JP2000263840A - レーザ印字方法及びレーザ印字装置 - Google Patents
レーザ印字方法及びレーザ印字装置Info
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Abstract
印字装置を提供することにある。 【解決手段】レーザ印字装置は、レーザ発振器10と、
レーザ発振器10から出射されたレーザ光をスキャンす
るガルバノミラー42,44と、レーザ発振器10から
出射されたレーザ光を被印字物であるMCC32,34
に収束させfθレンズ40とから構成される。レーザ発
振器10は、第3高調波の紫外域のレーザ光を出射する
YLFレーザ発振器である。レーザ発振器10から出射
されたレーザ光を用いて、被印字物であるMCC32,
34にレーザ印字する。
Description
びレーザ印字装置に係り、特に、ガラス質等の基材にレ
ーザ光を用いて印字するに好適なレーザ印字方法及びレ
ーザ印字装置に関する。
ュールでは、多層配線基板(MLC:Multi Layer Cera
mics)の上に、LSI等の取り付けられたキャリアボー
ド(MCC:MicroChip for Carrier)を取り付けるよ
うにしている。MCCの基板の側面には、通常、シリア
ルナンバー等の番号等を印字して、製品管理等に用いら
れている。番号等の印字は、従来、レーザ印字装置が用
いられている。MCCの基板の材料としては、従来は、
ムライト/Wが用いられている。また、ムライト/Wの
基板に印字するための従来のレーザ印字装置において
は、レーザ発振器として、YAGレーザが用いられてい
る。
タに用いるモジュールは、LSIの高集積化が進み、そ
れに伴って、MCCにも、高い部品精度が要求されるよ
うになっている。ここで、部品精度としては、例えば、
基板の反りや、板厚のバラツキや、ピッチ等が挙げられ
る。このような部品精度の高い基板材質として、本発明
者らは、従来のムライト/Wに代えて、ガラス/Cuを
用いることを検討している。ガラス/Cuを用いること
により、部品精度を向上できることが判明したが、その
一方では、従来のレーザ印字装置では、ガラス/Cuの
ようなガラス材に対して、印字を行おうとすると、印字
品質が悪いという問題があることが判明した。具体的に
は、基板の側面に、1つの文字が幅0.47mmで、高さ
が0.7mmという微小サイズの文字を印字すると、そ
の文字の判別が不可能であった。
ザ印字方法及びレーザ印字装置を提供することにある。
に、本発明は、レーザ発振器から出射されたレーザ光を
用いて、被印字物にレーザ印字するレーザ印字方法にお
いて、第3高調波の紫外域のレーザ光を出射する固体レ
ーザ発振器から出射されたレーザ光を用いて、被印字物
にレーザ印字するようにしたものである。また、本発明
は、レーザ発振器と、このレーザ発振器から出射された
レーザ光をスキャンするスキャニング手段と、上記レー
ザ発振器から出射されたレーザ光を被印字物に収束させ
る収束手段とを有し、上記レーザ発振器から出射された
レーザ光を用いて、被印字物にレーザ印字するレーザ印
字装置において、上記レーザ発振器は、第3高調波の紫
外域のレーザ光を出射する固体レーザ発振器としたもの
である。かかる構成により、ガラス系の基板等に対して
も、きれいな印字が可能であり、印字品質を向上し得る
ものとなる。
実施形態によるレーザ印字装置の構成について説明す
る。図1は、本発明の一実施形態によるレーザ印字装置
の全体構成を示すシステム構成図である。
は、ハーフミラー20,ミラー22,24,26によっ
て反射されて、位置決めプレート30の上に位置決め
し、固定された被印字物であるMCC32,34のいず
れかに照射される。レーザ発振器10からMCC32,
34に至る光路上には、fθレンズ40が配置されてお
り、レーザ発振器10から出射されたコリメートされた
光束を、焦点位置に結像する。ここで、fθレンズ40
の焦点位置に、MCC32,34が配置されている。
光路中には、ガルバノミラー42,44が配置されてお
り、例えば、ガルバノミラー42は、光路をX軸方向に
スキャンし、ガルバノミラー44は、光路をX軸に直交
するY軸方向にスキャンする。ガルバノミラー42,4
4によって、MCC32,34上に照射されるレーザー
ビームの位置が、X,Yの2軸方向に偏向される。ガル
バノミラー42,44は、スキャナドライバ46によっ
て、そのスキャン方向が制御される。
は、パワーメータ50の検出器52が挿脱可能であり、
検出器52を光路中に挿入することにより、パワーメー
タ50は、レーザ発振器10から出射されるレーザ光の
出力を測定できる。
プロファイラ56によって検出される。ビームプロファ
イラ56は、レーザ発振器10から出射されたレーザ光
のモードを検出する。例えば、レーザ発振器10が、シ
ングルモードとマルチモードで動作する場合に、そのい
ずれのモードの光を出射しているかを検出する。
ームエクスパンダ58が設けられている。ビームエクス
パンダ58は、MCC32,34に照射されるレーザ光
のビーム径を可変できる。
ライバー46に制御信号を出力して、ガルバノミラー4
2,44によるX−Y方向のスキャンを制御して、MC
C32,34上に照射されるレーザ光の位置を制御し
て、MCC32,34に、レーザ印字する。ホストコン
ピュータ60は、パワーメータ50によって検出された
レーザ光の出力が、所定の出力となるように、レーザ発
振器10の出力を制御する。また、ホストコンピュータ
60は、ビームプロファイラ56によって検出されたレ
ーザ光のモードが、所定のモードとなるように、レーザ
発振器10を制御する。
CD70によって撮像され、文字読み取り装置72によ
って読み取られる。読み取った結果は、ホストコンピュ
ータ60にフィードバックされる。また、文字読み取り
装置72は、モニター74を備えており、CCD70に
よって撮像された文字をモニター74に表示することに
より、オペレータは、印字された文字を目視することが
できる。なお、ここで、MCC32,34に印字される
文字の種類としては、数字,アルファベット等の他に、
図形やマーク等も含まれている。
複数のトレーが搭載されている。トレー上には、被印字
物であるMCCが載置されている。搬送ロボット82
は、ワークトレイ搭載テーブル80上のトレーに載置さ
れているMCCを、吸着して、位置決めプレート30の
上に搬送する。また、レーザ印字後の認識の終了したM
CCは、搬送ロボット82によって、ワークトレー搭載
テーブル80上の複数のトレーに戻される。搬送ロボッ
ト82は、ロボットコントローラ84によって制御され
るとともに、ロボットコントローラ84自体は、ホスト
コンピュータ60によって制御される。ここで、位置決
めプレート30には、2枚のMCC32,34を載置可
能であるため、一方のMCCのレーザ印字後の認識が終
了すると、搬送ロボット82によって、ワークトレー搭
載テーブル80に搬送するとともに、その搬送作業中
に、別のMCCのレーザ印字が可能であるため、レーザ
印字作業のスループットを向上できる。
は、レーザ発振器10として、YLFレーザを用いて、
出力されるレーザ光としては、YLFレーザの第3高調
波を用いることである。YLFレーザの第3高調波のレ
ーザ光の波長は、351nmの紫外域である。
として、YAGレーザの第2高調波(波長:532n
m)の可視域のレーザ光を用いていた。YAGレーザの
第2高調波を用いて、ガラス/Cuのガラス系の基板に
微小サイズの文字をレーザ印字すると、文字の線の幅が
広がり、文字の体裁をなさず、文字の判別が不可能であ
った。
するYLFレーザの第3高調波のレーザ発振器を用いる
ことにより、ガラス/Cuのガラス系の基板に微小サイ
ズの文字をレーザ印字しても、文字が判別可能であり、
印字品質が向上するものである。
印字品質について説明する。図2において、同図(A)
は、従来のYAGレーザの第2高調波(波長:532n
m)の可視域のレーザ光を用いて、ガラス/Cu基板に
印字した例を示しており、同図(B)は、本実施形態に
よるYLFレーザの第3高調波(波長:351nm)の
紫外域のレーザ光を用いて、ガラス/Cu基板に印字し
た例を示している。ともに、印字しようとした文字は、
「+123」であるが、従来の方式では、文字の体裁を
なしておらず、判読不要であるのに対して、本実施形態
においては、判読可能であり、印字品質が向上してい
る。
としては、YLFレーザの第3高調波を用いることによ
り、レーザ発振器の出力安定性が高いとともに、レーザ
発振器を安価に構成することができる。
としては、YLFレーザの第3高調波以外に、例えば、
YAGレーザの第3高調波(波長:355nm)を用い
ても、ガラス/Cuのガラス系の基板に対するレーザ印
字の品質が向上することが確認できている。YAGレー
ザの第3高調波は、YLFレーザの第3高調波に比べる
と、レーザ発振器の出力が少し不安定な面はあるものの
実用的に問題はなく、レーザ発振器を安価に構成するこ
とができる。
Fレーザの第3高調波のレーザ発振器を用いて、出力さ
れるパルス状のレーザ光のパルス幅を変えて、レーザ印
字の品質について検討したところ、パルス幅が、90n
sec以下の短いパルス幅の領域で、レーザ印字の品質
がさらに向上することが明らかになった。このパルス幅
よりも、パルス幅の広いレーザ光を用いると、MCC上
でレーザ光は、熱影響の大きな加工により、印字するこ
ととなり、90nsec以下のパルス幅のレーザ光を用
いる場合に比べると、印字品質が低下する。パルス幅が
90nsec以下のレーザ光によるレーザ印字は、熱影
響の少ない加工となるため、印字品質が向上する。この
際に必要な1パルスのエネルギ密度は、10J/cm2
以上である。
レーザの第3高調波のレーザ発振器を用いて、出力され
るパルス状のレーザ光の出力を変えて、レーザ印字の品
質について検討したところ、出力が、1mJ/pulse以
下の低出力の領域で、レーザ印字の品質がさらに向上す
ることが明らかになった。この出力よりも、大出力のレ
ーザ光を用いると、MCC上でレーザ光は、熱加工によ
り、印字することとなり、1mJ/pulse以下のパルス
幅のレーザ光を用いる場合に比べると、印字品質が低下
する。出力が、1mJ/pulse以下のレーザ光によるレ
ーザ印字は、熱影響の少ない加工となるため、印字品質
が向上する。この際に必要な1パルスのエネルギ密度
は、10J/cm2以上である。
Fレーザの第3高調波のレーザ発振器を用いて、同じ領
域に照射されるレーザパルスの回数(重ね照射回数)を
変えて、レーザ印字の品質について検討したところ、重
ね照射回数が、16〜32ショットの範囲で、レーザ印
字の品質がさらに向上することが明らかになった。この
重ね照射回数よりも少ないと、レーザ印字された文字の
溝深さが浅くなり、文字の品質が劣化するとともに、こ
の重ね照射回数よりも多いと、印字品質が低下する。こ
こで、重ね照射回数(ショット=shot)は、次式によっ
て求められる。 shot=(f・D)/v ここで、fは、レーザ発振器の発振周波数であり、D
は、レーザ光のスポット径であり、vは、スキャン速度
である。
ラス系の基板に、紫外域のレーザ光を出射するYLFレ
ーザの第3高調波のレーザ発振器を用いて、レーザ印字
するものであったが、ムライト/Wの基板に対しても、
紫外域のレーザ光を出射するYLFレーザの第3高調波
のレーザ発振器を用いてレーザ印字しても、印字品質が
向上するものである。さらに印字品質を向上させる条件
としては、パルス幅が、90ns以下の短いパルス幅の
領域が好適であり、また、出力が、1mJ/pulse以下
の低出力の領域が好適であり、さらに、重ね照射回数
が、8〜16ショットの範囲が好適であった。
ムライト/W等のセラミックス基板に、紫外域のレーザ
光を出射するYLFレーザの第3高調波のレーザ発振器
を用いて、レーザ印字するものであったが、シリコン基
板に対しても、紫外域のレーザ光を出射するYLFレー
ザの第3高調波のレーザ発振器を用いてレーザ印字して
も、印字品質が向上するものである。さらに印字品質を
向上させる条件としては、パルス幅が、90nsec以
下の短いパルス幅の領域が好適であり、また、出力が、
1mJ/pulse以下の低出力の領域が好適であり、さら
に、重ね照射回数が、3〜10ショットの範囲が好適で
あった。その際の被加工物上の1パルスのエネルギ密度
は、10J/cm2以上である。
ば、レーザ印字における印字品質を向上することができ
る。
字品質を向上することができる。
体構成を示すシステム構成図である。
いて印字した文字の印字品質の説明図である。
Claims (11)
- 【請求項1】レーザ発振器から出射されたレーザ光を用
いて、被印字物にレーザ印字するレーザ印字方法におい
て、 第3高調波の紫外域のレーザ光を出射する固体レーザ発
振器から出射されたレーザ光を用いて、被印字物にレー
ザ印字することを特徴とするレーザ印字方法。 - 【請求項2】請求項1記載のレーザ印字方法において、 上記レーザ発振器から出射されるパルスレーザ光のパル
ス幅が、90nsec以下であることを特徴とするレー
ザ印字方法。 - 【請求項3】請求項1若しくは請求項2のいずれかに記
載のレーザ印字方法において、 上記レーザ発振器から出射されるパルスレーザ光のエネ
ルギーが、3mJ/pulse以下であることを特徴とする
レーザ印字方法。 - 【請求項4】請求項1〜請求項3のいずれかに記載のレ
ーザ印字方法において、 上記被印字物は、ガラス/Cuの基板であり、 上記レーザ発振器から出射されるパルスレーザ光によっ
て上記被印字物を重ね照射するショット数を、16〜3
2ショットとしたことを特徴とするレーザ印字方法。 - 【請求項5】請求項1〜請求項3のいずれかに記載のレ
ーザ印字方法において、 上記被印字物は、ムライト/Wの基板であり、 上記レーザ発振器から出射されるパルスレーザ光によっ
て上記被印字物を重ね照射するショット数を、8〜16
ショットとしたことを特徴とするレーザ印字方法。 - 【請求項6】レーザ発振器から出射されたレーザ光を用
いて、被印字物にレーザ印字するレーザ印字方法におい
て、 第3高調波の紫外域のレーザ光を出射するYLFレーザ
発振器から出射されたレーザ光を用いて、被印字物にレ
ーザ印字することを特徴とするレーザ印字方法。 - 【請求項7】請求項6記載のレーザ印字方法において、 上記YLFレーザ発振器から出射されるパルスレーザ光
のパルス幅が、90nsec以下と、上記YLFレーザ
発振器から出射されるパルスレーザ光のエネルギーが、
3mJ/pulse以下とし、上記YLFレーザ発振器から
出射されるパルスレーザ光によって上記被印字物に重ね
照射することを特徴とするレーザ印字方法。 - 【請求項8】請求項1に記載のレーザ印字方法におい
て、 上記レーザ発振器を用いた印字は、被印字物表面上のレ
ーザパルスエネルギ密度を少なくとも10J/cm2以
上としたことを特徴とするレーザ印字装置。 - 【請求項9】レーザ発振器と、このレーザ発振器から出
射されたレーザ光をスキャンするスキャニング手段と、
上記レーザ発振器から出射されたレーザ光を被印字物に
収束させる収束手段とを有し、上記レーザ発振器から出
射されたレーザ光を用いて、被印字物にレーザ印字する
レーザ印字装置において、 上記レーザ発振器は、第3高調波の紫外域のレーザ光を
出射する固体レーザ発振器であることを特徴とするレー
ザ印字装置。 - 【請求項10】請求項9記載のレーザ印字装置におい
て、 上記レーザ発振器は、パルス幅が90nsec以下のパ
ルスレーザ光を出射することを特徴とするレーザ印字装
置。 - 【請求項11】請求項9若しくは請求項10のいずれか
に記載のレーザ印字装置において、 上記レーザ発振器は、エネルギーが3mJ/pulse以下
のパルスレーザ光を出射することを特徴とするレーザ印
字装置。
Priority Applications (6)
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|---|---|---|---|
| JP11065188A JP2000263840A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | レーザ印字方法及びレーザ印字装置 |
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| EP00301927A EP1034941B1 (en) | 1999-03-11 | 2000-03-09 | Laser printing method and apparatus |
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|---|---|---|---|
| JP11065188A JP2000263840A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | レーザ印字方法及びレーザ印字装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000263840A true JP2000263840A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13279711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11065188A Pending JP2000263840A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | レーザ印字方法及びレーザ印字装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6433810B1 (ja) |
| EP (1) | EP1034941B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000263840A (ja) |
| KR (1) | KR100352747B1 (ja) |
| DE (1) | DE60034614T2 (ja) |
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