JP2000262007A - ディスク駆動用モータ - Google Patents
ディスク駆動用モータInfo
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- JP2000262007A JP2000262007A JP6090299A JP6090299A JP2000262007A JP 2000262007 A JP2000262007 A JP 2000262007A JP 6090299 A JP6090299 A JP 6090299A JP 6090299 A JP6090299 A JP 6090299A JP 2000262007 A JP2000262007 A JP 2000262007A
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Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低価格化に対応することのでき、かつ、ボー
ルベアリングを安定した姿勢で配置することのできるデ
ィスク駆動用モータを提供すること。 【解決手段】 軸回転型のディスク駆動用モータ1Aに
おいて、フレーム20は、鋼板などに対してプレス加工
を施すことにより製造したプレス加工品である。従っ
て、鋳造品と違って、二次加工を行わなくても、ベアリ
ング保持部21の内径寸法や真円度などが一定以上の精
度で仕上がる。フレーム20としてプレス加工品を用い
た場合には、肉厚部分がないので、ボールベアリング1
5、17の間にスペーサ25を配置する必要があるが、
このスペーサ25として、ベアリング用外輪を利用す
る。
ルベアリングを安定した姿勢で配置することのできるデ
ィスク駆動用モータを提供すること。 【解決手段】 軸回転型のディスク駆動用モータ1Aに
おいて、フレーム20は、鋼板などに対してプレス加工
を施すことにより製造したプレス加工品である。従っ
て、鋳造品と違って、二次加工を行わなくても、ベアリ
ング保持部21の内径寸法や真円度などが一定以上の精
度で仕上がる。フレーム20としてプレス加工品を用い
た場合には、肉厚部分がないので、ボールベアリング1
5、17の間にスペーサ25を配置する必要があるが、
このスペーサ25として、ベアリング用外輪を利用す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクな
どの記録ディスクを回転駆動するためのディスク駆動モ
ータに関するものである。さらに詳しくは、この種のモ
ータにおけるハブおよびその周辺部分の構造に関するも
のである。
どの記録ディスクを回転駆動するためのディスク駆動モ
ータに関するものである。さらに詳しくは、この種のモ
ータにおけるハブおよびその周辺部分の構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクなどの記録ディスクを回
転駆動するためのディスク駆動モータとしては、ディス
ク載置用のハブが回転軸とともに回転する軸回転型のも
の、およびディスク載置用のハブがボールベアリングを
介して固定軸に回転自在に支持された軸固定型のものが
ある。これらいずれのタイプのモータも、従来は、フレ
ームおよびハブがアルミニウムダイカストなどの鋳造品
から構成されている。
転駆動するためのディスク駆動モータとしては、ディス
ク載置用のハブが回転軸とともに回転する軸回転型のも
の、およびディスク載置用のハブがボールベアリングを
介して固定軸に回転自在に支持された軸固定型のものが
ある。これらいずれのタイプのモータも、従来は、フレ
ームおよびハブがアルミニウムダイカストなどの鋳造品
から構成されている。
【0003】たとえば、図4に示すディスク駆動用モー
タ1Dは、軸回転型のモータであり、ディスク載置用の
ハブ111から下方に延びた回転軸113と、この回転
軸113を回転自在に支持する一対のボールベアリング
115、117と、これらのボールベアリング115、
117を内側に保持する円筒状のベアリング保持部12
1が形成されたフレーム120と、ベアリング保持部1
21の外周側に保持されたステータコア130と、ステ
ータコア130に巻回されたコイル135とから概略構
成され、ハブ111には、ステータコア130に対峙す
るように環状のロータマグネット112がヨーク114
を介して固着されている。
タ1Dは、軸回転型のモータであり、ディスク載置用の
ハブ111から下方に延びた回転軸113と、この回転
軸113を回転自在に支持する一対のボールベアリング
115、117と、これらのボールベアリング115、
117を内側に保持する円筒状のベアリング保持部12
1が形成されたフレーム120と、ベアリング保持部1
21の外周側に保持されたステータコア130と、ステ
ータコア130に巻回されたコイル135とから概略構
成され、ハブ111には、ステータコア130に対峙す
るように環状のロータマグネット112がヨーク114
を介して固着されている。
【0004】ここに示すディスク駆動用モータ1Dで
は、フレーム120およびハブ111がアルミニウムダ
イカスト品であり、鋳造などによってブランクを形成し
た後、切削などの二次加工によって寸法精度を出してい
る。また、鋳造品を二次加工したものでは、所定の部分
を厚肉にするのが容易であるため、図4に示すフレーム
120では、ベアリング保持部121を部分的に厚肉に
して環状の突起125を形成し、この環状の突起125
に対して上側および下側のボールベアリング115、1
17の外輪115A、117Aの端面を当接させること
により、ボールベアリング115、117の位置決めを
行うとともに、ボールベアリング115、117に対し
て予圧を印加する。また、ハブ111の中央部分118
を厚肉にして、回転軸113の一方の軸端を保持する軸
保持部116を形成し、かつ、その周辺の厚肉部分に下
側から穴171を形成して、ハブ111の回転バランス
の調整を行っている。さらに、ハブ111の厚肉部分を
利用して、フレーム120に形成されているベアリング
保持部121との間にラビリンスシールを構成する微小
隙間175を形成している。
は、フレーム120およびハブ111がアルミニウムダ
イカスト品であり、鋳造などによってブランクを形成し
た後、切削などの二次加工によって寸法精度を出してい
る。また、鋳造品を二次加工したものでは、所定の部分
を厚肉にするのが容易であるため、図4に示すフレーム
120では、ベアリング保持部121を部分的に厚肉に
して環状の突起125を形成し、この環状の突起125
に対して上側および下側のボールベアリング115、1
17の外輪115A、117Aの端面を当接させること
により、ボールベアリング115、117の位置決めを
行うとともに、ボールベアリング115、117に対し
て予圧を印加する。また、ハブ111の中央部分118
を厚肉にして、回転軸113の一方の軸端を保持する軸
保持部116を形成し、かつ、その周辺の厚肉部分に下
側から穴171を形成して、ハブ111の回転バランス
の調整を行っている。さらに、ハブ111の厚肉部分を
利用して、フレーム120に形成されているベアリング
保持部121との間にラビリンスシールを構成する微小
隙間175を形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディス
ク駆動用モータ1Dに対しては、低価格化の強い要求が
あるにもかかわらず、従来は、フレーム120およびハ
ブ111のいずれを製造するのに、鋳造工程と、切削な
どの二次加工工程とを行っているので、フレーム120
やハブ111自身のコストが高く、モータのコストダウ
ンを図れないという問題点がある。さらに、二次加工で
切削する分、無駄な材料コストがかかっているという問
題点もある。このような問題点は、軸回転型のモータに
限らず、軸固定型のモータでも同様である。
ク駆動用モータ1Dに対しては、低価格化の強い要求が
あるにもかかわらず、従来は、フレーム120およびハ
ブ111のいずれを製造するのに、鋳造工程と、切削な
どの二次加工工程とを行っているので、フレーム120
やハブ111自身のコストが高く、モータのコストダウ
ンを図れないという問題点がある。さらに、二次加工で
切削する分、無駄な材料コストがかかっているという問
題点もある。このような問題点は、軸回転型のモータに
限らず、軸固定型のモータでも同様である。
【0006】そこで、軸回転型のモータではフレーム1
20にプレス加工品を用い、軸固定型ではハブ111に
プレス加工品を用いることが考えられる。しかし、この
ようなプレス加工品では、ベアリング保持部121内に
ボールベアリング115、117の外輪115A、11
7Aの端面を当接させる突起125を形成することがで
きない。また、寸法安定性などが低いスペーサを用いる
と、ボールベアリング115、117が傾いて、NPP
O特性が低下するなどの問題が発生する。
20にプレス加工品を用い、軸固定型ではハブ111に
プレス加工品を用いることが考えられる。しかし、この
ようなプレス加工品では、ベアリング保持部121内に
ボールベアリング115、117の外輪115A、11
7Aの端面を当接させる突起125を形成することがで
きない。また、寸法安定性などが低いスペーサを用いる
と、ボールベアリング115、117が傾いて、NPP
O特性が低下するなどの問題が発生する。
【0007】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
低価格化に対応することのでき、かつ、ボールベアリン
グを安定した姿勢で配置することのできるディスク駆動
用モータを提供することにある。
低価格化に対応することのでき、かつ、ボールベアリン
グを安定した姿勢で配置することのできるディスク駆動
用モータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、記録ディスク載置用のハブと、該ハ
ブから下方に延びた回転軸と、該回転軸に内輪が固着さ
れた一対のボールベアリングと、該一対のボールベアリ
ングの外輪が内周面に固着された円筒状のベアリング保
持部が上方に向けて突出したフレームと、前記ベアリン
グ保持部の外周側に保持されたステータコアと、該ステ
ータコアに巻回されたコイルと、前記ステータコアに対
峙するように前記ハブに装着された環状のロータマグネ
ットとを有するディスク駆動用モータにおいて、前記フ
レームは、前記ベアリング保持部が上方に向けて円筒状
に突き出るように板材にプレス加工が施されたプレス加
工品から構成され、かつ、前記一対のボールベアリング
の外輪は、前記ベアリング保持部の内周面に固着された
ベアリング鋼製のリング状のスペーサを間に挟んで上下
に配置されていることを特徴とする。
めに、本発明では、記録ディスク載置用のハブと、該ハ
ブから下方に延びた回転軸と、該回転軸に内輪が固着さ
れた一対のボールベアリングと、該一対のボールベアリ
ングの外輪が内周面に固着された円筒状のベアリング保
持部が上方に向けて突出したフレームと、前記ベアリン
グ保持部の外周側に保持されたステータコアと、該ステ
ータコアに巻回されたコイルと、前記ステータコアに対
峙するように前記ハブに装着された環状のロータマグネ
ットとを有するディスク駆動用モータにおいて、前記フ
レームは、前記ベアリング保持部が上方に向けて円筒状
に突き出るように板材にプレス加工が施されたプレス加
工品から構成され、かつ、前記一対のボールベアリング
の外輪は、前記ベアリング保持部の内周面に固着された
ベアリング鋼製のリング状のスペーサを間に挟んで上下
に配置されていることを特徴とする。
【0009】本発明において、フレームは、鋼板などに
対してプレス加工を施すことにより製造したプレス加工
品であり、このようなプレス加工品であれば、鋳造品と
違って、二次加工を行わなくても、ベアリング保持部の
内径寸法や真円度が一定以上の品位で仕上がる。従っ
て、手間のかかる鋳造工程や二次加工工程を行う必要が
ないので、フレームを安価に製造できる。また、材料費
も削減できる。それ故、ディスク駆動用モータの低価格
化を図ることができる。また、フレームとしてプレス加
工品を用いた場合には、ベアリング保持部内に突起を形
成できないので、スペーサを配置することになるが、こ
のようなスペーサとして、ベアリング鋼製のものを用い
れば、形状安定性がよいので、ボールベアリングの外輪
の端面を当接させるだけで、ボールベアリングは適正な
姿勢で保持される。また、スペーサとして、ベアリング
鋼製のものを用いれば、温度変化があっても、ボールベ
アリングの外輪やベアリングボールと同様に膨張、収縮
するので、ボールベアリングの適正な姿勢を維持でき
る。
対してプレス加工を施すことにより製造したプレス加工
品であり、このようなプレス加工品であれば、鋳造品と
違って、二次加工を行わなくても、ベアリング保持部の
内径寸法や真円度が一定以上の品位で仕上がる。従っ
て、手間のかかる鋳造工程や二次加工工程を行う必要が
ないので、フレームを安価に製造できる。また、材料費
も削減できる。それ故、ディスク駆動用モータの低価格
化を図ることができる。また、フレームとしてプレス加
工品を用いた場合には、ベアリング保持部内に突起を形
成できないので、スペーサを配置することになるが、こ
のようなスペーサとして、ベアリング鋼製のものを用い
れば、形状安定性がよいので、ボールベアリングの外輪
の端面を当接させるだけで、ボールベアリングは適正な
姿勢で保持される。また、スペーサとして、ベアリング
鋼製のものを用いれば、温度変化があっても、ボールベ
アリングの外輪やベアリングボールと同様に膨張、収縮
するので、ボールベアリングの適正な姿勢を維持でき
る。
【0010】本発明において、前記ベアリング保持部の
外周面には、外周側に段差が形成された環状の台座が装
着され、該台座の前記段差上にステータコアが保持され
ていることが好ましい。本発明では、フレームを板材に
対するプレス加工で製造するため、肉厚部分がない。ま
た、後述するように、ベアリング保持部はある程度、肉
薄に形成した方がボールベアリングを歪ませないので、
モータ特性の面から有利である。従って、ベアリング保
持部の外周面にステータコアを載置できるような段差を
形成しにくいが、ベアリング保持部にリング状の台座を
装着し、その外周側に形成されている段差をステータコ
アの載置部として利用すれば、ベアリング保持部の外周
面にステータコア載置用の段差を形成しにくいという問
題点を解消することができる。
外周面には、外周側に段差が形成された環状の台座が装
着され、該台座の前記段差上にステータコアが保持され
ていることが好ましい。本発明では、フレームを板材に
対するプレス加工で製造するため、肉厚部分がない。ま
た、後述するように、ベアリング保持部はある程度、肉
薄に形成した方がボールベアリングを歪ませないので、
モータ特性の面から有利である。従って、ベアリング保
持部の外周面にステータコアを載置できるような段差を
形成しにくいが、ベアリング保持部にリング状の台座を
装着し、その外周側に形成されている段差をステータコ
アの載置部として利用すれば、ベアリング保持部の外周
面にステータコア載置用の段差を形成しにくいという問
題点を解消することができる。
【0011】本発明は、軸固定型のモータにも適用でき
る。すなわち、本発明の別の形態では、フレームと、該
フレームから起立する固定軸と、該固定軸に内輪が固着
された一対のボールベアリングと、該一対のボールベア
リングの外輪が内周面に固着された円筒状のベアリング
保持部が上面部から下方に向けて突出する記録ディスク
載置用のハブと、前記フレーム上に保持されたステータ
コアと、該ステータコアに巻回されたコイルと、前記ス
テータコアに対峙するように前記ハブに装着された環状
のロータマグネットとを有するディスク駆動用モータに
おいて、前記ハブは、前記ベアリング保持部が下方に向
けて円筒状に突き出るように板材にプレス加工が施され
たプレス加工品から構成され、かつ、前記一対のボール
ベアリングの外輪は、前記ベアリング保持部の内周面に
固着されたベアリング鋼製のリング状のスペーサを間に
挟んで上下に配置されていることを特徴とする。
る。すなわち、本発明の別の形態では、フレームと、該
フレームから起立する固定軸と、該固定軸に内輪が固着
された一対のボールベアリングと、該一対のボールベア
リングの外輪が内周面に固着された円筒状のベアリング
保持部が上面部から下方に向けて突出する記録ディスク
載置用のハブと、前記フレーム上に保持されたステータ
コアと、該ステータコアに巻回されたコイルと、前記ス
テータコアに対峙するように前記ハブに装着された環状
のロータマグネットとを有するディスク駆動用モータに
おいて、前記ハブは、前記ベアリング保持部が下方に向
けて円筒状に突き出るように板材にプレス加工が施され
たプレス加工品から構成され、かつ、前記一対のボール
ベアリングの外輪は、前記ベアリング保持部の内周面に
固着されたベアリング鋼製のリング状のスペーサを間に
挟んで上下に配置されていることを特徴とする。
【0012】本発明において、ハブは、鋼板などに対し
てプレス加工を施すことにより製造したプレス加工品で
あり、このようなプレス加工品であれば、鋳造品と違っ
て、二次加工を行わなくても、軸保持部の内径寸法や真
円度が一定以上の品位で仕上がる。従って、手間のかか
る鋳造工程や二次加工工程を行う必要がないので、ハブ
を安価に製造できる。また、材料費も削減できる。それ
故、ディスク駆動用モータの低価格化を図ることができ
る。また、ハブとしてプレス加工品を用いた場合には、
ベアリング保持部内に突起を形成できないので、スペー
サを配置することになるが、このようなスペーサとし
て、ベアリング鋼製のものを用いれば、形状安定性がよ
いので、ボールベアリングの外輪の端面を当接させるだ
けで、ボールベアリングは適正な姿勢で保持される。ま
た、スペーサとして、ベアリング鋼製のものを用いれ
ば、温度変化があっても、ボールベアリングの外輪やベ
アリングボールと同様に膨張、収縮するので、ボールベ
アリングの適正な姿勢を維持できる。
てプレス加工を施すことにより製造したプレス加工品で
あり、このようなプレス加工品であれば、鋳造品と違っ
て、二次加工を行わなくても、軸保持部の内径寸法や真
円度が一定以上の品位で仕上がる。従って、手間のかか
る鋳造工程や二次加工工程を行う必要がないので、ハブ
を安価に製造できる。また、材料費も削減できる。それ
故、ディスク駆動用モータの低価格化を図ることができ
る。また、ハブとしてプレス加工品を用いた場合には、
ベアリング保持部内に突起を形成できないので、スペー
サを配置することになるが、このようなスペーサとし
て、ベアリング鋼製のものを用いれば、形状安定性がよ
いので、ボールベアリングの外輪の端面を当接させるだ
けで、ボールベアリングは適正な姿勢で保持される。ま
た、スペーサとして、ベアリング鋼製のものを用いれ
ば、温度変化があっても、ボールベアリングの外輪やベ
アリングボールと同様に膨張、収縮するので、ボールベ
アリングの適正な姿勢を維持できる。
【0013】本発明において、前記フレームの側には、
外周側に段差が形成された環状の台座が保持され、該台
座の前記段差上にステータコアが保持されていることが
ある。
外周側に段差が形成された環状の台座が保持され、該台
座の前記段差上にステータコアが保持されていることが
ある。
【0014】本発明において、前記スペーサは、内周面
に周方向に形成された溝を備えていることが好ましい。
に周方向に形成された溝を備えていることが好ましい。
【0015】発明において、前記スペーサとしてボール
ベアリング用外輪を用いることが好ましく、この場合に
は、前記溝はベアリングボールの転動面である。
ベアリング用外輪を用いることが好ましく、この場合に
は、前記溝はベアリングボールの転動面である。
【0016】本発明において、前記ベアリング保持部の
肉厚は、前記ボールベアリングの外輪の最大厚よりも薄
いことが好ましい。このように、ベアリング保持部の肉
厚をある程度、薄くしておくと、このベアリング保持部
の内径寸法や真円度の精度が多少、低くても、その内側
にボールベアリングを装着したときに、ベアリング保持
部の側が歪むことがあっても、ボールベアリングは歪ま
ない。それ故、ハブをプレス加工品によって構成するこ
とによりモータのコストダウンを図っても、ボールベア
リングはハブを適正な姿勢で支持するので、良好なモー
タ特性を維持することができる。
肉厚は、前記ボールベアリングの外輪の最大厚よりも薄
いことが好ましい。このように、ベアリング保持部の肉
厚をある程度、薄くしておくと、このベアリング保持部
の内径寸法や真円度の精度が多少、低くても、その内側
にボールベアリングを装着したときに、ベアリング保持
部の側が歪むことがあっても、ボールベアリングは歪ま
ない。それ故、ハブをプレス加工品によって構成するこ
とによりモータのコストダウンを図っても、ボールベア
リングはハブを適正な姿勢で支持するので、良好なモー
タ特性を維持することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明のディス
ク駆動装置の実施の形態を説明する。
ク駆動装置の実施の形態を説明する。
【0018】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に係るディスク駆動用モータを示す半断面図であ
る。
形態1に係るディスク駆動用モータを示す半断面図であ
る。
【0019】図1において、本形態のディスク駆動用モ
ータ1Aは、記録ディスク載置用のハブ11から下方に
延びた回転軸13と、この回転軸13を回転自在に支持
する一対のボールベアリング15、17と、これらのボ
ールベアリング15、17を内側に保持する円筒状のベ
アリング保持部21が底部23から上方向に突出するフ
レーム20と、ベアリング保持部21の外周側に保持さ
れたステータコア30と、このステータコア30に巻回
されたコイル35と、ステータコア30に対峙するよう
にハブ11に装着された環状のロータマグネット12と
から概略構成されている。
ータ1Aは、記録ディスク載置用のハブ11から下方に
延びた回転軸13と、この回転軸13を回転自在に支持
する一対のボールベアリング15、17と、これらのボ
ールベアリング15、17を内側に保持する円筒状のベ
アリング保持部21が底部23から上方向に突出するフ
レーム20と、ベアリング保持部21の外周側に保持さ
れたステータコア30と、このステータコア30に巻回
されたコイル35と、ステータコア30に対峙するよう
にハブ11に装着された環状のロータマグネット12と
から概略構成されている。
【0020】本形態において、フレーム20は、ベアリ
ング保持部21が円筒状に突き出るように鋼板などの板
材にプレス加工が施されたプレス加工品から構成されて
いる。このベアリング保持部21内には、上側および下
側のボールベアリング15、17がリング状のスペーサ
25を挟んで上下に位置するように装着され、これらの
ボールベアリング15、17の外輪15A、17Aはベ
アリング保持部21の内周面に接着固定されている。
ング保持部21が円筒状に突き出るように鋼板などの板
材にプレス加工が施されたプレス加工品から構成されて
いる。このベアリング保持部21内には、上側および下
側のボールベアリング15、17がリング状のスペーサ
25を挟んで上下に位置するように装着され、これらの
ボールベアリング15、17の外輪15A、17Aはベ
アリング保持部21の内周面に接着固定されている。
【0021】ここに用いたスペーサ25は、ボールベア
リング用の外輪として用いられているものである。この
ため、厚さ寸法などにおいて高い精度を有しており、か
つ、他の部品を転用するより安価で済むという利点があ
る。また、上側および下側のボールベアリング15、1
7の外輪15A、17A、およびスペーサ25はいずれ
も、同じベアリング鋼から形成されているので、熱膨張
係数が等しい。また、スペーサ25は、内周面に周方向
に形成された溝250が形成されているが、この溝25
0は、ベアリングボールの転動面に相当し、ボールベア
リング15、17から漏れた潤滑油を保持する機能を果
たしている。
リング用の外輪として用いられているものである。この
ため、厚さ寸法などにおいて高い精度を有しており、か
つ、他の部品を転用するより安価で済むという利点があ
る。また、上側および下側のボールベアリング15、1
7の外輪15A、17A、およびスペーサ25はいずれ
も、同じベアリング鋼から形成されているので、熱膨張
係数が等しい。また、スペーサ25は、内周面に周方向
に形成された溝250が形成されているが、この溝25
0は、ベアリングボールの転動面に相当し、ボールベア
リング15、17から漏れた潤滑油を保持する機能を果
たしている。
【0022】フレーム20の底部23において、ベアリ
ング保持部21の近くには、ステータコア30に巻回さ
れたコイル35に対する給電を行うためのコネクタ39
が搭載されており、コイル35の端末(図示せず。)
は、このコネクタ39上でフレキシブル配線基板やリー
ド線(図示せず。)などと電気的に接続される。
ング保持部21の近くには、ステータコア30に巻回さ
れたコイル35に対する給電を行うためのコネクタ39
が搭載されており、コイル35の端末(図示せず。)
は、このコネクタ39上でフレキシブル配線基板やリー
ド線(図示せず。)などと電気的に接続される。
【0023】フレーム20の外周側には、このモータを
搭載する情報記録装置などのシャーシとねじなどによっ
て固定されるフランジ部29が形成されている。
搭載する情報記録装置などのシャーシとねじなどによっ
て固定されるフランジ部29が形成されている。
【0024】本形態において、フレーム20はプレス加
工品であるため、全体的には、極端な肉薄部分や肉厚部
分はないが、ベアリング保持部21の肉厚t1について
は、フレーム20の底部23の肉厚t2に対して0.8
倍以下に設定され、かつ、ボールベアリング15、17
の外輪15A、17Aの最大厚t3よりも薄く設定され
ている。
工品であるため、全体的には、極端な肉薄部分や肉厚部
分はないが、ベアリング保持部21の肉厚t1について
は、フレーム20の底部23の肉厚t2に対して0.8
倍以下に設定され、かつ、ボールベアリング15、17
の外輪15A、17Aの最大厚t3よりも薄く設定され
ている。
【0025】また、フレーム20はプレス加工品である
ため、ベアリング保持部21を肉厚に形成できないなど
の制約があり、かつ、本形態では、前記のとおり、ベア
リング保持部21については、フレーム20の底部23
やボールベアリング15、17の外輪15A、17Aの
厚さなどと比較して薄くしてある。このため、ベアリン
グ保持部21自身にステータコア30を載置する段差な
どを形成できないが、本形態では、ベアリング保持部2
1の外周面に対して、外周側に段差41を備えるプラス
チック製の台座40が装着され、この台座40の段差4
1に対してステータコア30を載置してある。このよう
にして配置されたステータコア30は、ベアリング保持
部21の外周面から台座40の上端部にかけて塗布され
た接着剤50によって固定されている。
ため、ベアリング保持部21を肉厚に形成できないなど
の制約があり、かつ、本形態では、前記のとおり、ベア
リング保持部21については、フレーム20の底部23
やボールベアリング15、17の外輪15A、17Aの
厚さなどと比較して薄くしてある。このため、ベアリン
グ保持部21自身にステータコア30を載置する段差な
どを形成できないが、本形態では、ベアリング保持部2
1の外周面に対して、外周側に段差41を備えるプラス
チック製の台座40が装着され、この台座40の段差4
1に対してステータコア30を載置してある。このよう
にして配置されたステータコア30は、ベアリング保持
部21の外周面から台座40の上端部にかけて塗布され
た接着剤50によって固定されている。
【0026】本形態において、ハブ11も、鋼板などの
板材に対するプレス加工で製造されたプレス加工品であ
り、このプレス加工により、上面部150から下方に向
けて円筒状の軸保持部16が突き出た形状になってい
る。この軸保持部16に対しては回転軸13の上端部
(一方の軸端)が嵌合固定されている。また、回転軸1
3の外周面に対しては、ベアリング保持部21内に配置
されたボールベアリング15、17の内輪15B、17
Bが接着固定されている。
板材に対するプレス加工で製造されたプレス加工品であ
り、このプレス加工により、上面部150から下方に向
けて円筒状の軸保持部16が突き出た形状になってい
る。この軸保持部16に対しては回転軸13の上端部
(一方の軸端)が嵌合固定されている。また、回転軸1
3の外周面に対しては、ベアリング保持部21内に配置
されたボールベアリング15、17の内輪15B、17
Bが接着固定されている。
【0027】さらに、回転軸13の下方位置において、
ボールベアリング17の外輪17Bの外端面にはキャッ
プ55が接着固定され、ボールベアリング15、17に
用いた防錆剤が飛散することがないようになっている。
ボールベアリング17の外輪17Bの外端面にはキャッ
プ55が接着固定され、ボールベアリング15、17に
用いた防錆剤が飛散することがないようになっている。
【0028】ここで、ボールベアリング17の下半部
は、フレーム20の下面よりも下方に突出しており、こ
のようなボールベアリング17の突出部分に対して、キ
ャップ55としては側面部550付きのものが嵌められ
ている。また、キャップ55に対しては、その側面部5
50、ボールベアリング17の外輪17A、およびフレ
ーム20の下面にかけて塗付された接着剤59で固定さ
れているので、キャップ55の固定強度が高い。また、
キャップ55は側面部550を備えているので、キャッ
プ55を取り付ける際に、ボールベアリング17の下半
部に被せるだけで所定の位置に仮止めできるので、モー
タの組み立てが容易である。
は、フレーム20の下面よりも下方に突出しており、こ
のようなボールベアリング17の突出部分に対して、キ
ャップ55としては側面部550付きのものが嵌められ
ている。また、キャップ55に対しては、その側面部5
50、ボールベアリング17の外輪17A、およびフレ
ーム20の下面にかけて塗付された接着剤59で固定さ
れているので、キャップ55の固定強度が高い。また、
キャップ55は側面部550を備えているので、キャッ
プ55を取り付ける際に、ボールベアリング17の下半
部に被せるだけで所定の位置に仮止めできるので、モー
タの組み立てが容易である。
【0029】ハブ11の下面側では、円筒状に突き出た
軸保持部16の下端部17が上側のボールベアリング1
5の内輪15Bの上端面に当接し、この内輪15Bを押
さえ込むようにしてボールベアリング15に対して予圧
を印加している。
軸保持部16の下端部17が上側のボールベアリング1
5の内輪15Bの上端面に当接し、この内輪15Bを押
さえ込むようにしてボールベアリング15に対して予圧
を印加している。
【0030】ハブ11の上面側には、複数の段差部分が
形成され、その外周側の段差面がディスク載置面18に
なっている。また、ディスク載置面18の内周側に形成
されている段差面には、ディスク載置面18上に載置さ
れたハードディスクを固定するクランプ部材(図示せ
ず。)を固定するためのねじ穴110が形成されてい
る。
形成され、その外周側の段差面がディスク載置面18に
なっている。また、ディスク載置面18の内周側に形成
されている段差面には、ディスク載置面18上に載置さ
れたハードディスクを固定するクランプ部材(図示せ
ず。)を固定するためのねじ穴110が形成されてい
る。
【0031】また、ハブ11の内側において、ねじ穴1
10が形成されている段差面の裏側にはプラスチック製
のリング片70が回転軸13と同心状に固着されてい
る。このリング片70の下面側からは、ハブ11の回転
バランスを調整するための所定の大きさの穴71が所定
の位置に形成されている。
10が形成されている段差面の裏側にはプラスチック製
のリング片70が回転軸13と同心状に固着されてい
る。このリング片70の下面側からは、ハブ11の回転
バランスを調整するための所定の大きさの穴71が所定
の位置に形成されている。
【0032】このリング片70の内周面72は、フレー
ム20のベアリング保持部21の外周面に対峙し、この
ベアリング保持部21の外周面との間にラビリンスシー
ルを構成する微小隙間75を形成している。さらに、リ
ング片70は、ボールベアリング15とハブ11との間
に向けて内周側に環状に突き出た突出部77を備えてお
り、この突出部77の上面はハブ11の下面に接着され
ている。また、突出部77の下面は、ボールベアリング
15の外輪15Aの上端面との間にラビリンスシールを
構成する微小隙間78を形成している。
ム20のベアリング保持部21の外周面に対峙し、この
ベアリング保持部21の外周面との間にラビリンスシー
ルを構成する微小隙間75を形成している。さらに、リ
ング片70は、ボールベアリング15とハブ11との間
に向けて内周側に環状に突き出た突出部77を備えてお
り、この突出部77の上面はハブ11の下面に接着され
ている。また、突出部77の下面は、ボールベアリング
15の外輪15Aの上端面との間にラビリンスシールを
構成する微小隙間78を形成している。
【0033】ハブ11において、ディスク載置面18の
外周側から下方に向けては、円筒状側面部119が延び
ている。この円筒状側面部119の内周面にはロータマ
グネット12が固定され、ロータマグネット12はステ
ータコア30の外周面に対して対峙している状態にあ
る。
外周側から下方に向けては、円筒状側面部119が延び
ている。この円筒状側面部119の内周面にはロータマ
グネット12が固定され、ロータマグネット12はステ
ータコア30の外周面に対して対峙している状態にあ
る。
【0034】このように構成したディスク駆動用モータ
1Aにおいて、本形態では、フレーム20が、鋼板など
に対してプレス加工を施すことにより製造したプレス加
工品であり、このようなプレス加工品であれば、鋳造品
と違って、二次加工を行わなくても、ベアリング保持部
21の内径寸法、真円度、あるいは内周面の平滑度につ
いて一定以上の品位で仕上がる。従って、手間のかかる
鋳造工程や二次加工工程を行う必要がないので、フレー
ム20を安価に製造できる。また、材料費も削減でき
る。それ故、ディスク駆動用モータ1Aの低価格化を図
ることができる。
1Aにおいて、本形態では、フレーム20が、鋼板など
に対してプレス加工を施すことにより製造したプレス加
工品であり、このようなプレス加工品であれば、鋳造品
と違って、二次加工を行わなくても、ベアリング保持部
21の内径寸法、真円度、あるいは内周面の平滑度につ
いて一定以上の品位で仕上がる。従って、手間のかかる
鋳造工程や二次加工工程を行う必要がないので、フレー
ム20を安価に製造できる。また、材料費も削減でき
る。それ故、ディスク駆動用モータ1Aの低価格化を図
ることができる。
【0035】また、フレーム11としてプレス加工品を
用いた場合には、ベアリング保持部21内に突起を形成
できないので、スペーサ25を配置することになるが、
このようなスペーサ25として、ベアリング鋼製のもの
を用いているので、形状安定性がよい。しかも、スペー
サ25はボールベアリング用の外輪であるため、安価で
あるとともに、寸法精度が高く、かつ、端面の平滑性も
高い。従って、ボールベアリング15、17の外輪15
A、17Aの端面を当接させるだけで、ボールベアリン
グ15、17は適正な姿勢で保持される。また、スペー
サ25としてベアリング鋼製のものを用いたので、温度
変化があっても、ボールベアリング15、17の外輪1
5A、17Aやベアリングボールと同様に膨張、収縮す
るので、ボールベアリング15、17の適正な姿勢を維
持でき、かつ、予圧も変化しない。
用いた場合には、ベアリング保持部21内に突起を形成
できないので、スペーサ25を配置することになるが、
このようなスペーサ25として、ベアリング鋼製のもの
を用いているので、形状安定性がよい。しかも、スペー
サ25はボールベアリング用の外輪であるため、安価で
あるとともに、寸法精度が高く、かつ、端面の平滑性も
高い。従って、ボールベアリング15、17の外輪15
A、17Aの端面を当接させるだけで、ボールベアリン
グ15、17は適正な姿勢で保持される。また、スペー
サ25としてベアリング鋼製のものを用いたので、温度
変化があっても、ボールベアリング15、17の外輪1
5A、17Aやベアリングボールと同様に膨張、収縮す
るので、ボールベアリング15、17の適正な姿勢を維
持でき、かつ、予圧も変化しない。
【0036】さらに、ベアリング保持部21の肉厚t1
は、フレーム11の底部23の肉厚t2に対して0.8
倍以下であって、かつ、ボールベアリング15、17の
外輪15A、17Aの最大厚t3よりも薄い。このよう
に、ベアリング保持部21の肉厚t1をある程度、薄く
してあるので、このベアリング保持部21の内径寸法や
真円度の精度が多少、低くても、その内側にボールベア
リング15、17を装着したときに、ベアリング保持部
21の側が歪むことがあっても、ボールベアリング1
5、17の外輪15A、17Aの方は歪まない。それ
故、フレーム20をプレス加工品によって構成すること
によりモータのコストダウンを図っても、ボールベアリ
ング15、17は回転軸13を垂直に支持するなど、良
好なモータ特性を維持することができる。
は、フレーム11の底部23の肉厚t2に対して0.8
倍以下であって、かつ、ボールベアリング15、17の
外輪15A、17Aの最大厚t3よりも薄い。このよう
に、ベアリング保持部21の肉厚t1をある程度、薄く
してあるので、このベアリング保持部21の内径寸法や
真円度の精度が多少、低くても、その内側にボールベア
リング15、17を装着したときに、ベアリング保持部
21の側が歪むことがあっても、ボールベアリング1
5、17の外輪15A、17Aの方は歪まない。それ
故、フレーム20をプレス加工品によって構成すること
によりモータのコストダウンを図っても、ボールベアリ
ング15、17は回転軸13を垂直に支持するなど、良
好なモータ特性を維持することができる。
【0037】さらに、本形態では、フレーム20を板材
に対するプレス加工で製造するため、肉厚部分がない。
また、前記したように、ベアリング保持部21はある程
度、肉薄に形成した方がモータ特性の面から有利であ
る。従って、ベアリング保持部21の外周面にステータ
コア30を載置できるような段差を形成しにくいが、ベ
アリング保持部21にリング状の台座40を装着し、そ
の外周側に形成されている段差41をステータコア30
の載置部として利用しているので、プレス加工で形成し
たフレーム20のベアリング保持部21にステータコア
載置用の段差を形成しにくいという問題点を解消するこ
とができる。
に対するプレス加工で製造するため、肉厚部分がない。
また、前記したように、ベアリング保持部21はある程
度、肉薄に形成した方がモータ特性の面から有利であ
る。従って、ベアリング保持部21の外周面にステータ
コア30を載置できるような段差を形成しにくいが、ベ
アリング保持部21にリング状の台座40を装着し、そ
の外周側に形成されている段差41をステータコア30
の載置部として利用しているので、プレス加工で形成し
たフレーム20のベアリング保持部21にステータコア
載置用の段差を形成しにくいという問題点を解消するこ
とができる。
【0038】しかも、台座40はプラスチック製である
ため、ハブ11が回転したときの振動が回転軸13およ
びボールベアリング15、17を介して台座40に伝わ
ってきても、このような振動を台座40で吸収すること
ができる。従って、ステータコア30に振動が伝わりに
くいので、モータの回転性能が安定しているという利点
がある。
ため、ハブ11が回転したときの振動が回転軸13およ
びボールベアリング15、17を介して台座40に伝わ
ってきても、このような振動を台座40で吸収すること
ができる。従って、ステータコア30に振動が伝わりに
くいので、モータの回転性能が安定しているという利点
がある。
【0039】また、本形態では、ハブ11も、鋼板など
に対してプレス加工を施すことにより製造したプレス加
工品であり、このようなプレス加工品であれば、鋳造品
と違って、二次加工を行わなくても、軸保持部16の内
径寸法や真円度が一定以上の精度で仕上がる。従って、
手間のかかる鋳造工程や二次加工工程を行う必要がない
ので、フレーム20を安価に製造できる。また、材料費
も削減できる。それ故、ディスク駆動用モータ1の低価
格化を図ることができる。
に対してプレス加工を施すことにより製造したプレス加
工品であり、このようなプレス加工品であれば、鋳造品
と違って、二次加工を行わなくても、軸保持部16の内
径寸法や真円度が一定以上の精度で仕上がる。従って、
手間のかかる鋳造工程や二次加工工程を行う必要がない
ので、フレーム20を安価に製造できる。また、材料費
も削減できる。それ故、ディスク駆動用モータ1の低価
格化を図ることができる。
【0040】また、ハブ11としてプレス加工品を用い
た場合には、肉厚部分がないので、この肉厚部分を利用
して、ハブ11の回転バランスの調整やラビリンスシー
ルを構成する微小隙間75を形成するのが困難である
が、本形態のように、リング片70をハブ11の内側に
固着しておけば、このリング片70を利用して、ハブ1
1の回転バランスの調整やラビリンスシールを構成する
微小隙間75の形成が可能となる。それ故、プレス加工
で製造したハブ11であっても良好な回転バランスを維
持でき、かつ、ボールベアリング15、17からの潤滑
油などの飛散を防止することができる。この場合に、ハ
ブ11はプレス加工品であるため、全体として肉薄なの
で、リング片70を内側に固着するスペースが十分にあ
り、かつ、このようなリング片70をハブ11に固着し
てもモータの小型化を妨げることはない。しかも、リン
グ片70はプラスチック成形品であるため、安価であ
り、かつ、軽量である。
た場合には、肉厚部分がないので、この肉厚部分を利用
して、ハブ11の回転バランスの調整やラビリンスシー
ルを構成する微小隙間75を形成するのが困難である
が、本形態のように、リング片70をハブ11の内側に
固着しておけば、このリング片70を利用して、ハブ1
1の回転バランスの調整やラビリンスシールを構成する
微小隙間75の形成が可能となる。それ故、プレス加工
で製造したハブ11であっても良好な回転バランスを維
持でき、かつ、ボールベアリング15、17からの潤滑
油などの飛散を防止することができる。この場合に、ハ
ブ11はプレス加工品であるため、全体として肉薄なの
で、リング片70を内側に固着するスペースが十分にあ
り、かつ、このようなリング片70をハブ11に固着し
てもモータの小型化を妨げることはない。しかも、リン
グ片70はプラスチック成形品であるため、安価であ
り、かつ、軽量である。
【0041】[実施の形態2]図2は、本発明の実施の
形態2に係るディスク駆動用モータを示す半断面図であ
る。なお、本形態のディスク駆動装置は、軸固定型であ
るが、実施の形態1と共通する部分があるので、対応す
る部分には同じ符号を付して説明する。
形態2に係るディスク駆動用モータを示す半断面図であ
る。なお、本形態のディスク駆動装置は、軸固定型であ
るが、実施の形態1と共通する部分があるので、対応す
る部分には同じ符号を付して説明する。
【0042】図2において、本形態のディスク駆動用モ
ータ1Bは、円筒状の軸保持部22が底部23から突き
出たフレーム20と、軸保持部22に保持された固定軸
19と、この固定軸19に保持された一対のボールベア
リング15、17と、これらのボールベアリング15、
17を介して固定軸19に回転自在に支持された記録デ
ィスク載置用のハブ11と、軸保持部22の外周側に保
持されたステータコア30と、このステータコア30に
巻回されたコイル35と、ステータコア30に対峙する
ようにハブ11に装着された環状のロータマグネット1
2とから概略構成されている。
ータ1Bは、円筒状の軸保持部22が底部23から突き
出たフレーム20と、軸保持部22に保持された固定軸
19と、この固定軸19に保持された一対のボールベア
リング15、17と、これらのボールベアリング15、
17を介して固定軸19に回転自在に支持された記録デ
ィスク載置用のハブ11と、軸保持部22の外周側に保
持されたステータコア30と、このステータコア30に
巻回されたコイル35と、ステータコア30に対峙する
ようにハブ11に装着された環状のロータマグネット1
2とから概略構成されている。
【0043】本形態において、フレーム20は、軸保持
部22が円筒状に突き出るように鋼板などの板材にプレ
ス加工が施されたプレス加工品から構成されている。
部22が円筒状に突き出るように鋼板などの板材にプレ
ス加工が施されたプレス加工品から構成されている。
【0044】フレーム20の底部23において、軸保持
部22の近くには、ステータコア30に巻回されたコイ
ル35に対する給電を行うためのコネクタ39が搭載さ
れている。フレーム20の外周側は、このモータを搭載
する情報記録装置などのシャーシとねじなどによって固
定されるフランジ部29が形成されている。
部22の近くには、ステータコア30に巻回されたコイ
ル35に対する給電を行うためのコネクタ39が搭載さ
れている。フレーム20の外周側は、このモータを搭載
する情報記録装置などのシャーシとねじなどによって固
定されるフランジ部29が形成されている。
【0045】本形態において、フレーム20はプレス加
工品であるため、全体的には、極端な肉薄部分や肉厚部
分はないが、軸保持部22の肉厚は、底部23の肉厚よ
りは薄いものの、実施の形態1のベアリング保持部と違
って、多少は肉厚に形成できるので、その外周面には、
ステータコア30を載置する段差220が形成され、こ
の段差220上には、軸保持部22に圧入されたステー
タコア30が保持されている。
工品であるため、全体的には、極端な肉薄部分や肉厚部
分はないが、軸保持部22の肉厚は、底部23の肉厚よ
りは薄いものの、実施の形態1のベアリング保持部と違
って、多少は肉厚に形成できるので、その外周面には、
ステータコア30を載置する段差220が形成され、こ
の段差220上には、軸保持部22に圧入されたステー
タコア30が保持されている。
【0046】本形態において、ハブ11も、開口部が下
向きになるように鋼板などの板材にプレス加工を施した
カップ状のプレス加工品である。
向きになるように鋼板などの板材にプレス加工を施した
カップ状のプレス加工品である。
【0047】このハブ11では、その上面部150から
下方に向けて円筒状のベアリング保持部100が突き出
している。このベアリング保持部100内には環状のス
ペーサ25を挟んでボールベアリング15、17が上下
に配置され、ボールベアリング15、17の外輪15
A、17Aがベアリング保持部100の内周面に接着固
定されている。
下方に向けて円筒状のベアリング保持部100が突き出
している。このベアリング保持部100内には環状のス
ペーサ25を挟んでボールベアリング15、17が上下
に配置され、ボールベアリング15、17の外輪15
A、17Aがベアリング保持部100の内周面に接着固
定されている。
【0048】ここに用いたスペーサ25は、ボールベア
リングの外輪として用いられているものである。このた
め、厚さ寸法などにおいて高い精度を有しており、か
つ、他の部品を転用するより安価で済むという利点があ
る。また、上側および下側のボールベアリング15、1
7の外輪15A、17A、およびスペーサ25はいずれ
も、同じベアリング鋼から形成されているので、熱膨張
係数が等しい。従って、温度変化があっても、上側およ
び下側のボールベアリング15、17の外輪15A、1
7A、およびスペーサ25は同様な膨張、収縮を行う。
また、スペーサ25には、内周面に周方向に形成された
溝250が形成されているが、この溝250は、ベアリ
ングボールの転動面に相当し、ボールベアリング15、
17から漏れた潤滑油を保持する機能を果たしている。
リングの外輪として用いられているものである。このた
め、厚さ寸法などにおいて高い精度を有しており、か
つ、他の部品を転用するより安価で済むという利点があ
る。また、上側および下側のボールベアリング15、1
7の外輪15A、17A、およびスペーサ25はいずれ
も、同じベアリング鋼から形成されているので、熱膨張
係数が等しい。従って、温度変化があっても、上側およ
び下側のボールベアリング15、17の外輪15A、1
7A、およびスペーサ25は同様な膨張、収縮を行う。
また、スペーサ25には、内周面に周方向に形成された
溝250が形成されているが、この溝250は、ベアリ
ングボールの転動面に相当し、ボールベアリング15、
17から漏れた潤滑油を保持する機能を果たしている。
【0049】本形態において、ハブ11はプレス加工品
であるため、全体的には、極端な肉薄部分や肉厚部分は
ないが、ベアリング保持部100の肉厚t11について
は、ハブ11の上面部150の肉厚t12に対して0.
8倍以下に設定され、かつ、ボールベアリング15、1
7の外輪15A、17Aの最大厚t3よりも薄く設定さ
れている。
であるため、全体的には、極端な肉薄部分や肉厚部分は
ないが、ベアリング保持部100の肉厚t11について
は、ハブ11の上面部150の肉厚t12に対して0.
8倍以下に設定され、かつ、ボールベアリング15、1
7の外輪15A、17Aの最大厚t3よりも薄く設定さ
れている。
【0050】ボールベアリング15、17の内側には固
定軸19が差し込まれており、この固定軸19の外周面
に対して、ボールベアリング15、17の内輪15B、
17Bが接着固定されている。ここで、上側のボールベ
アリング15は、上半部がハブ11の上端面から突出し
た状態にあって、固定軸19の上方位置では、ボールベ
アリング15の外輪15Aの外端面から外周面にかかる
ように側面部560付きのキャップ56が接着固定さ
れ、ボールベアリング15、17に用いた防錆剤が飛散
することがないようになっている。ここで、接着剤58
はキャップ56の側面部560、ボールベアリング15
の外輪15Aの外周面、およびハブ11の上端面に跨が
って塗布されているので、キャップ56の接着強度は高
い。また、キャップ56は側面部560を備えているの
で、キャップ56を取り付ける際に、ボールベアリング
15の上半部に被せるだけで所定の位置に仮止めできる
ので、モータの組み立てが容易である。
定軸19が差し込まれており、この固定軸19の外周面
に対して、ボールベアリング15、17の内輪15B、
17Bが接着固定されている。ここで、上側のボールベ
アリング15は、上半部がハブ11の上端面から突出し
た状態にあって、固定軸19の上方位置では、ボールベ
アリング15の外輪15Aの外端面から外周面にかかる
ように側面部560付きのキャップ56が接着固定さ
れ、ボールベアリング15、17に用いた防錆剤が飛散
することがないようになっている。ここで、接着剤58
はキャップ56の側面部560、ボールベアリング15
の外輪15Aの外周面、およびハブ11の上端面に跨が
って塗布されているので、キャップ56の接着強度は高
い。また、キャップ56は側面部560を備えているの
で、キャップ56を取り付ける際に、ボールベアリング
15の上半部に被せるだけで所定の位置に仮止めできる
ので、モータの組み立てが容易である。
【0051】ハブ11はプレス加工品であるが、その上
面形状は従来のハブと同様、複数の段差部分が形成さ
れ、その外周側の段差面がディスク載置面18になって
いる。また、ディスク載置面18の内側に形成されてい
る段差面には、ディスク載置面上に載置されたハードデ
ィスクを固定するクランプ部材(図示せず。)を固定す
るためのねじ穴110が形成されている。但し、ハブ1
1はプレス加工品であるため、ハブ11の回転バランス
を調整するために穴を形成できるほどの厚肉部分がな
い。
面形状は従来のハブと同様、複数の段差部分が形成さ
れ、その外周側の段差面がディスク載置面18になって
いる。また、ディスク載置面18の内側に形成されてい
る段差面には、ディスク載置面上に載置されたハードデ
ィスクを固定するクランプ部材(図示せず。)を固定す
るためのねじ穴110が形成されている。但し、ハブ1
1はプレス加工品であるため、ハブ11の回転バランス
を調整するために穴を形成できるほどの厚肉部分がな
い。
【0052】そこで、本形態では、ハブ11の内側に形
成されている凹部を利用してプラスチック製のリング片
70を固定軸19と同心状に接着固定し、このリング片
70に下方から穴71を形成することにより、ハブ11
の回転バランスの調整を行っている。
成されている凹部を利用してプラスチック製のリング片
70を固定軸19と同心状に接着固定し、このリング片
70に下方から穴71を形成することにより、ハブ11
の回転バランスの調整を行っている。
【0053】このハブ11においても、ディスク載置面
18の外周側から下方に向けては、円筒状側面部119
が延びている。この円筒状側面部119の内周面にはロ
ータマグネット12が固定され、ロータマグネット12
はステータコア30の外周面に対して対峙している状態
にある。
18の外周側から下方に向けては、円筒状側面部119
が延びている。この円筒状側面部119の内周面にはロ
ータマグネット12が固定され、ロータマグネット12
はステータコア30の外周面に対して対峙している状態
にある。
【0054】このように構成したディスク駆動用モータ
1Bにおいては、ハブ11が、鋼板などに対してプレス
加工を施すことにより製造したプレス加工品であり、こ
のようなプレス加工品であれば、鋳造品と違って、二次
加工を行わなくても、ベアリング保持部100の内径寸
法や真円度が一定以上の精度で仕上がる。従って、手間
のかかる鋳造工程や二次加工工程を行う必要がないの
で、ハブ11を安価に製造できる。また、材料費も削減
できる。それ故、ディスク駆動用モータ1の低価格化を
図ることができる。
1Bにおいては、ハブ11が、鋼板などに対してプレス
加工を施すことにより製造したプレス加工品であり、こ
のようなプレス加工品であれば、鋳造品と違って、二次
加工を行わなくても、ベアリング保持部100の内径寸
法や真円度が一定以上の精度で仕上がる。従って、手間
のかかる鋳造工程や二次加工工程を行う必要がないの
で、ハブ11を安価に製造できる。また、材料費も削減
できる。それ故、ディスク駆動用モータ1の低価格化を
図ることができる。
【0055】また、ハブ11としてプレス加工品を用い
た場合には、ベアリング保持部100内に突起を形成で
きないので、スペーサ25を配置することになるが、こ
のようなスペーサ25として、ベアリング鋼製のものを
用いているので、形状安定性がよい。しかも、スペーサ
25はボールベアリング用の外輪であるため、安価であ
るとともに、寸法精度が高く、かつ、端面の平滑性も高
い。従って、ボールベアリング15、17の外輪15
A、17Aの端面を当接させるだけで、ボールベアリン
グ15、17は適正な姿勢で保持される。また、スペー
サ25としてベアリング鋼製のものを用いたので、温度
変化があっても、ボールベアリング15、17の外輪1
5A、17Aやベアリングボールと同様に膨張、収縮す
るので、ボールベアリング15、17の適正な姿勢を維
持でき、かつ、予圧も変化しない。
た場合には、ベアリング保持部100内に突起を形成で
きないので、スペーサ25を配置することになるが、こ
のようなスペーサ25として、ベアリング鋼製のものを
用いているので、形状安定性がよい。しかも、スペーサ
25はボールベアリング用の外輪であるため、安価であ
るとともに、寸法精度が高く、かつ、端面の平滑性も高
い。従って、ボールベアリング15、17の外輪15
A、17Aの端面を当接させるだけで、ボールベアリン
グ15、17は適正な姿勢で保持される。また、スペー
サ25としてベアリング鋼製のものを用いたので、温度
変化があっても、ボールベアリング15、17の外輪1
5A、17Aやベアリングボールと同様に膨張、収縮す
るので、ボールベアリング15、17の適正な姿勢を維
持でき、かつ、予圧も変化しない。
【0056】また、ハブ11としてプレス加工品を用い
た場合には、肉厚部分がないので、この肉厚部分を利用
して、ハブ11の回転バランスの調整を行うということ
が困難であるが、本形態のように、リング片70をハブ
11の内側に固着しておけば、このリング片70を利用
して、ハブ11の回転バランスの調整が可能となる。こ
の場合に、ハブ11はプレス加工品であるため、全体と
して肉薄なので、リング片70を内側に固着するスペー
スが十分にあり、かつ、このようなリング片70をハブ
11に固着してもモータの小型化を妨げることはない。
た場合には、肉厚部分がないので、この肉厚部分を利用
して、ハブ11の回転バランスの調整を行うということ
が困難であるが、本形態のように、リング片70をハブ
11の内側に固着しておけば、このリング片70を利用
して、ハブ11の回転バランスの調整が可能となる。こ
の場合に、ハブ11はプレス加工品であるため、全体と
して肉薄なので、リング片70を内側に固着するスペー
スが十分にあり、かつ、このようなリング片70をハブ
11に固着してもモータの小型化を妨げることはない。
【0057】さらに、ベアリング保持部100の肉厚t
11は、ハブ11の上面部150の肉厚t12に対して
0.8倍以下であって、かつ、ボールベアリング15、
17の外輪15A、17Aの最大厚t3よりも薄い。こ
のように、ベアリング保持部100の肉厚t11をある
程度、薄くしてあるので、このベアリング保持部100
の内径寸法や真円度の精度が多少、低くても、その内側
にボールベアリング15、17を装着したときに、ベア
リング保持部100の側が歪むことがあっても、ボール
ベアリング15、17の外輪15A、17Aの方は歪ま
ない。それ故、ハブ11をプレス加工品によって構成す
ることによりモータのコストダウンを図っても、ボール
ベアリング15、17はハブ11を適正な姿勢で支持す
るなど、良好なモータ特性を維持することができる。
11は、ハブ11の上面部150の肉厚t12に対して
0.8倍以下であって、かつ、ボールベアリング15、
17の外輪15A、17Aの最大厚t3よりも薄い。こ
のように、ベアリング保持部100の肉厚t11をある
程度、薄くしてあるので、このベアリング保持部100
の内径寸法や真円度の精度が多少、低くても、その内側
にボールベアリング15、17を装着したときに、ベア
リング保持部100の側が歪むことがあっても、ボール
ベアリング15、17の外輪15A、17Aの方は歪ま
ない。それ故、ハブ11をプレス加工品によって構成す
ることによりモータのコストダウンを図っても、ボール
ベアリング15、17はハブ11を適正な姿勢で支持す
るなど、良好なモータ特性を維持することができる。
【0058】さらにまた、本形態では、フレーム20
も、鋼板などに対してプレス加工を施すことにより製造
したプレス加工品であり、このようなプレス加工品であ
れば、鋳造品と違って、二次加工を行わなくても、軸保
持部22の内径寸法、真円度などについて一定以上の品
位で仕上がる。従って、手間のかかる鋳造工程や二次加
工工程を行う必要がないので、フレーム20を安価に製
造できる。また、材料費も削減できる。それ故、ディス
ク駆動用モータ1Bの低価格化を図ることができる。
も、鋼板などに対してプレス加工を施すことにより製造
したプレス加工品であり、このようなプレス加工品であ
れば、鋳造品と違って、二次加工を行わなくても、軸保
持部22の内径寸法、真円度などについて一定以上の品
位で仕上がる。従って、手間のかかる鋳造工程や二次加
工工程を行う必要がないので、フレーム20を安価に製
造できる。また、材料費も削減できる。それ故、ディス
ク駆動用モータ1Bの低価格化を図ることができる。
【0059】また、軸固定型の場合には、軸回転型のモ
ータ(実施の形態1)と違って、フレーム20の内側に
ボールベアリングを装着することがないので、軸保持部
22については多少、厚肉に形成してもよい。従って、
軸保持部22の外周面に段差220を形成することがで
きるので、この段差220をステータコア載置用に利用
することができる。
ータ(実施の形態1)と違って、フレーム20の内側に
ボールベアリングを装着することがないので、軸保持部
22については多少、厚肉に形成してもよい。従って、
軸保持部22の外周面に段差220を形成することがで
きるので、この段差220をステータコア載置用に利用
することができる。
【0060】[実施の形態2の改良例]図3は、本発明
の実施の形態2の改良例に係るディスク駆動用モータを
示す半断面図である。なお、本形態のディスク駆動用モ
ータは、基本的な構成が実施の形態2とほとんど共通す
るので、対応する部分には同じ符号を付して図示し、そ
れらの説明を省略する。
の実施の形態2の改良例に係るディスク駆動用モータを
示す半断面図である。なお、本形態のディスク駆動用モ
ータは、基本的な構成が実施の形態2とほとんど共通す
るので、対応する部分には同じ符号を付して図示し、そ
れらの説明を省略する。
【0061】図3において、本形態のディスク駆動用モ
ータ1Cも、実施の形態2と同様、円筒状の軸保持部2
2が底部23から突き出たフレーム20と、軸保持部2
2に保持された固定軸19と、この固定軸19に保持さ
れた一対のボールベアリング15、17と、これらのボ
ールベアリング15、17を介して固定軸19に回転自
在に支持された記録ディスク載置用のハブ11と、軸保
持部22の外周側に保持されたステータコア30と、こ
のステータコア30に巻回されたコイル35と、ステー
タコア30に対峙するようにハブ11に装着された環状
のロータマグネット12とから概略構成されている。
ータ1Cも、実施の形態2と同様、円筒状の軸保持部2
2が底部23から突き出たフレーム20と、軸保持部2
2に保持された固定軸19と、この固定軸19に保持さ
れた一対のボールベアリング15、17と、これらのボ
ールベアリング15、17を介して固定軸19に回転自
在に支持された記録ディスク載置用のハブ11と、軸保
持部22の外周側に保持されたステータコア30と、こ
のステータコア30に巻回されたコイル35と、ステー
タコア30に対峙するようにハブ11に装着された環状
のロータマグネット12とから概略構成されている。
【0062】本形態においても、フレーム20およびハ
ブ11は、軸保持部22やベアリング保持部100が円
筒状に突き出るように鋼板などの板材にプレス加工が施
されたプレス加工品から構成されている。また、ハブ1
1の内側に固着したプラスチック製のリング片70を利
用して、ハブ11の回転バランスを調整してある。
ブ11は、軸保持部22やベアリング保持部100が円
筒状に突き出るように鋼板などの板材にプレス加工が施
されたプレス加工品から構成されている。また、ハブ1
1の内側に固着したプラスチック製のリング片70を利
用して、ハブ11の回転バランスを調整してある。
【0063】本形態では、軸保持部22の肉厚が薄く設
計されているので、軸保持部22自身にステータコア3
0を載置する段差などを形成できないが、本形態では、
軸保持部22の外周面に対して、外周側に段差41を備
えるプラスチック製の台座40が圧入固定され、この台
座40の段差41に対して、台座40に圧入固定された
ステータコア30を載置してある。従って、プレス加工
品からなるフレーム20であっても、ステータコア30
の保持に支障がない。しかも、台座40はプラスチック
製であるため、ハブ11が回転したときの振動が固定軸
19および軸保持部22を介して台座40に伝わってき
ても、このような振動を台座40で吸収することができ
る。従って、ステータコア30に振動が伝わりにくいの
で、モータの回転性能が安定しているという利点があ
る。
計されているので、軸保持部22自身にステータコア3
0を載置する段差などを形成できないが、本形態では、
軸保持部22の外周面に対して、外周側に段差41を備
えるプラスチック製の台座40が圧入固定され、この台
座40の段差41に対して、台座40に圧入固定された
ステータコア30を載置してある。従って、プレス加工
品からなるフレーム20であっても、ステータコア30
の保持に支障がない。しかも、台座40はプラスチック
製であるため、ハブ11が回転したときの振動が固定軸
19および軸保持部22を介して台座40に伝わってき
ても、このような振動を台座40で吸収することができ
る。従って、ステータコア30に振動が伝わりにくいの
で、モータの回転性能が安定しているという利点があ
る。
【0064】さらに、本形態では、台座40から上方に
円筒部44を延ばし、この円筒部44によって、下側の
ボールベアリング17の外輪17Aとの間、およびハブ
11から下方に突き出た円筒状のベアリング保持部10
0の下端部との間にラビリンスシールを構成する微小隙
間73、74を形成してある。従って、フレーム20と
してプレス加工品を用いた場合には、肉厚部分がないの
で、この肉厚部分を利用して、ラビリンスシールを構成
する微小隙間を形成するのが困難になるが、本形態のよ
うに台座40というリング状の別部材を用いるのであれ
ば、この台座40を利用して、ラビリンスシールを構成
する微小隙間73、74を形成することができる。
円筒部44を延ばし、この円筒部44によって、下側の
ボールベアリング17の外輪17Aとの間、およびハブ
11から下方に突き出た円筒状のベアリング保持部10
0の下端部との間にラビリンスシールを構成する微小隙
間73、74を形成してある。従って、フレーム20と
してプレス加工品を用いた場合には、肉厚部分がないの
で、この肉厚部分を利用して、ラビリンスシールを構成
する微小隙間を形成するのが困難になるが、本形態のよ
うに台座40というリング状の別部材を用いるのであれ
ば、この台座40を利用して、ラビリンスシールを構成
する微小隙間73、74を形成することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、軸回
転型あるいは軸固定型のディスク駆動用モータにおい
て、フレームあるいはハブは、鋼板などに対してプレス
加工を施すことにより製造したプレス加工品であり、こ
のようなプレス加工品であれば、鋳造品と違って、二次
加工を行わなくても、ベアリング保持部の内径寸法や真
円度が一定以上の品位で仕上がる。従って、手間のかか
る鋳造工程や二次加工工程を行う必要がないので、フレ
ームやハブを安価に製造できる。また、材料費も削減で
きる。それ故、ディスク駆動用モータの低価格化を図る
ことができる。また、フレームやハブとしてプレス加工
品を用いた場合には、ベアリング保持部内に突起を形成
できないので、スペーサを配置することになるが、この
ようなスペーサとして、ベアリング鋼製のものを用いれ
ば、形状安定性がよいので、ボールベアリングの外輪の
端面を当接させるだけで、ボールベアリングは適正な姿
勢で保持される。また、スペーサとして、ベアリング鋼
製のものを用いれば、温度変化があっても、ボールベア
リングの外輪やベアリングボールと同様に膨張、収縮す
るので、ボールベアリングの適正な姿勢を維持できる。
転型あるいは軸固定型のディスク駆動用モータにおい
て、フレームあるいはハブは、鋼板などに対してプレス
加工を施すことにより製造したプレス加工品であり、こ
のようなプレス加工品であれば、鋳造品と違って、二次
加工を行わなくても、ベアリング保持部の内径寸法や真
円度が一定以上の品位で仕上がる。従って、手間のかか
る鋳造工程や二次加工工程を行う必要がないので、フレ
ームやハブを安価に製造できる。また、材料費も削減で
きる。それ故、ディスク駆動用モータの低価格化を図る
ことができる。また、フレームやハブとしてプレス加工
品を用いた場合には、ベアリング保持部内に突起を形成
できないので、スペーサを配置することになるが、この
ようなスペーサとして、ベアリング鋼製のものを用いれ
ば、形状安定性がよいので、ボールベアリングの外輪の
端面を当接させるだけで、ボールベアリングは適正な姿
勢で保持される。また、スペーサとして、ベアリング鋼
製のものを用いれば、温度変化があっても、ボールベア
リングの外輪やベアリングボールと同様に膨張、収縮す
るので、ボールベアリングの適正な姿勢を維持できる。
【図1】本発明の実施の形態1に係るディスク駆動用モ
ータの半断面図である。
ータの半断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係るディスク駆動用モ
ータの半断面図である。
ータの半断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2の改良例に係るディスク
駆動用モータの半断面図である。
駆動用モータの半断面図である。
【図4】従来のディスク駆動用モータの半断面図であ
る。
る。
1A、1B、1C ディスク駆動用モータ 11 記録ディスク載置用のハブ 12 ロータマグネット 13 回転軸 14 ヨーク 15、17 ボールベアリング 15A、17A ボールベアリングの外輪 15B、17B ボールベアリングの内輪 16 ハブの軸保持部 17 ハブの軸保持部の下端部 18 ディスク載置面 19 固定軸 20 フレーム 21 フレームのベアリング保持部 22 フレームの軸保持部 23 フレームの底部 25 スペーサ 29 フランジ部 30 ステータコア 35 コイル 39 コネクタ 40 台座 41 台座の段差 44 台座の円筒部 55、56 キャップ 70 リング片 73、74、75、78 ラビリンスシールを構成する
微小隙間 100 ハブのベアリング保持部 150 ハブの上面部 250 スペーサの溝 550、560 キャップの側面部
微小隙間 100 ハブのベアリング保持部 150 ハブの上面部 250 スペーサの溝 550、560 キャップの側面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H019 AA00 AA09 AA10 CC04 CC08 CC09 DD01 EE11 EE14 FF03 5H605 AA00 BB05 BB19 CC01 CC03 CC04 CC05 DD03 EA06 EB10 EB17 EB33 FF01 GG12 GG14 GG16
Claims (7)
- 【請求項1】 記録ディスク載置用のハブと、該ハブか
ら下方に延びた回転軸と、該回転軸に内輪が固着された
一対のボールベアリングと、該一対のボールベアリング
の外輪が内周面に固着された円筒状のベアリング保持部
が上方に向けて突出したフレームと、前記ベアリング保
持部の外周側に保持されたステータコアと、該ステータ
コアに巻回されたコイルと、前記ステータコアに対峙す
るように前記ハブに装着された環状のロータマグネット
とを有するディスク駆動用モータにおいて、 前記フレームは、前記ベアリング保持部が上方に向けて
円筒状に突き出るように板材にプレス加工が施されたプ
レス加工品から構成され、かつ、前記一対のボールベア
リングの外輪は、前記ベアリング保持部の内周面に固着
されたベアリング鋼製のリング状のスペーサを間に挟ん
で上下に配置されていることを特徴とするディスク駆動
用モータ。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ベアリング保持
部の外周面には、外周側に段差が形成された環状の台座
が装着され、該台座の前記段差上にステータコアが保持
されていることを特徴とするディスク駆動用モータ。 - 【請求項3】 フレームと、該フレームから起立する固
定軸と、該固定軸に内輪が固着された一対のボールベア
リングと、該一対のボールベアリングの外輪が内周面に
固着された円筒状のベアリング保持部が上面部から下方
に向けて突出する記録ディスク載置用のハブと、前記フ
レーム上に保持されたステータコアと、該ステータコア
に巻回されたコイルと、前記ステータコアに対峙するよ
うに前記ハブに装着された環状のロータマグネットとを
有するディスク駆動用モータにおいて、 前記ハブは、前記ベアリング保持部が下方に向けて円筒
状に突き出るように板材にプレス加工が施されたプレス
加工品から構成され、かつ、前記一対のボールベアリン
グの外輪は、前記ベアリング保持部の内周面に固着され
たベアリング鋼製のリング状のスペーサを間に挟んで上
下に配置されていることを特徴とするディスク駆動用モ
ータ。 - 【請求項4】 請求項3において、前記フレームの側に
は、外周側に段差が形成された環状の台座が保持され、
該台座の前記段差上にステータコアが保持されているこ
とを特徴とするディスク駆動用モータ。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
前記スペーサは、内周面に周方向に形成された溝を備え
ていることを特徴とするディスク駆動用モータ。 - 【請求項6】 請求項5において、前記スペーサは、ボ
ールベアリング用外輪であって、前記溝はベアリングボ
ールの転動面であることを特徴とするディスク駆動用モ
ータ。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
前記ベアリング保持部の肉厚は、前記ボールベアリング
の外輪の最大厚よりも薄いことを特徴とするディスク駆
動用モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6090299A JP2000262007A (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | ディスク駆動用モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6090299A JP2000262007A (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | ディスク駆動用モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000262007A true JP2000262007A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13155765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6090299A Pending JP2000262007A (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | ディスク駆動用モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000262007A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008289323A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Nippon Densan Corp | モータ |
-
1999
- 1999-03-08 JP JP6090299A patent/JP2000262007A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008289323A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Nippon Densan Corp | モータ |
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