JP2000261306A - Mos型半導体集積回路 - Google Patents

Mos型半導体集積回路

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JP2000261306A
JP2000261306A JP11060081A JP6008199A JP2000261306A JP 2000261306 A JP2000261306 A JP 2000261306A JP 11060081 A JP11060081 A JP 11060081A JP 6008199 A JP6008199 A JP 6008199A JP 2000261306 A JP2000261306 A JP 2000261306A
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transistors
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克樹 松寺
Masaru Koyanagi
勝 小柳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】MOSトランジスタスイッチ回路において、素
子数の増加と充放電速度の低下を最小限に抑えつつ、ソ
ース・ドレイン間にかかる最大電圧を緩和する。 【解決手段】インバータIV1は電源VCC−接地電位
間にトランジスタP1,N1a,N1が直列に接続され
ている。トランジスタP1とN1のゲートは共通に入力
ノードINに接続されている。出力ノードはゲートがV
CCに接続されたトランジスタN1aの電流通路を隔て
て2つ(ノードA,B)に分かれている。スイッチSW
1はトランジスタP2の電流通路をノードAとOUTと
の間に挿入し、トランジスタN2及びN2aの電流通路
をノードBとOUTとの間に直列に挿入している。トラ
ンジスタP2,N2それぞれのゲートには相補なクロッ
ク信号CLK,CLKbが供給される。トランジスタN
2aのゲートはVCCに接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に電源電圧の異
なる回路領域間のインターフェースに適用されるCMO
Sトランジスタ回路を含むMOS型半導体集積回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的に回路のインターフェースに構成
されるMOSトランジスタスイッチ回路の前段の回路
は、インバータ、NAND、NOR等の論理回路から構
成される。
【0003】図7は、従来の技術に係るインバータとM
OSトランジスタスイッチを組み合わせた回路図であ
り、PチャネルMOSトランジスタP1,P2、Nチャ
ネルMOSトランジスタN1,N2それぞれ2素子づつ
の計4素子から構成されている。
【0004】すなわち、インバータIV6は、電源VC
C−接地電位間にトランジスタP1,N1が直列に接続
され、両者のゲートは共通に入力ノードINに接続され
ている。また、両者のドレインは共通に出力ノードSに
接続されている。
【0005】MOSトランジスタスイッチSW6は、ト
ランジスタP2,N2の互いの電流パスを並列接続し、
それぞれのゲートには相補なクロック信号CLK,CL
Kbが供給される。上記並列接続点の一端は上記インバ
ータIV6の出力ノードSに接続され、上記並列接続点
の他端は容量負荷C0を駆動する出力ノードOUTとな
る。
【0006】従って上記回路は、CLKが“L”(ロー
レベル)、CLKbが“H”(ハイレベル)のときはノ
ードSとOUTが電気的に接続されるため前段からの入
力レベルをそのまま出力し、CLKが“H”、CLKb
が“L”のときはノードSとOUTが電気的に切断され
るため高インピーダンス状態になる。
【0007】このような通常のインバータとMOSトラ
ンジスタスイッチの組み合わせでは、MOSトランジス
タスイッチが高インピーダンス状態のときに前段からの
入力や出力側の電圧状態によってトランジスタN2,P
2のソース・ドレイン間に電源電圧VCCが負荷される
状態が存在する。
【0008】例えば、初期状態において入力ノードIN
に“H”(VCCレベル)が入力され、CLK/CLK
bにそれぞれ“L”/“H”が入力されているときノー
ドSは“L”となり、従って出力ノードOUTは“L”
を出力する。このとき、トランジスタP1のソース・ド
レイン間にはVCCの電圧がかかる。そして、CLK/
CLKbが“L”/“H”→“H”/“L”に変わった
後に入力INが“H”→“L”に変化すると、トランジ
スタN1、N2、P2のソース・ドレイン間にVCCの
電圧がかかる。
【0009】近年、半導体装置に作り込まれるトランジ
スタの微細化が進むのに伴い、内部降圧電位を電源とす
る回路部分が多くなり、トランジスタ設計も上記内部降
圧を前提とするケースが増えてきた。このような設計の
プロセスではトランジスタの信頼性は内部降圧電位の範
囲内でしか保証されていないことが多い。
【0010】すなわち、外部電源から内部降圧電位を発
生させる回路領域や外部とのインターフェース、回路構
成的にどうしても降圧電位を電源として使用できない部
分においては、通常の回路構成のままではトランジスタ
に電圧がかかりすぎてトランジスタが劣化する可能性が
あるため、対策として何らかの電圧緩和手段を講じなけ
ればならなくなってきている。
【0011】従って、図7に示したようなインバータと
MOSトランジスタスイッチの組合わせ回路において
も、トランジスタのソース・ドレイン間に電源電圧がそ
のままかかる場合があるため、外部電源で駆動させる場
合には、何らかの対策が必要となる。
【0012】なお、一般的にMOSトランジスタが劣化
するのは、ソース・ドレイン間に電源電圧がかかった状
態で、該当するトランジスタがONして電流を流す場合
であり、これは上記トランジスタのOFF→ONスイッ
チング時に相当する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】例えば、NチャネルM
OSトランジスタのみ耐圧がVCCよりも低い場合、図
8のような回路構成を用いてNチャネルMOSトランジ
スタのソース・ドレイン間にかかる電圧を低下させて上
記の問題を回避する技術が考えられる。
【0014】すなわち、図8の回路構成(IV7,SW
7)は、図7の回路に対して、ノードSとトランジスタ
N1のドレインとの間に電流通路が接続されゲートがV
CCに接続されたNチャネルMOSトランジスタN1a
と、ノードSとトランジスタN2の一端との間に電流通
路が接続されゲートがVCCに接続されたNチャネルM
OSトランジスタN2aと、トランジスタN1の他端と
出力ノードOUTとの間に電流通路が接続されゲートが
VCCに接続されたNチャネルMOSトランジスタN2
bをさらに設けている。
【0015】この構成により、トランジスタN1、N2
のソース・ドレイン間にかかる電圧は最大でもVCC−
Vth(NチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧)
に抑えられる。
【0016】しかし、この図8の回路構成では、上記図
7の素子数が4素子で構成されるのに比べて7素子(P
チャネルMOSトランジスタ:2素子、NチャネルMO
Sトランジスタ:5素子)に増加し、パターン面積が増
大してしまう。
【0017】また、この回路構成では出力ノードOUT
から接地電位までNチャネルMOSトランジスタが5個
直列に接続されることになり、出力ノードOUTの電圧
を接地電位レベルまで引き抜くスピードが大幅に低下し
てしまう。
【0018】このように近年、トランジスタの微細化が
進むにつれ、内部降圧電位を電源とする回路部分が多
く、トランジスタの信頼性は内部降圧電位の範囲内でし
か保証されていない。その回路中で、外部電源から内部
降圧電位を発生させる回路領域や外部とのインターフェ
ース、回路構成的にどうしても降圧電位を電源として使
用できない部分がある。
【0019】そこで、このような回路部では電圧緩和手
段としての付加的な回路を追加する必要がある。しか
し、付加的な回路を追加するがためのパターン面積の増
大と伝達スピードの低下は工夫して軽減する必要があ
る。
【0020】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、その課題は、MOSトランジスタスイッチ回路
における素子数の増加と充放電速度の低下を最小限に抑
えつつ、MOSトランジスタのソース・ドレイン間にか
かる最大電圧を緩和するMOS型半導体集積回路を提供
することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明のMOS型半導体
集積回路は、所定の高電位電源−低電位電源間で動作す
る論理回路と、この論理回路の出力を相補信号でトラン
スファー制御する第1導電型の第1のMOSトランジス
タ及び第2導電型の第2のMOSトランジスタを含むス
イッチ回路とを具備し、前記論理回路の出力ノードを前
記第1のMOSトランジスタを介する経路に接続される
第1のノードと前記第2のMOSトランジスタを介する
経路に接続される第2のノードに分け、前記第1のノー
ドと第2のノード間に1つ以上のMOSトランジスタで
構成される電流通路が挿入されると共に、前記第1のM
OSトランジスタを介する経路、前記第2のMOSトラ
ンジスタを介する経路のうち少なくともいずれかと前記
スイッチ回路の出力点との間に前記経路に設けられるト
ランジスタと同一導電型のMOSトランジスタによる電
流通路が挿入されることを特徴とする。
【0022】本発明によれば、耐圧が高電位電源よりも
低いトランジスタに対して最小限の素子数で要所にMO
Sトランジスタを介する電流通路を設け、そのトランジ
スタにかかる電圧を高電位電源より小さく抑える。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係るインバータとMOSトランジスタスイッチを組み
合わせた構成の回路図である。この実施形態ではNチャ
ネルMOSトランジスタの耐圧のみが電源電圧VCCよ
りも低い場合の回路構成であり、2つのPチャネルMO
SトランジスタP1,P2と4つのNチャネルMOSト
ランジスタN1,N2,N1a,N2aからなる。
【0024】図1において、インバータIV1は次のよ
うに構成されている。電源VCC−接地電位間にトラン
ジスタP1,N1a,N1が直列に接続されている。ト
ランジスタP1とN1のゲートは共通に入力ノードIN
に接続されている。
【0025】インバータ出力ノードはゲートがVCCに
接続されたトランジスタN1aの電流通路を隔てて2つ
に分かれている。すなわち、トランジスタN1aの電流
通路の一端とトランジスタP1との接続点を出力ノード
A、トランジスタN1aの電流通路の他端とトランジス
タN1との接続点を出力ノードBとしている。
【0026】さらに、MOSトランジスタスイッチSW
1は次のように構成されている。トランジスタP2は、
その電流通路をインバータの出力ノードAとスイッチS
W1の出力ノードOUTとの間に挿入している。トラン
ジスタN2及びN2aは、その電流通路をインバータの
出力ノードBとスイッチSW1の出力ノードOUTとの
間に直列に挿入している。トランジスタP2,N2それ
ぞれのゲートには相補なクロック信号CLK,CLKb
が供給される。トランジスタN2aのゲートはVCCに
接続される。上記出力ノードOUTは容量負荷C0を駆
動する信号の供給端部となる。
【0027】上記回路は、CLKが“L”(ローレベ
ル)、CLKbが“H”(ハイレベル)のときは出力ノ
ードAとOUT、出力ノードBとOUTが電気的に接続
されるため前段からの入力レベルをそのまま出力し、C
LKが“H”、CLKbが“L”のときは出力ノードA
とOUT、出力ノードBとOUTが電気的に切断される
ため高インピーダンス状態になる。
【0028】上記実施形態において、トランジスタN1
aは、トランジスタN1及びN2のソース・ドレイン間
(すなわち、ノードA−B間、ノードB−C間)に電源
電圧VCCがかからないように挿入されるバリアトラン
ジスタとして作用する。また、トランジスタN2aは、
トランジスタN2のソース・ドレイン間(B−C間)に
電源電圧VCCがかからないように挿入されるバリアト
ランジスタとして作用する。
【0029】次に上記第1の実施形態の全体の動作とバ
リアトランジスタの効果について説明する。ここで、
“L”はローレベル(VSS:低電位電源)、“H”は
ハイレベル(VCC:高電位電源)とする。
【0030】(i) 入力ノードINが“L”、CLK
/CLKbが“H”/“L”、出力ノードOUTが
“L”の状態を考察する。トランジスタP1、N2aの
2つのトランジスタがオン状態にあり、それ以外のトラ
ンジスタはオフ状態にある。このとき、各ノードの電圧
は、ノードAがVCC、ノードBがVCC−Vth、ノー
ドCがVSSになっている。ここでVthは回路内のNチ
ャネルMOSトランジスタのしきい値電圧である。この
ような状態では、トランジスタN1aがバリアトランジ
スタとして作用するため、トランジスタN1、N2(O
FF状態)のソース・ドレイン間にはVCC−Vthの電
圧しかかからない。
【0031】(ii) 入力ノードINが“L”、CLK
/CLKbが“L”/“H”、出力ノードOUTが
“H”の状態を考察する。トランジスタN1以外はすべ
てON状態にある。このとき、各ノードの電圧はノード
AがVCC、ノードBとCがVCC−Vthになってい
る。この状態でも、トランジスタN1aがバリアトラン
ジスタとして作用するため、トランジスタN1(OFF
状態)のソース・ドレイン間にはVCC−Vthの電圧し
かかからない。
【0032】(iii) 入力ノードINが“H”、CLK
/CLKbが“H”/“L”、出力ノードOUTが
“H”の状態を考察する。トランジスタN1、N1aが
ON状態にあり、それ以外のトランジスタはOFF状態
にある。このとき、各ノードの電圧はノードAとBがV
SS、ノードCがVCC−Vthになっている。この状態
では、トランジスタN2aがバリアトランジスタとして
作用するため、トランジスタN2(OFF状態)のソー
ス・ドレイン間にはVCC−Vthの電圧しかかからな
い。
【0033】以上の考察によれば、図1のような論理回
路(ここではインバータ)とMOSトランジスタスイッ
チを組み合せた回路を構成した場合、NチャネルMOS
トランジスタN1、N2のソース・ドレイン間にかかる
最大電圧をVCC−Vthに抑えることが可能となる。し
かも、最小限の素子数の追加で回路面積の増大をなるべ
く少なくし、充放電速度の低下も最小限に抑えることが
できる。
【0034】図2は、本発明の第2の実施形態に係るイ
ンバータとMOSトランジスタスイッチを組み合わせた
構成の回路図である。この実施形態ではPチャネルMO
Sトランジスタの耐圧のみが電源電圧VCCよりも低い
場合の回路構成であり、4つのPチャネルMOSトラン
ジスタP1,P2,P1a,P2aと2つのNチャネル
MOSトランジスタN1,N2からなる。
【0035】図2において、インバータIV2は次のよ
うに構成されている。電源VCC−接地電位間にトラン
ジスタP1,P1a,N1が直列に接続されている。ト
ランジスタP1とN1のゲートは共通に入力ノードIN
に接続されている。
【0036】インバータ出力ノードはゲートが接地電位
に接続されたトランジスタP1aの電流通路を隔てて2
つに分かれている。すなわち、トランジスタP1aの電
流通路の一端とトランジスタP1との接続点を出力ノー
ドA、トランジスタP1aの電流通路の他端とトランジ
スタN1との接続点を出力ノードBとしている。
【0037】さらに、MOSトランジスタスイッチSW
2は次のように構成されている。トランジスタP2及び
P2aは、その電流通路をインバータの出力ノードAと
スイッチSW2の出力ノードOUTとの間に直列に挿入
している。トランジスタN2は、その電流通路をインバ
ータの出力ノードBとスイッチSW2の出力ノードOU
Tとの間に挿入している。トランジスタP2,N2それ
ぞれのゲートには相補なクロック信号CLK,CLKb
が供給される。トランジスタP2aのゲートは接地電位
にされる。上記出力ノードOUTは容量負荷C0を駆動
する信号の供給端部となる。
【0038】上記回路は、CLKが“L”(ローレベ
ル)、CLKbが“H”(ハイレベル)のときは出力ノ
ードAとOUT、出力ノードBとOUTが電気的に接続
されるため前段からの入力レベルをそのまま出力し、C
LKが“H”、CLKbが“L”のときは出力ノードA
とOUT、出力ノードBとOUTが電気的に切断される
ため高インピーダンス状態になる。
【0039】上記実施形態において、トランジスタP1
aは、トランジスタP1及びP2のソース・ドレイン間
(すなわち、ノードA−B間、ノードA−D間)に電源
電圧VCCがかからないように挿入されるバリアトラン
ジスタとして作用する。また、トランジスタP2aは、
トランジスタP2のソース・ドレイン間(A−D間)に
電源電圧VCCがかからないように挿入されるバリアト
ランジスタとして作用する。
【0040】次に上記第2の実施形態の全体の動作とバ
リアトランジスタの効果について説明する。ここで、
“L”はローレベル(VSS:低電位電源)、“H”は
ハイレベル(VCC:高電位電源)とする。
【0041】(i) 入力ノードINが“L”、CLK
/CLKbが“H”/“L”、出力ノードOUTが
“L”の状態を考察する。トランジスタP1、P1aの
2つのトランジスタがオン状態にあり、それ以外のトラ
ンジスタはオフ状態にある。このとき、各ノードの電圧
は、ノードAがVCC、ノードBがVCC、ノードDが
Vthになっている。ここでVthは回路内のPチャネルM
OSトランジスタのしきい値電圧である。このような状
態では、トランジスタP2aがバリアトランジスタとし
て作用するため、トランジスタP2(OFF状態)のソ
ース・ドレイン間にはVCC−Vthの電圧しかかからな
い。
【0042】(ii) 入力ノードINが“H”、CLK
/CLKbが“H”/“L”、出力ノードOUTが
“H”の状態を考察する。トランジスタN1、P2aが
ON状態にあり、それ以外のトランジスタはOFF状態
にある。このとき、各ノードの電圧はノードBはVS
S、ノードAとDはVthになっている。この状態では、
トランジスタP1a,P2aがバリアトランジスタとし
て作用するため、それぞれのトランジスタP1,P2
(OFF状態)のソース・ドレイン間にはVCC−Vth
の電圧しかかからない。
【0043】以上の考察によれば、図2のような論理回
路(ここではインバータ)とMOSトランジスタスイッ
チを組み合せた回路を構成した場合、PチャネルMOS
トランジスタP1、P2のソース・ドレイン間にかかる
最大電圧をVCC−Vthに抑えることが可能となる。し
かも、最小限の素子数の追加で回路面積の増大をなるべ
く少なくし、充放電速度の低下も最小限に抑えることが
できる。
【0044】図3は、本発明の第3の実施形態に係るイ
ンバータとMOSトランジスタスイッチを組み合わせた
構成の回路図である。この実施形態ではPチャネル、N
チャネル両MOSトランジスタの耐圧が電源電圧VCC
よりも低い場合の回路構成であり、4つのPチャネルM
OSトランジスタP1,P2,P1a,P2aと4つの
NチャネルMOSトランジスタN1,N2,N1a,N
2aからなる。
【0045】図3において、インバータIV3は次のよ
うに構成されている。電源VCC−接地電位間にトラン
ジスタP1,P1a,N1a,N1が直列に接続されて
いる。トランジスタP1とN1のゲートは共通に入力ノ
ードINに接続されている。
【0046】インバータ出力ノードはゲートが接地電位
のトランジスタP1a及びゲートがVCCのトランジス
タN1aの直列回路における電流通路を隔てて2つに分
かれている。すなわち、直列回路の一端(トランジスタ
P1aの電流通路の端部)とトランジスタP1との接続
点を出力ノードA、直列回路の他端(トランジスタN1
aの電流通路の端部)とトランジスタN1との接続点を
出力ノードBとしている。
【0047】さらに、MOSトランジスタスイッチSW
3は次のように構成されている。トランジスタP2及び
P2aは、その電流通路をインバータの出力ノードAと
スイッチSW3の出力ノードOUTとの間に直列に挿入
している。トランジスタN2及びN2aは、その電流通
路をインバータの出力ノードBとスイッチSW3の出力
ノードOUTとの間に直列に挿入している。トランジス
タP2,N2それぞれのゲートには相補なクロック信号
CLK,CLKbが供給される。トランジスタP2aの
ゲートは接地電位にされ、トランジスタN2aのゲート
はVCCに接続される。上記出力ノードOUTは容量負
荷C0を駆動する信号の供給端部となる。
【0048】上記回路は、CLKが“L”(ローレベ
ル)、CLKbが“H”(ハイレベル)のときは出力ノ
ードAとOUT、出力ノードBとOUTが電気的に接続
されるため前段からの入力レベルをそのまま出力し、C
LKが“H”、CLKbが“L”のときは出力ノードA
とOUT、出力ノードBとOUTが電気的に切断される
ため高インピーダンス状態になる。
【0049】この第3の実施形態は、上記第1、第2の
実施形態における両方のバリアトランジスタを併せ持つ
構成となっている(N1a,N2a,P1a,P2
a)。すなわち、入力ノードINが“L”、OUTがV
SS、CLK/CLKbが“H”/“L”のとき、ノー
ドA,EはVCC、ノードBがVCC−Vth、ノードC
がVSS、ノードDがVthとなる。また、入力ノードI
Nが“H”、OUTがVCC、CLK/CLKbが
“H”/“L”のとき、ノードAはVth、ノードBがV
SS、ノードCがVCC−Vth、ノードDがVCC、ノ
ードEがVSSとなる。
【0050】この結果、回路中スイッチング素子として
作用するPチャネルMOSトランジスタ(P1またはP
2)、NチャネルMOSトランジスタ(N1またはN
2)のソース・ドレイン間電圧はVCC−Vthに抑えら
れる。
【0051】以上の実施形態では、MOSトランジスタ
スイッチの前段にインバータ回路が配置されている場合
に関して説明を進めてきたが、他の論理回路、例えばN
OR回路やNAND回路についても第1〜第3いすれか
の実施形態を適用して、回路中スイッチング素子として
作用するPチャネルMOSトランジスタ、NチャネルM
OSトランジスタのソース・ドレイン間電圧をVCC−
Vthに抑えることができる。
【0052】図4は、本発明の第4の実施形態に係るN
OR回路とMOSトランジスタスイッチを組み合わせた
構成の回路図である。この実施形態ではNチャネルMO
Sトランジスタの耐圧のみが電源電圧VCCよりも低い
場合の回路構成であり、3つのPチャネルMOSトラン
ジスタP11,P12,P2と5つのNチャネルMOS
トランジスタN11,N12,N2,N1a,N2aか
らなる。
【0053】図4において、NOR回路NOR1は次の
ように構成されている。電源VCC−接地電位間にトラ
ンジスタP11,P12,N1a,N11が直列に接続
されている。また、トランジスタN12がトランジスタ
N11のドレイン・ソースと並列に接続されている。ト
ランジスタP11とN11のゲートは共通に入力ノード
IN1に接続されている。トランジスタP12とN12
のゲートは共通に入力ノードIN2に接続されている。
【0054】NOR出力ノードはゲートがVCCに接続
されたトランジスタN1aの電流通路を隔てて2つに分
かれている。すなわち、トランジスタN1aの電流通路
の一端とトランジスタP12との接続点を出力ノード
A、トランジスタN1aの電流通路の他端とトランジス
タN11との接続点を出力ノードBとしている。
【0055】MOSトランジスタスイッチSW4は前記
図1のSW1と同様に接続されている。すなわち、トラ
ンジスタP2は、その電流通路をNOR回路の出力ノー
ドAとスイッチSW4の出力ノードOUTとの間に挿入
している。トランジスタN2及びN2aは、その電流通
路をNOR回路の出力ノードBとスイッチSW4の出力
ノードOUTとの間に直列に挿入している。トランジス
タP2,N2それぞれのゲートには相補なクロック信号
CLK,CLKbが供給される。トランジスタN2aの
ゲートはVCCに接続される。上記出力ノードOUTは
容量負荷C0を駆動する信号の供給端部となる。
【0056】上記第4の実施形態においても第1の実施
形態と同様に、回路中スイッチング素子として作用する
NチャネルMOSトランジスタ(N11,N12,N
2)それぞれのソース・ドレイン間電圧をVCC−Vth
に抑えることができる。
【0057】図5は、本発明の第5の実施形態に係るN
AND回路とMOSトランジスタスイッチを組み合わせ
た構成の回路図である。この実施形態もNチャネルMO
Sトランジスタの耐圧のみが電源電圧VCCよりも低い
場合の回路構成であり、3つのPチャネルMOSトラン
ジスタP21,P22,P2と5つのNチャネルMOS
トランジスタN21,N22,N2,N1a,N2aか
らなる。
【0058】図5において、NAND回路NAND1は
次のように構成されている。電源VCC−接地電位間に
トランジスタP21,N1a,N21,N22が直列に
接続されている。また、トランジスタP22がトランジ
スタP21のソース・ドレインと並列に接続されてい
る。トランジスタP21とN21のゲートは共通に入力
ノードIN1に接続されている。トランジスタP22と
N22のゲートは共通に入力ノードIN2に接続されて
いる。
【0059】NAND出力ノードはゲートがVCCに接
続されたトランジスタN1aの電流通路を隔てて2つに
分かれている。すなわち、トランジスタN1aの電流通
路の一端とトランジスタP21との接続点を出力ノード
A、トランジスタN1aの電流通路の他端とトランジス
タN21との接続点を出力ノードBとしている。
【0060】MOSトランジスタスイッチSW5は前記
図1のSW1と同様に接続されている。すなわち、トラ
ンジスタP2は、その電流通路をNAND回路の出力ノ
ードAとスイッチSW5の出力ノードOUTとの間に挿
入している。トランジスタN2及びN2aは、その電流
通路をNOR回路の出力ノードBとスイッチSW5の出
力ノードOUTとの間に直列に挿入している。トランジ
スタP2,N2それぞれのゲートには相補なクロック信
号CLK,CLKbが供給される。トランジスタN2a
のゲートはVCCに接続される。上記出力ノードOUT
は容量負荷C0を駆動する信号の供給端部となる。
【0061】上記第5の実施形態においても第1の実施
形態と同様に、回路中スイッチング素子として作用する
NチャネルMOSトランジスタ(N21,N22,N
2)それぞれのソース・ドレイン間電圧をVCC−Vth
に抑えることができる。
【0062】図6は、本発明の第1の実施形態の回路を
適用した応用例を示す回路図である。回路内部は外部電
源電圧(例えば3.3V)を降圧した降圧電源電圧VD
D(例えば2.5V)で動作する。当然回路保証もこの
VDDに基いた設計である。信号Dataは降圧電源電
圧の回路(ここではインバータIVdが代表的に示され
ている)を介してレベルシフト回路に供給される。
【0063】レベルシフト回路は、ソースに外部電源電
圧VCCが供給され互いのドレインとゲートが交差接続
されたPチャネルMOSトランジスタQp1、Qp2
と、このQp1のドレインと接地電位間に直列に接続さ
れたNチャネルMOSトランジスタQn1、Qn2、及
び、上記トランジスタQp2のドレインと接地電位間に
直列に接続されたNチャネルMOSトランジスタQn
3、Qn4を有する。トランジスタQn1とQn3のゲ
ートにはVCCが与えられ、トランジスタQn2、Qn
4の各ゲートには、信号DataのIVdを介した反転
信号、直接の信号Dataがそれぞれ与えられる。
【0064】トランジスタQp2のドレインから図1の
回路の入力ノードINに、降圧電源電圧回路のインバー
タIVdを介した信号Dataと同相でかつ外部電源電
圧VCCにレベルシフトされた信号が供給される。これ
により、CLK/CLKbに同期して、信号Dataに
応じた外部電源電圧レベルの信号が例えば出力パッドに
繋がる出力ノードOUTに得られる。
【0065】一般に外部出力の最終段のトランジスタは
他の内部と比べてレイアウト面積が大きくなるため、本
発明の構成を適用することにより、レイアウト面積を削
減することができる。また、クロック信号のエッジから
出力までの伝達遅延も短く抑えられる。
【0066】以上各実施形態によれば、最小限の要所に
バリアトランジスタを設けることにより、耐圧がVCC
よりも低いトランジスタのソース・ドレイン間にかかる
最大電圧をVCC−Vthに制限することが可能である。
インバータ、NOR、NANDの回路以外にもMOSト
ランジスタスイッチの前段がCMOSトランジスタロジ
ック回路で構成されるとき、同様な回路構成をとること
により対策を行うことが可能である。
【0067】すなわち、上述の回路構成を採用すること
により素子数の増加と出力電圧の充放電速度の低下を最
小限抑えつつ、トランジスタのソース・ドレイン間にか
かる電圧を供給される電源電圧より小さく抑えることが
可能である。なお、上記バリアトランジスタのゲートレ
ベルは、対象となるトランジスタの信頼性が確保できる
範囲内ならば任意の値をとり得る。
【0068】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、バリアトランジスタを最小限の要所に設けたので、
回路内のスイッチングトランジスタのソース・ドレイン
間電圧を電源電圧より小さく抑えつつ、素子数の増加と
充放電速度の低下を最小限に抑えることができるMOS
型半導体集積回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るインバータとM
OSトランジスタスイッチを組み合わせた構成の回路
図。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るインバータとM
OSトランジスタスイッチを組み合わせた構成の回路
図。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るインバータとM
OSトランジスタスイッチを組み合わせた構成の回路
図。
【図4】本発明の第4の実施形態に係るNOR回路とM
OSトランジスタスイッチを組み合わせた構成の回路
図。
【図5】本発明の第5の実施形態に係るNAND回路と
MOSトランジスタスイッチを組み合わせた構成の回路
図。
【図6】図6は、本発明の第1の実施形態の回路を適用
した応用例を示す回路図。
【図7】従来の技術に係るインバータとMOSトランジ
スタスイッチを組み合わせた回路図。
【図8】図7の回路に対してNチャネルMOSトランジ
スタのソース・ドレイン間にかかる電圧を下げる回路構
成を示す回路図。
【符号の説明】
P1,P2,P1a,P2a…PチャネルMOSトラン
ジスタ N1,N2,N1a,N2a…NチャネルMOSトラン
ジスタ IV1,IV2,IV3…インバータ NOR1…NOR回路 NAND1…NAND回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J055 AX02 AX32 AX39 AX47 AX55 AX64 BX16 CX24 DX22 DX55 DX72 DX83 EX07 EX21 EY21 EZ07 EZ20 FX13 FX17 FX35 GX01 5J056 AA03 AA11 BB02 BB40 BB46 BB52 CC21 DD13 DD29 EE03 EE11 FF01 FF08 GG04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の高電位電源−低電位電源間で動作
    する論理回路と、この論理回路の出力を相補信号でトラ
    ンスファー制御する第1導電型の第1のMOSトランジ
    スタ及び第2導電型の第2のMOSトランジスタを含む
    スイッチ回路とを具備し、 前記論理回路の出力ノードを前記第1のMOSトランジ
    スタを介する経路に接続される第1のノードと前記第2
    のMOSトランジスタを介する経路に接続される第2の
    ノードに分け、 前記第1のノードと第2のノード間に1つ以上のMOS
    トランジスタで構成される電流通路が挿入されると共
    に、前記第1のMOSトランジスタを介する経路、前記
    第2のMOSトランジスタを介する経路のうち少なくと
    もいずれかと前記スイッチ回路の出力点との間に前記経
    路に設けられるトランジスタと同一導電型のMOSトラ
    ンジスタによる電流通路が挿入されることを特徴とする
    MOS型半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記第1のノードと第2のノード間に挿
    入される電流通路は、第2導電型の第3のMOSトラン
    ジスタにより構成され、かつ前記第2のMOSトランジ
    スタを介する経路と前記スイッチ回路の出力点との間に
    設けられる電流通路は、第2導電型の第4のMOSトラ
    ンジスタで構成されるものであることを特徴とする請求
    項1記載のMOS型半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記第1のノードと第2のノード間に挿
    入される電流通路は、第1導電型の第3のMOSトラン
    ジスタにより構成され、かつ前記第1のMOSトランジ
    スタを介する経路と前記スイッチ回路の出力点との間に
    設けられる電流通路は、第1導電型の第4のMOSトラ
    ンジスタで構成されるものであることを特徴とする請求
    項1記載のMOS型半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記第1のノードと第2のノード間に挿
    入される電流通路は、第1導電型の第3のMOSトラン
    ジスタ及び第2導電型の第4のMOSトランジスタの直
    列回路により構成され、かつ前記第1のMOSトランジ
    スタを介する経路と前記スイッチ回路の出力点との間に
    設けられる電流通路は、第1導電型の第5のMOSトラ
    ンジスタで構成され、前記第2のMOSトランジスタを
    介する経路と前記スイッチ回路の出力点との間に設けら
    れる電流通路は、第2導電型の第6のMOSトランジス
    タで構成されるものであることを特徴とする請求項1記
    載のMOS型半導体集積回路。
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