JPH1191966A - 紙葉類処理装置 - Google Patents
紙葉類処理装置Info
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- JPH1191966A JPH1191966A JP26117797A JP26117797A JPH1191966A JP H1191966 A JPH1191966 A JP H1191966A JP 26117797 A JP26117797 A JP 26117797A JP 26117797 A JP26117797 A JP 26117797A JP H1191966 A JPH1191966 A JP H1191966A
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- chamber
- hole
- take
- suction
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の紙葉類処理装置では、粗雑な紙葉類の処
理や高速な処理を行う場合には、処理精度が悪かったり
騒音が大きいといった課題を有している。 【解決手段】チャンバ孔45を有する内部を負圧にする
ことが可能な円筒状のチャンバ22と、チャンバ孔45
とチャンネルすることにより吸着力を生じるロータ吸着
孔28を有するチャンバ22周りを回転するロータ21
とを備えており、ロータ吸着孔28に、ロータ21が回
転してもチャンバ孔45と重ならない部分を有するよう
に構成することにより、チャンバ45とロータ吸着孔2
8が重なる部分であるチャンネルエリアを小さくするこ
とが可能であり、低騒音な取出しを行える。
理や高速な処理を行う場合には、処理精度が悪かったり
騒音が大きいといった課題を有している。 【解決手段】チャンバ孔45を有する内部を負圧にする
ことが可能な円筒状のチャンバ22と、チャンバ孔45
とチャンネルすることにより吸着力を生じるロータ吸着
孔28を有するチャンバ22周りを回転するロータ21
とを備えており、ロータ吸着孔28に、ロータ21が回
転してもチャンバ孔45と重ならない部分を有するよう
に構成することにより、チャンバ45とロータ吸着孔2
8が重なる部分であるチャンネルエリアを小さくするこ
とが可能であり、低騒音な取出しを行える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層された紙葉類
を順次取出して搬送し、この紙葉類に所定の処理を施し
て区分集積する紙葉類処理装置に関する。
を順次取出して搬送し、この紙葉類に所定の処理を施し
て区分集積する紙葉類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙葉類処理装置は積層された紙葉
類を順次取出して搬送し、この紙葉類に所定の処理とし
ての例えば検査を施し、再流通紙葉類用と廃棄紙葉類用
とに区分して集積するような装置として用いられてい
る。
類を順次取出して搬送し、この紙葉類に所定の処理とし
ての例えば検査を施し、再流通紙葉類用と廃棄紙葉類用
とに区分して集積するような装置として用いられてい
る。
【0003】紙葉類処理装置とは、n枚(nは任意定
数)ずつ積層して搬入されてきた回収紙葉類を、取出し
部で一枚ずづ所定の間隔で連続的に取出した後、搬送部
で高速にベルト搬送しつつ、検査部で紙葉類の正損等の
検査を行ない、個々の紙葉類について廃棄か再利用かを
決定し、区分部により各々定められた2方向に分岐させ
廃棄紙葉類、再利用紙葉類、各々別々に再集積するもの
である。
数)ずつ積層して搬入されてきた回収紙葉類を、取出し
部で一枚ずづ所定の間隔で連続的に取出した後、搬送部
で高速にベルト搬送しつつ、検査部で紙葉類の正損等の
検査を行ない、個々の紙葉類について廃棄か再利用かを
決定し、区分部により各々定められた2方向に分岐させ
廃棄紙葉類、再利用紙葉類、各々別々に再集積するもの
である。
【0004】廃棄紙葉類として集積されたものは、その
後シュレッダ処理される。紙葉類の処理速度は毎秒数十
枚程度、搬送速度は毎秒数メートルで常に一定である。
このような紙葉類処理装置に装着され、積層された紙葉
類を順次取出すための紙葉類取出し装置の従来例につい
て、以下に説明する。
後シュレッダ処理される。紙葉類の処理速度は毎秒数十
枚程度、搬送速度は毎秒数メートルで常に一定である。
このような紙葉類処理装置に装着され、積層された紙葉
類を順次取出すための紙葉類取出し装置の従来例につい
て、以下に説明する。
【0005】図7は、従来の紙葉類取出し装置の概略構
成を示す図である。図7において、フライホイール10
0は、ベアリング(図示せず)を介してロッド101に
接続されており、Vベルト(図示せず)を介してモータ
(図示せず)により駆動される。変換リンク102は、
ベアリング(図示せず)を介してフライホイール100
に接続されており、ロッド101に固定されたカム10
3と、クランク105に固定された変換リンク106
と、それぞれカムフォロワ107、108により摺動接
続されている。クランク105はベアリング110を介
してロッド101に接続されており、さらに取出しロー
タ111に固定されている。
成を示す図である。図7において、フライホイール10
0は、ベアリング(図示せず)を介してロッド101に
接続されており、Vベルト(図示せず)を介してモータ
(図示せず)により駆動される。変換リンク102は、
ベアリング(図示せず)を介してフライホイール100
に接続されており、ロッド101に固定されたカム10
3と、クランク105に固定された変換リンク106
と、それぞれカムフォロワ107、108により摺動接
続されている。クランク105はベアリング110を介
してロッド101に接続されており、さらに取出しロー
タ111に固定されている。
【0006】チャンバ112は、取出しロータ111の
内側に接しないように、ロッド101に固定されてい
る。フレーム113は、ロッド101を支持すると共
に、チャンバ112にフタをしている。
内側に接しないように、ロッド101に固定されてい
る。フレーム113は、ロッド101を支持すると共
に、チャンバ112にフタをしている。
【0007】以上の機構により、フライホイール100
の一定速度回転運動は、変換リンク106、102およ
びカム103により間欠回転運動(動作・停止・動作を
繰り返す)に変換され、クランク105を介して取出し
ロータ111に伝達されるように構成されている。
の一定速度回転運動は、変換リンク106、102およ
びカム103により間欠回転運動(動作・停止・動作を
繰り返す)に変換され、クランク105を介して取出し
ロータ111に伝達されるように構成されている。
【0008】取出しロータ111は、内部が中空の薄肉
の円筒構造で、円周面に複数の貫通孔からなるロータ吸
着孔115が設けられている。このロータ吸着孔115
の幅H1は、例えば紙葉類の幅80mmに対して40m
m程度であり、中心ほぼ1/3程度の部分に、積載紙葉
類の上面位置を検出するセンサ(図示省略)の逃げとし
ての溝116が設けてある。ロータ吸着孔115の大き
さは、およそφ6mm程度であり、上記の溝116を挟
んで2列設けてある。
の円筒構造で、円周面に複数の貫通孔からなるロータ吸
着孔115が設けられている。このロータ吸着孔115
の幅H1は、例えば紙葉類の幅80mmに対して40m
m程度であり、中心ほぼ1/3程度の部分に、積載紙葉
類の上面位置を検出するセンサ(図示省略)の逃げとし
ての溝116が設けてある。ロータ吸着孔115の大き
さは、およそφ6mm程度であり、上記の溝116を挟
んで2列設けてある。
【0009】そして、ロータ吸着孔115周辺の摩擦係
数を大きくするため、取出しロータ111の円周面には
溝をつくり薄いゴム板117(以下、ゴムチップと称す
る)が貼付けてある。ゴムチップ117は、貼付けると
ロータ111の円周面より僅かに突出して凸となるよう
構成されている。
数を大きくするため、取出しロータ111の円周面には
溝をつくり薄いゴム板117(以下、ゴムチップと称す
る)が貼付けてある。ゴムチップ117は、貼付けると
ロータ111の円周面より僅かに突出して凸となるよう
構成されている。
【0010】チャンバ112は、片側の側面が塞がれた
円筒構造で、もう一方の側面もフレーム113により塞
がれることにより、内部に空洞を持つ中空構造である。
そして、チャンバ112の円周面上の一部に、内部の空
洞と繋がる切欠き部が形成されてチャンバ孔114を構
成している。
円筒構造で、もう一方の側面もフレーム113により塞
がれることにより、内部に空洞を持つ中空構造である。
そして、チャンバ112の円周面上の一部に、内部の空
洞と繋がる切欠き部が形成されてチャンバ孔114を構
成している。
【0011】チャンバ112はその外周面が取出しロー
タ111の内周面と接することなく回転可能となるよう
に微小ギャップを有して構成されている。チャンバ11
2の内部の空洞は、フレーム113に設けられた配管1
18を介して真空ポンプ(図示せず)に接続されてお
り、負圧に保たれている。
タ111の内周面と接することなく回転可能となるよう
に微小ギャップを有して構成されている。チャンバ11
2の内部の空洞は、フレーム113に設けられた配管1
18を介して真空ポンプ(図示せず)に接続されてお
り、負圧に保たれている。
【0012】これにより、取出しロータ111が回転し
てロータ吸着孔115が、チャンバ孔114を通過する
ときに吸着力を発揮し、ロータ吸着孔115周りの摩擦
により紙葉類の取出し力が生じ、紙葉類を1枚ずつ順次
取出すことができる。一連の機構部分は、ロータ吸着孔
115がチャンバ孔114と重なり吸着力を発揮できる
位置で一旦停止可能なように制御される。
てロータ吸着孔115が、チャンバ孔114を通過する
ときに吸着力を発揮し、ロータ吸着孔115周りの摩擦
により紙葉類の取出し力が生じ、紙葉類を1枚ずつ順次
取出すことができる。一連の機構部分は、ロータ吸着孔
115がチャンバ孔114と重なり吸着力を発揮できる
位置で一旦停止可能なように制御される。
【0013】次に図8に、従来の紙葉類取出しユニット
の拡大図を示す。この取出しユニットは、給紙装置12
0、取出し装置121、2枚取り防止装置122より構
成されており、その直後には光電センサ123、搬送路
124が配置れている。給紙コントローラ130は、回
転式磁気センサ131と回転子132により紙葉類20
0の最上面の位置を検出し、取出しロータ111と紙葉
類200最上面との間隔が一定距離内(例えば1mm程
度)に納まるように、給紙台113の位置ををコントロ
ールする。
の拡大図を示す。この取出しユニットは、給紙装置12
0、取出し装置121、2枚取り防止装置122より構
成されており、その直後には光電センサ123、搬送路
124が配置れている。給紙コントローラ130は、回
転式磁気センサ131と回転子132により紙葉類20
0の最上面の位置を検出し、取出しロータ111と紙葉
類200最上面との間隔が一定距離内(例えば1mm程
度)に納まるように、給紙台113の位置ををコントロ
ールする。
【0014】また、給紙コントローラ130は、アクチ
ュエータ135に接続されたストッパ136を用いて紙
葉類200最上面を押さえ付けることにより、取出し始
めのタイミングを制御する。
ュエータ135に接続されたストッパ136を用いて紙
葉類200最上面を押さえ付けることにより、取出し始
めのタイミングを制御する。
【0015】チャンバ孔114は、取出しロータ111
と紙葉類200が接する付近から、紙葉類200が搬送
路124に搬入される位置まで開いており、チャンバ孔
114先端部で停止したロータ吸着孔115が、積載最
上面紙葉類一枚を吸着し、加速して任意の速度に達する
と、搬送路124に受け渡す。取出された紙葉類200
は、取出しロータ111と入れ子に配置された第1のロ
ーラ136により、搬送路124に搬入される。
と紙葉類200が接する付近から、紙葉類200が搬送
路124に搬入される位置まで開いており、チャンバ孔
114先端部で停止したロータ吸着孔115が、積載最
上面紙葉類一枚を吸着し、加速して任意の速度に達する
と、搬送路124に受け渡す。取出された紙葉類200
は、取出しロータ111と入れ子に配置された第1のロ
ーラ136により、搬送路124に搬入される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】近年の紙葉類処理装置
の性能向上の要求により、紙葉類処理装置の速度の高速
化、装置の低騒音化、取出し精度のさらなる向上等が求
められている。しかしながら、上記に示した従来の紙葉
類取出し装置を備えた紙葉類処理装置においては、取出
し速度の高速化に従って、取出し精度が悪くなり、騒音
が大きくなるという問題が生じている。本発明の目的
は、上記事情を考慮して成されたもので、取出し動作を
高速化しても高精度で低騒音の取出しが可能な紙葉類処
理装置を提供することにある。
の性能向上の要求により、紙葉類処理装置の速度の高速
化、装置の低騒音化、取出し精度のさらなる向上等が求
められている。しかしながら、上記に示した従来の紙葉
類取出し装置を備えた紙葉類処理装置においては、取出
し速度の高速化に従って、取出し精度が悪くなり、騒音
が大きくなるという問題が生じている。本発明の目的
は、上記事情を考慮して成されたもので、取出し動作を
高速化しても高精度で低騒音の取出しが可能な紙葉類処
理装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明の紙葉類処理
装置によれば、積層された紙葉類を一枚ずつ順次取出す
ための取出し装置を備え、取出した前記紙葉類に対して
所定の処理を行うように構成された紙葉類処理装置にお
いて、前記取出し装置は、外表面から内部に貫通して形
成されたチャンバ孔を有する円筒状のチャンバと、前記
チャンバ内部を吸引する吸引手段と、表面から内部に貫
通して形成され、前記チャンバ孔と協同して前記吸引手
段の吸引力により紙葉類を吸着して取出すためのロータ
吸着孔を備え、前記チャンバの外表面と微小隙間を有し
て同芯状に回転可能に配置される中空状のロータとを備
えており、前記ロータ吸着孔は、前記ロータが回転した
場合に前記チャンバ孔と重ならない部分を有するように
配置されていることを特徴としている。
装置によれば、積層された紙葉類を一枚ずつ順次取出す
ための取出し装置を備え、取出した前記紙葉類に対して
所定の処理を行うように構成された紙葉類処理装置にお
いて、前記取出し装置は、外表面から内部に貫通して形
成されたチャンバ孔を有する円筒状のチャンバと、前記
チャンバ内部を吸引する吸引手段と、表面から内部に貫
通して形成され、前記チャンバ孔と協同して前記吸引手
段の吸引力により紙葉類を吸着して取出すためのロータ
吸着孔を備え、前記チャンバの外表面と微小隙間を有し
て同芯状に回転可能に配置される中空状のロータとを備
えており、前記ロータ吸着孔は、前記ロータが回転した
場合に前記チャンバ孔と重ならない部分を有するように
配置されていることを特徴としている。
【0018】このように構成された紙葉類処理装置によ
れば、紙葉類を高速かつ低騒音で処理することができ
る。第2の発明の紙葉類処理装置によれば、積層された
紙葉類を一枚ずつ順次取出すための取出し装置を備え、
取出した前記紙葉類に対して所定の処理を行うように構
成された紙葉類処理装置において、前記取出し装置は、
外表面から内部に貫通して形成されたチャンバ孔を有す
る円筒状のチャンバと、前記チャンバ内部を吸引する吸
引手段と、表面から内部に貫通して形成され、前記チャ
ンバ孔と協同して前記吸引手段の吸引力により紙葉類を
吸着して取出すためのロータ吸着孔を備え、前記チャン
バの外表面と微小隙間を有して同芯状に回転可能に配置
される中空状のロータと、を備えており、前記ロータ中
心から表面までのロータ半径について、当該ロータを回
転させたとき前記ロータ吸着孔の通過する部分周辺の半
径が、その他の部分の半径よりも大きくなるように構成
したことを特徴としている。
れば、紙葉類を高速かつ低騒音で処理することができ
る。第2の発明の紙葉類処理装置によれば、積層された
紙葉類を一枚ずつ順次取出すための取出し装置を備え、
取出した前記紙葉類に対して所定の処理を行うように構
成された紙葉類処理装置において、前記取出し装置は、
外表面から内部に貫通して形成されたチャンバ孔を有す
る円筒状のチャンバと、前記チャンバ内部を吸引する吸
引手段と、表面から内部に貫通して形成され、前記チャ
ンバ孔と協同して前記吸引手段の吸引力により紙葉類を
吸着して取出すためのロータ吸着孔を備え、前記チャン
バの外表面と微小隙間を有して同芯状に回転可能に配置
される中空状のロータと、を備えており、前記ロータ中
心から表面までのロータ半径について、当該ロータを回
転させたとき前記ロータ吸着孔の通過する部分周辺の半
径が、その他の部分の半径よりも大きくなるように構成
したことを特徴としている。
【0019】このように構成された紙葉類処理装置によ
れば、紙葉類を高速かつ高精度で処理することができ
る。第3の発明の紙葉類処理装置によれば、積層された
紙葉類を一枚ずつ順次取出すための取出し装置を備え、
取出した前記紙葉類に対して所定の処理を行うように構
成された紙葉類処理装置において、前記取出し装置は、
外表面から内部に貫通して形成されたチャンバ孔を有す
る円筒状のチャンバと、前記チャンバ内部を吸引する吸
引手段と、表面から内部に貫通して形成され、前記チャ
ンバ孔と協同して前記吸引手段の吸引力により紙葉類を
吸着して取出すためのロータ吸着孔を備え、前記チャン
バの外表面と微小隙間を有して同芯状に回転可能に配置
される中空状のロータと、前記紙葉類の所定の情報を検
出可能なセンサとを備えており、前記ロータ吸着孔が前
記センサによるセンシング経路として利用可能なよう
に、前記センサを配置したことを特徴としている。この
ように構成された紙葉類処理装置によれば、紙葉類を高
速かつ高精度で処理することができる。
れば、紙葉類を高速かつ高精度で処理することができ
る。第3の発明の紙葉類処理装置によれば、積層された
紙葉類を一枚ずつ順次取出すための取出し装置を備え、
取出した前記紙葉類に対して所定の処理を行うように構
成された紙葉類処理装置において、前記取出し装置は、
外表面から内部に貫通して形成されたチャンバ孔を有す
る円筒状のチャンバと、前記チャンバ内部を吸引する吸
引手段と、表面から内部に貫通して形成され、前記チャ
ンバ孔と協同して前記吸引手段の吸引力により紙葉類を
吸着して取出すためのロータ吸着孔を備え、前記チャン
バの外表面と微小隙間を有して同芯状に回転可能に配置
される中空状のロータと、前記紙葉類の所定の情報を検
出可能なセンサとを備えており、前記ロータ吸着孔が前
記センサによるセンシング経路として利用可能なよう
に、前記センサを配置したことを特徴としている。この
ように構成された紙葉類処理装置によれば、紙葉類を高
速かつ高精度で処理することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明において、紙葉類とは紙、
樹脂等、またはそれらと類似なものを材料とするメディ
ア、例えば有価証券、郵便物、磁気カード等およびそれ
らと類似なものを指す。
樹脂等、またはそれらと類似なものを材料とするメディ
ア、例えば有価証券、郵便物、磁気カード等およびそれ
らと類似なものを指す。
【0021】(紙葉類処理装置の全体構成の説明)図1
に本発明が対象とする紙葉類処理装置全体の概略構成を
示す。この紙葉類処理装置は、大きく分けて、取出し部
(取出しユニット)2、搬送部3、検査部4、区分部
5、集積部6で構成され、これらの構成部の順に配置さ
れている。さらに、取出し部(取出しユニット)2は、
給紙装置10、取出し装置11、2枚取り防止装置13
により構成されている。
に本発明が対象とする紙葉類処理装置全体の概略構成を
示す。この紙葉類処理装置は、大きく分けて、取出し部
(取出しユニット)2、搬送部3、検査部4、区分部
5、集積部6で構成され、これらの構成部の順に配置さ
れている。さらに、取出し部(取出しユニット)2は、
給紙装置10、取出し装置11、2枚取り防止装置13
により構成されている。
【0022】紙葉類1はn枚(nは任意定数)ずつ積層
された状態で、搬送装置(図示省略)により給紙装置1
0まで運ばれる。紙葉類1は、この給紙装置10から取
出し装置11により所定の間隔で一枚ずつ連続して取出
され、搬送路12に投入されて行く。この際、取出し装
置11と対向して設けられた2枚取り防止装置13によ
り、紙葉類が2枚以上同時に取出されるのを防止してい
る。
された状態で、搬送装置(図示省略)により給紙装置1
0まで運ばれる。紙葉類1は、この給紙装置10から取
出し装置11により所定の間隔で一枚ずつ連続して取出
され、搬送路12に投入されて行く。この際、取出し装
置11と対向して設けられた2枚取り防止装置13によ
り、紙葉類が2枚以上同時に取出されるのを防止してい
る。
【0023】取出し装置11の後方に位置する搬送路1
2上の紙葉の表面方向には、検査部4が配置され、一枚
ずつの紙葉類1について表面の状態を検査し、破損状
況、汚れ状況等をチェックする。
2上の紙葉の表面方向には、検査部4が配置され、一枚
ずつの紙葉類1について表面の状態を検査し、破損状
況、汚れ状況等をチェックする。
【0024】集積部6は、再流通紙葉類用と廃棄紙葉類
用に別れており、検査部4の検査の結果に基づき紙葉類
1の搬送方向が再流通紙葉類用と廃棄紙葉類用とに区分
される。この区分け処理は、搬送路12上に設けられた
対向型区分ゲ−ト装置15により行われる。
用に別れており、検査部4の検査の結果に基づき紙葉類
1の搬送方向が再流通紙葉類用と廃棄紙葉類用とに区分
される。この区分け処理は、搬送路12上に設けられた
対向型区分ゲ−ト装置15により行われる。
【0025】また、集積部6には集積羽根車17が設け
られており、高速で搬送されてくる紙葉類1を受け止
め、停止させ再び積層する。羽根車17はスパイラル状
の溝を中心回りに等配に有した円盤状であり、ステッピ
ングモ−タ(図示省略)等により駆動される。再流通紙
葉類は後処理で所定枚数毎の束とされて紙葉類処理装置
から搬出され、また廃棄紙葉類は廃棄処理に回される。
られており、高速で搬送されてくる紙葉類1を受け止
め、停止させ再び積層する。羽根車17はスパイラル状
の溝を中心回りに等配に有した円盤状であり、ステッピ
ングモ−タ(図示省略)等により駆動される。再流通紙
葉類は後処理で所定枚数毎の束とされて紙葉類処理装置
から搬出され、また廃棄紙葉類は廃棄処理に回される。
【0026】搬送路12上には、紙葉類1の通過をチェ
ックするための光電センサ19(一組みのみ図示)が数
箇所に設けられている。この光電センサ19は紙葉類1
の取出しタイミングおよび間隔、搬送路12上の通過お
よびジャム(紙葉詰まり)、集積部6への挿入の確認や
間隔の算出に用いられる。特に取出し装置11直後に配
される光電センサ19は紙葉類1の取出し直後の間隔、
スキュー等を検知するために用いられる。
ックするための光電センサ19(一組みのみ図示)が数
箇所に設けられている。この光電センサ19は紙葉類1
の取出しタイミングおよび間隔、搬送路12上の通過お
よびジャム(紙葉詰まり)、集積部6への挿入の確認や
間隔の算出に用いられる。特に取出し装置11直後に配
される光電センサ19は紙葉類1の取出し直後の間隔、
スキュー等を検知するために用いられる。
【0027】(紙葉類取出し装置の構成の説明)図2に
紙葉類取出し装置11の概略構成を示す。チャンバ22
は、内部に空洞の形成された中空円筒構造であり、その
円筒外周面に内部の空洞と繋がるチャンバ孔45(図3
参照)が形成され、内部の空洞は真空ポンプ(図示せ
ず)等に接続されて、紙葉類取出しの動作時には負圧に
保持される。
紙葉類取出し装置11の概略構成を示す。チャンバ22
は、内部に空洞の形成された中空円筒構造であり、その
円筒外周面に内部の空洞と繋がるチャンバ孔45(図3
参照)が形成され、内部の空洞は真空ポンプ(図示せ
ず)等に接続されて、紙葉類取出しの動作時には負圧に
保持される。
【0028】また、取出しロータ21は薄肉中空円筒構
造であり、円筒面を貫通するロータ吸着孔28が形成さ
れ、中空の取出しロータ21内にチャンバ22が同芯状
に挿入されると共に、取出しロータ21は、チャンバ2
2に対して2個のベアリング23、24を介して回転可
能に取り付けられている。取出しロータ21の内周面
と、チャンバ22の外周面との隙間は、数10(μm)
程度に保持されており、エア漏れの少ない構造が採用さ
れている。
造であり、円筒面を貫通するロータ吸着孔28が形成さ
れ、中空の取出しロータ21内にチャンバ22が同芯状
に挿入されると共に、取出しロータ21は、チャンバ2
2に対して2個のベアリング23、24を介して回転可
能に取り付けられている。取出しロータ21の内周面
と、チャンバ22の外周面との隙間は、数10(μm)
程度に保持されており、エア漏れの少ない構造が採用さ
れている。
【0029】ベアリング24は、チャンバ22とロッド
25に内輪を、取出しロータ21とロータカバー26に
外輪をそれぞれ固定されている。一方、ベアリング23
は、取出しロータ21とロータカバー26に外輪を固定
されており、内輪をガイド27によりベアリング24方
向に押し付けることができる構造となっている。スペー
サ29は、チャンバ22により位置決めされ、ボルト3
0及びワッシャ31により固定されている。
25に内輪を、取出しロータ21とロータカバー26に
外輪をそれぞれ固定されている。一方、ベアリング23
は、取出しロータ21とロータカバー26に外輪を固定
されており、内輪をガイド27によりベアリング24方
向に押し付けることができる構造となっている。スペー
サ29は、チャンバ22により位置決めされ、ボルト3
0及びワッシャ31により固定されている。
【0030】スペーサ29とガイド27の間に配置され
たベルビルスプリング32は、圧縮された状態となって
おり、生じた弾性力はガイド27を介して、ベアリング
23の内輪にベアリング24方向に作用している。これ
により、ベアリング23、24に予圧を与えることがで
きる(定圧予圧)ので回転機構の寿命を延ばすことがで
きるようになっている。この予圧量は、ベルビルスプリ
ング32の圧縮量によって決定されるので、スペーサ2
9のチャンバ22に対する位置を所定位置に位置決めす
ることにより決定する。
たベルビルスプリング32は、圧縮された状態となって
おり、生じた弾性力はガイド27を介して、ベアリング
23の内輪にベアリング24方向に作用している。これ
により、ベアリング23、24に予圧を与えることがで
きる(定圧予圧)ので回転機構の寿命を延ばすことがで
きるようになっている。この予圧量は、ベルビルスプリ
ング32の圧縮量によって決定されるので、スペーサ2
9のチャンバ22に対する位置を所定位置に位置決めす
ることにより決定する。
【0031】ここで、ベアリング23と24とを、取出
しロータ21とすきまバメにして、ロータカバー33と
26のそれぞれのスラスト力で固定すれば、組立て・分
解が簡易である。
しロータ21とすきまバメにして、ロータカバー33と
26のそれぞれのスラスト力で固定すれば、組立て・分
解が簡易である。
【0032】ダストカバー35、36は、それぞれロー
タカバー33および26に固定されており、それぞれス
ペーサ29およびロッド25と摺動することにより、ベ
アリング23および24に紙粉等が入るのを防ぐ構造と
なっている。ロッド25は、サブベース27に垂直に固
定されており、これにより、取出しロータ21、チャン
バ22等からなる取出し動作を行う機構部分(以下、ロ
ータユニットと称する)全体がサブベース25に固定さ
れている。
タカバー33および26に固定されており、それぞれス
ペーサ29およびロッド25と摺動することにより、ベ
アリング23および24に紙粉等が入るのを防ぐ構造と
なっている。ロッド25は、サブベース27に垂直に固
定されており、これにより、取出しロータ21、チャン
バ22等からなる取出し動作を行う機構部分(以下、ロ
ータユニットと称する)全体がサブベース25に固定さ
れている。
【0033】取出しロータ21の外周面には、クラウン
部38、39が2カ所設けてあり、無端の平ベルト4
1、42を掛け回して取出しロータ21に回転力を伝達
する構造となっている。このクラウン部38、39の外
径は、平ベルト41、42の巻付け外径が、取出しロー
タ21の外周面の径より僅かに窪んだ凹状となり、紙葉
の取出し時に平ベルト41、42が紙葉類1に直接接触
しないように構成されている。
部38、39が2カ所設けてあり、無端の平ベルト4
1、42を掛け回して取出しロータ21に回転力を伝達
する構造となっている。このクラウン部38、39の外
径は、平ベルト41、42の巻付け外径が、取出しロー
タ21の外周面の径より僅かに窪んだ凹状となり、紙葉
の取出し時に平ベルト41、42が紙葉類1に直接接触
しないように構成されている。
【0034】したがって、紙葉類1を取出しロータ21
で確実に吸着して取出せ、紙葉類1のピッチむらを生じ
たりあるいは紙葉類1を汚してしまうといった問題点を
生じることがない。なお、クラウン部38、39は、平
ベルト41、42の厚みを考慮して、平ベルト41、4
2をクラウン部38、39に巻付けた時に、平ベルト4
1、42が取出しロータ21の表面から例えば0.1〜
1mm程度窪むように形成されている。
で確実に吸着して取出せ、紙葉類1のピッチむらを生じ
たりあるいは紙葉類1を汚してしまうといった問題点を
生じることがない。なお、クラウン部38、39は、平
ベルト41、42の厚みを考慮して、平ベルト41、4
2をクラウン部38、39に巻付けた時に、平ベルト4
1、42が取出しロータ21の表面から例えば0.1〜
1mm程度窪むように形成されている。
【0035】また、ロータ吸着孔28周辺の紙葉類1と
の接触部分を大きくして紙葉類1を確実に取出すため、
取出しロータ21外周面にはロータ吸着孔28に対応す
る部分に孔が設けられている。また、この部分にゴムチ
ップ43が貼り付けられていてもよい。
の接触部分を大きくして紙葉類1を確実に取出すため、
取出しロータ21外周面にはロータ吸着孔28に対応す
る部分に孔が設けられている。また、この部分にゴムチ
ップ43が貼り付けられていてもよい。
【0036】ロータ吸着孔28は、クラウン部38、3
9(すなわち平ベルト41、42)を挟む形で配置され
ており、さらに、使用する紙葉類1の幅方向両端をグリ
ップできる位置にも配置されている。
9(すなわち平ベルト41、42)を挟む形で配置され
ており、さらに、使用する紙葉類1の幅方向両端をグリ
ップできる位置にも配置されている。
【0037】(紙葉類取出し部の構成の説明)図3に紙
葉類取出し部(取出しユニット)2の概略構成を示す。
取出し部2は給紙装置10、真空吸着方式の取出し装置
11、2枚取り防止装置13より構成されている。
葉類取出し部(取出しユニット)2の概略構成を示す。
取出し部2は給紙装置10、真空吸着方式の取出し装置
11、2枚取り防止装置13より構成されている。
【0038】紙葉類1の先端部分は給紙装置10によ
り、取出しロータ21に一定の押圧力で押付けられ、こ
の押圧力は、押圧力検出センサ46により検出される。
そして、紙葉類1の押付け部分より紙葉類1の後端側、
特に図中SA部付近をノズル等(図中省略)の吹出しエ
アーで捌く。紙葉類1の捌き状態は、後述する捌き状態
検出センサ55により検出される。
り、取出しロータ21に一定の押圧力で押付けられ、こ
の押圧力は、押圧力検出センサ46により検出される。
そして、紙葉類1の押付け部分より紙葉類1の後端側、
特に図中SA部付近をノズル等(図中省略)の吹出しエ
アーで捌く。紙葉類1の捌き状態は、後述する捌き状態
検出センサ55により検出される。
【0039】取出しロータ21はチャンバ22の周りを
等角速度(等速度)で回転しており、その駆動は無端の
平ベルト41、42を介してサーボモータ(図示省略)
により行われる。平ベルト41、42は、取出しロータ
21、ドライブローラ48、アイドルローラ49、テン
ションローラ(図示省略)等と系をなし、他のアイドル
ローラ、ガイドと搬送路を形成している(図1参照)。
等角速度(等速度)で回転しており、その駆動は無端の
平ベルト41、42を介してサーボモータ(図示省略)
により行われる。平ベルト41、42は、取出しロータ
21、ドライブローラ48、アイドルローラ49、テン
ションローラ(図示省略)等と系をなし、他のアイドル
ローラ、ガイドと搬送路を形成している(図1参照)。
【0040】なお、取出しロータ21の回転速度および
ロータ吸着孔28の回転位置は、ロータカバー26に取
付けられた遮蔽板50が光電センサ(ロータ回転速度お
よび吸着孔位置検出センサ)51をよぎることにより検
出されるように構成されている。
ロータ吸着孔28の回転位置は、ロータカバー26に取
付けられた遮蔽板50が光電センサ(ロータ回転速度お
よび吸着孔位置検出センサ)51をよぎることにより検
出されるように構成されている。
【0041】このように、紙葉類1を取出しロータ21
に押付ける押付け給紙方式を採用することにより、紙葉
類1と取出しロータ21との良好な密着が補償されるの
で、取出しロータ21の吸着力が効率良く紙葉類1に伝
達され安定した取出しが可能である。
に押付ける押付け給紙方式を採用することにより、紙葉
類1と取出しロータ21との良好な密着が補償されるの
で、取出しロータ21の吸着力が効率良く紙葉類1に伝
達され安定した取出しが可能である。
【0042】なお、図では紙葉類の積層方向は鉛直方向
になっているが、これと直交する方向(水平な方向)
等、どの方向でも構わない。紙葉類1は、給紙装置10
により取出しロータ21に押付けられた後に吸着されて
取出され、平ベルト41、42および2枚取り防止ブロ
ック52にガイドされながら、搬送路12に搬入され
る。従来通り、2枚取り防止装置13により、紙葉類1
が2枚以上取出されるのを防いでいる。なお、紙葉類1
の先端初期位置は、2枚取り防止ブロック52の側面で
位置決めされる。チャンバ孔45は、ロータ吸着孔28
の回転方向の先端の内周面側が、チャンバ孔45と重な
ったとき、ロータ吸着孔28の外周面側が取出しロータ
21の中心点からおろした鉛直線と重なる位置(先端)
から、紙葉類1が平ベルト41、42により引き剥がさ
れる位置(後端)まであけてある。
になっているが、これと直交する方向(水平な方向)
等、どの方向でも構わない。紙葉類1は、給紙装置10
により取出しロータ21に押付けられた後に吸着されて
取出され、平ベルト41、42および2枚取り防止ブロ
ック52にガイドされながら、搬送路12に搬入され
る。従来通り、2枚取り防止装置13により、紙葉類1
が2枚以上取出されるのを防いでいる。なお、紙葉類1
の先端初期位置は、2枚取り防止ブロック52の側面で
位置決めされる。チャンバ孔45は、ロータ吸着孔28
の回転方向の先端の内周面側が、チャンバ孔45と重な
ったとき、ロータ吸着孔28の外周面側が取出しロータ
21の中心点からおろした鉛直線と重なる位置(先端)
から、紙葉類1が平ベルト41、42により引き剥がさ
れる位置(後端)まであけてある。
【0043】ただし、先端をより搬送路側、後端をより
取出し側に配置してもよい。ロータ吸着孔28の周方向
配置の位置は、紙葉類1の先端が搬送路12にグリップ
(把持)されるまで取出しロータ21が紙葉類1をグリ
ップ(把持)できる位置までである。搬送路12の入口
は、2枚取り防止装置13の直後に、平ベルト41、4
2が徐々に接近し接触することにより形成されていて、
接触位置で紙葉類1をグリップ(把持)することにな
る。
取出し側に配置してもよい。ロータ吸着孔28の周方向
配置の位置は、紙葉類1の先端が搬送路12にグリップ
(把持)されるまで取出しロータ21が紙葉類1をグリ
ップ(把持)できる位置までである。搬送路12の入口
は、2枚取り防止装置13の直後に、平ベルト41、4
2が徐々に接近し接触することにより形成されていて、
接触位置で紙葉類1をグリップ(把持)することにな
る。
【0044】以上で簡単に説明した給紙方法はほんの一
例であり、その他の構成でも本発明に係わる実施は同様
に可能であり、本発明は給紙方法の如何には影響を受け
ずに実施することが可能である。
例であり、その他の構成でも本発明に係わる実施は同様
に可能であり、本発明は給紙方法の如何には影響を受け
ずに実施することが可能である。
【0045】(第1の本発明の特徴部分の説明)図4を
用いて第1の本発明に係わる、チャンバ孔45とロータ
吸着孔28の配置構成について説明する。
用いて第1の本発明に係わる、チャンバ孔45とロータ
吸着孔28の配置構成について説明する。
【0046】図4(a)に示すように、チャンバ孔45
のチャンバ外周面側をチャンバ孔45a,45bとして
分割(図4(a)中の破線で示す)することにより、チ
ャンバ孔45a,45bとロータ吸着孔28が重ならな
い部分が存在するように構成する。つまり、ロータ吸着
孔28と分割されたチャンバ孔45a,45bとは、そ
の一部のみが重なるように形成され、他の一部は重なら
ないように構成されている。なお、取出しロータ21
は、図中矢印方向に回転する。
のチャンバ外周面側をチャンバ孔45a,45bとして
分割(図4(a)中の破線で示す)することにより、チ
ャンバ孔45a,45bとロータ吸着孔28が重ならな
い部分が存在するように構成する。つまり、ロータ吸着
孔28と分割されたチャンバ孔45a,45bとは、そ
の一部のみが重なるように形成され、他の一部は重なら
ないように構成されている。なお、取出しロータ21
は、図中矢印方向に回転する。
【0047】このように構成すると、ロータ吸着孔28
とチャンバ孔45の大きさに係わらず、ロータ吸着孔2
8とチャンバ孔45a,45bが取出し動作時にチャン
ネルする部分(以下、チャンネルエリアと称する)を限
りなく小さくすることができる。
とチャンバ孔45の大きさに係わらず、ロータ吸着孔2
8とチャンバ孔45a,45bが取出し動作時にチャン
ネルする部分(以下、チャンネルエリアと称する)を限
りなく小さくすることができる。
【0048】このように、取出しロータ21とチャンバ
孔45とのチャンネルエリアを小さくすると、取出し動
作時(チャンネル時)に生じる騒音を小さくすることが
できる。
孔45とのチャンネルエリアを小さくすると、取出し動
作時(チャンネル時)に生じる騒音を小さくすることが
できる。
【0049】また、図4(b)のように、分割したチャ
ンバ孔45a,45bの形状を取出しロータ21の回転
方向に向かって漸次拡大するような形状として構成し、
チャンネルエリアを徐々に大きくしていくことも可能で
ある。
ンバ孔45a,45bの形状を取出しロータ21の回転
方向に向かって漸次拡大するような形状として構成し、
チャンネルエリアを徐々に大きくしていくことも可能で
ある。
【0050】このように、取出しロータ21とチャンバ
孔45とのチャンネルエリアを最初は限りなく小さく
し、徐々に大きくして必要な吸着力が得られるように構
成することにより、取出し動作時(チャンネル時)に生
じる騒音を最小限に低減することができる。
孔45とのチャンネルエリアを最初は限りなく小さく
し、徐々に大きくして必要な吸着力が得られるように構
成することにより、取出し動作時(チャンネル時)に生
じる騒音を最小限に低減することができる。
【0051】もちろん、チャンバ孔45a,45bの形
状や分割数等については種々変更して実施することがで
きる。一方、チャンバ孔45、ロータ吸着孔28単体を
小さくすることによっても、チャンネルエリアのサイズ
を小さくすることはできるが、孔の加工が困難になるう
えゴミ詰まりが生じるため、不適当な手段であり、上記
に示したようにチャンバ孔45を分割することによっ
て、チャンネルエリアを小さくし、チャンネル時に生じ
る騒音を小さくする方法は、孔の加工の容易さ、またゴ
ミ詰まりを防止できる観点から極めて有効である。
状や分割数等については種々変更して実施することがで
きる。一方、チャンバ孔45、ロータ吸着孔28単体を
小さくすることによっても、チャンネルエリアのサイズ
を小さくすることはできるが、孔の加工が困難になるう
えゴミ詰まりが生じるため、不適当な手段であり、上記
に示したようにチャンバ孔45を分割することによっ
て、チャンネルエリアを小さくし、チャンネル時に生じ
る騒音を小さくする方法は、孔の加工の容易さ、またゴ
ミ詰まりを防止できる観点から極めて有効である。
【0052】(第2の本発明の特徴部分の説明)図5を
用いて第2の本発明に係わる、取出しロータ21の構成
を説明する。上述したように、ロータ吸着孔28周り
(以下、ロータ吸着部と称する)と、積層された紙葉類
1の密着性が良いほど、取出し精度は向上する。ところ
が、紙葉類1は平板ではないので、ロータ吸着部以外の
部分とだけ密着する場合があり、それをセンシングする
のは困難である。
用いて第2の本発明に係わる、取出しロータ21の構成
を説明する。上述したように、ロータ吸着孔28周り
(以下、ロータ吸着部と称する)と、積層された紙葉類
1の密着性が良いほど、取出し精度は向上する。ところ
が、紙葉類1は平板ではないので、ロータ吸着部以外の
部分とだけ密着する場合があり、それをセンシングする
のは困難である。
【0053】そこで、図のようにロータ吸着部を取出し
ロータ21の外周面に沿ってほぼ連続的に凸に形成し、
凸部611を構成することにより、ロータ吸着部と紙葉
類1との密着をより確実にすることができる。
ロータ21の外周面に沿ってほぼ連続的に凸に形成し、
凸部611を構成することにより、ロータ吸着部と紙葉
類1との密着をより確実にすることができる。
【0054】つまり、取出しロータ21表面のうち、取
出しロータ21を回転させたときロータ吸着孔28の通
過する部分周辺の取出しロータ21半径と、その他の部
分の取出しロータ21半径を異なるように構成し、ロー
タ吸着孔28が通過する部分周辺の半径を大きくなるよ
うに、上記凸部611を形成して構成するようにしてい
る。
出しロータ21を回転させたときロータ吸着孔28の通
過する部分周辺の取出しロータ21半径と、その他の部
分の取出しロータ21半径を異なるように構成し、ロー
タ吸着孔28が通過する部分周辺の半径を大きくなるよ
うに、上記凸部611を形成して構成するようにしてい
る。
【0055】この凸部611は、図5においては取出し
ロータ21の外周面に沿って連続的に形成しているが、
連続である必要は無く紙葉類1との密着性が良好に保て
る程度に断続的でも良い。また、複数のロータ吸着孔2
8周りにそれぞれ凸部611を形成しているが、これも
全てのロータ吸着孔28周りに設ける必要もなく、紙葉
類1との密着性が良好に保てる程度に形成すれば良い。
ロータ21の外周面に沿って連続的に形成しているが、
連続である必要は無く紙葉類1との密着性が良好に保て
る程度に断続的でも良い。また、複数のロータ吸着孔2
8周りにそれぞれ凸部611を形成しているが、これも
全てのロータ吸着孔28周りに設ける必要もなく、紙葉
類1との密着性が良好に保てる程度に形成すれば良い。
【0056】このような構成にすると、高速取出しや粗
雑な紙葉類の取出しといった密着が不十分になり易い取
出しにおいても、より精度の良い取出しが可能である。
(第3の本発明の特徴部分の説明)図6を用いて第3の
本発明に係わる、センサ621の配置構成を説明する。
雑な紙葉類の取出しといった密着が不十分になり易い取
出しにおいても、より精度の良い取出しが可能である。
(第3の本発明の特徴部分の説明)図6を用いて第3の
本発明に係わる、センサ621の配置構成を説明する。
【0057】図のようなロータ吸着孔28を有する取出
しロータ21に対して、反射型光センサ621を搬送路
12が設けられている方向とは反対側で、かつロータ吸
着孔28がセンサ62によるセンシング経路として利用
可能なように配置している。
しロータ21に対して、反射型光センサ621を搬送路
12が設けられている方向とは反対側で、かつロータ吸
着孔28がセンサ62によるセンシング経路として利用
可能なように配置している。
【0058】このように反射型光センサ62から照射さ
れる光と、対象物から反射されて戻ってくる光とが、ロ
ータ吸着孔28の部分を通過することにより、ロータ吸
着孔28がセンシングのための光の通路として利用可能
である。なお、この実施形態で用いている反射型光セン
サ62に代えて超音波センサ等、光以外の検出方式を用
いるセンサでも良い。
れる光と、対象物から反射されて戻ってくる光とが、ロ
ータ吸着孔28の部分を通過することにより、ロータ吸
着孔28がセンシングのための光の通路として利用可能
である。なお、この実施形態で用いている反射型光セン
サ62に代えて超音波センサ等、光以外の検出方式を用
いるセンサでも良い。
【0059】この場合のロータ吸着孔28は、センシン
グ経路として光等が通過可能なように、例えば図6に示
すように取出しロータ21の回転方向に沿って長孔形状
として構成している。
グ経路として光等が通過可能なように、例えば図6に示
すように取出しロータ21の回転方向に沿って長孔形状
として構成している。
【0060】これにより、ロータ吸着孔28をセンシン
グのための経路として、紙葉類1の、取出しロータ21
吸着部との相対位置や、紙葉類1の、2枚取り防止装置
13により停止された部分の位置を検出することが可能
である。このような構成にすると、高速取出しや粗雑な
紙葉類の取出しといった密着が不十分になり易い取出し
においても、より精度の良い取出しが可能である。
グのための経路として、紙葉類1の、取出しロータ21
吸着部との相対位置や、紙葉類1の、2枚取り防止装置
13により停止された部分の位置を検出することが可能
である。このような構成にすると、高速取出しや粗雑な
紙葉類の取出しといった密着が不十分になり易い取出し
においても、より精度の良い取出しが可能である。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高速でも
紙葉類を高精度、低騒音で処理するような紙葉類処理装
置を提供できる。
紙葉類を高精度、低騒音で処理するような紙葉類処理装
置を提供できる。
【図1】 本発明に係わる紙葉類処理装置の全体概略構
成図。
成図。
【図2】 本発明に係わる紙葉類取出し装置の概略構成
図。
図。
【図3】 本発明に係わる紙葉類取出し部(取出しユニ
ット)の概略構成図。
ット)の概略構成図。
【図4】 本発明に係わるチャンバ孔とロータ吸着孔の
配置構成について説明する概略構成図。
配置構成について説明する概略構成図。
【図5】 本発明に係わる取出しロータの構成を説明す
る概略構成図。
る概略構成図。
【図6】 本発明に係わるセンサ配置概略図。
【図7】 従来の紙葉類取出し装置の概略図。
【図8】 従来の紙葉類取出し部の構成図。
1 紙葉類 2 取出し部(取出しユニット) 3 搬送部 4 検査部 5 区分部 6 集積部 10 給紙装置 11 取出し装置 12 搬送路 13 2枚取り防止装置 19 光電センサ 21 取出しロータ(または取出しローラ) 22 チャンバ 28 ロータ孔 41、42 搬送ベルト 45 チャンバ 46 押付け力検出センサ 51 ロータ回転速度および吸着孔位置検出センサ 55 捌き状態検出センサ 56 取出しピッチ検出センサ 57 光電センサ 60 空調ユニット 611 取出し面 621 反射型光センサ
Claims (6)
- 【請求項1】積層された紙葉類を順次取出すための取出
し装置を備え、取出した前記紙葉類に対して所定の処理
を行うように構成された紙葉類処理装置において、 前記取出し装置は、 外表面から内部に貫通して形成されたチャンバ孔を有す
る円筒状のチャンバと、 前記チャンバ内部を吸引する吸引手段と、 表面から内部に貫通して形成され、前記チャンバ孔と協
同して前記吸引手段の吸引力により紙葉類を吸着して取
出すためのロータ吸着孔を備え、前記チャンバの外表面
と微小隙間を有して同芯状に回転可能に配置される中空
状のロータとを備えており、 前記ロータ吸着孔は、前記ロータが回転した場合に前記
チャンバ孔と重ならない部分を有するように配置されて
いることを特徴とする紙葉類処理装置。 - 【請求項2】前記チャンバ孔を複数に分割し、この複数
のチャンバ孔を離間して配置することにより当該離間部
分を、前記ロータ吸着孔と前記チャンバ孔とが重ならな
い部分として用いることを特徴とする請求項1記載の紙
葉類処理装置。 - 【請求項3】積層された紙葉類を順次取出すための取出
し装置を備え、取出した前記紙葉類に対して所定の処理
を行うように構成された紙葉類処理装置において、 前記取出し装置は、 外表面から内部に貫通して形成されたチャンバ孔を有す
る円筒状のチャンバと、 前記チャンバ内部を吸引する吸引手段と、 表面から内部に貫通して形成され、前記チャンバ孔と協
同して前記吸引手段の吸引力により紙葉類を吸着して取
出すためのロータ吸着孔を備え、前記チャンバの外表面
と微小隙間を有して同芯状に回転可能に配置される中空
状のロータとを備えており、 前記ロータ中心から表面までのロータ半径について、当
該ロータを回転させたとき前記ロータ吸着孔の通過する
部分周辺の半径が、その他の部分の半径よりも大きくな
るように構成したことを特徴とする紙葉類処理装置。 - 【請求項4】前記ロータ吸着孔の通過する部分周辺の前
記ロータ表面には凸部が形成されることにより、前記半
径が大きく構成されていることを特徴とする請求項3記
載の紙葉類処理装置。 - 【請求項5】積層された紙葉類を順次取出すための取出
し装置を備え、取出した前記紙葉類に対して所定の処理
を行うように構成された紙葉類処理装置において、 前記取出し装置は、 外表面から内部に貫通して形成されたチャンバ孔を有す
る円筒状のチャンバと、 前記チャンバ内部を吸引する吸引手段と、 表面から内部に貫通して形成され、前記チャンバ孔と協
同して前記吸引手段の吸引力により紙葉類を吸着して取
出すためのロータ吸着孔を備え、前記チャンバの外表面
と微小隙間を有して同芯状に回転可能に配置される中空
状のロータと、 前記紙葉類の所定の情報を検出可能なセンサとを備えて
おり、 前記ロータ吸着孔が前記センサによるセンシング経路と
して利用可能なように、前記センサを配置したことを特
徴とする紙葉類処理装置。 - 【請求項6】前記ロータ吸着孔は、前記ロータの回転方
向に沿って長孔状に形成されており、前記センサは前記
取出し装置の紙葉類取出し方向とは反対側に配置されて
いることを特徴とする請求項5記載の紙葉類処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26117797A JPH1191966A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 紙葉類処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26117797A JPH1191966A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 紙葉類処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1191966A true JPH1191966A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17358207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26117797A Pending JPH1191966A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 紙葉類処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1191966A (ja) |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP26117797A patent/JPH1191966A/ja active Pending
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