JP2000260080A - オートリバース式テープレコーダ - Google Patents

オートリバース式テープレコーダ

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JP2000260080A
JP2000260080A JP11059497A JP5949799A JP2000260080A JP 2000260080 A JP2000260080 A JP 2000260080A JP 11059497 A JP11059497 A JP 11059497A JP 5949799 A JP5949799 A JP 5949799A JP 2000260080 A JP2000260080 A JP 2000260080A
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lever
gear
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tape
rotated
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JP11059497A
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English (en)
Inventor
Hisaya Narita
久弥 成田
Takashi Tanigawa
孝史 谷川
Mamoru Nakamura
衛 中村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープに対する信号の記録時にテープの走行
方向の切換を不能にして誤操作を防止するための誤操作
防止機構の簡素化を図る。 【解決手段】 テープに対する信号の記録を行う記録モ
ードを設定するレコードレバー20と、移動動作されて
テープの走行方向を切り換える走行方向切換レバー54
と、レコードレバーの動作に連動して動作され記録モー
ドが設定された状態において走行方向切換レバーの移動
を規制する移動規制レバー56とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオートリバース式テ
ープレコーダに関する。詳しくは、テープに対する信号
の記録時にテープの走行方向の切換を不能にして誤操作
を防止するための誤操作防止機構の簡素化を図る技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープを走行させて信号の記録及び
再生を行うことのできるテープレコーダがあり、このよ
うなテープレコーダには、磁気テープを一方向へ正転走
行させて記録又は再生を行い、磁気テープが終端に達し
たときに該磁気テープが自動的に一方向と逆の方向に反
転走行されて記録又は再生が為されるオートリバース式
テープレコーダがある。
【0003】そして、このようなオートリバース式テー
プレコーダにあっては、テープの走行方向の切換を必要
なときに手動で行う所謂マニュアル切換機構を備えてい
るものがあるが、このマニュアル切換機構は再生時に使
用するものであり、記録時には必要としない。このた
め、記録時に誤ってマニュアル切換機構の操作を行わな
いようにするために、記録時にはマニュアル切換機構の
動作を規制して誤操作を防止するための誤操作防止機構
が設けられているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のオートリバース式テープレコーダに設けられた誤操
作防止機構にあっては、機構が複雑であると共に小さな
部品が組み合わされて構成されているため部品点数が多
く組立性が悪いという問題があった。特に、携帯用の小
型の機器になる程、組立調整が困難であった。
【0005】そこで、本発明オートリバース式テープレ
コーダは、上記した問題点を克服し、テープに対する信
号の記録時にテープの走行方向の切換を不能にして誤操
作を防止するための誤操作防止機構の簡素化を図ること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明オートリバース式
テープレコーダは、上記した課題を解決するために、テ
ープに対する信号の記録を行う記録モードを設定するレ
コードレバーと、移動動作されてテープの走行方向を切
り換える走行方向切換レバーと、レコードレバーの動作
に連動して動作され記録モードが設定された状態におい
て走行方向切換レバーの移動を規制する移動規制レバー
とを設けたものである。
【0007】従って、本発明オートリバース式テープレ
コーダにあっては、テープに対する信号の記録時にテー
プの走行方向の切換を不能にして誤操作の防止を図るた
めの誤操作防止機構が少ない部品点数で構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面を参照して説明する。
【0009】尚、以下に示した実施の形態は、本発明を
ノーマル再生及びリバース再生を行うことのできる所謂
オートリバース機能を有する携帯型のカセットテープレ
コーダに適用したものである。
【0010】先ず、主に図1乃至図5を参照してカセッ
トテープレコーダの構成について説明する。図2はカセ
ットテープレコーダのメカシャーシ11の主に背面側に
構成される磁気テープ駆動機構の停止モード(以下、
「STOPモード」という。)における状態、図3はカ
セットテープレコーダのメカシャーシ11の主に平面側
に構成される磁気テープ駆動機構のSTOPモードにお
ける状態を示すものである。尚、各図における磁気テー
プ駆動機構は、便宜上全て一方の側から見た状態で示し
てある。
【0011】カセットテープレコーダ1は筐体2内に所
要の各部材及び各機構が配置されて成る。筐体2にはカ
セット装着部3が形成され、該カセット装着部3は筐体
2に回動自在に支持された蓋体4によって開閉される。
そして、蓋体4が回動されてカセット装着部3が開放さ
れると、テープカセット5のカセット装着部3への装着
が可能な状態とされる(図1参照)。
【0012】カセットテープレコーダ1にはテープを走
行させ記録された信号の再生を行う再生モードを設定す
るための再生釦6、テープを走行させ信号の記録を行う
録音モードを設定するための録音釦7、テープの走行を
停止させるためのストップ釦8、スライド操作によって
テープを高速で走行させ早送り又は巻き戻しを行うため
のFRスイッチ9、スライド操作によってテープの走行
方向を切り換えるためのディレクションスイッチ10が
配置されている(図1参照)。
【0013】カセットテープレコーダ1にあっては、再
生モードとしてテープを一方向へ走行させて行うノーマ
ル再生モード(以下、「NORモード」という。)とテ
ープを一方向と反対方向へ走行させて行うリバース再生
モード(以下、「REVモード」という。)が設定さ
れ、これらの2つのモードがディレクションスイッチ1
0をスライド操作することによって切り換えることがで
きるようになっている。そして、録音モード(以下、
「RECモード」という。)としても、テープを一方向
へ走行させて行うノーマル録音モード(以下、「N−R
ECモード」という。)とテープを一方向と反対方向へ
走行させて行うリバース録音モード(以下、「R−RE
Cモード」という。)との設定が可能である。
【0014】また、STOPモードにおいてFRスイッ
チ9をスライド操作することにより、早送りモード(以
下、「FFモード」という。)又は巻き戻しモード(以
下、「REWモード」という。)が設定され、NORモ
ード又はREVモードにおいてFRスイッチ9をスライ
ド操作することにより、ノーマル再生中の早送りモード
(以下、「CUEモード」という。)又はリバース再生
中の巻き戻しモード(以下、「REVIEWモード」と
いう。)が設定されるようになっている。
【0015】さらに、カセットテープレコーダ1にあっ
ては、NORモード、REVモード、N−RECモー
ド、R−RECモード、FFモード及びREWモードに
おいて、ストップ釦8を操作することによりSTOPモ
ードが設定されるようになっている。
【0016】図2に示すように、メカシャーシ11には
一の側縁に互いに離間してバネ取付部11a、11b、
11cが形成されている。
【0017】メカシャーシ11には正逆両回転が可能な
駆動モータ12が配置され、該駆動モータ12の回転軸
にはプーリー12aが取り付けられている。そして、メ
カシャーシ11にはフライホイール13が回転自在に支
持されており、プーリー12aとフライホイール13と
に亘ってベルト14が張架されている。従って、フライ
ホイール13は駆動モータ12の駆動によって該駆動モ
ータ12の回転方向と同じ方向へ回転される。
【0018】フライホイール13の回転軸はメカシャー
シ1を挿通されて反対側に突出され、キャプスタン軸1
5として設けられている。そして、フライホイール13
の中心部には径の小さなギヤ部13aが一体に形成され
ている。
【0019】メカシャーシ11にはテープ走行用レバー
16が図2に示すY1−Y2方向に移動自在に支持さ
れ、Y2側の端縁が折り曲げられて取付部16aとして
形成され、該取付部16aに上記した再生釦6が取り付
けられている。そして、取付部16aにはメカシャーシ
11のバネ取付部11bに取り付けられたバネ17の一
端が弾接され、これによりテープ走行用レバー16はY
2方向へ付勢されSTOPモードにおいてY2方向の移
動端に位置されている。
【0020】テープ走行用レバー16には、図2に示す
X1側の側縁に被ロック部16bと規制部16cとがY
方向に離間して形成され、X2側の側縁に被押圧部16
dとバネ掛け部16eとがY方向に離間して形成されて
いる。そして、被押圧部16dの近傍にはY1方向へ突
出されたバネ支持部16fが形成されている。また、テ
ープ走行用レバー16にはX2側の端縁に寄った位置に
立曲状の押圧片16gが形成されている。さらに、テー
プ走行用レバー16には回動支点16hが突設され、該
回動支点16hはメカシャーシ11と干渉しない位置で
該メカシャーシ11側に突出されている(図3参照)。
【0021】メカシャーシ11にはテープ走行用レバー
16と並ぶようにして、ストップレバー18が図2に示
すY1−Y2方向に移動自在に支持され、Y2側の端縁
が折り曲げられて取付部18aとして形成され、該取付
部18aに上記したストップ釦8が取り付けられてい
る。そして、取付部18aにはメカシャーシ11のバネ
取付部11aに取り付けられたバネ19の一端が弾接さ
れ、これによりストップレバー18はY2方向へ付勢さ
れSTOPモードにおいてY2方向の移動端に位置され
ている。
【0022】ストップレバー18には、Y1側の端部が
ロック解除部18bとして形成され、また、取付部18
aに寄った部分に立曲状の押圧片18cが形成されてい
る。
【0023】メカシャーシ11にはテープ走行用レバー
16を挟んでストップレバー18の反対側に、レコード
レバー20が図2に示すY1−Y2方向に移動自在に支
持され、Y2側の端縁が折り曲げられて取付部20aと
して形成され、該取付部20aに上記した録音釦7が取
り付けられている。
【0024】レコードレバー20には、Y1側の端部に
寄った部分にバネ係合部20bが形成されている。そし
て、レコードレバー20にはテープ走行用レバー16の
被押圧部16dに近接又は当接して位置する押圧部20
cが形成されている。また、取付部20aにはメカシャ
ーシ11のバネ取付部11cに取り付けられたバネ20
dの一端が弾接され、これによりテープ走行用レバー2
0はY2方向へ付勢されSTOPモードにおいてY2方
向の移動端に位置されている。
【0025】メカシャーシ11にはテープ走行用レバー
16及びストップレバー18上に重なるようにしてスイ
ッチレバー21が回動自在に支持され、該回動レバー2
1のX2側の端部に被押圧部21aが形成され、該被押
圧部21aの中央部が突出されて係合突部21bが形成
されている。そして、スイッチレバー21のX1側の端
部にはメカシャーシ11から離間する方向へ突出された
スイッチ操作部21cが形成されている。
【0026】スイッチレバー21のスイッチ操作部21
cの基端部には引張コイルバネとしてロックバネ22の
一端が取り付けられ、これによりスイッチレバー21は
図2に示すR1方向へ付勢され、被押圧部21aがテー
プ走行用レバー16の押圧片16gに弾接されている。
尚、このロックバネ22のバネ力は後述する戻しバネの
バネ力よりもかなり小さくされている。
【0027】レコードレバー20にはロック部材23が
回動自在に支持され、該ロック部材23にはテープ走行
用レバー16のロック部16fに係合可能な係合部23
aが形成されている。そして、レコードレバー20がY
1方向へ移動されると、ロック部材23は図示しない捩
じりコイルバネによって係合部23aがロック部16f
に係合する位置まで回動され、Y1方向へ移動されてい
たレコードレバー20がY2方向へ移動されると、係合
部23aとロック部16fとの係合が解除され元の位置
まで回動されるようになっている。
【0028】FRレバー24はテープの早送りと巻き戻
しとを切り換える切換操作部として機能し、X1−X2
方向へ移動可能とされている。
【0029】FRレバー24はテープ走行用レバー1
6、ストップレバー18及びレコードレバー20上に重
なるように配置され、Y2側の側縁には折曲形成された
取付部24aが設けられ、該取付部24aに上記したF
Rスイッチ9が取り付けられている。そして、FRレバ
ー24のY2側の側縁には取付部24aに隣接して摺動
縁24b、24cが形成され、該摺動縁24b、24c
はY2方向へ行くに従って互いに離間するように傾斜さ
れている。また、FRレバー24には、取付部24aを
挟んで摺動縁24b、24cと反対側の位置に支持部2
4dが形成されている。
【0030】FRレバー24のY1側の側縁には、X1
側に寄った位置にバネ係合部24eが形成されている。
そして、FRレバー24にはY1方向へ突出された摺接
作用部24fが形成され、該摺接作用部24fはY1方
向に開口するように略V字状に形成されている。また、
FRレバー24には取付部24aと支持部24dとの間
に作用縁24gが形成され、該作用縁24gはY2方向
に開口するように略V字状に形成されている。
【0031】FRレバー24には所定の形状を為すカム
孔25が形成され、該カム孔25は中央部に位置する停
止用係合縁25aと該停止用係合縁25aを挟んでX1
−X2方向における両側に位置する巻戻用係合縁25
b、早送用係合縁25cとを有している。そして、停止
用係合縁25aは巻戻用係合縁25b、早送用係合縁2
5cよりもY2側に位置している。そして、STOPモ
ードにおいては、スイッチレバー21へのロックバネ2
2の付勢力によって、係合突部21bがカム孔25の停
止用係合縁25aに係合されている。
【0032】FRレバー24は係合突部21bが停止用
係合縁25aに係合されている状態の中央位置を基準と
してX1−X2方向に移動可能であり、X1方向へ移動
されることにより係合突部21bが早送用係合縁25c
と係合される第1の位置へ至り、X2方向へ移動される
ことにより係合突部21bが巻戻用係合縁25bと係合
される第2の位置へ至る。
【0033】スイッチレバー21とFRレバー24との
間には被保持部材26がX1−X2方向へ移動自在に支
持されている。被保持部材26はテープ走行用レバー1
6の規制部16cに対向する位置に被規制縁26aが形
成され、該被規制縁26aはY1方向へ行くに従って互
いに近づく一対の斜縁により構成されている。そして、
被保持部材26にはFRレバー24のバネ係合部24e
の近傍にバネ係合部26bが形成されている。
【0034】メカシャーシ11には支持軸11dが突設
され、該支持軸11dに戻しバネ27が支持されてい
る。戻しバネ27は捩じりコイルバネであり、コイル部
27aに支持軸11dが挿通され、STOPモードにお
いてはコイル部27aから突出された弾接部27b、2
7cが交叉された状態でFRレバー24のバネ係合部2
4eと被保持部材26のバネ係合部26bとを挟持して
いる。
【0035】被保持部材26はFRレバー24の移動に
伴ってX1−X2方向へ移動可能であり、後述するよう
に、FFモード及びREWモードにおいてはFRレバー
24の移動に伴って移動する非作用位置に移動される。
また、被保持部材26はテープ走行用レバー16の規制
部16cに移動を規制された状態ではFRレバー24が
移動しても移動されず、CUEモード及びREVIEW
モードでは、移動方向における中央の作用位置で移動を
規制されている。
【0036】メカシャーシ11には走行停止レバー28
が回動自在に支持され、該走行停止レバー28はその一
部がテープ走行用レバー16とスイッチレバー21との
間に配置されている。走行停止レバー28は略倒立L字
状を為し、Y2側の端部に形成されたロック部28aと
上記ストップレバー18のロック解除部18bに対向し
て位置する被作用部28bとY1側の端部に形成された
バネ掛け部28cとを有している。そして、走行停止レ
バー28はY1側の端部が一部切り欠かれて係合切欠2
8dが形成されている。
【0037】メカシャーシ11には駆動力伝達レバー2
9がキャプスタン軸15と同じ回転支点を中心として回
動自在に支持され、一端寄りの部分のテープ走行用レバ
ー16のロック部16fに対向する位置にバネ取付部2
9aが形成され、他端部には被作用突部29bが形成さ
れている。そして、駆動力伝達レバー29のバネ取付部
29aには圧縮コイルバネである伝達バネ30が取り付
けられ、該伝達バネ30の一端がテープ走行用レバー1
6のロック部16fに弾接されている。
【0038】駆動力伝達レバー29の一端寄りの部分に
は2段ギヤである伝達ギヤ31が支持され、該伝達ギヤ
31は大径部31aと小径部31bとを有している。そ
して、伝達ギヤ31の大径部31aには、上記フライホ
イール13のギヤ部13aが噛合されている。
【0039】メカシャーシ11には略円板状を為すカム
部材32が軸受部材33を介して回転自在に配置され、
該カム部材32の外周部にはギヤ部32aが形成されて
いる(図2及び図4参照)。カム部材32には同軸上に
リミッタギヤ34が圧縮コイルバネ35を介して弾接さ
れている。従って、カム部材32とリミッタギヤ34と
の間に生じる摩擦力の相異によって、カム部材32とリ
ミッタギヤ34とが一体となって回転され、または、リ
ミッタギヤ34に対してカム部材32が回転される。
【0040】カム部材32のリミッタギヤ34が位置す
る側の面のリミッタギヤ34の外周側の部分には、外径
が略卵型を為す摺接カム部36が形成されている(図1
0乃至図15参照)。摺接カム部36はその略4分の3
の部分が円弧部36aとして形成され、その他の部分が
円弧部36aから離れるに従ってカム部材32の外周に
近づく変位部36bとして形成されている。
【0041】カム部材32にはリミッタギヤ34が位置
する側の面に周方向に離間して一対の突出カム部37
a、37bが形成され、該突出カム部37a、37bは
カム部材32の回転軸を挟んで摺接カム部36の変位部
36bの反対側に位置されている。
【0042】メカシャーシ11とリミッタギヤ34との
間には、該リミッタギヤ34と同軸上に首振りレバー3
8が回動自在に支持されている(図2及び図4参照)。
そして、首振りレバー38は上記圧縮コイルバネ35を
介してリミッタギヤ34に弾接されている。
【0043】首振りレバー38は軸受部材33に挿入さ
れた軸部38aとギヤ支持部38bとが一体に形成され
て成り、ギヤ支持部38bの両端部にはそれぞれ従動ギ
ヤ39、40が回転自在に支持されている。そして、従
動ギヤ39、40はリミッタギヤ34に噛合されてい
る。また、首振りレバー38のギヤ支持部38bにはス
トッパ片38cが形成され、該ストッパ片38cがメカ
シャーシ11に形成されたストッパ孔11e内に位置さ
れている。
【0044】メカシャーシ11には略Y方向に延びる回
動レバー41が上記キャプスタン軸15と同軸上に回動
自在に支持され、該回動レバー41はその一部がメカシ
ャーシ11と上記駆動力伝達レバー29との間に配置さ
れている。回動レバー41のY2側の端部は被支持部4
1aとして形成され、該被支持部41aは上記FRレバ
ー24の支持部24dに係合され回動可能に支持されて
いる。そして、回動レバー41のY1側の端部には互い
に噛合された第1のギヤ42と第2のギヤ43とが回転
自在に支持され、第1のギヤ42には上記フライホイー
ル13のギヤ部13aが噛合されている。
【0045】回動レバー41は被支持部41aがFRレ
バー24の支持部24dに支持されることにより、FR
レバー24のX1−X2方向への移動に伴って回動さ
れ、FRレバー24がX1方向へ移動されると第1のギ
ヤ42がリミッタギヤ34に噛合され、FRレバー24
がX2方向へ移動されると第2のギヤ43がリミッタギ
ヤ34に噛合されるようになっている。尚、STOPモ
ードにおいては、第1のギヤ42、第2のギヤ43とも
リミッタギヤ34に噛合されない。
【0046】カム部材32の両側には一対のリール台ギ
ヤ44、45が配置され、X1側に位置するリール台ギ
ヤ44には該リール台ギヤ44の回転方向に応じた方向
に回動可能な揺動レバー46が回動自在に支持されてい
る。揺動レバー46は略X方向に延びるように配置さ
れ、一端部がリール台ギヤ44に支持され、他端部がバ
ネ受部46aとして形成されている。そして、揺動レバ
ー46の中間部にはカム部材32の中心側へ向けて突出
した摺接部46bが形成されている。また、揺動レバー
46のY方向における摺接部46bが形成された部分と
反対側の部分には、押圧板47が揺動自在に支持されて
いる。
【0047】X2側に位置するリール台ギヤ45には該
リール台ギヤ44の回転方向に応じた方向に回動される
付勢バネ48が支持されており、該付勢バネ48はリー
ル台ギヤ45が所定の方向へ回転されたときに一端部が
揺動レバー46のバネ受部46aに弾接し、揺動レバー
46の摺接部46bをカム部材32の摺接カム部36に
摺接させる役割を果たすものである。
【0048】カム部材32の近傍には走行反転用ギヤ4
9と走行停止用ギヤ50とが稍離間した状態で回転自在
に支持され、走行反転用ギヤ49と走行停止用ギヤ50
とは所定の状態においてカム部材32のギヤ部32aに
選択的に噛合される。そして、走行反転用ギヤ49は後
述する走行方向切換レバーに対する移動の規制を一時的
に解除する規制解除部材としての機能をも有する。
【0049】走行反転用ギヤ49は略半円状を為す部分
とその部分の走行停止用ギヤ50と略反対側に位置する
外周部から周方向に突出した部分とが一体に形成されて
成り、突出した部分には数歯のギヤ49aが形成されて
いる。そして、走行反転用ギヤ49の略半球状を為す部
分には、メカシャーシ11側に突出した作用軸49bが
形成されている。また、走行反転用ギヤ49の略半球状
を為す部分には、揺動レバー46に支持された押圧板4
7に対向する位置に被押圧部49cが形成されている。
【0050】走行反転用ギヤ49の中心軸と上記走行停
止レバー28のバネ掛け部28cとの間にコイルバネ5
1が張設され、これにより走行停止レバー28が図2に
示すR2方向へ付勢されている。また、走行反転用ギヤ
49の中心軸は走行停止レバー28の係合切欠28d内
に位置されている。
【0051】走行停止用ギヤ50は略半円状を為す部分
とその部分の走行反転用ギヤ49と略反対側に位置する
外周部から周方向に突出した部分とが一体に形成されて
成り、突出した部分には数歯のギヤ50aが形成されて
いる。そして、走行停止用ギヤ50の略半球状を為す部
分には、メカシャーシ11側と反対側に突出した作用軸
50bが形成されている。また、走行停止用ギヤ50の
略半球状を為す部分には、揺動レバー46に支持された
押圧板47に対向する位置に被押圧部50cが形成され
ている。
【0052】走行停止用ギヤ50と走行反転用ギヤ49
との間にはコイルバネ52が張設され、これにより走行
反転用ギヤ49と走行停止用ギヤ50はギヤ49aとギ
ヤ50aとが離間する方向へ付勢され、STOPモード
においてはギヤ49a、ギヤ50aの双方がカム部材3
2のギヤ部32aと噛合されていない。
【0053】メカシャーシ11には中間レバー53が回
動自在に支持され、該中間レバー53の一端部が走行方
向切換レバー54の一端部に回動可能に連結されてい
る。
【0054】走行方向切換レバー54は略X方向に長く
延び、メカシャーシ11にX1−X2方向に移動自在に
支持されている。走行方向切換レバー54にはメカシャ
ーシ11と反対側に突出されたスイッチ片54aと走行
反転用ギヤ49の作用軸49bに対向して位置する被作
用部54bとが形成されている。
【0055】走行方向切換レバー54のスイッチ片54
aの近傍には切換スイッチ55が配置され(図7参
照)、該切換スイッチ55がスイッチ片54aによって
操作されることにより、テープが反転走行されるように
なっている。
【0056】メカシャーシ11には移動規制レバー56
が走行停止用ギヤ50と同軸上に回動自在に支持されて
いる。移動規制レバー56の一端部にはX方向に稍離間
して第1の規制縁56aと第2の規制縁56bとが形成
され、他端部にはバネ係合部56cが形成されている。
そして、移動規制レバー56の回動軸が捩じりコイルバ
ネ57のコイル部57aに挿入され、STOPモードに
おいてはコイル部57aから突出された弾接部57b、
57cが交叉された状態で、レコードレバー20のバネ
係合部20bと移動規制レバー56のバネ係合部56c
とを挟持している。
【0057】メカシャーシ11における上記した各レバ
ー等が配置された側と反対側の面には、ヘッド切換レバ
ー58が図3に示すX1−X2方向に移動自在に支持さ
れている。ヘッド切換レバー58はX1−X2方向に長
く延び、一端部に取付部58aが形成され、該取付部5
8aに上記ディレクションスイッチ10が取り付けられ
ている。
【0058】ヘッド切換レバー58にはX1−X2方向
に離間してメカシャーシ11と反対側に突出した規制突
部58b、58cが形成されている。そして、ヘッド切
換レバー58には連結孔58dが形成され、該連結孔5
8dに上記中間レバー53の他端部が回動可能に係合さ
れて該中間レバー53とヘッド切換レバー58とが連結
されている。
【0059】従って、ヘッド切換レバー58がX1方向
へ移動されると中間レバー53を介して走行方向切換レ
バー54がX2方向へ移動され、ヘッド切換レバー58
がX2方向へ移動されると中間レバー53を介して走行
方向切換レバー54がX1方向へ移動されスイッチ片5
4aが切換スイッチ55を操作するようになっている。
尚、ヘッド切換レバー58の移動方向におけるX1方向
の移動端及びX2方向の移動端は、それぞれ後述する第
1のベース又は第2のベースの移動を規制する第1の規
制位置及び第2の規制位置とされる。
【0060】ヘッド切換レバー58に重なるようにして
第1のベース59と第2のベース60とが、上記テープ
走行用レバー16に形成された回動支点16hを中心に
それぞれ回動可能に配置されている。そして、第1のベ
ース59と第2のベース60にはそれぞれ逃げ凹部59
a、60aが形成されている。
【0061】第1のベース59と第2のベース60との
間には捩じりコイルバネ61が介在され、これにより第
1のベース59は図3に示すR1方向へ、また、第2の
ベース60は図3に示すR2方向へ付勢されている。そ
して、第1のベース59と第2のベース60とには、そ
れぞれ第1の磁気ヘッド62と第2の磁気ヘッド63と
が取り付けられている。
【0062】第2のベース60には支持部材64がX2
側の端部を支点として回動自在に支持され、該支持部材
64にはピンチローラ65が回転自在に支持されてい
る。そして、支持部材64とテープ走行用レバー16の
バネ掛け部16eとの間には捩じりコイルバネ64aが
介在され(図16参照)、第2のベース60がY1方向
へ移動されたときに捩じりコイルバネ64aの作用によ
ってピンチローラ65がキャプスタン軸15に圧着され
るようになっている。また、第2のベースには被作用片
64bが形成され、該被作用片64bはテープ走行用レ
バー16の図示しない挿通孔を挿通されてFRレバー2
4の作用縁24gに係合されている。
【0063】カセットテープレコーダ1のカセット装着
部3には、上記リール台ギヤ44、45の回転に伴って
回転される一対のリール台66、67が配置されている
(図1参照)。そして、カセット装着部3にはテープカ
セット5を位置決めするための位置決めピン68、68
が突設されている(図1参照)。
【0064】以下に、カセットテープレコーダ1の各動
作について説明する。
【0065】先ず、STOPモードからNORモードを
設定する場合について説明する(図6及び図7参照)。
【0066】STOPモードにおいてヘッド切換レバー
58がX1方向側の位置である第1の規制位置にある状
態で、テープ走行用レバー16が図6に示すY1方向へ
操作されると、押圧片16gによってスイッチレバー2
1の被押圧部21aがY1方向へ押圧され、スイッチ操
作部21cによって図示しない駆動スイッチが操作され
て駆動モータ12が回転される。そして、駆動モータ1
2の駆動力がベルト14を介してフライホイール13に
伝達され、ギヤ部13aを介して伝達ギヤ31が回転さ
れる。尚、STOPモードにおいてはFRレバー24が
中心位置にあるため、回動レバー41に支持された第1
のギヤ42及び第2のギヤ43はリミッタギヤ34に噛
合されていない。
【0067】また、テープ走行用レバー16がY1方向
へ移動されると、被ロック部16bが走行停止レバー2
8のロック部28aを押圧して該走行停止レバー28が
R1方向へ稍回動され、さらにテープ走行用レバー16
がY1方向へ移動されることによりR1方向へ稍回動さ
れていた走行停止レバー28がコイルバネ51の作用に
よってR2方向へ回動され、被ロック部16bがロック
部28aにロックされる。
【0068】同時にテープ走行用レバー16のY1方向
への移動によって、ロック部16fに弾接された伝達バ
ネ30を介して連結された駆動力伝達レバー29が回動
され、該駆動力伝達レバー29に支持された伝達ギヤ3
1の小径部31bがカム部材32のカムギヤ32aに噛
合される。そして、ギヤ部13aの回転によって回転さ
れた伝達ギヤ31、カム部材32、リミッタギヤ34を
介して首振りレバー38に支持された従動ギヤ39、4
0が回転される。また、カムギヤ32の回転に伴って軸
受部材33も回転される。
【0069】このときリミッタギヤ34は駆動モータ1
2の回転方向に応じて図6に示すR1方向へ回転され、
圧縮コイルバネ35を介して軸受部材33が首振りレバ
ー38に弾接されているため、該首振りレバー38がス
トッパ片38cがメカシャーシ11のストッパ孔11e
の縁部に規制される位置までR1方向へ回動される。首
振りレバー38がR1方向へ回動されることにより、従
動ギヤ39がリール台ギヤ44と噛合されリール台66
が回転される。
【0070】また、ヘッド切換レバー58がX1方向側
の位置である第1の規制位置にある状態においては、上
記したように、中間レバー53を介して走行方向切換レ
バー54がX2方向へ移動されており、切換スイッチ5
5への操作は為されていない。ヘッド切換レバー58が
第1の規制位置にある状態において、テープ走行用レバ
ー16がY1方向へ操作されると、テープ走行用レバー
16の移動に伴って第1のベース59及び第2のベース
60がY1方向へ移動される(図7参照)。そして、第
2のベース60の移動に伴ってピンチローラ65がY1
方向へ移動され、テープを介してキャプスタン軸15に
圧着される。
【0071】第1のベース59及び第2のベース60が
Y1方向へ移動されたときには、ヘッド切換レバー58
が第1の規制位置にあるため、第1のベース59の一の
側縁がヘッド切換レバー58の規制突部58bに接触す
る。一方、第2のベース60はその逃げ凹部60aに規
制突部58cが位置されるため、捩じりコイルバネ61
のバネ力によって回動支点16hを中心にしてR2方向
へ回動され第2の磁気ヘッド63がテープと接触する。
【0072】以上の通り、従動ギヤ39とリール台ギヤ
44とが噛合されると共に第2の磁気ヘッド63がテー
プに接触され、NORモードが設定される(図6及び図
7参照)。そして、ピンチローラ65とキャプスタン軸
15とによってテープが送り出され、リール台66によ
って巻き取られる。
【0073】テープに記録された信号の再生動作を終了
する場合には、ストップレバー18をY1方向へ操作す
る。ストップレバー18をY1方向へ操作するとロック
解除部18bによって走行停止レバー28の被作用部2
8bが押圧され、該走行停止レバー28がR1方向へ回
動される。従って、テープ走行用レバー16のロックが
解除され該テープ走行用レバー16がバネ17の作用に
よってY2方向へ移動されて操作前の元の位置に戻り、
スイッチレバー21がロックバネ22の作用によってY
2方向へ移動されて元の位置へ戻り、スイッチ操作部2
1cの駆動スイッチへの操作が解除され駆動モータ12
が停止される。
【0074】また、テープ走行用レバー16のY2方向
への移動に伴って、駆動力伝達レバー29も元の位置へ
戻り伝達ギヤ31とカム部材32との噛合が解除され、
リール台66の回転が停止される。さらに、第2の磁気
ヘッド63及びピンチローラ65も元の位置に戻る。従
って、再度STOPモードが設定される。尚、ストップ
レバー18は、該ストップレバー18に対する操作を解
除すればバネ19の作用によって操作前の元の位置に戻
る。
【0075】尚、後述するREVモードからSTOPモ
ードの設定も、上記と同様に、ストップレバー18をY
1方向へ操作することによって為される。また、後述す
るように、RECモードが設定された状態においては、
レコードレバー20がテープ走行用レバー16を介して
走行停止レバー28によってロックされるが、このRE
Cモード(N−RECモード及びR−RECモード)か
らSTOPモードの設定も、上記と同様に、ストップレ
バー18をY1方向へ操作することによって為される。
【0076】次に、STOPモードからREVモードを
設定する場合について説明する(図8及び図9参照)。
【0077】ヘッド切換レバー58がX1方向側の位置
である第1の規制位置にある状態のときには、ヘッド切
換レバー58をX2方向へ操作して第2の規制位置に移
動させる。ヘッド切換レバー58を第2の規制位置に移
動させると、中間レバー53を介して走行方向切換レバ
ー54がX1方向へ移動され、スイッチ片54aが切換
スイッチ55を操作する。従って、NORモードにおけ
る回転方向とは逆方向へ駆動モータ12が回転可能でテ
ープの反転走行が可能な状態とされる。
【0078】ヘッド切換レバー58が第2の規制位置に
ある状態で、テープ走行用レバー16が図8に示すY1
方向へ操作されると、STOPモードの場合と同様にス
イッチ操作部21cによって図示しない駆動スイッチが
操作されて駆動モータ12が回転される。尚、駆動モー
タ12の回転は、上記したように、STOPモードにお
ける場合と反対方向である。そして、駆動モータ12の
駆動力が伝達ギヤ31に伝達される。尚、NORモード
においてもFRレバー24が中心位置にあるため、回動
レバー41に支持された第1のギヤ42及び第2のギヤ
43はリミッタギヤ34に噛合されていない。
【0079】そして、テープ走行用レバー16がY1方
向へ移動されると、STOPモードの場合と同様にして
テープ走行用レバー16が走行停止レバー28にロック
される。また、伝達ギヤ31を介してカム部材32、リ
ミッタギヤ34、従動ギヤ39、40が回転される。
【0080】このときリミッタギヤ34は駆動モータ1
2の回転方向に応じて図6に示すR2方向へ回転され、
首振りレバー38がストッパ片38cがメカシャーシ1
1のストッパ孔11eの縁部に規制される位置までR2
方向へ回動される。首振りレバー38がR2方向へ回動
されることにより、従動ギヤ40がリール台ギヤ45と
噛合されリール台67が回転される。
【0081】また、テープ走行用レバー16がY2方向
へ操作されると、テープ走行用レバー16の移動に伴っ
て第1のベース59及び第2のベース60がY1方向へ
移動され(図9参照)、第2のベース60の移動に伴っ
てピンチローラ65がY1方向へ移動され、テープを介
してキャプスタン軸15に圧着される。
【0082】第1のベース59及び第2のベース60が
Y1方向へ移動されたときには、ヘッド切換レバー58
が第2の規制位置にあるため、第2のベース60の一の
側縁がヘッド切換レバー58の規制突部58cに接触す
る。一方、第1のベース59はその逃げ凹部59aに規
制突部58bが位置されるため、捩じりコイルバネ61
のバネ力によって回動支点16hを中心にしてR1方向
へ回動され第1の磁気ヘッド62がテープと接触する。
【0083】以上の通り、従動ギヤ40とリール台ギヤ
45とが噛合されると共に第1の磁気ヘッド62がテー
プに接触され、REVモードが設定される(図8及び図
9参照)。そして、ピンチローラ65とキャプスタン軸
15とによってテープが送り出され、リール台66によ
って巻き取られる。
【0084】上記したように、カセットテープレコーダ
1にあっては、第1の磁気ヘッド62と第2の磁気ヘッ
ド63との切換を、第1のベース59又は第2のベース
60を一の回動支点16hを中心に選択的に回動させる
ことにより行っている。
【0085】従って、一方のベース59(60)の動作
が他方のベース60(59)に制約されることがなく、
各磁気ヘッド62、63の良好な位置精度を確保するこ
とができる。また、回動支点16hが一つのみであるた
め部品点数が少なく、加えて、第1のベース59及び第
2のベース60が回動するためのスペースが小さいため
他の部材との干渉を回避し易く設計の自由度が向上す
る。
【0086】次に、カセットテープレコーダ1のオート
リバース動作(NORモードからREVモードへの切換
動作又はN−RECモードからR−RECモードへの切
換動作)及びシャットオフ動作(REVモード又はR−
RECモードの自動停止動作)について説明する(図1
0乃至図15参照)。
【0087】NORモードが設定されている状態におい
ては、カム部材32及びリール台ギヤ44がともにR1
方向へ回転されている(図10参照)。リール台ギヤ4
4のR1方向への回転に伴って揺動レバー46がR1方
向へ付勢され、摺接部46bがカム部材32の摺接カム
部36に摺接されている。従って、揺動レバー46は、
摺接部46bが摺接カム部36の変位部36bのうち回
転中心から最も離れた部分と接しているときには、突出
カム部37a又は突出カム部37bと係合可能な係合準
備位置にあり、摺接部46bが摺接カム部36の変位部
36bのうち回転中心から最も離れた部分以外の部分又
は円弧部36aと接しているときには、突出カム部37
a及び突出カム部37bと係合不能な非係合位置にあ
る。このとき揺動レバー46に支持された押圧板47
は、走行反転用ギヤ49の被押圧部49c及び走行停止
用ギヤ50の被押圧部50cに接していない。
【0088】テープが終端に達し走行が停止されると、
リール台ギヤ44の回転が停止されリミッタギヤ34の
回転も停止される。そして、リール台ギヤ44の回転の
停止によって揺動レバー46のR1方向への付勢が解除
される。このときテープ走行用レバー16は操作された
ままの状態であるため、駆動モータ12は停止されずカ
ム部材32はリミッタギヤ34に対して引き続きR1方
向へ回転される。
【0089】カム部材32が所定の位置まで回転される
と、揺動レバー46の摺接部46bは摺接カム部36の
変位部36bと摺接される。そして、引き続きカム部材
32が回転されたときに揺動レバー46のR1方向への
付勢が解除されていることから、摺接部46bは変位部
36bと摺接していた係合準備位置に取り残され、突出
カム部37bと係合される(図11参照)。
【0090】摺接部46bが突出カム部37bと係合さ
れ、さらにカム部材32が回転されることにより、揺動
レバー46は突出カム部37bの作用によってR2方向
へ回動されて走行停止レバー28を動作させるための動
作位置に至り、押圧板47が走行反転用ギヤ49の被押
圧部49c及び走行停止用ギヤ50の被押圧部50cを
押圧する。従って、走行反転用ギヤ49がR2方向へ回
転されると共に走行停止用ギヤ50がR1方向へ回転さ
れ、ギヤ49a及びギヤ50aの先端がカム部材32の
ギヤ部32aと接触する(図12参照)。
【0091】ギヤ49a及びギヤ50aはカム部材32
のギヤ部32aと接触するが、このときカム部材32は
R1方向へ回転されており、ギヤ部32aが噛合可能な
ギヤ49aとのみ噛合される。従って、走行反転用ギヤ
49はさらにR2方向へ回転されるが、走行停止用ギヤ
50は走行反転用ギヤ49と走行停止用ギヤ50との間
に張設されたコイルバネ52の作用によってR2方向へ
回転され、ギヤ50aがカム部材32のギヤ部32aか
ら離間する(図13参照)。そして、走行反転用ギヤ4
9のR2方向への回転によって、作用軸49bが走行方
向切換レバー54の被作用部54bをX1方向へ押圧
し、走行方向切換レバー54がX1方向へ移動されてス
イッチ片54aが切換スイッチ55を操作する。尚、こ
のときヘッド切換レバー58は走行方向切換レバー54
のX1方向への移動によって、中間レバー53を介して
X2方向へ移動され第2の規制位置へ至る。
【0092】スイッチ片54aによって切換スイッチ5
5が操作されると、駆動モータ12の回転が逆転され、
カム部材32がR2方向へ回転され走行反転用ギヤ49
がR1方向へ回転されてギヤ部32aとの噛合が解除さ
れる(図14参照)。そして、首振りレバー38がカム
部材32の回転方向に応じてR2方向へ回動されて従動
ギヤ40とリール台ギヤ45とが噛合され、リール台ギ
ヤ45もR2方向へ回転されるため、該リール台ギヤ4
5に支持された付勢バネ48がR2方向へ回動される。
【0093】以上のようにして、オートリバース動作が
為されてREVモードが設定され、テープが反転走行さ
れる。
【0094】R2方向へ回動された付勢バネ48によっ
て揺動レバー46のバネ受部46aが押圧され、該揺動
レバー46が再びR1方向へ付勢される。従って、揺動
レバー46の摺接部46bが再びカム部材32の摺接カ
ム部36に摺接される(図14参照)。
【0095】REVモードにおいてテープが終端に達し
走行が停止されると、リール台ギヤ45の回転が停止さ
れリミッタギヤ34の回転も停止される。そして、リー
ル台ギヤ44の回転の停止によって付勢バネ48による
揺動レバー46のR1方向への付勢が解除される。この
ときテープ走行用レバー16は操作されたままの状態で
あるため、駆動モータ12は停止されずカム部材32は
リミッタギヤ34に対して引き続きR2方向へ回転され
る。
【0096】カム部材32が所定の位置まで回転される
と、揺動レバー46の摺接部46bは摺接カム部36の
変位部36bと摺接される。そして、引き続きカム部材
32が回転されたときに揺動レバー46のR1方向への
付勢が解除されていることから、摺接部46bは変位部
36bと摺接していた係合準備位置に取り残され、突出
カム部37aと係合される。
【0097】摺接部46bが突出カム部37aと係合さ
れ、さらにカム部材32が回転されることにより、揺動
レバー46はR2方向へ回動され動作位置に至り、押圧
板47が走行反転用ギヤ49の被押圧部49c及び走行
停止用ギヤ50の被押圧部50cを押圧する。従って、
走行反転用ギヤ49がR2方向へ回転されると共に走行
停止用ギヤ50がR1方向へ回転され、ギヤ49a及び
ギヤ50aの先端がカム部材32のギヤ部32aと接触
する(図15参照)。
【0098】ギヤ49a及びギヤ50aはカム部材32
のギヤ部32aと接触するが、このときカム部材32は
R2方向へ回転されており、ギヤ部32aが噛合可能な
ギヤ50aとのみ噛合される。従って、走行停止用ギヤ
50はさらにR1方向へ回転されるが、走行反転用ギヤ
49は走行反転用ギヤ49と走行停止用ギヤ50との間
に張設されたコイルバネ52の作用によってR1方向へ
回転され、ギヤ49aがカム部材32のギヤ部32aか
ら離間する。そして、走行停止用ギヤ50のR1方向へ
の回転によって、作用軸50bが走行停止レバー28の
先端部を押圧し、走行停止レバー28がR1方向へ回動
されてロック部28aとテープ走行用レバー16の被ロ
ック部16bとの係合が解除される。従って、テープ走
行用レバー16はバネ17の作用によって操作前の元の
位置に戻る。
【0099】以上のようにして、シャットオフ動作が為
されてSTOPモードが設定され、テープの走行が停止
される。
【0100】尚、N−RECモードからR−RECモー
ドが設定されるオートリバース動作についても、レコー
ドレバー20がテープ走行用レバー16と共に操作され
ていることのみが相違するだけで、上記と同様に行われ
る。また、R−RECモードからSTOPモードが設定
されるシャットオフ動作についても、R−RECモード
においてレコードレバー20がテープ走行用レバー16
と共に操作されていることのみが相違するだけで、上記
と同様に行われる。
【0101】上記したように、カセットテープレコーダ
1にあっては、揺動レバー46の位置を変化させること
によってモードの切換動作が為されるため、切換機構が
複雑な構成となっておらず、少ない部品点数で確実な動
作状態を確保することができる。
【0102】また、テープが反転走行されたときには、
揺動レバー46は付勢バネ48によって摺接部46bが
カム部材32の摺接カム部36に近づく方向へ付勢され
るため、テープの反転走行時の動作及びシャットオフ時
の動作が適正に為される。さらに、付勢バネ48がリー
ル台ギヤ45の回転に伴って回動されるため、テープの
反転走行時の適正な動作状態を確保できる。
【0103】加えて、カセットテープレコーダ1にあっ
ては、揺動レバー46が上記動作位置まで回動されたと
きに、カム部材32の回転方向に応じて該カム部材32
のギヤ部32aに選択的に噛合される走行反転用ギヤ4
9と走行停止用ギヤ50とが設けられているため、テー
プの走行方向の自動切換とテープの走行の自動停止が、
少ない部品点数で適正に為される。
【0104】尚、上記には、テープの走行方向の切換、
即ち、NORモードからREVモードの設定又はN−R
ECモードからR−RECモードの設定をテープが終端
に達したときに自動で行う場合を示したが、カセットテ
ープレコーダ1にあっては、走行方向切換レバー54を
手動で操作することによりNORモードとREVモード
との相互の切換を行うことができる。
【0105】NORモードとREVモードとの手動によ
る切換は、上記したように、NORモードにおいて走行
方向切換レバー54をX1方向へ操作することによりR
EVモードが設定され(図8参照)、REVモードにお
いて走行方向切換レバー54をX2方向へ操作すること
によりNORモードが設定される(図6参照)。
【0106】従って、カセットテープレコーダ1にあっ
ては、上記したように、第1の磁気ヘッド62と第2の
磁気ヘッド63との適正な切換動作が為される上に、オ
ートリバース動作によって自動でテープの走行方向が切
り換えれると共に手動によってもテープの走行方向の切
換を行うことができるため、使い勝手及び操作性の向上
が図られる。
【0107】カセットテープレコーダ1にあっては、上
記したように、NORモードとREVモードとの相互の
切換を手動で行うことができるが、RECモードにおい
てN−RECモードとR−RECモードとの相互の切換
は手動で行うことができないようになっている。
【0108】以下に、N−RECモードとR−RECモ
ードとの手動による切換防止機構について説明する(図
16乃至図20参照)。
【0109】先ず、STOPモードからN−RECモー
ドの設定について説明する(図16及び図17参照)。
【0110】STOPモードにおいてヘッド切換レバー
58がX1方向側の位置である第1の規制位置にある状
態で、レコードレバー20がY1方向へ操作されると押
圧部20cがテープ走行用レバー16の被押圧部16d
を押圧していき、レコードレバー20の移動に伴ってテ
ープ走行用レバー16がY1方向へ移動されていく。そ
して、テープ走行用レバー16が所定の位置まで移動さ
れたところで、上記したように、テープ走行用レバー1
6が走行停止レバー28によってロックされる。
【0111】同時にレコードレバー20がY1方向へ移
動されていくと、ロック部材23が図示しない捩じりコ
イルバネの作用によってR2方向へ回動され、係合部2
3aがテープ走行用レバー16のロック部16fに係合
されてロックされる(図16参照)。従って、レコード
レバー20はテープ走行用レバー16及びロック部材2
3を介して走行停止レバー28にロックされ、これによ
りN−RECモードが設定される。
【0112】レコードレバー20がY1方向へ移動され
ロックされた状態においては、レコードレバー20のバ
ネ係合部20bが該バネ係合部20bに係合されている
捩じりコイルバネ57の弾接部57bをY1方向へ変位
させる。そして、捩じりコイルバネ57の作用によって
弾接部57cが係合されている移動規制レバー56がR
2方向へ回動され、移動規制レバー56の第2の規制縁
56bが走行方向切換レバー54の被作用部54bに係
合される(図17参照)。従って、走行方向切換レバー
54はX1−X2方向への移動を規制され、N−REC
モードにおいてヘッド切換レバー58を手動で操作しよ
うとしても、中間レバー53を介して走行方向切換レバ
ー54に連結されているヘッド切換レバー58を操作す
ることはできない。
【0113】尚、オートリバース動作においては、テー
プの走行方向を切り換えるためにテープが終端に達した
ときに走行方向切換レバー54がX1方向へ移動するこ
とが必要であるが、上記したように、NORモード及び
N−RECモードにおいてテープが終端に達したときに
は走行反転用ギヤ49がR2方向へ回転される。従モー
ドにおいてって、走行反転用ギヤ49の回転によって作
用軸49bが移動規制レバー56の側縁部を該移動規制
レバー56がR1方向へ回動するように押圧し、一時的
に第2の規制縁56bと被作用部54bとの係合が解除
され、走行方向切換レバー54がX1方向へ移動可能な
状態とされる(図18参照)。そして、走行方向切換レ
バー54がX1方向へ移動されてスイッチ片54aが切
換レバー55を操作すると、駆動モータ12の回転方向
が逆転されカム部材32及びリール台ギヤ45がR2方
向へ回転されてR−RECモードが設定される(図19
参照)。
【0114】R−RECモードにおいては、走行反転用
ギヤ49がR1方向へ回転されてR2方向へ回転される
前の状態に戻っているため、作用軸49bの移動規制レ
バー56の側縁部への押圧が解除されている。そして、
移動規制レバー56は捩じりコイルバネ57の作用によ
って再びR2方向へ回動され、このとき走行方向切換レ
バー54がX1方向へ移動されているため、第1の規制
縁56aが走行方向切換レバー54の被作用部54bと
係合される(図19及び図20参照)。
【0115】従って、走行方向切換レバー54はX1−
X2方向への移動を規制され、R−RECモードにおい
てヘッド切換レバー58を手動で操作しようとしても、
中間レバー53を介して走行方向切換レバー54に連結
されているヘッド切換レバー58を操作することはでき
ない。
【0116】上記したように、カセットテープレコーダ
1にあっては、レコードレバー20の動作に連動して動
作される移動規制レバー56によって走行方向切換レバ
ー54の移動を規制して、RECモードにおける手動に
よるテープの走行方向の切換操作を不能にしているた
め、部品点数が非常に少なく機構の簡素化を図ることが
できると共に製造時における良好な組立性を確保するこ
とができる。
【0117】また、テープが終端に達したときには移動
規制レバー56による走行方向切換レバー54に対する
規制が一時的に解除されるため、テープの走行方向を自
動で切り換えるオートリバース動作に支障を来たすこと
がない。
【0118】さらに、オートリバース動作において走行
方向切換レバー54をX1方向へ移動させる走行反転用
ギヤ49に、移動規制レバー56の走行方向切換レバー
54に対する規制を解除するための作用軸49bを形成
しているため、走行反転用ギヤ49が走行方向切換レバ
ー54を移動させる機能と移動規制レバー56の規制を
解除する機能の2つの機能を有しているため、各機能を
有する部材を各別に設ける必要がなく、部品点数の削減
による一層の機構の簡素化を図ることができる。
【0119】次に、CUEモード及びREVIEWモー
ドについて説明する(図22及び図23参照)。
【0120】上記したように、STOPモードにおいて
はFRレバー24は中心位置にあり、従って、回動レバ
ー41が回動方向における略中央に位置され、第1のギ
ヤ42及び第2のギヤ43ともリミッタギヤ34に噛合
されていない(図21参照)。また、STOPモードに
おいては、被保持部材26のバネ係合部26bは中心位
置にあるFRレバー24のバネ係合部24eにY方向に
おいて近接して位置され、戻しバネ27の弾接部27
b、27cが交叉された状態でバネ係合部24eとバネ
係合部26bとを挟持している(図21参照)。
【0121】STOPモードからNORモード又はRE
Vモードが設定された状態においては、FRレバー24
と被保持部材26は移動されていないため、戻しバネ2
7の弾接部27b、27cが交叉された状態でバネ係合
部24eとバネ係合部26bとを挟持した上記の状態は
保持される(図6及び図8参照)。また、NORモード
及びREVモードの状態においては、テープ走行用レバ
ー16の規制部16cが被保持部材26の被規制縁26
aに係合し、これにより被保持部材26のX1−X2方
向への移動が規制されている(図6及び図8参照)。さ
らに、NORモード及びREVモードにおいは、支持部
材64の被作用片64bがFRレバー24の作用縁24
gの中央部に係合されている(図6及び図8参照)。
【0122】NORモードにおいて、FRレバー24が
X1方向へ移動されるとCUEモードが設定される(図
22参照)。尚、NORモードにおいては、伝達ギヤ3
1の小径部31bとカム部材32のギヤ部32aとが噛
合されると共に従動ギヤ39とリール台ギヤ44とが噛
合され、該リール台ギヤ44がR1方向へ回転されてい
る(図6参照)。
【0123】NORモードにおいてFRレバー24がX
1方向へ移動されると、回動レバー41の被支持部41
aが支持部24dに係合されているため回動レバー41
がR1方向へ回動され、第1のギヤ42がリミッタギヤ
34に噛合される(図22参照)。同時にFRレバー2
4の移動に伴う摺接作用部24fの移動によって被作用
突部29bがY1方向へ移動されて駆動力伝達レバー2
9がR1方向へ回動され、伝達ギヤ31の小径部31b
とカム部材32のギヤ部32aとの噛合が解除される。
尚、第1のギヤ42がリミッタギヤ34に噛合された状
態においては、フライホイール13のギヤ部13aから
リミッタギヤ34までのギヤ数の関係から、該リミッタ
ギヤ34の回転方向は変化されず従動ギヤ39とリール
台ギヤ44との噛合状態が保持される。
【0124】また、FRレバー24のX1方向への移動
に伴って、支持部材64の被作用片64bが作用縁24
gと摺接され、支持部材64がR1方向へ回動されてピ
ンチローラ65がキャプスタン軸15から離間される。
【0125】上記のように、第1のギヤ42がリミッタ
ギヤ34に噛合されると共に伝達ギヤ31とカム部材3
2との噛合が解除され、ピンチローラ65がキャプスタ
ン軸15から離間されることにより、正転走行時におけ
るCUEモードが設定される(図22参照)。そして、
CUEモードにおいて各ギヤ比の関係からリール台ギヤ
44が高速で回転され、正転走行での再生状態における
早送り動作である所謂CUE動作が為される。
【0126】また、CUEモードにおいてはFRレバー
24がX1方向へ移動され第1の位置にあるが、被保持
部材26はテープ走行用レバー16の規制部16cに移
動を規制され作用位置にあるため、戻しバネ27の弾接
部27bがバネ係合部24eの移動に伴ってX1方向へ
変位され、これによりFRレバー24がX2方向へ付勢
される(図22参照)。従って、FRレバー24の操作
を解除することにより、戻しバネ27のバネ力によって
FRレバー24はX2方向へ移動されて中心位置に戻り
再びNORモードが設定される(図6参照)。尚、FR
レバー24が中心位置に戻ることにより、支持部材64
が捩じりコイルバネ64aの作用によってR1方向へ戻
り、ピンチローラ65がキャプスタン軸15に圧着され
る。
【0127】NORモードにおいて、FRレバー24が
X2方向へ移動されるとREVIEWモードが設定され
る(図23参照)。
【0128】NORモードにおいてFRレバー24がX
2方向へ移動されると、回動レバー41がR2方向へ回
動され、第2のギヤ43がリミッタギヤ34に噛合され
る(図23参照)。同時にFRレバー24の移動に伴う
摺接作用部24fの移動によって駆動力伝達レバー29
がR1方向へ回動され、伝達ギヤ31の小径部31bと
カム部材32のギヤ部32aとの噛合が解除される。そ
して、第2のギヤ43がリミッタギヤ34に噛合された
状態においては、フライホイール13のギヤ部13aか
らリミッタギヤ34までのギヤ数の関係から、該リミッ
タギヤ34の回転方向が変化され、首振りレバー38が
R2方向へ回動されて従動ギヤ39とリール台ギヤ44
との噛合が解除されると共に従動ギヤ40とリール台ギ
ヤ45とが噛合される。
【0129】また、FRレバー24のX2方向への移動
に伴って、支持部材64の被作用片64bが作用縁24
gと摺接され、支持部材64がR1方向へ回動されてピ
ンチローラ65がキャプスタン軸15から離間される。
【0130】上記のように、第2のギヤ43がリミッタ
ギヤ34に噛合されると共に伝達ギヤ31とカム部材3
2との噛合が解除され、従動ギヤ40とリール台ギヤ4
5とが噛合され、かつ、ピンチローラ65がキャプスタ
ン軸15から離間されることにより、正転走行時におけ
るREVIEWモードが設定される(図23参照)。そ
して、REVIEWモードにおいて各ギヤ比の関係から
リール台ギヤ45が高速で回転され、正転走行での再生
状態における巻き戻し動作である所謂REVIEW動作
が為される。
【0131】また、REVIEWモードにおいてはFR
レバー24がX2方向へ移動され第2の位置にあるが、
被保持部材26はテープ走行用レバー16の規制部16
cに移動を規制され作用位置にあるため、戻しバネ27
の弾接部27cがバネ係合部24eの移動に伴ってX2
方向へ変位され、これによりFRレバー24がX1方向
へ付勢される(図23参照)。従って、FRレバー24
の操作を解除することにより、戻しバネ27のバネ力に
よってFRレバー24はX1方向へ移動されて中心位置
に戻り再びNORモードが設定される(図6参照)。
尚、FRレバー24が中心位置に戻ることにより、ピン
チローラ65がキャプスタン軸15に圧着される。
【0132】次いで、REVモードからのCUEモード
又はREVIEWモードの設定について説明する(図2
4及び図25参照)。
【0133】REVモードにおいて、FRレバー24が
X1方向へ移動されるとCUEモードが設定される(図
24参照)。尚、REVモードにおいては、伝達ギヤ3
1の小径部31bとカム部材32のギヤ部32aとが噛
合されると共に従動ギヤ40とリール台ギヤ45とが噛
合され、該リール台ギヤ45がR2方向へ回転されてい
る(図8参照)。
【0134】REVモードにおいてFRレバー24がX
1方向へ移動されると、回動レバー41がR1方向へ回
動され、第1のギヤ42がリミッタギヤ34に噛合され
る(図24参照)。同時にFRレバー24の移動に伴う
摺接作用部24fの移動によって駆動力伝達レバー29
がR1方向へ回動され、伝達ギヤ31の小径部31bと
カム部材32のギヤ部32aとの噛合が解除される。そ
して、第1のギヤ42がリミッタギヤ34に噛合された
状態においては、フライホイール13のギヤ部13aか
らリミッタギヤ34までのギヤ数の関係から、該リミッ
タギヤ34の回転方向は変化されず従動ギヤ40とリー
ル台ギヤ45との噛合状態が保持される。
【0135】また、FRレバー24のX1方向への移動
に伴って、支持部材64の被作用片64bが作用縁24
gと摺接され、支持部材64がR1方向へ回動されてピ
ンチローラ65がキャプスタン軸15から離間される。
【0136】上記のように、第1のギヤ42がリミッタ
ギヤ34に噛合されると共に伝達ギヤ31とカム部材3
2との噛合が解除され、ピンチローラ65がキャプスタ
ン軸15から離間されることにより、反転走行時におけ
るCUEモードが設定される(図24参照)。そして、
CUEモードにおいて各ギヤ比の関係からリール台ギヤ
45が高速で回転され、反転走行での再生状態における
早送り動作である所謂CUE動作が為される。
【0137】また、CUEモードにおいてはFRレバー
24がX1方向へ移動され第1の位置にあるが、被保持
部材26はテープ走行用レバー16の規制部16cに移
動を規制され作用位置にあるため、戻しバネ27の弾接
部27bがバネ係合部24eの移動に伴ってX1方向へ
変位され、これによりFRレバー24がX2方向へ付勢
される(図24参照)。従って、FRレバー24の操作
を解除することにより、戻しバネ27のバネ力によって
FRレバー24はX2方向へ移動されて中心位置に戻り
再びREVモードが設定される(図8参照)。尚、FR
レバー24が中心位置に戻ることにより、ピンチローラ
65がキャプスタン軸15に圧着される。
【0138】また、REVモードにおいて、FRレバー
24がX2方向へ移動されるとREVIEWモードが設
定される(図25参照)。
【0139】REVモードにおいてFRレバー24がX
2方向へ移動されると、回動レバー41がR2方向へ回
動され、第2のギヤ43がリミッタギヤ34に噛合され
る(図25参照)。同時にFRレバー24の移動に伴う
摺接作用部24fの移動によって駆動力伝達レバー29
がR1方向へ回動され、伝達ギヤ31の小径部31bと
カム部材32のギヤ部32aとの噛合が解除される。そ
して、第2のギヤ43がリミッタギヤ34に噛合された
状態においては、フライホイール13のギヤ部13aか
らリミッタギヤ34までのギヤ数の関係から、該リミッ
タギヤ34の回転方向が変化され、首振りレバー38が
R1方向へ回動されて従動ギヤ40とリール台ギヤ45
との噛合が解除されると共に従動ギヤ39とリール台ギ
ヤ44とが噛合される。
【0140】また、FRレバー24のX2方向への移動
に伴って、支持部材64の被作用片64bが作用縁24
gと摺接され、支持部材64がR1方向へ回動されてピ
ンチローラ65がキャプスタン軸15から離間される。
【0141】上記のように、第2のギヤ43がリミッタ
ギヤ34に噛合されると共に伝達ギヤ31とカム部材3
2との噛合が解除され、従動ギヤ39とリール台ギヤ4
4とが噛合され、かつ、ピンチローラ65がキャプスタ
ン軸15から離間されることにより、反転走行時におけ
るREVIEWモードが設定される(図25参照)。
【0142】上記したように、カセットテープレコーダ
1にあっては、FRレバー24をX1方向へ移動操作し
た場合には、NORモードであるかREVモードである
かに拘らずCUEモードが設定されてNORモード又は
REVモードにおけるテープの走行方向と同じ方向に該
テープが高速で走行され、また、FRレバー24をX2
方向へ移動操作した場合には、NORモードであるかR
EVモードであるかに拘らずREVIEWモードが設定
されてNORモード又はREVモードにおけるテープの
走行方向と反対の方向に該テープが高速で走行される。
【0143】従って、テープを早送りしたい場合にはF
Rレバー24を常にX1方向へ移動操作し、テープを巻
き戻ししたい場合にはFRレバー24を常にX2方向へ
移動操作すればよいため、操作者は現在のモードをその
都度考えて確認する必要がなく、使い勝手が向上すると
共に誤操作の防止を図ることができる。
【0144】また、このような使い勝手の向上を図るた
めの機構は、FRレバー24と該FRレバー24の操作
方向に応じた方向に回動される回動レバー41と該回動
レバー41に支持された第1のギヤ42及び第2のギヤ
43と回動レバー41の回動によって第1のギヤ42又
は第2のギヤ43が選択的に噛合されるリミッタギヤ3
4と該リミッタギヤ34の回転方向に応じた方向に回動
される首振りレバー38とによって構成されており、特
別に複雑な機構として形成されておらず、かかる機構を
設けることによって製造コストが大幅に増大してしまう
ようなことがない。
【0145】次に、FFモード及びREWモードの設定
について説明する(図26乃至図28参照)。
【0146】上記したように、STOPモードにおいて
はFRレバー24は中心位置にあり、従って、回動レバ
ー41が回動方向における略中央に位置され、第1のギ
ヤ42及び第2のギヤ43ともリミッタギヤ34に噛合
されていない(図21参照)。また、STOPモードに
おいては、被保持部材26のバネ係合部26bは中心位
置にあるFRレバー24のバネ係合部24eにY方向に
おいて近接して位置され、戻しバネ27の弾接部27
b、27cが交叉された状態でバネ係合部24eとバネ
係合部26bとを挟持している(図21参照)。さら
に、STOPモードにおいては、FRレバー24のカム
孔25の停止用係合縁25aに、スイッチレバー21の
係合突部21bが係合されている(図21参照)。
【0147】STOPモードにおいてヘッド切換レバー
58が第1の規制位置にある状態で、FRレバー24が
X1方向へ移動されるとFFモードが設定される(図2
6参照)。
【0148】FRレバー24がX1方向へ移動される
と、スイッチレバー21がロックバネ22のバネ力に抗
してR2方向へ回動され係合突部21bが早送用係合縁
25cに係合される。従って、スイッチ操作部21cが
駆動スイッチを操作し、駆動モータ12が回転される。
【0149】同時に、FRレバー24のX1方向への移
動によって、回動レバー41がR1方向へ回動され、第
1のギヤ42がリミッタギヤ34に噛合される。そし
て、駆動モータ12の回転方向に応じてリミッタギヤ3
4がR1方向へ回転され、首振りレバー38がR1方向
へ回動され従動ギヤ39とリール台ギヤ44とが噛合さ
れて該リール台ギヤ44がR1方向へ回転される。
【0150】上記のように、駆動モータ12が回転され
ると共に第1のギヤ42がリミッタギヤ34に噛合され
ることにより、正転走行時におけるFFモードが設定さ
れる(図26参照)。そして、FFモードにおいて各ギ
ヤ比の関係からリール台ギヤ44が高速で回転され、テ
ープの早送りが為される。
【0151】また、STOPモードにおいてはテープ走
行用レバー16がY1方向へ操作されていないため、被
保持部材26のX1−X2方向への移動は規制されてい
ない。このため、FRレバー24がX1方向へ移動され
ると、戻しバネ27の弾接部27b、27cが交叉され
た状態でバネ係合部24eとバネ係合部26bとを挟持
しているため、戻しバネ27がメカシャーシ11の支持
軸11dを中心として回動されるようにしてFRレバー
24とともに被保持部材26がX1方向へ移動され非作
用位置に至る(図26参照)。従って、FRレバー24
には戻しバネ27のバネ力が作用しない。
【0152】FFモードにおいてストップレバー18を
Y1方向へ操作すると、押圧片18cによってFRレバ
ー24の摺動縁24cが押圧される。押圧片18cによ
って摺動縁24cが押圧されると、第1の位置にあった
FRレバー24がX2方向へ移動され中心位置に至る。
そして、回動レバー41がR2方向へ回動されて第1の
ギヤ42とリミッタギヤ34との噛合が解除されると共
にスイッチレバー21がロックバネ22のバネ力によっ
てR1方向へ回動され係合突部21bがカム孔25の停
止用係合縁25aに係合される。そして、スイッチ操作
部21cによる駆動スイッチへの操作が解除されるため
駆動モータ12の回転が停止される。従って、再びST
OPモードが設定される(図21参照)。
【0153】尚、FRレバー24と被保持部材26と
は、戻しバネ27によってバネ係合部24eとバネ係合
部26bとが挟持されているため、FRレバー24のX
2方向への移動に伴って被保持部材26がX2方向へ移
動される。
【0154】また、STOPモードにおいてヘッド切換
レバー58が第1の規制位置にある状態で、FRレバー
24がX2方向へ移動されるとREWモードが設定され
る(図27参照)。
【0155】FRレバー24がX2方向へ移動される
と、スイッチレバー21がロックバネ22のバネ力に抗
してR2方向へ回動され係合突部21bが巻戻用係合縁
25bに係合される。従って、スイッチ操作部21cが
駆動スイッチを操作し、駆動モータ12が回転される。
【0156】同時に、FRレバー24のX2方向への移
動によって、回動レバー41がR2方向へ回動され、第
2のギヤ43がリミッタギヤ34に噛合される。そし
て、駆動モータ12の回転方向に応じてリミッタギヤ3
4がR2方向へ回転され、首振りレバー38がR2方向
へ回動され従動ギヤ40とリール台ギヤ45とが噛合さ
れて該リール台ギヤ45がR2方向へ回転される。
【0157】上記のように、駆動モータ12が回転され
ると共に第2のギヤ43がリミッタギヤ34に噛合され
ることにより、正転走行時におけるREWモードが設定
される(図27参照)。そして、REWモードにおいて
各ギヤ比の関係からリール台ギヤ45が高速で回転さ
れ、テープの巻き戻しが為される。
【0158】また、STOPモードにおいてはテープ走
行用レバー16がY1方向へ操作されていないため、被
保持部材26のX1−X2方向への移動は規制されてい
ない。このため、FRレバー24とともに被保持部材2
6がX2方向へ移動され非作用位置に至る(図27参
照)。従って、FRレバー24には戻しバネ27のバネ
力が作用しない。
【0159】REWモードにおいてストップレバー18
をY1方向へ操作すると、押圧片18cによってFRレ
バー24の摺動縁24bが押圧される。押圧片18cに
よって摺動縁24bが押圧されると、第2の位置にあっ
たFRレバー24がX1方向へ移動され中心位置に至
る。そして、回動レバー41がR1方向へ回動されて第
2のギヤ43とリミッタギヤ34との噛合が解除される
と共にスイッチレバー21がロックバネ22のバネ力に
よってR1方向へ回動され係合突部21bがカム孔25
の停止用係合縁25aに係合される。そして、スイッチ
操作部21cによる駆動スイッチへの操作が解除される
ため駆動モータ12の回転が停止される。従って、再び
STOPモードが設定される(図21参照)。
【0160】FRレバー24と被保持部材26とは、戻
しバネ27によってバネ係合部24eとバネ係合部26
bとが挟持されているため、FRレバー24のX1方向
への移動に伴って被保持部材26がX1方向へ移動され
る。
【0161】上記したように、カセットテープレコーダ
1にあっては、被保持部材26のX1−X2方向への移
動の規制を、テープ走行用レバー16に形成した規制部
16cにより行っているので、構成が簡単であると共に
部品点数が増えないため、製造コストの低減に寄与す
る。
【0162】次に、STOPモードにおいてヘッド切換
レバー58が第2の規制位置にある状態で、FRレバー
24が操作された場合について簡単に説明する(図28
参照)。尚、図28はテープの巻き戻しを行う状態を示
すものである。
【0163】FRレバー24がX2方向へ移動される
と、スイッチレバー21がR2方向へ回動され係合突部
21bが巻戻用係合縁25bに係合される。従って、ス
イッチ操作部21cが駆動スイッチを操作し、駆動モー
タ12が回転される。
【0164】同時に、FRレバー24のX2方向への移
動によって、回動レバー41がR2方向へ回動され、第
2のギヤ43がリミッタギヤ34に噛合される。そし
て、駆動モータ12の回転方向に応じてリミッタギヤ3
4がR1方向へ回転され、首振りレバー38がR1方向
へ回動され従動ギヤ39とリール台ギヤ44とが噛合さ
れて該リール台ギヤ44がR1方向へ回転される。
【0165】上記のように、駆動モータ12が回転され
ると共に第2のギヤ43がリミッタギヤ34に噛合され
ることにより、ヘッド切換レバー58が第2の規制位置
にある状態でのREWモードが設定される。そして、R
EWモードにおいて各ギヤ比の関係からリール台ギヤ4
4が高速で回転され、テープの巻き戻しが為される。
【0166】また、STOPモードにおいてはテープ走
行用レバー16がY1方向へ操作されていないため、被
保持部材26のX1−X2方向への移動は規制されてい
ない。このため、FRレバー24がX2方向へ移動され
ると、該FRレバー24とともに被保持部材26がX2
方向へ移動され非作用位置に至る(図28参照)。従っ
て、FRレバー24には戻しバネ27のバネ力が作用し
ない。
【0167】REWモードにおいてストップレバー18
をY1方向へ操作すると、押圧片18cによってFRレ
バー24の摺動縁24bが押圧され、第2の位置にあっ
たFRレバー24が被保持部材26とともにX1方向へ
移動され元の状態に戻る。そして、回動レバー41がR
1方向へ回動されて元の状態に戻ると共にスイッチレバ
ー21がR1方向へ回動されて係合突部21bがカム孔
25の停止用係合縁25aに係合され、駆動モータ12
の回転が停止される。従って、再びSTOPモードが設
定される(図21参照)。
【0168】また、STOPモードにおいてヘッド切換
レバー58が第2の規制位置にある状態で、FRレバー
24がX1方向へ操作された場合には、スイッチレバー
21がR2方向へ回動されて駆動モータ12が回転さ
れ、同時に、FRレバー24のX1方向への移動によっ
て、回動レバー41がR1方向へ回動され、第1のギヤ
42がリミッタギヤ34に噛合される。そして、リミッ
タギヤ34がR2方向へ回動され、首振りレバー38が
R2方向へ回動され従動ギヤ40とリール台ギヤ45と
が噛合されて該リール台ギヤ45がR2方向へ回転され
る。
【0169】上記のように、駆動モータ12が回転され
ると共に第1のギヤ42がリミッタギヤ34に噛合され
ることにより、ヘッド切換レバー58が第2の規制位置
にある状態でのFFモードが設定される。そして、FF
モードにおいて各ギヤ比の関係からリール台ギヤ45が
高速で回転され、テープの早送りが為される。
【0170】また、FRレバー24がX1方向へ移動さ
れると、該FRレバー24とともに被保持部材26がX
1方向へ移動され非作用位置に至る。従って、FRレバ
ー24には戻しバネ27のバネ力が作用しない。
【0171】FFモードにおいてストップレバー18を
Y1方向へ操作すると、押圧片18cによってFRレバ
ー24の摺動縁24cが押圧され、第1の位置にあった
FRレバー24が被保持部材26とともにX2方向へ移
動され元の状態に戻る。そして、回動レバー41がR2
方向へ回動されて元の状態に戻ると共にスイッチレバー
21がR1方向へ回動されて係合突部21bがカム孔2
5の停止用係合縁25aに係合され、駆動モータ12の
回転が停止される。従って、再びSTOPモードが設定
される(図21参照)。
【0172】上記したように、カセットテープレコーダ
1にあっては、FFモード又はREWモードとSTOP
モードとの設定の切換時には、FRレバー24に戻しバ
ネ27のバネ力が作用しない。従って、FFモード又は
REWモードとSTOPモードとの設定の切換時におけ
るFRスイッチ9の操作を非常に小さな力で行うことが
できるため、操作性の向上を図ることができる。
【0173】また、FRレバー24と被保持部材26と
を一体的に移動させるのに、FRレバー24と被保持部
材26にそれぞれ戻しバネ27が係合されるバネ係合部
24e、26bを形成することにより行っているので、
構成が簡単であると共に部品点数が増えないため、製造
コストの低減に寄与する。
【0174】さらに、FFモード又はREWモードから
STOPモードを設定を、ストップレバー18に形成し
た押圧片18cとFRレバー24に形成した摺動縁24
b、24cとの摺動動作により行っているため、構成が
簡単であると共に部品点数が増えないため、製造コスト
の一層の低減に寄与する。
【0175】尚、上記した実施の形態において示した各
部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明の実施を行
うに際しての具体化のほんの一例を示したものにすぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されることがあってはならないものである。
【0176】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明オートリバース式テープレコーダは、テープ
に対する信号の記録を行う記録モードを設定するレコー
ドレバーと、移動動作されてテープの走行方向を切り換
える走行方向切換レバーと、レコードレバーの動作に連
動して動作され記録モードが設定された状態において走
行方向切換レバーの移動を規制する移動規制レバーとを
備えたことを特徴とする。
【0177】従って、部品点数が非常に少なく機構の簡
素化を図ることができると共に製造時における良好な組
立性を確保することができる。
【0178】請求項2に記載した発明にあっては、走行
されたテープが終端に達したときに移動規制レバーによ
る走行方向切換レバーに対する規制を一時的に解除する
規制解除部材を設けたので、テープの走行方向を自動で
切り換えるオートリバース動作の適正な動作状態を確保
することができる。
【0179】請求項3に記載した発明にあっては、走行
方向切換レバーに被作用部を形成し、規制解除部材に、
該規制解除部材が移動規制レバーによる走行方向切換レ
バーに対する規制を一時的に解除したときに走行方向切
換レバーの被作用部に作用して該走行方向切換レバーの
切換動作を行わせる作用部を形成したので、規制解除部
材が走行方向切換レバーの切換動作を行わせる機能をも
有するため、移動規制レバーの規制を解除する機能を有
する部材と走行方向切換レバーの切換動作を行わせる機
能を有する部材とを各別に設ける必要がなく、部品点数
の削減による一層の機構の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図28と共に本発明の実施の形態を示
すものであり、本図はカセットテープレコーダの概略斜
視図である。
【図2】STOPモードを示す磁気テープ駆動機構の概
略拡大背面図である。
【図3】STOPモードを示す磁気テープ駆動機構の概
略拡大平面図である。
【図4】カム部材とリミッタギヤと首振りレバーとを示
す拡大断面図である。
【図5】揺動レバーを示す拡大図である。
【図6】NORモードを示す磁気テープ駆動機構の概略
拡大背面図である。
【図7】NORモードを示す磁気テープ駆動機構の概略
拡大平面図である。
【図8】REVモードを示す磁気テープ駆動機構の概略
拡大背面図である。
【図9】REVモードを示す磁気テープ駆動機構の概略
拡大平面図である。
【図10】図11乃至図15と共にオートリバース動作
及びシャットオフ動作を示すものであり、本図はリール
台ギヤの回転によって揺動レバーの摺接部が摺接カム部
に摺接されている状態を示す概略拡大背面図である。
【図11】リール台ギヤが停止され揺動レバーの摺接部
が突出カム部と係合された状態を示す概略拡大背面図で
ある。
【図12】走行反転用ギヤと走行停止用ギヤの一部がカ
ム部材に接触した状態を示す概略拡大背面図である。
【図13】走行反転用ギヤがカム部材のギヤ部と噛合さ
れ走行方向切換レバーを動作させた状態を示す概略拡大
背面図である。
【図14】付勢バネによって揺動レバーの摺接部が摺接
カム部に摺接されている状態を示す概略拡大背面図であ
る。
【図15】走行停止用ギヤが回転されて走行停止レバー
が動作された状態を示す概略拡大背面図である。
【図16】N−RECモードを示す磁気テープ駆動機構
の概略拡大背面図である。
【図17】N−RECモードにおいて移動規制レバーの
走行方向切換レバーに対する規制が為されている状態を
示す概略拡大背面図である。
【図18】走行反転用ギヤによって移動規制レバーの走
行方向切換レバーに対する規制が一時的に解除される状
態を示す概略拡大背面図である。
【図19】R−RECモードを示す磁気テープ駆動機構
の概略拡大背面図である。
【図20】R−RECモードにおいて移動規制レバーの
走行方向切換レバーに対する規制が為されている状態を
示す概略拡大背面図である。
【図21】STOPモードにおけるFRレバーと被保持
部材との位置関係を示す概略拡大背面図である。
【図22】NORモードからCUEモードが設定された
状態を示す概略拡大背面図である。
【図23】NORモードからREVIEWモードが設定
された状態を示す概略拡大背面図である。
【図24】REVモードからCUEモードが設定された
状態を示す概略拡大背面図である。
【図25】REVモードからREVIEWモードが設定
された状態を示す概略拡大背面図である。
【図26】ヘッド切換レバーが第1の規制位置にある状
態において、FFモードが設定された状態を示す概略拡
大背面図である。
【図27】ヘッド切換レバーが第1の規制位置にある状
態において、REWモードが設定された状態を示す概略
拡大背面図である。
【図28】ヘッド切換レバーが第2の規制位置にある状
態において、REWモードが設定された状態を示す概略
拡大背面図である。
【符号の説明】
1…カセットテープレコーダ(オートリバース式テープ
レコーダ)、20…レコードレバー、49…走行反転用
ギヤ(規制解除部材)、49b…作用軸(作用部)、5
4…走行方向切換レバー、54b…被作用部、56…移
動規制レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 衛 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D103 AB09 AC34 AC36 AD07 AE04 FA06 FB22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープに対する信号の記録を行う記録モ
    ードを設定するレコードレバーと、 移動動作されてテープの走行方向を切り換える走行方向
    切換レバーと、 レコードレバーの動作に連動して動作され記録モードが
    設定された状態において走行方向切換レバーの移動を規
    制する移動規制レバーとを備えたことを特徴とするオー
    トリバース式テープレコーダ。
  2. 【請求項2】 走行されたテープが終端に達したときに
    移動規制レバーによる走行方向切換レバーに対する規制
    を一時的に解除する規制解除部材を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載のオートリバース式テープレコー
    ダ。
  3. 【請求項3】 走行方向切換レバーに被作用部を形成
    し、 規制解除部材に、該規制解除部材が移動規制レバーによ
    る走行方向切換レバーに対する規制を一時的に解除した
    ときに走行方向切換レバーの被作用部に作用して該走行
    方向切換レバーの切換動作を行わせる作用部を形成した
    ことを特徴とする請求項2に記載のオートリバース式テ
    ープレコーダ。
JP11059497A 1999-03-05 1999-03-05 オートリバース式テープレコーダ Pending JP2000260080A (ja)

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