JP2000262632A - ステント(又はステントグラフト)留置装置 - Google Patents
ステント(又はステントグラフト)留置装置Info
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- JP2000262632A JP2000262632A JP7309399A JP7309399A JP2000262632A JP 2000262632 A JP2000262632 A JP 2000262632A JP 7309399 A JP7309399 A JP 7309399A JP 7309399 A JP7309399 A JP 7309399A JP 2000262632 A JP2000262632 A JP 2000262632A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ステント(又はステントグラフト)を極度に
屈曲した血管等の体内管状体内でも安全確実に留置で
き、しかも、患者の苦痛や負担を軽減した、ステント
(又はステントグラフト)留置装置を提供する。 【解決手段】 カテーテル2、プッシングロッド5、シ
ース6を具備するステント留置装置であって、カテーテ
ルの先端近傍にシース6の先端を封止する例えば楕円体
状をした膨大部3を設け、そして、膨大部にステントに
取り付けられたフック14を着脱可能に係合させる切り
欠き3a等の係合手段を設けた。膨大部は、例えば、そ
のカテーテルの導入チャネルを通じて、先端方向に連続
的に太くしたカテーテル2に外挿されて固定されてい
る。カテーテルには、1本又は複数本の造影剤の導入チ
ャネル2bが設けられている。膨大部前方のカテーテル
表面部分に造影剤の導入チャネルから造影剤を吐出させ
る1個又は複数個の造影剤の吐出孔4が設けられてい
る。
屈曲した血管等の体内管状体内でも安全確実に留置で
き、しかも、患者の苦痛や負担を軽減した、ステント
(又はステントグラフト)留置装置を提供する。 【解決手段】 カテーテル2、プッシングロッド5、シ
ース6を具備するステント留置装置であって、カテーテ
ルの先端近傍にシース6の先端を封止する例えば楕円体
状をした膨大部3を設け、そして、膨大部にステントに
取り付けられたフック14を着脱可能に係合させる切り
欠き3a等の係合手段を設けた。膨大部は、例えば、そ
のカテーテルの導入チャネルを通じて、先端方向に連続
的に太くしたカテーテル2に外挿されて固定されてい
る。カテーテルには、1本又は複数本の造影剤の導入チ
ャネル2bが設けられている。膨大部前方のカテーテル
表面部分に造影剤の導入チャネルから造影剤を吐出させ
る1個又は複数個の造影剤の吐出孔4が設けられてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動脈の狭窄性疾患
及び拡張性疾患(動脈瘤)或いはその他の疾患を治療す
るために、ステント(又はステントグラフト)を患部の
安全な部位に確実に留置し、且つ、患者の苦痛や負担を
軽減すると共に費用を軽減した、ステント(又はステン
トグラフト)留置装置に関する。
及び拡張性疾患(動脈瘤)或いはその他の疾患を治療す
るために、ステント(又はステントグラフト)を患部の
安全な部位に確実に留置し、且つ、患者の苦痛や負担を
軽減すると共に費用を軽減した、ステント(又はステン
トグラフト)留置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動脈の硬化や炎症などに起因して発生す
る動脈瘤は、放置すると徐々に拡大して致命的な破裂に
至る予後不良な疾患となり、薬物療法の効果がほとんど
期待できないものとなるので、その治療をするために、
従来より人工血管を用いた外科的手術、例えば、瘤切除
手術及び置換手術が用いられてきた。しかし、この疾患
は、高齢者に多く、多臓器障害(脳、心臓、腎臓等の障
害)を併存する頻度が高く、しかも、その外科手術がし
ばしば過大な侵襲となるので、この疾患に対する外科的
手術は、それらの危険を回避できる安全なものに限定さ
れている。そこで、比較的手術侵襲が軽度なシースを用
いた血管内治療の応用が世界的に注目されるようにな
り、ステント(又はステントグラフト)による治療もそ
の応用の一つとして期待されている。
る動脈瘤は、放置すると徐々に拡大して致命的な破裂に
至る予後不良な疾患となり、薬物療法の効果がほとんど
期待できないものとなるので、その治療をするために、
従来より人工血管を用いた外科的手術、例えば、瘤切除
手術及び置換手術が用いられてきた。しかし、この疾患
は、高齢者に多く、多臓器障害(脳、心臓、腎臓等の障
害)を併存する頻度が高く、しかも、その外科手術がし
ばしば過大な侵襲となるので、この疾患に対する外科的
手術は、それらの危険を回避できる安全なものに限定さ
れている。そこで、比較的手術侵襲が軽度なシースを用
いた血管内治療の応用が世界的に注目されるようにな
り、ステント(又はステントグラフト)による治療もそ
の応用の一つとして期待されている。
【0003】ステントは、血管等の体内管状器官を支持
するために血管等の体内管状器官内に挿入する人工筒状
構造物である。ステントは、例えば、血管、胆のう、食
道、腸、尿道等の体内管状体が狭窄や変形した際にそれ
らの体内管状体に挿入して、体内管状体を支持すること
により、その狭窄や変形を防止する。動脈狭窄性疾患の
治療の目的として広く臨床応用されているステントは、
ステンレス又は形状記憶合金(NiTi)の針金で作成
した網又はスプリングにより形成した筒状体である。こ
の筒状体は、半径方向に繰り返し収縮膨張できるように
なっている。また、ステントグラフトは、前記したよう
なステンレス又はチタン化ニッケルの針金で作成した網
又はスプリングにより形成した筒状体をポリエステル又
はテフロン(PTFE)製の人工血管内に縫合固定して
つくられる血管内挿型人工血管である。ステントグラフ
トは、動脈瘤の治療に有効に用いられている。このよう
なステント(又はステントグラフト)は、例えば、特開
平7−24072号公報、特開平7−47134号公
報、特表平7−500272号公報、特表平8−299
456号公報、特表平8−502428号公報及び特表
平8−511487号公報に記載されているように、斯
界で知られている。
するために血管等の体内管状器官内に挿入する人工筒状
構造物である。ステントは、例えば、血管、胆のう、食
道、腸、尿道等の体内管状体が狭窄や変形した際にそれ
らの体内管状体に挿入して、体内管状体を支持すること
により、その狭窄や変形を防止する。動脈狭窄性疾患の
治療の目的として広く臨床応用されているステントは、
ステンレス又は形状記憶合金(NiTi)の針金で作成
した網又はスプリングにより形成した筒状体である。こ
の筒状体は、半径方向に繰り返し収縮膨張できるように
なっている。また、ステントグラフトは、前記したよう
なステンレス又はチタン化ニッケルの針金で作成した網
又はスプリングにより形成した筒状体をポリエステル又
はテフロン(PTFE)製の人工血管内に縫合固定して
つくられる血管内挿型人工血管である。ステントグラフ
トは、動脈瘤の治療に有効に用いられている。このよう
なステント(又はステントグラフト)は、例えば、特開
平7−24072号公報、特開平7−47134号公
報、特表平7−500272号公報、特表平8−299
456号公報、特表平8−502428号公報及び特表
平8−511487号公報に記載されているように、斯
界で知られている。
【0004】このようなステント(又はステントグラフ
ト)は、シースを介して血管内の患部に留置される。即
ち、ステント(又はステントグラフト)を細いシースの
内径より小さい直径まで圧縮してシース内に格納し、こ
れを末梢動脈(主として大腿動脈)の切開部より血管内
の患部にまで挿入する。そこで、ステント(又はステン
トグラフト)をシースより押し出し、所定の直径にまで
半径方向に拡張させて、血管内の患部に留置させること
により、動脈狭窄病変の拡大や動脈瘤の閉塞を行うと同
時に血流の再建を達成する。ステント(又はステントグ
ラフト)による治療は、手術侵襲が軽度であることか
ら、患者の負担が軽減されるばかりか、従来では適用外
とされる動脈瘤疾患に対しても適用が拡大できるので、
動脈の狭窄性疾患及び拡張性疾患の患者に対して有益な
治療となっている。
ト)は、シースを介して血管内の患部に留置される。即
ち、ステント(又はステントグラフト)を細いシースの
内径より小さい直径まで圧縮してシース内に格納し、こ
れを末梢動脈(主として大腿動脈)の切開部より血管内
の患部にまで挿入する。そこで、ステント(又はステン
トグラフト)をシースより押し出し、所定の直径にまで
半径方向に拡張させて、血管内の患部に留置させること
により、動脈狭窄病変の拡大や動脈瘤の閉塞を行うと同
時に血流の再建を達成する。ステント(又はステントグ
ラフト)による治療は、手術侵襲が軽度であることか
ら、患者の負担が軽減されるばかりか、従来では適用外
とされる動脈瘤疾患に対しても適用が拡大できるので、
動脈の狭窄性疾患及び拡張性疾患の患者に対して有益な
治療となっている。
【0005】そして、従来のステントグラフトは、その
留置により確実に動脈瘤を閉鎖するためには、動脈瘤の
部位ばかりでなく、その中枢側及び末梢側の正常動脈部
をも含めた広い範囲にわたって留置して、これと動脈内
面との密着性を確保する必要があるが、その際に、ステ
ントグラフトが動脈瘤の近傍から分岐している主要動脈
をも併せて閉塞させて臓器障害を発生させるという問題
があった。例えば、腹部大動脈では、腎動脈、下腸間膜
動脈、内腸骨動脈等の動脈を閉塞すると腎障害機能や腸
管虚血障害が発生し、胸部大動脈では、頸動脈や鎖骨下
動脈を閉塞すると脳虚血や止肢血流障害が発生し、そし
て、肋間動脈を閉塞すると背髄血流障害が発生する危険
性があり、この背髄血流障害は下半身運動麻痺という重
大な合併症となる。
留置により確実に動脈瘤を閉鎖するためには、動脈瘤の
部位ばかりでなく、その中枢側及び末梢側の正常動脈部
をも含めた広い範囲にわたって留置して、これと動脈内
面との密着性を確保する必要があるが、その際に、ステ
ントグラフトが動脈瘤の近傍から分岐している主要動脈
をも併せて閉塞させて臓器障害を発生させるという問題
があった。例えば、腹部大動脈では、腎動脈、下腸間膜
動脈、内腸骨動脈等の動脈を閉塞すると腎障害機能や腸
管虚血障害が発生し、胸部大動脈では、頸動脈や鎖骨下
動脈を閉塞すると脳虚血や止肢血流障害が発生し、そし
て、肋間動脈を閉塞すると背髄血流障害が発生する危険
性があり、この背髄血流障害は下半身運動麻痺という重
大な合併症となる。
【0006】そこで、本発明者は、ステント(又はステ
ントグラフト)を患部の安全な部位に確実に留置するこ
とができるステントグラフト留置装置を提案した(PC
T/JP99/00284)。
ントグラフト)を患部の安全な部位に確実に留置するこ
とができるステントグラフト留置装置を提案した(PC
T/JP99/00284)。
【0007】図6は、このようなステントグラフト留置
装置の一部破断側面図であって、(a)は、多数の誘導
線でステントグラフトを取り囲んで保持してシース外に
押し出した状態を示し、(b)は、多数の誘導線でステ
ントグラフトを取り囲んで保持してシース内に引き込も
うとしている状態を示し、そして、(c)多数の誘導線
でステントグラフトを取り囲んで保持してシース内に格
納した状態を示す。
装置の一部破断側面図であって、(a)は、多数の誘導
線でステントグラフトを取り囲んで保持してシース外に
押し出した状態を示し、(b)は、多数の誘導線でステ
ントグラフトを取り囲んで保持してシース内に引き込も
うとしている状態を示し、そして、(c)多数の誘導線
でステントグラフトを取り囲んで保持してシース内に格
納した状態を示す。
【0008】図6にみるように、ステントグラフト留置
装置110は、多数の誘導線101、該多数の誘導線1
01を円周方向に配置して保持するプッシングロッド1
06、及び、該プッシングロッド106を装填するシー
ス107を具備している。
装置110は、多数の誘導線101、該多数の誘導線1
01を円周方向に配置して保持するプッシングロッド1
06、及び、該プッシングロッド106を装填するシー
ス107を具備している。
【0009】図6(a)に示すように、ステントグラフ
ト30を多数の誘導線101で円周方向に取り囲み、図
6(b)に示すように、シース107を介して体外に延
長されたプッシングロッド106を体外より徐々に引い
て多数の誘導線101をシース107の中に引き込んで
行き、そして、図6(c)に示すように、ステントグラ
フト130をシース107の内径より小さい直径まで折
り畳んで圧縮することにより、シース107内に格納す
る。ステントグラフト130は、このような手順で、予
め、シース107内に格納しておいても良いし、また、
使用直前に、シース107内に格納しても良い。
ト30を多数の誘導線101で円周方向に取り囲み、図
6(b)に示すように、シース107を介して体外に延
長されたプッシングロッド106を体外より徐々に引い
て多数の誘導線101をシース107の中に引き込んで
行き、そして、図6(c)に示すように、ステントグラ
フト130をシース107の内径より小さい直径まで折
り畳んで圧縮することにより、シース107内に格納す
る。ステントグラフト130は、このような手順で、予
め、シース107内に格納しておいても良いし、また、
使用直前に、シース107内に格納しても良い。
【0010】シース107内に格納したステントグラフ
ト130[図6(c)参照]を末梢動脈(主として大腿
動脈)の切開部よりガイドワイヤーに沿って挿入して血
管内の患部に到達させた後、プッシングロッド106の
遠方端を押すことによってステントグラフト130を動
脈内に押出し、拡張させて留置することにより、瘤の閉
塞と血流の再建を同時に達成する[図6(a),(b)
参照]。この際、ステントグラフト130の位置異常や
拡張不全などの不測の事態が発生したことを映像情報に
より見出した場合には、誘導線101を引くことによっ
てステントグラフトを収束させつつシース107内に再
格納する[図6(c)参照]。再度シース107の位置
決定をおこなった後、ステントグラフト130を上記と
同様の手技で動脈瘤内に留置固定する。
ト130[図6(c)参照]を末梢動脈(主として大腿
動脈)の切開部よりガイドワイヤーに沿って挿入して血
管内の患部に到達させた後、プッシングロッド106の
遠方端を押すことによってステントグラフト130を動
脈内に押出し、拡張させて留置することにより、瘤の閉
塞と血流の再建を同時に達成する[図6(a),(b)
参照]。この際、ステントグラフト130の位置異常や
拡張不全などの不測の事態が発生したことを映像情報に
より見出した場合には、誘導線101を引くことによっ
てステントグラフトを収束させつつシース107内に再
格納する[図6(c)参照]。再度シース107の位置
決定をおこなった後、ステントグラフト130を上記と
同様の手技で動脈瘤内に留置固定する。
【0011】このように、本発明者が先に提案したステ
ントグラフト留置装置110によれば、ステントグラフ
ト130を血管内に留置する時に生じる血流障害等が発
生する危険な部位を避けた安全な部位を予め映像情報に
より見つけ出すことにより、ステントグラフト130を
動脈瘤内に安全に留置固定することができる。
ントグラフト留置装置110によれば、ステントグラフ
ト130を血管内に留置する時に生じる血流障害等が発
生する危険な部位を避けた安全な部位を予め映像情報に
より見つけ出すことにより、ステントグラフト130を
動脈瘤内に安全に留置固定することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明者が先に提案し
たステント(又はステントグラフト)留置装置によれ
ば、(a) ステント(又はステントグラフト)を極度に屈
曲した動脈内に運搬する場合には動脈損傷等の重篤な合
併症を発生させるおそれがあるので、このような場合に
は、前記ステントグラフト留置装置を用いることができ
ないこと、(b) ステントグラフトを動脈内の所定の部位
に放出し拡張させると、ステントグラフトが動脈血流に
よって後方に移動させられて、所定の部位に固定するこ
とができないことがあること、及び、(c) シースの略先
端部分内に格納したステント(又はステントグラフト)
を放出したり再格納したりして留置位置の位置決めをす
るので、留置位置の位置決めに時間がかかること、とい
った問題があった。
たステント(又はステントグラフト)留置装置によれ
ば、(a) ステント(又はステントグラフト)を極度に屈
曲した動脈内に運搬する場合には動脈損傷等の重篤な合
併症を発生させるおそれがあるので、このような場合に
は、前記ステントグラフト留置装置を用いることができ
ないこと、(b) ステントグラフトを動脈内の所定の部位
に放出し拡張させると、ステントグラフトが動脈血流に
よって後方に移動させられて、所定の部位に固定するこ
とができないことがあること、及び、(c) シースの略先
端部分内に格納したステント(又はステントグラフト)
を放出したり再格納したりして留置位置の位置決めをす
るので、留置位置の位置決めに時間がかかること、とい
った問題があった。
【0013】本発明は、かかる問題を解決することを目
的としている。即ち、本発明は、ステント(又はステン
トグラフト)を極度に屈曲した血管等の体内管状体内で
も安全確実に留置でき、しかも、患者の苦痛や負担を軽
減した、ステント(又はステントグラフト)留置装置を
提供することを目的としている。
的としている。即ち、本発明は、ステント(又はステン
トグラフト)を極度に屈曲した血管等の体内管状体内で
も安全確実に留置でき、しかも、患者の苦痛や負担を軽
減した、ステント(又はステントグラフト)留置装置を
提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、上記目的を達成するために、ガイドワイヤーの導入
チャネルを設けたカテーテル、該カテーテルの導入チャ
ネルを設けたプッシングロッド、及び、該プッシングロ
ッドを装填するシース、を具備するステント(又はステ
ントグラフト)留置装置であって、該カテーテルの先端
近傍にシースの先端を封止する膨大部を設け、そして、
該膨大部にステント(又はステントグラフト)に取り付
けられたフックを着脱可能に係合させる係合手段を設け
たことを特徴とするステント(又はステントグラフト)
留置装置である。
は、上記目的を達成するために、ガイドワイヤーの導入
チャネルを設けたカテーテル、該カテーテルの導入チャ
ネルを設けたプッシングロッド、及び、該プッシングロ
ッドを装填するシース、を具備するステント(又はステ
ントグラフト)留置装置であって、該カテーテルの先端
近傍にシースの先端を封止する膨大部を設け、そして、
該膨大部にステント(又はステントグラフト)に取り付
けられたフックを着脱可能に係合させる係合手段を設け
たことを特徴とするステント(又はステントグラフト)
留置装置である。
【0015】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、膨大部が、そのカテーテルの
導入チャネルを通じて、先端方向に連続的に太くしたカ
テーテルに外挿されて固定されていることを特徴とする
ものである。
記載された発明において、膨大部が、そのカテーテルの
導入チャネルを通じて、先端方向に連続的に太くしたカ
テーテルに外挿されて固定されていることを特徴とする
ものである。
【0016】請求項3に記載された発明は、請求項1又
は2に記載された発明において、カテーテルに1本又は
複数本の造影剤の導入チャネルを設けたことを特徴とす
るものである。
は2に記載された発明において、カテーテルに1本又は
複数本の造影剤の導入チャネルを設けたことを特徴とす
るものである。
【0017】請求項4に記載された発明は、請求項1か
ら3のいずれかに記載された発明において、膨大部前方
のカテーテル表面部分に造影剤の導入チャネルから造影
剤を吐出させる1個又は複数個の造影剤の吐出孔を設け
たことを特徴とするものである。
ら3のいずれかに記載された発明において、膨大部前方
のカテーテル表面部分に造影剤の導入チャネルから造影
剤を吐出させる1個又は複数個の造影剤の吐出孔を設け
たことを特徴とするものである。
【0018】第5請求項に記載された発明は、請求項1
から4のいずれかに記載された発明において、カテーテ
ルが、(イ) シリコン樹脂、ポリ塩化ビニル、アクリル樹
脂、ポリオレフィン、ポリエステル及びポリアミドより
選ばれる1種の樹脂、或いは、(ロ) 前記樹脂と金属線、
ガラス繊維又は炭素繊維等との強化プラスチックからな
ることを特徴とするものである。
から4のいずれかに記載された発明において、カテーテ
ルが、(イ) シリコン樹脂、ポリ塩化ビニル、アクリル樹
脂、ポリオレフィン、ポリエステル及びポリアミドより
選ばれる1種の樹脂、或いは、(ロ) 前記樹脂と金属線、
ガラス繊維又は炭素繊維等との強化プラスチックからな
ることを特徴とするものである。
【0019】請求項6に記載された発明は、請求項1か
ら5のいずれかに記載された発明において、膨大部が、
楕円体状であることを特徴とするものである。
ら5のいずれかに記載された発明において、膨大部が、
楕円体状であることを特徴とするものである。
【0020】請求項7に記載された発明は、請求項6に
記載された発明において、膨大部が、ポリテトラフルオ
ロエチレン等のフッ素系樹脂、シリコン樹脂、ポリ塩化
ビニル、アクリル樹脂、ポリオレフィン、ポリエステル
及びポリアミドより選ばれる1種の樹脂からなることを
特徴とするものである。
記載された発明において、膨大部が、ポリテトラフルオ
ロエチレン等のフッ素系樹脂、シリコン樹脂、ポリ塩化
ビニル、アクリル樹脂、ポリオレフィン、ポリエステル
及びポリアミドより選ばれる1種の樹脂からなることを
特徴とするものである。
【0021】請求項8に記載された発明は、請求項1か
ら7のいずれかに記載された発明において、係合手段が
切り欠きであることを特徴とするものである。
ら7のいずれかに記載された発明において、係合手段が
切り欠きであることを特徴とするものである。
【0022】第9請求項に記載された発明は、請求項1
から8のいずれかに記載された発明において、カテーテ
ルを挿入したステント(又はステントグラフト)を膨大
部の下端とプッシングロッドの先端との間に保持してシ
ースの先端近傍内に格納したことを特徴とするものであ
る。
から8のいずれかに記載された発明において、カテーテ
ルを挿入したステント(又はステントグラフト)を膨大
部の下端とプッシングロッドの先端との間に保持してシ
ースの先端近傍内に格納したことを特徴とするものであ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本実
施の形態を説明する。図1(a)は、本発明の一実施の
形態を示すステントグラフト留置装置の一部破断側面図
であり、そして、図1(b)は、図1(a)のA−A線
拡大断面図である。図2(a)は、カテーテルの部分拡
大側面図であり、そして、図2(b)は、カテーテルの
部分拡大平面図である。図3は、本発明の一実施の形態
を示すステントグラフト留置装置によるステントグラフ
トの装着の手順を示す説明図であって、(a)は、ステ
ントグラフトを示し、(b)は、ステントグラフトをシ
ース内に格納した状態を示し、(c)は、ステントグラ
フトをシースから放出した状態を示し、そして、(d)
は、放出したステントグラフトよりカテーテルを抜き去
る状態を示す。図4は、ステントの拡大側面図である。
図5は、ステントグラフトの拡大側面図である。
施の形態を説明する。図1(a)は、本発明の一実施の
形態を示すステントグラフト留置装置の一部破断側面図
であり、そして、図1(b)は、図1(a)のA−A線
拡大断面図である。図2(a)は、カテーテルの部分拡
大側面図であり、そして、図2(b)は、カテーテルの
部分拡大平面図である。図3は、本発明の一実施の形態
を示すステントグラフト留置装置によるステントグラフ
トの装着の手順を示す説明図であって、(a)は、ステ
ントグラフトを示し、(b)は、ステントグラフトをシ
ース内に格納した状態を示し、(c)は、ステントグラ
フトをシースから放出した状態を示し、そして、(d)
は、放出したステントグラフトよりカテーテルを抜き去
る状態を示す。図4は、ステントの拡大側面図である。
図5は、ステントグラフトの拡大側面図である。
【0024】図1(a),図1(b)に示すように、本
発明のステントグラフト留置装置10は、ガイドワイヤ
ー1の導入チャネル2aを設けたカテーテル2、該カテ
ーテル2の導入チャネル5aを設けたプッシングロッド
5、及び、該プッシングロッド5を装填するシース6を
具備している。該カテーテル2の先端近傍には、シース
6の先端を封止する膨大部3が設けられ、そして、該膨
大部3には、ステントグラフト30に取り付けられたフ
ック14(図5参照)を着脱可能に係合させる切り欠き
(係合手段)3aが設けられている。本実施の形態にお
いては、係合手段として切り欠き3aを設けたが、本発
明の目的に反しない限り、切り欠き3a以外の着脱可能
な係合手段を設けてもかまわない。
発明のステントグラフト留置装置10は、ガイドワイヤ
ー1の導入チャネル2aを設けたカテーテル2、該カテ
ーテル2の導入チャネル5aを設けたプッシングロッド
5、及び、該プッシングロッド5を装填するシース6を
具備している。該カテーテル2の先端近傍には、シース
6の先端を封止する膨大部3が設けられ、そして、該膨
大部3には、ステントグラフト30に取り付けられたフ
ック14(図5参照)を着脱可能に係合させる切り欠き
(係合手段)3aが設けられている。本実施の形態にお
いては、係合手段として切り欠き3aを設けたが、本発
明の目的に反しない限り、切り欠き3a以外の着脱可能
な係合手段を設けてもかまわない。
【0025】図2に示すように、膨大部3は、そのカテ
ーテル2の導入チャネル3bを通じて、先端方向に連続
的に太くしたカテーテル2に外挿させて固定されてい
る。カテーテル2は、先端方向に連続的に太くしたの
で、これに膨大部3を外挿すると、カテーテル2は、カ
テーテル導入チャネル3bに圧入された状態になり、強
固に固定される。本実施の形態においては、膨大部3を
先端方向に連続的に太くしたカテーテル2に外挿して固
定する例を示したが、本発明においては、膨大部3をカ
テーテル2に外挿し、接着剤で固定してもかまわない
し、また、カテーテル2及び膨大部3を同一の樹脂材料
を用いて一体成形してもかまわない。
ーテル2の導入チャネル3bを通じて、先端方向に連続
的に太くしたカテーテル2に外挿させて固定されてい
る。カテーテル2は、先端方向に連続的に太くしたの
で、これに膨大部3を外挿すると、カテーテル2は、カ
テーテル導入チャネル3bに圧入された状態になり、強
固に固定される。本実施の形態においては、膨大部3を
先端方向に連続的に太くしたカテーテル2に外挿して固
定する例を示したが、本発明においては、膨大部3をカ
テーテル2に外挿し、接着剤で固定してもかまわない
し、また、カテーテル2及び膨大部3を同一の樹脂材料
を用いて一体成形してもかまわない。
【0026】図1(b)に示すように、カテーテル2に
は、1本又は複数本の造影剤の導入チャネル2bを設け
ることができる。そして、図1(a),図2に示すよう
に、膨大部3の前方のカテーテル表面部分には、造影剤
の導入チャネル2bから造影剤を吐出させる1個又は複
数個の造影剤の吐出孔4を設けることができる。このよ
うにカテーテル2に造影剤の導入チャネル2b及び造影
剤の吐出孔4を設けたので、該吐出孔4から造影剤を吐
出させながらカテーテル2を血管等の体内管状体内へ挿
入することによってカテーテル2の挿入位置を把握する
ことができ、しかも、造影剤の吐出孔4から造影剤を吐
出させながらカテーテル2を前後させることによって血
管等の体内管状体内の患部における安全な部位を映像に
より短時間に把握することができ、それらのために、シ
ース内に格納したステントグラフト30の血管等の体内
管状体内への挿入とステントグラフト30の留置位置の
位置決めが安全で且つ容易となる。
は、1本又は複数本の造影剤の導入チャネル2bを設け
ることができる。そして、図1(a),図2に示すよう
に、膨大部3の前方のカテーテル表面部分には、造影剤
の導入チャネル2bから造影剤を吐出させる1個又は複
数個の造影剤の吐出孔4を設けることができる。このよ
うにカテーテル2に造影剤の導入チャネル2b及び造影
剤の吐出孔4を設けたので、該吐出孔4から造影剤を吐
出させながらカテーテル2を血管等の体内管状体内へ挿
入することによってカテーテル2の挿入位置を把握する
ことができ、しかも、造影剤の吐出孔4から造影剤を吐
出させながらカテーテル2を前後させることによって血
管等の体内管状体内の患部における安全な部位を映像に
より短時間に把握することができ、それらのために、シ
ース内に格納したステントグラフト30の血管等の体内
管状体内への挿入とステントグラフト30の留置位置の
位置決めが安全で且つ容易となる。
【0027】カテーテル2は、その構成材料として、
(1) シリコン樹脂、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポ
リオレフィン、ポリエステル及びポリアミドより選ばれ
る1種の樹脂、或いは、(2) 前記樹脂と金属線、ガラス
繊維又は炭素繊維等との強化プラスチックを用いて形成
することができる。
(1) シリコン樹脂、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポ
リオレフィン、ポリエステル及びポリアミドより選ばれ
る1種の樹脂、或いは、(2) 前記樹脂と金属線、ガラス
繊維又は炭素繊維等との強化プラスチックを用いて形成
することができる。
【0028】図1(a)及び図3(b)に示すように、
膨大部3は、シース6の先端を封止して動脈血液等の体
液がシース6内のステントグラフト30部分に侵入して
くるのを防止するために一種の弁として設けるものであ
るので、その一部がシース3の先端部分に入り込むよう
な構造、例えば、鶏卵、ラグビーボールのような楕円体
状の構造を有している。このように膨大部3が楕円体状
の構造をしていると、ステントグラフトを内部に保持し
たシース6の血管等の体内管状体内への導入が、血管等
の体内管状体内壁を損傷することなく、安全に行われ
る。本実施の形態においては、膨大部3として楕円体状
の構造を示したが、本発明の目的に反しない限り、膨大
部3を球体状の構造等の楕円体と類似のその他の構造と
することができる。
膨大部3は、シース6の先端を封止して動脈血液等の体
液がシース6内のステントグラフト30部分に侵入して
くるのを防止するために一種の弁として設けるものであ
るので、その一部がシース3の先端部分に入り込むよう
な構造、例えば、鶏卵、ラグビーボールのような楕円体
状の構造を有している。このように膨大部3が楕円体状
の構造をしていると、ステントグラフトを内部に保持し
たシース6の血管等の体内管状体内への導入が、血管等
の体内管状体内壁を損傷することなく、安全に行われ
る。本実施の形態においては、膨大部3として楕円体状
の構造を示したが、本発明の目的に反しない限り、膨大
部3を球体状の構造等の楕円体と類似のその他の構造と
することができる。
【0029】図2に示すように、膨大部3には、ステン
トグラフト30に取り付けられたフック14(図5参
照)を着脱可能に係合させる切り欠き(係合手段)3a
が設けられている。膨大部3に切り欠き3aを設けたの
で、この切り欠き3にフック14を着脱可能に係合させ
たステントグラフト30を血管等の体内管状体内の位置
決めされた留置位置でシース6より押し出して自己拡張
させても、血流等の体液流の圧力によるステントグラフ
ト30の位置移動が防止される。本実施の形態において
は、係合手段として切り欠き3aを示したが、本発明の
目的に反しない限り、切り欠き3以外の着脱可能な係合
手段を適用することができる。
トグラフト30に取り付けられたフック14(図5参
照)を着脱可能に係合させる切り欠き(係合手段)3a
が設けられている。膨大部3に切り欠き3aを設けたの
で、この切り欠き3にフック14を着脱可能に係合させ
たステントグラフト30を血管等の体内管状体内の位置
決めされた留置位置でシース6より押し出して自己拡張
させても、血流等の体液流の圧力によるステントグラフ
ト30の位置移動が防止される。本実施の形態において
は、係合手段として切り欠き3aを示したが、本発明の
目的に反しない限り、切り欠き3以外の着脱可能な係合
手段を適用することができる。
【0030】膨大部3は、例えば、ポリテトラフルオロ
エチレン等のフッ素系樹脂、シリコン樹脂、ポリ塩化ビ
ニル、アクリル樹脂、ポリオレフィン、ポリエステル及
びポリアミドより選ばれる1種の樹脂で形成することが
できる。
エチレン等のフッ素系樹脂、シリコン樹脂、ポリ塩化ビ
ニル、アクリル樹脂、ポリオレフィン、ポリエステル及
びポリアミドより選ばれる1種の樹脂で形成することが
できる。
【0031】図1(a)及び図3(b)に示すように、
カテーテル2を挿入したステントグラフト30は、膨大
部3の下端とプッシングロッド5の先端との間に保持し
て、予めシース6の先端近傍内に格納しておくことがで
きるが、使用直前にシース6の先端近傍内に格納しても
かまわない。
カテーテル2を挿入したステントグラフト30は、膨大
部3の下端とプッシングロッド5の先端との間に保持し
て、予めシース6の先端近傍内に格納しておくことがで
きるが、使用直前にシース6の先端近傍内に格納しても
かまわない。
【0032】本発明において用いられるステントの詳細
は、図4に示されている。ステント20を拡張したとき
の外径は20〜40mmであり、また、その長さは30
〜100mmである。ステント20は、ジグザグに屈曲
した金属線を環状に形成した複数個(図では3個)の弾
性リング11を有しており、そして、その弾性リング1
1は、軸方向に間隔を置いて配置されている。弾性リン
グ11の周りには、連結線12が周方向に等間隔に配置
され、これらの連結線12が弾性リング11の交点で溶
接又はろう付けされている。弾性リング11及び連結線
12は、ステンレス、チタン、チタン化ニッケル等の剛
性を有する金属で構成されている。金属線は、それらの
直径が0.4〜0.8mm程度のものである。ステント
20の先端部分、即ち、弾性リング11の屈曲部11a
には、金属線で形成されたフック14が溶接、ろう付け
等の固着手段により固着されている。ステント20は、
これらの金属線の網(図示せず)で形成してもかまわな
い。
は、図4に示されている。ステント20を拡張したとき
の外径は20〜40mmであり、また、その長さは30
〜100mmである。ステント20は、ジグザグに屈曲
した金属線を環状に形成した複数個(図では3個)の弾
性リング11を有しており、そして、その弾性リング1
1は、軸方向に間隔を置いて配置されている。弾性リン
グ11の周りには、連結線12が周方向に等間隔に配置
され、これらの連結線12が弾性リング11の交点で溶
接又はろう付けされている。弾性リング11及び連結線
12は、ステンレス、チタン、チタン化ニッケル等の剛
性を有する金属で構成されている。金属線は、それらの
直径が0.4〜0.8mm程度のものである。ステント
20の先端部分、即ち、弾性リング11の屈曲部11a
には、金属線で形成されたフック14が溶接、ろう付け
等の固着手段により固着されている。ステント20は、
これらの金属線の網(図示せず)で形成してもかまわな
い。
【0033】ステントグラフト30の詳細は、図5に示
されている。ステントグラフト30は、ポリエステル又
はテフロン(PTFE)製のグラフト13(人工血管)
内に前記図5に示されるようなステント20を挿入し、
ポリプロピレン等の糸(図示せず)でグラフト13を弾
性リング11に縫合固定して形成する。
されている。ステントグラフト30は、ポリエステル又
はテフロン(PTFE)製のグラフト13(人工血管)
内に前記図5に示されるようなステント20を挿入し、
ポリプロピレン等の糸(図示せず)でグラフト13を弾
性リング11に縫合固定して形成する。
【0034】次に、図3を用いて、本発明のステントグ
ラフトの操作について説明する。 (1) 図5に示したような弾性リング11の屈曲部分に金
属線で形成されたフック14を溶接により固着したステ
ントグラフト30を準備する。[図3(a)]
ラフトの操作について説明する。 (1) 図5に示したような弾性リング11の屈曲部分に金
属線で形成されたフック14を溶接により固着したステ
ントグラフト30を準備する。[図3(a)]
【0035】(2) 膨大部3の後方に延びるカテーテル2
をステントグラフト30の前方から挿入し、そして、ス
テントグラフト30のフック14を膨大部3の切り欠き
3aに係合させた後、ステントグラフト30を膨大部3
の下端とプッシングロッド5の先端との間に保持するよ
うに、カテーテル2をプッシングロッド5に設けられた
カテーテル2の導入チャネルに5a(図1(b)参照)
に挿入する。続いて、膨大部3の下端とプッシングロッ
ド5の先端との間に保持したステントグラフト30にシ
ース6をその先端より外挿して、ステントグラフト30
をシース6の内径より小さい直径まで折り畳んで圧縮す
ることにより、ステントグラフト30をシース6の略先
端部分に格納する。[図3(b)]
をステントグラフト30の前方から挿入し、そして、ス
テントグラフト30のフック14を膨大部3の切り欠き
3aに係合させた後、ステントグラフト30を膨大部3
の下端とプッシングロッド5の先端との間に保持するよ
うに、カテーテル2をプッシングロッド5に設けられた
カテーテル2の導入チャネルに5a(図1(b)参照)
に挿入する。続いて、膨大部3の下端とプッシングロッ
ド5の先端との間に保持したステントグラフト30にシ
ース6をその先端より外挿して、ステントグラフト30
をシース6の内径より小さい直径まで折り畳んで圧縮す
ることにより、ステントグラフト30をシース6の略先
端部分に格納する。[図3(b)]
【0036】(3) 予め、ガイドワイヤー1(図1
(a),図2参照)を胸部大動脈瘤の末梢動脈である大
腿動脈の切開部から挿入し、血管内の患部を通じて、上
腕動脈の切開部に至るように設置しておき、前記大腿動
脈の切開部から導出したガイドワイヤー1端をカテーテ
ル2のガイドワイヤーの導入チャネル2a(図1(b)
参照)に通した後、ガイドワイヤー1にガイドさせなが
ら前記シース6内に格納したステントグラフト30を前
記大腿動脈の切開部から挿入して血管内の患部近傍にに
到達させ、そして、造影剤の吐出孔4から造影剤を吐出
させながらカテーテル2を前後させることによって血管
内の患部における血流障害等が発生する危険な部位を避
けた安全な部位を映像により把握し、ステントグラフト
30の留置位置の位置決めを行う。続いて、カテーテル
2及びプッシングロッド5を固定しながらシース6を引
き抜いてステントグラフト30を位置決めされた留置位
置に放出し、拡張させる。[図3(c)]
(a),図2参照)を胸部大動脈瘤の末梢動脈である大
腿動脈の切開部から挿入し、血管内の患部を通じて、上
腕動脈の切開部に至るように設置しておき、前記大腿動
脈の切開部から導出したガイドワイヤー1端をカテーテ
ル2のガイドワイヤーの導入チャネル2a(図1(b)
参照)に通した後、ガイドワイヤー1にガイドさせなが
ら前記シース6内に格納したステントグラフト30を前
記大腿動脈の切開部から挿入して血管内の患部近傍にに
到達させ、そして、造影剤の吐出孔4から造影剤を吐出
させながらカテーテル2を前後させることによって血管
内の患部における血流障害等が発生する危険な部位を避
けた安全な部位を映像により把握し、ステントグラフト
30の留置位置の位置決めを行う。続いて、カテーテル
2及びプッシングロッド5を固定しながらシース6を引
き抜いてステントグラフト30を位置決めされた留置位
置に放出し、拡張させる。[図3(c)]
【0037】(4) 図3(d)に示すように、シース2を
固定しながらカテーテル2を矢指方向に引っ張って、該
位置決めされた留置位置に放出したステントグラフト3
0のフック14による膨大部3の切り欠き(係合手段)
3aへの係合を解き、続いて、ステントグラフト30の
内孔を通じて該膨大部3をシース6の先端部分まで引き
抜き、そして、カテーテル2、膨大部3、プッシングロ
ッド5及びシース6を共に体外に引き抜く。
固定しながらカテーテル2を矢指方向に引っ張って、該
位置決めされた留置位置に放出したステントグラフト3
0のフック14による膨大部3の切り欠き(係合手段)
3aへの係合を解き、続いて、ステントグラフト30の
内孔を通じて該膨大部3をシース6の先端部分まで引き
抜き、そして、カテーテル2、膨大部3、プッシングロ
ッド5及びシース6を共に体外に引き抜く。
【0038】本発明のステントグラフト留置装置によれ
ば、ステントグラフトを前記したような操作により血管
等の体内管状体に留置することができるので、ステント
グラフトを極度に屈曲した血管等の体内管状体内でも安
全確実に留置でき、しかも、その際、患者の苦痛や負担
を軽減させることができる。このように、ステントグラ
フト30を血管等の体内管状体内の患部に永久留置させ
て、例えば、動脈狭窄病変の拡大や動脈瘤の閉塞を行う
と同時に血流の再建を安全に達成することができる。
ば、ステントグラフトを前記したような操作により血管
等の体内管状体に留置することができるので、ステント
グラフトを極度に屈曲した血管等の体内管状体内でも安
全確実に留置でき、しかも、その際、患者の苦痛や負担
を軽減させることができる。このように、ステントグラ
フト30を血管等の体内管状体内の患部に永久留置させ
て、例えば、動脈狭窄病変の拡大や動脈瘤の閉塞を行う
と同時に血流の再建を安全に達成することができる。
【0039】本実施の形態は、ステントグラフト30を
中心にして説明したが、ステント20についても、ステ
ントグラフト30と同様に実施することができる。
中心にして説明したが、ステント20についても、ステ
ントグラフト30と同様に実施することができる。
【0040】以上、本発明によれば、次のような利点が
ある。 イ.ガイドワイヤーの導入チャネルを設けたカテーテ
ル、該カテーテルの導入チャネルを設けたプッシングロ
ッド、及び、該プッシングロッドを装填するシース、を
具備するステント(又はステントグラフト)留置装置に
おいて、該カテーテルの先端近傍にシースの先端を封止
する膨大部、例えば、楕円体状の構造をした膨大部、を
設けたので、血流等の体液がシース内に保持したステン
トグラフト部分に侵入してくるのを防止することができ
ると共に、シース内に保持したステントグラフトを血管
等の体内管状体内にそれらの内壁を損傷することなく安
全に導入することができる。
ある。 イ.ガイドワイヤーの導入チャネルを設けたカテーテ
ル、該カテーテルの導入チャネルを設けたプッシングロ
ッド、及び、該プッシングロッドを装填するシース、を
具備するステント(又はステントグラフト)留置装置に
おいて、該カテーテルの先端近傍にシースの先端を封止
する膨大部、例えば、楕円体状の構造をした膨大部、を
設けたので、血流等の体液がシース内に保持したステン
トグラフト部分に侵入してくるのを防止することができ
ると共に、シース内に保持したステントグラフトを血管
等の体内管状体内にそれらの内壁を損傷することなく安
全に導入することができる。
【0041】ロ.膨大部が、そのカテーテル導入チャネ
ルを通じて、先端方向に連続的に太くしたカテーテルに
外挿されて固定されるので、カテーテルが膨大部のカテ
ーテル導入チャネルに圧入された状態になり、そのため
に、膨大部は、強固に固定される。
ルを通じて、先端方向に連続的に太くしたカテーテルに
外挿されて固定されるので、カテーテルが膨大部のカテ
ーテル導入チャネルに圧入された状態になり、そのため
に、膨大部は、強固に固定される。
【0042】ハ.カテーテルに1本又は複数本の造影剤
の導入チャネルを設け、そして、膨大部前方のカテーテ
ル表面部分に造影剤の導入チャネルから造影剤を吐出さ
せる1個又は複数個の造影剤の吐出孔を設けたので、該
吐出孔から造影剤を吐出させながらカテーテルを血管等
の体内管状体内へ挿入することによってカテーテルの挿
入位置を映像により把握することができ、しかも、造影
剤の吐出孔から造影剤を吐出させながらカテーテルを前
後させることによって血管等の体内管状体内の患部にお
ける安全な部位を映像により短時間に把握することがで
き、それらのために、シース内に格納したステントグラ
フトの血管等の体内管状体内への挿入とステントグラフ
トの留置位置の位置決めが安全で且つ容易となる。
の導入チャネルを設け、そして、膨大部前方のカテーテ
ル表面部分に造影剤の導入チャネルから造影剤を吐出さ
せる1個又は複数個の造影剤の吐出孔を設けたので、該
吐出孔から造影剤を吐出させながらカテーテルを血管等
の体内管状体内へ挿入することによってカテーテルの挿
入位置を映像により把握することができ、しかも、造影
剤の吐出孔から造影剤を吐出させながらカテーテルを前
後させることによって血管等の体内管状体内の患部にお
ける安全な部位を映像により短時間に把握することがで
き、それらのために、シース内に格納したステントグラ
フトの血管等の体内管状体内への挿入とステントグラフ
トの留置位置の位置決めが安全で且つ容易となる。
【0043】ニ.膨大部に切り欠き等の係合手段を設け
たので、この切り欠き等の係合手段にフックを着脱可能
に係合させたステントグラフトを血管等の体内管状体内
の位置決めされた留置位置でシースより押し出して自己
拡張させても、血流等の体液流の圧力によるステントグ
ラフトの位置移動が防止される。
たので、この切り欠き等の係合手段にフックを着脱可能
に係合させたステントグラフトを血管等の体内管状体内
の位置決めされた留置位置でシースより押し出して自己
拡張させても、血流等の体液流の圧力によるステントグ
ラフトの位置移動が防止される。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、(a) ステント(又はス
テントグラフト)を極度に屈曲した血管等の体内管状体
内でも安全確実に留置でき、しかも、患者の苦痛や負担
を軽減した、ステント(又はステントグラフト)留置装
置を提供することができること、(b) 動脈血液等の体液
がシース内に保持したステントグラフト部分に侵入して
くるのを防止することができると共に、シース内に保持
したステントグラフトを血管(動脈)等の体内管状体内
にそれらの内壁を損傷することなく安全に導入すること
ができること、(c) 造影剤の吐出孔から造影剤を吐出さ
せながらカテーテルを血管等の体内管状体内へ挿入する
ことによってカテーテルの挿入位置を映像により把握す
ることができ、しかも、造影剤の吐出孔から造影剤を吐
出させながらカテーテルを前後させることによって血管
等の体内管状体内の患部における安全な部位を映像によ
り短時間に把握することができ、それらのために、シー
ス内に格納したステントグラフトの血管等の体内管状体
内への挿入とステントグラフトの留置位置の位置決めが
安全で且つ容易となること、(d) ステントグラフトを血
管等の体内管状体内における位置決めされた留置位置で
シースより押し出して自己拡張させても、血流等の体液
流の圧力によるステントグラフトの位置移動が防止され
ること、(e) 従来のステント(又はステントグラフト)
が適用外としていた動脈瘤等に適用を拡大でき、それら
のために、多くの動脈瘤等の患者にとって有益な治療法
を提供できること、等の効果を奏する。
テントグラフト)を極度に屈曲した血管等の体内管状体
内でも安全確実に留置でき、しかも、患者の苦痛や負担
を軽減した、ステント(又はステントグラフト)留置装
置を提供することができること、(b) 動脈血液等の体液
がシース内に保持したステントグラフト部分に侵入して
くるのを防止することができると共に、シース内に保持
したステントグラフトを血管(動脈)等の体内管状体内
にそれらの内壁を損傷することなく安全に導入すること
ができること、(c) 造影剤の吐出孔から造影剤を吐出さ
せながらカテーテルを血管等の体内管状体内へ挿入する
ことによってカテーテルの挿入位置を映像により把握す
ることができ、しかも、造影剤の吐出孔から造影剤を吐
出させながらカテーテルを前後させることによって血管
等の体内管状体内の患部における安全な部位を映像によ
り短時間に把握することができ、それらのために、シー
ス内に格納したステントグラフトの血管等の体内管状体
内への挿入とステントグラフトの留置位置の位置決めが
安全で且つ容易となること、(d) ステントグラフトを血
管等の体内管状体内における位置決めされた留置位置で
シースより押し出して自己拡張させても、血流等の体液
流の圧力によるステントグラフトの位置移動が防止され
ること、(e) 従来のステント(又はステントグラフト)
が適用外としていた動脈瘤等に適用を拡大でき、それら
のために、多くの動脈瘤等の患者にとって有益な治療法
を提供できること、等の効果を奏する。
【図1】(a)は、本発明の一実施の形態を示すステン
トグラフト留置装置の一部破断側面図であり、そして、
(b)は、(a)のA−A線拡大断面図である。
トグラフト留置装置の一部破断側面図であり、そして、
(b)は、(a)のA−A線拡大断面図である。
【図2】(a)は、カテーテルの部分拡大側面図であ
り、そして、(b)は、カテーテルの部分拡大平面図で
ある。
り、そして、(b)は、カテーテルの部分拡大平面図で
ある。
【図3】本発明の一実施の形態を示すステントグラフト
留置装置によるステントグラフトの装着の手順を示す説
明図であって、(a)は、ステントグラフトを示し、
(b)は、ステントグラフトをシース内に格納した状態
を示し、(c)は、ステントグラフトをシースから放出
した状態を示し、そして、(d)は、放出したステント
グラフトよりカテーテルを抜き去る状態を示す。
留置装置によるステントグラフトの装着の手順を示す説
明図であって、(a)は、ステントグラフトを示し、
(b)は、ステントグラフトをシース内に格納した状態
を示し、(c)は、ステントグラフトをシースから放出
した状態を示し、そして、(d)は、放出したステント
グラフトよりカテーテルを抜き去る状態を示す。
【図4】ステントの拡大側面図である。
【図5】ステントグラフトの拡大側面図である。
【図6】本発明者が提案したステントグラフト留置装置
の一部破断側面図であって、(a)は、多数の誘導線で
ステントグラフトを取り囲んで保持してシース外に押し
出した状態を示し、(b)は、多数の誘導線でステント
グラフトを取り囲んで保持してシース内に引き込もうと
している状態を示し、そして、(c)多数の誘導線でス
テントグラフトを取り囲んで保持してシース内に格納し
た状態を示す。
の一部破断側面図であって、(a)は、多数の誘導線で
ステントグラフトを取り囲んで保持してシース外に押し
出した状態を示し、(b)は、多数の誘導線でステント
グラフトを取り囲んで保持してシース内に引き込もうと
している状態を示し、そして、(c)多数の誘導線でス
テントグラフトを取り囲んで保持してシース内に格納し
た状態を示す。
1 ガイドワイヤー 2 カテーテル 2a ガイドワイヤーの導入チャネル 2b 造影剤の導入チャネル 3 膨大部 3a 切り欠き 4 造影剤の吐出孔 5 プッシングロッド 5a カテーテルの導入チャネル 6 シース 10ステントグラフト留置装置 11 弾性リング 11a 屈曲部 12 連結線 13 グラフト 14 フック 20 ステント 30 ステントグラフト
Claims (9)
- 【請求項1】 ガイドワイヤーの導入チャネルを設けた
カテーテル、該カテーテルの導入チャネルを設けたプッ
シングロッド、及び、該プッシングロッドを装填するシ
ース、を具備するステント(又はステントグラフト)留
置装置であって、該カテーテルの先端近傍にシースの先
端を封止する膨大部を設け、そして、該膨大部にステン
ト(又はステントグラフト)に取り付けられたフックを
着脱可能に係合させる係合手段を設けたことを特徴とす
るステント(又はステントグラフト)留置装置。 - 【請求項2】 膨大部が、そのカテーテルの導入チャネ
ルを通じて、先端方向に連続的に太くしたカテーテルに
外挿されて固定されていることを特徴とする請求項1記
載のステント(又はステントグラフト)留置装置。 - 【請求項3】 カテーテルに1本又は複数本の造影剤の
導入チャネルを設けたことを特徴とする請求項1又は2
記載のステント(又はステントグラフト)留置装置。 - 【請求項4】 膨大部前方のカテーテル表面部分に造影
剤の導入チャネルから造影剤を吐出させる1個又は複数
個の造影剤の吐出孔を設けたことを特徴とする請求項1
から3のいずれかに記載のステント(又はステントグラ
フト)留置装置。 - 【請求項5】 カテーテルが、(イ) シリコン樹脂、ポリ
塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリオレフィン、ポリエス
テル及びポリアミドより選ばれる1種の樹脂、或いは、
(ロ) 前記樹脂と金属線、ガラス繊維又は炭素繊維等との
強化プラスチックからなることを特徴とする請求項1か
ら4のいずれかに記載のステント(又はステントグラフ
ト)留置装置。 - 【請求項6】 膨大部が、楕円体状であることを特徴と
する請求項1から5のいずれかに記載のステント(又は
ステントグラフト)留置装置。 - 【請求項7】 膨大部が、ポリテトラフルオロエチレン
等のフッ素系樹脂、シリコン樹脂、ポリ塩化ビニル、ア
クリル樹脂、ポリオレフィン、ポリエステル及びポリア
ミドより選ばれる1種の樹脂からなることを特徴とする
請求項6記載のステント(又はステントグラフト)留置
装置。 - 【請求項8】 係合手段が切り欠きであることを特徴と
する請求項1から7のいずれかに記載のステント(又は
ステントグラフト)留置装置。 - 【請求項9】 カテーテルを挿入したステント(又はス
テントグラフト)を膨大部の下端とプッシングロッドの
先端との間に保持してシースの先端近傍内に格納したこ
とを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のステ
ント(又はステントグラフト)留置装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7309399A JP2000262632A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | ステント(又はステントグラフト)留置装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7309399A JP2000262632A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | ステント(又はステントグラフト)留置装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000262632A true JP2000262632A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13508388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7309399A Pending JP2000262632A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | ステント(又はステントグラフト)留置装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000262632A (ja) |
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| A02 | Decision of refusal |
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