JP2000264468A - 紙葉類処理装置 - Google Patents
紙葉類処理装置Info
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- JP2000264468A JP2000264468A JP11076773A JP7677399A JP2000264468A JP 2000264468 A JP2000264468 A JP 2000264468A JP 11076773 A JP11076773 A JP 11076773A JP 7677399 A JP7677399 A JP 7677399A JP 2000264468 A JP2000264468 A JP 2000264468A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2枚取り防止効果を向上させることによって
安定した処理を行うことができる紙葉類処理装置を提供
すること。 【解決手段】 本発明の紙葉類処理装置10は、積層さ
れた紙葉類1が収容される収容部11と、収容部11か
ら連続的に一枚ずつ紙葉類1を取り出す取出部17と、
取出部17から取り出された紙葉類1を搬送する搬送部
14と、重送防止部13とを備える。取出部17は、紙
葉類1に取出力Fを付与する取出手段12と、取出手段
12の取出力Fを制御する取出力制御手段16と、収容
部11に当接する紙葉類1と収容部11との間に作用す
る摩擦力を増大させる摩擦力増大手段11fと、を有し
ている。取出力制御手段16は、取出手段12の取出力
Fが、収容部11自体の取り出しに対する抗力f(G)
と摩擦力増大手段による摩擦力f(2)と重送防止部1
3の取出しに対する抗力との和よりも大きくなるように
制御を行う。
安定した処理を行うことができる紙葉類処理装置を提供
すること。 【解決手段】 本発明の紙葉類処理装置10は、積層さ
れた紙葉類1が収容される収容部11と、収容部11か
ら連続的に一枚ずつ紙葉類1を取り出す取出部17と、
取出部17から取り出された紙葉類1を搬送する搬送部
14と、重送防止部13とを備える。取出部17は、紙
葉類1に取出力Fを付与する取出手段12と、取出手段
12の取出力Fを制御する取出力制御手段16と、収容
部11に当接する紙葉類1と収容部11との間に作用す
る摩擦力を増大させる摩擦力増大手段11fと、を有し
ている。取出力制御手段16は、取出手段12の取出力
Fが、収容部11自体の取り出しに対する抗力f(G)
と摩擦力増大手段による摩擦力f(2)と重送防止部1
3の取出しに対する抗力との和よりも大きくなるように
制御を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層された紙葉類
を順次取出して搬送すると共に、紙葉類に所定の処理を
施して区分集積等する紙葉類処理装置に関する。
を順次取出して搬送すると共に、紙葉類に所定の処理を
施して区分集積等する紙葉類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙葉類処理装置は、例えば、積層された
紙葉類を順次取出して搬送し、この紙葉類に所定の処
理、例えば検査処理を施して、再流通紙葉類と廃棄紙葉
類に区分するような紙葉類検査装置として用いられてい
る。
紙葉類を順次取出して搬送し、この紙葉類に所定の処
理、例えば検査処理を施して、再流通紙葉類と廃棄紙葉
類に区分するような紙葉類検査装置として用いられてい
る。
【0003】紙葉類検査装置は、n枚(nは任意定数)
ずつ積層して搬入されてきた回収紙葉類を取出部で一枚
ずつ所定の間隔で連続的に取出した後、搬送部で高速に
ベルト搬送しつつ、検査部で紙葉類の正損等の検査を行
ない、個々の紙葉類について廃棄か再利用かを決定し、
区分部により各々定められた2方向に分岐させ廃棄紙葉
類、再利用紙葉類とを各々別々に再集積するものであ
る。当然、区分部を複数設けることにより分岐数を増や
すことができる。廃棄紙葉類として集積されたものはそ
の後シュレッダ処理される。紙葉類の処理速度は毎秒数
十枚程度、搬送速度は毎秒数メートルで常に一定であ
る。
ずつ積層して搬入されてきた回収紙葉類を取出部で一枚
ずつ所定の間隔で連続的に取出した後、搬送部で高速に
ベルト搬送しつつ、検査部で紙葉類の正損等の検査を行
ない、個々の紙葉類について廃棄か再利用かを決定し、
区分部により各々定められた2方向に分岐させ廃棄紙葉
類、再利用紙葉類とを各々別々に再集積するものであ
る。当然、区分部を複数設けることにより分岐数を増や
すことができる。廃棄紙葉類として集積されたものはそ
の後シュレッダ処理される。紙葉類の処理速度は毎秒数
十枚程度、搬送速度は毎秒数メートルで常に一定であ
る。
【0004】図7を用いて、従来の紙葉類処理装置にお
ける紙葉類取出部の構成及びその動作を説明する。取出
部50は給紙装置51、真空吸着方式取出装置52及び
2枚取り防止装置53によって構成されている。
ける紙葉類取出部の構成及びその動作を説明する。取出
部50は給紙装置51、真空吸着方式取出装置52及び
2枚取り防止装置53によって構成されている。
【0005】図7に示すように、給紙装置51は、積層
された紙葉類1を給紙台51a上に供給するようになっ
ている。給紙装置51の紙葉類1を載置する部分は、紙
葉類1の大部分を支持する給紙台51aと、給紙台51
aに対して回転軸Aを介して設けられると共に紙葉類1
の端部を支持する回転レバー51bとからなっている。
さらに給紙装置51は、給紙台51aに固定されると共
に回転レバー51bに所定の推力を生じさせるリニアモ
ータ51cと、給紙台51aに固定され回転レバー51
bの位置を検出することが可能な位置センサ51dと、
を有している。
された紙葉類1を給紙台51a上に供給するようになっ
ている。給紙装置51の紙葉類1を載置する部分は、紙
葉類1の大部分を支持する給紙台51aと、給紙台51
aに対して回転軸Aを介して設けられると共に紙葉類1
の端部を支持する回転レバー51bとからなっている。
さらに給紙装置51は、給紙台51aに固定されると共
に回転レバー51bに所定の推力を生じさせるリニアモ
ータ51cと、給紙台51aに固定され回転レバー51
bの位置を検出することが可能な位置センサ51dと、
を有している。
【0006】位置センサ51dは、例えば非接触式変位
計で構成される。給紙台51aは、ホールネジ等により
構成される動力伝達機構(図示せず)を介して駆動用ア
クチュエータ(図示せず)に接続されている。駆動用ア
クチュエータは、制御部(図示せず)によりコントロー
ルされるが、その際位置センサ51dの値が制御に用い
られるようになっている。
計で構成される。給紙台51aは、ホールネジ等により
構成される動力伝達機構(図示せず)を介して駆動用ア
クチュエータ(図示せず)に接続されている。駆動用ア
クチュエータは、制御部(図示せず)によりコントロー
ルされるが、その際位置センサ51dの値が制御に用い
られるようになっている。
【0007】また、給紙台51aの周囲には、紙葉類ガ
イド51eが固定されている。紙葉類ガイド51eは、
紙葉類1を給紙台51a上に整位載置するためのもので
ある。
イド51eが固定されている。紙葉類ガイド51eは、
紙葉類1を給紙台51a上に整位載置するためのもので
ある。
【0008】図7に示すように、真空吸着方式取出装置
52は、真空ポンプ等の吸気装置(図示せず)により内
部を負圧に保つことが可能な一部を切り欠いた真空チャ
ンバ(図示せず)と、その周りを回転すると共に円周部
に通し孔が形成された薄肉円筒状のロータ52aと、ロ
ータ52aに回転駆動力を伝達すると同時に搬送系とし
ても機能する平ベルト52bと、を有している。
52は、真空ポンプ等の吸気装置(図示せず)により内
部を負圧に保つことが可能な一部を切り欠いた真空チャ
ンバ(図示せず)と、その周りを回転すると共に円周部
に通し孔が形成された薄肉円筒状のロータ52aと、ロ
ータ52aに回転駆動力を伝達すると同時に搬送系とし
ても機能する平ベルト52bと、を有している。
【0009】真空チャンバ(図示せず)の切り欠き部
(図示せず)は、給紙装置51に積層された紙葉類1と
対向するような位置に設けてある。これにより、ロータ
52aが回転し、ロータ52aの通し孔が切り欠き部と
重なる時に、紙葉類1に対する真空吸着力を発生するよ
うになっている。
(図示せず)は、給紙装置51に積層された紙葉類1と
対向するような位置に設けてある。これにより、ロータ
52aが回転し、ロータ52aの通し孔が切り欠き部と
重なる時に、紙葉類1に対する真空吸着力を発生するよ
うになっている。
【0010】真空チャンバと真空ポンプ等の吸気装置と
を結ぶ配管系には、電磁バルブ等の連結開閉装置(図示
せず)が設けられており、真空チャンバ内の負圧をコン
トロールすることが可能となっている。
を結ぶ配管系には、電磁バルブ等の連結開閉装置(図示
せず)が設けられており、真空チャンバ内の負圧をコン
トロールすることが可能となっている。
【0011】2枚取り防止装置53は、真空ポンプ(図
示せず)などにより内部を負圧に保つことが可能なチャ
ンバ構造であり、ロータ52aに沿うような曲率で所定
の間隔でロータ52aに対向配置される対向面53aを
有している。対向面53aには、内部の真空部に通じる
通し孔(図示せず)が形成されている。これにより、ロ
ータ52aと2枚取り防止装置53との間を通る重なっ
た紙葉類1の下方側の紙葉類1を吸着停止させる機能を
実現している。
示せず)などにより内部を負圧に保つことが可能なチャ
ンバ構造であり、ロータ52aに沿うような曲率で所定
の間隔でロータ52aに対向配置される対向面53aを
有している。対向面53aには、内部の真空部に通じる
通し孔(図示せず)が形成されている。これにより、ロ
ータ52aと2枚取り防止装置53との間を通る重なっ
た紙葉類1の下方側の紙葉類1を吸着停止させる機能を
実現している。
【0012】2枚取り防止装置53に対して、給紙台5
1aと反対の側には、平ベルト52bと共に搬送機構を
構成する対向ベルト機構54が設置されている。
1aと反対の側には、平ベルト52bと共に搬送機構を
構成する対向ベルト機構54が設置されている。
【0013】続いて、このような従来の紙葉類処理装置
における紙葉類取出部の動作について説明する。
における紙葉類取出部の動作について説明する。
【0014】まず、リニアモータ51cに所定の電流が
流され、レバー51bに、図1において時計周り方向の
所定のトルクが発生する。次に、給紙台51aがロータ
52aに対して位置調整される。
流され、レバー51bに、図1において時計周り方向の
所定のトルクが発生する。次に、給紙台51aがロータ
52aに対して位置調整される。
【0015】紙葉類1は、レバー51bに発生するトル
クと給紙台51aの位置調整とにより、ロータ52aの
側に撓んでロータ52aの切り欠き部(吸着部)に接触
する。紙葉類1がロータ52aに当接することにより、
リニアモータ51cによりレバー51bに与えられるト
ルクに基づく紙葉類1の変形が停止する。この時、位置
センサ51dがレバー51bの変位(これは給紙台51
dに対する変位を意味する)を測定する。
クと給紙台51aの位置調整とにより、ロータ52aの
側に撓んでロータ52aの切り欠き部(吸着部)に接触
する。紙葉類1がロータ52aに当接することにより、
リニアモータ51cによりレバー51bに与えられるト
ルクに基づく紙葉類1の変形が停止する。この時、位置
センサ51dがレバー51bの変位(これは給紙台51
dに対する変位を意味する)を測定する。
【0016】この測定値が所定値または所定範囲となる
ように、給紙台51aが位置決めされる。これにより、
紙葉類1とロータ52aとを、所定値または所定範囲の
力で押圧させることが実現される。すなわち、制御部
(図示せず)は、レバー51bの位置の測定値が所定値
または所定範囲となるようにレバー51b及び給紙台5
1aを位置決めする。
ように、給紙台51aが位置決めされる。これにより、
紙葉類1とロータ52aとを、所定値または所定範囲の
力で押圧させることが実現される。すなわち、制御部
(図示せず)は、レバー51bの位置の測定値が所定値
または所定範囲となるようにレバー51b及び給紙台5
1aを位置決めする。
【0017】レバー51bの位置が所定値となると、そ
れまで閉じられていた電磁バルブ等の連結開閉装置(図
示せず)が開かれ、真空吸着方式取出装置52が作動し
て紙葉類1の取出しが行われる。紙葉類1間の摩擦力な
どにより重なった紙葉類1が真空吸着方式取出装置52
によって取り出されてしまった場合には、2枚取り防止
装置53が作用して、重なったまま取り出された紙葉類
1を分離し、2枚取りを防止する。
れまで閉じられていた電磁バルブ等の連結開閉装置(図
示せず)が開かれ、真空吸着方式取出装置52が作動し
て紙葉類1の取出しが行われる。紙葉類1間の摩擦力な
どにより重なった紙葉類1が真空吸着方式取出装置52
によって取り出されてしまった場合には、2枚取り防止
装置53が作用して、重なったまま取り出された紙葉類
1を分離し、2枚取りを防止する。
【0018】このように、紙葉類1を取出しロータ52
aに押付けて取出す方式を採用することにより、紙葉類
1と取出しロータ52aの切り欠き部(吸着部)の良好
な密着が補償されるので、取出しロータ52aの吸着力
が効率良く紙葉類1に伝達され安定した取出しが可能で
ある。
aに押付けて取出す方式を採用することにより、紙葉類
1と取出しロータ52aの切り欠き部(吸着部)の良好
な密着が補償されるので、取出しロータ52aの吸着力
が効率良く紙葉類1に伝達され安定した取出しが可能で
ある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7を
用いて説明した従来の機構では、2枚取り防止鼓置53
が十分に機能しない場合がある。特に、給紙台51aに
載置されている紙葉類1の枚数が少ない場合、2枚取り
が生じ易い。
用いて説明した従来の機構では、2枚取り防止鼓置53
が十分に機能しない場合がある。特に、給紙台51aに
載置されている紙葉類1の枚数が少ない場合、2枚取り
が生じ易い。
【0020】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、2枚取り防止効果を向上させることによ
って安定した処理を行うことができる紙葉類処理装置を
提供することを目的とする。
たものであり、2枚取り防止効果を向上させることによ
って安定した処理を行うことができる紙葉類処理装置を
提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、積層された紙
葉類が収容される収容部と、前記収容部から連続的に一
枚ずつ前記紙葉類を取り出す取出部と、前記取出部から
取り出された前記紙葉類を搬送する搬送部と、取出し対
象外の紙葉類から前記搬送部に連れ出されるのを防止す
る重送防止部と、を備え、前記収容部は、前記収容部に
当接する前記紙葉類と前記収容部との間に作用する摩擦
力を増大させる摩擦力増大手段を有し、前記取出部は、
前記紙葉類に取出力を付与する取出手段と、前記取出手
段の取出力を制御する取出力制御手段と、を有し、前記
取出力制御手段は、前記取出手段の取出力が、前記収容
部自体の取り出しに対する抗力と前記摩擦力増大手段に
よる摩擦力と前記重送防止部の取出しに対する抗力との
和よりも大きくなるように制御を行うことを特徴とする
紙葉類処理装置である。
葉類が収容される収容部と、前記収容部から連続的に一
枚ずつ前記紙葉類を取り出す取出部と、前記取出部から
取り出された前記紙葉類を搬送する搬送部と、取出し対
象外の紙葉類から前記搬送部に連れ出されるのを防止す
る重送防止部と、を備え、前記収容部は、前記収容部に
当接する前記紙葉類と前記収容部との間に作用する摩擦
力を増大させる摩擦力増大手段を有し、前記取出部は、
前記紙葉類に取出力を付与する取出手段と、前記取出手
段の取出力を制御する取出力制御手段と、を有し、前記
取出力制御手段は、前記取出手段の取出力が、前記収容
部自体の取り出しに対する抗力と前記摩擦力増大手段に
よる摩擦力と前記重送防止部の取出しに対する抗力との
和よりも大きくなるように制御を行うことを特徴とする
紙葉類処理装置である。
【0022】本発明によれば、収容部に当接する紙葉類
と収容部との間に作用する摩擦力を増大させる摩擦力増
大手段を設けると共に、取出力制御手段が、取出手段の
取出力が収容部自体の取り出しに対する抗力と摩擦力増
大手段による摩擦力との和よりも大きくなるように制御
を行うため、2枚取り防止効果が顕著に向上される。
と収容部との間に作用する摩擦力を増大させる摩擦力増
大手段を設けると共に、取出力制御手段が、取出手段の
取出力が収容部自体の取り出しに対する抗力と摩擦力増
大手段による摩擦力との和よりも大きくなるように制御
を行うため、2枚取り防止効果が顕著に向上される。
【0023】また本発明は、積層された紙葉類が収容さ
れる収容部と、前記収容部から連続的に一枚ずつ前記紙
葉類を取り出す取出部と、前記取出部から取り出された
前記紙葉類を搬送する搬送部と、を備え、前記収容部
は、前記収容部に当接する前記紙葉類と前記収容部との
間に作用する摩擦力を増大させる摩擦力増大手段と、前
記摩擦力増大手段の摩擦力を制御する摩擦力制御手段
と、を有し、前記取出部は、前記紙葉類に取出力を付与
する取出手段、を有し、前記摩擦力制御手段は、前記摩
擦力増大手段による摩擦力と前記収容部自体の取り出し
に対する抗力との和が、前記紙葉類同士の摩擦力よりも
大きく、かつ、前記取出手段の取出力よりも小さくなる
ように制御を行うことを特徴とする紙葉類処理装置であ
る。
れる収容部と、前記収容部から連続的に一枚ずつ前記紙
葉類を取り出す取出部と、前記取出部から取り出された
前記紙葉類を搬送する搬送部と、を備え、前記収容部
は、前記収容部に当接する前記紙葉類と前記収容部との
間に作用する摩擦力を増大させる摩擦力増大手段と、前
記摩擦力増大手段の摩擦力を制御する摩擦力制御手段
と、を有し、前記取出部は、前記紙葉類に取出力を付与
する取出手段、を有し、前記摩擦力制御手段は、前記摩
擦力増大手段による摩擦力と前記収容部自体の取り出し
に対する抗力との和が、前記紙葉類同士の摩擦力よりも
大きく、かつ、前記取出手段の取出力よりも小さくなる
ように制御を行うことを特徴とする紙葉類処理装置であ
る。
【0024】本発明によれば、収容部に当接する紙葉類
と収容部との間に作用する摩擦力を増大させる摩擦力増
大手段を設けると共に、摩擦力制御手段が、摩擦力増大
手段による摩擦力と収容部自体の取り出しに対する抗力
との和が紙葉類同士の摩擦力よりも大きく、かつ、取出
手段の取出力よりも小さくなるように制御を行うため、
2枚取り防止効果が顕著に向上される。
と収容部との間に作用する摩擦力を増大させる摩擦力増
大手段を設けると共に、摩擦力制御手段が、摩擦力増大
手段による摩擦力と収容部自体の取り出しに対する抗力
との和が紙葉類同士の摩擦力よりも大きく、かつ、取出
手段の取出力よりも小さくなるように制御を行うため、
2枚取り防止効果が顕著に向上される。
【0025】尚、紙葉類と収容部との間に作用する摩擦
力とは、紙葉類と紙葉類ガイドとの間の摩擦力および紙
葉類と給紙台との間の摩擦力を指している。
力とは、紙葉類と紙葉類ガイドとの間の摩擦力および紙
葉類と給紙台との間の摩擦力を指している。
【0026】
【発明の実施の形態】本明細書において、紙葉類とは、
紙や樹脂などを材料とする枚葉状のあらゆるメディア
(媒体)を示しており、具体的には、有価証券、郵便
物、磁気カード、及び類似なものを指す。
紙や樹脂などを材料とする枚葉状のあらゆるメディア
(媒体)を示しており、具体的には、有価証券、郵便
物、磁気カード、及び類似なものを指す。
【0027】以下、図面を参照して本発明の実施の形態
について説明する。
について説明する。
【0028】図1は、本発明の第1の実施の形態による
紙葉類処理装置を示す構成概略図である。図1に示すよ
うに、本実施の形態の紙葉類処理装置10は、積層され
た紙葉類1が収容される収容部11と、収容部11から
連続的に一枚ずつ紙葉類1を取り出す取出部17と、取
出部17から取り出された紙葉類1を搬送する搬送部1
4と、取出し対象外の紙葉類から搬送部14に連れ出さ
れるのを防止する2枚取り防止装置(重送防止部)13
と、を備えている。
紙葉類処理装置を示す構成概略図である。図1に示すよ
うに、本実施の形態の紙葉類処理装置10は、積層され
た紙葉類1が収容される収容部11と、収容部11から
連続的に一枚ずつ紙葉類1を取り出す取出部17と、取
出部17から取り出された紙葉類1を搬送する搬送部1
4と、取出し対象外の紙葉類から搬送部14に連れ出さ
れるのを防止する2枚取り防止装置(重送防止部)13
と、を備えている。
【0029】図1に示すように、収容部11は、積層さ
れた紙葉類1が載置される給紙台11aと、給紙台11
aに対して回転軸Aを介して設けられると共に紙葉類1
の端部を支持する回転レバー11bと、給紙台11aに
固定されると共に回転レバー11bに所定の推力を生じ
させるリニアモータ11cと、給紙台11aに固定され
回転レバー11bの位置を検出することが可能な位置セ
ンサ11dと、を有している。
れた紙葉類1が載置される給紙台11aと、給紙台11
aに対して回転軸Aを介して設けられると共に紙葉類1
の端部を支持する回転レバー11bと、給紙台11aに
固定されると共に回転レバー11bに所定の推力を生じ
させるリニアモータ11cと、給紙台11aに固定され
回転レバー11bの位置を検出することが可能な位置セ
ンサ11dと、を有している。
【0030】回転レバー11bには、図2(a)及び図
2(b)に示すように、紙葉類1が給紙台11aに載置
される間に紙葉類1と接触しないように当該回転レバー
11bを回避させるレバー回避手段11hが設けられて
いる。
2(b)に示すように、紙葉類1が給紙台11aに載置
される間に紙葉類1と接触しないように当該回転レバー
11bを回避させるレバー回避手段11hが設けられて
いる。
【0031】位置センサ11dは、例えば非接触式変位
計で構成され得る。給紙台11aは、ホールネジ等によ
り構成される動力伝達機構(図示せず)を介して駆動用
アクチュエータ(図示せず)に接続されている。駆動用
アクチュエータは、制御部(図示せず)によりコントロ
ールされるが、その際位置センサ11dの値が制御に用
いられるようになっている。
計で構成され得る。給紙台11aは、ホールネジ等によ
り構成される動力伝達機構(図示せず)を介して駆動用
アクチュエータ(図示せず)に接続されている。駆動用
アクチュエータは、制御部(図示せず)によりコントロ
ールされるが、その際位置センサ11dの値が制御に用
いられるようになっている。
【0032】また、給紙台11aの周囲には、紙葉類ガ
イド11eが固定されている。紙葉類ガイド11eは、
紙葉類1を給紙台11a上に整位載置するためのもので
ある。
イド11eが固定されている。紙葉類ガイド11eは、
紙葉類1を給紙台11a上に整位載置するためのもので
ある。
【0033】紙葉類ガイド11e等によって、収容部1
1に当接する紙葉類1と収容部11との間に作用する摩
擦力f(G)は、紙葉類1の2枚取りを防止するため
に、紙葉類1同士の摩擦力f(1)よりも大きくなるよ
うに構成されることが好ましい、すなわち、 f(1)<f(G) …(1) である。具体的には、収容部11に当接する紙葉類1と
収容部11との間の摩擦係数が、紙葉類1同士の摩擦係
数よりも大きくなるように構成されることが好ましい。
1に当接する紙葉類1と収容部11との間に作用する摩
擦力f(G)は、紙葉類1の2枚取りを防止するため
に、紙葉類1同士の摩擦力f(1)よりも大きくなるよ
うに構成されることが好ましい、すなわち、 f(1)<f(G) …(1) である。具体的には、収容部11に当接する紙葉類1と
収容部11との間の摩擦係数が、紙葉類1同士の摩擦係
数よりも大きくなるように構成されることが好ましい。
【0034】また、収容部11に当接する紙葉類1と収
容部11との間に作用する摩擦力を増大させる摩擦力増
大手段として、給紙台11a上に摩擦板11fが設けら
れている。回転レバー11bにも、回転レバー11bと
回転レバー11bに当接する紙葉類1との間の摩擦係数
を増大させる摩擦板11gが設けられている。
容部11との間に作用する摩擦力を増大させる摩擦力増
大手段として、給紙台11a上に摩擦板11fが設けら
れている。回転レバー11bにも、回転レバー11bと
回転レバー11bに当接する紙葉類1との間の摩擦係数
を増大させる摩擦板11gが設けられている。
【0035】以下の説明において、摩擦板11f及び1
1gによる摩擦力f(2)は、紙葉類ガイド11e等に
よる摩擦力f(G)とは区別される。前述のように、摩
擦力f(G)は紙葉類(メディア)の状態によっては不
定であるため、紙葉類1の2枚取りを防止すべく、摩擦
力f(2)を摩擦力f(1)よりも大とすることが有効
である。すなわち、 f(1)<f(2) …(2) である。具体的には、摩擦板11f及び11gには、摩
擦係数の大きいゴム材や、表面を荒らした板材が用いら
れる。
1gによる摩擦力f(2)は、紙葉類ガイド11e等に
よる摩擦力f(G)とは区別される。前述のように、摩
擦力f(G)は紙葉類(メディア)の状態によっては不
定であるため、紙葉類1の2枚取りを防止すべく、摩擦
力f(2)を摩擦力f(1)よりも大とすることが有効
である。すなわち、 f(1)<f(2) …(2) である。具体的には、摩擦板11f及び11gには、摩
擦係数の大きいゴム材や、表面を荒らした板材が用いら
れる。
【0036】取出部17は、紙葉類1に取出力を付与す
る取出手段12と、取出手段12の取出力を制御する取
出力制御手段16とを有している。取出手段12は、具
体的には真空吸着方式取出装置で構成されている。取出
力制御手段16は、取出手段12と給紙台11aとの間
の距離を制御すべく、位置センサ11d及び図示しない
制御部に接続されている。
る取出手段12と、取出手段12の取出力を制御する取
出力制御手段16とを有している。取出手段12は、具
体的には真空吸着方式取出装置で構成されている。取出
力制御手段16は、取出手段12と給紙台11aとの間
の距離を制御すべく、位置センサ11d及び図示しない
制御部に接続されている。
【0037】図1に示すように、真空吸着方式取出装置
12は、真空ポンプ等の吸気装置(図示せず)により内
部を負圧に保つことが可能な一部を切り欠いた真空チャ
ンバ(図示せず)と、その周りを回転すると共に円周部
に通し孔が形成された薄肉円筒状のロータ12aと、ロ
ータ12aに回転駆動力を伝達すると同時に搬送系とし
ても機能する平ベルト12bとを有している。
12は、真空ポンプ等の吸気装置(図示せず)により内
部を負圧に保つことが可能な一部を切り欠いた真空チャ
ンバ(図示せず)と、その周りを回転すると共に円周部
に通し孔が形成された薄肉円筒状のロータ12aと、ロ
ータ12aに回転駆動力を伝達すると同時に搬送系とし
ても機能する平ベルト12bとを有している。
【0038】真空チャンバ(図示せず)の切り欠き部
(図示せず)は、給紙台11aに積層された紙葉類1と
対向するような位置に設けてある。これにより、ロータ
12aが回転し、ロータ12aの通し孔が切り欠き部と
重なる時に、紙葉類1に対する真空吸着力を発生するよ
うになっている。この真空吸着力と平ベルト12bの移
動力とによって、紙葉類1に取出力Fが与えられる。
(図示せず)は、給紙台11aに積層された紙葉類1と
対向するような位置に設けてある。これにより、ロータ
12aが回転し、ロータ12aの通し孔が切り欠き部と
重なる時に、紙葉類1に対する真空吸着力を発生するよ
うになっている。この真空吸着力と平ベルト12bの移
動力とによって、紙葉類1に取出力Fが与えられる。
【0039】この取出力Fは、真空チャンバによる真空
吸着力であり、真空度またはロータ摩擦を制御すること
により取出力Fをコントロールする。
吸着力であり、真空度またはロータ摩擦を制御すること
により取出力Fをコントロールする。
【0040】なお取出力制御手段16は、取出手段12
の取出力Fが、収容部11自体の取り出しに対する抗力
f(G)と、摩擦力増大手段11f、11gによる摩擦
力f(2)との和よりも大きくなるように図示しない制
御部に指令を送るようになっている。すなわち、 f(2)+f(G)<F …(3) である。
の取出力Fが、収容部11自体の取り出しに対する抗力
f(G)と、摩擦力増大手段11f、11gによる摩擦
力f(2)との和よりも大きくなるように図示しない制
御部に指令を送るようになっている。すなわち、 f(2)+f(G)<F …(3) である。
【0041】さらに真空チャンバと真空ポンプ等の吸気
装置とを結ぶ配管系には、電磁バルブ等の連結開閉装置
(図示せず)が設けられており、真空チャンバ内の負圧
をコントロールすることが可能となっている。
装置とを結ぶ配管系には、電磁バルブ等の連結開閉装置
(図示せず)が設けられており、真空チャンバ内の負圧
をコントロールすることが可能となっている。
【0042】また、図1及び図3に示すように、取出部
17には、2枚取り防止装置13が設けられている。2
枚取り防止装置13は、真空ポンプ(図示せず)などに
より内部を負圧に保つことが可能なチャンバ構造であ
り、ロータ12aに沿うような曲率で所定の間隔でロー
タ12aに対向配置される対向面13aを有している。
対向面13aには、内部の真空部に通じる通し孔(図示
せず)が形成されている。これにより、ロータ12aと
2枚取り防止装置13との間を通る紙葉類1に吸着力f
(B)を与えて、重なった状態で取出された紙葉類1の
下方側の紙葉類1を吸着停止させる機能を実現してい
る。
17には、2枚取り防止装置13が設けられている。2
枚取り防止装置13は、真空ポンプ(図示せず)などに
より内部を負圧に保つことが可能なチャンバ構造であ
り、ロータ12aに沿うような曲率で所定の間隔でロー
タ12aに対向配置される対向面13aを有している。
対向面13aには、内部の真空部に通じる通し孔(図示
せず)が形成されている。これにより、ロータ12aと
2枚取り防止装置13との間を通る紙葉類1に吸着力f
(B)を与えて、重なった状態で取出された紙葉類1の
下方側の紙葉類1を吸着停止させる機能を実現してい
る。
【0043】従って、本実施の形態においては、取出手
段12の取出力Fは前記式(3)では足りず、以下の式
(4)を満たす必要がある。
段12の取出力Fは前記式(3)では足りず、以下の式
(4)を満たす必要がある。
【0044】 f(2)+f(G)+f(B)<F …(4) なお、2枚取り防止装置13は、図1及び図3に示すよ
うな吸着方式の他に、図4に示すようなローラ方式も採
用され得る。この場合も各作用力の関係は図3の場合と
同様である。
うな吸着方式の他に、図4に示すようなローラ方式も採
用され得る。この場合も各作用力の関係は図3の場合と
同様である。
【0045】その他、2枚取り防止装置13に対して給
紙台11aと反対の側には、平ベルト12bと共に搬送
部14を構成する対向ベルト機構14aが設置されてい
る。
紙台11aと反対の側には、平ベルト12bと共に搬送
部14を構成する対向ベルト機構14aが設置されてい
る。
【0046】続いて、このような構成からなる紙葉類処
理装置10の動作について説明する。
理装置10の動作について説明する。
【0047】まず、リニアモータ11cに所定の電流が
流され、レバー11bに、図1において時計周り方向の
所定のトルクが発生する。次に、給紙台11aがロータ
12aに対して位置調整される。
流され、レバー11bに、図1において時計周り方向の
所定のトルクが発生する。次に、給紙台11aがロータ
12aに対して位置調整される。
【0048】紙葉類1は、レバー11bに発生するトル
クと給紙台11aの位置調整とにより、ロータ12aの
側に撓んでロータ12aの切り欠き部(以下吸着部とす
る)に接触する。紙葉類1がロータ12aに当接するこ
とにより、リニアモータ11cによりレバー11bに与
えられるトルクに基づく紙葉類の変形が停止する。この
時、位置センサ11dがレバー11bの変位(これは給
紙台11dに対する変位を意味する)を測定する。
クと給紙台11aの位置調整とにより、ロータ12aの
側に撓んでロータ12aの切り欠き部(以下吸着部とす
る)に接触する。紙葉類1がロータ12aに当接するこ
とにより、リニアモータ11cによりレバー11bに与
えられるトルクに基づく紙葉類の変形が停止する。この
時、位置センサ11dがレバー11bの変位(これは給
紙台11dに対する変位を意味する)を測定する。
【0049】この測定値が所定値または所定範囲となる
ように、給紙台11aが位置決めされる。これにより、
紙葉類1とロータ12aとを、所定値または所定範囲の
力で押圧させることが実現される。すなわち、制御部
(図示せず)は、レバー11bの位置の測定値が所定値
または所定範囲となるようにレバー11b及び給紙台1
1aを位置決めする。
ように、給紙台11aが位置決めされる。これにより、
紙葉類1とロータ12aとを、所定値または所定範囲の
力で押圧させることが実現される。すなわち、制御部
(図示せず)は、レバー11bの位置の測定値が所定値
または所定範囲となるようにレバー11b及び給紙台1
1aを位置決めする。
【0050】レバー11bの位置が所定値となると、そ
れまで閉じられていた電磁バルブ等の連結開閉装置(図
示せず)が開かれ、取出手段12が作動して紙葉類1の
取出しが行われる。
れまで閉じられていた電磁バルブ等の連結開閉装置(図
示せず)が開かれ、取出手段12が作動して紙葉類1の
取出しが行われる。
【0051】取出手段12による取出力Fは、取出力制
御手段16によって、 f(2)+f(G)+f(B)<F …(4) を満たすように制御されるため、紙葉類1は、常に安定
して取り出される。
御手段16によって、 f(2)+f(G)+f(B)<F …(4) を満たすように制御されるため、紙葉類1は、常に安定
して取り出される。
【0052】また、紙葉類間の摩擦力f(1)は、 f(1)<f(2) …(2) の関係を満たしているため、紙葉類1が重なって取り出
されることが防止される。
されることが防止される。
【0053】本実施の形態によれば、収容部11に当接
する紙葉類1と収容部11との間に作用する摩擦力を増
大させる摩擦力増大手段11fを設けると共に、取出力
制御手段16が、取出手段12aの取出力が収容部11
自体の取り出しに対する抗力と摩擦力増大手段11fに
よる摩擦力との和よりも大きくなるように制御を行うた
め、紙葉類1の取出しが確実に行われると共に、2枚取
り防止効果が顕著に向上される。
する紙葉類1と収容部11との間に作用する摩擦力を増
大させる摩擦力増大手段11fを設けると共に、取出力
制御手段16が、取出手段12aの取出力が収容部11
自体の取り出しに対する抗力と摩擦力増大手段11fに
よる摩擦力との和よりも大きくなるように制御を行うた
め、紙葉類1の取出しが確実に行われると共に、2枚取
り防止効果が顕著に向上される。
【0054】また本実施の形態によれば、紙葉類1を取
出手段12に押付けて取出す方式を採用することによ
り、紙葉類1と取出手段12の切り欠き部(吸着部)の
良好な密着が補償されるので、取出手段12の吸着力が
効率良く紙葉類1に伝達され安定した取出しが可能であ
る。
出手段12に押付けて取出す方式を採用することによ
り、紙葉類1と取出手段12の切り欠き部(吸着部)の
良好な密着が補償されるので、取出手段12の吸着力が
効率良く紙葉類1に伝達され安定した取出しが可能であ
る。
【0055】また本実施の形態によれば、レバー回避手
段11hによって回転レバー11bを回避させることに
より、紙葉類1を給紙台11aに容易に載置することが
できる。
段11hによって回転レバー11bを回避させることに
より、紙葉類1を給紙台11aに容易に載置することが
できる。
【0056】なお、給紙台11aに載置されている紙葉
類1の側方から気体を送り込み、紙葉類1間の摩擦力f
(1)を低減させることも効果的である。
類1の側方から気体を送り込み、紙葉類1間の摩擦力f
(1)を低減させることも効果的である。
【0057】次に、本発明の第2の実施の形態の紙葉類
処理装置について図5を用いて説明する。図5は、第2
の実施の形態の紙葉類処理装置の概略構成図である。
処理装置について図5を用いて説明する。図5は、第2
の実施の形態の紙葉類処理装置の概略構成図である。
【0058】図5に示すように、本実施の形態の紙葉類
処理装置10は、収容部11に当接する紙葉類1と収容
部11との間に作用する摩擦力を増大させる摩擦力増大
手段11fが、摩擦力制御手段18によってその摩擦力
の程度を制御されるようになっており、摩擦力制御手段
18は、摩擦力増大手段11fによる摩擦力f(2)と
収容部11自体の取り出しに対する抗力f(G)との和
が、紙葉類1同士の摩擦力f(1)よりも大きく、か
つ、前記取出手段12aの取出力Fよりも小さくなるよ
うに制御を行うようになっている。すなわち、本実施の
形態は、取出手段12による取出力Fを制御する代わり
に、摩擦力増大手段11fの摩擦力f(2)を制御する
ことによって、 f(1)<f(2)+f(G)+f(B)<F …(5) の関係を満たすものである。
処理装置10は、収容部11に当接する紙葉類1と収容
部11との間に作用する摩擦力を増大させる摩擦力増大
手段11fが、摩擦力制御手段18によってその摩擦力
の程度を制御されるようになっており、摩擦力制御手段
18は、摩擦力増大手段11fによる摩擦力f(2)と
収容部11自体の取り出しに対する抗力f(G)との和
が、紙葉類1同士の摩擦力f(1)よりも大きく、か
つ、前記取出手段12aの取出力Fよりも小さくなるよ
うに制御を行うようになっている。すなわち、本実施の
形態は、取出手段12による取出力Fを制御する代わり
に、摩擦力増大手段11fの摩擦力f(2)を制御する
ことによって、 f(1)<f(2)+f(G)+f(B)<F …(5) の関係を満たすものである。
【0059】その他の構成は、図1乃至図3に示す第1
の実施の形態と同様の構成である。第2の実施の形態に
おいて、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一の
部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
の実施の形態と同様の構成である。第2の実施の形態に
おいて、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一の
部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0060】本実施の形態によれば、収容部11に当接
する紙葉類1と収容部11との間に作用する摩擦力を増
大させる摩擦力増大手段11fを設けると共に、摩擦力
制御手段18が、摩擦力増大手段11fによる摩擦力f
(2)と収容部11自体の取り出しに対する抗力f
(G)との和が紙葉類1同士の摩擦力f(1)よりも大
きく、かつ、取出手段12の取出力Fよりも小さくなる
ように制御を行うため、紙葉類1の取出しが確実に行わ
れると共に、2枚取り防止効果が顕著に向上される。
する紙葉類1と収容部11との間に作用する摩擦力を増
大させる摩擦力増大手段11fを設けると共に、摩擦力
制御手段18が、摩擦力増大手段11fによる摩擦力f
(2)と収容部11自体の取り出しに対する抗力f
(G)との和が紙葉類1同士の摩擦力f(1)よりも大
きく、かつ、取出手段12の取出力Fよりも小さくなる
ように制御を行うため、紙葉類1の取出しが確実に行わ
れると共に、2枚取り防止効果が顕著に向上される。
【0061】次に、本発明の第3の実施の形態の紙葉類
処理装置について図6を用いて説明する。図6は、第3
の実施の形態の紙葉類処理装置の概略構成図である。
処理装置について図6を用いて説明する。図6は、第3
の実施の形態の紙葉類処理装置の概略構成図である。
【0062】図6に示すように、本実施の形態の紙葉類
処理装置10は、連続的に配置される収容部11、取出
部17、搬送部14、検査部4、区分部5及び集積部6
で構成され、これらの各構成部分を紙葉類1が順次通過
するようになっている。収容部11、取出部17及び搬
送部14の各構成は、図1乃至図3に示す第1の実施の
形態と同様の構成である。
処理装置10は、連続的に配置される収容部11、取出
部17、搬送部14、検査部4、区分部5及び集積部6
で構成され、これらの各構成部分を紙葉類1が順次通過
するようになっている。収容部11、取出部17及び搬
送部14の各構成は、図1乃至図3に示す第1の実施の
形態と同様の構成である。
【0063】紙葉類1はn枚(nは任意定数)ずつ積層
された状態で、搬送装置(図示せず)により給紙台11
aまで運ばれる。
された状態で、搬送装置(図示せず)により給紙台11
aまで運ばれる。
【0064】紙葉類1は、取出手段12により所定の間
隔で一枚ずつ連続して取出され、搬送部14に投入され
て行く。この際、取出手段12と対向して設けられた2
枚取り防止装置13により、紙葉類が2枚以上同時に取
出されることが防止される。
隔で一枚ずつ連続して取出され、搬送部14に投入され
て行く。この際、取出手段12と対向して設けられた2
枚取り防止装置13により、紙葉類が2枚以上同時に取
出されることが防止される。
【0065】取出装置12の後方に位置する搬送部14
上の紙葉類1表面方向には、検査部4が配置され、一枚
ずつの紙葉類1について表面の状態を検査し、破損状
況、汚れ状況等をチェックする。
上の紙葉類1表面方向には、検査部4が配置され、一枚
ずつの紙葉類1について表面の状態を検査し、破損状
況、汚れ状況等をチェックする。
【0066】集積部6は、再流通紙葉類用と廃棄紙葉類
用に別れており、検査部4の検査の結果に基づき紙葉類
1の搬送方向が再流通紙葉類用と廃棄紙葉類用とに区分
される。この区分け処理は、搬送部14上に設けられた
対向型区分ゲート装置により行われる。
用に別れており、検査部4の検査の結果に基づき紙葉類
1の搬送方向が再流通紙葉類用と廃棄紙葉類用とに区分
される。この区分け処理は、搬送部14上に設けられた
対向型区分ゲート装置により行われる。
【0067】また、集積部6には集積羽根車6aが設け
られており、高速で搬送されてくる紙葉類1を受け止
め、停止させ再び積層する。羽根車6aはスパイラル状
の溝を中心回りに等配に有した円盤状であり、ステッピ
ングモータ(図示せず)等により駆動される。再流通紙
葉類は後処理で所定枚数毎の束とされて紙葉類処理装置
から搬出され、また廃棄紙葉類は廃棄処理に回される。
られており、高速で搬送されてくる紙葉類1を受け止
め、停止させ再び積層する。羽根車6aはスパイラル状
の溝を中心回りに等配に有した円盤状であり、ステッピ
ングモータ(図示せず)等により駆動される。再流通紙
葉類は後処理で所定枚数毎の束とされて紙葉類処理装置
から搬出され、また廃棄紙葉類は廃棄処理に回される。
【0068】搬送部14上には、紙葉類1の通過をチェ
ックするための光電センサが数箇所に設けられている。
この光電センサは紙葉類1の取出しタイミングおよび間
隔の検出、搬送部14上の通過およびジャム(紙葉類詰
まり)の検出、集積部6への挿入の確認や間隔の算出等
に用いられる。特に取出手段12a直後に配される光電
センサは紙葉類1の取出し直後の間隔、スキュー等を検
知するために用いられる。
ックするための光電センサが数箇所に設けられている。
この光電センサは紙葉類1の取出しタイミングおよび間
隔の検出、搬送部14上の通過およびジャム(紙葉類詰
まり)の検出、集積部6への挿入の確認や間隔の算出等
に用いられる。特に取出手段12a直後に配される光電
センサは紙葉類1の取出し直後の間隔、スキュー等を検
知するために用いられる。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2枚取り
防止効果を向上させることによって安定した処理を行う
ことができる紙葉類処理装置を実現することができる。
防止効果を向上させることによって安定した処理を行う
ことができる紙葉類処理装置を実現することができる。
【図1】本発明による紙葉類処理装置の第1の実施の形
態を示す概略構成図。
態を示す概略構成図。
【図2】回転レバーの回避状態の説明図。
【図3】2枚取り防止装置を吸着方式とした場合の、紙
葉類に作用する力の説明図。
葉類に作用する力の説明図。
【図4】2枚取り防止装置をローラ方式とした場合の、
紙葉類に作用する力の説明図。
紙葉類に作用する力の説明図。
【図5】本発明による紙葉類処理装置の第2の実施の形
態を示す概略構成図。
態を示す概略構成図。
【図6】本発明による紙葉類処理装置の第3の実施の形
態を示す概略構成図。
態を示す概略構成図。
【図7】従来の紙葉類処理装置を示す概略構成図。
1 紙葉類 10 紙葉類処理装置 11 収容部 11a 給紙台 11b 回転レバー 11c リニアモータ 11d 位置センサ 11e 紙葉類ガイド 11f 摩擦板 11g 摩擦板 11h レバー回避手段 12 取出手段 12a ローラ 12b 平ベルト 13 2枚取り防止装置 13a 対向面 14 搬送部 14a 対向ベルト機構 16 取出力制御手段 17 取出部 18 摩擦力制御手段 50 紙葉類処理装置 51 給紙装置 51a 給紙台 51b 回転レバー 51c リニアモータ 51d 位置センサ 51e 紙葉類ガイド 52 真空吸着方式取出装置 52a ローラ 52b 平ベルト 53 2枚取り防止装置 53a 対向面 54 対向ベルト機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井 上 順 一 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 Fターム(参考) 3F343 FC01 GA01 GB01 GC01 GD01 JB05 JB06 JD27 MA13 MA36 MB13 MC13
Claims (6)
- 【請求項1】積層された紙葉類が収容される収容部と、 前記収容部から連続的に一枚ずつ前記紙葉類を取り出す
取出部と、 前記取出部から取り出された前記紙葉類を搬送する搬送
部と、 取出し対象外の紙葉類から前記搬送部に連れ出されるの
を防止する重送防止部と、を備え、 前記収容部は、 前記収容部に当接する前記紙葉類と前記収容部との間に
作用する摩擦力を増大させる摩擦力増大手段を有し、 前記取出部は、 前記紙葉類に取出力を付与する取出手段と、 前記取出手段の取出力を制御する取出力制御手段と、を
有し、 前記取出力制御手段は、前記取出手段の取出力が、前記
収容部自体の取り出しに対する抗力と前記摩擦力増大手
段による摩擦力と前記重送防止部の取出しに対する抗力
との和よりも大きくなるように制御を行うことを特徴と
する紙葉類処理装置。 - 【請求項2】積層された紙葉類が収容される収容部と、 前記収容部から連続的に一枚ずつ前記紙葉類を取り出す
取出部と、 前記取出部から取り出された前記紙葉類を搬送する搬送
部と、を備え、 前記収容部は、 前記収容部に当接する前記紙葉類と前記収容部との間に
作用する摩擦力を増大させる摩擦力増大手段と、 前記摩擦力増大手段の摩擦力を制御する摩擦力制御手段
と、を有し、 前記取出部は、 前記紙葉類に取出力を付与する取出手段、を有し、 前記摩擦力制御手段は、前記摩擦力増大手段による摩擦
力と前記収容部自体の取り出しに対する抗力との和が、
前記紙葉類同士の摩擦力よりも大きく、かつ、前記取出
手段の取出力よりも小さくなるように制御を行うことを
特徴とする紙葉類処理装置。 - 【請求項3】前記収容部に当接する前記紙葉類と前記収
容部との間に作用する摩擦力は、前記紙葉類同士の摩擦
力よりも大きくなるように構成されていることを特徴と
する請求項1または2に記載の紙葉類処理装置。 - 【請求項4】前記収容部に当接する前記紙葉類と前記収
容部との間の摩擦係数は、前記紙葉類同士の摩擦係数よ
りも大きくなるように構成されていることを特徴とする
請求項1乃至3のいずれかに記載の紙葉類処理装置。 - 【請求項5】前記収容部は、 前記紙葉類が載置される給紙台と、 前記給紙台に載置される前記紙葉類の押付け力を測定す
るためのレバーと、 前記レバーと前記レバーに当接する前記紙葉類との間の
摩擦係数を増大させる手段と、を有することを特徴とす
る請求項1乃至4のいずれかに記載の紙葉類処理装置。 - 【請求項6】前記レバーには、前記紙葉類が前記給紙台
に載置される間に前記紙葉類と接触しないように当該レ
バーを回避させるレバー回避手段が接続されたことを特
徴とする請求項5に記載の紙葉類処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11076773A JP2000264468A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 紙葉類処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11076773A JP2000264468A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 紙葉類処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000264468A true JP2000264468A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13614920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11076773A Pending JP2000264468A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 紙葉類処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000264468A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007204229A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Toshiba Corp | 取出装置及びこれを備えた紙葉類処理装置 |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11076773A patent/JP2000264468A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007204229A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Toshiba Corp | 取出装置及びこれを備えた紙葉類処理装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040402 |