JP2000261381A - 赤外線通信回路のパルス幅調整方法と赤外線通信回路 - Google Patents

赤外線通信回路のパルス幅調整方法と赤外線通信回路

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JP2000261381A
JP2000261381A JP11060935A JP6093599A JP2000261381A JP 2000261381 A JP2000261381 A JP 2000261381A JP 11060935 A JP11060935 A JP 11060935A JP 6093599 A JP6093599 A JP 6093599A JP 2000261381 A JP2000261381 A JP 2000261381A
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pulse
signal
infrared
transmission
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JP11060935A
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Keiji Deguchi
啓司 出口
Katsumi Nagashima
勝己 長嶋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光される送信パルス幅を自動的に調整可能
で外部条件の変化によらず設定通りの送信パルス幅で送
信する赤外線通信回路のパルス幅調整方法と赤外線通信
回路を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 本発明の赤外線通信回路は、光を変調し
てパルス信号でデータを送信する送信側の赤外線通信回
路であって、送信された光信号としての赤外線パルス信
号を受光素子としての受光部4で検出してそのパルス幅
を測定するパルス幅測定回路10と、この測定値が設定
値に近づくよう赤外線パルス幅を調整してこの調整後の
赤外線パルス幅を基準パルス幅としてデータを送信する
送信パルス幅調整手段11とを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線通信回路の
パルス幅調整方法と赤外線通信回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の赤外線通信回路は、赤外線を使う
データ通信方式を標準化する業界団体であるIrDA
(Infrared Data Association )によって決められた世
界的な標準規格に基づいて赤外線データ通信を行うもの
であり、例えば、パーソナルコンピュータと情報端末機
器などの間のデータ通信を赤外線パルス信号を用いて行
うものである。
【0003】従来の赤外線通信回路は、図5に示すよう
に、送受信回路Aと送受信回路Bとで構成されている。
送受信回路Aは、パルス幅設定回路1と、パルス発生回
路2と、発光ダイオード(LED)等の発光素子を有す
る発光部3と、受光素子を有する受光部4と、解読部5
と、内部回路6とで構成されている。送受信回路Bは、
受光部7と内部回路8と発光部9とで構成されている。
【0004】ここで、従来の赤外線通信回路において、
赤外線パルス信号でデータ通信を行う動作について説明
する。ここでは、送受信回路Aから送信された赤外線パ
ルス信号を送受信回路Bで受信する動作について説明す
る。パルス発生回路2は、パルス幅設定回路1からの設
定値に応じたパルス幅の電気的パルス信号を発生させ
る。
【0005】発光部3は、パルス発生回路2からの電気
的パルス信号を赤外線パルス信号に変換して送受信回路
Bに送信する。送受信回路Bの受光部7は、送受信回路
Aからの赤外線パルス信号を受信し電気的パルス信号に
変換して内部回路8に出力する。内部回路8は、受光部
7からの電気的パルス信号を、パルス幅やパルス間隔や
パルス数などとデータ間の定義にあわせてデータの認識
を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の赤外線通信回路
では、送信の際に、温度等の外部条件の変化により発光
素子の特性が変化することによって送信パルス幅が変化
してしまうという問題がある。また、通信機器間の距離
や環境などによって送信波がなまったりして送信パルス
幅が変化してしまうという問題がある。
【0007】例えば、IrDAに基づくFIR(Fast I
nfrared :赤外線高速通信)では、通常、図6(a)に
示すように、送信パルス幅が僅かばかり太くなる方向に
変化することでパルスaのように2つのパルスが重なっ
た場合には倍の太さのパルスとなる。温度等の外部条件
の変化による発光素子の特性変化によって送信パルス幅
が変化して、図6(b)に示すパルスbのように1つの
送信パルス幅が太くなった場合には、この1つのパルス
bを重なった2つのパルスと誤認識する可能性がある。
【0008】本発明は、発光される送信パルス幅を自動
的に調整可能で外部条件の変化によらず設定通りの送信
パルス幅で送信する赤外線通信回路のパルス幅調整方法
と赤外線通信回路を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の赤外線通信回路
のパルス幅調整方法は、光を変調してパルス信号でデー
タを送信するに際し、送信された光信号を受光素子で検
出してそのパルス幅を測定し、この測定値が設定値に近
づくよう光パルス出力幅を調整し、この調整後の光パル
ス出力幅を基準パルス幅としてデータを送信するもので
ある。
【0010】本発明によると、発光される送信パルス幅
を自動的に調整することができ、外部条件の変化による
発光素子の特性変化よらず設定通りの送信パルス幅で送
信することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、光を変調してパルス信号でデータを送信するに際
し、送信された光信号を受光素子で検出してそのパルス
幅を測定し、この測定値が設定値に近づくよう光パルス
出力幅を調整し、この調整後の光パルス出力幅を基準パ
ルス幅としてデータを送信する赤外線通信回路のパルス
幅調整方法としたものであり、発光される送信パルス幅
を自動的に調整することができ、外部条件の変化によら
ず設定通りの送信パルス幅で送信することができる。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、パルス
幅の測定を発信側で実行する請求項1記載の赤外線通信
回路のパルス幅調整方法としたものであり、発光される
送信パルス幅を送信側のみで自動的に調整することがで
き、温度等の外部条件の変化による発光素子の特性変化
によらず設定通りの送信パルス幅で送信することができ
る。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、発信側
から送信された光信号を着信側の受光素子で検出してそ
のパルス幅を測定し、この測定値を前記着信側から前記
発信側に返信し、前記発信側でこの測定値が設定値に近
づくよう光パルス出力幅を調整し、この調整後の光パル
ス出力幅を基準パルス幅としてデータを送信する請求項
1記載の赤外線通信回路のパルス幅調整方法としたもの
であり、発光される送信パルス幅を自動的に調整するこ
とができ、温度等の外部条件の変化による発光素子の特
性変化や通信機器間の距離や環境によるパルス幅変化に
よらず設定通りの送信パルス幅で送信することができ
る。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、光を変
調してパルス信号でデータを送信する赤外線通信回路に
おいて、送信された光信号を受光素子で検出してそのパ
ルス幅を測定するパルス幅測定手段と、この測定値が設
定値に近づくよう光パルス出力幅を調整し、この調整後
の光パルス出力幅を基準パルス幅としてデータを送信す
る送信パルス幅調整手段とを設けた赤外線通信回路とし
たものであり、発光される送信パルス幅を送信側のみで
自動的に調整することができ、温度等の外部条件の変化
による発光素子の特性変化によらず設定通りの送信パル
ス幅で送信することができる。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、光を変
調してパルス信号でデータを送信する発信側と、前記の
送信されたデータを受信する着信側とからなる赤外線通
信回路において、前記発信側には、前記着信側に光信号
を送信する送信手段を設け、前記着信側には、前記発信
側からの光信号を受光素子で検出してそのパルス幅を測
定しその測定値を前記発信側に返信する測定返信手段を
設け、前記発信側には、前記着信側から返信された測定
値が設定値に近づくよう光パルス出力幅を調整し、この
調整後の光パルス出力幅を基準パルス幅としてデータを
送信する送信パルス幅調整手段を設けた赤外線通信回路
としたものであり、発光される送信パルス幅を自動的に
調整することができ、温度等の外部条件の変化による発
光素子の特性変化や通信機器間の距離や環境によるパル
ス幅変化によらず設定通りの送信パルス幅で送信するこ
とができる。
【0016】本発明の請求項6に記載の発明は、パルス
幅が可変の電気的パルス信号を発生する発生回路と、前
記発生回路からの電気的パルス信号を赤外線信号に変換
する発光素子と、前記発光素子からの赤外線信号を電気
的パルス信号に変換する受光素子と、前記受光素子で変
換した電気的パルス信号のパルス幅を測定する測定回路
と、前記測定回路で測定したパルス幅を設定値と比較
し、前記設定値で受信できるよう送信パルス幅を変化さ
せるフィードバック回路とを送信側に備えることを特徴
とした赤外線通信回路としたものであり、発光される送
信パルス幅を送信側のみで自動的に調整することがで
き、温度等の外部条件の変化による発光素子の特性変化
によらず設定通りの送信パルス幅で送信することができ
る。
【0017】本発明の請求項7に記載の発明は、パルス
幅が可変の電気的パルス信号を発生する発生回路と前記
発生回路からの電気的パルス信号を赤外線信号に変換す
る発光素子とを有する送信側と、赤外線信号を受光して
電気的パルス信号に変換する受光素子と前記受光素子か
らの電気的パルス信号のパルス幅を測定する測定回路と
を有する受信側とからなる赤外線通信回路であって、前
記送信側から送信された赤外線信号を受光素子で受信し
て電気的パルス信号に変換し前記受信側でそのパルス幅
を測定してその測定値を前記送信側に返信し、前記送信
側で前記測定値と前記設定値とを比較して前記赤外線信
号を前記設定値のパルス幅で前記受信側で受信できるよ
うに送信パルス幅を変化させるフィードバック回路を設
けた赤外線通信回路としたものであり、発光される送信
パルス幅を自動的に調整することができ、温度等の外部
条件の変化による発光素子の特性変化や通信機器間の距
離や環境によるパルス幅変化によらず設定通りの送信パ
ルス幅で送信することができる。
【0018】以下、本発明の赤外線通信回路のパルス幅
調整方法と赤外線通信回路を具体的な実施の形態に基づ
いて説明する。 (実施の形態1)図1に示した実施の形態1の赤外線通
信回路は、従来例と同様に光を変調してパルス信号でデ
ータを送信する送信側の赤外線通信回路であって、送信
された光信号としての赤外線パルス信号を受光部4の受
光素子で検出してそのパルス幅を測定するパルス幅測定
手段としてのパルス幅測定回路10と、この測定値が設
定値に近づくよう赤外線パルス出力幅を調整してこの調
整後の赤外線パルス出力幅を基準パルス幅としてデータ
を送信する送信パルス幅調整手段11とを設けた点が従
来例とは異なっている。
【0019】この赤外線通信回路は、例えば、IrDA
よる標準規格に基づくFIR(例えば、4Mbpsの赤
外線高速通信)を行うものである。受光部4は、発光部
3の発光素子から送信された赤外線パルス信号を受信
(受光)可能なように構成されている。例えば、この受
光部4は、図2に示すように発光部3と隣り合うよう配
置して構成することで、発光部3から送信された赤外線
パルス信号がこの受光部4に回り込み、この受光部4で
発光部3から送信された赤外線パルス信号を受信する事
が可能である。また、この受光部4は、パルス幅測定用
として通常のデータ通信を行う受信部とは別途に設けた
ものとしても良いが、ここでは通常のデータ通信を行っ
ているものをそのままパルス幅測定にも使用している。
【0020】パルス幅測定回路10は、受光部4で検出
した赤外線パルス信号のパルス幅を測定しその測定値を
出力するものである。送信パルス幅調整手段11は、パ
ルス幅測定回路10からのパルス幅の測定値とパルス幅
設定回路1からのパルス幅の設定値とを比較する比較回
路12を有し、測定値が設定値に近づくようにこの比較
手段12からの出力に基づいてパルス発生回路2からの
電気的パルス信号のパルス幅を調整して赤外線パルス出
力幅を調整し、この調整後の赤外線パルス出力幅を基準
パルス幅としてデータを送信することで、受光部4で設
定値のパルス幅で受信できるよう送信パルス幅を変化さ
せるフィードバック回路を実現している。
【0021】ここで、この赤外線通信回路において、赤
外線パルス信号の送信パルス幅を送信側で測定し調整し
てデータ通信を行う動作について説明する。なおここで
は、通信機器間でデータ通信を開始する前に赤外線パル
ス信号の送信パルス幅の調整を行うものとし、着信側の
通信機器(図示せず)を較正モード(受信不可状態)に
設定したり、着信側の通信機器に赤外線パルス信号が着
信しないようにしている。
【0022】パルス発生回路2は、パルス幅設定回路1
により設定されたパルス幅の電気的パルス信号を発生さ
せて発光部に出力する。図3(a)に示すように、この
ときの電気的パルス信号cは、設定値と一致するパルス
幅Wである。発光部3は、パルス発生回路2からの電気
的パルス信号を赤外線信号に変換して送信する。ここで
仮に、温度等の外部条件によって発光部3の発光素子の
特性が変化しているとし、図3(b)に示すように、発
光部3からの赤外線信号dのパルス幅が前記設定値より
大きいパルス幅W1で送信されているものとする。
【0023】受光部4は、発光部3より送信された赤外
線信号dを受光し電気的パルス信号に変換する。パルス
幅測定回路10は、受光部4で赤外線信号dから変換さ
れた電気的パルス信号のパルス幅を測定しその測定値を
比較回路12に出力する。比較回路12は、パルス幅設
定回路1からのパルス幅Wの設定値とパルス幅測定回路
10からのパルス幅W1の測定値とを比較し、この比較
結果をパルス発生回路2に出力する。
【0024】パルス発生回路2は、比較結果である設定
値と測定値との差分(W1−W)だけパルス幅を変化さ
せた図3(c)に示すようなパルス幅W2を基準パルス
幅とする電気的パルス信号cを発生させる。発光部3
は、図3(d)に示すように、パルス幅設定回路1の設
定値と一致するパルス幅Wの赤外線パルス信号dを送信
する。
【0025】このように赤外線パルス信号dの送信パル
ス幅を設定値と一致するよう良好に調整した後に、着信
側の通信機器の較正モードを解除し通常モード(通信可
能状態)に設定して、通信機器間でデータ通信を開始す
る。なお、通信機器間のデータ通信の実行中に必要であ
れば、発光部3から送信される赤外線パルス信号dを適
宜検出してその送信パルス幅を測定して設定値と一致す
るよう調整する。この場合には、発光部3から送信され
る赤外線パルス信号dを確実に検出可能なタイミング
に、その赤外線パルス信号dを受光部4で検出すること
によって実行可能である。
【0026】このように構成したため、通信機器間でデ
ータ通信を開始する前に、発光素子で発光される赤外線
パルス信号dの送信パルス幅を自動的にフィードバック
調整することができ、外部条件の変化によって発光素子
の特性が変動している場合であっても設定値通りの送信
パルス幅で赤外線パルス信号dを送信することができ
る。
【0027】さらに、通信機器間のデータ通信の実行中
であっても、発光部3から送信される赤外線パルス信号
dを適宜検出してその送信パルス幅を測定して設定値と
一致するようフィードバック調整することができ、通信
機器間のデータ通信の実行中に外部条件の変化による発
光素子の特性変動が生じた場合であっても、発光素子の
特性変動に応じて自動的にパルス幅を調整し、赤外線信
号dの送信パルス幅を一定に保つことができる。
【0028】(実施の形態2)本発明の実施の形態2の
赤外線通信回路は、図4に示すように、光を変調してパ
ルス信号でデータを送信する発信側としての送受信回路
A1、前記の送信されたデータを受信する着信側として
の送受信回路B1とからなる赤外線通信回路であって、
送受信回路A1には、送受信回路B1に光信号としての
赤外線パルス信号を送信する送信手段としての発光部3
を設け、送受信回路B1には、送受信回路A1からの赤
外線パルス信号を受光素子としての受光部7で検出して
そのパルス幅を測定しその測定値を送受信回路A1に返
信する測定返信手段13を設け、送受信回路A1には、
送受信回路B1から返信された測定値が設定値に近づく
よう赤外線パルス出力幅を調整し、この調整後の赤外線
パルス出力幅を基準パルス幅としてデータを送信する送
信パルス幅調整手段11aを設けたものである。
【0029】送受信回路B1の測定返信手段13は、受
光部7と発光部9とパルス幅測定回路10とで構成され
ている。送受信回路A1の送信パルス幅調整手段11a
は、送受信回路B1から返信されたパルス幅の測定値と
パルス幅設定回路1からのパルス幅の設定値とを比較す
る比較回路12を有し、測定値が設定値に近づくように
この比較手段12からの出力に基づいてパルス発生回路
2からの電気的パルス信号のパルス幅を調整して赤外線
パルス出力幅を調整し、この調整後の赤外線パルス出力
幅を基準パルス幅としてデータを送信することで、送受
信回路B1で設定値のパルス幅で受信できるよう送信パ
ルス幅を変化させるフィードバック回路を実現してい
る。
【0030】なお、送受信回路A1の受光部4aは、発
光部3からの赤外線パルス信号が直接に回り込んで受信
することが無いように構成するか、若しくは、発光部3
からの赤外線パルス信号が回り込んで受信するタイミン
グではなく送受信回路B1から返信されるタイミングで
赤外線パルス信号を受信するように構成している。ま
た、受光部4a,7は、パルス幅測定用として通常のデ
ータ通信を行う受信部とは別途に設けたものとしても良
いが、ここでは通常のデータ通信を行っているものをそ
のままパルス幅測定にも使用している。
【0031】ここで、この赤外線通信回路において、赤
外線パルス信号の送信パルス幅を着信側で測定し発信側
でそのパルス幅を調整してデータ通信を行う動作につい
て説明する。なおここでは、通信機器間(送受信回路A
1を有する機器と送受信回路B1を有する機器との間)
でデータ通信を開始する前に、赤外線パルス信号の送信
パルス幅の調整を行うものとし、送受信回路B1を有す
る機器を較正測定モード(パルス幅測定可能状態)に設
定している。
【0032】送受信回路A1のパルス発生回路2は、パ
ルス幅設定回路1により設定されたパルス幅の電気的パ
ルス信号を発生させて発光部3に出力する。送受信回路
A1の発光部3は、パルス発生回路2からの電気的パル
ス信号を赤外線信号に変換して送受信回路B1に送信す
る。送受信回路B1の受光部7は、送受信回路A1より
送信された赤外線信号を受光し電気的パルス信号に変換
する。送受信回路B1のパルス幅測定回路10は、受光
部7で赤外線信号から変換された電気的パルス信号のパ
ルス幅を測定し発光部9に出力する。送受信回路B1の
発光部9は、その測定値を送受信回路A1に返信する。
【0033】送受信回路A1の受光部4aは、送受信回
路B1の発光部9から送信された赤外線信号を受光し電
気的パルス信号に変換する。送受信回路A1の解読部5
は、電気的パルス信号を解読してその測定値を出力す
る。送受信回路A1の比較回路12は、パルス幅設定回
路1からのパルス幅の設定値と送受信回路B1からのパ
ルス幅の測定値とを比較し、この比較結果をパルス発生
回路2に出力する。
【0034】送受信回路A1のパルス発生回路2は、比
較結果である設定値と測定値との差分だけパルス幅を変
化させた電気的パルス信号を発生させる。送受信回路A
1の発光部3は、パルス幅設定回路1の設定値と一致す
るパルス幅の赤外線パルス信号を送受信回路B1に送信
する。このように赤外線パルス信号の送信パルス幅を設
定値と一致するよう良好に調整した後に、送受信回路B
1を有する機器の較正測定モードを解除し通常モード
(通信可能状態)に設定して、通信機器間でデータ通信
を開始する。
【0035】なお、通信機器間のデータ通信の実行中に
必要であれば、送受信回路A1の発光部3から送信され
る赤外線パルス信号を送受信回路B1で適宜検出してそ
の送信パルス幅を測定して送受信回路A1に返信し、送
受信回路A1でその測定値が設定値と一致するよう調整
する。この場合には、送受信回路A1の発光部3から送
信される赤外線パルス信号を確実に検出可能なタイミン
グをデータ通信のタイミング中に割り当てて送受信回路
B1でその赤外線パルス信号のパルス幅を測定して返信
し、送受信回路A1でその測定値が設定値と一致するよ
う調整することによって実行可能である。
【0036】このように構成したため、通信機器間でデ
ータ通信を開始する前に、発光素子で発光される赤外線
パルス信号の送信パルス幅を自動的にフィードバック調
整することができ、外部条件の変化によって発光素子の
特性が変動している場合であっても設定値通りの送信パ
ルス幅で赤外線信号を送信することができる。さらに、
通信機器間のデータ通信の実行中であっても、送受信回
路A1の発光部から送信される赤外線パルス信号を送受
信回路B1で適宜検出してその送信パルス幅を測定して
送受信回路A1に返信し、送受信回路A1でその測定値
が設定値と一致するようフィードバック調整することが
でき、通信機器間のデータ通信の実行中に外部条件の変
化による発光素子の特性変動が生じたり通信機器間の距
離や環境によるパルス幅変化が生じたりする場合であっ
ても、温度等の外部条件の変化による発光素子の特性変
動や通信機器間の距離や環境によるパルス幅変化に応じ
て自動的にパルス幅を調整し、送信される赤外線信号の
パルス幅を一定に保つことができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
赤外線通信回路のパルス幅調整方法によれば、光を変調
してパルス信号でデータを送信するに際し、送信された
光信号を受光素子で検出してそのパルス幅を測定し、こ
の測定値が設定値に近づくよう光パルス出力幅を調整
し、この調整後の光パルス出力幅を基準パルス幅として
データを送信することにより、発光される送信パルス幅
を自動的に調整することができ、外部条件の変化によら
ず設定通りの送信パルス幅で送信することができる。
【0038】また、本発明の請求項2に記載の赤外線通
信回路のパルス幅調整方法によれば、前述の請求項1に
記載の赤外線通信回路のパルス幅調整方法のパルス幅の
測定を発信側で実行することにより、発光される送信パ
ルス幅を送信側のみで自動的に調整することができ、温
度等の外部条件の変化による発光素子の特性変化によら
ず設定通りの送信パルス幅で送信することができる。
【0039】また、本発明の請求項3に記載の赤外線通
信回路のパルス幅調整方法によれば、前述の請求項1に
記載の赤外線通信回路のパルス幅調整方法の発信側から
送信された光信号を着信側の受光素子で検出してそのパ
ルス幅を測定し、この測定値を前記着信側から前記発信
側に返信し、前記発信側でこの測定値が設定値に近づく
よう光パルス出力幅を調整し、この調整後の光パルス出
力幅を基準パルス幅としてデータを送信することによ
り、発光される送信パルス幅を自動的に調整することが
でき、温度等の外部条件の変化による発光素子の特性変
化や通信機器間の距離や環境によるパルス幅変化によら
ず設定通りの送信パルス幅で送信することができる。
【0040】また、本発明の請求項4に記載の赤外線通
信回路によれば、送信された光信号を受光素子で検出し
てそのパルス幅を測定するパルス幅測定手段と、この測
定値が設定値に近づくよう光パルス出力幅を調整し、こ
の調整後の光パルス出力幅を基準パルス幅としてデータ
を送信する送信パルス幅調整手段とを設けたことによ
り、発光される送信パルス幅を送信側のみで自動的に調
整することができ、温度等の外部条件の変化による発光
素子の特性変化によらず設定通りの送信パルス幅で送信
することができる。
【0041】また、本発明の請求項5に記載の赤外線通
信回路によれば、光を変調してパルス信号でデータを送
信する発信側には、前記の送信されたデータを受信する
着信側に光信号を送信する送信手段を設け、前記着信側
には、前記発信側からの光信号を受光素子で検出してそ
のパルス幅を測定しその測定値を前記発信側に返信する
測定返信手段を設け、前記発信側には、前記着信側から
返信された測定値が設定値に近づくよう光パルス出力幅
を調整し、この調整後の光パルス出力幅を基準パルス幅
としてデータを送信する送信パルス幅調整手段を設けた
ことにより、発光される送信パルス幅を自動的に調整す
ることができ、温度等の外部条件の変化による発光素子
の特性変化や通信機器間の距離や環境によるパルス幅変
化によらず設定通りの送信パルス幅で送信することがで
きる。
【0042】また、本発明の請求項6に記載の赤外線通
信回路によれば、パルス幅が可変の電気的パルス信号を
発生する発生回路と、前記発生回路からの電気的パルス
信号を赤外線信号に変換する発光素子と、前記発光素子
からの赤外線信号を電気的パルス信号に変換する受光素
子と、前記受光素子で変換した電気的パルス信号のパル
ス幅を測定する測定回路と、前記測定回路で測定したパ
ルス幅を設定値と比較し、前記設定値で受信できるよう
送信パルス幅を変化させるフィードバック回路とを送信
側に備えることにより、発光される送信パルス幅を送信
側のみで自動的に調整することができ、温度等の外部条
件の変化による発光素子の特性変化によらず設定通りの
送信パルス幅で送信することができる。
【0043】また、本発明の請求項7に記載の赤外線通
信回路によれば、パルス幅が可変の電気的パルス信号を
発生する発生回路と前記発生回路からの電気的パルス信
号を赤外線信号に変換する発光素子とを有する送信側
と、赤外線信号を受光して電気的パルス信号に変換する
受光素子と前記受光素子からの電気的パルス信号のパル
ス幅を測定する測定回路とを有する受信側とからなる赤
外線通信回路であって、前記送信側から送信された赤外
線信号を受光素子で受信して電気的パルス信号に変換し
前記受信側でそのパルス幅を測定してその測定値を前記
送信側に返信し、前記送信側で前記測定値と前記設定値
とを比較して前記赤外線信号を前記設定値のパルス幅で
前記受信側で受信できるように送信パルス幅を変化させ
るフィードバック回路を設けたことにより、発光される
送信パルス幅を自動的に調整することができ、温度等の
外部条件の変化による発光素子の特性変化や通信機器間
の距離や環境によるパルス幅変化によらず設定通りの送
信パルス幅で送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の赤外線通信回路の構成
を示すブロック図
【図2】同実施の形態1の発光部と受光部とを示す概略
外観図
【図3】同実施の形態1の赤外線通信回路での送信パル
ス幅調整を説明する説明図
【図4】本発明の実施の形態2の赤外線通信回路の構成
を示すブロック図
【図5】従来の赤外線通信回路の構成を示すブロック図
【図6】従来の赤外線通信回路での赤外線パルス信号を
示す波形図
【符号の説明】
1 パルス幅設定回路 2 パルス発生回路 3 発光部 4 受光部 4a 受光部 5 解読部 7 受光部 9 発光部 10 パルス幅測定回路 11 送信パルス幅調整手段 11a 送信パルス幅調整手段 12 比較回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を変調してパルス信号でデータを送信す
    るに際し、 送信された光信号を受光素子で検出してそのパルス幅を
    測定し、 この測定値が設定値に近づくよう光パルス出力幅を調整
    し、 この調整後の光パルス出力幅を基準パルス幅としてデー
    タを送信する赤外線通信回路のパルス幅調整方法。
  2. 【請求項2】パルス幅の測定を発信側で実行する請求項
    1記載の赤外線通信回路のパルス幅調整方法。
  3. 【請求項3】発信側から送信された光信号を着信側の受
    光素子で検出してそのパルス幅を測定し、この測定値を
    前記着信側から前記発信側に返信し、前記発信側でこの
    測定値が設定値に近づくよう光パルス出力幅を調整し、
    この調整後の光パルス出力幅を基準パルス幅としてデー
    タを送信する請求項1記載の赤外線通信回路のパルス幅
    調整方法。
  4. 【請求項4】光を変調してパルス信号でデータを送信す
    る赤外線通信回路において、 送信された光信号を受光素子で検出してそのパルス幅を
    測定するパルス幅測定手段と、 この測定値が設定値に近づくよう光パルス出力幅を調整
    し、この調整後の光パルス出力幅を基準パルス幅として
    データを送信する送信パルス幅調整手段とを設けた赤外
    線通信回路。
  5. 【請求項5】光を変調してパルス信号でデータを送信す
    る発信側と、前記の送信されたデータを受信する着信側
    とからなる赤外線通信回路において、 前記発信側には、前記着信側に光信号を送信する送信手
    段を設け、 前記着信側には、前記発信側からの光信号を受光素子で
    検出してそのパルス幅を測定しその測定値を前記発信側
    に返信する測定返信手段を設け、 前記発信側には、前記着信側から返信された測定値が設
    定値に近づくよう光パルス出力幅を調整し、この調整後
    の光パルス出力幅を基準パルス幅としてデータを送信す
    る送信パルス幅調整手段を設けた赤外線通信回路。
  6. 【請求項6】パルス幅が可変の電気的パルス信号を発生
    する発生回路と、 前記発生回路からの電気的パルス信号を赤外線信号に変
    換する発光素子と、 前記発光素子からの赤外線信号を電気的パルス信号に変
    換する受光素子と、 前記受光素子で変換した電気的パルス信号のパルス幅を
    測定する測定回路と、 前記測定回路で測定したパルス幅を設定値と比較し、前
    記設定値で受信できるよう送信パルス幅を変化させるフ
    ィードバック回路とを送信側に備えることを特徴とした
    赤外線通信回路。
  7. 【請求項7】パルス幅が可変の電気的パルス信号を発生
    する発生回路と前記発生回路からの電気的パルス信号を
    赤外線信号に変換する発光素子とを有する送信側と、赤
    外線信号を受光して電気的パルス信号に変換する受光素
    子と前記受光素子からの電気的パルス信号のパルス幅を
    測定する測定回路とを有する受信側とからなる赤外線通
    信回路であって、 前記送信側から送信された赤外線信号を受光素子で受信
    して電気的パルス信号に変換し前記受信側でそのパルス
    幅を測定してその測定値を前記送信側に返信し、前記送
    信側で前記測定値と前記設定値とを比較して前記赤外線
    信号を前記設定値のパルス幅で前記受信側で受信できる
    ように送信パルス幅を変化させるフィードバック回路を
    設けた赤外線通信回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016071962A1 (ja) * 2014-11-04 2017-05-25 三菱電機株式会社 通信システム、信号伝達方法、及び空調機
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