JP2000257166A - ユニット式建物の軒先構造 - Google Patents

ユニット式建物の軒先構造

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JP2000257166A
JP2000257166A JP11058493A JP5849399A JP2000257166A JP 2000257166 A JP2000257166 A JP 2000257166A JP 11058493 A JP11058493 A JP 11058493A JP 5849399 A JP5849399 A JP 5849399A JP 2000257166 A JP2000257166 A JP 2000257166A
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JP
Japan
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building
unit
eaves
wall
eaves structure
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JP11058493A
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Yasutsugu Ikura
泰嗣 伊倉
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭小敷地であっても建築面積を大きくとれる
とともに、変化に富んだ外観とすることができるユニッ
ト式建物の軒先構造を提供する。 【解決手段】 予め工場で生産された複数の建物ユニッ
ト3および屋根パネル20を現場で組み合わせて建てら
れるユニット式建物の軒先構造であって、屋根パネル2
0を取り付ける建物ユニット3の外壁12上方に、当該
外壁12の延長線に沿いかつ外壁12の表面から建物の
居室3A側に所定寸法後退した軒天部30を設けたユニ
ット式建物の軒先構造とする。そのため、外壁を敷地境
界線に近づけることができるので、狭小敷地であっても
建築面積を増やすことができる。その一方で、軒天部が
外壁表面から後退しているので、軒の出の深まり感を出
せる結果、ユニット式建物の外観に変化を与えることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め工場で生産さ
れた複数の建物ユニットおよび屋根パネルを現場で組み
合わせて建てられるユニット式建物の軒先構造に関す
る。
【0002】
【背景技術】例えば、ユニット式建物は、予め工場で箱
形に形成された建物ユニットを複数個、縦横に組み合わ
せるとともに、上階の建物ユニットに複数枚の屋根パネ
ルにより形成される屋根を設けることにより建てられて
いる(特開平8ー60745号公報)。
【0003】ここで、一般的な箱形の建物ユニットは、
図5に示すように、四隅に立設される4本の柱6と、こ
れらの柱6の上端間同士および下端間同士を結合する各
4本の上梁7、下梁8を有して構成される骨組み9を備
えている。そして、このような建物ユニット5の内部に
は、仕切壁や各種設備機器等が工場において取り付けら
れ、必要に応じて、内壁13(図3参照)や柱6の外側
に外壁12が取り付けられ、また、天井面材10や軒面
材11が取り付けられている。
【0004】このようなユニット式建物の軒先構造は、
従来、図6に示すような構造となっている。すなわち、
建物の外壁62から突出する建物の軒先部55には、建
物の屋根54を構成する屋根パネル50がパネルフレー
ム51に支持されて設けられている。このパネルフレー
ム51には、吊り部材52に吊り下げられて取付部材5
3が設けられ、この取付部材53に軒天井56が取り付
けられている。そして、これらの吊り部材52、取付部
材53および軒天井56を含み軒天部60が構成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユニット式
建物は、前述のように、箱形の建物ユニットを組み合わ
せて建てられるため、全体が変化のない平面の組み合わ
せとなり、完成した建物としても変化に乏しく、見方に
よっては、見映えの悪いものとなっている。一方、ユニ
ット式建物を建てる敷地が狭小な場合、軒部がユニット
式建物の外壁から外側に大きく突出しているので、その
敷地内に建物を建てようとすると、軒部を敷地内に納め
なくてはならず、その結果、居室部が後退してしまうこ
とになり、充分な建築面積を得られないことになる。
【0006】そのため、軒部の外壁からの突出量を少な
く(ゼロに近づけ)することで、結果的に、外壁を敷地
境界線に近づけ、建築面積をできる限り増やそうとする
考えが生じる。そうすると、建築面積は増えるが、軒部
と外壁とが接近するので建物全体としては、ますます箱
形にちかくなり、変化に乏しい外観となってしまうとい
う問題がある。
【0007】本発明の目的は、狭小敷地であっても建築
面積を大きくとれるとともに、変化に富んだ外観とする
ことができるようになるユニット式建物の軒先構造を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のユニット式建物の軒先構造は、図面を参照して説明す
ると、図2に示すように、予め工場で生産された複数の
建物ユニット3および屋根パネル20を現場で組み合わ
せて建てられるユニット式建物の軒先構造であって、屋
根パネル20を取り付ける建物ユニットの外壁12上方
に、当該外壁12の延長線に沿いかつ外壁12の表面か
ら建物の居室3A側に所定寸法後退した軒天部30を設
けたことを特徴とするものである。
【0009】以上において、軒天部の外壁表面からの後
退寸法は、特に限定されないが、軒先の深みを出すため
に、例えば、外壁の厚さ寸法程度の後退量が好ましい。
【0010】このような本発明では、軒天部を建物の外
壁の上方に設け、さらに外壁の延長線に沿わせて設けた
ので、軒の外壁からの出っ張りが少なくなる。従って、
外壁を敷地境界線に近づけることができるので、狭小敷
地であっても建築面積を大きくとることができる。その
一方で、軒天部が外壁表面から後退しているので、軒の
出の深まり感を出せる結果、ユニット式建物の外観に変
化を与えることができる。
【0011】本発明の請求項2に記載のユニット式建物
の軒先構造は、図2に示すように、請求項1において、
軒天部30の表面は、外壁12の表面より当該外壁12
の厚さ寸法分建物の居室3A側に後退していることを特
徴とするものである。
【0012】このような本発明では、外壁を取り付ける
建物ユニットの躯体に軒天部を取り付けることができる
ので、軒天部の取り付け作業が容易となるとともに、軒
天部を取り付けるためのブラケット等を新たに設ける必
要がなく、そのための手間を省ける。
【0013】本発明の請求項3に記載のユニット式建物
の軒先構造は、図2に示すように、請求項1または2に
おいて、軒天部30は、不燃材で形成された板部材28
と、この板部材28の外側に設けられた水切り部材29
とを含んで構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0014】このような本発明では、軒先部の防火が図
られるとともに、軒先部から建物内への水の侵入が防止
される。
【0015】本発明の請求項4に記載のユニット式建物
の軒先構造は、図2に示すように、請求項3において、
板部材28の上端は屋根パネル20を支持するパネルフ
レーム21の下面近傍まで延び、板部材28の下端は外
壁12の上端面12Aに当接されていることを特徴とす
るものである。
【0016】このような本発明では、板部材の下端を外
壁の上端面に当接させることで取付位置を確認できるの
で、位置決めが容易となる。
【0017】本発明の請求項5に記載のユニット式建物
の軒先構造は、図2に示すように、請求項1〜4のいず
れかにおいて、建物ユニット3は、四隅に立設される4
本の柱とこれらの柱の上端間同士および下端間同士を結
合する各4本の上梁7、下梁を含む骨組みを備えて形成
され、外壁12の上端は上梁7下端より低い高さ位置に
配置されていることを特徴とするものである。
【0018】このような本発明では、少なくとも上梁の
高さ寸法の分、軒天部とすることができるので、その分
で軒の出の深まり感を出すことができ、ユニット式建物
の外観に変化を与えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、本発明の第1
実施形態のユニット式建物1は、前記予め工場で生産さ
れる複数の下階建物ユニット2、その上の上階建物ユニ
ット3、および上階3の上方に設けられた屋根4を備え
て構成されている。そして、下階建物ユニット2、上階
建物ユニット3は、前記建物ユニット5により形成され
る。
【0020】このようなユニット式建物1の軒先構造
は、図2に示すような構造となっている。すなわち、上
階建物ユニット3の柱6および下梁8(図5参照)に、
図示しない外壁取付具により取り付けられた外壁12
は、その上端面12Aが当該建物ユニット3の上梁7の
下端近傍に位置している。この外壁12は、建物ユニッ
トにおける通常の外壁の取付けよりも、上端面12Aの
高さがほぼ上梁7の分だけ低くなっている。また、上梁
7において外壁12の表面に沿った側面は、外壁12の
厚さ寸法分だけ居室3A側に後退している。
【0021】上梁7の上面には、その上梁7と同一部材
の、例えば、チャンネル材で形成された小屋パネル15
が載置されている。この小屋パネル15は、上階建物ユ
ニット3の平面大きさと同じ大きさに形成されており、
上面に、パネルフレーム21および野地板を介して屋根
パネル20を支持する複数本の束(図略)が立設される
ようになっている。
【0022】パネルフレーム21は、例えば、角筒状部
材を枠組みして形成されており、屋根4の傾斜に沿って
前記束に取り付けられている。パネルフレーム21の軒
先側先端には、結合桁25が取り付けられ、この結合桁
25に、図示しない取付具により樋26が取り付けら
れ、さらに、水切り27の一端部が取り付けられてい
る。なお、この水切り27の他端部は、軒天部30の板
部材である幕板28の上部に固着されている。
【0023】上梁7および小屋パネル15において外壁
12の裏面(面積算入線)に沿った側面には、軒天部3
0を構成するとともに、例えば、防火サイディング材等
の不燃材で形成された幕板28が、接着、釘打ち等で取
り付けられている。この幕板28は、小屋パネル15の
上端から外壁12の上端面12A間にわたる長さ寸法に
形成されている。また、幕板28の下部表面には水切り
29が取り付けられており、この水切り29の一部は、
外壁12の上端面を覆っている。
【0024】このような本実施形態では、次のような効
果がある。 箱形の建物ユニット2,3を組み合わせ、樋26のみ
が外側に突出しているタイプ(軒ゼロタイプ)のユニッ
ト式建物1であっても、軒天部30を構成する幕板28
が、外壁12の上端面12Aから上梁7と小屋パネル1
5との厚さ寸法を合計した分の高さ寸法で、居室3A側
に後退しているので、軒先の深まり感を出すことがで
き、これにより、変化に富んだ外観のユニット式建物と
することができる。
【0025】軒先の外壁12からの突出量を少なくで
きるので、外壁12を敷地境界線に近づけることができ
る。従って、狭小敷地であっても、有効建築面積を広く
確保することができる。
【0026】幕板28が、外壁12の厚さ寸法分居室
3A側に後退して配置されるので、外壁12を取り付け
る柱6、梁7,8のうちの上梁7に幕板28を取り付け
ることができ、幕板28の取り付けが容易となるととも
に、新たに幕板28を取り付けるためのブラケット等が
不要となる。
【0027】幕板28の長さ寸法が、外壁12の上端
面12Aから小屋パネル15の上端面まで至る寸法とな
っているので、幕板28を、上梁7および小屋パネル1
5の側面に押し当て、かつ、幕板28の下端を外壁12
の上端面12Aに当接させることで幕板28の取付位置
を確認できるので、位置決めが容易となる。
【0028】次に、本発明に係る第2実施形態のユニッ
ト式建物の軒先構造を説明する。図3に示すように、本
実施形態の軒先構造は、前記第1実施形態が束を立設さ
せるための小屋パネル15を設けたものを、小屋パネル
を不要とし、束とパネル受けブラケット35で支持させ
る軒先構造としたものである。従って、本実施形態で
は、前記実施形態と同一構造および同一部材には同一符
号を付すとともに、それらの説明は省略または簡略化
し、異なる部分のみ説明する。
【0029】本実施形態では、屋根パネル20を取り付
けるパネルフレーム21は、パネル受けブラケット35
を介して上階建物ユニット3の上梁7に取り付けられて
いる。このパネル受けブラケット35の高さ寸法は、前
記小屋パネル15の高さ寸法より低く形成されている。
そのため、両者35,15の高さの差の分だけ、本実施
形態における外壁12の上端面12Aとパネルフレーム
21との間隔が第1実施形態より狭くなっている。従っ
て、幕板38の高さ寸法も、第1実施形態の幕板28の
高さ寸法より低く形成されている。なお、この実施形態
において、居室3Aの天井は台形状に構成されている。
【0030】このような第2実施形態の上階建物ユニッ
ト3の軒先構造において、桁側の収まりは、図4に示す
ようになっている。すなわち、軒先に破風40が設けら
れ、この破風40の下端と幕板38との間には、例えば
鉄板製の軒天材41が水平に張られている。
【0031】このような本実施形態では、前記〜と
同様の効果の他、屋根パネル20を取り付けたパネルフ
レーム21を、パネル受けブラケット35と束とで支持
しているので、前記第1実施形態のように小屋パネルを
設ける場合と比較して、ブラケット35の製作の方が容
易であり、手間が少なくてすむという効果がある。
【0032】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できるものであれ
ば、他の変形形態でもよいものである。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のユニッ
ト式建物の軒先構造では、軒天部を建物の外壁の上方に
設け、さらに外壁の延長線に沿わせて設けたので、軒の
外壁からの出っ張りが少なくなる。従って、外壁を敷地
境界線に近づけることができるので、狭小敷地であって
も建築面積を大きくとることができる。その一方で、軒
天部が外壁表面から後退しているので、軒の出の深まり
感を出せる結果、ユニット式建物の外観に変化を与える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態のユニット式建物を示す
全体図である。
【図2】前記実施形態のユニット式建物の軒先構造を示
す図である。
【図3】本発明の第2実施形態のユニット式建物の軒先
構造を示す図である。
【図4】前記第2実施形態のユニット式建物の桁側の軒
先構造を示す図である。
【図5】本発明のユニット式建物を構成する建物ユニッ
トを示す全体斜視図である。
【図6】本発明の従来例に係る建物の軒先構造を示す図
である。
【符号の説明】
1 ユニット式建物 7 建物ユニットの上梁 12 外壁 12A 外壁の上端面 15 小屋パネル 20 屋根パネル 21 パネルフレーム 28 板部材である幕板 30 軒天部 35 パネル受けブラケット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め工場で生産された複数の建物ユニッ
    トおよび屋根パネルを現場で組み合わせて建てられるユ
    ニット式建物の軒先構造であって、 前記屋根パネルを取り付ける前記建物ユニットの外壁上
    方に、当該外壁の延長線に沿いかつ外壁の表面から前記
    建物の居室側に所定寸法後退した軒天部を設けたことを
    特徴とするユニット式建物の軒先構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のユニット式建物の軒先
    構造において、前記軒天部の表面は、前記外壁の表面よ
    り当該外壁の厚さ寸法分建物の居室側に後退しているこ
    とを特徴とするユニット式建物の軒先構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のユニット式建
    物の軒先構造において、前記軒天部は、不燃材で形成さ
    れた板部材と、この板部材の外側に設けられた水切り部
    材とを含んで構成されていることを特徴とするユニット
    式建物の軒先構造。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のユニット式建物の軒先
    構造において、前記板部材の上端は前記屋根パネルを支
    持するパネルフレームの下面近傍まで延び、前記板部材
    の下端は前記外壁の上端面に当接されていることを特徴
    とするユニット式建物の軒先構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のユニッ
    ト式建物の軒先構造において、前記建物ユニットは、四
    隅に立設される4本の柱とこれらの柱の上端間同士およ
    び下端間同士を結合する各4本の上梁、下梁を含む骨組
    みを備えて形成され、前記外壁の上端は前記上梁の下端
    より低い高さ位置に配置されていることを特徴とするユ
    ニット式建物の軒先構造。
JP11058493A 1999-03-05 1999-03-05 ユニット式建物の軒先構造 Withdrawn JP2000257166A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102383536A (zh) * 2011-10-26 2012-03-21 赵依健 徽式屋檐结构

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102383536A (zh) * 2011-10-26 2012-03-21 赵依健 徽式屋檐结构

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Effective date: 20060509