JP2000260608A - 可変抵抗器およびこれに用いる抵抗素子基板の製造方法 - Google Patents

可変抵抗器およびこれに用いる抵抗素子基板の製造方法

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JP2000260608A
JP2000260608A JP11061300A JP6130099A JP2000260608A JP 2000260608 A JP2000260608 A JP 2000260608A JP 11061300 A JP11061300 A JP 11061300A JP 6130099 A JP6130099 A JP 6130099A JP 2000260608 A JP2000260608 A JP 2000260608A
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low
resistance
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film
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Masato Yamazaki
政人 山崎
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電子機器に使用される可変抵抗器に関
し、設計ネライ値通りの出力電圧特性を精度よく実現で
きてノイズが発生し難いものを提供する。 【解決手段】 絶縁基板1上に電気的独立状態で平行関
係に均一厚みの低抵抗皮膜22および銀系材料からなる
リング状集電部23を設け、上記低抵抗皮膜22の所定
部分の上部から低抵抗皮膜22の延びる方向と直交する
方向に延出された上記リング状集電部23とは電気的独
立状態の所定幅の導電性連結部26を備えると共に、上
記低抵抗皮膜22の導出部24と上記導電性連結部26
に電気的に接続されるように、高抵抗皮膜27が低抵抗
皮膜22に対して並行に形成された抵抗素子基板21を
用い、上記リング状集電部23および上記高抵抗皮膜2
7の上に摺動刷子14を弾接させて出力電圧を取り出す
ものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器に使
用される可変抵抗器およびこれに用いる抵抗素子基板の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の高性能化および低
価格化が進展する中において、可変抵抗器は様々な方法
で使用され、スイッチの代わりとして用いられることも
多くなっている。
【0003】通常、上記のようにスイッチの代わりとし
て用いられる可変抵抗器の出力電圧特性は、例えば図7
に示すように、所定の操作角度範囲内で数箇所に出力電
圧を一定に保つ部分Aが設けられており、その電気的特
性を左右する重要な構成部品である可変抵抗器用の抵抗
素子基板としては、図8に示すものが知られている。
【0004】まず、この抵抗素子基板10について同図
を用いて説明すると、フェノール樹脂積層板等からなる
絶縁基板1の上面には、カーボンペイントからなる馬蹄
形の抵抗皮膜2、およびその内側中央には銀ペイントか
らなるリング状集電部3が電気的独立状態で同心状に印
刷形成されると共に、抵抗皮膜2の両端およびリング状
集電部3には導出部4(4A,4B)および5が銀ペイ
ントで印刷形成されて外方に引き出され、この導出部4
(4A,4B)および5に端子6(6A,6B)および
7がそれぞれカシメ固定されている。
【0005】また、図7に示す出力電圧特性図におい
て、出力電圧を一定に保つ部分Aを得るために、馬蹄形
の抵抗皮膜2の所定箇所の下側には、銀ペイントで導電
性連結部8が印刷形成されている。
【0006】次に、上記抵抗素子基板10を用いた可変
抵抗器について、図9の断面図を用いて説明すると、上
記抵抗素子基板10は、上方開口の絶縁樹脂製のケース
11に各印刷層を形成した方の面を開口側に向けてイン
サート成形等により固定されている。
【0007】そして、ケース11の凹部の中には、回転
体12が収容され、そのフランジ部12Aの中央下面に
設けた下方円形突部12Bがケース11の中央円形孔1
1Aに挿入保持されている。
【0008】一方、ケース11の開口部分は、脚部13
Aがケース11の下面で抱きカシメされたカバー13で
覆われており、そのカバー13の軸受部13Bに、回転
体12のフランジ部12Aの中央上面に突出させて設け
た操作軸12Cが、先端部分を外方に突出させるように
軸支されて回転操作可能となっている。
【0009】また、回転体12のフランジ部12Aに
は、上記抵抗素子基板10の抵抗皮膜2およびリング状
集電部3に弾接摺動する接点部14Aおよび14Bを有
する摺動刷子14が装着されている。
【0010】上記構成の可変抵抗器は、端子6Aと6B
の間に定電圧を印加した状態で操作軸12Cを回転操作
して回転体12を回転させ、図8の矢印に示すように、
そのフランジ部12Aに装着された摺動刷子14の接点
部14Aおよび14Bを、それぞれ抵抗皮膜2およびリ
ング状集電部3上に弾接摺動させ、操作軸12Cの所定
の操作角度位置で端子6Aと7の間の電圧を出力電圧と
して取り出すものである。
【0011】そして、上記抵抗素子基板10の導電性連
結部8が設けられた部分においては、抵抗皮膜2と導電
性連結部8との比抵抗の差によって、その間の電圧変化
を見かけ上で無くすことができ、上記導電性連結部8が
設けられた部分の上方に位置する抵抗皮膜2上に摺動刷
子14の接点部14Aが弾接する操作軸12Cの操作角
度範囲内では、出力電圧を一定状態に維持できるもので
あった。
【0012】このように上記従来の可変抵抗器は、所定
の操作角度範囲内において出力電圧を一定に保つ部分A
を数箇所有するものであり、使用電子機器においては、
上記出力電圧値が一定である操作角度範囲を所定の機能
選択位置に割り付けるように使用されるものであった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の可変抵抗器においては、抵抗素子基板の各印刷層を形
成する方法として、通常スクリーン印刷法が用いられ、
上記抵抗素子基板10を製作する際には、導電性連結部
8を形成した後に、これに重ねて抵抗皮膜2を形成しな
ければならず、上記導電性連結部8に起因する段差、特
に導電性連結部8の端部の境界部分において、抵抗皮膜
2を均一な厚さで形成することは難しく、実際の出力電
圧の実力値は図7の点線に示すように設計ネライ値とは
少しズレたものになってしまうことがあり、精度の高い
出力電圧特性を有する可変抵抗器を実現することは難し
かった。
【0014】上記課題を解決するものとして、図10の
上面図に示すように、馬蹄形の抵抗皮膜15を印刷形成
した後に、この上方の所定部分に導電性連結部16を重
ねて印刷形成した抵抗素子基板17もあったが、これに
おいては抵抗皮膜15が均一な厚みで形成できるため、
設計ネライ値通りの出力電圧特性を持つものを容易に実
現することはできたが、抵抗皮膜15上を弾接摺動する
摺動刷子14の接点部14Aは、抵抗皮膜15と導電性
連結部16との上面を交互に弾接摺動することとなり、
抵抗皮膜15から導電性連結部16、または導電性連結
部16から抵抗皮膜15に移動する際に接触抵抗の変化
が大きくなってノイズ発生につながるといった課題があ
った。
【0015】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、設計ネライ値通りの出力電圧特性を精度
よく実現できて、ノイズ等が発生し難い可変抵抗器およ
びこれに用いる抵抗素子基板の製造方法を提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の可変抵抗器は、絶縁基板上に電気的独立状態
で平行関係に均一厚みの低抵抗皮膜および銀系材料から
なる集電部を設け、上記低抵抗皮膜の所定部分の上部か
ら低抵抗皮膜の延びる方向と直交する方向に延出された
上記集電部とは電気的独立状態の所定幅の導電性連結部
を備えると共に、上記低抵抗皮膜の導出部と上記導電性
連結部に電気的に接続されるように、高抵抗皮膜が低抵
抗皮膜に対して並行に形成された抵抗素子基板を用い、
上記集電部および上記高抵抗皮膜の上に摺動刷子を弾接
摺動させて出力電圧を取り出すように構成するものであ
る。
【0017】これにより、摺動刷子の接点部分が弾接し
ている位置での抵抗値は、低抵抗皮膜と高抵抗皮膜の比
抵抗の差によって、低抵抗皮膜の抵抗値に依存するもの
にできるため、設計ネライ値通りの出力電圧特性を精度
よく得られ、しかもノイズ等が発生し難い可変抵抗器お
よびこれに用いる抵抗素子基板の製造方法を得ることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、絶縁基板上に配された所定長さの均一厚みの低抵抗
皮膜と、上記低抵抗皮膜とは電気的独立状態で平行関係
に配された銀系材料製の集電部と、上記低抵抗皮膜の両
端および上記集電部からそれぞれ導出された導出部と、
上記低抵抗皮膜の所定部分の上部から低抵抗皮膜の延び
る方向と直交する方向に延出され、上記集電部とは電気
的独立状態に配された所定幅の導電性連結部と、上記低
抵抗皮膜の両端の導出部および上記導電性連結部の上に
重なるようにして低抵抗皮膜に並行に配された高抵抗皮
膜からなる抵抗素子基板を備え、かつ上記抵抗素子基板
の集電部および高抵抗皮膜上のそれぞれに弾接摺動する
接点部を有する摺動刷子が装着された可変抵抗器とした
ものであり、低抵抗皮膜と高抵抗皮膜の比抵抗の差によ
って高抵抗皮膜を介して取り出される出力電圧を低抵抗
皮膜の抵抗値に依存させることができるため、設計ネラ
イ値通りの精度の良い出力電圧特性が得られてノイズ等
が発生し難い可変抵抗器を容易に実現することができる
という作用を有する。
【0019】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、抵抗素子基板の低抵抗皮膜の上方に高抵
抗皮膜を重ねたものであり、重なった低抵抗皮膜と高抵
抗皮膜の合成抵抗は、摺動刷子の位置に拘わらず連続し
て変化するものであるため、定電流を加えて出力電圧を
取り出す可変抵抗器の使い方をする場合において、精度
の高い出力電圧特性を保証することができるという作用
を有する。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、抵抗素子基板の低抵抗皮膜を
馬蹄形に形成し、その両端部にそれぞれ導出部を設ける
と共に、上記低抵抗皮膜の内側に間隔を空けて同心リン
グ状の集電部を形成したものであり、精度が高く出力電
圧特性の優れた回転操作型の可変抵抗器を容易に得られ
るという作用を有する。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の可変抵抗器に用いる抵抗素子基板
を、絶縁基板上に低抵抗ペーストを用いて低抵抗皮膜を
印刷形成し、続いて導電ペーストを用いて上記低抵抗皮
膜とは平行関係でかつ電気的独立状態の集電部、および
上記低抵抗皮膜と上記集電部のそれぞれの導出部、なら
びに上記低抵抗皮膜の所定部分の上から低抵抗皮膜の延
びる方向と直交する方向に延出するように集電部とは電
気的独立状態の導電性連結部を印刷形成し、続いて高抵
抗ペーストを用いて上記低抵抗皮膜の導出部および上記
導電性連結部に重なるように上記低抵抗皮膜に並行に高
抵抗皮膜を印刷形成するようにした抵抗素子基板の製造
方法としたものであり、低抵抗皮膜を容易に均一に形成
できると共に、同一の導電ペーストを用いて導電性の必
要な部分である集電部、導出部、および導電性連結部を
一回の印刷工程で簡単に形成でき、高抵抗皮膜を介して
精度よく低抵抗皮膜の抵抗値を取り出すことができる抵
抗素子基板を安価に実現できるという作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図6を用いて説明する。
【0023】なお、従来の技術の項で説明した構成と同
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略
する。
【0024】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態による回転操作型の可変抵抗器の断面図であ
り、同図に示すように、抵抗素子基板21がインサート
成形等で固定された上方開口の絶縁樹脂製のケース11
の凹部内には、回転体12が、下方円形突部12Bをケ
ース11の中央円形孔11Aで、また操作軸12Cをケ
ース11に脚部13Aでカシメ固定されたカバー13の
軸受部13Bによって保持されることにより回転可能に
配され、そのフランジ部12Aに抵抗素子基板21上面
の印刷層に係合する接点部14Aおよび14Bを備えた
摺動刷子14が装着されていることは従来の技術の場合
と同じであるが、上記抵抗素子基板21の印刷層の構成
が異なるものとなっている。
【0025】この抵抗素子基板21は、図2の上面図に
示すように、絶縁基板1上に電気的独立状態で平行関係
になるように、カーボンペイントからなる均一の厚みの
馬蹄形の低抵抗皮膜22およびこの低抵抗皮膜22の内
側に同心状に銀ペイントからなるリング状集電部23を
有し、その低抵抗皮膜22の両端およびリング状集電部
23には導出部24(24A,24B)および25が銀
ペイントで印刷形成されて外方に引き出され、この導出
部24(24A,24B)および25に端子6(6A,
6B)および7がカシメ固定されていることは従来の技
術の場合と同様であるが、図3の出力電圧特性図に示す
出力電圧を一定に保つ部分Bを得るために銀ペイントで
印刷形成された導電性連結部26は、低抵抗皮膜22の
上に重ねて低抵抗皮膜22の延びる方向と直交する外側
方向に延出され、上記リング状集電部23とは電気的独
立状態に所定幅で三箇所に配されている。
【0026】さらに、低抵抗皮膜22の外周部分に一定
の間隔が空くようにして、低抵抗皮膜22よりも比抵抗
の高い高抵抗皮膜27が、カーボンペイントによって上
記低抵抗皮膜22に並行で同心状の馬蹄形に印刷形成さ
れており、この高抵抗皮膜27の両端は、上記低抵抗皮
膜22の両端の導出部24A,24Bの上方に重なるよ
うに形成されていると共に、上記導電性連結部26の上
方にも重なるように形成されている。
【0027】そして、上記構成の可変抵抗器において、
摺動刷子14の接点部14Aおよび14Bは、この抵抗
素子基板21の高抵抗皮膜27およびリング状集電部2
3の上に弾接摺動するように装着されている。
【0028】このような構成の可変抵抗器の動作は、端
子6Aと6Bの間に定電圧を印加した状態で操作軸12
Cを回転操作して回転体12を回転させ、そのフランジ
部12Aに装着された摺動刷子14の移動(図2の矢印
参照)に伴って所定の回転操作位置での出力電圧を端子
6Aと7との間から取り出すことができることは従来の
場合と同じであるが、本実施の形態による可変抵抗器は
上記のように、摺動刷子14を介して抵抗素子基板21
の高抵抗皮膜27およびリング状集電部23との間から
出力電圧を取り出すものとなっている。
【0029】そして、この出力電圧は、抵抗素子基板2
1の同一の導出部24A,24Bに電気的に接続された
低抵抗皮膜22と高抵抗皮膜27の合成抵抗により値が
決定されるものであるが、その合成抵抗値は低抵抗皮膜
22と高抵抗皮膜27との比抵抗の差によって低抵抗皮
膜22の抵抗値に優先的に依存されるものとなり、ま
た、この低抵抗皮膜22は、絶縁基板1の上に直接、均
一な厚みで形成されたものであるために、操作軸12C
の所定の操作角度位置において、低抵抗皮膜22に依存
する出力電圧特性を設計ネライ値通りに精度よく得られ
るものである。
【0030】また、摺動刷子14の接点部14Aは、導
電性連結部26の上方に重ねて印刷形成された高抵抗皮
膜27の上を弾接摺動しているため、急激な接触抵抗の
変動もなく、ノイズの発生も少なくできるものである。
【0031】さらに、上記抵抗素子基板21の導電性連
結部26が形成されている部分においては、低抵抗皮膜
22、高抵抗皮膜27と導電性連結部26との比抵抗の
差によって、その間の電圧変化を見かけ上で無くすこと
ができ、図3に示す出力電圧を一定に保つ部分Bを得る
ことができることは、従来の技術の場合と同じである。
【0032】このように、本実施の形態による可変抵抗
器は、出力電圧を一定に保つ部分Bを有すると共に、出
力電圧特性は設計ネライ値通りに精度よく得られてノイ
ズ等の発生も少なくできるものであるため、使用機器に
搭載した場合には、使用機器の操作性ならびに諸特性等
を容易に向上させることが可能なものである。
【0033】なお、上記の説明では、抵抗素子基板21
の低抵抗皮膜22および高抵抗皮膜27が直接重なって
いないものについて説明したが、図4の上面図に示すよ
うに、低抵抗皮膜28の外周上に高抵抗皮膜29を全周
に亘って重なるように構成してもよく、この場合には、
定電流を加えて出力電圧を取り出す可変抵抗器の使用方
法をする場合に、精度よくその出力電圧を取り出すこと
ができることは勿論である。
【0034】さらに、絶縁基板1の材質としては、フェ
ノール樹脂積層板等の硬質のもの以外に、ポリエチレン
テレフタレート製の柔軟性を有する絶縁フィルムであっ
てもよく、また低抵抗皮膜22と高抵抗皮膜27との内
外の配置位置を変えても同様の効果が得られることは言
うまでもなく、さらに本発明の内容は回転操作形でなく
直線的にスライド操作する可変抵抗器等にも容易に適用
できることは勿論である。
【0035】また、一般によく使用される可変抵抗器と
しては、上記の高抵抗皮膜および低抵抗皮膜の抵抗値の
比率が約2〜100倍程度であるものが考えられ、この
範囲に収まるものとして、全抵抗値が5kΩの低抵抗皮
膜と500kΩの高抵抗皮膜を組み合わせたもので確認
を行った結果、前述の図3に示したような安定した出力
電圧特性を得られるものが実現できた。
【0036】(実施の形態2)本実施の形態は、上記実
施の形態1で説明した抵抗素子基板21の製造方法に関
するものであり、図5および図6の同仕掛り状態におけ
る抵抗素子基板の上面図を用いて以下に説明する。
【0037】その製造方法は、まず第一工程として、回
転体12および端子6,7を装着するための貫通孔が設
けられた絶縁基板1上に、スクリーン印刷法により低抵
抗ペーストを馬蹄形に印刷塗布して焼き付けし、図5に
示す低抵抗皮膜22が形成された抵抗素子基板21の第
一仕掛り状態品30を製作する。
【0038】続いて第二工程において、その第一仕掛り
状態品30に対し、スクリーン印刷法により導電ペース
トを用いて、低抵抗皮膜22の両端の導出部24、低抵
抗皮膜22の内側に同心状で電気的独立状態のリング状
集電部23とその導出部25、および低抵抗皮膜22の
上に重ねて低抵抗皮膜22の延びる方向と直交する外側
方向に延出するように、上記リング状集電部23とは電
気的独立状態の導電性連結部26を所定幅で印刷塗布し
て焼き付けし、図6に示す低抵抗皮膜22および各導電
部分が形成された抵抗素子基板21の第二仕掛り状態品
31を製作する。
【0039】そして、最後に第3工程において、上記第
二仕掛り状態品31に対し、スクリーン印刷法により高
抵抗ペーストを用いて高抵抗皮膜27を、上記低抵抗皮
膜22の外側に同心状の馬蹄形に、かつ上記導電性連結
部26および上記低抵抗皮膜22の両端の導出部24
(24A,24B)の上に重なるように印刷形成し焼き
付けることにより、抵抗素子基板21を製作するもので
ある。
【0040】上記の抵抗素子基板の製造方法において
は、絶縁基板1に対して低抵抗皮膜22を最初にスクリ
ーン印刷法により印刷形成するために、その膜厚を均一
のものとし易く、また導電部分であるリング状集電部2
3、導出部24および25、導電性連結部26を同一の
導電ペーストを用いて一回の印刷工程で同時に印刷形成
することができ、さらに、実施の形態1による可変抵抗
器に組み込んだ際に、摺動刷子14の接点部14Aが弾
接摺動する高抵抗皮膜27を各印刷層の最も上方位置に
容易に形成することができるため、所定の操作角度位置
において精度よく設計ネライ値通りの出力電圧特性が得
られてノイズ発生の少ない可変抵抗器を実現できる抵抗
素子基板を容易かつ安価に得られるものである。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の可変抵抗器および
これに用いる抵抗素子基板の製造方法によれば、設計ネ
ライ値通りの出力電圧特性が精度よく得られると共に、
ノイズ発生の少ない特性の優れた可変抵抗器を容易かつ
安価に得られるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による回転操作型の
可変抵抗器の断面図
【図2】同要部である抵抗素子基板の上面図
【図3】同出力電圧特性図
【図4】同要部である低抵抗皮膜および高抵抗皮膜を重
ねて形成した場合の抵抗素子基板の上面図
【図5】本発明の第2の実施の形態による抵抗素子基板
の製造方法の第一仕掛り状態品における抵抗素子基板の
上面図
【図6】同第二仕掛り状態品における抵抗素子基板の上
面図
【図7】従来の可変抵抗器による出力電圧特性図
【図8】同可変抵抗器の要部である抵抗素子基板の上面
【図9】同可変抵抗器の断面図
【図10】従来の他の抵抗素子基板の上面図
【符号の説明】
1 絶縁基板 6,6A,6B,7 端子 11 ケース 11A 中央円形孔 12 回転体 12A フランジ部 12B 下方円形突部 12C 操作軸 13 カバー 13A 脚部 13B 軸受部 14 摺動刷子 14A,14B 接点部 21 抵抗素子基板 22,28 低抵抗皮膜 23 リング状集電部 24,24A,24B,25 導出部 26 導電性連結部 27,29 高抵抗皮膜 30 第一仕掛り状態品 31 第二仕掛り状態品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に配された所定長さの均一厚
    みの低抵抗皮膜と、上記低抵抗皮膜とは電気的独立状態
    で平行関係に配された銀系材料製の集電部と、上記低抵
    抗皮膜の両端および上記集電部からそれぞれ導出された
    導出部と、上記低抵抗皮膜の所定部分の上部から低抵抗
    皮膜の延びる方向と直交する方向に延出され、上記集電
    部とは電気的独立状態に配された所定幅の導電性連結部
    と、上記低抵抗皮膜の両端の導出部および上記導電性連
    結部の上に重なるようにして低抵抗皮膜に並行に配され
    た高抵抗皮膜からなる抵抗素子基板を備え、かつ上記抵
    抗素子基板の集電部および高抵抗皮膜上のそれぞれに弾
    接摺動する接点部を有する摺動刷子が装着された可変抵
    抗器。
  2. 【請求項2】 抵抗素子基板の低抵抗皮膜の上方に高抵
    抗皮膜を重ねた請求項1記載の可変抵抗器。
  3. 【請求項3】 抵抗素子基板の低抵抗皮膜を馬蹄形に形
    成し、その両端部にそれぞれ導出部を設けると共に、上
    記低抵抗皮膜の内側に間隔を空けて同心リング状の集電
    部を形成した請求項1または2に記載の可変抵抗器。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一つに記載の可
    変抵抗器に用いる抵抗素子基板を、絶縁基板上に低抵抗
    ペーストを用いて低抵抗皮膜を印刷形成し、続いて導電
    ペーストを用いて上記低抵抗皮膜とは平行関係でかつ電
    気的独立状態の集電部、および上記低抵抗皮膜と上記集
    電部のそれぞれの導出部、ならびに上記低抵抗皮膜の所
    定部分の上から低抵抗皮膜の延びる方向と直交する方向
    に延出するように集電部とは電気的独立状態の導電性連
    結部を印刷形成し、続いて高抵抗ペーストを用いて上記
    低抵抗皮膜の導出部および上記導電性連結部に重なるよ
    うに上記低抵抗皮膜に並行に高抵抗皮膜を印刷形成する
    ようにした抵抗素子基板の製造方法。
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