JP2000257514A - 蒸発燃料放出抑制装置 - Google Patents
蒸発燃料放出抑制装置Info
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- JP2000257514A JP2000257514A JP11059674A JP5967499A JP2000257514A JP 2000257514 A JP2000257514 A JP 2000257514A JP 11059674 A JP11059674 A JP 11059674A JP 5967499 A JP5967499 A JP 5967499A JP 2000257514 A JP2000257514 A JP 2000257514A
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 32
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- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、自動車の燃料タンクへの給油時
に、燃料タンクからの蒸発燃料の放出を抑制するための
蒸発燃料放出抑制装置に関し、蒸発燃料通路の入口部に
フロート弁が貼り付いた状態になることを容易,確実に
防止することを目的とする。 【解決手段】 開閉弁33の上流側の圧力が圧力導入通
路65側の圧力より所定の値以上高い時に開閉弁33の
上流側を圧力導入通路65に連通する第1の連通手段7
3と、圧力導入通路65側の圧力が開閉弁33の上流側
の圧力より所定の値以上高い時に開閉弁33の上流側を
圧力導入通路65に連通する第2の連通手段75とを備
えてなることを特徴とする。
に、燃料タンクからの蒸発燃料の放出を抑制するための
蒸発燃料放出抑制装置に関し、蒸発燃料通路の入口部に
フロート弁が貼り付いた状態になることを容易,確実に
防止することを目的とする。 【解決手段】 開閉弁33の上流側の圧力が圧力導入通
路65側の圧力より所定の値以上高い時に開閉弁33の
上流側を圧力導入通路65に連通する第1の連通手段7
3と、圧力導入通路65側の圧力が開閉弁33の上流側
の圧力より所定の値以上高い時に開閉弁33の上流側を
圧力導入通路65に連通する第2の連通手段75とを備
えてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の燃料タン
クへの給油時に、燃料タンクからの蒸発燃料の放出を抑
制するための蒸発燃料放出抑制装置に関する。
クへの給油時に、燃料タンクからの蒸発燃料の放出を抑
制するための蒸発燃料放出抑制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の燃料タンクへの給油時
に、燃料タンクからの蒸発燃料の放出を抑制するための
蒸発燃料放出抑制装置として、例えば、特開平8−18
9423号公報に開示されるものが知られている。図1
1は、この公報に開示される蒸発燃料放出抑制装置を示
すもので、この蒸発燃料放出抑制装置では、燃料タンク
1のタンク本体2とキャニスタ3とを接続して蒸発燃料
通路4が配置されている。
に、燃料タンクからの蒸発燃料の放出を抑制するための
蒸発燃料放出抑制装置として、例えば、特開平8−18
9423号公報に開示されるものが知られている。図1
1は、この公報に開示される蒸発燃料放出抑制装置を示
すもので、この蒸発燃料放出抑制装置では、燃料タンク
1のタンク本体2とキャニスタ3とを接続して蒸発燃料
通路4が配置されている。
【0003】タンク本体2内には、タンク本体2内の燃
料が所定の液位を越えた時に蒸発燃料通路4の入口部5
を閉塞するフロート弁6が配置されている。そして、蒸
発燃料通路4には、開閉弁7が介在されている。この開
閉弁7は正圧室7aと背圧室7bとを備えたダイヤフラ
ム弁からなり、正圧室7a側に蒸発燃料通路4が介在さ
れている。
料が所定の液位を越えた時に蒸発燃料通路4の入口部5
を閉塞するフロート弁6が配置されている。そして、蒸
発燃料通路4には、開閉弁7が介在されている。この開
閉弁7は正圧室7aと背圧室7bとを備えたダイヤフラ
ム弁からなり、正圧室7a側に蒸発燃料通路4が介在さ
れている。
【0004】そして、正圧室7a側の圧力が背圧室7b
側の圧力より予め定められた値以上高い時に、蒸発燃料
通路4が開とされる。この開閉弁7の背圧室7b側に
は、給油管8の入口部8aに接続される圧力導入通路9
が開口されている。そして、蒸発燃料通路4の開閉弁7
の上流側と圧力導入通路9とが、連通路10により接続
されている。
側の圧力より予め定められた値以上高い時に、蒸発燃料
通路4が開とされる。この開閉弁7の背圧室7b側に
は、給油管8の入口部8aに接続される圧力導入通路9
が開口されている。そして、蒸発燃料通路4の開閉弁7
の上流側と圧力導入通路9とが、連通路10により接続
されている。
【0005】この連通路10には、開閉弁7の上流側の
圧力が、圧力導入通路9側の圧力より所定の値以上高い
時に開とされるチェック弁11が配置されている。この
ような蒸発燃料放出抑制装置では、給油開始時に、給油
管8の図示しないキャップを外すと、圧力導入通路9を
介して開閉弁7の背圧室7b側の圧力が正圧室7a側の
圧力より予め定められた値以上小さくなり、開閉弁7が
開となり、タンク本体2からの蒸発燃料が、蒸発燃料通
路4を通ってキャニスタ3に吸着される。
圧力が、圧力導入通路9側の圧力より所定の値以上高い
時に開とされるチェック弁11が配置されている。この
ような蒸発燃料放出抑制装置では、給油開始時に、給油
管8の図示しないキャップを外すと、圧力導入通路9を
介して開閉弁7の背圧室7b側の圧力が正圧室7a側の
圧力より予め定められた値以上小さくなり、開閉弁7が
開となり、タンク本体2からの蒸発燃料が、蒸発燃料通
路4を通ってキャニスタ3に吸着される。
【0006】そして、給油の開始によりタンク本体2内
の内圧が上昇し、開閉弁7の上流側の圧力が、チェック
弁11の圧力導入通路9側の圧力より所定の値以上高く
なると、連通路10に配置されるチェック弁11が開と
され、タンク本体2内の蒸発燃料が圧力導入通路9を介
して給油管8の入口部8aに導かれ、給油ガン12から
供給される燃料とともに、タンク本体2内に還流され
る。
の内圧が上昇し、開閉弁7の上流側の圧力が、チェック
弁11の圧力導入通路9側の圧力より所定の値以上高く
なると、連通路10に配置されるチェック弁11が開と
され、タンク本体2内の蒸発燃料が圧力導入通路9を介
して給油管8の入口部8aに導かれ、給油ガン12から
供給される燃料とともに、タンク本体2内に還流され
る。
【0007】そして、タンク本体2内に燃料が満たされ
ると、蒸発燃料通路4の入口部5がフロート弁6により
閉塞され、フロート弁6によりタンク本体2内との連通
を断たれた開閉弁7の上流側の圧力が速やかに低下し、
開閉弁7およびチェック弁11が閉とされる。そして、
給油の終了により給油管8に図示しないキャップが装着
されると、給油管8の入口部8aの圧力が、タンク本体
2内の圧力と同一に上昇し、圧力導入通路9を介して開
閉弁7の背圧室7b側および連通路10を介してチェッ
ク弁11の圧力導入通路9側の圧力が上昇する。
ると、蒸発燃料通路4の入口部5がフロート弁6により
閉塞され、フロート弁6によりタンク本体2内との連通
を断たれた開閉弁7の上流側の圧力が速やかに低下し、
開閉弁7およびチェック弁11が閉とされる。そして、
給油の終了により給油管8に図示しないキャップが装着
されると、給油管8の入口部8aの圧力が、タンク本体
2内の圧力と同一に上昇し、圧力導入通路9を介して開
閉弁7の背圧室7b側および連通路10を介してチェッ
ク弁11の圧力導入通路9側の圧力が上昇する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の蒸発燃料放出抑制装置では、タンク本体2内
に燃料が満たされると、蒸発燃料通路4の入口部5がフ
ロート弁6により閉塞され、また、開閉弁7およびチェ
ック弁11が閉じるため、開閉弁7の上流側の圧力が大
気圧相当の圧力として残り、これにより、フロート弁6
が、蒸発燃料通路4の入口部5に貼り付いた状態になる
という問題があった。
うな従来の蒸発燃料放出抑制装置では、タンク本体2内
に燃料が満たされると、蒸発燃料通路4の入口部5がフ
ロート弁6により閉塞され、また、開閉弁7およびチェ
ック弁11が閉じるため、開閉弁7の上流側の圧力が大
気圧相当の圧力として残り、これにより、フロート弁6
が、蒸発燃料通路4の入口部5に貼り付いた状態になる
という問題があった。
【0009】そこで、従来、例えば、フロート弁6を上
下二段に分割してフロート弁6の貼り付きを防止するこ
とが行われているが、この場合には、フロート弁6が複
雑になり製造コストが増大し、また、フロート弁6の応
答性が低下するという問題があった。本発明は、かかる
従来の問題を解決したもので、蒸発燃料通路の入口部に
フロート弁が貼り付いた状態になることを容易,確実に
防止することができる蒸発燃料放出抑制装置を提供する
ことを目的とする。
下二段に分割してフロート弁6の貼り付きを防止するこ
とが行われているが、この場合には、フロート弁6が複
雑になり製造コストが増大し、また、フロート弁6の応
答性が低下するという問題があった。本発明は、かかる
従来の問題を解決したもので、蒸発燃料通路の入口部に
フロート弁が貼り付いた状態になることを容易,確実に
防止することができる蒸発燃料放出抑制装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の蒸発燃料放出
抑制装置は、タンク本体に給油管を有する燃料タンクか
らの蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記タンク本体
と前記キャニスタとを接続する蒸発燃料通路と、前記タ
ンク本体内に配置され前記タンク本体内の燃料が所定の
液位を越えた時に前記蒸発燃料通路の入口部を閉塞する
フロート弁と、正圧室と背圧室とを有し前記正圧室側に
前記蒸発燃料通路が介在され、前記正圧室側の圧力が前
記背圧室側の圧力より予め定められた値以上高い時に前
記蒸発燃料通路を開とする開閉弁と、前記給油管の入口
部と前記開閉弁の前記背圧室側とを接続する圧力導入通
路と、前記開閉弁の上流側の圧力が前記圧力導入通路側
の圧力より所定の値以上高い時に前記開閉弁の上流側を
前記圧力導入通路に連通する第1の連通手段と、前記圧
力導入通路側の圧力が前記開閉弁の上流側の圧力より所
定の値以上高い時に前記開閉弁の上流側を前記圧力導入
通路に連通する第2の連通手段とを備えてなることを特
徴とする。
抑制装置は、タンク本体に給油管を有する燃料タンクか
らの蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記タンク本体
と前記キャニスタとを接続する蒸発燃料通路と、前記タ
ンク本体内に配置され前記タンク本体内の燃料が所定の
液位を越えた時に前記蒸発燃料通路の入口部を閉塞する
フロート弁と、正圧室と背圧室とを有し前記正圧室側に
前記蒸発燃料通路が介在され、前記正圧室側の圧力が前
記背圧室側の圧力より予め定められた値以上高い時に前
記蒸発燃料通路を開とする開閉弁と、前記給油管の入口
部と前記開閉弁の前記背圧室側とを接続する圧力導入通
路と、前記開閉弁の上流側の圧力が前記圧力導入通路側
の圧力より所定の値以上高い時に前記開閉弁の上流側を
前記圧力導入通路に連通する第1の連通手段と、前記圧
力導入通路側の圧力が前記開閉弁の上流側の圧力より所
定の値以上高い時に前記開閉弁の上流側を前記圧力導入
通路に連通する第2の連通手段とを備えてなることを特
徴とする。
【0011】請求項2の蒸発燃料放出抑制装置は、請求
項1記載の蒸発燃料放出抑制装置において、前記第1の
連通手段および第2の連通手段は、前記開閉弁と一体に
形成される弁室内に収容される正圧弁および負圧弁を有
し、前記正圧弁に、前記負圧弁を配置してなることを特
徴とする。請求項3の蒸発燃料放出抑制装置は、請求項
2記載の蒸発燃料放出抑制装置において、前記正圧弁
が、前記弁室に開口される前記圧力導入通路の開口部側
に所定距離を越えて移動した時に、前記負圧弁を開とす
る前記圧力導入通路側への通路拡張手段を備えてなるこ
とを特徴とする。
項1記載の蒸発燃料放出抑制装置において、前記第1の
連通手段および第2の連通手段は、前記開閉弁と一体に
形成される弁室内に収容される正圧弁および負圧弁を有
し、前記正圧弁に、前記負圧弁を配置してなることを特
徴とする。請求項3の蒸発燃料放出抑制装置は、請求項
2記載の蒸発燃料放出抑制装置において、前記正圧弁
が、前記弁室に開口される前記圧力導入通路の開口部側
に所定距離を越えて移動した時に、前記負圧弁を開とす
る前記圧力導入通路側への通路拡張手段を備えてなるこ
とを特徴とする。
【0012】(作用)請求項1の蒸発燃料放出抑制装置
では、給油の終了により給油管にキャップが装着される
と、給油管の入口部の圧力が、タンク本体内の圧力と同
一に上昇し、圧力導入通路を介して第2の連通手段が開
かれ蒸発燃料通路の入口部の圧力がタンク本体内の圧力
とほぼ同一の圧力に上昇して、入口部へのフロート弁の
貼り付きが解消される。
では、給油の終了により給油管にキャップが装着される
と、給油管の入口部の圧力が、タンク本体内の圧力と同
一に上昇し、圧力導入通路を介して第2の連通手段が開
かれ蒸発燃料通路の入口部の圧力がタンク本体内の圧力
とほぼ同一の圧力に上昇して、入口部へのフロート弁の
貼り付きが解消される。
【0013】請求項2の蒸発燃料放出抑制装置では、第
1の連通手段の正圧弁および第2の連通手段の負圧弁
が、開閉弁と一体に形成される弁室内に収容され、正圧
弁に、負圧弁が配置される。請求項3の蒸発燃料放出抑
制装置では、高流量給油時における高圧により、正圧弁
が、弁室に開口される圧力導入通路の開口部側に所定距
離を越えて移動すると、通路拡張手段により、負圧弁が
開とされ圧力導入通路側への通路面積が拡大される。
1の連通手段の正圧弁および第2の連通手段の負圧弁
が、開閉弁と一体に形成される弁室内に収容され、正圧
弁に、負圧弁が配置される。請求項3の蒸発燃料放出抑
制装置では、高流量給油時における高圧により、正圧弁
が、弁室に開口される圧力導入通路の開口部側に所定距
離を越えて移動すると、通路拡張手段により、負圧弁が
開とされ圧力導入通路側への通路面積が拡大される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。図1は、本発明の蒸発燃料放出
抑制装置の第1の実施形態を示している。この図におい
て、符号21は、燃料タンクを示している。この燃料タ
ンク21は、タンク本体23と給油管25により構成さ
れている。
用いて詳細に説明する。図1は、本発明の蒸発燃料放出
抑制装置の第1の実施形態を示している。この図におい
て、符号21は、燃料タンクを示している。この燃料タ
ンク21は、タンク本体23と給油管25により構成さ
れている。
【0015】タンク本体23内には、ガソリン,軽油等
の揮発性の燃料が収容されている。給油管25の入口部
25aには、キャップ27が装着されている。図におい
て符号29は、燃料タンク21からの蒸発燃料を吸着す
るキャニスタを示している。
の揮発性の燃料が収容されている。給油管25の入口部
25aには、キャップ27が装着されている。図におい
て符号29は、燃料タンク21からの蒸発燃料を吸着す
るキャニスタを示している。
【0016】このキャニスタ29には、タンク本体23
からの蒸発燃料通路31が接続されている。この蒸発燃
料通路31は、開閉弁33を介してタンク本体23の上
面に開口されている。開閉弁33は、図2に示すよう
に、弁本体35内にダイヤフラム37を備えたダイヤフ
ラム弁とされている。
からの蒸発燃料通路31が接続されている。この蒸発燃
料通路31は、開閉弁33を介してタンク本体23の上
面に開口されている。開閉弁33は、図2に示すよう
に、弁本体35内にダイヤフラム37を備えたダイヤフ
ラム弁とされている。
【0017】すなわち、開閉弁33の弁本体35内は、
ダイヤフラム37により分割され、正圧室39と背圧室
41とが形成されている。弁本体35の正圧室39内に
は、配管43を介してキャニスタ29に接続され、蒸発
燃料通路31の一部を構成する通路45が形成されてい
る。この通路45は、ダイヤフラム37側に折曲されて
おり、ダイヤフラム37側端に弁座45aが形成されて
いる。
ダイヤフラム37により分割され、正圧室39と背圧室
41とが形成されている。弁本体35の正圧室39内に
は、配管43を介してキャニスタ29に接続され、蒸発
燃料通路31の一部を構成する通路45が形成されてい
る。この通路45は、ダイヤフラム37側に折曲されて
おり、ダイヤフラム37側端に弁座45aが形成されて
いる。
【0018】一方、背圧室41側には、ダイヤフラム3
7を通路45の弁座47に向けて付勢するコイルスプリ
ング47が配置されている。そして、開閉弁33は、正
圧室39側の圧力が背圧室41側の圧力より、予め定め
られた値以上高い時に開とされ、それ以外の時には閉と
される。開閉弁33の弁本体35の下面には、フロート
弁49が配置されている。
7を通路45の弁座47に向けて付勢するコイルスプリ
ング47が配置されている。そして、開閉弁33は、正
圧室39側の圧力が背圧室41側の圧力より、予め定め
られた値以上高い時に開とされ、それ以外の時には閉と
される。開閉弁33の弁本体35の下面には、フロート
弁49が配置されている。
【0019】このフロート弁49は、弁本体35に一体
形成される筒状の案内部51と、この案内部51内に収
容されるフロート53を有している。フロート53は、
コイルスプリング55により上方に向けて付勢されてい
る。案内部51の上部には、フランジ部57が形成され
ている。そして、タンク本体23に形成される貫通穴2
3aに、案内部51を挿通した状態で、フランジ部57
がタンク本体23の上面に固定されている。
形成される筒状の案内部51と、この案内部51内に収
容されるフロート53を有している。フロート53は、
コイルスプリング55により上方に向けて付勢されてい
る。案内部51の上部には、フランジ部57が形成され
ている。そして、タンク本体23に形成される貫通穴2
3aに、案内部51を挿通した状態で、フランジ部57
がタンク本体23の上面に固定されている。
【0020】案内部51は、弁本体35に一体形成され
る仕切部59により、正圧室39と区画されている。仕
切部59には、蒸発燃料通路31の入口部61となる貫
通穴が形成されている。そして、タンク本体23内の燃
料が所定の液位を越えた時に、蒸発燃料通路31の入口
部61にフロート53の上端が当接し、蒸発燃料通路3
1の入口部61が閉塞される。
る仕切部59により、正圧室39と区画されている。仕
切部59には、蒸発燃料通路31の入口部61となる貫
通穴が形成されている。そして、タンク本体23内の燃
料が所定の液位を越えた時に、蒸発燃料通路31の入口
部61にフロート53の上端が当接し、蒸発燃料通路3
1の入口部61が閉塞される。
【0021】一方、この実施形態では、開閉弁33の弁
本体35に隣接して、弁室63が一体形成されている。
この弁室63には、図1に示すように、給油管25の入
口部25aに連通する圧力導入通路65が開口されてい
る。すなわち、弁室63には、通路67が形成され、こ
の通路67に配管69を接続することにより圧力導入通
路65が形成されている。
本体35に隣接して、弁室63が一体形成されている。
この弁室63には、図1に示すように、給油管25の入
口部25aに連通する圧力導入通路65が開口されてい
る。すなわち、弁室63には、通路67が形成され、こ
の通路67に配管69を接続することにより圧力導入通
路65が形成されている。
【0022】弁室63の上部には、仕切部71が形成さ
れている。そして、この仕切部71に形成される穴部7
1aを介して、弁室63が、開閉弁33の背圧室41側
に連通されている。この実施形態では、弁室63内に
は、第1の連通手段を構成する正圧弁73、および、第
2の連通手段を構成する負圧弁75が配置されている。
れている。そして、この仕切部71に形成される穴部7
1aを介して、弁室63が、開閉弁33の背圧室41側
に連通されている。この実施形態では、弁室63内に
は、第1の連通手段を構成する正圧弁73、および、第
2の連通手段を構成する負圧弁75が配置されている。
【0023】すなわち、正圧弁73は、正圧室39側の
圧力が圧力導入通路65側の圧力より所定の値以上高い
時に開閉弁33の正圧室39側を圧力導入通路65に連
通する。また、負圧弁75は、圧力導入通路65側の圧
力が蒸発燃料通路31の入口部61の圧力より所定の値
以上高い時に入口部61を圧力導入通路65に連通す
る。
圧力が圧力導入通路65側の圧力より所定の値以上高い
時に開閉弁33の正圧室39側を圧力導入通路65に連
通する。また、負圧弁75は、圧力導入通路65側の圧
力が蒸発燃料通路31の入口部61の圧力より所定の値
以上高い時に入口部61を圧力導入通路65に連通す
る。
【0024】この実施形態では、図3に示すように、正
圧室39と弁室63との間に形成される仕切部77に貫
通穴77aが形成されている。そして、この貫通穴77
aを囲む位置に、正圧弁73の円筒状の弁体73aが配
置されている。
圧室39と弁室63との間に形成される仕切部77に貫
通穴77aが形成されている。そして、この貫通穴77
aを囲む位置に、正圧弁73の円筒状の弁体73aが配
置されている。
【0025】弁体73aは、コイルスプリング79によ
り仕切部77に向けて付勢されており、弁体73aの仕
切部77への当接により正圧弁73が閉とされる。一
方、正圧弁73の弁体73aの底面73bには、貫通穴
73cが形成され、この貫通穴73cに、負圧弁75が
配置されている。正圧弁73の弁体73a内には、貫通
穴73cを囲む位置に、負圧弁75の円筒状の弁体75
aが配置されている。
り仕切部77に向けて付勢されており、弁体73aの仕
切部77への当接により正圧弁73が閉とされる。一
方、正圧弁73の弁体73aの底面73bには、貫通穴
73cが形成され、この貫通穴73cに、負圧弁75が
配置されている。正圧弁73の弁体73a内には、貫通
穴73cを囲む位置に、負圧弁75の円筒状の弁体75
aが配置されている。
【0026】弁体75aは、コイルスプリング81によ
り通路67側に向けて付勢されており、弁体75aの底
面73bへの当接により負圧弁75が閉とされる。そし
て、この実施形態では、負圧弁75の弁体75aと反対
側に、押圧部75bが配置されており、弁室63内にお
ける押圧部75bに対向する位置に、流路拡張手段であ
る突出部63aが形成されている。
り通路67側に向けて付勢されており、弁体75aの底
面73bへの当接により負圧弁75が閉とされる。そし
て、この実施形態では、負圧弁75の弁体75aと反対
側に、押圧部75bが配置されており、弁室63内にお
ける押圧部75bに対向する位置に、流路拡張手段であ
る突出部63aが形成されている。
【0027】この突出部63aは、通路67を中心にし
て、例えば、60度の間隔を置いて形成されており、正
圧弁73が、通路67側に所定距離を越えて移動した時
に、負圧弁75の押圧部75bに衝突される。なお、図
1において、符号83は、給油時以外の時に、燃料タン
ク21内の蒸発燃料をキャニスタ29に導く蒸発燃料通
路を示している。
て、例えば、60度の間隔を置いて形成されており、正
圧弁73が、通路67側に所定距離を越えて移動した時
に、負圧弁75の押圧部75bに衝突される。なお、図
1において、符号83は、給油時以外の時に、燃料タン
ク21内の蒸発燃料をキャニスタ29に導く蒸発燃料通
路を示している。
【0028】この蒸発燃料通路83には、正負圧弁8
5,87が配置され、入口部には、フロート弁89,9
1が配置されている。上述した蒸発燃料放出抑制装置で
は、通常走行時には、タンク本体23内の圧力と給油管
25内の圧力とが同一になるため、開閉弁33の正圧室
39側の圧力と背圧室41側の圧力が同一になり、図4
に示すように、開閉弁33が閉じられた状態になる。
5,87が配置され、入口部には、フロート弁89,9
1が配置されている。上述した蒸発燃料放出抑制装置で
は、通常走行時には、タンク本体23内の圧力と給油管
25内の圧力とが同一になるため、開閉弁33の正圧室
39側の圧力と背圧室41側の圧力が同一になり、図4
に示すように、開閉弁33が閉じられた状態になる。
【0029】そして、給油のために給油管25のキャッ
プ27を外した時には、図5に示すように、正圧弁73
および負圧弁75は閉じられており、これにより、蒸発
燃料が圧力導入通路65を介して給油管25の入口部2
5aに導かれ外部に放出されるのが防止される。次に、
給油の開始によりタンク本体23内の内圧が上昇する
と、開閉弁33の正圧室39側の圧力が背圧室41側の
圧力より予め定められた値以上大きくなり、図6に示す
ように、開閉弁33が開き、タンク本体23からの蒸発
燃料が、蒸発燃料通路31を通ってキャニスタ29に吸
着される。
プ27を外した時には、図5に示すように、正圧弁73
および負圧弁75は閉じられており、これにより、蒸発
燃料が圧力導入通路65を介して給油管25の入口部2
5aに導かれ外部に放出されるのが防止される。次に、
給油の開始によりタンク本体23内の内圧が上昇する
と、開閉弁33の正圧室39側の圧力が背圧室41側の
圧力より予め定められた値以上大きくなり、図6に示す
ように、開閉弁33が開き、タンク本体23からの蒸発
燃料が、蒸発燃料通路31を通ってキャニスタ29に吸
着される。
【0030】そして、この時、開閉弁33の上流側(正
圧室39)の圧力が、正圧弁73の圧力導入通路65側
の圧力より所定の値以上大きくなり、正圧弁73が開か
れ、タンク本体23内の蒸発燃料が圧力導入通路65を
介して給油管25の入口部25aに導かれ、給油ガン等
から供給される燃料とともに、タンク本体23内に還流
される。
圧室39)の圧力が、正圧弁73の圧力導入通路65側
の圧力より所定の値以上大きくなり、正圧弁73が開か
れ、タンク本体23内の蒸発燃料が圧力導入通路65を
介して給油管25の入口部25aに導かれ、給油ガン等
から供給される燃料とともに、タンク本体23内に還流
される。
【0031】これにより、外気の混入による蒸発燃料の
増加が防止される。そして、この実施形態では、高流量
給油時には、図7に示すように、高流量給油による高圧
により、正圧弁73が、通路67側に所定距離を越えて
移動し、負圧弁75が押圧部75bに衝突し、負圧弁7
5が開とされる。これにより、通路面積が拡大され、高
流量給油時に、給油管25の入口部25a側への循環流
量が増大し、給油管25の入口部25aからの外気の巻
き込みが低減される。
増加が防止される。そして、この実施形態では、高流量
給油時には、図7に示すように、高流量給油による高圧
により、正圧弁73が、通路67側に所定距離を越えて
移動し、負圧弁75が押圧部75bに衝突し、負圧弁7
5が開とされる。これにより、通路面積が拡大され、高
流量給油時に、給油管25の入口部25a側への循環流
量が増大し、給油管25の入口部25aからの外気の巻
き込みが低減される。
【0032】次に、タンク本体23内に燃料が満たされ
ると、図8に示すように、蒸発燃料通路31の入口部6
1がフロート弁49により閉塞される。そして、給油の
終了により給油管25にキャップ27が装着されると、
給油管25の入口部25aの圧力が、タンク本体23内
の圧力と同一に上昇し、圧力導入通路65および弁室6
3を介して開閉弁33の背圧室41側および正圧弁73
の圧力導入通路65側の圧力が上昇する。
ると、図8に示すように、蒸発燃料通路31の入口部6
1がフロート弁49により閉塞される。そして、給油の
終了により給油管25にキャップ27が装着されると、
給油管25の入口部25aの圧力が、タンク本体23内
の圧力と同一に上昇し、圧力導入通路65および弁室6
3を介して開閉弁33の背圧室41側および正圧弁73
の圧力導入通路65側の圧力が上昇する。
【0033】同時に、フロート弁49によりタンク本体
23内との連通を断たれた開閉弁33の上流側(正圧室
39)の圧力が低下することにより、開閉弁33および
正圧弁73が閉じられる。そして、図9に示すように、
圧力導入通路65からの圧力により、負圧弁75が開か
れ開閉弁33の上流側(正圧室39)の圧力がタンク本
体23内の圧力とほぼ同一の圧力に上昇し、入口部61
へのフロート弁49の貼り付きが解消される。
23内との連通を断たれた開閉弁33の上流側(正圧室
39)の圧力が低下することにより、開閉弁33および
正圧弁73が閉じられる。そして、図9に示すように、
圧力導入通路65からの圧力により、負圧弁75が開か
れ開閉弁33の上流側(正圧室39)の圧力がタンク本
体23内の圧力とほぼ同一の圧力に上昇し、入口部61
へのフロート弁49の貼り付きが解消される。
【0034】以上のように構成された蒸発燃料放出抑制
装置では、給油の終了により給油管25にキャップ27
が装着されると、給油管25の入口部25aの圧力が、
タンク本体23内の圧力と同一に上昇し、圧力導入通路
65からの圧力により負圧弁75が開かれ、開閉弁33
の上流側(正圧室39)の圧力がタンク本体23内の圧
力とほぼ同一の圧力に上昇し、入口部61へのフロート
弁49の貼り付きが解消されるため、蒸発燃料通路31
の入口部61にフロート弁49が貼り付いた状態になる
ことを容易,確実に防止することができる。
装置では、給油の終了により給油管25にキャップ27
が装着されると、給油管25の入口部25aの圧力が、
タンク本体23内の圧力と同一に上昇し、圧力導入通路
65からの圧力により負圧弁75が開かれ、開閉弁33
の上流側(正圧室39)の圧力がタンク本体23内の圧
力とほぼ同一の圧力に上昇し、入口部61へのフロート
弁49の貼り付きが解消されるため、蒸発燃料通路31
の入口部61にフロート弁49が貼り付いた状態になる
ことを容易,確実に防止することができる。
【0035】また、上述した蒸発燃料放出抑制装置で
は、第1の連通手段を構成する正圧弁73、および、第
2の連通手段を構成する負圧弁75を、開閉弁33と一
体に形成される弁室63内に収容し、正圧弁73に負圧
弁75を配置したので、第1の連通手段および第2の連
通手段を別途配管を用いることなく構成することがで
き、装置をコンパクトなものにすることができる。
は、第1の連通手段を構成する正圧弁73、および、第
2の連通手段を構成する負圧弁75を、開閉弁33と一
体に形成される弁室63内に収容し、正圧弁73に負圧
弁75を配置したので、第1の連通手段および第2の連
通手段を別途配管を用いることなく構成することがで
き、装置をコンパクトなものにすることができる。
【0036】さらに、上述した蒸発燃料放出抑制装置で
は、高流量給油時における高圧により、正圧弁73が、
弁室63に開口される通路67側に所定距離を越えて移
動すると、負圧弁75が押圧部75bに衝突し、負圧弁
75が開とされ、通路面積が拡大され、高流量給油時
に、給油管25の入口部25a側への循環流量が増大
し、給油管25の入口部25aからの外気の巻き込みを
低減することができる。
は、高流量給油時における高圧により、正圧弁73が、
弁室63に開口される通路67側に所定距離を越えて移
動すると、負圧弁75が押圧部75bに衝突し、負圧弁
75が開とされ、通路面積が拡大され、高流量給油時
に、給油管25の入口部25a側への循環流量が増大
し、給油管25の入口部25aからの外気の巻き込みを
低減することができる。
【0037】そして、これにより、蒸気の発生を低減す
ることができ、また、キャニスタ29の小型化を図るこ
とができる。図10は、本発明の蒸発燃料放出抑制装置
の第2の実施形態を示すもので、この実施形態では、タ
ンク本体23とキャニスタ29とが蒸発燃料通路31に
より接続されている。
ることができ、また、キャニスタ29の小型化を図るこ
とができる。図10は、本発明の蒸発燃料放出抑制装置
の第2の実施形態を示すもので、この実施形態では、タ
ンク本体23とキャニスタ29とが蒸発燃料通路31に
より接続されている。
【0038】蒸発燃料通路31の入口部61には、タン
ク本体23内の燃料が所定の液位を越えた時に入口部6
1を閉塞するフロート弁49が配置されている。蒸発燃
料通路31には、ダイヤフラム弁からなる開閉弁33が
介在されている。この開閉弁33は正圧室39と背圧室
41とを有し、正圧室39側に蒸発燃料通路31が介在
されている。
ク本体23内の燃料が所定の液位を越えた時に入口部6
1を閉塞するフロート弁49が配置されている。蒸発燃
料通路31には、ダイヤフラム弁からなる開閉弁33が
介在されている。この開閉弁33は正圧室39と背圧室
41とを有し、正圧室39側に蒸発燃料通路31が介在
されている。
【0039】そして、正圧室39側の圧力が背圧室41
側の圧力より予め定められた値以上高い時に蒸発燃料通
路31が開とされる。給油管25の入口部25aと開閉
弁33の背圧室41側とを接続して圧力導入通路65が
配置されている。そして、この実施形態では、開閉弁3
3の上流側の圧力が圧力導入通路65側の圧力より所定
の値以上高い時に開閉弁33の上流側を圧力導入通路6
5に連通する第1の連通手段101が配置されている。
側の圧力より予め定められた値以上高い時に蒸発燃料通
路31が開とされる。給油管25の入口部25aと開閉
弁33の背圧室41側とを接続して圧力導入通路65が
配置されている。そして、この実施形態では、開閉弁3
3の上流側の圧力が圧力導入通路65側の圧力より所定
の値以上高い時に開閉弁33の上流側を圧力導入通路6
5に連通する第1の連通手段101が配置されている。
【0040】この第1の連通手段101は、蒸発燃料通
路31における開閉弁33の上流側と圧力導入通路65
とを接続する第1の連通路103を有している。そし
て、第1の連通路103に、開閉弁33の上流側の圧力
が圧力導入通路65側の圧力より所定の値以上高い時に
開弁する第1のチェック弁105が配置されている。
路31における開閉弁33の上流側と圧力導入通路65
とを接続する第1の連通路103を有している。そし
て、第1の連通路103に、開閉弁33の上流側の圧力
が圧力導入通路65側の圧力より所定の値以上高い時に
開弁する第1のチェック弁105が配置されている。
【0041】また、この実施形態では、圧力導入通路6
5側の圧力が開閉弁33の上流側の圧力より所定の値以
上高い時に開閉弁33の上流側を圧力導入通路65に連
通する第2の連通手段107が配置されている。この第
2の連通手段107は、蒸発燃料通路31における開閉
弁33の上流側と圧力導入通路65とを接続する第2の
連通路109を有している。
5側の圧力が開閉弁33の上流側の圧力より所定の値以
上高い時に開閉弁33の上流側を圧力導入通路65に連
通する第2の連通手段107が配置されている。この第
2の連通手段107は、蒸発燃料通路31における開閉
弁33の上流側と圧力導入通路65とを接続する第2の
連通路109を有している。
【0042】そして、第2の連通路109に、圧力導入
通路65側の圧力が開閉弁33の上流側の圧力より所定
の値以上高い時に開弁する第2のチェック弁111が配
置されている。この実施形態の蒸発燃料放出抑制装置で
は、通常走行時には、タンク本体23内の圧力と給油管
25内の圧力とが同一になるため、開閉弁33の正圧室
39側の圧力と背圧室41側の圧力が同一になり、開閉
弁33が閉じられた状態になる。
通路65側の圧力が開閉弁33の上流側の圧力より所定
の値以上高い時に開弁する第2のチェック弁111が配
置されている。この実施形態の蒸発燃料放出抑制装置で
は、通常走行時には、タンク本体23内の圧力と給油管
25内の圧力とが同一になるため、開閉弁33の正圧室
39側の圧力と背圧室41側の圧力が同一になり、開閉
弁33が閉じられた状態になる。
【0043】そして、給油のために給油管25のキャッ
プ27を外した時には、第1の連通手段101の第1の
チェック弁105は閉じられており、これにより、蒸発
燃料が圧力導入通路65を介して給油管25の入口部2
5aに導かれ外部に放出されるのが防止される。次に、
給油の開始によりタンク本体23内の内圧が上昇する
と、開閉弁33の正圧室39側の圧力が背圧室41側の
圧力より予め定められた値以上大きくなり、開閉弁33
が開き、タンク本体23からの蒸発燃料が、蒸発燃料通
路31を通ってキャニスタ29に吸着される。
プ27を外した時には、第1の連通手段101の第1の
チェック弁105は閉じられており、これにより、蒸発
燃料が圧力導入通路65を介して給油管25の入口部2
5aに導かれ外部に放出されるのが防止される。次に、
給油の開始によりタンク本体23内の内圧が上昇する
と、開閉弁33の正圧室39側の圧力が背圧室41側の
圧力より予め定められた値以上大きくなり、開閉弁33
が開き、タンク本体23からの蒸発燃料が、蒸発燃料通
路31を通ってキャニスタ29に吸着される。
【0044】そして、この時、開閉弁33の上流側の圧
力が第1の連通手段101に配置されるチェック弁10
5の圧力導入通路65側の圧力より予め定められた値以
上大きくなり、第1の連通手段101のチェック弁10
5が開かれ、タンク本体23内の蒸発燃料が圧力導入通
路65を介して給油管25の入口部25aに導かれ、給
油ガン113等から供給される燃料とともに、タンク本
体23内に還流される。
力が第1の連通手段101に配置されるチェック弁10
5の圧力導入通路65側の圧力より予め定められた値以
上大きくなり、第1の連通手段101のチェック弁10
5が開かれ、タンク本体23内の蒸発燃料が圧力導入通
路65を介して給油管25の入口部25aに導かれ、給
油ガン113等から供給される燃料とともに、タンク本
体23内に還流される。
【0045】これにより、外気の混入による蒸発燃料の
増加が防止される。次に、タンク本体23内に燃料が満
たされると、蒸発燃料通路31の入口部61がフロート
弁49により閉塞され、開閉弁33の上流側の圧力が低
下すると開閉弁33およびチェック弁105が閉じられ
る。次に、給油の終了により給油管25にキャップ27
が装着されると、給油管25の入口部25aの圧力が、
タンク本体23内の圧力と同一に上昇し、圧力導入通路
65を介して第2の連通手段107の第2のチェック弁
111が開かれ開閉弁33の上流側の圧力がタンク本体
23内の圧力とほぼ同一の圧力に上昇して、入口部61
へのフロート弁49の貼り付きが解消される。
増加が防止される。次に、タンク本体23内に燃料が満
たされると、蒸発燃料通路31の入口部61がフロート
弁49により閉塞され、開閉弁33の上流側の圧力が低
下すると開閉弁33およびチェック弁105が閉じられ
る。次に、給油の終了により給油管25にキャップ27
が装着されると、給油管25の入口部25aの圧力が、
タンク本体23内の圧力と同一に上昇し、圧力導入通路
65を介して第2の連通手段107の第2のチェック弁
111が開かれ開閉弁33の上流側の圧力がタンク本体
23内の圧力とほぼ同一の圧力に上昇して、入口部61
へのフロート弁49の貼り付きが解消される。
【0046】従って、蒸発燃料通路31の入口部61に
フロート弁49が貼り付いた状態になることを防止する
ことができる。
フロート弁49が貼り付いた状態になることを防止する
ことができる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の蒸発燃料
放出抑制装置では、給油の終了により給油管にキャップ
が装着されると、給油管の入口部の圧力が、タンク本体
内の圧力と同一に上昇し、圧力導入通路を介して第2の
連通手段が開かれ開閉弁の上流側の圧力がタンク本体内
の圧力とほぼ同一の圧力に上昇して、入口部へのフロー
ト弁の貼り付きが解消されるため、蒸発燃料通路の入口
部にフロート弁が貼り付いた状態になることを容易,確
実に防止することができる。
放出抑制装置では、給油の終了により給油管にキャップ
が装着されると、給油管の入口部の圧力が、タンク本体
内の圧力と同一に上昇し、圧力導入通路を介して第2の
連通手段が開かれ開閉弁の上流側の圧力がタンク本体内
の圧力とほぼ同一の圧力に上昇して、入口部へのフロー
ト弁の貼り付きが解消されるため、蒸発燃料通路の入口
部にフロート弁が貼り付いた状態になることを容易,確
実に防止することができる。
【0048】請求項2の蒸発燃料放出抑制装置では、第
1の連通手段の正圧弁および第2の連通手段の負圧弁
を、開閉弁と一体に形成される弁室内に収容し、正圧弁
に、負圧弁を配置したので、第1の連通手段および第2
の連通手段を別途配管を用いることなく構成することが
でき、装置をコンパクトなものにすることができる。請
求項3の蒸発燃料放出抑制装置では、高流量給油時にお
ける高圧により、正圧弁が、弁室に開口される圧力導入
通路の開口部側に所定距離を越えて移動すると、通路拡
張手段により、負圧弁が開とされ圧力導入通路側への通
路面積が拡大されるため、高流量給油時に、給油管の入
口部側への循環流量が増大し、給油管の入口部からの外
気の巻き込みを低減することができる。
1の連通手段の正圧弁および第2の連通手段の負圧弁
を、開閉弁と一体に形成される弁室内に収容し、正圧弁
に、負圧弁を配置したので、第1の連通手段および第2
の連通手段を別途配管を用いることなく構成することが
でき、装置をコンパクトなものにすることができる。請
求項3の蒸発燃料放出抑制装置では、高流量給油時にお
ける高圧により、正圧弁が、弁室に開口される圧力導入
通路の開口部側に所定距離を越えて移動すると、通路拡
張手段により、負圧弁が開とされ圧力導入通路側への通
路面積が拡大されるため、高流量給油時に、給油管の入
口部側への循環流量が増大し、給油管の入口部からの外
気の巻き込みを低減することができる。
【0049】そして、これにより、蒸気の発生を低減す
ることができ、また、キャニスタの小型化を図ることが
できる。
ることができ、また、キャニスタの小型化を図ることが
できる。
【図1】本発明の蒸発燃料放出抑制装置の第1の実施形
態を示す配管系統図である。
態を示す配管系統図である。
【図2】図1の蒸発燃料放出抑制装置の要部を拡大して
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】図1の蒸発燃料放出抑制装置の弁室を拡大して
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】図1の蒸発燃料放出抑制装置における通常走行
時の要部の状態を示す説明図である。
時の要部の状態を示す説明図である。
【図5】図1の蒸発燃料放出抑制装置におけるキャップ
を外した時の要部の状態を示す説明図である。
を外した時の要部の状態を示す説明図である。
【図6】図1の蒸発燃料放出抑制装置における給油時の
要部の状態を示す説明図である。
要部の状態を示す説明図である。
【図7】図1の蒸発燃料放出抑制装置における給油時の
要部の状態を示す説明図である。
要部の状態を示す説明図である。
【図8】図1の蒸発燃料放出抑制装置における満タン時
の要部の状態を示す説明図である。
の要部の状態を示す説明図である。
【図9】図1の蒸発燃料放出抑制装置におけるキャップ
を装着した時の要部の状態を示す説明図である。
を装着した時の要部の状態を示す説明図である。
【図10】本発明の蒸発燃料放出抑制装置の第2の実施
形態を示す配管系統図である。
形態を示す配管系統図である。
【図11】従来の蒸発燃料放出抑制装置を示す配管系統
図である。
図である。
21 燃料タンク 23 タンク本体 25 給油管 25a 入口部 29 キャニスタ 31 蒸発燃料通路 33 開閉弁 39 正圧室 41 背圧室 49 フロート弁 61 入口部 63 弁室 65 圧力導入通路 73 正圧弁 75 負圧弁
Claims (3)
- 【請求項1】 タンク本体(23)に給油管(25)を
有する燃料タンク(21)からの蒸発燃料を吸着するキ
ャニスタ(29)と、 前記タンク本体(23)と前記キャニスタ(29)とを
接続する蒸発燃料通路(31)と、 前記タンク本体(23)内に配置され前記タンク本体
(23)内の燃料が所定の液位を越えた時に前記蒸発燃
料通路(31)の入口部(61)を閉塞するフロート弁
(49)と、 正圧室(39)と背圧室(41)とを有し前記正圧室
(39)側に前記蒸発燃料通路(31)が介在され、前
記正圧室(39)側の圧力が前記背圧室(41)側の圧
力より予め定められた値以上高い時に前記蒸発燃料通路
(31)を開とする開閉弁(33)と、 前記給油管(25)の入口部(25a)と前記開閉弁
(33)の前記背圧室(41)側とを接続する圧力導入
通路(65)と、 前記開閉弁(33)の上流側の圧力が前記圧力導入通路
(65)側の圧力より所定の値以上高い時に前記開閉弁
(33)の上流側を前記圧力導入通路(65)に連通す
る第1の連通手段(73,101)と、 前記圧力導入通路(65)側の圧力が前記開閉弁(3
3)の上流側の圧力より所定の値以上高い時に前記開閉
弁(33)の上流側を前記圧力導入通路(65)に連通
する第2の連通手段(75,107)と、 を備えてなることを特徴とする蒸発燃料放出抑制装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の蒸発燃料放出抑制装置に
おいて、 前記第1の連通手段および第2の連通手段は、前記開閉
弁(33)と一体に形成される弁室(63)内に収容さ
れる正圧弁(73)および負圧弁(75)を有し、前記
正圧弁(73)に、前記負圧弁(75)を配置してなる
ことを特徴とする蒸発燃料放出抑制装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の蒸発燃料放出抑制装置に
おいて、 前記正圧弁(73)が、前記弁室(63)に開口される
前記圧力導入通路(65)の開口部側に所定距離を越え
て移動した時に、前記負圧弁(75)を開とする前記圧
力導入通路(65)側への通路拡張手段を備えてなるこ
とを特徴とする蒸発燃料放出抑制装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11059674A JP2000257514A (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 蒸発燃料放出抑制装置 |
| US09/292,856 US6196258B1 (en) | 1998-04-16 | 1999-04-16 | Pressure control valve and evaporation fuel discharge control device |
| US09/769,267 US6353955B2 (en) | 1998-04-16 | 2001-01-26 | Pressure control valve and evaporation fuel discharge control device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11059674A JP2000257514A (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 蒸発燃料放出抑制装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000257514A true JP2000257514A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13119988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11059674A Withdrawn JP2000257514A (ja) | 1998-04-16 | 1999-03-08 | 蒸発燃料放出抑制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000257514A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007093881A1 (en) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Eaton Corporation | Double shut-off refueling valve |
| CN100383448C (zh) * | 2003-09-04 | 2008-04-23 | 株式会社利富高 | 压力开关阀 |
-
1999
- 1999-03-08 JP JP11059674A patent/JP2000257514A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100383448C (zh) * | 2003-09-04 | 2008-04-23 | 株式会社利富高 | 压力开关阀 |
| WO2007093881A1 (en) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Eaton Corporation | Double shut-off refueling valve |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050127 |
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| A761 | Written withdrawal of application |
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