JP2000264192A - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

車両用ブレーキ液圧制御装置

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JP2000264192A
JP2000264192A JP11070554A JP7055499A JP2000264192A JP 2000264192 A JP2000264192 A JP 2000264192A JP 11070554 A JP11070554 A JP 11070554A JP 7055499 A JP7055499 A JP 7055499A JP 2000264192 A JP2000264192 A JP 2000264192A
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JP
Japan
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housing
valve
molded body
bus bar
coil
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JP11070554A
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English (en)
Inventor
Atsushi Nakajima
敦 中島
Tsutomu Amano
勉 天野
Naoki Obuse
直樹 小布施
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Astemo Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車輪ブレーキのブレーキ液圧を制御する電磁弁
の弁部がハウジングに収容され、各電磁弁のソレノイド
部を覆ってハウジングに締結される合成樹脂製のカバー
に、各ソレノイド部のコイルの一端に一端が個別にそれ
ぞれ接続される複数の個別バスバーならびに各コイルの
他端に共通に接続される単一の共通バスバーが埋設さ
れ、各個別バスバーおよび共通バスバーの他端に電子制
御ユニットが接続される車両用ブレーキ液圧制御装置に
おいて、カバーのハウジングへの組付前に、電子制御ユ
ニットによる各電磁弁の作動切換制御が正常に機能する
か否かを、確実にかつ能率よく確認し得るようにする。 【解決手段】カバー21のハウジング20側に臨む面
に、各個別バスバー71O2,71C2および共通バスバー
の中間部をそれぞれ臨ませる複数の窓88が、各ソレノ
イド部5b,6bの配設位置を避けて設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪ブレーキのブ
レーキ液圧を制御する電磁弁の弁部がハウジングに収容
され、各電磁弁のソレノイド部を覆ってハウジングに締
結される合成樹脂製のカバーに、各ソレノイド部のコイ
ルの一端に一端が個別にそれぞれ接続される複数の個別
バスバーならびに各コイルの他端に共通に接続される単
一の共通バスバーが埋設され、各個別バスバーおよび共
通バスバーの他端に電子制御ユニットが接続される車両
用ブレーキ液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる装置は、たとえば特開平6
−122364号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような車両用ブレ
ーキ液圧制御装置では、複数の個別バスバーおよび単一
の共通バスバーに各コイルが接続された状態のカバーが
ハウジングに締結されるのであるが、そのようなカバー
のハウジングへの組付前に、電子制御ユニットによる各
電磁弁の作動切換制御が正常に機能するか否かを確認し
ておくことが望ましい。
【0004】ところで、カバーのハウジングへの組付前
には、ハウジングに収容される各弁部はソレノイド部に
連結されていないので、各コイルの消磁・励磁切換制御
による弁部の作動を確認することはできない。このた
め、電子制御ユニットから正常な電気信号が出力されて
いるか否か、ならびに個別バスバーおよび共通バスバー
とコイルとが断線なく正常に接続されているか否かを確
認することで、電子制御ユニットによる各電磁弁の作動
切換制御が正常に機能するか否かを判断することにな
る。この判断にあたっては、各コイルに対応した個別バ
スバーおよび共通バスバー間の導通・遮断および両バス
バー間に流れる電気信号の検出を行なえばよい。しかる
に個別バスバーおよび共通バスバーの両端を除く大部分
はカバー内に埋没されており、しかも個別バスバーおよ
び共通バスバーの一端と、コイルとの接続部はソレノイ
ド部の一部で隠されてしまうので前記接続部に検出子を
接触せしめることは困難である。
【0005】一方、上記特開平6−122364号公報
で開示された車両用ブレーキ液圧制御装置のように、各
個別バスバーおよび共通バスバーの他端が、電子制御ユ
ニットとの接続を果たすためのコネクタ端子としてカバ
ーと一体のカプラ部内に臨んで配置され、カバー外に配
置される電子制御ユニットがそれらのコネクタ端子に接
続されるものでは、電子制御ユニットが接続されていな
い状態でコネクタ端子に検出子を接触させることができ
る。このため、個別バスバーおよび共通バスバーとコイ
ルとが断線なく正常に接続されているか否かを確認する
ことは可能であるが、電子制御ユニットの接続状態で
は、電子制御ユニットおよびコネクタ端子の接続部に前
記検出子を接触させることは不可能であるので、電子制
御ユニットから正常な電気信号が出力されるか否かは、
コネクタ端子との非接続状態で電子制御ユニット単独で
検査せざるを得ない。したがって、電子制御ユニットに
よる各電磁弁の作動切換制御が正常に機能するか否かの
確認が不確実となるだけでなく、手間もかかることにな
る。
【0006】さらに、カバー内に電子制御ユニットが収
納されるようにしたブレーキ液圧制御装置もあり、この
場合、個別バスバーおよび共通バスバーとコイルとが断
線なく正常に接続されているか否かを確認することも困
難となる。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、カバーのハウジングへの組付前に、電子制御
ユニットによる各電磁弁の作動切換制御が正常に機能す
るか否かを、確実にかつ能率よく確認し得るようにした
車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、マスタシリンダおよび車輪
ブレーキ間に介装される常開型電磁弁の弁部、ならびに
前記車輪ブレーキおよびリザーバ間に介装される常閉型
電磁弁の弁部がハウジングに収容され、前記各常開型電
磁弁および各常閉型電磁弁のソレノイド部がコイルをそ
れぞれ有して前記ハウジングの一面から突出配置され、
各コイルの一端に一端が個別にそれぞれ接続される複数
の個別バスバーならびに前記各コイルの他端に共通に接
続される単一の共通バスバーが、前記各ソレノイド部を
覆って前記ハウジングに締結される合成樹脂製のカバー
に埋設され、前記各個別バスバーおよび共通バスバーの
他端に電子制御ユニットが接続される車両用ブレーキ液
圧制御装置において、前記カバーの前記ハウジング側に
臨む面に、前記各個別バスバーおよび共通バスバーの中
間部をそれぞれ臨ませる複数の窓が、前記各ソレノイド
部の配設位置を避けて設けられることを特徴とする。
【0009】かかる構成によれば、複数の個別バスバー
および単一の共通バスバーに各コイルおよび電子制御ユ
ニットが接続された状態のカバーがハウジングには締結
されていない状態で、各窓のうちコイルに対応して対を
なす個別バスバーおよび共通バスバーに対応した一対の
窓を選択し、両窓に臨む個別バスバーおよび共通バスバ
ー間の導通・遮断および両バスバー間に流れる電流等の
検出を行なうことで、個別バスバーおよび共通バスバー
とコイルとが断線なく正常に接続されているか否か、な
らびに電子制御ユニットから正常な電気信号が出力され
ているか否かを確認することができる。したがって、電
子制御ユニットによる各電磁弁の作動切換制御が正常に
機能するか否かを、カバーのハウジングへの締結前に確
実にかつ能率よく確認することが可能となる。
【0010】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記カバーは、前記各個別
バスバーおよび共通バスバーが埋設されるとともに前記
電子制御ユニットが取付けられる第1樹脂成形体と、電
子制御ユニットを覆って第1樹脂成形体に結合される第
2樹脂成形体とから成り、前記各窓は、第1樹脂成形体
に形成されることを特徴とする。
【0011】このような請求項2記載の発明の構成によ
れば、カバー内に電子制御ユニットが収納されるように
したブレーキ液圧制御装置でも、電子制御ユニットによ
る各電磁弁の作動切換制御が正常に機能するか否かの確
認を確実にかつ能率よく確認することが可能となるだけ
でなく、各個別バスバーおよび共通バスバーに電子制御
ユニットおよび各コイルが接続されておらず、しかも第
2樹脂成形体と結合されていない状態の第1樹脂成形体
において、選択した一対の窓に臨むバスバー間の導通・
遮断を検出することにより、第1樹脂成形体に埋設され
たバスバー相互の短絡を検査することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。
【0013】図1〜図9は本発明の一実施例を示すもの
であり、図1は乗用車両用ブレーキ装置のブレーキ液圧
回路図、図2はブレーキ液圧制御装置の一部切欠き側面
図、図3は図2の3矢視図、図4は図2の4矢視図、図
5は図3の5−5線拡大断面図、図6は磁路枠の斜視
図、図7はカバーの第1成形体を図5の7−7線矢視方
向から見た図、図8は図7の第1成形体の背面図、図9
はバスバー組立体の正面図である。
【0014】先ず図1において、タンデム型のマスタシ
リンダMは、車両運転者がブレーキペダルPに加える踏
力に応じたブレーキ液圧を発生する第1および第2出力
ポート11 ,12 を備えており、左前輪用車輪ブレーキ
B1 、右後輪用車輪ブレーキB2 、右前輪用車輪ブレー
キB3 および左後輪用車輪ブレーキB4 と、前記第1お
よび第2出力ポート11 ,12 に個別に接続された第1
および第2出力液圧路21 ,22 との間にブレーキ液圧
制御装置3が設けられ、該ブレーキ液圧制御装置3およ
び右、左後輪用車輪ブレーキB2 ,B4 間に、第1およ
び第2比例減圧弁41 ,42 がそれぞれ介設される。
【0015】ブレーキ液圧制御装置3は、左前輪用車輪
ブレーキB1 、右後輪用車輪ブレーキB2 、右前輪用車
輪ブレーキB3 および左後輪用車輪ブレーキB4 に個別
に対応した第1、第2、第3および第4常開型電磁弁5
1 〜54 と、各常開型電磁弁51 〜54 にそれぞれ並列
に接続される第1、第2、第3および第4チェック弁7
1 〜74 と、前記各車輪ブレーキB1 〜B4 に個別に対
応した第1、第2、第3および第4常閉型電磁弁61 〜
64 と、第1および第2出力液圧路21 ,22にそれぞ
れ個別に対応した第1および第2リザーバ81 ,8
2 と、第1および第2リザーバ81 ,82 に吸入弁10
1 ,102 をそれぞれ介して接続されるプランジャ型の
第1および第2ポンプ111 ,112 と、両ポンプ11
1 ,112 を駆動する共通1個の電動モータ12と、第
1および第2ポンプ111 ,112 に吐出弁131 ,1
32 をそれぞれ介して接続される第1および第2ダンパ
141,142 と、前記第1および第2出力液圧路
21 ,22 と第1および第2ダンパ141 ,142 との
間にそれぞれ介裝される第1および第2オリフィス15
1 ,152 と、各常開型電磁弁51 〜54 、各常閉型電
磁弁61 〜64 および電動モータ12の作動を制御する
電子制御ユニット16とを備える。
【0016】第1常開型電磁弁51 は、第1出力液圧路
21 および左前輪用車輪ブレーキB 1 間に設けられ、第
2常開型電磁弁52 は、第1出力液圧路21 および第1
比例減圧弁41 間に設けられ、第3常開型電磁弁5
3 は、第2出力液圧路22 および右前輪用車輪ブレーキ
B3 間に設けられ、第4常開型電磁弁54 は、第2出力
液圧路22 および第2比例減圧弁42 間に設けられる。
【0017】また第1〜第4チェック弁71 〜74 は、
対応する車輪ブレーキB1 〜B4 からマスタシリンダM
へのブレーキ液の流れを許容するようにして、各常開型
電磁弁51 〜54 に並列に接続される。
【0018】第1常閉型電磁弁61 は、左前輪用車輪ブ
レーキB1 および第1リザーバ81間に設けられ、第2
常閉型電磁弁62 は、第1比例減圧弁41 および第1リ
ザーバ81 間に設けられ、第3常閉型電磁弁63 は、右
前輪用車輪ブレーキB3 および第2リザーバ82 間に設
けられ、第4常閉型電磁弁64 は、第2比例減圧弁4 2
および第2リザーバ82 間に設けられる。
【0019】このようなブレーキ液圧制御装置3は、各
車輪がロックを生じる可能性のない通常ブレーキ時に
は、マスタシリンダMおよび車輪ブレーキB1 〜B4 間
を連通するとともに車輪ブレーキB1 〜B4 およびリザ
ーバ81 ,82 間を遮断する。すなわち各常開型電磁弁
51 〜54 が消磁、開弁状態とされるとともに各常閉型
電磁弁61 〜64 が消磁、閉弁状態とされ、マスタシリ
ンダMの第1出力ポート11 から出力されるブレーキ液
圧は、第1常開型電磁弁51 を介して左前輪用車輪ブレ
ーキB1 に作用するとともに、第2常開型電磁弁52 お
よび第1比例減圧弁41 を介して右後輪用車輪ブレーキ
B2 に作用する。またマスタシリンダMの第2出力ポー
ト12 から出力されるブレーキ液圧は、第3常開型電磁
弁53 を介して右前輪用車輪ブレーキB3 に作用すると
ともに、第4常開型電磁弁54 および第2比例減圧弁4
2 を介して左後輪用車輪ブレーキB4 に作用する。
【0020】上記ブレーキ中に車輪がロック状態に入り
そうになったときに、ブレーキ液圧制御装置3は、ロッ
ク状態に入りそうになった車輪に対応する部分でマスタ
シリンダMおよび車輪ブレーキB1 〜B4 間を遮断する
とともに車輪ブレーキB1 〜B4 およびリザーバ81 ,
82 間を連通する。すなわち第1〜第4常開型電磁弁5
1 〜54 のうちロック状態に入りそうになった車輪に対
応する常開型電磁弁が励磁、閉弁されるとともに、第1
〜第4常閉型電磁弁61 〜64 のうち上記車輪に対応す
る常閉型電磁弁が励磁、開弁される。これにより、ロッ
ク状態に入りそうになった車輪のブレーキ液圧の一部が
第1リザーバ81 または第2リザーバ8 2 に吸収され、
ロック状態に入りそうになった車輪のブレーキ液圧が減
圧されることになる。
【0021】またブレーキ液圧を一定に保持する際に
は、ブレーキ液圧制御装置3は、車輪ブレーキB1 〜B
4 をマスタシリンダMおよびリザーバ81 ,82 から遮
断する状態となる。すなわち常開型電磁弁51 〜54 が
励磁、閉弁されるとともに、常閉型電磁弁61 〜64 が
消磁、閉弁されることになる。さらにブレーキ液圧を増
圧する際には、常開型電磁弁51 〜54 が消磁、開弁状
態とされるともに、常閉型電磁弁61 〜64 が消磁、閉
弁状態とされればよい。
【0022】このように各常開型電磁弁51 〜54 およ
び各常閉型電磁弁61 〜64 の消磁・励磁を電子制御ユ
ニット16で制御することにより、車輪をロックさせる
ことなく、効率良く制動することができる。
【0023】ところで、上述のようなアンチロックブレ
ーキ制御中に、電動モータ12は電子制御ユニット16
により作動せしめられる。この電動モータ12の作動に
伴って第1および第2ポンプ111 ,112 が駆動され
るので、第1および第2リザーバ81 ,82 に吸収され
たブレーキ液は、第1および第2ポンプ111 ,11 2
に吸入され、次いで第1および第2ダンパ141 ,14
2 側へ吐出され、第1および第2オリフィス151 ,1
52 を経て第1および第2出力液圧路21 ,2 2 に還流
される。このようなブレーキ液の還流によって、第1お
よび第2リザーバ81 ,82 のブレーキ液の吸収による
ブレーキペダルPの踏み込み量の増加を防ぐことができ
る。しかも第1および第2ポンプ111 ,112 の吐出
圧の脈動は第1および第2ダンパ141 ,142 、なら
びに第1および第2オリフィス151 ,152 の協働作
用により吸収されるため、上記還流によってブレーキペ
ダルPの操作フィーリングが阻害されることはない。
【0024】図2〜図4において、ブレーキ液圧制御装
置3は、たとえばアルミニウム合金等によりブロック状
に形成されるハウジング20を備えるものであり、この
ハウジング20に、第1〜第4常開型電磁弁51 〜
54 、第1〜第4常閉型電磁弁6 1 〜64 、第1〜第4
チェック弁71 〜74 、第1および第2リザーバ81 ,
8 2 、第1および第2ダンパ141 ,142 、第1およ
び第2オリフィス151 ,152 、ならびに第1および
第2ポンプ111 ,112 が設けられる。またハウジン
グ20の一面には合成樹脂製のカバー21が、複数たと
えば4個のボルト221 ,221 …により締結され、該
カバー21とは反対側でハウジング20の他面に電動モ
ータ12のモータケース23が複数たとえば3個のボル
ト222 ,222 …により締結される。
【0025】第1〜第4常開型電磁弁51 〜54 および
第1〜第4常閉型電磁弁61 〜64は、図3で示すよう
に、相互に平行に並んでハウジング20に配設され、第
1および第2リザーバ81 ,82 は、第1〜第4常閉型
電磁弁61 〜64 に関して第1〜第4常開型電磁弁51
〜54 とは反対側でハウジング20に配設され、第1お
よび第2ダンパ141 ,142 は、第1〜第4常閉型電
磁弁61 〜64 および第1および第2リザーバ81 ,8
2 間に対応する位置でハウジング20に配設される。
【0026】電動モータ12の出力軸27はハウジング
20内まで延出されており、該出力軸27に設けられた
偏心軸部27aに装着されるボールベアリング30が、
第1および第2ポンプ111 ,112 における各プラン
ジャ31…の先端に当接される。したがって、電動モー
タ12の作動によって出力軸27が回転すれば、偏心軸
部27aを介してボールベアリング30に偏心運動が与
えられ、これにより各プランジャ31…にポンプ動作が
与えられることになる。
【0027】図5において、第2常開型電磁弁52 は、
弁部5aおよびソレノイド部5bで構成されるものであ
り、ハウジング20の一面に開口するようにして該ハウ
ジング20に設けられる装着孔32に弁部5aが収容さ
れ、ソレノイド部5bはハウジング20の一面から突出
する。
【0028】弁部5aは、磁性金属により段付きの円筒
状に形成される弁ハウジング33を備えるものであり、
この弁ハウジング33は、ハウジング20に設けられた
装着孔32に嵌合される。装着孔32の開口端寄り内面
には弁ハウジング33に係合して該弁ハウジング33の
装着孔32からの離脱を阻止する止め輪34が嵌着され
る。また弁ハウジング33の外面の軸方向に間隔をあけ
た2個所には環状のシール部材35,36が装着され
る。それらのシール部材35,36間でハウジング20
および弁ハウジング33間には環状室37が形成され、
該環状室37に臨む部分で弁ハウジング33の外周には
フィルタ38が装着される。
【0029】ハウジング20には、出力液圧路21 に連
なるとともに前記装着孔32の内端に同軸に開口する液
圧路39と、前記環状室37に通じるとともに右後輪用
車輪ブレーキB2 に接続される液圧路40とが設けられ
ており、チェック弁72 は、前記環状室37および液圧
路39間に介在するようにして弁ハウジング33に内蔵
される。
【0030】このような弁部5aは、前記液圧路39,
40間の連通・遮断をソレノイド部5bの消磁・励磁に
応じて切換えるように作動する。
【0031】ソレノイド部5bは、前記弁部5aの弁体
に連動、連結される可動コア(図示せず)の移動をガイ
ドするようにして前記弁ハウジング33に連設されるガ
イド筒41と、ガイド筒41を囲繞するボビン42と、
該ボビン42に巻装されるコイル43と、コイル43を
囲繞する磁路枠44と、磁路枠44およびボビン42間
に介装されるコイル状のばね45とを備える。
【0032】ガイド筒41は、弁ハウジング33の装着
孔23への装着状態で、ハウジング20の一面から突出
されている。ボビン42は、ガイド筒41を同軸に挿通
せしめるようにして合成樹脂により形成されるものであ
り、該ボビン42にコイル43が巻装される。
【0033】図6を併せて参照して、磁路枠44は、コ
イル43において弁ハウジング33側の半部を囲繞する
磁路筒46を備える。この磁路筒46の一端には、その
一直径線上に位置する一対の連結腕部47,47が一体
に連設されており、ボビン42の一端に当接する第1当
接板部48が両連結腕部47,47の一端に連設され
る。すなわち第1当接板部48は、連結腕部47,47
の一端に両端部を当接せしめた矩形の磁性金属板の両端
部が、連結腕部47,47の一端部両側に一対ずつ設け
られたかしめ部47a,47a…をかしめて結合するこ
とにより構成されるものであり、ボビン42の一端には
第1当接板部48を嵌合せしめる嵌合溝49が該ボビン
42の一直径線に沿って設けられる。一方、第1当接板
部48の中央部にはガイド筒41を挿通せしめる挿通孔
50が設けられる。
【0034】一方、磁路筒46の他端には、弁ハウジン
グ33の一端に当接するリング板状の第2当接板部51
が一体に連設されており、この第2当接板部51をガイ
ド筒41が貫通する。
【0035】また一端をボビン42の他端に当接せしめ
たコイル状のばね45の他端が、磁路枠44における第
2当接板部51に当接されており、ボビン42は、ハウ
ジング20から離反する側、すなわちハウジング20に
締結されているカバー21に当接する側にばね付勢され
ることになる。
【0036】他の常開型電磁弁51 ,53 ,54 も、上
記常開型電磁弁52 と同様に構成される。
【0037】常閉型電磁弁62 は、弁部6aおよびソレ
ノイド部6bで構成されるものであり、ハウジング20
の一面に開口するようにして該ハウジング20に設けら
れる装着孔54に弁部6aが収容され、ソレノイド部6
bはハウジング20の一面から突出する。
【0038】弁部6aは、磁性金属により段付きの円筒
状に形成される弁ハウジング55を備えるものであり、
この弁ハウジング55は、ハウジング20に設けられた
装着孔54に嵌合される。装着孔54の開口端寄り内面
には弁ハウジング55に係合して該弁ハウジング55の
装着孔54からの離脱を阻止する止め輪56が嵌着され
る。また弁ハウジング55の外面の軸方向に間隔をあけ
た2個所には環状のシール部材57,58が装着され
る。それらのシール部材57,58間でハウジング20
および弁ハウジング55間には環状室59が形成され、
該環状室59に臨む部分で弁ハウジング55の外周には
フィルタ60が装着される。
【0039】前記環状室59は右後輪用車輪ブレーキB
2 に通じるものであり、ハウジング20には、第1リザ
ーバ81 に通じる液圧路61が、装着孔54の内端に開
口するようにして設けられる。
【0040】このような弁部6aは、前記環状室59お
よび液圧路61間の遮断・連通をソレノイド部6bの消
磁・励磁に応じて切換えるように作動する。
【0041】ソレノイド部6bは、前記弁部6bの弁体
に連動、連結される可動コア(図示せず)の移動をガイ
ドするようにして前記弁ハウジング55に連設されるガ
イド筒62と、ガイド筒62を囲繞するボビン42と、
該ボビン42に巻装されるコイル43と、コイル43を
囲繞する磁路枠44と、磁路枠44およびボビン42間
に介装されるコイル状のばね45とを備える。
【0042】磁路枠44が一端側に備える第1当接板部
48はボビン42の一端に当接されており、第1当接板
部48の中央部に設けられる挿通孔50にはガイド筒6
2が挿通される。また磁路枠44が他端側に備える第2
当接板部51は弁ハウジング55に当接されており、一
端をボビン42に当接せしめたばね45の他端部は第2
当接板部51に当接される。これによりボビン42は、
ハウジング20から離反する側、すなわちハウジング2
0に締結されているカバー21に当接する側にばね付勢
されることになる。
【0043】他の常閉型電磁弁61 ,63 ,64 も、上
記常閉型電磁弁62 と同様に構成される。
【0044】再び図5において、カバー21は、前記第
1〜第4常開型電磁弁51 〜54 におけるソレノイド部
5a…、前記第1〜第4常閉型電磁弁61 〜64 におけ
るソレノイド部6b…を収納するとともに、第1および
第2リザーバ81 ,82 の一部、ならびに第1および第
2ダンパ141 ,142 の一部を臨ませる収納室63を
ハウジング20との間に形成するようにして、ハウジン
グ20の一面に締結されている。しかもカバー21のハ
ウジング20側端縁には、該ハウジング20の一面に弾
発的に接触する無端状のシール部材64が装着される。
【0045】カバー21は、合成樹脂により横断面長方
形状の筒形に形成される第1樹脂成形体65の一端に、
第1樹脂成形体65の一端開口部を塞ぐ形状で合成樹脂
により形成される第2樹脂成形体66が振動溶着されて
成るものである。
【0046】図7および図8を併せて参照して、カバー
21における第1樹脂成形体65内の中間部には、第1
〜第4常開型電磁弁51 〜54 の各ソレノイド部5b
…、ならびに第1〜第4常閉型電磁弁61 〜64 の各ソ
レノイド部6b…にそれぞれ個別に対応した矩形状の開
口部67a,67a…を有する支持板部67が一体に形
成されており、該支持板部67のハウジング20側の面
には、各ソレノイド部5b…,6b…におけるボビン4
2…を受ける受け部68,68…が一体に突設される。
【0047】第1樹脂成形体65における一端側内側面
には、ハウジング20とは反対側に臨む段部69が全周
にわたって形成される。一方、電子制御ユニット16
は、電気回路がプリントされる基板70に半導体チップ
(図示せず)等が搭載されて成るものであり、周縁部を
前記段部69に当接せしめた前記基板70が、カバー2
1の第1樹脂成形体65に締結される。
【0048】ところで前記支持板部67には、各常開型
電磁弁51 〜54 に個別に対応する4個の導電金属製の
個別バスバー7101〜7104と、各常閉型電磁弁61 〜
64に個別に対応する4個の導電金属製の個別バスバー
71C1〜71C4と、各常開型電磁弁51 〜54 および各
常閉型電磁弁61 〜64 に共通に対応する単一の導電金
属製の共通バスバー72とが埋設される。
【0049】各個別バスバー71O1〜7104,71C1〜
71C4の一端は、コイル接続用端子73…として形成さ
れるものであり、各開口部67a…内に1つずつ突出さ
れる。また共通バスバー72には、8個のコイル接続用
端子74…が一体に形成されており、それらのコイル接
続用端子74…は、前記各コイル接続用端子73…にそ
れぞれ隣接した位置で各開口部67a…内に突出され
る。すなわち各コイル接続用端子73…,74…は、カ
バー21における第1樹脂成形体65から開口部67a
…内に一部を突出せしめるようにして第1樹脂成形体6
5に支持されることになる。
【0050】コイル接続用端子73…は、第1平板部7
3a…と、第1平板部73aの先端に直角に連なる第2
平板部73b…とで略L字状に形成されるものであり、
第1平板部73aは、常開型電磁弁51 〜54 における
ソレノイド部5b…のボビン42…がばね51…でばね
付勢される方向と直交する方向に延びるようにして開口
部67a…内に配置される。またコイル接続用端子74
…も、前記コイル接続用端子73…と同様に、第1平板
部74a…と、第1平板部74aの先端に直角に連なる
第2平板部74b…とで略L字状に形成される。
【0051】一方、常開型電磁弁51 〜54 および常閉
型電磁弁61 〜64 におけるソレノイド部5b…,6b
…のボビン42…には、一対ずつの端子板75…の基部
が埋設されており、それらの端子板75…には、各コイ
ル43…の両端がそれぞれ巻付け等により接続される。
【0052】前記コイル接続用端子73…,74…の第
2平板部73b…,74b…には、各端子板75…の先
端部がスポット溶接等によって接続されるのであるが、
コイル接続用端子73…,74…および各端子板75…
は、第1樹脂成形体65への第2樹脂成形体66の振動
溶着前に、ばね45…によりカバー21に当接する側に
ばね付勢されているボビン42…が、第1樹脂成形体6
5の受け部68…にそれぞれ当接した状態で、相互に接
続される。
【0053】而して、カバー21における第1樹脂成形
体65には、各コイル接続用端子73…,74…の開口
部67a…への突出部分である第1平板部73a…,7
4a…を、各ソレノイド部5b…,6b…側からそれぞ
れ支持する複数のリブ76…が一体に形成される。
【0054】また各バスバー71O1〜71O4,71C1〜
71C4,72の他端は、第1樹脂成形体65に締結され
た基板70に隣接した位置で第1樹脂成形体65の表面
に露出して並設される。而して基板70上の電気回路
と、前記各バスバー71O1〜71O4,71C1〜71C4,
72の一端とは、アルミワイヤーのボンディング等によ
り電気的に接続される。
【0055】ところで、合成樹脂製である第1樹脂成形
体65の型成形時に、個別バスバー71O1〜71O4,7
1C1〜71C4および共通バスバー72は、それらのバス
バー71O1〜71O4,71C1〜71C4,72の一端側の
コイル接続用端子73…,74…および他端を除いて第
1樹脂成形体65内に埋没されるものであり、個別バス
バー71O1〜71O4,71C1〜71C4および共通バスバ
ー72は、第1樹脂成形体65との一体モールド結合前
に、図9で示すような形状のバスバー組立体77として
準備される。
【0056】すなわち一端側にコイル接続用端子73
…,74が設けられた個別バスバー71O1〜71O4,7
1C1〜71C4および共通バスバー72の他端側が連結板
部78で相互に連結されるとともに、個別バスバー71
O1〜71O4,71C1〜71C4および共通バスバー72の
中間部が連結板部79で相互に連結されて成る形状でバ
スバー組立体77が形成される。
【0057】このようなバスバー組立体77は、図9の
鎖線85で示す切断線に沿って切断することにより連結
板部78による連結を解除した状態で、第1樹脂成形体
65を成形するための金型装置内に位置決め配置され
る。
【0058】個別バスバー71O1〜71O4,71C1〜7
1C4および共通バスバー72を一体にモールド結合して
成形される第1樹脂成形体65には、前記バスバー組立
体77における連結板部79による個別バスバー71O1
〜71O4,71C1〜71C4および共通バスバー72の連
結を解除し得る複数箇所(この実施例では8箇所)に打
ち抜き孔86,86…が形成されており、第1樹脂成形
体65の成形後にそれらの打ち抜き孔86,86…から
図示しない刃具によって連結板部79が打ち抜かれ、そ
れにより、第1樹脂成形体65内で個別バスバー71O1
〜71O4,71 C1〜71C4および共通バスバー72が相
互に独立して配置されることになる。
【0059】カバー21には、ハウジング20から側方
にはみだす突出部21aが一体に形成されており、記突
出部21aには、雄型であるコネクタ80が設けられ
る。
【0060】このコネクタ80は、第1樹脂成形体65
の前記突出部21aに対応する部分と一体にして箱形に
形成されるコネクタハウジング81と、一端をコネクタ
ハウジング81内に臨ませるようにして大部分が第1樹
脂成形体65に埋設される複数本のコネクタ端子82…
とで構成されるものであり、コネクタ端子82…の他端
は、第1樹脂成形体65に締結された基板70に隣接し
た位置で第1樹脂成形体65の表面に露出して並設さ
れ、基板70上の電気回路と、前記各コネクタ端子82
…の他端とは、アルミワイヤーのボンディング等により
電気的に接続される。
【0061】さらに、第1樹脂成形体65に締結された
基板70に隣接した位置で第1樹脂成形体65の表面に
一端を露出せしめた一対のモータ用端子83,84が第
1樹脂成形体65に埋設され、これらのモータ用端子8
3,84の一端は基板70上の電気回路にアルミワイヤ
ーのボンディング等により電気的に接続され、各モータ
用端子83,84の他端は電動モータ12に接続され
る。
【0062】しかも本発明に従えば、第1樹脂成形体6
5のハウジング20側に臨む面には、各個別バスバー7
1O1〜71O4,71C1〜71C4および共通バスバー72
の中間部をそれぞれ臨ませる複数個(この実施例では9
個)の窓88,88…が、常開型電磁弁51 〜54 のソ
レノイド部5bにおける磁路枠44…、ならびに常閉型
電磁弁61 ,64 のソレノイド部6bにおける磁路枠4
4…を避ける配置で設けられる。
【0063】尚、この実施例では、各窓88,88…に
対応する位置で各個別バスバー71 O1〜71O4,71C1
〜71C4および共通バスバー72の中間部をハウジング
20とは反対側に臨ませる開口部が形成されているが、
この開口部はなくてもよい。
【0064】次にこの実施例の作用について説明する
と、弁部5a…,6a…がハウジング20に収容される
常開型電磁弁51 〜54 および常閉型電磁弁61 〜64
のソレノイド部5b…,6b…は、ハウジング20なら
びに該ハウジング20に締結されるカバー21間に形成
される収納室63に収納されており、それらのソレノイ
ド部5b…,6b…が備えるボビン42…は、軸方向に
制限された範囲での移動が可能である。またカバー21
における第1樹脂成形体65から開口部67a…内に一
部を突出せしめるようにして、各コイル接続用端子73
…,74…が第1樹脂成形体65に支持されており、各
コイル43…の両端にそれぞれ連なって各ボビン42…
から突出される一対ずつ複数組の端子板75…が、コイ
ル接続用端子73…,74にスポット溶接等によって接
続される。
【0065】したがって車両の振動によりボビン42…
が振動すると、コイル接続用端子73…,74…に曲げ
力が作用することになる。しかも端子板75…およびコ
イル接続用端子73…,74…の接続作業性を向上させ
るためには、コイル接続用端子73…,74…のカバー
21からの突出量を比較的大きく設定する必要があり、
そのようにすると、前記ボビン42…の振動によりコイ
ル接続用端子73…,74…が大きく曲り易くなる。
【0066】しかるに、各端子板75…は、ばね45…
でハウジング20から離反する側にばね付勢されている
各ボビン42…を、ハウジング20に締結されるカバー
21の受け部68…に当接せしめた状態で、各コイル接
続用端子73…,74…に接続されている。このためボ
ビン42…のハウジング20から離反する方向の移動
は、カバー21の受け部68…にボビンが当接すること
で規制されることになり、ボビン42…の振動によりコ
イル接続用端子73…,74…にはハウジング20に近
接する側の曲げ力だけが作用することになる。
【0067】しかもコイル接続用端子73…,74…の
カバー21からの突出部分である第1平板部73a…,
74a…を各ソレノイド部5b…,6b…側から支持す
る複数のリブ76…が、カバー21の第1樹脂成形体6
5に一体に形成されている。したがって、車両の振動に
伴ってボビン42…からコイル接続用端子73…,74
…に作用するハウジング20側への曲げ力に耐えるよう
に、リブ76…でコイル接続用端子73…,74…を補
強することができ、コイル接続用端子73…,74…の
突出量が比較的大きく設定されていても、コイル接続用
端子73…,74…の曲りを防止することができ、コイ
ル接続用端子73…,74…の曲りによるボビン42…
の傾きが生じるのを回避して、各電磁弁51 〜54 ,6
1 〜64で所期の性能を維持することができる。
【0068】またカバー21における第1樹脂成形体6
5のハウジング20側に臨む面に、第1樹脂成形体65
に埋設された個別バスバー71O1〜71O4,71C1〜7
1C4および共通バスバー72の中間部をそれぞれ臨ませ
る複数の窓88,88…が、各ソレノイド部5b…,6
b…における磁路枠44…を避けるようにして設けられ
ている。したがって個別バスバー71O1〜71O4,71
C1〜71C4および共通バスバー72に各コイル43…お
よび電子制御ユニット16が接続された状態のカバー2
1がハウジング20には締結されていない状態で、各窓
88,88…のうちコイル43に対応して対をなす個別
バスバーおよび共通バスバーに対応した一対の窓88,
88を選択し、両窓88,88に臨む個別バスバーおよ
び共通バスバー間の導通・遮断および両バスバー間に流
れる電流等の検出を行なうことで、個別バスバー71O1
〜71O4,71C1〜71C4および共通バスバー72とコ
イル43…とが断線なく正常に接続されているか否か、
ならびに電子制御ユニット16から正常な電気信号が出
力されているか否かを確認することができる。この結
果、電子制御ユニット16による各電磁弁51 〜54 ,
61 〜64 の作動切換制御が正常に機能するか否かを、
カバー21のハウジング20への締結前に確実にかつ能
率よく確認することが可能となる。
【0069】しかもカバー21は、個別バスバー71O1
〜71O4,71C1〜71C4および共通バスバー72が埋
設されるとともに電子制御ユニット16が取付けられる
第1樹脂成形体65と、電子制御ユニット16を覆って
第1樹脂成形体65に結合される第2樹脂成形体66と
から成り、各窓88,88は、第1樹脂成形体65に形
成されている。したがって、カバー21内に電子制御ユ
ニット16が収納されるようにしたブレーキ液圧制御装
置でも、電子制御ユニット16による各電磁弁51 〜5
4 ,61 〜64 の作動切換制御が正常に機能するか否か
の確認を確実にかつ能率よく確認することが可能となる
だけでなく、各個別バスバー71O1〜71O4,71C1〜
71C4および共通バスバー72に電子制御ユニット16
および各コイル43…が接続されておらず、しかも第2
樹脂成形体66と結合されていない状態の第1樹脂成形
体65においては、選択した一対の窓88,88に臨む
バスバー間の導通・遮断を検出することにより、第1樹
脂成形体65に埋設されたバスバー71O1〜71O4,7
1C1〜71C4,バスバー72相互の短絡を検査すること
ができる。
【0070】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0071】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、電子制御ユニットによる各電磁弁の作動切換制御が
正常に機能するか否かを、カバーのハウジングへの締結
前に確実にかつ能率よく確認することができる。
【0072】また請求項2記載の発明によれば、カバー
内に電子制御ユニットが収納されるブレーキ液圧制御装
置でも、電子制御ユニットによる各電磁弁の作動切換制
御が正常に機能するか否かの確認を確実にかつ能率よく
確認することが可能となるだけでなく、第1樹脂成形体
に埋設されたバスバー相互の短絡も各窓を利用して検査
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用車両用ブレーキ装置のブレーキ液圧回路図
である。
【図2】ブレーキ液圧制御装置の一部切欠き側面図であ
る。
【図3】図2の3矢視図である。
【図4】図2の4矢視図である。
【図5】図3の5−5線拡大断面図である。
【図6】磁路枠の斜視図である。
【図7】カバーの第1成形体を図5の7−7線矢視方向
から見た図である。
【図8】図7の第1成形体の背面図である。
【図9】バスバー組立体の正面図である。
【符号の説明】
51 , 52 ,53 ,54 ・・・常開型電磁弁 5a,6a・・・弁部 5b,6b・・・ソレノイド部 61 , 62 ,63 ,64 ・・・常閉型電磁弁 81 ,82 ・・・リザーバ 20・・・ハウジング 21・・・カバー 43・・・コイル 65・・・第1樹脂成形体 66・・・第2樹脂成形体 71O1〜71O4,71C1〜71C4・・・個別バスバー 72・・・共通バスバー 88・・・窓 B1 , B2 ,B3 ,B4 ・・・車輪ブレーキ M・・・マスタシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小布施 直樹 長野県上田市大字国分840番地 日信工業 株式会社内 Fターム(参考) 3D046 BB28 CC02 LL00 LL23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタシリンダ(M)および車輪ブレー
    キ(B1 , B2 ,B 3 ,B4 )間に介装される常開型電
    磁弁(51 , 52 ,53 ,54 )の弁部(5a)、なら
    びに前記車輪ブレーキ(B1 〜B4 )およびリザーバ
    (81 ,82 )間に介装される常閉型電磁弁(61 , 6
    2 ,63 ,64 )の弁部(6a)がハウジング(20)
    に収容され、前記各常開型電磁弁(51 〜54 )および
    各常閉型電磁弁(61 〜64 )のソレノイド部(5b,
    6b)がコイル(43)をそれぞれ有して前記ハウジン
    グ(20)の一面から突出配置され、各コイル(43)
    の一端に一端が個別にそれぞれ接続される複数の個別バ
    スバー(71O1〜71O4,71C1〜71C4)ならびに前
    記各コイル(43)の他端に共通に接続される単一の共
    通バスバー(72)が、前記各ソレノイド部(5b,6
    b)を覆って前記ハウジング(20)に締結される合成
    樹脂製のカバー(21)に埋設され、前記各個別バスバ
    ー(71O1〜71O4,71C1〜71C4)および共通バス
    バー(72)の他端に電子制御ユニット(16)が接続
    される車両用ブレーキ液圧制御装置において、前記カバ
    ー(21)の前記ハウジング(20)側に臨む面に、前
    記各個別バスバー(71O1〜71O4,71C1〜71C4)
    および共通バスバー(72)の中間部をそれぞれ臨ませ
    る複数の窓(88)が、前記各ソレノイド部(5b,6
    b)の配設位置を避けて設けられることを特徴とする車
    両用ブレーキ液圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記カバー(21)は、前記各個別バス
    バー(71O1〜71 O4,71C1〜71C4)および共通バ
    スバー(72)が埋設されるとともに前記電子制御ユニ
    ット(16)が取付けられる第1樹脂成形体(65)
    と、電子制御ユニット(16)を覆って第1樹脂成形体
    (65)に結合される第2樹脂成形体(66)とから成
    り、前記各窓(88)は、第1樹脂成形体(65)に形
    成されることを特徴とする請求項1記載の車両用ブレー
    キ液圧制御装置。
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