JP2000265403A - 鉄道レール用絶縁クリップ - Google Patents
鉄道レール用絶縁クリップInfo
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Abstract
金具に絶縁カバーを確実に取付けて一体化し、工事施工
時に絶縁手段の取付けを失念したり、脱落することがな
いようにする。 【解決手段】 レール1をタイプレート2に締結する金
具本体3のレール係合部4に絶縁カバー5を凹凸嵌合手
段6、7を介して取付ける。
Description
分岐器や伸縮継目の分野で使用され、特に電気的絶縁が
必要な箇所で用いられるレール用クリップに関する。
や伸縮継目においては、列車の運転制御等のためレール
に信号電流が流れているときに左右のレール間を電気的
に絶縁する必要がある。
1とタイプレート2間に絶縁板2′を挿入固着するとと
もにレール底部11とクリップ30のレール係合段部4
1との間に絶縁片10を挟み込むか、前記絶縁片10を
クリップ30へ仮止め程度に接着している。
て小さいうえに長期の敷設により埃等が付着して視認し
にくく、レールおよびその締結装置の解体・復旧工事時
に取付けを失念する可能性があり、また経年使用による
接着強度の低下のため脱落するおそれがあり、軌道短絡
事故の発生原因となる。
の発明は、金具本体に絶縁カバーを確実に取付けて一体
化し、工事施工時に絶縁手段の取付けを失念したり、脱
落することがないようにし、短絡事故を起こすことな
く、列車が安全運行できるようにし、しかも容易に製造
できるようにすることを課題とする。
1の発明の課題に加えてボルト・ナット締めにより楔状
片の一端若しくは両端でレールを押えるタイプの締結金
具やタイプレートに突設した係止片タイプの締結金具に
絶縁カバーをより確実に取付けることができるように
し、さらに請求項3の発明は単独のクリップで隣り合う
別個のレールを同時に絶縁かつ締結できるようにするこ
とを課題とする。
をタイプレートに締結する金具本体のレール係合部に絶
縁カバーを凹凸嵌合手段を介して取付けたことを特徴と
するものである。
ルをタイプレートに締結すれば、レールと金具本体間は
電気的に絶縁され、また金具本体と絶縁カバーとを凹凸
嵌合するだけで両部材を確実に一体化でき、取付けを失
念したり、脱落することがなく、短絡事故を防止し、安
全運行を遂行することができる。
絶縁カバーの構成およびレール係合部と絶縁カバーとを
凹凸嵌合する手段をこれ以上限定するものではないが、
請求項2の発明のように金具本体がボルトおよびナット
によりレール底部をタイプレートに定着させる楔状片で
あり、レール係合部が前記楔状片の一端に形成され、し
かもへ字状の係合段部を有し、絶縁カバーが前記レール
係合部の端面、上面および両側面に添接する形状の弾性
材からなり、凹凸嵌合手段が前記絶縁カバーの両側面に
一体形成した内向突起および前記金具本体の両側面に形
成した嵌合孔であること。および請求項3の発明のよう
に金具本体がボルトおよびナットにより隣り合う別個の
レール底部をタイプレートに定着させる楔状片であり、
レール係合部が前記楔状片の両端に形成され、しかもそ
れぞれへ字状の係合段部を有し、絶縁カバーが1対であ
り、前記各絶縁カバーが前記各レール係合部の端面、上
面および両側面に添接する形状の弾性材からなり、凹凸
嵌合手段が前記各絶縁カバーの両側面に一体形成した内
向突起および前記金具本体の両端部の両側面に形成した
嵌合孔であること。および請求項4の発明のように金具
本体がタイプレートに突設した係止片であり、レール係
合部が前記係止片に形成された断面へ字状の係合段部を
有し、絶縁カバーが前記レール係合部の端面、上面およ
び両側面に添接する形状の弾性材からなり、凹凸嵌合手
段が前記絶縁カバーの両側面に一体形成した内向突起お
よび前記金具本体の両側面に形成した嵌合孔であること
が好ましい。
て電気的絶縁を必要とする各種の締結金具への絶縁手段
の取付けの失念および脱落による短絡事故防止を図るこ
とができ、しかも弾性を有する絶縁カバーはへ字状の段
部のみならず、これを含むレール係合部の端面、上面、
両側面に確実に密着するとともに絶縁カバーに一体形成
した内向突起、つまり弾性を有する内向突起と前記嵌合
孔により絶縁カバーは金具本体に、より確実に一体化で
き、また金具本体に突起、絶縁カバーに嵌合孔を形成す
る場合に比べて製造が容易となり、さらには1種類の絶
縁カバーで3タイプの締結金具に共用でき、経済的にも
有効である。
示すものであり、シーサースクロッシングのような分岐
器および伸縮継目のレール締結構造で用いる。
斜端縁34の下面に沿って嵌挿脚30を突設し、傾斜端
縁34と平行にボルト挿通用の細長孔35を設け、内側
端面42を垂直面43とこれに連続するへ字状の係合段
部41にしてレール係合部4を形成し、金具本体3のレ
ール係合部4側の両側面に凹凸嵌合手段6としてそれぞ
れ茸状の嵌合孔61を形成する。また例えばナイロン6
のような弾性を有する絶縁材により絶縁カバー5を形成
する。この絶縁カバー5は上面板52、端面板53、両
側面板54、54を一体的に形成するもので、端面板5
3は垂直面53′とこれに連続するへ字状面55により
なり、上面板52は金具本体3の上面に、端面板53は
金具本体3の内側の端面42に、側面板54、54は金
具本体3の両側面にそれぞれ添接する形状を有し、各側
面板54から凹凸嵌合手段7として各嵌合孔61に嵌合
する茸状の内向突起71を一体的に突設する。
3、両側面板54、54を金具本体3に密着してレール
係合部4に被着するとともに内向突起71、71を嵌合
孔61、61に圧入すれば、各内向突起71の頭部7
1′は嵌合孔61の柄孔部61′で弾性変形した後、傘
孔部61″で復元方向に戻り、完全に凹凸嵌合する。前
記構成によると絶縁カバー5と金具本体3との接触面積
が従来例より遥かに大きく、しかも前記凹凸嵌合により
極めて確実に一体化して脱落するおそれがなく、また製
造も容易で好ましい。
を示すもので、シーサースクロッシングのような分岐器
のレール締結構造で用いる。鋼製の楔状片32よりなる
金具本体3中央にボルト挿通用の細長孔35を設け、傾
斜両端縁36、36に沿う両端面42′、42′をそれ
ぞれ垂直面43とこれに連続するへ字状の係合段部41
にしてレール係合部4を形成し、金具本体3の両レール
係合部4、4の両側面にそれぞれ茸状の嵌合孔61を形
成する。なお第2の実施の形態における絶縁カバー5の
構成、材質および金具本体3への取付法は第1の実施の
形態と同一であり、図5〜7に同一符号を付して重複説
明を省略する。第1の実施の形態との差異は絶縁カバー
5、5を1対、用い、金具本体3の両レール係合部4、
4にそれぞれ取付ける点である。
態を示すもので、シーサースクロッシングのような分岐
器および伸縮継目のレール締結構造で用いる。断面略コ
字状の鋼製の係止片33よりなる金具本体3の内端縁に
沿う内端面42″を垂直面43とこれに連続するへ字状
の係合段部41にしてレール係合部4を形成し、係止片
33の両側面にそれぞれ茸状の嵌合孔61を形成する。
なお第3の実施の形態における絶縁カバー5の構成、材
質および金具本体3への取付法は第1の実施の形態と同
一であり、図8〜10に同一符号を付して重複説明を省
略する。この第3の実施の形態における金具本体3はそ
の底部37をタイプレート2の嵌合溝21に埋設かつ溶
接により固着してタイプレート2に突設する。
鋼製のタイプレート2上に敷かれ、かつ接着された絶縁
板2′上にレール1を敷設した後、第1の実施の形態に
おいてはタイプレート2より突設したボルト8に細長孔
35を外挿するとともに嵌挿脚30をタイプレート2の
傾斜溝20に嵌挿し、また絶縁カバー5のへ字状面55
をレール底部11に当接し、楔状片31を図2において
上方へ叩いて嵌挿脚30を傾斜溝20に沿って進め、レ
ール係合部4によるレール底部11への押圧状況を確認
後、角座9′をボルト8に外挿し、しかる後ナット
9″、ナット9を螺着する。
細長孔35を外挿するとともに絶縁カバー5、5の各へ
字状面55を隣り合うレール1、1の各内側のレール底
部11に当接し、楔状片32を図6において下方へ叩い
て進め、レール係合部4、4によるレール底部11、1
1への押圧状況を確認後、第1の実施の形態同様、角座
9′を介してナット9″、9をボルト8に螺着する。
1を絶縁カバー5のへ字状面55に係止しつつ絶縁板
2′上に敷設する。
ル1とタイプレート2間には絶縁板2′が介在するとと
もに金具本体3がレール底部11に直接、接触すること
がなく、絶縁カバー5が接触してレール1と金具本体3
間は電気的に絶縁され、1枚のタイプレート2上に設置
された左右のレール間は電気的絶縁状態となり、短絡事
故を生じることがなく、列車の安全運行が遂行される。
に絶縁カバーの取付けを失念したり、脱落することがな
く、短絡事故を起こすことがなく、列車が安全運行する
ことができ、しかも容易に製造することができる。
の発明の効果に加えてボルト・ナット締めにより楔状片
の一端若しくは両端でレールを押えるタイプの締結金具
やタイプレートに突設する係止片タイプの締結金具に絶
縁カバーをより確実に取付けることができる。
クリップで隣り合う別個のレールを同時に絶縁かつ締結
でき、有効である。
部切欠き正面図である。
嵌合手段の拡大断面図である。
部切欠き正面図である。
る。
部切欠き正面図である。
る。
ある。
レート 3 金具本体 4 レール
係合部 5 絶縁カバー 6 凹凸嵌
合手段 7 凹凸嵌合手段 8 ボルト 9 ナット 11 レール
底部 31 楔状片 32 楔状
片 33 係止片 41 係合
段部 42 端面 61 嵌合
孔 71 内向突起
Claims (4)
- 【請求項1】 レールをタイプレートに締結する金具本
体のレール係合部に絶縁カバーを凹凸嵌合手段を介して
取付けたことを特徴とする鉄道レール用絶縁クリップ。 - 【請求項2】 金具本体がボルトおよびナットによりレ
ール底部をタイプレートに定着させる楔状片であり、レ
ール係合部が前記楔状片の一端に形成され、しかもへ字
状の係合段部を有し、絶縁カバーが前記レール係合部の
端面、上面および両側面に添接する形状の弾性材からな
り、凹凸嵌合手段が前記絶縁カバーの両側面に一体形成
した内向突起および前記金具本体の両側面に形成した嵌
合孔であることを特徴とする請求項1の鉄道レール用絶
縁クリップ。 - 【請求項3】 金具本体がボルトおよびナットにより隣
り合う別個のレール底部をタイプレートに定着させる楔
状片であり、レール係合部が前記楔状片の両端に形成さ
れ、しかもそれぞれへ字状の係合段部を有し、絶縁カバ
ーが1対であり、前記各絶縁カバーが前記各レール係合
部の端面、上面および両側面に添接する形状の弾性材か
らなり、凹凸嵌合手段が前記各絶縁カバーの両側面に一
体形成した内向突起および前記金具本体の両端部の両側
面に形成した嵌合孔であることを特徴とする請求項1の
鉄道レール用絶縁クリップ。 - 【請求項4】 金具本体がタイプレートに突設した係止
片であり、レール係合部が前記係止片に形成された断面
へ字状の係合段部を有し、絶縁カバーが前記レール係合
部の端面、上面および両側面に添接する形状の弾性材か
らなり、凹凸嵌合手段が前記絶縁カバーの両側面に一体
形成した内向突起および前記金具本体の両側面に形成し
た嵌合孔であることを特徴とする請求項1の鉄道レール
用絶縁クリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11404499A JP4079547B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 鉄道レール用絶縁クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11404499A JP4079547B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 鉄道レール用絶縁クリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000265403A true JP2000265403A (ja) | 2000-09-26 |
| JP4079547B2 JP4079547B2 (ja) | 2008-04-23 |
Family
ID=14627635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11404499A Expired - Lifetime JP4079547B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 鉄道レール用絶縁クリップ |
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- 1999-03-17 JP JP11404499A patent/JP4079547B2/ja not_active Expired - Lifetime
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