JP2000264094A - インストルメントパネルの空調用ダクト取付構造およびインストルメントパネルの空調用ダクト取付方法 - Google Patents
インストルメントパネルの空調用ダクト取付構造およびインストルメントパネルの空調用ダクト取付方法Info
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- JP2000264094A JP2000264094A JP11066143A JP6614399A JP2000264094A JP 2000264094 A JP2000264094 A JP 2000264094A JP 11066143 A JP11066143 A JP 11066143A JP 6614399 A JP6614399 A JP 6614399A JP 2000264094 A JP2000264094 A JP 2000264094A
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- conditioning duct
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インストルメントパネルの設計自由度を低下
させることなく、空調用ダクトのインストルメントパネ
ルへの取付強度を高める。 【解決手段】 合成樹脂で射出成形されて上下に2分割
された上部ダクト半体31および下部ダクト半体32,
33を結合することにより、円形断面のベント用ダクト
17L およびデフロスタ用ダクト19L を有する空調用
ダクトDを構成し、この空調用ダクトDに突設したダク
ト取付脚部40〜42の先端をインストルメントパネル
Iの裏面に溶着する。空調用ダクトDをブロー成形する
場合に比べて寸法精度、肉厚の均一性および剛性が高め
られるので、ダクト取付脚部40〜42の先端をインス
トルメントパネルIに密着させて取付強度を高めること
ができる。また空調用ダクトDの全長に亘ってダクト取
付脚部40〜42を形成せずに必要な場所のみにダクト
取付脚部40〜42を形成すれば良いので、インストル
メントパネルIの設計自由度が増加する。
させることなく、空調用ダクトのインストルメントパネ
ルへの取付強度を高める。 【解決手段】 合成樹脂で射出成形されて上下に2分割
された上部ダクト半体31および下部ダクト半体32,
33を結合することにより、円形断面のベント用ダクト
17L およびデフロスタ用ダクト19L を有する空調用
ダクトDを構成し、この空調用ダクトDに突設したダク
ト取付脚部40〜42の先端をインストルメントパネル
Iの裏面に溶着する。空調用ダクトDをブロー成形する
場合に比べて寸法精度、肉厚の均一性および剛性が高め
られるので、ダクト取付脚部40〜42の先端をインス
トルメントパネルIに密着させて取付強度を高めること
ができる。また空調用ダクトDの全長に亘ってダクト取
付脚部40〜42を形成せずに必要な場所のみにダクト
取付脚部40〜42を形成すれば良いので、インストル
メントパネルIの設計自由度が増加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の車室前部に
左右方向に配置されるインストルメントパネルの裏面
に、左右方向に延びる空調用ダクトを取り付けるための
構造および方法に関する。
左右方向に配置されるインストルメントパネルの裏面
に、左右方向に延びる空調用ダクトを取り付けるための
構造および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のインストルメントパネルの裏面
(車室に対向する面と反対側の面)には空調用ダクトが
一体に取り付けられる。この空調用ダクトをブロー成形
により一部材で成形し、インストルメントパネルの裏面
に振動溶着で取り付けるものが、特願平10−1357
61号により提案されている。また樋状の開放断面を有
するダクト部材をインストルメントパネルの裏面に振動
溶着で取り付け、このダクト部材とインストルメントパ
ネルとの間に閉断面の空調用ダクトを形成するものが、
特開平8−80762号公報により公知である。
(車室に対向する面と反対側の面)には空調用ダクトが
一体に取り付けられる。この空調用ダクトをブロー成形
により一部材で成形し、インストルメントパネルの裏面
に振動溶着で取り付けるものが、特願平10−1357
61号により提案されている。また樋状の開放断面を有
するダクト部材をインストルメントパネルの裏面に振動
溶着で取り付け、このダクト部材とインストルメントパ
ネルとの間に閉断面の空調用ダクトを形成するものが、
特開平8−80762号公報により公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで空調用ダクト
をブロー成形したものは、その空調用ダクトの寸法精度
が低く肉厚も不均一であるためにインストルメントパネ
ルに振動溶着する部分の密着性が低下し、インストルメ
ントパネルおよび空調用ダクトの組立体としての強度を
高めるのが難しいという問題があり、しかも射出成形さ
れたインストルメントパネルとブロー成形された空調用
ダクトとでは材料の物性が異なるため、それらを分離せ
ずにリサイクルするのが難しいという問題がある。
をブロー成形したものは、その空調用ダクトの寸法精度
が低く肉厚も不均一であるためにインストルメントパネ
ルに振動溶着する部分の密着性が低下し、インストルメ
ントパネルおよび空調用ダクトの組立体としての強度を
高めるのが難しいという問題があり、しかも射出成形さ
れたインストルメントパネルとブロー成形された空調用
ダクトとでは材料の物性が異なるため、それらを分離せ
ずにリサイクルするのが難しいという問題がある。
【0004】また樋状の開放断面を有するダクト部材を
インストルメントパネルの裏面に振動溶着して空調用ダ
クトを構成するものは、空調用ダクトの密閉性を確保す
るにはダクト部材を全長に亘ってインストルメントパネ
ルに溶着する必要があるため、インストルメントパネル
の形状に制約が発生して設計自由度が低下する問題があ
る。しかもインストルメントパネルの裏面が空調用ダク
トの壁面の一部を構成するので、ソフトパッドを有さな
いインストルメントパネルの表面に結露が発生するのを
防止するために、インストルメントパネルの裏面とダク
ト部材との間に断熱シートを介在させる必要がある。
インストルメントパネルの裏面に振動溶着して空調用ダ
クトを構成するものは、空調用ダクトの密閉性を確保す
るにはダクト部材を全長に亘ってインストルメントパネ
ルに溶着する必要があるため、インストルメントパネル
の形状に制約が発生して設計自由度が低下する問題があ
る。しかもインストルメントパネルの裏面が空調用ダク
トの壁面の一部を構成するので、ソフトパッドを有さな
いインストルメントパネルの表面に結露が発生するのを
防止するために、インストルメントパネルの裏面とダク
ト部材との間に断熱シートを介在させる必要がある。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、インストルメントパネルの設計自由度を低下させる
ことなく、空調用ダクトのインストルメントパネルへの
取付強度を高めることを目的とする。
で、インストルメントパネルの設計自由度を低下させる
ことなく、空調用ダクトのインストルメントパネルへの
取付強度を高めることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、車両の車室上
部に左右方向に配置されるインストルメントパネルの裏
面に、左右方向に延びる空調用ダクトを取り付けるイン
ストルメントパネルの空調用ダクト取付構造において、
空調用ダクトは、合成樹脂で射出成形されて上下に2分
割された上部ダクト半体および下部ダクト半体を、両ダ
クト半体に一体に突設した結合部どうしを結合して閉断
面に構成してなり、上部ダクト半体に一体に突設したダ
クト取付脚部の先端を合成樹脂製のインストルメントパ
ネルの裏面に溶着したことを特徴とする、インストルメ
ントパネルの空調用ダクト取付構造が提案される。
に、請求項1に記載された発明によれば、車両の車室上
部に左右方向に配置されるインストルメントパネルの裏
面に、左右方向に延びる空調用ダクトを取り付けるイン
ストルメントパネルの空調用ダクト取付構造において、
空調用ダクトは、合成樹脂で射出成形されて上下に2分
割された上部ダクト半体および下部ダクト半体を、両ダ
クト半体に一体に突設した結合部どうしを結合して閉断
面に構成してなり、上部ダクト半体に一体に突設したダ
クト取付脚部の先端を合成樹脂製のインストルメントパ
ネルの裏面に溶着したことを特徴とする、インストルメ
ントパネルの空調用ダクト取付構造が提案される。
【0007】上記構成によれば、合成樹脂で射出成形さ
れて上下に2分割された上部ダクト半体および下部ダク
ト半体を結合して空調用ダクトを構成するので、その空
調用ダクトをブロー成形する場合に比べて寸法精度、肉
厚の均一性および剛性が高められる。従って、上部ダク
ト半体に一体に突設したダクト取付脚部の先端を合成樹
脂製のインストルメントパネルの裏面に溶着する際に、
ダクト取付脚部とインストルメントパネルとを密着させ
て取付強度を高めることができる。しかも空調用ダクト
自体が独立してダクト機能を有するので風漏れを起こす
心配がなく、かつインストルメントパネルに結露を引き
起こす心配がないばかりか、空調用ダクトの全長に亘っ
てダクト取付脚部を形成せずに必要な場所のみにダクト
取付脚部を形成すれば良いので、インストルメントパネ
ルの設計自由度が増加する。
れて上下に2分割された上部ダクト半体および下部ダク
ト半体を結合して空調用ダクトを構成するので、その空
調用ダクトをブロー成形する場合に比べて寸法精度、肉
厚の均一性および剛性が高められる。従って、上部ダク
ト半体に一体に突設したダクト取付脚部の先端を合成樹
脂製のインストルメントパネルの裏面に溶着する際に、
ダクト取付脚部とインストルメントパネルとを密着させ
て取付強度を高めることができる。しかも空調用ダクト
自体が独立してダクト機能を有するので風漏れを起こす
心配がなく、かつインストルメントパネルに結露を引き
起こす心配がないばかりか、空調用ダクトの全長に亘っ
てダクト取付脚部を形成せずに必要な場所のみにダクト
取付脚部を形成すれば良いので、インストルメントパネ
ルの設計自由度が増加する。
【0008】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、それぞれ半円形の断面部分を
有する上部ダクト半体および下部ダクト半体を結合して
断面円形のダクトを構成したことを特徴とするインスト
ルメントパネルの空調用ダクト取付構造が提案される。
請求項1の構成に加えて、それぞれ半円形の断面部分を
有する上部ダクト半体および下部ダクト半体を結合して
断面円形のダクトを構成したことを特徴とするインスト
ルメントパネルの空調用ダクト取付構造が提案される。
【0009】上記構成によれば、上部ダクト半体および
下部ダクト半体がそれぞれ半円形の断面部分を有するの
で、それらを結合して構成したダクトの断面が円形にな
って通気抵抗が最小限に抑えられる。
下部ダクト半体がそれぞれ半円形の断面部分を有するの
で、それらを結合して構成したダクトの断面が円形にな
って通気抵抗が最小限に抑えられる。
【0010】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、上部ダクト半体の対を成す結
合部および下部ダクト半体の対を成す結合部は、それぞ
れ同一面内に突出することを特徴とするインストルメン
トパネルの空調用ダクト取付構造が提案される。
請求項1の構成に加えて、上部ダクト半体の対を成す結
合部および下部ダクト半体の対を成す結合部は、それぞ
れ同一面内に突出することを特徴とするインストルメン
トパネルの空調用ダクト取付構造が提案される。
【0011】上記構成によれば、上部ダクト半体の対を
成す結合部が同一面内に突出するので該上部ダクト半体
を成形する型の構造が簡単になり、下部ダクト半体の対
を成す結合部が同一面内に突出するので該下部ダクト半
体を成形する型の構造が簡単になる。
成す結合部が同一面内に突出するので該上部ダクト半体
を成形する型の構造が簡単になり、下部ダクト半体の対
を成す結合部が同一面内に突出するので該下部ダクト半
体を成形する型の構造が簡単になる。
【0012】また請求項4に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、インストルメントパネルおよ
び空調用ダクトを同一種類の合成樹脂で構成したことを
特徴とするインストルメントパネルの空調用ダクト取付
構造が提案される。
請求項1の構成に加えて、インストルメントパネルおよ
び空調用ダクトを同一種類の合成樹脂で構成したことを
特徴とするインストルメントパネルの空調用ダクト取付
構造が提案される。
【0013】上記構成によれば、インストルメントパネ
ルおよび空調用ダクトの材質が同一種類の合成樹脂なの
で、それらを分離することなくリサイクルすることがで
き、しかもインストルメントパネルおよび空調用ダクト
の熱膨張率を同じにして温度変化による変形を防止する
ことができる。
ルおよび空調用ダクトの材質が同一種類の合成樹脂なの
で、それらを分離することなくリサイクルすることがで
き、しかもインストルメントパネルおよび空調用ダクト
の熱膨張率を同じにして温度変化による変形を防止する
ことができる。
【0014】また請求項5に記載された発明によれば、
車両の車室前部に左右方向に配置されるインストルメン
トパネルの裏面に、左右方向に延びる空調用ダクトを取
り付けるインストルメントパネルの空調用ダクト取付方
法において、上下に2分割された上部ダクト半体および
下部ダクト半体を合成樹脂で射出成形する工程と、両ダ
クト半体に一体に突設した結合部どうしを結合して閉断
面を有する空調用ダクトを形成する工程と、上部ダクト
半体に一体に突設したダクト取付脚部の先端を合成樹脂
製のインストルメントパネルの裏面に溶着する工程とを
含むことを特徴とする、インストルメントパネルの空調
用ダクト取付方法が提案される。
車両の車室前部に左右方向に配置されるインストルメン
トパネルの裏面に、左右方向に延びる空調用ダクトを取
り付けるインストルメントパネルの空調用ダクト取付方
法において、上下に2分割された上部ダクト半体および
下部ダクト半体を合成樹脂で射出成形する工程と、両ダ
クト半体に一体に突設した結合部どうしを結合して閉断
面を有する空調用ダクトを形成する工程と、上部ダクト
半体に一体に突設したダクト取付脚部の先端を合成樹脂
製のインストルメントパネルの裏面に溶着する工程とを
含むことを特徴とする、インストルメントパネルの空調
用ダクト取付方法が提案される。
【0015】上記構成によれば、合成樹脂で射出成形さ
れて上下に2分割された上部ダクト半体および下部ダク
ト半体を結合して空調用ダクトを構成するので、その空
調用ダクトをブロー成形する場合に比べて寸法精度、肉
厚の均一性および剛性が高められる。従って、上部ダク
ト半体に一体に突設したダクト取付脚部の先端を合成樹
脂製のインストルメントパネルの裏面に溶着する際に、
ダクト取付脚部とインストルメントパネルとを密着させ
て取付強度を高めることができる。しかも空調用ダクト
自体が独立してダクト機能を有するので風漏れを起こす
心配がなく、かつインストルメントパネルに結露を引き
起こす心配がないばかりか、空調用ダクトの全長に亘っ
てダクト取付脚部を形成せずに必要な場所のみにダクト
取付脚部を形成すれば良いので、インストルメントパネ
ルの設計自由度が増加する。
れて上下に2分割された上部ダクト半体および下部ダク
ト半体を結合して空調用ダクトを構成するので、その空
調用ダクトをブロー成形する場合に比べて寸法精度、肉
厚の均一性および剛性が高められる。従って、上部ダク
ト半体に一体に突設したダクト取付脚部の先端を合成樹
脂製のインストルメントパネルの裏面に溶着する際に、
ダクト取付脚部とインストルメントパネルとを密着させ
て取付強度を高めることができる。しかも空調用ダクト
自体が独立してダクト機能を有するので風漏れを起こす
心配がなく、かつインストルメントパネルに結露を引き
起こす心配がないばかりか、空調用ダクトの全長に亘っ
てダクト取付脚部を形成せずに必要な場所のみにダクト
取付脚部を形成すれば良いので、インストルメントパネ
ルの設計自由度が増加する。
【0016】また請求項6に記載された発明によれば、
請求項5の構成に加えて、それぞれ半円形の断面部分を
有する上部ダクト半体および下部ダクト半体を結合して
断面円形のダクトを構成したことを特徴とするインスト
ルメントパネルの空調用ダクト取付方法が提案される。
請求項5の構成に加えて、それぞれ半円形の断面部分を
有する上部ダクト半体および下部ダクト半体を結合して
断面円形のダクトを構成したことを特徴とするインスト
ルメントパネルの空調用ダクト取付方法が提案される。
【0017】上記構成によれば、上部ダクト半体および
下部ダクト半体がそれぞれ半円形の断面部分を有するの
で、それらを結合して構成したダクトの断面が円形にな
って通気抵抗が最小限に抑えられる。
下部ダクト半体がそれぞれ半円形の断面部分を有するの
で、それらを結合して構成したダクトの断面が円形にな
って通気抵抗が最小限に抑えられる。
【0018】また請求項7に記載された発明によれば、
請求項5の構成に加えて、上部ダクト半体の対を成す結
合部および下部ダクト半体の対を成す結合部は、それぞ
れ同一面内に突出することを特徴とするインストルメン
トパネルの空調用ダクト取付方法が提案される。
請求項5の構成に加えて、上部ダクト半体の対を成す結
合部および下部ダクト半体の対を成す結合部は、それぞ
れ同一面内に突出することを特徴とするインストルメン
トパネルの空調用ダクト取付方法が提案される。
【0019】上記構成によれば、上部ダクト半体の対を
成す結合部が同一面内に突出するので該上部ダクト半体
を成形する型の構造が簡単になり、下部ダクト半体の対
を成す結合部が同一面内に突出するので該下部ダクト半
体を成形する型の構造が簡単になる。
成す結合部が同一面内に突出するので該上部ダクト半体
を成形する型の構造が簡単になり、下部ダクト半体の対
を成す結合部が同一面内に突出するので該下部ダクト半
体を成形する型の構造が簡単になる。
【0020】また請求項8に記載された発明によれば、
請求項5の構成に加えて、インストルメントパネルおよ
び空調用ダクトを同一種類の合成樹脂で構成したことを
特徴とするインストルメントパネルの空調用ダクト取付
方法が提案される。
請求項5の構成に加えて、インストルメントパネルおよ
び空調用ダクトを同一種類の合成樹脂で構成したことを
特徴とするインストルメントパネルの空調用ダクト取付
方法が提案される。
【0021】上記構成によれば、インストルメントパネ
ルおよび空調用ダクトの材質が同一種類の合成樹脂なの
で、それらを分離することなくリサイクルすることがで
き、しかもインストルメントパネルおよび空調用ダクト
の熱膨張率を同じにして温度変化による変形を防止する
ことができる。
ルおよび空調用ダクトの材質が同一種類の合成樹脂なの
で、それらを分離することなくリサイクルすることがで
き、しかもインストルメントパネルおよび空調用ダクト
の熱膨張率を同じにして温度変化による変形を防止する
ことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0023】図1〜図7は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は自動車のインストルメントパネルの正面
図、図2は空調用ダクトの正面図、図3は図1の3−3
線断面図、図4は図3の4部拡大図、図5は図3の5部
拡大図、図6は図3の6部拡大図、図7は図3に対応す
る空調用ダクトの分解図である。
ので、図1は自動車のインストルメントパネルの正面
図、図2は空調用ダクトの正面図、図3は図1の3−3
線断面図、図4は図3の4部拡大図、図5は図3の5部
拡大図、図6は図3の6部拡大図、図7は図3に対応す
る空調用ダクトの分解図である。
【0024】図1は合成樹脂で射出成形した自動車のイ
ンストルメントパネルIを、車室側(表面側)から見た
状態を示すものである。インストルメントパネルIの中
央部には中央ベント用吹き出し口11が形成されるとと
もに、左右両側部には一対の側部ベント用吹き出し口1
2L ,12R が形成されており、これら中央ベント用吹
き出し口11および側部ベント用吹き出し口12L ,1
2R から暖房用の暖気あるいは冷房用の冷気が車室内に
供給される。またフロントガラスの下縁に連なるインス
トルメントパネルIの前縁に沿うように左右一対のスリ
ット状のデフロスタ用吹き出し口13L ,13R が形成
されるとともに、インストルメントパネルIの左右両側
部には一対の側部デフロスタ用吹き出し口14L ,14
R が形成されおり、これらデフロスタ用吹き出し口13
L ,13R および側部デフロスタ用吹き出し口14L ,
14R からフロントガラスあるいはドアガラスの曇り止
め用の暖気が供給される。
ンストルメントパネルIを、車室側(表面側)から見た
状態を示すものである。インストルメントパネルIの中
央部には中央ベント用吹き出し口11が形成されるとと
もに、左右両側部には一対の側部ベント用吹き出し口1
2L ,12R が形成されており、これら中央ベント用吹
き出し口11および側部ベント用吹き出し口12L ,1
2R から暖房用の暖気あるいは冷房用の冷気が車室内に
供給される。またフロントガラスの下縁に連なるインス
トルメントパネルIの前縁に沿うように左右一対のスリ
ット状のデフロスタ用吹き出し口13L ,13R が形成
されるとともに、インストルメントパネルIの左右両側
部には一対の側部デフロスタ用吹き出し口14L ,14
R が形成されおり、これらデフロスタ用吹き出し口13
L ,13R および側部デフロスタ用吹き出し口14L ,
14R からフロントガラスあるいはドアガラスの曇り止
め用の暖気が供給される。
【0025】図2はインストルメントパネルIの裏面
(エンジンルーム側)に取り付けられれる空調用ダクト
Dを車室側から見た状態を示すものである。合成樹脂で
射出成形した空調用ダクトDは、インストルメントパネ
ルIの中央部に配置されたエアコンユニット15に接続
される接続部16から左右方向に延びる左右のベント用
ダクト17L ,17R と、前記エアコンユニット15に
接続される接続部18から左右方向に延びる左右のデフ
ロスタ用ダクト19L ,19R とを一体に備える。エア
コンユニット15の内部には低温の冷媒が供給されるエ
バポレータと、高温のエンジン冷却水が供給されるヒー
タとが収納されており、冷媒との間で熱交換した冷気を
ダンパを介して左右のベント用ダクト17L ,17R に
連なる接続部16に供給することが可能であり、かつエ
ンジン冷却水との間で熱交換した暖気をダンパを介して
左右のベント用ダクト17L ,17R に連なる接続部1
6に、あるいは左右のデフロスタ用ダクト19L ,19
R に連なる接続部18に供給することが可能である。
(エンジンルーム側)に取り付けられれる空調用ダクト
Dを車室側から見た状態を示すものである。合成樹脂で
射出成形した空調用ダクトDは、インストルメントパネ
ルIの中央部に配置されたエアコンユニット15に接続
される接続部16から左右方向に延びる左右のベント用
ダクト17L ,17R と、前記エアコンユニット15に
接続される接続部18から左右方向に延びる左右のデフ
ロスタ用ダクト19L ,19R とを一体に備える。エア
コンユニット15の内部には低温の冷媒が供給されるエ
バポレータと、高温のエンジン冷却水が供給されるヒー
タとが収納されており、冷媒との間で熱交換した冷気を
ダンパを介して左右のベント用ダクト17L ,17R に
連なる接続部16に供給することが可能であり、かつエ
ンジン冷却水との間で熱交換した暖気をダンパを介して
左右のベント用ダクト17L ,17R に連なる接続部1
6に、あるいは左右のデフロスタ用ダクト19L ,19
R に連なる接続部18に供給することが可能である。
【0026】接続部16にはインストルメントパネルI
の中央ベント用吹き出し口11に接続される中央ベント
用開口20が形成され、左右のベント用ダクト17L ,
17 R の先端にはインストルメントパネルIの一対の側
部ベント用吹き出し口12L,12R に接続される一対
の側部ベント用開口21L ,21R がそれぞれ形成され
る。また左右のデフロスタ用ダクト19L ,19R の中
間にはインストルメントパネルIの一対のデフロスタ用
吹き出し口13L ,13R に接続されるデフロスタ用開
口22L ,22R がそれぞれ形成され、左右のデフロス
タ用ダクト19 L ,19R の先端にはインストルメント
パネルIの一対の側部デフロスタ用吹き出し口14L ,
14R に接続される側部デフロスタ用開口23L ,23
R がそれぞれ形成される。
の中央ベント用吹き出し口11に接続される中央ベント
用開口20が形成され、左右のベント用ダクト17L ,
17 R の先端にはインストルメントパネルIの一対の側
部ベント用吹き出し口12L,12R に接続される一対
の側部ベント用開口21L ,21R がそれぞれ形成され
る。また左右のデフロスタ用ダクト19L ,19R の中
間にはインストルメントパネルIの一対のデフロスタ用
吹き出し口13L ,13R に接続されるデフロスタ用開
口22L ,22R がそれぞれ形成され、左右のデフロス
タ用ダクト19 L ,19R の先端にはインストルメント
パネルIの一対の側部デフロスタ用吹き出し口14L ,
14R に接続される側部デフロスタ用開口23L ,23
R がそれぞれ形成される。
【0027】次に、図3〜図7に基づいて空調用ダクト
Dの構造と、その空調用ダクトDのインストルメントパ
ネルIへの取付構造とについて説明する。尚、空調用ダ
クトDは車体中心線に対して実質的に左右対称な構造を
有しているため、その左半部を例に取って説明する。
Dの構造と、その空調用ダクトDのインストルメントパ
ネルIへの取付構造とについて説明する。尚、空調用ダ
クトDは車体中心線に対して実質的に左右対称な構造を
有しているため、その左半部を例に取って説明する。
【0028】空調用ダクトDは、上側に位置する上部ダ
クト半体31と、下側に位置する2個の下部ダクト半体
32,33とから構成される。上部ダクト半体31は、
断面半円状のベント用ダクト本体34と、断面半円状の
デフロスタ用ダクト本体35と、ベント用ダクト本体3
4の両端から延びる一対の結合部36,37と、デフロ
スタ用ダクト本体35の両端から延びる一対の結合部3
8,39と、ベント用ダクト本体34およびデフロスタ
用ダクト本体35の相対向する結合部37,38を接続
する中央ダクト取付脚部40と、ベント用ダクト本体3
4の残りの結合部36から一体に延びる後部ダクト取付
脚部41と、デフロスタ用ダクト本体35の残りの結合
部39から一体に延びる前部ダクト取付脚部42とを備
える。またデフロスタ用ダクト本体35には、デフロス
タ用吹き出し口13L を形成するための突出壁43が形
成される。前記中央ダクト取付脚部40、後部ダクト取
付脚部41および前部ダクト取付脚部42は、上部ダク
ト半体31からインストルメントパネルIに向けて略平
行に突出する。
クト半体31と、下側に位置する2個の下部ダクト半体
32,33とから構成される。上部ダクト半体31は、
断面半円状のベント用ダクト本体34と、断面半円状の
デフロスタ用ダクト本体35と、ベント用ダクト本体3
4の両端から延びる一対の結合部36,37と、デフロ
スタ用ダクト本体35の両端から延びる一対の結合部3
8,39と、ベント用ダクト本体34およびデフロスタ
用ダクト本体35の相対向する結合部37,38を接続
する中央ダクト取付脚部40と、ベント用ダクト本体3
4の残りの結合部36から一体に延びる後部ダクト取付
脚部41と、デフロスタ用ダクト本体35の残りの結合
部39から一体に延びる前部ダクト取付脚部42とを備
える。またデフロスタ用ダクト本体35には、デフロス
タ用吹き出し口13L を形成するための突出壁43が形
成される。前記中央ダクト取付脚部40、後部ダクト取
付脚部41および前部ダクト取付脚部42は、上部ダク
ト半体31からインストルメントパネルIに向けて略平
行に突出する。
【0029】上部ダクト半体31と協働してベント用ダ
クト17L を構成する後側の下部ダクト半体32は、断
面半円形のベント用ダクト本体44と、その両端から突
出する一対の結合部45,46とを備えており、上部ダ
クト半体31と協働してデフロスタ用ダクト19L を構
成する前側の下部ダクト半体33は、断面半円形のデフ
ロスタ用ダクト本体47と、その両端から突出する一対
の結合部48,49とを備えている。
クト17L を構成する後側の下部ダクト半体32は、断
面半円形のベント用ダクト本体44と、その両端から突
出する一対の結合部45,46とを備えており、上部ダ
クト半体31と協働してデフロスタ用ダクト19L を構
成する前側の下部ダクト半体33は、断面半円形のデフ
ロスタ用ダクト本体47と、その両端から突出する一対
の結合部48,49とを備えている。
【0030】而して、上部ダクト半体31のベント用ダ
クト本体34と後側の下部ダクト半体32のベント用ダ
クト本体44とを結合して円形断面のベント用ダクト1
7Lを構成すべく、ベント用ダクト本体34の両側に延
びる一対の結合部36,37に、ベント用ダクト本体4
4の両側に延びる一対の結合部45,46が結合され
る。この結合は、ベント用ダクト本体44側の結合部4
5,46に設けた突起50を、ベント用ダクト本体34
側の結合部36,37に設けた孔51に係合させること
によりワンタッチで行われる。図4には、ベント用ダク
ト本体44側の結合部45とベント用ダクト本体34側
の結合部36との結合部の詳細が示されている。
クト本体34と後側の下部ダクト半体32のベント用ダ
クト本体44とを結合して円形断面のベント用ダクト1
7Lを構成すべく、ベント用ダクト本体34の両側に延
びる一対の結合部36,37に、ベント用ダクト本体4
4の両側に延びる一対の結合部45,46が結合され
る。この結合は、ベント用ダクト本体44側の結合部4
5,46に設けた突起50を、ベント用ダクト本体34
側の結合部36,37に設けた孔51に係合させること
によりワンタッチで行われる。図4には、ベント用ダク
ト本体44側の結合部45とベント用ダクト本体34側
の結合部36との結合部の詳細が示されている。
【0031】同様にして、上部ダクト半体31のデフロ
スタ用ダクト本体35と前側の下部ダクト半体33のデ
フロスタ用ダクト本体47とを結合して円形断面のデフ
ロスタ用ダクト19L を構成すべく、デフロスタ用ダク
ト本体35の両側に延びる一対の結合部38,39に、
デフロスタ用ダクト本体47の両側に延びる一対の結合
部48,49が結合される。この結合も、図4で説明し
たベント用ダクト17 L と同様にして突起50と孔51
との係合により行われる。
スタ用ダクト本体35と前側の下部ダクト半体33のデ
フロスタ用ダクト本体47とを結合して円形断面のデフ
ロスタ用ダクト19L を構成すべく、デフロスタ用ダク
ト本体35の両側に延びる一対の結合部38,39に、
デフロスタ用ダクト本体47の両側に延びる一対の結合
部48,49が結合される。この結合も、図4で説明し
たベント用ダクト17 L と同様にして突起50と孔51
との係合により行われる。
【0032】上部ダクト半体31の中央ダクト取付脚部
40、後部ダクト取付脚部41、前部ダクト取付脚部4
2の先端に突設した溶着突起52をインストルメントパ
ネルIの裏面に振動溶着することにより、空調用ダクト
DがインストルメントパネルIに取り付けられる。図5
には、後部ダクト取付脚部41の溶着突起52とインス
トルメントパネルIとの溶着部の詳細が示されている。
また突出壁43の先端部はインストルメントパネルIの
デフロスタ用吹き出し口13L に密着状態で嵌合し、暖
気は殆ど漏れることなくデフロスタ用吹き出し口13L
から排出される。図6には、突出壁43とデフロスタ用
吹き出し口13L との嵌合部の詳細が示されている。
40、後部ダクト取付脚部41、前部ダクト取付脚部4
2の先端に突設した溶着突起52をインストルメントパ
ネルIの裏面に振動溶着することにより、空調用ダクト
DがインストルメントパネルIに取り付けられる。図5
には、後部ダクト取付脚部41の溶着突起52とインス
トルメントパネルIとの溶着部の詳細が示されている。
また突出壁43の先端部はインストルメントパネルIの
デフロスタ用吹き出し口13L に密着状態で嵌合し、暖
気は殆ど漏れることなくデフロスタ用吹き出し口13L
から排出される。図6には、突出壁43とデフロスタ用
吹き出し口13L との嵌合部の詳細が示されている。
【0033】以上説明したように、上部ダクト半体31
および下部ダクト半体32,33を何れも射出成形した
ことにより、それらをブロー成形する場合に比べて寸法
精度の向上や肉厚の均一化による剛性の向上が可能にな
る。その結果、中央ダクト取付脚部40、後部ダクト取
付脚部41および前部ダクト取付脚部42の先端に突設
した溶着突起52をインストルメントパネルIの裏面に
隙間なく密着させて確実に振動溶着させ、インストルメ
ントパネルIおよび空調用ダクトDの組立体としての強
度を高めることができる。
および下部ダクト半体32,33を何れも射出成形した
ことにより、それらをブロー成形する場合に比べて寸法
精度の向上や肉厚の均一化による剛性の向上が可能にな
る。その結果、中央ダクト取付脚部40、後部ダクト取
付脚部41および前部ダクト取付脚部42の先端に突設
した溶着突起52をインストルメントパネルIの裏面に
隙間なく密着させて確実に振動溶着させ、インストルメ
ントパネルIおよび空調用ダクトDの組立体としての強
度を高めることができる。
【0034】また空調用ダクトDがインストルメントパ
ネルIから独立したベント用ダクト17L およびデフロ
スタ用ダクト19L を備えており、インストルメントパ
ネルIはダクトの壁面を構成しないため、それらベント
用ダクト17L およびデフロスタ用ダクト19L からの
風漏れの発生を最小限に抑えることができるだけでな
く、空調用ダクトD内を流れる冷気でインストルメント
パネルIに結露が発生する虞がない。
ネルIから独立したベント用ダクト17L およびデフロ
スタ用ダクト19L を備えており、インストルメントパ
ネルIはダクトの壁面を構成しないため、それらベント
用ダクト17L およびデフロスタ用ダクト19L からの
風漏れの発生を最小限に抑えることができるだけでな
く、空調用ダクトD内を流れる冷気でインストルメント
パネルIに結露が発生する虞がない。
【0035】また中央ダクト取付脚部40、後部ダクト
取付脚部41および前部ダクト取付脚部42はダクトの
壁面を構成する部材ではないため、それらをベント用ダ
クト17L およびデフロスタ用ダクト19L の全長に亘
って設けずとも風漏れが発生することがない。従って、
インストルメントパネルIの裏面への溶着が容易な部分
だけに中央ダクト取付脚部40、後部ダクト取付脚部4
1および前部ダクト取付脚部42を設ければ良く、これ
によりインストルメントパネルIの設計自由度を高める
ことができる。
取付脚部41および前部ダクト取付脚部42はダクトの
壁面を構成する部材ではないため、それらをベント用ダ
クト17L およびデフロスタ用ダクト19L の全長に亘
って設けずとも風漏れが発生することがない。従って、
インストルメントパネルIの裏面への溶着が容易な部分
だけに中央ダクト取付脚部40、後部ダクト取付脚部4
1および前部ダクト取付脚部42を設ければ良く、これ
によりインストルメントパネルIの設計自由度を高める
ことができる。
【0036】またベント用ダクト17L およびデフロス
タ用ダクト19L は断面円形に形成されているので、そ
こを流れる暖気あるいは冷気の通気抵抗を最小限に抑え
ることができる。更に、ベント用ダクト17L の4個の
結合部36,37,45,46は、該ベント用ダクト1
7L の直径を含む同じ面内に配置されており、かつデフ
ロスタ用ダクト19L の4個の結合部38,39,4
8,49は、該デフロスタ用ダクト19L の直径を含む
同じ面内に配置されているため、上部ダクト半体31お
よび下部ダクト半体32,33を射出成形する金型の構
造を単純化することができる。更に、中央ダクト取付脚
部40、後部ダクト取付脚部41および前部ダクト取付
脚部42は、上部ダクト半体31からインストルメント
パネルIに向けて略平行に突出しているため、上部ダク
ト半体31を射出成形する金型の構造を単純化すること
ができる。
タ用ダクト19L は断面円形に形成されているので、そ
こを流れる暖気あるいは冷気の通気抵抗を最小限に抑え
ることができる。更に、ベント用ダクト17L の4個の
結合部36,37,45,46は、該ベント用ダクト1
7L の直径を含む同じ面内に配置されており、かつデフ
ロスタ用ダクト19L の4個の結合部38,39,4
8,49は、該デフロスタ用ダクト19L の直径を含む
同じ面内に配置されているため、上部ダクト半体31お
よび下部ダクト半体32,33を射出成形する金型の構
造を単純化することができる。更に、中央ダクト取付脚
部40、後部ダクト取付脚部41および前部ダクト取付
脚部42は、上部ダクト半体31からインストルメント
パネルIに向けて略平行に突出しているため、上部ダク
ト半体31を射出成形する金型の構造を単純化すること
ができる。
【0037】またインストルメントパネルIおよび空調
用ダクトDを同じ合成樹脂材料(例えば、オレフィン系
樹脂)で構成することにより、それらインストルメント
パネルIおよび空調用ダクトDを分離することなく一体
のまま破砕してリサイクルすることが可能となり、リサ
イクル性の向上に寄与することができる。
用ダクトDを同じ合成樹脂材料(例えば、オレフィン系
樹脂)で構成することにより、それらインストルメント
パネルIおよび空調用ダクトDを分離することなく一体
のまま破砕してリサイクルすることが可能となり、リサ
イクル性の向上に寄与することができる。
【0038】次に、図8に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。
を説明する。
【0039】上述した第1実施例では、デフロスタ用ダ
クト19L ,19R から突出壁43,43を介してイン
ストルメントパネルIのデフロスタ用吹き出し口1
3L ,13R に暖気を供給していたが、第2実施例では
デフロスタ用吹き出し口13L ,13R への暖気の供給
が別の経路で行われる。即ち、樋状の断面を有するデフ
ロスタ用通路53,53がデフロスタ用ダクト19L ,
19R にリブ54,54を介して接続されており、この
デフロスタ用通路53,53の基端部はデフロスタ用ダ
クト19L ,19R の接続部18(図2参照)に接続さ
れるとともに、このデフロスタ用通路53,53の開口
部はインストルメントパネルIのデフロスタ用吹き出し
口13L ,13R に嵌合するか振動溶着される。
クト19L ,19R から突出壁43,43を介してイン
ストルメントパネルIのデフロスタ用吹き出し口1
3L ,13R に暖気を供給していたが、第2実施例では
デフロスタ用吹き出し口13L ,13R への暖気の供給
が別の経路で行われる。即ち、樋状の断面を有するデフ
ロスタ用通路53,53がデフロスタ用ダクト19L ,
19R にリブ54,54を介して接続されており、この
デフロスタ用通路53,53の基端部はデフロスタ用ダ
クト19L ,19R の接続部18(図2参照)に接続さ
れるとともに、このデフロスタ用通路53,53の開口
部はインストルメントパネルIのデフロスタ用吹き出し
口13L ,13R に嵌合するか振動溶着される。
【0040】従って、接続部18から供給された暖気の
一部はデフロスタ用通路53,53を経てデフロスタ用
吹き出し口13L ,13R に供給され、また暖気の他の
一部はデフロスタ用ダクト19L ,19R を経て側部デ
フロスタ用吹き出し口14L,14R に供給される。こ
の実施例によれば、接続部18に設けた切換弁により、
デフロスタ用吹き出し口13L ,13R に供給される風
量および側部デフロスタ用吹き出し口14L ,14R に
供給される風量を個別に調整することが可能となる。
一部はデフロスタ用通路53,53を経てデフロスタ用
吹き出し口13L ,13R に供給され、また暖気の他の
一部はデフロスタ用ダクト19L ,19R を経て側部デ
フロスタ用吹き出し口14L,14R に供給される。こ
の実施例によれば、接続部18に設けた切換弁により、
デフロスタ用吹き出し口13L ,13R に供給される風
量および側部デフロスタ用吹き出し口14L ,14R に
供給される風量を個別に調整することが可能となる。
【0041】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0042】例えば、実施例では上部ダクト半体31の
結合部36〜39と、下部ダクト半体32,33の結合
部45,46,48,49とを突起50および孔51の
係合により結合しているが、ステイプラ、熱かしめ、振
動溶着、超音波溶着、マイクロ波溶着等の他の結合手段
を採用することができる。
結合部36〜39と、下部ダクト半体32,33の結合
部45,46,48,49とを突起50および孔51の
係合により結合しているが、ステイプラ、熱かしめ、振
動溶着、超音波溶着、マイクロ波溶着等の他の結合手段
を採用することができる。
【0043】また実施例では空調用ダクトDを振動溶着
でインストルメントパネルIに取り付けているが、超音
波溶着、マイクロ波溶着等の他の溶着手段を採用するこ
とができる。
でインストルメントパネルIに取り付けているが、超音
波溶着、マイクロ波溶着等の他の溶着手段を採用するこ
とができる。
【0044】また実施例では中央ダクト取付脚部40、
下部ダクト取付脚部41および上部ダクト取付脚部42
を空調用ダクトDの略全長に亘って形成しているが、そ
れらを途中で分断してインストルメントパネルIへの溶
着が容易な部分だけに設けても良く、このようにするこ
とでインストルメントパネルIの設計自由度を更に高め
ることができる。
下部ダクト取付脚部41および上部ダクト取付脚部42
を空調用ダクトDの略全長に亘って形成しているが、そ
れらを途中で分断してインストルメントパネルIへの溶
着が容易な部分だけに設けても良く、このようにするこ
とでインストルメントパネルIの設計自由度を更に高め
ることができる。
【0045】また実施例では空調用ダクトDがベント用
ダクト17L ,17R およびデフロスタ用ダクト1
9L ,19R を一体に備えているが、ベント用ダクト1
7L ,17R およびデフロスタ用ダクト19L ,19R
を別体に構成することも可能である。
ダクト17L ,17R およびデフロスタ用ダクト1
9L ,19R を一体に備えているが、ベント用ダクト1
7L ,17R およびデフロスタ用ダクト19L ,19R
を別体に構成することも可能である。
【0046】また実施例では結合部36〜39,45,
46,48,49およびダクト取付脚部40,41,4
2をリブ状に形成しているが、それらをフランジ状等の
他の形状にすることも可能である。
46,48,49およびダクト取付脚部40,41,4
2をリブ状に形成しているが、それらをフランジ状等の
他の形状にすることも可能である。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1または5に記載さ
れた発明によれば、合成樹脂で射出成形されて上下に2
分割された上部ダクト半体および下部ダクト半体を結合
して空調用ダクトを構成するので、その空調用ダクトを
ブロー成形する場合に比べて寸法精度、肉厚の均一性お
よび剛性が高められる。従って、上部ダクト半体に一体
に突設したダクト取付脚部の先端を合成樹脂製のインス
トルメントパネルの裏面に溶着する際に、ダクト取付脚
部とインストルメントパネルとを密着させて取付強度を
高めることができる。しかも空調用ダクト自体がダクト
機能を有するので風漏れを起こす心配がないばかりか、
空調用ダクトの全長に亘ってダクト取付脚部を形成せず
に必要な場所のみにダクト取付脚部を形成すれば良いの
で、インストルメントパネルの設計自由度が増加する。
れた発明によれば、合成樹脂で射出成形されて上下に2
分割された上部ダクト半体および下部ダクト半体を結合
して空調用ダクトを構成するので、その空調用ダクトを
ブロー成形する場合に比べて寸法精度、肉厚の均一性お
よび剛性が高められる。従って、上部ダクト半体に一体
に突設したダクト取付脚部の先端を合成樹脂製のインス
トルメントパネルの裏面に溶着する際に、ダクト取付脚
部とインストルメントパネルとを密着させて取付強度を
高めることができる。しかも空調用ダクト自体がダクト
機能を有するので風漏れを起こす心配がないばかりか、
空調用ダクトの全長に亘ってダクト取付脚部を形成せず
に必要な場所のみにダクト取付脚部を形成すれば良いの
で、インストルメントパネルの設計自由度が増加する。
【0048】また請求項2または6に記載された発明に
よれば、上部ダクト半体および下部ダクト半体がそれぞ
れ半円形の断面部分を有するので、それらを結合して構
成したダクトの断面が円形になって通気抵抗が最小限に
抑えられる。
よれば、上部ダクト半体および下部ダクト半体がそれぞ
れ半円形の断面部分を有するので、それらを結合して構
成したダクトの断面が円形になって通気抵抗が最小限に
抑えられる。
【0049】また請求項3または7に記載された発明に
よれば、上部ダクト半体の対を成す結合部が同一面内に
突出するので該上部ダクト半体を成形する型の構造が簡
単になり、下部ダクト半体の対を成す結合部が同一面内
に突出するので該下部ダクト半体を成形する型の構造が
簡単になる。
よれば、上部ダクト半体の対を成す結合部が同一面内に
突出するので該上部ダクト半体を成形する型の構造が簡
単になり、下部ダクト半体の対を成す結合部が同一面内
に突出するので該下部ダクト半体を成形する型の構造が
簡単になる。
【0050】また請求項4または8に記載された発明に
よれば、インストルメントパネルおよび空調用ダクトの
材質が同一種類の合成樹脂なので、それらを分離するこ
となくリサイクルすることができ、しかもインストルメ
ントパネルおよび空調用ダクトの熱膨張率を同じにして
温度変化による変形を防止することができる。
よれば、インストルメントパネルおよび空調用ダクトの
材質が同一種類の合成樹脂なので、それらを分離するこ
となくリサイクルすることができ、しかもインストルメ
ントパネルおよび空調用ダクトの熱膨張率を同じにして
温度変化による変形を防止することができる。
【図1】自動車のインストルメントパネルの正面図
【図2】空調用ダクトの正面図
【図3】図1の3−3線断面図
【図4】図3の4部拡大図
【図5】図3の5部拡大図
【図6】図3の6部拡大図
【図7】図3に対応する空調用ダクトの分解図
【図8】本発明の第2実施例に係る、前記図3に対応す
る図
る図
17L ,17R ベント用ダクト(ダクト) 19L ,19R デフロスタ用ダクト(ダクト) 31 上部ダクト半体 32 下部ダクト半体 33 下部ダクト半体 36〜39 結合部 40 中央ダクト取付脚部(ダクト取付脚部) 41 後部ダクト取付脚部(ダクト取付脚部) 42 前部ダクト取付脚部(ダクト取付脚部) 45,46 結合部 48,49 結合部 D 空調用ダクト I インストルメントパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 克彦 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 福島 哲司 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D044 BA01 BA05 BB01 BD11 3L011 BL01 BL02 4F213 AG06 AG28 AH26 WA06 WA15 WA60 WB01
Claims (8)
- 【請求項1】 車両の車室前部に左右方向に配置される
インストルメントパネル(I)の裏面に、左右方向に延
びる空調用ダクト(D)を取り付けるインストルメント
パネルの空調用ダクト取付構造において、 空調用ダクト(D)は、合成樹脂で射出成形されて上下
に2分割された上部ダクト半体(31)および下部ダク
ト半体(32,33)を、両ダクト半体(31;32,
33)に一体に突設した結合部(36〜39;45,4
6,48,49)どうしを結合して閉断面に構成してな
り、 上部ダクト半体(31)に一体に突設したダクト取付脚
部(40〜42)の先端を合成樹脂製のインストルメン
トパネル(I)の裏面に溶着したことを特徴とする、イ
ンストルメントパネルの空調用ダクト取付構造。 - 【請求項2】 それぞれ半円形の断面部分を有する上部
ダクト半体(31)および下部ダクト半体(32,3
3)を結合して断面円形のダクト(17L ,17R ;1
9L ,19R )を構成したことを特徴とする、請求項1
に記載のインストルメントパネルの空調用ダクト取付構
造。 - 【請求項3】 上部ダクト半体(31)の対を成す結合
部(36,37;38,39)および下部ダクト半体
(32,33)の対を成す結合部(45,46;48,
49)は、それぞれ同一面内に突出することを特徴とす
る、請求項1に記載のインストルメントパネルの空調用
ダクト取付構造。 - 【請求項4】 インストルメントパネル(I)および空
調用ダクト(D)を同一種類の合成樹脂で構成したこと
を特徴とする、請求項1に記載のインストルメントパネ
ルの空調用ダクト取付構造。 - 【請求項5】 車両の車室前部に左右方向に配置される
インストルメントパネル(I)の裏面に、左右方向に延
びる空調用ダクト(D)を取り付けるインストルメント
パネルの空調用ダクト取付方法において、 上下に2分割された上部ダクト半体(31)および下部
ダクト半体(32,33)を合成樹脂で射出成形する工
程と、 両ダクト半体(31;32,33)に一体に突設した結
合部(36〜39;45,46,48,49)どうしを
結合して閉断面を有する空調用ダクト(D)を形成する
工程と、 上部ダクト半体(31)に一体に突設したダクト取付脚
部(40〜42)の先端を合成樹脂製のインストルメン
トパネル(I)の裏面に溶着する工程と、を含むことを
特徴とする、インストルメントパネルの空調用ダクト取
付方法。 - 【請求項6】 それぞれ半円形の断面部分を有する上部
ダクト半体(31)および下部ダクト半体(32,3
3)を結合して断面円形のダクト(17L ,17R ;1
9L ,19R )を構成したことを特徴とする、請求項5
に記載のインストルメントパネルの空調用ダクト取付方
法。 - 【請求項7】 上部ダクト半体(31)の対を成す結合
部(36,37;38,39)および下部ダクト半体
(32,33)の対を成す結合部(45,46;48,
49)は、それぞれ同一面内に突出することを特徴とす
る、請求項5に記載のインストルメントパネルの空調用
ダクト取付方法。 - 【請求項8】 インストルメントパネル(I)および空
調用ダクト(D)を同一種類の合成樹脂で構成したこと
を特徴とする、請求項5に記載のインストルメントパネ
ルの空調用ダクト取付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11066143A JP2000264094A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | インストルメントパネルの空調用ダクト取付構造およびインストルメントパネルの空調用ダクト取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11066143A JP2000264094A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | インストルメントパネルの空調用ダクト取付構造およびインストルメントパネルの空調用ダクト取付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000264094A true JP2000264094A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13307356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11066143A Pending JP2000264094A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | インストルメントパネルの空調用ダクト取付構造およびインストルメントパネルの空調用ダクト取付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000264094A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002038411A1 (fr) * | 2000-11-10 | 2002-05-16 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Ensemble tableau de bord-conduit d'air conditionne destine a un vehicule |
| JP2006298155A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Nippon Plast Co Ltd | 車両用デフロスタダクトの製造方法 |
| JP2007269231A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Mitsubishi Motors Corp | インストルメントパネルの取付構造 |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP11066143A patent/JP2000264094A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002038411A1 (fr) * | 2000-11-10 | 2002-05-16 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Ensemble tableau de bord-conduit d'air conditionne destine a un vehicule |
| US6863340B2 (en) | 2000-11-10 | 2005-03-08 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Instrument panel-air conditioning duct assembly for vehicle |
| JP2006298155A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Nippon Plast Co Ltd | 車両用デフロスタダクトの製造方法 |
| JP2007269231A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Mitsubishi Motors Corp | インストルメントパネルの取付構造 |
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