JP2000264080A - トラクター - Google Patents
トラクターInfo
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- JP2000264080A JP2000264080A JP11067966A JP6796699A JP2000264080A JP 2000264080 A JP2000264080 A JP 2000264080A JP 11067966 A JP11067966 A JP 11067966A JP 6796699 A JP6796699 A JP 6796699A JP 2000264080 A JP2000264080 A JP 2000264080A
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- axle
- transmission case
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Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 後車輪に代えて駆動スプロケットを後車軸端
部に取り付け、この駆動スプロケットと車体側に取り付
けた前後一対の遊転輪との間にクローラを巻き掛けるト
ラクターに関し、抵抗負荷が大となってもミッションケ
ース内伝動機構への破損を防止する。 【解決手段】 エンジンとミッションケースと後車軸と
を備え、ミッションケースの動力を前輪軸に伝達すべく
なし、後車軸の軸端には後車輪に代えて駆動スプロケッ
トを着脱自在に取り付け、この駆動スプロケットにて走
行クローラを駆動するよう構成したトラクターにおい
て、後車軸又は該後車軸に連動する連動軸に摩擦クラッ
チを介在する。なお、この摩擦クラッチを後輪軸と駆動
スプロケットとの間に設けることによりメンテナンス性
を向上する。
部に取り付け、この駆動スプロケットと車体側に取り付
けた前後一対の遊転輪との間にクローラを巻き掛けるト
ラクターに関し、抵抗負荷が大となってもミッションケ
ース内伝動機構への破損を防止する。 【解決手段】 エンジンとミッションケースと後車軸と
を備え、ミッションケースの動力を前輪軸に伝達すべく
なし、後車軸の軸端には後車輪に代えて駆動スプロケッ
トを着脱自在に取り付け、この駆動スプロケットにて走
行クローラを駆動するよう構成したトラクターにおい
て、後車軸又は該後車軸に連動する連動軸に摩擦クラッ
チを介在する。なお、この摩擦クラッチを後輪軸と駆動
スプロケットとの間に設けることによりメンテナンス性
を向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、走行部にクロー
ラを有するトラクターに関する。
ラを有するトラクターに関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種のトラクターとしては、特開
平8−207836号公報に記載されたものが知られて
いる。この公報に記載されたトラクターは、後車輪に代
えて駆動スプロケットを後車軸端部に取り付け、駆動ス
プロケットと車体側に取り付けた前後一対の遊転輪との
間にクローラを巻き掛け、駆動スプロケットの駆動力に
よってクローラを回転させて走行を可能にしたものであ
る。
平8−207836号公報に記載されたものが知られて
いる。この公報に記載されたトラクターは、後車輪に代
えて駆動スプロケットを後車軸端部に取り付け、駆動ス
プロケットと車体側に取り付けた前後一対の遊転輪との
間にクローラを巻き掛け、駆動スプロケットの駆動力に
よってクローラを回転させて走行を可能にしたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、係る従来装
置の場合、クローラ仕様での牽引作業行うときは、車輪
仕様の牽引力に比較して2倍以上の牽引力の働くもので
あるが、車輪仕様のトラクターにクローラ仕様を追加す
る場合があって、この場合にはミッションケース内部の
伝動構成の強度は車輪仕様で設定されているから、後に
クローラ仕様に変更した場合には、不測に駆動スプロケ
ットに負荷が加わると、上記のミッションケース内伝動
構造はこの負荷に耐えられず破損する恐れがある。
置の場合、クローラ仕様での牽引作業行うときは、車輪
仕様の牽引力に比較して2倍以上の牽引力の働くもので
あるが、車輪仕様のトラクターにクローラ仕様を追加す
る場合があって、この場合にはミッションケース内部の
伝動構成の強度は車輪仕様で設定されているから、後に
クローラ仕様に変更した場合には、不測に駆動スプロケ
ットに負荷が加わると、上記のミッションケース内伝動
構造はこの負荷に耐えられず破損する恐れがある。
【0004】
【課題を解決するための技術手段】この発明は上記の欠
点を解消しようとするもので、次の技術的手段を講じ
た。即ち、請求項1に記載の発明は、エンジンとミッシ
ョンケースと後車軸とを備え、ミッションケースの動力
を前輪軸に伝達すべくなし、後車軸の軸端には後車輪に
代えて駆動スプロケットを着脱自在に取り付け、この駆
動スプロケットにて走行クローラを駆動するよう構成し
たトラクターにおいて、後車軸又は該後車軸に連動する
連動軸に摩擦クラッチを介在してある構成とする。
点を解消しようとするもので、次の技術的手段を講じ
た。即ち、請求項1に記載の発明は、エンジンとミッシ
ョンケースと後車軸とを備え、ミッションケースの動力
を前輪軸に伝達すべくなし、後車軸の軸端には後車輪に
代えて駆動スプロケットを着脱自在に取り付け、この駆
動スプロケットにて走行クローラを駆動するよう構成し
たトラクターにおいて、後車軸又は該後車軸に連動する
連動軸に摩擦クラッチを介在してある構成とする。
【0005】なお、上記において、摩擦クラッチは後輪
軸端部と駆動スプロケットとの間に設ける構成とする。
又、請求項3に記載の発明は、エンジンとミッションケ
ースと後車軸とを備え、ミッションケースの動力を前輪
軸に伝達すべくなし、後車軸の軸端には後車輪に代えて
駆動スプロケットを着脱自在に取り付け、この駆動スプ
ロケットにて走行クローラを駆動するよう構成したトラ
クターにおいて、後車軸又は該後車軸を連動する連動軸
に摩擦クラッチを介在すると共に、該摩擦クラッチを油
圧クラッチにて構成し、このクラッチへの圧油経路に設
けるリリーフバルブのリリーフ圧を変更設定すべく構成
したものである。
軸端部と駆動スプロケットとの間に設ける構成とする。
又、請求項3に記載の発明は、エンジンとミッションケ
ースと後車軸とを備え、ミッションケースの動力を前輪
軸に伝達すべくなし、後車軸の軸端には後車輪に代えて
駆動スプロケットを着脱自在に取り付け、この駆動スプ
ロケットにて走行クローラを駆動するよう構成したトラ
クターにおいて、後車軸又は該後車軸を連動する連動軸
に摩擦クラッチを介在すると共に、該摩擦クラッチを油
圧クラッチにて構成し、このクラッチへの圧油経路に設
けるリリーフバルブのリリーフ圧を変更設定すべく構成
したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づきこの発明の実
施の形態を説明する。まず、構成から説明すると、符号
1はトラクタで機体前部に搭載したエンジン2の回転を
ミッションケース3内の変速装置4等で適宜減速して前
輪5と後輪6とに伝達する構成としている。
施の形態を説明する。まず、構成から説明すると、符号
1はトラクタで機体前部に搭載したエンジン2の回転を
ミッションケース3内の変速装置4等で適宜減速して前
輪5と後輪6とに伝達する構成としている。
【0007】図3はこのトラクタの動力伝達線図を示す
ものであり、同図において、7は主クラッチ、8は機体
の前後進行方向を切り替える前後進切替装置であり、そ
の伝動後位には4段切り替え可能なシンクロ式主変速装
置4aと4段切り替え可能な副変速装置4bが設けられ
ている。9は後輪デフ装置でこの後輪デフ装置9を介し
て後輪6が回転駆動される。後輪デフ装置9の前部から
動力を分岐させて従来周知の前輪増速装置10に伝え、
前輪デフ装置11を介して前輪5に回転動力を伝える構
成としている。前輪増速装置10は従来周知の構成で直
進中は低速側に切り替わって前輪5の周速が後輪6の周
速と略同速となり、旋回時はこの前輪増速装置10が高
速側に切り替わって前輪5の周速が後輪6の周速よりも
2倍程度速く回るように構成されている。12はPTO
駆動系を示し、機体後部から後方に突出するPTO軸1
3を回転させる。
ものであり、同図において、7は主クラッチ、8は機体
の前後進行方向を切り替える前後進切替装置であり、そ
の伝動後位には4段切り替え可能なシンクロ式主変速装
置4aと4段切り替え可能な副変速装置4bが設けられ
ている。9は後輪デフ装置でこの後輪デフ装置9を介し
て後輪6が回転駆動される。後輪デフ装置9の前部から
動力を分岐させて従来周知の前輪増速装置10に伝え、
前輪デフ装置11を介して前輪5に回転動力を伝える構
成としている。前輪増速装置10は従来周知の構成で直
進中は低速側に切り替わって前輪5の周速が後輪6の周
速と略同速となり、旋回時はこの前輪増速装置10が高
速側に切り替わって前輪5の周速が後輪6の周速よりも
2倍程度速く回るように構成されている。12はPTO
駆動系を示し、機体後部から後方に突出するPTO軸1
3を回転させる。
【0008】なお、この発明においては、前記トラクタ
1を用いてクローラ式のトラクタに改造しており、その
ため、後車軸14に取り付けられた後輪6に代えて駆動
スプロケット15を該後車軸14端部に取り付ける構成
としている。上記後車軸14の中間部には摩擦クラッチ
30を介在し、駆動スプロケット23側に過大負荷が作
用する状態になったらこのクラッチ30が滑ってミッシ
ョンケース3内伝動機構への影響を少なくしている。
1を用いてクローラ式のトラクタに改造しており、その
ため、後車軸14に取り付けられた後輪6に代えて駆動
スプロケット15を該後車軸14端部に取り付ける構成
としている。上記後車軸14の中間部には摩擦クラッチ
30を介在し、駆動スプロケット23側に過大負荷が作
用する状態になったらこのクラッチ30が滑ってミッシ
ョンケース3内伝動機構への影響を少なくしている。
【0009】又、駆動スプロケット15の外径は後輪6
の外径に対して略1/2になっているため、このままで
は前輪5リードが後輪6のそれよりも大きくなることに
なる。したがって、この実施の形態では前記前輪増速装
置10から前輪デフ装置11に至る前輪駆動軸16に減
速器17を介装している。
の外径に対して略1/2になっているため、このままで
は前輪5リードが後輪6のそれよりも大きくなることに
なる。したがって、この実施の形態では前記前輪増速装
置10から前輪デフ装置11に至る前輪駆動軸16に減
速器17を介装している。
【0010】この減速器17は直結するか減速カウンタ
ギア18,19を経由する1/2減速の選択がシフトギ
ア20の摺動によって行うことができ、該シフトギア2
0の切り替えはシフター21の前後切り替えで行う構成
であり、かつこのシフター21は偏心軸22に係合され
て軸方向前後に摺動しうる構成である。即ち、シフター
21は前記前輪駆動軸16と並行の支軸23にそって摺
動しうるべく設けられ、該シフター22はシフトギア2
0との係合部24,偏心軸22との係合凹部26とから
なり、偏心軸22を長溝状の該係合凹部26に係合し正
転側(イ)に90度偏心回転させると、シフトギア20
を伝動ギア25にクラッチ係合すべく、中立状態から標
準回転状態に摺動移動させ、逆転側に90度偏心回転
(ロ)させると該ギア20を減速カウンタギア18に係
合すべく中立状態から減速回転状態に摺動移動させる。
なお、偏心軸22は前輪軸ケース27に貫通状に設ける
回動軸28端に偏心状態に固着するもので、該回動軸2
8の前輪軸ケース27の外側突出部に固定片29を延設
し、上記の正逆90度の回転位置でボルト30固着しう
る構成である。
ギア18,19を経由する1/2減速の選択がシフトギ
ア20の摺動によって行うことができ、該シフトギア2
0の切り替えはシフター21の前後切り替えで行う構成
であり、かつこのシフター21は偏心軸22に係合され
て軸方向前後に摺動しうる構成である。即ち、シフター
21は前記前輪駆動軸16と並行の支軸23にそって摺
動しうるべく設けられ、該シフター22はシフトギア2
0との係合部24,偏心軸22との係合凹部26とから
なり、偏心軸22を長溝状の該係合凹部26に係合し正
転側(イ)に90度偏心回転させると、シフトギア20
を伝動ギア25にクラッチ係合すべく、中立状態から標
準回転状態に摺動移動させ、逆転側に90度偏心回転
(ロ)させると該ギア20を減速カウンタギア18に係
合すべく中立状態から減速回転状態に摺動移動させる。
なお、偏心軸22は前輪軸ケース27に貫通状に設ける
回動軸28端に偏心状態に固着するもので、該回動軸2
8の前輪軸ケース27の外側突出部に固定片29を延設
し、上記の正逆90度の回転位置でボルト30固着しう
る構成である。
【0011】もって、後車軸14に後輪6を取り付けて
いるときには、偏心軸22を長溝状の該係合凹部26に
係合し正転側に90度偏心回転させると、シフトギア2
0を中立状態から標準回転状態に摺動移動させ直結状態
となり、後輪6に代えて駆動スプロケット15を車軸に
取り付けたとき、即ちクローラ38を装着するときに
は、偏心軸22を逆転側に90度偏心回転させると該ギ
ア20を中立状態から減速回転状態に摺動移動させ減速
器17が1/2減速側に切り替わるようにしている。
いるときには、偏心軸22を長溝状の該係合凹部26に
係合し正転側に90度偏心回転させると、シフトギア2
0を中立状態から標準回転状態に摺動移動させ直結状態
となり、後輪6に代えて駆動スプロケット15を車軸に
取り付けたとき、即ちクローラ38を装着するときに
は、偏心軸22を逆転側に90度偏心回転させると該ギ
ア20を中立状態から減速回転状態に摺動移動させ減速
器17が1/2減速側に切り替わるようにしている。
【0012】クローラ式トラクタのフレーム構成につい
て、32,32は機体の左右に配設したトラックフレー
ムであり、前後に大径の転輪33,33,34,34が
取り付けられている。又、このトラックフレーム32の
中間部には揺動転輪36、36がピン37、37を中心
として上下揺動自在に支持されている。前記駆動スプロ
ケット15、転輪33、34及び揺動転輪36,36間
にゴム製のクローラ38,38が巻回されており、しか
も、これらのトラックフレーム32,32は後車軸1
4,14の軸芯廻りに所定角度(例えば約7°)だけ上
下に揺動できるように構成している。
て、32,32は機体の左右に配設したトラックフレー
ムであり、前後に大径の転輪33,33,34,34が
取り付けられている。又、このトラックフレーム32の
中間部には揺動転輪36、36がピン37、37を中心
として上下揺動自在に支持されている。前記駆動スプロ
ケット15、転輪33、34及び揺動転輪36,36間
にゴム製のクローラ38,38が巻回されており、しか
も、これらのトラックフレーム32,32は後車軸1
4,14の軸芯廻りに所定角度(例えば約7°)だけ上
下に揺動できるように構成している。
【0013】図7に示す符号41,41は後車軸14,
14の中間部を支える軸受で、この軸受41,41は前
記トラックフレーム32,32の上部水平板42,42
に固着されている。43,43はキャビンやロプスフレ
ーム、又はこの発明のセミクローラ等、各種トラクタの
仕様に合わせて形状の異なるマウントブラケットで、こ
の上板43aと下板43bとの間には前後に2枚の補強
板43cが介装固着されており、このマウントブラケッ
ト43、43はリヤアクスルハウジング44,44を挾
み込むようにしてボルト等の締付手段により当該リヤア
クスルハウジング44,44に取り付けられている。
14の中間部を支える軸受で、この軸受41,41は前
記トラックフレーム32,32の上部水平板42,42
に固着されている。43,43はキャビンやロプスフレ
ーム、又はこの発明のセミクローラ等、各種トラクタの
仕様に合わせて形状の異なるマウントブラケットで、こ
の上板43aと下板43bとの間には前後に2枚の補強
板43cが介装固着されており、このマウントブラケッ
ト43、43はリヤアクスルハウジング44,44を挾
み込むようにしてボルト等の締付手段により当該リヤア
クスルハウジング44,44に取り付けられている。
【0014】また、マウントブラケット43の下板43
bの外端部には中央をコ字型に切り欠いて形成した縦板
45が固着されており、この縦板45の前後2ヵ所には
鋼板で形成したストッパ46,46が固着されている。
また、更にトラックフレーム32,32の外側板48と
内側板49の間には3個の角柱フレーム52,52,5
2が固着されており、このうち中央の角柱フレーム52
は前記縦板45のコ字状切欠部45a内に入り込むよう
にして設けられている。
bの外端部には中央をコ字型に切り欠いて形成した縦板
45が固着されており、この縦板45の前後2ヵ所には
鋼板で形成したストッパ46,46が固着されている。
また、更にトラックフレーム32,32の外側板48と
内側板49の間には3個の角柱フレーム52,52,5
2が固着されており、このうち中央の角柱フレーム52
は前記縦板45のコ字状切欠部45a内に入り込むよう
にして設けられている。
【0015】54,54は硬質のゴムで前側と後側の角
柱フレーム52,52上に取り付けられ、前記ストッパ
46,46に当たってトラックフレーム32,32の揺
動を規制するようにしている。更に詳述するとトラック
フレーム32,32が水平な状態では後側のゴム54が
後側ストッパ46に当たり、トラックフレーム32が畦
越えなどで上向きに揺動したときであってその角度が7
°以上になったときに前側のゴム54が前側のストッパ
46に当たるようにしている。
柱フレーム52,52上に取り付けられ、前記ストッパ
46,46に当たってトラックフレーム32,32の揺
動を規制するようにしている。更に詳述するとトラック
フレーム32,32が水平な状態では後側のゴム54が
後側ストッパ46に当たり、トラックフレーム32が畦
越えなどで上向きに揺動したときであってその角度が7
°以上になったときに前側のゴム54が前側のストッパ
46に当たるようにしている。
【0016】なお、この実施の形態では7°を越えて更
に揺動し、その角度が大きくなったときには縦板45の
コ字型切欠部45a内にある角柱フレーム52が縦板4
5の切欠部45aの端縁に当たって二次的ストッパとし
て機能するようにしている。また、左右のトラックフレ
ーム32、32同士は前後2本の角柱連結フレーム5
5、55(図7)によって連結されており、トラックフ
レーム32、32の離脱及び横方向外側方への移動を防
止している。2本の連結フレーム55、55のトラック
フレーム32、32への取り付けは溶接でも良いが着脱
操作を容易にするためにこの実施の形態ではピン57、
57で行なうようにしている。ピンは垂直方向に差し込
む構成としても良いが、このピンを斜め方向に差し込ん
で片側トラックフレーム32が独立的に上下方向に揺動
しやすくしても良い。
に揺動し、その角度が大きくなったときには縦板45の
コ字型切欠部45a内にある角柱フレーム52が縦板4
5の切欠部45aの端縁に当たって二次的ストッパとし
て機能するようにしている。また、左右のトラックフレ
ーム32、32同士は前後2本の角柱連結フレーム5
5、55(図7)によって連結されており、トラックフ
レーム32、32の離脱及び横方向外側方への移動を防
止している。2本の連結フレーム55、55のトラック
フレーム32、32への取り付けは溶接でも良いが着脱
操作を容易にするためにこの実施の形態ではピン57、
57で行なうようにしている。ピンは垂直方向に差し込
む構成としても良いが、このピンを斜め方向に差し込ん
で片側トラックフレーム32が独立的に上下方向に揺動
しやすくしても良い。
【0017】図9に示す符号58はミッションケース3
背面に固着された補強板で、前記マウントブラケット4
3の下板43bに補強板58の外側下端面を押し当てて
トラックフレーム32の揺動時における衝撃をミッショ
ンケース全体で受けるようにしたものである。補強板5
8とマウントブラケット43とはボルト等で締着しても
良いが単に押し当てるだけでもよい。
背面に固着された補強板で、前記マウントブラケット4
3の下板43bに補強板58の外側下端面を押し当てて
トラックフレーム32の揺動時における衝撃をミッショ
ンケース全体で受けるようにしたものである。補強板5
8とマウントブラケット43とはボルト等で締着しても
良いが単に押し当てるだけでもよい。
【0018】次に上例の作用を説明する。通常の四輪走
行によるトラクタ1仕様からクローラ仕様に変更すると
きには、前記リヤアクスルハウジング44にクローラ仕
様用のマウントブラケット43を取付け、または下板4
3b部を後付けしてストッパ46を取り付けると共に、
後車軸14に取り付けられているホイール式の後輪6を
外して駆動スプロケット15を装着し、クローラ38を
該駆動スプロケット15及び転輪33,34回りに巻回
する。
行によるトラクタ1仕様からクローラ仕様に変更すると
きには、前記リヤアクスルハウジング44にクローラ仕
様用のマウントブラケット43を取付け、または下板4
3b部を後付けしてストッパ46を取り付けると共に、
後車軸14に取り付けられているホイール式の後輪6を
外して駆動スプロケット15を装着し、クローラ38を
該駆動スプロケット15及び転輪33,34回りに巻回
する。
【0019】そして、偏心軸22を逆転側に90度偏心
回転させシフトギア20を中立状態から減速回転状態に
摺動移動させ減速器17を1/2減速側に切り替える。
このため、前輪駆動系も後輪駆動系も車速がそれ以前よ
りも凡そ1/2程度に減速されることになって最終的に
は前輪側とクローラ側の車速の同期がとれることにな
る。
回転させシフトギア20を中立状態から減速回転状態に
摺動移動させ減速器17を1/2減速側に切り替える。
このため、前輪駆動系も後輪駆動系も車速がそれ以前よ
りも凡そ1/2程度に減速されることになって最終的に
は前輪側とクローラ側の車速の同期がとれることにな
る。
【0020】こうしてクローラ仕様への変更がなされ、
実際に牽引作業を行うと、クローラ仕様の構成の場合に
は牽引力が倍加して湿田での走行に有利である。なお、
牽引力が倍加する反面、過負荷に陥り易く、後車軸14
が駆動スプロケット15を転回させ得ずしてミッション
ケース3内伝動機構を破損するおそれがあるが、摩擦ク
ラッチ30の存在によって過負荷状態のときにはクラッ
チが滑り、上記の状態から開放される結果、上記破損を
未然に防止できる。
実際に牽引作業を行うと、クローラ仕様の構成の場合に
は牽引力が倍加して湿田での走行に有利である。なお、
牽引力が倍加する反面、過負荷に陥り易く、後車軸14
が駆動スプロケット15を転回させ得ずしてミッション
ケース3内伝動機構を破損するおそれがあるが、摩擦ク
ラッチ30の存在によって過負荷状態のときにはクラッ
チが滑り、上記の状態から開放される結果、上記破損を
未然に防止できる。
【0021】図10は摩擦クラッチの別実施例を示すも
のである。後輪軸14と駆動スプロケット15との間に
乾式単板クラッチ60を構成している。即ち、後輪軸1
4の端部にクラッチ支持円盤61をスプライン嵌合し、
該円盤61に設ける摩擦板62,62,62を駆動スプ
ロケット15側ボス部側面にバネ63で押し当てて動力
伝達する構成である。このように構成すると、駆動スプ
ロケット15の装着位置に近い位置に配設されるため、
摩擦クラッチのメンテナンスが簡単容易である。また、
図1に示すように、摩擦クラッチを油圧クラッチ65形
態とし、圧油供給油路に設けるリリーフバルブ66のリ
リーフ圧を変更できる構成とする。即ち該バルブ66の
ソレノイド67への通電量を変更制御するダイヤル68
を設け、該ダイヤル68の設定によって、リリーフ圧を
高低に設定変更できる構成である。ダイヤル68の調節
によって、リリーフ圧の設定圧が変更されることとなる
から、例えば硬い圃場では標準状態よりもリリーフ設定
圧を大きくし、逆に軟らかい圃場ではこれを小さく設定
することにより、圃場条件に適した過負荷への対応がで
き、つまり、硬い圃場では一定高負荷まで許容して牽引
力を優先し、軟らかい圃場では比較的低負荷であっても
牽引力に対して機構の保護を優先するものである。
のである。後輪軸14と駆動スプロケット15との間に
乾式単板クラッチ60を構成している。即ち、後輪軸1
4の端部にクラッチ支持円盤61をスプライン嵌合し、
該円盤61に設ける摩擦板62,62,62を駆動スプ
ロケット15側ボス部側面にバネ63で押し当てて動力
伝達する構成である。このように構成すると、駆動スプ
ロケット15の装着位置に近い位置に配設されるため、
摩擦クラッチのメンテナンスが簡単容易である。また、
図1に示すように、摩擦クラッチを油圧クラッチ65形
態とし、圧油供給油路に設けるリリーフバルブ66のリ
リーフ圧を変更できる構成とする。即ち該バルブ66の
ソレノイド67への通電量を変更制御するダイヤル68
を設け、該ダイヤル68の設定によって、リリーフ圧を
高低に設定変更できる構成である。ダイヤル68の調節
によって、リリーフ圧の設定圧が変更されることとなる
から、例えば硬い圃場では標準状態よりもリリーフ設定
圧を大きくし、逆に軟らかい圃場ではこれを小さく設定
することにより、圃場条件に適した過負荷への対応がで
き、つまり、硬い圃場では一定高負荷まで許容して牽引
力を優先し、軟らかい圃場では比較的低負荷であっても
牽引力に対して機構の保護を優先するものである。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、エンジンとミ
ッションケースと後車軸とを備え、ミッションケースの
動力を前輪軸に伝達すべくなし、後車軸の軸端には後車
輪に代えて駆動スプロケットを着脱自在に取り付け、こ
の駆動スプロケットにて走行クローラを駆動するよう構
成したトラクターにおいて、後車軸又は該後車軸に連動
する連動軸に摩擦クラッチを介在してあるから、駆動ス
プロケット側の抵抗負荷が大となると、摩擦クラッチが
滑って過負荷伝動状態から退避でき、ミッションケース
内伝動機構部の破損を未然に防止できる。又、請求項2
に記載の構成では、駆動スプロケット23の装着位置に
近い位置に配設されるため、摩擦クラッチのメンテナン
スが簡単容易である。
ッションケースと後車軸とを備え、ミッションケースの
動力を前輪軸に伝達すべくなし、後車軸の軸端には後車
輪に代えて駆動スプロケットを着脱自在に取り付け、こ
の駆動スプロケットにて走行クローラを駆動するよう構
成したトラクターにおいて、後車軸又は該後車軸に連動
する連動軸に摩擦クラッチを介在してあるから、駆動ス
プロケット側の抵抗負荷が大となると、摩擦クラッチが
滑って過負荷伝動状態から退避でき、ミッションケース
内伝動機構部の破損を未然に防止できる。又、請求項2
に記載の構成では、駆動スプロケット23の装着位置に
近い位置に配設されるため、摩擦クラッチのメンテナン
スが簡単容易である。
【0023】更に、請求項3に記載の発明は、エンジン
とミッションケースと後車軸とを備え、ミッションケー
スの動力を前輪軸に伝達すべくなし、後車軸の軸端には
後車輪に代えて駆動スプロケットを着脱自在に取り付
け、この駆動スプロケットにて走行クローラを駆動する
よう構成したトラクターにおいて、後車軸又は該後車軸
を連動する連動軸に摩擦クラッチを介在すると共に、該
摩擦クラッチを油圧クラッチにて構成し、このクラッチ
への圧油経路に設けるリリーフバルブのリリーフ圧を変
更設定すべく構成するものであるから、例えば硬い圃場
では標準状態よりもリリーフ設定圧を大きくし、逆に軟
らかい圃場ではこれを小さく設定することにより、圃場
条件に適した過負荷への対応ができ、つまり、硬い圃場
では一定高負荷まで許容して牽引力を優先し、軟らかい
圃場では比較的低負荷であっても牽引力に対して機構の
保護を優先するものであって、作業性を向上できる。
とミッションケースと後車軸とを備え、ミッションケー
スの動力を前輪軸に伝達すべくなし、後車軸の軸端には
後車輪に代えて駆動スプロケットを着脱自在に取り付
け、この駆動スプロケットにて走行クローラを駆動する
よう構成したトラクターにおいて、後車軸又は該後車軸
を連動する連動軸に摩擦クラッチを介在すると共に、該
摩擦クラッチを油圧クラッチにて構成し、このクラッチ
への圧油経路に設けるリリーフバルブのリリーフ圧を変
更設定すべく構成するものであるから、例えば硬い圃場
では標準状態よりもリリーフ設定圧を大きくし、逆に軟
らかい圃場ではこれを小さく設定することにより、圃場
条件に適した過負荷への対応ができ、つまり、硬い圃場
では一定高負荷まで許容して牽引力を優先し、軟らかい
圃場では比較的低負荷であっても牽引力に対して機構の
保護を優先するものであって、作業性を向上できる。
【図1】クローラ仕様の動力伝達線図である。
【図2】全体側面図である。
【図3】車輪仕様の動力伝達線図である。
【図4】前輪駆動部の拡大断面図である。
【図5】切換シフター部正面図である。
【図6】その作用説明図である。
【図7】背面図である。
【図8】拡大側面図である。
【図9】背面図である。
【図10】別例の拡大背面図である。
1…トラクタ、2…エンジン、3…ミッションケース、
4…変速装置、5…前輪、6…後輪、7…主クラッチ、
8…前後進切替装置、9…後輪デフ装置、10…前輪増
速装置、11…前輪デフ装置、12…PTO駆動系、1
3…PTO軸、14…後車軸、15…駆動スプロケッ
ト、16…前輪駆動軸、17…減速器、18,19…減
速カウンタギア、20…シフトギア、21…シフター、
22…偏心軸、23…支軸、24…係合部、25…伝動
ギア、26…係合凹部、27…前輪軸ケース、28…回
動軸、29…固定片、30…摩擦クラッチ、32…トラ
ックフレーム、33,34…大径転輪、36…揺動転
輪、37…ピン、38…クローラ、41…軸受、42…
上部水平板、43…マウントブラケット、44…リヤア
クスルハウジング、45…縦板、46…ストッパ、48
…外側板、49…内側板、52…角柱フレーム、54…
硬質ゴム、55…角柱連結フレーム、57…ピン、58
…補強板、60…乾式単板クラッチ、61…クラッチ支
持円盤、62…摩擦板、63…バネ、65…油圧クラッ
チ、66…リリーフバルブ、67…ソレノイド、68…
ダイヤル
4…変速装置、5…前輪、6…後輪、7…主クラッチ、
8…前後進切替装置、9…後輪デフ装置、10…前輪増
速装置、11…前輪デフ装置、12…PTO駆動系、1
3…PTO軸、14…後車軸、15…駆動スプロケッ
ト、16…前輪駆動軸、17…減速器、18,19…減
速カウンタギア、20…シフトギア、21…シフター、
22…偏心軸、23…支軸、24…係合部、25…伝動
ギア、26…係合凹部、27…前輪軸ケース、28…回
動軸、29…固定片、30…摩擦クラッチ、32…トラ
ックフレーム、33,34…大径転輪、36…揺動転
輪、37…ピン、38…クローラ、41…軸受、42…
上部水平板、43…マウントブラケット、44…リヤア
クスルハウジング、45…縦板、46…ストッパ、48
…外側板、49…内側板、52…角柱フレーム、54…
硬質ゴム、55…角柱連結フレーム、57…ピン、58
…補強板、60…乾式単板クラッチ、61…クラッチ支
持円盤、62…摩擦板、63…バネ、65…油圧クラッ
チ、66…リリーフバルブ、67…ソレノイド、68…
ダイヤル
フロントページの続き (72)発明者 渡部 勉 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 3D039 AA02 AA04 AA05 AB12 AB22 AC03 AC14 AC15 AC23 AC24 AC38 AC40 AD01 AD02 AD53
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンとミッションケースと後車軸と
を備え、ミッションケースの動力を前輪軸に伝達すべく
なし、後車軸の軸端には後車輪に代えて駆動スプロケッ
トを着脱自在に取り付け、この駆動スプロケットにて走
行クローラを駆動するよう構成したトラクターにおい
て、後車軸又は該後車軸に連動する連動軸に摩擦クラッ
チを介在してあることを特徴とするトラクター。 - 【請求項2】 請求項1において、摩擦クラッチは後輪
軸端部と駆動スプロケットとの間に設ける構成であるこ
とを特徴とするトラクター。 - 【請求項3】 エンジンとミッションケースと後車軸と
を備え、ミッションケースの動力を前輪軸に伝達すべく
なし、後車軸の軸端には後車輪に代えて駆動スプロケッ
トを着脱自在に取り付け、この駆動スプロケットにて走
行クローラを駆動するよう構成したトラクターにおい
て、後車軸又は該後車軸を連動する連動軸に摩擦クラッ
チを介在すると共に、該摩擦クラッチを油圧クラッチに
て構成し、このクラッチへの圧油経路に設けるリリーフ
バルブのリリーフ圧を変更設定すべく構成してなるトラ
クター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11067966A JP2000264080A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | トラクター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11067966A JP2000264080A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | トラクター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000264080A true JP2000264080A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13360235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11067966A Withdrawn JP2000264080A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | トラクター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000264080A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008230567A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Kubota Corp | 作業車の伝動構造 |
| JP2016117410A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 井関農機株式会社 | クローラを備える作業車両 |
| JP2020026182A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | ヤンマー株式会社 | クローラ式走行装置及び作業車両 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP11067966A patent/JP2000264080A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008230567A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Kubota Corp | 作業車の伝動構造 |
| JP2016117410A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 井関農機株式会社 | クローラを備える作業車両 |
| JP2020026182A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | ヤンマー株式会社 | クローラ式走行装置及び作業車両 |
| JP7057735B2 (ja) | 2018-08-10 | 2022-04-20 | ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 | クローラ式走行装置及び作業車両 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |