JP2000256507A - ポリブタジエンゴム及びその製造方法。 - Google Patents
ポリブタジエンゴム及びその製造方法。Info
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Abstract
するポリブタジンゴム複合体、及びその製造方法を提供
する。 【解決手段】 (A)特定の1,2−ポリブタジエン成
分10〜25重量%、及び、(B)特定のハイシスポリ
ブタジエン成分90〜75重量%からなるポリブタジエ
ンゴム、並びに、(a)周期律表3族金属の化合物、
(b)アルキルアルミニウムハイドライド、(c)ブタ
ジエン、及び(d)アルキルアルミニウムクロライドを
熟成して得られる触媒を用いて、ブタジエンを重合さ
せ、得られた重合溶液の存在下で、シンジオタクチック
−1,2−重合触媒の存在下、更にブタジエンを重合す
る。
Description
ン不溶分と特定のn−ヘキサン可溶分からなるポリブタ
ジエンゴム、周期律表3族金属の化合物からなる重合触
媒を用いたポリブタジエンゴム、及び当該重合を非芳香
族系溶媒下で行う製造方法に関するものである。
々のミクロ構造を有するポリマ−が得られることが知ら
れている。コバルト化合物、あるいはニッケル化合物と
有機アルミニウム化合物を用いたポリブタジエンは、一
般にそのミクロ構造の特徴から(シス分95%以上)ハ
イシスBRと呼ばれ、その特徴を生かし、主としてタイ
ヤ用の材料として工業的に生産され、使用されている。
また、これらのハイシスBRのもつ特徴を生かし、より
高機能な特徴を持ったBRとして、ハイシスBR中に1
−2シンジオタクチックポリブタジエン(以下SPBと
略)を分散させた複合体ゴム(VCR)が知られてい
る。
ルト触媒を用いたSPB含有のハイシスBR複合体の製
造法が開示されている。また、特公昭63−1324号
公報には、ニッケル触媒を用いたSPB含有のハイシス
BR複合体の製造法が開示されている。
−48815号公報などにも、同様なBR組成物及びそ
の製造方法が開示されている。
複合体のハイシスBRが、t−cp>3ML−30なる
特性を有するブタジエンゴムであり、反発弾性が改良さ
れることが開示されている。しかし、具体的に記載され
ているのは、t−cp/3MLが、2〜3程度のもので
ある。また、ハイシスBRの重合触媒として、ランタン
系列希土類元素系の触媒(例、トリエチルアルミニウム
・有機酸ネオジウム・ルイス酸系等)との記載がある
が、具体的な触媒は記載されていない。
体のハイシスBRが、3ML−30<t−cp<3ML
+30なる特性を有するブタジエンゴムであり、ポリブ
タジエンの長所を保持しつ各種特性のバランスが優れて
いることが開示されている。しかし、上記公報の実施例
のゴムのt−cpは、高々、100〜200程度であ
り、t−cp/MLは、2〜4である。
てトルエン溶液粘度(t−cp)とムーニー粘度(M
L)の比(t−cp/ML)がある。t−cpは濃厚溶
液中での分子の絡み合いの程度を示すのであって、同程
度の分子量分布の高シスポリブタジエンにあっては、分
子量が同一であれば(すなわち、MLが同一であれば)
分岐度の指標となるものである(t−cpが大きい程、
分岐度は小さい)。また、t−cp/MLはMLの異な
る高シスポリブタジエンの分岐度を比較する場合に指標
として用いられる(t−cp/MLが大きい程、分岐度
は小さい)。
においては、従来のものでは得られない特性が求めらる
ことがあり、より高いt−cp、あるいは、より高いt
−cp/MLが求められることがある。
00℃付近に差動熱量計(DSC)の吸熱ピークを有し
ていることが記載されている。
して、脂肪族炭化水素溶媒などの非芳香族溶媒を用いる
ことが望まれている。
る方法として、上記の触媒系に加えて、周期律表3族の
金属化合物を用いた重合触媒が知られている。
た重合触媒としては、特公昭47−14729号公報に
は、セリウムオクタノエ−ト等の周期律表3族金属の
化合物とジイソブチルアルミニウムハイドライド等の
アルキルアルミニウムハイドライドやトリアルキルアル
ミニウムとエチルアルミニウムジクロライド等のアル
キルアルミニウムハライドからなる触媒系が示されてお
り、特に触媒をブタジエンの存在下で熟成することによ
り触媒活性が増加することが示されている。
希土類元素のカルボキシレート、有機アルミニウム及び
ルイス酸からなる触媒系、特公平4−2601号公報に
は希土類元素のカルボキシレート、有機アルミニウム及
び有機ハロゲン誘導体からなる触媒系、特開平7−26
8013号公報には希土類の塩、周期律表第I〜III族
の金属化合物及び3価のホウ素の有機金属誘導体からな
る触媒系、特公平3−22887号公報にはネオジウム
化合物、有機アルミニウム化合物及び水からなる触媒系
が開示されている。
ち、ヘキサン可溶部がt−cp>4MLなるを有するポ
リブタジンゴム複合体、その製造方法、すなわち、関係
周期律表3族金属化合物系の重合触媒を用いて高シスポ
リブタジエンを高活性で製造し、引き続いて、1,2−
ポリブタジンを製造することを特徴とするシス−1,2
−ポリブタジエン複合体を製造する方法、及び当該重合
を非芳香族溶媒下で行う方法を提供する。
度0.5〜4の1,2−ポリブタジエンを主成分とする
沸騰n−ヘキサン不溶分・・・10〜25重量%、及
び、 (B)トルエン溶液粘度(t−cp)と100℃
におけるムーニー粘度(ML)とが、t−cp>4ML
なる関係を満足するハイシスポリブタジエンを主成分と
する沸騰n−ヘキサン可溶分・・・90〜75重量%か
らなるポリブタジエンゴムに関する。
C)の吸熱曲線が170〜210℃の範囲にダブルピー
クを有していることを上記のポリブタジエンゴムに関す
る。
の化合物、(b)アルキルハイドロアルミニウム化合
物、(c)ブタジエン、及び(d)アルキルアルミニウ
ムクロライドを熟成して得られる触媒を用いて、ブタジ
エンを重合させ、得られた重合溶液の存在下で、シンジ
オタクチック−1,2−重合触媒の存在下更にブタジエ
ンを重合することを特徴とするポリブタジエンの製造方
法に関する。
行うことを特徴とする上記のポリブタジエンゴムの製造
方法に関する。
ヘキサン不溶分と沸騰n−ヘキサン可溶分からなってい
る。
チック−1,2−ポリブタジエン、及び/又はシンジオ
タクチック−1,2−ポリブタジエンを主要構造とする
ポリブタジエンを主成分とするものである。一方、沸騰
n−ヘキサンに可溶な成分は、高シス−1,4−ポリブ
タジエンを主成分とするものである。
25重量%であることが必要である。沸騰n−ヘキサン
不溶分の割合が10重量%より少ないと、ポリブタジエ
ンゴムの硬度、弾性率、及び破壊強度が低下するという
問題が生じる。一方、25重量%より多い場合はポリブ
タジエンゴムの配合物MLが高くなりすぎ、加工性に難
が生じる。ここで「配合物」とは、ポリブタジエンゴム
或いはこのポリブタジエンゴムに他のジエン系ゴムを配
合したゴム組成物にカーボンブラックやプロセスオイ
ル、加硫剤等を配合したものをいう。
で130℃で測定した粘度の値から計算した還元粘度の
値が0.5〜4の範囲にあることが必要である。還元粘
度が0.5よりも小さいと、沸騰n−ヘキサン不溶分が
沸騰n−ヘキサン可溶分中に繊維状に分散しないので、
得られるポリブタジエンゴムの硬度や弾性、耐屈曲性が
低下するという問題が起こる。一方、還元粘度が4を超
えると、沸騰n−ヘキサン不溶分は沸騰n−ヘキサン可
溶分中で凝集塊を形成するようになり、分散不良を起こ
し易くなるので、ポリブタジエンゴムの加工性や耐久性
が低下するという問題が生じる。
量が、好ましくは30万〜100万の範囲である。又、
重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比M
w/Mnは2〜5であることが好ましい。重量平均分子
量が上記範囲より小さい場合は、得られるポリブタジエ
ンゴムの耐久性が悪化するという問題が生じる。一方、
重量平均分子量が上記範囲より大きい場合は、配合物の
ムーニー粘度が高くなり過ぎ、加工が困難になるという
問題が起こる。又、配合ゴムの流動性も悪化する。
体のトルエン溶液粘度(t−cp)とムーニー粘度(M
L)とが、t−cp>4MLなる関係を満たしているこ
とが必要である。トルエン溶液粘度は、濃厚溶液中での
沸騰n−ヘキサン可溶分の分子の絡みあいの程度を示す
ものであって、同程度の分子量分布のゴムにあっては、
分子量が同一であれば(即ちムーニー粘度が同一であれ
ば)ポリマー鎖の分岐の度合いの尺度となるものであ
る。即ち同一ムーニー粘度の場合、トルエン溶液粘度が
小さいことは分岐度の大きなことを示し、トルエン溶液
粘度が大きいことは分岐度の小さなことを示すのであ
る。上記の関係を満たすと、高硬度、高モジュラス、引
裂抵抗性、耐摩耗性などの特性のバランスが向上する。
好ましくは、更に170〜210℃の範囲にDSCの吸
熱曲線がダブルピークを有している。一般に、自動車タ
イヤなどの加硫は、175℃付近で行ない、ヘキサン不
溶(A)成分が従来の200℃付近の融点とともに、1
75℃付近に別の吸熱ピークを有していることにより、
他のゴムとの共加硫が起こりやすく、タイヤ強度の低下
が少ない効果がある。
法について説明する。製造法には、例えば二段重合法が
ある。
初にシス−1,4−重合して高シス−1,4−ポリブタ
ジエンとし、次いで重合系にシンジオタクチック−1,
2重合触媒を投入して残余の1,3−ブタジエンを1,
2重合させるというものである。1,4−重合触媒とし
ては、(a)周期律表3族金属の化合物、(b)アルキ
ルアルミニウムハイドライド化合物、(c)ブタジエ
ン、及び(d)アルキルアルミニウムクロライドを熟成
して得られる触媒が好ましい。
3族金属の化合物を構成する金属は、周期律表3族に属
する原子であり、ランタン系列元素、アクチニウム系列
元素などが挙げれる。好ましくは、希土類元素が挙げら
れる。具体的には、ネオジウム、プラセオジウム、セリ
ウム、ランタン、ガドリニウム又はこれらの混合物であ
る。特に、好ましくは、ネオジウムが挙げられる。
律表3族金属のカルボン酸塩、アルコキサイド、β−ジ
ケトン錯体、リン酸塩また亜リン酸塩などであり、中で
もカルボン酸塩、リン酸塩が好ましく、特にカルボン酸
塩が好ましい。
式(RCO2 )3 M(式中、Mは周期律表3族金属であ
り、Rは炭素数1〜20の炭化水素基である。)で表さ
れる化合物である。
り、かつ直鎖状、分岐状又は環状であり、カルボキシル
基CO2 は1級、2級又は3級の炭素原子に結合してい
る。具体的には、オクタン酸、2−エチル−ヘキサン
酸、オレイン酸、ステアリン酸、安息香酸、ナフテン酸
及びバ−サチック酸(シェル化学の商品名であって、カ
ルボキシル基が 3級炭素原子に結合しているカルボン
酸である)などの塩が挙げられる。中でも、2−エチル
−ヘキサン酸及びバ−サチック酸が好ましい。
般式(RO)3 M(式中、MおよびRは前記と同じであ
る。)で表される化合物である。ROで表されるアルコ
キシ基の例として、2−エチル−ヘキシルアルコキシ、
オレイルアルコキシ、ステアリルアルコキシ、フェノキ
シ及びベンジルアルコキシ基が挙げられる。なかでも、
2−エチル−ヘキシルアルコキシ及びベンジルアルコキ
シ基が好ましい。
ては、周期律表3族金属のアセチルアセトン、ベンゾイ
ルアセトン、プロピオニトリルアセトン、バレリルアセ
トン及びエチルアセチルアセトン錯体などが挙げられ
る。なかでもアセチルアセトン及びエチルアセチルアセ
トン錯体が好ましい。
塩としては、周期律表3族金属のリン酸ビス(2−エチ
ルヘキシル)、リン酸ビス(1−メチルヘプチル)、リ
ン酸ビス(p−ノニルフェニル)、リン酸ビス(ポリエ
チレングリコ−ル−p− ノニルフェニル)、リン酸
(1−メチルヘプチル)(2−エチルヘキシル)、リン
酸(2−エチルヘキシル)(p−ノニルフェニル)、2
−エチルヘキシルホスホン酸モノ−2− エチルヘキシ
ル、2−エチルヘキシルホスホン酸モノ−2− ノニル
フェニル、ビス(2−エチルヘキシル)ホスフィン酸、
ビス(1−メチルヘプチル)ホスフィン酸、ビス(p−
ノニルフェニル)ホスフィン酸、(1−メチルヘプチ
ル)(2−エチルヘキシル)ホスフィン酸、(2−エチ
ルヘキシル)(p−ノニルフェニル)ホスフィン酸など
の塩が挙げられる。中でも、リン酸ビス(2−エチルヘ
キシル)、リン酸ビス(1−メチルヘプチル)、2−エ
チルヘキシルホスホン酸モノ−2−エチルヘキシル、ビ
ス(2−エチルヘキシル)ホスフィン酸などの塩が好ま
しい。
ネオジウムのリン酸塩又はネオジウムのカルボン酸塩で
あり、さらにネオジウムの2−エチル−ヘキサン塩及び
ネオジウムのバ−サチック酸塩などのカルボン酸塩が最
も好ましい。
ニウムハイドライド化合物としては、ジエチルアルミニ
ウムハイドライド、ジプロピルアルミニウムハイドライ
ド、ジ−n−ブチルエチルアルミニウムハイドライド、
ジイソブチルアルミニウムハイドライド、ジフェニルア
ルミニウムハイドライドなどが挙げられる。
ニウムクロライドとしては、ジアルキルアルミニウムク
ロライド、ジアルキルアルミニウムブロマイドなどのジ
アルキルアルミニウムハライド、アルキルアルミニウム
セスキクロライド、アルキルアルミニウムセスキブロマ
イドなどのアルキルアルミニウムセスキハライド、アル
キルアルミニウムジクロライド、アルキルアルミニウム
ジブロマイド等のアルキルアルミニウムジハライド等が
挙げられる。具体的化合物としては、ジエチルアルミニ
ウムモノクロライド、ジエチルアルミニウムモノブロマ
イド、ジブチルアルミニウムモノクロライド、エチルア
ルミニウムセスキクロライド、エチルアルミニウムジク
ロライド、ジシクロヘキシルアルミニウムモノクロライ
ド、ジフェニルアルミニウムモノクロライド等が挙げら
れる。
下のものが好ましい。 (b):(a)=1:1〜100:1(モル比) (c):(a)=0.5:1〜200:1(モル比) (d):(a)=1:1〜10:1(モル比)
が好ましい。熟成時間は1分〜150分が好ましい。熟
成温度は−10℃〜30℃が好ましい。
ヘプタン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素、環状
脂肪族炭化水素などの非芳香族系溶媒が好ましい。
は、公知のものを使用することができる。例えば、可溶
性コバルト−有機アルミニウム化合物−二硫化炭素系触
媒(特公昭47−19892号)や、この触媒系に更に
アクリロニトリルを加えたもの(特公昭47−1989
3号)を挙げることができる。
機アルミニウム化合物、及び(g)コバルト化合物から
得られる触媒が好ましい。 (f)有機アルミニウム化合物としては、トリアルキル
アルミニウムやジアルキルアルミニウムクロライド、ジ
アルキルアルミニウムブロマイド、アルキルアルミニウ
ムセスキクロライド、アルキルアルミニウムセスキブロ
マイド等である。その中でも、トリアルキルアルミニウ
ムが好ましく、具体例として、トリメチルアルミニウ
ム、トリエチルアルミニウム、トリプロピルアルミニウ
ム、トリブチルアルミニウム、トリオクチルアルミニウ
ムなどが挙げられる。
ルト、臭化コバルト、硝酸コバルト、オクチル酸コバル
ト、ナフテン酸コバルト、酢酸コバルト、マロン酸コバ
ルト等のコバルト塩や、コバルトのビスアセチルアセト
ネートやトリスアセチルアセトネート、アセト酢酸エチ
ルエステルコバルト、ハロゲン化コバルトのトリアリー
ルフォスフィン錯体やトリアルキルフォスフィン錯体、
もしくはピリジン錯体やピコリン錯体等の有機塩基錯
体、もしくはエチルアルコール錯体等が挙げられる。
アルデヒド、ケトン、エステル、ニトリル、スルホキシ
ド、アミド、燐酸エステル等を添加して、融点の低いシ
ンジオタクチック−1,2−ポリブタジエンを得ること
ができる。
ヘプタン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素、環状
脂肪族炭化水素などの非芳香族系溶媒が好ましい。重合
溶媒等も公知の方法に従って適宜設定できる。
ブレンド法によっても製造できる。ブレンド法とは、予
め高シス1,4−ポリブタジエンとシンジオタクチック
1,2−ポリブタジエンを別々に重合しておき、各々の
重合溶液をブレンドするというものである。このほか、
高シス1,4−ポリブタジエンの重合溶液に固体状のシ
ンジオタクチック1,2−ポリブタジエンをブレンドす
る等の方法も可能である。
リブタジエンゴムや低シスポリブタジエンゴムやスチレ
ン−ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、及
び天然ゴムからなる群から選ばれた少なくとも1種類の
ゴムを配合した組成物としてタイヤのベーストレッドや
サイドウォール、或いはビードフィラーに好ましく用い
得る。但しこの組成物は本発明のポリブタジエンゴムを
20重量%以上含有することが望ましい。
エンゴムについて以下の各項目の測定は、次のようにし
て行った。
ジエンゴム25gを沸騰n−ヘキサン1000ml中で還
流し、沸騰n−ヘキサン不溶分と可溶分とに分離した。
得られた沸騰n−ヘキサン不溶分0.2gをテトラリン
100mlに溶解し、130℃の温度にてウベローデ粘度
計にて測定した。DSCによる吸熱曲線は、を用いて測
定した。
定:ポリブタジエンゴム25gを沸騰n−ヘキサン10
00ml中で還流し、沸騰n−ヘキサン不溶分を濾別し、
n−ヘキサン溶液を回収した。得られたn−ヘキサン溶
液からn−ヘキサンを除去し、n−ヘキサン可溶分を回
収した。回収されたn−ヘキサン可溶分をテトラヒドロ
フランに溶解し、GPCを用い、ポリスチレン換算分子
量からMwを算出した。測定条件は以下の通り。 装
置:HLC−802A型(東洋曹達株式会社製) カラ
ム:GMH6000、2本並列 溶離液:テトラヒドロ
フラン 溶離液流量:1.0ml/分 測定温度:カラム槽
・・・40℃ 検出器・・・・40℃ サンプル濃度:
0.025g/100ml サンプル注入量:0.5ml
方法で得られた沸騰n−ヘキサン可溶分について、赤外
線吸収スペクトル法(モレロ法)によってシス−1,4
構造の割合を定量した。
(T−cp):上記の方法で得られた沸騰n−ヘキサン
可溶分を5重量%になるようにトルエンに溶解して、キ
ャノンフェンスケ粘度計を25℃で測定した。
粘度 JIS−K−6300に規定されている測定方法
に従って測定した。
3. 13mmol(n−ヘキサン溶液2ml)、ブタジ
エン3.57mmol(シクロヘキサン溶液)及びNd
V3(ネオジムバーサテート)0.13mmol(シク
ロヘキサン溶液)を混合し、20℃で10分間熟成し
た。さらに、ジエチルアルミニウムクロライド0.36
mmol(n−ヘキサン溶液)を添加し、20分間熟成
した。 (ハイシス重合)内部を窒素ガスで置換した容量2リッ
トルのオートクレーブに、1,3−ブタジエン28.8
wt%及びシクロヘキサン71.2wt%からなるをF
B溶液を仕込こんだ。上記の触媒熟成液全量を添加し、
60℃で60分間重合した。 (VCR製造)上記のシス重合溶液に、二硫化炭素15
mg/L、トリエチルアルミニウム0.4mg/L、及
びコバルトオクトエート30mg/Lを加えて、60
℃、30分間攪拌を行い、残余の1,3−ブタジエンを
シンジオタクチック1,2重合した。重合反応を停止し
た後、重合溶液を常法に従って処理し、ポリブタジエン
ゴムを回収した。得られたポリブタジエンゴムは、収量
が115gであり、ムーニー粘度が52(ML1+4 、1
00℃)であった
量%、沸騰n−ヘキサン可溶分の含有率は88重量%で
あった。沸騰n−ヘキサン不溶分は還元粘度が1.2で
あり、DSCによる吸熱曲線に176℃と191.6℃
のダブルピークを有していた(図1参照)。沸騰n−ヘ
キサン可溶分はムーニー粘度が35(ML1+4 、100
℃)、トルエン溶液粘度が80、重量平均分子量が40
万であり、シス−1,4構造の割合は98%であった。
熟成時間の影響) 第一段のハイシス重合を、表1に示した条件で行った以
外は、実施例を同様に行った。ハイシス重合部分の結果
を表1及び表2に示した。
外は、実施例を同様に行った。ハイシス重合部分の結果
を表3及び表4に示した。
影響)第一段のハイシス重合を、表5に示した条件で行
った以外は、実施例を同様に 行った。ハイシス重合部分の結果を表5及び表6に示し
た。
の影響) 第一段のハイシス重合を、表7に示した条件で行った以
外は、実施例を同様に行った。ハイシス重合部分の結果
を表7及び表8に示した。
(b)/(a)のモル比の影響) 第一段のハイシス重合を、表9に示した条件で行った以
外は、実施例を同様に行った。ハイシス重合部分の結果
を表9及び表10に示した。
(d)/(a)のモル比の影響) 第一段のハイシス重合を、表11に示した条件で行った
以外は、実施例を同様に行った。ハイシス重合部分の結
果を表11及び表12に示した。
(a)成分の種類の影響) 第一段のハイシス重合を、表13に示した条件で行った
以外は、実施例を同様に行った。ハイシス重合部分の結
果を表13及び表14に示した。
トである。
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)還元粘度0.5〜4の1,2−ポ
リブタジエンを主成分とする沸騰n−ヘキサン不溶分・
・・10〜25重量%、及び、(B)トルエン溶液粘度
(t−cp)と100℃におけるムーニー粘度(ML)
とが、t−cp>4MLなる関係を満足するハイシスポ
リブタジエンを主成分とする沸騰n−ヘキサン可溶分・
・・90〜75重量%からなるポリブタジエンゴム。 - 【請求項2】 当該(A)成分が、更に差動熱量計(D
SC)の吸熱曲線が170〜210℃の範囲にダブルピ
ークを有していることを特徴とする請求項1に記載のポ
リブタジエンゴム。 - 【請求項3】 (a)周期律表3族金属の化合物、
(b)アルキルアルミニウムハイドライド化合物、
(c)ブタジエン、及び(d)アルキルアルミニウムク
ロライドを熟成して得られる触媒を用いて、ブタジエン
を重合させ、得られた重合溶液の存在下で、シンジオタ
クチック−1,2−重合触媒の存在下、更にブタジエン
を重合することを特徴とする請求項1〜2に記載のポリ
ブタジエンゴムの製造方法。 - 【請求項4】 当該重合を非芳香族系溶媒で行うことを
特徴とする請求項3に記載のポリブタジエンゴムの製造
方法。
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|---|---|---|---|
| JP11057424A JP2000256507A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | ポリブタジエンゴム及びその製造方法。 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11057424A JP2000256507A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | ポリブタジエンゴム及びその製造方法。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000256507A true JP2000256507A (ja) | 2000-09-19 |
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|---|---|---|---|
| JP11057424A Pending JP2000256507A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | ポリブタジエンゴム及びその製造方法。 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2000256507A (ja) |
Cited By (20)
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|---|---|---|---|---|
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