JP2000264272A - パネル接合方法 - Google Patents
パネル接合方法Info
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Abstract
表面に溶接痕が現れることがなく外観性に優れ、また、
端末が丸みを持っているため、角を落とす作業も不要と
なる、という利点を損なうことなく、アウタパネルとイ
ンナパネルの接合時に、プレスを行うことを不要とし
て、作業性の向上及びコスト低減をはかること。 【解決手段】 車両のアウタパネル1の端縁部とインナ
パネル2の端縁部との接合方法であって、アウタパネル
1の端縁部を内側に折り返して内側と重ね合わせるプレ
ス工程と、二重になったアウタパネル1の重合部1aに
おいて先端縁よりも内側にインナパネル2の接合端縁部
2aを重ね合わせてインナパネル2の先端縁部とアウタ
パネル1の折り返し部とを溶接するメタル工程と、前記
メタル工程において溶接された溶接部に、ペイントシー
ル4を塗布するペイント工程を順に実行することとし
た。
Description
ルとインナパネルの接合及び端末処理の方法に関する。
ルとの接合及び端末処理の工法として図4に示す、いわ
ゆるヘミング構造が公知である。図において01がアウ
タパネル、02がインナパネルであり、03がヘミング
構造部分である。このヘミング構造の工程を説明する
と、図5(1)に示すプレス工程でアウタパネル01の
端縁部を略90度に折り曲げた状態に成型する。次に、
図5(2)シール工程で前記アウタパネル01の端縁部
にインナパネル02の端縁部を重ね合わせてシール材0
4を充填し、図5(3)に示すメタル工程において、ま
ずアウタパネル01の端縁部をプリパンチ装置05によ
り内側に倒し、さらに、ヘムプレス装置06によりアウ
タパネル01の端縁部を完全に折返し状態とし(はぜ折
り)てインナパネル02の端縁部を挟み込み、図5
(4)に示すペイント工程でペイントシール07を充填
して図4に示すヘミング構造を得る。
してスポット溶接を行わないため、アウタパネル01の
表面に溶接痕が現れることがなく外観性に優れ、また、
端末を折返すために丸みを持っており、角を落とす作業
が不要となる、という利点を有している。
ヘミング構造を得る工法にあっては、図5(2)のシー
ル工程を挟んで、その前後の、(1)のプレス工程と
(3)のメタル工程のそれぞれにおいてプレス装置が必
要であり、設備が大がかりになるとともに、工程数も多
くコスト的に不利であった。また、このように各工程で
プレス装置が必要なため、例えば、車両のマイナーチェ
ンジや新モデルの登場というように、ワークの形状変更
がなされると、プレス工程(1)で使用されるプレス機
の成形型およびメタル工程(3)で使用されるプレス機
の成形型の両方を変更しなければならず、コストがかか
るという問題があった。
なされたもので、上述の従来技術が有しているアウタパ
ネルの表面に溶接痕が現れることがなく外観性に優れる
とともに、端末が丸みを持っていて角を落とす作業が不
要であるという利点を損なうことなく、接合時にプレス
作業を行うことを不要として、作業性の向上・製造コス
トの低減・設備投資の低減をはかることを目的としてい
る。
め、本発明は、車両のアウタパネルとインナパネルとの
間に空間部を形成してアウタパネルの端縁部とインナパ
ネルの端縁部とを接合するパネル接合方法であって、前
記アウタパネルの端縁部を内側に折り返して内側と重ね
合わせるプレス工程と、このプレス工程により二重にな
ったアウタパネルの端縁部上において、先端縁よりも内
側にインナパネルの接合端縁部を重ね合わせて、インナ
パネルの端縁部とアウタパネルの折返し部とをインナパ
ネル側から溶接するメタル工程と、前記メタル工程にお
いて溶接された溶接部をシールするシール工程と、を順
に実行することを特徴とする。本発明では、メタル工程
に有っては、アウタパネルを折返して二重になった部分
に対してインナパネルをインナパネル側から溶接するた
め、アウタパネルの表面に溶接痕が現れないようにして
外観性を良好に保つことができ、また、接合した端末部
分は、アウタパネルの折返した端縁部となるため、従来
のヘミング構造と同様に端末が丸みを持っていて、角を
落とす作業が不要であり、従来の利点を損なうことはな
い。そして、本発明では、プレス装置が必要な工程は、
最初のプレス工程のみとなり、プレス数の数を減らして
初期設備投資を削減できるとともに、ワークの形状変更
に対する対応も容易となってコスト低減を図ることがで
きる。また、全体の工程数も一工程少なくなって、作業
の手間を削減してコストダウンを図ることができる。
程における溶接は、レーザ溶接あるいはCO2溶接が好
ましい。したがって、溶接痕がアウタパネルの表面に現
れ難い。
程において、前記インナパネルの接合端縁部と前記アウ
タパネルの折返し部分との接合部の内側端部にシール材
を充填するのが好ましい。したがって、接合部に対し
て、内外から水滴などが浸入し難く腐食を防止できる。
により説明する。本実施の形態は、図3に示す車両用の
ドアDに適用したものであり、この図のS2−S2断面
である図2に示すように、ドアDは、薄鋼板であるアウ
タパネル1と、補強材であるインナパネル2とを、両者
1,2の間に空間を形成するように両者1,2の端縁部
を接合して構成されている。本実施の形態は、このアウ
タパネル1とインナパネル2を接合し該接合部の端末処
理をする技術に関するものである。
いるもので、図1(a)はプレス工程を示し、アウタパ
ネル1の端部を内側に折返して内側と重ね合わせて、重
合部1aを形成する。
記アウタパネル1の重合部1aの内側端にシール材3を
充填した後に、重合部1aに、インナパネル2の接合端
縁部2aをその先端が重合部1aの先端よりも内側に配
置させて重ね合わせ、接合端縁部2aの先端と重合部1
aとをレーザ溶接(もしくはCO2 溶接)により溶接す
る。ここで、レーザ溶接(もしくはCO2 溶接)を行う
のは、アウタパネル1の表面に溶接痕が残らないように
溶接時の溶け込み深度を調節することが容易に行えるか
らである。なお、この溶接は、接合部の全周に行っても
よいし、全周では無しに複数の所定箇所のみを行うよう
にしてもよい。
工程)を示し、メタル工程で溶接された溶接部のビード
5上にペイントシール4を塗布する。以上が、本実施の
形態の接合方法の全工程である。この方法により製造さ
れたドアDにあっては、メタル工程にあっては、二重に
なったアウタパネル1の重合部1aに対してインナパネ
ル2の接合端縁部2aをレーザ溶接(もしくはCO2溶
接)により溶接するため、溶接痕がアウタパネル1の表
面に現れることがないし、ドアDの端末は折返しにより
丸くなっているために、角落としなどが不要であるとい
う利点は従来どおり有している。
いることにより、従来では、プレス工程とメタル工程の
両方で行われていたプレス作業を、本実施の形態ではプ
レス工程のみとすることができ、設備投資の削減を図る
ことができ、また、作業工数が減ることでコストダウン
を図ることができるとともに、モデルチェンジなどのワ
ーク形状の変形に対する、成形型の変更も安価に行うこ
とができ、これによってもコストダウンを図ることがで
きる。
とインナパネル2の接合部は、溶接箇所を複数設けるこ
とによって、従来のヘミング構造による挟み込みと比較
しても、何ら問題ない強度を確保することができ、また
接合部を全周溶接することによって、従来のヘミング構
造よりも、高い強度を確保できる。
充填し、シール工程ににおいてシールペイント4を塗布
するため、接合部の内外がシールされて、腐食も確実に
防止される。
ウタパネルの端縁部を内側に折り返して内側と重ね合わ
せるプレス工程と、このプレス工程により二重になった
アウタパネルの端縁部上において、先端縁よりも内側に
インナパネルの接合端縁部を重ね合わせて、インナパネ
ルの端縁部とアウタパネルの折返し部とをインナパネル
側から溶接するメタル工程と、前記メタル工程において
溶接された溶接部をシールするシール工程と、を順に実
行するパネル接合方法としたため、アウタパネルの表面
に溶接痕が現れないようにして外観性を良好に保つこと
ができ、かつ、従来のヘミング構造と同様に端末が丸み
を持っていて、角を落とす作業が不要であるという、従
来の利点を損なうことなく、必要なプレスの数を減らし
て初期設備投資を削減できるとともに、ワークの形状変
更に対する対応も容易となってコスト低減を図ることが
でき、また、全体の工程数も一工程少なくなって、作業
の手間を削減してコストダウンを図ることができるとい
う効果が得られる。
工程においてシール材を充填するようにしたため、接合
部に対して、内外から水滴などが浸入し難く腐食を防止
できるという効果が得られる。
程を示す説明図である。
す断面図である。
図である。
図である。
明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両のアウタパネルとインナパネルとの
間に空間部を形成してアウタパネルの端縁部とインナパ
ネルの端縁部とを接合するパネル接合方法であって、 前記アウタパネルの端縁部を内側に折り返して内側と重
ね合わせるプレス工程と、 このプレス工程により二重になったアウタパネルの端縁
部上において、先端縁よりも内側にインナパネルの接合
端縁部を重ね合わせて、インナパネルの端縁部とアウタ
パネルの折返し部とをインナパネル側から溶接するメタ
ル工程と、 前記メタル工程において溶接された溶接部をシールする
シール工程と、を順に実行することを特徴とするパネル
の接合方法。 - 【請求項2】 前記メタル工程において、レーザ溶接あ
るいはCO2 溶接を行うことを特徴とする請求項1記載
のパネルの接合方法。 - 【請求項3】 前記メタル工程において、前記インナパ
ネルの接合端縁部と前記アウタパネルの折り返し部分と
の接合部の内側端部にシール材を充填することを特徴と
する請求項1または2に記載のパネルの接合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06633699A JP3573643B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | パネル接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06633699A JP3573643B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | パネル接合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000264272A true JP2000264272A (ja) | 2000-09-26 |
| JP3573643B2 JP3573643B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=13312922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06633699A Expired - Fee Related JP3573643B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | パネル接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3573643B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1391260A1 (de) * | 2002-08-22 | 2004-02-25 | ROTH-TECHNIK AUSTRIA Gesellschaft m.b.H. | Verbindung eines dünnwandigen Körpers mit einem dem gegenüber dickerwandigen Körper |
| JP2008307584A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Honda Motor Co Ltd | 縁曲げ連結構造体の製造方法 |
| JP2010143517A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Nissan Motor Co Ltd | 車体組立装置及び車体組立方法 |
| JP2013141877A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車体のパネル構造 |
| JP2016007561A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | ダイハツ工業株式会社 | 車両溶接部の塗装方法および車両溶接部構造 |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP06633699A patent/JP3573643B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1391260A1 (de) * | 2002-08-22 | 2004-02-25 | ROTH-TECHNIK AUSTRIA Gesellschaft m.b.H. | Verbindung eines dünnwandigen Körpers mit einem dem gegenüber dickerwandigen Körper |
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| US8157943B2 (en) | 2007-06-15 | 2012-04-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Method for producing hemmed joint structure |
| JP2010143517A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Nissan Motor Co Ltd | 車体組立装置及び車体組立方法 |
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| JP2016007561A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | ダイハツ工業株式会社 | 車両溶接部の塗装方法および車両溶接部構造 |
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| JP3573643B2 (ja) | 2004-10-06 |
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