JP2000265109A - ポリプロピレン塗装用プライマー組成物 - Google Patents
ポリプロピレン塗装用プライマー組成物Info
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- JP2000265109A JP2000265109A JP11073948A JP7394899A JP2000265109A JP 2000265109 A JP2000265109 A JP 2000265109A JP 11073948 A JP11073948 A JP 11073948A JP 7394899 A JP7394899 A JP 7394899A JP 2000265109 A JP2000265109 A JP 2000265109A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】塗装塗膜を加熱硬化せずに、その未硬化塗面上
に上塗り塗料を静電塗装しても仕上り外観が低下しない
プライマー組成物を提供すること。 【解決手段】(A)塩素化ポリプロピレン、(B)モノマー成
分として、アジピン酸等の多塩基酸と、エチレングリコ
ール等の多価アルコールとを合計で60重量%以上含有
するポリエステル樹脂、(C)モノマー成分として、オル
ソフタル酸等の多塩基酸と、プロピレングリコール等の
多価アルコールとを合計で60重量%以上含有するポリ
エステル樹脂、(D)エポキシ樹脂、(E)ポリエーテル樹
脂、並びに(F)粒状導電性物質を含有し、且つ(B)成分と
(C)成分との合計固形分量が(A)〜(E)成分の合計固形分
の20〜60重量%で、(B)成分:(C)成分が固形分重量比で
1:0.5〜1:2.0であるポリプロピレン塗装用プライマー組
成物。
に上塗り塗料を静電塗装しても仕上り外観が低下しない
プライマー組成物を提供すること。 【解決手段】(A)塩素化ポリプロピレン、(B)モノマー成
分として、アジピン酸等の多塩基酸と、エチレングリコ
ール等の多価アルコールとを合計で60重量%以上含有
するポリエステル樹脂、(C)モノマー成分として、オル
ソフタル酸等の多塩基酸と、プロピレングリコール等の
多価アルコールとを合計で60重量%以上含有するポリ
エステル樹脂、(D)エポキシ樹脂、(E)ポリエーテル樹
脂、並びに(F)粒状導電性物質を含有し、且つ(B)成分と
(C)成分との合計固形分量が(A)〜(E)成分の合計固形分
の20〜60重量%で、(B)成分:(C)成分が固形分重量比で
1:0.5〜1:2.0であるポリプロピレン塗装用プライマー組
成物。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なポリプロピ
レン塗装用プライマー組成物に関する。
レン塗装用プライマー組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレンは、バンパーやドアサイ
ドモール等のプラスチック製自動車部品等に多く使用さ
れており、通常、その表面には美粧性及び耐久性等を向
上させるために上塗り塗料が塗装されている。このよう
なポリプロピレン被塗物は、それ自体極性が低く、上塗
り塗膜との付着性が十分でないために、プライマー(下
塗り塗料)組成物をあらかじめ塗装しておくことが多
い。従来、ポリプロピレン被塗物の塗装法としては、例
えば、プライマー塗装−加熱硬化−上塗り塗料塗装−加
熱硬化という工程、プライマー塗装−加熱硬化−上塗り
ベース塗料を塗装−必要により加熱硬化−上塗りクリヤ
塗料を塗装−加熱硬化の工程等が代表的に行われてい
る。これらの工程において上塗り塗料は、通常静電塗装
により塗装されており、平滑性や鮮映性等の仕上がり外
観が優れており、実用化されている。
ドモール等のプラスチック製自動車部品等に多く使用さ
れており、通常、その表面には美粧性及び耐久性等を向
上させるために上塗り塗料が塗装されている。このよう
なポリプロピレン被塗物は、それ自体極性が低く、上塗
り塗膜との付着性が十分でないために、プライマー(下
塗り塗料)組成物をあらかじめ塗装しておくことが多
い。従来、ポリプロピレン被塗物の塗装法としては、例
えば、プライマー塗装−加熱硬化−上塗り塗料塗装−加
熱硬化という工程、プライマー塗装−加熱硬化−上塗り
ベース塗料を塗装−必要により加熱硬化−上塗りクリヤ
塗料を塗装−加熱硬化の工程等が代表的に行われてい
る。これらの工程において上塗り塗料は、通常静電塗装
により塗装されており、平滑性や鮮映性等の仕上がり外
観が優れており、実用化されている。
【0003】ところが、近年、生産性向上や省エネルギ
ーの観点から、この塗装工程において、プライマー塗膜
を加熱硬化することなしに、その未硬化塗面に上塗り塗
料を静電塗装できる工程の実現が要望されている。
ーの観点から、この塗装工程において、プライマー塗膜
を加熱硬化することなしに、その未硬化塗面に上塗り塗
料を静電塗装できる工程の実現が要望されている。
【0004】従来、ポリプロピレン塗装用プライマー組
成物として、ウレタン変性塩素化ポリプロピレン、水酸
基及びカルボキシル基含有ポリエステル樹脂、エポキシ
樹脂、ポリエーテル樹脂並びに導電性物質を配合してな
る組成物が公知である(特開平6−136316号)。
成物として、ウレタン変性塩素化ポリプロピレン、水酸
基及びカルボキシル基含有ポリエステル樹脂、エポキシ
樹脂、ポリエーテル樹脂並びに導電性物質を配合してな
る組成物が公知である(特開平6−136316号)。
【0005】しかしながら、上記従来のプライマー組成
物には、プライマー塗膜を加熱硬化せず、その未硬化塗
面に上塗り塗料を静電塗装すると、上塗り塗料が均一に
塗着せず、平滑で且つ鮮映性に優れた塗面に仕上げるこ
とが困難であるという欠点があることが判明した。
物には、プライマー塗膜を加熱硬化せず、その未硬化塗
面に上塗り塗料を静電塗装すると、上塗り塗料が均一に
塗着せず、平滑で且つ鮮映性に優れた塗面に仕上げるこ
とが困難であるという欠点があることが判明した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
プロピレン被塗物及び上塗り塗膜との付着性が良好で、
しかもその塗装塗膜を加熱硬化せずに、その未硬化塗面
に上塗り塗料を静電塗装しても仕上り外観が低下しない
プライマー組成物を提供することにある。
プロピレン被塗物及び上塗り塗膜との付着性が良好で、
しかもその塗装塗膜を加熱硬化せずに、その未硬化塗面
に上塗り塗料を静電塗装しても仕上り外観が低下しない
プライマー組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ポリプロピ
レン被塗物への塗装における上記従来技術の欠点を解消
するために鋭意研究を行った結果、特定組成のプライマ
ー組成物が、ポリプロピレン被塗物及び上塗り塗膜との
付着性が良好で、しかもこのプライマー塗膜を加熱硬化
することなくその上に上塗り塗料を静電塗装しても仕上
がり外観の優れた上塗り塗膜を得ることができることを
見出し、これに基づき本発明を完成するに至った。
レン被塗物への塗装における上記従来技術の欠点を解消
するために鋭意研究を行った結果、特定組成のプライマ
ー組成物が、ポリプロピレン被塗物及び上塗り塗膜との
付着性が良好で、しかもこのプライマー塗膜を加熱硬化
することなくその上に上塗り塗料を静電塗装しても仕上
がり外観の優れた上塗り塗膜を得ることができることを
見出し、これに基づき本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は、(A)塩素化ポリプロピ
レン、(B)モノマー成分として、アジピン酸又はその
エステル形成性誘導体、セバシン酸又はそのエステル形
成性誘導体、テレフタル酸又はそのエステル形成性誘導
体及びヘキサヒドロテレフタル酸又はそのエステル形成
性誘導体から選ばれる少なくとも一種の多塩基酸と、エ
チレングリコール、1,6−ヘキサンジオール及び1,
4−シクロヘキサンジメタノールから選ばれる少なくと
も1種の多価アルコールとを、合計で60重量%以上含
有するポリエステル樹脂、(C)モノマー成分として、
オルソフタル酸、その酸無水物又はそのエステル形成性
誘導体、イソフタル酸又はそのエステル形成性誘導体、
ヘキサヒドロオルソフタル酸、その酸無水物又はそのエ
ステル形成性誘導体、ヘキサヒドロイソフタル酸又はそ
のエステル形成性誘導体及びトリメリット酸、その酸無
水物又はそのエステル形成性誘導体から選ばれる少なく
とも一種の多塩基酸と、プロピレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール、トリメチロールエタン、トリメチロ
ールプロパン及びグリセリンから選ばれる少なくとも1
種の多価アルコールとを、合計で60重量%以上含有す
るポリエステル樹脂、(D)エポキシ樹脂、(E)ポリ
エーテル樹脂、並びに(F)粒状導電性物質を含有し、
且つ上記の(B)成分と(C)成分との合計固形分量が
上記(A)〜(E)成分の合計固形分を基準に20〜6
0重量%であり、(B)成分:(C)成分の比率が固形
分重量比で1:0.5〜1:2.0であることを特徴と
するポリプロピレン塗装用プライマー組成物に係る。
レン、(B)モノマー成分として、アジピン酸又はその
エステル形成性誘導体、セバシン酸又はそのエステル形
成性誘導体、テレフタル酸又はそのエステル形成性誘導
体及びヘキサヒドロテレフタル酸又はそのエステル形成
性誘導体から選ばれる少なくとも一種の多塩基酸と、エ
チレングリコール、1,6−ヘキサンジオール及び1,
4−シクロヘキサンジメタノールから選ばれる少なくと
も1種の多価アルコールとを、合計で60重量%以上含
有するポリエステル樹脂、(C)モノマー成分として、
オルソフタル酸、その酸無水物又はそのエステル形成性
誘導体、イソフタル酸又はそのエステル形成性誘導体、
ヘキサヒドロオルソフタル酸、その酸無水物又はそのエ
ステル形成性誘導体、ヘキサヒドロイソフタル酸又はそ
のエステル形成性誘導体及びトリメリット酸、その酸無
水物又はそのエステル形成性誘導体から選ばれる少なく
とも一種の多塩基酸と、プロピレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール、トリメチロールエタン、トリメチロ
ールプロパン及びグリセリンから選ばれる少なくとも1
種の多価アルコールとを、合計で60重量%以上含有す
るポリエステル樹脂、(D)エポキシ樹脂、(E)ポリ
エーテル樹脂、並びに(F)粒状導電性物質を含有し、
且つ上記の(B)成分と(C)成分との合計固形分量が
上記(A)〜(E)成分の合計固形分を基準に20〜6
0重量%であり、(B)成分:(C)成分の比率が固形
分重量比で1:0.5〜1:2.0であることを特徴と
するポリプロピレン塗装用プライマー組成物に係る。
【0009】また、本発明は、ポリプロピレン被塗物
に、上記プライマー組成物を塗装し、次いで該プライマ
ー塗膜を硬化することなく、上塗り塗装することを特徴
とする塗装方法にも係る。
に、上記プライマー組成物を塗装し、次いで該プライマ
ー塗膜を硬化することなく、上塗り塗装することを特徴
とする塗装方法にも係る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明プライマー組成物について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0011】本プライマー組成物は、ポリプロピレン被
塗物の表面に直接に塗装するものであり、(A)塩素化
ポリプロピレン、上記(B)ポリエステル樹脂、上記
(C)ポリエステル樹脂、(D)エポキシ樹脂、(E)
ポリエーテル樹脂及び(F)粒状導電性物質を含有して
なる組成物である。
塗物の表面に直接に塗装するものであり、(A)塩素化
ポリプロピレン、上記(B)ポリエステル樹脂、上記
(C)ポリエステル樹脂、(D)エポキシ樹脂、(E)
ポリエーテル樹脂及び(F)粒状導電性物質を含有して
なる組成物である。
【0012】(A)塩素化ポリプロピレン プロピレンの単独重合体又はプロピレンと他のオレフィ
ン系モノマー(例えばエチレン、ブテン等)との共重合
体等を塩素化したものである。塩素化後の塩素含有率は
1〜60重量%、特に10〜40重量%の範囲内が好ま
しい。また、その数平均分子量は、約5,000〜約2
00,000、特に約20,000〜約100,000
の範囲内が適している。立体規則的には、アイソタクチ
ックやアタクチックのいずれでも使用できる。
ン系モノマー(例えばエチレン、ブテン等)との共重合
体等を塩素化したものである。塩素化後の塩素含有率は
1〜60重量%、特に10〜40重量%の範囲内が好ま
しい。また、その数平均分子量は、約5,000〜約2
00,000、特に約20,000〜約100,000
の範囲内が適している。立体規則的には、アイソタクチ
ックやアタクチックのいずれでも使用できる。
【0013】(B)ポリエステル樹脂 モノマー成分として、アジピン酸又はそのエステル形成
性誘導体、セバシン酸又はそのエステル形成性誘導体、
テレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体及びヘキサ
ヒドロテレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体から
選ばれる少なくとも一種の多塩基酸と、エチレングリコ
ール、1,6−ヘキサンジオール及び1,4−シクロヘ
キサンジメタノールから選ばれる少なくとも1種の多価
アルコールとを、合計で60重量%以上含有するポリエ
ステル樹脂である。ここで、エステル形成性誘導体とし
ては、それぞれ該当する酸のモノ乃至フルC1-10アルキ
ルエステル等を挙げることができる。
性誘導体、セバシン酸又はそのエステル形成性誘導体、
テレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体及びヘキサ
ヒドロテレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体から
選ばれる少なくとも一種の多塩基酸と、エチレングリコ
ール、1,6−ヘキサンジオール及び1,4−シクロヘ
キサンジメタノールから選ばれる少なくとも1種の多価
アルコールとを、合計で60重量%以上含有するポリエ
ステル樹脂である。ここで、エステル形成性誘導体とし
ては、それぞれ該当する酸のモノ乃至フルC1-10アルキ
ルエステル等を挙げることができる。
【0014】即ち、1分子中に2個以上のカルボキシル
基を有する多塩基酸及び1分子中に2個以上の水酸基を
有する多価アルコールを重縮合反応してなるポリエステ
ル樹脂であって、特に、これらの多塩基酸及び多価アル
コールの合計固形分のうち少なくとも60重量%が、上
記特定の多塩基酸及び上記特定の多価アルコール(以
下、これらをモノマーAという)で構成されていること
が必要である。
基を有する多塩基酸及び1分子中に2個以上の水酸基を
有する多価アルコールを重縮合反応してなるポリエステ
ル樹脂であって、特に、これらの多塩基酸及び多価アル
コールの合計固形分のうち少なくとも60重量%が、上
記特定の多塩基酸及び上記特定の多価アルコール(以
下、これらをモノマーAという)で構成されていること
が必要である。
【0015】かかる必須モノマーAを含有するポリエス
テル樹脂(B)は、併存する粒状導電性物質(F)を凝
集させて連鎖状態にし導電しやすくする機能を有してい
るが、プライマー組成物中において該物質の分散安定性
が低下する傾向が見られる。ポリエステル樹脂(B)に
おいて、モノマーAが60重量%より少なくなると粒状
導電性物質(F)の凝集能力が低下し、好ましくない。
テル樹脂(B)は、併存する粒状導電性物質(F)を凝
集させて連鎖状態にし導電しやすくする機能を有してい
るが、プライマー組成物中において該物質の分散安定性
が低下する傾向が見られる。ポリエステル樹脂(B)に
おいて、モノマーAが60重量%より少なくなると粒状
導電性物質(F)の凝集能力が低下し、好ましくない。
【0016】ポリエステル樹脂(B)を調製するために
使用する多塩基酸及び多価アルコールとして、モノマー
Aのみ、又はモノマーAと後記のモノマーB(ポリエス
テル樹脂(C)における必須モノマー)との混合物を使
用し、これらを重縮合反応せしめることによりポリエス
テル樹脂(B)を調製することができる。特に、この重
縮合反応において、モノマーAとモノマーBとを併用す
る系において、モノマーAの使用量は、モノマーAとモ
ノマーBとの合計固形分重量を基準に60重量%以上、
特に70〜90重量%の範囲内が適している。
使用する多塩基酸及び多価アルコールとして、モノマー
Aのみ、又はモノマーAと後記のモノマーB(ポリエス
テル樹脂(C)における必須モノマー)との混合物を使
用し、これらを重縮合反応せしめることによりポリエス
テル樹脂(B)を調製することができる。特に、この重
縮合反応において、モノマーAとモノマーBとを併用す
る系において、モノマーAの使用量は、モノマーAとモ
ノマーBとの合計固形分重量を基準に60重量%以上、
特に70〜90重量%の範囲内が適している。
【0017】ポリエステル樹脂(B)を調製するための
モノマーAのみ、又はモノマーAとモノマーBとの混合
物による重縮合反応はそれ自体既知の方法により行うこ
とができる。得られるポリエステル樹脂(B)の数平均
分子量は約1,000〜約5,000、特に約1,50
0〜3,000、水酸基価は50〜150mgKOH/g、特
に60〜120mgKOH/g、酸価は0.5〜25mgKOH/g、
特に3〜15mgKOH/gの範囲内が適している。
モノマーAのみ、又はモノマーAとモノマーBとの混合
物による重縮合反応はそれ自体既知の方法により行うこ
とができる。得られるポリエステル樹脂(B)の数平均
分子量は約1,000〜約5,000、特に約1,50
0〜3,000、水酸基価は50〜150mgKOH/g、特
に60〜120mgKOH/g、酸価は0.5〜25mgKOH/g、
特に3〜15mgKOH/gの範囲内が適している。
【0018】(C)ポリエステル樹脂 モノマー成分として、オルソフタル酸、その酸無水物又
はそのエステル形成性誘導体、イソフタル酸又はそのエ
ステル形成性誘導体、ヘキサヒドロオルソフタル酸、そ
の酸無水物又はそのエステル形成性誘導体、ヘキサヒド
ロイソフタル酸又はそのエステル形成性誘導体及びトリ
メリット酸、その酸無水物又はそのエステル形成性誘導
体から選ばれる少なくとも一種の多塩基酸と、プロピレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、トリメチロー
ルエタン、トリメチロールプロパン及びグリセリンから
選ばれる少なくとも1種の多価アルコールとを、合計で
60重量%以上含有するポリエステル樹脂である。ここ
で、エステル形成性誘導体としては、それぞれ該当する
酸のモノ乃至フルC1-10アルキルエステル等を挙げるこ
とができる。
はそのエステル形成性誘導体、イソフタル酸又はそのエ
ステル形成性誘導体、ヘキサヒドロオルソフタル酸、そ
の酸無水物又はそのエステル形成性誘導体、ヘキサヒド
ロイソフタル酸又はそのエステル形成性誘導体及びトリ
メリット酸、その酸無水物又はそのエステル形成性誘導
体から選ばれる少なくとも一種の多塩基酸と、プロピレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、トリメチロー
ルエタン、トリメチロールプロパン及びグリセリンから
選ばれる少なくとも1種の多価アルコールとを、合計で
60重量%以上含有するポリエステル樹脂である。ここ
で、エステル形成性誘導体としては、それぞれ該当する
酸のモノ乃至フルC1-10アルキルエステル等を挙げるこ
とができる。
【0019】即ち、1分子中に2個以上のカルボキシル
基を有する多塩基酸及び1分子中に2個以上の水酸基を
有する多価アルコールを重縮合反応してなるポリエステ
ル樹脂であって、特に、これらの多塩基酸及び多価アル
コールの合計固形分のうち少なくとも60重量%が、上
記特定の多塩基酸及び上記特定の多価アルコール(以
下、これらをモノマーBという)で構成されていること
が必要である。
基を有する多塩基酸及び1分子中に2個以上の水酸基を
有する多価アルコールを重縮合反応してなるポリエステ
ル樹脂であって、特に、これらの多塩基酸及び多価アル
コールの合計固形分のうち少なくとも60重量%が、上
記特定の多塩基酸及び上記特定の多価アルコール(以
下、これらをモノマーBという)で構成されていること
が必要である。
【0020】かかる必須モノマーBを含有するポリエス
テル樹脂(C)は、併存する粒状導電性物質(F)を吸
着しその表面に保護層を形成するので、導電性は低下す
るが、プライマー組成物中において粒状導電性物質
(F)の分散安定性を向上させる傾向が見られる。ポリ
エステル樹脂(C)において、モノマーBが60重量%
より少なくなると粒状導電性物質(F)の分散安定性が
低下し、好ましくない。
テル樹脂(C)は、併存する粒状導電性物質(F)を吸
着しその表面に保護層を形成するので、導電性は低下す
るが、プライマー組成物中において粒状導電性物質
(F)の分散安定性を向上させる傾向が見られる。ポリ
エステル樹脂(C)において、モノマーBが60重量%
より少なくなると粒状導電性物質(F)の分散安定性が
低下し、好ましくない。
【0021】ポリエステル樹脂(C)を調製するために
使用する多塩基酸及び多価アルコールとして、モノマー
Bのみ、又はモノマーBと上記のモノマーAとの混合物
を使用し、これらを重縮合反応せしめることによりポリ
エステル樹脂(C)を調製することができる。特に、こ
の重縮合反応において、モノマーBとモノマーAとを併
用する系において、モノマーBの使用量は、モノマーB
とモノマーAとの合計固形分重量を基準に60重量%以
上、特に70〜90重量%の範囲内が適している。
使用する多塩基酸及び多価アルコールとして、モノマー
Bのみ、又はモノマーBと上記のモノマーAとの混合物
を使用し、これらを重縮合反応せしめることによりポリ
エステル樹脂(C)を調製することができる。特に、こ
の重縮合反応において、モノマーBとモノマーAとを併
用する系において、モノマーBの使用量は、モノマーB
とモノマーAとの合計固形分重量を基準に60重量%以
上、特に70〜90重量%の範囲内が適している。
【0022】ポリエステル樹脂(C)を調製するための
モノマーBのみ、又はモノマーBとモノマーAとの混合
物による重縮合反応はそれ自体既知の方法により行うこ
とができる。得られるポリエステル樹脂(C)の数平均
分子量は約1,000〜約8,000、特に約2,00
0〜約5,000、水酸基価は50〜150mgKOH/g、
特に60〜120mgKOH/g、酸価は0.5〜25mgKOH/
g、特に3〜15mgKOH/gの範囲内が適している。
モノマーBのみ、又はモノマーBとモノマーAとの混合
物による重縮合反応はそれ自体既知の方法により行うこ
とができる。得られるポリエステル樹脂(C)の数平均
分子量は約1,000〜約8,000、特に約2,00
0〜約5,000、水酸基価は50〜150mgKOH/g、
特に60〜120mgKOH/g、酸価は0.5〜25mgKOH/
g、特に3〜15mgKOH/gの範囲内が適している。
【0023】(D)エポキシ樹脂 1分子中にエポキシ基を2個以上有する樹脂であり、例
えば、ビスフェノール型のグリシジルエーテル系エポキ
シ樹脂、グリシジル基含有アクリル系エポキシ樹脂等を
好適に使用することができ、これらは数平均分子量が約
1,500〜約5,000、エポキシ当量が150〜3
00であることが好ましい。
えば、ビスフェノール型のグリシジルエーテル系エポキ
シ樹脂、グリシジル基含有アクリル系エポキシ樹脂等を
好適に使用することができ、これらは数平均分子量が約
1,500〜約5,000、エポキシ当量が150〜3
00であることが好ましい。
【0024】(E)ポリエーテル樹脂 例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
ブチレンオキサイド及びテトラメチレンオキサイド等か
ら選ばれた1種又は2種以上のアルキレンオキサイドに
よるポリーテルポリオールを好適に使用することがで
き、これらは数平均分子量が約1,000〜約200,
000の範囲内にあることが好ましく、さらに水酸基を
有していてもよい。
ブチレンオキサイド及びテトラメチレンオキサイド等か
ら選ばれた1種又は2種以上のアルキレンオキサイドに
よるポリーテルポリオールを好適に使用することがで
き、これらは数平均分子量が約1,000〜約200,
000の範囲内にあることが好ましく、さらに水酸基を
有していてもよい。
【0025】(F)粒状導電性物質 本発明プライマー組成物による塗膜に導電性を付与し、
その塗面への上塗り塗料の静電塗装性を向上させるため
のものであり、具体的には、導電性カーボンブラック、
銀、ニッケル、銅、グラファイト等が挙げられる。ま
た、その粒径は0.01〜50μmの範囲内が適してい
る。
その塗面への上塗り塗料の静電塗装性を向上させるため
のものであり、具体的には、導電性カーボンブラック、
銀、ニッケル、銅、グラファイト等が挙げられる。ま
た、その粒径は0.01〜50μmの範囲内が適してい
る。
【0026】本発明プライマー組成物は、(A)塩素化
ポリプロピレン、(B)ポリエステル樹脂、(C)ポリ
エステル樹脂、(D)エポキシ樹脂、(E)ポリエーテ
ル樹脂及び(F)粒状導電性物質を含有し、通常、これ
らを塗料用有機溶剤に混合することによって得られる。
ポリプロピレン、(B)ポリエステル樹脂、(C)ポリ
エステル樹脂、(D)エポキシ樹脂、(E)ポリエーテ
ル樹脂及び(F)粒状導電性物質を含有し、通常、これ
らを塗料用有機溶剤に混合することによって得られる。
【0027】上記有機溶剤としては、特に制限なく従来
公知のものが使用でき、例えば炭化水素系、アルコール
系、エステル系、ケトン系等の溶剤が挙げられる。
公知のものが使用でき、例えば炭化水素系、アルコール
系、エステル系、ケトン系等の溶剤が挙げられる。
【0028】これらの各成分の構成比率は目的に応じて
任意に選択でき、例えば、(A)成分、(B)成分、
(C)成分、(D)成分及び(E)成分の合計固形分を
基準に、(A)成分は30〜70重量%、特に45〜6
5重量%、(B)成分と(C)成分との合計固形分量は
20〜60重量%、好ましくは25〜40重量%、
(D)成分は3〜15重量%、特に5〜10重量%、
(E)成分は3〜15重量%、特に5〜10重量%の範
囲内がそれぞれ適している。また、(B)成分:(C)
成分の比率は固形分重量比で1:0.5〜1:2.0で
ある。また、(F)成分は、(A)成分、(B)成分、
(C)成分、(D)成分及び(E)成分の合計固形分1
00重量部あたり10〜40重量部、特に15〜25重
量部が適している。このうち、(B)成分と(C)成分
との合計固形分量が上記の20〜60重量%から逸脱す
ると被塗物又は上塗り塗膜との付着性が低下し、又
(B)成分:(C)成分の比率が1:0.5〜1:2.
0の範囲から逸脱すると静電塗装性や塗料の貯蔵安定性
等が低下するので、いずれも好ましくない。
任意に選択でき、例えば、(A)成分、(B)成分、
(C)成分、(D)成分及び(E)成分の合計固形分を
基準に、(A)成分は30〜70重量%、特に45〜6
5重量%、(B)成分と(C)成分との合計固形分量は
20〜60重量%、好ましくは25〜40重量%、
(D)成分は3〜15重量%、特に5〜10重量%、
(E)成分は3〜15重量%、特に5〜10重量%の範
囲内がそれぞれ適している。また、(B)成分:(C)
成分の比率は固形分重量比で1:0.5〜1:2.0で
ある。また、(F)成分は、(A)成分、(B)成分、
(C)成分、(D)成分及び(E)成分の合計固形分1
00重量部あたり10〜40重量部、特に15〜25重
量部が適している。このうち、(B)成分と(C)成分
との合計固形分量が上記の20〜60重量%から逸脱す
ると被塗物又は上塗り塗膜との付着性が低下し、又
(B)成分:(C)成分の比率が1:0.5〜1:2.
0の範囲から逸脱すると静電塗装性や塗料の貯蔵安定性
等が低下するので、いずれも好ましくない。
【0029】本発明プライマー組成物において、上記の
(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、
(E)成分及び(F)成分に加え、必要に応じて、さら
にソリッドカラー顔料、メタリック顔料、光干渉色顔料
等の着色顔料、体質顔料、沈降防止剤、紫外線吸収剤等
を配合することができる。
(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、
(E)成分及び(F)成分に加え、必要に応じて、さら
にソリッドカラー顔料、メタリック顔料、光干渉色顔料
等の着色顔料、体質顔料、沈降防止剤、紫外線吸収剤等
を配合することができる。
【0030】本発明プライマー組成物は、上記の(A)
成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成
分及び(F)成分を通常の塗料用有機溶剤に混合、分散
せしめ、固形分含有率10〜60重量%に調整し、エア
スプレー、エアレススプレー等で塗装することができ
る。その塗装膜厚は硬化塗膜に基づいて5〜30μm、
特に10〜20μmであることが好ましい。この塗膜
は、通常80〜160℃で10〜40分程度加熱して硬
化することができる。
成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成
分及び(F)成分を通常の塗料用有機溶剤に混合、分散
せしめ、固形分含有率10〜60重量%に調整し、エア
スプレー、エアレススプレー等で塗装することができ
る。その塗装膜厚は硬化塗膜に基づいて5〜30μm、
特に10〜20μmであることが好ましい。この塗膜
は、通常80〜160℃で10〜40分程度加熱して硬
化することができる。
【0031】本発明プライマー組成物は、そのプライマ
ー塗膜を加熱硬化せずに、その未硬化塗面上に上塗り塗
料を静電塗装しても仕上り外観が低下しないという優れ
た特性を有している。
ー塗膜を加熱硬化せずに、その未硬化塗面上に上塗り塗
料を静電塗装しても仕上り外観が低下しないという優れ
た特性を有している。
【0032】従って、本発明によれば、ポリプロピレン
被塗物に、上記プライマー組成物を塗装し、次いで該プ
ライマー塗膜を硬化することなく、上塗り塗装すること
を特徴とする塗装方法が提供される。
被塗物に、上記プライマー組成物を塗装し、次いで該プ
ライマー塗膜を硬化することなく、上塗り塗装すること
を特徴とする塗装方法が提供される。
【0033】上記本発明塗装方法によれば、プライマー
組成物を、加熱硬化させることなく、例えば、塗装後室
温で1〜20分放置した未硬化の状態で、その上に上塗
り塗料が塗装される。その際の上塗り塗料の塗装方法は
特に制限されず、例えば、エアスプレー、エアレススプ
レー、静電方式等で塗装することができ、特に静電方式
であっても、上塗り塗料が均一に塗着し、平滑性及び鮮
映性の優れた塗面に仕上げることができる。
組成物を、加熱硬化させることなく、例えば、塗装後室
温で1〜20分放置した未硬化の状態で、その上に上塗
り塗料が塗装される。その際の上塗り塗料の塗装方法は
特に制限されず、例えば、エアスプレー、エアレススプ
レー、静電方式等で塗装することができ、特に静電方式
であっても、上塗り塗料が均一に塗着し、平滑性及び鮮
映性の優れた塗面に仕上げることができる。
【0034】上記ポリプロピレン被塗物としては、それ
自体既知のプロピレンの単独重合体、プロピレンとその
他の重合性モノマー(例えばエチレン、ブテン等)との
共重合体等が挙げられる。特に、バンパーやドアサイド
モール等の自動車部品等の形状に成型加工されているも
のを好適に使用できる。これらのポリプロピレン被塗物
は、目的とする形状、大きさに成型され、さらに既知の
方法により表面を化成処理しておくことが好ましい。
自体既知のプロピレンの単独重合体、プロピレンとその
他の重合性モノマー(例えばエチレン、ブテン等)との
共重合体等が挙げられる。特に、バンパーやドアサイド
モール等の自動車部品等の形状に成型加工されているも
のを好適に使用できる。これらのポリプロピレン被塗物
は、目的とする形状、大きさに成型され、さらに既知の
方法により表面を化成処理しておくことが好ましい。
【0035】上塗り塗料としては、耐候性、平滑性及び
耐薬品性等の優れた塗膜を形成する有機溶剤系又は水系
の熱硬化性塗料を好適に使用することができる。具体的
には、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂等の基体樹脂、
メラミン樹脂、ポリイソシアネート化合物、ブロックポ
リイソシアネート化合物等の架橋剤をビヒクル成分と
し、これらの無色又は有色のクリヤ塗料、ソリッドカラ
ー塗料、メタリック塗料、光干渉色塗料等の上塗り塗料
があげられる。
耐薬品性等の優れた塗膜を形成する有機溶剤系又は水系
の熱硬化性塗料を好適に使用することができる。具体的
には、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂等の基体樹脂、
メラミン樹脂、ポリイソシアネート化合物、ブロックポ
リイソシアネート化合物等の架橋剤をビヒクル成分と
し、これらの無色又は有色のクリヤ塗料、ソリッドカラ
ー塗料、メタリック塗料、光干渉色塗料等の上塗り塗料
があげられる。
【0036】これらの上塗り塗料を用いたポリプロピレ
ン被塗物の塗装工程としては、例えば下記の方法があげ
られる。
ン被塗物の塗装工程としては、例えば下記の方法があげ
られる。
【0037】工程a:プライマー塗装−未硬化−ソリッ
ドカラー塗料等の上塗り塗料を静電方式等で塗装−加熱
硬化。この工程では、上塗り塗料は、1コートである。
ドカラー塗料等の上塗り塗料を静電方式等で塗装−加熱
硬化。この工程では、上塗り塗料は、1コートである。
【0038】工程b:プライマー塗装−未硬化−ソリッ
ドカラー塗料、メタリック塗料、光干渉色塗料等の上塗
りベース塗料を静電方式等で塗装−必要により加熱硬化
−クリヤ塗料を静電方式等で塗装−加熱硬化。この工程
では、上塗り塗料は、2コートである。
ドカラー塗料、メタリック塗料、光干渉色塗料等の上塗
りベース塗料を静電方式等で塗装−必要により加熱硬化
−クリヤ塗料を静電方式等で塗装−加熱硬化。この工程
では、上塗り塗料は、2コートである。
【0039】これらの塗装工程において、プライマー塗
膜は、例えば室温〜100℃で1〜10分間程度放置し
てから、未硬化の状態で上塗り塗料を塗装することが好
ましいが、80〜160℃で10〜40分程度加熱して
硬化してから上塗り塗料を塗装することも可能である。
また、これらの上塗り塗料の塗装方法は静電方式に限定
されず、静電塗装、エアレススプレー塗装、エアスプレ
ー塗装等から選ばれた任意の方法で塗装することができ
る。
膜は、例えば室温〜100℃で1〜10分間程度放置し
てから、未硬化の状態で上塗り塗料を塗装することが好
ましいが、80〜160℃で10〜40分程度加熱して
硬化してから上塗り塗料を塗装することも可能である。
また、これらの上塗り塗料の塗装方法は静電方式に限定
されず、静電塗装、エアレススプレー塗装、エアスプレ
ー塗装等から選ばれた任意の方法で塗装することができ
る。
【0040】また、プライマー塗面に塗装する上塗り塗
料の膜厚は任意に選択できるが、硬化塗膜に基づいて、
工程aの上塗り塗料は10〜60μm、特に15〜45
μm、工程bのソリッドカラー塗料、メタリック塗料、
光干渉色塗料等の上塗りベース塗料は10〜30μm、
特に15〜25μm、クリヤ塗料は15〜50μm、特
に25〜35μmが適している。これらの上塗り塗膜は
80〜160℃で10〜40分程度加熱することにより
硬化することができる。
料の膜厚は任意に選択できるが、硬化塗膜に基づいて、
工程aの上塗り塗料は10〜60μm、特に15〜45
μm、工程bのソリッドカラー塗料、メタリック塗料、
光干渉色塗料等の上塗りベース塗料は10〜30μm、
特に15〜25μm、クリヤ塗料は15〜50μm、特
に25〜35μmが適している。これらの上塗り塗膜は
80〜160℃で10〜40分程度加熱することにより
硬化することができる。
【0041】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明を
より一層具体的に説明する。各例における部及び%はい
ずれも重量を基準にしており、又塗膜の膜厚は硬化塗膜
に基づくものである。
より一層具体的に説明する。各例における部及び%はい
ずれも重量を基準にしており、又塗膜の膜厚は硬化塗膜
に基づくものである。
【0042】各例における試料としては、次のものを使
用した。
用した。
【0043】(A)成分の塩素化ポリプロピレンとして
は、「スパークロンS−892L」(A−1)(日本製
紙(株)製、商品名、プロピレンの単独重合体で、塩素
含有率は22%、数平均分子量は約50,000)を使
用した。
は、「スパークロンS−892L」(A−1)(日本製
紙(株)製、商品名、プロピレンの単独重合体で、塩素
含有率は22%、数平均分子量は約50,000)を使
用した。
【0044】(B)成分のポリエステル樹脂としては、
アジピン酸114.6部、ヘキサヒドロテレフタル酸1
35.0部、1,6−ヘキサンジオール84.2部、
1,4−シクロヘキサンジメタノール171.3部、イ
ソフタル酸79.0部及びトリメチロールプロパン6
5.0部を常法により重縮合反応させて得た固形分含有
率60%のポリエステル樹脂(B−1)溶液を使用し
た。水酸基価87mgKOH/g、酸価12mgKOH/g、数平均分
子量2,200。
アジピン酸114.6部、ヘキサヒドロテレフタル酸1
35.0部、1,6−ヘキサンジオール84.2部、
1,4−シクロヘキサンジメタノール171.3部、イ
ソフタル酸79.0部及びトリメチロールプロパン6
5.0部を常法により重縮合反応させて得た固形分含有
率60%のポリエステル樹脂(B−1)溶液を使用し
た。水酸基価87mgKOH/g、酸価12mgKOH/g、数平均分
子量2,200。
【0045】(C)成分のポリエステル樹脂としては、
アジピン酸111.5部、1,6−ヘキサンジオール6
0.1部、オルソフタル酸67.8部、ヘキサヒドロイ
ソフタル酸180.3部、トリメチロールプロパン10
0.8部及びネオペンチルグリコール136.3部を常
法により重縮合反応させて得た固形分含有率60%のポ
リエステル樹脂(C−1)溶液を使用した。水酸基価1
00mgKOH/g、酸価5mgKOH/g、数平均分子量3,30
0。
アジピン酸111.5部、1,6−ヘキサンジオール6
0.1部、オルソフタル酸67.8部、ヘキサヒドロイ
ソフタル酸180.3部、トリメチロールプロパン10
0.8部及びネオペンチルグリコール136.3部を常
法により重縮合反応させて得た固形分含有率60%のポ
リエステル樹脂(C−1)溶液を使用した。水酸基価1
00mgKOH/g、酸価5mgKOH/g、数平均分子量3,30
0。
【0046】(D)成分のエポキシ樹脂としては、「エ
ポン1001」(D−1)(シェル化学社製、商品名、
ビスフェノール型のグリシジルエーテル系エポキシ樹
脂、エポキシ当量480)を使用した。
ポン1001」(D−1)(シェル化学社製、商品名、
ビスフェノール型のグリシジルエーテル系エポキシ樹
脂、エポキシ当量480)を使用した。
【0047】(E)成分のポリエーテル樹脂としては、
「エクセノールS−8500」(E−1)(旭硝子社
製、商品名、数平均分子量1,500)を使用した。
「エクセノールS−8500」(E−1)(旭硝子社
製、商品名、数平均分子量1,500)を使用した。
【0048】(F)成分の粒状導電性物質としては、
「VUCIAN XC−72」(F−1)(キャボット
社製、商品名、粒径30mμ(0.03μm)の導電性
カーボン粒子)を使用した。
「VUCIAN XC−72」(F−1)(キャボット
社製、商品名、粒径30mμ(0.03μm)の導電性
カーボン粒子)を使用した。
【0049】実施例1〜3及び比較例1〜6 上記の各成分を表1に示した比率で混合して、ポリプロ
ピレン塗装用導電性プライマー組成物を調製した。表1
における配合比率は固形分量である。
ピレン塗装用導電性プライマー組成物を調製した。表1
における配合比率は固形分量である。
【0050】
【表1】
【0051】次に、実施例1〜3及び比較例1〜6で得
た各プライマー組成物の性能試験を次の方法により行っ
た。
た各プライマー組成物の性能試験を次の方法により行っ
た。
【0052】貯蔵安定性:固形分含有率20%に調整し
たプライマー組成物200ccを容量200ccのメス
シリンダーにとり、室温で72時間静置した後の状態を
目視観察し、次の基準により、評価した。
たプライマー組成物200ccを容量200ccのメス
シリンダーにとり、室温で72時間静置した後の状態を
目視観察し、次の基準により、評価した。
【0053】○は硫酸バリウムや導電性物質等が沈降し
て形成される上澄液層が5cc以内で、下層には沈殿物
の発生が全く認められない(貯蔵安定性良好)、△は該
上澄液層が5〜20ccで、下層には軟らかい沈殿物の
発生が少し認められたが、撹拌により容易に元の分散状
態に復元できる(貯蔵安定性やや不良)、×は該上澄液
層が20cc以上で、下層には沈殿物の発生が多量認め
られ、撹拌により元の分散状態に復元できない(貯蔵安
定性不良)、をそれぞれ示す。
て形成される上澄液層が5cc以内で、下層には沈殿物
の発生が全く認められない(貯蔵安定性良好)、△は該
上澄液層が5〜20ccで、下層には軟らかい沈殿物の
発生が少し認められたが、撹拌により容易に元の分散状
態に復元できる(貯蔵安定性やや不良)、×は該上澄液
層が20cc以上で、下層には沈殿物の発生が多量認め
られ、撹拌により元の分散状態に復元できない(貯蔵安
定性不良)、をそれぞれ示す。
【0054】導電性:ポリプロピレンシートの表面に2
枚の導電性テープを35mmの間隔をあけて貼着し、次
いでこのテープの間隔をあけた側から幅2mmを残し
て、それ以外の導電性テープの全面にマスキングテープ
を貼着する。そして、これらのマスキングテープ部分、
幅2mm部分及び35mm間隔部分にプライマー組成物
を10〜15μmの膜厚に塗装し、室温で1分間経過し
てからマスキングテープを剥離し、120℃で20分間
加熱してプライマー塗膜を硬化せしめた。次に、露出し
ている2枚の導電性テープ間の表面電気抵抗を表面抵抗
率計(ドイツ、TRECK社製)で測定した結果に基づ
き、次の基準により、評価した。
枚の導電性テープを35mmの間隔をあけて貼着し、次
いでこのテープの間隔をあけた側から幅2mmを残し
て、それ以外の導電性テープの全面にマスキングテープ
を貼着する。そして、これらのマスキングテープ部分、
幅2mm部分及び35mm間隔部分にプライマー組成物
を10〜15μmの膜厚に塗装し、室温で1分間経過し
てからマスキングテープを剥離し、120℃で20分間
加熱してプライマー塗膜を硬化せしめた。次に、露出し
ている2枚の導電性テープ間の表面電気抵抗を表面抵抗
率計(ドイツ、TRECK社製)で測定した結果に基づ
き、次の基準により、評価した。
【0055】○は108Ω・cm以下(静電塗装性良
好)、△は108〜109Ω・cm(静電塗装可能だが塗
着効率低下)、×は1010Ω・cm以上(静電塗装不
可)、をそれぞれ示す。
好)、△は108〜109Ω・cm(静電塗装可能だが塗
着効率低下)、×は1010Ω・cm以上(静電塗装不
可)、をそれぞれ示す。
【0056】試験結果を、表2に示す。
【0057】
【表2】
【0058】実施例4〜6及び比較例7〜12 実施例1〜3及び比較例1〜6で得た各プライマー組成
物を用いて、次のようにして、ポリプロピレン被塗物を
塗装した。
物を用いて、次のようにして、ポリプロピレン被塗物を
塗装した。
【0059】自動車バンパー用ポリプロピレンの表面を
イソプロピルアルコールで脱脂した後、各プライマー組
成物(固形分含有率20%)をエアスプレーにより膜厚
10〜15μmになるように塗装し、室温で1分間放置
後、この未硬化のプライマー塗面に有機溶剤系上塗りベ
ース塗料(「ソフレックス1400」、関西ペイント
(株)製、商品名、ポリエステル樹脂・メラミン樹脂系
メタリック塗料)を膜厚15〜20μmになるように静
電塗装し、室温で1分間放置後、この未硬化のベース塗
料塗面に有機溶剤系上塗りクリヤコート(「ソフレック
ス1600」、関西ペイント(株)製、商品名、アクリ
ル樹脂・メラミン樹脂系クリヤ塗料)を膜厚25〜30
μmになるように静電塗装し、120℃で20分間加熱
して、これらの三層の塗膜を同時に硬化せしめた。
イソプロピルアルコールで脱脂した後、各プライマー組
成物(固形分含有率20%)をエアスプレーにより膜厚
10〜15μmになるように塗装し、室温で1分間放置
後、この未硬化のプライマー塗面に有機溶剤系上塗りベ
ース塗料(「ソフレックス1400」、関西ペイント
(株)製、商品名、ポリエステル樹脂・メラミン樹脂系
メタリック塗料)を膜厚15〜20μmになるように静
電塗装し、室温で1分間放置後、この未硬化のベース塗
料塗面に有機溶剤系上塗りクリヤコート(「ソフレック
ス1600」、関西ペイント(株)製、商品名、アクリ
ル樹脂・メラミン樹脂系クリヤ塗料)を膜厚25〜30
μmになるように静電塗装し、120℃で20分間加熱
して、これらの三層の塗膜を同時に硬化せしめた。
【0060】次に、実施例4〜6及び比較例7〜12で
得られた各複層塗膜の性能試験を次の方法により行っ
た。
得られた各複層塗膜の性能試験を次の方法により行っ
た。
【0061】付着性:得られた複層塗膜面に、素地に達
するようにカッターで切り込み線を入れて大きさ2mm
×2mmのマス目を100個作り、その表面に粘着セロ
ハンテープを貼着し、20℃においてそれを急激に剥が
したあとのマス目の残存塗膜数を調べて、付着性を評価
した。○は塗膜残存数100個、△は99〜95個、×
は94個以下、をそれぞれ示す。
するようにカッターで切り込み線を入れて大きさ2mm
×2mmのマス目を100個作り、その表面に粘着セロ
ハンテープを貼着し、20℃においてそれを急激に剥が
したあとのマス目の残存塗膜数を調べて、付着性を評価
した。○は塗膜残存数100個、△は99〜95個、×
は94個以下、をそれぞれ示す。
【0062】仕上がり外観:複層塗膜の鮮映性を調べ
て、仕上がり外観を評価した。鮮映性は、PGD計(日
本色彩研究所製、商品名)で測定した。○はPGD値
0.7以上を示し鮮映性良好、△はPGD値0.4〜
0.6を示し鮮映性普通、×はPGD値0.3以下を示
し鮮映性不良、をそれぞれ示す。
て、仕上がり外観を評価した。鮮映性は、PGD計(日
本色彩研究所製、商品名)で測定した。○はPGD値
0.7以上を示し鮮映性良好、△はPGD値0.4〜
0.6を示し鮮映性普通、×はPGD値0.3以下を示
し鮮映性不良、をそれぞれ示す。
【0063】試験結果を、表3に示す。
【0064】
【表3】
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
が得られる。
が得られる。
【0066】1.本発明プライマー組成物の塗膜は、ポ
リプロピレン被塗物及び上塗り塗膜との付着性が良好で
ある。
リプロピレン被塗物及び上塗り塗膜との付着性が良好で
ある。
【0067】2.本発明プライマー組成物の塗膜を加熱
硬化することなく、その未硬化の塗面上に静電方式によ
り上塗り塗料を塗装しても、上塗り塗料は均一に塗着
し、平滑及び鮮映性の優れた塗面に仕上げることができ
る。
硬化することなく、その未硬化の塗面上に静電方式によ
り上塗り塗料を塗装しても、上塗り塗料は均一に塗着
し、平滑及び鮮映性の優れた塗面に仕上げることができ
る。
【0068】3.本発明プライマー組成物において特定
のポリエステル樹脂(B)及びポリエステル樹脂(C)
を併用することにより、粒状導電性物質(F)を連鎖状
態にし凝集させながら、分散安定性の低下を防止するこ
とができ、その結果上塗り塗料の静電塗装性が向上して
いる。
のポリエステル樹脂(B)及びポリエステル樹脂(C)
を併用することにより、粒状導電性物質(F)を連鎖状
態にし凝集させながら、分散安定性の低下を防止するこ
とができ、その結果上塗り塗料の静電塗装性が向上して
いる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 123/26 C09D 123/26 163/00 163/00 171/02 171/02 (72)発明者 桑野 一幸 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 加藤 忠弘 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 (72)発明者 山田 英之 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 (72)発明者 立木 聡 愛知県西加茂郡三好町大字莇生字平地1番 地 関西ペイント株式会社内 (72)発明者 小野 桂太 愛知県西加茂郡三好町大字莇生字平地1番 地 関西ペイント株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AA09 AE06 CA22 EB13 EB33 EB37 EC01 4J038 CB081 CB171 DB002 DD052 DD122 DF002 GA03 GA06 KA20 MA14 NA20 PA07 PC08
Claims (5)
- 【請求項1】(A)塩素化ポリプロピレン、(B)モノ
マー成分として、アジピン酸又はそのエステル形成性誘
導体、セバシン酸又はそのエステル形成性誘導体、テレ
フタル酸又はそのエステル形成性誘導体及びヘキサヒド
ロテレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体から選ば
れる少なくとも一種の多塩基酸と、エチレングリコー
ル、1,6−ヘキサンジオール及び1,4−シクロヘキ
サンジメタノールから選ばれる少なくとも1種の多価ア
ルコールとを、合計で60重量%以上含有するポリエス
テル樹脂、(C)モノマー成分として、オルソフタル
酸、その酸無水物又はそのエステル形成性誘導体、イソ
フタル酸又はそのエステル形成性誘導体、ヘキサヒドロ
オルソフタル酸、その酸無水物又はそのエステル形成性
誘導体、ヘキサヒドロイソフタル酸又はそのエステル形
成性誘導体及びトリメリット酸、その酸無水物又はその
エステル形成性誘導体から選ばれる少なくとも一種の多
塩基酸と、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコ
ール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン
及びグリセリンから選ばれる少なくとも1種の多価アル
コールとを、合計で60重量%以上含有するポリエステ
ル樹脂、(D)エポキシ樹脂、(E)ポリエーテル樹
脂、並びに(F)粒状導電性物質を含有し、且つ上記の
(B)成分と(C)成分との合計固形分量が上記(A)
〜(E)成分の合計固形分を基準に20〜60重量%で
あり、(B)成分:(C)成分の比率が固形分重量比で
1:0.5〜1:2.0であることを特徴とするポリプ
ロピレン塗装用プライマー組成物。 - 【請求項2】ポリエステル樹脂(B)が、数平均分子量
約1,000〜約5,000、水酸基価50〜150mg
KOH/g、酸価0.5〜25mgKOH/gの範囲内のものである
請求項1に記載のプライマー組成物。 - 【請求項3】ポリエステル樹脂(C)が、数平均分子量
約1,000〜約8,000、水酸基価50〜150mg
KOH/g、酸価0.5〜25mgKOH/gの範囲内のものである
請求項1に記載のプライマー組成物。 - 【請求項4】(A)成分、(B)成分、(C)成分、
(D)成分及び(E)成分の配合比率が、これらの合計
固形分を基準に、(A)成分は30〜70重量%、
(B)成分及び(C)成分はこれらの合計固形分量で2
0〜60重量%、(D)成分は3〜15重量%、並びに
(E)成分は3〜15重量%であり、(F)成分は、
(A)成分〜(E)成分の合計固形分100重量部あた
り10〜40重量部である請求項1に記載のプライマー
組成物。 - 【請求項5】ポリプロピレン被塗物に、請求項1に記載
のプライマー組成物を塗装し、次いで該プライマー塗膜
を硬化することなく、上塗り塗装することを特徴とする
塗装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073948A JP2000265109A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | ポリプロピレン塗装用プライマー組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073948A JP2000265109A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | ポリプロピレン塗装用プライマー組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000265109A true JP2000265109A (ja) | 2000-09-26 |
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ID=13532833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11073948A Pending JP2000265109A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | ポリプロピレン塗装用プライマー組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000265109A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005171024A (ja) * | 2003-12-09 | 2005-06-30 | Kansai Paint Co Ltd | 白色導電性プライマー塗料 |
| JPWO2005012449A1 (ja) * | 2003-07-23 | 2006-09-21 | 関西ペイント株式会社 | 白色導電性プライマー塗料組成物及び複層塗膜形成方法 |
| WO2008093228A1 (en) * | 2007-01-29 | 2008-08-07 | Basf Coatings Japan Ltd. | Primers and a method of coating in which they are used |
| WO2009093097A1 (en) * | 2008-01-23 | 2009-07-30 | Basf Coatings Japan Ltd. | Primers and a method of coating in which they are used |
| CN103525250A (zh) * | 2013-10-12 | 2014-01-22 | 成都桑瑞斯粉末涂料有限公司 | 一种密度板专用粉末涂料及其制备方法 |
-
1999
- 1999-03-18 JP JP11073948A patent/JP2000265109A/ja active Pending
Cited By (6)
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| US8728582B2 (en) | 2008-01-23 | 2014-05-20 | Basf Coatings Japan Ltd. | Primers and a method of coating in which they are used |
| CN103525250A (zh) * | 2013-10-12 | 2014-01-22 | 成都桑瑞斯粉末涂料有限公司 | 一种密度板专用粉末涂料及其制备方法 |
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