JP2000258284A - 容器の気密性検査装置 - Google Patents
容器の気密性検査装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】容器の気密性を確実に検査することができると
ともに、該検査を容易に行うことが可能な容器の気密性
検査装置を得る。 【解決手段】検査装置10は、容器12を搬送するため
のコンベア32と、前記容器12を保持するための押さ
え装置60a、60bと、前記容器12の内部を加圧す
るための押し上げ装置74と、前記容器12内の圧力を
検出するための圧力検出装置84と、これらコンベア3
2、押さえ装置60a、60b、押し上げ装置74およ
び圧力検出装置84を制御するとともに、前記圧力検出
装置84で得られた前記容器12内の圧力に基づいて、
容器12の気密性を判断する制御装置120とを有して
いる。この場合、制御装置120は、前記容器12内の
圧力の大きさ、および該圧力の減少率に基づいて、前記
容器12の気密性を判断するように構成されている。
ともに、該検査を容易に行うことが可能な容器の気密性
検査装置を得る。 【解決手段】検査装置10は、容器12を搬送するため
のコンベア32と、前記容器12を保持するための押さ
え装置60a、60bと、前記容器12の内部を加圧す
るための押し上げ装置74と、前記容器12内の圧力を
検出するための圧力検出装置84と、これらコンベア3
2、押さえ装置60a、60b、押し上げ装置74およ
び圧力検出装置84を制御するとともに、前記圧力検出
装置84で得られた前記容器12内の圧力に基づいて、
容器12の気密性を判断する制御装置120とを有して
いる。この場合、制御装置120は、前記容器12内の
圧力の大きさ、および該圧力の減少率に基づいて、前記
容器12の気密性を判断するように構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変形を生じ易い形
状または材質で形成され、かつ、内部が密閉された構造
を備えた容器の気密性を検査するための容器の気密性検
査装置に関する。
状または材質で形成され、かつ、内部が密閉された構造
を備えた容器の気密性を検査するための容器の気密性検
査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食品や薬品が入れられた容器にお
いては、該容器の開口部に接着されたフイルム状のシー
ル部材によって、該容器の内部を密閉するためのシール
部が構成されている。
いては、該容器の開口部に接着されたフイルム状のシー
ル部材によって、該容器の内部を密閉するためのシール
部が構成されている。
【0003】この種の容器の気密性を検査するために
は、該容器における変形を生じやすい部分を手で押し込
み、このとき、容器内部の圧力上昇に伴って外方向に突
出するシール部の状態を目視によって確認することによ
り検査を行う手法が用いられている。
は、該容器における変形を生じやすい部分を手で押し込
み、このとき、容器内部の圧力上昇に伴って外方向に突
出するシール部の状態を目視によって確認することによ
り検査を行う手法が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の検査
手法においては、全ての容器に対して人力による検査を
行う必要があるため、作業が繁雑となる不都合が生じて
いた。
手法においては、全ての容器に対して人力による検査を
行う必要があるため、作業が繁雑となる不都合が生じて
いた。
【0005】また、シール部の状態を目視によって確認
するようにしているため、該シール部に生じている微少
な漏れを検出することは困難であった。
するようにしているため、該シール部に生じている微少
な漏れを検出することは困難であった。
【0006】本発明は、前記の不都合を克服するために
なされたものであり、容器のシール部に微少な漏れが生
じている場合にも、該容器の気密性を確実に検査するこ
とができるとともに、該検査を容易に行うことが可能な
容器の気密性検査装置を提供することを目的とする。
なされたものであり、容器のシール部に微少な漏れが生
じている場合にも、該容器の気密性を確実に検査するこ
とができるとともに、該検査を容易に行うことが可能な
容器の気密性検査装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る容器の気密
性検査装置においては、容器固定手段によって固定され
た容器を加圧手段によって加圧することにより該容器内
の圧力を上昇させ、このときの圧力を圧力検出手段によ
って検出するようにしている。そして、判定手段は、圧
力検出手段で検出された圧力に基づいて、容器の気密性
を判定する。この場合、判定手段は、前記圧力検出手段
による圧力の検出が開始されてから所定時間経過後に該
圧力検出手段で検出された圧力を所定値と比較すること
によって前記容器の気密性を判定する(請求項1記載の
発明)。
性検査装置においては、容器固定手段によって固定され
た容器を加圧手段によって加圧することにより該容器内
の圧力を上昇させ、このときの圧力を圧力検出手段によ
って検出するようにしている。そして、判定手段は、圧
力検出手段で検出された圧力に基づいて、容器の気密性
を判定する。この場合、判定手段は、前記圧力検出手段
による圧力の検出が開始されてから所定時間経過後に該
圧力検出手段で検出された圧力を所定値と比較すること
によって前記容器の気密性を判定する(請求項1記載の
発明)。
【0008】また、判定手段は、前記圧力検出手段によ
る圧力の検出が開始されてから所定時間経過後に該圧力
検出手段で検出された前記圧力を第1の圧力とすると
き、前記第1の圧力を前記所定値と比較することによっ
て前記容器の気密性を判定する第1の判定手段を有し、
さらに、前記圧力検出手段で前記第1の圧力の検出が行
われてからさらに所定時間経過後に該圧力検出手段で検
出された第2の圧力の前記第1の圧力に対する減少率を
他の所定値と比較することによって前記容器の気密性を
判定する第2の判定手段を有している(請求項2記載の
発明)。
る圧力の検出が開始されてから所定時間経過後に該圧力
検出手段で検出された前記圧力を第1の圧力とすると
き、前記第1の圧力を前記所定値と比較することによっ
て前記容器の気密性を判定する第1の判定手段を有し、
さらに、前記圧力検出手段で前記第1の圧力の検出が行
われてからさらに所定時間経過後に該圧力検出手段で検
出された第2の圧力の前記第1の圧力に対する減少率を
他の所定値と比較することによって前記容器の気密性を
判定する第2の判定手段を有している(請求項2記載の
発明)。
【0009】さらに、前記容器固定手段は、変形を生じ
難い形状または材質で形成された前記容器の首部を固定
するように構成され、前記加圧手段は、変形を生じ易い
形状または材質で形成された前記容器の胴体部を加圧す
るように構成され、前記圧力検出手段は、変形を生じ易
い形状または材質で形成され、前記容器内の圧力の上昇
に伴って外方向に突出している前記容器のシール部を内
方向に押し込む際に要する押し込み力を前記容器内の圧
力として検出するように構成されている(請求項3記載
の発明)。
難い形状または材質で形成された前記容器の首部を固定
するように構成され、前記加圧手段は、変形を生じ易い
形状または材質で形成された前記容器の胴体部を加圧す
るように構成され、前記圧力検出手段は、変形を生じ易
い形状または材質で形成され、前記容器内の圧力の上昇
に伴って外方向に突出している前記容器のシール部を内
方向に押し込む際に要する押し込み力を前記容器内の圧
力として検出するように構成されている(請求項3記載
の発明)。
【0010】このように構成することにより、気密性が
わずかに損なわれている容器に対しても、気密性の検査
を確実かつ容易に行うことができる。
わずかに損なわれている容器に対しても、気密性の検査
を確実かつ容易に行うことができる。
【0011】なお、前記圧力検出手段として、プッシュ
プルゲージを用いるようにしてもよい(請求項4記載の
発明)。
プルゲージを用いるようにしてもよい(請求項4記載の
発明)。
【0012】また、前記容器の気密性検査装置には、前
記容器を前記容器固定手段、前記加圧手段および前記圧
力検出手段が配置されている位置まで搬送する搬送手段
を設けるようにしてもよい(請求項5記載の発明)。
記容器を前記容器固定手段、前記加圧手段および前記圧
力検出手段が配置されている位置まで搬送する搬送手段
を設けるようにしてもよい(請求項5記載の発明)。
【0013】さらに、前記容器の気密性検査装置には、
前記搬送手段における前記容器固定手段、前記加圧手段
および前記圧力検出手段が配置されている位置の下流側
に、前記判定手段によって気密性が損なわれていると判
定された前記容器を前記搬送手段から排出するための排
出手段を設けるようにしてもよい(請求項6記載の発
明)。
前記搬送手段における前記容器固定手段、前記加圧手段
および前記圧力検出手段が配置されている位置の下流側
に、前記判定手段によって気密性が損なわれていると判
定された前記容器を前記搬送手段から排出するための排
出手段を設けるようにしてもよい(請求項6記載の発
明)。
【0014】このように構成することにより、容器の気
密性の検査を自動的かつ連続的に行うことが可能とな
る。
密性の検査を自動的かつ連続的に行うことが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る容器の気密性検査装
置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下詳細に説明する。
置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態が適用された
容器の気密性検査装置(以下、単に、検査装置とも記
す。)10の概略的な構成を示しており、図2は、該検
査装置10の検査対象である容器12の構造を示してい
る。
容器の気密性検査装置(以下、単に、検査装置とも記
す。)10の概略的な構成を示しており、図2は、該検
査装置10の検査対象である容器12の構造を示してい
る。
【0017】図2に示すように、容器12は、蛇腹状に
形成され、上下(高さ)方向に伸縮自在な胴体部14
と、該胴体部14の上端部に結合された首部16とを備
えた減容容器として構成されている。なお、胴体部14
の下端部は、底部15によって閉塞されている。胴体部
14は変形を生じ易い材質(好ましくは、合成樹脂)で
形成されており、首部16は前記胴体部14に比べて変
形を生じ難い形状および材質で形成されている。この場
合、胴体部14と首部16とを同一の材質で形成し、肉
厚を変えることで変形の難易性を調整すればよい。
形成され、上下(高さ)方向に伸縮自在な胴体部14
と、該胴体部14の上端部に結合された首部16とを備
えた減容容器として構成されている。なお、胴体部14
の下端部は、底部15によって閉塞されている。胴体部
14は変形を生じ易い材質(好ましくは、合成樹脂)で
形成されており、首部16は前記胴体部14に比べて変
形を生じ難い形状および材質で形成されている。この場
合、胴体部14と首部16とを同一の材質で形成し、肉
厚を変えることで変形の難易性を調整すればよい。
【0018】首部16における胴体部14との境界部分
には、円環状に断面コ字状の溝部17が設けられてい
る。
には、円環状に断面コ字状の溝部17が設けられてい
る。
【0019】首部16の上端部には開口部18が形成さ
れており、この開口部18は胴体部14の内部と連通し
ている。そして、胴体部14の内部に粉末、液体等であ
る薬品、食料品等の内容物が充填された状態で、開口部
18にはシール部材20が接着(溶着)されている。シ
ール部材20は変形を生じ易い材質でフイルム状に形成
されており、このシール部材20によって容器12の内
部が密閉されている。このように開口部18に接着され
たシール部材20によって、容器12のシール部22が
構成されている。
れており、この開口部18は胴体部14の内部と連通し
ている。そして、胴体部14の内部に粉末、液体等であ
る薬品、食料品等の内容物が充填された状態で、開口部
18にはシール部材20が接着(溶着)されている。シ
ール部材20は変形を生じ易い材質でフイルム状に形成
されており、このシール部材20によって容器12の内
部が密閉されている。このように開口部18に接着され
たシール部材20によって、容器12のシール部22が
構成されている。
【0020】この場合、胴体部14が縮む方向に変形さ
れると、容器12の内部の圧力が上昇するため、シール
部22を構成するシール部材20が外側に凸となるよう
に変形する。すなわち、シール部材20には外向きの圧
力が加わっているため、このシール部材20を内側に押
し込むためには、前記圧力に応じた押し込み力を要す
る。
れると、容器12の内部の圧力が上昇するため、シール
部22を構成するシール部材20が外側に凸となるよう
に変形する。すなわち、シール部材20には外向きの圧
力が加わっているため、このシール部材20を内側に押
し込むためには、前記圧力に応じた押し込み力を要す
る。
【0021】図1に示すように、検査装置10は支持台
30を備えており、この支持台30の上面には、容器1
2を搬送するためのコンベア(搬送手段)32が設置さ
れている。コンベア32は互いに平行するように配され
た一組のコンベアベルト34a、34bを有しており、
これらコンベアベルト34a、34bの間には、該コン
ベアベルト34a、34bの上面と平行するように板部
材36が装着されている。また、コンベアベルト34
a、34bは、モータ等を用いて構成されたコンベア駆
動装置39に連結されており、該コンベア駆動装置39
によって駆動される。
30を備えており、この支持台30の上面には、容器1
2を搬送するためのコンベア(搬送手段)32が設置さ
れている。コンベア32は互いに平行するように配され
た一組のコンベアベルト34a、34bを有しており、
これらコンベアベルト34a、34bの間には、該コン
ベアベルト34a、34bの上面と平行するように板部
材36が装着されている。また、コンベアベルト34
a、34bは、モータ等を用いて構成されたコンベア駆
動装置39に連結されており、該コンベア駆動装置39
によって駆動される。
【0022】コンベア32における搬送方向に沿った略
中央部分の側部側には、図3に示すように、一組のスト
ッパ40、42が前記搬送方向に沿って並ぶように配さ
れている。これらストッパ40、42は、それぞれ、後
述する固定用部材62a(図1参照)に固定されたスト
ッパ用シリンダ44、46を備えており、これらストッ
パ用シリンダ44、46のロッド48、50は、コンベ
アベルト34a、34bの上面(すなわち、容器12の
搬送路)近傍において、コンベア32の搬送方向と略直
交する方向に進退する。この場合、ロッド48、50の
先端部には、それぞれ、前記搬送路に進入して容器12
の搬送を阻止するためのストッパ部材52、54が取り
付けられている。なお、コンベア32上におけるストッ
パ40の上流側の位置を待機位置Aと記し、ストッパ4
2の上流側の位置を測定位置Bと記す。
中央部分の側部側には、図3に示すように、一組のスト
ッパ40、42が前記搬送方向に沿って並ぶように配さ
れている。これらストッパ40、42は、それぞれ、後
述する固定用部材62a(図1参照)に固定されたスト
ッパ用シリンダ44、46を備えており、これらストッ
パ用シリンダ44、46のロッド48、50は、コンベ
アベルト34a、34bの上面(すなわち、容器12の
搬送路)近傍において、コンベア32の搬送方向と略直
交する方向に進退する。この場合、ロッド48、50の
先端部には、それぞれ、前記搬送路に進入して容器12
の搬送を阻止するためのストッパ部材52、54が取り
付けられている。なお、コンベア32上におけるストッ
パ40の上流側の位置を待機位置Aと記し、ストッパ4
2の上流側の位置を測定位置Bと記す。
【0023】図1に示すように、測定位置Bにおけるコ
ンベア32の両側には、該コンベア32上に載置された
容器12の首部16を固定するための一対の押さえ装置
(容器固定手段)60a、60bが互いに対向するよう
に配されている。これら押さえ装置60a、60bは、
それぞれ、固定用部材62a、62bを介して支持台3
0に固定された押さえ用シリンダ64a、64bを備え
ており、これら押さえ用シリンダ64a、64bのロッ
ド66a、66bは、コンベア32の搬送方向と直交す
る方向に進退する。
ンベア32の両側には、該コンベア32上に載置された
容器12の首部16を固定するための一対の押さえ装置
(容器固定手段)60a、60bが互いに対向するよう
に配されている。これら押さえ装置60a、60bは、
それぞれ、固定用部材62a、62bを介して支持台3
0に固定された押さえ用シリンダ64a、64bを備え
ており、これら押さえ用シリンダ64a、64bのロッ
ド66a、66bは、コンベア32の搬送方向と直交す
る方向に進退する。
【0024】ロッド66a、66bの先端部には、それ
ぞれ、押さえヘッド68a、68bが取り付けられてい
る。これら押さえヘッド68a、68bの先端部側は略
板状に形成されており、さらにその先端部側には、図2
に示すように、容器12の首部16(特に、溝部17)
の形状に対応した凹部70a、70bがそれぞれ形成さ
れている。なお、押さえヘッド68a、68bの高さ方
向の位置は、前記首部16における溝部17の位置に対
応して調節されている。
ぞれ、押さえヘッド68a、68bが取り付けられてい
る。これら押さえヘッド68a、68bの先端部側は略
板状に形成されており、さらにその先端部側には、図2
に示すように、容器12の首部16(特に、溝部17)
の形状に対応した凹部70a、70bがそれぞれ形成さ
れている。なお、押さえヘッド68a、68bの高さ方
向の位置は、前記首部16における溝部17の位置に対
応して調節されている。
【0025】図1に示すように、コンベア32における
押さえ装置60a、60bに挟まれた部分(測定位置
B)には板部材36は装着されておらず、孔72が形成
されている。そして、この孔72の直下の位置には、容
器12を底部15側から押し上げ、該容器12内の圧力
を上昇させるための押し上げ装置(加圧手段)74が配
されている。この押し上げ装置74は、支持台30上に
固定された押し上げ用シリンダ76を備えており、この
押し上げ用シリンダ76のロッド78は、孔72を垂直
に貫く方向に進退する。また、ロッド78の先端部に
は、略板状の押し上げヘッド80が取り付けられてい
る。この場合、押し上げヘッド80の高さは、ロッド7
8が後退した状態において、該押し上げヘッド80の上
面の位置が、板部材36の上面の位置に対して、約5m
m低くなるように設定されている。
押さえ装置60a、60bに挟まれた部分(測定位置
B)には板部材36は装着されておらず、孔72が形成
されている。そして、この孔72の直下の位置には、容
器12を底部15側から押し上げ、該容器12内の圧力
を上昇させるための押し上げ装置(加圧手段)74が配
されている。この押し上げ装置74は、支持台30上に
固定された押し上げ用シリンダ76を備えており、この
押し上げ用シリンダ76のロッド78は、孔72を垂直
に貫く方向に進退する。また、ロッド78の先端部に
は、略板状の押し上げヘッド80が取り付けられてい
る。この場合、押し上げヘッド80の高さは、ロッド7
8が後退した状態において、該押し上げヘッド80の上
面の位置が、板部材36の上面の位置に対して、約5m
m低くなるように設定されている。
【0026】また、押し上げ用シリンダ76には、図示
しないストローク調整機構が設けられており、このスト
ローク調整機構によって、押し上げヘッド80が容器1
2の底部15を押し上げる量(すなわち、容器12内の
圧力の上昇量)を任意に設定することができる。
しないストローク調整機構が設けられており、このスト
ローク調整機構によって、押し上げヘッド80が容器1
2の底部15を押し上げる量(すなわち、容器12内の
圧力の上昇量)を任意に設定することができる。
【0027】一方、孔72の直上の位置には、容器12
内の圧力を検出するための圧力検出装置(圧力検出手
段)84が配されている。この圧力検出装置84は、支
持台30に固定されている支持柱86に固定用部材87
を介して取り付けられたゲージ用シリンダ88を備えて
おり、このゲージ用シリンダ88のロッド90は垂直方
向に沿って進退する。また、ロッド90の先端部には、
固定用部材92を介してプッシュプルゲージ(以下、単
に、ゲージとも記す。)94が取り付けられている。こ
の場合、ゲージ94は、ロッド90の進退に伴って垂直
方向に変位する。
内の圧力を検出するための圧力検出装置(圧力検出手
段)84が配されている。この圧力検出装置84は、支
持台30に固定されている支持柱86に固定用部材87
を介して取り付けられたゲージ用シリンダ88を備えて
おり、このゲージ用シリンダ88のロッド90は垂直方
向に沿って進退する。また、ロッド90の先端部には、
固定用部材92を介してプッシュプルゲージ(以下、単
に、ゲージとも記す。)94が取り付けられている。こ
の場合、ゲージ94は、ロッド90の進退に伴って垂直
方向に変位する。
【0028】ゲージ94の下端部には突起部98が設け
られており、この突起部98に加わる力は前記ゲージ9
4によって検出される。従って、容器12内部の圧力上
昇に伴って外側に凸となるように変形しているシール部
材20を前記突起部98によって内側に押し込んだ場合
には、このシール部材20の押し込みに要する押し込み
力がゲージ94によって検出される。この場合、この押
し込み力は、容器12の内部の圧力に対応している。
られており、この突起部98に加わる力は前記ゲージ9
4によって検出される。従って、容器12内部の圧力上
昇に伴って外側に凸となるように変形しているシール部
材20を前記突起部98によって内側に押し込んだ場合
には、このシール部材20の押し込みに要する押し込み
力がゲージ94によって検出される。この場合、この押
し込み力は、容器12の内部の圧力に対応している。
【0029】ゲージ用シリンダ88の高さ方向の位置
は、支持柱86に設けられた高さ調節部99によって調
節される。具体的には、ゲージ用シリンダ88の位置
は、ロッド90がリミット位置まで前進した状態におい
て、ゲージ94の突起部98の先端が容器12のシール
部22の上面に接する位置で停止するように調節されて
いる。
は、支持柱86に設けられた高さ調節部99によって調
節される。具体的には、ゲージ用シリンダ88の位置
は、ロッド90がリミット位置まで前進した状態におい
て、ゲージ94の突起部98の先端が容器12のシール
部22の上面に接する位置で停止するように調節されて
いる。
【0030】コンベア32の側部側であり、搬送方向に
対するストッパ42の下流側には、不良品排出装置(排
出手段)100が配されている。この不良品排出装置1
00は、後述する制御装置120において、シール状態
が不良であると判定された容器12を排出するように構
成されている。
対するストッパ42の下流側には、不良品排出装置(排
出手段)100が配されている。この不良品排出装置1
00は、後述する制御装置120において、シール状態
が不良であると判定された容器12を排出するように構
成されている。
【0031】具体的には、不良品排出装置100は、固
定用部材102を介して支持台30上に固定された排出
用シリンダ104を備えており、この排出用シリンダ1
04のロッド106は、コンベアベルト34a、34b
の上面近傍において、コンベア32の搬送方向と略直交
する方向に進退する。また、ロッド106の先端部に
は、容器12を後述する不良品排出シュート110に押
し出すための排出ヘッド108が取り付けられている。
この場合、排出ヘッド108は、ロッド106の進退動
作に伴って、容器12の搬送路を横切るように変位す
る。なお、コンベア32上における排出ヘッド108が
横切る位置を排出位置Cと記す。
定用部材102を介して支持台30上に固定された排出
用シリンダ104を備えており、この排出用シリンダ1
04のロッド106は、コンベアベルト34a、34b
の上面近傍において、コンベア32の搬送方向と略直交
する方向に進退する。また、ロッド106の先端部に
は、容器12を後述する不良品排出シュート110に押
し出すための排出ヘッド108が取り付けられている。
この場合、排出ヘッド108は、ロッド106の進退動
作に伴って、容器12の搬送路を横切るように変位す
る。なお、コンベア32上における排出ヘッド108が
横切る位置を排出位置Cと記す。
【0032】コンベア32の側部であり、該コンベア3
2を挟んで前記不良品排出装置100と対向する位置に
は、該不良品排出装置100の排出ヘッド108によっ
て前記コンベア32から押し出された容器12を搬送す
るための不良品排出シュート110が接続されている。
なお、この不良品排出シュート110に代えて、コンベ
アを設けるようにしてもよい。
2を挟んで前記不良品排出装置100と対向する位置に
は、該不良品排出装置100の排出ヘッド108によっ
て前記コンベア32から押し出された容器12を搬送す
るための不良品排出シュート110が接続されている。
なお、この不良品排出シュート110に代えて、コンベ
アを設けるようにしてもよい。
【0033】支持台30の下部側に設けられた空間(図
示せず)には、図4に示す制御装置(判定手段)120
が配されている。この制御装置120は、コンベア3
2、ストッパ40、42、押さえ装置60a、60b、
押し上げ装置74、圧力検出装置84、不良品排出装置
100等を制御するとともに、容器12のシール部22
におけるシール状態の良/不良の判定を行う機能を備え
ている。
示せず)には、図4に示す制御装置(判定手段)120
が配されている。この制御装置120は、コンベア3
2、ストッパ40、42、押さえ装置60a、60b、
押し上げ装置74、圧力検出装置84、不良品排出装置
100等を制御するとともに、容器12のシール部22
におけるシール状態の良/不良の判定を行う機能を備え
ている。
【0034】具体的には、制御装置120は、コンベア
32を構成するコンベア駆動装置39、ストッパ40、
42を構成するストッパ用シリンダ44、46、押さえ
装置60a、60bを構成する押さえ用シリンダ64
a、64b、押し上げ装置74を構成する押し上げ用シ
リンダ76、圧力検出装置84を構成するゲージ用シリ
ンダ88および不良品排出装置100を構成する排出用
シリンダ104と、それぞれ、電気的に接続されてい
る。そして、これらコンベア駆動装置39、ストッパ用
シリンダ44、46、押さえ用シリンダ64a、64
b、押し上げ用シリンダ76、ゲージ用シリンダ88お
よび排出用シリンダ104は、制御装置120からの制
御信号(Sa、Sb、Sc、Sd、Se、Sf、Sg、
Si)に基づいて駆動される。
32を構成するコンベア駆動装置39、ストッパ40、
42を構成するストッパ用シリンダ44、46、押さえ
装置60a、60bを構成する押さえ用シリンダ64
a、64b、押し上げ装置74を構成する押し上げ用シ
リンダ76、圧力検出装置84を構成するゲージ用シリ
ンダ88および不良品排出装置100を構成する排出用
シリンダ104と、それぞれ、電気的に接続されてい
る。そして、これらコンベア駆動装置39、ストッパ用
シリンダ44、46、押さえ用シリンダ64a、64
b、押し上げ用シリンダ76、ゲージ用シリンダ88お
よび排出用シリンダ104は、制御装置120からの制
御信号(Sa、Sb、Sc、Sd、Se、Sf、Sg、
Si)に基づいて駆動される。
【0035】なお、前記各シリンダ(44、46、64
a、64b、76、88、104)を制御するための制
御信号(Sa、Sb、Sc、Sd、Se、Sf、Sg、
Si)は、実際には、これらシリンダ(44、46、6
4a、64b、76、88、104)の駆動を制御する
ためのレギュレータ(図示せず)に対して出力される。
a、64b、76、88、104)を制御するための制
御信号(Sa、Sb、Sc、Sd、Se、Sf、Sg、
Si)は、実際には、これらシリンダ(44、46、6
4a、64b、76、88、104)の駆動を制御する
ためのレギュレータ(図示せず)に対して出力される。
【0036】また、制御装置120は、ゲージ94と電
気的に接続されており、このゲージ94から供給される
検出信号Shに基づいて、後述するシール状態の良/不
良の判定を行う。
気的に接続されており、このゲージ94から供給される
検出信号Shに基づいて、後述するシール状態の良/不
良の判定を行う。
【0037】本実施の形態に係る検査装置10は、基本
的には以上のように構成されるものであり、次に、その
動作および作用効果について説明する。
的には以上のように構成されるものであり、次に、その
動作および作用効果について説明する。
【0038】図5および図6は、検査装置10の、主
に、制御装置120における処理を示すフローチャート
であり、図8は、前記図5中、ステップS7における処
理を示すフローチャートである。また、図7A〜図7D
は、容器12を保持し、該容器12を加圧し、該容器1
2内の圧力を検出する工程を示している。
に、制御装置120における処理を示すフローチャート
であり、図8は、前記図5中、ステップS7における処
理を示すフローチャートである。また、図7A〜図7D
は、容器12を保持し、該容器12を加圧し、該容器1
2内の圧力を検出する工程を示している。
【0039】図5に示すように、ステップS1におい
て、制御装置120からコンベア32を構成するコンベ
ア駆動装置39に対して駆動を指示する制御信号Saが
供給されると(図4参照)、この制御信号Saに従って
コンベア駆動装置39が駆動され、これに伴ってコンベ
アベルト34a、34bが回転駆動される(図1参
照)。そして、コンベアベルト34a、34b上に載置
された容器12の搬送が開始される。なお、コンベアベ
ルト34a、34b上に、同時に複数の容器12を載置
して、これら容器12を順次搬送するようにしてもよ
い。
て、制御装置120からコンベア32を構成するコンベ
ア駆動装置39に対して駆動を指示する制御信号Saが
供給されると(図4参照)、この制御信号Saに従って
コンベア駆動装置39が駆動され、これに伴ってコンベ
アベルト34a、34bが回転駆動される(図1参
照)。そして、コンベアベルト34a、34b上に載置
された容器12の搬送が開始される。なお、コンベアベ
ルト34a、34b上に、同時に複数の容器12を載置
して、これら容器12を順次搬送するようにしてもよ
い。
【0040】気密性の検査を行おうとする容器12が測
定位置Bに到達すると、ステップS2において、制御装
置120からストッパ40、42を構成するストッパ用
シリンダ44、46に対して、前進を指示する制御信号
Sb、Scが、それぞれ、同時に、または、所定の時差
をおいて出力される(図4参照)。この制御信号Sb、
Scに従ってストッパ用シリンダ44、46が駆動さ
れ、ロッド48、50がコンベア32上における容器1
2の搬送路に向かって前進する(図3参照)。このと
き、ロッド48、50の先端部に取り付けられたストッ
パ部材52、54が前記搬送路に進入し、容器12の搬
送を阻止する。これによって、各ストッパ40、42の
上流側の位置(すなわち、待機位置Aおよび測定位置
B)において、容器12の搬送が阻止される。
定位置Bに到達すると、ステップS2において、制御装
置120からストッパ40、42を構成するストッパ用
シリンダ44、46に対して、前進を指示する制御信号
Sb、Scが、それぞれ、同時に、または、所定の時差
をおいて出力される(図4参照)。この制御信号Sb、
Scに従ってストッパ用シリンダ44、46が駆動さ
れ、ロッド48、50がコンベア32上における容器1
2の搬送路に向かって前進する(図3参照)。このと
き、ロッド48、50の先端部に取り付けられたストッ
パ部材52、54が前記搬送路に進入し、容器12の搬
送を阻止する。これによって、各ストッパ40、42の
上流側の位置(すなわち、待機位置Aおよび測定位置
B)において、容器12の搬送が阻止される。
【0041】なお、制御装置120から前進を指示する
制御信号Sb、Scを出力するタイミングは、図示しな
い計時手段で得られた時間に基づいて決定するようにし
てもよく、図示しないセンサによって検出された容器1
2の位置に基づいて決定するようにしてもよい。
制御信号Sb、Scを出力するタイミングは、図示しな
い計時手段で得られた時間に基づいて決定するようにし
てもよく、図示しないセンサによって検出された容器1
2の位置に基づいて決定するようにしてもよい。
【0042】次に、ステップS3において、制御装置1
20から押さえ装置60a、60bを構成する押さえ用
シリンダ64a、64bに対して、前進を指示する制御
信号Sd、Seが供給されると(図4参照)、この制御
信号Sd、Seに従って押さえ用シリンダ64a、64
bが駆動され、ロッド66a、66bが容器12側に向
かって前進する(図1参照)。このとき、図7Bに示す
ように、ロッド66a、66bの先端部に取り付けられ
た押さえヘッド68a、68bの凹部70a、70bに
よって、容器12の首部16に形成された溝部17が挟
まれることにより、前記容器12が保持される。
20から押さえ装置60a、60bを構成する押さえ用
シリンダ64a、64bに対して、前進を指示する制御
信号Sd、Seが供給されると(図4参照)、この制御
信号Sd、Seに従って押さえ用シリンダ64a、64
bが駆動され、ロッド66a、66bが容器12側に向
かって前進する(図1参照)。このとき、図7Bに示す
ように、ロッド66a、66bの先端部に取り付けられ
た押さえヘッド68a、68bの凹部70a、70bに
よって、容器12の首部16に形成された溝部17が挟
まれることにより、前記容器12が保持される。
【0043】続くステップS4において、制御装置12
0から押し上げ装置74を構成する押し上げ用シリンダ
76に対して前進を指示する制御信号Sfが供給される
と(図4参照)、この制御信号Sfに従って前記押し上
げ用シリンダ76が駆動され、ロッド78が上方向に前
進する(図1参照)。そして、図7Cに示すように、ロ
ッド78の先端部に取り付けられた押し上げヘッド80
によって容器12の底部15が押し上げられ、胴体部1
4が縮められる。このとき、容器12の内部が加圧さ
れ、圧力の上昇に伴ってシール部22が上方向に突出す
る。
0から押し上げ装置74を構成する押し上げ用シリンダ
76に対して前進を指示する制御信号Sfが供給される
と(図4参照)、この制御信号Sfに従って前記押し上
げ用シリンダ76が駆動され、ロッド78が上方向に前
進する(図1参照)。そして、図7Cに示すように、ロ
ッド78の先端部に取り付けられた押し上げヘッド80
によって容器12の底部15が押し上げられ、胴体部1
4が縮められる。このとき、容器12の内部が加圧さ
れ、圧力の上昇に伴ってシール部22が上方向に突出す
る。
【0044】そして、ステップS5において、制御装置
120から圧力検出装置84を構成するゲージ用シリン
ダ88に対して前進を指示する制御信号Sgが供給され
ると(図4参照)、この制御信号Sgに従って前記ゲー
ジ用シリンダ88が駆動される。このとき、ロッド90
が下方向に前進し、これに伴って、前記ロッド90に連
結されたゲージ94が同じく下方向に変位する。そし
て、図7Dに示すように、容器12の内部の圧力上昇に
伴って突出しているシール部22がゲージ94の突起部
98によって押し込まれる。
120から圧力検出装置84を構成するゲージ用シリン
ダ88に対して前進を指示する制御信号Sgが供給され
ると(図4参照)、この制御信号Sgに従って前記ゲー
ジ用シリンダ88が駆動される。このとき、ロッド90
が下方向に前進し、これに伴って、前記ロッド90に連
結されたゲージ94が同じく下方向に変位する。そし
て、図7Dに示すように、容器12の内部の圧力上昇に
伴って突出しているシール部22がゲージ94の突起部
98によって押し込まれる。
【0045】ゲージ94の突起部98がシール部22を
押し込む際に、この押し込みに要する押し込み力が、前
記ゲージ94によって、圧力を示す測定値Pとして検出
されると、この測定値Pは、検出信号Shとして制御装
置120に供給される(図4参照)。そして、ステップ
S6において、制御装置120による検出信号Shの取
り込みが開始される。このとき、制御装置120の図示
しない計時手段においては、検出信号Shの供給が開始
された時点(シール部22の押し込みが開始された時点
と同じである。)を測定開始時点T0として、測定時間
Tの計時が開始される。
押し込む際に、この押し込みに要する押し込み力が、前
記ゲージ94によって、圧力を示す測定値Pとして検出
されると、この測定値Pは、検出信号Shとして制御装
置120に供給される(図4参照)。そして、ステップ
S6において、制御装置120による検出信号Shの取
り込みが開始される。このとき、制御装置120の図示
しない計時手段においては、検出信号Shの供給が開始
された時点(シール部22の押し込みが開始された時点
と同じである。)を測定開始時点T0として、測定時間
Tの計時が開始される。
【0046】制御装置120は、続くステップS7にお
いて、測定値P(容器12内の圧力)に基づいて容器1
2の気密性を判断する。このステップS7で行われる処
理について、図8のフローチャートを参照しながら説明
する。
いて、測定値P(容器12内の圧力)に基づいて容器1
2の気密性を判断する。このステップS7で行われる処
理について、図8のフローチャートを参照しながら説明
する。
【0047】ステップS21において、前記測定開始時
点T0から第1の所定時間T1(例えば、T1=1〜2
sであり、好ましくは、T1=1.5sである。)経過
後に得られた測定値Pが、第1測定値(第1の圧力)P
aとして取り込まれる。
点T0から第1の所定時間T1(例えば、T1=1〜2
sであり、好ましくは、T1=1.5sである。)経過
後に得られた測定値Pが、第1測定値(第1の圧力)P
aとして取り込まれる。
【0048】そして、ステップS22において、第1測
定値Paの大きさに基づく第1の判定処理が行われる。
具体的には、前記第1測定値Paと所定の基準値Pa0
(例えば、Pa0=800g)との比較が行われ、第1
測定値Paが基準値Pa0以上である場合は、容器12
の気密性が確保されている(シール状態が良)と判断さ
れ、一方、第1測定値Paが基準値Pa0未満である場
合は、容器12の気密性が確保されていない(シール状
態が不良)と判断される。なお、このステップS22の
処理は、制御装置120における第1の判定手段を構成
している。
定値Paの大きさに基づく第1の判定処理が行われる。
具体的には、前記第1測定値Paと所定の基準値Pa0
(例えば、Pa0=800g)との比較が行われ、第1
測定値Paが基準値Pa0以上である場合は、容器12
の気密性が確保されている(シール状態が良)と判断さ
れ、一方、第1測定値Paが基準値Pa0未満である場
合は、容器12の気密性が確保されていない(シール状
態が不良)と判断される。なお、このステップS22の
処理は、制御装置120における第1の判定手段を構成
している。
【0049】前記ステップS22において、第1測定値
Paが基準値Pa0より大きい(YES)と判断された
場合には、次のステップS23に移行する。
Paが基準値Pa0より大きい(YES)と判断された
場合には、次のステップS23に移行する。
【0050】ステップS23においては、測定開始時点
T0から第2の所定時間T2(例えば、T2=3〜5s
であり、好ましくは、T2=4sである。)経過後に得
られた測定値Pが、第2測定値(第2の圧力)Pbとし
て取り込まれる。そして、ステップS24において、第
2測定値Pbの第1測定値Paに対する減少率αが求め
られる。
T0から第2の所定時間T2(例えば、T2=3〜5s
であり、好ましくは、T2=4sである。)経過後に得
られた測定値Pが、第2測定値(第2の圧力)Pbとし
て取り込まれる。そして、ステップS24において、第
2測定値Pbの第1測定値Paに対する減少率αが求め
られる。
【0051】続くステップS25においては、前記減少
率αに基づく第2の判定処理が行われる。具体的には、
減少率αと所定の基準値α0(例えば、α0=10%)
との比較が行われ、減少率αが基準値α0以下である場
合には、容器12の気密性が確保されている(シール状
態が良)と判断され、一方、減少率αが基準値α0より
大きい場合には、容器12の気密性が確保されていない
(シール状態が不良)と判断される。なお、このステッ
プS25の処理は、制御装置120における第2の判定
手段を構成している。
率αに基づく第2の判定処理が行われる。具体的には、
減少率αと所定の基準値α0(例えば、α0=10%)
との比較が行われ、減少率αが基準値α0以下である場
合には、容器12の気密性が確保されている(シール状
態が良)と判断され、一方、減少率αが基準値α0より
大きい場合には、容器12の気密性が確保されていない
(シール状態が不良)と判断される。なお、このステッ
プS25の処理は、制御装置120における第2の判定
手段を構成している。
【0052】前記ステップS25において、減少率αが
基準値α0以下である(YES)と判断された場合に
は、容器12のシール部22におけるシール状態が良
(OK)であるものとして、次のステップS26におい
て、シール状態を表すフラグFがF=1とされる。
基準値α0以下である(YES)と判断された場合に
は、容器12のシール部22におけるシール状態が良
(OK)であるものとして、次のステップS26におい
て、シール状態を表すフラグFがF=1とされる。
【0053】一方、前記ステップS25において、減少
率αが基準値α0より大きい(NO)と判断された場合
には、容器12のシール部22におけるシール状態が不
良(NG)であるものとして、次のステップS27にお
いて、シール状態を表すフラグFがF=0とされる。
率αが基準値α0より大きい(NO)と判断された場合
には、容器12のシール部22におけるシール状態が不
良(NG)であるものとして、次のステップS27にお
いて、シール状態を表すフラグFがF=0とされる。
【0054】なお、このフラグFは、F=1はシール状
態が良であることを示し、F=0はシール状態が不良で
あることを示している。
態が良であることを示し、F=0はシール状態が不良で
あることを示している。
【0055】また、前記ステップS22において、第1
測定値Paが基準値Pa0未満である(NO)と判断さ
れた場合にも、容器12のシール部22におけるシール
状態が不良(NG)であるものとして、前記ステップS
27の処理が行われる。
測定値Paが基準値Pa0未満である(NO)と判断さ
れた場合にも、容器12のシール部22におけるシール
状態が不良(NG)であるものとして、前記ステップS
27の処理が行われる。
【0056】以上のステップS21〜S27の処理にお
いて、容器12の気密性が判断されると、続いて、図5
に示すステップS8の処理が行われる。
いて、容器12の気密性が判断されると、続いて、図5
に示すステップS8の処理が行われる。
【0057】ステップS8において、制御装置120に
よる測定値P(検出信号Sh)の取り込み処理が停止さ
れる(図4参照)。そして、続くステップS9におい
て、制御装置120からゲージ用シリンダ88に対して
後退を指示する制御信号Sgが供給されると、この制御
信号Sgに従って前記ゲージ用シリンダ88が駆動され
る(図4参照)。このとき、ロッド90が上方向に後退
し、これに伴って、前記ロッド90に連結されたゲージ
94が同じく上方向に変位し、ゲージ94の突起部98
によるシール部22の押し込みが終了する(図1参
照)。
よる測定値P(検出信号Sh)の取り込み処理が停止さ
れる(図4参照)。そして、続くステップS9におい
て、制御装置120からゲージ用シリンダ88に対して
後退を指示する制御信号Sgが供給されると、この制御
信号Sgに従って前記ゲージ用シリンダ88が駆動され
る(図4参照)。このとき、ロッド90が上方向に後退
し、これに伴って、前記ロッド90に連結されたゲージ
94が同じく上方向に変位し、ゲージ94の突起部98
によるシール部22の押し込みが終了する(図1参
照)。
【0058】次いで、図6に示すように、ステップS1
0において、制御装置120から押し上げ用シリンダ7
6に対して後退を指示する制御信号Sfが供給される
と、この制御信号Sfに従って前記押し上げ用シリンダ
76が駆動される(図4参照)。そして、ロッド78が
下方向に後退し、これに伴って、前記ロッド78の先端
部に取り付けられた押し上げヘッド80が元の位置(押
し上げヘッド80の上面の位置が板部材36の上面の位
置に対して、約5mm低くなる位置)まで下降すると、
容器12の加圧が解除され、該容器12が再び前記コン
ベアベルト34a、34b上に載置される(図1参
照)。
0において、制御装置120から押し上げ用シリンダ7
6に対して後退を指示する制御信号Sfが供給される
と、この制御信号Sfに従って前記押し上げ用シリンダ
76が駆動される(図4参照)。そして、ロッド78が
下方向に後退し、これに伴って、前記ロッド78の先端
部に取り付けられた押し上げヘッド80が元の位置(押
し上げヘッド80の上面の位置が板部材36の上面の位
置に対して、約5mm低くなる位置)まで下降すると、
容器12の加圧が解除され、該容器12が再び前記コン
ベアベルト34a、34b上に載置される(図1参
照)。
【0059】続くステップS11において、制御装置1
20から押さえ用シリンダ64a、64bに対して、後
退を指示する制御信号Sd、Seが供給されると、この
制御信号Sd、Seに従って押さえ用シリンダ64a、
64bが駆動される(図4参照)。そして、ロッド66
a、66bが容器12から離れる方向に後退すると、ロ
ッド66a、66bの先端部に取り付けられた押さえヘ
ッド68a、68bの凹部70a、70bが容器12の
首部16に形成された溝部17から離れ、前記押さえヘ
ッド68a、68bによる前記容器12の保持状態が解
除される(図1参照)。
20から押さえ用シリンダ64a、64bに対して、後
退を指示する制御信号Sd、Seが供給されると、この
制御信号Sd、Seに従って押さえ用シリンダ64a、
64bが駆動される(図4参照)。そして、ロッド66
a、66bが容器12から離れる方向に後退すると、ロ
ッド66a、66bの先端部に取り付けられた押さえヘ
ッド68a、68bの凹部70a、70bが容器12の
首部16に形成された溝部17から離れ、前記押さえヘ
ッド68a、68bによる前記容器12の保持状態が解
除される(図1参照)。
【0060】そして、ステップS12において、制御装
置120からストッパ用シリンダ44、46に対して後
退を指示する制御信号Sb、Scがそれぞれ出力され、
この制御信号Sb、Scに従ってストッパ用シリンダ4
4、46が駆動される(図4参照)。これに伴って、ロ
ッド48、50とともにストッパ部材52、54が搬送
路から後退すると、該ストッパ部材52、54による容
器12の搬送阻止状態が解除され、コンベア32による
容器12の搬送が開始される(図3参照)。
置120からストッパ用シリンダ44、46に対して後
退を指示する制御信号Sb、Scがそれぞれ出力され、
この制御信号Sb、Scに従ってストッパ用シリンダ4
4、46が駆動される(図4参照)。これに伴って、ロ
ッド48、50とともにストッパ部材52、54が搬送
路から後退すると、該ストッパ部材52、54による容
器12の搬送阻止状態が解除され、コンベア32による
容器12の搬送が開始される(図3参照)。
【0061】続くステップS13においては、前記ステ
ップS2と同様の処理が行われる。すなわち、ストッパ
部材52、54によって容器12の搬送が阻止される。
このとき、測定位置Bにあった容器12は排出位置Cに
移動し、待機位置Aにあった容器12は測定位置Bに移
動している。また、新たな容器12が待機位置Aに搬送
されている。
ップS2と同様の処理が行われる。すなわち、ストッパ
部材52、54によって容器12の搬送が阻止される。
このとき、測定位置Bにあった容器12は排出位置Cに
移動し、待機位置Aにあった容器12は測定位置Bに移
動している。また、新たな容器12が待機位置Aに搬送
されている。
【0062】次に、ステップS14において、前記ステ
ップS26およびS27で求められたフラグFに基づい
て、排出位置Cに到達した容器12を不良品排出シュー
ト110に排出するかどうかの選択が行われる。具体的
には、フラグFがF=0(NG:シール状態が不良)で
あり、このステップS14における判定結果がYESで
あった場合には、容器12を不良品排出シュート110
に排出する必要があるため、ステップS15の処理に移
行する。
ップS26およびS27で求められたフラグFに基づい
て、排出位置Cに到達した容器12を不良品排出シュー
ト110に排出するかどうかの選択が行われる。具体的
には、フラグFがF=0(NG:シール状態が不良)で
あり、このステップS14における判定結果がYESで
あった場合には、容器12を不良品排出シュート110
に排出する必要があるため、ステップS15の処理に移
行する。
【0063】ステップS15においては、容器12が排
出位置Cに到達するタイミングで、制御装置120から
不良品排出装置100を構成する排出用シリンダ104
に対して、前進を指示する制御信号Siが供給される
(図4参照)。この制御信号Siに従って排出用シリン
ダ104が駆動され、ロッド106が前進すると、これ
に伴って、前記ロッド106に取り付けられた排出ヘッ
ド108が前進し、コンベア32上を搬送されている容
器12を不良品排出シュート110上に押し出す(図1
参照)。次いで、ステップS16において、制御装置1
20から排出用シリンダ104に対して後退を指示する
制御信号Siが供給されると、この制御信号Siに従っ
て排出用シリンダ104が駆動され(図4参照)、ロッ
ド106とともに排出ヘッド108が後退する(図1参
照)。
出位置Cに到達するタイミングで、制御装置120から
不良品排出装置100を構成する排出用シリンダ104
に対して、前進を指示する制御信号Siが供給される
(図4参照)。この制御信号Siに従って排出用シリン
ダ104が駆動され、ロッド106が前進すると、これ
に伴って、前記ロッド106に取り付けられた排出ヘッ
ド108が前進し、コンベア32上を搬送されている容
器12を不良品排出シュート110上に押し出す(図1
参照)。次いで、ステップS16において、制御装置1
20から排出用シリンダ104に対して後退を指示する
制御信号Siが供給されると、この制御信号Siに従っ
て排出用シリンダ104が駆動され(図4参照)、ロッ
ド106とともに排出ヘッド108が後退する(図1参
照)。
【0064】一方、フラグFがF=1(OK:シール状
態が良)であり、前記ステップS14における判定結果
がNOであった場合には、容器12を不良品排出シュー
ト110に排出する必要がないため、ステップS15お
よびS16の処理は行われない。
態が良)であり、前記ステップS14における判定結果
がNOであった場合には、容器12を不良品排出シュー
ト110に排出する必要がないため、ステップS15お
よびS16の処理は行われない。
【0065】以上のステップS14〜S16における、
容器12の排出/非排出処理が行われた直後、ステップ
S3の処理に戻り、測定位置Bに搬送されている次の容
器12に対する圧力(測定値P)の検出処理が行われ
る。すなわち、本実施の形態においては、連続して搬送
されている2つの容器12のうち、前側の容器12に対
する排出/非排出処理と、後ろ側の容器12に対する圧
力の検出処理とが、ほぼ同時に行われる。
容器12の排出/非排出処理が行われた直後、ステップ
S3の処理に戻り、測定位置Bに搬送されている次の容
器12に対する圧力(測定値P)の検出処理が行われ
る。すなわち、本実施の形態においては、連続して搬送
されている2つの容器12のうち、前側の容器12に対
する排出/非排出処理と、後ろ側の容器12に対する圧
力の検出処理とが、ほぼ同時に行われる。
【0066】次に、容器12のシール部22におけるシ
ール状態と、図5中、ステップS7(図8中、ステップ
S21〜S27)の処理における前記シール状態の良/
不良の判定結果との関係について、具体例をあげて説明
する。
ール状態と、図5中、ステップS7(図8中、ステップ
S21〜S27)の処理における前記シール状態の良/
不良の判定結果との関係について、具体例をあげて説明
する。
【0067】図9、図11、図13および図15は、そ
れぞれ、上面側から見たシール部22のシール状態の一
例を示しており、図10、図12、図14および図16
は、ぞれぞれ、前記図9、図11、図13および図15
に示したシール状態におけるシール部22から得られた
測定値Pの測定時間Tに対する変化を示している。
れぞれ、上面側から見たシール部22のシール状態の一
例を示しており、図10、図12、図14および図16
は、ぞれぞれ、前記図9、図11、図13および図15
に示したシール状態におけるシール部22から得られた
測定値Pの測定時間Tに対する変化を示している。
【0068】図9に示すように、容器12の開口部18
の周縁部(すなわち、首部16の上端面)にシール部材
20が隙間なく接着されている場合には、容器12内の
気密性が確保されているため、図10に示すように、第
1測定値Paは基準値Pa0を上回り、減少率αは基準
値α0を下回ることとなる。従って、図8に示したステ
ップS22およびS25の処理においては、シール部2
2のシール状態は良であると判定される。
の周縁部(すなわち、首部16の上端面)にシール部材
20が隙間なく接着されている場合には、容器12内の
気密性が確保されているため、図10に示すように、第
1測定値Paは基準値Pa0を上回り、減少率αは基準
値α0を下回ることとなる。従って、図8に示したステ
ップS22およびS25の処理においては、シール部2
2のシール状態は良であると判定される。
【0069】これに対して、図11に示すように、首部
16の上端面とシール部材20との間にずれaが生じて
いる場合や、前記シール部材20の一部分に捲れ(図示
せず)が生じている場合には、容器12内の気密性は全
く確保されていないため、図12に示すように、第1測
定値Paは基準値Pa0を下回ることとなる。従って、
図8に示したステップS22における第1の判定処理に
よって、シール状態が不良であると判定される。
16の上端面とシール部材20との間にずれaが生じて
いる場合や、前記シール部材20の一部分に捲れ(図示
せず)が生じている場合には、容器12内の気密性は全
く確保されていないため、図12に示すように、第1測
定値Paは基準値Pa0を下回ることとなる。従って、
図8に示したステップS22における第1の判定処理に
よって、シール状態が不良であると判定される。
【0070】また、図13に示すように、首部16の上
端面とシール部材20との接着部分の一部に接着不良b
が生じている場合にも、容器12内の気密性が確保され
ていないため、図14に示すように、第1測定値Paは
基準値Pa0を下回ることとなる。従って、図8に示し
たステップS22における第1の判定処理によって、シ
ール状態が不良であると判定される。
端面とシール部材20との接着部分の一部に接着不良b
が生じている場合にも、容器12内の気密性が確保され
ていないため、図14に示すように、第1測定値Paは
基準値Pa0を下回ることとなる。従って、図8に示し
たステップS22における第1の判定処理によって、シ
ール状態が不良であると判定される。
【0071】さらに、図15に示すように、シール部材
20における首部16の上端面との接着部分に皺c等が
生じている場合には、シール部22に微少な漏れが生じ
ることとなるため、容器12内の気密性が十分には確保
されていない。このため、図16に示すように、第1測
定値Paは基準値Pa0を上回るものの、減少率αが基
準値α0を上回ってしまう。従って、この場合には、図
8に示したステップS25における第2の判定処理によ
って、シール状態が不良であると判定される。
20における首部16の上端面との接着部分に皺c等が
生じている場合には、シール部22に微少な漏れが生じ
ることとなるため、容器12内の気密性が十分には確保
されていない。このため、図16に示すように、第1測
定値Paは基準値Pa0を上回るものの、減少率αが基
準値α0を上回ってしまう。従って、この場合には、図
8に示したステップS25における第2の判定処理によ
って、シール状態が不良であると判定される。
【0072】このように、本実施の形態に係る検査装置
10においては、容器12内の気密性が大きく損なわれ
ている場合には、該容器12内の圧力に対応する測定値
P(実際には、第1測定値Pa)を基準値Pa0と比較
する第1の判定処理によって前記気密性を検査し、前記
容器12内の気密性がわずかに損なわれている場合に
は、前記測定値Pの減少率αを基準値α0と比較する第
2の判定処理によって前記気密性を検査するようにして
いる。従って、検査時間の短縮化を図ることができると
ともに、気密性がわずかに損なわれている容器12に対
しても、気密性の検査を確実に行うことができる。
10においては、容器12内の気密性が大きく損なわれ
ている場合には、該容器12内の圧力に対応する測定値
P(実際には、第1測定値Pa)を基準値Pa0と比較
する第1の判定処理によって前記気密性を検査し、前記
容器12内の気密性がわずかに損なわれている場合に
は、前記測定値Pの減少率αを基準値α0と比較する第
2の判定処理によって前記気密性を検査するようにして
いる。従って、検査時間の短縮化を図ることができると
ともに、気密性がわずかに損なわれている容器12に対
しても、気密性の検査を確実に行うことができる。
【0073】また、第2の判定処理においては、気密性
の検査を測定値Pの減少率αに基づいて行うことによっ
て、容器12の形状にばらつきがある場合にも、気密性
の検査を確実に行うことができる。
の検査を測定値Pの減少率αに基づいて行うことによっ
て、容器12の形状にばらつきがある場合にも、気密性
の検査を確実に行うことができる。
【0074】さらに、検査装置10においては、容器1
2のシール部22における気密性だけでなく、容器12
自体の気密性をも同時に検査することができる。
2のシール部22における気密性だけでなく、容器12
自体の気密性をも同時に検査することができる。
【0075】さらにまた、検査装置10は、容器12の
首部16を固定するための押さえ装置60a、60b
と、前記容器12の胴体部14を縮めて、その内部の圧
力を上昇させるための押し上げ装置74と、内部の圧力
上昇に伴って突出しているシール部22を内方向に押し
込む際に要する押し込み力を測定値Pとして検出するた
めの圧力検出装置84と、前記測定値Pに基づいて気密
性の判定を行うための制御装置120とによって構成さ
れている。このため、容器12の気密性の検査を自動的
に容易に行うことができる。
首部16を固定するための押さえ装置60a、60b
と、前記容器12の胴体部14を縮めて、その内部の圧
力を上昇させるための押し上げ装置74と、内部の圧力
上昇に伴って突出しているシール部22を内方向に押し
込む際に要する押し込み力を測定値Pとして検出するた
めの圧力検出装置84と、前記測定値Pに基づいて気密
性の判定を行うための制御装置120とによって構成さ
れている。このため、容器12の気密性の検査を自動的
に容易に行うことができる。
【0076】またさらに、検査装置10は、容器12を
待機位置A、測定位置Bおよび排出位置Cに順次搬送す
るためのコンベア32を備えているとともに、制御装置
120において、気密性が損なわれていると判定された
容器12を前記コンベア32から排出するための不良品
排出装置100を備えているため、前記容器12の気密
性の検査を連続的に行うことが可能である。従って、こ
の検査装置10を、容器12に食品や薬品等の内容物を
充填するための充填ラインに組み込むことも可能であ
る。
待機位置A、測定位置Bおよび排出位置Cに順次搬送す
るためのコンベア32を備えているとともに、制御装置
120において、気密性が損なわれていると判定された
容器12を前記コンベア32から排出するための不良品
排出装置100を備えているため、前記容器12の気密
性の検査を連続的に行うことが可能である。従って、こ
の検査装置10を、容器12に食品や薬品等の内容物を
充填するための充填ラインに組み込むことも可能であ
る。
【0077】なお、本実施の形態に係る検査装置10に
おいては、容器12の胴体部14は蛇腹状に形成されて
いるが、高さ方向に伸縮自在であれば、他の構造を有す
る容器を採用することも可能である。また、胴体部14
の構造として、高さ方向ではなく、幅方向への変形が容
易な構造を採用することも可能であるが、この場合、図
1に示す押し上げ装置74に代えて、容器12を幅方向
に圧縮する装置が用いられる。
おいては、容器12の胴体部14は蛇腹状に形成されて
いるが、高さ方向に伸縮自在であれば、他の構造を有す
る容器を採用することも可能である。また、胴体部14
の構造として、高さ方向ではなく、幅方向への変形が容
易な構造を採用することも可能であるが、この場合、図
1に示す押し上げ装置74に代えて、容器12を幅方向
に圧縮する装置が用いられる。
【0078】
【発明の効果】本発明に係る容器の気密性検査装置は、
加圧された容器内部の圧力の減少率に基づいて該容器の
気密性を検査するように構成されているため、前記容器
のシール部に微少な漏れが生じている場合にも、容器の
気密性の検査を確実に行うことができる。
加圧された容器内部の圧力の減少率に基づいて該容器の
気密性を検査するように構成されているため、前記容器
のシール部に微少な漏れが生じている場合にも、容器の
気密性の検査を確実に行うことができる。
【0079】また、前記容器の気密性検査装置は、容器
固定手段によって容器を固定し、加圧手段によって前記
容器を加圧して該容器内の圧力を上昇させ、圧力検出手
段によって前記容器内の圧力を検出し、判定手段によっ
て前記容器の気密性を判定するように構成されているた
め、該検査を容易に行うことができる。
固定手段によって容器を固定し、加圧手段によって前記
容器を加圧して該容器内の圧力を上昇させ、圧力検出手
段によって前記容器内の圧力を検出し、判定手段によっ
て前記容器の気密性を判定するように構成されているた
め、該検査を容易に行うことができる。
【図1】本発明の実施の形態が適用された検査装置を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1に示した検査装置における検査対象である
容器を示す斜視図である。
容器を示す斜視図である。
【図3】図1に示した検査装置を示す一部省略平面図で
ある。
ある。
【図4】図1に示した検査装置の制御を示すブロック図
である。
である。
【図5】図4に示した検査装置の、主に、制御装置にお
ける処理を示すフローチャートである。
ける処理を示すフローチャートである。
【図6】図4に示した検査装置の、主に、制御装置にお
ける処理を示すフローチャートである。
ける処理を示すフローチャートである。
【図7】図7A〜図7Dは、容器を保持し、加圧し、内
部の圧力を検出する工程を示す説明図である。
部の圧力を検出する工程を示す説明図である。
【図8】図5に示したフローチャート中、ステップS7
における処理を示すフローチャートである。
における処理を示すフローチャートである。
【図9】図2に示した容器のシール状態の一例を示す平
面図である。
面図である。
【図10】図9に示したシール状態における容器に対す
る圧力の測定結果を示すグラフである。
る圧力の測定結果を示すグラフである。
【図11】図2に示した容器のシール状態の一例を示す
平面図である。
平面図である。
【図12】図11に示したシール状態における容器に対
する圧力の測定結果を示すグラフである。
する圧力の測定結果を示すグラフである。
【図13】図2に示した容器のシール状態の一例を示す
平面図である。
平面図である。
【図14】図13に示したシール状態における容器に対
する圧力の測定結果を示すグラフである。
する圧力の測定結果を示すグラフである。
【図15】図2に示した容器のシール状態の一例を示す
平面図である。
平面図である。
【図16】図15に示したシール状態における容器に対
する圧力の測定結果を示すグラフである。
する圧力の測定結果を示すグラフである。
10…検査装置(容器の気密性検査装置) 12…容器 14…胴体部 15…底部 16…首部 17…溝部 18…開口部 20…シール部材 22…シール部 32…コンベア(搬送手段) 34a、34b…コ
ンベアベルト 39…コンベア駆動装置 40、42…ストッ
パ 44、46…ストッパ用シリンダ 52、54…ストッパ部材 60a、60b…押さえ装置(容器固定手段) 64a、64b…押さえ用シリンダ 68a、68b…押さえヘッド 74…押し上げ装置
(加圧手段) 76…押し上げ用シリンダ 80…押し上げヘッ
ド 84…圧力検出装置(圧力検出手段) 88…ゲージ用シリンダ 94…ゲージ(プッ
シュプルゲージ) 100…不良品排出装置(排出手段) 104…排出用シリンダ 108…排出ヘッド 110…不良品排出シュート 120…制御装置
(判定手段) P…測定値 Pa…第1測定値
(第1の圧力) Pb…第2測定値(第2の圧力) Pa0…基準値 T0…測定開始時点 T1…第1の所定時
間 T2…第2の所定時間 α…減少率 α0…基準値
ンベアベルト 39…コンベア駆動装置 40、42…ストッ
パ 44、46…ストッパ用シリンダ 52、54…ストッパ部材 60a、60b…押さえ装置(容器固定手段) 64a、64b…押さえ用シリンダ 68a、68b…押さえヘッド 74…押し上げ装置
(加圧手段) 76…押し上げ用シリンダ 80…押し上げヘッ
ド 84…圧力検出装置(圧力検出手段) 88…ゲージ用シリンダ 94…ゲージ(プッ
シュプルゲージ) 100…不良品排出装置(排出手段) 104…排出用シリンダ 108…排出ヘッド 110…不良品排出シュート 120…制御装置
(判定手段) P…測定値 Pa…第1測定値
(第1の圧力) Pb…第2測定値(第2の圧力) Pa0…基準値 T0…測定開始時点 T1…第1の所定時
間 T2…第2の所定時間 α…減少率 α0…基準値
Claims (6)
- 【請求項1】少なくとも一部が変形を生じ易い形状また
は材質で形成され、かつ、内部が密閉された構造を備え
る容器の気密性を検査するための装置であって、 前記容器を固定するための容器固定手段と、 固定された前記容器を加圧し、該容器内の圧力を上昇さ
せるための加圧手段と、 加圧された前記容器内の圧力を検出するための圧力検出
手段と、 検出された前記容器内の圧力に基づいて該容器の気密性
を判定する判定手段とを有し、 前記判定手段は、前記圧力検出手段による圧力の検出が
開始されてから所定時間経過後に該圧力検出手段で検出
された圧力を所定値と比較することによって前記容器の
気密性を判定することを特徴とする容器の気密性検査装
置。 - 【請求項2】請求項1記載の装置において、 前記圧力検出手段による圧力の検出が開始されてから所
定時間経過後に該圧力検出手段で検出された前記圧力を
第1の圧力とするとき、前記判定手段は、前記第1の圧
力を前記所定値と比較することによって前記容器の気密
性を判定する第1の判定手段を有し、 さらに、前記判定手段は、前記圧力検出手段で前記第1
の圧力の検出が行われてからさらに所定時間経過後に該
圧力検出手段で検出された第2の圧力の前記第1の圧力
に対する減少率を他の所定値と比較することによって前
記容器の気密性を判定する第2の判定手段を有している
ことを特徴とする容器の気密性検査装置。 - 【請求項3】請求項1または2記載の装置において、 前記容器は、 変形を生じ易い形状または材質で形成された胴体部と、 変形を生じ難い形状または材質で形成され、前記胴体部
の内部と連通する開口部を備える首部と、 変形を生じ易い形状または材質で形成され、前記開口部
を塞ぐシール部とを有し、 前記容器固定手段は、前記首部を固定するように構成さ
れ、 前記加圧手段は、前記胴体部を加圧するように構成さ
れ、 前記圧力検出手段は、前記容器内の圧力の上昇に伴って
外方向に突出している前記シール部を内方向に押し込む
際に要する押し込み力を前記容器内の圧力として検出す
るように構成されていることを特徴とする容器の気密性
検査装置。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置
において、 前記圧力検出手段は、プッシュプルゲージであることを
特徴とする容器の気密性検査装置。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置
において、 前記容器を前記容器固定手段、前記加圧手段および前記
圧力検出手段が配置されている位置まで搬送する搬送手
段を備えることを特徴とする容器の気密性検査装置。 - 【請求項6】請求項5記載の装置において、 前記搬送手段における前記容器固定手段、前記加圧手段
および前記圧力検出手段が配置されている位置の下流側
には、前記判定手段によって気密性が損なわれていると
判定された前記容器を前記搬送手段から排出するための
排出手段が設けられていることを特徴とする容器の気密
性検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11058900A JP2000258284A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 容器の気密性検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11058900A JP2000258284A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 容器の気密性検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000258284A true JP2000258284A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13097692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11058900A Pending JP2000258284A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 容器の気密性検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000258284A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107764490A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-03-06 | 沈阳工业大学 | 一种气垫床检测流水线及其气路分合装置 |
| JP2022505909A (ja) * | 2018-11-29 | 2022-01-14 | ホイフト ジュステームテヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 漏れ検出 |
| CN115683489A (zh) * | 2023-01-04 | 2023-02-03 | 河北海特汽车部件有限公司 | 净化器气密检测装置 |
| CN119043602A (zh) * | 2024-10-31 | 2024-11-29 | 济宁正东化工有限公司 | 一种化工反应釜罐体气密性检测装置 |
-
1999
- 1999-03-05 JP JP11058900A patent/JP2000258284A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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