JP2000263518A - 木質舗装 - Google Patents

木質舗装

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JP2000263518A
JP2000263518A JP11069733A JP6973399A JP2000263518A JP 2000263518 A JP2000263518 A JP 2000263518A JP 11069733 A JP11069733 A JP 11069733A JP 6973399 A JP6973399 A JP 6973399A JP 2000263518 A JP2000263518 A JP 2000263518A
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Keiichi Usami
圭一 宇佐美
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木質舗装において、外皮等の繊維状粉砕物の
バインダ−としてウレタンポリマーやシリコン系バイン
ダー等の湿気硬化型樹脂、エポキシ樹脂等の反応型樹脂
を単独で用いるとバインダーの強度や使用時間、硬化時
間が樹皮に含まれる水分に左右される問題があり、樹脂
系エマルジョン、湿気硬化型粉末樹脂、再分散性粉末エ
マルジョン、アスファルト系バインダ−を単独で用いる
と十分な初期および長期強度が得られず舗装の破壊が懸
念される問題があり、セメント系固化材を単独で用いる
と樹皮を用いたことによる柔らかさが失われ、しかもセ
メントの水和反応に起因する収縮によるひび割れも懸念
されるという問題がある。 【解決手段】 繊維状に粉砕した樹皮を砂と混合し、そ
の結合材として樹脂系バインダーあるいはアスファルト
系バインダーとセメント系固化材を併用して木質舗装を
形成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩道、公園、広
場、競技場等に使用することができる樹皮の繊維状粉砕
物を用いる木質舗装に関する。
【0002】
【従来の技術】木質舗装のうち、特に樹皮の繊維状粉砕
物を用いるものとしては、従来より色々な試みがなされ
ており、例えば特許第2537685号の技術や特開平
10ー252007号の技術がある。前者は、天然木材
の外皮および/または心材を粉砕した粒状チップに湿気
硬化型ウレタンポリマーを添加した混練材料を敷きつめ
た木質舗装の技術であり、後者は、樹皮の細切物をバイ
ンダーで連結して木質舗装を形成する技術が示されてお
り、そのバインダーとしては湿気硬化型粉末バインダ
ー、アスファルト乳剤、湿気硬化型粉末アスファルト系
バインダー、圧力硬化型粉末アスファルト系バインダ
ー、早強セメント、ウレタンポリマー、ポリエステル樹
脂等があげられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術による
と、外皮等の繊維状粉砕物のバインダ−としてウレタン
ポリマーやシリコン系バインダー等の湿気硬化型樹脂、
エポキシ樹脂等の反応型樹脂等を単独で用いるとバイン
ダーの強度や可使時間、硬化時間が樹皮に含まれる水分
に左右されると共にコストが非常に高いという問題があ
る。
【0004】また、樹脂系エマルジョン、湿気硬化型粉
末樹脂、再分散性粉末エマルジョン、アスファルト系バ
インダ−を単独で用いると、十分な初期および長期強度
が得られず舗装の破壊が懸念されるという問題がある。
さらに、セメント系固化材を単独で用いると樹皮を用い
たことによる柔らかさが失われて所期の目的が達成でき
ず、しかも水和反応に起因する収縮によるひび割れも懸
念されるという問題を有する。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、繊維状
に粉砕した樹皮と砂を混合し、その結合材として樹脂系
バインダーあるいはアスファルト系バインダーとセメン
ト系固化材を併用して木質舗装を形成することを特徴と
する。結合材として樹脂系バインダーあるいはアスファ
ルト系バインダーとセメント系固化材を併用することに
より、樹脂系バインダー、アスファルト系バインダーの
単体で使用した場合の強度不足、樹皮の水分の影響、コ
スト高の影響を解消し、セメント系固化材の単体で使用
した場合の水和反応に起因する収縮による舗装の破壊、
樹皮の弾力性や柔らかさの損失を解消することができ
る。
【0006】樹脂系バインダーを例示すると、再分散性
粉末エマルジョン、湿気硬化型粉末樹脂、アクリルエマ
ルジョン、酢酸ビニルエマルジョン、ウレタンディスパ
ージョン、石油樹脂エマルジョン、SBSラテックス、
SBRラテックス、クロロプレンラテックス、天然ゴム
ラテックス等である。アスファルト系バインダーを例示
すると、アスファルト乳剤(カチオン系、アニオン系、
ノニオン系等の界面活性剤を乳化剤としたもの。)、ゴ
ム入りアスファルト乳剤等である。
【0007】セメント系固化材を例示すると、普通ポル
トランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強
ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、
高炉セメント、シリカセメント、アルミナセメント、膨
張セメント、高炉コロイドセメント、コロイドセメン
ト、超速硬セメント、白色セメント、フライアッシュセ
メント、耐硫酸塩セメント、ジェットセメント等であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。 第1実施の形態例 整地した地盤上にC40〜0のクラッシャランを敷き均
し、0.5〜0.6tの振動ローラを用いて転圧するこ
とにより、100〜150mmの砕石路盤を形成し、そ
の上に木質舗装を施工した。
【0009】木質舗装の配合は、施工面1m2 あたり、
針葉樹皮を幅約10mm以下、長さ約15mm以下の寸
法に粉砕した繊維状粉砕物10kg、砂20kg、再分
散性粉末エマルジョン3.2kg、早強セメント2.0
kg、水4kgを混合した。この混合物を砕石路盤上に
熊手を用いて均一に敷き均し、0.5〜0.6tのハン
ドガイド式振動ローラを用いて転圧し、厚さ30mmの
木質舗装を形成した。
【0010】このようにして得られた木質舗装は、木質
系の自然な色調を備え、柔らかい歩行感をもち、舗装表
面の水はけも良好であった。 第2実施の形態例 整地した地盤上にC40〜0のクラッシャランを敷き均
し、0.5〜0.6tの振動ローラを用いて転圧するこ
とにより、100〜150mmの砕石路盤を形成し、そ
の上に木質舗装を施工した。
【0011】木質舗装の配合は、施工面1m2 あたり、
針葉樹皮を幅約10mm以下、長さ約15mm以下の寸
法に粉砕した繊維状粉砕物10kg、砂20kg、アク
リルエマルジョン6.4kg、早強セメント2.0kg
を混合した。この混合物を砕石路盤上に熊手を用いて均
一に敷き均し、0.5〜0.6tのハンドガイド式振動
ローラを用いて転圧し、厚さ30mmの木質舗装を形成
した。
【0012】このようにして得られた木質舗装は、木質
系の自然な色調を備え、柔らかい歩行感をもち、舗装表
面の水はけも良好であった。 第3実施の形態例 整地した地盤上にC40〜0のクラッシャランを敷き均
し、0.5〜0.6tの振動ローラを用いて転圧するこ
とにより、100〜150mmの砕石路盤を形成し、そ
の上に木質舗装を施工した。
【0013】木質舗装の配合は、施工面1m2 あたり、
針葉樹皮を幅約10mm以下、長さ約15mm以下の寸
法に粉砕した繊維状粉砕物10kg、砂20kg、石油
樹脂エマルジョン6.4kg、早強セメント2.0kg
を混合した。この混合物を砕石路盤上に熊手を用いて均
一に敷き均し、0.5〜0.6tのハンドガイド式振動
ローラを用いて転圧し、厚さ30mmの木質舗装を形成
した。
【0014】このようにして得られた木質舗装は、木質
系の自然な色調を備え、柔らかい歩行感をもち、舗装表
面の水はけも良好であった。 第4実施の形態例 整地した地盤上にC40〜0のクラッシャランを敷き均
し、0.5〜0.6tの振動ローラを用いて転圧するこ
とにより、100〜150mmの砕石路盤を形成し、そ
の上に木質舗装を施工した。
【0015】木質舗装の配合は、施工面1m2 あたり、
針葉樹皮を幅約10mm以下、長さ約15mm以下の寸
法に粉砕した繊維状粉砕物10kg、砂20kg、カチ
オン系アスファルト乳剤6.4kg、早強セメント2.
0kgを混合した。この混合物を砕石路盤上に熊手を用
いて均一に敷き均し、0.5〜0.6tのハンドガイド
式振動ローラを用いて転圧し、厚さ30mmの木質舗装
を形成した。
【0016】このようにして得られた木質舗装は、木質
系の自然な色調を備え、柔らかい歩行感をもち、舗装表
面の水はけも良好であった。 第5実施の形態例 既設アスファルト舗装上に木質舗装を施工した。木質舗
装の配合は、施工面1m2 あたり、針葉樹皮を幅約10
mm以下、長さ約15mm以下の寸法に粉砕した繊維状
粉砕物10kg、砂20kg、再分散性粉末エマルジョ
ン3.2kg、早強セメント2.0kg、水4kgを混
合した。
【0017】この混合物を既設アスファルト舗装上に熊
手を用いて均一に敷き均し、0.5〜0.6tのハンド
ガイド式振動ローラを用いて転圧し、厚さ30mmの木
質舗装を形成した。このようにして得られた木質舗装
は、木質系の自然な色調を備え、柔らかい歩行感をも
ち、木質舗装下部の透水性の小さなアスファルト混合物
層があるにもかかわらず、舗装表面の透水性の低下、木
質舗装内への水分の停滞による強度低下は起こらず舗装
表面の水はけも良好であった。
【0018】第6実施の形態例 既設セメントコンクリート舗装上に木質舗装を施工し
た。木質舗装の配合は、施工面1m2 あたり、針葉樹皮
を幅約10mm以下、長さ約15mm以下の寸法に粉砕
した繊維状粉砕物10kg、砂20kg、再分散性粉末
エマルジョン3.2kg、早強セメント2.0kg、水
4kgを混合した。
【0019】この混合物を既設セメントコンクリート舗
装上に熊手を用いて均一に敷き均し、0.5〜0.6t
のハンドガイド式振動ローラを用いて転圧し、厚さ30
mmの木質舗装を形成した。このようにして得られた木
質舗装は、木質系の自然な色調を備え、柔らかい歩行感
をもち、木質舗装下部の透水性の小さなセメントコンク
リート層があるにもかかわらず、舗装表面の透水性の低
下、木質舗装内への水分の停滞による強度低下は起こら
ず舗装表面の水はけも良好であった。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、樹
皮と砂を混合し、その結合材として樹脂系バインダーも
しくはアスファルト系バインダーとセメント系固化材を
併用混合したことにより、適度な柔らかさおよび弾力性
を有し、木質系の自然な色調を備えた木質舗装とするこ
とができる効果を有する。
【0021】しかも、樹皮に含まれる水分の影響を受け
ることなく施工が行え、水和反応に起因する収縮による
舗装の破壊がない舗装面を得ることができ、施工が容易
で、舗装の耐久性が高い舗装面とすることができる効果
を有する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹皮の繊維状粉砕物と砂を混合し、それ
    に結合材として樹脂系バインダーとセメント系固化材を
    添加混合して舗装材として敷き均したことを特徴とする
    木質舗装。
  2. 【請求項2】 樹皮の繊維状粉砕物と砂を混合し、それ
    に結合材としてアスファルト系バインダーとセメント系
    固化材を添加混合して舗装材として敷き均したことを特
    徴とする木質舗装。
  3. 【請求項3】 請求項1において、水を添加混合したこ
    とを特徴とする木質舗装。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011122351A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Nippon Road Co Ltd:The 舗装材

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