JP2000262324A - ネジ棒繰出装置およびこの装置を用いたピストン式押出容器 - Google Patents
ネジ棒繰出装置およびこの装置を用いたピストン式押出容器Info
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Abstract
伝達され、コストを削減できるネジ棒繰出装置およびこ
の装置を用いたピストン式押出容器を提供する。 【解決手段】中空の軸体1と、この軸体1の一端より挿
入され、軸体1内の所定位置に回転不能に係合するとと
もに内周面にネジ部を有するネジ筒7と、このネジ筒7
と螺合するネジ棒6と、このネジ棒6と回転不能及び軸
方向に縦摺動可能に係合し、軸体1の一端より挿入され
回転自在に係合する回転筒11とを備え、回転筒11の
回転がネジ棒6に直接伝えられ、ネジ棒6が軸体1内の
軸線方向に繰り出されることを特徴とする。
Description
回転自在に係合する回転筒と前記軸体内に配置されたネ
ジ棒とを有し、この回転筒の回転が前記ネジ棒に伝えら
れ、前記ネジ棒が前記軸体内の軸線方向に繰り出される
ネジ棒繰出装置に関する。
物を押し出すピストンを配し、軸体の後端部に回転筒
(回転操作体)の回転をネジ棒を介して直線運動に変換
してピストンに伝達し、ピストンの前進により充填物貯
蔵タンクから充填物を押し出すように構成された、リッ
プペンやアイライナーペン等の化粧具またはマーキング
ペン等の筆記具を包含するネジ棒繰出装置を用いたピス
トン式押出容器に関する。
ストンを配し、軸体の後端部に回転筒(回転操作体)の
回転をネジ棒を介して直線運動に変換してピストンに伝
達し、ピストンの前進により充填物貯蔵タンクから充填
物を押し出すように構成された、リップペンやアイライ
ナーペン等の化粧具またはマーキングペン等の筆記具を
包含するピストン式押出容器がある。
て、ピストンにネジ棒を一体化し、内周面にネジ部を有
するネジ筒を回転操作体と一体化し、このネジ筒をネジ
棒に螺着し、ネジ棒を回転不能及び軸線方向摺動可能と
し、回転操作体およびネジ筒の回転をネジ棒の軸方向の
直線運動に変換してピストンを前進させる構造のものが
知られている。
のは、充填物貯蔵タンクと繰出体(ネジ筒および回転
筒)との間にネジ棒が軸線方向摺動可能な隔壁を設け、
組み立てる際、充填物貯蔵タンク側からピストンと一体
化したネジ棒を挿入し、隔壁の反対側に設けられた内筒
部材(ネジ筒)をネジ棒と螺合させ、この内筒部材を外
筒部材(回転筒)が回転方向を規制して外筒部材の回転
を内筒部材に伝え、内筒部材と螺合したネジ棒が充填物
貯蔵タンク側に繰出される構造の物である。
は、隔壁の代わりに軸線方向摺動可能な回転止めを設
け、組み立てる際、繰出体側からピストンと一体化した
ネジ棒を挿入できるようにしたものであり、多少組立は
容易になったが、つまみ体(回転筒)の回転を繰出体
(ネジ筒)に伝え、ネジ筒と螺合したネジ棒が充填物貯
蔵タンク側に繰出される構造である。この構造の技術思
想は、実公平6−14844号公報のものと同様であ
る。
6−14844号公報や実公平6−20418号公報の
ものは、隔壁または回転止めによってピストンとネジ筒
が遮られているので、ネジ棒をネジ筒に螺合して組み立
てる際には、ネジ棒の後端より長い距離をネジ込まなけ
ればならず、組み付け作業が煩雑であった。
をネジ筒に伝え、ネジ筒を介してネジ棒を繰り出す構造
なので、回転がネジ棒に確実に伝達されているかどうか
感知することが困難であった。
転止め等の部品を使用しなければならず、部品点数が多
くなり、コストが高くなってしまうという問題もあっ
た。以上から本発明は、前記問題点に鑑み創案されたも
のであり、組み付け作業が容易で、回転がネジ棒に確実
に伝達され、コストを削減できるネジ棒繰出装置および
この装置を用いたピストン式押出容器を提供することを
技術的課題とする。
に、本発明のネジ棒繰出装置は、中空の軸体と、この軸
体内に挿入され、前記軸体内の所定位置に回転不能に係
合するとともに内周面にネジ部を有するネジ筒と、外周
面に前記ネジ筒と螺合するネジ部が形成されたネジ棒
と、筒内で前記ネジ棒と回転不能及び軸線方向に摺動可
能に係合し、前記筒の一端が前記軸体内に挿入され回転
自在に係合する回転筒とを備え、前記回転筒の回転が前
記ネジ棒に直接伝えられ、前記ネジ棒が前記軸体内の軸
線方向に繰り出されることを特徴とする。
ジ込む際に、ネジ棒の先端側からネジ筒にネジ込んだ
後、ネジ棒とピストンを一体化させて軸体の後端より挿
入できるので、組立が容易にでき、従来のように、ネジ
棒とピストンを一体化させたものを化粧料貯蔵部側から
逆進させて組み込んだり、ネジ棒の後端からネジ筒を長
い距離をねじ込むような煩雑な組立作業をしなくても良
い。
軸体と、この軸体内に挿入され、前記軸体内の所定位置
に回転不能に係合するとともに内周面にネジ部を有する
ネジ筒と、外周面に前記ネジ筒と螺合するネジ部が形成
されると共に、外周面の軸方向に沿って複数本の溝が形
成されたネジ棒と、一端が前記軸体内に挿入され回転自
在に係合する回転筒と、この回転筒内部に軸心に向かっ
て放射状に突出するとともに前記回転筒の軸方向に沿っ
て形成された複数本のリブとを備え、前記リブの突出部
と前記ネジ棒の溝が回転不能及び軸方向に摺動可能に係
合し、前記回転筒が回転するとき、その回転が前記ネジ
棒に直接伝えられ、前記ネジ棒が前記軸体内の軸線方向
に繰り出されることを特徴とする。
ブを介して直接回転を伝えるように構成したので、回転
筒の回転が確実にネジ棒に伝達でき、安定したねじ棒の
繰り出し動作を実現できる。また、この構成の回転筒の
リブは射出成形条件が安定するので、比較的肉厚を均一
にでき、リブの厚みを薄くすることができる。
ジ筒の端面に設けられたラチェット歯と、前記ネジ筒の
ラチェット歯と噛み合い、前記回転筒の回転に同期して
一方向に回転可能なラチェット機構とを有するように構
成してもよい。
のラチェット歯と噛み合うと共に前記ネジ棒と係合し、
前記回転筒の回転が前記ネジ棒を介して前記ラチェット
機構に伝達されるように構成してもよい。
なる。さらにまた、前記ラチェット機構は両端を開いた
コイルバネであり、このコイルバネの一端が前記ネジ筒
のラチェット歯と噛み合い、他端が前記回転筒と係合す
るように構成してもよい。
化でき、部品数を削減できる。さらにまた、本発明のピ
ストン式押出容器は、前記ネジ棒繰出装置において、前
記軸体内に充填された充填物と、前記ネジ棒と係合し、
前記ネジ棒の繰り出しに伴い前記軸体内を軸線方向に摺
動して前記充填物を押し出すピストンとを有することを
特徴とする。
粧料容器、マーキングペン等の筆記用具、医薬品の液状
塗布具に好適である。
るピストン式押出容器を図1〜図6に基づいて詳細に説
明する。
のピストン式押出容器は、図1に示すように、軸体1の
後端に設けられた繰出機構部2と軸体1の前端に設けら
れた塗布部3と軸体1内に設けられた化粧料貯蔵部4と
で構成される。
後方には大径軸部1bを有する段付の中空円筒形状をし
ている。中空円筒の内部も、小径孔部1cと大径孔部1
dとを有する段付孔が形成されている。
着されたパイプ押さえ23と小径孔部1cを摺動自在に
挿嵌されたピストン5との間に形成される。この化粧料
貯蔵部4には、液体化粧料25が収納される。
ネジ筒7、ラチェット機構8、ばね受け9、コイルバネ
10および回転筒11で構成される。ピストン5は円板
形状をしており、図2に示すように、その後端に穴部5
aを有し、この穴部5aにネジ棒6が一体的に接合され
る。ピストン5は、小径孔部1cの内面に水密に接触し
ながら軸線方向に摺動自在に挿嵌されている。
し、この係合部6aがピストン5の穴部5aと一体的に
接合する。また、ネジ棒6は、係合部6aを除き、図3
の断面図に示すように、その外周面にネジ(雄ネジ)部
6bが形成されると共に、ネジ棒6の後端から係合部6
aの近傍まで軸方向に沿って平面部6cと溝6dが形成
されている。そして、平面部6cは、二面形成され、そ
の方位は図3の軸断面図から見て90度と270度であ
る。また、溝6dも2筋形成され、その方位は図3の軸
断面図から見て0度と180度である。
うに、ネジ筒7と回転筒11の小径軸部11aが挿入さ
れている。ネジ筒7は、図4の斜視図に示すように、円
筒形状の一端に鍔部7aを有し、鍔部7aを除く外周面
には軸方向に沿ってスプライン7bが設けてある。ま
た、ネジ筒7の内部も段付穴を有し、小径側の中心孔内
面にはネジ軸6と螺合するネジ部7cが螺設されてい
る。さらに、ネジ筒7の小径孔側と大径孔側との境の面
部には、一側に傾斜面を有する鋸歯状のラチェット歯7
dが形成されている。
径孔部1d側へL寸法(図2参照)の間には、ネジ筒7
のスプライン7bと噛み合うスプライン溝1eが設けら
れている。ネジ筒7は、軸体1の大径孔部1dに設けら
れたスプライン溝1eに沿って挿入されており、スプラ
イン7bがスプライン溝1eと噛み合うことによって回
転方向移動が規制される。
に、段付孔を有する中空円筒形状をしている。段付孔の
小径孔部9aはネジ棒6の外径より少し大きな径の孔で
ある。また、大径孔部9bはコイルバネ10の外径より
少し大きな径の孔である。大径孔部9bにはコイルバネ
10が収納される。
プライン9cが形成されている。また、小径孔部9a側
の端部9dには、ネジ筒7のラチェット歯7dと係合し
うるように対向させて一側に傾斜面を有する鋸歯状のラ
チェット歯9eが形成されている。
小径軸部11aと大径軸部11bを有する段付軸の筒で
あり、小径軸部11a側には開口孔11cを有し、大径
軸部11b側の端部は閉じている。
挿入されている。小径軸部11aは図2に示すように、
大径軸部11b寄りに抜け止め用のリング突条11fを
突設している。一方、軸体1の大径孔部1dの内壁面に
は、リング突条11fが嵌合するリング溝1fを設けて
いる。
から軸方向へM寸法分(図2参照)、ばね受け9のスプ
ライン9cと噛み合うスプライン溝11eが設けられて
いる。そして、ばね受け9は、回転筒11の開口孔11
cに設けられたスプライン溝11eに沿って挿入され、
スプライン溝11eによって回転方向移動を規制され
る。
方向に沿ってスプライン状のリブ11dが6本、図3の
断面図に示すように、放射状かつ等間隔に設けられてい
る。6本のリブ11dの方位は、図3の軸断面図から見
て0度、60度、120度、180度、240度、及び
300度である。なお、回転筒11の開口孔11cに
は、開口端部から軸方向へM寸法分リブ11dは設けら
れていない。なお、このリブ11dが無い部位にはばね
受け9及びコイルバネ10が収納される。また、図3に
示すように、6本のリブのうち、0度と180度の方位
のリブ11dの頂部はネジ棒6の溝6cに挿入され、ネ
ジ棒6の回転方向移動を規制する。一方、ネジ棒6は開
口孔11cにおいて軸方向へはリブ11dに沿って摺動
可能である。
ネジ筒7のラチェット歯7dとばね受け9のラチェット
歯9eとコイルバネ10とで構成される。コイルバネ1
0は、回転筒11のリブ11dの先端側面を受座として
ばね受け9をネジ筒7側に付勢している。従って、ばね
受け9のラチェット歯9eとネジ筒7のラチェット歯7
dは常に噛み合った状態となっている。このラチェット
歯9eとラチェット歯7dは一方向(時計回り方向)に
のみ回転可能であり、その回転方向はネジ筒7に対して
ネジ棒6を前進させる方向に対応させてある。
21とパイプ22とパイプ押さえ23と塗布体24とで
構成される。カバー筒21は、テーパー状の筒である。
カバー筒21の先端側の小径孔には塗布体24が装着さ
れ、後端側の大径孔にはパイプ押さえ23が装着されて
いる。カバー筒21は、塗布体24の先端を突出させた
状態で塗布体24とパイプ押さえ23を覆って小径孔部
1cに装着されている。
を挿嵌する穴が穿設され、後端の軸心には円錐穴23a
が穿設されている。パイプ22は、中空円筒であり、そ
の一端がパイプ押さえ23の通孔に圧入され、他端がパ
イプ押さえ23の前方に所定長さ突出されると共にその
突出部が塗布体24の内部に挿入されている。
プ22を後端面から内部へ差し込むと共にその後端部を
パイプ押さえ23の前端部に当てて固定されている。キ
ャップ20は、塗布体24等を覆うためのものであり、
軸体1の小径軸部1aを内部に挿入した状態で着脱自在
に設けられている。
繰出機構部2の組立手順を図1および図2に基づき説明
する。ネジ筒7の鍔部7a側の大径孔に、ネジ棒6の係
合部6a側から挿入し、ネジ筒7のネジ部7cとネジ棒
6のネジ部6bを螺合させる。
部6aを一体的に接合させる。ピストン5とネジ棒6と
ネジ筒7が一体となったものを、軸体1の大径孔部1d
側から、ピストン5を先頭に挿入し、小径孔部1cにピ
ストン5の外周面を嵌入するとともに、大径孔部1dの
スプライン溝1eに沿ってネジ筒7のスプライン7bを
噛み合わせながらネジ筒7を挿入する。この時、ネジ筒
7はスプライン溝1eによって回転方向の移動が不能に
なる。
バネ10を収納し、大径孔部9b側を回転筒11の開口
孔11c側に向け、スプライン9cとスプライン溝11
eを噛み合わせながら、ばね受け9をスプライン溝11
eに沿って開口孔11cに挿入する。
孔11c側から挿入し、ネジ棒6の溝6dに回転筒11
のリブ11dを噛み合わせて(図3参照)、ネジ棒6の
軸線方向に沿って回転筒11を摺動直進運動させると共
に、回転筒11の小径軸部11aを軸体1の大径孔部1
dに挿嵌し、リング突条11fをリング溝1fにはめ込
む。この時、回転筒11を時計回りに回転させることに
よって、ばね受け9のラチェット歯9eとネジ筒7のラ
チェット歯7dを噛み合った状態にする。一方、ばね受
け9はコイルバネ10によってネジ筒7側に付勢されて
いる。
1を回転する際の握りとして使用される。次に、塗布部
3の組立手順を図1に基づき説明する。
孔に圧入し、パイプ押さえ23をパイプ22を圧入した
側からカバー筒21の大径孔にパイプ押さえ23を嵌入
する。次に、カバー筒21の先端孔から塗布体24を挿
入し、塗布体24をパイプ22を後端面から内部へ差し
込むと共にその後端部をパイプ押さえ23の前端部に当
てて固定する。
に液体の化粧料25を注入し、軸体1の小径孔部1cに
カバー筒21の後端を嵌入して化粧料25を密封する。
最後に、キャップ20を軸体1の小径軸部1aを内部に
挿入した状態で装着する。
よりキャップ20を外し、軸体1の大径軸部1bを一方
の手で握り、他方の手で回転筒11の外周部を握りなが
ら、回転筒11を時計回りに回転させる。すると、回転
筒11のリブ11dがネジ棒6の溝に噛み合ったまま回
転するので、回転筒11の回転に同期してネジ棒6も時
計回りに回転する。また、回転筒11が回転すると、ス
プライン溝11eとスプライン9cの噛み合いによっ
て、ばね受9も回転筒11の回転に同期して時計回りに
回転する。なお、ネジ筒7は軸体1のスプライン溝1e
によって回転方向の移動を規制されている。また、ばね
受け9はコイルバネ10によって付勢され、ばね受け9
のラチェット歯9eとネジ筒7のラチェット歯7dが噛
み合った状態になっているので、ばね受け9が時計方向
に回転すると、ばね受け9のラチェット歯9eがコイル
バネ10の付勢に抗しながらネジ筒7のラチェット歯7
dを避けながら移動する。そして、ラチェット歯7dを
1つ避ける度に「カチ」という音を発生させる。
ト歯7dの傾斜面を登り、これにつれてコイルバネ10
の付勢に抗しながら軸線方向にばね受け9が没入する方
向に撓み、傾斜面を登りきるとばね受け9はコイルバネ
10の付勢によって、ラチェット歯同士の嵌合音(「カ
チ」)を発して係止される。さらに、回転すると、ばね
受け9は弾撥力によって、「カチ、カチ」と嵌合音を発
しつつラチェット歯7dとの係脱動作を繰り返して回転
する。
しようとすると、ネジ筒7のラチェット歯7dに嵌合係
止されて反対方向に回転できないために、ネジ棒6も回
転を阻止され、ピストン5は後退しない。
は軸体1のスプライン溝1eによって回転方向の移動を
規制されているので、ネジ棒6がネジ部のピッチ分軸体
1側に直進運動することになる。
しているピストン5が小径孔部1c(化粧料貯蔵部4)
内を摺動前進し、化粧料25を塗布体24側に押圧す
る。ピストン5によって押圧された化粧料25はパイプ
押さえ23の円錐穴23aからパイプ22を通って塗布
体2へ供給される。
トン5を前進させて化粧料25を吐出させて消費しなが
らピストン5を前進限の位置まで到達させる。図6はピ
ストン5を前進限の位置まで到達させた場合を示す。
れば、ネジ棒6をネジ込む際に、ネジ棒6の先端(係合
部6a)側からネジ筒7にネジ込んだ後、ネジ棒6とピ
ストン5を一体化させて軸体1の後端より挿入できる構
成としたので、組立が容易にでき、従来のように、ネジ
棒6とピストン5を一体化させたものを化粧料貯蔵部側
から逆進させて組み込んだり、ネジ棒の後端からネジ筒
を長い距離をねじ込むような煩雑な組立作業をしなくて
も良い。
からネジ棒6にリブ11dを介して直接回転を伝えるよ
うに構成したので、回転筒11の回転が確実に伝達で
き、安定したピストン5の摺動前進を実現できる。
のリブ11dは射出成形条件が安定するので、比較的肉
厚を均一にでき、リブ11dの厚みを薄くすることがで
きる。
は、回転筒11とばね受け9とが回転不能及び軸線方向
に摺動可能に係合し回転筒11の回転を直接ばね受け9
に伝える構成としたが、ネジ棒とばね受けとが回転不能
及び軸線方向に摺動可能に係合しネジ棒の回転をばね受
け9に伝える構成にしてもよい。
軸線方向に摺動可能に係合した場合の別の実施の形態1
を図7及び図8に基づいて説明する。なお、図7及び図
8において、前述の実施の形態(図1から図6)の符号
と同一符号のものは、同一機能を有するものであり、そ
の説明を省略する。
孔を有する中空円筒形状をしている。段付孔の小径孔部
39aは図8に示すように、ネジ棒6の断面外形形状と
同様な形状を有し、ネジ棒6の断面外形形状より少し大
きな形状の孔である。従って、ネジ棒6がばね受け39
の小径孔部39aに挿入されると、ネジ棒6とばね受け
39とが回転不能及び軸線方向に摺動可能に係合する。
また、大径孔部9bは図7に示すように、コイルバネ1
0の外径より少し大きな径の孔であり、コイルバネ10
を収納する。更に、小径孔部39a側の端部9dには、
ネジ筒7のラチェット歯7dと係合しうるように対向さ
せて一側に傾斜面を有する鋸歯状のラチェット歯9eが
形成されている。
すように、開口端部から軸方向へM寸法分リブ11dは
設けられていない。なお、このリブ11dが無い部位に
はばね受け9及びコイルバネ10が収納される。
と、ネジ筒7とネジ棒6を螺合させてピストン5とネジ
棒6を一体的に接合させて後、ネジ棒6の後端よりばね
受け39及びコイルバネ10を挿通させる。この時、ば
ね受け39はネジ棒6によって回転方向の移動が不能に
なる。
孔11c側から挿入し、ネジ棒6の溝6dに回転筒31
のリブ11dを噛み合わせて(図3参照)、ネジ棒6の
軸線方向に沿って回転筒31を摺動直進運動させると共
に、回転筒31の小径軸部11aを軸体1の大径孔部1
dに挿嵌し、リング突条11fをリング溝1fにはめ込
む。
6とピストン5を組み立てる作業と、ばね受け9とコイ
ルバネ10と回転筒11を組立る作業を別々に行ってい
たが、別の実施の形態1では、ネジ筒7、ネジ棒6、ピ
ストン5、ばね受け9、コイルバネ10、回転筒31の
順序で繰出機構部が組み立てることができ、組立作業が
一層容易になる。
は、ラチェット機構8の構成要素としてネジ筒7のラチ
ェット歯7dとばね受け9のラチェット歯9eとコイル
バネ10で構成したが、ばね受け9のラチェット歯9e
を用いずに、両端の開いたコイルバネにラチェット歯の
役割を持たせてる構成にしてもよい。
ト歯の役割を持たせた場合の別の実施の形態2を図9及
び図10に基づいて説明する。なお、図9及び図10に
おいて、前述の実施の形態(図1から図6)の符号と同
一符号のものは、同一機能を有するものであり、その説
明を省略する。
巻きの両端の開いたコイルバネである。このコイルバネ
30の一端は、図9に示すように、ネジ筒7のラチェッ
ト歯7dに噛み合い、他端は回転筒11のリブ11dの
側面に噛み合っている。
と、回転筒11が回転すると、コイルバネ30の他端が
回転筒11のリブ11dの側面に噛み合っているので、
コイルバネ30も回転筒11の回転に同期して時計回り
に回転する。また、コイルバネ30とネジ筒7のラチェ
ット歯7dが噛み合った状態になっているので、コイル
バネ30が時計方向に回転すると、コイルバネ30の一
端がネジ筒7のラチェット歯7dを避けながら移動す
る。そして、ラチェット歯7dを1つ避ける度に「カ
チ」という音を発生させる。
の傾斜面を登り、これにつれてコイルバネ30の付勢に
抗しながら軸線方向に没入する方向に撓み、傾斜面を登
りきるとコイルバネ30の一端はコイルバネ30の付勢
によって、コイルバネ30の一端とラチェット歯7dが
嵌合音(「カチ」)を発して係止される。さらに、回転
すると、コイルバネ30は弾撥力によって、「カチ、カ
チ」と嵌合音を発しつつラチェット歯7dとの係脱動作
を繰り返して回転する。
しようとすると、コイルバネ30とネジ筒7のラチェッ
ト歯7d及びリブ11dが噛み合った状態になっている
ので、ネジ筒7のラチェット歯7dに嵌合係止されて反
対方向に回転できないために、ネジ棒6も回転を阻止さ
れ、ピストン5は後退しない。
ラチェット歯9eを用いずに、両端の開いたコイルバネ
30にラチェット歯の役割を持たせてる構成にしたこと
により、部品数を削減できる。
化粧料用の容器として説明したが、これに限らずマーキ
ングペン等の筆記具、医薬品の液状塗布具等に使用して
もよい。
ン先40を装着した筆記具の場合を示している。この場
合、化粧料貯蔵部4にはインクが収納される。[別な実
施例2]上述の実施の形態では、液状化粧料用の容器と
して説明したが、これに限らず固形化粧料用の容器に使
用してもよい。
25aを充填した場合を示している。この場合、固形化
粧料25aを押し出すピストン42は一端に球部を有す
る円柱状のものがよい。
進し、固形化粧料25aが残り少なくなった場合を示し
ている。
棒をネジ込む際に、ネジ棒の先端側からネジ筒にネジ込
んだ後、ネジ棒とピストンを一体化させて軸体の後端よ
り挿入できるので、組立が容易にでき、従来のように、
ネジ棒とピストンを一体化させたものを化粧料貯蔵部側
から逆進させて組み込んだり、ネジ棒の後端からネジ筒
を長い距離をねじ込むような煩雑な組立作業をしなくて
も良い。
回転筒からネジ棒にリブを介して直接回転を伝えるよう
に構成したので、回転筒の回転が確実にネジ棒に伝達で
き、安定したねじ棒の繰り出し動作を実現できる。ま
た、この構成の回転筒のリブは射出成形条件が安定する
ので、比較的肉厚を均一にでき、リブの厚みを薄くする
ことができる。
ば、ラチェット機構をネジ棒と係合させ、回転筒の回転
がネジ棒を介してラチェット機構に伝達されるように構
成すれば、組立作業が一層容易になる。
機構に両端を開いたコイルバネを使用することにより、
ラチェット機構を簡略化でき、部品数を削減できる。さ
らにまた、本発明のネジ棒繰出装置を用いたピストン式
押出容器は、液体あるいは固体の化粧料容器、マーキン
グペン等の筆記用具、医薬品の液状塗布具に好適であ
る。
限の位置まで到達させた場合の縦断面図である。
形図である。
進限近くの位置まで到達させた場合の縦断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 中空の軸体と、 この軸体内に挿入され、前記軸体内の所定位置に回転不
能に係合するとともに内周面にネジ部を有するネジ筒
と、 外周面に前記ネジ筒と螺合するネジ部が形成されたネジ
棒と、 筒内で前記ネジ棒と回転不能及び軸線方向に摺動可能に
係合し、前記筒の一端が前記軸体内に挿入され回転自在
に係合する回転筒とを備え、 前記回転筒の回転が前記ネジ棒に直接伝えられ、前記ネ
ジ棒が前記軸体内の軸線方向に繰り出されることを特徴
とするネジ棒繰出装置。 - 【請求項2】 中空の軸体と、 この軸体内に挿入され、前記軸体内の所定位置に回転不
能に係合するとともに内周面にネジ部を有するネジ筒
と、 外周面に前記ネジ筒と螺合するネジ部が形成されると共
に、外周面の軸線方向に沿って複数本の溝が形成された
ネジ棒と、 一端が前記軸体内に挿入され回転自在に係合する回転筒
と、 この回転筒内部に軸心に向かって放射状に突出するとと
もに前記回転筒の軸線方向に沿って形成された複数本の
リブとを備え、 前記リブの突出部と前記ネジ棒の溝が回転不能及び軸線
方向に摺動可能に係合し、前記回転筒が回転するとき、
その回転が前記ネジ棒に直接伝えられ、前記ネジ棒が前
記軸体内の軸線方向に繰り出されることを特徴とするネ
ジ棒繰出装置。 - 【請求項3】 前記ネジ筒の端面に設けられたラチェッ
ト歯と、 前記ネジ筒のラチェット歯と噛み合い、前記回転筒の回
転に同期して一方向に回転可能なラチェット機構とを有
することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記
載のネジ棒繰出装置。 - 【請求項4】 前記ラチェット機構は前記ネジ筒のラチ
ェット歯と噛み合うと共に前記ネジ棒と係合し、前記回
転筒の回転が前記ネジ棒を介して前記ラチェット機構に
伝達されることを特徴とする請求項3記載のネジ棒繰出
装置。 - 【請求項5】 前記ラチェット機構は両端を開いたコイ
ルバネであり、このコイルバネの一端が前記ネジ筒のラ
チェット歯と噛み合い、他端が前記回転筒と係合するこ
とを特徴とする請求項3記載のネジ棒繰出装置。 - 【請求項6】 前記ネジ棒繰出装置において、 前記軸体内に充填された充填物と、 前記ネジ棒の繰り出しに伴い前記軸体内を軸線方向に摺
動して前記充填物を押し出すピストンとを有することを
特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のネジ棒繰
出装置を用いたピストン式押出容器。
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| JP07100999A JP3660948B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | ネジ棒繰出装置およびこの装置を用いたピストン式押出容器 |
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