはそれに関連
する操作を含め多くの工程を必要とし、取扱いを誤り正
常な使い方ができない欠点がある。
【0011】また、ノズルをボディに組み込む構造を採
用しているため、ボディとノズルの隙間にビールが溜ま
り、衛生上好ましくないという問題もあった。さらに、
フロート弁184とガイドロッド187を連結する構造
としているので洗浄時の作業性が悪く、また、フロート
弁184とガイドロッド187は取り外し不可能の構造
となっており、且つフロート内は洗浄しにくい構造とな
っているので不衛生でもある。
用しているため、ボディとノズルの隙間にビールが溜ま
り、衛生上好ましくないという問題もあった。さらに、
フロート弁184とガイドロッド187を連結する構造
としているので洗浄時の作業性が悪く、また、フロート
弁184とガイドロッド187は取り外し不可能の構造
となっており、且つフロート内は洗浄しにくい構造とな
っているので不衛生でもある。
【0012】さらに、従来の技術においては、樽の中に
生ビールの温度に応じた適正な圧力の炭酸ガスを供給す
る温度圧力調節装置と、樽が空になるときに高圧の炭酸
ガスと共に泡が吹き出すことを防止するための泡遮断器
とを別体で構成しているため、コストアップになると共
に、メンテナンスが面倒となる欠点もあった。これらの
問題点は、生ビールの供給に限らず、発泡飲料の供給に
際しては共通する問題でもある。
生ビールの温度に応じた適正な圧力の炭酸ガスを供給す
る温度圧力調節装置と、樽が空になるときに高圧の炭酸
ガスと共に泡が吹き出すことを防止するための泡遮断器
とを別体で構成しているため、コストアップになると共
に、メンテナンスが面倒となる欠点もあった。これらの
問題点は、生ビールの供給に限らず、発泡飲料の供給に
際しては共通する問題でもある。
【0013】したがって、本発明は、発泡飲料供給路に
泡が供給されてきたときには応答性良く流路を遮断する
ことができ、また、フロート弁の作動解除操作が容易で
あり、流路に発泡飲料が溜まることのない構成とし、内
部の洗浄が容易な泡遮断器を備えた発泡飲料供給装置を
提供することを目的とする。
泡が供給されてきたときには応答性良く流路を遮断する
ことができ、また、フロート弁の作動解除操作が容易で
あり、流路に発泡飲料が溜まることのない構成とし、内
部の洗浄が容易な泡遮断器を備えた発泡飲料供給装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、発泡飲料の供給経路内にあって、発泡飲料
の液層内にあるときは浮上し、気層または泡の層内にあ
るときは下降するフロート弁と、フロート弁の上下動を
ガイドするガイド機構と、発泡飲料を下方へ吹き付ける
噴流を形成せしめる噴出開口部とを有し、フロート弁が
上部にあるとき、該フロート弁は発泡飲料流出路の流れ
により引き込まれることを防止するようにした発泡飲料
供給装置用泡遮断器としたものである。
決するため、発泡飲料の供給経路内にあって、発泡飲料
の液層内にあるときは浮上し、気層または泡の層内にあ
るときは下降するフロート弁と、フロート弁の上下動を
ガイドするガイド機構と、発泡飲料を下方へ吹き付ける
噴流を形成せしめる噴出開口部とを有し、フロート弁が
上部にあるとき、該フロート弁は発泡飲料流出路の流れ
により引き込まれることを防止するようにした発泡飲料
供給装置用泡遮断器としたものである。
【0015】また、フロート弁の外周に段部を設け、フ
ロート弁が若干下降したときには、上記噴流の加勢を受
け、下方弁部まで迅速に到達せしめるようになしたもの
であり、また、噴出開口部の開口面積は、フロート室容
器内径の15%以内に形成したものであり、また、主と
して、穴部で気層を通し、板部で液層を案内する気液分
離板を設け、この気液分離板に気液混合体が供給されて
きたときには、気層をこの穴部からフロート室上部に導
入するようになしたものであり、また、噴出開口部の開
口面積に対し、気液分離板の穴部の開口面積は、20%
〜60%内に形成したものであり、また、気液分離板に
は先端が下方に傾斜するテーパ部ないし湾曲部を設け、
このテーパ部ないし湾曲部の最終先端部は、水平線に対
して5度ないし85度の範囲に設定するとともに、該テ
ーパー部ないし湾曲部とともに噴出開口を形成する内筒
の高さよりも下となるように設定したものであり、ま
た、フロート弁のフランジ部に切り欠き部を設け、この
切り欠き部と気液分離板の穴部とは垂直に一直線上に並
ぶようになしたものである。
ロート弁が若干下降したときには、上記噴流の加勢を受
け、下方弁部まで迅速に到達せしめるようになしたもの
であり、また、噴出開口部の開口面積は、フロート室容
器内径の15%以内に形成したものであり、また、主と
して、穴部で気層を通し、板部で液層を案内する気液分
離板を設け、この気液分離板に気液混合体が供給されて
きたときには、気層をこの穴部からフロート室上部に導
入するようになしたものであり、また、噴出開口部の開
口面積に対し、気液分離板の穴部の開口面積は、20%
〜60%内に形成したものであり、また、気液分離板に
は先端が下方に傾斜するテーパ部ないし湾曲部を設け、
このテーパ部ないし湾曲部の最終先端部は、水平線に対
して5度ないし85度の範囲に設定するとともに、該テ
ーパー部ないし湾曲部とともに噴出開口を形成する内筒
の高さよりも下となるように設定したものであり、ま
た、フロート弁のフランジ部に切り欠き部を設け、この
切り欠き部と気液分離板の穴部とは垂直に一直線上に並
ぶようになしたものである。
【0016】また、発泡飲料流出路には、下方に向け縮
径する内筒テーパ部と、その下方に内筒円筒部と、その
下方にテーパ状の弁座を順に形成し、フロート下部には
フロート円筒部とその下方にフロートテーパ部及びOリ
ングを設け、該Oリングで弁座の締め切り時に、内筒円
筒部とフロート円筒部とが間隙を介して対向するように
構成したものであり、また、発泡飲料流出路には、下方
に向け縮径する内筒テーパ部と、その下方に内筒円筒部
と、その下方にテーパ状の弁座を順に形成し、フロート
下部には球形弁体を設け、該球形弁体で弁座の締め切り
時に、内筒円筒部と球形弁体外周とが間隙を介して対向
するように構成したものであり、また、該発泡飲料供給
装置内の発泡飲料供給経路内に遮断弁を設けたものであ
り、また、フロート弁を下方から押し上げることにより
開放するフロート弁開放手段を有する泡遮断器を備えた
ものであり、また、発泡飲料流入路に温度圧力調節装置
を着脱自在に固定したものである。
径する内筒テーパ部と、その下方に内筒円筒部と、その
下方にテーパ状の弁座を順に形成し、フロート下部には
フロート円筒部とその下方にフロートテーパ部及びOリ
ングを設け、該Oリングで弁座の締め切り時に、内筒円
筒部とフロート円筒部とが間隙を介して対向するように
構成したものであり、また、発泡飲料流出路には、下方
に向け縮径する内筒テーパ部と、その下方に内筒円筒部
と、その下方にテーパ状の弁座を順に形成し、フロート
下部には球形弁体を設け、該球形弁体で弁座の締め切り
時に、内筒円筒部と球形弁体外周とが間隙を介して対向
するように構成したものであり、また、該発泡飲料供給
装置内の発泡飲料供給経路内に遮断弁を設けたものであ
り、また、フロート弁を下方から押し上げることにより
開放するフロート弁開放手段を有する泡遮断器を備えた
ものであり、また、発泡飲料流入路に温度圧力調節装置
を着脱自在に固定したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に沿って説
明する。図1は本発明の第1実施例を示し、泡遮断器2
のボディ3の側部に温度圧力調節装置4を取り付けるこ
とにより、これらを一体化した発泡飲料供給装置1を構
成している。泡遮断器2はボディ3の上部にフロート室
容器55を螺合して固定しており、フロート室容器55
の内部にはボディ3の上面から突出する内筒56が配置
され、この内筒56の上端部57と間隙を介して、気液
分離板58がフロート室容器55の内面に装入されてい
る。フロート室容器55の内部におけるフロート室60
の上部には、固定部材61がフロート室容器55に装入
され、この固定部材61がガイド機構としての4本のガ
イドロッド62を固定している。このガイドロッド62
は、フロート弁63のフランジ部64のガイド孔65を
貫通し、それによりフロート弁63が内部に導入される
液体状ビールに浮いて安定して上下動するのようにガイ
ドしている。
明する。図1は本発明の第1実施例を示し、泡遮断器2
のボディ3の側部に温度圧力調節装置4を取り付けるこ
とにより、これらを一体化した発泡飲料供給装置1を構
成している。泡遮断器2はボディ3の上部にフロート室
容器55を螺合して固定しており、フロート室容器55
の内部にはボディ3の上面から突出する内筒56が配置
され、この内筒56の上端部57と間隙を介して、気液
分離板58がフロート室容器55の内面に装入されてい
る。フロート室容器55の内部におけるフロート室60
の上部には、固定部材61がフロート室容器55に装入
され、この固定部材61がガイド機構としての4本のガ
イドロッド62を固定している。このガイドロッド62
は、フロート弁63のフランジ部64のガイド孔65を
貫通し、それによりフロート弁63が内部に導入される
液体状ビールに浮いて安定して上下動するのようにガイ
ドしている。
【0018】気液分離板58は、図3に一部断面を示す
斜視図として示されているように、平坦な円環状の板部
である頂板66と、円筒状の固定部67と、先端が中心
側に向けて縮径し、且つ下方に延びるテーパ部68から
構成され、頂板66には図中2個の穴部70を備えてい
る。この頂板66の下面と前記内筒56の上端部57と
の間隙は、液体分のビールの噴出開口部71となり、噴
出開口部71からのビールはテーパ部68に案内されて
下方に噴出するようになっている。
斜視図として示されているように、平坦な円環状の板部
である頂板66と、円筒状の固定部67と、先端が中心
側に向けて縮径し、且つ下方に延びるテーパ部68から
構成され、頂板66には図中2個の穴部70を備えてい
る。この頂板66の下面と前記内筒56の上端部57と
の間隙は、液体分のビールの噴出開口部71となり、噴
出開口部71からのビールはテーパ部68に案内されて
下方に噴出するようになっている。
【0019】このテーパ部68の傾斜角度は、噴出する
ビールが少なくとも下方を向くように水平線から下方に
5度以上傾斜することが好ましく、また、その噴流が中
心下方に位置する弁座84に向かうように85度以内に
設定することが好ましい。また、噴出開口部71の開口
面積は、適切な噴流を形成するため、少なくともフロー
ト室容器55の内径の15%以内に設定することが好ま
しいことが実験により確かめられている。
ビールが少なくとも下方を向くように水平線から下方に
5度以上傾斜することが好ましく、また、その噴流が中
心下方に位置する弁座84に向かうように85度以内に
設定することが好ましい。また、噴出開口部71の開口
面積は、適切な噴流を形成するため、少なくともフロー
ト室容器55の内径の15%以内に設定することが好ま
しいことが実験により確かめられている。
【0020】一方穴部70は、気液分離板58内に導か
れたビール中の泡、あるいは炭酸ガスをフロート室60
内に抜く作用をなす。そのため、気液分離板58のテー
パ部68の先端72は、前記内筒56の上端部57より
下方に位置し、内部にビールが滞留して気体分を分離し
やすいようにしている。この気液分離板58の穴部70
の開口面積は、液体状のビールが噴出する前記噴出開口
部71の開口面積に対して大きすぎると、多くの液体状
のビールも穴部70からフロート室内に流れ込むように
なって好ましくなく、また小さすぎると穴部70からビ
ールの泡が充分に抜けず気液分離が充分に行われないの
で、結局噴出開口部の開口面積に対し、気液分離板の穴
部の開口面積は、20%ないし60%とすることが好ま
しいことが実験によって確かめられている。なお、テー
パ部68は図示実施例のような断面が直線状のテーパ部
のほか、曲線をなす湾曲状に形成した湾曲部としても良
い。
れたビール中の泡、あるいは炭酸ガスをフロート室60
内に抜く作用をなす。そのため、気液分離板58のテー
パ部68の先端72は、前記内筒56の上端部57より
下方に位置し、内部にビールが滞留して気体分を分離し
やすいようにしている。この気液分離板58の穴部70
の開口面積は、液体状のビールが噴出する前記噴出開口
部71の開口面積に対して大きすぎると、多くの液体状
のビールも穴部70からフロート室内に流れ込むように
なって好ましくなく、また小さすぎると穴部70からビ
ールの泡が充分に抜けず気液分離が充分に行われないの
で、結局噴出開口部の開口面積に対し、気液分離板の穴
部の開口面積は、20%ないし60%とすることが好ま
しいことが実験によって確かめられている。なお、テー
パ部68は図示実施例のような断面が直線状のテーパ部
のほか、曲線をなす湾曲状に形成した湾曲部としても良
い。
【0021】フロート弁63は前記のように上端にフラ
ンジ部64が形成され、このフランジ部64は図2に斜
視図を示すように、円盤を外周から4カ所切り欠いた切
欠69を形成することによって略十字形をなし、ガイド
孔65にガイドロッド62が緩く貫通している。この切
欠69の位置は、前記気液分離板58の頂板66に形成
した穴部70と、垂直に一直線上に並ぶように配置し、
穴部70から浮上する泡がフランジ部64に当たってフ
ロートの降下が妨げられないようにしている。フランジ
部64の中心から下方に弁部73が延び、弁部73の下
端から順に、半球形の押し上げ部74、フロートテーパ
部75、フロート円筒部76、そのフロート円筒部76
の上端部から細径の胴部77にかけての水平な段部78
が各々形成されている。また、フロートテーパ部75の
上部にはOリング80を収納している。
ンジ部64が形成され、このフランジ部64は図2に斜
視図を示すように、円盤を外周から4カ所切り欠いた切
欠69を形成することによって略十字形をなし、ガイド
孔65にガイドロッド62が緩く貫通している。この切
欠69の位置は、前記気液分離板58の頂板66に形成
した穴部70と、垂直に一直線上に並ぶように配置し、
穴部70から浮上する泡がフランジ部64に当たってフ
ロートの降下が妨げられないようにしている。フランジ
部64の中心から下方に弁部73が延び、弁部73の下
端から順に、半球形の押し上げ部74、フロートテーパ
部75、フロート円筒部76、そのフロート円筒部76
の上端部から細径の胴部77にかけての水平な段部78
が各々形成されている。また、フロートテーパ部75の
上部にはOリング80を収納している。
【0022】内筒56の内周面の下端には、その内面が
内筒テーパ部81を形成するテーパ部材82が装入さ
れ、このテーパ部材82の内筒テーパ部81の下端には
内筒円筒部83を形成している。内筒円筒部83の下端
は泡遮断器2のボディ3に形成したテーパ状の弁座84
が位置し、図1に示すようなフロート弁63の閉弁時に
は、Oリング80がテーパ状の弁座84に当接して閉弁
作用を行い、このときフロート円筒部76と内筒円筒部
83とは間隙を有して対向している。
内筒テーパ部81を形成するテーパ部材82が装入さ
れ、このテーパ部材82の内筒テーパ部81の下端には
内筒円筒部83を形成している。内筒円筒部83の下端
は泡遮断器2のボディ3に形成したテーパ状の弁座84
が位置し、図1に示すようなフロート弁63の閉弁時に
は、Oリング80がテーパ状の弁座84に当接して閉弁
作用を行い、このときフロート円筒部76と内筒円筒部
83とは間隙を有して対向している。
【0023】ボディ3の流出路85は略L字型に形成さ
れ、その曲折部86にはフロート操作ロッド87が図4
に示すようにボディ3の前方から挿通されている。フロ
ート操作ロッド87には、平面状に大きく切り欠かれた
第1切欠88と、この第1切欠88に対して直角に小さ
く切欠かれた第2切欠89とを形成している。泡遮断器
2の通常作動時には、図1及び図5(a)に示すよう
に、第1切欠88が上方を向き、このとき第1切欠88
と全閉状態のフロート弁63下端の押し上げ部74とは
間隙を有し、接触しないように設定されている。
れ、その曲折部86にはフロート操作ロッド87が図4
に示すようにボディ3の前方から挿通されている。フロ
ート操作ロッド87には、平面状に大きく切り欠かれた
第1切欠88と、この第1切欠88に対して直角に小さ
く切欠かれた第2切欠89とを形成している。泡遮断器
2の通常作動時には、図1及び図5(a)に示すよう
に、第1切欠88が上方を向き、このとき第1切欠88
と全閉状態のフロート弁63下端の押し上げ部74とは
間隙を有し、接触しないように設定されている。
【0024】それに対し、フロート室内の洗浄時等にお
いてフロート弁を強制的に開放する必要のあるときに
は、操作ロッド87を外部から回転させ、切欠量の小さ
な第2切欠89が下方を向くようにセットすると、図5
(b)に示すように押し上げ部74は持ち上げられ、フ
ロート弁63全体が上昇するので弁座84からOリング
80が離れて弁を開放し、フロート室内の洗浄等が可能
となる。このように、フロート弁の弁の開放操作は非常
に簡単であり、泡遮断器内の洗浄時の関連工程を少なく
することができ、また、洗浄作業を容易に行うことがで
きる。
いてフロート弁を強制的に開放する必要のあるときに
は、操作ロッド87を外部から回転させ、切欠量の小さ
な第2切欠89が下方を向くようにセットすると、図5
(b)に示すように押し上げ部74は持ち上げられ、フ
ロート弁63全体が上昇するので弁座84からOリング
80が離れて弁を開放し、フロート室内の洗浄等が可能
となる。このように、フロート弁の弁の開放操作は非常
に簡単であり、泡遮断器内の洗浄時の関連工程を少なく
することができ、また、洗浄作業を容易に行うことがで
きる。
【0025】ボディ3の流出路85には、図1に二点鎖
線で示すように、流路を手動で閉鎖する遮断弁90を設
けることもできる。それにより、ビールの供給が必要と
されない不使用時にこの遮断弁90で流路を遮断するこ
とにより、炭酸ガスボンベ部分での遮断弁を閉じない場
合でもこの部分で流路を遮断し、この遮断弁以降の部分
での炭酸ガスの過剰吸収等、発泡飲料供給装置の不適切
作動を防止することができる。
線で示すように、流路を手動で閉鎖する遮断弁90を設
けることもできる。それにより、ビールの供給が必要と
されない不使用時にこの遮断弁90で流路を遮断するこ
とにより、炭酸ガスボンベ部分での遮断弁を閉じない場
合でもこの部分で流路を遮断し、この遮断弁以降の部分
での炭酸ガスの過剰吸収等、発泡飲料供給装置の不適切
作動を防止することができる。
【0026】更に、上記フロート室入り口92は、図2
に示すように、その上部を覆っている気液分離板58に
おける穴部70とは離れた位置に配置されており、それ
によりフロート室入り口92から気液分離板58に導入
されるビールが、穴部70から直接フロート室内に流入
するのを極力防いでいる。
に示すように、その上部を覆っている気液分離板58に
おける穴部70とは離れた位置に配置されており、それ
によりフロート室入り口92から気液分離板58に導入
されるビールが、穴部70から直接フロート室内に流入
するのを極力防いでいる。
【0027】フロート室容器55の上端部には図4に示
すような空気抜き94が設けられ、ノブ95をスプリン
グ96に抗して押すことにより弁部97が弁座面98か
ら離れ、内部のガスがノブ95の軸外周を通って開口9
9から外部に排出されるようになっている。且つ、開口
99の後側のノブ95にOリング108を設け、人に泡
やガスがかからないように配慮している。
すような空気抜き94が設けられ、ノブ95をスプリン
グ96に抗して押すことにより弁部97が弁座面98か
ら離れ、内部のガスがノブ95の軸外周を通って開口9
9から外部に排出されるようになっている。且つ、開口
99の後側のノブ95にOリング108を設け、人に泡
やガスがかからないように配慮している。
【0028】上記のように構成した発泡飲料供給装置用
泡遮断器の作動に際して、生ビール樽からのビールが泡
遮断器2の入り口側開口部91から、流入路14内に入
るとき、突出して設けた感温部材15の感温部13に高
速で衝突し、感温部材15は直接ビールの温度を検出す
る。フロート室入り口92から泡遮断器2のフロート室
60に入ってきたビールは、内筒56の周囲に形成した
中空円筒状の流路29内に広がりつつ上方へ流れ、気液
分離板58の頂板66の下面に至る。このとき、ビール
内に泡が含まれているときには、頂板66に形成した穴
部70からフロート室の上部に排出される。このとき、
フロート弁63のフランジ部64には、上記穴の直上部
分に切欠69が存在するので、穴部70から上昇する気
泡は、フロート弁63の下降を妨げる力を生じることが
ない。気液分離板58に至った液体状のビールのほとん
どは気液分離板58の下面と内筒56の上端部57間で
形成される噴出開口部71から噴出し、その噴出方向は
気液分離板のテーパ部68で案内され、下方の弁座の開
口側に向かう。このとき、フロート室60内に液体状の
ビールが所定以上満たされていると、図6に示すように
フロート弁63は上昇しているので、前記のように噴出
開口部71から噴出するビールの流れの影響を受けるこ
とはない。
泡遮断器の作動に際して、生ビール樽からのビールが泡
遮断器2の入り口側開口部91から、流入路14内に入
るとき、突出して設けた感温部材15の感温部13に高
速で衝突し、感温部材15は直接ビールの温度を検出す
る。フロート室入り口92から泡遮断器2のフロート室
60に入ってきたビールは、内筒56の周囲に形成した
中空円筒状の流路29内に広がりつつ上方へ流れ、気液
分離板58の頂板66の下面に至る。このとき、ビール
内に泡が含まれているときには、頂板66に形成した穴
部70からフロート室の上部に排出される。このとき、
フロート弁63のフランジ部64には、上記穴の直上部
分に切欠69が存在するので、穴部70から上昇する気
泡は、フロート弁63の下降を妨げる力を生じることが
ない。気液分離板58に至った液体状のビールのほとん
どは気液分離板58の下面と内筒56の上端部57間で
形成される噴出開口部71から噴出し、その噴出方向は
気液分離板のテーパ部68で案内され、下方の弁座の開
口側に向かう。このとき、フロート室60内に液体状の
ビールが所定以上満たされていると、図6に示すように
フロート弁63は上昇しているので、前記のように噴出
開口部71から噴出するビールの流れの影響を受けるこ
とはない。
【0029】フロート室に流入するビールに泡が多くな
ると、この泡は気液分離板58で分離され、穴部70か
らフロート室の上部に浮上する。その量が多くなると液
体分のビール上に浮いているフロート弁63が、液面の
低下と共にガイドロッド62に案内されて降下する。そ
の後図7に示す位置までフロート弁63が降下すると、
このときはビール中に泡が所定以上多くなったのでビー
ルの供給を直ちに停止することが望まれる状態となって
おり、そのため本発明の泡遮断器2においては、噴出開
口部71から下方に噴出している液体状のビールがフロ
ート弁63の段部78の上面に当たり、その力によって
フロート弁63の浮力にかかわらず強制的にフロート弁
63を降下させる。
ると、この泡は気液分離板58で分離され、穴部70か
らフロート室の上部に浮上する。その量が多くなると液
体分のビール上に浮いているフロート弁63が、液面の
低下と共にガイドロッド62に案内されて降下する。そ
の後図7に示す位置までフロート弁63が降下すると、
このときはビール中に泡が所定以上多くなったのでビー
ルの供給を直ちに停止することが望まれる状態となって
おり、そのため本発明の泡遮断器2においては、噴出開
口部71から下方に噴出している液体状のビールがフロ
ート弁63の段部78の上面に当たり、その力によって
フロート弁63の浮力にかかわらず強制的にフロート弁
63を降下させる。
【0030】このようにして、フロート弁63が図8に
示す位置まで降下すると、フロート弁の下方のフロート
円筒部76がテーパ部材82の内筒テーパ部81に対向
する位置に至る。それにより噴出開口部71から噴出す
るビールはその流路を絞られ、流速が上昇し、それによ
ってフロート弁63を下方に吸引し、フロート弁は更に
下方に引き寄せられる。更にフロート弁63が降下し、
図9の特に(b)の拡大図に示すように、フロート円筒
部76がテーパ部材82の内筒円筒部83に対向する位
置に至ると、フロート弁周囲の流速はきわめて速くな
り、フロート弁を急速に、且つ確実に閉鎖する。この閉
鎖状態は図10に示される。
示す位置まで降下すると、フロート弁の下方のフロート
円筒部76がテーパ部材82の内筒テーパ部81に対向
する位置に至る。それにより噴出開口部71から噴出す
るビールはその流路を絞られ、流速が上昇し、それによ
ってフロート弁63を下方に吸引し、フロート弁は更に
下方に引き寄せられる。更にフロート弁63が降下し、
図9の特に(b)の拡大図に示すように、フロート円筒
部76がテーパ部材82の内筒円筒部83に対向する位
置に至ると、フロート弁周囲の流速はきわめて速くな
り、フロート弁を急速に、且つ確実に閉鎖する。この閉
鎖状態は図10に示される。
【0031】上記のような泡遮断器において、各部材の
寸法等を各種設定して性能のテストを行った結果を図1
4に示す。図14(a)は、フロートフランジ部の切欠
きの有無によって泡遮断特性がどのようになるかを計測
したものであり、図に示すような切欠きを設けた際は、
樽に供給される炭酸ガス圧力の全範囲にわたって、泡遮
断器に泡が供給されてからフロート弁が閉じる迄の遅れ
時間が適正範囲内にあり、切欠きを設けないものは遅れ
時間がきわめて大きく、実質的に応答無しの状態となる
ことがわかる。また、図14(b)は、その切欠きの大
きさを変えて泡遮断特性を測定したものであり、切欠き
が大きいほど泡遮断時の遅れ時間が少なく、逆にその切
欠きが小さくなり、図中Dの切欠きにおいては樽内への
炭酸ガス圧力が2.5kg f/cm2以上の時には急速に遅れ
時間が大きくなり、作動の不良範囲に入ってしまうこと
がわかる。また、図14(c)は、フロ−ト室入り口の
位置と気液分離板に形成した穴部との位置関係により、
泡遮断の遅れ時間の変化を計測したものであり、図中A
のようにフロート室入り口の位置と気液分離板の穴部の
片方の位置とを重合させた状態では、フロート室内の液
の流れが不均衡になり、各圧力に対し遅れ時間の傾向性
が失われ、3.5kg f/cm2以上の圧力では誤作動を発生
する。それに対してBのように両者を90度離間させた
状態では、全圧力において良好な安定した特性を示すこ
とがわかり、このことから、フロート室入り口の位置と
穴部との位置関係は、泡遮断器にとって重要な要因であ
ることがわかる。また、図14(d)は、フロート弁座
部において、フロート弁が閉弁するときのフロート円筒
部76とテーパ部材82の内筒円筒部83との隙間の大
きさによる特性を計測したもので、この隙間が小さと特
に低圧時に泡遮断特性に優れていることがわかり、逆に
この隙間を大きくして0.3mmとした時には低圧時には
作動の不良範囲に入ってしまうことがわかる。前記各図
に示した泡遮断特性の余裕度確認試験が行われた条件
を、一見してわかるようにまとめたものが図14(e)
である。この図においては、前記試験条件のほか、内筒
の上端部と気液分離板との隙間の設定条件、及びフロー
ト弁下降時の隙間の設定条件も示している。また、この
図には、フランジ部の切欠きの有無と、その切欠き面
積、及び弁座部隙間は泡遮断性能に影響があり、分離板
の穴部の位置とフロート弁降下時の隙間は流出性能に影
響があることを示している。
寸法等を各種設定して性能のテストを行った結果を図1
4に示す。図14(a)は、フロートフランジ部の切欠
きの有無によって泡遮断特性がどのようになるかを計測
したものであり、図に示すような切欠きを設けた際は、
樽に供給される炭酸ガス圧力の全範囲にわたって、泡遮
断器に泡が供給されてからフロート弁が閉じる迄の遅れ
時間が適正範囲内にあり、切欠きを設けないものは遅れ
時間がきわめて大きく、実質的に応答無しの状態となる
ことがわかる。また、図14(b)は、その切欠きの大
きさを変えて泡遮断特性を測定したものであり、切欠き
が大きいほど泡遮断時の遅れ時間が少なく、逆にその切
欠きが小さくなり、図中Dの切欠きにおいては樽内への
炭酸ガス圧力が2.5kg f/cm2以上の時には急速に遅れ
時間が大きくなり、作動の不良範囲に入ってしまうこと
がわかる。また、図14(c)は、フロ−ト室入り口の
位置と気液分離板に形成した穴部との位置関係により、
泡遮断の遅れ時間の変化を計測したものであり、図中A
のようにフロート室入り口の位置と気液分離板の穴部の
片方の位置とを重合させた状態では、フロート室内の液
の流れが不均衡になり、各圧力に対し遅れ時間の傾向性
が失われ、3.5kg f/cm2以上の圧力では誤作動を発生
する。それに対してBのように両者を90度離間させた
状態では、全圧力において良好な安定した特性を示すこ
とがわかり、このことから、フロート室入り口の位置と
穴部との位置関係は、泡遮断器にとって重要な要因であ
ることがわかる。また、図14(d)は、フロート弁座
部において、フロート弁が閉弁するときのフロート円筒
部76とテーパ部材82の内筒円筒部83との隙間の大
きさによる特性を計測したもので、この隙間が小さと特
に低圧時に泡遮断特性に優れていることがわかり、逆に
この隙間を大きくして0.3mmとした時には低圧時には
作動の不良範囲に入ってしまうことがわかる。前記各図
に示した泡遮断特性の余裕度確認試験が行われた条件
を、一見してわかるようにまとめたものが図14(e)
である。この図においては、前記試験条件のほか、内筒
の上端部と気液分離板との隙間の設定条件、及びフロー
ト弁下降時の隙間の設定条件も示している。また、この
図には、フランジ部の切欠きの有無と、その切欠き面
積、及び弁座部隙間は泡遮断性能に影響があり、分離板
の穴部の位置とフロート弁降下時の隙間は流出性能に影
響があることを示している。
【0032】泡遮断器2の上記実施例においては、フロ
ート弁体の弁部分を、フロートテーパ部75にOリング
80を設け、その上部にフロート円筒部76を設けた実
施例を示したが、例えば図11に示すように、フロート
弁63の下端に半球形の弁部125を設け、この球面部
分で弁座84に当接させるようにしても良い。このとき
も、内筒円筒部83と弁体125の外周面とは間隙を有
して対向させる。このような弁体を用いることにより、
前記実施例のようなOリングを用いる必要がなくなり、
Oリング部分にビールの各種成分が付着することを防止
することができ、また部品点数も減少させることがで
き、且つ弁座に対していかなる状態でも線接触が維持さ
れ、確実に閉弁作用を行うことができる。
ート弁体の弁部分を、フロートテーパ部75にOリング
80を設け、その上部にフロート円筒部76を設けた実
施例を示したが、例えば図11に示すように、フロート
弁63の下端に半球形の弁部125を設け、この球面部
分で弁座84に当接させるようにしても良い。このとき
も、内筒円筒部83と弁体125の外周面とは間隙を有
して対向させる。このような弁体を用いることにより、
前記実施例のようなOリングを用いる必要がなくなり、
Oリング部分にビールの各種成分が付着することを防止
することができ、また部品点数も減少させることがで
き、且つ弁座に対していかなる状態でも線接触が維持さ
れ、確実に閉弁作用を行うことができる。
【0033】上記実施例においては、フロート弁を持ち
上げる手段として、レバーを操作してフロート操作ロッ
ドを回転し、作動カム部によりフロート弁を持ち上げる
例を示したが、そのほか、例えば図12(a)に示すよ
うに、フロート弁63の下端に対向してビール流出路8
5内に押し上げロッド126を下方から挿入するように
構成してもよい。この装置においては、図12(b)に
示すようにロッド126に植え込んだ摘み127を、ボ
ディ3に形成した逆L字型の溝128内に嵌入してガイ
ドさせ、フロート弁を持ち上げるときには摘み127を
持って溝128に沿って持ち上げ、その上端部において
周方向に回転させることにより水平溝130内で摘み1
27を保持させてフロート弁の解放状態を維持させる。
このような装置を用いることにより、前記実施例と同様
に泡遮断器の洗浄を容易に行うことができる。
上げる手段として、レバーを操作してフロート操作ロッ
ドを回転し、作動カム部によりフロート弁を持ち上げる
例を示したが、そのほか、例えば図12(a)に示すよ
うに、フロート弁63の下端に対向してビール流出路8
5内に押し上げロッド126を下方から挿入するように
構成してもよい。この装置においては、図12(b)に
示すようにロッド126に植え込んだ摘み127を、ボ
ディ3に形成した逆L字型の溝128内に嵌入してガイ
ドさせ、フロート弁を持ち上げるときには摘み127を
持って溝128に沿って持ち上げ、その上端部において
周方向に回転させることにより水平溝130内で摘み1
27を保持させてフロート弁の解放状態を維持させる。
このような装置を用いることにより、前記実施例と同様
に泡遮断器の洗浄を容易に行うことができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、請
求項1に係る発明においては、泡が供給されてきたとき
には応答性良く確実に流路を遮断することができ、抽出
する容器への多量の泡の混入、及びコック等の抽出部か
ら高圧の炭酸ガスの含まれた泡の噴出による被害等を防
止することができる。
求項1に係る発明においては、泡が供給されてきたとき
には応答性良く確実に流路を遮断することができ、抽出
する容器への多量の泡の混入、及びコック等の抽出部か
ら高圧の炭酸ガスの含まれた泡の噴出による被害等を防
止することができる。
【0035】請求項2に係る発明においては、フロート
弁の外周に段部を設け、フロート弁が若干下降したとき
には、上記噴流の加勢を受け、下方弁部まで迅速に到達
せしめるようになしたので、フロート室内に多量の泡の
含まれた発泡飲料が供給されたときには、直ちにフロー
ト弁でその供給を停止することができる。また、請求項
3に係る発明においては、噴出開口部の開口面積は、流
出路面積の60%乃至200%内に形成したので、噴流
の速度を充分に大きくすることができ、フロート室に供
給される発泡飲料を確実にフロート室の下方に導くこと
ができ、それによりフロート室の上方に噴流が流れるこ
とによるフロートの上昇力をなくすことができ、フロー
トの閉鎖作動を妨害することがなくなり、且つフロート
が下がってきたときにはその力でフロートを強制的に閉
鎖方向に作動させることができる。
弁の外周に段部を設け、フロート弁が若干下降したとき
には、上記噴流の加勢を受け、下方弁部まで迅速に到達
せしめるようになしたので、フロート室内に多量の泡の
含まれた発泡飲料が供給されたときには、直ちにフロー
ト弁でその供給を停止することができる。また、請求項
3に係る発明においては、噴出開口部の開口面積は、流
出路面積の60%乃至200%内に形成したので、噴流
の速度を充分に大きくすることができ、フロート室に供
給される発泡飲料を確実にフロート室の下方に導くこと
ができ、それによりフロート室の上方に噴流が流れるこ
とによるフロートの上昇力をなくすことができ、フロー
トの閉鎖作動を妨害することがなくなり、且つフロート
が下がってきたときにはその力でフロートを強制的に閉
鎖方向に作動させることができる。
【0036】請求項4に係る発明においては、主とし
て、穴部で気層を通し、板部で液層を案内する気液分離
板を設け、この気液分離板に気液混合体が供給されてき
たときには、気層をこの穴部からフロート室上部に導入
するようになしたので、泡遮断器から供給される発泡飲
料中に泡が混入することを確実に防止することができ、
勝子の気液分離板でほぼ泡のみをフロート室の上方に流
すように発泡飲料をガイドすることができ、発泡飲料の
噴流によるフロートの上昇を防止することができる。ま
た、請求項5に係る発明においては、噴出開口部の開口
面積に対し、気液分離板の穴部の開口面積は、20%〜
60%内に形成したので、穴の開口面積が小さすぎるこ
とによる泡の分離作用の低下が防止され、また穴の開口
面積の大き過ぎにより、穴から液体分の発泡飲料が多量
に流出することによって噴流開口部からの流出が少なく
なり、流出の経路が変化し、フロートが流路を遮断する
作動を促進してしまうことを防止する範囲の量にするこ
とができる。
て、穴部で気層を通し、板部で液層を案内する気液分離
板を設け、この気液分離板に気液混合体が供給されてき
たときには、気層をこの穴部からフロート室上部に導入
するようになしたので、泡遮断器から供給される発泡飲
料中に泡が混入することを確実に防止することができ、
勝子の気液分離板でほぼ泡のみをフロート室の上方に流
すように発泡飲料をガイドすることができ、発泡飲料の
噴流によるフロートの上昇を防止することができる。ま
た、請求項5に係る発明においては、噴出開口部の開口
面積に対し、気液分離板の穴部の開口面積は、20%〜
60%内に形成したので、穴の開口面積が小さすぎるこ
とによる泡の分離作用の低下が防止され、また穴の開口
面積の大き過ぎにより、穴から液体分の発泡飲料が多量
に流出することによって噴流開口部からの流出が少なく
なり、流出の経路が変化し、フロートが流路を遮断する
作動を促進してしまうことを防止する範囲の量にするこ
とができる。
【0037】請求項6に係る発明においては、気液分離
板には先端が下方に傾斜するテーパ部ないし湾曲部を設
け、このテーパ部ないし湾曲部の最終先端部は、水平線
に対して5ないし85度の範囲に設定するとともに、該
テーパー部ないし湾曲部とともに噴出開口を形成する内
筒の高さよりも下となるように設定したので、噴出開口
から噴出する発泡飲料を確実に下方中心部の弁座側に誘
導することができ、且つ、気液分離板内での発泡飲料の
滞留が行われ、気液分離を確実に行うことができる。ま
た、請求項7に係る発明においては、フロート弁のフラ
ンジ部に切り欠き部を設け、この切り欠き部と気液分離
板の穴部とは垂直に一直線上に並ぶようになしたので、
気液分離板から上昇する泡がフロートのフランジに当た
ってフロート弁の閉鎖作動を妨害することがなくなる。
板には先端が下方に傾斜するテーパ部ないし湾曲部を設
け、このテーパ部ないし湾曲部の最終先端部は、水平線
に対して5ないし85度の範囲に設定するとともに、該
テーパー部ないし湾曲部とともに噴出開口を形成する内
筒の高さよりも下となるように設定したので、噴出開口
から噴出する発泡飲料を確実に下方中心部の弁座側に誘
導することができ、且つ、気液分離板内での発泡飲料の
滞留が行われ、気液分離を確実に行うことができる。ま
た、請求項7に係る発明においては、フロート弁のフラ
ンジ部に切り欠き部を設け、この切り欠き部と気液分離
板の穴部とは垂直に一直線上に並ぶようになしたので、
気液分離板から上昇する泡がフロートのフランジに当た
ってフロート弁の閉鎖作動を妨害することがなくなる。
【0038】請求項8に係る発明においては、発泡飲料
流出路には、下方に向け縮径する内筒テーパ部と、その
下方に内筒円筒部と、その下方にテーパ状の弁座を順に
形成し、フロート下部にはフロート円筒部とその下方に
フロートテーパ部及びOリングを設け、該Oリングで弁
座の締め切り時に、内筒円筒部とフロート円筒部とが間
隙を介して対向するように構成したので、円滑にOリン
グで弁座を締め切ることができ、フロート弁の閉鎖を急
速に、かつ各確実に行うことができる。また、請求項9
に係る発明においては、発泡飲料流出路には、下方に向
け縮径する内筒テーパ部と、その下方に内筒円筒部と、
その下方にテーパ状の弁座を順に形成し、フロート下部
には球形弁体を設け、該球形弁体で弁座の締め切り時
に、内筒円筒部と球形弁体外周とが間隙を介して対向す
るように構成したので、フロート弁にOリングを用いる
必要がなくなり、Oリングに発泡飲料の各種成分が付着
することが防止され、より衛生的な装置とすることがで
き、また部品点数を減少させることができ、且つ弁座に
対していかなる状態でも線接触により確実に閉弁を行う
ことができる。
流出路には、下方に向け縮径する内筒テーパ部と、その
下方に内筒円筒部と、その下方にテーパ状の弁座を順に
形成し、フロート下部にはフロート円筒部とその下方に
フロートテーパ部及びOリングを設け、該Oリングで弁
座の締め切り時に、内筒円筒部とフロート円筒部とが間
隙を介して対向するように構成したので、円滑にOリン
グで弁座を締め切ることができ、フロート弁の閉鎖を急
速に、かつ各確実に行うことができる。また、請求項9
に係る発明においては、発泡飲料流出路には、下方に向
け縮径する内筒テーパ部と、その下方に内筒円筒部と、
その下方にテーパ状の弁座を順に形成し、フロート下部
には球形弁体を設け、該球形弁体で弁座の締め切り時
に、内筒円筒部と球形弁体外周とが間隙を介して対向す
るように構成したので、フロート弁にOリングを用いる
必要がなくなり、Oリングに発泡飲料の各種成分が付着
することが防止され、より衛生的な装置とすることがで
き、また部品点数を減少させることができ、且つ弁座に
対していかなる状態でも線接触により確実に閉弁を行う
ことができる。
【0039】請求項10に係る発明においては、発泡飲
料供給装置内の発泡飲料供給経路内に遮断弁を設けたの
で、発泡飲料供給装置の不使用時に炭酸ガスボンベのバ
ルブを閉めていないときでも、泡遮断器以降の流路に滞
留する発泡飲料に炭酸ガスが吸収されることがなくな
り、再使用直後に炭酸ガス成分の多い発泡飲料が供給さ
れることがなくなる。また、請求項11に係る発明にお
いては、フロート弁を下方から押し上げることにより開
放するフロート弁開放手段を備えたので、フロート室の
洗浄時等、手動でフロート弁を開放する際、簡単な操作
で開放作動を行うことができる。また、請求項12に係
る発明においては、発泡飲料流入路に温度圧力調節装置
を着脱自在に固定したので、温度圧力調節装置と泡遮断
器を一体化することができ、メンテナンスが容易で、且
つ全体として安価な発泡飲料供給装置とすることがで
き、且つ両者を必要に応じて分離できるので洗浄等の作
業が容易となり、且つ各種の装置を任意に組み合わせて
使用することができる。
料供給装置内の発泡飲料供給経路内に遮断弁を設けたの
で、発泡飲料供給装置の不使用時に炭酸ガスボンベのバ
ルブを閉めていないときでも、泡遮断器以降の流路に滞
留する発泡飲料に炭酸ガスが吸収されることがなくな
り、再使用直後に炭酸ガス成分の多い発泡飲料が供給さ
れることがなくなる。また、請求項11に係る発明にお
いては、フロート弁を下方から押し上げることにより開
放するフロート弁開放手段を備えたので、フロート室の
洗浄時等、手動でフロート弁を開放する際、簡単な操作
で開放作動を行うことができる。また、請求項12に係
る発明においては、発泡飲料流入路に温度圧力調節装置
を着脱自在に固定したので、温度圧力調節装置と泡遮断
器を一体化することができ、メンテナンスが容易で、且
つ全体として安価な発泡飲料供給装置とすることがで
き、且つ両者を必要に応じて分離できるので洗浄等の作
業が容易となり、且つ各種の装置を任意に組み合わせて
使用することができる。
【図1】本発明の発泡飲料供給装置用泡遮断器の実施例
の断面図である。
の断面図である。
【図2】同、泡遮断器のフロート室の水平断面図であ
る。
る。
【図3】同、フロート弁と気液分離板部分の斜視図であ
る。
る。
【図4】同、泡遮断器の縦断面図である。
【図5】同、フロート開放手段の作動を示す断面図であ
り、(a)はその解放前、(b)は解放後の状態、
(c)は(a)のA−A断面を示す。
り、(a)はその解放前、(b)は解放後の状態、
(c)は(a)のA−A断面を示す。
【図6】同、フロート弁が最も上昇した位置での、噴出
口から発泡飲料が噴出状態を示す断面図である。
口から発泡飲料が噴出状態を示す断面図である。
【図7】同、フロート弁が降下し始めた位置での、噴出
口から発泡飲料が噴出状態を示す断面図である。
口から発泡飲料が噴出状態を示す断面図である。
【図8】同、フロート弁が更に降下した位置での、噴出
口から発泡飲料が噴出状態を示す断面図である。
口から発泡飲料が噴出状態を示す断面図である。
【図9】同、フロート弁の閉弁近傍位置での、噴出口か
ら発泡飲料が噴出状態を示す断面図であり、(a)はそ
の全体を示し、(b)は弁近傍の拡大図である。
ら発泡飲料が噴出状態を示す断面図であり、(a)はそ
の全体を示し、(b)は弁近傍の拡大図である。
【図10】同、フロート弁が弁座に当接した位置での、
噴出口から発泡飲料が噴出状態を示す断面図である。
噴出口から発泡飲料が噴出状態を示す断面図である。
【図11】本発明の発泡飲料供給装置用泡遮断器のフロ
ート弁の他の実施例を示す断面図である。
ート弁の他の実施例を示す断面図である。
【図12】本発明の発泡飲料供給装置用泡遮断器のフロ
ート弁開放手段の他の実施例を示す断面図であり、
(a)は解放操作前の状態の断面図、(b)は同操作部
における(a)の直角方向の一部断面図である。
ート弁開放手段の他の実施例を示す断面図であり、
(a)は解放操作前の状態の断面図、(b)は同操作部
における(a)の直角方向の一部断面図である。
【図13】本発明の発泡飲料供給装置用泡遮断器に固定
した温度圧力調節装置も含めた断面図である。
した温度圧力調節装置も含めた断面図である。
【図14】本発明を適用した装置と従来の装置のフロー
ト弁閉鎖特性を比較して示すグラフである。
ト弁閉鎖特性を比較して示すグラフである。
【図15】従来の発泡飲料供給装置における最も単純化
したシステム構成を示す説明図である。
したシステム構成を示す説明図である。
【図16】従来の泡遮断器の断面図であり、(a)はフ
ロートの上昇位置の状態を示し、(b)はフロートが少
し降下したときの状態を示し、(c)は閉弁状態を示
す。
ロートの上昇位置の状態を示し、(b)はフロートが少
し降下したときの状態を示し、(c)は閉弁状態を示
す。
【図17】従来の泡遮断器のフロート弁開放操作部分を
示す一部断面図であり、(a)は開放操作前の状態、
(b)は開放操作後の状態を示す。
示す一部断面図であり、(a)は開放操作前の状態、
(b)は開放操作後の状態を示す。
1 発泡飲料供給装置 2 泡遮断器 3 ボディ 4 温度圧力調節装置 12 感温体 14 流入路 15 感温部材 56 内筒 58 気液分離板 63 フロート弁 64 フランジ部 71 噴出開口 76 フロート円筒部 78 段部 83 内筒円筒部 84 弁座 87 フロート操作ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 一三 茨城県猿島郡総和町丘里11−3 京三電機 株式会社内 (72)発明者 安喰 敏明 茨城県猿島郡総和町丘里11−3 京三電機 株式会社内 Fターム(参考) 3E082 AA04 BB03 CC01 DD01 EE02 FF03
Claims (12)
- 【請求項1】 発泡飲料の供給経路内にあって、発泡飲
料の液層内にあるときは浮上し、気層または泡の層内に
あるときは下降するフロート弁と、フロート弁の上下動
をガイドするガイド機構と、発泡飲料を下方へ吹き付け
る噴流を形成せしめる噴出開口部とを有し、フロート弁
が上部にあるとき、該フロート弁は発泡飲料流出路の流
れにより引き込まれることを防止するようにしたことを
特徴とする発泡飲料供給装置用泡遮断器。 - 【請求項2】 フロート弁の外周に段部を設け、フロー
ト弁が若干下降したときには、上記噴流の加勢を受け、
下方弁部まで迅速に到達せしめるようになした請求項1
記載の発泡飲料供給装置用泡遮断器。 - 【請求項3】 噴出開口部の開口面積は、流出路面積の
60%乃至200%内に形成した請求項1記載の発泡飲
料供給装置用泡遮断器。 - 【請求項4】 主として、穴部で気層を通し、板部で液
層を案内する気液分離板を設け、この気液分離板に気液
混合体が供給されてきたときには、気層をこの穴部から
フロート室上部に導入するようになした請求項1記載の
発泡飲料供給装置。 - 【請求項5】 噴出開口部の開口面積に対し、気液分離
板の穴部の開口面積は、20%〜60%内に形成した請
求項4記載の発泡飲料供給装置用泡遮断器。 - 【請求項6】 気液分離板には先端が下方に傾斜するテ
ーパ部ないし湾曲部を設け、このテーパ部ないし湾曲部
の最終先端部は、水平線に対して5度ないし85度の範
囲に設定するとともに、該テーパー部ないし湾曲部とと
もに噴出開口を形成する内筒の高さよりも下となるよう
に設定した請求項4記載の発泡飲料供給装置用泡遮断
器。 - 【請求項7】 フロート弁のフランジ部に切り欠き部を
設け、この切り欠き部と気液分離板の穴部とは垂直に一
直線上に並ぶようになした請求項4記載の発泡飲料供給
装置用泡遮断器。 - 【請求項8】 発泡飲料流出路には、下方に向け縮径す
る内筒テーパ部と、その下方に内筒円筒部と、その下方
にテーパ状の弁座を順に形成し、フロート下部にはフロ
ート円筒部とその下方にフロートテーパ部及びOリング
を設け、該Oリングで弁座の締め切り時に、内筒円筒部
とフロート円筒部とが間隙を介して対向するように構成
した請求項1記載の発泡飲料供給装置用泡遮断器。 - 【請求項9】 発泡飲料流出路には、下方に向け縮径す
る内筒テーパ部と、その下方に内筒円筒部と、その下方
にテーパ状の弁座を順に形成し、フロート下部には球形
弁体を設け、該球形弁体で弁座の締め切り時に、内筒円
筒部と球形弁体外周とが間隙を介して対向するように構
成した請求項1記載の発泡飲料供給装置用泡遮断器。 - 【請求項10】 該発泡飲料供給装置内の発泡飲料供給
経路内に遮断弁を設けた請求項1記載の発泡飲料供給装
置用泡遮断器。 - 【請求項11】 フロート弁を下方から押し上げること
により開放するフロート弁開放手段を備えた請求項1乃
至請求項10のいずれか一つに記載の発泡飲料供給装置
用泡遮断器。 - 【請求項12】 発泡飲料流入路に温度圧力調節装置を
着脱自在に固定してなる請求項1乃至請求項11のいず
れか一つに記載の発泡飲料供給装置用泡遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11066882A JP2000255696A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 発泡飲料供給装置用泡遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11066882A JP2000255696A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 発泡飲料供給装置用泡遮断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000255696A true JP2000255696A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13328715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11066882A Pending JP2000255696A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 発泡飲料供給装置用泡遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000255696A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040024679A (ko) * | 2002-09-16 | 2004-03-22 | 강영완 | 생맥주 공급용 가스압력 조절장치 |
| WO2012050820A3 (en) * | 2010-09-29 | 2012-06-14 | Perlick Corporation | Improved beverage faucet and flow reducer |
| US11129490B2 (en) | 2016-05-18 | 2021-09-28 | Lg Electronics Inc. | Beverage-making apparatus |
| US11154159B2 (en) | 2016-05-18 | 2021-10-26 | Lg Electronics Inc. | Beverage-making apparatus |
| US11208621B2 (en) | 2016-05-18 | 2021-12-28 | Lg Electronics Inc. | Beverage-making apparatus |
| US11224306B2 (en) | 2016-05-18 | 2022-01-18 | Lg Electronics Inc. | Beverage-making apparatus |
| CN114674621A (zh) * | 2022-03-28 | 2022-06-28 | 广船国际有限公司 | 一种用于闭式压力系统的取样装置及闭式压力系统 |
| US11453547B2 (en) | 2016-05-18 | 2022-09-27 | Lg Electronics Inc. | Beverage ingredient pack and beverage making apparatus having the same |
| CN116692747A (zh) * | 2023-06-25 | 2023-09-05 | 南京硕华机械设备有限公司 | 一种罐装啤酒加工用的灌装装置及其灌装方法 |
| US11767210B2 (en) | 2016-05-18 | 2023-09-26 | Lg Electronics Inc. | Beverage making apparatus |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP11066882A patent/JP2000255696A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040024679A (ko) * | 2002-09-16 | 2004-03-22 | 강영완 | 생맥주 공급용 가스압력 조절장치 |
| WO2012050820A3 (en) * | 2010-09-29 | 2012-06-14 | Perlick Corporation | Improved beverage faucet and flow reducer |
| US11129490B2 (en) | 2016-05-18 | 2021-09-28 | Lg Electronics Inc. | Beverage-making apparatus |
| US11154159B2 (en) | 2016-05-18 | 2021-10-26 | Lg Electronics Inc. | Beverage-making apparatus |
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| US11224306B2 (en) | 2016-05-18 | 2022-01-18 | Lg Electronics Inc. | Beverage-making apparatus |
| US11453547B2 (en) | 2016-05-18 | 2022-09-27 | Lg Electronics Inc. | Beverage ingredient pack and beverage making apparatus having the same |
| US11767210B2 (en) | 2016-05-18 | 2023-09-26 | Lg Electronics Inc. | Beverage making apparatus |
| CN114674621A (zh) * | 2022-03-28 | 2022-06-28 | 广船国际有限公司 | 一种用于闭式压力系统的取样装置及闭式压力系统 |
| CN116692747A (zh) * | 2023-06-25 | 2023-09-05 | 南京硕华机械设备有限公司 | 一种罐装啤酒加工用的灌装装置及其灌装方法 |
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