JP6673583B2 - 書類状荷物区分装置及び書類状荷物区分方法 - Google Patents
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Description
この種の大型薄物区分機は、処理対象物にサイズや厚さ、硬さ・柔らかさなどの制限を設けることで、処理対象物を高速かつ高密度での区分搬送を可能とし、高い処理能力を実現している。
このとき、大型薄物区分機の処理対象外の書類状荷物は、手作業により区分が行われることから、作業効率化のためには、大型薄物区分機で処理可能な書類状荷物はできるだけ大型薄物区分機で処理し、かつ手作業による区分作業を最小限にするのが望ましいとされる。
特許文献1に示される自動選別装置は、搬送される書類状荷物の寸法を測定する寸法測定手段を有し、該寸法測定手段の測定結果に基づいて、書類状荷物を区分するものである。
特許文献2に示される郵便物区分機では、紙葉類を搬送部底面ベルトと搬送部側面ベルトによって支持して搬送する搬送部の搬送途中にて、該紙葉類に記載されている情報(宛名や郵便番号やバーコードなど)を非接触で読み取り、その読取結果に基づき、搬送経路を切り替える構成が示されている。
特許文献4に示される郵便物処理装置では、厚さ選別部に供給された郵便物のうち、ある一定の厚さ及び厚さを越える大型物が外部に排出され、それ以外の郵便物が幅選別部の主搬送路へ搬送されるとの構成が示されている。
このような不具合を防止するために、例えば、人手による事前選別作業を追加導入することも考えられるが、このような追加作業により人的負荷が増して、一連の区分作業が非効率となってしまうという不具合が発生する。
本発明は、平置き状態で送り込まれた書類状荷物を均して(ならして)送り出す切出し部と、該切出し部から送られてきた書類状荷物の中で一定厚さ以上のものを排除する厚物抽出部と、該厚物抽出部を通過した書類状荷物を一通ずつ送り出す一通取出し部と、該一通取出し部から送られてきた書類状荷物の形態を検出する形態検知部と、該形態検知部にて不適格な形態と判定された書類状荷物を排除する不適格物排除部と、該不適格物排除部を通過した適格とされる書類状荷物をスキャンするスキャナ部と、該スキャナ部でのスキャン結果による判定に基づき書類状荷物を区分して集積する区分集積部と、を有することを特徴とする。
図1は本発明に係る書類状荷物区分装置1であって、切出し部2と、厚物抽出部3と、一通取出し部4と、形態検知部5と、不適格物排除部6と、スキャナ部7と、区分集積部8とを主要構成とする。これら構成部材は、書類状荷物Sの搬送経路に沿うように配置されている。
厚物抽出部3は、切出し部2から送られてきた書類状荷物Sの中で一定厚さ以上のものを排除するものである。
一通取出し部4は、厚物抽出部3を通過した書類状荷物Sを一通ずつ次工程に送り出すものである。
スキャナ部7は不適格物排除部6を通過した適格とされる書類状荷物Sの郵便番号、宛先等の配送情報をスキャンするものであり、また、区分集積部8はスキャナ部7でのスキャン結果による判定に基づき書類状荷物Sを区分して集積する。
また、この手区分所9は、形態検査部5にて不適格な形態と判定された書類状荷物Sとともに、厚物抽出部3にて厚物と検知された書類状荷物Sも共に受け入れ可能である。
その後、この厚物抽出部3を通過した書類状荷物Sは、一通取出し部4にて一通ずつ送り出された後、形態検知部5にてその形態が検出される。
このとき、この形態検知部5にて不適格な形態の書類状荷物Sであると判定された場合には、不適格物排除部6にて該書類状荷物Sが排除される。
一方、不適格物排除部6を通過した適格な書類状荷物Sはスキャナ部7に送られた後、該スキャナ部7でのスキャン結果による判定に基づき、区分集積部8に区分及び集積される。
すなわち、上記のような書類状荷物区分装置1では、書類状荷物Sについて、厚物抽出部3にて一定厚さ以上のものが排除された後、不適格物排除部6にて不適格な形態と判定されたものが排除されるという二重スキャンを実行できるので、人手による区分処理を最小限に抑えつつ、大型書類状荷物及び集積区分に不適格な書類状荷物の排除を確実に行うことができる。
次に、図1の書類状荷物区分装置1を具体化した、自動選別機10を有する大型薄物区分装置100の実施形態について、図2〜図4を参照して説明する。
このインプットコンベア部11には、平置き状態で山状に積まれた書類状荷物Sを均して送り出すラフ切出し部12が設けられている。
このラフ切出し部12は、独立して駆動されて山状に積まれた書類状荷物Sを均して少量のまとまりとなるように送り出す傾斜コンベア13a〜13を有するものであって、傾斜コンベア13cの出口付近には、書類状荷物Sの厚みが一定量を超えたか否かを検知する第1のラフ厚さ検知器14Aが設置されている。
そして、このラフ切出し部12では、ラフ厚さ検知14Aにて一定以上の厚みのある書類状荷物Sを検出すると、傾斜コンベア13a、13bを止め、傾斜コンベア13cのみを駆動して、該書類状荷物Sを最少量にして厚物抽出部20に搬送する。
この厚物抽出部20は、入口付近に設置されたラフ厚さ検知器14Bの検知結果に基づき、書類状荷物Sの進入方向と同方向に沿う回転軸21を中心として回転する傾倒コンベア22を備えるものである。
そして、この傾倒コンベア22では、ラフ厚さ検知器14Bが一定厚さ以上の書類状荷物S(符号S1で示す大型の書類状荷物)を検出した場合に、上方向に回転して該書類状荷物Sを背面側の排除コンベア23に排除し、また、ラフ厚さ検知器14Bが一定厚さ以上の書類状荷物Sを検出しない場合(通常厚さの書類状荷物Sである場合)に、下方向に回転して該書類状荷物Sを、下方に位置する均し搬送部24に供給する。
なお、排除コンベア23は、傾倒コンベア22で排除した書類状荷物Sを、人手によって区分作業を行う手区分エリアMに供給するための搬送経路である。
大型偏心ローラ26は、書類状荷物Sを45度傾斜状態から一瞬立位状態にして書類状荷物Sの下端揃えを促すものである。
そして、この均し搬送部24で均一に均された(ならされた)書類状荷物Sは、下流側に位置する一通取出し部30に供給される。
なお、供給機構32としては、サクションベルト、サーボモータ、エアバルブ、チャンバ等の既存技術からなる構成が用いられる。
そして、この一通取出し部30で一通ずつ整列された書類状荷物Sは、下流側に位置する揃え部33に供給される。
また、この揃え部33の入口側には、書類状荷物Sのサイズを検知するサイズ検知器36が設けられている。
このサイズ検知器36は、搬送機構34の上流側に設けられて、書類状荷物Sの搬送方向に対して垂直に書類状荷物Sの有無を検知するセンサ(図示略)を複数個並べた構成とされるものであって、該センサの検出値とその検出時間に基づき書類状荷物Sのサイズを検知する。
そして、この揃え部33では、倒し機構35により搬送機構34で搬送された書類状荷物Sを倒す処理を行なった後、該書類状荷物Sを形態検知部40に供給する。
これら厚さ測定器41と厚さ測定器42では、書類状荷物Sに圧力を加えない状態と圧力を加えた状態とでそれぞれ測定し、その差により柔らかさ(潰れやすさ)を判断する。
そして、このような形態検知器40にて、書類状荷物Sの二通通過検知、厚さ凹凸検知、柔らかさ検知、サイズ検知等の詳細検知が行われた後、該書類状荷物Sを下流側の不適格物排除部50に供給する。
具体的には、不適格物排除部50は、形態検知器40にて書類状荷物Sの二通通過が検知された場合に(この書類状荷物Sを符号S2で示す)、不適格であると判定して、該書類状荷物Sがリターンコンベア52に進むように3分岐搬送機構51を動作させる。
また、この不適格物排除部50では、形態検知器40にて書類状荷物Sが一定値以上の厚さ・大きさであると検知された場合に(この書類状荷物Sを符号S3で示す)、不適格であると判定して、該書類状荷物Sが排除コンベア53に進むように3分岐搬送機構51を動作させる。
また、この不適格物排除部50では、形態検知器40にて書類状荷物Sが一定値以内の厚さ・大きさであり、かつ二通通過となっていないと検知された場合に(この書類状荷物Sを符号S4で示す)、適格であると判定して、該書類状荷物Sがスキャナ部60に進むように3分岐搬送機構51を動作させる。
また、排除コンベア53は、不適格物排除部50で排除された書類状荷物Sを、人手によって区分作業を行う手区分エリアMまで搬送するための搬送経路であって、途中、傾倒コンベア22で排除した書類状荷物Sを搬送する排除コンベア23に合流する。
これらスキャナヘッド62及び63では、書類状荷物Sの宛先を表側及び裏側からスキャンし、判別部(図示略)に宛先画像を送信する。そして、スキャナ部60を通過した書類状荷物Sは移載部64に供給される。
区分集積部70は、数珠つなぎ状となりかつ一定速度で周回する複数の搬送ボックス71を有するものであって、先の移送搬送機構65では、スキャナヘッド62及び63の読取りデータに基づき、搬送ボックス71の周回と同期を取りつつ、スイングをしながら書類状荷物Sを、該当する搬送ボックス71内の宛先毎の集積トレー72に振り分ける。
そして、ラフ切出し部12から厚物抽出部20に書類状荷物Sを送り込む際に、ラフ厚さ検知14Aにて一定以上の厚みのある大型書類状荷物S1を検出した場合には、傾斜コンベア13a、13bを止め、傾斜コンベア13cだけ搬送させ、書類状荷物Sを最少量にして厚物抽出部20に搬送する。
すなわち、書類状荷物Sが一定未満の厚みとなる規格内のサイズである場合には、厚物抽出部20の傾倒コンベア22が水平状態で書類状荷物Sを受け入れた後、傾倒コンベアが下方に45度傾き、書類状荷物Sの下端を揃えると共に、下流の均し搬送部24へ書類状荷物Sを搬送させるようにする。その後、次の書類状荷物Sを受け入れるため、傾倒コンベア22が当初の水平状態に戻る。
このとき、書類状荷物Sは、厚物抽出部20の傾倒コンベア22を下方へ傾倒させて滑り落す処理と、均し搬送部24に備えられた大型偏心ローラ26の回転動作により、下端が揃った状態で下流の一通取出し部30へと搬送される。
具体的には、不適格物排除部50は、形態検知器40にて書類状荷物Sの二通通過が検知された場合に(この書類状荷物Sを符号S2で示す)、不適格であると判定して、該書類状荷物Sがリターンコンベア52に進むように3分岐搬送機構51を動作する。
また、この不適格物排除部50では、形態検知器40にて書類状荷物Sが一定値以上の厚さ・大きさであると検知された場合に(この書類状荷物Sを符号S3で示す)、不適格であると判定して、該書類状荷物Sが排除コンベア53に進むように3分岐搬送機構51を動作する。
また、この不適格物排除部50では、形態検知器40にて書類状荷物Sが一定値以内の厚さ・大きさであり、かつ二通通過となっていないと検知された場合に(この書類状荷物Sを符号S4で示す)、適格であると判定して、該書類状荷物Sがスキャナ部60に進むように3分岐搬送機構51を動作する。
また、手区分対象となる大型の書類状荷物S(S3)は排除コンベア53を経由した上で、先に排除した書類状荷物S(S1)とともに、手区分所Mまで搬送される。
そして、このスキャナ部60では、スキャナヘッド62及びスキャナヘッド63により、該書類状荷物S(S4)の表・裏両面のスキャンを行い、その読取りデータを判別部(図示略)へ画像データを送信する。
移載部64では、スキャナ部60での読取りデータに基づき、区分集積部70の搬送ボックス71の周回に同期して揺動する移載搬送機構65を作動させ、これによって書類状荷物Sを該当する搬送ボックス71に移載する。
そして、この区分集積部70では、移載部64の搬送処理により書類状荷物Sを該当の集積トレー72に集積させる。
その後、この厚物抽出部20を通過した書類状荷物Sは、均し搬送部24を経由して一通取出し部30にて一通ずつ送り出された後、形態検知部40にてその形態が検出される。
このとき、この形態検知部40にて不適格な形態の書類状荷物Sであると判定された場合には、不適格物排除部50にて該書類状荷物Sが排除される。
一方、不適格物排除部50を通過した適格な書類状荷物Sはスキャナ部60に送られた後、該スキャナ部60でのスキャン結果による判定に基づき、区分集積部70に区分及び集積される。
すなわち、上記のような自動選別機10を有する大型薄物区分装置100では、書類状荷物Sについて、厚物抽出部3にて一定厚さ以上のものが排除された後、不適格物排除部50にて不適格な形態と判定されたものが排除されるという二重スキャンを実行できるので、手区分所Mにおける人手による区分処理を最小限に抑えつつ、大型書類状荷物及び集積区分に不適格な書類状荷物の排除を確実に行うことができる。
2 切出し部
3 厚物抽出部
4 一通取出し部
5 形態検知部
6 不適格物排除部
7 スキャナ部
8 区分集積部
9 手区分所
10 自動選別機
11 インプットコンベア部
12 ラフ切出し部
20 厚物抽出部
22 傾倒コンベア
23 排除コンベア
24 均し搬送部
30 一通取出し部
31 搬送機構
32 供給機構
33 揃え部
34 搬送機構
36 サイズ検知器
40 形態検知部
43 二通検知器
50 不適格物排除部
51 3分岐搬送機構
60 スキャナ部
64 移載部
70 区分集積部
100 大型薄物区分装置
S(S1〜S4)書類状荷物
Claims (6)
- 平置き状態で送り込まれた書類状荷物を均して送り出す切出し部と、
該切出し部から送られてきた書類状荷物の中で一定厚さ以上のものを排除する厚物抽出部と、
該厚物抽出部を通過した書類状荷物を一通ずつ送り出す一通取出し部と、
該一通取出し部から送られてきた書類状荷物の形態を検出する形態検知部と、
該形態検知部にて不適格な形態と判定された書類状荷物を排除する不適格物排除部と、
該不適格物排除部を通過した適格とされる書類状荷物をスキャンするスキャナ部と、
該スキャナ部でのスキャン結果による判定に基づき書類状荷物を区分して集積する区分集積部と、を有することを特徴とする書類状荷物区分装置。 - 前記形態検知部では、二通通過検知、厚さ凹凸検知、柔らかさ検知、サイズ検知等の詳細検知を少なくとも1つ以上行うことを特徴とする請求項1に記載の書類状荷物区分装置。
- 前記不適格物排除部は、前記形態検知部にて二通通過検知が検知された場合に書類状荷物を上流に戻し、また、前記形態検知部にて二通通過検知以外の不適格が検知された場合に該書類状荷物を手区分所に送ることを特徴とする請求項2に記載の書類状荷物区分装置。
- 前記手区分所は、前記厚物抽出部にて厚物と検知された書類状荷物とともに、前記形態検知部にて不適格が検知された書類状荷物を共に受け入れることを特徴とする請求項3に記載の書類状荷物区分装置。
- 前記書類状荷物は薄物郵便物であることを特徴とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の書類状荷物区分装置。
- 平置き状態で送り込まれた書類状荷物を均す切出し工程と、
該切出し工程を経た書類状荷物の中で一定厚さ以上のものを排除する厚物排除工程と、
該厚物排除工程を経た書類状荷物を一通ずつ送り出す一通取出し工程と、
該一通取出し工程を経た書類状荷物の形態を検出する形態検知工程と、
該形態検知工程にて不適格な形態と判定された書類状荷物を排除する不適格物排除工程と、
該不適格物排除工程を経た適格とされる書類状荷物をスキャンするスキャナ工程と、
該スキャナ工程でのスキャン結果による判定に基づき書類状荷物を区分して集積する区分集積工程と、を有することを特徴とする書類状荷物区分方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2016026723A JP6673583B2 (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 書類状荷物区分装置及び書類状荷物区分方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2016026723A JP6673583B2 (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 書類状荷物区分装置及び書類状荷物区分方法 |
Publications (2)
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| JP2017144369A JP2017144369A (ja) | 2017-08-24 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2016026723A Active JP6673583B2 (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 書類状荷物区分装置及び書類状荷物区分方法 |
Country Status (1)
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2016
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