JPH01215773A - 無機質系軽量発泡体用組成物および無機質系軽量発泡体の製造方法 - Google Patents

無機質系軽量発泡体用組成物および無機質系軽量発泡体の製造方法

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JPH01215773A
JPH01215773A JP63041520A JP4152088A JPH01215773A JP H01215773 A JPH01215773 A JP H01215773A JP 63041520 A JP63041520 A JP 63041520A JP 4152088 A JP4152088 A JP 4152088A JP H01215773 A JPH01215773 A JP H01215773A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、無機質系軽量発泡体用組成物、および無機質
系軽量発泡体の製造方法に関する。
[従来の技術] 塩化ビニル系樹脂と無機質粉体を主成分としこれに発泡
剤を加えて発泡させ硬質軽量発泡体を製造する方法には
、例えば特公昭53−7944号および特公昭52−2
6776号の方法がある。
これらの方法では発泡剤として液化ブタンを使用してお
り、いずれも使用する塩化ビニル樹脂はベーストレジン
であとことか明示されている。
更に通常の有機発泡剤又は無機発泡剤を用いこれらの他
にニトリル化合物を添加する特開昭56−129236
号の方法、アゾ系または硫黄系のラジカル発生剤を添加
する特公昭59−8660号の方法および有機過酸化物
を添加する特公昭61−151073号の方法がある。
前記のアゾ系または硫黄系のラジカル発生剤を添加する
方法、および有機過酸化物を添加する方法を開示する該
公報では、これらの添加物は無機質粉末と塩化ビニル系
樹脂の混練の際の発熱によりラジカルを発生し、このラ
ジカルが塩化ビニル系樹脂の架橋を起こすことなく、無
機質粉末と塩化ビニル系樹脂に対して水素引抜きおよび
ラジカル発生剤の切片の結合を起こし、再化合物の相互
の相溶性を増加させ(活性化)、均質な分散を助けると
記述されている。
以上述べた従来の技術は、いずれも塩化ビニル樹脂と無
機質粉末を主成分とする組成物に発泡剤その他の添加物
を加えた組成物から高倍率の発泡体を製造する方法であ
るが、いずれの場合も全原料を単純に混合分散させると
いう操作だけで次の加圧プレス等の発泡成形機で発泡さ
せる方法であり、発泡成形機の金型に充填するまでの工
程で適正な加工温度とせん断力で塩化ビニル樹脂をゲル
化(以下の項で説明)させる工程を用いていない。
したがっていずれの場合も使用する塩化ビニル系樹脂は
実施例中にベーストレジンと記述されているが、技術的
見地から言えばベーストレジンを使わなければならない
ものであった。
しかしながら従来の技術の中に唯一の例外として特願昭
61−226146があり、これではせん断作用と置換
作用の所定条件が重要な技術的因子として記述されてい
る。
この方法は懸濁重合、塊重合、乳化重合の塩化ビニル系
樹脂と無機質充填剤を主成分とする組成物を所定のせん
断力と置換作用を兼ね備えた混練装置で原料成分の分子
分散、熔融分散を達成しな発泡反応を行うものである。
本発明とはガス漏れ防止という目的は共通するものの、
この方法は架橋反応によって発泡ガスのガス漏れを防止
する方法であって、最も重要な具体的手段が根本的に相
違する。
したがって、比較的安価な懸濁重合、塊重合により得ら
れた塩化ビニル系樹脂を用いて容易に硬質軽量発泡体を
製造する方法が求められていた。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、無機質粉末と塩化ビニル系樹脂とを主成分
とし有機溶媒と発泡剤とを含有し、該塩化ビニル系樹脂
は平均重合度(p)が1300から10000の間にあ
る懸濁重合又は塊重合により得られた高重合度樹脂であ
り、該無機質粉末と塩化ビニル系樹脂との重量比を50
 : 50から85:15の範囲とし、該有機溶媒は溶
解度定数(δ値)が7から10の範囲で且つ沸点が80
℃以上140°C以下のものであり、該無機質粉末と塩
化ビニル系樹脂との合計量に対する有機溶媒の重量比を
60 : 40から40 : 60の範囲としたことを
特徴とする無機質系軽量発泡体を製造するための発泡性
組成物、および、高重合度塩化ビニル系樹脂と無機質粉
末とを主成分とする組成物を、140℃〜200℃でせ
ん断作用の下で混練する工程、該混練された組成物に上
記の有機溶媒と発泡剤とを添加し40〜80℃の温度で
混合して有機溶媒が主成分中に浸透した発泡性組成物と
する工程、および該発泡性組成物を加圧下150〜18
0℃の温度で発泡成形させる工程を包含することを特徴
とする無機質系軽量発泡体の製造方法によって達成され
た。
[製造方法] 使用する塩化ビニル系樹脂(以下PvCという)は、平
均重合度(p)−1300〜10,000の懸濁重合又
は塊重合の高重合度品である。下は、JIS  K  
6721−1959に規定された試験方法に乱づいて測
定される。
従来このような高重合度PvCは可塑剤を多量に使用し
た軟質の特殊分野に使用されており、本発明のような硬
質用途に使用されてはいない。それは高重合度pv、c
を硬質配合で混練してもゲル化が充分に進行せず従って
機械的強度の劣る、脆性な成形品しか製造できないため
である。
しかし、本発明においては、不燃性断熱材の用途を目的
として、無機質粉末をより多く使用できる( F l1
ler L oadabilityの高い)高重合度P
vCを使用すること、上記のように特定した有機溶媒を
指定した温度でPvC内部に浸透することを条件として
、多量の無機質粉末とPVCとの組成物から硬質発泡体
を製造することに成功したものである。
すなわち第1工程として多量の無機質粉末と共に高重合
度PVCを用いて、その混練過程で通常約100μ前後
のPVC粒子を所定の温度とせん断力で約1〜2μの二
次粒子に細分化(ゲル化)して無機質粉末を包み込んだ
組成物にする。その際、圧縮率が2.0以上で102ダ
イン〜106ダインのせん断力の下で行うのが好ましい
。また混練温度は140℃〜200℃で行うのが好まし
い。しかしこれらの具体的条件は使用するPVCの重合
度に応じた温度を選定しなければならない。
混練時間はPvCのスキン層が混線条件下でせん所作用
により崩壊して二次粒子以下に細分化され無機質粉末の
表面を包み込むようになるまで行うのである。
このようにこの工程によって、使用する高重合度PvC
によるこの包み込みが充分に達成される。
次に第2工程として混練組成物と発泡剤および9機溶媒
を混合して発泡性組成物を得る。この工程は、発泡体製
造で最も重要なガス漏れ防止(発泡ガスを組成部系内に
保留し発泡形状を長く保持できる)のために、所定の有
機溶媒を40〜80℃で混合する。混合は撹拌混合また
は撹拌混練によって行う。この混合工程では、前記工程
で細分化した組成物と有機溶媒とが40℃乃至80℃の
加熱状態で接触することが必要である。この40〜80
℃で混合することによって、はじめて、有機溶媒が前記
工程で細分化されたPvC粒子に浸透することが可能と
なり、これら粒子間の充分な融着が達成されガス漏れの
ない硬質発泡体を得ることができる。したがってを機溶
媒をこの加熱状態で接触させるに当たっては、予め加熱
した有機溶媒を添加し混合する方法でも、有機溶媒を常
温で添加した後組成物全体を加熱混合する方法でもよい
。
このようにを機溶媒を組成物の内部まで浸透させること
によって、最終的な発泡成形時に、細分化されたPvC
二次粒子同士の融着性を効率よく達成させることができ
る。
次いで第3工程として、前記第2工程で得られた発泡性
組成物を加圧下150℃乃至180℃の温度で発泡成形
する。使用するPvCは高重合度品であるために150
〜180℃で加圧プレス金型内で発泡させるときに高温
時の伸び率が大きいので高倍率の発泡体が製造できる。
また、発泡体製品が実際に使用される各種断熱材の用途
において、一般のプラスチック高発泡体ではしばしば寸
法収縮が問題となるが、本発明においてはPvC粒子間
の融着がよいことと高重合度PvCのために収縮の聞届
は生じない。
さらにまた硬質発泡体の機械的性質例えば抗張力や圧縮
強度などは、PvCのiの大きいものほど向上すること
が認められた。
[有機溶媒の選択と状態の変化] 選択の尺度としてPVCに対する相溶性を表わす溶解度
定数δ(S olubillty P aramete
r)を1つの因子と考えた。PvCはδが9.38〜1
0.8であるから、これに近いほど相溶性は良く、δ−
7〜10が好ましい。ここで有機溶媒の親油性が問題に
なる。δが7以下ではPvCのδから離れすぎるし、δ
が11以上では親水性が強くなるため、PvCには不適
当である。その点で芳香族炭化水素系のトルエン、キシ
レン、エチルベンゼン等はδが8〜9であり、いずれも
親油性であるためにPvCとの相溶性がよい。逆にアル
コール類はδが11〜12であるが、親水性が強くなる
ためPVCとの相溶性は劣る。
もう一つの条件として沸点がある。有機溶媒の沸点は8
0℃以上140℃以下が好ましい。これは1つにはPV
Cが常温より40〜80’Cの温度の方がはるかにその
粒子表面が活性化状態になり、それに加えて有機溶媒は
40〜80”Cでそれ自身の粘度が低下するからである
。例えばトルエンの場合は20℃では0.58cp (
センチポイズ)であるが、50℃で0.40cp、60
”Cで0.37cp、70℃で0.34cpと明らかに
低粘度になる。
また有機溶媒の蒸気圧は例えばトルエンの場合は20℃
で21mmHgであるが、60℃では139mmHgと
6.6倍も高くなる。
この有機溶媒の粘度低下と蒸気圧の上昇は、いずれもP
vC粒子内部の細孔(ミクロポア)に浸透する好条件と
なる。
さらに使用する分解型発泡剤は、発泡助剤を共用するこ
とにより、多くの場合、その分解点が100℃〜150
℃位になる。
したがって有機溶媒と発泡剤を主成分に添加し撹拌混合
または混練する作業工程では80’C以下に限定される
。このためを機溶媒は沸点が80℃以上のものが好まし
い。
また有機溶媒の沸点が140℃以上になると、製品から
の有機溶媒の除去が困難となり、かつ不必要に加熱する
こととなるので不都合である。
[本発明に使用する諸原料] 本発明に使用する各成分について詳述する。
(1)無機質粉末 本発明で使用できる無機粉末は任意の無機質粉末である
が、粒径が70μ以下のものが好ましい。   − 具体的には例えばカルシウム、マグネシウム、アルミニ
ウム、チタン、鉄、亜鉛、等の金属の炭酸塩、硫酸塩、
ケイ酸塩、りん酸塩、ホウ酸塩、酸化物、水酸化物また
はこれらの水和物、シリカ、ベントナイト、クレーなど
が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いる。
無機質粉末は、無機質硬質発泡体を目的とするところか
ら、塩化ビニル系樹脂の重量に対して50 : 50〜
85:15の比率で使用する。
(2)塩化ビニル系樹脂(PVC) 本発明で使用する塩化ビニル系樹脂とは、塩化ビニルの
単独重合体又は塩化ビニルと共重合可能な単量体との共
重合体(共重合組成比は塩化ビニルが50%以上のもの
)である。懸濁重合品、塊重合品、および乳化重合品の
あらゆる製法の塩化ビニル樹脂およびその共重合品が使
用できるが、本発明では高重合度品が市場で入手しやす
く汎用的で低価洛の懸濁重合又は塊重合により得られた
PvCを使用することとした。
塩化ビニルと共重合可能な単量体としては、塩化ビニリ
デン、酢酸ビニル、マレイン酸、アクリル酸、アクリル
酸エステル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル、ア
クリロニトリル、メタアクリロニトリル、スチレン、エ
チレン、プロピレン、等がある。
しかし価格、熱安定性、難燃性の見地から塩化ビニルの
単独重合体が最も好ましく、その中でも平均重合度(p
)は既述の説明の通り1300から10000のものが
好ましり、下が大きいほど好ましい。
さらに通常の他の添加剤を添加できることは可能であり
、特にPvC用安定剤を添加することが通常である。
(3)有機溶媒 既述の通り本発明のもうひとつの重要点は有機溶媒の選
択にある。
相溶性の尺度である溶解度パラメータδ値は7−10、
沸点は80℃〜140℃の範囲内のものである。
例えば炭化水素系のへブタン、イソへブタン、イソオク
タン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン
、エチルベンゼン。酸エステルでは、酢酸エチル、酢酸
ブチルがある。この選択の中でトルエンが好ましい。ま
たエーテル型、ケトン型の酸素原子を含んだ有機溶媒、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、テトラハイドロ
フラン、等はPVCに相溶性は充分にあるが、加圧発泡
反応機中で分解爆発の危険性が大きいので、その使用は
好ましくない。
有機溶媒の使用量は、無機質粉末とPVCとの合計量に
対して重量比で40 : 60乃至60:40の範囲で
使用する。重量比40以下では細分化により表面積が著
しく大きくなった276粒子に浸透するには不充分であ
り、また、60以上では必要以上の有機溶媒が遊離の形
で発泡組成物内に存在することになるため、発泡時に金
型内でその溶媒滴の分圧が高くなる結果、PvC粒子間
の必要な融着を逆に阻害しガス漏れの危険が生じる。
(4)分解型発泡剤 本発明で使用できる発泡剤は、一般に使用されている加
熱分解型の有機系および無機系の発泡剤である。
有機系発泡剤としてはアゾジカルボンアミド、N、N’
 −ジニトロソペンタメチレンテトラミン、N、N’−
ジニトロソ−N、N’ −ジメチルテレフタル酸アミド
、ベンゼンスルホニルヒドラジド、p−1ルエンスルホ
ニルヒドラジド、4.4’ −オキシビスベンゼンスル
ホニルヒドラジド、ベンゼン−1,3−ジスルホヒドラ
ジド、テレフタル酸アジド等がある。
また無機系発泡剤としては重炭酸ナトリウム、塩化アン
モニウム等がある。
これらの発泡剤は通常2種類以上を併用すると共に別に
尿素系等の発泡助剤も組合わせることが多い。
c本発明使用されるせん断作用のある混線装置]本発明
に使用することのできる混線装置は例えば以下に掲げる
ものであり、決して特殊な仕様を必要としないが、せん
断作用のあるものでなければならない。
(1)ロール、カレンダー型(バッチ式の代表的なもの
)  ゛ (2)インテンシイブミキサー型(2本のローターが互
いに異方向に回転し、その回転数は僅かに異なることに
よって有効なせん断作用を発揮するもの) (3)スクリュー押出し機 ・単軸スクリュー型(ずりせん断作用のあるスクリュー
構造をしたもの) ・二軸スクリュー型(非かみ合い型2軸スクリユー、か
み合い型2軸スクリユー(同方向回転スクリューおよび
異方向回転スクリュー))(4)多軸スクリュー混練機
(三本以上のスクリュー構成) (5)固定円板と回転円板とのずりせん断作用のある混
練機(例)KCK混練装置 (6)単軸往復動スクリュー混練機(例)コニーダー これらの混練装置の単独又は組合わせで、夫々の正に合
った加工温度で塩化ビニル系樹脂のゲル化、細粉化を進
行させ且つ無機質粉末の全粒子を樹脂層で包み込むよう
な加工条件が必要である。
(実施例1) 懸濁重合PVC(p=3000)100g、炭酸カルシ
ウム120g、ケイ酸マグネシウム100g、タルク9
0g1チタン40g。
(PVC用)安定剤として三塩基性硫酸鉛9g。
二塩基性亜すン酸鉛5g、ステアリン酸鉛2gをヘンシ
ェルミキサーで5分間混合撹拌したものを固定円板と回
転円板を備えているKCK連続混練装置で185℃で混
練した。
その混練物に、発泡剤としてジニトロソペンタメチレン
モトラミ220g1尿素系発泡助剤20g、アソビスイ
ソブチロニトリル13g、トルエン400gを添加しリ
ボンブレーダ−で15分間撹拌したものを先端解放で圧
縮率−〇の単軸押出機で65℃の温度で低速回転の押出
しを行った。
押出し物はドライの状態であった。
これを加圧プレスの金型(20cmxlOcmx3,5
cm)に充填して加圧し、100 ”C1120℃、1
60℃の各温度にそれぞれ10分間、10分間、15分
間づつ加熱保持してから、急冷して発泡体を成形した。
この発泡体を110℃で3日間オーブン中に入れ、硬質
発泡体を製造した。得られた発泡体の大きさは39cm
X19cmX7cmであり、発泡倍率は7.7倍であっ
た。
この硬質発泡体の密度は100 k g / m 3で
抗張力8.5kg/cm2、圧縮強度(降伏値)が3、
 51c g/ c m2であった。
(実施例2) 懸濁重合Pvc (p−2500)100g、炭酸カル
シウム160g、タルク160g、三塩基性硫酸鉛9g
、二塩基性亜リン酸鉛5g、ステアリン酸鉛1gをブレ
ンダーで15分間混合してから二軸噛合型同方向回転押
出機で180℃で混練した。
その混線物に、発泡剤アゾジカルボンアミド18g1尿
素系発泡助剤18g1アゾビスイソブチロニトリル10
g、)ルエン380gを添加したものを圧縮率のない先
端解放型車軸押出し機で70℃で低速回転で押出した。
それを実施例1の同サイズの加圧プレスの金型に充填し
加圧下で、100℃、120℃、160°Cの各温度に
それぞれ10分間、10分間、15分間保持してから、
急冷して発泡体を得た。
この発泡体を110℃で3日間オーブン中に入れ、硬質
発泡体を製造した。発泡倍率7.3倍の製品を得た。生
成した硬質発泡体の密度は100kg/m3、抗張カフ
、41cg/cm2、圧縮強度(降伏値)2.9kg/
cm2であった。
(実施例3) 懸濁重合PVC(p−1950)76g、懸濁重合PV
C(p−1300)24g (このブレンド物の算術平
均p−1800) 、炭酸カルシウム160g、ケイ酸
マグネシウム140g、タルク50g1三塩基性硫酸鉛
8g、二塩基性亜リン酸鉛4g1ステアリン酸鉛1gを
、ブレンダーで混合し、二軸の非噛合型押出機で180
℃で混練した。
その混練物に、アゾジカルボンアミド15g2尿索系発
泡助剤15g、アゾビスイソブチロニトリル15g、l
−ルエン360gを添加混合し、先端解放の単軸押出機
で65℃で低速回転で押出した。
これを加圧プレスの金型に充填し、120’C。
160℃の温度で加圧下で、夫々15分間、15分間、
加熱保持して発泡させてから急冷した。
この発泡体を110℃で3日間オーブン中で加熱し、硬
質発泡体を製造した。発泡倍率7.15倍の製品を得た
。生成した硬質発泡体の密度は100kg/m3、抗張
力5.8kg/cm2、圧縮強度(降伏値)2.1kg
/cm2であった。
(実施例4) 塊重合PVC(p−1300)100g、炭酸カルシウ
ム120g、ケイ酸マグネシウム110g1三塩基性硫
酸鉛5g、二塩基性亜リン酸鉛3g、ステアリン酸鉛2
gを、混合し、二軸非噛合型押出機で170℃で押出し
た。
それに、ジニトロソペンタメチレンテトラミン14g、
尿素系発泡助剤14g、アゾジカルボンアミド10g、
)ルエン300gを撹拌混合してから、先端解放型押出
機で60’Cで押出したものを加圧プレス機で、120
℃、160’Cの温度でそれぞれ10分間、15分間加
圧下で加熱し発泡させた。
急冷後、取出し、110℃のオーブンで3日間保持し、
硬質発泡体を製造した。発泡倍率7. 0倍の製品を得
た。
生成した硬質発泡体の密度は100kg/m3、抗張力
4’、1kg/cm2、圧縮強度1伏値)1.1kg/
cm2であった。
(比較例1) 懸濁重合PVC(p−1800)100g、炭酸カルシ
ウム110g、タルク100g、三塩基性硫酸鉛6g、
二塩基性亜リン酸鉛3g、ステアリン酸鉛1gを、二軸
噛合型同方向回転押出機で180℃で押出した。
その押出し物にアゾジカルボンアミド15g1尿索系発
泡助剤15g、アゾビスイソブチロニトリル15g、ト
ルエン300g、を常温で添加し、常温で撹拌混合して
から、先端解放型押出機で常温のまま押出した。
この押出し物を加圧プレスの金型に充填し100℃、1
20℃、160℃の温度で夫々10分間、10分間、1
5分間加圧下で加熱した後、急冷し、成形品を取出した
ところ取出し直後速やかに収縮して金型と同じ容積に戻
った。
この比較例から、有機溶媒の添加混合を常温で行った場
合には発泡体を得ることができないことがわかる。
(比較例2) 懸濁重合PVC(p−1300)100g、炭酸カルシ
ウム100g、ケイ酸マグネシウム100g、三塩基性
硫酸鉛6g、二塩基性亜リン酸鉛3g1ステアリン酸鉛
1gを、ブレンダーで10分間撹拌混合した。
それにジニトロソペンタメチレンテトラミン15g1尿
索系発泡助剤15g、アゾビスイソブチロニトリル15
g、トルエン260gを添加し、撹拌混合後、先端解放
型の二軸押出機で65℃で低速回転で押出した。
この押出し物を加圧プレス機の金型に充填し100℃、
120℃、160℃の温度で夫々10分間、10分間、
15分間加圧下で加熱した後、急冷し、製品を取出した
が発泡体は得られなかった。
この比較例から、PVCと無機質粉体とをせん断作用を
加えず単に混合しただけでは発泡体を得ることかできな
いことがわかる。
(比較例3) 塊重合PVC(p−1000)100g、炭酸カルシウ
ム120g、ケイ酸マグネシウム110g1三塩基性硫
酸鉛5g、二塩基性亜リン酸鉛3g1ステアリン酸鉛2
gを、混合し、二軸非噛合型押出機で160℃で押出し
た。
それに、ジニトロンメチレンナトラミ214g1尿索系
発泡助剤14g1アゾジカルボンアミド10g、トルエ
ン300gを撹拌混合してから、先端解放型押出機で6
5℃で押出したものを加圧プレス機で、120℃、16
0℃の温度でそれぞれ10分間、15分間加圧下で加熱
し発泡させた。
急冷後、取出し、110℃のオーブンに入れたところ1
0分間で発泡体が元の金型の大きさに収縮し、発泡体は
得られなかった。
この比較例により、重合度の低いPvCからは発泡体を
得ることができないことがわかる。
出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、無機質粉末と塩化ビニル系樹脂とを主成分とし有機
    溶媒と発泡剤とを含有し、 該塩化ビニル系樹脂はJISK 6721−1959による平均重合度(@p@)が13
    00から10000の間にある懸濁重合又は塊重合によ
    り得られた高重合度樹脂であり、該無機質粉末と塩化ビ
    ニル系樹脂との重量 比を50:50から85:15の範囲とし、該有機溶媒
    は溶解度定数(δ値)が7から 10の範囲で且つ沸点が80℃以上140℃以下のもの
    であり、 該無機質粉末と塩化ビニル系樹脂との合計 量に対する有機溶媒の重量比を60:40から40:6
    0の範囲としたことを特徴とする、無機質系軽量発泡体
    を製造するための発泡性組成物。 2、高重合度塩化ビニル系樹脂と無機質粉末とを主成分
    とする組成物を、140℃〜200℃でせん断作用の下
    で混練する工程、 該混練された組成物に請求項1記載の有機 溶媒と発泡剤とを添加し40〜80℃の温度で混合して
    有機溶媒が主成分中に浸透した発泡性組成物とする工程
    、および 該発泡性組成物を加圧下150〜180℃ の温度で発泡成形させる工程、 を包含することを特徴とする無機質系軽量発泡体の製造
    方法。
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