JP2000261903A - 電気車制御装置 - Google Patents
電気車制御装置Info
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- JP2000261903A JP2000261903A JP11066070A JP6607099A JP2000261903A JP 2000261903 A JP2000261903 A JP 2000261903A JP 11066070 A JP11066070 A JP 11066070A JP 6607099 A JP6607099 A JP 6607099A JP 2000261903 A JP2000261903 A JP 2000261903A
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- vehicle
- deceleration
- speed
- torque pattern
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両速度が零になるまで電気ブレーキのみを
作用させて停止させる。 【解決手段】 車両を駆動する誘導電動機1を電力変換
装置2によりベクトル制御するようにした電気車制御装
置において、車両が予め設定された設定速度V0 に達し
た時点の減速度及び走行抵抗を演算して、設定速度V0
に達した地点から所定の距離の停止位置に車両を停止さ
せるまでの停止時間を求め、この停止時間で停止位置に
停止させるための減速度を演算し、さらに停止位置に停
止させる減速度を実現させるための停止トルクパターン
を演算し、停止トルクパターンを電力変換装置2に指令
する停止トルクパターン発生器5を備えたものである。
作用させて停止させる。 【解決手段】 車両を駆動する誘導電動機1を電力変換
装置2によりベクトル制御するようにした電気車制御装
置において、車両が予め設定された設定速度V0 に達し
た時点の減速度及び走行抵抗を演算して、設定速度V0
に達した地点から所定の距離の停止位置に車両を停止さ
せるまでの停止時間を求め、この停止時間で停止位置に
停止させるための減速度を演算し、さらに停止位置に停
止させる減速度を実現させるための停止トルクパターン
を演算し、停止トルクパターンを電力変換装置2に指令
する停止トルクパターン発生器5を備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、誘導電動機で駆
動される車両を電気ブレーキで停止させる電気車制御装
置に関するものである。
動される車両を電気ブレーキで停止させる電気車制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に鉄道車両においては電気ブレーキ
と空気ブレーキとが併用される。そして、車両の速度が
高い高速度域では電気ブレーキが作用し、低速度域にな
ると空気ブレーキに切り替えられて停止する。しかし、
電気ブレーキから空気ブレーキに切り替えられるときに
両ブレーキ間の応答速度差により、滑らかな切り替えが
難しく乗り心地に悪影響を及ぼすことがある。さらに、
空気ブレーキが作用時に摩耗するブレーキシューの保守
が面倒である。これらの問題を解決するために近年で
は、電気ブレーキだけで車両を停止させることが提案さ
れている。例えば、図9は平成10年度電気学会産業応
用部門全国大会講演予稿集の第257頁から第262頁
「零速までの電気鉄道車両用電気ブレーキ試験台試験」
に記載された従来の電気車制御装置の動作を示す説明図
である。
と空気ブレーキとが併用される。そして、車両の速度が
高い高速度域では電気ブレーキが作用し、低速度域にな
ると空気ブレーキに切り替えられて停止する。しかし、
電気ブレーキから空気ブレーキに切り替えられるときに
両ブレーキ間の応答速度差により、滑らかな切り替えが
難しく乗り心地に悪影響を及ぼすことがある。さらに、
空気ブレーキが作用時に摩耗するブレーキシューの保守
が面倒である。これらの問題を解決するために近年で
は、電気ブレーキだけで車両を停止させることが提案さ
れている。例えば、図9は平成10年度電気学会産業応
用部門全国大会講演予稿集の第257頁から第262頁
「零速までの電気鉄道車両用電気ブレーキ試験台試験」
に記載された従来の電気車制御装置の動作を示す説明図
である。
【0003】図9において、車両駆動用の誘導電動機
(図示せず)はベクトル制御されている。従って、誘導
電動機のトルク分電流と加減速度とは比例関係にある。
そこで、車両速度Vに示すように加減速度を一定にして
車両の速度を低下させる時間0〜t1 間の誘導電動機
の電流は、トルク分電流が一定となるようにトルク分電
流指令値Iq1 *により制御される。車両速度が減速さ
れて時間t1 で設定速度V1 に達すると、時間t1 〜t
3 の間はジャーク(加減速度の変化率)が一定となるよ
うに停止位置(時間t3 )に向かってトルクを徐々に小
さくしていくトルク絞り込み制御が行われる。そして、
車両速度が零になるようなトルク分電流指令値Iq2 *
により制御が行われる。又、車両速度を検出する速度セ
ンサは低速度域での分解能に問題があるので、図9に示
すように車両速度が零近傍の速度V 2 以下になる時間t
2 以降では推定値が使用される。この場合、設定速度V
1 からV2 までの減速度が維持されたと推定することに
より車両速度の演算が行われる。以上のように、誘導電
動機を制御することにより車両速度が零になるまで電気
ブレーキのみで車両を停止させることができる。
(図示せず)はベクトル制御されている。従って、誘導
電動機のトルク分電流と加減速度とは比例関係にある。
そこで、車両速度Vに示すように加減速度を一定にして
車両の速度を低下させる時間0〜t1 間の誘導電動機
の電流は、トルク分電流が一定となるようにトルク分電
流指令値Iq1 *により制御される。車両速度が減速さ
れて時間t1 で設定速度V1 に達すると、時間t1 〜t
3 の間はジャーク(加減速度の変化率)が一定となるよ
うに停止位置(時間t3 )に向かってトルクを徐々に小
さくしていくトルク絞り込み制御が行われる。そして、
車両速度が零になるようなトルク分電流指令値Iq2 *
により制御が行われる。又、車両速度を検出する速度セ
ンサは低速度域での分解能に問題があるので、図9に示
すように車両速度が零近傍の速度V 2 以下になる時間t
2 以降では推定値が使用される。この場合、設定速度V
1 からV2 までの減速度が維持されたと推定することに
より車両速度の演算が行われる。以上のように、誘導電
動機を制御することにより車両速度が零になるまで電気
ブレーキのみで車両を停止させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気車制御装置
は以上のように構成されているので、車両が設定速度V
1 に達するとジャークが一定になるようにトルク絞り込
み制御が行われるため、車両が設定速度V1 に達した時
点の減速度により設定速度V1 の地点から停止するまで
の移動距離が変化するという問題点があった。この発明
は以上のような問題点を解消するためになされたもの
で、車両速度が零になるまで電気ブレーキのみを作用さ
せて、設定速度の地点から停止までの移動距離を一定に
させることができる電気車制御装置を提供することを目
的とするものである。
は以上のように構成されているので、車両が設定速度V
1 に達するとジャークが一定になるようにトルク絞り込
み制御が行われるため、車両が設定速度V1 に達した時
点の減速度により設定速度V1 の地点から停止するまで
の移動距離が変化するという問題点があった。この発明
は以上のような問題点を解消するためになされたもの
で、車両速度が零になるまで電気ブレーキのみを作用さ
せて、設定速度の地点から停止までの移動距離を一定に
させることができる電気車制御装置を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる電気車
制御装置は、車両を駆動する誘導電動機を電力変換装置
によりベクトル制御するようにした電気車制御装置にお
いて、車両が予め設定された設定速度に達した時点の減
速度及び走行抵抗を演算して、設定速度に達した地点か
ら所定の距離の停止位置に車両を停止させるまでの停止
時間を求め、この停止時間で停止位置に停止させるため
の減速度を演算し、さらに停止位置に停止させる減速度
を実現させるための停止トルクパターンを演算し、停止
トルクパターンを電力変換装置に指令する停止トルクパ
ターン発生器を備えたものである。また、車両が予め設
定された設定速度に達した時点の減速度及び走行抵抗を
演算して、設定速度に達した地点から所定の距離の停止
位置に車両を停止させるまでの停止時間を求めて停止時
間経過後に車両停止信号を出力すると共に、停止時間で
停止位置に停止させるための減速度を演算し、さらに停
止位置に停止させる減速度を実現させるための停止トル
クパターンを演算し、停止トルクパターンを電力変換装
置に指令する停止トルクパターン発生器と、車両停止信
号が入力されると指令されたブレーキシリンダ圧力信号
に基づいてブレーキシリンダの圧力を増加させる空気ブ
レーキ制御手段と、ブレーキシリンダの圧力が所定の圧
力に達すると電力変換装置による電気ブレーキを停止さ
せる電気ブレーキ停止信号を出力する電気ブレーキ停止
信号発生器とを備えたものである。
制御装置は、車両を駆動する誘導電動機を電力変換装置
によりベクトル制御するようにした電気車制御装置にお
いて、車両が予め設定された設定速度に達した時点の減
速度及び走行抵抗を演算して、設定速度に達した地点か
ら所定の距離の停止位置に車両を停止させるまでの停止
時間を求め、この停止時間で停止位置に停止させるため
の減速度を演算し、さらに停止位置に停止させる減速度
を実現させるための停止トルクパターンを演算し、停止
トルクパターンを電力変換装置に指令する停止トルクパ
ターン発生器を備えたものである。また、車両が予め設
定された設定速度に達した時点の減速度及び走行抵抗を
演算して、設定速度に達した地点から所定の距離の停止
位置に車両を停止させるまでの停止時間を求めて停止時
間経過後に車両停止信号を出力すると共に、停止時間で
停止位置に停止させるための減速度を演算し、さらに停
止位置に停止させる減速度を実現させるための停止トル
クパターンを演算し、停止トルクパターンを電力変換装
置に指令する停止トルクパターン発生器と、車両停止信
号が入力されると指令されたブレーキシリンダ圧力信号
に基づいてブレーキシリンダの圧力を増加させる空気ブ
レーキ制御手段と、ブレーキシリンダの圧力が所定の圧
力に達すると電力変換装置による電気ブレーキを停止さ
せる電気ブレーキ停止信号を出力する電気ブレーキ停止
信号発生器とを備えたものである。
【0006】また、車両が予め設定された設定速度に達
した時点の減速度及び走行抵抗を演算して、設定速度に
達した地点から所定の距離の停止位置に上記車両を停止
させるまでの停止時間を求めて停止時間経過後に車両停
止信号を出力すると共に、停止時間で停止位置に停止さ
せるための減速度を演算し、さらに停止位置に停止させ
る減速度を実現させるための停止トルクパターンを演算
し、停止トルクパターンを電力変換装置に指令する停止
トルクパターン発生器と、車両停止信号が入力されると
指令されたブレーキシリンダ圧力信号に基づいてブレー
キシリンダの圧力を増加させる空気ブレーキ制御手段
と、車両停止信号が出力されてから所定の時間が経過す
ると電力変換装置による電気ブレーキを停止させる電気
ブレーキ停止信号を出力する電気ブレーキ停止信号発生
器とを備えたものである。また、所定の停止位置に停止
させる減速度の演算は、減速度の変化率を時間の一次関
数として設定して実行されるものである。さらに、停止
位置近傍の車両速度は減速度の変化率を時間の一次関数
として演算することにより算出される速度を使用するも
のである。
した時点の減速度及び走行抵抗を演算して、設定速度に
達した地点から所定の距離の停止位置に上記車両を停止
させるまでの停止時間を求めて停止時間経過後に車両停
止信号を出力すると共に、停止時間で停止位置に停止さ
せるための減速度を演算し、さらに停止位置に停止させ
る減速度を実現させるための停止トルクパターンを演算
し、停止トルクパターンを電力変換装置に指令する停止
トルクパターン発生器と、車両停止信号が入力されると
指令されたブレーキシリンダ圧力信号に基づいてブレー
キシリンダの圧力を増加させる空気ブレーキ制御手段
と、車両停止信号が出力されてから所定の時間が経過す
ると電力変換装置による電気ブレーキを停止させる電気
ブレーキ停止信号を出力する電気ブレーキ停止信号発生
器とを備えたものである。また、所定の停止位置に停止
させる減速度の演算は、減速度の変化率を時間の一次関
数として設定して実行されるものである。さらに、停止
位置近傍の車両速度は減速度の変化率を時間の一次関数
として演算することにより算出される速度を使用するも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は実施の形態
1を示す構成図である。図1において、1は車両を駆動
する誘導電動機、2は誘導電動機1を制御する電力変換
装置で、誘導電動機1の2次磁束パターンΦ2 *、後述
の車両速度V及びトルクパターンTqr*に基づいて誘
導電動機1をベクトル制御する。3は誘導電動機1の回
転数を検出する回転数検出器である。4は速度演算器
で、回転数検出器3により検出された誘導電動機1の回
転数に基づいて車両速度Vを演算する。5は車両速度V
及び後述のトルクパターンTqr*が入力される停止ト
ルクパターン発生器で、車両を電気ブレーキのみで予め
設定された設定速度V0 に達した地点から所定の距離の
停止位置に車両を停止させる停止トルクパターンTqs
*及び切替信号Ctを出力する。なお、切替信号Ctは
ブレーキ運転中で車両速度Vが設定速度V0 以下のとき
「1」、設定速度V0 以上のとき「0」が出力される。
6はパターン切替器で、切替信号Ctが「0」のときに
運転士又は自動列車運転装置等のブレーキ系から指令さ
れる指令トルクパターンTq*をトルクパターンTqr
*として電力変換装置2へ入力し、切替信号Ctが
「1」のときに停止トルクパターンTqs*をトルクパ
ターンTqr*として電力変換装置2へ入力する。
1を示す構成図である。図1において、1は車両を駆動
する誘導電動機、2は誘導電動機1を制御する電力変換
装置で、誘導電動機1の2次磁束パターンΦ2 *、後述
の車両速度V及びトルクパターンTqr*に基づいて誘
導電動機1をベクトル制御する。3は誘導電動機1の回
転数を検出する回転数検出器である。4は速度演算器
で、回転数検出器3により検出された誘導電動機1の回
転数に基づいて車両速度Vを演算する。5は車両速度V
及び後述のトルクパターンTqr*が入力される停止ト
ルクパターン発生器で、車両を電気ブレーキのみで予め
設定された設定速度V0 に達した地点から所定の距離の
停止位置に車両を停止させる停止トルクパターンTqs
*及び切替信号Ctを出力する。なお、切替信号Ctは
ブレーキ運転中で車両速度Vが設定速度V0 以下のとき
「1」、設定速度V0 以上のとき「0」が出力される。
6はパターン切替器で、切替信号Ctが「0」のときに
運転士又は自動列車運転装置等のブレーキ系から指令さ
れる指令トルクパターンTq*をトルクパターンTqr
*として電力変換装置2へ入力し、切替信号Ctが
「1」のときに停止トルクパターンTqs*をトルクパ
ターンTqr*として電力変換装置2へ入力する。
【0008】次に動作について説明する。図2は図1の
動作を説明するタイムチャートである。図1及び図2に
おいて、車両速度Vが設定速度V0 より高い領域では、
図2(a)に示すようにトルク一定の指令トルクパター
ンTq*により制御が行われている。トルク一定制御に
より図2(b)に示すように車両が減速度一定の電気ブ
レーキで減速される。この状態で車両速度Vが設定速度
V0 に達するまでは、図2(c)に示すように切替信号
Ctが「0」である。この場合、トルクパターンTqr
*は図2(d)に示すようにブレーキ系から指令された
減速度一定の指令トルクパターンTq*が選択されてい
る。従って、電力変換装置2はブレーキ系から指令され
た指令トルクパターンTq*により誘導電動機1のベク
トル制御をしている。その後、車両速度Vが設定速度V
0 以下になると停止トルクパターン発生器5において演
算された停止トルクパターンTqs*が出力される(図
2(e)参照)と共に、図2(c)に示すように切替信
号Ctの「1」が出力される。
動作を説明するタイムチャートである。図1及び図2に
おいて、車両速度Vが設定速度V0 より高い領域では、
図2(a)に示すようにトルク一定の指令トルクパター
ンTq*により制御が行われている。トルク一定制御に
より図2(b)に示すように車両が減速度一定の電気ブ
レーキで減速される。この状態で車両速度Vが設定速度
V0 に達するまでは、図2(c)に示すように切替信号
Ctが「0」である。この場合、トルクパターンTqr
*は図2(d)に示すようにブレーキ系から指令された
減速度一定の指令トルクパターンTq*が選択されてい
る。従って、電力変換装置2はブレーキ系から指令され
た指令トルクパターンTq*により誘導電動機1のベク
トル制御をしている。その後、車両速度Vが設定速度V
0 以下になると停止トルクパターン発生器5において演
算された停止トルクパターンTqs*が出力される(図
2(e)参照)と共に、図2(c)に示すように切替信
号Ctの「1」が出力される。
【0009】切替信号Ctの「1」が出力されることに
より、パターン切替器6が動作して図2(d)に示すよ
うに停止トルクパターンTqs*が選択される。これに
より、停止トルクパターンTqs*がトルクパターンT
qr*として電力変換装置2に指令される。ここで、停
止トルクパターンTqs*の作成について説明する。回
転数検出器3で検出された誘導電動機1の回転数、誘導
電動機1と車輪との間の歯車比G及び車輪の半径とによ
り速度演算器4において車両速度Vを演算する。次に停
止トルクパターン発生器5で車両速度Vに基づいて所定
のサンプル時間Ts間の減速度β(n)を式(1)によ
り演算する。さらに、車両速度Vが設定速度V0 に達す
るまでにトルクパターンTqr*、誘導電動機1が駆動
する車輪が負担する車両重量M、車輪の半径r及び歯車
比Gとにより車両の走行抵抗Tr(n)を式(2)によ
り演算する。nは整数である。
より、パターン切替器6が動作して図2(d)に示すよ
うに停止トルクパターンTqs*が選択される。これに
より、停止トルクパターンTqs*がトルクパターンT
qr*として電力変換装置2に指令される。ここで、停
止トルクパターンTqs*の作成について説明する。回
転数検出器3で検出された誘導電動機1の回転数、誘導
電動機1と車輪との間の歯車比G及び車輪の半径とによ
り速度演算器4において車両速度Vを演算する。次に停
止トルクパターン発生器5で車両速度Vに基づいて所定
のサンプル時間Ts間の減速度β(n)を式(1)によ
り演算する。さらに、車両速度Vが設定速度V0 に達す
るまでにトルクパターンTqr*、誘導電動機1が駆動
する車輪が負担する車両重量M、車輪の半径r及び歯車
比Gとにより車両の走行抵抗Tr(n)を式(2)によ
り演算する。nは整数である。
【0010】
【数1】
【0011】車両が減速して車両速度Vが設定速度V0
に達すると、その時点における式(1)(2)の減速度
の初期値をβ0 及び走行抵抗の初期値をTr0 とす
る。さらに、設定速度V0 に達した地点から車両が停止
するまでの移動距離をX0 とする。なお、移動距離X0
は予め車上に記憶されている。これらの各初期値を設定
した上でジャーク(減速度の変化率)j(t)を式
(3)に示すように、車両速度Vが設定速度V0 に達し
た時点からの経過時間tの関数として与える(図2
(f)参照)。そして、式(3)に基づいて演算するこ
とにより減速度β(t)、車両速度V(t)及び車両が
停止までの移動距離X(t)は、式(4)から式(6)
のように表すことができる(図2(g)(h)(i)参
照)。 j(t)=k1 +2・k2 ・t ・・・(3) β(t)=β0 +k1 ・t+k2 ・t2 ・・・(4) V(t)=V0 +β0 ・t+k1 ・t2 /2+k2 ・t3 /3 ・・(5) X(t)=V0 ・t+β0 ・t2 /2 +k1 ・t3 /6+k2 ・t4 /12 ・・・(6) 車両が設定速度V1 に達した地点から距離X0 を進んで
停止する条件として、距離X0 を進んだときの車両速度
及び減速度を零としてk1 、k2 を求めると式(7)
(8)となる。さらに、距離X0 を進むまでの経過時
間t0 は式(9)により求められる。
に達すると、その時点における式(1)(2)の減速度
の初期値をβ0 及び走行抵抗の初期値をTr0 とす
る。さらに、設定速度V0 に達した地点から車両が停止
するまでの移動距離をX0 とする。なお、移動距離X0
は予め車上に記憶されている。これらの各初期値を設定
した上でジャーク(減速度の変化率)j(t)を式
(3)に示すように、車両速度Vが設定速度V0 に達し
た時点からの経過時間tの関数として与える(図2
(f)参照)。そして、式(3)に基づいて演算するこ
とにより減速度β(t)、車両速度V(t)及び車両が
停止までの移動距離X(t)は、式(4)から式(6)
のように表すことができる(図2(g)(h)(i)参
照)。 j(t)=k1 +2・k2 ・t ・・・(3) β(t)=β0 +k1 ・t+k2 ・t2 ・・・(4) V(t)=V0 +β0 ・t+k1 ・t2 /2+k2 ・t3 /3 ・・(5) X(t)=V0 ・t+β0 ・t2 /2 +k1 ・t3 /6+k2 ・t4 /12 ・・・(6) 車両が設定速度V1 に達した地点から距離X0 を進んで
停止する条件として、距離X0 を進んだときの車両速度
及び減速度を零としてk1 、k2 を求めると式(7)
(8)となる。さらに、距離X0 を進むまでの経過時
間t0 は式(9)により求められる。
【0012】
【数2】
【0013】以上のように、式(7)(8)のk1 、k
2 を用いて式(4)から車両速度Vが設定速度V0 に達
した地点からの移動距離X0 の所定の停止位置に車両を
停止させるための減速度β(t)を演算する。さらに、
減速度β(t)を実現させるために式(2)と同様の関
係式で走行抵抗Tr0 として、必要なトルクを式(1
0)により演算する。そして、式(10)で演算された
トルクTq(t)が停止トルクパターン発生器5から図
2(e)に示すように停止トルクパターンTqs*とし
て出力される。 Tq(t)=(M・β(t)・r+Tr0 )/G ・・・(10) ここで、車両速度Vが設定速度V0 に達して切替信号C
tの「1」が出力されることにより、パターン切替器6
が停止トルクパターンTqs*を選択して、電力変換装
置2へ停止トルクパターンTqs*が指令される。
2 を用いて式(4)から車両速度Vが設定速度V0 に達
した地点からの移動距離X0 の所定の停止位置に車両を
停止させるための減速度β(t)を演算する。さらに、
減速度β(t)を実現させるために式(2)と同様の関
係式で走行抵抗Tr0 として、必要なトルクを式(1
0)により演算する。そして、式(10)で演算された
トルクTq(t)が停止トルクパターン発生器5から図
2(e)に示すように停止トルクパターンTqs*とし
て出力される。 Tq(t)=(M・β(t)・r+Tr0 )/G ・・・(10) ここで、車両速度Vが設定速度V0 に達して切替信号C
tの「1」が出力されることにより、パターン切替器6
が停止トルクパターンTqs*を選択して、電力変換装
置2へ停止トルクパターンTqs*が指令される。
【0014】車両速度Vが設定速度V0 に達した以後
は、電力変換装置2がトルクパターンTqs*により図
2(b)に示すように誘導電動機1のベクトル制御を行
い、車両速度Vが設定速度V0 に達した地点から距離X
0 の位置に車両を停止させる。なお、時間t0 が経過後
にトルクTq(t0 )を出力して空気ブレーキに切り替
える。なお、初期条件によっては式(9)の平方根内が
負になる。この場合、式(11)により停止までの経過
時間t0 を求めて、その結果を用いてk1 ,k2 を求め
ることにより、電気ブレーキのみで車両を停止させるこ
とができる。ただし、設定速度V0 に達した地点から停
止までの移動距離は式(12)で表され、減速度の初期
値β0 に依存して変化する。 t0 =−3V0 /β0 ・・・(11) X=−3V0 2 /4β0 ・・・(12) 以上のように、停止トルクパターン発生器5において予
め設定された設定速度V0 に達した時点の減速度及び走
行抵抗を演算して、設定速度に達した地点から所定の距
離の停止位置に停止させるための停止時間を求め、求め
られた停止時間で停止位置に停止させるための減速度を
演算し、さらに停止位置に停止させる減速度を実現させ
るための停止トルクパターンを演算する。そして、演算
された停止トルクパターンを電力変換装置2に指令して
誘導電動機1をベクトル制御することにより、車両速度
が零になるまで電気ブレーキのみを作用させて、設定速
度V0 に達した地点から停止までの移動距離を所定の
距離にすることができる。
は、電力変換装置2がトルクパターンTqs*により図
2(b)に示すように誘導電動機1のベクトル制御を行
い、車両速度Vが設定速度V0 に達した地点から距離X
0 の位置に車両を停止させる。なお、時間t0 が経過後
にトルクTq(t0 )を出力して空気ブレーキに切り替
える。なお、初期条件によっては式(9)の平方根内が
負になる。この場合、式(11)により停止までの経過
時間t0 を求めて、その結果を用いてk1 ,k2 を求め
ることにより、電気ブレーキのみで車両を停止させるこ
とができる。ただし、設定速度V0 に達した地点から停
止までの移動距離は式(12)で表され、減速度の初期
値β0 に依存して変化する。 t0 =−3V0 /β0 ・・・(11) X=−3V0 2 /4β0 ・・・(12) 以上のように、停止トルクパターン発生器5において予
め設定された設定速度V0 に達した時点の減速度及び走
行抵抗を演算して、設定速度に達した地点から所定の距
離の停止位置に停止させるための停止時間を求め、求め
られた停止時間で停止位置に停止させるための減速度を
演算し、さらに停止位置に停止させる減速度を実現させ
るための停止トルクパターンを演算する。そして、演算
された停止トルクパターンを電力変換装置2に指令して
誘導電動機1をベクトル制御することにより、車両速度
が零になるまで電気ブレーキのみを作用させて、設定速
度V0 に達した地点から停止までの移動距離を所定の
距離にすることができる。
【0015】実施の形態2.図3は実施の形態2を示す
構成図である。図3において、1〜3,6は実施の形態
1のものと同様のものである。7は後述の速度演算器8
からの車両速度V及びトルクパターンTqr*が入力さ
れる停止トルクパターン発生器で、車両を電気ブレーキ
のみで予め設定された設定速度V0 に達した地点から所
定の距離の停止位置に停止させる停止トルクパターンT
qs*と、切替信号Ctと、停止位置近傍の低速度域に
おける車両速度V(t)とを演算して出力する。なお、
切替信号Ctはブレーキ運転中で車両速度Vが設定速度
V0 以下のとき「1」、設定速度V0 以上のとき「0」
が出力される。8は速度演算器で、回転数検出器3によ
り検出された誘導電動機1の回転数に基づいて車両速度
Vを演算する。さらに、速度演算器8は停止位置近傍の
低速度域では停止トルクパターン発生器7から入力され
た車両速度V(t)をV=V(t)として出力する。
構成図である。図3において、1〜3,6は実施の形態
1のものと同様のものである。7は後述の速度演算器8
からの車両速度V及びトルクパターンTqr*が入力さ
れる停止トルクパターン発生器で、車両を電気ブレーキ
のみで予め設定された設定速度V0 に達した地点から所
定の距離の停止位置に停止させる停止トルクパターンT
qs*と、切替信号Ctと、停止位置近傍の低速度域に
おける車両速度V(t)とを演算して出力する。なお、
切替信号Ctはブレーキ運転中で車両速度Vが設定速度
V0 以下のとき「1」、設定速度V0 以上のとき「0」
が出力される。8は速度演算器で、回転数検出器3によ
り検出された誘導電動機1の回転数に基づいて車両速度
Vを演算する。さらに、速度演算器8は停止位置近傍の
低速度域では停止トルクパターン発生器7から入力され
た車両速度V(t)をV=V(t)として出力する。
【0016】次に動作について説明する。図4は図3の
動作を説明するタイムチャートである。図3及び図4に
おいて、車両速度Vが設定速度V0 より高い領域では、
図4(a)に示すようにトルク一定の指令トルクパター
ンTq*により制御が行われている。トルク一定制御に
より図4(b)に示すように車両が減速度一定の電気ブ
レーキで減速される。この状態で車両速度Vが設定速度
V0 に達するまでは、図4(c)に示すように切替信号
Ctが「0」である。この場合、トルクパターンTqr
*は図4(d)に示すようにブレーキ系から指令された
減速度一定の指令トルクパターンTq*が選択されてい
る。従って、電力変換装置2はブレーキ系から指令され
た指令トルクパターンTq*により誘導電動機1のベク
トル制御をしている。図4(b)に示すように車両が電
気ブレーキで減速されて時間t1 で設定速度V0 に達す
ると、図4(d)に示すように停止トルクパターンTq
s*が選択される。
動作を説明するタイムチャートである。図3及び図4に
おいて、車両速度Vが設定速度V0 より高い領域では、
図4(a)に示すようにトルク一定の指令トルクパター
ンTq*により制御が行われている。トルク一定制御に
より図4(b)に示すように車両が減速度一定の電気ブ
レーキで減速される。この状態で車両速度Vが設定速度
V0 に達するまでは、図4(c)に示すように切替信号
Ctが「0」である。この場合、トルクパターンTqr
*は図4(d)に示すようにブレーキ系から指令された
減速度一定の指令トルクパターンTq*が選択されてい
る。従って、電力変換装置2はブレーキ系から指令され
た指令トルクパターンTq*により誘導電動機1のベク
トル制御をしている。図4(b)に示すように車両が電
気ブレーキで減速されて時間t1 で設定速度V0 に達す
ると、図4(d)に示すように停止トルクパターンTq
s*が選択される。
【0017】なお、停止トルクパターンTqs*(図4
(e)参照)は実施の形態1と同様に式(10)で演算
されたTq(t)で与えられる。この時点では車両速度
Vは回転数検知器3により検出された誘導電動機1の回
転数に基づいて演算された値が使用されている。車両が
停止トルクパターンTqs*により減速されて時間t 2
において停止位置近傍の低速度域である車両速度がV2
に達すると、速度演算器8は停止トルクパターン発生器
7で式(5)及びk1 ,k2 により演算した車両速度V
(t)を車両速度Vとして出力する。なお、減速度β
(t)、車両速度V(t)及び設定速度V0 に達してか
らの移動距離X(t)は、ジャークj(t)を実施の形
態1と同様に式(3)として与えることにより、式
(4)から式(6)で演算される(図4(f)〜(i)
参照)。
(e)参照)は実施の形態1と同様に式(10)で演算
されたTq(t)で与えられる。この時点では車両速度
Vは回転数検知器3により検出された誘導電動機1の回
転数に基づいて演算された値が使用されている。車両が
停止トルクパターンTqs*により減速されて時間t 2
において停止位置近傍の低速度域である車両速度がV2
に達すると、速度演算器8は停止トルクパターン発生器
7で式(5)及びk1 ,k2 により演算した車両速度V
(t)を車両速度Vとして出力する。なお、減速度β
(t)、車両速度V(t)及び設定速度V0 に達してか
らの移動距離X(t)は、ジャークj(t)を実施の形
態1と同様に式(3)として与えることにより、式
(4)から式(6)で演算される(図4(f)〜(i)
参照)。
【0018】以上のように、停止トルクパターン発生器
7において車両速度Vが予め設定された設定速度V0 に
達した時点の減速度及び走行抵抗を演算して、設定速度
V0に達した地点から所定の距離を移動した停止位置で
停止させるまでの時間を求め、求められた停止時間で停
止位置に停止させるための減速度を演算する。さらに、
停止位置に停止させる減速度を実現させるための停止ト
ルクパターンを演算する。そして、演算された停止トル
クパターンを電力変換装置2に指令して誘導電動機1を
ベクトル制御することにより、車両速度が零になるまで
電気ブレーキのみを作用させて、設定速度V0 に達した
地点から停止までの移動距離を所定の距離にすることが
できる。
7において車両速度Vが予め設定された設定速度V0 に
達した時点の減速度及び走行抵抗を演算して、設定速度
V0に達した地点から所定の距離を移動した停止位置で
停止させるまでの時間を求め、求められた停止時間で停
止位置に停止させるための減速度を演算する。さらに、
停止位置に停止させる減速度を実現させるための停止ト
ルクパターンを演算する。そして、演算された停止トル
クパターンを電力変換装置2に指令して誘導電動機1を
ベクトル制御することにより、車両速度が零になるまで
電気ブレーキのみを作用させて、設定速度V0 に達した
地点から停止までの移動距離を所定の距離にすることが
できる。
【0019】実施の形態3.図5は実施の形態3を示す
構成図である。図5において、1,3,4は実施の形態
1のものと同様のものである。9は誘導電動機1を制御
する電力変換装置で、誘導電動機1の2次磁束パターン
Φ2 *、後述の車両速度V及びトルクパターンTqr*
に基づいて誘導電動機1をベクトル制御する。さらに、
電力変換装置9は後述の電気ブレーキ停止信号CEBに
より電気ブレーキ制御を停止する。10は車両速度V及
びトルクパターンTqr*が入力される停止トルクパタ
ーン発生器で、車両を電気ブレーキのみで予め設定され
た設定速度V0 に達した地点から所定の距離の停止位置
に停止させる停止トルクパターンTqs*、切替信号C
t及び車両停止信号CSpを演算して出力する。ここ
で、停止トルクパターンTqs*は実施の形態1と同様
に式(10)により演算されたTq(t)で与えられ
る。また、切替信号Ctはブレーキ運転中で車両速度V
が設定速度V0 以下のとき「1」、設定速度V0 以上の
とき「0」が出力される。さらに、車両停止信号CSp
は車両が予め設定された設定速度V0に達した地点から
所定の時間t0 が経過すると、車両が停止したものとし
て「1」を出力する。
構成図である。図5において、1,3,4は実施の形態
1のものと同様のものである。9は誘導電動機1を制御
する電力変換装置で、誘導電動機1の2次磁束パターン
Φ2 *、後述の車両速度V及びトルクパターンTqr*
に基づいて誘導電動機1をベクトル制御する。さらに、
電力変換装置9は後述の電気ブレーキ停止信号CEBに
より電気ブレーキ制御を停止する。10は車両速度V及
びトルクパターンTqr*が入力される停止トルクパタ
ーン発生器で、車両を電気ブレーキのみで予め設定され
た設定速度V0 に達した地点から所定の距離の停止位置
に停止させる停止トルクパターンTqs*、切替信号C
t及び車両停止信号CSpを演算して出力する。ここ
で、停止トルクパターンTqs*は実施の形態1と同様
に式(10)により演算されたTq(t)で与えられ
る。また、切替信号Ctはブレーキ運転中で車両速度V
が設定速度V0 以下のとき「1」、設定速度V0 以上の
とき「0」が出力される。さらに、車両停止信号CSp
は車両が予め設定された設定速度V0に達した地点から
所定の時間t0 が経過すると、車両が停止したものとし
て「1」を出力する。
【0020】11はパターン切替器で、切替信号Ctが
「0」のときに運転士又は自動列車運転装置等のブレー
キ系から指令される指令トルクパターンTq*をトルク
パターンTqr*として電力変換装置9へ入力し、切替
信号Ctが「1」のときに停止トルクパターンTqs*
をトルクパターンTqr*として電力変換装置9へ入力
する。12は空気ブレーキ系から指令されたブレーキシ
リンダ圧力指令信号BC*と車両停止信号CSpとが入
力される空気ブレーキ制御手段で、車両停止信号CSp
の「1」が入力されると同時に後述のブレーキシリンダ
13の空気圧BCを目標のブレーキシリンダ圧力指令信
号BC*に向けて増加させる。13はブレーキシリンダ
で、空気圧BCにより後述のブレーキシュー14を押圧
する。14はブレーキシューで、ブレーキシリンダ13
の押圧力により車輪(図示せず〕に押圧されて車両に空
気ブレーキが作用する。15はブレーキシリンダ圧力指
令信号BC*と空気圧BCとが入力される電気ブレーキ
停止信号発生器で、ブレーキシリンダ圧力指令信号BC
*に対して空気圧BCが所定の値に達すると電気ブレー
キ停止信号CEBを出力する。
「0」のときに運転士又は自動列車運転装置等のブレー
キ系から指令される指令トルクパターンTq*をトルク
パターンTqr*として電力変換装置9へ入力し、切替
信号Ctが「1」のときに停止トルクパターンTqs*
をトルクパターンTqr*として電力変換装置9へ入力
する。12は空気ブレーキ系から指令されたブレーキシ
リンダ圧力指令信号BC*と車両停止信号CSpとが入
力される空気ブレーキ制御手段で、車両停止信号CSp
の「1」が入力されると同時に後述のブレーキシリンダ
13の空気圧BCを目標のブレーキシリンダ圧力指令信
号BC*に向けて増加させる。13はブレーキシリンダ
で、空気圧BCにより後述のブレーキシュー14を押圧
する。14はブレーキシューで、ブレーキシリンダ13
の押圧力により車輪(図示せず〕に押圧されて車両に空
気ブレーキが作用する。15はブレーキシリンダ圧力指
令信号BC*と空気圧BCとが入力される電気ブレーキ
停止信号発生器で、ブレーキシリンダ圧力指令信号BC
*に対して空気圧BCが所定の値に達すると電気ブレー
キ停止信号CEBを出力する。
【0021】次に動作について説明する。図6は動作を
説明するタイムチャートである。図5及び図6におい
て、車両が予め設定された設定速度V0 に達するまでは
図6(a)に示すようにトルク一定の指令トルクパター
ンTq*によりベクトル制御が行われている。トルク一
定制御により図6(b)に示すように車両が減速度一定
の電気ブレーキで減速される。この状態で設定速度V0
に達するまでは図6(c)に示すように切替信号Ctが
「0」である。この場合、トルクパターンTqr*は図
6(d)に示すようにブレーキ系から指令された減速度
一定の指令トルクパターンTq*が選択されている。従
って、電力変換装置9はブレーキ系から指令された指令
トルクパターンTq*により誘導電動機1のベクトル制
御をしている。
説明するタイムチャートである。図5及び図6におい
て、車両が予め設定された設定速度V0 に達するまでは
図6(a)に示すようにトルク一定の指令トルクパター
ンTq*によりベクトル制御が行われている。トルク一
定制御により図6(b)に示すように車両が減速度一定
の電気ブレーキで減速される。この状態で設定速度V0
に達するまでは図6(c)に示すように切替信号Ctが
「0」である。この場合、トルクパターンTqr*は図
6(d)に示すようにブレーキ系から指令された減速度
一定の指令トルクパターンTq*が選択されている。従
って、電力変換装置9はブレーキ系から指令された指令
トルクパターンTq*により誘導電動機1のベクトル制
御をしている。
【0022】その後、車両が設定速度V0 に達すると停
止トルクパターン発生器10において演算された停止ト
ルクパターンTqs*が出力される(図6(e)参照)
と共に、図6(c)に示すように切替信号Ctの「1」
が出力される。切替信号Ctの「1」が出力されること
により、パターン切替器11が動作して図6(d)に示
すように停止トルクパターンTqs*が選択される。こ
れにより、停止トルクパターンTqs*がトルクパター
ンTqr*として電力変換装置9に指令される。車両が
設定速度V0 に達した後は、電力変換装置9がトルクパ
ターンTqs*により図6(b)に示すように誘導電動
機1のベクトル制御を行う。そして、設定速度V0 に達
してから所定の時間t0 後に所定の停止距離で車両が停
止したものとして、停止トルクパターン発生器10から
時間t0 におけるトルクパターンTq(t0 )が出力さ
れると共に、図6(f)に示されるように車両停止信号
CSpの「1」が出力される。空気ブレーキ制御手段1
2に車両停止信号CSpが入力されると、ブレーキシリ
ンダ圧力指令信号BC*によりブレーキシリンダ13の
空気圧BCが上げられる。ブレーキシリンダ13の空気
圧BCが上昇されることによりブレーキシュー14が車
輪(図示せず)に押圧されて空気ブレーキが作用する。
止トルクパターン発生器10において演算された停止ト
ルクパターンTqs*が出力される(図6(e)参照)
と共に、図6(c)に示すように切替信号Ctの「1」
が出力される。切替信号Ctの「1」が出力されること
により、パターン切替器11が動作して図6(d)に示
すように停止トルクパターンTqs*が選択される。こ
れにより、停止トルクパターンTqs*がトルクパター
ンTqr*として電力変換装置9に指令される。車両が
設定速度V0 に達した後は、電力変換装置9がトルクパ
ターンTqs*により図6(b)に示すように誘導電動
機1のベクトル制御を行う。そして、設定速度V0 に達
してから所定の時間t0 後に所定の停止距離で車両が停
止したものとして、停止トルクパターン発生器10から
時間t0 におけるトルクパターンTq(t0 )が出力さ
れると共に、図6(f)に示されるように車両停止信号
CSpの「1」が出力される。空気ブレーキ制御手段1
2に車両停止信号CSpが入力されると、ブレーキシリ
ンダ圧力指令信号BC*によりブレーキシリンダ13の
空気圧BCが上げられる。ブレーキシリンダ13の空気
圧BCが上昇されることによりブレーキシュー14が車
輪(図示せず)に押圧されて空気ブレーキが作用する。
【0023】そして、ブレーキシリンダ13の空気圧B
Cが図6(g)に示すように所定の空気圧RBCに達す
ると、図6(h)に示すように電気ブレーキ停止信号発
生器15から電気ブレーキ停止信号CEBの「1」が出
力される。なお、電気ブレーキ停止信号CEBは空気ブ
レーキのみで車両の停止状態が保持できる空気圧BCに
達したときに出力されるように設定されている。電気ブ
レーキ停止信号CEBの「1」が電力変換装置9へ入力
されると、電力変換装置9は電気ブレーキ制御を停止さ
せる。以上のように、電力変換装置9により電気ブレー
キで車両を停止させ、車両停止信号CSpが入力される
とブレーキシリンダ圧力指令信号BC*に基づいてブレ
ーキシリンダ13の圧力を増加させ、ブレーキシリンダ
13の圧力が所定の圧力に達すると電気ブレーキ停止信
号発生器15から電気ブレーキ停止信号CEBを出力し
て、車両の停止後に電気ブレーキから空気ブレーキへ切
り替えるので、乗り心地に支障を与えるのを防止するこ
とができる。
Cが図6(g)に示すように所定の空気圧RBCに達す
ると、図6(h)に示すように電気ブレーキ停止信号発
生器15から電気ブレーキ停止信号CEBの「1」が出
力される。なお、電気ブレーキ停止信号CEBは空気ブ
レーキのみで車両の停止状態が保持できる空気圧BCに
達したときに出力されるように設定されている。電気ブ
レーキ停止信号CEBの「1」が電力変換装置9へ入力
されると、電力変換装置9は電気ブレーキ制御を停止さ
せる。以上のように、電力変換装置9により電気ブレー
キで車両を停止させ、車両停止信号CSpが入力される
とブレーキシリンダ圧力指令信号BC*に基づいてブレ
ーキシリンダ13の圧力を増加させ、ブレーキシリンダ
13の圧力が所定の圧力に達すると電気ブレーキ停止信
号発生器15から電気ブレーキ停止信号CEBを出力し
て、車両の停止後に電気ブレーキから空気ブレーキへ切
り替えるので、乗り心地に支障を与えるのを防止するこ
とができる。
【0024】実施の形態4.図7は実施の形態4を示す
構成図である。図7において、1,3,4は実施の形態
1のものと同様のものであり、9〜14は実施の形態3
のものと同様のものである。16は車両停止信号CSp
が入力される電気ブレーキ停止信号発生器で、車両停止
信号CSpの「1」が出力されてからの経過時間を計測
し、所定の時間t1 に達すると電気ブレーキ停止信号C
EBの「1」を出力する。そして、電気ブレーキ停止信
号CEBは電力変換装置9へ入力される。次に動作につ
いて説明する。図8は動作を説明するタイムチャートで
ある。図7及び図8において、車両が設定速度V0 に達
するまでは図8(a)に示すようにトルク一定の指令ト
ルクパターンTq*によりベクトル制御が行われてい
る。トルク一定制御により図8(b)に示すように車両
が減速度一定の電気ブレーキで減速される。この状態で
設定速度V0 に達するまでは図8(c)に示すように切
替信号Ctが「0」である。
構成図である。図7において、1,3,4は実施の形態
1のものと同様のものであり、9〜14は実施の形態3
のものと同様のものである。16は車両停止信号CSp
が入力される電気ブレーキ停止信号発生器で、車両停止
信号CSpの「1」が出力されてからの経過時間を計測
し、所定の時間t1 に達すると電気ブレーキ停止信号C
EBの「1」を出力する。そして、電気ブレーキ停止信
号CEBは電力変換装置9へ入力される。次に動作につ
いて説明する。図8は動作を説明するタイムチャートで
ある。図7及び図8において、車両が設定速度V0 に達
するまでは図8(a)に示すようにトルク一定の指令ト
ルクパターンTq*によりベクトル制御が行われてい
る。トルク一定制御により図8(b)に示すように車両
が減速度一定の電気ブレーキで減速される。この状態で
設定速度V0 に達するまでは図8(c)に示すように切
替信号Ctが「0」である。
【0025】この場合、トルクパターンTqr*は図8
(d)に示すようにブレーキ系から指令された減速度一
定の指令トルクパターンTq*が選択されている。従っ
て、電力変換装置9はブレーキ系から指令された指令ト
ルクパターンTq*により誘導電動機1のベクトル制御
をしている。その後、車両が設定速度V0 に達すると停
止トルクパターン発生器10において演算された停止ト
ルクパターンTqs*が出力される(図8(e)参照)
と共に、図8(c)に示すように切替信号Ctの「1」
が出力される。切替信号Ctの「1」が出力されること
により、パターン切替器11が動作して図8(d)に示
すように停止トルクパターンTqs*が選択される。こ
れにより、停止トルクパターンTqs*がトルクパター
ンTqr*として電力変換装置9に指令される。
(d)に示すようにブレーキ系から指令された減速度一
定の指令トルクパターンTq*が選択されている。従っ
て、電力変換装置9はブレーキ系から指令された指令ト
ルクパターンTq*により誘導電動機1のベクトル制御
をしている。その後、車両が設定速度V0 に達すると停
止トルクパターン発生器10において演算された停止ト
ルクパターンTqs*が出力される(図8(e)参照)
と共に、図8(c)に示すように切替信号Ctの「1」
が出力される。切替信号Ctの「1」が出力されること
により、パターン切替器11が動作して図8(d)に示
すように停止トルクパターンTqs*が選択される。こ
れにより、停止トルクパターンTqs*がトルクパター
ンTqr*として電力変換装置9に指令される。
【0026】車両が設定速度V0 に達した後は、電力変
換装置9がトルクパターンTqs*により図8(b)に
示すように誘導電動機1のベクトル制御を行う。そし
て、設定速度V0 に達してから所定の時間t0 後に所定
の停止距離で車両が停止したものとして、停止トルクパ
ターン発生器10から時間t0 におけるトルクパターン
Tq(t0 )が出力されると共に、図8(f)に示され
るように車両停止信号CSpの「1」が出力される。空
気ブレーキ制御手段12に車両停止信号CSpの「1」
が入力されると、ブレーキシリンダ圧力指令信号BC*
によりブレーキシリンダ13の空気圧BCが上げられ
る。ブレーキシリンダ13の空気圧BCが上昇されるこ
とによりブレーキシュー14が車輪(図示せず)に押圧
されて空気ブレーキが作用する。
換装置9がトルクパターンTqs*により図8(b)に
示すように誘導電動機1のベクトル制御を行う。そし
て、設定速度V0 に達してから所定の時間t0 後に所定
の停止距離で車両が停止したものとして、停止トルクパ
ターン発生器10から時間t0 におけるトルクパターン
Tq(t0 )が出力されると共に、図8(f)に示され
るように車両停止信号CSpの「1」が出力される。空
気ブレーキ制御手段12に車両停止信号CSpの「1」
が入力されると、ブレーキシリンダ圧力指令信号BC*
によりブレーキシリンダ13の空気圧BCが上げられ
る。ブレーキシリンダ13の空気圧BCが上昇されるこ
とによりブレーキシュー14が車輪(図示せず)に押圧
されて空気ブレーキが作用する。
【0027】そして、車両停止信号CSpの「1」が出
力されてからの経過時間を電気ブレーキ停止信号発生器
16で計測し、所定の時間t1 に達すると電気ブレーキ
停止信号CEBの「1」を出力する。ブレーキ停止信号
CEBの「1」が電力変換装置9へ入力されると、電力
変換装置9は電気ブレーキ制御を停止させる。このと
き、ブレーキシリンダ圧力指令信号BC*により立ち上
げられたブレーキシリンダ13の空気圧BCは、空気ブ
レーキのみで車両の停止状態が保持できる空気圧BCに
達するように設定されている。以上のように、車両が停
止して車両停止信号CSpが出力されるとブレーキシリ
ンダ圧力指令信号BC*に基づいてブレーキシリンダ1
3の圧力を増加させると共に、車両停止信号CSpが出
力されてから所定の時間t1 が経過するとブレーキ停止
信号CEBにより電力変換装置9による電気ブレーキを
停止させるので、乗り心地に支障を与えるのを防止する
ことができる。
力されてからの経過時間を電気ブレーキ停止信号発生器
16で計測し、所定の時間t1 に達すると電気ブレーキ
停止信号CEBの「1」を出力する。ブレーキ停止信号
CEBの「1」が電力変換装置9へ入力されると、電力
変換装置9は電気ブレーキ制御を停止させる。このと
き、ブレーキシリンダ圧力指令信号BC*により立ち上
げられたブレーキシリンダ13の空気圧BCは、空気ブ
レーキのみで車両の停止状態が保持できる空気圧BCに
達するように設定されている。以上のように、車両が停
止して車両停止信号CSpが出力されるとブレーキシリ
ンダ圧力指令信号BC*に基づいてブレーキシリンダ1
3の圧力を増加させると共に、車両停止信号CSpが出
力されてから所定の時間t1 が経過するとブレーキ停止
信号CEBにより電力変換装置9による電気ブレーキを
停止させるので、乗り心地に支障を与えるのを防止する
ことができる。
【0028】上記実施の形態1から実施の形態4におい
て、減速度β(n)は式(1)により演算するものにつ
いて説明したが、加速度計等で直接検出するようにして
も同様の効果を期待することができる。また、走行抵抗
Trを式(2)により演算するものについて説明した
が、車両の線路上の位置と対応した走行抵抗のデータ
を、予め車上に記憶しておくようにしても同様の効果を
期待することができる。さらに、停止位置近傍の低速度
域では式(5)により算出された車両速度V(t)を車
両速度Vとして使用することにより、回転数検出器3の
分解能に影響されることなく車両速度の検出が困難な低
速度域においても、電気ブレーキのみを作用させて停止
させることができる。
て、減速度β(n)は式(1)により演算するものにつ
いて説明したが、加速度計等で直接検出するようにして
も同様の効果を期待することができる。また、走行抵抗
Trを式(2)により演算するものについて説明した
が、車両の線路上の位置と対応した走行抵抗のデータ
を、予め車上に記憶しておくようにしても同様の効果を
期待することができる。さらに、停止位置近傍の低速度
域では式(5)により算出された車両速度V(t)を車
両速度Vとして使用することにより、回転数検出器3の
分解能に影響されることなく車両速度の検出が困難な低
速度域においても、電気ブレーキのみを作用させて停止
させることができる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、停止トルクパターン
発生器において車両速度が予め設定された設定速度に達
した時点の減速度及び走行抵抗を演算して、設定速度に
達した地点から所定の距離の停止位置に車両を停止させ
るまでの停止時間を求め、この停止時間で停止位置に停
止させるための減速度を演算し、さらに停止位置に停止
させる減速度を実現させるための停止トルクパターンを
演算し、停止トルクパターンを電力変換装置に指令して
誘導電動機をベクトル制御することにより、車両速度が
零になるまで電気ブレーキのみを作用させて、設定速度
に達した地点から停止までの移動距離を所定の距離にす
ることができる。また、電力変換装置により電気ブレー
キで車両を停止させ、車両停止信号が入力されるとブレ
ーキシリンダ圧力指令信号に基づいてブレーキシリンダ
の圧力を増加させ、ブレーキシリンダの圧力が所定の圧
力に達すると電気ブレーキ停止信号発生器から電気ブレ
ーキ停止信号を出力して、車両の停止後に電気ブレーキ
から空気ブレーキへ切り替えるので、乗り心地に支障を
与えるのを防止することができる。
発生器において車両速度が予め設定された設定速度に達
した時点の減速度及び走行抵抗を演算して、設定速度に
達した地点から所定の距離の停止位置に車両を停止させ
るまでの停止時間を求め、この停止時間で停止位置に停
止させるための減速度を演算し、さらに停止位置に停止
させる減速度を実現させるための停止トルクパターンを
演算し、停止トルクパターンを電力変換装置に指令して
誘導電動機をベクトル制御することにより、車両速度が
零になるまで電気ブレーキのみを作用させて、設定速度
に達した地点から停止までの移動距離を所定の距離にす
ることができる。また、電力変換装置により電気ブレー
キで車両を停止させ、車両停止信号が入力されるとブレ
ーキシリンダ圧力指令信号に基づいてブレーキシリンダ
の圧力を増加させ、ブレーキシリンダの圧力が所定の圧
力に達すると電気ブレーキ停止信号発生器から電気ブレ
ーキ停止信号を出力して、車両の停止後に電気ブレーキ
から空気ブレーキへ切り替えるので、乗り心地に支障を
与えるのを防止することができる。
【0030】また、車両が停止して車両停止信号が出力
されるとブレーキシリンダ圧力指令信号に基づいてブレ
ーキシリンダの圧力を増加させると共に、車両停止信号
が出力されてから所定の時間が経過するとブレーキ停止
信号により電力変換装置による電気ブレーキを停止させ
るので、乗り心地に支障を与えるのを防止することがで
きる。また、減速度の変化率を時間の一次関数として設
定して、停止時間の演算及び演算した停止時間で停止位
置に停止させるための減速度の演算を行うことにより、
停止トルクパターンを容易に算出することができる。さ
らに、停止位置近傍の車両速度を減速度の変化率を時間
の一次関数として算出することにより、回転数検出器の
分解能に影響されることなく電気ブレーキのみを作用さ
せて停止させることができる。
されるとブレーキシリンダ圧力指令信号に基づいてブレ
ーキシリンダの圧力を増加させると共に、車両停止信号
が出力されてから所定の時間が経過するとブレーキ停止
信号により電力変換装置による電気ブレーキを停止させ
るので、乗り心地に支障を与えるのを防止することがで
きる。また、減速度の変化率を時間の一次関数として設
定して、停止時間の演算及び演算した停止時間で停止位
置に停止させるための減速度の演算を行うことにより、
停止トルクパターンを容易に算出することができる。さ
らに、停止位置近傍の車両速度を減速度の変化率を時間
の一次関数として算出することにより、回転数検出器の
分解能に影響されることなく電気ブレーキのみを作用さ
せて停止させることができる。
【図1】 この発明の実施の形態1を示す構成図であ
る。
る。
【図2】 図1の動作を説明するタイムチャートであ
る。
る。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す構成図であ
る。
る。
【図4】 図3の動作を説明するタイムチャートであ
る。
る。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す構成図であ
る。
る。
【図6】 図5の動作を説明するタイムチャートであ
る。
る。
【図7】 この発明の実施の形態4を示す構成図であ
る。
る。
【図8】 図7の動作を説明するタイムチャートであ
る。
る。
【図9】 従来の電気車制御装置の動作を示す説明図で
ある。
ある。
1 誘導電動機、2,9 電力変換装置、5,7,10
停止トルクパターン発生器、12 空気ブレーキ制御
手段、13 ブレーキシリンダ、15 電気ブレーキ停
止信号発生器。
停止トルクパターン発生器、12 空気ブレーキ制御
手段、13 ブレーキシリンダ、15 電気ブレーキ停
止信号発生器。
フロントページの続き Fターム(参考) 5H115 PA10 PG01 PU09 PV09 QE10 QI02 QI08 QI23 QN03 QN06 QN12 RB08 RB26 SF13 SJ13 TB01 TO09 TO26 5H530 AA03 BB24 CC01 CD28 CD38 CE02 CE21 CE30 CF02 CF13 DD03 5H576 AA01 BB10 DD02 EE01 FF04 GG02 HB01 JJ17 JJ18 KK06 LL01 LL38 LL48
Claims (5)
- 【請求項1】 車両を駆動する誘導電動機を電力変換装
置によりベクトル制御するようにした電気車制御装置に
おいて、車両が予め設定された設定速度に達した時点の
減速度及び走行抵抗を演算して、上記設定速度に達した
地点から所定の距離の停止位置に上記車両を停止させる
までの停止時間を求め、上記停止時間で上記停止位置に
停止させるための減速度を演算し、さらに上記停止位置
に停止させる減速度を実現させるための停止トルクパタ
ーンを演算し、上記停止トルクパターンを上記電力変換
装置に指令する停止トルクパターン発生器を備えたこと
を特徴とする電気車制御装置。 - 【請求項2】 車両を駆動する誘導電動機を電力変換装
置によりベクトル制御するようにした電気車制御装置に
おいて、車両が予め設定された設定速度に達した時点の
減速度及び走行抵抗を演算して、上記設定速度に達した
地点から所定の距離の停止位置に上記車両を停止させる
までの停止時間を求めて上記停止時間経過後に車両停止
信号を出力すると共に、上記停止時間で上記停止位置に
停止させるための減速度を演算し、さらに上記停止位置
に停止させる減速度を実現させるための停止トルクパタ
ーンを演算し、上記停止トルクパターンを上記電力変換
装置に指令する停止トルクパターン発生器と、上記車両
停止信号が入力されると指令されたブレーキシリンダ圧
力信号に基づいてブレーキシリンダの圧力を増加させる
空気ブレーキ制御手段と、上記ブレーキシリンダの圧力
が所定の圧力に達すると上記電力変換装置による電気ブ
レーキを停止させる電気ブレーキ停止信号を出力する電
気ブレーキ停止信号発生器とを備えたことを特徴とする
電気車制御装置。 - 【請求項3】 車両を駆動する誘導電動機を電力変換装
置によりベクトル制御するようにした電気車制御装置に
おいて、車両が予め設定された設定速度に達した時点の
減速度及び走行抵抗を演算して、上記設定速度に達した
地点から所定の距離の停止位置に上記車両を停止させる
までの停止時間を求めて上記停止時間経過後に車両停止
信号を出力すると共に、上記停止時間で上記停止位置に
停止させるための減速度を演算し、さらに上記停止位置
に停止させる減速度を実現させるための停止トルクパタ
ーンを演算し、上記停止トルクパターンを上記電力変換
装置に指令する停止トルクパターン発生器と、上記車両
停止信号が入力されると指令されたブレーキシリンダ圧
力信号に基づいてブレーキシリンダの圧力を増加させる
空気ブレーキ制御手段と、上記車両停止信号が出力され
てから所定の時間が経過すると上記電力変換装置による
電気ブレーキを停止させる電気ブレーキ停止信号を出力
する電気ブレーキ停止信号発生器とを備えたことを特徴
とする電気車制御装置。 - 【請求項4】 所定の停止位置に停止させる減速度の演
算は、減速度の変化率を時間の一次関数として設定して
実行されることを特徴とする請求項1から請求項3のい
ずれか一項に記載の電気車制御装置。 - 【請求項5】 停止位置近傍の車両速度は減速度の変化
率を時間の一次関数として演算することにより算出され
る速度を使用することを特徴とする請求項1から請求項
4のいずれか一項に記載の電気車制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11066070A JP2000261903A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 電気車制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11066070A JP2000261903A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 電気車制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000261903A true JP2000261903A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13305227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11066070A Pending JP2000261903A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 電気車制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000261903A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6882909B2 (en) | 2002-09-05 | 2005-04-19 | Hyundai Motor Company | Method and system for reducing motor shock of a hybrid vehicle |
| JP2009296733A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Hitachi Ltd | 定位置自動停止制御手段を備えた電気車両の制御装置 |
| JP2016111759A (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-20 | 日産自動車株式会社 | 制駆動力制御装置及び制駆動力制御方法 |
| WO2016114032A1 (ja) * | 2015-01-14 | 2016-07-21 | 三菱重工業株式会社 | 自動列車運転装置、自動列車制御方法及びプログラム |
| JP2017093153A (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-25 | 株式会社デンソー | 電子制御装置 |
| CN113043856A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | 日本电产艾莱希斯株式会社 | 控制装置、逆变器装置、汽车以及控制方法 |
| CN116135664A (zh) * | 2023-03-16 | 2023-05-19 | 北京首钢自动化信息技术有限公司 | 无制动装置的运输车可变制动点精准定位方法和装置 |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP11066070A patent/JP2000261903A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6882909B2 (en) | 2002-09-05 | 2005-04-19 | Hyundai Motor Company | Method and system for reducing motor shock of a hybrid vehicle |
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| JP2021107177A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 日本電産株式会社 | 制御装置 |
| JP7458184B2 (ja) | 2019-12-27 | 2024-03-29 | ニデック株式会社 | 制御装置 |
| CN116135664A (zh) * | 2023-03-16 | 2023-05-19 | 北京首钢自动化信息技术有限公司 | 无制动装置的运输车可变制动点精准定位方法和装置 |
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