JP2000263614A - 射出プレス成形による自動車用樹脂成形品の製造方法 - Google Patents
射出プレス成形による自動車用樹脂成形品の製造方法Info
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Abstract
マイクロバルーンにより、防音効果、断熱効果の優れた
自動車用樹脂成形品の製造方法を提供するものである。 【解決手段】本発明は、熱可塑性樹脂の中に熱膨張性マ
イクロカプセルを混練させた樹脂塊にて射出プレス成形
するか、あるいはこの射出プレス成形に際して表皮材を
一体的に成形し、成形品のマイクロカプセルが破壊する
ことなく均一に分散して防音性能を向上させることがで
きる自動車用樹脂成形品の製造方法である。
Description
に熱膨張性マイクロカプセルを混練させた樹脂塊にて射
出プレス成形する自動車用樹脂成形品の製造方法に関す
るものである。
りは空気抵抗低減のため車両の下側をフラット化する事
が行われている。このため車両下側を覆う必要から、エ
ンジンアンダーカバーとかトランスミッションカバー等
の部品が用いられている。また、これらの部品の機能と
しては、外部からの水、塵埃の侵入を防ぐことも要求さ
れている。
要としない事から、板厚1.2〜2.0mm程度のポリ
プロピレン製等のインジェクション成形品が一般的に使
用されている。また、比較的フラット形状の成形品であ
る事から射出プレス成形法も採用されている。
て射出成形物を得る方法については、特開平9−234
758号公報に記載されている。その要旨は、射出成形
可能な高分子材料と熱可塑性樹脂熱膨張性微小球(また
はその予備膨張物)を用いて射出成形を行うことによ
り、微小な球体のバルーンが高分子材料からなるマトリ
クス中に3次元的に、均一に分散配置した発泡射出成形
物を製造する方法である。
(またはその予備膨張物)を高分子材料からなるマトリ
ックス中に3次元的に均一に分散配置した発泡射出成形
物を製造する方法について、その一般的利用方法が記載
されているのみであり、それを使用して具体的な技術的
優位性をどう出したかについては一切記載させていな
い。また、本発明のような射出プレス成形に熱膨張性マ
イクロカプセルを利用する技術については一切触れられ
ていない。
ンジンアンダーカバー等のカバー類は、前述した如く空
気抵抗の低減、外部からの水、塵埃の侵入を防ぐ機能だ
けではなく、エンジンから放射される音を車外に出さな
いという機能が必要とされてきた。特に、エンジンアン
ダーカバーは車両下回りへの放遮音を低減する機能を有
している。ところが、従来のPP(ポリプロピレン)等
の樹脂で成形されたエンジンアンダーカバーは防音効果
が不足していた。
本発明は、熱可塑性樹脂の中に熱膨張性マイクロカプセ
ルを混練させた樹脂塊にて射出プレス成形するか、ある
いはこの射出プレス成形に際して表皮材を一体的に成形
し、成形品のマイクロカプセルが破壊することなく均一
に分散して防音性能を向上させることができる自動車用
樹脂成形品の製造方法を提供するものである。
態にて、PP(ポリプロピレン)等の熱可塑性樹脂と共
に熱膨張性マイクロカプセルをペレット状に加工したマ
スターバッチもしくは粉末状の熱膨張性マイクロカプセ
ル1を混練してなる溶融樹脂塊をキャビティ内に供給
し、その後、所定のクリアランスまで金型を閉じて加圧
することにより、成形品の中にマイクロカプセルを均一
に分散させるようにしたことを特徴とする射出プレス成
形による自動車用樹脂成形品の製造方法である。
ェクション成形に比べて、射出圧力が1/2〜1/1
0、型締力が1/3〜1/4となるのでマイクロカプセ
ル1の剪断発熱を押さえることができる。また、賦形時
のせん断応力が低いので、異方性が小さく、成形品の変
形が小さいメリットを有する。
な伸長性を有する表皮材2を供給し、この表皮材2が上
・下金型のいずれかの表面に接近するまで金型を閉じた
後、PP(ポリプロピレン)等の熱可塑性樹脂と共に熱
膨張性マイクロカプセルをペレット状に加工したマスタ
ーバッチもしくは粉末状の熱膨張性マイクロカプセル1
を混練してなる溶融樹脂塊をキャビティ内に供給し、そ
の後、所定のクリアランスまで金型を閉じて加圧するこ
とにより、表皮材2と一体成形された成形品の中にマイ
クロカプセルを均一に分散させるようにしたことを特徴
とする射出プレス成形による自動車用樹脂成形品の製造
方法である。
によって防音性能を高めることができる。
作用・効果について説明する。次に本発明で使用する熱
膨張性マイクロカプセルについて説明する。熱膨張性マ
イクロカプセルは、例えば日本フィライト(株)製のE
XPANCEL等が挙げられる。この熱膨張性マイクロ
カプセルは、イソブタン、イソペンタン等の炭化水素を
塩化ビニリデン/アクリロニトリルの共重合体等のガス
バリア効果が大きい熱可塑性樹脂の殻で包んだものであ
る。この熱膨張性マイクロカプセルの膨張率には温度依
存性が有り、射出成形用として使用できるものは、今の
ところ150℃で50%、180℃でほぼ98%の膨張
を完了するタイプのものがある。
膨張前は30〜40μmであり、150〜180℃に加
熱されると直径約120μmになる。しかし、その厚み
は約0.1μmという非常に薄いものである。従って、
射出成形時に高い温度、高い圧力がかると膨張したマイ
クロバルーン(膨張した後の中空球体)が破壊する事に
なる。このため熱膨張性マイクロカプセルを使用して射
出成形する際には非常に厳しい成形条件管理が要求さ
れ、また使用できる樹脂材料は比較的低い温度で成形で
き、かつ流動性の良い材料に限定されていた。熱膨張性
マイクロカプセルを射出成形する際のポイントは、特に
直径約120μm、外殻の厚み約0.1μmのマイクロ
バルーンをいかに破壊させずに成形品の中に均一に分散
させるかということである。
は、賦形時のせん断応力が低い事から、せん断発熱が小
さく熱膨張性マイクロバルーンを破壊させずに成形品の
中に均一に混練させるのに適した工法である。
ロピレン)90重量部、熱膨張性マイクロカプセル3〜
5重量部、熱膨張性マイクロカプセルのバインダーとし
ての低温度溶融樹脂5〜7重量部の材料で成形した結
果、熱膨張マイクロバルーンが成形品中に均一に分散し
比重0.5〜0.7のものが得られた。これは、従来の
PP(ポリプロピレン)等の樹脂で成形された成形品の
比重0.9〜1.0に比べて、本発明により得られる成
形品では大幅な軽量化が図られている。
マイクロカブセルで形成される空気孔の存在により自動
車のエンジンから車外に放出される放遮音を低減する効
果を得る事ができた。
ムであり、放遮音をさらに低減させるためのものであ
る。なお、前記の表皮材フォームとしては、フェルト、
パブリック材、電子線架橋型のPP(ポリプロピレン)
系発泡材、PVC(ポリ塩化ビニール)系発泡材、PU
R(ウレタン)系発泡材のフォーム等がある。
明は、熱可塑性樹脂の中に熱膨張性マイクロカプセルを
混練させた樹脂塊にて射出プレス成形するか、あるいは
この射出プレス成形に際して表皮材を一体的に成形し、
成形品のマイクロカプセルが破壊することなく均一に分
散して防音性能を向上させることができる自動車用樹脂
成形品の製造方法を提供することができる。従って、自
動車のアンダーボデーに取り付けられるカバー類の製造
を行えば、軽量化と同時に、内部に均一分散されたマイ
クロバルーンにより、防音効果の優れたものとなり、実
用的効果極めて大なるものである。
部分断面図。
例を示す成形品の部分断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】金型を開いた状態にて、PP(ポリプロピ
レン)等の熱可塑性樹脂と共に熱膨張性マイクロカプセ
ルをペレット状に加工したマスターバッチもしくは粉末
状の熱膨張性マイクロカプセル(1)を混練してなる溶融
樹脂塊をキャビティ内に供給し、 その後、所定のクリアランスまで金型を閉じて加圧する
ことにより、成形品の中にマイクロカプセルを均一に分
散させるようにしたことを特徴とする射出プレス成形に
よる自動車用樹脂成形品の製造方法。 - 【請求項2】上・下金型間に適度な伸長性を有する表皮
材(2)を供給し、この表皮材(2)が上・下金型のい
ずれかの表面に接近するまで金型を閉じた後、PP(ポ
リプロピレン)等の熱可塑性樹脂と共に熱膨張性マイク
ロカプセルをペレット状に加工したマスターバッチもし
くは粉末状の熱膨張性マイクロカプセル(1)を混練して
なる溶融樹脂塊をキャビティ内に供給し、 その後、所定のクリアランスまで金型を閉じて加圧する
ことにより、表皮材(2)と一体成形された成形品の中
にマイクロカプセルを均一に分散させるようにしたこと
を特徴とする射出プレス成形による自動車用樹脂成形品
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11067628A JP2000263614A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 射出プレス成形による自動車用樹脂成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11067628A JP2000263614A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 射出プレス成形による自動車用樹脂成形品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000263614A true JP2000263614A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13350448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11067628A Pending JP2000263614A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 射出プレス成形による自動車用樹脂成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000263614A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003072335A1 (fr) * | 2002-02-28 | 2003-09-04 | Ube Machinery Corporation, Ltd. | Procede de moulage par injection et a dilatation |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP11067628A patent/JP2000263614A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003072335A1 (fr) * | 2002-02-28 | 2003-09-04 | Ube Machinery Corporation, Ltd. | Procede de moulage par injection et a dilatation |
| JPWO2003072335A1 (ja) * | 2002-02-28 | 2005-06-16 | 宇部興産機械株式会社 | 発泡射出成形方法 |
| CN100537184C (zh) * | 2002-02-28 | 2009-09-09 | 宇部兴产机械株式会社 | 发泡注射成形方法 |
| US7704423B2 (en) | 2002-02-28 | 2010-04-27 | Ube Machinery Corporation, Ltd. | Method for expansion injection molding |
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