JP2000260052A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

Info

Publication number
JP2000260052A
JP2000260052A JP11059614A JP5961499A JP2000260052A JP 2000260052 A JP2000260052 A JP 2000260052A JP 11059614 A JP11059614 A JP 11059614A JP 5961499 A JP5961499 A JP 5961499A JP 2000260052 A JP2000260052 A JP 2000260052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
prism
receiving element
astigmatism
aberration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11059614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3640562B2 (ja
Inventor
Satoshi Sugiura
聡 杉浦
Akihiro Tachibana
昭弘 橘
Yoshihisa Kubota
義久 窪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP05961499A priority Critical patent/JP3640562B2/ja
Priority to EP00301718A priority patent/EP1037206A3/en
Publication of JP2000260052A publication Critical patent/JP2000260052A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3640562B2 publication Critical patent/JP3640562B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1381Non-lens elements for altering the properties of the beam, e.g. knife edges, slits, filters or stops

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 独立した異なる複数の光ビームの照射を行
い、非点収差を含み良好な光量分布を有する戻り光の受
光を行うことのできる、光ピックアップ装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 一体型プリズムからの戻り光に対し非点
収差付与手段や収差除去手段などの収差調整手段を用い
て、該戻り光に含まれるコマ収差を除去又は該戻り光に
対し新たな非点収差を付与する収差の調整をして受光素
子に導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種光学式情報記
録媒体の読み取り(または書き込み)を行う光ピックア
ップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学式情報記録媒体には、LD
(Laser Disc),CD(Compact Disc),DVD(Di
gital Versatile Disc)と称される如き種々の光ディ
スクが知られている。このような光ディスクでは、その
基板厚さなど、個々に異なる仕様で規格化されている。
また、DVD仕様に含まれる多層構造の光ディスクで
は、各記録層毎に実効上の光ディスクの厚みが異なる。
さらに、異なる光ディスクにおいては、それぞれ読取用
対物レンズの最適な開口数(NA)も異なっている。
【0003】当然、CDとDVDのどちらからも記録情
報を読み取ることのできるコンパチブルプレーヤが求め
られるが、CDを読み取る場合の光学系と、DVDを読
み取る場合の光学系とでは、次のような違いがある。 開口数NAの違い:DVDの場合0.6に対してCDの
場合は0.45である。光ディスク表面から記録(反
射)面までの基板の厚みの違い:DVDの場合0.6m
mに対してCDの場合は1.2mmである。
【0004】最適読取光の波長の違い:DVDの場合6
50nmに対してCDの場合は780nmである。従っ
て、CD/DVDコンパチブルプレーヤの光ピックアッ
プを実現するためには、これらの相違を吸収する必要が
ある。
【0005】かかるコンパチブルプレーヤの実現に際し
ては、各ディスクに適合した波長の光源を複数個用いる
ことにより光ピックアップを構成するのが無難である。
かかる構成を有する光ピックアップは、例えば特開平1
0−269608号公報により既に公知となっている。
この一例を図8に示す。
【0006】図8は、従来のコンパチブルプレーヤに用
いられる光ピックアップの光学系の概略構造を示す模式
図である。図8において、光ピックアップP0には、D
VDに適する例えば波長650nmの光ビームを発射す
る第1のレーザダイオード11と、CD及びCD−Rに
適する例えば波長780nmの第2のレーザダイオード
12とが設置されている。
【0007】一方、書き込み及び読み取りの対象のディ
スク記録面の法線に沿って、該ディスク記録面から集光
光学系たる対物レンズ20、楔型の一体型プリズム21
が順に配置される。対物レンズ20は、ディスク記録面
に正対している一方、一体型プリズム21の図8におけ
る集光光学系側表面(面A及び面B’)は、かかる法線
に対して傾斜している。
【0008】レーザダイオード11、12並びに一体型
プリズム21は、レーザダイオード11の発射光が一体
型プリズム21の面Aに所定の角度で入射しこの入射光
が当該面Aで反射して対物レンズ20を介しディスク記
録面へと導かれるとともに、レーザダイオード12の発
射光が面B’に所定の角度で入射しこの入射光が一体型
プリズム21の面Bで反射し面Aを透過した光が対物レ
ンズ20を介しディスク記録面へと導かれるように配置
されている。
【0009】対物レンズ20によって集光された光ビー
ムは、ディスク記録面において光学変調を受けつつ反射
し、戻り光として再び対物レンズ20に達する。対物レ
ンズ20を経た戻り光は、再びディスクへの入射光と同
様の光路にて一体型プリズム21に導かれる。ディスク
記録面からの反射光は一体型プリズムの面Aから入射し
て透過し面Bを透過する。面Bを透過したディスクから
の反射光は受光素子30へ到達する。
【0010】一体型プリズム21は、第1のレーザダイ
オード11及び第2のレーザダイオード12から選択的
に発射される光ビームをそれぞれ一体型プリズム21に
より略無収差にて対物レンズ20を経てディスク記録面
の法線に沿って入射させる。そして、対物レンズ20を
経た戻り光は一体型プリズム21に入射し当該一体型プ
リズムを透過する際に非点収差を付与されて光学素子3
0へ導かれる。上記各レーザダイオードからの光ビーム
の各々につき光学素子30での受光強度及び非点収差が
十分得られるように一体型プリズム21の形状及び光学
特性が定められ、その詳細内容は、特開平10−269
608号公報に既に開示されている。
【0011】この一体型プリズム21を用いると、第1
レーザダイオード11から発射された光ビームは一体型
プリズム21の面Aで反射し略無収差で対物レンズ20
へ導かれる。ディスク記録面からの反射光は一体型プリ
ズム21の面A及び面Bを透過し受光素子30へ導かれ
る。一体型プリズムの面Aから面Bを透過する際に所望
の非点収差が付与されることになる。第2レーザダイオ
ード12から発射された光ビームは一体型プリズム21
の面B’を透過し、面Bで反射される。面Bを反射した
光ビームは面Aを透過し略無収差で対物レンズ20へ導
かれる。ディスク記録面からの反射光は、第1レーザダ
イオード11から発射された光ビームと同様に、一体型
プリズム21の面A及び面Bを透過し受光素子30へ導
かれる。一体型プリズムの面A及び面Bを透過する際に
所望の非点収差が付与されることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ディスク記
録面からの反射光が一体型プリズム21の面A及び面B
を透過する際に非点収差以外の収差(主にコマ収差)を
発生する。コマ収差は受光素子30上での戻り光の光軸
を中心とする光量分布を非対称に歪ませる。
【0013】例えば受光素子30を4分割の受光部で構
成した場合は非点収差法を用いたフォーカスエラーがコ
マ収差の影響で正確に検出することが出来ない場合があ
り、プレーヤがディスクのフォーカスサーボを良好に行
えず、ディスクの記録情報を正確に読み取ることができ
ないといった問題が生じる。
【0014】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
のであり、独立した異なる複数の光ビームの照射を行
い、非点収差を含み良好な光量分布(光量が光軸を中心
に軸対称となる分布)を有する戻り光の受光を行うこと
のできる、光ピックアップ装置を提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
少なくとも2つの独立した光ビームを供給するビーム発
射手段と、ビーム発射手段からの光ビームを記録媒体へ
向けて集光させる共通の光学系と、ビーム発射手段から
の光ビームの各々が入射し略無収差のまま当該光ビーム
の各々を集光光学系へ導くとともに、記録媒体からの戻
り光の各々が入射し受光素子へ導くための一体型プリズ
ムと、受光素子と一体型プリズムとの間に戻り光のコマ
収差を除去するための収差除去手段を設けるように構成
した。
【0016】収差除去手段は、一体型プリズムなどによ
って上記記録媒体からの戻り光に付与されたコマ収差を
除去するので、その結果、受光素子は、非点収差を含む
良好な光量分布を有する戻り光を受光することができ、
良好なフォーカスサーボを行うのに必要なフォーカスエ
ラーを正確に検出することができる。
【0017】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の光ピックアップ装置において、収差除去手段は、さ
らに戻り光の光路を変更することを特徴とする。
【0018】その結果、受光素子の配置の自由度が増
し、光ピックアップの薄型化に適した位置に配置するこ
とができる。
【0019】また、請求項3記載の発明は、少なくとも
2つの独立した光ビームを供給するビーム発射手段と、
ビーム発射手段からの光ビームを記録媒体へ向けて集光
させる共通の光学系と、ビーム発射手段からの光ビーム
の各々が入射し略無収差のまま当該光ビームの各々を集
光光学系へ導くとともに、記録媒体からの戻り光の各々
が入射し受光素子へ導くための一体型プリズムと、受光
素子と一体型プリズムとの間に戻り光に非点収差を付与
する非点収差付与手段を設けるように構成した。
【0020】非点収差付与手段は、一体型プリズムから
受光素子に向けて発射される戻り光に非点収差を付与し
て受光素子に導くので、その結果、受光素子は、非点収
差を含む良好な光量分布を有する戻り光を受光すること
ができ、良好なフォーカスサーボを行うのに必要なフォ
ーカスエラーを正確に検出することができる。
【0021】また、請求項4記載の発明は、請求項3に
記載の光ピックアップ装置において、フォーカスエラー
検出に必要な非点収差を非点収差付与手段のみで付与す
るので、その結果、受光素子は、非点収差を含む良好な
光量分布を有する戻り光を受光することができ、良好な
フォーカスサーボを行うのに必要なフォーカスエラーを
正確に検出することができる。
【0022】また、請求項5記載の発明は、請求項3に
記載の光ピックアップ装置において、フォーカスエラー
検出に必要な非点収差を非点収差付与手段と一体型プリ
ズムの双方で付与するので、その結果、受光素子は、非
点収差を含む良好な光量分布を有する戻り光を受光する
ことができ、良好なフォーカスサーボを行うのに必要な
フォーカスエラーを正確に検出することができる。さら
に光学部品の設計の自由度も増す。
【0023】また、請求項6記載の発明は、請求項3,
4又は5に記載の光ピックアップ装置において、非点収
差付与手段は、さらにレンズ作用を有することを特徴と
する。
【0024】その結果、非点収差付与手段から受光素子
までの距離を任意の位置に設定することができ、受光素
子を光ピックアップの小型化に適した位置に配置するこ
とができる。
【0025】また、請求項7記載の発明は、少なくとも
2つの独立した光ビームを供給するビーム発射手段と、
前記ビーム発射手段からの光ビームを記録媒体へ向けて
集光させる共通の光学系と、前記ビーム発射手段からの
光ビームの各々が入射し略無収差のまま当該光ビームの
各々を前記集光光学系へ導くとともに、前記記録媒体か
らの戻り光の各々が入射し受光素子へ導くための一体型
プリズムと、前記受光素子と前記一体型プリズムとの間
に戻り光の光路を変更する光路変更手段とを設けたこと
を特徴とする。
【0026】その結果、受光素子の配置の自由度が増
し、光ピックアップの薄型化に適した位置に配置するこ
とができる。
【0027】また、請求項8記載の発明は、少なくとも
2つの独立した光ビームを供給するビーム発射手段と、
ビーム発射手段からの光ビームを記録媒体へ向けて集光
させる共通の光学系と、ビーム発射手段からの光ビーム
の各々が入射し略無収差のまま当該光ビームの各々を前
記集光光学系へ導くとともに、前記記録媒体からの戻り
光の各々が入射し受光素子へ導くための一体型プリズム
とを有する光ピックアップ装置において、受光素子と前
記一体型プリズムとの間に戻り光の収差を調整するため
の収差調整手段を設けるように構成した。
【0028】その結果、受光素子は、非点収差を含む良
好な光量分布を有する戻り光を受光することができ、ま
たは、コマ収差を除去することが可能になるため、良好
なフォーカスサーボを行うのに必要なフォーカスエラー
を正確に検出することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】(1)第1の実施形態 次に、本発明における好適な各実施形態について図面を
もとに以下に説明する。
【0030】図1は、本発明の第1の実施形態における
光ピックアップの光学系の概略構造を示す模式図であ
り、ここでは異なる2波長の光源を用いた光ピックアッ
プP1で示している。なお、図1において、先に示した
図8における従来の光ピックアップの各部の構成と同等
の構成部分については、同一の符号を付している。
【0031】図1において、光ピックアップP1は、ビ
ーム発射手段としてのDVDなどの高記録密度の光ディ
スクを記録再生するための波長650nmの第1のレー
ザダイオード11及びCD、CD−Rなどの低記録密度
の光ディスクを記録再生するための第2のレーザダイオ
ード12と、これらレーザダイオードからの光ビームを
CDやLD、DVDなどの記録媒体に向けて集光させる
共通の集光光学系としての対物レンズ20と、一体型プ
リズム21と、収差除去手段としてのホログラム1と、
受光素子30と、を備えて構成される。
【0032】一体型プリズム21は、ビーム発射手段の
各々に対応してこれら光ビームが入射される少なくとも
2つの入力表面面A、面Bと、これら光ビームの各々が
対物レンズ20によってディスク記録面に集光すること
により生成される戻り光に対し非点収差を付与して出射
する出力表面B’とを有する。入力表面の一方の面A
は、集光光学系側に形成され、入力表面の他方の面B
は、集光光学系側とは反対側に形成され、出力表面B’
は、集光光学系側に形成され、入力表面の一方の面Aと
入力表面の他方の面Bとは、互いに非平行である。ま
た、入力表面の一方の面Aと出力表面B’とは、山形形
状を呈する角度をなすように構成されている。
【0033】対物レンズ20及び一体型プリズム21
は、ディスク記録面に対し図8と同様の位置に配置され
る。
【0034】従って、図1では、レーザダイオード1
1、12並びに一体型プリズム21は、レーザダイオー
ド11の発射光が一体型プリズム21の面Aに所定の角
度で入射し、この入射光が面Aで反射して対物レンズ2
0を介しディスク記録面へと導かれる。レーザダイオー
ド12の発射光が面Bに所定の角度で入射しこの入射光
が一体型プリズム21の面Aを透過して対物レンズ20
を介しディスク記録面へと導かれるように配置されてい
る。各レーザダイオードからの発射光は、従来技術と同
様に、略無収差でディスク記録面へ導かれる。上記各レ
ーザダイオードからの光ビームの各々につき光学素子3
0での受光強度及び非点収差が十分得られるように一体
型プリズム21の形状及び光学特性が定められ、その詳
細内容は、特開平10−269608号公報に既に開示
されている。
【0035】対物レンズ20によって集光された光ビー
ムは、ディスク記録面において光学変調を受けつつ反射
し、戻り光として再び対物レンズ20に達する。対物レ
ンズ20を経た戻り光は、再びディスクへの入射光と同
様の光路にて一体型プリズム21に導かれる。ディスク
記録面からの反射光は一体型プリズムの面Aから入射し
面Bで反射して面B’から出射する。ディスク記録面か
らの反射光は一体型プリズム21を透過する際に所定の
非点収差を付与される。面B’を出射した反射光はホロ
グラム1へと導かれる。
【0036】ホログラム1は、一体型プリズム21の集
光光学系側に配されて、且つ、一体型プリズム21と受
光素子30との間の光路中に設けられている。このホロ
グラム1は、一体型プリズム21からのかかる戻り光に
対し、一体型プリズム21を透過することにより発生し
てしまう非点収差以外の収差(例えばコマ収差など)を
除去する処理を行う。ホログラム1を透過した戻り光は
受光素子30へ到達する。
【0037】このホログラム1のホログラムの波面は、
コマ収差を含んだ一体型プリズム21方向からの光と、
受光素子30方向からの良好にフォーカスエラーが検出
できる非点収差のみを含んだ光とを干渉させることによ
り設計される。
【0038】第1のレーザダイオード11から発射され
る光ビームは、レーザダイオード11→面A→対物レン
ズ20の光路を経てディスク記録面に集光し、その反射
光が戻り光となって対物レンズ20→面A→面B→面
B’→ホログラム1の光路を経て受光素子30に導かれ
る。
【0039】また、第2のレーザダイオード12から発
射される光ビームは、レーザダイオード12→面B→面
A→対物レンズ20の光路を経てディスク記録面に集光
し、その反射光が戻り光となって対物レンズ20→面A
→面B→面B’→ホログラム1の光路を経て受光素子3
0に導かれる。
【0040】この場合に、ディスク記録面からの戻り光
は、一体型プリズム21を通過する際に、非点収差が付
与され、且つ、非点収差以外の収差(コマ収差など)を
発生してホログラム1へと導かれるが、ホログラム1が
かかる戻り光の非点収差以外の収差を除去して受光素子
30へと導くので、受光素子30が受光する光には非点
収差以外の収差による歪みが含まれない。従って、受光
素子30は、非点収差を含み、且つ、非点収差以外の収
差を含まない良好な光量分布を有する戻り光を受光する
ことができ、その結果、良好なフォーカスサーボを行う
のに必要なフォーカスエラーを正確に検出することがで
きる。
【0041】なお、第1のレーザダイオード11及び第
2のレーザダイオード12からなるビーム発射手段は、
かならずしも一体型プリズムの両側(つまり、集光光学
系側及び集光光学系側とは反対の側)に配置する必要は
なく、一方の側に配置しても良い。このような例を以下
の第2の実施形態により説明する。
【0042】(2)第2の実施形態 図2は、本発明の第2の実施形態における光ピックアッ
プの光学系の概略構造を示す模式図であり、ここでは異
なる2波長の光源が共に一体型プリズム21の集光光学
系側に配置されている光ピックアップP2で示してい
る。なお、図2において、先に示した図1における光ピ
ックアップP1の各部の構成と同等の構成部分について
は、同一の符号を付している。
【0043】図2において、光ピックアップP2におい
て、一体型プリズム21は、ビーム発射手段の各々に対
応してこれら光ビームが入射される少なくとも2つの入
力表面A、B’と、これら光ビームの各々が対物レンズ
20によって記録媒体の記録面に集光することにより生
成される戻り光に対し非点収差を付与して出射する出力
表面Bとを有する。入力表面の一方の面A及び他方の面
B’は、集光光学系側に形成され、出力表面Bは、集光
光学系側とは反対側に形成され、入力表面の一方の面A
と出力表面Bとは、互いに非平行である。また、入力表
面の一方の面Aと他方の面B’とは、山形形状を呈する
角度をなすように構成されている。
【0044】対物レンズ20と一体型プリズム21との
配置関係は、ディスク記録面に対し図8と同様の位置で
ある。
【0045】図2では、レーザダイオード11、12並
びに一体型プリズム21は、レーザダイオード11の発
射光が一体型プリズム21の面Aに所定の角度で入射し
この入射光が当該面Aで反射して対物レンズ20を介し
ディスク記録面へと導かれるとともに、レーザダイオー
ド12の発射光が面B’に所定の角度で入射しこの入射
光が一体型プリズム21の面Bで反射し面Aを透過して
対物レンズ20を介しディスク記録面へと導かれるよう
に配置されている。各レーザダイオードから発射光は、
従来技術と同様に、略無収差でディスク記録面へ導かれ
る。
【0046】対物レンズ20によって集光された光ビー
ムは、ディスク記録面において光学変調を受けつつ反射
し、戻り光として再び対物レンズ20に達する。対物レ
ンズ20を経た戻り光は、再びディスクへの入射光と同
様の光路にて一体型プリズム21に導かれる。ディスク
記録面からの反射光は一体型プリズムの面Aから入射し
面Bから出射する。ディスク記録面からの反射光は一体
型プリズム21を透過する際に所定の非点収差を付与さ
れる。面Bを出射した反射光はホログラム1へと導かれ
る。
【0047】ホログラム1は、一体型プリズム21の集
光光学系側とは反対側に配されて、且つ、一体型プリズ
ム21と受光素子30との間の光路中に設けられていて
る。このホログラム1にて、一体型プリズム21を透過
することにより発生してしまう非点収差以外の収差(例
えばコマ収差など)を除去する処理を行う。ホログラム
1を透過した戻り光は受光素子30へ到達する。このホ
ログラム1は前述した第1の実施形態で説明したものと
同様の波面及び作用を有している。
【0048】第1のレーザダイオード11から発射され
る光ビームは、レーザダイオード11→面A→対物レン
ズ20の光路を経てディスク記録面に集光し、その反射
光が戻り光となって対物レンズ20→面A→面B→ホロ
グラム1の光路を経て受光素子30に導かれる。
【0049】また、第2のレーザダイオード12から発
射される光ビームは、レーザダイオード12→面B’→
面B→面A→対物レンズ20の光路を経てディスク記録
面に集光し、その反射光が戻り光となって対物レンズ2
0→面A→面B→ホログラム1の光路を経て受光素子3
0に導かれる。
【0050】この場合に、上記各レーザダイオードによ
るディスク記録面からの戻り光は一体型プリズム21を
通過する際に非点収差以外の収差(コマ収差など)を発
生してホログラム1へと導かれるが、ホログラム1がか
かる戻り光の非点収差以外の収差を除去して受光素子3
0へと導くので、受光素子30が受光する光には非点収
差以外の収差による歪みが含まれない。
【0051】従って、受光素子30は、非点収差を含
み、且つ、非点収差以外の収差を含まない良好な光量分
布を有する戻り光を受光することができ、その結果、良
好なフォーカスサーボを行うのに必要なフォーカスエラ
ーを正確に検出することができる。
【0052】又、上述した第1、第2の実施形態では、
収差除去手段としてホログラム1を用いたが、本発明に
おける収差除去手段はこれに限らず、光学プリズムを用
いて構成しても良い。このような例を以下の第3、第4
の実施形態により説明する。
【0053】(3)第3の実施形態 図3は、本発明の第3の実施形態における光ピックアッ
プの光学系の概略構造を示す模式図であり、ここでは異
なる2波長の光源を用いた光ピックアップP3で示して
いる。図3(a)は光ピックアップP3の主要光学部品
の配置関係を光路と共に示した図であり、図3(b)
は、図3(a)に示す矢印Cの方向から光ピックアップ
P3を見た図である。
【0054】光ピックアップP3は、先述した図1にお
ける光ピックアップP1の構成中のホログラム1を収差
除去手段としての直角プリズム2に代えて構成したもの
である。なお、図3において、先に示した図1における
光ピックアップP1の各部の構成と同等の構成部分につ
いては、同一の符号を付している。
【0055】直角プリズム2は、一体型プリズム21の
集光光学系側に配されて、且つ、一体型プリズム21と
受光素子30との間の光路中に設けられ、その入射面が
一体型プリズム21からの光の進行方向に対して斜め
(つまり垂直でない。)となるように配置される。
【0056】直角プリズム2は、直角を挟む2つの平面
からなる光の入射面及び出射面を有し、該入射面と出射
面との間の斜面(入射面及び出射面に対し45度傾いた
斜面)には、光路変更手段としてのミラーが形成されて
いる。
【0057】図3(a)において、第1のレーザダイオ
ード11から発射される光ビームは、レーザダイオード
11→面A→対物レンズ20の光路を経てディスク記録
面に集光し、その反射光が戻り光となって先の光ピック
アップP1におけるレーザダイオード11の戻り光と同
様の光路、つまり、対物レンズ20→面A→面B→面
B’の光路を経て直角プリズム2の入射面に導かれる。
【0058】また、第2のレーザダイオード12から発
射される光ビームは、レーザダイオード12→面B→面
A→対物レンズ20の光路を経てディスク記録面に集光
し、その反射光が戻り光となって先の光ピックアップP
1におけるレーザダイオード12の戻り光と同様の光
路、つまり、対物レンズ20→面A→面B→面B’の光
路を経て直角プリズム2の入射面に導かれる。
【0059】直角プリズム2は、上述したように、一体
型プリズム21からのかかる戻り光を入射面から斜めに
入射させた後、ミラーによりその光路を変更させ、しか
る後に出射面から出射させて受光素子30へと導く。
【0060】この場合に、直角プリズム2の入射面から
入射する一体型プリズム21からのかかる戻り光には、
一体型プリズム21によって付与された非点収差と、非
点収差以外の収差(コマ収差など)を含んでいるが、直
角プリズム2がかかる戻り光のコマ収差を除去して受光
素子30へと導くので、受光素子30が受光する光には
コマ収差による歪みが含まれない。
【0061】コマ収差には方向性があるため、一体型プ
リズム21で発生するコマ収差と同じ大きさで方向が逆
極性のコマ収差を直角プリズム2で付与すれば、一体型
プリズム21で発生したコマ収差と直角プリズム2で発
生するコマ収差とが互いに打ち消しあい、受光素子30
が受講する光にはコマ収差がほとんど含まれなくなるの
である。一体型プリズムで発生するコマ収差は設計の段
階で判明するため、直角プリズム2についても一体型プ
リズム21で発生するコマ収差と同じ大きさで方向が逆
極性のコマ収差を生成するように光学特性を定めること
が可能である。
【0062】また、直角プリズム2は、一体型プリズム
21と受光素子30との間の光路中において、その入射
面が一体型プリズム21からの光の進行方向に対して斜
め(つまり垂直でない。)となるように配置されること
により非点収差を付与する非点収差付与手段としての役
割を有する。これを図4により以下に説明する。
【0063】図4は、一体型プリズム21からのかかる
戻り光が直角プリズム2の入射面から斜めに入射して直
角プリズム2を通過する際の光路を示した図である。図
4において、一体型プリズム21からのかかる戻り光が
直角プリズム2の入射面より斜めに(入射角θで)入射
する場合を考えると、かかる戻り光は、入射面で屈折し
て入射した後、ミラーで一旦反射してその光路を変更
し、しかる後に出射面で再度屈折した後、出射面より斜
めに(出射角θで)出射する(図4中、実線の矢印で示
す)。その結果、一体型プリズム21からのかかる戻り
光は、直角プリズム2を通過することによって((π/
2)−2θ)だけ光路を変更する。
【0064】また、図4において、直角プリズム2に対
し、ミラーを対称面とする仮想プリズム(図4中、点線
の矢印で示す)を貼り合わせて、且つ、ミラーを取り除
いた状態を考えると、直角プリズム2と仮想プリズム
は、直角プリズム2の入射面と仮想プリズムの面Dが互
いに平行な平行平板を構成することとなる。ここで、一
体型プリズム21からのかかる戻り光は、該平行平板を
構成するプリズムの入射面から斜めに(入射角θで)入
射する場合は、平行平板により非点収差を付与されて面
Dより出射角θで出射する。
【0065】この出射光の光路は、図4から明らかなよ
うに、先に述べた直角プリズム2の出射面から受光素子
30へ出射する場合の光路とミラー面に対し対称な光路
である。言い換えれば、直角プリズム2の出射面から受
光素子30へ出射する光は、上述した仮想プリズムの面
Dから出射する光がミラーで光路変更した光とみなせ
る。従って、直角プリズム2の出射面から受光素子30
へ出射する光は直角プリズム2によって非点収差が付与
されることがわかる。
【0066】以上により、一体型プリズム21からの戻
り光が直角プリズム2の入射面から斜めに入射した光
は、直角プリズム2によってその光路が変更されると共
に、直角プリズム2によりコマ収差が除去出射面から受
光素子30に導かれることになる。
【0067】従って、受光素子30は、フォーカスエラ
ーを正確に検出するのに十分な量の非点収差を含み、且
つ、コマ収差を含まない良好な光量分布の戻り光を受光
することができる。その結果、良好なフォーカスサーボ
を行うのに必要なフォーカスエラーを正確に検出するこ
とができる。
【0068】また、本実施形態では、直角プリズム2
は、一体型プリズム21と受光素子30との間の光路中
において、光路変更手段としても作用する。つまり、一
体型プリズム21からの戻り光の光路を変更して受光素
子30の受光面へと導くようにしたので、光ピックアッ
プP3は、受光素子30を必ずしも図3(a)の表示面
と同一平面上に配置する必要がなく、光学系を設計する
際に受光素子30の配置の自由度が増す。その結果、受
光素子30を光ピックアップの薄型化に適した位置に配
置することができ、光ピックアップを小型、薄型に形成
することができる。
【0069】なお、第1のレーザダイオード11及び第
2のレーザダイオード12からなるビーム発射手段は、
かならずしも一体型プリズムの両側(つまり、集光光学
系側及び集光光学系側とは反対の側)に配置する必要は
なく、一方の側に配置しても良い。このような例を以下
の第4の実施形態により説明する。
【0070】(4)第4の実施形態 図5は、本発明の第4の実施形態における光ピックアッ
プの光学系の概略構造を示す模式図であり、ここでは異
なる2波長の光源が一体型プリズム21の集光光学系側
に共に配置されている光ピックアップP4で示してい
る。図5中(a)は光ピックアップP4の主要光学部品
の配置関係を光路と共に示した図であり、図5(b)
は、図5(a)に示す矢印Eの方向から光ピックアップ
P4を見た図である。なお、図5において、先に示した
図3における光ピックアップP3の各部の構成と同等の
構成部分については、同一の符号を付している。
【0071】図5において、光ピックアップP4は、光
ピックアップP3と同等の光学部品を用いて、且つ、互
いの光学的配置を異にして構成される。
【0072】すなわち、光ピックアップP4は、第2の
レーザダイオード12が第1のレーザダイオード11と
同様に、一体型プリズム21の集光光学系側に配されて
いる。また、光ピックアップP4の第1のレーザダイオ
ード11以外の光学部品は光ピックアップP3と同様に
配される。
【0073】つまり、第1のレーザダイオード11から
発射される光ビームは、レーザダイオード11→面A→
対物レンズ20の光路を経てディスク記録面に集光し、
その反射光が戻り光となって対物レンズ20→面A→面
B→直角プリズム2の光路を経て受光素子30に導かれ
る。
【0074】また、第2のレーザダイオード12から発
射される光ビームは、レーザダイオード12→面B’→
面B→面A→対物レンズ20の光路を経てディスク記録
面に集光し、その反射光が戻り光となって対物レンズ2
0→面A→面B→直角プリズム2の光路を経て受光素子
30に導かれる。
【0075】これにより、受光素子30が受光する上記
戻り光には、先の光ピックアップP3と同様に、コマ収
差が含まれず、且つ、一体型プリズム21によって付与
されている。
【0076】従って、受光素子30は、フォーカスエラ
ーを正確に検出するのに十分な量の非点収差を含み、且
つ、コマ収差を含まない良好な光量分布の戻り光を受光
することができる。その結果、良好なフォーカスサーボ
を行うのに必要なフォーカスエラーを正確に検出するこ
とができる。
【0077】尚、上述した第3及び第4の実施形態で
は、収差除去手段を、直角を挟む2つの平面からなる光
の入射面及び出射面を有し、該入射面及び出射面に対し
45度傾いた斜面には光路変更手段としてのミラーが形
成されて形成される直角プリズム2を用いて説明した
が、少なくとも非点収差以外の収差が除去される形状で
あれば、プリズムの入射面及び出射面が交差する角度は
必ずしも直角である必要はなく、また、ミラー面も必ず
しも入射面及び出射面に対し45度傾いている必要はな
い。
【0078】尚、上述した第1〜4の実施形態では、光
ピックアップの一体型プリズム21と受光素子30との
間の光路中にホログラム1又は直角プリズム2からなる
収差除去手段を設けた光ピックアップの構成としたが、
本発明はこれに限らない。すなわち、収差除去手段の代
りに、一体型プリズム21と受光素子30との間の光路
中に収差付与手段を設けた構成としても良い。このよう
な例を、第5、第6の実施形態によって以下に説明す
る。
【0079】(5)第5の実施形態 第5の実施形態は、収差除去手段の代りに、非点収差を
付与するための非点収差付与手段を設けたものである。
【0080】図6は、本発明の第5の実施形態における
光ピックアップの光学系の概略構造を示す模式図であ
り、ここでは異なる2波長の光源を用いた光ピックアッ
プP5で示している。光ピックアップP5は、先述した
図1における光ピックアップP1の構成中の収差除去手
段としてのホログラム1を非点収差付与手段としてのト
ーリックレンズ3に代えて構成したものである。なお、
図6において、先に示した図1における光ピックアップ
P1の各部の構成と同等の構成部分については、同一の
符号を付している。
【0081】トーリックレンズ3は、一体型プリズム2
1の集光光学系側に配されて、且つ、一体型プリズム2
1と受光素子30との間の光路中に設けられている。
【0082】図6において、第1のレーザダイオード1
1から発射される光ビームは、レーザダイオード11→
面A→対物レンズ20の光路を経てディスク記録面に集
光し、その反射光が戻り光となって先の光ピックアップ
P1におけるLD1の戻り光と同様の光路、つまり、対
物レンズ20→面A→面B→面B’の光路を経てトーリ
ックレンズ3に導かれる。
【0083】また、第2のレーザダイオード12から発
射される光ビームは、レーザダイオード12→面B→面
A→対物レンズ20の光路を経てディスク記録面に集光
し、その反射光が戻り光となって先の光ピックアップP
1におけるLD2の戻り光と同様の光路、つまり、対物
レンズ20→面A→面B→面B’の光路を経てトーリッ
クレンズ3に導かれる。
【0084】トーリックレンズ3は、一体型プリズム2
1からのかかる戻り光に対し新たな非点収差を発生させ
た後、この新たな非点収差を付与した戻り光を受光素子
30へと導く。
【0085】したがって、受光素子30が受光する上記
戻り光には、先の光ピックアップP1で述べたように、
一体型プリズム21によって付与された非点収差に加え
て、トーリックレンズ3により付与された新たな非点収
差が含まれるので、十分な量の非点収差が付与されて光
量分布が良好となる。その結果、受光素子30は、十分
な量の非点収差を含む良好な光量分布を有する戻り光を
受光することができ、その結果、良好なフォーカスサー
ボやを行うのに必要なフォーカスエラーを正確に検出す
ることができる。
【0086】また、本実施形態では、一体型プリズム2
1と受光素子30との間の光路中にトーリックレンズ3
を設けることによって非点収差付与手段を構成したの
で、トーリックレンズ3のレンズ作用により一体型プリ
ズム21から受光素子30までの距離を任意に設定した
位置に受光素子30を配置することができ、光ピックア
ップを小型、薄型に形成することができる。
【0087】なお、第1のレーザダイオード11及び第
2のレーザダイオード12からなるビーム発射手段は、
かならずしも一体型プリズムの両側(つまり、集光光学
系側及び集光光学系側とは反対の側)に配置する必要は
なく、一方の側に配置しても良い。このような例を以下
の第6の実施形態により説明する。
【0088】(6)第6の実施形態 図7は、本発明の第6の実施形態における光ピックアッ
プの光学系の概略構造を示す模式図であり、ここでは異
なる2波長の光源が共に一体型プリズム21の集光光学
系側に配置されている光ピックアップP6で示してい
る。なお、図7において、先に示した図6における光ピ
ックアップP5の各部の構成と同等の構成部分について
は、同一の符号を付している。
【0089】図7において、光ピックアップP6は、光
ピックアップP5と同等の光学部品を用いて、且つ、互
いの光学的配置を異にして構成される。
【0090】すなわち、光ピックアップP6は、第2の
レーザダイオード12が第1のレーザダイオード11と
同様に、一体型プリズム21の集光光学系側に配されて
いる。また、光ピックアップP6の第1のレーザダイオ
ード11以外の光学部品は光ピックアップP1と同様に
配される。
【0091】つまり、第1のレーザダイオード11から
発射される光ビームは、レーザダイオード11→面A→
対物レンズ20の光路を経てディスク記録面に集光し、
その反射光が戻り光となって対物レンズ20→面A→面
B→トーリックレンズ3の光路を経て受光素子30に導
かれる。
【0092】また、第2のレーザダイオード12から発
射される光ビームは、レーザダイオード12→面B’→
面B→面A→対物レンズ20の光路を経てディスク記録
面に集光し、その反射光が戻り光となって対物レンズ2
0→面A→面B→トーリックレンズ3の光路を経て受光
素子30に導かれる。
【0093】トーリックレンズ3は、一体型プリズム2
1からのかかる戻り光に対し新たな非点収差を発生させ
た後、この新たな非点収差を付与した戻り光を受光素子
30へと導く。
【0094】したがって、受光素子30が受光する上記
戻り光には、先の光ピックアップP5で述べたように、
一体型プリズム21によって付与された非点収差に加え
て、トーリックレンズ3により付与された新たな非点収
差が含まれるので、十分な量の非点収差が付与されて光
量分布が良好となる。その結果、受光素子30は、十分
な量の非点収差を含む良好な光量分布を有する戻り光を
受光することができ、その結果、良好なフォーカスサー
ボやを行うのに必要なフォーカスエラーやを正確に検出
することができる。
【0095】また、本実施形態も第5の実施形態と同様
に、一体型プリズム21と受光素子30との間の光路中
にトーリックレンズ3を設けることによって非点収差付
与手段を構成したので、トーリックレンズ3のレンズ作
用により一体型プリズム21から受光素子30までの距
離を任意に設定した位置に受光素子30を配置すること
ができ、光ピックアップを小型、薄型に形成することが
できる。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、受光素子と一体型プリ
ズムとの間に収差除去手段を設けることにより、収差除
去手段は、一体型プリズムなどによって記録媒体からの
戻り光に付与された非点収差以外の収差を除去するの
で、その結果、受光素子は、非点収差を含む良好な光量
分布を有する戻り光を受光することができ、良好なフォ
ーカスサーボを行うのに必要なフォーカスエラーを正確
に検出することができる。
【0097】また、受光素子と一体型プリズムとの間に
非点収差付与手段を設けることにより、非点収差付与手
段は、一体型プリズムから受光素子に向けて発射される
戻り光に非点収差を付与して受光素子に導くので、その
結果、受光素子は、非点収差を含む良好な光量分布を有
する戻り光を受光することができ、良好なフォーカスサ
ーボやを行うのに必要なフォーカスエラーを正確に検出
することができる。
【0098】また、受光素子と一体型プリズムとの間に
戻り光の収差を調整するための収差調整手段を設けるこ
とにより、収差調整手段は、一体型プリズムから受光素
子に向けて発射される戻り光の収差を調整して受光素子
に導くので、その結果、受光素子は、非点収差を含む良
好な光量分布を有する戻り光を受光することができ、良
好なフォーカスサーボを行うのに必要なフォーカスエラ
ーやを正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における光ピックアッ
プの光学系の概略構造を示す模式図である。
【図2】本発明の第2の実施形態における光ピックアッ
プの光学系の概略構造を示す模式図である。
【図3】本発明の第3の実施形態における光ピックアッ
プの光学系の概略構造を示す模式図である。
【図4】一体型プリズムからのかかる戻り光が直角プリ
ズムの入射面から斜めに入射して直角プリズムを通過す
る際の光路を示した図である。
【図5】本発明の第4の実施形態における光ピックアッ
プの光学系の概略構造を示す模式図である。
【図6】本発明の第5の実施形態における光ピックアッ
プの光学系の概略構造を示す模式図である。
【図7】本発明の第6の実施形態における光ピックアッ
プの光学系の概略構造を示す模式図である。
【図8】従来のコンパチブルプレーヤに用いられる光ピ
ックアップの光学系の概略構造を示す模式図である。
【符号の説明】
1・・・・ホログラム 2・・・・直角プリズム 3・・・・トーリックレンズ 11・・・・レーザダイオード 12・・・・レーザダイオード 21・・・・一体型プリズム 30・・・・受光素子
フロントページの続き Fターム(参考) 5D118 AA14 AA26 BA01 BB02 BF02 BF03 CC02 CD02 CD03 CD08 CF06 CG07 DA06 DA17 DA40 DA43 DB04 DC03 5D119 AA41 BA01 EC04 EC07 EC45 EC47 FA05 JA07 JA11 JA17 JA43

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの独立した光ビームを供
    給するビーム発射手段と、 前記ビーム発射手段からの光ビームを記録媒体へ向けて
    集光させる共通の光学系と、 前記ビーム発射手段からの光ビームの各々が入射し略無
    収差のまま当該光ビームの各々を前記集光光学系へ導く
    とともに、前記記録媒体からの戻り光の各々が入射し受
    光素子へ導くための一体型プリズムと、 前記受光素子と前記一体型プリズムとの間に前記戻り光
    のコマ収差を除去するための収差除去手段を設けたこと
    を特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記収差除去手段は、さらに戻り光の光
    路を変更することを特徴とする請求項1記載の光ピック
    アップ装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも2つの独立した光ビームを供
    給するビーム発射手段と、 前記ビーム発射手段からの光ビームを記録媒体へ向けて
    集光させる共通の光学系と、 前記ビーム発射手段からの光ビームの各々が入射し略無
    収差のまま当該光ビームの各々を前記集光光学系へ導く
    とともに、前記記録媒体からの戻り光の各々が入射し受
    光素子へ導くための一体型プリズムと、 前記受光素子と前記一体型プリズムとの間に前記戻り光
    に非点収差を付与する非点収差付与手段を設けたことを
    特徴とする光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 フォーカスエラー検出に必要な非点収差
    を前記非点収差付与手段のみで付与することを特徴とす
    る請求項3に記載の光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 フォーカスエラー検出に必要な非点収差
    を前記非点収差付与手段と前記一体型プリズムとの双方
    で付与することを特徴とする請求項3に記載の光ピック
    アップ装置。
  6. 【請求項6】 前記非点収差付与手段は、さらにレンズ
    作用を有することを特徴とする請求項3、4又は5に記
    載の光ピックアップ装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも2つの独立した光ビームを供
    給するビーム発射手段と、 前記ビーム発射手段からの光ビームを記録媒体へ向けて
    集光させる共通の光学系と、 前記ビーム発射手段からの光ビームの各々が入射し略無
    収差のまま当該光ビームの各々を前記集光光学系へ導く
    とともに、前記記録媒体からの戻り光の各々が入射し受
    光素子へ導くための一体型プリズムと、 前記受光素子と前記一体型プリズムとの間に戻り光の光
    路を変更する光路変更手段とを設けたことを特徴とする
    光ピックアップ装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも2つの独立した光ビームを供
    給するビーム発射手段と、 前記ビーム発射手段からの光ビームを記録媒体へ向けて
    集光させる共通の光学系と、 前記ビーム発射手段からの光ビームの各々が入射し略無
    収差のまま当該光ビームの各々を前記集光光学系へ導く
    とともに、前記記録媒体からの戻り光の各々が入射し受
    光素子へ導くための一体型プリズムと、 前記受光素子と前記一体型プリズムとの間に戻り光の収
    差を調整するための収差調整手段を設けたことを特徴と
    する光ピックアップ装置。
JP05961499A 1999-03-08 1999-03-08 光ピックアップ装置 Expired - Fee Related JP3640562B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05961499A JP3640562B2 (ja) 1999-03-08 1999-03-08 光ピックアップ装置
EP00301718A EP1037206A3 (en) 1999-03-08 2000-03-02 Optical pickup

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05961499A JP3640562B2 (ja) 1999-03-08 1999-03-08 光ピックアップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000260052A true JP2000260052A (ja) 2000-09-22
JP3640562B2 JP3640562B2 (ja) 2005-04-20

Family

ID=13118313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05961499A Expired - Fee Related JP3640562B2 (ja) 1999-03-08 1999-03-08 光ピックアップ装置

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP1037206A3 (ja)
JP (1) JP3640562B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002063619A1 (en) * 2001-02-01 2002-08-15 Fujitsu Limited Optical storage device
JP2010049232A (ja) * 2008-07-23 2010-03-04 Ricoh Co Ltd 光走査装置、これを用いた画像投影装置、ヘッドアップディスプレイ装置および携帯電話機
JP4995201B2 (ja) * 2006-10-05 2012-08-08 パナソニック株式会社 光学ヘッド、光ディスク装置、コンピュータ、光ディスクプレーヤ及び光ディスクレコーダ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63129529A (ja) * 1986-11-19 1988-06-01 Toshiba Corp 光学式ピツクアツプヘツド
JP3638194B2 (ja) * 1997-03-19 2005-04-13 パイオニア株式会社 光ピックアップ装置
JPH10261241A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Sony Corp 記録再生装置および方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002063619A1 (en) * 2001-02-01 2002-08-15 Fujitsu Limited Optical storage device
US6876620B2 (en) 2001-02-01 2005-04-05 Fujitsu Limited Optical storage device
JP4995201B2 (ja) * 2006-10-05 2012-08-08 パナソニック株式会社 光学ヘッド、光ディスク装置、コンピュータ、光ディスクプレーヤ及び光ディスクレコーダ
JP2010049232A (ja) * 2008-07-23 2010-03-04 Ricoh Co Ltd 光走査装置、これを用いた画像投影装置、ヘッドアップディスプレイ装置および携帯電話機
US8810880B2 (en) 2008-07-23 2014-08-19 Ricoh Company, Ltd. Optical scan unit, image projector including the same, vehicle head-up display device, and mobile phone

Also Published As

Publication number Publication date
JP3640562B2 (ja) 2005-04-20
EP1037206A3 (en) 2000-11-15
EP1037206A2 (en) 2000-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100209916B1 (ko) 복수의 광디스크사양들에 호환하는 대물렌즈를구비한 광픽업
EP0855701B1 (en) Optical pickup compatible with recordable compact disk and digital video disk using plane parallel plates
CN101165793B (zh) 光拾取器及光学信息记录再现装置
US7948858B2 (en) Optical information processing apparatus, optical pick-up device and optical recording disc system
KR100294235B1 (ko) 광학적 가변조리개를 사용한 광픽업
KR100449402B1 (ko) 광 픽업 장치
US6009066A (en) Optical pickup of two different wavelength laser sources with an objective lens having an annular shielding region
JP2000076665A (ja) 光ピックアップ装置
GB2328777A (en) Optical pickup device
US6115349A (en) Two laser source optical pickup with a plano-convex lens to compensate for aberration caused by discs of different thicknesses
JP2000260052A (ja) 光ピックアップ装置
JPH1031841A (ja) 光ピックアップ
KR100687667B1 (ko) 광 픽업 장치 및 그 장치에 사용되는 보정 렌즈
JPH10269607A (ja) 光ピックアップ装置
JP3841287B2 (ja) 光ピックアップおよびこれを用いる光情報処理装置
US7020063B2 (en) Optical pickup
JP2000082232A (ja) 光ピックアップ装置
JP4537628B2 (ja) 光ピックアップ装置及び光ディスク装置
US7466643B2 (en) Optical pickup system and information recording and/or reproducing apparatus employing the same
KR100200867B1 (ko) 이층 기록 재생용 광픽업장치
JP4940319B2 (ja) 光ピックアップ
KR100641088B1 (ko) 광픽업장치
US20050232118A1 (en) Optical pickup device compatible with two types of optical recording media
US20120106312A1 (en) Optical pickup device
JP2000251312A (ja) 光ディスクドライブ用の光ピックアップ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100128

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110128

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110128

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120128

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130128

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees