JP2000257889A - 床暖房用パネル - Google Patents

床暖房用パネル

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JP2000257889A
JP2000257889A JP11059401A JP5940199A JP2000257889A JP 2000257889 A JP2000257889 A JP 2000257889A JP 11059401 A JP11059401 A JP 11059401A JP 5940199 A JP5940199 A JP 5940199A JP 2000257889 A JP2000257889 A JP 2000257889A
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Yoshikuni Hino
嘉邦 日野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル全体に生じる反り変形を防止するこ
とができ、またパネルに防音性能及び断熱性能を持たせ
て、上層階の室内床面で発生する衝撃音の下層階への伝
播を極力減少させることのできる床暖房用パネルを提供
する。 【解決手段】 断熱性、防音性及び十分な圧縮強度を有
するパネル本体5の上下両面に夫々剛性補強板21,2
2が積層され、パネル本体5上面の剛性補強板21に伝
熱板6が被着されると共に、伝熱板6の上面側に熱媒体
流通用の可撓性チューブ4を収容する配管溝7が凹設さ
れ、パネル本体5下面の剛性補強板22には防音性及び
柔軟性を有し且つコンクリート床スラブS表面に接着可
能な下部シート8が装着されてなる床暖房用パネル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の床暖房式
床を施工するのに使用される床暖房用パネルに関し、特
に、パネル上面に伝熱板が被着されると共にその伝熱面
の上面に熱媒体流通用の可撓性チューブを収容する配管
溝が形成されたパネルであって、コンクリート床スラブ
の表面に直接敷設される床暖房用パネルに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、コンクリート床スラ
ブ上に床暖房用パネルを設置する場合、床スラブ上に根
太を固定し、根太間に断熱材を詰めた後、その根太の上
に床暖房用パネルを敷設したり、また根太上に捨て板を
張ってその上に床暖房用パネルを敷設する方法が一般に
採用されているが、この方法では根太を使用するため、
根太の材料費及び取付けの手間等によって施工コストが
高くつくと言う難点がある。
【0003】この根太工法に代わって、床暖房用パネル
をコンクリート床スラブの表面に直接敷設する方法が採
用されている。然るに、コンクリート床スラブ表面は、
殆どの場合平滑な面に仕上げられておらず、床下地材と
して硬質発泡樹脂を用いるときは、床スラブ表面の凹凸
を吸収させるために部分的にモルタルを充填する方法が
とられているが、モルタルが固化するまでの間、次の作
業に移れず,固化した後もモルタルと上記発泡樹脂とは
結合されず、これが所謂床鳴りの原因となっていた。
【0004】上記のような床鳴りの問題を解決するため
に、本出願人は、以前に図7に示すような床暖房用パネ
ルを提案した。この床暖房用パネルは、硬質発泡樹脂か
らなるパネル本体5の上面に伝熱板6を被着すると共
に、この伝熱板6の上面に熱媒体流通用可撓性チューブ
4を収容する配管溝7を形成し、パネル本体5の下面
に、軟質発泡樹脂製の下部シート8を積層してなるもの
で、この床暖房用パネルによれば、下部シートがコンク
リート床スラブ表面の凹凸を吸収して密着できると共
に、接着剤によって床スラブ上に接着可能となり、従っ
て床鳴りの発生を防止することができ、また下部シート
の有する防音性によってパネル全体の防音効果を一層高
めることができる。
【0005】ところが、上記床暖房用パネルにあって
は、床暖房使用時に、図7の仮想線図示のように伝熱板
の熱膨張によってパネル上面側が凸状を呈するような反
り変形を生じ、暖房される床の表面に凹凸部ができると
云う問題があった。
【0006】本発明は、上記のようなパネル全体に生じ
る反り変形を防止することができ、またパネル自体に防
音性能及び断熱性能を持たせて、上層階の室内床面で発
生する衝撃音の下層階への伝播を極力減少させることの
できる床暖房用パネルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の床
暖房用パネルは、断熱性、防音性及び十分な圧縮強度を
有するパネル本体5,15の上下両面に夫々剛性補強板
21,22が積層され、パネル本体上面の剛性補強板2
1に伝熱板6が被着されると共に、伝熱板6の上面側に
熱媒体流通用の可撓性チューブ4を収容する配管溝7が
凹設され、パネル本体下面の剛性補強板22には防音性
及び柔軟性を有し且つコンクリート床スラブS表面に接
着可能な下部シート8が装着されていることを特徴とす
る。
【0008】請求項2は、請求項1に記載の床暖房用パ
ネルにおいて、各剛性補強板21,22は木質系材料で
形成されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1の(A)及び(B)は、図3
に示すように一連のつづら折り状配管溝1がパネル表面
に形成された床暖房用の組合せパネルを構成するための
直線配管用パネル2及び折り返し配管用パネル3を示
し、図2は直線配管用パネル2の拡大横断面図である。
図3に示す床暖房用組合せパネルのつづら折り状配管溝
1には、温水等の熱媒体を流通させる一連の熱媒体流通
用可撓性チューブ4が当該配管溝1に沿ってつづら折り
状に収容されている。
【0010】直線配管用パネル2は、図1の(A)、及
び図3に示すように平面視長方形状に形成されたもの
で、断面構造を示す図2から分かるように、断熱性と防
音性と室内床面に置かれる家具等や歩行者等の荷重に耐
え得るに十分な圧縮強度とを有するパネル本体5の上下
両面に夫々剛性補強板21,22が積層され、そしてパ
ネル本体5上面の剛性補強板21に伝熱板6が被着され
ると共に、伝熱板6の上面側に熱媒体流通用の可撓性チ
ューブ4を収容する2本の直線状配管溝7,7が一定間
隔で平行に凹設され、またパネル本体5下面の剛性補強
板22には、防音性及びコンクリート床スラブS(図4
及び図5参照)の表面の微小な凹凸を吸収し得る柔軟性
を有し且つコンクリート床スラブS表面に接着可能な下
部シート8が装着され、しかしてこれらパネル本体5、
剛性補強板21,22、伝熱板6及び下部シート8から
なる積層一体物を形成している。
【0011】折り返し配管用パネル3は、図1の(B)
及び図3に示すように平面視正方形状に形成されたもの
で、前記の直線配管用パネル2と同じく断熱性と防音性
と室内床面に置かれる家具等や歩行者等の荷重に耐え得
るに十分な圧縮強度とを有するパネル本体5の上下両面
に夫々剛性補強板21,22が積層され、そしてパネル
本体5上面の剛性補強板21に伝熱板6が被着されると
共に、伝熱板6の上面側には熱媒体流通用の可撓性チュ
ーブ4を収容する2本の内周側屈曲状溝9と外周側屈曲
状溝10の2本の屈曲状配管溝9,10が一定間隔で凹
設されており、またパネル本体5下面の剛性補強板22
には、防音性及びコンクリート床スラブSの表面の微小
な凹凸を吸収し得る柔軟性を有し且つコンクリート床ス
ラブS表面に接着可能な下部シート8が装着されて、こ
れらパネル本体5、剛性補強板21,22、伝熱板6及
び下部シート8からなる積層一体物を形成している。
【0012】直線配管用パネル2及び折り返し配管用パ
ネル3の各パネル本体5は、発泡ポリスチレンや発泡ポ
リエチレン等の発泡樹脂、あるいは火災時に有害ガスを
発生しないような珪酸カルシウム板等の無機質発泡体や
バルサ等軽質天然木材、あるいはまた防音性をより高め
るために対象波長域に対応した防音特性の異なる材料を
複数積層したもの等によって形成される。また、各剛性
補強板21,22は、合板あるいは木質繊維板等の木質
材料によって形成される。このような合板や木質繊維板
等の木質材料は十分な剛性と断熱性を有する。剛性補強
板21,22は、パネル本体5の上下両面に対し適当な
接着剤で接着されて積層される。
【0013】直線配管用パネル2及び折り返し配管用パ
ネル3の各伝熱板6としては、アルミニウム板によって
形成されたものが使用される。このアルミニウム板は、
熱伝導性が良い上、切断加工及び下記のプレス加工が容
易であることから非常に有効である。直線配管用パネル
2及び折り返し配管用パネル3の各パネル本体5の下面
側剛性補強板22に装着される下部シート8としては、
ウレタンフォーム等の軟質発泡樹脂によって形成された
ものが使用される。このウレタンフォーム等の軟質発泡
樹脂は、防音性が良い上に断熱性が良く、またコンクリ
ート床スラブS表面の微小凹凸を吸収し得るに十分な柔
軟性を有し、そしてまた接着剤との馴染みも良い。この
下部シート8は、適当な接着剤によって剛性補強板22
の下面に接着されて一体化される。
【0014】直線配管用パネル2を製作するには、伝熱
板6の表面にプレス加工によって2本の直線状配管溝
7,7を形成する一方、パネル本体5の上下両面に剛性
補強板21,22を接着し、上面側剛性補強板21から
パネル本体5に亘って、伝熱板6の2本の直線状配管溝
7,7と対応する位置に同様な2本の直線状嵌合溝1
1,11(図1及び図2参照)を切削加工によって形成
する。しかして、上面側剛性補強板21の上面と伝熱板
6の下面との間に接着剤を介在させた状態で、上記直線
状嵌合溝11,11に伝熱板6の直線状配管溝7,7を
嵌合すると共に、この伝熱板6を上面側剛性補強板21
の上面に接着し、更に下面側剛性補強板22の下面に下
部シート8を接着することによって一体化する。
【0015】折り返し配管用パネル3の製作も同様であ
って、伝熱板6の表面に内周側屈曲状溝9と外周側屈曲
状溝10の2本の屈曲状配管溝9,10を形成する一
方、パネル本体5の上下両面に剛性補強板21,22を
接着し、上面側剛性補強板21からパネル本体5に亘っ
て、伝熱板6の屈曲状配管溝9,10と対応する位置に
同様な屈曲状嵌合溝12,13(図1参照)を形成し、
しかして上面側剛性補強板21の上面と伝熱板6の下面
との間に接着剤を介在させて、上記屈曲状嵌合溝12,
13に伝熱板6の屈曲状配管溝9,10を嵌合すると共
に、伝熱板6を上面側剛性補強板21の上面に接着し、
下面側剛性補強板22の下面に下部シート8を接着すれ
ばよい。尚、折り返し配管用パネル3の内周側屈曲状溝
9は、半径の小さい1/4 円弧状に形成され、外周側屈曲
状溝10は、半径の大きい1/4 円弧状に形成される。
【0016】上記のような直線配管用パネル2と折り返
し配管用パネル3とをそれぞれ複数個ずつ使用して、図
3に示すような一連のつづら折り状配管溝1がパネル表
面に形成された組合せパネルを、コンクリート床スラブ
S上に敷設するには、先ず、コンクリート床スラブSの
表面を清掃して、その床スラブS表面の所要範囲にわた
って例えばエポキシ樹脂からなる接着剤を塗布する。そ
して、この接着剤塗布面上に複数個の直線配管用パネル
2を互いに近接状態に並列させて接着し、それから図3
に示すように例えば右端列の直線配管用パネル2の長手
方向一端側に、直線配管用パネル2を折り返し配管用パ
ネル3と同じ長さに切断した直線配管用パネル分割体
2′を、その直線状配管溝7,7と前記右端列の直線配
管用パネル2の直線状配管溝7,7とが互いに接続する
ように配置して接着し、当該右端列の直線配管用パネル
2の他端側には折り返し配管用パネル3を、その屈曲状
配管溝9,10と直線配管用パネル2の直線状配管溝
7,7とが互いに接続するように配置して接着する。
【0017】右端から2列目以降の直線配管用パネル2
については、各直線配管用パネル2の長手方向両端側に
それぞれ折り返し配管用パネル3を配置して、各直線配
管用パネル2の両直線状配管溝7,7と各折り返し配管
用パネル3の両屈曲状配管溝9,10とがそれぞれ互い
に接続できる状態で各パネル2,3をコンクリート床ス
ラブS表面に接着する。そして、最終列である図3の左
端列直線配管用パネル2の他端側には、折り返し配管用
パネル3を縦に2つに切断した2種類の折り返し配管用
パネル分割体3a,3bからなる分割折り返し配管用パ
ネル3′を配置し、この分割折り返し配管用パネル3′
の1/4 円弧状内周側屈曲状溝9,9により形成される半
円状配管溝と、左端列直線配管用パネル2の両直線状配
管溝7,7とが接続できる状態で接着すればよい。
【0018】こうして一連のつづら折り状配管溝1をパ
ネル表面に形成した床暖房用組合せパネルをコンクリー
ト床スラブS表面に接着した後、この組合せパネルの表
面に形成される一連のつづら折り状配管溝1に沿って一
連の熱媒体流通用可撓性チューブ4を押し込み、その上
に裏張り遮音材の設けられていない木質フローリングボ
ード14(表面仕上げ材)を適当な接着剤によって接着
し、図4及び図5の断面図で示されるような状態とす
る。尚、フローリングボード14は、凸条部14aと凹
条部14bとを係合させることによって互いに他のフロ
ーリングボード14と接合させる。
【0019】図6は、ペーパーハニカムからなるパネル
本体15を使用して製作された床暖房用パネル2を示し
たものである。このパネル本体15以外の構成について
は図1〜図5に示される床暖房用パネルと同じあるた
め、同一部材については同一符号を付している。このペ
ーパーハニカムからなるパネル本体15は、断熱性及び
防音性に優れ、十分な圧縮性を有する上、軽量であり、
加工性も良い。
【0020】以上説明したようにコンクリート床スラブ
Sの上面に接着されて直接敷設される床暖房用組合せパ
ネルは、各パネル2,3(直線配管用パネル2及び折り
返し配管用パネル3)のパネル本体5,15の上下両面
に夫々剛性補強板21,22が積層され、パネル本体
5,15上面の剛性補強板21に伝熱板6が被着され、
パネル本体5,15下面側の剛性補強板22に下部シー
トが装着されたもので、パネル本体5,15の上下両面
に積層された剛性補強板21,22によって、従来より
問題とされていた伝熱板6の熱膨張による図7に示すよ
うなパネルの反り変形が無くなり、従って暖房される床
の表面に凹凸部ができる不都合がない。
【0021】即ち、パネル本体5,15の上下両面に夫
々剛性補強板21,22が積層されているから、床暖房
使用時に伝熱板6が熱膨張しようとしても、その熱膨張
が上面側剛性補強板21によって妨げられ、従ってパネ
ル本体5,15の反り変形が回避される。また、パネル
本体5,15の内部に介入している伝熱板6の配管溝7
部分の熱膨張によりパネル本体5,15の上面側に引張
作用が生じて、パネル本体5,15の下面側が圧縮され
ようとしても、このパネル本体5,15下面側の圧縮が
下面側剛性補強板22によって阻止されるから、結果と
してパネル本体5,15の反り変形が回避される。
【0022】また、パネル本体5,15が断熱性、防音
性及び十分な圧縮強度を有する材料で形成されているか
ら、室内床面に置かれる家具等や歩行者等の荷重により
パネルが圧縮変形して沈下するようなことがなく、長期
にわたり安定状態で使用でき、また上層階の床面に物体
が落下したときに生ずるような衝撃音が下側のコンクリ
ート床スラブSにほとんど伝わることがない。また、パ
ネル本体5の断熱効果によって、熱媒体流通用可撓性チ
ューブ4内を流通する熱媒体によって温められた伝熱板
6の熱を有効に利用できる。
【0023】更に、パネル本体5,15の裏面には、防
音性及びコンクリート床スラブS表面の凹凸を吸収し得
る柔軟性を有する下部シート8が装着されていることか
ら、この下部シート8がコンクリート床スラブS表面の
凹凸を吸収して密着できると共に、接着剤により床スラ
ブS上に接着可能となり、従って床鳴りの発生を防止す
ることができる。また、この下部シート8は、ウレタン
フォーム等の軟質発泡樹脂によって形成されているか
ら、パネルの防音性及び断熱性を一層高めることができ
る。
【0024】更に、パネル本体5,15自体が防音性有
すると共に、パネル本体5,15下面の剛性補強板22
に装着された下部シート8が防音性及び柔軟性を有する
から、床暖房用パネルの表面に取り付ける表面仕上げ材
の裏面には遮音材を設ける必要がなくなり、従って熱媒
体流通用可撓性チューブ4内を流通する熱媒体によって
温められた伝熱板6の熱を、表面仕上げ材としてのフロ
ーリングボード14に速やかに伝えることができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1に係る発明の床暖房用パネルに
よれば、パネル本体の上下両面に夫々剛性補強板が積層
され、パネル本体上面の剛性補強板に伝熱板が被着さ
れ、パネル本体下面側の剛性補強板に下部シートが装着
されたもので、パネル本体の上下両面に積層された剛性
補強板によって、伝熱板の熱膨張に伴うパネルの反り変
形の問題が解決され、暖房される床の表面に凹凸部がで
きるような不都合がなくなる。
【0026】また、パネル本体が断熱性、防音性及び十
分な圧縮強度を有する材料で形成されているから、床面
に置かれる家具等の荷重によりパネルが圧縮変形して沈
下するようなことがなく、長期安定状態で使用でき、ま
た上層階床面での物体の落下等によって生ずる衝撃音が
下側のコンクリート床スラブに伝わり難く、下層階に響
くようなことがなく、またパネル本体の断熱効果によっ
て、熱媒体流通用可撓性チューブ内を流通する温水等の
熱媒体によって温められた伝熱板の熱を有効に利用でき
る。
【0027】また、パネル本体下面の剛性補強板には、
防音性及びコンクリート床スラブ表面の凹凸を吸収し得
る柔軟性を有し且つコンクリート床スラブ表面に接着可
能な下部シートが装着されているから、この下部シート
がコンクリート床スラブ表面の凹凸を吸収して密着でき
ると共に、接着剤によって床スラブ上に接着可能とな
り、従って床鳴りの発生を防止することができ、また下
部シートの有する防音性によってパネル全体の防音効果
を一層高めることができる。
【0028】また、パネル本体自体が防音性有すると共
に、パネル本体下面の剛性補強板に装着された下部シー
トが防音性及び柔軟性を有するから、床暖房用パネルの
表面に取り付ける表面仕上げ材の裏面には遮音材を設け
る必要がなく、従って熱媒体流通用可撓性チューブ内を
流通する熱媒体によって温められた伝熱板の熱を、表面
仕上げ材に速やかに伝えることができる。
【0029】請求項2に記載のように、各剛性補強板を
木質系材料で形成した場合、各剛性補強板が十分な剛性
と断熱性を有するから、パネルの反り変形を一層有効に
防止でき、またパネルの軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)及び(B)は床暖房用組合せパネルを
構成するための直線配管用パネル及び折り返し配管用パ
ネルを示すそれぞれ斜視図である。
【図2】 図1の(A)に示す直線配管用パネルの拡大
横断面図である。
【図3】 床暖房用組合せパネルを示す平面図である。
【図4】 コンクリート床スラブ上に敷設された床暖房
用パネルの拡大横断面図である。
【図5】 同上の床暖房用パネルの拡大縦断面図であ
る。
【図6】 パネル本体としてペーパーハニカムを使用し
た場合の床暖房用パネルを示す図4と同様な横断面図で
ある。
【図7】 床暖房用パネルに反り変形が生じる状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 つづら折り状配管溝 2 直線配管用パネル 3 折り返し配管用パネル 4 熱媒体流通用可撓性チューブ 5 パネル本体 6 伝熱板 7 直線状配管溝 8 下部シート 9,10 屈曲状配管溝 21,22 剛性補強板 S コンクリート床スラブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱性、防音性及び十分な圧縮強度を有
    するパネル本体の上下両面に夫々剛性補強板が積層さ
    れ、パネル本体上面の剛性補強板に伝熱板が被着される
    と共に、伝熱板の上面側に熱媒体流通用の可撓性チュー
    ブを収容する配管溝が凹設され、パネル本体下面の剛性
    補強板には防音性及び柔軟性を有し且つコンクリート床
    スラブ表面に接着可能な下部シートが装着されてなる床
    暖房用パネル。
  2. 【請求項2】 各剛性補強板は木質系材料で形成されて
    いる請求項1に記載の床暖房用パネル。
JP11059401A 1999-03-05 1999-03-05 床暖房用パネル Withdrawn JP2000257889A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100370191C (zh) * 2003-01-23 2008-02-20 三洋电机株式会社 空调机
GB2460420A (en) * 2008-05-28 2009-12-02 Allen Jones Heat transfer panel with reinforcing layer
KR100929969B1 (ko) 2007-12-03 2009-12-04 천열에너지 주식회사 적층구조의 난방용 패널의 제조방법.

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