JP2000262976A - 紙葉類の搬送装置 - Google Patents

紙葉類の搬送装置

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JP2000262976A
JP2000262976A JP11072017A JP7201799A JP2000262976A JP 2000262976 A JP2000262976 A JP 2000262976A JP 11072017 A JP11072017 A JP 11072017A JP 7201799 A JP7201799 A JP 7201799A JP 2000262976 A JP2000262976 A JP 2000262976A
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auxiliary
transport
paper sheets
conveyance
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JP11072017A
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English (en)
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Hidenari Mori
秀成 森
Junya Masuko
淳也 益子
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、多種多様な紙葉類を搬送するにあた
って、2つ折りされた紙葉類を確実に検知して、作業効
率および信頼性の向上を図れる紙葉類の搬送装置を提供
する。 【解決手段】主搬送路6の中途部に介設され、互いの間
隙に紙葉類である郵便物Pの一部を両側面から挟み、か
つ互いに異なる搬送速度に設定されて、挟まない部分の
2つ折りされた郵便物に対し形態を変化させて搬送する
第1の搬送ベルト20および第2の搬送ベルト21と、
これらベルトの搬送直前位置と直後位置において、搬送
速度の遅い側からベルトに挟まれない部分に対して郵便
物の形態変化を検知する第1,第2の厚さ検知センサ2
5,26と、これらセンサから検知信号を受けて形態の
変化の程度で単葉の郵便物と2つ折りされた郵便物を判
別し、異なる方向へ搬送案内するよう制御をなす制御部
30とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類であるたと
えば郵便物を郵便番号別に区分処理する郵便物区分処理
装置の一部を構成するものであり、供給された郵便物か
ら往復はがきを検知する2つ折り紙葉類の検知機能を備
えた紙葉類の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙葉類である郵便物を、作業者が供給部
に供給するだけで、迅速に、かつ完全自動で郵便番号別
に区分する郵便物区分処理装置が用いられていて、配送
業務の効率向上化が図られている。
【0003】この種装置では、郵便物を所定の処理部か
ら他の処理部へ搬送する搬送装置が備えられる。この搬
送装置は、一対の搬送ベルトで郵便物を挟み込み、各搬
送ベルトを互いに同速度で走行させることにより、郵便
物の搬送をなす。
【0004】このようにして処理される郵便物として、
単葉のはがきや封書ばかりでなく、2つ折りされた郵便
物である往復はがきが混在している。特に、官製の往復
はがきの場合は、紙質が比較的厚く、機械処理の点でほ
とんど問題がない。
【0005】しかるに、なかには紙質が比較的薄い私製
の往復はがきが用いられている。このような薄葉の往復
はがきは機械処理に不適であるので、装置への供給時に
除去し、別途手作業で区分処理していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、収集される
郵便物は膨大な量であり、ここから薄葉の往復はがきを
手作業で選別するには極めて面倒であり、作業時間がか
かる。作業漏れが多々生じて、そのまま機械処理にかけ
られることがあり、この場合はジャムや破損などのトラ
ブル発生の要因となる。
【0007】また、このような薄葉の2つ折れ郵便物の
存在をはじめから認めて、全ての郵便物の安全な搬送を
得るような設計思想をもっても、郵便物を一対の搬送ベ
ルトで挟んで搬送するという前提がある以上、搬送ベル
トの速度の相違や摩擦力の違いを吸収するには極めて困
難である。
【0008】本発明は、上記事情にもとづいてなされた
ものであり、その目的とするところは、多種多様な紙葉
類を搬送するにあたって、2つ折りされた紙葉類を確実
に検知して、作業効率および信頼性の向上を図った紙葉
類の搬送装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するため本発明の紙葉類の搬送装置は、請求項1と
して、単葉の紙葉類と2つ折りされた紙葉類とを混在し
た状態で供給する供給手段と、この供給手段から紙葉類
を順次1枚づつ取出す取出し手段と、この取出し手段に
よって取出された紙葉類を搬送する搬送手段とを具備
し、上記搬送手段と連設され2つ折りされた紙葉類に対
し形態を変化させて搬送する補助搬送手段と、この補助
搬送手段による搬送の直前位置とそれ以降の位置におい
て上記紙葉類の形態の変化を検知する検知手段と、この
検知手段から検知信号を受け単葉の紙葉類と2つ折りさ
れた紙葉類との別を判別する制御手段とを具備したこと
を特徴とする。
【0010】請求項2として、上記供給手段と、上記取
出し手段と、上記お搬送手段とを具備し、上記搬送手段
の中途部に介設され2つ折りされた紙葉類に対し形態を
変化させて搬送する補助搬送手段と、この補助搬送手段
による搬送の直前位置と搬送直後の位置において上記紙
葉類の形態の変化を検知する検知手段と、上記制御手段
とを具備したことを特徴とする。
【0011】請求項3として、上記供給手段と、上記取
出し手段と、上記搬送手段とを具備し、上記補助搬送手
段と、上記検知手段と、この検知手段から検知信号を受
け、単葉の紙葉類と2つ折りされた紙葉類とを判別し互
いに異なる方向へ搬送案内するよう制御する制御手段と
を具備したことを特徴とする。
【0012】請求項4として、上記供給手段と、上記取
出し手段と、上記搬送手段とを具備し、上記搬送手段の
中途部に介設され互いの間隙に紙葉類をその両側面から
挟むとともに互いに異なる搬送速度に設定され2つ折り
された紙葉類に対し形態を変化させて搬送する第1の補
助搬送手段および第2の補助搬送手段と、これら第1の
補助搬送手段および第2の補助搬送手段による搬送の直
前位置と搬送直後の位置において上記紙葉類の形態の変
化を検知する検知手段と、上記制御手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0013】請求項5として、上記供給手段と、上記取
出し手段と、上記搬送手段とを具備し、上記第1の補助
搬送手段および第2の補助搬送手段と、これら第1の補
助搬送手段および第2の補助搬送手段による搬送の直前
位置で紙葉類の形態を検知する第1の検知手段および搬
送直後の位置において上記紙葉類の形態の変化を検知す
る第2の検知手段と、これら第1,第2の検知手段から
検知信号を受け単葉の紙葉類と2つ折りされた紙葉類と
を判別し互いに異なる方向へ搬送案内するよう制御する
制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】請求項6として、上記供給手段と、上記取
出し手段と、上記搬送手段とを具備し、上記搬送手段の
中途部に介設され互いの間隙に紙葉類の一部をその両側
面から挟むとともに互いに異なる搬送速度に設定される
ことにより挟まない部分において2つ折りされた紙葉類
に対し形態を変化させて搬送する第1の補助搬送手段お
よび第2の補助搬送手段と、これら第1,第2の補助搬
送手段による搬送の直前位置でかつ第1,第2の補助搬
送手段に挟まれない部分に対して上記紙葉類の形態の変
化を検知する第1の検知手段および第1,第2の補助搬
送手段による搬送の直後位置でかつ第1,第2の補助搬
送手段に挟まれない部分に対して上記紙葉類の形態の変
化を検知する第2の検知手段と、上記制御手段とを具備
したことを特徴とする。
【0015】請求項7として、上記供給手段と、上記取
出し手段と、上記搬送手段とを具備し、上記第1の補助
搬送手段および第2の補助搬送手段と、上記第1の検知
手段および第2の検知手段と、これら第1,第2の検知
手段から検知信号を受け紙葉類の形態の変化の程度によ
り単葉の紙葉類と2つ折りされた紙葉類とを判別し互い
に異なる方向へ搬送案内するよう制御する制御手段とを
具備したことを特徴とする。
【0016】請求項8として、上記供給手段と、上記取
出し手段と、上記搬送手段とを具備し、上記第1の補助
搬送手段および第2の補助搬送手段と、これら第1,第
2の補助搬送手段による搬送の直前位置でかつ搬送速度
の遅い補助搬送手段側から第1,第2の補助搬送手段に
挟まれない部分に対して上記紙葉類の形態の変化を検知
する第1の検知手段および第1,第2の補助搬送手段に
よる搬送の直後位置でかつ搬送速度の遅い補助搬送手段
側から第1,第2の補助搬送手段に挟まれない部分に対
して上記紙葉類の形態の変化を検知する第2の検知手段
と、上記制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0017】請求項9として、上記供給手段と、上記取
出し手段と、上記搬送手段とを具備し、上記第1の補助
搬送手段および第2の補助搬送手段と、これら第1,第
2の補助搬送手段による搬送の直前位置でかつ両補助搬
送手段側から第1,第2の補助搬送手段に挟まれない部
分に対して上記紙葉類の形態の変化を検知する一対の第
1の検知手段および第1,第2の補助搬送手段による搬
送の直後位置でかつ両補助搬送手段側から第1,第2の
補助搬送手段に挟まれない部分に対して上記紙葉類の形
態の変化を検知する一対の第2の検知手段と、これら一
対づつの第1,第2の検知手段から検知信号を受け紙葉
類の形態の変化の程度により単葉の紙葉類と2つ折りさ
れた紙葉類とを判別し互いに異なる方向へ搬送案内する
よう制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0018】このような課題を解決する手段を備えるこ
とにより、多種多様な紙葉類を搬送するにあたって、2
つ折りされた紙葉類を確実に分離して、作業効率と信頼
性が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明するに、紙葉類として郵便物を適用
し、紙葉類の処理装置として郵便物区分処理装置を適用
する。図1は、郵便物区分処理装置の全体を示す。装置
本体1の図中右側部に装置本体1よりも低い寸法の側台
部2が隣設される。特に、側台部2上面にはパネル状の
操作部3が設けられる。
【0020】装置本体1の上下方向ほぼ中央部で、かつ
水平方向全長に亘って、郵便番号や宛名住所などの宛先
情報が書込まれ、あるいは印刷された紙葉類として郵便
物Pの供給手段である供給部4が設けられる。
【0021】この供給部4の図中右側端は郵便物取出し
側であって取出し手段である取出し部5が設けられると
ともに、搬送手段である搬送ベルトからなる主搬送路6
が設けられる。この主搬送路6の取出し部5下流側に、
後述する2つ折り紙葉類検知手段をなす往復はがき検知
部7が設けられる。
【0022】さらに、この往復はがき検知部7の下流側
には、排除分岐路8が分岐している。この排除分岐路8
の先端部に対向して図示しない排除ポケットが設けら
れ、検出した往復はがきを導くようになっている。
【0023】上記主搬送路6における排除分岐路8の非
分岐下流側には、バーコード読取り部9が設けられる。
さらに主搬送路6は、側台部2において上部から下部に
亘って複数の折曲を繰り返し、側台部2から出て装置本
体1の一側端上部に向かっている。
【0024】装置本体1側における主搬送路6に対向し
て段パス部10が配置される。この段パス部10は、装
置本体1の上下方向に亘り所定間隔を存して複数の切換
えゲートを備えている。
【0025】上記段パス部10の各段に対応して水平方
向に区分手段である複数の区分箱11が配置され、これ
らで集積部12が形成される。この集積部12の区分箱
11は上下方向に沿って揃えられ、上記供給部4の上部
側における装置本体1のほとんど大部分を占める。
【0026】なお、装置本体1における供給部4の下部
側に沿って並行に、複数の仕切りで仕切られた複数の一
時保管箱13が設けられる。
【0027】このようにして構成される郵便物区分処理
装置であって、作業者は収集した複数の郵便物Pを供給
部4に供給する。このとき作業者は、郵便物Pの第1面
である郵便番号や宛名住所などの宛先情報(区分情報)
が書込まれ、あるいは印刷される面が同一方向を向くよ
うに、後端を揃えて立位で収容する。
【0028】供給部4に供給された郵便物Pは、取出し
部5において一通づつ取出され、主搬送路6へ導かれ
る。郵便物Pは順次、主搬送路6に沿って搬送され、往
復はがき検知部7にて郵便物に混在した往復はがきが後
述するようにして検出される。検出された往復はがきは
排除分岐路8へ導かれ、排除ポケットに集積される。
【0029】往復はがき検知部7にて検出されない全て
の郵便物Pは、そのまま主搬送路6に沿って搬送され
る。バーコード読取り部9に対向したとき、郵便物Pに
予め付与された図示しないバーコードの読取りがなされ
る。
【0030】なお、バーコードとして、宛先情報に対応
して決められ利用者によって予め記載されたコード(た
とえば、カスタマーコードと言う)や、宛名住所に対応
して付与される宛名住所コード、郵便番号に対応して決
められる郵便番号コード、または宛先情報の認識が不能
となった郵便物に付与されるメールIDコードなどがあ
る。
【0031】上記バーコード読取り部9でバーコードが
読取られた郵便物Pが段パス部10に到達したタイミン
グをとって、段パス部10の切換えゲートが切換るよう
制御される。郵便物Pは指定された排除分岐路に導か
れ、さらに集積部12における指定された区分箱11内
に仕分けられる。
【0032】つぎに、上記往復はがき検知部7について
詳述する。図2に示すように、主搬送路6間に一対の搬
送ベルト20,21が介在される。下部側を第1の補助
搬送手段である第1の搬送ベルト20と呼び、これは駆
動ローラ22aと搬送ローラ22bとの間に掛け渡され
る。この第1の搬送ベルト20の搬送速度Vaは、主搬
送路6を構成する搬送ベルトの搬送速度と同一に設定さ
れる。
【0033】上部側を第2の補助搬送手段である第2の
搬送ベルト21と呼び、別の駆動ローラ23aと搬送ロ
ーラ23bとの間に掛け渡される。この第2の搬送ベル
ト21の搬送速度Vbは、第1の搬送ベルト20の搬送
速度Vaよりも所定速度だけ遅い速度(Va>Vb)に
設定されている。
【0034】これら第1,第2の搬送ベルト20,21
は主搬送路6の搬送方向と同一方向に郵便物Pを搬送す
るよう互いに狭小の間隙を存して並行して設けられる。
上記間隙は主搬送路6における郵便物Pの搬送位置と対
向しており、ここで郵便物Pを挟んだ状態で搬送すると
ともに、主搬送路6へ郵便物Pを受け渡しできるように
なっている。
【0035】実際には、図4(A)に示すように、各搬
送ベルト20,21は水平なガイド面Gと所定間隔を存
して並行で、かつ互いにガイド面Gとは直交する垂直方
向に狭小の間隙を存するようにローラ間に掛け渡されて
いる。
【0036】したがって、これら搬送ベルト20,21
間によって搬送される郵便物Pは、ほとんど上部側のみ
がベルト20,21に挟持されていて、ベルト下端縁と
ガイド面Gとの間は完全に露出した状態となっている。
【0037】そして、各搬送ベルト20,21の下端縁
とガイド面Gとの間の位置には、搬送される郵便物Pに
対して第1の検知手段である第1の厚さ検知センサ25
と、第2の検知手段である第2の厚さ検知センサ26が
配置される。
【0038】再び図2に示すように、第1の厚さ検知セ
ンサ25は第1,第2の搬送ベルト20,21における
郵便物搬入側の端部に設けられ、第2の厚さ検知センサ
26は第1,第2の搬送ベルトにおける郵便物搬出側の
端部に設けられる。
【0039】第1,第2の厚さ検知センサ25,26
は、それぞれ搬送速度の遅い第2の搬送ベルト21側の
みに配置されていて、搬送される郵便物Pに対してレー
ザ光を照射し、かつ郵便物から反射したレーザ光を受け
て、その反射時間によってセンサと郵便物との距離を検
知する。
【0040】そして、第1,第2の厚さ検知センサ2
5,26は制御手段である制御部30と電気的に接続さ
れていて、各センサから制御部30へ検知信号を送るよ
うになっている。
【0041】上記制御部30においては、第1の厚さ検
知センサ25と第2の厚さ検知センサ26から送られて
きたセンサと郵便物との距離の信号から、あらかじめ制
御部30に記憶された基準値に対して演算をなし、それ
ぞれの位置における郵便物Pの厚さ寸法に換える演算回
路を備えている。
【0042】そして、制御部30では各厚さ検知センサ
25,26の検知にもとづく演算値である厚さ寸法を互
いに比較する比較回路を備えていて、その結果に応じて
上記主搬送路6と排除分岐路8との分岐部に備えた切換
えゲートKを駆動制御するように設定されている。
【0043】つぎに、このようにして構成される往復は
がき検知部7に郵便物Pが搬送されたときの状態を、図
2ないし図4に示す構成および動作と、図5に示すフロ
ーチャートにもとづいて説明する。
【0044】主搬送路6から搬送される郵便物Pが往復
はがき検知部7における第1,第2の搬送ベルト20,
21に挟持される直前位置において第1の厚さ検知セン
サ25が郵便物Pを検知する。
【0045】図5のフローチャートにおけるステップS
1の状態であり、その信号は制御部30へ送られる。ス
テップS2に移って、制御部30では第1の厚さ検知セ
ンサ25からの検知信号にもとづいて郵便物Pの厚さ寸
法に換える演算がされる。
【0046】なお郵便物Pは、先に図4(A)で説明し
たように、その上部側が第1,第2の搬送ベルト20,
21に挟持され、下端がガイド面Gに載って立位状態で
搬送される。
【0047】郵便物Pが、単葉のはがきあるいは封書で
ある場合には、搬送速度の相違する第1,第2の搬送ベ
ルト20,21のいずれか一方のベルトになじんで搬送
され、他方のベルトとは摺接する。
【0048】また、郵便物Pが2枚取りされた状態で主
搬送路6から搬送されてくれば、各郵便物Pは各搬送ベ
ルト20,21の搬送速度による速度差が生じる。その
結果、2枚取りされた郵便物は互いに分離し、2枚取り
が解消された状態で主搬送路6に受け渡されることとな
る。
【0049】いずれにしても、郵便物Pはこれらベルト
20,21から搬出される直後位置において、第2の厚
さ検知センサ26によって検知され、その信号は制御部
30へ送られる。すなわち、図5フローチャートのステ
ップS3である。
【0050】つぎに、ステップS4に移って、第2の厚
さ検知センサ26からの検知信号を受けた制御部30で
は、演算回路が郵便物Pの厚さ寸法に換える演算をな
す。さらにステップS5に移り、制御部30では第1,
第2の厚さ検知センサ25,26の信号から演算した郵
便物Pのベルト搬入前の厚さ寸法Aと搬出後の厚さ寸法
Bとを比較する。
【0051】単葉のはがきや封書であれば、第1,第2
の搬送ベルト20,21の搬入側と搬出側において郵便
物Pの厚さ寸法の差はゼロであり、たとえ主搬送路6や
各搬送ベルト20,21で搬送振れがあったとしても、
所定値範囲内に収まる。
【0052】また、2枚取りの状態で搬入され、かつ互
いに分離して搬出される郵便物であれば、搬入側と搬出
側において2枚分と1枚分との厚さの差が生じるが、そ
れとて所定値範囲内に収まって往復はがきとは相違す
る。
【0053】図3に示すように、郵便物のうち往復はが
きPwが往復はがき検知部7に搬送されると、搬送中の
形態が変化する。すなわち、往復はがきPwは2つ折り
されているところから、第1の搬送ベルト20に接触す
る面a1と、第2の搬送ベルト21に接触する面a2と
に分かれる。
【0054】先に説明したように、各搬送ベルト20,
21に搬送速度差があるので、往復はがきPwの互いの
面a1,a2がずれる。特に、往復はがきPwの各搬送
ベルト20,21の下端縁からガイド面Gに至る露出部
は各ベルトに挟持されていないので、ずれの変化が大き
く現れる。
【0055】図4(B)に示すように、往復はがきPw
の2つ折りされた端部がガイド面Gに載り、かつ各搬送
ベルト20,21の下端縁から露出しており、搬送速度
の速い側である第1の搬送ベルト20に接触する面a1
が速く引張られる。
【0056】一方、搬送速度の遅い側である第2の搬送
ベルト21に接触する面a2では、面a1が引張られる
影響で湾曲変形する。この湾曲変形は、必ず、第2の搬
送ベルト21側に膨出するよう現れるので、上記第2の
厚さ検知センサと26の検知する距離が通常の郵便物P
と比較して狭まる。
【0057】ステップS6において、単葉の郵便物Pで
あれば搬入前の厚さ寸法Aと搬出後の厚さ寸法Bとにほ
とんど差がなく、NoとなってステップS7に移り通常
処理がなされる。すなわち、この郵便物Pはそのまま主
搬送路6に沿って搬送され、先に説明した処理がなされ
る。
【0058】ところが、往復はがきPwの場合は、搬入
前の厚さ寸法Aと、搬入後の厚さ寸法Bとを比較する
と、先に説明した現象からAとBが相違し、ステップ6
ではYesとなる。
【0059】すなわち、制御部30において往復はがき
Pwの通過を認識し、さらにこの往復はがきPwが排除
分岐路8へ到達する直前のタイミングをとって切換えゲ
ートKに切換え信号を送る。この往復はがきPwは排除
分岐路8側へ切換え案内され排除ポケットへ導かれる。
【0060】このことにより、収集された膨大な量の郵
便物Pの中から往復はがきPwを選別する手間が省けて
区分効率の向上を得るとともに、往復はがきによるジャ
ムの発生をなくし、かつ往復はがき自体の破損を防止し
て信頼性の向上を図れる。
【0061】なお、第2の厚さ検知センサ26を第1,
第2の搬送ベルト20,21の搬出直後の位置に対向し
て配置して検知するようにしたが、これに限定されるも
のではなく、第1,第2の搬送ベルト20,21の搬送
途中の位置において検知するようにしてもよい。ただ
し、その位置によっては往復はがきPwの形態変化が現
れる状態がごく少ないことも考えられるので、より精度
の高いセンサを用いる必要がある。
【0062】また、上記実施の形態においては、搬送速
度の遅い側である第2の搬送ベルト21側に第1,第2
の厚さ検知センサ25,26を配置したが、これに限定
されるものではない。
【0063】図6(A)(B)に示すように、第1の搬
送ベルト20側はもちろんのこと、第2の搬送ベルト2
1側にも対向して、同一機能の第3,第4の厚さ検知セ
ンサ27,28を配置してもよい。
【0064】フローチャートは、図7に示すようにな
る。ステップT1では各搬送ベルト20,21の搬入側
において、第1の厚さ検知センサ25と第3の厚さ検知
センサ27が郵便物Pの両側から距離を測り、その信号
を制御部30へ送る。
【0065】ステップT2に移って、それぞれの検知信
号から、距離の和(a+b)を演算して記憶する。つぎ
にステップT3に移って、各搬送ベルト20,21の搬
出側において、第2の厚さ検知センサ26と第4の厚さ
検知センサ28が郵便物Pの両側から距離を測り、その
信号を制御部30へ送る。
【0066】ステップT4において、それぞれの検知信
号から、距離の和(c+d)を演算して記憶する。つぎ
に、ステップT5で、制御部30において先に記憶した
値(a+b)と、そのあと記憶した値(c+d)を比較
する。
【0067】単葉のはがきや封書などでは、たとえ2枚
取りされた場合であってもその差がほとんどなく、No
となってステップT7に移り通常の処理を行う。すなわ
ち、この郵便物Pはそのまま主搬送路6に沿って搬送さ
れ、先に説明した処理がなされる。
【0068】ところが、往復はがきPwの場合は、先に
説明したように搬送速度の遅い第2の搬送ベルト21側
の面a2が大きく湾曲する一方で、搬送速度の速い側で
ある第1の搬送ベルト20側の面a1もある程度は変化
する。
【0069】結局、ステップT5での比較の結果が、Y
esとなって往復はがきであることの断定がなされる。
そして、ステップT6に移り、切換えゲートKをタイミ
ングをとって切換え駆動し、この往復はがきPwを排除
分岐路8から排除ポケットへ導くことになる。
【0070】すなわち、先に説明した構成と比較してセ
ンサの数が増加した分だけコストの上昇はやむを得ない
が、往復はがきPwの搬送速度の速い側である第1の搬
送ベルト20側の面a1のわずかの変形をもキャッチで
き、ステップT5における搬入側と搬出側との比較の差
が大きく現れて、より精度の高い検知を行える。
【0071】さらにまた、紙葉類として郵便物を、かつ
2つ折りされた紙葉類として往復はがきを適用したが、
これに限定されるものではなく、単葉の紙葉類と2つ折
りされた紙葉類とが混在するものの中から、2つ折りさ
れた紙葉類を検知する必要のある装置全てに適用でき
る。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
種多様な紙葉類を搬送するにあたって、2つ折りされた
紙葉類を確実に検知できるので、作業効率および信頼性
の向上を図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す、紙葉類処理装置
である郵便物区分処理装置の概略の斜視図。
【図2】同実施の形態を示す、往復はがき検知部の概略
の構成図。
【図3】同実施の形態を示す、往復はがき検知部に往復
はがきが搬送されたときの状態を説明する図。
【図4】同実施の形態を示す、往復はがき検知部におけ
る通常の郵便物と往復はがきの異なる状態を説明する
図。
【図5】同実施の形態を示す、往復はがき検知部におけ
るフローチャート図。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す、往復はがき検
知部における通常の郵便物と往復はがきの異なる状態を
説明する図。
【図7】同実施の形態を示す、往復はがき検知部におけ
るフローチャート図。
【符号の説明】 P…郵便物(紙葉類)、 4…供給部(供給手段)、 3…取出し部(取出し手段)、 6…主搬送路(搬送手段)、 20…第1の搬送ベルト(第1の補助搬送手段)、 21…第2の搬送ベルト(第2の補助搬送手段)、 25…第1の厚さ検知センサ(第1の検知手段)、 26…第2の厚さ検知センサ(第2の検知手段)、 27…第3の厚さ検知センサ(第3の検知手段)、 28…第4の厚さ検知センサ(第4の検知手段)、 30…制御部(制御手段)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単葉の紙葉類と2つ折りされた紙葉類とを
    混在した状態で供給する供給手段と、この供給手段から
    紙葉類を順次1枚づつ取出す取出し手段と、この取出し
    手段によって取出された紙葉類を搬送する搬送手段とを
    具備し、 上記搬送手段と連設され、2つ折りされた紙葉類に対し
    形態を変化させて搬送する補助搬送手段と、 この補助搬送手段による搬送の直前位置と、それ以降の
    位置において上記紙葉類の形態の変化を検知する検知手
    段と、 この検知手段から検知信号を受け、単葉の紙葉類と2つ
    折りされた紙葉類との別を判別する制御手段と、を具備
    したことを特徴とする紙葉類の搬送装置。
  2. 【請求項2】単葉の紙葉類と2つ折りされた紙葉類とを
    混在した状態で供給する供給手段と、この供給手段から
    紙葉類を順次1枚づつ取出す取出し手段と、この取出し
    手段によって取出された紙葉類を搬送する搬送手段とを
    具備し、 上記搬送手段の中途部に介設され、2つ折りされた紙葉
    類に対し形態を変化させて搬送する補助搬送手段と、 この補助搬送手段による搬送の直前位置と、搬送直後の
    位置において上記紙葉類の形態の変化を検知する検知手
    段と、 この検知手段から検知信号を受け、単葉の紙葉類と2つ
    折りされた紙葉類とを判別する制御手段と、を具備した
    ことを特徴とする紙葉類の搬送装置。
  3. 【請求項3】単葉の紙葉類と2つ折りされた紙葉類とを
    混在した状態で供給する供給手段と、この供給手段から
    紙葉類を順次1枚づつ取出す取出し手段と、この取出し
    手段によって取出された紙葉類を搬送する搬送手段とを
    具備し、 上記搬送手段の中途部に介設され、2つ折りされた紙葉
    類に対し形態を変化させて搬送する補助搬送手段と、 この補助搬送手段による搬送の直前位置と、搬送直後の
    位置において上記紙葉類の形態の変化を検知する検知手
    段と、 この検知手段から検知信号を受け、単葉の紙葉類と2つ
    折りされた紙葉類とを判別し、互いに異なる方向へ搬送
    案内するよう制御する制御手段と、を具備したことを特
    徴とする紙葉類の搬送装置。
  4. 【請求項4】単葉の紙葉類と、2つ折りされた紙葉類と
    が混在した状態で供給する供給手段と、この供給手段か
    ら紙葉類を順次1枚づつ取出す取出し手段と、この取出
    し手段によって取出された紙葉類を搬送する搬送手段と
    を具備し、 上記搬送手段の中途部に介設され、互いの間隙に紙葉類
    をその両側面から挟むとともに互いに異なる搬送速度に
    設定され、2つ折りされた紙葉類に対し形態を変化させ
    て搬送する第1の補助搬送手段および第2の補助搬送手
    段と、 これら第1の補助搬送手段および第2の補助搬送手段に
    よる搬送の直前位置と、搬送直後の位置において上記紙
    葉類の形態の変化を検知する検知手段と、 この検知手段から検知信号を受け、単葉の紙葉類と2つ
    折りされた紙葉類とを判別し、互いに異なる方向へ搬送
    案内するよう制御する制御手段と、を具備したことを特
    徴とする紙葉類の搬送装置。
  5. 【請求項5】単葉の紙葉類と、2つ折りされた紙葉類と
    が混在した状態で供給する供給手段と、この供給手段か
    ら紙葉類を順次1枚づつ取出す取出し手段と、この取出
    し手段によって取出された紙葉類を搬送する搬送手段と
    を具備し、 上記搬送手段の中途部に介設され、互いの間隙に紙葉類
    をその両側面から挟むとともに互いに異なる搬送速度に
    設定され、2つ折りされた紙葉類に対し形態を変化させ
    て搬送する第1の補助搬送手段および第2の補助搬送手
    段と、 これら第1の補助搬送手段および第2の補助搬送手段に
    よる搬送の直前位置で紙葉類の形態を検知する第1の検
    知手段および、搬送直後の位置において上記紙葉類の形
    態の変化を検知する第2の検知手段と、 これら第1,第2の検知手段から検知信号を受け、単葉
    の紙葉類と2つ折りされた紙葉類とを判別し、互いに異
    なる方向へ搬送案内するよう制御する制御手段と、を具
    備したことを特徴とする紙葉類の搬送装置。
  6. 【請求項6】単葉の紙葉類と、2つ折りされた紙葉類と
    が混在した状態で供給する供給手段と、この供給手段か
    ら紙葉類を順次1枚づつ取出す取出し手段と、この取出
    し手段によって取出された紙葉類を搬送する搬送手段と
    を具備し、 上記搬送手段の中途部に介設され、互いの間隙に紙葉類
    の一部を、その両側面から挟むとともに互いに異なる搬
    送速度に設定されることにより、挟まない部分において
    2つ折りされた紙葉類に対し形態を変化させて搬送する
    第1の補助搬送手段および第2の補助搬送手段と、 これら第1,第2の補助搬送手段による搬送の直前位置
    でかつ第1,第2の補助搬送手段に挟まれない部分に対
    して上記紙葉類の形態の変化を検知する第1の検知手段
    および、第1,第2の補助搬送手段による搬送の直後位
    置でかつ第1,第2の補助搬送手段に挟まれない部分に
    対して上記紙葉類の形態の変化を検知する第2の検知手
    段と、 これら第1,第2の検知手段から検知信号を受け、単葉
    の紙葉類と2つ折りされた紙葉類とを判別し、互いに異
    なる方向へ搬送案内するよう制御する制御手段と、を具
    備したことを特徴とする紙葉類の搬送装置。
  7. 【請求項7】単葉の紙葉類と、2つ折りされた紙葉類と
    が混在した状態で供給する供給手段と、この供給手段か
    ら紙葉類を順次1枚づつ取出す取出し手段と、この取出
    し手段によって取出された紙葉類を搬送する搬送手段と
    を具備し、 上記搬送手段の中途部に介設され、互いの間隙に紙葉類
    の一部を、その両側面から挟むとともに互いに異なる搬
    送速度に設定されることにより、挟まない部分において
    2つ折りされた紙葉類に対し形態を変化させて搬送する
    第1の補助搬送手段および第2の補助搬送手段と、 これら第1,第2の補助搬送手段による搬送の直前位置
    でかつ第1,第2の補助搬送手段に挟まれない部分に対
    して上記紙葉類の形態の変化を検知する第1の検知手段
    および、第1,第2の補助搬送手段による搬送の直後位
    置でかつ第1,第2の補助搬送手段に挟まれない部分に
    対して上記紙葉類の形態の変化を検知する第2の検知手
    段と、 これら第1,第2の検知手段から検知信号を受け、紙葉
    類の形態の変化の程度により単葉の紙葉類と2つ折りさ
    れた紙葉類とを判別し、互いに異なる方向へ搬送案内す
    るよう制御する制御手段と、を具備したことを特徴とす
    る紙葉類の搬送装置。
  8. 【請求項8】単葉の紙葉類と、2つ折りされた紙葉類と
    が混在した状態で供給する供給手段と、この供給手段か
    ら紙葉類を順次1枚づつ取出す取出し手段と、この取出
    し手段によって取出された紙葉類を搬送する搬送手段と
    を具備し、 上記搬送手段の中途部に介設され、互いの間隙に紙葉類
    の一部を、その両側面から挟むとともに互いに異なる搬
    送速度に設定されることにより、挟まない部分において
    2つ折りされた紙葉類に対し形態を変化させて搬送する
    第1の補助搬送手段および第2の補助搬送手段と、 これら第1,第2の補助搬送手段による搬送の直前位置
    でかつ搬送速度の遅い補助搬送手段側から第1,第2の
    補助搬送手段に挟まれない部分に対して上記紙葉類の形
    態の変化を検知する第1の検知手段および、第1,第2
    の補助搬送手段による搬送の直後位置でかつ搬送速度の
    遅い補助搬送手段側から第1,第2の補助搬送手段に挟
    まれない部分に対して上記紙葉類の形態の変化を検知す
    る第2の検知手段と、 これら第1,第2の検知手段から検知信号を受け、紙葉
    類の形態の変化の程度により単葉の紙葉類と2つ折りさ
    れた紙葉類とを判別し、互いに異なる方向へ搬送案内す
    るよう制御する制御手段と、を具備したことを特徴とす
    る紙葉類の搬送装置。
  9. 【請求項9】単葉の紙葉類と、2つ折りされた紙葉類と
    が混在した状態で供給する供給手段と、この供給手段か
    ら紙葉類を順次1枚づつ取出す取出し手段と、この取出
    し手段によって取出された紙葉類を搬送する搬送手段と
    を具備し、 上記搬送手段の中途部に介設され、互いの間隙に紙葉類
    の一部を、その両側面から挟むとともに互いに異なる搬
    送速度に設定されることにより、挟まない部分において
    2つ折りされた紙葉類に対し形態を変化させて搬送する
    第1の補助搬送手段および第2の補助搬送手段と、 これら第1,第2の補助搬送手段による搬送の直前位置
    でかつ両補助搬送手段側から第1,第2の補助搬送手段
    に挟まれない部分に対して上記紙葉類の形態の変化を検
    知する一対の第1の検知手段および、第1,第2の補助
    搬送手段による搬送の直後位置でかつ両補助搬送手段側
    から第1,第2の補助搬送手段に挟まれない部分に対し
    て上記紙葉類の形態の変化を検知する一対の第2の検知
    手段と、 これら一対づつの第1,第2の検知手段から検知信号を
    受け、紙葉類の形態の変化の程度により単葉の紙葉類と
    2つ折りされた紙葉類とを判別し、互いに異なる方向へ
    搬送案内するよう制御する制御手段と、を具備したこと
    を特徴とする紙葉類の搬送装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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