JP2000265197A - 溶剤およびそれを用いる物品表面の清浄化方法 - Google Patents

溶剤およびそれを用いる物品表面の清浄化方法

Info

Publication number
JP2000265197A
JP2000265197A JP9863099A JP9863099A JP2000265197A JP 2000265197 A JP2000265197 A JP 2000265197A JP 9863099 A JP9863099 A JP 9863099A JP 9863099 A JP9863099 A JP 9863099A JP 2000265197 A JP2000265197 A JP 2000265197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solvent
cleaning
present
water
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9863099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3141325B2 (ja
Inventor
Yuji Kurokawa
勇治 黒河
Tetsuya Suzuta
哲也 鈴田
Junji Murata
潤治 村田
Akira Sekiya
章 関屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Research Institute of Innovative Technology for the Earth RITE
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Research Institute of Innovative Technology for the Earth RITE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology, Research Institute of Innovative Technology for the Earth RITE filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP11098630A priority Critical patent/JP3141325B2/ja
Publication of JP2000265197A publication Critical patent/JP2000265197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3141325B2 publication Critical patent/JP3141325B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不燃性ないし難燃性、低毒性および熱安定性
にすぐれるとともに、オゾン層の破壊を生じることのな
い新規な溶剤及びそれを用いる物物品表面の清浄化方法
を提供する。 【解決手段】 下記式(1)または(2)で表される含
フッ素ケトンからなる溶剤。 n−C49COC25 (1) (CH3)2CFCF2CF2COCH3 (2) 前記含フッ素ケトンと低級アルコールからなる水切り乾
燥溶剤。前記の溶剤を用いて物品表面に付着する汚れ又
は水分を除去することを特徴とする物品表面の清浄化方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶剤及びそれを用
いる物品表面の清浄化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品表面に付着するフラックス、油等の
汚れや水分を除去するために、不燃性、低毒性及び熱安
定性にすぐれるCCl2FCClF2(CFC113)
や、1,1,1−トリクロロエタン及びCFC113と
他の溶剤との混合物等を洗浄剤として用いることが広く
行われてきた。特に、CFC113は、金属、プラスチ
ック、エラストマー等の基材を侵さず、各種の汚れを選
択的に溶解する等の特徴を有するため、各種精密機械部
品や、金属、プラスチック、エラストマー等からなる各
種電子部品、光学部品などの洗浄には最適であった。従
来使用されてきたCFC113や1,1,1−トリクロ
ロエタンは、種々の利点を有するにもかかわらず、化学
的に極めて安定なため、対流圏での寿命が長く、拡散し
て成層圏に達し、ここで紫外線により光分解して塩素ラ
ジカルを発生する。この塩素ラジカルが成層圏オゾンと
連鎖反応を起こし、オゾン用を破壊することから、その
生産が1996年より禁止及び消費について規則が実施
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、不燃性ない
し難燃性、低毒性及び熱安定性にすぐれるとともに、オ
ゾン層の破壊を生じることのない新規な溶剤及びそれを
用いる物品表面の清浄化方法を提供することをその課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、下記式(1)又は
(2)で表される含フッ素ケトンからなる溶剤が提供さ
れる。 n−C49COC25 (1) (CH3)2CFCF2CF2COCH3 (2) また、本発明によれば、前記含フッ素ケトンと低級アル
コールからなる水切り乾燥溶剤が提供される。 さら
に、本発明によれば、前記の溶剤を用いて物品表面に付
着する汚れ又は水分を除去することを特徴とする物品表
面の清浄化方法が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の溶剤は、前記式(1)で
表される含フッ素ケトンからなる。表1にこの含フッ素
ケトンについての物性値を示す。
【0006】
【表1】
【0007】これらの含フッ素ケトンは、いずれも、低
毒性、熱安定性にすぐれ、水とともに長時間加熱しても
分解しなかった。また、不燃性ないし難燃性を示すこと
が確認された。さらに、表−1に示すごとく、これらは
特に洗浄溶剤として好適な物性を有していることが確認
された。
【0008】本発明における含フッ素ケトンは、いずれ
も、新規化合物である。前記含フッ素ケトンのうち、C
3CF2CF2CF2COCH2CH3は、ノナフルオロ吉
草酸(CF3CF2CF2CF2COOH)とエチルマグネ
シウムブロミドをジエチルエーテル中で反応させること
により容易に合成することができる。(CH3)2CFC
2CF2COCH3は、ウンデカフルオロイソカプロン
酸((CH3)2CFCF2CF2COOH)とメチルマグ
ネシウムブロミドをジエチルエーテル中で反応させるこ
とにより容易に合成することができる。
【0009】本発明の前記含フッ素ケトンからなる溶剤
は、含フッ素ケトンの他、他の液状有機化合物を含有す
ることができる。このような液状有機化合物の沸点は、
300℃以下、好ましくは150℃以下であり、その沸
点の下限は、通常、25〜30℃程度である。好ましく
は40〜120℃の沸点を有するものである。このよう
な液状有機化合物には、炭化水素、フッ素化炭化水素、
アルコール、フッ素化アルコール、エーテル、ケトン、
エステル、有機窒素化合物、有機硫黄化合物及び有機ケ
イ素化合物が包含される。このような液状有機化合物の
含有量は、全溶剤中1〜50重量%、好ましくは1〜2
0重量%である。可燃性液状有機化合物の場合、その含
有量が前記範囲より多くなると、溶剤の可燃性が増加す
るので好ましくなく、一方、前記範囲より少なくなる
と、その添加効果が不十分になるので好ましくない。
【0010】前記炭化水素の具体例としては、例えば、
ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロペン
タン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン等の脂肪族
あるいは芳香族炭化水素が挙げられる。またフッ素化炭
化水素としては、HFC43−10mee(CF3CF2
CHFCHFCF3)、HFC338Pcc(CHF2
2CF2CHF2)等が挙げられる。アルコールとして
は、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロ
パノール、ブタノール、カルビトール等が挙げられる。
フッ素化アルコールとしては、トリフルオロエタノー
ル、ヘキサフルオロー2−プロパノール、ペンタフルオ
ロプロパノール等が挙げられる。エーテルとしては、ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、モノグライム、ジグライ
ム等が挙げられる。ケトンとしては、アセトン、メチル
エチルケトン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、シク
ロペンタノン、シクロヘキサノン等が挙げられる。エス
テルとしては、カルボン酸エステル、例えばギ酸エステ
ル、酢酸エステル等が挙げられる。有機窒素化合物とし
ては、アセトニトリル、ニトロベンゼン、ジメチルホル
ムアミド、N−メチルピロリドン等が挙げられる。有機
硫黄化合物としては、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ン等が挙げられる。有機ケイ素化合物としては、テトラ
メチルシラン、テトラエチルシラン、メトキシトリメチ
ルシラン、エトキシトリメチルシラン、ヘキサメチルジ
シロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン等が
挙げられる。これらの成分の中で好ましいものはアルコ
ールである。
【0011】本発明の含フッ素ケトンからなる溶剤及び
含フッ素ケトンと液状有機化合物からなる溶剤には、水
を添加することができる。この場合の水の添加量は、全
溶剤中、0.01〜50重量%、好ましくは0.5〜2
0重量%である。溶剤に添加した水は、溶剤中に溶解状
又は分散状で存在するが、分散状で存在する場合には、
界面活性剤を同時に添加して溶剤中に乳化させるのが好
ましい。これらの含フッ素ケトンに対する水の溶解度は
0.01〜10重量%である。これらの含フッ素ケトン
は水を添加溶解させて、水と含フッ素ケトンからなる溶
液とすることができる。この混合溶液において水の濃度
は少なくとも0.01重量%であり、その上限値は、1
0〜20重量%程度である。本発明では、さらにそれ以
上の水を添加して、添加水を分散させた状態で使用する
こともできる。前記のような含水溶剤は、親水性の汚れ
に対する除去効果の向上したものである。
【0012】本発明の溶剤には、これを過酷な条件で使
用するに際しては各種の安定剤を添加しても良い。安定
剤としては、蒸留操作により含フッ素ケトンに同伴流出
される液状化合物或いは共沸ないし共沸様混合物を形成
する液状化合物が望ましい。このような安定剤の具体例
としては、ニトロメタン、ニトロエタン等の脂肪族ニト
ロ化合物;ニトロベンゼン、ニトロスチレン等の芳香族
ニトロ化合物;ジメトキシメタン、1,2−ジメトキシ
エタン、1,4−ジオキサン、1,3,5−トリオキサ
ン等のエーテル類;クリシドール、メチルグリシジルエ
ーテル、アリルグリシジルエーテル、フェニルグリシジ
ルエーテル、1,2−ブチレンオキシド、シクロヘキセ
ンオキシド、エピクロルヒドリン等のエポキシ類;ヘキ
セン、ヘプテン、ペンタジエン、シクロペンテン、シク
ロヘキセン等の不飽和炭化水素類;アリルアルコール、
1−ブテン−3−オール等のオレフィン系アルコール
類;3−メチル−1−ブテン−3−オール、3−メチル
−1−ペンテン3オール等のアセチレン系アルコール
類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル、メタクリル酸ビニル等のアクリル酸エステル類
等があげられる。また、更に相乗的安定化効果を得るた
めに、フェノール類、アミン類、ベンゾトリアゾール類
等を併用しても良い。安定剤の使用量は、安定剤の種類
等により異なるが、通常、溶剤中、0.01〜10重量
%程度であり、0.1〜5重量%程度とすることがより
好ましい。
【0013】本発明の溶剤には、その洗浄力、界面作用
等をより一層改善する為に、必要に応じて各種の界面活
性剤を添加することができる。界面活性剤としては、ソ
ルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート等のソ
ルビタン脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンのソル
ビットテトラオエート等のポリオキシエチレンソルビッ
ト脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンモノラウレー
ト等のポリオキシエチレンラウリルエーテル類;ポリオ
キシエチレンノニフェニルエーテル等のポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル;ポリオキシエチレンオ
レイン酸アミド等のポリオキシエチレンアルキルアミン
脂肪酸アミド類等のノニオン系界面活性剤が挙げられ、
単独で使用してもよく、或いは2種以上の組み合わせで
使用しても良い。相乗的に洗浄力及び界面作用を改善す
る目的で、これらのノニオン系界面活性剤に更にカチオ
ン系界面活性剤を又はアニオン系界面活性剤を併用して
も良い。界面活性剤の総添加量は、その種類により異な
るが、溶剤中、0.01〜20重量%、好ましくは0.
1〜5重量%である。
【0014】本発明の溶剤は、物品表面に付着する汚れ
や水を除去し、物品表面を清浄化するための洗浄剤とし
て有利に用いることができる。この場合の物品表面に付
着する汚れには、フラックス、油、グリース、ワック
ス、インク等による汚れの他、従来のドライクリーニン
グで除去される各種汚れがある。これらの汚れは、従来
は、CFC113や1,1,1−トリクロロエタン等を
用いて除去されてきたものであるが、本発明の溶剤は、
それらのCFC113や1,1,1−トリクロロエタン
の代替物として有利に適用される。また、前記物品に
は、電子部品(プリント基板、液晶表示器、磁気記録部
品、半導体材料等)、電機部品、精密機械部品、樹脂加
工部品、光学レンズ、衣料品等が包含される。その物品
表面の洗浄化方法としては、浸漬、スプレー、沸騰洗
浄、超音波洗浄、蒸気洗浄等或いはこれらの組み合わせ
等の従来から用いられている方法が採用できる。
【0015】本発明による含フッ素ケトンと低級アルコ
ールからなる混合液は、水切り乾燥溶剤として有利に用
いることができる。低級アルコールとしては、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、ブタノール等の炭
素数1〜6、好ましくは1〜3のアルコールが用いら
れ、その溶剤中濃度は1〜50重量%、好ましくは1〜
20重量%である。この水切り乾燥溶剤は、水洗された
後の表面に水分が付着している物品の表面にスプレー法
や浸漬法等の適宜の方法で適用され、これによりその付
着水を除去することができる。
【0016】また、本発明の含フッ素ケトンからなる溶
剤は、冷蔵庫や、エアコン用等の冷媒として用いられる
ことができる。本発明の溶剤は、従来のフロンと同様に
塗料用溶剤、抽出剤、熱媒体等の各種用途に使用するこ
とができる。
【0017】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。
【0018】実施例1 表2に示す溶剤を用いてフラックスの洗浄試験を行っ
た。テストピース(SUS−316;50mm×l0m
m×1mm)をフラックス[アサヒ化学研究所製GX−
8S]に50℃、1分間浸漬した後、取り出して200
℃で1分間加熱処理した。そのテストピースを溶剤中で
1分間超音波洗浄し、ついで温風乾燥した。テストピー
ス上のフラックスの除去状況(A;良好、B;やや良、
C;不良)を肉眼及び顕微鏡で観察し、その結果を表2
に示した。
【0019】
【表2】
【0020】実施例2 表3に示す含フッ素ケトン95重量%とアルコール[メ
タノール(MeOH)エタノール(EtOH)又はイソ
プロパノール(iPrOH)]5重量%との混合物を用
いて付着水の除去試験を行った。予めよく脱脂洗浄した
ガラス板(30mm×20mm×1mm)を純水に1分
間浸漬し、次いで上記の混合物中に30秒間浸漬した。
取り出したガラス板を常温下で1分間放置して残存して
いた混合物を蒸発させた後、無水メタノール中に浸漬
し、そのメタノールの水分増加量をカールフィッシャー
水分計により測定した。一方、純水に浸漬しただけで上
記の混合物中に浸漬しなかった場合のメタノールの水分
増加量との比較及び肉眼、顕微鏡による表面状態の観察
から、付着水の除去状況(A;良好、B;やや良、C;
不良)を調べ、その結果を表3に示した。
【0021】
【表3】
【0022】実施例3 含フッ素ケトンCF3CF2CF2CF2COCH2CH
30.047molと水0.094molをフラスコに
入れ、80℃で72時間、還流させた。有機層をガスク
ロ(TCD)によって分析したところ、組成には変化が
なく、また。試験前ガスクロ(TCD)によって分析し
たところ、組成には変化がなく、また試験前後での酸性
度にも変化はなかった。このことから、本発明で用いる
含フッ素ケトンはすぐれた安定性を有するものであるこ
とが確認された。
【0023】
【発明の効果】本発明の含フッ素ケトンからなる溶剤
は、その含フッ素ケトンが塩素原子を含まないため、オ
ゾン層破壊の心配がなく、また、水素原子を含むため、
大気中の水酸基ラジカルとの反応性が高く、対流圏で分
解され易いため、温室効果が小さく、かつ、従来のCF
CやHCFCに替わる洗浄溶剤、水切り乾燥剤等として
有利に使用することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月17日(2000.4.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 溶剤およびそれを用いる物品表面の清
浄化方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶剤及びそれを用
いる物品表面の清浄化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品表面に付着するフラックス、油等の
汚れや水分を除去するために、不燃性、低毒性及び熱安
定性にすぐれるCCl2FCClF2(CFC113)
や、1,1,1−トリクロロエタン及びCFC113と
他の溶剤との混合物等を洗浄剤として用いることが広く
行われてきた。特に、CFC113は、金属、プラスチ
ック、エラストマー等の基材を侵さず、各種の汚れを選
択的に溶解する等の特徴を有するため、各種精密機械部
品や、金属、プラスチック、エラストマー等からなる各
種電子部品、光学部品などの洗浄には最適であった。従
来使用されてきたCFC113や1,1,1−トリクロ
ロエタンは、種々の利点を有するにもかかわらず、化学
的に極めて安定なため、対流圏での寿命が長く、拡散し
て成層圏に達し、ここで紫外線により光分解して塩素ラ
ジカルを発生する。この塩素ラジカルが成層圏オゾンと
連鎖反応を起こし、オゾン用を破壊することから、その
生産が1996年より禁止及び消費について規則が実施
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、不燃性ない
し難燃性、低毒性及び熱安定性にすぐれるとともに、オ
ゾン層の破壊を生じることのない新規な溶剤及びそれを
用いる物品表面の清浄化方法を提供することをその課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、下記式(1)で表さ
れる含フッ素ケトンからなる溶剤が提供される。 (CF3 )2CFCF2CF2COCH3) また、本発明によれば、前記含フッ素ケトンと低級アル
コールからなる水切り乾燥溶剤が提供される。 さら
に、本発明によれば、前記の溶剤を用いて物品表面に付
着する汚れ又は水分を除去することを特徴とする物品表
面の清浄化方法が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の溶剤は、前記式(1)で
表される含フッ素ケトンからなる。表1にこの含フッ素
ケトンについての物性値を示す。
【0006】
【表1】
【0007】この含フッ素ケトンは、いずれも、低毒
性、熱安定性にすぐれ、水とともに長時間加熱しても分
解しなかった。また、不燃性ないし難燃性を示すことが
確認された。さらに、表−1に示すごとく、このもの
特に洗浄溶剤として好適な物性を有していることが確認
された。
【0008】本発明における含フッ素ケトンは、新規化
合物である。前記(CF3 )2CFCF2CF2COCH
3は、ウンデカフルオロイソカプロン酸((CF3 )2CF
CF2CF2COOH)とメチルマグネシウムブロミドを
ジエチルエーテル中で反応させることにより容易に合成
することができる。
【0009】本発明の前記含フッ素ケトンからなる溶剤
は、含フッ素ケトンの他、他の液状有機化合物を含有す
ることができる。このような液状有機化合物の沸点は、
300℃以下、好ましくは150℃以下であり、その沸
点の下限は、通常、25〜30℃程度である。好ましく
は40〜120℃の沸点を有するものである。このよう
な液状有機化合物には、炭化水素、フッ素化炭化水素、
アルコール、フッ素化アルコール、エーテル、ケトン、
エステル、有機窒素化合物、有機硫黄化合物及び有機ケ
イ素化合物が包含される。このような液状有機化合物の
含有量は、全溶剤中1〜50重量%、好ましくは1〜2
0重量%である。可燃性液状有機化合物の場合、その含
有量が前記範囲より多くなると、溶剤の可燃性が増加す
るので好ましくなく、一方、前記範囲より少なくなる
と、その添加効果が不十分になるので好ましくない。
【0010】前記炭化水素の具体例としては、例えば、
ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロペン
タン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン等の脂肪族
あるいは芳香族炭化水素が挙げられる。またフッ素化炭
化水素としては、HFC43−10mee(CF3CF2
CHFCHFCF3)、HFC338Pcc(CHF2
2CF2CHF2)等が挙げられる。アルコールとして
は、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロ
パノール、ブタノール、カルビトール等が挙げられる。
フッ素化アルコールとしては、トリフルオロエタノー
ル、ヘキサフルオロー2−プロパノール、ペンタフルオ
ロプロパノール等が挙げられる。エーテルとしては、ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、モノグライム、ジグライ
ム等が挙げられる。ケトンとしては、アセトン、メチル
エチルケトン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、シク
ロペンタノン、シクロヘキサノン等が挙げられる。エス
テルとしては、カルボン酸エステル、例えばギ酸エステ
ル、酢酸エステル等が挙げられる。有機窒素化合物とし
ては、アセトニトリル、ニトロベンゼン、ジメチルホル
ムアミド、N−メチルピロリドン等が挙げられる。有機
硫黄化合物としては、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ン等が挙げられる。有機ケイ素化合物としては、テトラ
メチルシラン、テトラエチルシラン、メトキシトリメチ
ルシラン、エトキシトリメチルシラン、ヘキサメチルジ
シロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン等が
挙げられる。これらの成分の中で好ましいものはアルコ
ールである。
【0011】本発明の含フッ素ケトンからなる溶剤及び
含フッ素ケトンと液状有機化合物からなる溶剤には、水
を添加することができる。この場合の水の添加量は、全
溶剤中、0.01〜50重量%、好ましくは0.5〜2
0重量%である。溶剤に添加した水は、溶剤中に溶解状
又は分散状で存在するが、分散状で存在する場合には、
界面活性剤を同時に添加して溶剤中に乳化させるのが好
ましい。これらの含フッ素ケトンに対する水の溶解度は
0.01〜10重量%である。これらの含フッ素ケトン
は水を添加溶解させて、水と含フッ素ケトンからなる溶
液とすることができる。この混合溶液において水の濃度
は少なくとも0.01重量%であり、その上限値は、1
0〜20重量%程度である。本発明では、さらにそれ以
上の水を添加して、添加水を分散させた状態で使用する
こともできる。前記のような含水溶剤は、親水性の汚れ
に対する除去効果の向上したものである。
【0012】本発明の溶剤には、これを過酷な条件で使
用するに際しては各種の安定剤を添加しても良い。安定
剤としては、蒸留操作により含フッ素ケトンに同伴流出
される液状化合物或いは共沸ないし共沸様混合物を形成
する液状化合物が望ましい。このような安定剤の具体例
としては、ニトロメタン、ニトロエタン等の脂肪族ニト
ロ化合物;ニトロベンゼン、ニトロスチレン等の芳香族
ニトロ化合物;ジメトキシメタン、1,2−ジメトキシ
エタン、1,4−ジオキサン、1,3,5−トリオキサ
ン等のエーテル類;クリシドール、メチルグリシジルエ
ーテル、アリルグリシジルエーテル、フェニルグリシジ
ルエーテル、1,2−ブチレンオキシド、シクロヘキセ
ンオキシド、エピクロルヒドリン等のエポキシ類;ヘキ
セン、ヘプテン、ペンタジエン、シクロペンテン、シク
ロヘキセン等の不飽和炭化水素類;アリルアルコール、
1−ブテン−3−オール等のオレフィン系アルコール
類;3−メチル−1−ブテン−3−オール、3−メチル
−1−ペンテン3オール等のアセチレン系アルコール
類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル、メタクリル酸ビニル等のアクリル酸エステル類
等があげられる。また、更に相乗的安定化効果を得るた
めに、フェノール類、アミン類、ベンゾトリアゾール類
等を併用しても良い。安定剤の使用量は、安定剤の種類
等により異なるが、通常、溶剤中、0.01〜10重量
%程度であり、0.1〜5重量%程度とすることがより
好ましい。
【0013】本発明の溶剤には、その洗浄力、界面作用
等をより一層改善する為に、必要に応じて各種の界面活
性剤を添加することができる。界面活性剤としては、ソ
ルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート等のソ
ルビタン脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンのソル
ビットテトラオエート等のポリオキシエチレンソルビッ
ト脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンモノラウレー
ト等のポリオキシエチレンラウリルエーテル類;ポリオ
キシエチレンノニフェニルエーテル等のポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル;ポリオキシエチレンオ
レイン酸アミド等のポリオキシエチレンアルキルアミン
脂肪酸アミド類等のノニオン系界面活性剤が挙げられ、
単独で使用してもよく、或いは2種以上の組み合わせで
使用しても良い。相乗的に洗浄力及び界面作用を改善す
る目的で、これらのノニオン系界面活性剤に更にカチオ
ン系界面活性剤を又はアニオン系界面活性剤を併用して
も良い。界面活性剤の総添加量は、その種類により異な
るが、溶剤中、0.01〜20重量%、好ましくは0.
1〜5重量%である。
【0014】本発明の溶剤は、物品表面に付着する汚れ
や水を除去し、物品表面を清浄化するための洗浄剤とし
て有利に用いることができる。この場合の物品表面に付
着する汚れには、フラックス、油、グリース、ワック
ス、インク等による汚れの他、従来のドライクリーニン
グで除去される各種汚れがある。これらの汚れは、従来
は、CFC113や1,1,1−トリクロロエタン等を
用いて除去されてきたものであるが、本発明の溶剤は、
それらのCFC113や1,1,1−トリクロロエタン
の代替物として有利に適用される。また、前記物品に
は、電子部品(プリント基板、液晶表示器、磁気記録部
品、半導体材料等)、電機部品、精密機械部品、樹脂加
工部品、光学レンズ、衣料品等が包含される。その物品
表面の洗浄化方法としては、浸漬、スプレー、沸騰洗
浄、超音波洗浄、蒸気洗浄等或いはこれらの組み合わせ
等の従来から用いられている方法が採用できる。
【0015】本発明による含フッ素ケトンと低級アルコ
ールからなる混合液は、水切り乾燥溶剤として有利に用
いることができる。低級アルコールとしては、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、ブタノール等の炭
素数1〜6、好ましくは1〜3のアルコールが用いら
れ、その溶剤中濃度は1〜50重量%、好ましくは1〜
20重量%である。この水切り乾燥溶剤は、水洗された
後の表面に水分が付着している物品の表面にスプレー法
や浸漬法等の適宜の方法で適用され、これによりその付
着水を除去することができる。
【0016】また、本発明の含フッ素ケトンからなる溶
剤は、冷蔵庫や、エアコン用等の冷媒として用いられる
ことができる。本発明の溶剤は、従来のフロンと同様に
塗料用溶剤、抽出剤、熱媒体等の各種用途に使用するこ
とができる。
【0017】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。
【0018】実施例1 表2に示す溶剤を用いてフラックスの洗浄試験を行っ
た。テストピース(SUS−316;50mm×l0m
m×1mm)をフラックス[アサヒ化学研究所製GX−
8S]に50℃、1分間浸漬した後、取り出して200
℃で1分間加熱処理した。そのテストピースを溶剤中で
1分間超音波洗浄し、ついで温風乾燥した。テストピー
ス上のフラックスの除去状況(A;良好、B;やや良、
C;不良)を肉眼及び顕微鏡で観察し、その結果を表2
に示した。
【0019】
【表2】
【0020】実施例2 表3に示す含フッ素ケトン95重量%とアルコール[メ
タノール(MeOH)エタノール(EtOH)又はイソ
プロパノール(iPrOH)]5重量%との混合物を用
いて付着水の除去試験を行った。予めよく脱脂洗浄した
ガラス板(30mm×20mm×1mm)を純水に1分
間浸漬し、次いで上記の混合物中に30秒間浸漬した。
取り出したガラス板を常温下で1分間放置して残存して
いた混合物を蒸発させた後、無水メタノール中に浸漬
し、そのメタノールの水分増加量をカールフィッシャー
水分計により測定した。一方、純水に浸漬しただけで上
記の混合物中に浸漬しなかった場合のメタノールの水分
増加量との比較及び肉眼、顕微鏡による表面状態の観察
から、付着水の除去状況(A;良好、B;やや良、C;
不良)を調べ、その結果を表3に示した。
【0021】
【表3】
0022
【発明の効果】本発明の含フッ素ケトンからなる溶剤
は、その含フッ素ケトンが塩素原子を含まないため、オ
ゾン層破壊の心配がなく、また、水素原子を含むため、
大気中の水酸基ラジカルとの反応性が高く、対流圏で分
解され易いため、温室効果が小さく、かつ、従来のCF
CやHCFCに替わる洗浄溶剤、水切り乾燥剤等として
有利に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒河 勇治 東京都文京区本郷2−40−17本郷若井ビル 6階 財団法人地球環境産業技術研究機構 新規冷媒等プロジェクト室内 (72)発明者 鈴田 哲也 東京都文京区本郷2−40−17本郷若井ビル 6階 財団法人地球環境産業技術研究機構 新規冷媒等プロジェクト室内 (72)発明者 村田 潤治 東京都文京区本郷2−40−17本郷若井ビル 6階 財団法人地球環境産業技術研究機構 新規冷媒等プロジェクト室内 (72)発明者 関屋 章 茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術院 物質工学工業技術研究所内 Fターム(参考) 4H003 DA12 DA14 DA15 DA16 DB02 DB03 DC04 ED28 ED30 FA03 FA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1)又は(2)で表される含フ
    ッ素ケトンからなる溶剤。 n−C49COC25 (1) (CH3)2CFCF2CF2COCH3 (2)
  2. 【請求項2】 下記式(1)または(2)で表される含
    フッ素ケトンと低級アルコールとからなる水切り乾燥溶
    剤。 n−C49COC25 (1) (CH3)2CFCF2CF2COCH3 (2)
  3. 【請求項3】 請求項1の溶剤を用いて物品表面に付着
    する汚れ又は水分を除去することを特徴とする物品表面
    の清浄化方法。
JP11098630A 1999-01-14 1999-04-06 溶剤およびそれを用いる物品表面の清浄化方法 Expired - Lifetime JP3141325B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11098630A JP3141325B2 (ja) 1999-01-14 1999-04-06 溶剤およびそれを用いる物品表面の清浄化方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-7390 1999-01-14
JP739099 1999-01-14
JP11098630A JP3141325B2 (ja) 1999-01-14 1999-04-06 溶剤およびそれを用いる物品表面の清浄化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000265197A true JP2000265197A (ja) 2000-09-26
JP3141325B2 JP3141325B2 (ja) 2001-03-05

Family

ID=26341677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11098630A Expired - Lifetime JP3141325B2 (ja) 1999-01-14 1999-04-06 溶剤およびそれを用いる物品表面の清浄化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3141325B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6394107B1 (en) * 2001-04-24 2002-05-28 3M Innovative Properties Company Use of fluorinated ketones as wet cleaning agents for vapor reactors and vapor reactor components
US6540930B2 (en) 2001-04-24 2003-04-01 3M Innovative Properties Company Use of perfluoroketones as vapor reactor cleaning, etching, and doping gases
US7385089B2 (en) 2005-12-23 2008-06-10 3M Innovative Properties Company Fluorochemical ketone compounds and processes for their use

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6394107B1 (en) * 2001-04-24 2002-05-28 3M Innovative Properties Company Use of fluorinated ketones as wet cleaning agents for vapor reactors and vapor reactor components
US6540930B2 (en) 2001-04-24 2003-04-01 3M Innovative Properties Company Use of perfluoroketones as vapor reactor cleaning, etching, and doping gases
US7385089B2 (en) 2005-12-23 2008-06-10 3M Innovative Properties Company Fluorochemical ketone compounds and processes for their use

Also Published As

Publication number Publication date
JP3141325B2 (ja) 2001-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112239704B (zh) 溶剂组合物、清洗方法和涂膜的形成方法
JP2010248443A (ja) 1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタンを含む共沸様組成物
WO1993009216A1 (fr) Composition de solvant nettoyant et procede de nettoyage
JPH08259995A (ja) 溶剤組成物
JPH08218098A (ja) オクタメチルトリシロキサンの共沸混合物を含む及び共沸混合物様組成物を含む組成物並びにこの組成物の使用方法
WO1993014184A1 (fr) Solvant de nettoyage et de sechage
JP2869432B2 (ja) 溶剤及びそれを用いる物品表面の清浄化方法
JP2809386B2 (ja) オクタメチルトリシロキサンとn−プロポキシプロパノールの共沸組成物及びこれを使用する物品表面洗浄方法
US5104564A (en) High-boiling hydrochlorofluorocarbon solvent blends
US6174850B1 (en) Cleaning or drying compositions based on 1,1,1,2,3,4,4,5,5,5-decafluoropentane
CN105524748A (zh) 电子元件清洁剂及其使用方法
JP3141325B2 (ja) 溶剤およびそれを用いる物品表面の清浄化方法
JP2952414B2 (ja) 溶剤及びそれを用いる物品表面の清浄化方法
JPH09508165A (ja) 洗浄溶剤及び脱脂溶剤としてのヒドロフルオロアルカン
JPH10324652A (ja) 含フッ素エーテルと塩素系有機溶剤からなる共沸及び共沸様組成物
JPH0551597A (ja) 共沸溶剤組成物
JP3209450B2 (ja) 洗浄用溶剤組成物
EP0444598A1 (en) Azeotropic solvent composition
JP2881191B2 (ja) 共沸及び共沸様組成物
JP2615385B2 (ja) 含フッ素エーテル及びアルコールからなる共沸様組成物
JPH06306392A (ja) 共沸及び共沸様組成物とその洗浄剤
JPH1192411A (ja) 含フッ素エーテルと塩化メチレンからなる共沸及び共沸様組成物
JPH06136388A (ja) 共沸及び共沸様組成物と洗浄剤
JP2821385B2 (ja) 含フッ素エーテル及び2−プロパノールからなる共沸様組成物
JPWO2006038655A1 (ja) 共沸様溶剤組成物および混合溶剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term