JP2000265826A - 燃焼式ヒータを有する内燃機関 - Google Patents
燃焼式ヒータを有する内燃機関Info
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- JP2000265826A JP2000265826A JP11067504A JP6750499A JP2000265826A JP 2000265826 A JP2000265826 A JP 2000265826A JP 11067504 A JP11067504 A JP 11067504A JP 6750499 A JP6750499 A JP 6750499A JP 2000265826 A JP2000265826 A JP 2000265826A
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Abstract
ンジン始動時に排気ガスのHCエミッションが悪化する
のを防止する。 【解決手段】 エンジン始動時に、燃焼式ヒータ91の
燃焼ガスを、HC吸着剤38と触媒コンバータ39との
間の排気通路42に導入し、触媒コンバータ39を暖機
する。触媒コンバータ39の暖機が完了する前は、エン
ジン本体3から出る排気ガスの温度も低く、この排気ガ
ス中のHCは触媒コンバータ39の上流に配置されたH
C吸着剤38に吸着される。排気ガス温度の上昇に伴い
HC吸着剤38の温度が上昇して、HC吸着剤38がH
C脱離温度に達すると吸着されていたHCがHC吸着剤
38から脱離するが、その時には触媒コンバータ39も
触媒活性温度に達しているので、HC吸着剤38から脱
離したHCは触媒コンバータ39によって浄化される。
Description
する内燃機関に関し、詳しくは、冷却水や吸気あるいは
排気等の機関関連要素を昇温させて内燃機関の低温始動
性の向上、暖機促進,車室内暖房装置の性能向上、排気
ガス浄化装置の暖機促進等を図る燃焼式ヒータを有する
内燃機関に関する。
ンジンやリーンバーンエンジンその他の希薄燃焼式エン
ジンは、通常のガソリンエンジンに比べて発熱量が少な
い。そこで、希薄燃焼式エンジンには、特に寒冷時にお
ける暖機促進や車室内暖房装置の性能向上等を目的とし
て燃焼式ヒータが備えられることが多い。
ータの燃焼室で燃料を燃焼した際に生じる燃焼ガスの熱
を、燃焼室の周囲を流通せしめられる熱媒体(例えば、
水)で吸収して熱媒体を加熱し、この加熱された熱媒体
を、機関本体のウォータジャケットや車室暖房用のヒー
タコアその他の必要箇所に送ることにより、これら必要
箇所を昇温する。
の燃焼式ヒータを有する内燃機関が開示されている。こ
の公報に記載の技術では、内燃機関の吸気管を流れる吸
気の一部を燃焼式ヒータの燃焼用空気として燃焼式ヒー
タの空気取入口から導入し、導入した燃焼用空気を送風
ファンで燃焼式ヒータの燃焼室に圧送し、燃焼室に供給
される燃料と混合し、その混合気を燃焼して生じた燃焼
ガスを燃焼ガス排出口から触媒コンバータ上流の排気通
路に排出し、燃焼ガスを機関から排出される排気ガスと
ともに触媒コンバータによって浄化するようにしてい
る。なお、前記公報では燃焼ガスを排気通路に導入する
目的を燃焼ガスの浄化としているが、燃焼ガスを排気通
路に導入する目的はこれに限るものではなく、例えば触
媒の昇温等種々の目的がある。
排気ガス浄化システムにおいては、内燃機関の始動時の
HC排出を防止すべく、触媒コンバータの上流にHC吸
着剤を設置する場合がある。これは、内燃機関の始動時
には排気ガス温度が低いため触媒コンバータも触媒活性
温度に達しないので、その間は上流のHC吸着剤でHC
を吸着し、触媒暖機後にHC吸着剤から脱離するHCを
含めて触媒コンバータで排気ガスを浄化処理せんとする
ものである。
バータの触媒暖機を行うために排気ガス温度を昇温する
と、触媒コンバータの上流に配置したHC吸着剤も昇温
することから、下流の触媒コンバータが活性温度に達す
る前にHC吸着剤からHCが脱離してしまい、排気ガス
のHCエミッションの悪化が生じる。
たものであり、本発明が解決しようとする課題は、HC
エミッションの悪化防止を図ることができる燃焼式ヒー
タを有する内燃機関を提供することにある。
するために、以下の手段を採用した。本発明は、内燃機
関の吸気通路から燃焼用空気を導入して燃料と混合し、
その混合気を燃焼室で燃焼して生じた燃焼ガスが持つ熱
を利用して機関関連要素を昇温する燃焼式ヒータを有す
る内燃機関において、内燃機関の排気通路に設けられた
HC吸着剤と、前記HC吸着剤よりも下流の前記排気通
路に設けられたNOx触媒と、内燃機関の気筒を迂回し
て前記燃焼ガスを前記HC吸着剤と前記NOx触媒との
間に導入する燃焼ガス排出通路と、を備えたことを特徴
とする。
時に、燃焼式ヒータの燃焼ガスを、HC吸着剤とNOx
触媒の間に導入し、燃焼ガスが持つ熱をNOx触媒の暖
機に利用する。NOx触媒の暖機が完了する前は、内燃
機関から出る排気ガスの温度も低く、この排気ガス中の
HCはHC吸着剤に吸着される。内燃機関の始動からの
時間経過にしたがって排気ガス温度が上昇し、これとと
もにHC吸着剤の温度が上昇する。HC吸着剤は、その
温度がHC脱離温度に達するまでは排気ガス中のHCを
吸着し続け、HC脱離温度に達すると吸着していたHC
を脱離する。しかしながら、HC吸着剤からHCが脱離
する頃には、NOx触媒の暖機が完了しておりNOx触媒
は触媒活性温度に達しているので、HC吸着剤から脱離
したHCはNOx触媒によって浄化される。
燃焼式ヒータの燃焼ガスを導入する内燃機関本体や、排
気通路に設けられた排気ガス浄化手段としてのNOx触
媒等のことである。
に達するまでは炭化水素(HC)を吸着し、前記HC脱
離温度に達すると吸着したHCを脱離する性質を有する
ものであり、例えばゼオライトなどの多孔体で構成する
ことができ、さらにゼオライト等の担体に酸化触媒等の
触媒を坦持して構成することも可能である。
還元型NOx触媒を例示することができる。ここで、選
択還元型NOx触媒とは、酸素過剰の雰囲気で炭化水素
の存在下でNOxを還元または分解する触媒をいい、ゼ
オライトにCu等の遷移金属をイオン交換して担持した
触媒、ゼオライトまたはアルミナに貴金属を担持した触
媒、等が含まれる。
ガスの空燃比がリーンのときはNOxを吸収し、流入排
気ガス中の酸素濃度が低下すると吸収したNOxを放出
しN2に還元する触媒であり、例えばアルミナを担体と
し、この担体上に例えばカリウムK、ナトリウムNa、
リチウムLi、セシウムCsのようなアルカリ金属、バ
リウムBa、カルシウムCaのようなアルカリ土類、ラ
ンタンLa、イットリウムYのような希土類から選ばれ
た少なくとも一つと、白金Ptのような貴金属とを担持
して構成することができる。
関においては、前記吸気通路の吸気を昇圧する過給機
と、前記過給機により昇圧された吸気を前記燃焼用空気
として導入する空気供給路と、を備えることができる。
このようにすると、排気ガスの圧力が高いときにも、燃
焼ガスヒータの燃焼ガスを排気通路に導入することが可
能になる。
所よりも下流の前記吸気通路と前記燃焼ガス排出通路と
を、燃焼ガスを排気通路と吸気通路のいずれに導入する
か選択的に切り換え可能な燃焼ガス経路切換手段を介し
て接続することができる。このようにすると、燃焼ガス
経路切換手段により燃焼ガスの経路を切り換えることが
でき、その切り換えによって燃焼ガスを吸気通路に導入
して吸気系の機関関連要素を昇温したり、燃焼ガスを排
気通路に導入して排気系の機関関連要素を昇温したりす
ることができる。
を有する内燃機関の一実施の形態について図1から図3
の図面を参照して説明する。
ルエンジンまたはガソリン直噴リーンバーンエンジンで
ある。エンジン1は、図1にその全体構造を概略示すよ
うに、機関冷却水を含む図示しないウォータジャケット
を備えたエンジン本体3と、エンジン本体3の図示しな
い複数の気筒内に燃焼に必要な空気を送り込む吸気装置
5と、この吸気装置5を経て前記気筒に送られる空気と
気筒内に噴射供給される機関燃料とからなる混合気が燃
焼室で燃焼後、気筒から出る排気ガスを大気中に放出す
る排気装置7と、排気装置7から吸気装置5に向けて排
気ガスを再循環させることで窒素酸化物の発生を抑制す
る排気再循環装置としてのEGR装置8と、エンジン1
とは別に燃料を燃焼しその時に発生する燃焼ガスの熱に
より機関関連要素を昇温する燃焼式ヒータ91と、エン
ジン搭載車輌の室内温度を高める車室内暖房装置である
ヒータコア10と、エンジン全体を制御するエンジン制
御装置であるECU11とを有する。
リーナ13を始端としエンジン本体3の図示しない吸気
ポートを終端とする吸気通路14を有する。吸気通路1
4には、前記エアクリーナ13と前記吸気ポートとの間
に、ターボチャージャ(過給機)15のコンプレッサ1
5a,コンプレッサ15aを作動した場合に生ずる圧縮
熱により昇温した吸気温を冷却するインタークーラ1
9,吸入分岐管であるインテークマニホールド22を順
次配置してある。また、インタークーラ19とインテー
クマニホールド22との間には吸気通路14を流れる吸
気の量を制御する吸気絞り弁51を設置してある。吸気
通路14のうちインタークーラ19と吸気絞り弁51と
の間には、前記燃焼式ヒータ91を取り付けてある。
しない排気ポートを始端とし図示しないマフラを終端と
する排気通路42を有する。排気通路42には、前記排
気ポートと前記マフラとの間に、排気分岐管であるエキ
ゾーストマニホールド28,ターボチャージャ15のタ
ービン15b,排気ガス浄化装置であるHC吸着剤38
及び触媒コンバータ39を順次配置してある。
温度に達するまでは炭化水素(HC)を吸着し、前記H
C脱離温度に達すると吸着したHCを脱離する性質を有
するものであり、例えばゼオライトなどの多孔体で構成
することができる。尚、HC脱離温度はHC吸着剤38
の構成によって異なる。触媒コンバータ39には、選択
還元型NOx触媒あるいは吸蔵還元型NOx触媒などのN
Ox触媒が収容されている。
通路42とを結びエンジン本体3をバイパスするととも
に排気ポートから出た排気ガスを吸気側に向けて戻すE
GR通路81と、EGR通路81を流れる排気ガスの量
を制御するEGR弁30とを有する。
いる燃料と同じ燃料を燃焼して発生する燃焼ガスを吸気
通路14に導入することで、燃焼ガスが有する熱を利用
して吸気装置5を流れる吸気を昇温することができるヒ
ータである。燃焼式ヒータ91によって昇温された吸気
は、燃焼ガスを含んだ状態で前記気筒に向けて吸気通路
14を流れる。
が有する熱で機関冷却水を暖めるようになっており、暖
められた機関冷却水は、ヒータコア10やエンジン本体
3等の昇温の必要な箇所に送られ、当該昇温必要箇所の
温度を高める(図面ではヒータコア10とエンジン本体
3のみ昇温必要箇所として示す。)。そして、前記昇温
必要箇所に燃焼式ヒータ91で暖めた機関冷却水を送れ
るように、エンジン1には熱媒体循環路Wを設けてあ
る。
燃焼式ヒータ91とを結びエンジン本体3のウォータジ
ャケットから燃焼式ヒータ91に機関冷却水を導く冷却
水導入路W1と、燃焼式ヒータ91で暖められた機関冷
却水をヒータコア10に導く冷却水排出路W2と、ヒー
タコア10から出てきた機関冷却水をエンジン本体3の
ウォータジャケットに戻す冷却水排出路W3とを有す
る。また、冷却水導入路W1には電動ウォータポンプ5
0を設けてあり、図示しないエンジン内蔵のウォータポ
ンプによる冷却水の循環に加え、この電動ウォータポン
プ50が作動することによって前記熱媒体循環路W内を
機関冷却水が循環することが促進される。
について、図1〜図3を参照しながら説明する。燃焼式
ヒータ91は、その内部に、前記冷却水導入路W1と前
記冷却水排出路W2とに連通して熱媒体循環路Wの一部
となっているヒータ内部冷却水通路37を有する。
導入路W1と接続する冷却水導入口37aと、前記冷却
水排出路W2と接続する冷却水排出口37bとを有す
る。また、ヒータ内部冷却水通路37は、燃焼式ヒータ
91の燃焼室48の周りを巡回するように形成してあ
る。
焼源としての燃焼筒40と、燃焼筒40を覆うことで火
炎Fが外部に漏れないようにするカップ形状の隔壁41
とからなる。燃焼筒40を隔壁41で覆うことにより、
燃焼室48が隔壁41内に画される。そして、前記隔壁
41も燃焼式ヒータ91の外壁43で覆われている。
状の隙間を設けてあり、この隙間が前記ヒータ内部冷却
水通路37として機能する。このヒータ内部冷却水通路
37内を機関冷却水が流れる間に、機関冷却水は燃焼室
48から受熱する。つまり機関冷却水は、燃焼室48内
の高熱な燃焼ガスとの間で熱交換をして昇温する。
て空気の出入りを行う空気流通口を有する。すなわち燃
焼室48は、空気流通口として、燃焼室48に燃焼用空
気を入れる空気供給口62と、燃焼ガスを燃焼室48か
ら排出する燃焼ガス排出口63,65とを有する。そし
て、空気供給口62は、燃焼室48において火炎Fが燃
焼筒40から出る側と反対側に位置し、燃焼ガス排出口
63は、燃焼室48において燃焼筒40の基端部近傍に
設けてある。
焼筒40から出る側にあって、火炎Fに対向して隔壁4
1および外壁43に連通して設けてある。燃焼ガス排出
口63と65とは燃焼式ヒータ91の長手方向に並行に
延びる連結管74を介して連結されている。そして、こ
れら空気供給口62および燃焼ガス排出口63,65
は、いずれも吸気通路14に通じている。すなわち、空
気供給口62は、吸気通路14から燃焼式ヒータ91に
燃焼用空気を供給する空気供給管(空気供給路)71を
介して吸気通路14と通じており、燃焼ガス排出口6
3,65は、連結管74、及び、燃焼ガスを燃焼式ヒー
タ91から吸気通路14に排出する燃焼ガス排出管73
を介して、吸気通路14と通じている。
接続箇所C1と、燃焼ガス排出管73と吸気通路14と
の接続箇所C2とは近接しており、接続箇所C2の方が
C1よりも下流にある。また、接続箇所C1およびC2
は共に前記吸気絞り弁51よりも上流でかつインターク
ーラ19よりも下流に位置する。
排出口65を開閉制御する弁装置78を備えており、弁
装置78を介して燃焼式ヒータ91と接続されている。
弁装置78は、その内部に燃焼ガス排出口65を開閉す
る弁体80を有する弁室79を有している。弁室79は
二つの開口79a,79bを有し、これらの開口79
a,79bは、それぞれ燃焼ガス排出口65,燃焼ガス
排出管73と連通している。
ュエータ82を有する。このアクチュエータ82によっ
て弁体80が作動すると、開口79aが開閉され、これ
によって燃焼ガス排出口65が開閉する。
のポート(第1,第2,第3ポート)を有する三方切換
弁(燃焼ガス経路切換手段)86が取り付けられてい
る。三方切換弁86の第1ポートは弁装置78に連なる
燃焼ガス排出管73に接続され、第2ポートは吸気通路
14に連なる燃焼ガス排出管73に接続され、第3ポー
トはエンジン本体3をバイパスする(即ち、エンジン本
体3の気筒をバイパスする)分岐管84に接続されてお
り、分岐管84は、HC吸着剤38と触媒コンバータ3
9の間の排気通路42(接続個所C3)に接続されてい
る。
4に向けて流すか、または分岐管84に向けて流すかを
選択的に切り替える切換え弁である。三方切換弁86の
作動によって、燃焼ガスを吸気通路14または排気通路
42のいずれに導入するかが決定される。
うに燃焼筒40に外部から燃料を導入する燃料導入通路
88を接続してある。燃料導入通路88は燃料ポンプ8
9と接続してあり、燃料ポンプ89のポンプ圧を受けて
燃料導入通路88から燃焼筒40に燃料が吐出する。さ
らに、燃焼筒40は、燃料導入通路88によって供給さ
れた燃料に着火するグロープラグ(図示せず)を有す
る。
は、燃焼筒40のうち火炎Fの出る側と反対側に、駆動
源としてのモータ92を有する送風用の回転ファン90
を内包したハウジング93を取付けてある。
れるための空気取入口95を有し、この空気取入口95
に前記空気供給管71を接続してある。また、ハウジン
グ93は、その内部空間Sが前記空気供給口62と通じ
ている。よって、空気供給口62は、内部空間Sを介し
て間接的に空気供給管71に接続されている。
を回転すると、空気供給管71を経由して前記吸気通路
14からハウジング93内に空気が導入される。このハ
ウジング93に導かれた空気は、前記内部空間Sを経
て、前記空気供給口62から燃焼筒40に燃焼用空気と
して供給される。そして、この燃焼用空気によって燃料
を燃焼した後の燃焼ガスは、その後、燃焼式ヒータ91
から燃焼ガス排出管73を経由して、前記のごとく吸気
通路14または排気通路42に導入される。吸気通路1
4または排気通路42に導入される燃焼ガスの量、即ち
燃焼筒40に導入される空気の量は、前記回転ファン9
0のファン回転数によって決まる。すなわち、ファン回
転数が多いほど風量が多くなり、ファン回転数に比例し
た量の空気が燃焼筒40に導入され、燃焼後に燃焼ガス
となって燃焼式ヒータ91から排出される。回転ファン
90の回転数は、ECU11によりモータ92を制御す
ることで決まる。
相互に接続された、中央処理制御装置CPU、読み出し
専用メモリROM、ランダムアクセスメモリRAM、入
力インタフェース回路、出力インタフェース回路等から
構成されている。そして、前記入力インタフェース回路
には各種のセンサが電気配線を介して接続され、前記出
力インタフェース回路には、EGR弁30,電動ウォー
タポンプ50,燃焼筒40のグロープラグ,弁装置7
8,三方切換弁86,燃料ポンプ89,モータ92等が
電気配線を介して接続されている。
センサとしては、吸気通路14に取り付けられるエアフ
ローメータ,触媒コンバータ39に取り付けられる触媒
温度センサ、ウォータジャケットに含まれる冷却水の温
度を検出する水温センサ,アクセルペダルもしくはアク
セルペダルと連動して動作するアクセルレバー等に取り
付けられたアクセルポジションセンサ、イグニッション
スイッチ、スタータスイッチ等を例示できる。これらセ
ンサは、検出した検出値に相当する電気信号を出力して
ECU11に送る。なお、例示したこれらの各種センサ
は図示を省略してある。
信号値に基づいてエンジン1の運転状態を判定する。そ
して、その判定結果に基づいて燃料噴射制御等を行うと
ともに、燃焼式ヒータ91の制御を行う。
は、エンジン始動時には、エンジン1の始動直後に、図
3に示すように、弁装置78の作動によって弁体80を
開いて、開口79aを開き、これにより燃焼ガス排出口
65を開通し、さらに、三方切換弁86を制御して吸気
通路14側を閉鎖し分岐管84を開通する。
が回転し吸気通路14内を流れる吸気の一部を空気供給
管71を介して燃焼式ヒータ91の燃焼筒40へ供給す
る。また、前記燃料ポンプ89が燃料タンク(図示せ
ず)内の燃料を吸い上げてこの燃料を燃料導入通路88
から燃焼筒40へ供給する。
され、回転ファン90によって燃焼筒40に供給された
吸気と燃料導入通路88から燃焼筒40に供給された燃
料とからなる混合気が、前記グロープラグによって着火
され、燃焼筒40内で火炎Fを生じて燃焼が開始する。
回転ファン90が回転することにより生ずる気流によっ
て燃焼室48を燃焼ガス排出口65へ向けて流れる。そ
して、燃焼ガスの大部分は、燃焼ガス排出口65を通
り、さらに弁装置78の前記開口79aを経由して燃焼
ガス排出管73へ排出される(図3の実線矢印a4参
照)。
れる燃焼ガスは機関冷却水との熱交換により冷却される
が、燃焼ガス排出口65を経由して流れる燃焼ガスは機
関冷却水との熱交換が殆ど行われない。このため、燃焼
ガス排出口65から排出された燃焼ガスは、燃焼ガス排
出口63から排出された燃焼ガスに比べてかなり高温で
ある。
焼ガス排出管73に排出された高温の燃焼ガスは三方切
換弁86に至る。三方切換弁86では吸気通路14側が
閉鎖され分岐管84側が開通しているので、燃焼ガスは
分岐管84へ流れて触媒コンバータ39の上流の接続個
所C3から排気通路42へ出る(図1において破線矢印
参照)。なお、この実施の形態では、燃焼ガス排出管7
3のうち弁装置78と三方切換弁86とを接続する部分
と分岐管84は、燃焼ガス排出通路を構成する。
燃焼式ヒータ91の燃焼ガスは、ここでエンジン本体3
から排出され排気通路42を流れてきた排気ガスと混ざ
り、結果的に排気ガスを昇温して、排気ガスとともに触
媒コンバータ39に流入してこれを昇温する。
された高温の燃焼ガスを排気通路42における触媒コン
バータ39の上流の接続箇所C3へ供給することによ
り、触媒コンバータ39を早期に暖機することができ
る。
ン本体3から排出される排気ガスの温度が低く、触媒コ
ンバータ39も触媒活性温度に達していないが、この時
には排気ガス中に含まれるHCはHC吸着剤38に吸着
されるので、HC濃度の低い排気ガスとして大気に排出
することができる。
とともに排気ガス温度は上昇していくが、HC吸着剤3
8がHC脱離温度(例えば180゜C)に達するまで
は、HC吸着剤38によるHCの吸着が続く。
吸着剤38の温度が上昇し、HC吸着剤38の温度が前
記HC脱離温度に達すると、吸着されていたHCがHC
吸着剤38から脱離する。このときには、既に、燃焼式
ヒータ91の燃焼ガスにより触媒コンバータ39の暖機
が完了しており、触媒コンバータ39は触媒活性温度に
達しているので、HC吸着剤38から脱離したHCは触
媒コンバータ39において燃焼したりNOxの還元に供
されることになる。
をHC吸着剤38と触媒コンバータ39の間に導入する
ことによって、触媒コンバータ39の暖機中も暖機後も
排気ガスのHCエミッションが悪化することがなく、き
れいな排気ガスを大気に排出することができる。
バータ39の上流の排気通路42内の排気ガス圧力が高
くなるが、燃焼式ヒータ91の燃焼用空気をターボチャ
ージャ15のコンプレッサ15aの下流から吸入してい
る結果、ターボチャージャ15の過給圧を利用して燃焼
式ヒータ91の燃焼ガス圧力を接続個所C3における排
気通路42内の排気ガス圧力よりも高くできるので、エ
ンジン1の運転中も燃焼式ヒータ91の燃焼ガスを触媒
コンバータ39の上流の排気通路42へ排出することが
できる。また、ターボチャージャ15による過給時にも
燃焼式ヒータ91の燃焼筒40内に排気ガスの逆流が発
生せず、逆火による失火を防止することができる。
焼ガスは、ターボチャージャ15のタービン15bの下
流であってHC吸着剤38と触媒コンバータ39の間の
排気通路42に流れ出ることから、ターボチャージャ1
5及びエキゾーストマニホールド28、HC吸着剤38
等を流れず、これらにおいて冷却されることがないの
で、冷却されない分だけ高温な燃焼ガスを触媒コンバー
タ39の加熱に利用でき、触媒暖機を効率的に行うこと
ができる。
燃焼ガスは、ターボチャージャ15のコンプレッサ15
a及びインタークーラ19を流れないので、これらの熱
害も防止することができる。
バータ39を活性温度まで昇温する、所謂触媒コンバー
タ39のプレヒートを実行する場合にも、前述したエン
ジン1の始動時における触媒コンバータ39の暖機と同
様に、弁装置78の作動によって弁体80を開いて燃焼
ガス排出口65を開通し、三方切換弁86の吸気通路1
4側を閉鎖して分岐管84を開通し、燃焼式ヒータ91
の燃焼ガスをHC吸着剤38と触媒コンバータ39の間
に導入することにより、実行することができる。
ータを働かせる場合等のように通常の使用時には、図2
に示すように、前記弁装置78の作動によって弁体80
を閉じて、燃焼ガス排出口65を閉鎖し、さらに三方切
換弁86を制御して分岐管84を閉鎖し吸気通路14側
を開通する。
より、吸気通路14を流れる吸気の一部を空気供給管7
1を介して燃焼式ヒータ91の燃焼筒40へ導入する。
また、前記燃料ポンプ89を作動して燃料を燃料導入通
路88から燃焼筒40へ吐出する。更に電動ウォータポ
ンプ50を作動することでエンジン1のウォータジャケ
ット内の機関冷却水を燃焼式ヒータ91のヒータ内部冷
却水通路37へ圧送する。
され、回転ファン90によって燃焼筒40に供給された
吸気と燃料導入通路88から燃焼筒40に供給された燃
料とからなる混合気が、前記グロープラグによって着火
され、燃焼筒40内で火炎Fを生じて燃焼が開始する。
転ファン90が回転することで生ずる気流によって燃焼
室48を燃焼ガス排出口63へ向けて流れ、さらに連結
管74を通って燃焼ガス排出管73に排出される(図2
の実線矢印a3参照)。
ォータポンプ50により、前記ウォータジャケットから
冷却水導入路W1を経由して燃焼式ヒータ91のヒータ
内部冷却水通路37に圧送された機関冷却水は、ヒータ
内部冷却水通路37を前記隔壁41の外面全体に亘って
巡回するようにして流れ、その間に燃焼ガスの熱を吸収
して上昇する。換言すれば、ヒータ内部冷却水通路37
の全域で機関冷却水と燃焼ガスとの間で熱交換が為され
る。
冷却水は、ヒータ内部冷却水通路37から冷却水排出路
W2を通ってヒータコア10に導入され、ヒータコア1
0から出た機関冷却水は冷却水排出路W3に排出され、
エンジン本体3のウォータジャケットに戻る(図2の破
線矢印、及び図1の破線参照)。なお、前記ヒータコア
10では、機関冷却水が持つ熱の一部が暖房用空気との
間で熱交換され、暖房用空気が昇温する。この結果、車
輌室内に温風が出る。
められて高熱になった機関冷却水が、エンジン本体3の
ウォータジャケットやヒータコア10へ流れ、その結
果、内燃機関の暖機促進や始動性の向上、ヒータコア1
0の性能等が向上する。
焼ガスは、三方切換弁86を通って吸気通路14へ戻さ
れ、燃焼式ヒータ91に導入されなかった吸気とともに
エンジン本体3の燃焼室に供給され、図示しない燃料噴
射弁から噴射される燃料と混合気を形成して燃焼に供さ
れる(図1において実線矢印参照)。その際、エンジン
本体3の燃焼室には、燃焼式ヒータ91において冷却水
との熱交換が行われて温度が低くなった燃焼ガスが供給
されるため、高温の吸気を長時間吸入することによるエ
ンジン1の熱害が防止される。さらに、CO2濃度が比
較的に高い燃焼ガスをエンジン本体3の燃焼室へ少量供
給することにより、エンジン本体3の燃焼室における燃
焼により発生するNOx量を効率的に低減することがで
きる。また、燃焼式ヒータ91から排出される燃焼ガス
をエンジン本体3の燃焼室で再燃焼することになり、そ
の上、エンジン本体3の燃焼室から排出される排気ガス
は触媒コンバータ39で浄化されるので、燃焼式ヒータ
91から排出される燃焼ガスを浄化してから外気に放出
することができる。
燃焼ガスは、インタークーラ19の下流の吸気通路14
に流れ出ることから、ターボチャージャ15のコンプレ
ッサ15a及びインタークーラ19には流れ込まないの
で、これらの熱害も防止される。
や、触媒コンバータ39をSOx被毒やSOF被毒から
回復させる処理(以下、これを被毒回復処理と称す)を
行う時や、触媒コンバータ39に対する還元処理時等に
おいて、触媒コンバータ39を昇温させる必要が生じた
場合には、図3に示すように、弁装置78の作動によっ
て弁体80が開口79aを開き、これにより燃焼ガス排
出口65を開通し、さらに、三方切換弁86を制御して
吸気通路14側を閉鎖する。
を回転し吸気通路14内を流れる吸気の一部を燃焼式ヒ
ータ91の燃焼筒40へ供給する。また、前記燃料ポン
プ89を作動して燃料を燃料導入通路88から燃焼筒4
0へ供給する。
され、回転ファン90によって燃焼筒40に供給された
吸気と燃料導入通路88から燃焼筒40内に供給された
燃料とからなる混合気が、前記グロープラグによって着
火され燃焼筒40内で燃焼される。
回転ファン90が回転することにより生ずる気流によっ
て燃焼室48を燃焼ガス排出口65へ向けて流れる。そ
して、燃焼ガスの大部分は、燃焼ガス排出口65を通
り、さらに弁装置78の前記開口79aを経由して燃焼
ガス排出管73へ排出される(図3の実線矢印a4参
照)。
ガスは機関冷却水との熱交換が殆ど行われないので、燃
焼ガス排出口63から排出される燃焼ガスに比べてかな
り高温である。
86に至り、三方切換弁86では吸気通路14側が閉鎖
され分岐管84側が開通しているので、分岐管84へ流
れて触媒コンバータ39の上流の接続個所C3から排気
通路42へ出る(図1において破線矢印参照)。
燃焼式ヒータ91の燃焼ガスは、ここでエンジン本体3
から排出され排気通路42を流れてきた排気ガスと混ざ
り、結果的に排気ガスを昇温して、排気ガスとともに触
媒コンバータ39に流入してこれを昇温する。
された高温の燃焼ガスを排気通路42における触媒コン
バータ39の上流の接続箇所C3へ供給することによ
り、触媒コンバータ39を早期に且つ高温に昇温するこ
とができる。
バータ39の上流の排気通路42内の排気ガス圧力が高
くなるが、燃焼式ヒータ91の燃焼用空気をターボチャ
ージャ15のコンプレッサ15aの下流から吸入してい
る結果、ターボチャージャ15の過給圧を利用して燃焼
式ヒータ91の燃焼ガス圧力を接続個所C3における排
気通路42内の排気ガス圧力よりも高くできるので、エ
ンジン1の運転中も燃焼式ヒータ91の燃焼ガスを触媒
コンバータ39の上流の排気通路42へ排出することが
できる。また、ターボチャージャ15による過給時にも
燃焼式ヒータ91の燃焼筒40内に排気ガスの逆流が発
生せず、逆火による失火を防止することができる。
焼ガスは、ターボチャージャ15のタービン15bの下
流であってHC吸着剤38と触媒コンバータ39の間の
排気通路42に流れ出ることから、ターボチャージャ1
5及びエキゾーストマニホールド28、HC吸着剤38
等を流れず、これらにおいて冷却されることがないの
で、冷却されない分だけ高温な燃焼ガスを触媒コンバー
タ39の加熱に利用でき、触媒温度の高温化を効率的に
行うことができる。
燃焼ガスは、ターボチャージャ15のコンプレッサ15
a及びインタークーラ19を流れないので、これらの熱
害も防止することができる。
式ヒータを有する内燃機関によれば、燃焼式ヒータの燃
焼ガスをHC吸着剤とNOx触媒との間に導入すること
ができるので、触媒暖機中においても触媒暖機後におい
ても、排気ガスのHCエミッションの悪化を防止するこ
とができ、HC濃度の低い排気ガスとして排出すること
ができる。
一実施の形態の概略構成図
Claims (3)
- 【請求項1】 内燃機関の吸気通路から燃焼用空気を導
入して燃料と混合し、その混合気を燃焼室で燃焼して生
じた燃焼ガスが持つ熱を利用して機関関連要素を昇温す
る燃焼式ヒータを有する内燃機関において、 内燃機関の排気通路に設けられたHC吸着剤と、 前記HC吸着剤よりも下流の前記排気通路に設けられた
NOx触媒と、 内燃機関の気筒を迂回して前記燃焼ガスを前記HC吸着
剤と前記NOx触媒との間に導入する燃焼ガス排出通路
と、 を備えたことを特徴とする燃焼式ヒータを有する内燃機
関。 - 【請求項2】 前記吸気通路の吸気を昇圧する過給機
と、前記過給機により昇圧された吸気を前記燃焼用空気
として導入する空気供給路と、を備えたことを特徴とす
る請求項1に記載の燃焼式ヒータを有する内燃機関。 - 【請求項3】 前記空気供給路との接続個所よりも下流
の前記吸気通路と前記燃焼ガス排出通路が、燃焼ガスを
排気通路と吸気通路のいずれに導入するか選択的に切り
換え可能な燃焼ガス経路切換手段を介して接続されてい
ることを特徴とする請求項2に記載の燃焼式ヒータを有
する内燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06750499A JP3531518B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 燃焼式ヒータを有する内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000265826A true JP2000265826A (ja) | 2000-09-26 |
| JP3531518B2 JP3531518B2 (ja) | 2004-05-31 |
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| JP06750499A Expired - Fee Related JP3531518B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 燃焼式ヒータを有する内燃機関 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP3531518B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024511151A (ja) * | 2021-03-25 | 2024-03-12 | メルセデス・ベンツ グループ アクチェンゲゼルシャフト | 自動車のためのバーナー |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP06750499A patent/JP3531518B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2024511151A (ja) * | 2021-03-25 | 2024-03-12 | メルセデス・ベンツ グループ アクチェンゲゼルシャフト | 自動車のためのバーナー |
| JP7728353B2 (ja) | 2021-03-25 | 2025-08-22 | メルセデス・ベンツ グループ アクチェンゲゼルシャフト | 自動車のためのバーナー |
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| JP3531518B2 (ja) | 2004-05-31 |
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